JP4167687B2 - 関係管理制御プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、ファイバチャネル・ネットワークを用いて複数のサーバ/複数のストレージを結合するストレージ・エリア・ネットワーク(以下SANという)を管理するためのプログラム、及び装置に関する。
現在のコンピュータシステムは、システムを構成する要素としてハードウェア等の物理要素や、データ領域、メモリアドレス等の論理要素が存在する。しかし、これらの要素の関係は、近年の通信技術の発達により、インターネット、LAN、WAN等のネットワークで接続されるコンピュータ数の増大によるシステムの環境の拡大に伴い複雑さを増している。
そこで、これらの要素間の関係について要素間の接続を表現した関係管理ソフトウェアやシステムが登場した(例えば、特許文献1、特許文献2、特許文献3、特許文献4)。ここで、関係管理とは、これら多くの要素がそれぞれどの様に関連しているかということである。
さて、コンピュータシステムを管理する一般的な手法として、図1に示す手法がある。同図において、要素A(100),B(101),C(102),D(103),E(104)があり、要素A(100)と要素B(101)とは同一種類の要素であり、要素D(103)と要素E(104)とは同一種類の要素である。この同一種類の要素を纏めた単位をグループとする(要素A,Bからなるグループ1(105)、要素C(102)からなるグループ2(106)、要素D(103),E(104)からなるグループ3(107))。そして、要素Aと要素Cとを結合し、要素Bと要素Cとを結合し、要素Cと要素Dとを結合し、要素Cと要素Eとを結合する。
このようにして、3つのグループを体系づけて上下の階層を構築する。このとき、各要素A,B,C,D,Eは、リンク情報として他のどの要素と結合されているかの情報を持っている。たとえば、要素Aは、要素Cとリンクしているという情報を持っている。要素Bは、要素Cとリンクしているという情報を持っている。要素Cは、要素Aと要素Bと要素Dと要素Eとにリンクしているという情報を持っている。要素Dは、要素Cとリンクしているという情報を持っている。要素Eは、要素Cとリンクしているという情報を持っている。
上記のように、各要素の関連情報を格納する方法として、各要素に関連する他の要素の情報を全て格納する方法がある。この場合、要素Aは要素Cを経由して要素Eと関連がある場合、要素Aには要素Cと要素Eの情報を格納し、また要素Eには要素Dと要素Aの情報を格納し、要素Cはすべての要素に関係するから要素A,B,D,Eの情報を格納する。
特開平4−266249号(第1−5頁、第1−9図) 特開平10−294731号(第1−11頁、第1−25図) 特開平11−340980号(第1−11頁、第1−25図) 特開2002−63063号(第1−11頁、第1−10図) ところが、上記の各要素に関連する他の要素の情報を全て格納する方法では、全体の要素数が増加するほど、各要素が保持するデータは膨大な量となってしまうというデメリットがある。
このように、従来の関係管理ソフトウェアは単に要素間の結合を表現するだけで、複数の要素を越えて関係を管理する手段として効率的な方法が提供されていなかった。つまり、複数の要素を超えた関係を管理する場合は、その関係要素に関しての全ての情報を持つ必要があった。従って、各要素が保持する情報は膨大になり、有限なメモリ資源を浪費したり、余計な負荷による処理速度を低下させたり等の問題があった。
また、SANにおいて、自動で障害箇所を検知し保守復旧するシステムは従来存在しておらず、障害が発生した場合には、人手に委ね、復旧させるのに多大な労力が必要であった。
上記の課題に鑑み、本発明では、各要素がルーティングのための最小限の情報を格納し、さらに効率的に関連する要素を検索するプログラムを提供する。さらに、容易にSAN上のデバイスの保守復旧が行えるプログラムを提供する。
上記課題は、ストレージエリアネットワークを構成するホストコンピュータとスイッチ装置とストレージ装置との関係を管理する処理をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラムにおいて、前記ホストコンピュータと前記スイッチ装置と前記ストレージ装置との各装置から該装置を構成する情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得処理と、該装置構成情報取得処理により取得した前記装置構成情報に基づいて、該装置構成情報に対応する要素情報を生成する要素情報生成処理と、該要素情報生成処理により生成した複数の前記要素情報に基づいて、該各要素情報を互いに関連付ける関連付け処理と、前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報を生成する分岐選択情報生成処理と、をコンピュータに実行させるための関係管理制御プログラムを提供することによって達成できる。
このように構成することによって、複数ある要素のうちから1つの要素情報を選択するための情報のみ保持すればよいので、従来に比べ要素間のルーティングのために保持する情報が少なくなり、メモリ資源の節約を図ることができる。
また上記課題は、前記関連付け処理は、前記要素情報同士を関連付けて階層型リンク構造を構成することを特徴とする請求項1項記載の関係管理制御プログラムを提供することによって達成できる。
このように構成することによって、各装置の物理情報や論理情報に基づいた要素を階層型リンクとして構成することができる。
また上記課題は、前記分岐選択情報生成処理は、前記関連付け処理により関連付けられた複数の前記要素情報に基づいて分岐選択情報を生成し、該生成した分岐選択情報を前記各要素情報に格納することを特徴とする請求項1項記載の関係管理制御プログラムを提供することによって達成できる。
このように構成することによって、複数の分岐先の要素情報の中から正規の分岐先への要素情報を選択するための分岐選択情報を生成・保持することができる。
また上記課題は、ストレージエリアネットワークを構成するホストコンピュータとスイッチ装置とストレージ装置との関係を管理する処理をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラムにおいて、前記ホストコンピュータと前記スイッチ装置と前記ストレージ装置との各装置から取得された該各装置を構成する情報である装置構成情報に対応する要素情報が複数生成され、該各要素情報を互いに関連付けた関連付け情報と、前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報とに基づいて、前記要素情報の複数のうちの第1の要素情報から所定の方向の前記要素情報を検索する検索制
御処理と、前記分岐選択情報を取得する分岐選択情報取得処理と、前記検索制御処理により検索された第2の要素情報が他の複数の要素情報へと関連付けられている場合、前記分岐選択情報取得処理によって取得された前記分岐選択情報に基づいて、該他の複数の要素情報のうちの1つの要素情報を決定する分岐先要素決定処理と、をコンピュータに実行させるための関係管理制御プログラムを提供することによって達成できる。
このように構成することによって、どの要素と関連があるかという分岐先の要素を特定するための情報を検索中の要素は保持しているので、特定の要素情報と関連のある一連の要素情報を効率よく検索することができる。
図2は、本発明の構成の概要を示す。同図において、本発明にかかるソフトウェアをインストールした装置1(以下、関係管理制御装置1という)は、SAN上のホストコンピュータ、スイッチ、ストレージ等とLAN等のネットワークを介して接続されている。
関係管理制御装置1は、装置構成情報取得手段2、要素情報生成手段3、リンク生成手段4、分岐情報生成手段5、分岐情報取得手段6、検索制御手段7、分岐先要素決定手段8から構成される。
装置構成情報取得手段2では、LAN9(Local Area Network)経由でSANを構築しているホストコンピュータ、スイッチ、ストレージ等の各装置から物理情報や論理情報である装置構成情報を取得する。要素情報生成手段3では、取得した装置構成情報から要素情報を生成する。リンク生成手段4では、要素情報に基づいて要素情報間の関連付け(リンク)を行う。分岐情報生成手段5では、ある要素に複数の要素がリンクされている場合にその中の1つの要素を選択することができるように、予めその選択するための情報を格納する。
そして、要素間の関係を表すリンク構造が関係管理制御装置1のディスプレイに表示される。
検索制御手段7では、検索動作を制御する。分岐情報取得手段6では、検索された要素の分岐選択情報を取得する。分岐先要素決定手段8では、分岐選択情報に基づいて分岐先の要素を決定する。そして、所定の要素に関連する要素群が検索され、関係管理制御装置1のディスプレイに表示される。
図3は、本発明において各要素が保持する情報の概念を示す。同図において、要素Aには要素Eの情報のみが格納され、要素Eには要素Aの情報のみが格納される。このとき、
要素Aに関連する要素を検索する場合、下方向への検索(下検索)を行うが、まず要素Cが検索される。
さらに、下検索を行うと、要素Dと要素Eが検出されるが、要素Aには要素Eの情報が格納されているので要素Eを選択するというものである。要素Aに要素Eの情報が格納されていない場合は、要素Cの検索後の下検索では要素Dと要素Eとが選択されるということである。
図3と図1の要素Aが保持する情報を比較すると、図1では要素C,Eの2つの情報を保持しているのに対して、図3では要素Eの1つの情報しか保持していない。要素Eについても同様である。したがって、各要素が保持する情報が従来に比べて少なくて済み、メモリに展開する情報を少なくすることができる。
このように、本発明では、各要素が自身と関連付けられている他の要素との関連情報を格納する場合、上記のように上下階層を明確に定義したときに、効率的な情報を格納するのみで要素間の関連付けを定義することが可能となる。
<第1の実施形態>
図4は、本実施形態におけるSANの物理的・論理的な構成概要を示す。ホスト10は、ホストバス・アダプタ(以下、HBAという)11を介して、ファイバチャネル(以下、FCという)でスイッチ12と接続されており、ストレージ装置13は、ファイバチャネルアダプタ(以下、CAという)14を介してスイッチ12と接続されている。
RAID0(RAID:Redundant Array of Inexpensive Disks)(18a)は、ハードディスクA(19a),B(19b)から構成され、RAID1(18b)は、ハードディスクC(19c),D(19d)から構成される。
Lun(Logical Unit Number)とは、サーバ側から指定される論理ディスク単位であるLu(Logical Unit)の番号のことであり、本実施形態では、Lun0(16a)とLun1(16b)があるものとする。
