JP4191999B2 - 車両リニア空気式推進システム - Google Patents
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Description
・ダブリンアンドキングスタウン アイルランド 1844年から1854年 全長2.4km(1.5マイル)
・ロンドンアンドクロイドン イングランド 1846年から1847年 8km 12kmに延長
・パリトゥーサンジェルマン フランス 1847年から1860年 全長2.2km
・サウスデボン イングランド 1847年から1848年 全長24km(15マイル) 32kmに延長
・空気パイプの上部に沿って設けた連続バルブに、磨耗、疲労、及び凍結による破壊が生じやすい皮革や柔らかい封止用コンパウンドを用いたことによる問題
・推進力量の非適応性−真空を利用したため、圧力差が1気圧(実質的には0.9気圧)に限定された点
・分岐点及び軌道の転轍器に、特に連続するポンプステーション間において、有効に対処できない点
・システムに入ってきたとき、列車は、動力を確保するためにポンプステーションと連絡している必要があった点
図1から図5を参照すると、乗客又は貨物用の車両1は、ドライブラインとして知られる車両下のチューブ3内を走行する単一又は複数のピストン2に空気圧を作用させることにより推進される。ピストンは、ドライブラインチューブに対して圧力を逃がさないシールを有しており、また、重量を支える車輪4を有している。さらなる特徴として、ピストンは、緊急の制動状態にある場合に、空気圧を放出するために解放されるダイヤフラムバルブ(図示せず)を有している。
・採用される駆動方式
・作られる真空のレベル
・加えられる圧力
・ピストンの表面積
・ピストンシールの有効性
Force=π(D/2)2*P/100
ここで、Dはcm単位でのピストンの直径、Pはバール単位でのピストンの差圧である。従って、直径50cmのピストンにマイナス0.9バールの真空及び1.5バールの加圧を適用した結果生じる推進力は、47.12kNつまり4.8トンとなる。比較としては、コンコルドの動力供給に使用される原型仕様のロールスロイスオリンパスのジェットエンジンが生ずるスラストは102kNであった。
図6から図8に示されるように、車両ドライブライン3は一連のセクションに長手方向に分割され、各セクションは複数のセクタに長手方向に分割されている。各セクションは、駆動モードに応じて加圧された空気及び/又は真空をドライブラインに供給する静的な主ポンプステーション(図示せず)により、供給を受ける。供給するドライブラインセクションに対するポンプの位置は比較的柔軟に対応できるが、作動効率を最適にするには、セクションの中央付近に設ける必要がある。
車両のブレーキシステムは3段階にて行われる。
・ドライブライン空気圧力制動
・ドライブラインに対するライントラックの機械制動
・車両停止車輪制動
正常時の走行、速度調節、及び制動には、主管接続バルブ及び排気バルブを制御地点から遠隔操作し得るようにする必要があり、この制御地点は、中央制御であってもよいし、車両の制御盤による制御であってもよい。バルブを作動させるバルブ作動部、つまり、電動式、空気式又は油圧式のバルブ駆動部(図示せず)との連絡は電子的に行われ、無線により、又は好ましくは、ドライブラインの補助電力レール10を介して変調電気信号として伝送される信号による。また、制御システムに故障が生じた場合における作動を可能にするため、油圧接続等の手段によって、車両から操作する機械的な手動装置を設けることが好ましい。
本システムの重要な特徴の一つは、ポンプの駆動に事実上いかなるエネルギー源を使用してもよい点である。ポンプに必要な唯一の条件は、所望の運転速度を維持するため、十分なレベル及び量の真空又は加圧が得られるだけの容量を有することである。上述したように、実現可能な真空の限度はマイナス0.9バールであり、加圧は1.5バールである。これらの圧力で必要とされる程度の体積を得るには、ドライブラインの直径が50cmで、車両を時速100kmで走らせる場合、1分あたり330立方メートル程度の空気を必要とする。この程度の容量を得るためには、ポンプは大規模な高速タービン型のものである必要がある。
車両を支持する軌道14は図面に概略的に示されている。駆動、誘導、及び制動を行うのは軌道の中央部に沿って延びるドライブラインであり、軌道14の機能は単に、車両の車輪4が走行するための滑らかな連続した面を形成することである。適切な構成の一つは、表面を滑らかに仕上げたコンクリートからなる路面構造である。熱の移動を可能にするために、間隔を置いて伸縮継手を設ける必要があるが、これらを、表面に切れ目が生じないように、例えば、「櫛型」継手等を用いて構成すれば、システムの円滑な走行に多いに寄与する。
車両1は、従来型の鉄道車両とは異なり、大きく離れた車輪付きのボギーの間に渡す必要がないため、強固なシャーシを必要としない。また、乗客車両1は、脱線や衝突に耐えるよう頑丈に構成する必要もない。その結果、軽量であって、長手方向に配置された車輪4によって支持可能な構造となる。
上述したように駆動システムには3つの方式があるが、これらの方式を以下に詳細に説明する。この説明は、図6から図8、及び関連バルブの状態を表形式にしたものを用いて行う。
