JP4174395B2 - 組合せ計量装置 - Google Patents

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本発明は、複数に振り分けた被計量物の各重量を計量し、それらの組合せ演算を行う組合せ計量装置に関する。
菓子や果物など個々の重量にばらつきがある被計量物を、許容範囲内の合計重量となるように計り分ける組合せ計量装置は、例えば特許文献1に開示されているように、従来より公知である。組合せ計量装置では、ロードセル等の計量手段に連結された複数の計量ホッパへ被計量物を分散投入し、各計量ホッパ内に保持された被計量物の各重量を計量するとともに、それらの組合せ演算を行うことによって、被計量物を排出する計量ホッパを選択する。
このような組合せ計量装置は、複数の計量ホッパの上段および下段に、プールホッパやブースタホッパ等の、被計量物を一時的に保持するホッパを、それぞれ複数備えている場合もある。プールホッパ、計量ホッパ、ブースタホッパ等のホッパは、いずれも底部に開閉ゲートを有し、開閉ゲートを閉鎖した状態ではその内部に被計量物を保持することができるとともに、開閉ゲートを開放することによって、下方へ被計量物を送ることができる。さらに、このような組合せ計量装置は、被計量物を最上段のホッパ群へ振り分けて送るための搬送部や、最下段のホッパ群から排出された被計量物を集積してさらに下方の包装装置へ送るためのタイミングホッパ等を備える。すなわち、このような組合せ計量装置は、搬送部、プールホッパ、計量ホッパ、ブースタホッパ、タイミングホッパ等を段階的に経由して下方へ送られることになる。
特開2001−330505号公報
上述したような組合せ計量装置では、例えば、組合せ演算によってある計量ホッパが選択されたとき、その計量ホッパは、開閉ゲートを開放することによって被計量物を下方へ送る。そして、空となったその計量ホッパの直上に位置するプールホッパは、開閉ゲートを開放することによって、内部に保持していた他の被計量物を前記計量ホッパへ向けて送ることになる。
このような送り動作においては、高速計量の要請の観点からは、計量ホッパの開閉ゲートを開放した時点から、その直上のプールホッパの開閉ゲートを開放する時点までの時間をなるべく短くすることが望ましい。しかしながら、遅くともプールホッパから送られる被計量物が計量ホッパの底部へ到着する時点では計量ホッパの開閉ゲートは閉鎖されている必要があり、プールホッパの開閉ゲートを開放するタイミングがあまりにも早すぎると、送られた被計量物が計量ホッパにおいて適切に保持されず、確実な計量の妨げとなる。
したがって、計量ホッパの開閉ゲートを開放した時点から、その直上のプールホッパの開閉ゲートを開放する時点までの時間を適正な時間に設定することが、高速かつ確実な計量を行うために要求される課題となる。また、この課題は、計量ホッパとその直上のプールホッパとの間のこのような送り動作のタイミングに限らず、上述した搬送部、プールホッパ、計量ホッパ、ブースタホッパ、タイミングホッパ等のうちの上下に隣接する任意の2つの部位の間における送り動作のタイミングについて、要求される課題となる。
なお、従来では、これらの送り動作のタイミングは、オペレータが各自の判断に基づいて設定していたため、オペレータ個人間で設定にばらつきがあり、必ずしも適正な設定とはなっていなかった。また、オペレータにより適正に設定された場合であっても、その後の周囲の環境変化(温度変化や湿度変化など)や扱う被計量物の性状によって、その設定が不適正となることもあった。
本発明はこのような事情に鑑みなされたものであり、被計量物の送るための動作タイミングを適正に自動設定することができる組合せ計量装置を提供することを目的とする。