LunVは、RAID内部を論理的なボリュームに区分けしたものであり、LunVはそれぞれ、Lunと対応付けられている。本実施形態ではLun0(16a)に対応付けられているLunV0(17a)と、Lun1(16b)に対応付けられているLunV1(17b)とがある。
AffinityGroup(アフィニティグループ)は、CAのポートに設定されるホストからのアクセス単位であり、図4では、AffinityGroup0(15a)とAffinityGroup1(15b)があるものとする。AffinityGroup0(15a)の配下にLun0(16a)とLun1(16b)があるものとする。なお、HBA11、スイッチ12、CA14,AffinityGroup15,Lun16,LV17,RAID18、ディスク19の数は、同図に限定されるものではない。
図5は、本実施形態における処理フローを示す。まず、関係管理制御装置1は、図4のホスト10、スイッチ12、ストレージ13の各装置から物理情報(HBA11、CA14等)や論理情報(AffinityGroup、Lun、LunV等)の装置構成情報を取得する(ステップS1(以下、ステップをSという))。
次に、取得したこれらの装置構成情報に基づいて、要素を生成する(S2)。要素とは
、取得した装置構成情報が装置の物理的構成を表す情報である場合には1つの物理情報に対応する1つのオブジェクトであり、また装置の論理的構成情報ならば1つの論理情報に対応する1つのオブジェクトのことである。取得した全ての物理情報及び論理情報を要素として構築(生成)する。そして、生成した要素に固有の名称(ID)をつける。つまり、各要素の名前は全要素内で唯一であるという定義をする。
次に、それぞれの要素が有する情報に基づいて要素間で互いに関係付けを行い、生成した全要素について階層型のリンク構造を生成する(S3)。ここでの関連付けとは、ある要素Xの上位にある要素のIDをParentLinkID(ペアレントリンクID)として要素Xのオブジェクトに格納し、下位にある要素のIDをChildLinkID(チャイルドリンクID)として要素Xのオブジェクトに格納し、横方向で関連のある要素の情報として相手要素のIDをRelativeLinkID(リレイティブリンクID)として要素Xのオブジェクトに格納することである。このように各要素は、互いの要素のIDを格納している。
上記のように、S3では、物理構成の接続の関係や、実装の関係、および論理構成の関係を指し示す情報であるParentLinkID、ChildLinkID、RelativeLinkIDをリンク情報とする。これは、図3で説明したように、同一情報を纏めたグループで上下関係を示すA−C,B−C,C−D,C−Eの関係情報である。
次に、分岐情報を生成する(S4)。S4では、各要素が保有する情報からグループを超えた特定の関係情報を生成する。この特定の関係情報とは、ある要素が他のグループの要素や装置の要素と関連する場合、どの要素と論理的関係を持っているのかという情報(特定論理関係情報)である。この特定論理関係情報に基づいて関係管理を辿ることができる。この特定論理関係情報または分岐情報のことを、以下、BranchCheckID(ブランチチェックID)と呼ぶ。
上記で設定された上下左右のリンク情報では、各要素の全ての関係についてリンク情報が生成されているが、さらに下位・上位に渡る特定の要素への関係は分からない。特定の要素にたどり着く検索をするためには、どこかで複数あるリンクから1つを選択していくということを実行しなければならないが、その情報としてBranchCheckIDを生成する。
例えば、ある要素Zが他の要素との関連を検索する過程で、その検索途中で通行した要素から複数の同一レベル(グループ)の要素へリンクが伸びており、どの要素を選択すれば良いのかが不明な場合があるとする。この場合、検索途中において分岐をもつ要素を通過するときに、どの分岐先の要素を選択すべきなのかを示す情報であるBranchCheckIDを要素Zに持たせることで、要素Zを関連する要素の関係管理を把握できる。
さて、各要素はオブジェクトとして構成されており、ParentLinkID、ChildLinkID、RelativeLinkID、BranchCheckID、その他の情報をオブジェクト内部の変数に格納している。ここで、図6の階層型リンク構造を例として、オブジェクトとして各要素が備える情報の一例について、図7〜図11を参照しながら説明する。
図6は、要素/dev/rdsk/C2t1d1(20)が最上位であり、この要素20の下位に要素fjpfca0(21)があり、要素21の下位にCA0(22)があり、要素22の下位にAffinityGroup0(23)とAffinityGroup1(24)とが同階層にある。同図では、要素/dev/rdsk/C2t1d1を選択した場合、要素20−要素21−要素22−要素24のルートが強調して表示されてい
る(図6では、太線で表示している)。
図7は、要素/dev/rdsk/C2t1d1(20)(ロウデバイス(RowDevice)オブジェクト)に格納されている情報の一例を示す。同図において、変数Nameは、自分のオブジェクト名であり、この場合、値「/dev/rdsk/C2t1d1」が格納されている。変数ParentLinkIDは、自分の上位に繋がるオブジェクト名が格納されている。図6において、要素/dev/rdsk/C2t1d1(20)は最上位のオブジェクトであるので、その上位の要素は無く、ParentLinkIDは格納されていない。
変数ChildLinkIDは、自分の下に繋がるオブジェクト名(コントローラ番号が2である要素を探し、入力される値である。これについては後述する)であり、値「fjpfca0」が格納されている。BranchCheckIDは、CA0に2つあるChildLinkから1つを選択するために必要な情報である。図6では、AffinityGroup1が選択されているので、このBranchCheckIDには、「AffinityGroup1」が格納される。
図8は、要素fjpfca0(21)(HBAポートオブジェクト)に格納されている情報の一例を示す。同図において、変数Nameは、自分のオブジェクト名であり、値「fjpfca0」が格納されている。変数ParentLinkIDは、上位に繋がるオブジェクト名が格納されている(C2で始まるロウデバイスを探し入力される値であり、これについては後述する)。要素fjpfca0の上位のオブジェクトである「/dev/rdsk/C2t1d1」が格納されている。
変数ChildLinkIDは、自分の下に繋がるオブジェクト名(後述するConnectedWWPNのWWPNを持つオブジェクトを探して入力される値)であり、値「CA0」が格納されている。変数ControllerNumberは、このHBAポートのコントローラ番号が格納されており、値「2」が格納されている。
変数WWPN(World Wide Port Name)は、このHBAPortのWWPN番号であり、本実施形態では、「100000000E2441AD」が格納されている。変数ConnectedWWPNは、このHBAポートと接続している相手のWWPN番号であり、本実施形態では、「210000000EDA00CD」が格納されている。
図9は、要素CA0(22)(CAポートオブジェクト)に格納されている情報の一例を示す。同図において、変数Nameは、自分のオブジェクト名であり、値「CA0」が格納されている。変数ParentLinkIDは、自分の上位に繋がるオブジェクト名であり、要素CAの上位のオブジェクトである「fjpfca0」が格納されている。
変数ChildLinkIDは、自分の下に繋がるオブジェクト名であり、「AffinityGroup0,AffinityGroup1」が格納されている。変数WWPNは、このCAポートのWWPN番号であり、「210000000EDA00CD」が格納されている。
Affinity情報は、このCAとアクセスを許可する相手WWPNと、使用を許可するAffinityGroupとを定義したものであり、「100000000E2441AD:AffinityGroup1」が格納されている。変数AffinityGroupは、このCA0に設定されているAffinityGroup番号であり、「0,1」が格納されている。
図10は、要素AffinityGroup0(AffinityGroup0オブジェクト)に格納されている情報の一例を示す。同図において、変数Nameは、自分のオブジェクト名であり、値「AffinityGroup0」が格納されている。変数ParentLinkIDは、自分の上位に繋がるオブジェクト名であり、要素CAの上位のオブジェクトである「CA0」が格納されている。
変数ChildLinkIDは、自分の下に繋がるオブジェクト名である。要素AffinityGroup0は最下位の要素であるので、その下位には要素は存在しないので、ChildLinkIDはない。
図11は、要素AffinityGroup1(AffinityGroup1オブジェクト)に格納されている情報の格納例を示す。同図において、変数Nameは、自分のオブジェクト名であり、値「AffinityGroup1」が格納されている。変数ParentLinkIDは、自分の上位に繋がるオブジェクト名であり、要素CAの上位のオブジェクトである「CA0」が格納されている。
変数ChildLinkIDは、自分の下に繋がるオブジェクト名である。要素AffinityGroup1は最下位の要素であるので、その下位には要素は存在しないので、ChildLinkIDはない。
なお、図7〜図11において、イタリックフォントで表示されている変数値(ParentLinkID、ChildLinkID、BranchCheckID)は、各オブジェクトの情報(図5のS1で取得した物理情報、論理情報)に基づいて関係管理制御装置1で入力される値である。これら以外の情報は、物理情報・論理情報として各装置から取得した情報である。また、これらの情報はシステム内の所定の記憶装置でデータベース化されていてもよい。
それでは、以下に、本実施形態の実施例を詳述する。
(実施例)
本実施例では、次のことを実現する。各装置から収集した物理・論理情報に基づいて要素を生成し、要素同士の物理的および論理的な関係を示すリンク情報を生成する。そして、関係管理を表現するために必要な情報であって、要素のリンク情報では補えない情報である関連情報(BranchCheckID)を、各要素の情報から生成する。
図12は、本実施例におけるシステムの構成概要を示す。同図において、ホスト9(ホスト10a,10b・・・)、スイッチ12(スイッチ12a,12b・・・)、ストレージ13(ストレージ13a,13b・・・)はSANを構築している。また、ホスト10、スイッチ12、ストレージ13はそれぞれ、LAN9で接続されている。また、このLAN9には、関係管理制御装置1が接続されている。
