JP4162803B2 - ライスキャビン内の穀粒取出装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、大型の円筒体により構成されて穀粒を貯蔵するライスキャビンであって、そのライスキャビン内から穀粒を取出すところの穀粒取出装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、ライスキャビン内の穀粒を取出す装置としては、例えば、実開昭52−170654号公報、特開平7−330173号公報、同開平8−85630号公報等により開示されているように、ライスキャビンの底板上の中央部から周壁がわに向けてスイ−プオ−ガを横設し、そのスイ−プオ−ガの自転と公転とにより穀粒を中央部がわに向け移送して底板に開口する落下口から取出すようにしている。また、特開平8−169552号公報には、スイープオーガの公転用駆動輪を周壁がわに設け、スイープオーガ軸の先端に装備したベベルケースを介して周壁と底面に近設した掻出車を回転させ、周壁近くの穀粒を中央部方向に跳ね出す穀粒排出装置が記載され、米国特許第03075657号明細書には、サイロ内で自転と公転をするスイープオーガの駆動を中央部に設置したモータから受動す る構成にし、別途の駆動軸を中央からサイロ壁側に延設してドライブケースに入力させ、該ドライブケースに設けた縦軸に突起付きスプロケットを装着して、サイロ内のサポートリンク孔と噛合させて前記スイープオーガを公転させる駆動構造にしたものが開示されている。更に、スイープオーガの外端に設けた水平状の支持部材に対して直立軸を装着し、複数の横向き誘導車輪を各々回転自在に軸架し、該誘導車輪の外周をサイロ内の外周壁に接当させ、スイープオーガの公転旋回を誘導するサイロ積み出し機の構成が特公昭44−000414号公報に開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来、スイ−プオ−ガを公転させる手段としては、そのスイ−プオ−ガの周壁がわ軸端部に軸着する駆動輪が底板上で回動することによって公転方向に前進するようにしているから、底板と駆動輪の間に穀粒がかみ込まれ公転方向への前進力が減退して安定した公転が実行されず、かつ、かみ込みにより損傷粒が発生するなど問題点が多いのである。
【0004】
そこで、本発明は、前項に記載する問題点を解決するのを主目的として創作されたもので、これによってスイ−プオ−ガの公転方向への前進力が確保されるとともに、損傷粒の発生を防止し得るものとなり、穀粒の取出しを効率的に行える装置を提供できるのである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
そこで、この発明は、ライスキャビン内の底板上の中央部から周壁がわに向けてスイ−プオ−ガを横設し、該スイ−プオ−ガに連設した駆動輪の外周面を周壁に圧設し、該駆動輪の回転でスイ−プオ−ガを公転させる構成にしたキャビン内の穀粒取出装置において、スイ−プオ−ガの周壁がわに設けたドライブケースから公転用の駆動輪を揺動自在に延設し、該駆動輪の回転によって公転前進するスイープオーガの背後位置に前記駆動輪を配置させたことにより、スイ−プオ−ガによって中央部がわに移送されて穀粒が存在しない周壁に公転用駆動輪を圧接して回動するから、公転方向への前進力が減退せず安定した公転が行われ、また、穀粒が存在しない周壁に圧接して回動するので、穀粒をかみ込まず損傷粒が発生しないようになる。
【0006】
また、揺動自在に駆動輪を装着した第2ドライブケースから支持金を延設し、該支持金に底板上を転動する尾綸を装着し、スイープオーガの周壁がわを支持する支承輪と前記尾綸との間に駆動輪を位置させることによって、駆動輪は支承輪と尾輪の間にあって前下方に向かい勝手の前進力が作用するので、スイ−プオ−ガは上下動することなく安定よく前進し穀粒を中央部がわに向けて移送する。
【0007】
そして、スイ−プオ−ガの周壁がわの軸端部から一対のベベルギヤにより、公転前進するスイ−プオ−ガの背後方向に延設した第1ドライブ軸を駆動し、この第1ドライブ軸の後端部からユニバ−サルジヨイントを介して第2ドライブ軸を延長し、第2ドライブ軸の後端がわからウオ−ムとウオ−ムホイルによって駆動輪を駆動するとともに、前記ユニバ−サルジョイントの中心線上を支点にして駆動輪を第2ドライブ軸と共に揺動自在にし、弾機によって駆動輪を周壁に圧接する構成にすると、伝動構成を簡単にしてスイ−プオ−ガから駆動輪に超低速のものを伝達しながら駆動輪を周壁に圧接させ公転方向に前進させるようになる。
【0008】
また、スイ−プオ−ガの周壁がわの穀粒をライスキャビン内の中央部がわに跳ね出す回転羽根を設け、該回転羽根は、羽根長の短い硬質羽根と羽根長の長い弾性羽根を組み合わせたものにすることにより、硬質羽根で強力に跳ね出し、その跳ね出されたものが弾性羽根により更に内方に寄せられてスイ−プオ−ガへの受け渡しがよくなり、周壁がわに穀粒 が残存しないのである。
【0009】
更に、衝当により回転する弾性羽根を屈曲状に変形させて、周壁がわに穀粒を返すのを防止する持回り防止部材を設けると、弾性羽根により内方に寄せられようとする穀粒が再び周壁がわに返されないから、スイ−プオ−ガへの受け渡し作用が一層よくなる。
【0010】
【発明の実施の形態】
【実施例】
以下、本発明による穀粒取出装置に関し実施例図を参照して具体的に説明すると、先ずこのライスキャビン(1)の概要は図8に示してあるように、大型の円筒体の上部に屋根を設けて設置し、圧風ファン(18)により常温定湿乾燥機(19)からの空気を風路室(20)を経て有孔の底板(2)から上方に噴出させて収納穀粒を通風乾燥し貯蔵するのであって、搬入コンベヤ(21)から投入される穀粒は均分機(A)によってライスキャビン(1)内に均等に収納され、その収納されたものは攪拌装置(B)により攪拌されるとともに、サンプル粒採取装置(C)により適宜取出してチエックを可能にしている。
【0011】
このようにして乾燥貯蔵されている穀粒は底板(2)の中央部から周壁(3)がわにわたって直線的に数箇所設けた落下口(22)から落下し、搬出コンベヤ(23)により機外に取出され、落下口(22)から自然落下しない穀粒は底板(2)の中央部から各落下口(22)の上を周壁(3)がわに向けて横設するスイ−プオ−ガ(4)の自転と公転とによって周壁(3)がわから中央部がわに移送されて中央部の落下口(22)から順次落下し、前記のように搬出コンベヤ(23)により機外に取出されるようになっている。
【0012】
そこで、このスイ−プオ−ガ(4)による穀粒の取出装置について図1〜図5により記載する。(24)はギヤケ−ス、(25)は支持体、(26)は伝動ケ−ス、(27)はカウンタ−ケ−スで、これらのものは一体的に組成され、また、(28)は周壁(3)がわ近くに位置する第1ドライブケ−ス、(29)は第2ドライブケ−スであって、前記支持体(25)と第1ドライブケ−ス(28)の後部がわとを板状の連結部材(30)で連結し、ギヤケ−ス(24)と第1ドライブケ−ス(28)の前部がわとの間にスイ−プオ−ガ(4)が回転自在に横設され、また、カウンタ−ケ−ス(27)と第1ドライブケ−ス(28)から前記スイープオーガ(4)の背後方向に延出する受体(31)により螺旋ブラシ(16)の両端がわが回転自在に支承されて螺旋ブラシ(16)はスイ−プオ−ガ(4)の後方がわで連結部材(30)にそって並設されている。
【0013】
そして、ギヤケ−ス(24)内の一組のベベルギヤ(32)により駆動モ−タ軸(33)からスイ−プオ−ガ(4)を(イ)方向に回転させ、伝動ケ−ス(26)内の平ギヤ(34)とチエン(35)を介して螺旋ブラシ(16)を(ロ)方向に回転させて、スイ−プオ−ガ(4)と螺旋ブラシ(16)は穀粒を周壁(3)がわから矢印(ハ)のように中央部がわに向けて移送するのである。
【0014】
前記の第1ドライブケ−ス(28)内には前後方向に第1ドライブ軸(9)を装架し、この第1ドライブ軸(9)には前記スイ−プオ−ガ(4)の周壁(3)がわの軸端部から一対のベベルギヤ(8)により(ニ)の方向の回転動力を伝達し、この第1ドライブ軸(9)の後端部からユニバ−サルジョイントを介して第2ドライブ軸(10)を延長し、その第2ドライブ軸(10)を前記第2ドライブケ−ス(29)内に内装するとともに、第2ドライブケ−ス(29)の後端がわには公転用の駆動輪(5)をその回動軸芯(D)を縦方向にして稍々前方に傾倒させて回動自在に装着しウオ−ム(11)とウオ−ムホイル(12)を介して駆動輪(5)が超低速で回動するようにしている。
【0015】
また、第2ドライブケ−ス(29)から第1ドライブケ−ス(28)の上側を前方に向けて支持部材(36)を延設し、その支持部材(36)の中途部を前記ユニバ−サルジョイントの中心線上に合致させたボルト(37)によって前記第1ドライブケ−ス(28)に樞着し、第2ドライブケ−ス(29)と駆動輪(5)を支持しながらボルト(37)を支点にして揺動自在にするとともに、支持部材(36)の前端部に弾機(13)を連繋して駆動輪(5)を周壁(3)に圧接させ(ホ)方向に超低速で回動させるのである。この場合、駆動輪(5)の回動軸芯(D)は稍々前方に傾倒していて駆動輪(5)に対して前下方に向かい勝手の前進力が作用するようにしてある。
【0016】
そして、(6)は前記第1ドライブケ−ス(28)の側面に装着されて底板(2)上を転動する支承輪で、スイ−プオ−ガ(4)と螺旋ブラシ(16)との間に位置し、(38)は第2ドライブケ−ス(29)の後部から前記スイープオーガ(4)の背後方向に延設する支持金で、支持金(38)の後端には底板(2)上を転動する尾輪(7)が装着されて、前記の前下方に向かい勝手の前進力が作用する駆動輪(5)は支承輪(6)尾輪(7)の間に位置しているのである。
【0017】
また、前記第1ドライブ軸(9)が第1ドライブケ−ス(28)内から前方に突出してスイ−プオ−ガ(4)の前がわに位置する軸部分に回転羽根(14)が軸着され、その回転羽根(14)はゴム製等の弾性を有するもので、比較的羽根長が長く第1ドライブ軸(9)と一体となって(ニ)の方向に回転し周壁(3)がわの穀粒をライスキャビン(1)の中央部がわ即ち内方に向けて跳ね出すのである。
【0018】
(15)は第1ドライブケ−ス(28)から突設しロ−ラ(15a)を有する持回り防止部材で、(ニ)の方向に回転する回転羽根(14)の回転圏内にそのロ−ラ(15a)を位置させて回転羽根(14)の衝当により屈曲状に変形させ穀粒を周壁(3)がわに返すのを防止するのである。
【0019】
そして、図6と図7に示す回転羽根(14)は、鋼製等の硬質羽根(14a)と前記のようなゴム製等の弾性羽根(14b)を組み合わせたものにしたもので、硬質羽根(14a)は羽根長を短かくして弾性羽根(14b)の前がわに軸着し、性羽根(14b)は羽根長が長く前記のような持回り防止部材(15)を回転圏内に位置させている。また、(14c)は第1ドライブ軸(9)の最前端に取着されて穀粒層に突入する円錐状の螺旋体である。
【0020】
なお、(39)は前記の弾機(13)を作用状態と非作用状態に切り替えるレバ−であって、図5に示す倒伏姿勢で弾機(13)を引張して作用状態にし、矢印(ヘ)のように回動して起立させることにより弛めて非作用状態にしている。
【0021】
図10は前記レバ−(39)を倒伏姿勢にして弾機(13)を作用状態にしたとき、その状態をロックする一つの手段を例示したもので、レバ−(39)の樞支軸(40)からロック棒(41)を下方に突設し、これにコ字形のロック金(42)を(ト)のように回動させて凹入部(42a)をロック棒(41)に係合させることによりレバ−(39)をロックし弾機(13)の作用状態を確保するようにしたものである。
【0022】
そして、(43)は螺旋ブラシ(16)を覆う覆体、(17)は周壁(3)のスイ−プオ−ガ(4)の公転開始位置に取着した穀粒圧受板であって、前記の回転羽根(14)と、覆体(43)と駆動輪(5)の各周壁(3)がわの部分および支承輪(6)を覆い、(44)はスイ−プオ−ガ(4)がわに取着され、穀粒圧受板(17)の下側にあって一部が重合状態となり覆体(43)と駆動輪(5)の一部を覆うカバ−体であり、(45)は覆体(43)の後端部から垂下するゴム垂れである。
