JP4169974B2 - 施錠装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ガラス扉を有し外枠に開閉自在となった前枠を施錠する遊技機の施錠装置に関し、さらに詳しくは、不正解錠を防止するとともに、遊技機への着脱を容易とする改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、パチンコ遊技台等の施錠装置として、例えば実公昭58−4538号公報に開示されているものがある。これは、図18に示すように、前枠100の開放側裏面にシリンダ錠101と、該シリンダ錠101の錠軸102に取付けられたカム板103と、上下一対の鉤片104,104を有する昇降杆105とを基枠体106を介して取り付けるとともに、外枠107の開放側内側面の上下位置に前記鉤片104,104が係脱する係止金具108,108を固着し、シリンダ錠101の回動操作によりカム板103を回動して昇降杆105を上下方向へ摺動させるとともに、係止金具108,108と鉤片104,104との係止を解除して前枠100を解錠するように構成されたものである。この施錠装置は、施錠機構の主要部材をネジ止めすることで前枠100に固定していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来の施錠装置は、前枠の開閉端側の裏面に、昇降杆、カム板を配設し、これらの機構部が前枠の開閉端側の木口や背面から露出する状態となっていたため、前枠を閉鎖した場合であっても、前枠と外枠との隙間から針金等を挿入すれば、容易に機構部に接触して不正な行為、悪戯ができた。
【0004】
そして、昇降杆がカム板だけによって上下摺動して係止金具に係脱する機構であったため、上記した隙間から針金等を挿入すれば、昇降杆を係止解除する方向に直接移動することも可能で、高い施錠信頼性を得ることができなかった。
【0005】
また、従来の施錠装置は、施錠機構の複数の主要部材を前枠にネジ固定しているが、その取り付け時等の際に、シリンダ錠によって鉤片の動作が解除されていないと、その作業が煩雑なものとなり、作業性を低下させることがあった。
【0006】
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、その第一の目的は、隙間から挿入した針金等によっても昇降杆を係止解除することができない施錠装置を提供し、施錠信頼性の向上を図ることにある。また、その第二の目的は、容易に脱着・取付けできる施錠装置を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
次に、上記の課題を解決するための手段を、実施の形態に対応する図面を参照して説明する。
この発明の請求項1記載の施錠装置は、ガラス扉を有し外枠38に開閉自在となった前枠を施錠する遊技機の施錠装置40であって、
前記前枠の背面に固設したフレーム1と、
該フレーム1に摺動自在に設けられ一方に摺動して前記外枠38に係止するロット5と、
前記フレーム1に固設したロックユニット9と、
を備え、
前記ロックユニット9は、
前記フレーム1に固設されるユニットベース13と、
該ユニットベース13に回動自在に支持され、一方に回動して前記ロット5に係止し該ロット5の摺動を規制するロックアーム19と、
前記ユニットベース13に固着して遊技機前面にキー穴を表出するシリンダー錠11と、
該シリンダー錠11の解錠によって回動し前記ロット5に対する前記ロックアーム19の係止を解除し且つ前記ロット5を係止解除方向に摺動するシリンダーカム15と、
前記ユニットベース13に回動自在に支持され一方に回動して一端を前記ユニットベース13から突出させるとともに他端を前記ロックアーム19に圧接して該ロックアーム19を前記ロット5との係止解除位置に回動させ且つ前記前枠の閉状態で一端を前記外枠38で押圧して他方に回動し前記ロックアーム19への圧接を解除して該ロックアーム19を前記ロット5へ係止可能状態とするロックカム25と、
を具備したことを特徴とする。
【0008】
