JP4195798B2 - 中空樹脂板材の端部処理方法並びにケースブランクまたは箱の製造方法 - Google Patents

中空樹脂板材の端部処理方法並びにケースブランクまたは箱の製造方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、一対の平行なライナー板の間に多数のリブを介設してなる中空樹脂板材の端部処理方法並びにこのような中空樹脂板材からなるケースブランクまたは箱の製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より使用されている紙製段ボール箱は、軽くて安価な反面、材質的に非常に脆弱で、劣化が激しいとともに、雨水などにより濡れると強度が極端に低下し、繰り返しの使用が望めない。そこで、最近、この紙製段ボール箱に代えて、合成樹脂製板材により形成された合成樹脂製の箱が用いられている。この箱を形成する合成樹脂製板材は、ポリプロピレン(PP)等の合成樹脂により形成されたもので、図8に示すように、相対向して配置された一対のライナー板4間に多数のリブ6を平行に介設してなる、従来の紙製段ボールと同様な構造形態を有する断面中空の板材2(以下、中空樹脂板材という)である。このような中空樹脂板材2を用いて製造された箱は、紙製のものに比べて非常に高い強度を有するとともに、断面中空に成形されているため、非常に軽量であるといった優れた点を備えている。また、合成樹脂により形成されているから、雨水などにより濡れても強度が低下することはなく、繰り返し洗浄して使用することができ、食品用ケースをはじめとする通い箱等として長期間にわたる利用が可能である。
【0003】
しかし、この合成樹脂製の箱は、その端部に多数の開口部が形成されているため、繰り返し使用をしているうちにこの開口部から雨水やごみ、粉塵、洗浄液等の異物が侵入してしまうことがあるという問題を抱えていた。特に半透明または透明の合成樹脂製の箱は、侵入した異物が外部から見えてしまい、見栄えが悪くなるといった問題も生じた。そこで、異物の侵入を防止するためにその開口部をシールする端部処理が従来より行われている。
【0004】
この端部処理の方法としては、中空樹脂板材の端部を上下より熱板により挾圧して熱溶着してシールする方法や、超音波熱溶着によりシールする方法が知られている。また、この他に、特開2000−190384号公報に開示されているように、中空樹脂板材の端部を折り曲げてシールする方法や、特開2000−158530号公報に開示されているように、中空樹脂板材の端部を溶融して所定の形状に成形してシールする方法がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、これらの端部処理方法にあっては、中空樹脂板材の端部に処理を施すために、中空樹脂板材に対して正確な位置決めが必要であり、甚だ面倒であった。また、各端部に対して個別に処理を施さなければならず、多大な労力と手間がかかり、大幅なコストアップを招いていた。一方、このような問題を解決するために、各端部に対して同時に端部処理を施す点が提案されているが、この方法では各端部ごとにそれぞれ個別の溶着装置が必要となり、設備コストが大幅にアップするという新たな問題が生じた。また、中空樹脂板材を切断した後、端部処理した場合に、その端部処理の際の加熱により端部の形状が崩れ、後で形状を整えたり、また溶着温度に高い精度が要求されたりするなどの問題も生じた。
【0006】
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、その目的は、中空樹脂板材の端部をあまり手間や労力をかけずに簡単にシールすることができる中空樹脂板材の端部処理方法並びにケースブランクまたは箱の製造方法を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
このような目的を達成するために本発明は、一対の平行なライナー板の間に多数のリブを介設してなる中空樹脂板材を切断する前に、その切断ラインに沿って、前記ライナー板どうしを所定の幅にわたって相互に溶着してなるシール部を設ける中空樹脂板材の端部処理方法であって、前記シール部を、前記中空樹脂板材の表裏両面に溝状に形成することを特徴とする(請求項1)。
【0008】
この方法にあっては、中空樹脂板材を切断する前に、その切断ラインに沿って、前記ライナー板どうしを所定の幅にわたって相互に溶着してなるシール部を設け、当該シール部に沿って切断するから、従来のように、端部処理にあたって、中空樹脂板材の正確な位置決めが必要なく、また各端部に対して個別に端部処理を施す必要がないことから、多大な労力や手間を大幅に軽減することができる。また、シール部を形成してから切断するため、従来のように溶着時に形状が崩れて後で形状を整える必要が生じたり、また溶着温度に高い精度が要求されたりすることなく、非常に簡単に端部処理を施すことができる。これらのことから、大幅なコスト削減を図ることができる。また、シール部を中空樹脂部材の表裏両面に溝状に形成することにより、ライナー板に加わる負担を小さくして、強度の低下を可及的に抑えることができる。
