JP4209947B2 - リブ一体型防音層 - Google Patents

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    • B60R13/083Acoustic or thermal insulation of passenger compartments for fire walls or floors

Description

発明の背景
発明の分野
本発明は、車両用の防音層に関し、特に車両のポダリク(足元)・エリアにおいて一体型に形成されたデッド・ペダル及び/または一体成形された圧縮リブを有するダッシュ・マットに関する。
関連技術の説明
最新の自動車では、鋼製ファイア・ウォール(防火壁)がエンジン・コンパートメントと乗客コンパートメントとを区切る。エンジン・コンパートメントからファイア・ウォールを介して乗客コンパートメントへの音の伝達を減少させるために、遮音マット(或いはダッシュ・マットとして知られている)は、限定衝撃吸音特性を有するほぼ均一な厚さの単一の弾性材として一般に成形される。ダッシュ・マットはファイア・ウォールに取付けられ、ほぼ重なり、ダッシュ・マットの外部面は車両のカーペットの底面と接し、カーペットを越え、計器パネルの後ろのファイア・ウォールの上部に延在している。ドライバーの足の置場となる車両のデッド・ペダルは、一般に鋼またはプラスチックで形成され、車両のホイール・ウェル(くぼみ)上でファスナで連続的に取付けられる。ダッシュ・マットの開口部または隆起部はデッド・ペダル上で合わせられ、それからダッシュ・マットは、別々のファスナによってファイア・ウォールに接続される。デッド・ペダル及びダッシュ・マットのこのような取り付けは、複数の異なる部品及びファスナを必要とする。複数の部品及びファスナは、在庫品の増加、費用の増大及び取り付け時間を増す。
発明の概要
従来技術のこのような或いはその他の問題は、車両のポダリク・エリアにおいて一体型に形成されたリブ構造体を有する車両用の防音壁によって克服される。
本発明によれば防音壁は、車両または他の構造物の壁であるバリア・ウォールへ取り付けられている。防音壁は、バリア・ウォールに面するようにされた内部面と、バリア・ウォールに対し反対方向に向くようにされた外部面とを持ち、音響減衰特性(吸音特性)を有する成形構造物の多重層を有する。周辺リブは、多重層の内部面と一体的に形成された上側部と、バリア・ウォールに接するようにされた外部エッジを持つ下側部とを有する。周辺リブは、多重層の内部面にて密閉エリアを画成する。第1の弾性突起部の集合(組)は密閉エリア内に位置する。各突起部は多重層と一体的に形成された上側部と、バリア・ウォールに接するようにされた外部エッジを持つ下側部とを有する。各突起部は、内部面から外部エッジにかけて第1の距離だけ延在している。第2の弾性突起部の組は密閉エリア内に位置する。第2の弾性突起部の組の各々は、多重層と一体的に形成された上側部と、バリア・ウォールに面するようにされた外部エッジを持つ下側部とを有する。第2の弾性突起部の組の各々は、内部面から外部エッジにかけて第2の距離だけ延在している。第2の距離は第1の距離よりも小さいのが好適である。この配置において、第1の弾性突起部の組は多重層の外部面に第1の所定のレベルで加えられる圧縮力に対して弾性抵抗する。また第1の弾性突起部の組と第2の弾性突起部の組は共同して、第1の所定のレベルより大きい第2の所定のレベルで圧縮力に対して弾性抵抗する。
好適な実施例では、第1の突起部の組は複数の一般に細長い第1のリブを有する。各リブは周辺リブと一体的に形成された反対端部を有し、これによって周辺リブが補強され、多重層の外部面に加わる圧縮力による曲げモーメントに対抗する。
同様に第2の突起部の組は、第1のリブに対して横方向へ延在する複数の一般に細長い第2のリブを有する。第2のリブの各々は、隣接する第1のリブまたは周辺リブ、及び隣接する縦方向に延在するリブと一体的に形成された反対端部を有し、これによって周辺リブが更に補強され、曲げモーメントに対抗する。
更に本発明によれば、多重層は、ホイール・ウェル・エリアとドライブ・トレイン・エリアとの間に延在するフロア・エリアとファイア・ウォール・エリアとを持つバリアを有する車両へ取り付けられるようにされている。ファイア・ウォール・エリアはフロア・エリアと交差し、通常フロア・エリアから上方へ延在している。多重層は、また、車両のホイール・ウェル・エリアの形状の少くとも一部に合致するように形成されたホイール・ウェル・セクションと、フロア・エリアの形状の少くとも一部に合致するように形成されたフロア・セクションと、ファイア・ウォール・エリアの形状の少くとも一部に合致するように形成されたファイア・ウォール・セクションとを有する。
