JP4171440B2 - 廃水処理装置およびそれを用いた廃水処理方法 - Google Patents

廃水処理装置およびそれを用いた廃水処理方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4171440B2
JP4171440B2 JP2004110206A JP2004110206A JP4171440B2 JP 4171440 B2 JP4171440 B2 JP 4171440B2 JP 2004110206 A JP2004110206 A JP 2004110206A JP 2004110206 A JP2004110206 A JP 2004110206A JP 4171440 B2 JP4171440 B2 JP 4171440B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
electrolytic cell
treated water
separation
membrane
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004110206A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005288386A (ja
Inventor
雅彦 三浦
武史 橘
靖子 矢古宇
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kobe Steel Ltd filed Critical Kobe Steel Ltd
Priority to JP2004110206A priority Critical patent/JP4171440B2/ja
Publication of JP2005288386A publication Critical patent/JP2005288386A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4171440B2 publication Critical patent/JP4171440B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、下水、下水処理場やメタン発酵設備の脱水分離液、下水処理場の返流水、屎尿、食品工場からの産業排水、もしくは廃棄物埋め立て地からの浸出水等、またはこれらの二次処理水などの有機性廃水、特に難分解性COD成分を含有する廃水の処理装置およびそれを用いた処理方法に関する。
難分解性COD成分等を含有する廃水を処理する方法として、以下の従来技術が実施または提案されている。
〔従来技術1〕
図4に、従来用いられている一般的な電気分解処理法の概略を示す。廃水A1に電解質F1を添加して導電性を付与し、これを電解槽11内で電気分解することによって難分解性COD成分等(難分解性COD成分の他、色度、BOD、窒素、リンなどを総称したもの。以下同じ。)を分解して除去し、処理水B1を得ている。しかしながら、本法では、廃水A1の電気的特性を電気分解に適した条件に調整するため、塩化ナトリウムや硫酸ナトリウムなどの塩分を電解質として相当量添加する必要があった。このことは、廃水A1に余分な化学物質を相当量添加することになり、処理水B1中に当該他の化学物質が残留するため、新たな環境負荷の増大を招き、望ましくない。
〔従来技術2〕
次に、図5に、従来用いられている膜分離法の概略を示す。廃水A2をRO膜またはルーズRO膜等の分離膜からなる分離膜ユニット22により、難分解性COD成分等、塩分などを分離濃縮した濃縮水E2とこれらの成分が除去された処理水B2とに分離し、高度に処理された処理水B2を得るものである。しかしながら、本法では、難分解性COD成分等や塩分を多く含む濃縮水E2が大量に残留するため、これの処理が困難であるという問題点がある。このため、濃縮水E2の処理には、焼却など非常にコストの高い処理を要するのが現状である。
〔従来技術3〕
