JP4213414B2 - 機能の実現方法及び装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、機能の実現に関する。特に、本発明はタッチ・パネル式キーを用いた機能の実現に関するものであるが、必ずしもこれに限定されるものではない。
【0002】
【従来の技術】
現在のPDAデバイスのほとんどでは、入力方式としてタッチ・パネル式ディスプレイと手書き認識とが利用されている。しかし、この方式は複数の欠点を伴い、多くのユーザーには従来方式の標準キーボードの使用の方が好まれている。しかし、部品メーカーは、これらのデバイス用の最適のキーボードに関する解決方法に対してあまり注意を払っていないが、例えばPalm V(Palm V)はタッチ・パネル式キーボードによって機能する3つの独立したキーボード機能を有し、これらのキーボード機能のうちの1個全体がデバイスのディスプレイ上に表示されている。
【0003】
米国特許第5,612,719号には、ディスプレイ上に表示されるキーボードの空間的要件を低減する解決方法が開示されている。前記公報には、機能キーに含まれる機能を増やすために移動認識を用いる方法についての記載がある。前記公報には、グラフィック・ユーザー・インターフェース用タッチ・パネル式機能キーについての記載があり、この機能キーは、キー表面のタッピングを含むスクリーン・ゼスチャ、あるいは、例えばV字形のチェック・マークのようなさらに複雑なスクリーン・ゼスチャやX形のスクリーン・ゼスチャなどのような2以上のスクリーン・ゼスチャの認識が可能である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
従来の機械式キーボードでは、例えばシフトキーとAlt/Grキーとの組合せのような、1個のキーと別のキーとの組合せによって、1個のキーにより2個以上のスクリーン・ゼスチャを提供することが出来る。タッチ・パネル式ディスプレイは一般にサイズが小さいので、このようなキーボードの機能変更は困難であり、キーのタッピングは、通常小型ペンの形状で形成された物体である書込み手段を用いて行われる。したがって、2つのキーの同時タッピングを行うには、2つの書込み手段が必要となる。例えばシフトキーのような機能キーを、第1のキー・ストロークでロックして使用状態に変え、第2のキー・ストロークで使用解除状態にできるようにすると、それによって書込み速度が著しく低下するので、この方法はユーザー・フレンドリーな方法ではない。
【0005】
例えばコンパック社のiPACのように、ウィンドウズ携帯用コンピュータでは、大文字、スペース及び後退キャラクタは、文字キーから左右いずれかの方向へ上方に掃引すること(sweeping)により提供されるが、これらのオプションはユーザー・インターフェースには視覚的には表示されず、ほとんどのユーザーはこれらのオプションに気づいていない。ユーザーはこれらの掃引方向を暗記しなければならず、このため、掃引の利用は各キーにおいて、同じ4つの機能に限定されることになる。
【0006】
【課題を解決するための手段】
ここに、特に、タッチ・パネル式キーボードにより表示装置に形成されるスクリーン・ゼスチャを形成する(但し必ずしもこれのみに限定されるものではない)ためのキーボード用副機能の形成方法及びシステムが提供される。本発明では、方向を決定するためのキーボード問題を解決する方法として移動認識が利用され、前記方向により、キーボードが示す副機能の選択がキーボードで決定される。ペン(または指)で1回キーをタッピングすることにより、基本キャラクタ(A、e)またはスペースのような主機能が提供される。或る所定方向へのペンのタッピングまたは掃引により、アクセント符号付きキャラクタ、
【0007】
【外1】
などの特殊キャラクタや別の基本キャラクタ(£、@、%)あるいは、例えばスペースに関しては、5つのスペース即ちタブなどの主機能のバリエーションが順に提供される。
【0008】
ユーザーは全てを暗記する必要がないので、本方法の習得と利用はユーザー・フレンドリーである。特殊キャラクタはキーボード上に示されており、中心に対するキーボードの位置によって、タッチ・パネル式キーに対してどの方向に掃引を行うべきか、また、制御装置をどの方向に移動すべきかが表示される。
【0009】
ユーザーは、信頼性の高い方法で、少なくとも“基本方位”(上下左右)及び“1/2基本方位”(右上方、右下方、左下方、左上方)への掃引を行うことができ、その結果1つの主機能と少なくとも8つの副機能を1つのキーに含めることが可能となる。さらに、異なるキーの中に異なる副機能が存在し得る場合、多数の副機能が生じることになる。同じキーの中にいくつかの副機能(例えば3つ以上の副機能など)が含まれている場合、キーに副機能・キャラクタが表示されておらず、さらに、掃引方向がキャラクタの中心に対するキャラクタ位置に対応していなければ、副機能とそれらの掃引方向とを覚えることは困難になろう。