請求項1に係る発明は、複数に振り分けた被計量物の各重量を計量するとともに前記各重量の組合せ演算を行う組合せ計量装置であって、被計量物の搬送を行う複数の搬送部と、被計量物の保持および送り出しを行う複数のホッパと、前記組合せ演算により選択された被計量物の集合および排出を行う集合部と、前記複数の搬送部と、前記複数のホッパと、前記集合部との間で被計量物を送るための動作タイミングを記憶する記憶部と、前記複数の搬送部と、前記複数のホッパと、前記集合部との間の位置関係を示す物理量に基づき前記動作タイミングを変更する第1変更手段と、を備え、前記複数のホッパは、被計量物を一時的に保持する複数のプールホッパと、前記複数のプールホッパから受けた被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパとを含み、前記複数の計量ホッパに保持された被計量物の重量を計量する複数の計量手段と、少なくとも1つの前記計量手段から出力された計量信号に基づき、前記プールホッパと前記計量ホッパの間の前記動作タイミングを変更する第2変更手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項に記載の組合せ計量装置であって、前記物理量と前記計量信号とに基づき、前記プールホッパと前記計量ホッパの間以外の前記動作タイミングを変更する第3変更手段をさらに備えたことを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項または請求項に記載の組合せ計量装置であって、前記計量信号は、零点調整が実行された直後における被計量物の計量の際に出力された信号であることを特徴とする。
請求項に係る発明は、請求項1から請求項のいずれかに記載の組合せ計量装置であって、前記計量ホッパと前記プールホッパとの間以外の部位間において被計量物を送る時間の実測値を測定する測定手段と、前記実測値に基づき、前記動作タイミングを変更する第4変更手段と、をさらに備えたことを特徴とする。
請求項1から請求項に記載の発明によれば、複数の搬送部と複数のホッパと集合部との間で被計量物を送るための動作タイミングを、それらの部位の間の位置関係に基づいて変更する。このため、動作タイミングを個人差のない適正な値に自動設定することができる。また、組合せ計量装置に対して部分的な部品の変更や改良を施した場合であっても、各部位の間の位置関係を示す物理量を修正入力するだけで、動作タイミングを容易に再設定することが可能となる。
また、請求項1から請求項4に記載の発明によれば、計量手段から出力された計量信号を参照して、被計量物を送るための動作タイミングを変更する。このため、プールホッパが被計量物を送りだした後、その先頭が計量ホッパに荷重を与えるまでに要する時間の実測値を得ることができ、その実測値に基づいてプールホッパと計量ホッパの間の動作タイミングを変更することができる。したがって、被計量物の量や種類にかかわらず、プールホッパと計量ホッパの間の動作タイミングを極めて適正な値に自動設定することができる。
特に、請求項に記載の発明によれば、各部位の位置関係を示す物理量と、計量手段から出力される計量信号とを参照して、被計量物を送るための動作タイミングを変更する。このため、プールホッパが被計量物を送り出した後、その先頭が計量ホッパに荷重を与えるまでに要する時間の実測値を基準として、プールホッパと計量ホッパの間以外の動作タイミングをより適正に算出し、自動設定することができる。
特に、請求項に記載の発明によれば、計量ホッパを中空かつ安定な状態とした後に得られる計量信号を参照することによってより正確な実測値を得ることができ、それに基づいて動作タイミングをさらに適正な値に自動設定することができる。
特に、請求項に記載の発明によれば、計量ホッパとプールホッパの間以外の部位間においても、被計量物が移動する時間の実測値に基づいて、被計量物を送るための動作タイミングを変更することができる。したがって、計量ホッパとプールホッパの間以外の部位間についても、被計量物の種類や量にかかわらずその動作タイミングを極めて適正に自動設定することができる。

以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照しつつ説明する。
<1.組合せ計量装置1の構成>