1.真空単式システム−このシステムにおいては、ドライブラインは、主ポンプで排気される単一の平行管によって対応される。ピストンの前方にある真空管バルブ及び後方にある吸気バルブを開放することによって(後者は、このシステムでは「吸気」バルブとしているが、その他の場合は「排気」バルブと呼ばれる)、ドライブラインに推進(及び制動)力が生じる。このシステムの動力は、ポンプが作り得る真空の程度により制限され、この真空の程度は1気圧を超えることはない。従って、このシステムには少々制約がある。
2.加圧単式システム−平行管、ドライブライン、及びバルブの構成は上記真空単式システムと同様であり、相違点は、ポンプが正圧を送る点、及びバルブの配列にある。このシステムで得られる駆動力は、主ポンプの能力、及びバルブ、特にドライブラインバルブ、の耐圧性能によってのみ制限される。このシステムは、単一の平行管を利用するためにコストを抑えることができるとともに、駆動力を増加することができ、好ましい選択肢である。
3.複式システム−このシステムでは、ドライブラインは、一つは加圧され一つは真空にされた2本の平行管を上記と同様にバルブを介してドライブラインに接続することにより、対応される。これは最も用途の広いシステムであり、強力かつ高速な運転が必要とされる場合に利用される。このシステムは、最大の駆動力及び制動力を送り出す能力を有する上に、加圧及び真空が別個に適用されるため、ドライブラインバルブにかかる圧力は相当減少する。
正常走行
スタート状態
・主管は作動レベルまで真空になっている
・非作動セクタの主管接続バルブは全て閉鎖され、吸気バルブは開放されている
・セクタゲートバルブは全て閉鎖されている
・セクタ3が作動状態にあり、その途中を車両がセクタ4に向かって走行している
*注釈:上記シーケンス2は、セクタ4においてバルブI1及びI2の両方が開放状態にあることを条件とする。I1/4及びI2/4のいずれかが閉鎖状態である場合、該セクタは既に作動状態にあり、車両が走行中であることを表す。この場合には次のような代替シーケンスとなる。
車両を停止させ、停止位置に保持し、その後再始動するには、ドライブライン圧力を逆にする。一例として、車両が上記走行シーケンスの終端にある、すなわち、セクタ4の途中をセクタ5に向かって走行しているとすると、バルブシーケンスは以下のようになる。
正常走行
スタート状態
・主管は作動レベルまで加圧されている
・非作動セクタの主管接続バルブは全て閉鎖され、排気バルブは開放されている
・セクタゲートバルブは全て閉鎖されている
・セクタ3が作動状態にあり、その途中を車両がセクタ4に向かって走行している
*注釈:上記シーケンス2は、セクタ4においてバルブE1及びE2の両方が開放状態にあることを条件とする。E1/4及びE2/4のいずれかが閉鎖状態である場合、該セクタは既に作動状態にあり、車両が走行中であることを表す。この場合には次のような代替シーケンスとなる。
車両を停止させ、停止位置に保持し、その後再始動するには、ドライブライン圧力を逆にする。一例として、車両が上記走行シーケンスの終端にある、すなわち、セクタ4の途中をセクタ5に向かって走行しているとすると、バルブシーケンスは以下のようになる。
正常走行
スタート状態
・両主管は作動レベルまで加圧され又は真空になっている
・非作動セクタの主管接続バルブは全て閉鎖され、排気バルブは開放されている
・セクタ3が作動状態にあり、その途中を車両がセクタ4に向かって走行している
・セクタゲートバルブは全て閉鎖されている
*注釈:上記シーケンス2は、セクタ4においてバルブE1及びE2の両方が開放状態にあることを条件とする。E1/4が閉鎖状態である場合、該セクタは既に作動状態にあり、車両が走行中であることを表す。この場合には次のような代替シーケンスとなる。
車両を停止させ、停止位置に保持し、その後再始動するには、ドライブライン圧力を逆にする。一例として、車両が上記走行シーケンスの終端にある、すなわち、セクタ4の途中をセクタ5に向かって走行しているとすると、バルブシーケンスは以下のようになる。
2 ピストン
3 ドライブライン
4 車輪
5 関節接続ロッド
6 ライントラック
7 パイロン
8 溝
9 ドライブラインバルブ
10 電気レール
11 ピックアップコンタクト
12 ブレーキパッド
13 車輪
14 軌道
Claims (32)
- 軌道に沿って使用される車両リニア推進システムであって、セクタゲートエアバルブによって終端間を接続され互いに封止された複数のセクタに長手方向に分割された管状のドライブラインと、前記ドライブラインの複数のセクタの各々に空気を供給する又は前記ドライブラインの複数のセクタの各々から空気を吸引するための、前記ドライブラインに近接して延びる少なくとも1本の主供給管と、前記主供給管と選択的に連通するための、各セクタの各端部近傍に設けられた少なくとも2つの主管エアバルブと、空気を排出又は空気を取り入れるために大気と選択的に導通させるための、各セクタの各端部近傍に設けられた2つの更なるエアバルブとを備えたことを特徴とする車両リニア推進システム。
- 前記主供給管は使用時に抽気ポンプに接続される真空管であり、前記抽気ポンプは前記主供給管を経由して前記各セクタと連通し、前記2つの更なるエアバルブは空気を取り入れるために設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両リニア推進システム。
- 前記主供給管は使用時に加圧空気源に接続される加圧管であり、前記加圧空気源は前記主供給管を経由して前記各セクタと連通し、前記2つの更なるエアバルブは空気を排出するために設けられることを特徴とする請求項1に記載の車両リニア推進システム。
- 2本の同様の主供給管が平行に設けられ、一方は使用時に抽気ポンプに接続される真空管であり、前記抽気ポンプは前記2本の主供給管のうち第1の主供給管を経由して前記各セクタと連通し、他方は使用時に加圧空気源に接続される加圧管であり、前記加圧空気源は前記2本の主供給管のうち第2の主供給管を経由して前記各セクタと連通することを特徴とする請求項1に記載の車両リニア推進システム。
- 各セクタの各端部近傍に、それぞれ前記真空管及び前記加圧管と通じさせる2つずつのエアバルブを設けることを特徴とする請求項4に記載の車両リニア推進システム。
- 使用されている前記軌道に沿って車両を駆動するために前記ドライブラインに沿ってシール状態でスライド自在に設けたピストンと、前記車両に接続するために前記ピストンに伝動的に連結されたドライブ手段とを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記ドライブライン内をスライドするトロリをさらに備え、前記ピストンは、使用されている前記車両に前記トロリを介して接続されていることを特徴とする請求項6に記載の車両リニア推進システム。
- 使用されている前記軌道に沿って車両を駆動するために前記ドライブラインに沿ってシール状態でスライド自在な更なるピストンをさらに備え、前記車両に接続するためにドライブ手段は前記更なるピストンに伝動的に連結され、前記更なるピストンは初述の前記ピストンと反対方向に向いていることを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の車両リニア推進システム。
- 前記ドライブ手段に伝動的に連結され、前記軌道に沿ってリニア運動するように適合された車両を備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記車両は車輪を有することを特徴とする請求項9に記載の車両リニア推進システム。
- 軌道と組み合わされ、前記軌道は前記車両の上方に位置し、前記車両は軌道に結合する車輪によってそこから吊り下げられることを特徴とする請求項9に記載の車両リニア推進システム。
- 路面の形状をした軌道と組み合わされたことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記ドライブ手段は、使用時に前記ドライブラインの壁面の細長い溝を通る、前記ピストンに接続されたパイロンを備え、前記溝は前記パイロンが通過できるように柔軟に封止されることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 使用されている前記車両に補助的な電力を供給するための給電レールを前記ドライブラインに備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項13のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 使用されている前記車両を制動するための機械的な摩擦ブレーキシステムを有することを特徴とする請求項6乃至請求項14のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記ドライブ手段と前記ドライブラインの内壁との間に、使用されている前記車両を制動するための機械的な摩擦ブレーキシステムを備えたことを特徴とする請求項6乃至請求項14のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記ピストンは、一方から他方への通気を選択的に可能にする非常用圧力解放ダイヤフラムを有することを特徴とする請求項6乃至請求項16のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記主管エアバルブは、空気の流れを段階的に調節することによって車両の速度及び加速度の調節を可能にする絞り弁であることを特徴とする請求項6乃至請求項17のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記主供給管又は前記各主供給管に接続されたエアポンプを備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項18のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記エアポンプ又は前記各エアポンプはタービンを備えることを特徴とする請求項19に記載の車両リニア推進システム。
- 前記主管エアバルブ、前記セクタゲートエアバルブ、及び前記更なるエアバルブを一又は複数の所定の順序で開閉して、使用中の前記車両を推進又は制動するようにされたバルブ制御手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項20のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記バルブ制御手段は、制動命令に応じて、前記ピストンの駆動方向が逆になるように前記各バルブを順次作動させ、前記ピストンが前記加圧管に空気を送り込む又は前記真空管から空気を引き出すようにすることにより回生制動を生じさせることを特徴とする請求項21に記載の車両リニア推進システム。
- 前記バルブ制御手段は、あるセクタに隣接するセクタにおける前記更なるバルブが閉鎖状態にあるとき、該セクタ間のセクタゲートエアバルブを閉鎖状態に保ち、前記あるセクタにおける主管エアバルブを駆動方向が逆になるように作動させることにより、前記隣接するセクタにおける前記更なるバルブが再び開放されるまで、前記あるセクタ内の車両を制動して停止させる、衝突防止用の安全連動システムをセクタごとに備えることを特徴とする請求項21又は請求項22に記載の車両リニア推進システム。
- 前記バルブ制御手段は、前記ドライブラインセクタの長手方向における前記ピストンの位置、及び必要な加速度、減速度、速度及び/又は方向を表す命令信号に応じることを特徴とする請求項21乃至請求項23のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記バルブ制御手段は、前記主管エアバルブ、前記セクタゲートエアバルブ、及び前記更なるエアバルブと、無線手段を介して通じていることを特徴とする請求項21乃至請求項24のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記バルブ制御手段は、前記主管エアバルブ、前記セクタゲートエアバルブ、及び前記更なるエアバルブと、前記給電レールを介して通じていることを特徴とする、請求項21が請求項14に従属するときの請求項21乃至請求項24のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 前記バルブ制御手段は、前記主管エアバルブ、前記セクタゲートエアバルブ、前記更なるエアバルブと、機械式、油圧式、又は空気式の連結機構を介して通じていることを特徴とする請求項21乃至請求項24のいずれかに記載の車両リニア推進システム。
- 3つ以上の互いに封止されたセクタに長手方向に分割された管状のドライブラインが設けられている軌道に沿って、前記ドライブライン内を走行するピストンに伝動的に接続された車両を推進する方法であって、
隣接する単一の主管から前記の互いに封止された各セクタに真空又は加圧空気を供給し、前記の真空又は加圧空気は、現在使用中のセクタの適切な端部に選択的に供給されて前記ピストンの両端に圧力差を生じさせ、次いで、隣接するセクタを大気に導通して、一時的に空気が流れて前記ピストンが前記現在のセクタと前記隣接するセクタとの間を移動するようにすることによって、セクタからセクタに前記ピストンを駆動し、次いで、現在のセクタとなった前記隣接するセクタに前記真空又は前記加圧空気を前記主管から供給してサイクルを繰り返すことを特徴とする車両推進方法。 - 3つ以上の互いに封止されたセクタに長手方向に分割された管状のドライブラインが設けられている軌道に沿って、前記ドライブライン内を走行するピストンに伝動的に接続された車両を推進する方法であって、
隣接する複数の主管から前記の互いに封止された各セクタに真空と加圧空気を供給し、前記の真空と加圧空気は、前記ピストンの両端に圧力差を生じさせるように現在使用中のセクタの適切な端部に選択的に供給され、次いで、隣接するセクタに前記真空を前記主管から供給して、一時的に空気が流れて前記ピストンが前記現在のセクタと前記隣接するセクタとの間を移動するようにすることによって、セクタからセクタに前記ピストンを駆動し、次いで、現在のセクタとなった前記隣接するセクタに前記加圧空気を前記主管から供給してサイクルを繰り返すことを特徴とする車両推進方法。 - 制動命令に応じて、前記ピストンの駆動方向が逆になるような順序で前記空気又は真空の供給を行い、前記ピストンが前記加圧管に空気を送り込む又は前記真空管から空気を引き出すようにすることにより回生制動を生じさせることを特徴とする請求項28又は請求項29に記載の方法。
- 現在使用中のセクタごとに、隣接するセクタが大気に導通されていない状態にあるとき、該セクタ間の隔離状態を維持し、前記車両と他の更なる車両のうち1車両又は各車両の前記ピストンの駆動方向を逆にして、前記隣接するセクタが導通された状態になるまで前記使用中のセクタ内の前記の車両若しくは他の車両又はその両方の車両を制動して停止させることにより、前記ドライブラインにおいて前記車両と他の車両が衝突しないように監視することを特徴とする請求項28乃至請求項30のいずれか一項に記載の方法。
- 前記ドライブラインセクタの長手方向における前記ピストンの位置、及び必要な加速度、減速度、速度及び/又は方向を表す命令信号に応じて、各セクタの端部の内外への空気の流れを制御することによって前記車両を駆動又は制動することを特徴とする請求項28乃至請求項31のいずれか一項に記載の方法。
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