【0010】
実際的限定要因として問題となるのは、キー上に表示すべきキャラクタを1つのキーの中へぴったりと入るようにするという問題である。国際標準アルファベットでは、1文字当たりのアクセント符号の最大数は(文字Aの場合)7個である。しかし、アクセント符号は非常に小さなキャラクタであるため、8つのアクセント符号でも1つのキー内に容易に適合する。
【0011】
本発明の利点として、唯一のキーボードしか必要とせず、すべての必要なキャラクタ(欧文文字、数字、アクセント符号)をこの単一キーボードの中に配置することが可能であるという点が挙げられる。本発明にかかる方法では、キーボード全体が上述の方法で実現され、さらに、その移動は常に同一であり、移動方向だけが変化する。
【0012】
本発明の1つの実施例では、キーボードは、各キーボードにおいて通常のキーボードのシフト及びAlt/Gr機能の背後に見出される副機能に対応する、1つまたは2つの副機能を含むのみである。したがって、例えば右から左へのような、所定方向への掃引を用いて、シフト副機能のような第1の副機能を各キーで起動させることも可能である。さらに、例えば上から下への別の方向への掃引を用いて、例えばAltGr副機能のような、別の副機能を各キーで起動させることも可能である。しかしながら、通常のキーの場合のように、各キーの第1及び第2の副機能は、キー上に表示される。
【0013】
例えば従来技術による機械式キーボードと関連して、副機能を形成するために制御装置を利用する場合、最も頻繁に使用されるアクセントは、前記制御装置の中心点に対するそれらの位置が、対応するキーにおいてキーの中心からの位置と同じ位置となるように、制御装置の周りに表示することができる。
【0014】
本発明の第1の態様によれば、タッチ・パネル面(タッチ・センシティブ・サーフェス)上で副機能を実現する方法が提供される。該方法は、タッチ・パネル面上に少なくとも1つのキーを表示するステップと、前記キーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、前記キーの所定の第2の位置に副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、
前記タッチ・パネル面と前記キーとの接触を検出するステップ、とを有する方法において、前記接触の移動を前記タッチ・パネル面上に沿って、所定の方向において、接触位置の初期位置からの有る距離まで検出するステップと、および前記接触の移動の検出に対する応答として、前記副機能を実現するステップ、とをさらに有することを特徴とする。
【0015】
本発明の第2の態様によれば、キーボードを用いて副機能を実現する方法が提供され、前記キーボードは、少なくとも1つのキーと、前記キーを用いて実現されるべき副機能を決定する制御装置とを具備するものにおいて、前記方法は、前記キーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、前記キーの所定の第2の位置に副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、前記キーのタッピングを検出するステップ、とを有する方法において、前記制御装置を用いて形成される所定方向を検出するステップと、前記方向形成に対する応答として前記副機能を実現するステップ、とをさらに有することを特徴とする。
【0016】
本発明の第3の態様によれば、副機能を形成する電子装置が提供され、該電子装置は、目に見える形でキーボードを表示するタッチ・パネル面を具備し、前記キーボードは少なくとも1つのキーをさらに有し、さらに、該キーは、主機能を示す少なくとも1つのキャラクタと、副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを表示するものにおいて、前記電子装置は、前記表面上の接触を検出する検出手段と、および対応するキーへの接触に対する応答として主機能を形成する生成手段、とを有するものにおいて、前記タッチ・パネル面上の接触の移動を、所定方向において前記接触位置の初期位置から或る距離まで検出する検出手段と、および前記接触の移動の検出に対する応答として前記副機能を実現する実現手段、とをさらに有することを特徴とする。
【0017】