1つの実施例では、第1及び第2の突起部の組を有する密閉エリアは、多重層のフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクションの少くとも一部に沿って延在するポダリク・エリアを有する。
他の実施例では、第1及び第2の突起部の組を有する密閉エリアは、多重層のホイール・ウェル・セクションの少くとも一部に沿って延在するデッド・ペダル・ゾーンを有する。
また、防音壁は、多重層の内部面に接する外部面と、バリア・ウォールに接するようにされている内部面とを持つ吸収層を有することができる。吸収層は、密閉エリアに吸音材料が実質的に無いように、周辺リブを受ける大きさの開口部を有することが好適である。
更に本発明によれば、バリア・ウォールへ取り付けられている防音壁は、バリア・ウォールに面するようにされた内部面と、バリア・ウォールに対し反対方向に向くようにされた外部面とを持ち、音響減衰特性を有する成形構造物の多重層を有する。周辺リブは、多重層の内部面と一体的に形成された上側部と、バリア・ウォールに接するようにされた外部エッジを持つ下側部とを有し、これらにより多重層の内部面で密閉エリアを画成する。第1の細長いリブの組は密閉エリア内に位置する。各細長いリブは、多重層の内部面と一体的に形成された上側部と、バリア・ウォールに少なくとも面するようにされた外部エッジを持つ下側部とを有する。各細長いリブはまた、周辺リブと一体的に形成された反対端部を有し、これによって周辺リブを補強し、多重層の外部面に加わる圧縮力による曲げモーメントに対抗する。
細長いリブは同じ方向に延在しているのが好ましい。密閉エリア内に位置する第2の細長いリブの組を設けることもできる。第2のリブの組の各々は、多重層の内部面と一体的に形成された上側部と、少なくともバリア・ウォールに面するようにされた外部エッジを持つ下側部と、第1のリブの組の隣接するリブまたは周辺リブ、及び第1のリブの組の隣接するリブと一体的に形成された反対端部とを有し、これらによって周辺リブを補強し、曲げモーメントに対抗する。
【図面の簡単な説明】
本発明は次の図面によって詳細に説明される。
図1は車両のダッシュ・マットと一体型に形成されたデッド・ペダルの正面図である(運転席側から見た図)。
図2はデッド・ペダル及びダッシュ・マットの後部図である。
図3はファイア・ウォール上に重なるダッシュ・マット・アセンブリの上部透視図であって、本発明によるポダリク・エリアを図示する。
図4は騒音吸収層付きダッシュ・マットの内部面の一部の断面図であって、本発明によるポダリク・エリアの圧縮リブ構造を図示する。
図5は図4のライン5−5に沿った断面図であって、圧縮リブの調整可能な高さを図示する。
好適な実施例の詳細な説明
図1及び図2を参照すると、第1の外部面14と第2の内部面16を持つ多重層すなわちダッシュ・マット12を有するダッシュ・マット・アセンブリ10が示されている。デッド・ペダル18は、ダッシュ・マット12と一体化されて一つの部分を形成し、第1の外部面14から突き出ている。ダッシュ・マット・アセンブリ10は、柔軟性のあるポリプロピレンなどの弾性的で成形可能なポリマーを充填して好ましくは形成され、車両のエンジン・コンパートメントからファイア・ウォールを通って乗客コンパートメントに伝わる騒音を減少させる防音層としての役割を担う。デッド・ペダル18の下周辺部20は、ダッシュ・マットの外部面14と連続しており、車両のホイール・ウェル(図3)の面に合致するように形成されている。これによりデッド・ペダル18の上部面22が車両の後部方向へ向き、運転者の足が都合の良い位置になるように取付けることができる。デッド・ペダルの周辺壁21は、デッド・ペダル18の下周辺部20及び上部面22と一体型に形成されている。
複数の円形凹部24はファスナ(図示なし)を受けるためにデッド・ペダルの上部面22から内方向に延在している。各円形凹部は、通常、車両のファイア・ウォールから延在するファスナ・スタッドまたはファスナ・シャフト(図示なし)を受けるための細長いスロット26を有する。スロット26は、ダッシュ・マット12及びデッド・ペダル18が取り付けられる際に、スロットを通して突き出るファスナ・スタッドを有する車両のファイア・ウォールに対して調節できるように十分な余裕がある。2つの凹部及びスロットのみが図示されているが、単一または複数の凹部及びスロットが必要とされる保証量に依存して備えられることは理解できよう。更に、ダッシュ・マットが据え付けられる車両のタイプに応じて凹部及び/又はスロットは省略でき、デッド・ペダルは固定されず浮遊状態であってもよい。また、凹部及び/又はスロットは、装飾カバーの取り付け用にも使用できる。