上記従来技術1および2の問題点を解決する方法として、図6に示すような、膜分離と電気分解処理(以下、「電解処理」と略称することあり。)とを組み合わせた方法が提案されている(例えば、特許文献1参照)。上記従来技術2と同様、廃水A3を分離膜ユニット32で濃縮水E3と処理水B3とに分離した後、さらに濃縮水E3を電解槽にて電気分解することにより、難分解性COD成分等を高度に除去した処理水B4を得ようとするものである。もとの廃水A3由来の塩分を濃縮した濃縮水E3を電気分解することによって、上記従来技術1のように別途電解質を添加する必要がないとする。しかしながら、本法では、濃縮水E3中の塩分濃度は、もとの廃水A3中の塩分濃度と分離膜ユニット32の分離性能(濃縮性能)まかせとなるため、もとの廃水A3中の塩分濃度が低いと、いくら分離膜ユニット32で濃縮したとしても濃縮水E3中の塩分濃度が十分でなく効率的な電気分解処理を行えない場合がある。換言すれば、本法は、分離膜ユニット32の分離性能(濃縮性能)に見合った一定の塩分濃度を有する廃水でないと、十分な処理効果が発揮できないという問題点がある。
特開平7−155759号公報
そこで、本発明は、有機性廃水から、その元来の塩分濃度にかかわらず、難分解性COD成分を高効率で除去できる廃水処理装置およびそれを用いた処理方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、廃水から、ダイヤモンド薄膜電極を用いた電気分解により難分解性COD成分を除去して電解処理水となす電解槽と、この電解槽内に設けられた分離膜ユニットであって、前記電解処理水を膜分離により、当該電解処理水中の塩分や残存する難分解性COD成分が濃縮された濃縮水とこれらの成分が除去された膜分離処理水とに分離し、前記濃縮水を前記電解槽内の電解処理水中に戻すとともに、前記膜分離処理水を系外に排出する分離膜ユニットと、を備えたことを特徴とする廃水処理装置である。
請求項2に記載の発明は、廃水を、ダイヤモンド薄膜電極を用いて電気分解することにより難分解性COD成分を除去して電解処理水となす電解槽と、この電解槽外に別途設けられた分離膜ユニットであって、前記電解槽から供給された前記電解処理水を膜分離することにより、当該電解処理水中の塩分や難分解性COD成分が濃縮された濃縮水とこれらの成分が除去された膜分離処理水とに分離し、前記濃縮水を前記電解槽内の電解処理水中に戻すとともに、前記膜分離処理水を系外に排出する分離膜ユニットと、を備えたことを特徴とする廃水処理装置である。
請求項に記載の発明は、前記電解槽に、当該電解槽中の沈殿物および/または電解処理水を槽外に排出するドレイン配管を設けた請求項1または2に記載の廃水処理装置である。
請求項に記載の発明は、さらに、前記電解槽内の電解処理水の導電率を測定する導電率計を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載の廃水処理装置である。
請求項に記載の発明は、さらに、前記電解槽内の電解処理水中に塩分を供給する塩分供給手段を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載の廃水処理装置である。
請求項に記載の発明は、廃水を、ダイヤモンド薄膜電極を用いた電解槽内で電気分解することにより難分解性COD成分を除去して電解処理水とする電解処理工程と、この電解処理水を分離膜ユニットで膜分離することにより、当該電解処理水中の塩分や難分解性COD成分が濃縮された濃縮水とこれらの成分が除去された膜分離処理水とに分離する膜分離工程と、前記膜分離処理水を系外に排出する処理水排出工程と、前記濃縮水を前記電解槽内の電解処理水中に戻す濃縮水循環工程と、を備え、前記電解処理工程において、前記電解槽内の塩分濃度を所定値以上に維持しつつ電気分解を行うことを特徴とする廃水処理方法である。
請求項に記載の発明は、さらに、前記電解槽内の電解処理水の導電率を測定する導電率測定工程と、この導電率の値に基づいて、前記電解槽への廃水の供給量、前記分離膜ユニットからの膜分離処理水の排出量、前記電解槽からのドレインの排出量、および前記電解槽への塩分の添加量よりなる群から選ばれた少なくとも1つの操作因子を調整することにより、前記電解槽内の塩分濃度を所定値以上に維持する制御工程と、を備えた請求項に記載の廃水処理方法である。
本発明によれば、分離膜ユニットで塩分が濃縮された濃縮水を電解槽内の電解処理水中に戻すことによって、塩分濃度を十分に高めた状態で、白金電極より腐食、汚れ付着に対する耐性に優れるダイヤモンド薄膜電極を用いて電気分解を行うことができるので、もとの廃水の塩分濃度にかかわらず、高効率で難分解性COD成分の分解除去を行うことが実現できる。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について詳細に説明する。
〔実施形態1〕
(廃水処理装置の構成)