本発明の第4の態様によれば、副機能を実現する電子装置が提供される。該装置は少なくとも1つのキーを具備するキーボードを具備し、前記キーは、前記キーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1つのキャラクタと、前記キーの所定の第2の位置に少なくとも1つの副機能を示す少なくとも1つのキャラクタとを表示し、前記装置は、前記キーのタッピングを検出する手段を具備する電子装置において、前記キーにより実現されるべき副機能を決定する制御装置と、前記制御装置を用いて形成される所定方向を検出する検出手段と、および前記方向の形成の検出に対する応答として前記副機能を実現する実現手段、とをさらに有することを特徴とする。
【0018】
本発明の第5の態様によれば、電子装置内に副機能を形成するコンピュータ・プログラム製品が提供される。前記電子装置は、その面上にキーボードを目に見える形で示すことが可能なタッチ・パネル面を具備し、前記キーボードは、主機能を示す少なくとも1つのキャラクタと、副機能を示す少なくとも1つのキャラクタとを有する少なくとも1つのキーをさらに有するものにおいて、前記コンピュータ・プログラム製品は、前記タッチ・パネル面上の接触を前記電子装置に検出させるコンピュータ・プログラム手段と、前記主機能に対応するキーの接触に対する応答として、主機能を前記電子装置に形成させるコンピュータ・プログラム手段、とを有し、さらに、前記タッチ・パネル面上の接触の移動を、所定方向において前記接触位置の初期位置から或る距離まで検出するコンピュータ・プログラム手段と、および前記接触の移動の検出に対する応答として、前記副機能の実行を前記電子装置に実現させるコンピュータ・プログラム手段、とを有することを特徴とする。
【0019】
本発明の第6の態様によれば、電子装置内に副機能を形成するコンピュータ・プログラム製品が提供される。前記電子装置は、少なくとも1つのキーボードであって、該キーボードは更に少なくとも1個のキーを備え、該キーはこのキーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1個のキャラクタと、前記キーの所定の第2の位置に副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを表示するものであるキーボードと、さらに、前記キーを用いて実現されるべき前記副機能を決定する制御装置とを有するものにおいて、前記コンピュータ・プログラム製品は、前記キーのタッピングを前記電子装置に検出させるコンピュータ・プログラム手段を有し、前記電子装置は、さらに前記制御装置を用いて形成される副機能であって、前記キーで実現される副機能を前記電子装置に決定させるコンピュータ・プログラム手段と、前記制御装置を用いて形成される前記方向を前記電子装置に検出させるコンピュータ・プログラム手段と、および前記方向形成の検出に対する応答として前記副機能を実現する前記電子装置用コンピュータ・プログラム手段とを、有するように構成されることを特徴とする。
【0020】
【発明の実施の形態】
以下、添付図面を参照して本発明についてさらに詳細に説明する。
【0021】
図1は本発明の実施例に従う方法のフローチャートを示す。本方法は、表示装置に示すアクセント符号付きキャラクタを形成することにより例示される。本発明にかかる方法は、アクセント符号付きキャラクタの形成時のみに使用が限定されるものではなく、以下のステップによって示されるように、スペースなどのキー上に表示されている機能を同様に実行することが可能である。ステップ101で装置の起動と初期化が行われる。ステップ102で、タッチ・パネル式キーボードのキーの表面が(指または適切なペンまたはスタイラス・ペンなどで)タップされたかどうかが学習される。ステップ103で、表面のタッピングの開始位置である始点座標(x0,y0)が保存される。ステップ104で、タッピング位置が移動したかどうかが学習される。タッピング位置が移動していなかった場合、次のステップは108となり、このステップでペンが表面からリフトされたかどうかのチェックを行う。ステップ108で、ペンが表面からリフトされた場合、次のステップは109となり、このステップでアクセント符号の付いていないキャラクタが出力される。ステップ108で、ペンが表面からリフトされていなかった場合、ペンがキーの表面で移動するまで、ステップ104へ戻り、ステップ105へ進む。このようにして座標(x1,y1)が保存される。ステップ106で、座標(x0,y0)と(x1,y1)間の距離Dが例えば式
【0022】
【数1】