【0009】
また、本発明に係るケースブランクの製造方法にあっては、一対の平行なライナー板の間に多数のリブを介設してなる中空樹脂板材を切り抜いてケースブランクを製造する方法において、前記切り抜きの前に、その切り抜くラインに沿って、前記ライナー板どうしを所定の幅にわたって相互に溶着してなる、前記中空樹脂板材の表裏両面に溝状に形成されたシール部を設ける(請求項)。
【0010】
この方法にあっても、前述した方法と同様、従来のように、端部処理にあたって、中空樹脂板材の正確な位置決めが必要なく、また各端部に対して個別に端部処理を施す必要がなく、多大な労力や手間を大幅に軽減することができるとともに、従来のように溶着時に形状が崩れて後で形状を整える必要が生じたり、また溶着温度に高い精度が要求されたりすることないことから、非常に簡単に端部処理を施すことができ、したがって、大幅なコスト削減を図ることができると共に、シール部を中空樹脂部材の表裏両面に溝状に形成することにより、ライナー板に加わる負担を小さくして、強度の低下を可及的に抑えることができる
【0012】
また、前記ケースブランクの折曲部には、前記シール部を設けるのが好ましい(請求項)。
【0013】
また、前述した製造方法により製造されたケースブランクを用いて箱を製造するのが好ましい(請求項)。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下に本発明に係る中空樹脂板材の端部処理方法、ケースブランクの製造方法及び箱の製造方法の実施の形態について説明する。図1〜図6は、本発明の一実施形態を説明するものである。図1は、本発明に係るケースブランクの一実施形態を示し、図2は、そのケースブランクの端部の様子を示し、図3は、その製造に用いられた中空樹脂板材を示している。また、図4は、その中空樹脂板材に形成されたシール部の一実施形態をそれぞれ示し、図5は、そのケースブランクを用いて箱を製造するときの様子を示し、図6は、製造された箱の外観を示している。
【0015】
まず、ここで製造されるケースブランクについて説明する。このケースブランク10は、箱を構成するための箱構成部材であり、例えば、図8に示すような中空樹脂板材2から製造される。この中空樹脂板材2は、前述したように、ポリプロピレン(PP)をはじめとする各種合成樹脂により形成されたもので、従来の紙製段ボールと同様な構造形態を有する断面中空の板材であり、相対向して平行に配置された一対のライナー板4と、このライナー板4間の隙間に、当該ライナー板4どうしを連結して介設された多数のリブ6とを備えている。リブ6は、中空樹脂板材10の板面方向に沿って直線状にかつ相互に間隔をあけて平行に配設され、リブ6の相互間にはそれぞれ管状の中空部8が形成されている。
【0016】
ケースブランク10は、図1に示すように、箱の側板部を形成する2つの側板部12a、12bと、これら各側板部12aの上辺部にそれぞれ一体的に連続して設けられた2つの上面用フラップ14a、14bと、同じくこれら各側板部12a、12aの下辺部にそれぞれ一体的に連続して設けられた2つの下面用フラップ16a、16bと、一方の側板部12aの側辺部に一体的に連続して設けられた接合しろ部18とを備えている。
【0017】
上面用フラップ14a、14bの相互間および下面用フラップ16a、16bの相互間には、それぞれその境界に沿って切り込み部36が設けられている。上面用フラップ14a、14bと側板部12a、12bとの各間、下面用フラップ16a、16bと側板部12a、12bとの各間、側板部12aと接合しろ部18との間、および側板部12a、12b間にはそれぞれ、その境界に沿って折曲部20、22、24、26が形成されている。また、上面用フラップ14a、14bと、下面用フラップ16a、16bと、接合しろ部18の各外縁部にはそれぞれ、その端部開口部を封鎖するためのシール部28、30、32、34(図中斜線部分)が設けられている。
【0018】
2は、このシール部28、30、32、34の実施の形態をそれぞれ示したものである。このシール部28、30、32、34は、図2に示すように、上下両側のライナー板4a、4bの端部どうしが所定の幅にわたり、中空樹脂板材2の板厚のほぼ中央部付近で相互に溶着されて形成されている
【0019】
このケースブランク10では、このようなシール部28、30、32、34が、その外縁部に沿って連続的に形成されていることで、雨水やごみ、粉塵、洗浄液等といった異物が内部に侵入することを確実に防ぐことができる。
【0020】
なお、本実施形態では、折曲部20、22、24、26についても、シール部28、30、32、34と同様に、上下両側のライナー板4a、4bが所定の幅にわたて相互に溶着されて接合されることにより設けられている。