この施錠装置40では、ロット5が外枠38に係止した状態で、ロット5にロックアーム19が係止し、ロット5の摺動を規制することができ、ロット5を直接摺動することによるロット5と外枠38との係止解除、すなわち、前枠の解錠を阻止できる。これにより、前枠の木口と外枠との隙間から針金等を挿入してロット5の係止を解除する前枠の不正解錠を阻止できる。また、フレーム1にロット5を摺動自在に設け、フレーム1に固設したロックユニット9を構成するユニットベース13に、シリンダー錠11、シリンダーカム15、ロックアーム19、ロックカム25を設けたので、フレーム1に対してユニット化された錠機構部を配設でき、且つ施錠装置40を一つのユニットとして前枠に取り付けることができ、取り付け性を向上させることができる。
【0009】
請求項2記載の施錠装置は、請求項1記載の施錠装置40において、
前記ユニットベース13に回動自在に支持され一方に回動して一端21bを該ユニットベース13の側壁13cに当接するとともに該側壁13cに穿設した13b穴より棒41を挿入して一端21bを押圧することにより他方に回動して前記ロックアーム19に当接し該ロックアーム19を前記ロット5との係止解除位置に押圧する解除レバー21と、
前記ユニットベース13に回動自在に支持され一方に回動して一端27bを前記解除レバー21に当接し該解除レバー21が他方に回動した状態で該解除レバー21と前記側壁13cとの間に一端27bを挟入して該解除レバー21の一方の回動を阻止するとともに、前記ユニットベース13に固着したガイド29の穴29bから他端の傾斜面27cを棒41で押圧することにより他方に回動して一端27bを前記解除レバー21と前記側壁13cとの間から抜脱して該解除レバー21を他方に回動可能状態とする解除カム27と、
を具備したことを特徴とする。
【0010】
この施錠装置40では、棒41で一端21bを押圧することによりロックアーム19に当接しロックアーム19をロット5との係止解除位置に押圧する解除レバー21と、解除レバー21と側壁13cとの間に一端を挟入して解除レバー21の回動を阻止するとともに他端の傾斜面27cを棒41で押圧することにより一端27bを解除レバー21と側壁13cとの間から抜脱して解除レバー21を回動可能状態とする解除カム27とを備えたので、キーを用いずに、ロックアーム19によるロック機構の解除・復帰を繰り返し行うことができる。
【0011】
請求項3記載の施錠装置は、請求項1又は2記載の施錠装置40において、
前記ユニットベース13に前枠の背面側からカバー31を固着し、該カバー31によって前記ユニットベース13の内部機構を覆ったことを特徴とする。
【0012】
この施錠装置40では、ユニットベース13の内部機構がカバー31によって覆われ、遊技機の背面からロックアーム19等を解除操作し、前枠を開放する等の不正行為が行えなくなる。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る施錠装置の好適な実施の形態を図面を参照して詳細に説明する。
図1は本発明に係る施錠装置の要部分解斜視図、図2は本発明に係る施錠装置の分解斜視図、図3は図2の側面視を(a)、背面視を(b)で示した組立外観図、図4は図3の前枠解錠状態における組立外観図、図5は図3のガラス扉解錠状態における組立外観図、図6は図1に示したロックアームの斜視図、図7は図1に示したシリンダーカムの斜視図、図8は図1に示した解除カムの斜視図、図9は図1に示した解除レバーの斜視図、図10は図1に示したロックカムの斜視図、図11は図1に示したガイドの斜視図である。
【0014】
本実施の形態による施錠装置は、遊技機であるパチンコ台に用いる場合を例に説明するが、この他、メダルを遊技媒体として使用するスロット等の遊技機に用いても後述する作用・効果を同様に奏するものである。
パチンコ台は、外枠に開閉自在となった前枠と、この前枠に対してさらに開閉自在となったガラス扉とを有している。これら前枠、ガラス扉の施錠は、前枠に設けて遊技台の表面に表出するシリンダ錠の回動方向によって施解錠操作が選択される。例えば、シリンダ錠を一方向に回転すれば、ガラス扉のみが前枠に対して解錠され、シリンダ錠を他方向に回転すれば前枠のみが外枠に対して解錠される。
【0015】