に従って計算される。ステップ107で、Dが所定の閾値より大きいかどうかのチェックを行う。大きくなかった場合、次のステップは108となり、このステップでペンが表面からリフトされているかどうかのチェックを行う。ステップ108で、ペンがリフトされていることが観察された場合、次のステップは109となり、このステップでアクセント符号の付いていないキャラクタが出力される。ステップ108で、ペンがキーの表面にそのまま存在する場合、Dが所定の閾値以上になるまでステップ104を通ってステップ107へ進む。これにより、次のステップは110となり、このステップで始点座標(x0,y0)と終端座標(x1,y1)間の角度の計算により方向が形成される。好適には、前記方向は、キー上に表示される、副機能を示す前記キャラクタの位置の方向である、前記キーの中心からの前記キャラクタの位置の方向とほぼ同じであることが望ましい。始点座標(x0,y0)が、キーの中心に形成されるXY座標系の原点に対応するように好適に設定され、終端座標(x1,y1)が、前記XY座標系の位置(x1,y1)に対応するように設定される。式、
【0023】
【数2】
によりこの形成された角度が与えられる。ステップ111で、出力対象キャラクタが前記角度θに基づいて選択される。該キャラクタは、例えば前記キーの主キャラクタと、前記キーのアクセント符号付きキャラクタ(キャラクタ
【0024】
【外2】
など)や別の主キャラクタ(%’や‘@’など)との組合せなどであってもよい。ステップ112で前記キャラクタが出力される。本発明の方法を用いて、欧文文字以外のキャラクタへのアクセント符号の付加も可能であり、さらに、アクセント符号の代わりに、基本キャラクタへの(四声などの)抑揚記号の付加も可能である。この基本キャラクタは例えば日本語または中国語の文字であってもよい。また、アクセント符号は必ずしも文字の音(音素)に影響を与えるものである必要はない。アクセント符号は、ピンイン表記の中国語の発音記号の場合のように、イントネーションに影響を与える場合がある。ピンイン表記の中国語とは欧文文字を用いて綴られた中国語である。音節に抑揚をつける方法を示す4種類の発音記号を用いてこれらの欧文文字の補完が可能となる。本発明はまた、日本語の基本かな文字にいわゆる区別記号を付加するために利用することも可能である。アクセント符号が欧文文字の音を変えるのと同じ様に、2つのタイプの区別記号(にごり‘〃’とマル‘゜’)により基本音が変えられる。
【0025】
上述の方法のステップはコンピュータ・プログラム・コードとして好適に実現される。
【0026】
図2と3は、図1に示した本方法を例示する図である。図2はタッチ・パネル式ディスプレイ120を示し、例えばタッチ・パネル式の平面液晶ディスプレイから形成されるものであってもよい。キーボードが前記ディスプレイ120の表面に示され、これにより、例えば表示されているキーボードのキー‘5’のエリア内の前記ディスプレイの所定部分に触れると、ディスプレイ上にキャラクタ‘5’という出力結果が得られる。
【0027】
図3はさらに詳細にキー‘5’を示す図である。このキーには通常別のキャラクタ(キャラクタ‘%’)が含まれ、このキャラクタ‘%’は従来技術のキーボードでは、(シフト)+‘5’のキーの組合せにより形成される。このキーが、例えば指、ペンあるいは他の対応する接触手段により前記キーの中央部(必ずしもこの部分に限定されるものではない)が好適に触れられると、初期位置(座標(x0,y0))の形成が可能となる。これらの接触手段がタッチ・パネル式ディスプレイの表面でキャラクタ‘%’の方へ移動されると、前記座標間の距離Dが所定の閾値よりも長くなった場合などに座標(x1,y1)が形成される。タッチ・パネル式ディスプレイの表面に接触手段がまだ存在していても、閾値を上回った場合にディスプレイ上にキャラクタ‘%’の出力を行うことが可能である。前記とは別に、前記ディスプレイの表面から接触手段がリフトされた後にだけキャラクタ‘%’の出力を可能とすることもできる。
【0028】
図4は、本発明にかかる方法で、方向を決定する実施例を示す図である。前記座標系の原点151(x=0,y=0)が図4に示す方法で前記キーの中央部に位置するように、XY座標系を基準としてキーボードのすべてのキーの表示が可能である。原点を基準として1以上のセクタ152〜167へのキーの分割が可能であり、これにより、1以上のセクタが1つのキャラクタに対応し、その結果、或る一定のキャラクタが、原点を基準とする角度の値に対応することになる。例えば、セクタ152、153内の‘%’キャラクタは、角度θの値(α1<θ<α2)を有する。本発明にかかる方法は前記の実施例に限定されるものではなく、別の種類の実施例を用いることも可能であり、その場合前記形成された角度は副キャラクタに対応する角度値と比較される。
【0029】