【0021】
このケースブランク10の製造方法について詳しく説明する。図3は、このケースブランク10の製造に用いた中空樹脂板材42を示したものである。この中空樹脂板材42は、製作しようとするケースブランク10よりも一回り大きいもので、この中空樹脂板材42を所定の形状に切り抜いてケースブランク10を製造するようになっている。本実施形態では、この切り抜きにあたって、中空樹脂板材42の表面に、図3に示すような複数の溝部44a、44bを形成する。
【0022】
この溝部44a、44bは、横方向および縦方向に沿ってそれぞれ直線状に断面凹形状に幅広に形成されたものである。各溝部44a、44bは、前述したケースブランク10のシール部28、30、32、34および折曲部20、22、24、26に対応する部分に沿って形成されている。この溝部44a、44bは、図4に示すように、上下両側のライナー板4a、4bを、中空樹脂板材42の板厚のほぼ中央部付近で相互に溶着して接合したもので、所定の幅Lにわたって形成されている。すなわち、中空樹脂板材42の表裏両面に溝部44a、44bが形成されることとなる
【0023】
溝部44a、44bの幅Lについては、例えば4〜10mm、好ましくは5〜8mm程度に設定される。この幅Lについては、製造するケースブランク10のサイズや形状、材質、強度、さらに形成したいシール部28、30、32、34の幅に応じて適宜設定する他、切り抜き時のズレ等も考慮して設定するとよい。
【0024】
この溝部44a、44bの形成方法としては、中空樹脂板材42の表裏両側から熱板部等により加熱しながら挾圧することによって熱溶着する方法や、超音波溶着により行う方法をはじめ、各種公知の溶着方法が採り得る。その溶着温度については、中空樹脂板材42に使用する樹脂の素材に応じて異なるが、例えば、ポリプロピレンの場合には、140℃〜160℃くらいに設定するのが好ましい。
【0025】
この溶着においては、図4のように、中空樹脂板材42の両側に溝部44a、44bを形成することで、溶着に伴う伸長を上下両方のライナー板4a、4bにそれぞれ負担させることができる。つまり、図4のように両側に溝部44a、44bを形成すれば、一つのライナー板4a、4bに加わる負担が小さくなるため、強度の低下可及的に抑えることができる。
【0026】
次にこのような溝部44a、44bが形成された中空樹脂板材42を所定の形状に切断して前述したケースブランク10を得る。この切断では、図3中の破線で示すような切断ライン46に沿って切断する。なお、切り込み部36についても同時に切断する。また、ケースブランク10の折曲部20、22、24、26については切断対象から外す。
【0027】
中空樹脂板材42の各溝部44a、44bにおいては、図4(a)または(b)で示すように、各溝部44a、44bの中央部付近で切断されるようにする。このように切断することで、当該中空樹脂板材42を切り抜いて得られるケースブランク10では、その端縁部に図2(a)または(b)に示すようにシール部28、30、32、34が形成されて端部処理されることとなる。
【0028】
その切断方法としては、切断刃を有するオートンをはじめとする裁断装置や打抜装置などを使って所定の型を使って一回のプレスで裁断する打ち抜き方法等の他に、各種公知の切断方法を採り得る。
【0029】
このように製造されたケースブランク10を用いて合成樹脂製の箱を製造する場合には、図5に示すように、2つのケースブランク10a、10bを接合しろ部18を介して相互に接合してつなぎ合わせる。ここで接合しろ部18は、箱の外側に配置する。これは、接合しろ部18が箱の内側にあると、当該接合しろ部18とケースブランク10a、10bの側板部12bとの間に、ゴミや埃、洗浄剤等の異物が入り込む虞があり、食品などの通い箱として用いる場合にはあまり適切とは言えないからである。一方、上面用フラップ14a、14bおよび下面用フラップ16a、16bについては、それぞれ折曲部20、22を介して内側に折り曲げて相互に重ね合わせて箱の底部及び蓋部を形成する。
【0030】
図6は、製造された箱50の一実施形態を示したものである。図6に示すように、上面用フラップ14a、14bを開けば、箱50の内部に食料品をはじめ様々な物品等を収納することができる。
【0031】
以上この実施の形態では、中空樹脂板材42を切り抜く前に、その切断ラインに沿って、上下両方のライナー板4a、4bを所定の幅にわたり相互に溶着してなる溝部44a、44bを設け、そして、この溝部44a、44bに沿って切断するから、従来のように、中空樹脂板材42の正確な位置決めが必要なく、また各端部に対して個別に端部処理を施す必要がなく、簡単に端部処理を行うことができる。また、溝部44a、44bを形成してシールしてから切断するため、従来のように溶着時に形状が崩れて後で形状を整える必要が生じたり、また溶着温度に高い精度が要求されたりすることなく、非常に簡単に端部処理を行うことができる。これらのことから、多大な労力や手間を大幅に軽減することができ、大幅なコスト削減を達成することができる。