図示しない前枠の背面には、断面が略L字状となる図2に示すレール状のフレーム1を固設している。フレーム1の長手方向両端には、図3に示す支持ピン2を介してフック3を回動自在に取り付けている。フック3は、前枠の背面より後方に突出する。この一対のフック3は、フレーム1の長手方向に摺動自在となる長尺のロット5の両端に回動軸6を介して連結されている。つまり、フック3とロット5は、ロット5の摺動によって上下一対のフック3が同時に揺動するリンク機構を構成している。
【0016】
ロット5とフレーム1との間にはスライダー7を配設してあり、スライダー7はロット5と同方向の上下方向に摺動自在となっている。スライダー7には係止板7aを突設してあり、係止板7aはフレーム1の起立板1aに穿設した長穴1bを貫通して図3(b)に示すように突出している。これらロット5とスライダー7とにはバネCを張架してあり、バネCはロット5を図2の下方向、スライダー7を図2の上方向に付勢している。
【0017】
ロット5は、図4に示すように、バネCの付勢力に抗して上方向に摺動することで、上下のフック3を揺動して図示しない外枠との係止を解除する。一方、スライダー7は、図5に示すように、バネCの付勢力に抗して下方向に摺動することで、図示しないガラス扉に対する係止板7aの係止を解除する。
【0018】
このフレーム1には、図2に示すロックユニット9を固設している。このロックユニット9は、パチンコ台の表面にキー穴を表出させるシリンダー錠11を備え、後述の説明で明らかとなるように、シリンダー錠11に挿入した図示しないキーの一方の回転でロット5を上方向に摺動させ、他方の回転でスライダー7を下方向へ摺動させる。また、ロックユニット9は、後述のロックアームを内設してあり、このロックアームをロット5に係止することで、ロット5を直接摺動することによるフック3の係止解除を阻止するようになっている。
【0019】
ロックユニット9は、図1に示すように、ユニットベース13と、このユニットベース13に固設したシリンダー錠11と、シリンダー錠11の回動軸に固着したシリンダーカム15と、パチンコ台背面に垂直方向でユニットベース13に固設した加締めピン17と、この加締めピン17に回動自在に支持したロックアーム19及び解除レバー21と、ロックアーム19を付勢するバネAと、解除レバー21を付勢するバネBと、パチンコ台背面に平行でユニットベース13に固設した加締めピン23と、この加締めピン23に回動自在に支持したロックカム25及び解除カム27と、加締めピン23の一端を支持してユニットベース13に固着したガイド29と、ロックカム25及び解除カム27の双方を逆回転方向に付勢するバネDと、ユニットベース13に前枠の背面側から固着してユニットベース13の内部機構を覆うカバー31とからなる。
【0020】
図6に示すロックアーム19は、加締めピン17を挿通する支持穴19aと、シリンダーカム15の角部15d(図7参照)に当接する当接片19bと、ロックカム25の圧接端25c(図10参照)が圧接するテーパ部19cと、ロット5のロック穴33(図2参照)に嵌入するロック片19dとを有している。
【0021】
図7に示すシリンダーカム15は、シリンダー錠11の回動軸に固着する固着穴15aと、スライダー7の係合溝35(図2参照)に係合する突片15bと、ロット5の係合片37(図2参照)と係合するロット摺動片15cと、ロックアーム19の当接片19bに当接する角部15dとを有している。シリンダーカム15は、シリンダー錠11の解錠によって回動し、ロット5に対するロックアーム19の係止を解除し且つロット5を係止解除方向に摺動する。
【0022】
図8に示す解除カム27は、加締めピン23を挿通する支持穴27aと、解除レバー21の上面21d(図9参照)に当接する当接腕27bと、支持穴27aを挟んで当接腕27bの反対側に設けた傾斜板27cを有している。解除カム27は、ユニットベース13に回動自在に支持され一方に回動して一端である当接腕27bを解除レバー21に当接し解除レバー21が他方に回動した状態で解除レバー21と側壁13c(図1参照)との間に当接腕27bを挟入して解除レバー21の一方の回動を阻止するとともにユニットベース13に固着したガイド29のロック解除機構復帰穴29b(図11参照)から他端の傾斜板27cを棒で押圧することにより他方に回動して当接腕27bを解除レバー21と側壁13cとの間から抜脱して解除レバー21を他方に回動可能状態とする。
【0023】