図5は本発明の代替実施例に従う方法のフローチャートを示す。表示装置上に示されるアクセント符号付きキャラクタの形成により本方法は例示される。1つのキーを含むエリアは前記キーの中心を基準とする16のセクタ(参照番号152〜167)に分割され、これにより、2つの隣接するセクタは1つの副キャラクタに対応することになる。本例の場合、このセクタ152と153はキャラクタ‘%’に対応する。本発明にかかる方法はアクセント符号付きキャラクタの形成のみに限定されるものではなく、以下のステップに示すような対応する方法でキー上に表示される機能(スペースなどの)の実行も可能である。ステップ131で装置の起動と初期化が行われる。ステップ132で、タッチ・パネル式キーボードのキーの表面が(指または適切なペンまたはスタイラス・ペンなどで)タップされたかどうかのチェックを行う。ステップ133で、表面のタッピングの開始位置である始点座標(x0,y0)が保存される。ステップ134でタッピング位置が移動したかどうかのチェックを行う。タッピング位置が移動していなかった場合、次のステップは138となり、このステップでペンが表面からリフトしているかどうかのチェックを行う。ステップ138で、ペンが表面からリフトされた場合、次のステップは139となり、このステップでアクセント符号の付いていないキャラクタが出力される。ステップ138で、ペンがサービスからリフトされていなかった場合、ペンは、キーの表面上でいずれかの方向に移動するまで、ステップ134へ戻り、ステップ135へ進む。前記方向は、好適には、或るキー上に表示される、副機能を示す前記キャラクタの位置の、前記キーの中心からの方向であり、前記キャラクタの位置の方向とほぼ同じであることが望ましい。これによって座標(x1,y1)が保存され、セクタが選択される。以下の例を用いてセクタの選択について説明する。最初に、xとy座標の値が増減するかどうかが検討される。例えばxとy座標の双方が増加する場合、方向はセクタ152〜154及び167を含むエリアの方へ向かっている。その後、x座標よりも急速に(またはx座標よりもゆっくりと)y座標が増加するかどうかのチェックを行う。例えばy座標がx座標よりも急速に増加すれば、方向はセクタ153と154とを含むエリアへ向かっていることになる。これと対照的に、y座標がx座標よりもゆっくりと増加すれば、方向はセクタ152と167とを含むエリアへ向かっていることになる。次に、yが2*xよりも急速に(また2*xよりもゆっくりと)増加しているかどうかのチェックを行う。y座標が2*x座標より急速に増加していれば、方向はセクタ154を含むエリアへ向かっている。y座標が2*x座標よりもゆっくりと増加していれば、方向はセクタ153を含むエリアへ向かっている。ステップ136で、座標(x0,y0)と(x1,y1)との間の距離Dは、例えば式
【0030】
【数3】
に従って計算される。ステップ137で、Dが所定の閾値より大きいかどうかのチェックを行う。大きくなければ、次のステップは138となり、このステップでペンがキーの表面からリフトされているかどうかのチェックを行う。ステップ138で、ペンがリフトされていることが観察されれば、ステップ139へ進み、このステップでアクセント符号の付いていないキャラクタが出力される。ステップ138で、ペンがキーの表面にそのまま存在すれば、Dが設定されている閾値以上になるまで、すなわち、位置(x0,y0)から位置(x1,y1)までの延伸(draw)が十分に長くなるまで、ステップ134を通ってステップ137へ進む。ステップ140で、出力対象キャラクタが前記セクタに基づいて選択される。前記キャラクタは例えば、キャラクタ
【0031】
【外3】
のような、前記キーの主キャラクタとアクセント符号との組合せ(キャラクタ+アクセント符号=アクセント符号付きキャラクタ)あるいはキャラクタ‘%’や‘@’のようなキーの別の主機能であってもよい。ステップ141で、選択されたセクタのエリア内のキャラクタ、すなわちキャラクタ‘%’が出力される。上述の方法のステップはコンピュータ・プログラム・コードとして好適に実現される。
【0032】
図6は本発明の代替実施例に従う方法のフローチャートを示すものである。この場合、キーボードは機械式キーボードであり、さらに、マウス・コントローラ、スティック・コントローラまたは対応する制御装置を使用してキャラクタが形成される。本方法は、表示装置上に示すアクセント符号付きキャラクタを形成することにより例示される。本発明にかかる方法はアクセント符号付きキャラクタの形成時のみの利用に限定されるものではなく、スペースのようなキー上に表示されている機能も以下のステップに記述する方法で実行可能である。ステップ201で、装置の起動と初期化を行うか、あるいは、装置をスタンバイ状態で準備する。ステップ202で、機械式キーボードのキーがタップされたかどうかのチェックを行う。ステップ203で、マウスのような制御装置が別の位置へ移動して新しい座標が形成されたかどうかのチェックを行う。