特に図2を参照すると、ほぼ縦方向へ延在しているリブ30の第1の組と、ほぼ横方向へ延在しているリブ32の第2の組は、デッド・ペダル18の内部面28から突き出ている。リブ30の第1の組及びリブ32の第2の組のリブは、互いにほぼ垂直に延在し、デッド・ペダル18に対して構造上のサポートを与え、ドライバの足によって加わる力に抵抗し、かつ、カバー(図示なし)をファスナによってデッド・ペダルに直接取付けられるようにデッド・ペダルに十分な強さを与える。リブ30の外部エッジ34は、車両のホイール・ウェルに周辺壁21と共に当接し、これにより、デッド・ペダル18を更にサポートすることになる。リブ32の外部エッジ36は、内部面28の方へ湾曲し、通常、ホイール・ウェルと接触しない。
取り付け位置において、ダッシュ・マット12の内部面16及びリブ30の外部エッジ34は、車両のファイア・ウォール25(図3)と向かい合い、一方、外部面14及び上部面22は、車両のカーペット(図示なし)の下側と面する。また、ダッシュ・マット12の外部面14は、カーペットを通って計器板の後方に延在する。
本発明は特に自動車のダッシュ・マットでの使用について述べているが、本発明はまた、一体型に形成された支持面を有する材料から成るパネルまたは層は、自動推進または非自動推進の車両の支持面に一時的にまたは永久的に取り付けられることは理解できよう。たとえば、デッド・ペダル構造体すなわち、強化リブ、増加したマット厚、或いはファスナ開口部などは、電気回路モジュール、HVAC(暖房、換気及び空調)のケース、装飾パネル、及び他の車両用アクセサリを取付けるため、構造上のサポートを与えるためにダッシュ・マットの他の位置でも形成することができる。更に、デッド・ペダルは特定の形状で図示されているが、意図されたアプリケーションによってダッシュ・マットで他の形状も形成できることは理解できよう。
図3及び図4を参照すると、バリア・ウォールは、ドライブ・トレイン・エリア42と、ホイール・ウェル・エリア41と、ドライブ・トレイン・エリア及びホイール・ウェル・エリア間に延在するフロア・エリア23とファイア・ウォール・エリア25とを有する。ファイア・ウォール・エリア25はフロア・エリア23と交差し、かつ、フロア・エリア23からほぼ上方へ延在している。デッド・ペダル18に加えてまたは代替えであるダッシュ・マット・アセンブリ10は、ポダリク・ゾーン40すなわちポダリク・エリア40でダッシュ・マット12及び内部面16と一体型に形成された圧縮リブ・マトリクス38を有することができる。ポダリク・ゾーン40は、ホイール・ウェル・エリア41とドライブ・トレイン・エリア42との間にあるフロア・エリア23とファイア・ウォール・エリア25との交差部に位置する。ポダリク・ゾーン40は、低ポダリク部44と高ポダリク部46とにほぼ分かれる。低ポダリク部44は、ファイア・ウォール25に隣接する車両フロア23に沿って部分的に延在し、かつフロア23に隣接するファイア・ウォール25に沿って部分的に上方に延在する上部の高ポダリク部46と一体型に形成されている。
ポダリク・ゾーン40の後部断面図である図4を特に参照すると、圧縮リブ・マトリックス38はポダリク・エリア40のダッシュ・マットの内部面16から突き出ているほぼ縦に延在するリブ48と、横方向へ延在するリブ50とを有する。リブ48はリブ50に対しほぼ垂直に延在し、リブ48は外部エッジ54を有し及びリブ50は外部エッジ60を有する。周辺リブ52は、圧縮リブ・マトリックス38の外周辺部を形成する。中央リブ58は周辺リブ52と一体的に形成され、及び低ポダリク部44と高ポダリク部46との交差部に位置する。周辺リブ52は外部エッジ62を有し、中央リブ58は外部エッジ64を有する。
取り付け位置では通常、外部エッジ54及び62は、ファイア・ウォール25及びフロア23と接する。外部エッジ60及び内部面16は、初めにファイア・ウォール及びフロアに面する。外部エッジ58は、ファイア・ウォールとフロアとの交差部に沿って延在し、かつ接している。
防音壁10はまた、ダッシュ・マット12の内部面16とファイア・ウォール25或いはポダリク・エリア40の外側のフロア23との間に配置される吸収層56を有することができる。ダッシュ・マット12の外部面14は、車両のカーペット(図示なし)の下側に面し、ポダリク・エリア40全体でほぼ均一である。