図9に示す解除レバー21は、加締めピン17を挿通する支持穴21aと、ロックアーム19に当接して回動させる押圧片21bと、バネBが当たるバネ座片21cとを有している。解除レバー21は、ユニットベース13に回動自在に支持され一方に回動して一端である押圧片21bをユニットベース13の側壁13cに当接するとともに、側壁13cに穿設したロック解除機構解除穴13b(図1参照)より棒を挿入して押圧片21bを押圧することにより他方に回動してロックアーム19に当接し、ロックアーム19をロット5との係止解除位置に押圧する。
【0024】
図10に示すロックカム25は、加締めピン23を挿通する支持穴25aと、一端側に形成した進退部25bと、支持穴25aを挟んで進退部25bの反対側に設けた圧接端25cとを有している。ロックカム25は、ユニットベース13に回動自在に支持され一方に回動して一端である進退部25bをユニットベース13から突出させるとともに、他端である圧接端25cをロックアーム19のテーパ部19cに圧接してロックアーム19をロット5との係止解除位置に回動させ且つ前枠の閉状態で進退部25bを外枠で押圧して他方に回動しロックアーム19への圧接端25cの圧接を解除してロックアーム19をロット5へ係止可能状態とする。
【0025】
図11に示すガイド29は、加締めピン23の一端部を支持するピン穴29aと、解除カム27の傾斜板27cに対向するロック解除機構復帰穴29bとを有している。
【0026】
また、ユニットベース13は、解除レバー21の押圧片21bに対向する面に、ロック解除機構解除穴13bを有している。
【0027】
ロックアーム19は、バネAによって加締めピン17を中心に、図1の反時計回りに付勢される。解除レバー21は、バネBによって加締めピン17を中心に、図1の反時計回りに付勢される。ロックカム25は、バネDによって加締めピン23を中心に、図1の時計回りに付勢される。解除カム27は、バネDによって加締めピン23を中心に、図1の時計回りに付勢される。
【0028】
時計回りに付勢されたロックカム25は、前枠の開放時にバネDの付勢力によってロックユニット9から図1の時計回りに回転して突出し、圧接端25cをロックアーム19のテーパ部19cに圧接して、ロックアーム19をバネAの付勢力に抗し時計回りに回動させる。すなわち、この時計回りの回動により、前枠の開放状態では、ロックアーム19のロック片19dがロット5のロック穴33から抜けた状態に保持される。
【0029】
次に、上記のように構成した施錠装置40の動作を説明する。
図12は図1における前枠閉鎖時の状態を側面視(a)、背面視(b)で示した動作説明図、図13は図12における前枠開放可能状態の動作説明図、図14は図12における前枠開放状態の動作説明図、図15は図12における前枠閉動状態の動作説明図、図16は図12におけるロック解除状態の動作説明図、図17は図12におけるロック復帰状態の動作説明図である。
【0030】
前枠が閉まっている状態では、ロックカム25の進退部25bが外枠38に押圧され、ロックアーム19のロック片19dが、ロット5に係止している。この状態で図12に示すように、シリンダー錠11が回動され、シリンダーカム15が図12(b)の反時計回りに少し回ると、ロックアーム19が角部15dに当たって旋回し、ロット5との係止(ロック)が外れる。
【0031】
図13に示すように、シリンダーカム15をさらに回すと、シリンダーカム15のロット摺動片15cがロット5の係合片37を押し上げ、図4に示すように、ロット5が上方へ摺動(スライド)し、フック3が旋回する。従って、前枠は、閉まっている状態から開けられる状態になる。
【0032】
図14に示すように、前枠を開けるとロックカム25がバネDの力により矢印の方向に回転し、圧接端25cがテーパ部19cを押圧し、バネAの力によりロックアーム19がロック方向に戻ろうとするのを止める。すなわち、ロック解除の状態を保持する。
【0033】
この状態で、シリンダーカム15を元の位置に戻し、ロット5が戻ってもロックアーム19が保持されているのでロックしない。また、前枠が開いた状態でなんらかの形でロックカム25を元の位置に戻しても、バネDの力により矢印の方向に回転し、ロックアーム19のテーパ部19cを押しロックアーム19を非ロック状態に保持する。
【0034】