制御装置が移動しなかった場合、次のステップは207となり、このステップでキーがタップされた状態のままかどうかのチェックを行う。ステップ207で、キーがそれ以上タップされなかった場合、次のステップは208となり、このステップで、主キャラクタが出力され、この文字キャラクタはキーのタッピングにより当該キーを用いて形成される。ステップ208で、キーがまだタップされた状態のままである場合、制御装置がいずれかの方向に移動するまで、ステップ203へ戻り、ステップ204へ移動する。その際制御装置が移動した方向が選択される。この方向は、キー上に表示される副機能を示すキャラクタの、キーの中心を基準とする位置方向とほぼ同じである。ステップ205で、前記方向に基づいて出力されるキャラクタが選択され、このキャラクタは主キャラクタと、前記キーのアクセント符号、あるいは、別のキーを用いて形成可能なキャラクタなどとの組合せであってもよい。ステップ206で前記キャラクタが出力される。上述の方法の各ステップは、コンピュータ・プログラム・コードとして実現されることが望ましい。
【0033】
前記とは別に、図6に示す方法は、キーがタップされたとき、主キャラクタを直接出力するように実現することが可能である。キーがタップされた状態で、コントローラの方向が移動した場合、主キャラクタはその方向に対応する副キャラクタに置き換えられる。キーがそのままタップされている場合、コントローラは様々な方向あるいは同じ方向に再び方向を変えることが可能であり、それによって、副キャラクタは別の副キャラクタに置き換えられる。キーとコントローラの双方が解除された場合、副キャラクタが選択されたと考えられる。キーが最初に解除された場合、コントローラは、その中央位置へいったん解除されるまでは、カーソル制御モードなどの作動状態へ即座に切り替えてはならない。視覚的非干渉性(visual incoherence)を避けるために、最も一般的なアクセント符号をキー上にではなくコントローラの周りに表示してもよい。
【0034】
図7は制御装置221を具備する前記機械式キーボード220を示し、前記制御装置は、コントローラ222と、少なくとも1個の方向指示器223を有し、この方向指示器223はコントローラ222によって問題の方向キャラクタに向かう方向を形成するようにユーザーを案内する。
【0035】
図8は本発明の実施例に従う通信装置300などの電子装置を示す。この通信装置は情報形成手段311、313を具備し、前記手段は例えばディスプレイとスピーカなどをさらに有し、この手段によって、ユーザーは視聴覚による方法でこの通信装置を介して情報を受け取ることができる。さらに、前記手段は、例えば、図7に示されるキーボード120またはキーボード220と、通信装置へ情報を出力するタッチ・パネル式ディスプレイとを具備する。さらに、前記通信装置は、通信装置の機能を実行するプロセッサ312と、受信情報を記録するためのメモリ316と、無線で情報を受信する手段312、314、315、とを具備し、1以上の送受信装置314と、移動通信ネットワークと交信するための無線通信用の1以上のアンテナ315とをさらに具備することができる。さらに、通信装置300は、例えば通信装置のディスプレイ313上に前記キーボードを用いて形成されるキャラクタを形成する1以上のアプリケーション317を有する。アプリケーション317は、前記タッチ・パネル面との接触を前記電子装置に検出させるコンピュータ・プログラム手段と、前記主機能に対応するキーの接触に対する応答として主機能を前記電子装置に形成させるコンピュータ・プログラム手段、とをさらに有し、前記電子装置は、キー上に表示される副機能を示す前記キャラクタの位置の、キーの中心からの方向とほぼ同じ或る所定方向への移動であって、前記接触位置の初期位置から或る距離までのタッチ・パネル面との接触の移動を検出するコンピュータ・プログラム手段と、接触の前記移動に対する応答として前記副機能を前記電子装置に実現させるコンピュータ・プログラム手段とをさらに有することを特徴とする。
【0036】
図9は、本発明の別の推奨実施例に従う通信装置400などの電子装置を示す。前記通信装置は、情報形成手段413と220とを具備し、手段413には、音声の形で情報を生成し提示するスピーカとマイクなどが含まれる。手段220には、タッチ・パネル式ディスプレイ411などが含まれ、このディスプレイによってユーザーは、通信装置を介して情報を視覚的に受け取ることができ、さらに、タッチ・パネル式ディスプレイには、通信装置へ情報を出力するためのタッチ・パネル式キーボードが含まれる。通信装置400は、諸機能を実行するプロセッサ412と、受信情報などを記録するためのメモリ416;1以上の送受信装置414をさらに有する無線で情報を受信する手段412、414、415;無線通信用あるいは移動通信ネットワークとの交信用の1以上のアンテナ415などをさらに具備してもよい。