図5は図4のライン5−5に沿った断面図であって、圧縮リブの典型的な配置を示す。リブ48、50、52及び58は、ポダリク・エリア40の内部面16から突き出ている。これらのリブはフロア23及びファイア・ウォール25の形状に合致させるための調整可能な長さで、ポダリク・エリア40に力が加わった場合、調整可能な抵抗を与えるための構造上の支持体を提供する。例示されているように、リブ48、周辺リブ52及び中央リブ58を含む第1のリブの組は、内部面16から第1の距離だけ突き出ている。これはリブ48、58及び52がダッシュ・マットの内部面16と、ファイア・ウォール25及びフロア23との間で所定の距離の空間を設けるためである。リブ50を含む第2のリブの組は、内部面16から第2の距離だけ突き出ている。第1の距離は、リブ50の外部面60がファイア・ウォール25及びフロア23から初期の空間を設けるように第2の距離よりも大きいのが好適である。ポダリク・エリア40の外部面にフロア23及び/またはファイア・ウォール25の方向へ十分な力の衝撃が加わる場合、リブ48、52及び58の1つ以上のリブを押し曲げるので最初の衝撃力を弱めることになる。衝撃力の初期減衰レベルすなわち衝撃抵抗力は、リブ48の数、及び厚さ、高さ、長さ、間隔、形状を変更することにより、及びリブ48、52及び58の方向付けにより調整でき、所望の初期の衝撃抵抗力を得ることができる。衝撃力が非常に大きく、第1のリブの組による初期の衝撃抵抗を上回る場合、第1の組の1つ以上のリブの折り曲げが引き続き進み、リブ50の1つ以上の外側面60がフロア23及び/またはファイア・ウォール25に接して止まり、第2のレベルの衝撃力の減衰すなわち衝撃抵抗が与えられる。第1のリブの組同様に、第2のリブの組による第2のレベルの衝撃力の減衰すなわち衝撃抵抗は、リブ50の数、及び厚さ、高さ、長さ、間隔、形状の変更及びリブの方向を変えて調整することができ、所望の第2の衝撃抵抗を得ることができる。衝撃抵抗の程度は、ポダリク・ゾーン40を所望の剛性の吸音層56で囲むことによって付加的に調整できる。一体成形された圧縮リブ・マトリックス38は、ポダリク・ゾーン40に対して発泡吸音層単独よりも大きい異なるレベルの剛性を与え、衝突衝撃吸収及び乗客安全性を改良する。所望であれば、より短いリブ群をさらに付加することにより衝撃抵抗を2段階より増やすことができる。
本発明はポダリク・ゾーン40での使用に特定されているが、圧縮リブは衝撃抵抗を増すためにダッシュ・マットの他の位置でも一体形に形成でき、例えば、車両のホイール・ウェル上に位置するデッド・ペダル・ゾーンなどで改良できることは理解できよう。更に、本発明は図面で示されているリブの特定の配置に限定されない。
本発明の趣旨及び範囲内で合理的な変更及び修正は可能である。

Claims (13)

  1. バリア・ウォールを有する車両に搭載されるようにされた防音壁であって、バリア・ウォールは、ホイール・ウェル・エリアとドライブ・トレイン・エリアとの間に延在するフロア・エリアとファイア・ウォール・エリアとから成り、ファイア・ウォール・エリアは、フロア・エリアと交差し、かつフロア・エリアからほぼ上方に延在し、前記防音壁は、
    成形構造であり音響減衰特性を具備し、バリア・ウォールに面するようにされた内部面とバリア・ウォールから離間するようにされた外部面とを備える多重層と、
    バリア・ウォール内のホイール・ウェル・エリアの形状の少なくとも一部に従う形状を有するホイール・ウェル・セクションと、
    フロア・エリア及びファイア・ウォール・エリアの形状の少なくとも一部に、それぞれ、従う形状を有するフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクションと、
    から成り、ホイール・ウェル・エリアと接触するようにされた囲まれたエリアを形成する少なくとも第1及び第2の組の一体型リブによって画成されホイール・ウェル・セクションに一体的に形成されたデッド・ペダルを備え、前記デッド・ペダルは、第1及び第2の組の一体型リブを備え多重層の内面上に囲まれたエリアを画成する周辺リブを含み、第1の組の一体型リブは、囲まれたエリア内にあり、周辺リブが一体的に形成されていることを特徴とする防音壁。
  2. 前記第1の組の一体型リブは、前記バリア・ウォールに接触するようにされた外部エッジを備えた下部を有することを特徴とする請求項1に記載の防音壁。
  3. 前記第2の組の一体型リブは、前記囲まれたエリア内に配置され、前記第1の組の一体型リブをほぼ横切り、交差することを特徴とする請求項1または2に記載の防音壁。
  4. 前記第2の組の一体型リブは、前記周辺リブと一体であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の防音壁。
