JP4185101B2 - チェックバルブ用スプリング - Google Patents

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本発明は、ハンドルの回転を操向車輪に伝達する自動車の動力舵取装置に用いられるチェックバルブに用いられるチェックバルブ用スプリングに関する。
従来のチェックバルブが用いられる動力舵取装置としては、例えば図4に示すようなものがある。
図4において、101は制御弁であり、制御弁101は図示しないハンドルの操作によりポンプ102から作動油をパワーシリンダ103に導入する。制御弁101の弁本体104は内部が中空に形成され、弁本体104の内部にはトーションバー105が挿入され、ピン106で固定されている。
弁本体104の外周には複数個の溝107,108,109が形成され、これらの溝107,108,109を介してハンドルを一方向に操作したときは、ポンプ102からの作動油がパワーシリンダ103の一方のシリンダ室110に導入されるようになっているとともに、他方のシリンダ111の作動油がリザーバタンク112に戻り、また、ハンドルを他方向に操作したときは、ポンプ102からの作動油がパワーシリンダ103の他方のシリンダ室111に導入されるようになっているとともに、一方のシリンダ室110の作動油がリザーバタンク112に戻るようになっている。
弁本体104は、ハンドルの操作によりシリンダ113内に上下動自在に収納され、シリンダ113と弁本体104との間はオイルシール114で作動油が外部にもれないようにシールされている。シリンダ113はボルト115によりギヤハウジング116に固定されている。
シリンダ113の外周には外筒117が取り付けられ、外筒117には4つのポート118,119,120,121がそれぞれ形成されている。
ポート118はポンプ102から導入油路129を介して作動油を導入するために設けられたプレッシャポートである。このポート118の上部には作動油をリザーバタンク112に戻すためのポート119が設けられ、これらのポート118,119には溝107,108,109に連通可能なチェックバルブ122が設けられている。
ポート119は排出油路123を介してリザーバタンク112に連通している。また、ポート120はハンドルが一方向に操作されたときパワーシリンダ103の一方のシリンダ室110に作動油を導入するとともに、ハンドルが他の方向に操作されたときシリンダ室110内の作動油を戻すための入出力ポートであり、入出力油路124を介してパワーシリンダ113の一方のシリンダ室110に連通している。
このポート120の上部に設けられたポート121は、パワーシリンダ103における他端のシリンダ室111の作動油をリザーバタンク112に戻すとともにパワーシリンダ103の他方のシリンダ室111に作動油を導入するための入出力ポートであり、入出力油路125を介してパワーシリンダ103の他方のシリンダ室111に連通している。
パワーシリンダ103内には左右方向に移動自在にラック軸126が収納され、ラック軸126の大径部127によりシリンダ室128内を一方のシリンダ室110と他方のシリンダ室111に画成している。一方のシリンダ室110に作動油が挿入され、他方のシリンダ室111から作動油が排出されると、ラック軸126は図中左方向に移動し、他方のシリンダ室111に作動油が導入され、一方のシリンダ室110から作動油が排出されると、ラック軸126は図中右方向に移動する。
ハンドルを一方向、例えば右方向に操作すると、図示しないリンクによってハンドルの動きがトーションバー105に伝えられ、弁本体104が移動し、弁本体104に設けられた図示しないオイル流路によってポート118とポート120が連通されるので、ポンプ102からの作動油は導入油路129を経てプレッシャポートとしてのポート118に入り、チェックバルブ122を通ってポート120、入出力油路124からパワーシリンダ103の一方のシリンダ室110に入る。