さらに、通信装置400は、通信装置のタッチ・パネル式ディスプレイ220上に前記タッチ・パネル式ディスプレイ222を用いて形成されるキャラクタを形成する1以上のアプリケーション417を具備する。アプリケーション417は、前記キーのタッピングを検出する前記電子装置用のコンピュータ・プログラム手段をさらに有し、前記装置は、前記キーを用いて実現される副機能を決定する、前記電子装置用のコンピュータ・プログラム手段と、前記制御装置を用いて形成される方向を検出する、前記電子装置用のコンピュータ・プログラム手段であって、前記方向が、前記キー上に表示される副機能を示す前記キャラクタの位置の、前記キーの中心からの方向とほぼ同じであるように構成されるコンピュータ・プログラム手段と、前記方向形成の検出に対する応答として前記副機能を前記電子装置に実現させるコンピュータ・プログラム手段とをさらに有することを特徴とする。
【0037】
以上、本発明の実行と実施について例を挙げて説明した。本発明が上述の実施例の細部に限定されるものでないこと、並びに、本発明が、本発明の特長から逸脱することなく別の形で同様に実現可能であることは当業者には明らかである。上述の実施例は例示的なものであって、限定的なものではないと考えることが望ましい。したがって、本発明の実現と利用に対するオプションは添付の請求項のみによって限定されるものである。したがって、請求項に画定される本発明の様々な実現オプション並びに均等な実現例は本発明の範囲内に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に従う方法のフローチャートを示す図。
【図2】タッチ・パネル式キーボードを示す図。
【図3】図1に従う方法の1つの実現例を示す図。
【図4】本発明にかかる方法で方向を決定する実施例を示す図。
【図5】本発明の代替実施例に従う方法のフローチャートを示す図。
【図6】本発明の代替実施例に従う方法のフローチャートを示す図。
【図7】図6に従う方法の実現例を示す図。
【図8】本発明の実施例に従う通信装置を示す図。
【図9】本発明の代替実施例に従う通信装置を示す図。
【符号の説明】
400…通信装置
411…タッチ・パネル式ディスプレイ
413…スピーカ/マイク
412…プロセッサ
414…TRX
415…アンテナ
416…メモリ
417…アプリケーション
Claims (12)
- タッチ・パネル面上で副機能を実現する方法であって、
タッチ・パネル面上に少なくとも1つのキーを表示するステップと、
前記キーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、
前記キーの所定の第2の位置に副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、
前記タッチ・パネル面上の前記キーへの接触を検出するステップ、とを有する方法において、
前記接触の移動を前記タッチ・パネル面上に沿って、所定の方向において、接触位置の初期位置から或る距離まで検出するステップであって、前記方向は前記キーの副機能の選択を示す、前記ステップと、および
前記接触の移動の検出に対する応答として、前記副機能を実現するステップと、をさらに有することを特徴とする方法。 - キーボードを用いて副機能を実現する方法であり、前記キーボードが、少なくとも1つのキーと、前記キーを用いて実現されるべき副機能を決定する制御装置とを具備するものにおいて、前記方法は、
前記キーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、
前記キーの所定の第2の位置に副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを、前記キー上に表示するステップと、
前記キーのタッピングを検出するステップ、とを有する方法において、
前記制御装置を用いて形成される所定方向を検出するステップであって、前記方向は前記キーの副機能の選択を示す、前記ステップと、
前記方向形成に対する応答として前記副機能を実現するステップ、とをさらに有することを特徴とする方法。 - 請求項1に記載の方法において、前記初期位置から前記終了位置までの前記距離が所定の閾値より長い場合、前記副機能が選択されることを特徴とする方法。
- 請求項1または2に記載の方法において、前記方向が、前記キー上に表示される前記副機能を示す前記キャラクタの位置の、前記キーの中心からの方向とほぼ同じであることを特徴とする方法。
- 請求項3または4に記載の方法において、前記主機能が主キャラクタの形成であり、前記副機能が前記主キャラクタのアクセント符号付きキャラクタの形成であることを特徴とする方法。
- 請求項3または4に記載の方法において、前記主機能が第1のキャラクタの形成であり、前記副機能が第2のキャラクタの形成であることを特徴とする方法。
- 請求項3または4に記載の方法において、前記主機能が機能の形成であり、前記副機能が前記機能の代替機能の形成であることを特徴とする方法。
- 請求項3または4に記載の方法において、前記主機能が第1の機能の形成であり、前記副機能が第2の機能の形成であることを特徴とする方法。
- 副機能を形成する電子装置であり、目に見える形でキーボードを表示するタッチ・パネル面を具備し、前記キーボードは少なくとも1つのキーをさらに有し、さらに、該キーは、主機能を示す少なくとも1つのキャラクタと、副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを表示するものにおいて、前記電子装置は、
前記表面上の接触を検出する検出手段と、および
対応するキーへの接触に対する応答として主機能を形成する生成手段、とを有するものにおいて、
前記タッチ・パネル面上の接触の移動を、所定方向において、前記接触位置の初期位置から或る距離まで検出する検出手段であって、前記方向は前記キーの副機能の選択を示す、前記検出手段と、および
前記接触の移動の検出に対する応答として前記副機能を実現する実現手段、とをさらに有することを特徴とする電子装置。 - 副機能を実現する電子装置であって、前記装置は少なくとも1つのキーを具備するキーボードを具備し、前記キーは、前記キーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1つのキャラクタと、前記キーの所定の第2の位置に少なくとも1つの副機能を示す少なくとも1つのキャラクタとを表示し、前記装置は、前記キーのタッピングを検出する手段を具備する電子装置において、
前記キーにより実現されるべき副機能を決定する制御装置と、
前記制御装置を用いて形成される所定方向を検出する検出手段であって、前記方向は前記キーの副機能の選択を示す、前記検出手段と、および
前記方向の形成の検出に対する応答として前記副機能を実現する実現手段、とをさらに有することを特徴とする、電子装置。 - 電子装置において副機能を形成するためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記電子装置は、その面上にキーボードを目に見える形で示すことが可能なタッチ・パネル面を具備し、前記キーボードは、主機能を示す少なくとも1つのキャラクタと、副機能を示す少なくとも1つのキャラクタとを有する少なくとも1つのキーをさらに有するものにおいて、前記コンピュータ・プログラム製品は、
前記タッチ・パネル面上の接触を前記電子装置に検出させるコンピュータ・プログラム手段と、
前記主機能に対応するキーの接触に対する応答として、主機能を前記電子装置に形成させるコンピュータ・プログラム手段、とを有し、さらに、
前記タッチ・パネル面上の接触の移動を、所定方向において、前記接触位置の初期位置から或る距離まで検出するコンピュータ・プログラム手段であって、前記方向は前記キーの副機能の選択を示す、前記コンピュータ・プログラム手段と、および
前記接触の移動の検出に対する応答として、前記副機能の実行を前記電子装置に実現させるコンピュータ・プログラム手段、とを有することを特徴とするコンピュータ・プログラム製品。 - 電子装置において副機能を形成するコンピュータ・プログラム製品であって、前記装置は、少なくとも1つのキーボードであって、該キーボードは更に少なくとも1個のキーを備え、該キーはこのキーの所定の第1の位置に主機能を示す少なくとも1個のキャラクタと、前記キーの所定の第2の位置に副機能を示す少なくとも1つのキャラクタを表示するものであるキーボードと、さらに、前記キーを用いて実現されるべき前記副機能を決定する制御装置とを有するものにおいて、前記コンピュータ・プログラム製品は、
前記キーのタッピングを前記電子装置に検出させるコンピュータ・プログラム手段を有し、前記電子装置は、さらに
前記制御装置を用いて形成される副機能であって、前記キーで実現される副機能を前記電子装置に決定させるコンピュータ・プログラム手段と、
前記制御装置を用いて形成される前記方向を前記電子装置に検出させるコンピュータ・プログラム手段であって、前記方向は前記キーの副機能の選択を示す、前記コンピュータ・プログラム手段と、および
前記方向形成の検出に対する応答として前記副機能を実現する前記電子装置用コンピュータ・プログラム手段、とを有することを特徴とするコンピュータ・プログラム製品。
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