【0032】
なお、前述した実施の形態では、同じサイズおよび形状のケースブランク10を2つ用いて箱を製造するようにしていたが、本発明にあってはこれに限らず、1つ若しくは3つ以上のケースブランク10を用いて箱を製造するようになっていてもよい。また、本発明に係る中空樹脂板材にあっては、前述したものの他に、他の断面形状を有する中空樹脂板材を用いても構わない。
【0033】
一方、前述した中空樹脂板材2やケースブランク10に貫通穴を形成する場合には、前述した工程とは別に、次のような工程により行う。図7は、貫通穴60を形成する場合の手順を示したものである。まず、図7(a)に示すように、中空樹脂板材2またはケースブランク10に貫通穴60を形成し、それから、図7(b)に示すように、当該貫通穴60の周縁部に、上下のライナー板4a、4bを相互に溶着して接合してなるシール部62を設ける。このように貫通穴60を先に形成するのは、シール部62形成時に溶融部が貫通穴60内へと逃げることができ、これによりシール部62周辺部の歪み等を回避することができるからである。一方、シール部62を先に形成してしまうと、溶融部の逃げ場がなくなり、シール部62の周辺部に影響を及ぼし、歪み等の不具合が発生する虞があるからである。こうして形成された貫通穴60内には、図7(c)で示すように金具64等を装着すると、シール部62を目立たなくすることができ、外観上好ましい。
【0034】
【発明の効果】
本発明によれば、中空樹脂板材を切断する前に、その切断ラインに沿って、前記ライナー板どうしを所定の幅にわたって相互に溶着してなるシール部を設け、当該シール部に沿って切断するから、従来のように、端部処理にあたって、中空樹脂板材の正確な位置決めが必要なく、また各端部に対して個別に端部処理を施す必要がなく、多大な労力や手間を大幅に軽減することができる。また、シール部を形成してから切断するため、従来のように溶着時に形状が崩れて後で形状を整える必要が生じたり、また溶着温度に高い精度が要求されたりすることなく、非常に簡単に端部処理を施すことができる。これらのことから、大幅なコスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る製造方法により製造されるケースブランクの一実施形態を示した平面図である。
【図2】本発明に係る製造方法により製造されるケースブランクの端部の一実施形態を示した部分拡大断面図である。
【図3】本発明に係るケースブランクの製造に使用される中空樹脂板材の一実施形態を示した平面図である。
【図4】本発明に係る端部処理方法および製造方法で設けられるシール部の一実施形態をそれぞれ示した部分拡大断面図である。
【図5】本発明に係る製造方法により製造されたケースブランクを用いて箱を製造するときの一実施形態を示した斜視図である。
【図6】本発明に係る製造方法により製造された箱の一実施形態を示した斜視図である。
【図7】本発明に係る中空樹脂板材に貫通穴を設ける場合の手順を示す説明図である。
【図8】本発明にかかる中空樹脂板材の一実施形態を示した部分断面斜視図である。
【符号の説明】
2 中空樹脂板材
4 ライナー板
6 リブ
10 ケースブランク
12a、12b 側板部
14a、14b 上面用フラップ
16a、16b 下面用フラップ
18 接合しろ部
20、22、24、26 折曲部
28、30、32、34、シール部
36 切り込み部
42 中空樹脂板材
44a、44b 溝部(シール部)
46 切断ライン

Claims (4)

  1. 一対の平行なライナー板の間に多数のリブを介設してなる中空樹脂板材を切断する前に、その切断ラインに沿って、前記ライナー板どうしを所定の幅にわたって相互に溶着してなるシール部を設ける中空樹脂板材の端部処理方法であって、
    前記シール部を、前記中空樹脂板材の表裏両面に溝状に形成することを特徴とする中空樹脂板材の端部処理方法。
  2. 一対の平行なライナー板の間に多数のリブを介設してなる中空樹脂板材を切り抜いてケースブランクを製造する方法において、
    前記切り抜きの前に、その切り抜くラインに沿って、前記ライナー板どうしを所定の幅にわたって相互に溶着してなる、前記中空樹脂板材の表裏両面に溝状に形成されたシール部を設けることを特徴とするケースブランクの製造方法。
  3. 前記ケースブランクの折曲部に前記シール部を設けることを特徴とする請求項に記載のケースブランクの製造方法。
  4. 請求項2又は3に記載の製造方法により製造されたケースブランクを用いて箱を製造することを特徴とする箱の製造方法。
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