図15に示すように、シリンダーカム15を戻した状態で、前枠を閉めると外枠38にロックカム25の進退部25bがあたり矢印の方向に回転し、圧接端25cがテーパ部19cから離れて、ロックアーム19の保持を解除する。ロックアーム19の保持が解除されると、バネAの力によりロックアーム19が図15(b)の反時計回りに回転し、ロック片19dをロック穴33に係止してロット5をロックする。
【0035】
また、図16に示すように、棒41をロック解除機構解除穴13bに差し込むと、解除レバー21の押圧片21bが押され、解除レバー21の時計回りの回転と同時にロックアーム19も回転し、ロット5のロックを解除する。
解除レバー21が旋回すると、解除カム27は、当接腕27bが解除レバー21と接触している上面21dから外れ、バネDの力により矢印の方向に回転し、解除レバー21及びロックアーム19を保持する。つまり、解除カム27は、解除レバー21を介してロックアーム19を、ロット5にロックしない位置に保持する。
【0036】
一方、図17に示すように、棒41をガイド29のロック解除機構復帰穴29bに差し込むと、解除カム27の傾斜板27cが押されて、解除カム27が図17(a)の時計回りに回転し、解除カム27の当接腕27bが側壁13cと解除レバー21との間から脱出する。これにより、解除レバー21はバネBの力により、また、ロックアーム19はバネAの力により元の位置に戻り、ロット5をロックする。
【0037】
このように、上記の施錠装置40によれば、ロット5にロックアーム19を係止して、ロット5の摺動を規制することができるので、ロット5を直接摺動することによるロット5と外枠との係止解除、すなわち、前枠の不正解錠を阻止できる。また、フレーム1にユニットベース13を固着し、このユニットベース13に、シリンダー錠11,シリンダーカム15,ロックアーム19,ロックカム25,解除レバー21,解除カム27を設けたので、外枠に施錠装置40の構成部材を設けずに済み、施錠装置40を一つのユニットとして前枠に取り付けることができる。
【0038】
また、棒41で押圧片21bを押圧することによりロックアーム19に当接しロックアーム19をロット5との係止解除位置に押圧する解除レバー21と、解除レバー21と側壁13cとの間に当接腕27bを挟入して解除レバー21の回動を阻止するとともに他端の傾斜板27cを棒41で押圧することにより当接腕27bを解除レバー21と側壁13cとの間から抜脱して解除レバー21を回動可能状態とする解除カム27とを備えたので、キーを用いずに、ロックアーム19によるロック機構の解除・復帰を繰り返し行うことができる。
【0039】
さらに、ユニットベース13の内部機構をカバー31で覆うようにしたので、遊技機の背面からロックアーム19等を解除操作し、前枠を開放する等の不正行為を阻止することができる。
【0040】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る施錠装置によれば、ロットに係止するロックアームを備えたので、ロットが外枠に係止した状態で、ロットにロックアームが係止し、ロットの摺動を規制することができ、ロットを直接摺動することによるロットと外枠との係止解除を阻止できる。
これにより、前枠の木口と外枠との隙間から針金等を挿入してロットの係止を解除する前枠の不正解錠を阻止でき、前枠の施錠信頼性を向上させることができる。
【0041】
また、フレームにロットを摺動自在に設け、フレームにロックユニットを固設した構成とし、そしてこのロックユニットを構成するユニットベースに、シリンダー錠,シリンダーカム,ロックアーム,ロックカムを設けたので、フレームに対してユニット化された錠機構部を配設でき、且つ施錠装置を一つのユニットとして前枠に取り付けることができ、取り付け性を向上させることができる。
【0042】
また、本発明に係る施錠装置によれば、棒で一端を押圧することによりロックアームに当接しロックアームをロットとの係止解除位置に押圧する解除レバーと、解除レバーと側壁との間に一端を挟入して解除レバーの回動を阻止するとともに他端の傾斜面を棒で押圧することにより一端を解除レバーと側壁との間から抜脱して解除レバーを回動可能状態とする解除カムとを備えたので、キーを用いずに、ロックアームによるロック機構の解除・復帰を繰り返し行うことができ、施錠装置の流通時,取付時の利便性を高めることができる。