図1に本発明の実施形態に係る廃水処理装置の概略のフローを示す。1は電解槽、2は電解槽内に設けられた分離膜ユニット、3は電解槽内に設置され、電解処理に用いられる電極と電源、4は電解槽の底部に設けられ、沈殿物や処理水を排出するドレイン配管である。電解槽1に供給された廃水Aは、電解槽1内に設置された電極3により電気分解されて、廃水A中の難分解性COD成分等が分解除去され、電解処理水Dとなる。次いで、この電解処理水Dは、電解槽1内に設けられた分離膜ユニット2で、膜分離により、濃縮水Eと膜分離処理水Bとに分離される。ここに、濃縮水Eは、電解処理水D中の塩分や電気分解されずに残存する難分解性COD成分等が濃縮されたものであり、膜分離処理水Bは、前記塩分や難分解性COD成分等が除去された、高度に処理された処理水である。そして、膜分離処理水Bは系外に排出されるが、濃縮水Eは電解槽1内の電解処理水D中に戻される。
(廃水処理方法)
廃水Aを電解槽1へ連続的に供給するとともに、分離膜ユニット2から膜分離処理水Bを連続的に系外へ排出する。これにより、廃水A中の塩分が電解槽1内に徐々に蓄積されて電解処理水D中の塩分濃度が連続的に上昇し、やがては電気分解に適した十分に高い塩分濃度に達する。たとえ、廃水A中の塩分濃度が低い場合であっても、この操作を継続することにより確実に電解処理水D中の塩分濃度を電気分解に適した濃度まで高めることができる。
上記濃縮操作を継続すると、電解処理水D中の塩分濃度が最終的には溶解度を超え、塩分の析出が生じ、沈殿物が発生する。この沈殿物を定期的にドレイン配管4から引き抜くことにより、余剰塩分の系外への排出を行う。これにより、電解処理水D中の塩分濃度は飽和濃度に維持され、導電率が一定になるため、電気分解の安定化が図れ、効率的な電解処理が連続的に行える。さらに、上記従来技術1では、電解槽31内で回分的な処理しか行うことができなかったが、本発明では、電解槽1内で連続的な処理が可能となるため、処理能力が大幅に向上する。
また、膜分離により、塩分と同様、難分解性COD成分等も濃縮され、電解処理水D中の難分解性COD成分等の濃度が高濃度に維持される。このため、電極3と難分解性COD成分等との接触効率が高く維持され、上記塩分濃縮の効果とあいまって、さらに電解処理の高効率化が図れる。
また、廃水Aとして、下水処理場の返流水を対象とした場合、膜分離処理水Bは図示しない生物処理槽等に返送され、再度生物処理等を受け分解されるので、廃水A中の難分解性COD成分等を完全に分解除去してしまう必要はない。すなわち、高分子の難分解性COD成分等をH2OやCO2にまで完全に分解してしまうのではなく、途中まで分解して低分子化したり、疎水性を親水性に改質することで十分に目的を達することができる。したがって、このような場合、分離膜ユニット2の分子量分画能を粗めに設定し、低分子化されて易分解化した分解産物は膜分離によって優先的かつ選択的に系外に排出し、電気分解による酸化処理を受けていない未分解の難分解性COD成分等のみを電解槽1内に滞留させ電解処理に供する。この結果、過剰な酸化処理によって無駄な電力が消費されることが防止され、必要最小限の投入電力により効率的な電解処理が図れる。
〔実施形態2〕
(廃水処理装置の構成)
図2に、本発明の別の実施形態に係る廃水処理装置の概略のフローを示す。本例は、上記実施形態1と異なり、分離膜ユニット2を電解槽1外に別途設けたものである。そして、電解槽1から分離膜ユニット2へ電解処理水Dを送るとともに、分離膜ユニット2から電解槽1へ濃縮水Eを戻すように構成している。本例は、上記実施形態1に比べ、電解槽1と分離膜ユニット2間に余分の配管を必要とするが、前記電解槽1と分離膜ユニット2間の配管にバルブを設けておくことにより、電解槽1を運転しながら、分離膜ユニット2のメンテナンスを行うことも可能となる。
(廃水処理方法)
上記実施形態1と同様、廃水Aを電解槽1へ連続的に供給するとともに、分離膜ユニット2から膜分離処理水Bを連続的に系外へ排出することにより、電解処理水D中の塩分濃度を電気分解に適した濃度まで高めることができる。また、上記実施形態1と同様、析出塩分の沈殿物を定期的にドレイン配管4から引き抜くことにより、電解処理水D中の塩分濃度は飽和濃度に維持され、導電率が一定になるため、電気分解の安定化が図れ、効率的な電解処理が連続的に行える。
〔実施形態3〕
(廃水処理装置の構成)
図3に、本発明のさらに別の実施形態に係る廃水処理装置の概略のフローを示す。本例は、上記実施形態1において、電解槽1内に電解処理水Dの導電率を測定する導電率計5を設けるとともに、電解槽1内の電解処理水D中に塩分を供給する塩分供給手段7として、塩分タンク7aと塩分供給ポンプ7bとを設けている。さらに、廃水Aの供給配管と、膜分離処理水Bの排水配管と、ドレイン配管4とのそれぞれに流量調節用のバルブを設けるとともに、導電率計5により計測された導電率の値に基づいて各バルブの開度の調節および塩分供給ポンプ7の稼動/停止の操作を行う制御装置6を設けている。これにより、電解処理水Dの導電率の値に基づいて、電解槽1への廃水Aの供給量、分離膜ユニット2からの膜分離処理水Bの排出量、電解槽1からのドレインCの排出量、および電解槽1への塩分Fの供給量よりなる群から選ばれた少なくとも1つの操作因子を調整することできるようになっている。