【0023】
したがって、ライスキャビン(1)内の穀粒を取出すとき、穀粒は底板(2)の数箇所に設ける落下口(22)から自然落下して図9のように、穀粒取出装置のうち、各落下口(22)部の上方に位置する部分が穀粒中から出現するようになる。そこで、駆動モ−タを起動すると、駆動モ−タ軸(33)から回転動力が各部に伝達されて、駆動輪(5)は周壁(3)に圧接しながら超低速で回動し、承輪(6)と尾輪(7)は底板(2)上を転動して前進し、駆動モ−タ軸(33)を中心にして(P)方向に公転するのである。
【0024】
そして、この超低速の公転と共に、スイ−プオ−ガ(4)は自転して周壁(3)がわから中央部がわに穀粒を順次移送し中央部の落下口(22)から落下させ、旋ブラシ(16)はスイ−プオ−ガ(4)によって中央部がわに移送されずに薄い層になって底板(2)上に残存するものをスイ−プオ−ガ(4)と同方向に横送りし落下口(22)から落下させてスイ−プオ−ガ(4)により移送されたものと一緒になって搬出コンベヤ(23)により機外に取出される。
【0025】
この穀粒の取出しにおいて、回転羽根(14)は周壁(3)がわの穀粒を内方に寄せ、かつ、この内方に寄せる穀粒を持回り防止部材(15)によって周壁(3)がわに返すのを防止してスイ−プオ−ガ(4)に受け渡し、駆動輪(5)はスイ−プオ−ガ(4)による中央部がわへの移送によって穀粒が存在しない周壁(3)に圧接し円滑に公転させる。また、駆動輪(5)には前下方に向かい勝手の前進力が作用してスイ−プオ−ガ(4)や螺旋ブラシ(16)を浮上させず、かつ、支承輪(6)と尾輪(7)の間に設けられて上下動せずに安定よく前進し公転するのである。
【0026】
【発明の効果】
本発明は、以上説明したような形態で実施され、次に記載するような効果を奏する。
【0027】
ライスキャビン内の底板上の中央部から周壁がわに向けてスイ−プオ−ガを横設し、該スイ−プオ−ガに連設した駆動輪の外周面を周壁に圧設し、該駆動輪の回転でスイ−プオ−ガを公転させる構成にしたキャビン内の穀粒取出装置において、スイ−プオ−ガの周壁がわに設けたドライブケースから公転用の駆動輪を揺動自在に延設し、該駆動輪の回転によって公転前進するスイープオーガの背後位置に前記駆動輪を配置させたことにより、スイ−プオ−ガによって中央部がわに移送されて穀粒が存在しない周壁に公転用駆動輪が圧接して回動するから、公転方向への前進力が減退することがなく安定した公転が行われ、かつ、穀粒が存在しない周壁に圧接して回動するので、穀粒をかみ込まず損傷粒の発生を防止することができる。
【0028】
また、揺動自在に駆動輪を装着した第2ドライブケースから支持金を延設し、該支持金に底板上を転動する尾綸を装着し、スイープオーガの周壁がわを支持する支承輪と前記尾綸との間に駆動輪を位置させることによって、駆動輪は支承輪と尾輪の間にあって前下方に向かい勝手の前進力が作用するので、スイ−プオ−ガは上下動することなく安定よく前進し穀粒を中央部がわに向けて移送することができる。
【0029】
スイ−プオ−ガの周壁がわの軸端部から一対のベベルギヤにより公転前進するスイ−プオ−ガの背後方向に延設した第1ドライブ軸を駆動し、この第1ドライブ軸の後端部からユニバ−サルジヨイントを介して第2ドライブ軸を延長し、第2ドライブ軸の後端がわからウオ−ムとウオ−ムホイルによって駆動輪を駆動するとともに、前記ユニバ−サルジョイントの中心部を支点にして駆動輪を第2ドライブ軸と共に揺動自在にし、弾機によって駆動輪を周壁に圧接する構成のものにすることにより、伝動構成を簡単にしてスイ−プオ−ガから駆動輪に超低速のものを伝達するとともに、駆動輪を周壁に圧接させて公転方向に前進させることができる。
【0030】
スイ−プオ−ガの周壁がわの穀粒をライスキャビン内の中央部がわに跳ね出す回転羽根を設け、該回転羽根は、羽根長の短い硬質羽根と羽根長の長い弾性羽根を組み合わせたものにすることにより、硬質羽根で強力に跳ね出し、その跳ね出されたものが弾性羽根により更に内方に寄せられてスイ−プオ−ガへの受け渡しがよくなり、周壁がわに穀粒が残存しないものになる。
【0031】
衝当により回転する弾性羽根を屈曲状に変形させて、周壁がわに穀粒を返すのを防止する持回り防止部材を設けることによって、羽根長の長い弾性羽根により内方に寄せられようとする穀粒が再び周壁がわに返されないから、スイ−プオ−ガへの受け渡し作用が一層よくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 穀粒取出装置全体の平面図である。
【図2】 ライスキャビン中央部がわの穀粒取出装置部分を示す平面図である。
【図3】 同ライスキャビン周壁がわの穀粒取出装置部分を示す平面図である。
【図4】 穀粒取出装置を周壁がわから見た図である。
【図5】 同穀粒取出装置の周壁がわを前方から見た図である。
【図6】 回転羽根の他の実施例のものの平面図である。
【図7】 同回転羽根の前方視図である。
【図8】 ライスキャビン全体の概要図である。
【図9】 穀粒取出装置の起動時の状態を示す平面図である。
【図10】 弾機を作用状態にロックした他の実施例のものを示す斜視図である。
【符号の説明】
1 ライスキャビン
2 底板
3 周壁
4 スイ−プオ−ガ
5 駆動輪
D 回動軸芯
6 支承輪
7 尾輪
8 ベベルギヤ
9 第1ドライブ軸
10 第2ドライブ軸
11 ウオ−ム
12 ウオ−ムホイル
13 弾機
14 回転羽根
14a 硬質羽根
14b 弾性羽根
15 持回り防止部材
X 横移動手段
Y 昇降手段
α 傾斜角度
28 第1ドライブケース
29 第2ドライブケース
38 支持金
Claims (5)
- ライスキャビン(1)内の底板(2)上の中央部から周壁(3)がわに向けてスイ−プオ−ガ(4)を横設し、該スイ−プオ−ガ(4)に連設した駆動輪(5)の外周面を周壁(3)に圧設し、該駆動輪(5)の回転でスイ−プオ−ガ(4)を公転させる構成にしたキャビン内の穀粒取出装置において、スイ−プオ−ガ(4)の周壁(3)がわに設けた第1ドライブケース(28)から公転用の駆動輪(5)を揺動自在に延設し、該駆動輪(5)の回転によって公転前進するスイープオーガ(4)の背後位置に前記駆動輪(5)を配置させたことを特徴とするライスキャビン内の穀粒取出装置。
- 揺動自在に駆動輪(5)を装着した第2ドライブケース(29)から支持金(38)を延設し、該支持金(38)に底板(2)上を転動する尾綸(7)を装着し、スイープオーガ(4)の周壁(3)がわを支持する支承輪(6)と前記尾綸(7)との間に駆動輪(5)を位置させたことを特徴とする請求項1記載のライスキャビン内の穀粒取出装置。
- スイ−プオ−ガ(4)の周壁(3)がわの軸端部から一対のベベルギヤ(8)により、公転前進するスイ−プオ−ガ(4)の背後方向に延設した第1ドライブ軸(9)を駆動し、この第1ドライブ軸(9)の後端部からユニバ−サルジヨイントを介して第2ドライブ軸(10)を延長し、第2ドライブ軸(10)の後端がわからウオ−ム(11)とウオ−ムホイル(12)によって駆動輪(5)を駆動するとともに、前記ユニバ−サルジョイントの中心線上を支点にして駆動輪(5)を第2ドライブ軸(10)と共に揺動自在にし、弾機(13)によって駆動輪(5)を周壁(3)に圧接する構成にしてあることを特徴とする請求項1記載のライスキャビン内の穀粒取出装置。
- スイ−プオ−ガ(4)の周壁(3)がわに穀粒をライスキャビン(1)内の中央部がわに跳ね出す回転羽根(14)を設け、該回転羽根(14)は、羽根長の短い硬質羽根(14a)と羽根長の長い弾性羽根(14b)を組み合わせたものにしてあることを特徴とする請求項1記載のライスキャビン内の穀粒取出装置。
- 衝当により回転する弾性羽根(14b)を屈曲状に変形させて、周壁(3)がわに穀粒を返すのを防止する持回り防止部材(15)を設けたことを特徴とする請求項4記載のライスキャビン内の穀粒取出装置。
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