まず、本発明に係る組合せ計量装置1の構成について説明する。図1は組合せ計量装置1の構成を模式的に示した側断面図であり、併せて、制御部60との間の電気的接続も示している。また、図2は組合せ計量装置1の上面図である。組合せ計量装置1は、個々の重量にばらつきがある被計量物を許容範囲内の合計重量となるように計り分ける装置であり、主として分散フィーダ10と、複数の供給トラフ20と、複数のプールホッパ30と、複数の計量ホッパ40と、集合部50と、を備える。
分散フィーダ10は、上方の供給手段100から投入される被計量物を受け、その被計量物を外方に配置された複数の供給トラフ20まで分散搬送するための部位である。分散フィーダ10は、上面視において略円形をなしており、その上面は円錐状に中心が隆起した形状となっている。そして、分散フィーダ10は電磁振動等を利用した加振手段11と連結されているため、加振手段11を駆動させることにより分散フィーダ10の上面を振動させることができ、それによって、被計量物を外方へ分散搬送することができる。
複数の供給トラフ20は、分散フィーダ10によって分散された被計量物を、複数のプールホッパ30へそれぞれ送るための搬送手段として機能する部位である。複数の供給トラフ20は、図2に示したように、分散フィーダ10の外周に沿って放射状に配設され、各供給トラフ20の外方の端部が複数のプールホッパ30のそれぞれの上方に位置するように配置される。各供給トラフ20は電磁振動等を利用した加振手段21と連結されているため、加振手段21を駆動させることにより供給トラフの搬送面を振動させることができる。そして、供給トラフ20は、その振動によって被計量物を外方へ移動させ、対応するプールホッパ30の内部へ送り出すことができる。
複数のプールホッパ30は、供給トラフ20から送り出された被計量物を、一時的に保持するための部位である。各プールホッパ30は、各供給トラフ20の下方に配置され、上面視において円環状に配列される。各プールホッパ30は、上下に連通した筒状の本体30aと、その底部を開放および閉鎖するゲート30bとを備えた構成となっている。ゲート30bは、エアシリンダ等の開閉駆動手段31と連結されており、この開閉駆動手段31を駆動することによりゲート30bの開閉動作が実現される。各プールホッパ30は、ゲート30bを閉鎖した状態ではその内部に被計量物を保持することができるとともに、ゲート30bを開放した状態では下方の計量ホッパ40へ被計量物を送り出すことができる。
複数の計量ホッパ40は、プールホッパ30から送られた被計量物を受け、その重量を計量するための部位である。各計量ホッパ40は、各プールホッパ30の下方に配置され、プールホッパ30と同様に上面視において円環状に配列される。各計量ホッパ40も、上下に連通した筒状の本体40aと、その底部を開放および閉鎖するゲート40bを備えた構成となっている。ゲート40bは、エアシリンダ等の開閉駆動手段41と連結されており、この開閉駆動手段41を駆動することによりゲート40bの開閉動作が実現される。各計量ホッパ40は、ゲート40bを閉鎖した状態ではその内部に被計量物を保持することができるとともに、ゲート40bを開放した状態では下方の集合部50へ被計量物を送り出すことができる。
また、各計量ホッパ40は、ロードセル等の計量手段42と連結されている。各計量手段42は、計量ホッパ40内に保持された被計量物の重量を計量し、その計量値を計量信号W1として制御部60へ送信することができる。
集合部50は、後述する組合せ演算により選択された計量ホッパ40から送り出された被計量物を、一箇所に集合させ、排出するための部位である。集合部50は、複数の計量ホッパ40の下方位置を覆う漏斗状の滑走面50aと、滑走面50aを滑り落ちた被計量物を保持し、適時に下方へ排出する1つのタイミングホッパ50bとを有する構成となっている。また、タイミングホッパ50bには、その底部を開放および閉鎖するゲート50cが設けられている。ゲート50cは、エアシリンダ等の開閉駆動手段51と連結されており、この開閉駆動手段51を駆動することによりゲート50cの開閉動作が実現される。タイミングホッパ50bは、このゲート50cを閉鎖している間は、滑走面50aから滑り落ちた被計量物を受け、その内部に集合保持することができる一方、ゲート50cを開放することによって、保持した被計量物を下方へ送り、後続の包装装置等へ渡すことができる。