(廃水処理方法)
廃水A中の処理対象物質の種類によっては、電気分解に最適な導電率が存在し、電解処理水D中の塩分濃度は飽和濃度より低い濃度の方が良い場合がある。このような場合、本例の廃水処理装置を用い、例えば以下の(1) 〜(5) の操作により電解処理を実施できる。なお、本法においては、電解処理に際して塩分を添加しているが、その添加量は従来技術1に比べ大幅に少量でよく、新たな環境負荷の増大を引き起こすおそれはない。
(1) 電解槽1内に廃水Aを充填する。
(2) 導電率計5により電解処理水Dの導電率を連続的または一定時間ごとに測定し、この測定された導電率の値が目標範囲(最適値−許容値)より下回る場合は、塩分供給ポンプ7を稼動して塩分タンク8から所定量の塩分を電解処理水D中に供給する。
(3) 次いで、上記導電率の値が目標範囲(最適値±許容値)内に入った場合は、塩分の供給を停止して、廃水Aを電解槽1に供給しつつ、分離膜ユニット2から膜分離処理水Bの排出を行う。
(4) さらに、上記導電率の値が目標範囲(最適値+許容値)を超えた場合は、廃水Aの供給と分離膜ユニット2からの膜分離処理水Bの排出をともに停止して回分的に電解処理を行う。この回分的な電解処理の間、電解処理水Dを一定時間ごとに採取して処理対象物質の濃度を測定し、系外に排出できる水質まで処理されたことを確認した後、ドレイン配管4から電解処理水Dを所定量排出する。
(5) 上記(1)〜(4)の操作を繰り返す。
発明に係る電極3としては、本発明が対象とする廃水Aは腐食性物質や汚れ物質が高濃度に含まれているので、白金電極より腐食、汚れ付着に対する耐性に優れるダイヤモンド薄膜電極を用いる。
[変形例]
本発明に係る分離膜ユニット2に使用される分離膜としては、RO膜またはルーズRO膜等を用いれば良い。
また、上記実施例では、分離膜ユニット2は1段のみとしたが、例えばUF膜またはMF膜等を用いた分離膜ユニットと、RO膜またはルーズRO膜等を用いた分離膜ユニットとを直列に2段に配置して、廃水A中に含まれる懸濁物をより効率的に除去するように構成しても良い。
上記実施形態では、ドレイン配管4から沈殿物のみまたは電解処理水Dのみを排出する例を示したが、沈殿物と電解処理水Dとを同時に排出するようにしても良い。
また、上記実施形態では、ドレイン配管4を設けた例を示したが、ドレイン配管4を設ける代わりに、例えば水中ポンプを用いて電解槽1から沈殿物および/または電解処理水Dを吸引排出するようにしても良い。
また、上記実施例3では、導電率計5と制御装置6と塩分供給手段7を同時に設けた例を示したが、塩分供給手段7を省略して、導電率計5と制御装置6だけを設けても良い。塩分供給手段7を省略しても、電解処理水D中の塩分濃度は、上記実施形態1の廃水処理方法と同様に、廃水Aの供給量、膜分離処理水Bの排出量、およびドレインCの排出量を適宜調整することにより、調節可能である。
本発明の効果を確認するため、発明例として上記実施形態1の分離膜ユニットを電解槽内に設けた廃水処理装置と、比較例として上記従来技術3の分離膜ユニットと電解槽とを直列に配置した廃水処理装置とのそれぞれを、1日に10m3のCOD濃度2000mg/Lの着色廃水が排出されている染料工場の廃水処理に適用した結果を比較した。その結果、同一の処理水水質(廃水処理後の処理水中のCOD濃度200mg/L)を得るのに、比較例では電解処理に対する投入電力量を250kWh要したのに対し、発明例では170kWhしか要せず、大幅に投入電力量を低減できた。
実施形態1に係る廃水処理装置の概略を示すフロー図である。 実施形態2に係る廃水処理装置の概略を示すフロー図である。 実施形態3に係る廃水処理装置の概略を示すフロー図である。 従来技術1の廃水処理装置の概略を示すフロー図である。 従来技術2の廃水処理装置の概略を示すフロー図である。 従来技術3の廃水処理装置の概略を示すフロー図である。
符号の説明
1:電解槽
2:分離膜ユニット
3:電極と電源
4:ドレイン配管
5:導電率計
6:制御装置
7:塩分供給手段
7a:塩分タンク
7b:塩分供給ポンプ
A:廃水
B:膜分離処理水
C:ドレイン
D:電解処理水
E:濃縮水
F:塩分