【0043】
さらに、本発明に係る施錠装置によれば、ユニットベースに前枠の背面側からカバーを固着し、このカバーによってユニットベースの内部機構を覆ったので、遊技機の背面側からロックアーム等を解除操作し、前枠を開放する等の不正行為や、内部機構を破壊する行為などを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る施錠装置の要部分解斜視図である。
【図2】本発明に係る施錠装置の分解斜視図である。
【図3】図2の側面視を(a)、背面視を(b)で示した組立外観図である。
【図4】図3の前枠解錠状態における組立外観図である。
【図5】図3のガラス扉解錠状態における組立外観図である。
【図6】図1に示したロックアームの斜視図である。
【図7】図1に示したシリンダーカムの斜視図である。
【図8】図1に示した解除カムの斜視図である。
【図9】図1に示した解除レバーの斜視図である。
【図10】図1に示したロックカムの斜視図である。
【図11】図1に示したガイドの斜視図である。
【図12】図1における前枠閉鎖時の状態を側面視(a)、背面視(b)で示した動作説明図である。
【図13】図12における前枠開放可能状態の動作説明図である。
【図14】図12における前枠開放状態の動作説明図である。
【図15】図12における前枠閉動状態の動作説明図である。
【図16】図12におけるロック解除状態の動作説明図である。
【図17】図12におけるロック復帰状態の動作説明図である。
【図18】従来の遊技台用施錠装置の斜視図である。
【符号の説明】
1…フレーム
5…ロット
9…ロックユニット
11…シリンダー錠
13…ユニットベース
13b…ロック解除機構解除穴
13c…側壁
15…シリンダーカム
19…ロックアーム
21…解除レバー
25…ロックカム
27…解除カム
27c…傾斜板
29…ガイド
29b…ロック解除機構復帰穴
31…カバー
38…外枠
40…施錠装置
41…棒
Claims (3)
- ガラス扉を有し外枠に開閉自在となった前枠を施錠する遊技機の施錠装置であって、
前記前枠の背面に固設したフレームと、
該フレームに摺動自在に設けられ一方に摺動して前記外枠に係止するロットと、
前記フレームに固設したロックユニットと、
を備え、
前記ロックユニットは、
前記フレームに固設されるユニットベースと、
該ユニットベースに回動自在に支持され、一方に回動して前記ロットに係止し該ロットの摺動を規制するロックアームと、
前記ユニットベースに固着して遊技機前面にキー穴を表出するシリンダー錠と、
該シリンダー錠の解錠によって回動し前記ロットに対する前記ロックアームの係止を解除し且つ前記ロットを係止解除方向に摺動するシリンダーカムと、
前記ユニットベースに回動自在に支持され、一方に回動して一端を前記ユニットベースから突出させるとともに他端を前記ロックアームに圧接して該ロックアームを前記ロットとの係止解除位置に回動させ且つ前記前枠の閉状態で一端を前記外枠で押圧して他方に回動し前記ロックアームへの圧接を解除して該ロックアームを前記ロットへ係止可能状態とするロックカムと、
を具備したことを特徴とする施錠装置。 - 請求項1記載の施錠装置において、
前記ユニットベースに回動自在に支持され、一方に回動して一端を該ユニットベースの側壁に当接するとともに側壁に穿設した穴より棒を挿入して一端を押圧することにより他方に回動して前記ロックアームに当接し該ロックアームを前記ロットとの係止解除位置に押圧する解除レバーと、
前記ユニットベースに回動自在に支持され、一方に回動して一端を前記解除レバーに当接し該解除レバーが他方に回動した状態で該解除レバーと側壁との間に一端を挟入して該解除レバーの一方の回動を阻止するとともに、前記ユニットベースに固着したガイドの穴から他端の傾斜面を棒で押圧することにより他方に回動して一端を前記解除レバーと側壁との間から抜脱して該解除レバーを他方に回動可能状態とする解除カムと、
を具備したことを特徴とする施錠装置。 - 請求項1又は2記載の施錠装置において、
前記ユニットベースに前記前枠の背面側からカバーを固着し、該カバーによって前記ユニットベースの内部機構を覆ったことを特徴とする施錠装置。
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