このときポート121は弁本体104の図示しないオイル流路によってポート119と連通するように構成されており、パワーシリンダ103における他方のシリンダ室111の作動油は入出力油路125、ポート121、ポート119を経て排出油路123からリザーバタンク112に戻る。こうして、図外の操向車輪につながれたラック軸126は左方向に移動する。
ハンドルを他の方向、例えば左方向に操作すると、図示しないリンクによってハンドルの動きがトーションバー105に伝えられ、弁本体101がシリンダ113内でハンドルを右方向に操作したときと反対方向に移動する。このとき弁本体101の図示しない流路によってポート118とポート121が連通し、ポート119とポート120が連通するようになっている。このため、ポンプ102からの作動油は導入油路129、プレッシャポートとしてのポート118、チェックバルブ122を経て、ポート121、入出力油路125を通ってパワーシリンダ103の他方のシリンダ室111に導入される。一方、パワーシリンダ103における一方のシリンダ室110の作動油は、入出力油路124、ポート120、ポート119を経て排出油路123からリザーバタンク112に戻る。こうして、図外の操向車輪につながれたラック軸126は右方向に移動する。
これらの作用により操舵力がアシストされる。しかし凹凸路面を走行している場合などは、操向車輪からの所謂キックバックと言われる逆入力により作動油が逆流し、パワーシリンダ103が作動し、ハンドルとられ現象が発生するので、その防止のためにチェックバルブ122を設けている。
従来のチェックバルブを図5に示す。
図5において、筒状ケース130の底部には立上部131が形成され、立上部131の先端部は内側に向って折り曲げられている。図5において、立上部131は1カ所しか記載していないが、120度間隔で3カ所に設けられている。また筒状ケース130の底部に、作動油が通る油圧通路となる開口部132が形成されている。筒状ケース130の上部にも開口部が形成され、その開口部付近の筒状ケース内側には溝133が形成されている。
溝133にはバルブシート134の外周部が嵌入され、筒状ケース130の上側開口部にはバルブシート134が溝133にはめ込まれた後、かしめ固定される。バルブシート134には作動油が導入される開口部135が形成されている。バルブシート134の内側にポペットバルブ136が設けられており、ポペットバルブ136の中央には作動油の一部が逆流することを許容するオリフィス137が形成される。ポペットバルブ136の内側には下方に突出される立下部138が120度間隔で3カ所形成されている。
また、ポペットバルブ136の内側であってオリフィス137から外れた位置に、開口部135方向に突出する周状の凹部139が形成され、凹部139と筒状ケース130の底部との間にはスプリング140が介装され、スプリング140の小径部が凹部139に、大径部が筒状ケース130の底部に当接しており、ポペットバルブ136はスプリング140によりバルブシート134に当接している。
スプリング140は大径部が図6のように巻き終わり部分であるスプリング端131aが円周部より外側に位置するように構成され、図7のように筒状ケース130の底部に収容されたとき、スプリング端131aが筒状ケース130の内壁に当接すると共に、大径部が3カ所の立上部131の内側に収容され、スプリング140の巻き終わり部分の弾力によって固定されている。
作動時にはポンプからの作動油は、バルブシート134の開口部135を通り、ポペットバルブ136をスプリング140の弾力に抗して押し下げ、ポペットバルブ136と筒状ケース130の隙間を通り、筒状ケース130の底部に設けられた開口部132を経てパワーシリンダに導入される。またキックバックが発生し、作動油が開口部132を通って逆流してきたときは、ポペットバルブ136がバルブシート134の内側に密着し、バルブシート134の開口部135を閉止して逆流を阻止する。この場合、ポペットバルブ136のオリフィス137により作動油の一部が逆流するのを許容している。
このように、キックバックする作動油の逆流を阻止し、ハンドルがとられないようにしている。
特開2000−199576
しかしながら、このような従来のチェックバルブにあっては、ポペットバルブがスプリングの弾力によって支えられているため、軸周り方向には固定されておらず、ポペットバルブが筒状ケースの底部まで押圧されたときはポペットバルブが軸周り方向に移動することがあり、ポペットバルブの側面がスプリングコイル部との巻き終わり部分の空間に食い込んでしまうことがあり、またスプリングはポペットバルブを押圧する弾力を確保するため粗巻きになっているので、ポペットバルブの立下部下端部がスプリング食い込み、その場合はキックバックが発生したときもポペットバルブがスプリングから外れないことがあり、弁の動作が不安定になるという不具合がある。また食い込みを防止するためにスプリング大径を小さくしていくとスプリング大径がケース底穴よりも小さくなり、外力によってスプリングが軸周りに回転することがあるとスプリング端がケース底穴より飛び出す場合もあり、このような状態になると所望のスプリング反発力が得られなくなると言う不具合があった。
本発明は、このような従来の不具合点に鑑みてなされたものであって、動作が安定し、弁の開閉が確実なチェックバルブを構成するスプリングを提供することを目的とする。
この目的を達成するため本発明は次のように構成する。
ハンドルにより制御弁を操作してポンプからの作動油をパワーシリンダの一方のシリンダ室に導入し他方のシリンダ室の作動油をリザーバタンクに戻してラック軸を移動させる動力舵取装置に用いられるチェックバルブに於いて、
開口部を下端及び上端に有し、開口部を有するバルブシートが上端の開口部部分にかしめ止めされ油圧通路となる下端の開口部内周部から立ち上げられた複数の立上部を有する筒状ケースと、
底部がバルブシート方向へ位置するように形成された周状の凹部と筒状ケース底部方向に屈曲する複数の立下部を有し、筒状ケース内壁に沿って移動自在に形成されたポペットバルブと、
小径部が凹部に位置し、大径部が立下部内壁と立上部で形成される部分に位置するように構成され前記ポペットバルブをバルブシート方向に押圧するスプリングを有し、
スプリングは大径部の巻き終わりが大径部外側に折り曲げられた放射状部を有し、折り曲げられた屈曲部は大径部内周部分より内側に位置し、かつ大径部及び小径部は2巻以上の部分が密着巻きされていることを特徴とする。
また本発明において、スプリングの放射状部はスプリング円周部から直角に折曲げられた上で曲部を起点としてプラスマイナス30度以内であることを特徴とする。
また屈曲部はスプリング大径部巻き終わり部分が大径部内側に折り曲げられて構成されるストレート部の先端に設けられることを特徴とする。
スプリングは大径部が筒状ケースの立上部内壁とポペットバルブの立下部内壁で形成される部分に位置し、大径部の巻き終わり部分である端部が大径部より外側へ折り曲げられた放射状部を有し、折り曲げられた屈曲部は大径部内周より内側に位置しているので、ポペットバルブが大径部の巻き終わり部分と接する位置まで回転した場合でもスプリング端部は大径部より外側に折り曲げられているので、従来のようにポペットバルブがスプリング端部に食い込むことがない。また大径部及び内径部は2巻以上の部分が密着巻きされているため、ポペットバルブの立下部の下端部がスプリングに食い込むことがない。
また本発明は、スプリングの屈曲部から先端部までの部分がスプリング直径方向に対して屈曲部を基点としてプラスマイナス30度以内の角度を有するように構成されているので、折り曲げ角度精度を厳密に管理しなくて済む。
また本発明において、屈曲部はスプリング大径部巻き終わり部分が大径部内側に折り曲げられて構成される直線状のストレート部の先端に設けられているので、屈曲部を大径部内側に位置させることが容易になる。
更に放射状部を設けることにより、スプリング大径がケース底穴よりも小さくなった場合でもスプリング巻端がケース底穴から飛び出すことがないので、所望のスプリング反発力を維持できるという効果を有する。
図1(A)は本発明を適用したチェックバルブの断面図、図1(B)は図1におけるB−B断面図である。
図1において、筒状ケース1は、例えば板金により形成され、底部2は平面状に形成され、中央部には大きな開口部3が形成され、この開口部が油圧通路を構成している。開口部3の周縁部から立上部4が図1(B)に示すように120度の間隔で内側に立ち上げられている。また筒状ケース1の上部にも開口部5が形成されている。
筒状ケース1の上部開口部5付近の内側には溝6が形成され、その溝6にバルブシート7の周縁部が嵌合された上でかしめ止めされており、バルブシート7は筒状ケース1の上方向に突出する皿状に形成され、作動油が導入される開口部8を有している。バルブシート7の内側に板金等でバルブシート7の内側に接する形状に構成されたポペットバルブ9が設けられている。
ポペットバルブ9は中央部付近に作動油の一部が逆流することを許容する丸穴状のオリフィス10が設けられており、オリフィス10の周囲にバルブシート7の方向に突出し、外側部分がバルブシート7の開口部8の内周に接することでバルブシート7の開口部8を閉止するように形成された周状の凸部12が設けられ、凸部12の反対側は周状の凹部14を形成している。またポペットバルブ9は筒状ケース1の底部2の方向に立ち下がる立下部16が120度間隔で3カ所設けられている。この立下部16の外周は筒状ケース1の内周よりも小さく作られ、ポペットバルブ9が筒状ケース1の内側で移動自在となるように構成されている。立下部16の下端部内周は曲線状に加工されている。
このように構成されたポペットバルブ9はスプリング18の小径部が凹部14に、大径部が底部2に位置するように介装され、スプリング18の弾力によってポペットバルブ9がバルブシート7に押圧されている。スプリング18の大径部は立上部4の内壁とポペットバルブ9の立下部16の内壁との間に位置するように構成されている。
スプリング18の小径部及び大径部端部は少なくとも2巻分を密巻きとし、それ以外の部分は粗巻きとしている。このため、粗巻き部で弾力による反発力を維持しながら密巻き部の剛性によって底部2および凹部14への位置安定性を確保している。ポペットバルブ9はスプリング18によって支えられているので更に位置安定性を増すためには小径部を3巻き程度密巻きにすることも有効である。
スプリング18は図1(B)及び図2(A)に示すように、大径部の巻き終わりがコイル部から内側に折り曲げられたストレート部20を有し、ストレート部20の先端部からコイル外側方向に折り曲げられる屈曲部22を有し、屈曲部22から先端部までは放射状部24を形成している。屈曲部22はスプリング18の大径部内径よりも内側に位置するようにし、放射状部24の先端部は筒状ケース1の内壁に接するように構成されている。また放射状部24はスプリング18の円周に対して直角状態に折り曲げられるのが理想的であるが、ポペットバルブの端部がスプリング18の端部に食い込まないためには屈曲部22を基点としてプラスマイナス30度の範囲内まで許容できる。またストレート部20を設けることで屈曲部22をスプリング18の大径部内周より内側に位置させることが容易になる。
ポペットバルブ9の外径は、筒状ケース1の内径よりわずかに小さく、また、筒状ケース1の内側深さは立下部16の高さの3倍以下になるように形成されている。ポペットバルブ9は、立下部16が筒状ケース1の内側内壁に沿って移動するため、その傾きおよび左右の動きは規制される。したがって、弁の動作は安定しており、弁の開閉は確実に行われる。
作動油が流れる通常の作動時、ポンプからの作動油はバルブシート7の開口部8、筒状ケース1とポペットバルブ9の隙間を通り、筒状ケース1の油圧通路である開口部3を経てパワーシリンダに供給され、操向車輪につながれたラック軸を移動させ、操作力がアシストされる。
一方、凹凸路面を走行している場合など、操向車輪からのキックバックによる作動油が逆流したときは、筒状ケース1の開口部3とポペットバルブ9との間隙を通った作動油はポペットバルブ9を上方向に押圧する。ポペットバルブ9はこのキックバック時の油圧の流れに応答し、立下部16が筒状ケース1の内側内壁に沿って上側へ移動し、凸部12がバルブシート7の開口部8を閉止する。こうして、キックバックが入力された場合の作動油の逆流を阻止し、ハンドルがとられることがない。
キックバックがないとき、ポペットバルブ9はスプリング18によって上方向に押圧されると共に、立下部16が筒状ケース1の内壁で規制されているだけであるから、軸周りには位置が規制されていないことから、動作状態によっては回転力が生ずることがある。
図3は実線で示されるポペットバルブ9が作動油によって押圧されたときに点線で示される位置まで移動したときの状態を示しており、図3に示すようにスプリング18の大径部は立上部4の内壁とポペットバルブ9の内壁の間に位置するように配置されている。ポペットバルブ9が作動油により下方向に押圧され、かつ回転力が生じた場合、立下部16の側面は図1(B)に示すスプリング大径部から外側に位置する放射状部24に当接することもあるが、スプリング18の屈曲部22はスプリング18の内径部より内側に位置しているため、立下部16がスプリング18の端部に挟み込まれることはない。
またポペットバルブ9における立下部16の下端部が筒状ケース1の底部2まで押圧されたときでも、スプリング18の大径部は立下部16の内壁よりも内側に位置するように配置されているので、従来のようにスプリング巻き終わり部とスプリングの円周部の間に隙間がないことから、立下部16がスプリング18のコイル部に挟み込まれることがない。スプリング18が押圧されたとしても、大径部は2巻き以上の密巻き部を有するので剛性が確保されており、変形が少ないことから立下部16がスプリング18に食い込むことがない。更に立下部の下端部内壁は曲線部を有する状態に加工されていることからも立下部16がスプリング18に食い込むことがない。
本発明の実施形態を示す断面図 スプリングを示す図1の正面図及び側面図 正常時の動作を示す断面図 従来のチェックバルブが用いられる動力舵取装置を示す図 従来のチェックバルブの断面図 従来のスプリングを示す図 図5のA−A断面図
符号の説明
1,130:筒状ケース
2:底部
3,5,8:開口部
4,131:立上部
6,107,108,109,133:溝
7:バルブシート
9,136:ポペットバルブ
10,137:オリフィス
12:凸部
14,139:凹部
16,138:立下部
18,140:スプリング
20:ストレート部
22:屈曲部
24:放射状部
101:制御弁
102:ポンプ
104:弁本体
112:リザーバタンク
118,119,120,121:ポート
122:チェックバルブ
134:バルブシート

Claims (3)

  1. ハンドルにより制御弁を操作してポンプからの作動油をパワーシリンダの一方のシリンダ室に導入し他方のシリンダ室の作動油をリザーバタンクに戻してラック軸を移動させる動力舵取装置に用いられるチェックバルブに於いて、
    開口部を下端及び上端に有し、開口部を有するバルブシートが前記上端の開口部部分にかしめ止めされ、油圧通路となる前記下端の開口部内周から立ち上げられた複数の立上部を有する筒状ケースと、
    底部が位置するように前記バルブシート方向へ形成された周状の凹部と前記筒状ケース底部方向に屈曲する複数の立下部を有し、前記筒状ケース内壁に沿って移動自在に形成されたポペットバルブと、
    小径部が前記凹部に位置し、大径部が前記立下部内壁と前記立上部で形成する部分に位置するように構成され前記ポペットバルブを前記バルブシート方向に押圧するスプリングを有し、
    該スプリングは大径部の巻き終わりが大径部外側に折り曲げられた放射状部を有し、該折り曲げられた屈曲部は大径部内周部分より内側に位置し、かつ大径部及び小径部は2巻以上の部分が密着巻きされていることを特徴とするチェックバルブ。
  2. 請求項1記載のチェックバルブにおいて、前記スプリングの放射状部はスプリング円周部から直角に折曲げられた上で曲部を起点としてプラスマイナス30度以内であることを特徴とするチェックバルブ。
  3. 請求項1記載のチェックバルブにおいて、前記屈曲部は前記スプリング大径部巻き終わり部分が大径部内側に折り曲げられて構成されるストレート部の先端に設けられることを特徴とするチェックバルブ。
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