  5. 前記第2の組の一体型リブの各々は、前記バリア・ウォールに面するようにされた外部エッジを備えた下部を有し、その内面から外部エッジに対して前記第1の組の一体型リブより短い長さを有することを特徴とする請求項2乃至4のいずれか1項に記載の防音壁。
  6. 少なくとも第3及び第4の組の一体型リブによって前記多重層のフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクション内に一体的に形成された第2の囲まれたエリアを更に有し、前記第2の囲まれたエリアは、多重層のフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクションの少なくとも一部に沿って延在するポダリク・ゾーンを形成するようにされていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の防音壁。
  7. 前記第2の囲まれたエリアは、車両のフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクションの交差部に接触するようにされた中央で横方向に延在するリブを含むことを特徴とする請求項6に記載の防音壁。
  8. 前記第3及び第4の組の一体型リブは、前記第3の組の一体型リブのみが第1の所定レベルまで前記第2の囲まれたエリア内の多重層の圧縮に対して弾性的に抗するような形状にされ、前記第3の組の一体型リブは、前記第4の組の一体型リブと共に、前記第1の所定レベルを超えて前記第2の囲まれたエリア内の多重層の圧縮に対して弾性的に抗することを特徴とする請求項6または7に記載の防音壁。
  9. 前記バリア・ウォールに接触するようにされた、前記多重層の前記内面と接触する外面を有する吸収層を更に備えていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれか1項に記載の防音壁。
  10. 前記吸収層は、前記第2の囲まれたエリアを囲み、前記第2の囲まれたエリアの外側に配置されていることを特徴とする請求項9に記載の防音壁。
  11. バリア・ウォールを有する車両に搭載されるようにされた防音壁であって、バリア・ウォールは、ホイール・ウェル・エリアとドライブ・トレイン・エリアとの間に延在するフロア・エリアとファイア・ウォール・エリアとから成り、ファイア・ウォール・エリアは、フロア・エリアと交差し、かつフロア・エリアからほぼ上方に延在し、前記防音壁は、
    成形構造であり音響減衰特性を具備し、バリア・ウォールに面するようにされた内部面とバリア・ウォールから離間するようにされた外部面とを備える多重層と、
    バリア・ウォール内のホイール・ウェル・エリアの形状の少なくとも一部に従う形状を有するホイール・ウェル・セクションと、
    フロア・エリア及びファイア・ウォール・エリアの形状の少なくとも一部に、それぞれ、従う形状を有するフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクションと、
    から成り、少なくとも第1及び第2の組の一体型リブによって前記多重層のフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクション内に一体的に形成された囲まれたエリアを有し、前記囲まれたエリアは、多重層のフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクションの少なくとも一部に沿って延在するポダリク・ゾーンを形成し、前記バリア・ウォールに接触するようにされた、前記多重層の前記内面と接触する外面を有する吸収層を更に備え、前記吸収層は、前記第2の囲まれたエリアを囲み、前記第2の囲まれたエリアの外側に配置されていることを特徴とする防音壁。
  12. 前記囲まれたエリアの前記一体型リブは、車両のフロア・セクション及びファイア・ウォール・セクションの交差部に接触するようにされた中央で横方向に延在するリブを含むことを特徴とする請求項11に記載の防音壁。
  13. 前記第1及び第2の組の一体型リブは、前記第1の組の一体型リブのみが第1の所定レベルまで前記囲まれたエリア内の多重層の圧縮に対して弾性的に抗するような形状にされ、前記第1の組の一体型リブは、前記第2の組の一体型リブと共に、前記第1の所定レベルを超えて前記囲まれたエリア内の多重層の圧縮に対して弾性的に抗することを特徴とする請求項11または12に記載の防音壁。
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