Claims (7)

  1. 廃水から、ダイヤモンド薄膜電極を用いた電気分解により難分解性COD成分を除去して電解処理水となす電解槽と、
    この電解槽内に設けられた分離膜ユニットであって、前記電解処理水を膜分離により、当該電解処理水中の塩分や残存する難分解性COD成分が濃縮された濃縮水とこれらの成分が除去された膜分離処理水とに分離し、前記濃縮水を前記電解槽内の電解処理水中に戻すとともに、前記膜分離処理水を系外に排出する分離膜ユニットと、
    を備えたことを特徴とする廃水処理装置。
  2. 廃水を、ダイヤモンド薄膜電極を用いて電気分解することにより難分解性COD成分を除去して電解処理水となす電解槽と、
    この電解槽外に別途設けられた分離膜ユニットであって、前記電解槽から供給された前記電解処理水を膜分離することにより、当該電解処理水中の塩分や難分解性COD成分が濃縮された濃縮水とこれらの成分が除去された膜分離処理水とに分離し、前記濃縮水を前記電解槽内の電解処理水中に戻すとともに、前記膜分離処理水を系外に排出する分離膜ユニットと、
    を備えたことを特徴とする廃水処理装置。
  3. 前記電解槽に、当該電解槽中の沈殿物および/または電解処理水を槽外に排出するドレイン配管を設けた請求項1または2に記載の廃水処理装置。
  4. さらに、前記電解槽内の電解処理水の導電率を測定する導電率計を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載の廃水処理装置。
  5. さらに、前記電解槽内の電解処理水中に塩分を供給する塩分供給手段を設けた請求項1〜のいずれか1項に記載の廃水処理装置。
  6. 廃水を、ダイヤモンド薄膜電極を用いた電解槽内で電気分解することにより難分解性COD成分を除去して電解処理水とする電解処理工程と、
    この電解処理水を分離膜ユニットで膜分離することにより、当該電解処理水中の塩分や難分解性COD成分が濃縮された濃縮水とこれらの成分が除去された膜分離処理水とに分離する膜分離工程と、
    前記膜分離処理水を系外に排出する処理水排出工程と、
    前記濃縮水を前記電解槽内の電解処理水中に戻す濃縮水循環工程と、を備え、
    前記電解処理工程において、前記電解槽内の塩分濃度を所定値以上に維持しつつ電気分解を行うことを特徴とする廃水処理方法。
  7. さらに、前記電解槽内の電解処理水の導電率を測定する導電率測定工程と、
    この導電率の値に基づいて、前記電解槽への廃水の供給量、前記分離膜ユニットからの膜分離処理水の排出量、前記電解槽からのドレインの排出量、および前記電解槽への塩分の添加量よりなる群から選ばれた少なくとも1つの操作因子を調整することにより、前記電解槽内の塩分濃度を所定値以上に維持する制御工程と、
    を備えた請求項に記載の廃水処理方法。
JP2004110206A 2004-04-02 2004-04-02 廃水処理装置およびそれを用いた廃水処理方法 Expired - Fee Related JP4171440B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004110206A JP4171440B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 廃水処理装置およびそれを用いた廃水処理方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004110206A JP4171440B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 廃水処理装置およびそれを用いた廃水処理方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005288386A JP2005288386A (ja) 2005-10-20
JP4171440B2 true JP4171440B2 (ja) 2008-10-22