また、組合せ計量装置1は、上記の構成以外に、図1に概念的に示した制御部60を備える。制御部60は、CPU、ROM、RAM、HDD等を備えて構成される電子装置である。制御部60は、上述した加振手段11,21、開閉駆動手段31,41,51など、各部の駆動箇所と電気的に接続されており、所定の信号を送信することによって、これらの駆動を操作、調節することができる。また、制御部60は、上述した複数の計量手段42とも電気的に接続されており、各計量手段42から送信される計量信号W1を受信し、記憶することができる。制御部60では、このようにして記憶した複数の計量信号W1を対象として組合せ演算の処理を実行し、被計量物を送り出す計量ホッパ40の組合せを決定する。なお、制御部60が備える機能の詳細については、後に詳述する。
<2.組合せ計量装置1の計量動作>
続いて、上述したような構成を有する組合せ計量装置1の計量動作について、以下に説明する。なお、以下の一連の計量動作は、上述した制御部60が各部の駆動箇所を電気的に操作することによって、進行する。
まず、被計量物は、組合せ計量装置1の上方に位置する供給手段100から落下し、分散フィーダ10上へ供給される。被計量物は、分散フィーダ10上面の振動を受け、円錐状の傾斜角度を有する分散フィーダ10の上面を外方へと移動して、複数の供給トラフ20に到達する。
一方、複数のプールホッパ30のうち、下方の計量ホッパ40へ被計量物を送り終えて中空となるプールホッパ30が存在する場合には、当該プールホッパ30に対応する供給トラフ20の搬送面を振動させる。被計量物は、この振動を受けて供給トラフ20上を外方へと移動し、プールホッパ30内へ送られる。
さらに、複数の計量ホッパ40のうち、下方の集合部50へ被計量物を送り終えて中空となる計量ホッパ40が存在する場合には、当該計量ホッパ40の上方に位置するプールホッパ30は、ゲート30bを開放することによって、当該計量ホッパ40へ被計量物を送る。
計量ホッパ40が上方のプールホッパ30から被計量物を受けて保持すると、計量ホッパ40内の被計量物の重量が、当該計量ホッパ40に連結された計量手段42によって計量され、その計量信号W1が制御部60へ送信される。制御部60は、計量手段42から送信された計量信号W1を受信し、記憶する。
そして、制御部60は、このようにして記憶した複数の計量信号W1を対象として、組合せ演算の処理を実行し、予め設定された許容範囲内の合計重量となるように、被計量物を送り出す計量ホッパ40の組合せを選択する。
組合せ演算により選択された各計量ホッパ40は、集合部50のタイミングホッパ50bが下方へ被計量物を送り終えて中空となるときに、ゲート40bを開放し、内部に保持した被計量物を送り出す。計量ホッパ40から送り出された被計量物は、集合部50の滑走面50a上を滑り落ち、下方の1つのタイミングホッパ50bに集合する。そして、集合部50は、適時にゲート50cを開放し、タイミングホッパ50b内に集合させた被計量物を、後続の包装装置等へ送り出す。
<3.組合せ計量装置1における被計量物の送り動作>
このように、組合せ計量装置1では、被計量物は供給トラフ20、プールホッパ30、計量ホッパ40、集合部50を段階的に経由して、図1中に矢印で示したように、下方へ送られることになる。以下には、組合せ計量装置1における被計量物の送り動作について、さらに詳説する。
被計量物の送り動作は、タイミングホッパ50b、計量ホッパ40、プールホッパ30の各ゲート50c,40b,30bの開閉動作と、供給トラフ20の振動動作により実現され、高速かつ確実な計量を行うためには、これらの動作タイミングを適正に設定することが望ましい。図3は、組合せ計量装置1におけるこれらの動作タイミングの一例を示した図である。
まず、タイミングホッパ50bは、時刻T1においてゲート50cを開放し、内部に保持した被計量物を下方へ送り出す。そして、タイミングホッパ50bは、ゲート50cの開放を時間t1だけ継続した後、時刻T3においてゲート50cを閉鎖する。なお、このタイミングホッパ50bがゲート50cを開放する時刻T1は、後続の包装装置の動作等との関係により決定される。
次に、組合せ演算により選択された計量ホッパ40は、時刻T1より時間taだけ後の時刻T2において、ゲート40bを開放し、内部に保持した被計量物を集合部50へ送り出す。そして、計量ホッパ40は、ゲート40bの開放を時間t2だけ継続した後、時刻T5においてゲート40bを閉鎖する。ここで、計量ホッパ40がゲート40bを開放する時刻T2は、送り出した被計量物の先頭が、時刻T3までにタイミングホッパ50bの底部に到着しない範囲で、なるべく早い時刻であることが望ましい。時刻T2が早すぎれば、送り出した被計量物が時刻T3までにタイミングホッパ50bの底部に到着してしまい、未だゲート50cが開放状態の底部を通り抜けて、下方へ転落してしまう。逆に時刻T2が遅すぎれば、計量ホッパ40およびタイミングホッパ50bが遊休する時間が増加し、効率のよい送り動作を行うことができない。したがって、時刻T2がこのような条件を満たすべく、時間taを設定する必要がある。
また、同じように、送り動作を行った計量ホッパ40の上方のプールホッパ30は、時刻T2より時間tbだけ後の時刻T4において、ゲート30bを開放し、内部に保持した被計量物を計量ホッパ40へ送り出す。そして、プールホッパ30は、ゲート30bの開放を時間t3だけ継続した後、時刻T7においてゲート30bを閉鎖する。ここで、プールホッパ30がゲート30bを開放する時刻T4は、送り出した被計量物の先頭が、時刻T5までに計量ホッパ40の底部に到着しない範囲で、なるべく早い時刻に設定することが望ましい。時刻T4が早すぎれば、送り出した被計量物が時刻T5までに計量ホッパ40の底部に到着してしまい、未だゲート40bが開放状態の底部を通り抜けて、下方へ転落してしまう。逆に、時刻T4が遅すぎれば、プールホッパ30および計量ホッパ40が遊休する時間が増加し、効率のよい送り動作を行うことができない。したがって、時刻T4がこのような条件を満たすべく、時間tbを設定する必要がある。
さらに同じように、送り動作を行ったプールホッパ30の上方の供給トラフ20は、時刻T4よりも時間tcだけ後の時刻T6において、振動動作を開始し、上面に保持した被計量物をプールホッパ30へ送り出す。そして、供給トラフ20は、振動動作を時間t4だけ継続した後、時刻T8において振動動作を停止する。ここで、供給トラフ20が振動動作を開始する時刻T6は、送り出した被計量物の先頭が、時刻T7までにプールホッパの底部に到着しない範囲で、なるべく早い時刻に設定することが望ましい。時刻T6が早すぎれば、送り出した被計量物が時刻T7までにプールホッパ30の底部に到着してしまい、未だゲート30bが開放状態の底部を通り抜けて、下方へ転落してしまう。逆に、時刻T6が遅すぎれば、供給トラフ20およびプールホッパ30が遊休する時間が増加し、効率のよい送り動作を行うことができない。したがって、時刻T6がこのような条件を満たすべく、時間tcを設定する必要がある。
組合せ計量装置1ではこのように、タイミングホッパ50b、計量ホッパ40、プールホッパ30、供給トラフ20が所定のタイミングで動作を行い、その一連の動作が繰り返し実行される。なお、上述した時間ta,tb,tcが、本発明の「動作タイミング」に相当し、時間taが供給トラフ20とプールホッパ30との間の動作タイミング、時間tbがプールホッパ30と計量ホッパ40との間の動作タイミング、時間tcが計量ホッパと集合部50との間の動作タイミング、ということになる。
<4.組合せ計量装置1の制御部が有する機能>
続いて、上述したような時間ta,tb,tcを適正に自動設定するために、組合せ計量装置1の制御部60が有する機能について、以下に詳説する。
図4は、時間ta,tb,tcの設定に関して制御部60が有する機能を説明するためのブロック図である。先にも説明したように、制御部60は加振手段21、開閉駆動手段31,41,51と電気的に接続されており、所定の信号を送信することによって、これらの駆動を操作、調節することができる。
一方、図4に示すように、制御部60はHDD等の記憶部60aを有しており、記憶部60aに種々の情報を記憶させることができる。例えば、上述した時間ta,tb,tcや、組合せ計量装置1の各部位間の位置関係を示す物理量Pや、計量手段52から受信した計量信号W1等を、記憶部60aにおいて記憶することができる。
物理量Pは、例えば図1に示したような、供給トラフ20の外方の端部とプールホッパ30の底部との間の距離L1や、プールホッパ30の底部と計量ホッパ40の底部との間の距離L2や、計量ホッパ40の底部とタイミングホッパ50bの底部との間の距離L3や、滑走面50aの傾斜角度θなどを示す情報である。物理量Pは、制御部60に付属する入力手段61から入力され、記憶部60aに記憶される。なお、入力手段61は、具体的には、公知のキーボードやタッチパネル等により実現することができる。
また、制御部60は、記憶部60aに記憶された時間ta,tb,tcを変更する手段として、第1変更手段60bと、第2変更手段60cと、第3変更手段60dとを有する。これらは、具体的には制御部60が有するCPU等により実現される機能である。
まず、第1変更手段60bは、記憶部60aに記憶された物理量Pを参照して、時間ta,tb,tcを変更する手段である。先述したように、例えば時間taは、計量ホッパ40から送り出された被計量物の先頭がタイミングホッパ50bの底部に到着するときに、タイミングホッパ50bのゲート50cが既に閉鎖しているような範囲で、なるべく短い時間であることが望ましい。すなわち、計量ホッパ40のゲート40bを開放した後、送り出された被計量物の先頭がタイミングホッパ50bの底部に到着するまでに要する時間をta’とすると、次式(1)が成立する。
ta>t1−ta’ (1)
同様に、時間tb,tcに関しても、プールホッパ30のゲート30bを開放した後、送り出された被計量物の先頭が計量ホッパ40の底部に到着するまでに要する時間をtb’とし、供給トラフ20が振動を開始した後、送り出された被計量物の先頭がプールホッパ30の底部に到着するまでに要する時間をtc’とすると、次式(2),(3)が成立する。
tb>t2−tb’ (2)
tc>t3−tc’ (3)
ここで、時間ta’,tb’,tc’は、それぞれ各部位間の位置関係を示す物理量Pに基づいてある程度推定することができる時間である。例えば、被計量物が自然落下を行うために要する時間については、距離L1,L2,L3等に基づいて推定可能であり、また、被計量物が滑走面50aを滑り落ちるために要する時間については、距離L3や角度θに基づいて推定可能となる。第1変更手段60bでは、このような物理量Pの中の距離L1,L2,L3、角度θ等を参照して時間ta’,tb’,tc’の推定値を算出し、それらを上式(1)〜(3)に代入することによって、時間ta,tb,tcを適切な値に変更する。
組合せ計量装置1は、このように第1変更手段60bにおいて物理量Pを参照することによって、時間ta,tb,tcを個人差のない適正な値に自動設定することができる。また、特に組合せ計量装置1に対して部分的な部品の変更や改良を施した場合であっても、入力手段61から物理量Pを修正入力するだけで、時間ta,tb,tcを容易に再設定することが可能となる。例えば、集合部50を異なる形状のものに交換した場合には、新たな距離L3や角度θを示す物理量Pを入力手段61から修正入力すれば、容易に時間ta,tb,tcが再設定される。
次に、第2変更手段60cは、記憶部60aに記憶された計量信号W1を参照して、時間tbを変更する手段である。第2変更手段60cでは、計量信号W1の中から特に、計量手段42が被計量物から荷重を受け始めた時刻を参照し、プールホッパ30のゲート30bを開放した時刻との差分に相当する時間を算出する。この時間はすなわち、プールホッパ30のゲート30bを開放した後、送り出された被計量物の先頭が計量ホッパ40の底部に到着するまでに要した時間tb’の実測値となる。第2変更手段では、この時間tb’の実測値を上式(2)に代入することによって、時間tbを適切な値に変更する。
組合せ計量装置1では、このように第2変更手段60cにおいて計量信号W1を参照し、推定値ではなく実測値としての時間tb’に基づいて時間tbを変更することができる。したがって、被計量物の種類や量にかかわらず、時間tbを極めて適正な値に自動設定することができる。
なお、計量手段42は複数の計量ホッパ40と同数存在し、複数の計量手段42のそれぞれから計量信号W1を得ることができるが、必ずしも全ての計量ホッパ42から送信される計量信号W1を参照する必要はない。たとえば、各計量ホッパ40について、上方のプールホッパ30との位置関係やその間の送り動作に関する条件が同一である場合には、少なくとも1つの計量手段から送信される計量信号W1を参照すればよい。そして、その1つの計量信号W1に基づいて全ての計量ホッパ40とその上方のプールホッパ30の間に関する時間tbを変更すればよい。
また、第2変更手段60cにおいて参照する計量信号W1は、計量手段42において零点調整が実行された後、最初に被計量物の計量を行う際に出力される計量信号W1であることが望ましい。通常、計量手段42における零点調整は、予めその計量手段42に連結する計量ホッパ40内の被計量物を送り出し、計量ホッパ40を中空かつ安定な状態とした上で実行される。したがって、このような安定な状態となった直後に得られる計量信号W1を参照すれば、時間tb’のより正確な実測値を得ることができ、時間tbをより適正な値に変更することができる。
また、第3変更手段60dは、記憶部60aに記憶された物理量Pと計量信号W1とを参照して、時間ta,tcを変更する手段である。上述したように、計量信号W1を参照すれば、時間tb’の実測値を得ることができる。第3変更手段60dでは、この時間tb’の実測値を基準とし、各部位間の位置関係を示す物理量Pを参照して、時間ta’,tc’の推定値をより正確に算出する。そして、このようにして算出した時間ta’,tc’を上式(1),(3)に代入することによって、時間ta,tcを適切な値に変更する。
組合せ計量装置1では、このように第3変更手段60dにおいて物理量Pと計量信号W1とを参照することによって、時間tb’の実測値を基準として、時間ta’,tc’をより正確に算出することができる。したがって、より適正な値に時間ta,tcを自動設定することができる。
<5.変形例>
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上述した例に限定されるものではなく、他の種々の形態をとることができる。
例えば、図5に示すように複数のプールホッパ30のそれぞれに計量手段32を連結して設け、図6に示すように第4変更手段60eをさらに備える構成であってもよい。ここで、計量手段32は、計量手段42と同じように、プールホッパ30内に保持された被計量物の重量を計量し、その計量値を計量信号W2として制御部60へ送信する手段であり、第4変更手段60eは、記憶部60aに記憶された計量信号W2を参照して、時間tcを変更する手段である。このような構成とすれば、推定値ではなく実測値としての時間tc’を得ることができ、この時間tc’の実測値を上式(1)に代入することによって時間tcをより適正な値に変更することができる。
プールホッパ30には、本来的には計量手段32は必須ではないが、このように時間tc’の実測値を得るための測定手段として計量手段32を備えることによって、時間tcをより適正な値に設定することができる。なお、時間tc’の実測値を得るための測定手段としては、このような計量手段32に限らず、プールホッパ30内に設けた光電センサなどのセンサであってもよい。また、同様の測定手段をタイミングホッパ50bにも設け、時間ta’の実測値を参照して時間taを変更する形態であってもよい。
また、以上の例では、供給トラフ20、プールホッパ30、計量ホッパ40、集合部50という4つの部位の間の動作タイミングについて議論をしたが、被計量物の送り動作において経由する部位は、これらの4つに限定されるものではない。例えば、被計量物を一時的に保持し、計量ホッパ40とともに組合せ演算の選択対象となるブースタホッパを、各計量ホッパ40の下方に備え、計量ホッパ40とこのブースタホッパとの間の動作タイミングや、ブースタホッパと集合部50との間の動作タイミングを、同様に自動設定する形態であってもよい。
また、各部材の形状や配置、動作等については、本発明の範囲内で種々の設計変更を行うことが可能である。
組合せ計量装置1の構成を模式的に示した側断面図である。 組合せ計量装置1の上面図である。 組合せ計量装置1において被計量物を送るための動作タイミングの一例を示した図である。 組合せ計量装置1の時間ta,tb,tcの設定に関して制御部60が有する機能を説明するためのブロック図である。 変形例に係る装置構成を模式的に示した側断面図である。 変形例において、時間ta,tb,tcの設定に関して制御部60が有する機能を示したブロック図である。
符号の説明
1 組合せ計量装置
2 組合せ計量装置
10 分散フィーダ
11 加振手段
20 供給トラフ
21 加振手段
30 プールホッパ
30b ゲート
31 開閉駆動手段
32 計量手段
40 計量ホッパ
40b ゲート
41 開閉駆動手段
42 計量手段
50 集合部
50b タイミングホッパ
50c ゲート
51 開閉駆動手段
60 制御部
60a 記憶部
60b 第1変更手段
60c 第2変更手段
60d 第3変更手段
60e 第4変更手段
P 物理量
W1 計量信号
W2 計量信号

Claims (4)

  1. 複数に振り分けた被計量物の各重量を計量するとともに前記各重量の組合せ演算を行う組合せ計量装置であって、
    被計量物の搬送を行う複数の搬送部と、
    被計量物の保持および送り出しを行う複数のホッパと、
    前記組合せ演算により選択された被計量物の集合および排出を行う集合部と、
    前記複数の搬送部と、前記複数のホッパと、前記集合部との間で被計量物を送るための動作タイミングを記憶する記憶部と、
    前記複数の搬送部と、前記複数のホッパと、前記集合部との間の位置関係を示す物理量に基づき前記動作タイミングを変更する第1変更手段と、
    を備え
    前記複数のホッパは、
    被計量物を一時的に保持する複数のプールホッパと、
    前記複数のプールホッパから受けた被計量物の重量を計量する複数の計量ホッパと
    を含み、
    前記複数の計量ホッパに保持された被計量物の重量を計量する複数の計量手段と、
    少なくとも1つの前記計量手段から出力された計量信号に基づき、前記プールホッパと前記計量ホッパの間の前記動作タイミングを変更する第2変更手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする組合せ計量装置。
  2. 請求項1に記載の組合せ計量装置であって、
    前記物理量と前記計量信号とに基づき、前記プールホッパと前記計量ホッパの間以外の前記動作タイミングを変更する第3変更手段
    をさらに備えたことを特徴とする組合せ計量装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の組合せ計量装置であって、
    前記計量信号は、零点調整が実行された直後における被計量物の計量の際に出力された信号であることを特徴とする組合せ計量装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の組合せ計量装置であって、
    前記計量ホッパと前記プールホッパとの間以外の部位間において被計量物を送る時間の実測値を測定する測定手段と、
    前記実測値に基づき、前記動作タイミングを変更する第4変更手段と、
    をさらに備えたことを特徴とする組合せ計量装置。
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