図13は、本実施例におけるユーザと関係管理制御装置1とホスト10/スイッチ12/ストレージ13との関係を示すフローである。まず、ユーザは、関係管理制御装置1上でLAN9上に存在する装置の要素情報を取得する旨の指示をするオペレーションを行う(S10)。
この指示を受けた関係管理制御装置1は、LAN9上のホスト10、スイッチ12、ストレージ13の各装置に対して各装置が有する装置構成情報(物理情報や論理情報)を送信するように依頼情報を送信する。この依頼情報を受信した各装置では、装置構成情報を関係管理制御装置1に送信する(S11)。
関係管理制御装置1では、各装置から送信された装置構成情報を受信する(S12)。受信した装置構成情報に基づいて、装置を構成している物理的構成要素や論理的構成要素をそれぞれオブジェクトとして生成する。そして、図7〜図11でいえば、イタリックフォント以外で示したデータ項目である、WWPN、ConnectedWWPN等の情報を生成した各オブジェクトに格納する。また、各オブジェクトにIDを付与する。
次に、要素間の物理的・論理的な関係を示すリンク情報を生成する(S14)。ここでは、取得した装置構成情報から自身と関連のある要素のIDをParentLinkID、ChildLinkID、またはRelativeLinkIDとして格納する。ただし、BranchCheckIDには、この時点では値は格納されない。
次にBranchCheckIDが生成される(S15)。
図14は、図13のS12における各スイッチに設けられている各ポートに対応する接続先(相手)のポート名を取得するフローである。スイッチの個数をM個、各スイッチのポート数をN個とする。スイッチの個数のカウンタに変数mを用い、スイッチのポート数のカウンタに変数nを用いる。
まず、m=1とする(S20)。次に、LAN9上にスイッチが存在するか否かを判定する(S21)。スイッチがある場合(Yesの場合)、n=1とし(S22)、スイッチに設けられている1つ目のポートについて、以下に示すS23〜S27の処理を行う。
まず、当該ポートの接続先(相手)のポート名を取得する(S23)。取得したポート名がHBAのポート名またはストレージのポート名の場合、HBAのポート名またはストレージのポート名が確定し(S25)、S27へ進む。また、S23でポート名が取得できなかった場合(S24)、相手のポート名は不明なポートとして確定し(S26)、S27へ進む。
次にnをカウントアップ(S27)し、n≦Nであるか否かを判定する。n≦Nの場合(Yesの場合)、残りのポートがあるので、S23に戻ってS23〜S27の処理を行う。n>Nの場合(Noの場合)、当該スイッチに設けられている全てのポートについての処理が終了したので、mをカウントアップし(S29)、S21に戻る。すべてのスイッチについての処理が終了したらm>Mとなるので、S21でNoの方向へ進み、本フローは終了する。
これより、スイッチに接続されている相手のポート名を取得することができるので、どのポートとどのポートとが接続されているかを特定することができる。この図14のフローは図13のS11,S12における処理の1例にすぎず、それぞれの物理情報、論理情報によって取得の仕方は異なる。
図15は、本実施例におけるホスト10とストレージ13との物理情報および論理情報の概要を示す。同図は、関係管理制御装置1において、図13のS13で生成された要素情報を示している。ホスト21の要素としては、ホスト内の論理情報であるミラーディスクドライバ0(30)と、マルチパスドライバ0(31)と、デバイスインスタンスであるC1t1d0(32),C1t1d1(33),C1t1d2(34),C1t2d2(35),C2t2d0(36),C2t3d2(37)とが生成される。また、物理情報であるHBA(38),Portα(39),Portβ(40),HBA(41)が生成される。
ストレージ13の要素としては、物理情報として実装されているCA(42)と、Po
rt1X(43)と、Port0X(44)と、Disk0(63)と、Disk1(64)と、Disk2(65)と、Disk3(66)が生成される。また、論理的要素としてAffinityGroup0(45)と、AffinityGroup1(46)と、AffinityGroup2(47)と、Lun0(48)と、Lun1(49)と、Lun2(50)と、Lun0(51)と、Lun1(52)と、Lun2(53)と、Lun2(54)と、LV1(55)と、LV2(56)と、LV3(57)と、LV4(58)と、LV5(59)と、LV6(60)と、RaidGroup1(61)と、RaidGroup2(62)とが生成される。
また、図15において、要素間を結んでいる線は図13のS14の処理によって各要素オブジェクトにParentLinkID、ChildLinkID、RelativeLinkIDが格納され、要素同士が関連付けられたものである。
例えば、マルチパスドライバ0(31)には、「ParentLinkID:ミラーディスクドライバ0、ChildLinkID:C1t2d2,C2t3d2」が格納されている。C2t3d2(37)には、「ParentLinkID:マルチパスドライバ0、ChildLinkID:Portβ」が格納されている。
AffinityGroup2(47)には、「ParentLinkID:Port0X、ChildLinkID:Lun2」が格納されている。Lun2(53)には、「ParentLinkID:AffinityGroup1、ChildLinkID:LV6」が格納されている。Lun2(54)には、「ParentLinkID:AffinityGroup2、ChildLinkID:LV6」が格納されている。
その他の要素についても同様に自分の上位にある要素のIDをParentLinkIDとして、自分の下位にある要素のIDをChildLinkIDとして、また、自分の横方向に関連のある要素のIDをRelativeLinkIDとして格納する。
さて、図15において、例えばPortβ(40)を選択し、Portβ(40)から下方向へ検索した場合について考えてみる。Portβ(40)の要素からストレージ内部のPort0X(44)までの要素は辿ることができる。
ところが、Port0X(44)の下位ではAffinityGroup1(46)とAffinityGroup2(47)との分岐が発生しており、どちらの要素を選択するのかこのままでは分からない。そこで、BranchCheckIDが必要となる。それでは、以下でBranchCheckIDの生成について説明する。
図16は、BranchCheckIDの生成手順を示す模式図であり、図15の要素36,37,40,44,46,47を抽出したものである。要素36,37はそれぞれC2t2d0,C2t3d2で示されるデータ領域(インスタンス)を表している。
これらのインスタンス36,37は、一般にCXtXdXで表されるものであり、CXはコントローラ番号を示し、tXはターゲット番号を示し、dXデバイスはデバイス番号を示す。CXはホストが有する番号であって、各インスタンスが使用するHBAのポートを特定するための番号である。例えば、C2t3d2(37)についてみてみると、CX=C2、tX=t3、dX=d2である。tXは、Portβから他の要素への経路を特定する情報であり、これに相当する経路がPortβ−Port0Xの経路である。この経路情報はHBAのドライバの定義ファイルに書かれているものである。d2は2番目のデータ領域であることを示している。
このようにして、各要素は、ドライバの定義ファイル等から自身と関連のある要素を特定し、その要素のIDをParentLinkIDまたはChildLinkIDとしてオブジェクトに格納する。なお、ここで説明したParentLinkIDやChildLinkIDの生成は一例であり、すべての要素でこれと同様に行われるわけではない。これらは、使用するドライバやSANシステムの環境等によって定まるものである。そして、ある要素がどの要素と関連があるのかという情報は、使用するドライバ等から必ず得られる情報である。
C2t3d2(37)を選択した場合、上述したように、下位方向への経路はコントローラ番号C2、ターゲット番号t3から特定され、Portβ、Port0Xと検索される。ところが、Port0Xの下位でAffinityGroup1とAffinityGroup2とに分岐している。そこで、この分岐先を決定するBranchCheckIDをPortβに持たせることにする。
図17は、Portβ(40)に格納させるためのBranchCheckIDの生成フローの一例を示す。PortβのConnectedWWPN(接続先のWWPN)を参照する(S30)と、値「20XXX」が格納されている。そこで、WWPNが「20XXX」である要素Port0X(44)のAffinity情報を取得する(S31)。このAffinity情報を参照すると、「10XXX:AffinityGroup2」が格納されているので、WWPN「10XXX」(すなわち、Portβ)と、「AffinityGroup2」とが関連することが分かり、この「AffinityGroup2」をBranchCheckIDとして、Portβのオブジェクトに格納する(S32)。
また、例えばストレージ13内部のLun2(53)を選択した場合についてみてみる。Lun2(53)から上位に向かってリンクを辿る場合、Lun2(53)は、AffinityGroup1(46)からPort1X(43),Port0X(44)への分岐のために分岐の選択が必要となる。ここでは、Lun2(53)−AffinityGroup1(46)−Port1X(43)−Portα(39)−C1t2d2(35)と関連付けられているとすると、図16、図17で説明したように、内部情報からLun2(53)が使用されているPortを検索し、それに該当したPort1X(43)のIDをBranchCheckIDとしてLun2(53)のオブジェクトに格納する。
さらにPort1X(43)からPortα(39)へたどり、Portα(39)からC1t2d2(35)へ分岐しているので、それぞれの分岐先のIDをBranchCheckIDとして格納する。すなわち、Lun2(53)のオブジェクトには、BranchCheckIDとして、「Port1X,C1t2d2」が格納される。
このように関係範囲が複数の要素に渡って関係管理をもつ要素において、分岐情報が必要とされる場合にその関係をたどれる情報(BranchCheckID)を生成する。
図18は、本実施例における階層型リンク構造の構築後の表示画面を示す。同図は、関係管理制御装置1のディスプレイに表示された画面の一例である。図18の階層型リンク構造を形成している各要素は、図4または図15で説明したものを画面上に視覚的に表現したものである。図18において、要素間の関連付けは、画面上で線(リンク線)として表示される。
以上より、各要素は自身と関連する全ての要素情報を保持せず、分岐先の要素情報を保持することができる。これにより、各要素に検索ルートのすべての情報を保持させることが無いので、各要素は冗長した情報をもつことが少なくなる。したがって、メモリを無駄に浪費することがなく、関係管理制御装置1の負荷を軽減することができる。
<第2の実施形態>
本実施の形態では、第1の実施形態で生成された要素、リンク情報、BranchCheckIDの情報を用いることにより、ある1つの要素からこの要素に関係した要素を検索、表示する事が可能となる。
図19は、本実施の形態における検索のフローを示す。検索方向についての前提条件として、上位方向検索ならばそのまま上位へ上位へと検索が進み、上位に検索している途中で下位に行くことはない。下位方向についても同様である。まず、選択された要素KにBranchCheckIDが存在するか確認する(S40)。
S40で、BranchCheckIDが存在する場合は、そのBranchCheckIDを所定の領域(検索時におけるBranchCheckIDを一時的に格納するための領域である。以下、作業領域という)に格納する。この検索論理が既にBranchCheckIDを作業領域に格納していた場合、同一層の新規のBranchCheckIDは無視されるが、異なる層のBranchCheckIDは追加格納される。
次に、上位方向(ParentLink)に向かって要素を検索する(S41)。複数の要素(P1,P2,・・・)と関連のある要素Lが検索された場合は、それら複数の要素のIDとS40で取得したBranchCheckIDとを照合する(S42)。照合の結果、例えば要素P1のIDと一致する場合は、そのIDにかかる要素P1のみが要素Kと関係があると判断し、その他のIDの要素については関係がないと判断する。
S42での照合の結果、一致しない場合は、要素Kはすべての要素(P1,P2,・・・)と関係があると判断する。S40に戻り、関係がある要素のParentLink方向の検索を再帰的に繰り返す(S43)。
同一処理(S40〜S43)を下位方向(ChildLink)に対しても実施する(S44)。横方向(RelativeLink)に関しては、1段階以上の再帰的処理は行わないこととする。つまり横方向(RelativeLink)で複数数珠つなぎにつながっている要素は最初の1つのみの検索とする(S45)。
それでは、以下に、本実施形態の実施例を詳述する。
(実施例)
図15において、マルチパスドライバ0(31)を選択する場合を説明する。これにより、マルチパスドライバ0(31)に関連のある一連の要素の経路が明確になる。なお、本実施例では、図15の内容が図18の画面イメージで表示されていることとする。
まず、マルチパスドライバ0(31)を選択する(矢印A)。マルチパスドライバ0(31)の上位方向(ParentLink)のミラーディスクドライバ0(30)とのリンク線を強調表示する。ここで、強調表示とは、リンク線を他のリンク線との違いが明確になるように、点滅表示させたり、光らせたり、色を変えたり、線幅を変更したりすることをいう。ミラーディスクドライバ0(30)の上位には要素は存在しないので、上位方向の検索が終了する。
次に、下位方向の検索を開始する。マルチパスドライバ0(31)は、下位にあるC1t2d2(35)とC2t3d2(37)との分岐に関するBranchCheckIDを有していないので、C1t2d2(35)とC2t3d2(37)の両方を強調表示し、両方の枝を検索対象とする。
C1t2d2(35)から検索をすると仮定する。このとき、C1t2d2(35)にはBranchCheckIDとしてPort1X,AffinityGroup1,Lun2が格納されているので、これらを作業領域に格納する(図20参照)。C1t2d2(35)の下位方向(ChildLink)のPortα(39)を強調表示し、Portα(39)を検索する。
Portα(39)にはBranchCheckIDとしてAffinityGroup0,AffinityGroup1が格納されている(図21参照)が、作業領域には既にAffinityGroup1が格納されているので、これを無視する。
Portα(39)は下位方向(ChildLink)にPort1X(43)およびPort0X(44)とリンクされているが、作業領域には既にPort1Xが格納されているので、Port1X(43)を選択し、Port1X(43)を強調表示する。
選択されたPort1X(43)は下位方向(ChildLink)にAffinityGroup0(45)およびAffinityGroup1(46)とリンクされているが、作業領域にはAffinityGroup1が格納されているので、AffinityGroup1(46)を選択し、これを強調表示する。
Port1X(43)は、横方向(RelativeLink)にCA(42)が接続されているので、CA(42)を選択し、これを強調表示する。選択されたAffinityGroup1には下位方向(ChildLink)にLun0(51)、Lun1(52)、及びLun2(53)とリンクされているが、作業領域にはLun2が格納されているので、Lun2(53)を選択し、これを強調表示する。
さらに、Lun2(53)の下位方向(ChildLink)のLV6(60)を強調表示する。LV6(60)の下位方向(ChildLink)のRAIDGroup2(62)を強調表示する。RaidGroup2(62)の下位方向(ChildLink)のDisk2(65)とDisk3(66)とを強調表示する(ChildLink方向検索の1枝目終了)。
C2t3d2(37)についても上記と同等の処理を行う(ChildLink方向の検索を行い、2枝目の検索が終了する)。
なお、強調表示するのは検索された要素だけでなく、その要素間のリンク線について強調表示してもよい。
このように、検索のためのBranchCheckIDは、検索時に必要なBranchCheckIDを保持することができるので、従来のように各要素は常に検索のための情報を全て保有する必要が無くなり、メモリを無駄に消費することがない。したがって、関係管理制御装置1の検索時における負荷が少なくなる。
図22は、本実施例における検索されたリンクの表示例を示す。同図は、インスタンス70を選択した場合の検索例である。関係管理制御装置1のディスプレイ上で要素70にカーソルを当てて、要素70を選択している。そして、図19の検索フローにより要素70に関連のある要素が決定され、その要素間のリンク線を強調表示している。同図では、要素70−要素71−要素72−要素74−要素75−要素76−要素77−要素78の各要素が強調表示され、さらにそれらの各要素間のリンク線が太い線で示される。また、要素72−要素73の各要素も強調表示され、さらにそれらの各要素間のリンク線も太い線で示される。
以上より、複雑なコンピュータシステムでの構成要素(ハードウェア資源、ソフトウェア資源、データ領域資源等)の検索において、関連要素を識別・表示することは、非常に有効であり、効率的に制御が可能となる。
なお、図23は第1,第2の実施形態で用いた関係管理制御装置1のハードウェア環境の構成ブロック図である。同図において、関係管理制御装置1は、中央処理装置(CPU)82、リードオンリメモリ(ROM)83、ランダムアクセスメモリ(RAM)86、ネットワーク92とのインターフェース(以下、インターフェースをI/Fという)である通信I/F84、記憶装置87、出力I/F81、入力I/F85、可搬型記憶媒体の読み取り装置88、およびこれらの全てを接続するバス89、出力I/F81と接続している出力装置90、入力I/F85と接続している入力装置91によって構成されている。
記憶装置87としてはハードディスク、磁気ディスクなど様々な形式の記憶装置を使用することができる。第1,第2の実施形態で説明した処理を行うプログラムなどが記憶装置87またはROM83に格納され、そのようなプログラムがCPU82によって実行される。
このようなプログラムは、可搬型記憶媒体に格納されて提供される場合、その可搬型記憶媒体が読み取り装置88にセットされて、その可搬型記憶媒体に格納されているプログラムを読み出し、CPU82によって実行されることも可能である。可搬型記憶媒体としてはCD−ROM、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク、ICカードなど様々な形式の記憶媒体を使用することができる。
また、プログラム提供者側からネットワーク92および通信I/F84を介して、例えば記憶装置87に格納されることも可能である。
また、入力装置91には、キーボード、マウスなどを用いることが可能である。また、出力装置90には、ディスプレイなどを用いることが可能である。
また、ネットワーク92は、インターネット、LAN、WAN、専用線、有線、無線等の通信網であってよい。
<第3の実施形態>
本実施形態では、第1の実施形態の関係管理制御装置1上で構築した階層型リンク構造を用いて、ストレージシステム障害時の支援を行う。
まず、オンラインにおいて、ストレージシステムの情報をサーバ、スイッチ、ストレージから読み込み、その情報をGUI(Graphical User Interface)にて表示させる。
次に、ハードで障害が発生した擬似状態を作成する(第1の実施形態参照)。次に、そのHBAや、CA、Diskなどのハード擬似障害からサーバ内のどのアプリケーションに影響があるかを表示する。
さらに、擬似障害箇所の交換を行うにあたって、停止すべきプログラムや機能をGUIにて表示=>停止=>保守交換=>停止したプログラムや機能の復旧と、擬似障害からの一連の対応処置の実地練習を提供支援する。それでは、以下に擬似的に発生させた障害の場合と、実際に発生した障害の場合とに分けて説明する。
(実施例1)
本実施例では、擬似的に発生させた障害の場合について説明する。
図24は、本実施例におけるストレージシステムの情報をサーバ、スイッチ、ストレージから読み込んで、その情報を表示したGUIを示す。同図において、サーバ200は、マルチパスインスタンス201、RAWデバイス202(201a、201b、201c、201d)、HBA211(HBA0(211a)、HBA1(211b)、HBA2(211c)、HBA3(211d))、サーバ中で稼動中のアプリケーション203の各要素から構成されている。
なお、HBAとは、ホストバスアダプタのことである。すなわち、FC(ファイバチャネル)ケーブルを接続するサーバ内部に物理的に搭載されるアダプタカードのことである。RAWデバイスとは、サーバ内で構築された論理データ領域のことで、ストレージ内部のホストLUNのデータ領域を示します。マルチパスインスタンスとは、サーバ内のRAWデバイスから作成されたマルチ論理領域のことである。
スイッチ212には、スイッチA(212a)、スイッチB(212b)がある。スイッチA,Bにはそれぞれ、5つのポート(ポート0、ポート1、ポート2、ポート3、ポート4)から構成されている。
ストレージ213は、CA214(CA0(214a)、CA1(214b)、CA2(214c)、CA(214d))、AffinityGroup0(215)、ホストLUN(216)、論理ボリューム217(論理ボリューム0(217a)、論理ボリューム1(217b)、論理ボリューム2(217c))、LAID218(RAID0(218a)、RAID1(218b))、ハードディスク219(219a、219b)の各要素から構成されている。
AffinityGroupとは、アフィニティーグループ。装置内のホストLUNをまとめたグループの名称である。ホストLUNとは、サーバ/ホストから確認するデータ領域名である。論理ボリューム(LunV)とは、1対1でマッピング論理定義されるものである。論理ボリュームとは、ストレージ装置内部のデータ領域名、言い換えればRAID内のデータ領域のことである。
同図において、サーバ200は、HBA211を介して、FCでスイッチ212)と接続されており、ストレージ213は、CA214を介してスイッチ212と接続されている。
この接続についてさらに詳しく説明すると、HBA0(211a)、HBA1(211b)はそれぞれ、スイッチA(212a)のポート0、ポート1に物理的に接続されている。HBA2(211c)、HBA3(211d)はそれぞれ、スイッチB(212b)のポート0、ポート1に物理的に接続されている。
CA0(214a)、CA1(214b)はそれぞれ、スイッチA(212a)のポート2、ポート3に物理的に接続されている。CA2(214c)、CA3(214c)はそれぞれ、スイッチB(212b)のポート3、ポート4に物理的に接続されている。スイッチ212aのポート4は、スイッチ212bのポート2と物理的に接続されている。
同図の点線で示す線は、要素間の論理的な接続状態を示しており、論理関係線という。また、本実施形態では、アクセスパス220(サーバから、ストレージへの論理的なI/Oアクセス経路(アクセス論理線))が設定されている。なお、I/Oは、インプット及びアウトプットを表す。同図では、HBA0(211a)−CA0(214a)間のアクセスパス220a、HBA1(211b)−CA1(214b)間のアクセスパス220b、HBA2(211c)−CA2(214c)間のアクセスパス220c、HBA3(
211d)−CA3(214d)間のアクセスパス220dが設定されている。
それでは、擬似障害を発生させて、復旧させるまでの手順を、以下に説明する。ここでは、CA3(214d)について障害を発生させる場合について説明する。
まず、関係管理制御装置1のGUI上でCA3をマウスで選択し、右クリックすると、図25のメニュー230が表示され、その中から「擬似障害」231を選択する。
「擬似障害」231を選択すると、図26に示すメッセージ画面240が表示される。このメッセージ画面240には、擬似障害を発生させる旨のメッセージ241が表示されており、さらに、擬似障害の環境を設定することができる。同図において、「対象部品を交換する」242、「対象部品を交換しない」243の2つの選択肢のうち、いずれか1つを選択する。
ここでは、擬似故障対象である物理部分、本実施例でいうCA3(214d)をクリックして擬似故障を発生させるが、擬似故障箇所を実際に交換して保守シーケンスを踏んでいくのか、実際に交換せずに交換したと仮定して他の保守作業をそのまま実行して作業を進めるかを選択できる。
上記で「対象部品を交換する」242、「対象部品を交換しない」243のいずれか1つを選択した後、実行ボタン244を押下する。また、擬似障害発生を実施しない場合には、キャンセルボタン245を押下する。
実行ボタン244を押下すると、図24に示すように、CA3(214d)が強調表示され、それに関係するアクセスパス220dが光輝し、エラー状態となって、アクセスパス220dを介してのI/O(入力/出力)ができないことを示す。
なお、図26の「実行」ボタン244押下後の擬似故障を発生させる方法としては、次の2つが挙げられる。1つが関係管理制御装置1のプログラム内でのみ擬似故障を発生させる第1の方法と、もう1つが故障対象デバイスにコマンドを送って、そのデバイス自体を擬似的に故障を発生させる第2の方法がある。
第1の方法では、関係管理制御装置1上のアプリケーション内でのみ擬似的に故障を起こさせるので、SAN上の各デバイスは正常に動作している。
第2の方法は、例えば、CA3(214d)を停止させたり、論理的に切り離す等のコマンドをストレージ213に送ることにより、擬似故障を発生させる。そのコマンドを受信したストレージ213の制御部では、そのコマンドの引数にしてあるCA3(214d)やホストLUN216等の各構成要素を識別して、その識別した構成要素に対して擬似的にエラーを発生させる。
そして、ストレージ213では、常時ストレージ内の構成要素の監視も行っており、これらにエラーが発生すれば、予め登録してある送信先(例えば、IPアドレス等)にそのエラー情報をメッセージとして送信する。
本実施例では、その送信先は関係管理制御装置1であり、関係管理制御装置1ではそのメッセージを受け取ると、画面にそのメッセージが表示されるように制御されている。ただし、この場合、ユーザの指示により意図的に擬似障害を発生させているので、このメッセージの表示は抑制する。
さて、上記で擬似障害状態にしたCA3(214d)をマウスで選択して右クリックすると、図27のメニュー250が表示され、その中から「保守開始」251を選択すると
、図28の画面が表示される。
図28は、本実施例における保守画面260を示す。この保守画面260に表示される項目は、選択した擬似障害の要素に依存し、本実施例ではCA3(214d)に依存している。本画面260では、「1.アクセスパスの閉塞」、「2.CA3の活性保守 切り離し」、「3.CA3物理交換」、「4.CA3物理交換終了」、「5.アクセスパスの復旧」の処理を順次実行させる。説明表示部266には、これらの各処理の説明が表示される。それでは、各処理について説明する。
まず、「1.アクセスパスの閉塞」を実行させるために実行ボタン261を押下すると、保守交換対象であるCA3(214d)に関連するアクセスパスを持つサーバのマルチパスドライバーで構成されている「マルチパス閉塞」コマンドを、サーバ200に対して発行する。このコマンドを受け取ったサーバ200は、コマンドで指定されたアクセスパス220dを閉塞する。すなわち、アクセスパス220dを論理的に切断する。
次に、「2.CA3の活性保守 切り離し」を実行させるために実行ボタン262を押下すると、CA3が実装されているストレージ213に対してCA3を保守交換するために必要であるコマンド(活性保守開始・切り離し)を発行する。これによって、CA3は論理的にストレージ213から切り離される。
次に、「3.CA3物理交換」を実施する。ここでは、ユーザによってCA3(214d)を物理的に交換する。ここで、LEDボタンを押下すると、交換対象の部品にLEDが取り付けられていれば、それを光らせることができる。なお、擬似障害でかつ実際に交換しない場合、すなわち、図26で「対象部品を交換しない」243を選択した場合には物理交換作業は発生しないので、次のシーケンスに進む。
上記で、物理交換が終了した場合、または物理交換が発生しなかった場合、終了ボタン264を押下し、交換作業を終了する。この終了ボタンを押下すると、CA3(214d)の物理交換の終了を知らせるコマンドをストレージ213に発行する。このコマンドを受信したストレージ213は、CA3(214d)の物理交換の終了を認識することができる。
また、実交換をしていない場合は、擬似故障発生CA3(214d)を正常とするコマンドを発行する。
次に、「5.アクセスパスの復旧」を実行させるために実行ボタン265を押下すると、アクセスパスの閉塞でパス閉塞をさせていたサーバ200に対して、再度アクセスパスの再開復旧コマンドを発行する。そのコマンドを受信したサーバ200は、再びアクセスパス220dを論理的に接続する。
なお、上記はCA3(214d)を故障させた場合についての復旧シーケンスであり、本実施例に限定されるものではなく、他のデバイスにおいてはそのデバイスに応じた復旧シーケンスが存在する。
以上より、擬似障害からの一連の対応処置の実地練習をすることができるので、実際に障害が発生した場合の初動処理を迅速に行うことができる。
(実施例2)
本実施例では、実際に障害が発生した場合について説明する。SAN上で実際に発生すると(本実施例では、CA3(214d)について実際に障害が発生したものとする)、関係管理制御装置1の画面に図24のGUIが表示されている場合、実施例1で述べたように、エラーメッセージがオーバーレイ表示される。
つまり、ストレージ213内部では、CA214やホストLUN216等の各構成要素を監視しており、本実施例ではCA3(214d)にエラーが発生しているので、予め登録してある送信先(例えば、IPアドレス等)にそのエラー情報をメッセージとして送信する。本実施例では、その送信先は関係管理制御装置1であり、関係管理制御装置1ではそのメッセージを受け取ると、画面にそのメッセージが表示される。なお、エラーメッセージには、対象の装置名やエラー内容を示すイベント情報が含まれ、図29に示すように、このメッセージは履歴として関係管理制御装置1の記憶装置に格納される。
図29は、SAN上の各装置の状態を示す履歴画面である。関係管理制御装置1では、別途、各装置の状態を履歴として管理することもできる。上記のエラーも同様にここに履歴として残る。同図において、「ERROR」や「WARNING」等を示す「状態」、その状態になった「日時」、その状態になった「装置名」、「モニタ」、「イベントID」、エラー情報等を示す「イベント情報」等の情報が履歴として管理されている。
さて、上記のエラーメッセージを閉じると、既に図24の状態になっている。すなわち、障害箇所CA3(214d)が強調表示され、アクセスパス220dが光輝している。このとき、CA3(214d)を選択して右クリックすると、図27のメニュー画面250が表示され、保守開始251を選択すると、図28の保守画面260が表示される。これ以降は、実施例1と同様である。
以上より、従来、SANにおいては、障害の発生の検知及び保守は人手に頼り、時間的にも人件費的にもかなりのコストがかかっていたが、本発明を実施することにより、自動で障害箇所を検出して保守・復旧を行うことができる。
(付記1)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する処理をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラムにおいて、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得処理と、
該装置構成情報取得処理により取得した前記装置構成情報に基づいて、該装置構成情報に対応する要素情報を生成する要素情報生成処理と、
該要素情報生成処理により生成した複数の前記要素情報に基づいて、該各要素情報を互いに関連付ける関連付け処理と、
前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報を生成する分岐選択情報生成処理と、
をコンピュータに実行させるための関係管理制御プログラム。
(付記2)
前記装置構成情報は、前記情報処理装置と前記スイッチ装置と前記記憶装置の各装置が備える物理情報と論理情報とのうちの少なくとも1つの情報であることを特徴とする付記1項記載の関係管理制御プログラム。
(付記3)
前記要素情報生成処理は、生成した要素情報に固有の名称を付けることを特徴とする付記1項記載の関係管理制御プログラム。
(付記4)
前記関連付け処理は、前記要素情報同士を関連付けて階層型リンク構造を構成することを特徴とする付記1項記載の関係管理制御プログラム。
(付記5)
前記関連付け処理は、前記要素情報生成処理により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報の上階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする付記4項記載の関係管理制御プログラム。
(付記6)
前記関連付け処理は、前記要素情報生成処理により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報の下階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする付記4項記載の関係管理制御プログラム。
(付記7)
前記関連付け処理は、前記要素情報生成処理により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報と同階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする付記4項記載の関係管理制御プログラム。
(付記8)
前記要素情報は、該要素情報である第1の要素情報の上階層にある第2の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報の下階層にある第3の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報と同階層にある第4の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報の前記分岐選択情報とのうちの少なくとも1つを格納するための領域を備えるオブジェクトであることを特徴とする付記4項記載の関係管理制御プログラム。
(付記9)
前記分岐選択情報生成処理は、前記関連付け処理により関連付けられた複数の前記要素情報に基づいて分岐選択情報を生成し、該生成した分岐選択情報を前記各要素情報に格納することを特徴とする付記1項記載の関係管理制御プログラム。
(付記10)
前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする付記1項記載の関係管理制御プログラム。
(付記11)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する処理をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラムにおいて、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報に対応する要素情報が複数生成され、該各要素情報を互いに関連付けた関連付け情報と、前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報とに基づいて、前記要素情報の複数のうちの第1の要素情報から所定の方向の前記要素情報を検索する検索制御処理と、
前記分岐選択情報を取得する分岐選択情報取得処理と、
前記検索制御処理により検索された第2の要素情報が他の複数の要素情報へと関連付けられている場合、前記分岐選択情報取得処理によって取得された前記分岐選択情報に基づいて、該他の複数の要素情報のうちの1つの要素情報を決定する分岐先要素決定処理と、
をコンピュータに実行させるための関係管理制御プログラム。
(付記12)
前記検索制御処理は、前記第1の要素情報から所定の一方向へ検索し、該方向への検索の終了後、前記第1の要素情報から他方の一方向へ検索することを特徴とする付記11項記載の関係管理制御プログラム。
(付記13)
前記分岐先要素決定処理は、前記分岐選択情報取得処理により取得された分岐選択情報のうちの1つと、前記第2の要素情報が保持する該第2の要素情報と関連付けられている複数の要素情報のうちの1つと一致する場合、該一致した要素情報を検索することを決定することを特徴とする付記11項記載の関係管理制御プログラム。
(付記14)
前記分岐先要素決定処理は、前記分岐選択情報取得処理により取得された分岐選択情報のうちの1つと、前記第2の要素情報が保持する該第2の要素情報と関連付けられている複数の要素情報のそれぞれと不一致の場合、該複数の要素情報を検索すること決定することを特徴とする付記11項記載の関係管理制御プログラム。
(付記15)
前記関連付け情報は、前記要素情報同士を関連付けて関連付け階層型リンク構造が構築された情報であり、前記分岐選択情報取得処理は、既に取得した分岐選択情報と同一階層の分岐選択情報は取得しないことを特徴とする付記11項記載の関係管理制御プログラム。
(付記16)
前記関連付け情報は、前記要素情報同士を関連付けて関連付け階層型リンク構造が構築された情報であり、前記検索制御処理により同一階層方向へ検索された場合、1つ目の要素情報のみ検索することを特徴とする付記11項記載の関係管理制御プログラム。
(付記17)
前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする付記11項記載の関係管理制御プログラム。
(付記18)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する関係管理制御装置において、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得手段と、
該装置構成情報取得手段により取得した前記装置構成情報に基づいて、該装置構成情報に対応する要素情報を生成する要素情報生成手段と、
該要素情報生成手段により生成した複数の前記要素情報に基づいて、該各要素情報を互いに関連付ける関連付け手段と、
前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報を生成する分岐選択情報生成手段と、
を備えることを特徴とする関係管理制御装置。
(付記19)
前記装置構成情報は、前記情報処理装置と前記スイッチ装置と前記記憶装置の各装置が備える物理情報と論理情報とのうちの少なくとも1つの情報であることを特徴とする付記18項記載の関係管理制御装置。
(付記20)
前記要素情報生成手段は、生成した要素情報に固有の名称を付けることを特徴とする付記18項記載の関係管理制御装置。
(付記21)
前記関連付け手段は、前記要素情報同士を関連付けて階層型リンク構造を構成することを特徴とする付記18項記載の関係管理制御装置。
(付記22)
前記関連付け手段は、前記要素情報生成手段により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報の上階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする付記21項記載の関係管理制御装置。
(付記23)
前記関連付け手段は、前記要素情報生成手段により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報の下階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする付記21項記載の関係管理制御装置。
(付記24)
前記関連付け手段は、前記要素情報生成手段により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報と同階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする付記21項記載の関係管理制御装置。
(付記25)
前記要素情報は、該要素情報である第1の要素情報の上階層にある第2の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報の下階層にある第3の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報と同階層にある第4の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報の前記分岐選択情報とのうちの少なくとも1つを格納するための領域を備えるオブジェクトであることを特徴とする付記21項記載の関係管理制御装置。
(付記26)
前記分岐選択情報生成手段は、前記関連付け手段により関連付けられた複数の前記要素情報に基づいて分岐選択情報を生成し、該生成した分岐選択情報を前記各要素情報に格納することを特徴とする付記18項記載の関係管理制御装置。
(付記27)
前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする付記18項記載の関係管理制御装置。
(付記28)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する関係管理制御装置において、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報に対応する要素情報が複数生成され、該各要素情報を互いに関連付けた関連付け情報と、前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報とに基づいて、前記要素情報の複数のうちの第1の要素情報から所定の方向の前記要素情報を検索する検索制御手段と、
前記分岐選択情報を取得する分岐選択情報取得手段と、
前記検索制御手段により検索された第2の要素情報が他の複数の要素情報へと関連付けられている場合、前記分岐選択情報取得手段によって取得された前記分岐選択情報に基づいて、該他の複数の要素情報のうちの1つの要素情報を決定する分岐先要素決定手段と、
を備えることを特徴とする関係管理制御装置。
(付記29)
前記検索制御手段は、前記第1の要素情報から所定の一方向へ検索し、該方向への検索
の終了後、前記第1の要素情報から他方の一方向へ検索することを特徴とする付記28項記載の関係管理制御装置。
(付記30)
前記分岐先要素決定手段は、前記分岐選択情報取得手段により取得された分岐選択情報のうちの1つと、前記第2の要素情報が保持する該第2の要素情報と関連付けられている複数の要素情報のうちの1つと一致する場合、該一致した要素情報を検索することを決定することを特徴とする付記28項記載の関係管理制御装置。
(付記31)
前記分岐先要素決定手段は、前記分岐選択情報取得手段により取得された分岐選択情報のうちの1つと、前記第2の要素情報が保持する該第2の要素情報と関連付けられている複数の要素情報のそれぞれと不一致の場合、該複数の要素情報を検索すること決定することを特徴とする付記28項記載の関係管理制御装置。
(付記32)
前記関連付け情報は、前記要素情報同士を関連付けて関連付け階層型リンク構造が構築された情報であり、前記分岐選択情報取得手段は、既に取得した分岐選択情報と同一階層の分岐選択情報は取得しないことを特徴とする付記28項記載の関係管理制御装置。
(付記33)
前記関連付け情報は、前記要素情報同士を関連付けて関連付け階層型リンク構造が構築された情報であり、前記検索制御手段により同一階層方向へ検索された場合、1つ目の要素情報のみ検索することを特徴とする付記28項記載の関係管理制御装置。
(付記34)
前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする付記28項記載の関係管理制御装置。
(付記35)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する処理をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラムにおいて、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得処理と、
該装置構成情報取得処理により取得した前記装置構成情報に基づいて、該装置構成情報に対応する要素情報を生成する要素情報生成処理と、
該要素情報生成処理により生成した複数の前記要素情報に基づいて、該各要素情報を互いに関連付ける関連付け処理と、
前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報を生成する分岐選択情報生成処理と、
前記関連付け処理により関係付けられた前記要素情報の複数のうちの第1の要素情報から所定の方向の前記要素情報を検索する検索制御処理と、
前記分岐選択情報を取得する分岐選択情報取得処理と、
前記検索制御処理により検索された第2の要素情報が他の複数の要素情報へと関連付けられている場合、前記分岐選択情報取得処理によって取得された前記分岐選択情報に基づいて、該他の複数の要素情報のうちの1つの要素情報を決定する分岐先要素決定処理と、
をコンピュータに実行させるための関係管理制御プログラム。
(付記36)
前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする付記35項記載の関係管理制御プログラム。
(付記37)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する関係管理制御装置において、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報
取得手段と、
該装置構成情報取得手段により取得した前記装置構成情報に基づいて、該装置構成情報に対応する要素情報を生成する要素情報生成手段と、
該要素情報生成手段により生成した複数の前記要素情報に基づいて、該各要素情報を互いに関連付ける関連付け手段と、
前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報を生成する分岐選択情報生成手段と、
前記関連付け手段により関係付けられた前記要素情報の複数のうちの第1の要素情報から所定の方向の前記要素情報を検索する検索制御手段と、
前記分岐選択情報を取得する分岐選択情報取得手段と、
前記検索制御手段により検索された第2の要素情報が他の複数の要素情報へと関連付けられている場合、前記分岐選択情報取得手段によって取得された前記分岐選択情報に基づいて、該他の複数の要素情報のうちの1つの要素情報を決定する分岐先要素決定手段と、
を備えることを特徴とする関係管理制御装置。
(付記38)
前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする付記37項記載の関係管理制御装置。
(付記39)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する関係管理制御装置とから構成される関係管理制御システムにおいて、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得手段と、
該装置構成情報取得手段により取得した前記装置構成情報に基づいて、該装置構成情報に対応する要素情報を生成する要素情報生成手段と、
該要素情報生成手段により生成した複数の前記要素情報に基づいて、該各要素情報を互いに関連付ける関連付け手段と、
前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報を生成する分岐選択情報生成手段と、
前記関連付け手段により関係付けられた前記要素情報の複数のうちの第1の要素情報から所定の方向の前記要素情報を検索する検索制御手段と、
前記分岐選択情報を取得する分岐選択情報取得手段と、
前記検索制御手段により検索された第2の要素情報が他の複数の要素情報へと関連付けられている場合、前記分岐選択情報取得手段によって取得された前記分岐選択情報に基づいて、該他の複数の要素情報のうちの1つの要素情報を決定する分岐先要素決定手段と、
を備えることを特徴とする関係管理制御システム。
(付記40)
前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする付記39項記載の関係管理制御システム。
(付記41)
前記関係管理制御プログラムは、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つに障害が発生し障害発生状態になった場合、該要素情報を該障害発生状態から復旧させる復旧処理
をコンピュータに実行させる付記1項記載の関係管理制御プログラム。
(付記42)
前記関係管理制御プログラムは、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つを選択し、該選択した要素情報について擬似的に前記障害を発生させて、前記障害発生状態に設定する擬似障害設定処理
をコンピュータに実行させる付記41項記載の関係管理制御プログラム。
(付記43)
前記擬似障害設定処理は、前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を交換するか否かの判断を促すメッセージを表示させる処理
をコンピュータに実行させる付記41項記載の関係管理制御プログラム。
(付記44)
前記復旧処理は、前記装置間で送受信される情報の論理的送受信経路のうち前記障害発生状態に設定された前記要素情報に関係する該論理的送受信経路を閉塞させる論理的送受信経路閉塞処理と、 前記障害発生状態に設定された前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を該装置から論理的に切り離させる切り離し処理と、
前記論理的送受信経路閉塞処理により閉塞した前記論理的送受信経路を開通させる開通処理と、
をコンピュータに実行させる付記41項記載の関係管理制御プログラム。
(付記45)
前記関係管理制御装置は、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つに障害が発生し障害発生状態になった場合、該要素情報を該障害発生状態から復旧させる手段
を備えることを特徴とする付記18項記載の関係管理制御装置。
(付記46)
前記関係管理制御装置は、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つを選択し、該選択した要素情報について擬似的に前記障害を発生させて、前記障害発生状態に設定する擬似障害設定手段
を備えることを特徴とする付記45項記載の関係管理制御装置。
(付記47)
前記擬似障害設定手段は、前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を交換するか否かの判断を促すメッセージを表示させるメッセージ表示手段と
を備えることを特徴とする付記45項記載の関係管理制御装置。
(付記48)
前記復旧手段は、前記装置間で送受信される情報の論理的送受信経路のうち前記障害発生状態に設定された前記要素情報に関係する該論理的送受信経路を閉塞させる論理的送受信経路閉塞手段と、
前記障害発生状態に設定された前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を該装置から論理的に切り離させる切り離し手段と、
前記論理的送受信経路閉塞処理により閉塞した前記論理的送受信経路を開通させる開通手段と、
を備えることを特徴とする付記45項記載の関係管理制御装置。
(付記49)
前記関係管理制御装置は、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つに障害が発生し障害発生状態になった場合、該要素情報を該障害発生状態から復旧させる手段
を備えることを特徴とする付記21項記載の関係管理制御装置。
(付記50)
前記関係管理制御装置は、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つを選択し、該選択した要素情報について擬似的に前記障害を発生させて、前記障害発生状態に設定する擬似障害設定手段
を備えることを特徴とする付記49項記載の関係管理制御装置。
(付記51)
前記擬似障害設定手段は、前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を交換するか否かの判断を促すメッセージを表示させるメッセージ表示手段と
を備えることを特徴とする付記49項記載の関係管理制御装置。
(付記52)
前記復旧手段は、前記階層型リンク構造で示される前記装置間で送受信される情報の論
理的送受信経路のうち前記障害発生状態に設定された前記要素情報に関係する該論理的送受信経路を閉塞させる論理的送受信経路閉塞手段と、
前記障害発生状態に設定された前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を該装置から論理的に切り離させる切り離し手段と、
前記論理的送受信経路閉塞処理により閉塞した前記論理的送受信経路を開通させる開通手段と、
を備えることを特徴とする付記49項記載の関係管理制御装置。
(付記53)
前記関係管理制御システムは、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つに障害が発生し障害発生状態になった場合、該要素情報を該障害発生状態から復旧させる手段
を備えることを特徴とする付記39項記載の関係管理制御システム。
(付記54)
前記関係管理制御システムは、さらに、
前記要素情報のうち少なくともいずれか1つを選択し、該選択した要素情報について擬似的に前記障害を発生させて、前記障害発生状態に設定する擬似障害設定手段
を備えることを特徴とする付記53項記載の関係管理制御システム。
(付記55)
前記擬似障害設定手段は、前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を交換するか否かの判断を促すメッセージを表示させるメッセージ表示手段と
を備えることを特徴とする付記53項記載の関係管理制御システム。
(付記56)
前記復旧手段は、前記装置間で送受信される情報の論理的送受信経路のうち前記障害発生状態に設定された前記要素情報に関係する該論理的送受信経路を閉塞させる論理的送受信経路閉塞手段と、
前記障害発生状態に設定された前記要素情報に対応する前記装置の有する部品を該装置から論理的に切り離させる切り離し手段と、
前記論理的送受信経路閉塞処理により閉塞した前記論理的送受信経路を開通させる開通手段と、
を備えることを特徴とする付記53項記載の関係管理制御システム。
(付記57)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する情報を格納する関係管理制御データベースにおいて、
前記少なくとも2の装置から取得した該装置の構成を示す情報である装置構成情報から生成された該装置構成情報に対応する要素情報に基づいて該各要素情報を互いに関連付けて、該関連付けた前記要素情報の複数から1つの要素情報を選択するための情報である分岐選択情報を格納することを特徴とする関係管理制御データベース。
(付記58)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する処理をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラムにおいて、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得処理と、
前記装置構成情報取得手段により取得した前記装置構成情報に基づいて、前記各装置間及び該装置内の論理的な接続を表示させる表示処理
をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラム。
(付記59)
前記関係管理制御プログラムは、さらに、
前記関連付け処理により関連付けた前記要素情報と前記分岐選択情報生成処理により生成した前記分岐選択情報とに基づいて、前記各装置間及び該装置内の論理的な接続を表示
させる表示処理と、
をコンピュータに実行させる付記項1記載の関係管理制御プログラム。
(付記60)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する関係管理制御装置において、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得手段と、
前記装置構成情報取得手段により取得した前記装置構成情報に基づいて、前記各装置間及び該装置内の論理的な接続を表示させる表示手段と、
を備えることを特徴とする関係管理制御装置。
(付記61)
前記関係管理制御装置は、さらに、
前記関連付け手段により関連付けた前記要素情報と前記分岐選択情報生成手段により生成した前記分岐選択情報とに基づいて、前記各装置間及び該装置内の論理的な接続を表示させる表示手段と、
を備えることを特徴とする付記18項記載の関係管理制御装置。
(付記62)
ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する関係管理制御装置とから構成される関係管理制御システムにおいて、
前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得手段と、
前記装置構成情報取得手段により取得した前記装置構成情報に基づいて、前記各装置間及び該装置内の論理的な接続を表示させる表示手段と、
を備えることを特徴とする関係管理制御システム。
(付記63)
前記関係管理制御システムは、さらに、
前記関連付け手段により関連付けた前記要素情報と前記分岐選択情報生成手段により生成した前記分岐選択情報とに基づいて、前記各装置間及び該装置内の論理的な接続を表示させる表示手段と、
を備えることを特徴とする付記39項記載の関係管理制御システム。
本発明により、ユーザがSANによるシステム内の接続・論理関係管理状態が把握でき、また、障害発生における影響範囲が容易に解明できる。また、メモリを有効に活用することができ、余計な負荷による処理速度の低下を防止することができる。
また、SANでの障害に容易かつ迅速に対処することもできる。図面の簡単な説明
本発明は、後述する詳細な説明を、下記の添付図面と共に参照すればより明らかになるであろう。
従来の各要素が保持する情報の概念を示す図である。 本発明の構成の概要を示す図である。 本発明における各要素が保持する情報の概念を示す図である。 第1の実施形態におけるSANの物理的・論理的な構成概要を示す図である。 第1の実施形態における処理フローを示す図である。 第1の実施形態における要素間の階層型リンク構造を示す図である。 第1の実施形態における図6の要素/dev/rdsk/C2t1d1に格納されている情報の一例を示す図である。 第1の実施形態における図6の要素fjpfca0に格納されている情報の一例を示す図である。 第1の実施形態における図6の要素CA0に格納されている情報の一例を示す図である。 第1の実施形態における図6の要素AffinityGroup0に格納されている情報の一例を示す図である。 第1の実施形態における図6の要素AffinityGroup1に格納されている情報の一例を示す図である。 第1の実施形態の実施例におけるシステムの構成概要を示す図である。 第1の実施形態の実施例におけるユーザと、関係管理制御装置1と、各装置との関係を示すフローである。 第1の実施形態の実施例における各スイッチに設けられている各ポートについての接続先(相手)のポート名を取得するフローである。 第1の実施形態の実施例におけるホストとストレージとの物理情報および論理情報を示す図である。 第1の実施形態の実施例におけるBranchCheckIDの生成手順を示すためのモデル図である。 第1の実施形態の実施例におけるBranchCheckIDの生成フローを示す図である。 第1の実施形態における階層型リンク構造の構築後の表示画面を示す図である。 第2の実施形態における検索のフローを示す図である。 第2の実施形態の実施例における一時的に格納されたBrancCheckIDを示す図である。 第2の実施形態の実施例におけるPortαが格納しているBrancCheckIDを示す図である。 第2の実施形態の実施例における検索処理後の表示画面を示す図である。 第1,第2の実施形態における関係管理制御装置1のハードウェア環境の構成ブロック図である。 第3の実施形態におけるストレージシステムの情報をサーバ、スイッチ、ストレージから読み込んでその情報を表示したGUIを示す図である。 第3の実施形態における擬似障害を発生させるためのメニュー表示である。 第3の実施形態における擬似障害の環境を設定するための画面を示す図である。 第3の実施形態における保守開始のためのメニュー表示である。 第3の実施形態における保守画面を示す図である。 第3の実施形態におけるSAN上の各装置の状態を示す履歴画面を示す図である。

Claims (8)

  1. ネットワークを構成する情報処理装置とスイッチ装置と記憶装置とのうち、少なくとも2の装置の関係を管理する処理をコンピュータに実行させる関係管理制御プログラムにおいて、
    前記少なくとも2の装置の構成を示す情報である装置構成情報を取得する装置構成情報取得処理と、
    該装置構成情報取得処理により取得した前記装置構成情報に基づいて、該装置構成情報に対応する要素情報を生成する要素情報生成処理と、
    該要素情報生成処理により生成した複数の前記要素情報に基づいて、該各要素情報を互いに関連付けて階層型リンク構造を構成する関連付け処理と、
    前記階層型リンク構造のうちの任意の要素情報である第 1 の要素情報と論理的な接続経路を介して接続される第2の要素情報との間にある要素情報である中間要素情報が該論理的な接続経路以外の分岐した経路を有している場合、該中間要素情報の分岐経路と接続された隣接する複数の前記要素情報から前記論理的接続経路で接続された要素情報を識別する情報を分岐選択情報として前記第 1 の要素情報に設定する分岐選択情報設定処理と、
    をコンピュータに実行させるための関係管理制御プログラム。
  2. 前記装置構成情報は、前記情報処理装置と前記スイッチ装置と前記記憶装置の各装置が備える物理情報と論理情報とのうちの少なくとも1つの情報であることを特徴とする請求項1項記載の関係管理制御プログラム。
  3. 前記要素情報生成処理は、生成した要素情報に固有の名称を付けることを特徴とする請求項1項記載の関係管理制御プログラム。
  4. 前記関連付け処理は、前記要素情報生成処理により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報の上階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする請求項項記載の関係管理制御プログラム。
  5. 前記関連付け処理は、前記要素情報生成処理により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報の下階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする請求項項記載の関係管理制御プログラム。
  6. 前記関連付け処理は、前記要素情報生成処理により生成した各要素情報に基づいて、第1の要素情報が該第1の要素情報と同階層にある第2の要素情報の固有の名称を該第1の要素情報に格納することを特徴とする請求項項記載の関係管理制御プログラム。
  7. 前記要素情報は、該要素情報である第1の要素情報の上階層にある第2の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報の下階層にある第3の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報と同階層にある第4の要素情報の固有の名称と、該第1の要素情報の前記分岐選択情報とのうちの少なくとも1つを格納するための領域を備えるオブジェクトであることを特徴とする請求項項記載の関係管理制御プログラム。
  8. 前記ネットワークは、ストレージエリアネットワークであることを特徴とする請求項1項記載の関係管理制御プログラム。
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