Family

ID=35321941

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004110206A Expired - Fee Related JP4171440B2 (ja) 2004-04-02 2004-04-02 廃水処理装置およびそれを用いた廃水処理方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4171440B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP4920255B2 (ja) * 2006-01-12 2012-04-18 三菱重工環境・化学エンジニアリング株式会社 水処理方法及びシステム
US7931813B2 (en) * 2007-12-14 2011-04-26 General Electric Company Process for the reduction of biofouling using electric fields
KR101007893B1 (ko) * 2008-07-29 2011-01-14 국방과학연구소 전기분해 및 중력여과 복합공정에 의한 난분해성폐수처리장치
CN104828912A (zh) * 2015-04-22 2015-08-12 南京水思环保科技有限公司 用微电流电解法处理直链取代腈类化合物工业污水的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005288386A (ja) 2005-10-20

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Nguyen et al. Can electrocoagulation process be an appropriate technology for phosphorus removal from municipal wastewater?
Azarian et al. Algae removal by electro-coagulation process, application for treatment of the effluent from an industrial wastewater treatment plant
CN1147802A (zh) 电解水处理
JP4171440B2 (ja) 廃水処理装置およびそれを用いた廃水処理方法
JP4447352B2 (ja) 汚泥の減量化処理装置
KR20100052962A (ko) 초음파전해침전조 및 이를 이용하는 오, 폐수 처리방법
HU220487B1 (hu) Eljárás szennyvíz foszfortartalmának csökkentésére
JP2008114209A (ja) 汚泥の処理方法
JP4237582B2 (ja) 余剰汚泥減量装置及び方法
JP4831782B2 (ja) 排水処理方法及びシステム
US20040134862A1 (en) Device and method for tertiary treatment of wastewater and other contaminated aqueous media (CAM)
JP4420754B2 (ja) 電解法による排水処理方法
JP2007330919A (ja) 下水処理施設
JP5073369B2 (ja) 汚泥の処理方法
KR100461941B1 (ko) 전기분해를 이용한 탈황폐수 중 cod 및 중금속 제거방법
CN210855619U (zh) 一种含盐有机废水电催化氧化耦合预处理装置
JP2007111571A (ja) 電気分解処理装置
JP2005262003A (ja) 廃水の脱色方法および脱色装置
KR102402268B1 (ko) 전해응집부상공정을 이용한 물리화학적 수처리장치
JP2005144366A (ja) 廃水処理システム
JPH06142407A (ja) エマルジョン廃液の処理方法
JP4471048B2 (ja) 循環冷却水系のスケール障害及びスライム障害の同時防止方法
KR20100032941A (ko) 전기응집공정을 이용한 병원폐수처리장치
JPH0550070A (ja) 水処理装置
KR101315812B1 (ko) 전기분해를 이용한 하·폐수처리수 재처리수 생산시설에서 배출되는 막분리 농축수의 처리장치 및 처리방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060925

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080612

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080617

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080703

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080805

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080808

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4171440

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110815

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120815

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130815

Year of fee payment: 5

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees