JP4161189B2

JP4161189B2 - Information monitoring support device and information monitoring system

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Publication number: JP4161189B2
Application number: JP2002382463A
Authority: JP
Inventors: 恵一郎鹿間
Original assignee: Omron Corp
Current assignee: Omron Corp
Priority date: 2002-12-27
Filing date: 2002-12-27
Publication date: 2008-10-08
Anticipated expiration: 2022-12-27
Also published as: JP2004213345A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
この発明は、情報監視支援装置及び情報監視システムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
生産工場（製造現場）に設置されるＦＡ（ファクトリーオートメーション）システムは、例えば、ＰＬＣ（プログラマブルロジックコントローラ）が入力機器から情報を入力し（ＩＮリフレッシュ処理）、入力した情報に基づいて予め決まったプログラムをスキャン実行し（ユーザプログラム実行処理）、演算結果として得られた制御情報を出力機器に対して出力する（ＯＵＴリフレッシュ）ことにより制御を行うようになっている。そしてこの後、ネットワークなどを経由してデータの受け渡し処理や外部からの要求処理などを処理する（周辺処理）。ＰＬＣは主にこの４つの処理をサイクリックに繰り返し実行している。
【０００３】
ところで、このようなシステムを遠隔地から監視したいという要求がある。係る場合に、ＦＡシステムを構築するネットワーク上を伝送される情報を各種通信網を介して遠隔地の監視装置に伝達することもできるが、係る情報を監視装置で取得しても、監視する上で意味を成さないことがある。すなわち、ＦＡシステムでは、例えば温度調節器のように、送信される情報自体がデータのみであってその情報自体が何であるかを識別するための名前を持たない機器がある。つまり、温度調節器からは、現在温度や設定温度など予め設定された温度情報が出力されるが、実際に送信される情報（データ）は、例えば「１５０」といような数値情報のみ（送信先アドレスや送信元アドレスその他の通信に必要な情報は備えている）であり、その「１５０」を意味するのが、現在温度なのか設定温度なのかがわからないことがある。
【０００４】
しかし、これらの機器の情報を外部に伝える場合、数値情報のみの情報が送信されるのが一般的である。温度調節器がＰＬＣにつながっている場合には、ＰＬＣにて情報収集や集計作業を行ってから外部へ情報を通信することが一般的である。
【０００５】
ＰＬＣでは、元々入出力データを格納するＩＯメモリがあって、そのＩＯメモリの予め決められたアドレスに、上記の温度調節器からの情報が格納される。そして、ＰＬＣが温度調節器の情報に基づいて制御をする際には、ユーザプログラム中にＩＯメモリの決められたアドレスの情報を読み込むことをする。さらにＰＬＣから外部に温度調節器の情報を送信する際には、通常は、外部監視装置からＰＬＣにその決められたアドレス情報を要求し、ＰＬＣがその要求を受けて周辺処理にてＩＯメモリを読んで、読み取り結果を外部に返信することになる。但し、この場合も、ＰＬＣ自体は、取得した温度調節器からの情報が何を意味しているかの認識はしていないし、外部監視装置でも認識していない。要は外部からの要求をした使用者が認識しているにすぎず、システムとしてはどこからも認識できないのが現状である。他にＰＬＣと監視装置の間にゲートウエイ装置を配置し、そのゲートウエイ装置がデータ収集機能と監視装置に対するデータ通信機能をもたせるものもあるが、それでもシステム上で情報が何を意味しているのか認識できなかった。
【０００６】
【特許文献１】
特開２００１−１００８１０号
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記した従来のシステムでは、生産変更などで収集する情報名がそもそも分からない。さらに、ＰＬＣの中には、コメント（情報名）を付けられないので、係るＰＬＣで収集した情報は、外部の監視装置に対して情報名付きの情報を送信することはできず、上記した温度調節器等の通常名前の無い情報を発する機器の情報を監視装置で十分な監視をおこなうことができない。
【０００８】
この発明は、情報自体に名前をもたない機器から出力される情報に自由に名前をつけることができ、情報システムが収集した情報を、受ける側が判りやすい内容に替えることで、例えば遠隔地の監視を容易に行える情報監視支援装置及び情報監視システムを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
この発明による情報監視支援装置では、ＦＡシステムを構成する機器のデータを取得して記憶ブロックに記憶し、記憶したデータを監視装置に送信する情報監視支援装置であって、監視対象の前記機器のデータを記憶する前記記憶ブロックのメモリアドレスと、監視対象の各データの意味付けとしての名前情報となるコメントと、を関連付けた関連付け情報を記憶したコメント設定記憶手段と、前記データを前記機器から所定のタイミングで取得し、データのそれぞれを前記記憶ブロックの予め決められたメモリアドレスに記憶するデータ取得手段と、前記データ取得手段で取得して前記記憶ブロックのメモリアドレスに記憶したデータのそれぞれについて、前記コメント設定記憶手段から前記関連付け情報に基づいて対応する前記コメントを取得するとともに、それらデータとコメントとを関連づけたコメント付きデータを作成する情報編集手段と、前記作成したコメント付きデータを送信する手段とを備えて構成した。
【００１０】
ここで、コメント設定記憶手段は、実施の形態では、メモリ１２内の情報編集ブロック１２ｃに対応する。情報編集部は、情報編集ブロック１２ｃに相当する。送信部はサーバ１２ｄの部分を含むものである。データ取得手段は、実施の形態では、ＣＰＵ１１に実装されたプログラムにより実現され、イベント発生や、定周期経過等の所定の条件に合致したときにデータを収集するものであり、図７のステップ１５や１６などを実行するプログラム部分を含むものである。実施の形態では、常時所定間隔で機器からの情報（データ）を受信し、所定のタイミングになったときに受信した情報を実際に取得し、監視装置に送信するようにしたが、これに限ることはなく、例えば定周期では、収集タイミングにきたときのみ監視対象の機器と通信を行ってデータを取得するようにしてもよい。コメント付きデータを作成する手段は、実施の形態では、ＣＰＵ１１に実装されたプログラムにより実現され、図７のステップ１８の処理を実行するプログラム部分に対応する。もちろん、ステップ１７に示すようにデータにタイムスタンプ等の時刻情報を付加してもよいが、係る時刻情報を付加するのは本発明の必須要件ではない。
【００１１】
また、この発明による情報監視支援装置では、前記データ取得手段にてデータを収集した時刻を管理し、前記所定のタイミングで取得したデータにその収集時刻であるタイムスタンプ情報を付加する機能を備え、前記情報編集手段は、前記データ取得手段にて収集して前記記憶ブロックのメモリアドレスに記憶したタイムスタンプ情報付きのデータについて、前記コメント設定記憶部に記憶されたデータ毎に関係付けられたコメントと、を関連づけるものであり、前記送信する手段は、情報編集手段で作成したタイムスタンプ情報及びコメント付きデータを送信するように構成できる。
【００１２】
また、この発明による情報監視支援装置では、前記データ取得手段にて前記機器から常時データを受信し、予め定めた収集周期が経過するのを待って収集時間がくるとそのとき受信したデータを取得する機能と、前記データ取得手段にて周期的に収集し前記記憶ブロックのメモリアドレスに記憶したデータについて、そのデータの収集時刻であるタイムスタンプ情報並びに前記コメントとを付加する機能と、を備え、前記送信する手段は、タイムスタンプ情報及びコメント付きデータを送信するように構成することができる。
【００１３】
また、前記コメント付きデータの送信は、データとコメントをＣＳＶデータ形式で出力するようにするとよい。このようにすると、受け手側の監視装置では、市販の表計算アプリケーションソフトなどにより管理することができるので、好ましい。もちろん、他の形式でもかまわない。
【００１６】
また、本発明に係る情報監視システムでは、前記情報監視支援装置から送られる前記コメント付きデータを取得するとともに、監視データをコメントと対応づけたり、或いは監視データをタイムスタンプ情報及びコメントと対応付けたりして表示する監視装置とを備えて構成することができる。
【００１７】
上記した各発明によれば、監視対象の機器から出力されるデータには、名前・コメントが付加されておらず、データのみを見てもその内容を理解できないような場合でも、情報監視支援装置により上記データにコメント（名前）が、付加されるので、監視装置でそのデータとコメントを関連づけて表示することにより、データが意味する内容を容易に理解できる。
【００１８】
また、コメントの付加は、ＰＬＣのユーザプログラムなどを用いるのではなく、監視対象の機器のデータ（アドレス情報）と、それに付加するコメントを関連づけたテーブル等のコメントデータベースを用意しておき、取得したデータを監視装置等に出力する際にそれを参照してコメントを付加すればよいので、簡単である。そして、付加するコメントを変更する場合にも、上記コメントデータベースに格納された該当するコメントを変更・更新するだけでよいので、システム変更等に容易に対処できる。
【００１９】
【発明の実施の形態】
図１は、本発明の好適な一実施の形態を実現するシステム全体を示している。図１に示すように、製造設備（生産設備）側に配置した温度調節器１は、直接或いはＰＬＣ２を介して実行機器（情報監視支援装置）１０に接続されている。また、この情報監視支援装置１０は、フィールドバスを介してＩ／Ｏ機器３等のフィールド機器も接続されている。そして、この情報監視支援装置１０が、これら各機器１〜３から情報を収集するようになっている。
【００２０】
さらに、情報監視支援装置１０は、所定のタイミングで通信網４を介して遠隔地にある監視装置２０に収集した情報を送信（自発配信または、監視装置からの要求による返信）するようになっている。このとき、情報に名前が付かない機器から取得した情報に対し、所望の名前を付加し、名前と情報を対にして監視装置２０に送る。これにより、管理措置２０の表示装置２１に表示した情報は、名前も付加されているので、監視装置２０を見ている監視者は、送られて来た情報が何についてのものかを正しく判断できる。
【００２１】
情報監視支援装置１０は、ＦＡシステムを構成するネットワークに接続され、情報を収集する機能と、収集した情報に所定の加工を行う機能と、加工した情報を通信網４を介して外部装置（監視装置２０）に出力する機能を有する。情報に所定の加工を行う機能は、任意の名前並びに情報収集した時刻を付加するようになっている。
【００２２】
次に、上記した加工を行う機能を実現するための初期設定（設定データの登録処理）について説明する。図２に示すように、情報監視支援装置１０に設定用パソコン（ツール）３０を接続する。そして、ツール３０にて生成した設定情報報を情報監視支援装置１０に転送し、これにより、情報監視支援装置１０は、システム稼動中に収集した情報を、設定情報に従って加工を施した後、出力するようになる。換言すると、ツール３０からの設定に従い、指定された条件に従い情報収集する情報収集機能と、収集した情報に名前等を付加する機能と、収集した情報（名前付き）を設定された監視先へ情報配信する機能を有する。そして、上記した処理を実際に行うための具体的な構成は、以下のようになる。
【００２３】
すなわち、情報監視支援装置１０のハード構成は、図３に示すように、上記した各機能を実施するＣＰＵ１１と、収集した情報を記憶するメモリ１２と、外部機器と通信をする各種インタフェースを備えている。インタフェースとしては、フィールドバスに接続するフィールドバスインタフェース１３と、シリアル回線に接続するシリアルインタフェース１４と、イーサネット（登録商標）に接続するイーサネットインタフェース１５とを備えている。本発明との関係でいうと、フィールドバスインタフェース１３は、そのフィールドバスに接続されたＩ／Ｏ機器３等と通信をし、情報を収集するために用いる。また、シリアルインタフェース１４は、温度調節器１と通信を行い、温度調節器１からの情報を収集するために用いる。さらに、イーサネットインタフェース１５は、他の外部機器に接続され、イーサネット（登録商標）上さらにはそのイーサネット（登録商標）の外に接続された外部機器（監視装置２０等）に情報の送信を行うために用いる。もちろん、他の情報の送受も各インタフェースを用いて行われる。
【００２４】
情報監視支援装置１０の機能構成は、図４に示すようになっている。すなわち、情報監視支援装置１０は、各機器と通信を行うためのデバイスドライバ１２ａを介して、シリアルＩＦ経由の温度調節器１やＰＬＣ２と情報のやりとりをする。また情報監視支援装置１０は、図示していないがフィールドバス経由のＩ／Ｏ機器と情報のやりとりをするドライバも持っている。そのドライバを経由して情報監視支援装置１０が情報（名前のない情報）を取得すると、それを生データ記憶ブロック１２ｂに格納する。情報編集ブロック１２ｃは、この情報監視支援装置１０の特徴部分である。この情報編集ブロック１２ｃは、生データ記憶ブロック１２ｂに格納した情報に所定の加工を行うことにより、名前のない情報がどんな意味のあるものかを認識できるように所定の名前が付加される機能を持っている。そして、この名前付け等を行うための設定データも情報編集ブロック１２ｃに格納される。
【００２５】
そして、この情報編集ブロック１２ｃに格納された設定データに基づいて、生データ記憶ブロック１２ｂに格納された生データに識別するための名前を関連付けすべく加工されて、その結果の情報がサーバ１２ｄに格納される。このサーバ１２ｄは、外部監視装置（クライアント）へ自発的に情報配信もするし、監視装置からの要求に応じた処理をするとともに要求に対する情報返信もする。外部監視装置からの要求などは、イベントメモリ１２ｅにいったん記憶される。また、この情報監視支援装置１０で、何らかの異常フラグが立つなどしてイベントが発生した場合には、そのイベントについての情報、つまり、アドレス，発生日時等も、イベント記憶部１２ｅに記憶保持される。
【００２６】
初期設定を行うためのツール３０は、図５に示すフローチャートを実行する機能を有する。すなわち、まず条件設定システムを起動させて、初期条件設定画面を表示する（ＳＴ１，ＳＴ２）。この出力された表示画面に従って、ユーザは各種の条件を入力する（ＳＴ３，ＳＴ４）。なお、入力しない場合には、ステップ６に飛ぶ。
【００２７】
初期条件設定は、通信条件，通信時に何をし、何を管理するかの条件を設定する。具体的には、まず、監視側通信条件の設定を行う。つまり、監視先の監視装置２０と通信を行うための条件を入力するもので、例えばモデム，イーサネット（登録商標）等の通信方式と、その場合の相手先を特定する情報（電話番号，ＩＰアドレス等）を入力する。
【００２８】
次に、管理対象ノード条件設定をする。温度調節器やＰＬＣの台数，使用機器番号を設定したり、フィールドバスエリアの設定を行う。そして、そのように設定した各機器ごとに、データ収集条件を設定する。つまり、タイムスタンプ周期や、収集タイミングがイベント方式か定周期方式かの区別や、データサイズ等を登録する。ここで、定期収集方式は、一定時間間隔でデータを収集し、監視装置２０に報告（送信）するものである。また、イベント方式は、通常は監視装置２０に報告せずに、予め登録したイベントが発生したときに、その前後所定数のデータを監視装置２０に報告（送信）するものである。なお、本実施の形態では、定期週報方式における収集間隔よりも短い間隔で情報監視支援装置１０と、各機器とは比較的短い間隔（例えば１０秒）の送受を行い、情報監視支援装置１０は各機器から情報を受信するが、定期収集タイミングにきていない場合には、そのまま受信したデータを廃棄するようにしている。
【００２９】
上記した初期条件の設定を完了すると、次に、追加処理情報の設定を行う（ＳＴ５）。これは、ＦＡシステムのネットワーク上に別途用意されたデータベース等からツール３０にて行う。具体的には、情報監視支援装置１０に接続した接続機器（温度調節器、ＰＬＣなど）の情報を情報監視支援装置１０の生データ記憶ブロック１２ｂのどこのメモリアドレスに格納するというメモリ割付けを行う。さらに、それらをタグで確認できるようにするとともに、収集情報の意味付けのための名前の対応付けをする。この意味付けのための名前は、機器に付与されているコメントである。必ずしも、データの内容を一目で理解できるといったものとは限らない。コメントのないＰＬＣからのデータのように、コメントがないものにコメントを付けることで、監視時にその情報がどんな意味なのかがわかるようにする。つまり、監視の際に、知らせたいコメントを書き込む。
【００３０】
一例を示すと、図６に示すようなものになる。まず、メモリ割付によって、情報監視支援装置１０の生データ記憶ブロック１２ｂ内の記憶手段の物理アドレスと、そのアドレスに格納される対象機器とが関係付けられている。そして、その対象機器の情報をどんなふうに収集するのかを設定する。設定は、一定周期で収集するのか、監視装置２０から要求が来たとき等に不定期でイベント的に収集するのかの少なくとも２種類ある。データは、生データ記憶ブロック１２ｂのメモリに格納されたその機器の情報であり、数値またはＯＮ／ＯＦＦのビットのいずれかを想定している。ここでは初期値として設定する内容を示している。実際の制御が始まると、このデータの値は当然変化する。そして、それぞれの情報がどんな意味なのかが識別できるように、意味付け情報としてのコメントを関連付ける。この内容を情報監視支援装置１０が保有することで、データ送信の際に、このコメントをデータに付加する名前として送信することになる。これにより、監視装置２０をみた監視者は、データの意味内容を容易に理解でき、適切な監視処理が行える。
【００３１】
具体的には、情報監視支援装置１０の生データ記憶ブロック１２ｂの記憶手段内のメモリアドレス「ＩＭ１００」には、「温度調節器１」のデータが割り付けてあって、値を「１０」（初期値、制御時には変化する）となっている。この温度調節器１の名称はシステム側で識別できるように”タグ”として扱われる。この温度調節器１の情報を収集する方式は、定周期と設定している。周期時間については、別途設定すればよい、そしてこの温度調節器１の情報を意味付けするためのコメントが付与してある。ここでは「＊攪拌機温度」としている。同様に生データ記憶ブロック１２ｂのメモリアドレス「ＩＭ１５０」には温度調節器２が割り当てられていて、収集方式は定周期、意味付けのための名前を「＊冷却温度」としている。この冷却温度は「摂氏−１０度」としている。また、メモリアドレス「ＩＭ２００」には、ＰＬＣのデータメモリのアドレス１００に格納される情報とリンクされている。そして収集方法はイベントであり、コメントは「加圧値」である。なお、ここでは、図１で示したＰＬＣ２に接続された温度調節器１の温度情報を、情報監視支援装置１０がＰＬＣ２を経由して収集する想定となっている。さらに、メモリアドレス「ＩＭ２５０」は、情報監視支援装置１０のフィールドバスに接続された電圧計（図１のＩ／Ｏ機器３の一種）の情報が割り当てられている。この電圧計の情報を意味付けするコメントは「＊電圧」となっている。さらにまた、メモリアドレス「ＩＭ３００」は、情報監視支援装置１０のフィールドバスに接続された異常ボタンの入力信号が割り当てられている。この異常入力はＯＮかＯＦＦの２値信号となっているので、ここでは数値データでなく、フラグのデータとなっている。なおタグとしては「Ｆ異常入力」と扱っている。なお、タグ中の”Ｆ”はフィールドバスに接続されている機器であることを示すために、便宜上付けているものである。
【００３２】
この追加処理情報は、図６のように、帳票形式でデータテーブルとなっている。つまり、ツールにて市販の表計算ソフトを利用し、収集した情報（アドレス，データ，機器コメント等）を所定のセル内に当てはめて、ツールで表示しながら作成することもできる。そして、具体的な情報の追加・変更も表計算ソフトにおける各セルへのテキストデータの入力機能等を用いて簡単に行える。
【００３３】
そして、上記した初期条件並びに追加処理情報の設定により決定された条件設定データを保存するとともに、情報監視支援装置１０へ転送する（ＳＴ６）。これにより、情報監視支援装置１０は、転送されてきた各機器のデータ収集タイミングや、収集したデータに付加するコメント（名前）等の設定データを受け取ると、情報編集ブロック１２ｃの記憶手段（図示せず）に格納する。そして、その格納した設定データに基づいて情報監視支援装置１０は、監視モードでは、その取得した条件設定データに基づいて上述した収集機能や送信機能を実行することになる。具体的には、図７に示すフローチャートを実行することになる。
【００３４】
すなわち、まずＰＬＣ本体に異常が無いことを確認する（ＳＴ１１）。そして、正常にＦＡシステムが稼働しているならば、現在の運転モードを判断する（ＳＴ１２）。運転モードは、例えば、監視装置２０から送られてくる制御信号により設定される。
【００３５】
監視モードの場合には、ステップ１３に進み、通信プログラムを生成し、実際に通信を開始する。つまり、ＰＬＣや温度調節器その他の監視対象の機器と通信を開始する。この通信は、定周期でデータ収集する場合の周期よりも短い間隔で行い、常時監視対象の機器からデータを受信する。
【００３６】
そして、データ収集方式、つまり、イベントデータ収集か定周期データ収集かを判断する（ＳＴ１４）。すなわち、ツール３０からの設定データにより、各機器のデータ収集方式がわかっている（情報編集ブロック１２ｃに保持）ので、係る設定データを読み出して判断する。
【００３７】
そして、判断結果がイベントの場合には、イベントデータ収集を行う（ＳＴ１５）。すなわち、常時送られてくる機器のデータを所定タイミングで取得するとともに、記憶保持する。そして、常時所定数のデータを保持すべく、古いデータは新規に取得したデータで上書きすることにより削除する。この所定タイミングは、定周期の場合の収集間隔と同じであってもよいし、異ならせてもよい。つまり、イベントデータ収集の場合には、イベントが発生したことをトリガとし、前後所定数分のデータを監視装置２０に送信する。従って、イベントが発生するまで、最新の所定数分のデータを記憶保持するようにしている。但し、一定数以上のデータ（登録してから時間が経過して古くなったデータ）は不要となるので、上書きにより削除している。
【００３８】
そして、イベントが発生（例えば、異常を示すデータがＯＮ）したならば、タイムスタンプを発行するとともに、該当するデータを集計する（ＳＴ１７）。これにより、各データには、タイムスタンプが付加される。そして、通信方式並びに相手先（監視装置２０）を確認し、追加処理後のデータを送信する（ＳＴ１８）。追加処理とは、情報編集ブロック１２ｃで行われる処理で、つまり、各収集データに対し、そのデータに関連づけられたコメント（情報編集ブロック１２ｃに格納された設定データを読み出して決定する）を付加することである。換言すると、収集データを意味付けするための処理で、収集データと予め決まった名前（関連付けの名前）とを対応付けする処理である。なお、イベントデータ収集方式の場合、イベントが発生した１種類のデータに対して、複数個のデータが集計されて送信されるので、コメントは、複数個の各データにそれぞれ付加するのではなく、まとめて１つを送信するようにすることもできる。もちろん、各データに実際に付加してもよい。
【００３９】
一方、定周期の場合は、定周期データ収集を実行する（ＳＴ１６）。つまり、イベントデータ収集でも説明したとおり、ステップ１３の実行により、監視対象の機器から常時データが送られてくる。従って、定周期データ収集処理では、予め定めた収集期間が経過するのを待ち、収集期間がくると、そのとき送られてきたデータを取得する。そして、取得したデータをステップ１７以降の処理に従って、タイムスタンプ並びにコメントを付加し、監視装置２０に送信する。なお、この定周期データ収集により取得したデータは、情報監視支援装置１０では保存しない。つまり、所定の処理をして監視装置３０に送信したならば、そのまま破棄する。
【００４０】
そして、データ送信をしたならば、現在の状態が設定データを登録する条件設定システムか、通常の動作を行う実行システムかを判別し（ＳＴ１９）、実行システムの場合にはステップ１１に戻り、上記した処理を行う。なお、フローチャート中には示していないが、条件設定システムの場合には、図５に示すフローチャートを実行し、新たな設定データがダウンロードされ、実行システムに切り替わるのを待つ。
【００４１】
なお、上記した処理は、例えば対象の各機器ごとに独立して実行される。定周期データ収集の収集期間が等しい場合には、その等しい機器に対して一括して処理することも可能である。
【００４２】
一方、ステップ１２の分岐判断で、メンテナンスモードと判別された場合には、メンテナンスが終了するのを待ち（ＳＴ２０）、メンテナンス終了後にステップ１１に戻り、上記した処理を行う。なお、メンテナンスの終了は、例えば監視装置２０から発せられた作業完了通知の受信により判断することができる。つまり、監視装置２０は、情報監視支援装置１０から送られる名前付きのデータに基づいてシステムの状態を監視している。なお実際には、監視するための情報を表示装置に表示し、監視は監視者が行う。そして、異常があった場合には、遠隔操作によりメンテナンスを行うことがある。係る場合には、メンテナンス開始の通知を情報監視支援装置１０にも送り、データ収集を一時停止させ、メンテナンス終了後に再稼働させるようにしている。
【００４３】
一方、監視装置２０では、図８に示すフローチャートを実行する。すなわち、情報監視支援装置１０と通信を開始し、システムの運転状況の確認をする（ＳＴ２１）。そして、正常に動作しているならば、監視をするかメンテナンスをするかを判断する（ＳＴ２２）。係る判断は、例えば監視画面を見ている監視者が決定してもよいし、予めメンテナンスモードに移行する条件を登録しておき、あるデータが条件を具備した場合に自動的にメンテナンスモードに切り替わるようにしてもよい。
【００４４】
監視モードの場合には、監視を実行する（ＳＴ２３）。つまり、情報監視支援装置１０から名前（コメント）付きのデータが送られてくるので、係るデータを受信する。このとき、送られてくる情報は、監視対象の機器が発したデータと、それ付加した名前及びタイムスタンプを関連づけたテーブル構造となっているので、ＣＳＶデータとして受信する。
【００４５】
次いで、受信したＣＳＶデータに基づいて、監視画面を作成し、表示装置に表示する。この監視画面としては、例えば図９に示すようになる。すなわち、この例では、定周期データ収集と、イベントデータ収集を１つの画面上に上下に配置して表示するようにしている。そして、定周期は、接続機器から収集した情報ひとつに対して、意味付けのための名前（コメント）とデータ（数値またはＯＮ／ＯＦＦ）と時間（タイムスタンプの時刻）を各１０個表示するようにし、イベントは、イベント発生（→で示す）から前後５データずつを表示するようにしている。
【００４６】
もちろん表示形態はこれに限るものではなく、コメント以外の情報、例えばタグ情報も同列にそれぞれ付加してもよいし、時間の経過に従って監視対象の機器のデータを表示することにより、例えば定周期であっても、異なるアドレスのものが混在状態で表示するようにしてもよい。さらにまた、上記したように、定周期とイベントをともに表示するのではなく、いずれか一方を表示するようにしてもよいし、両方表示する場合でも、左右に並べるなど、レイアウトは任意に変更可能である。
【００４７】
なお、図９において、「運転状況」ボタンを選択すると、現在の監視状況を確認することができ、「監視／メンテ」ボタンを選択すると、マニュアル操作による監視モードとメンテナンスモードの切り替えが行える。また、「メンテ終了」ボタンを選択すると、ステップ２６で示した終了確認通知が送信される。また、収集データを一つ選んだ後で「追加コメント」または「コメント」ボタンを選択すると、その収集データについてなにか残しておきたいメモ記録機能ができるようになっている。
【００４８】
【発明の効果】
以上のように、この発明では、情報自体に名前をもたない機器から出力される情報に自由に名前をつけることができ、情報システムが収集した情報を、監視装置等の受ける側が判りやすい内容にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の好適な一実施の形態を示す図である。
【図２】情報監視支援装置に対する設定データの登録を説明する図である。
【図３】情報監視支援装置の内部構成を示すブロック図である。
【図４】メモリの内部構造を示す図である。
【図５】ツールの機能を示すフローチャートである。
【図６】コメント（データの名前）の設定を説明する図である。
【図７】情報監視支援装置の機能を示すフローチャートである。
【図８】監視装置の機能を示すフローチャートである。
【図９】監視装置の表示装置に表示される監視画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
１温度調節器
２ＰＬＣ
３Ｉ／Ｏ機器
４通信網
１０情報監視支援装置
１１ＣＰＵ
１２メモリ
１２ａデバイスドライバ
１２ｂ生データ記憶ブロック
１２ｃ情報編集ブロック
１２ｄサーバ
１２ｅイベント記憶部
１３フィールドバスインタフェース
１４シリアルインタフェース
１５イーサネットインタフェース[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
  The present invention provides an information monitoring support device andEmotionInformation monitoring system.
[0002]
[Prior art]
A FA (factory automation) system installed in a production factory (manufacturing site), for example, a PLC (programmable logic controller) inputs information from an input device (IN refresh process), and a program determined in advance based on the input information Is executed (user program execution process), and the control information obtained as the calculation result is output to the output device (OUT refresh). Thereafter, data transfer processing, external request processing, and the like are processed via a network or the like (peripheral processing). The PLC mainly repeats these four processes cyclically.
[0003]
By the way, there is a demand for monitoring such a system from a remote location. In such a case, information transmitted on the network for constructing the FA system can be transmitted to a remote monitoring device via various communication networks. However, even if such information is acquired by the monitoring device, May not make sense. That is, in the FA system, for example, there is a device such as a temperature controller, in which information to be transmitted is only data and does not have a name for identifying what the information itself is. That is, preset temperature information such as the current temperature and set temperature is output from the temperature controller, but information (data) that is actually transmitted is only numerical information such as “150” (destination) The address, the source address, and other information necessary for communication are provided), and it may not be understood whether “150” means the current temperature or the set temperature.
[0004]
However, when transmitting information on these devices to the outside, it is common to send only numerical information. When the temperature controller is connected to the PLC, information is generally communicated to the outside after performing information collection and aggregation work in the PLC.
[0005]
The PLC originally has an IO memory for storing input / output data, and information from the temperature controller is stored at a predetermined address of the IO memory. And when PLC controls based on the information of a temperature controller, the information of the determined address of IO memory is read in a user program. In addition, when transmitting the temperature controller information from the PLC to the outside, normally, the external monitoring device requests the determined address information from the PLC, and the PLC receives the request and receives the IO memory by peripheral processing. Read and return the reading result to the outside. However, also in this case, the PLC itself does not recognize what the acquired information from the temperature controller means, nor does it recognize the external monitoring device. In short, the user who made the request from the outside is only recognizing it, and the system cannot recognize it from anywhere. There is another gateway device between the PLC and the monitoring device, and the gateway device has a data collection function and a data communication function for the monitoring device, but it still recognizes what the information means on the system. could not.
[0006]
[Patent Document 1]
JP 2001-100810 A
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described conventional system, information names collected due to production changes and the like are not known in the first place. Furthermore, since a comment (information name) cannot be attached to the PLC, the information collected by the PLC cannot transmit information with an information name to an external monitoring device. Information on devices that normally emit unnamed information such as regulators cannot be sufficiently monitored by the monitoring device.
[0008]
  This invention can freely name information output from a device that does not have a name in the information itself, and replaces information collected by the information system with contents that can be easily understood by the recipient. Information monitoring support device that can easily monitorEmotionThe purpose is to provide an information monitoring system.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
  In the information monitoring support apparatus according to the present invention, the devices constituting the FA systemofDataAcquire it and store it in the memory block.Monitoring equipmentSendAn information monitoring support device,The memory address of the storage block for storing the data of the device to be monitored and the name information as meaning of each data to be monitoredcommentAnd association informationRemembered commentsSetting storage meansAnd the dataFrom the equipmentAcquired at a specified timingEach of the data is stored in a predetermined memory address of the storage block.Acquired by the data acquisition means and the data acquisition meansStored in the memory address of the storage blockdataEach ofInabout,CommentSetting storage meansFromThe corresponding comment based on the association informationWith gettingThose data and commentsCreating data with comments that associateInformation editingAnd means for transmitting the created commented data.
[0010]
  Comment hereThe setting storage meansIn the embodiment, it corresponds to the information editing block 12 c in the memory 12.The information editing unit corresponds to the information editing block 12c. The transmission unit includes a part of the server 12d.In the embodiment, the data acquisition means is realized by a program installed in the CPU 11, and collects data when a predetermined condition such as an event occurrence or a fixed period has elapsed, and collects data. The program part which performs 16 etc. is included. In the embodiment, information (data) from a device is always received at a predetermined interval, and the received information is actually acquired and transmitted to the monitoring device at a predetermined timing. For example, in a fixed cycle, data may be acquired by communicating with the device to be monitored only when the collection timing is reached. In the embodiment, the means for creating commented data is realized by a program installed in the CPU 11 and corresponds to a program portion that executes the processing of step 18 in FIG. Of course, time information such as a time stamp may be added to the data as shown in step 17, but it is not an essential requirement of the present invention to add such time information.
[0011]
  In the information monitoring support device according to the present invention,The data acquisition unit has a function of managing the time at which data is collected and adding time stamp information that is the collection time to the data acquired at the predetermined timing, and the information editing unit includes the data acquisition unit. The data with time stamp information collected and stored at the memory address of the storage block is associated with a comment associated with each data stored in the comment setting storage unit, and the means for transmitting Can be configured to transmit the time stamp information and comment-added data created by the information editing means.
[0012]
  In the information monitoring support device according to the present invention,The data acquisition means always receives data from the device, waits for a predetermined collection period to elapse, and when the collection time comes, the function to acquire the received data, and the data acquisition means For the data collected and stored at the memory address of the storage block, and the function of adding the time stamp information, which is the data collection time, and the comment, and the means for transmitting includes the time stamp information and the comment It can be configured to transmit attached data.
[0013]
The data with comments may be transmitted by outputting the data and comments in CSV data format. This is preferable because the monitoring device on the receiver side can be managed by commercially available spreadsheet application software or the like. Of course, other formats are also acceptable.
[0016]
  In the information monitoring system according to the present invention, the commented data sent from the information monitoring support device is acquired., To associate monitoring data with comments, or to associate monitoring data with time stamp information and commentsAnd a monitoring device for displaying.
[0017]
According to each of the above-described inventions, even when the data output from the device to be monitored is not added with a name / comment and the contents cannot be understood by looking at only the data, the information monitoring support device Thus, a comment (name) is added to the data, so that the meaning of the data can be easily understood by displaying the data and the comment in association with each other by the monitoring device.
[0018]
For adding comments, instead of using a PLC user program, a comment database such as a table that associates data (address information) of devices to be monitored with comments to be added is prepared and acquired. When outputting data to a monitoring device or the like, it is easy to refer to it and add a comment. Even when the comment to be added is changed, it is only necessary to change / update the corresponding comment stored in the comment database, so that it is possible to easily cope with a system change or the like.
[0019]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
FIG. 1 shows the entire system for realizing a preferred embodiment of the present invention. As shown in FIG. 1, the temperature controller 1 arranged on the manufacturing facility (production facility) side is connected to an execution device (information monitoring support device) 10 directly or via a PLC 2. The information monitoring support apparatus 10 is also connected to field devices such as the I / O device 3 via a field bus. The information monitoring support apparatus 10 collects information from the devices 1 to 3.
[0020]
Furthermore, the information monitoring support device 10 transmits the collected information to the monitoring device 20 at a remote location via the communication network 4 at a predetermined timing (spontaneous distribution or reply by a request from the monitoring device). Yes. At this time, a desired name is added to information acquired from a device whose name is not assigned to the information, and the name and information are paired and sent to the monitoring device 20. As a result, since the information displayed on the display device 21 of the management measure 20 is also given a name, the monitor watching the monitoring device 20 correctly determines what the sent information is about. it can.
[0021]
The information monitoring support device 10 is connected to a network constituting the FA system, collects information, performs a predetermined process on the collected information, and processes the processed information via an external device (monitoring) via the communication network 4. A function of outputting to the apparatus 20). The function of performing predetermined processing on information adds an arbitrary name and the time at which information was collected.
[0022]
Next, an initial setting (setting data registration process) for realizing the above-described processing function will be described. As shown in FIG. 2, a setting personal computer (tool) 30 is connected to the information monitoring support apparatus 10. Then, the setting information report generated by the tool 30 is transferred to the information monitoring support device 10, whereby the information monitoring support device 10 processes the information collected during the system operation according to the setting information, and then outputs it. To come. In other words, according to the setting from the tool 30, an information collecting function for collecting information according to a specified condition, a function for adding a name to the collected information, and the information collected (named) is sent to the monitoring destination set. It has a function to distribute. A specific configuration for actually performing the above-described processing is as follows.
[0023]
That is, as shown in FIG. 3, the hardware configuration of the information monitoring support apparatus 10 includes a CPU 11 that performs the above functions, a memory 12 that stores the collected information, and various interfaces that communicate with external devices. Yes. The interface includes a fieldbus interface 13 connected to the fieldbus, a serial interface 14 connected to a serial line, and an Ethernet interface 15 connected to Ethernet (registered trademark). In relation to the present invention, the fieldbus interface 13 communicates with the I / O device 3 and the like connected to the fieldbus and collects information. The serial interface 14 communicates with the temperature controller 1 and is used to collect information from the temperature controller 1. Further, the Ethernet interface 15 is connected to another external device, and transmits information to the external device (such as the monitoring device 20) connected on the Ethernet (registered trademark) or outside the Ethernet (registered trademark). Used for. Of course, other information is also sent and received using each interface.
[0024]
The functional configuration of the information monitoring support apparatus 10 is as shown in FIG. In other words, the information monitoring support device 10 exchanges information with the temperature controller 1 and the PLC 2 via the serial IF via the device driver 12a for communicating with each device. The information monitoring support apparatus 10 also has a driver (not shown) that exchanges information with an I / O device via a fieldbus. When the information monitoring support apparatus 10 acquires information (information without a name) via the driver, it stores it in the raw data storage block 12b. The information editing block 12 c is a characteristic part of the information monitoring support device 10. The information editing block 12c has a function of adding a predetermined name so that the information stored in the raw data storage block 12b can be recognized by recognizing the meaning of the information without the name. have. Then, setting data for performing this naming and the like is also stored in the information editing block 12c.
[0025]
Based on the setting data stored in the information editing block 12c, the raw data stored in the raw data storage block 12b is processed to associate a name for identification, and the resulting information is sent to the server 12d. Stored. The server 12d voluntarily distributes information to an external monitoring device (client), and performs processing according to a request from the monitoring device and returns information to the request. A request from an external monitoring device is temporarily stored in the event memory 12e. Further, when an event occurs due to any abnormality flag set in the information monitoring support device 10, information about the event, that is, an address, an occurrence date and time, and the like are also stored and held in the event storage unit 12e. .
[0026]
The tool 30 for performing the initial setting has a function of executing the flowchart shown in FIG. That is, the condition setting system is first activated to display the initial condition setting screen (ST1, ST2). The user inputs various conditions according to the output display screen (ST3, ST4). If no input is made, the process jumps to step 6.
[0027]
The initial condition setting sets communication conditions and conditions for what to do and what to manage during communication. Specifically, first, monitoring-side communication conditions are set. That is, a condition for communicating with the monitoring device 20 as a monitoring destination is input. For example, a communication method such as a modem or Ethernet (registered trademark), and information (telephone number, IP address) specifying the other party in that case Etc.).
[0028]
Next, the management target node condition is set. Set the number of temperature controllers and PLCs, the device number used, and set the fieldbus area. Then, a data collection condition is set for each device set as described above. That is, the time stamp period, whether the collection timing is the event system or the fixed period system, the data size, and the like are registered. Here, the regular collection method collects data at regular time intervals and reports (transmits) the data to the monitoring device 20. In the event method, a predetermined number of data is reported (transmitted) to the monitoring device 20 before and after a pre-registered event without being normally reported to the monitoring device 20. In the present embodiment, the information monitoring support apparatus 10 and each device perform transmission and reception at a relatively short interval (for example, 10 seconds) at intervals shorter than the collection interval in the periodic weekly report method. Information is received from each device, but if the regular collection timing is not reached, the received data is discarded as it is.
[0029]
When the above initial condition setting is completed, additional processing information is set (ST5). This is performed by the tool 30 from a database or the like separately prepared on the FA system network. Specifically, the memory allocation is performed such that the information of the connected device (temperature controller, PLC, etc.) connected to the information monitoring support device 10 is stored at any memory address in the raw data storage block 12b of the information monitoring support device 10. . Furthermore, it is possible to confirm them with tags, and to associate names with each other for meaning of the collected information. The name for meaning is a comment given to the device. It is not always possible to understand the contents of data at a glance. By attaching a comment to data that does not have a comment, such as data from a PLC without a comment, it is possible to understand what the information means during monitoring. In other words, a comment to be notified is written during monitoring.
[0030]
An example is shown in FIG. First, by the memory allocation, the physical address of the storage means in the raw data storage block 12b of the information monitoring support device 10 is related to the target device stored at that address. Then, how to collect information about the target device is set. There are at least two types of settings: collection at a fixed period, collection at irregular intervals when a request is received from the monitoring device 20, and the like. The data is information on the device stored in the memory of the raw data storage block 12b, and assumes either a numerical value or an ON / OFF bit. Here, the contents set as initial values are shown. When actual control starts, the value of this data naturally changes. Then, comments as meaning information are associated so that the meaning of each piece of information can be identified. Since the information monitoring support apparatus 10 holds this content, the comment is transmitted as a name to be added to the data at the time of data transmission. Thereby, the monitor who saw the monitoring device 20 can easily understand the meaning content of the data and can perform an appropriate monitoring process.
[0031]
Specifically, the data of “temperature controller 1” is assigned to the memory address “IM100” in the storage means of the raw data storage block 12b of the information monitoring support device 10, and the value is “10” (initial value). Value, which changes during control). The name of the temperature controller 1 is treated as a “tag” so that it can be identified on the system side. The method for collecting the information of the temperature controller 1 is set to a fixed period. The cycle time may be set separately, and a comment for giving meaning to the information of the temperature controller 1 is given. Here, “* stirrer temperature” is used. Similarly, the temperature controller 2 is assigned to the memory address “IM150” of the raw data storage block 12b, and the collection method has a fixed period, and the name for meaning is “* cooling temperature”. This cooling temperature is set to “−10 degrees Celsius”. The memory address “IM200” is linked to information stored in the address 100 of the PLC data memory. The collection method is an event, and the comment is “pressurized value”. Here, it is assumed that the information monitoring support device 10 collects the temperature information of the temperature controller 1 connected to the PLC 2 illustrated in FIG. 1 via the PLC 2. Furthermore, information of a voltmeter (a kind of I / O device 3 in FIG. 1) connected to the field bus of the information monitoring support device 10 is assigned to the memory address “IM250”. The comment meaning the information of this voltmeter is “* Voltage”. Furthermore, an input signal of an abnormal button connected to the field bus of the information monitoring support apparatus 10 is assigned to the memory address “IM300”. Since this abnormal input is a binary signal of ON or OFF, it is not numerical data but flag data here. The tag is treated as “F abnormal input”. Note that “F” in the tag is added for convenience to indicate that the device is connected to the fieldbus.
[0032]
This additional processing information is a data table in a form format as shown in FIG. In other words, it is also possible to use a commercially available spreadsheet software with a tool, apply the collected information (address, data, device comments, etc.) to a predetermined cell and display it with the tool. Specific information can be easily added or changed by using a text data input function to each cell in the spreadsheet software.
[0033]
Then, the initial condition and the condition setting data determined by the setting of the additional process information are saved and transferred to the information monitoring support apparatus 10 (ST6). As a result, when the information monitoring support apparatus 10 receives setting data such as the data collection timing of each transferred device and the comment (name) to be added to the collected data, the information monitoring support device 10 stores the storage means (not shown) of the information editing block 12c. Stored). Then, based on the stored setting data, the information monitoring support apparatus 10 executes the above-described collection function and transmission function based on the acquired condition setting data in the monitoring mode. Specifically, the flowchart shown in FIG. 7 is executed.
[0034]
That is, first, it is confirmed that there is no abnormality in the PLC main body (ST11). If the FA system is operating normally, the current operation mode is determined (ST12). The operation mode is set by a control signal sent from the monitoring device 20, for example.
[0035]
In the case of the monitoring mode, the process proceeds to step 13 where a communication program is generated and communication is actually started. That is, communication with a PLC, a temperature controller, or other devices to be monitored is started. This communication is performed at an interval shorter than the cycle when data is collected at a constant cycle, and data is constantly received from the device to be monitored.
[0036]
Then, it is determined whether the data collection method is event data collection or fixed-cycle data collection (ST14). That is, since the data collection method of each device is known from the setting data from the tool 30 (stored in the information editing block 12c), the setting data is read and determined.
[0037]
If the determination result is an event, event data collection is performed (ST15). In other words, the device data that is constantly sent is acquired at a predetermined timing and stored. Then, in order to always hold a predetermined number of data, old data is deleted by overwriting with newly acquired data. This predetermined timing may be the same as or different from the collection interval in the case of a fixed period. That is, in the event data collection, the occurrence of an event is used as a trigger, and a predetermined number of data before and after is transmitted to the monitoring device 20. Therefore, the latest predetermined number of data is stored and held until an event occurs. However, since a certain number of data (data that has become obsolete after registration) is no longer necessary, it is deleted by overwriting.
[0038]
If an event occurs (for example, data indicating abnormality is ON), a time stamp is issued and the corresponding data is totaled (ST17). Thereby, a time stamp is added to each data. Then, the communication method and the other party (monitoring device 20) are confirmed, and the data after the additional processing is transmitted (ST18). The addition process is a process performed in the information editing block 12c, that is, a comment associated with the collected data (determined by reading the setting data stored in the information editing block 12c) is added to each collected data. That is. In other words, in the process for giving meaning to the collected data, it is a process for associating the collected data with a predetermined name (name of association). In the event data collection method, since a plurality of data is aggregated and transmitted for one type of data in which an event has occurred, a comment is not added to each of the plurality of data. It is also possible to transmit one at a time. Of course, you may actually add to each data.
[0039]
On the other hand, in the case of a regular cycle, the regular cycle data collection is executed (ST16). That is, as described in the event data collection, data is always sent from the monitoring target device by executing step 13. Therefore, in the periodic data collection process, the process waits for a predetermined collection period to elapse, and when the collection period comes, the data sent at that time is acquired. Then, a time stamp and a comment are added to the acquired data in accordance with the processing from step 17 onward, and the data is transmitted to the monitoring device 20. Note that the data acquired by this periodic data collection is not stored in the information monitoring support apparatus 10. That is, if a predetermined process is performed and transmitted to the monitoring apparatus 30, it is discarded as it is.
[0040]
If the data has been transmitted, it is determined whether the current state is a condition setting system for registering setting data or an execution system performing normal operation (ST19). Perform the process. Although not shown in the flowchart, in the case of a condition setting system, the flowchart shown in FIG. 5 is executed to wait for new setting data to be downloaded and switched to the execution system.
[0041]
The above-described processing is executed independently for each target device, for example. When the collection periods of the periodic data collection are the same, it is possible to process the same devices collectively.
[0042]
On the other hand, if it is determined in step 12 that the maintenance mode is set, the process waits for the end of the maintenance (ST20), returns to step 11 after the end of the maintenance, and performs the above-described processing. The end of the maintenance can be determined by receiving a work completion notice issued from the monitoring device 20, for example. That is, the monitoring device 20 monitors the state of the system based on the named data sent from the information monitoring support device 10. In practice, information for monitoring is displayed on the display device, and monitoring is performed by the monitor. If there is an abnormality, maintenance may be performed by remote control. In such a case, a notification of the start of maintenance is also sent to the information monitoring support apparatus 10, data collection is temporarily stopped, and the operation is resumed after the maintenance is completed.
[0043]
On the other hand, the monitoring device 20 executes the flowchart shown in FIG. That is, communication with the information monitoring support device 10 is started, and the operation status of the system is confirmed (ST21). If it is operating normally, it is determined whether to perform monitoring or maintenance (ST22). Such a determination may be made, for example, by a monitor watching the monitoring screen, or by registering a condition for shifting to the maintenance mode in advance, and automatically switching to the maintenance mode when certain data satisfies the condition. You may do it.
[0044]
In the monitoring mode, monitoring is executed (ST23). That is, since data with a name (comment) is sent from the information monitoring support apparatus 10, the data is received. At this time, the information sent is received as CSV data because it has a table structure in which the data generated by the device to be monitored is associated with the added name and time stamp.
[0045]
Next, based on the received CSV data, a monitoring screen is created and displayed on the display device. An example of the monitoring screen is as shown in FIG. In other words, in this example, fixed-cycle data collection and event data collection are arranged vertically on one screen and displayed. In the fixed period, for each piece of information collected from the connected device, ten meaning names (comments), data (numerical values or ON / OFF), and time (time stamp time) are displayed. In the event, five data before and after the event occurrence (indicated by →) are displayed.
[0046]
Of course, the display form is not limited to this. Information other than comments, such as tag information, may be added to the same column, and by displaying the data of the device to be monitored as time elapses, for example, at regular intervals Even in such a case, different addresses may be displayed in a mixed state. Furthermore, as described above, instead of displaying both the fixed period and the event, either one may be displayed, or even when both are displayed, the layout can be changed arbitrarily, such as arranging them side by side. It is.
[0047]
In FIG. 9, when the “operating status” button is selected, the current monitoring status can be confirmed, and when the “monitoring / maintenance” button is selected, the monitoring mode and the maintenance mode can be switched manually. If the “maintenance end” button is selected, an end confirmation notice shown in step 26 is transmitted. In addition, if one of the collected data is selected and then an “additional comment” or “comment” button is selected, a memo recording function for keeping the collected data can be performed.
[0048]
【The invention's effect】
As described above, according to the present invention, the information output from a device having no name in the information itself can be freely named, and the information collected by the information system is easily understood by the receiving side such as the monitoring device Can be.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a diagram showing a preferred embodiment of the present invention.
FIG. 2 is a diagram illustrating registration of setting data with respect to the information monitoring support apparatus.
FIG. 3 is a block diagram showing an internal configuration of the information monitoring support apparatus.
FIG. 4 is a diagram showing an internal structure of a memory.
FIG. 5 is a flowchart showing the function of the tool.
FIG. 6 is a diagram illustrating setting of a comment (data name).
FIG. 7 is a flowchart showing functions of the information monitoring support apparatus.
FIG. 8 is a flowchart illustrating functions of the monitoring apparatus.
FIG. 9 is a diagram illustrating an example of a monitoring screen displayed on the display device of the monitoring device.
[Explanation of symbols]
1 Temperature controller
2 PLC
3 I / O devices
4 communication network
10 Information monitoring support device
11 CPU
12 memory
12a Device driver
12b Raw data storage block
12c Information editing block
12d server
12e Event storage unit
13 Fieldbus interface
14 Serial interface
15 Ethernet interface

Claims

An information monitoring support device that acquires data of devices constituting the FA system, stores the data in a storage block, and transmits the stored data to the monitoring device,
Comment setting storage means for storing association information in which a memory address of the storage block for storing data of the device to be monitored and a comment that is name information as meaning of each data to be monitored is associated ;
Data acquisition means for acquiring the data from the device at a predetermined timing, and storing each of the data at a predetermined memory address of the storage block ;
For each of the data stored in the memory address of the memory block acquired by the data acquisition means acquires the corresponding said comment on the basis of the association information from said comment setting storage means, and their data and comments An information editing means for creating associated commented data;
An information monitoring support apparatus comprising: means for transmitting the created commented data.

The function of managing the time when data was collected by the data acquisition means, and adding the time stamp information that is the collection time to the data acquired at the predetermined timing,
The information editing unit includes a comment associated with each data stored in the comment setting storage unit for data with time stamp information collected by the data acquisition unit and stored in a memory address of the storage block. , And
The information monitoring support apparatus according to claim 1 , wherein the transmitting means transmits the time stamp information and comment-added data created by the information editing means .

The data acquisition means always receives data from the device, waits for a predetermined collection period to elapse, and when the collection time comes, the function to acquire the received data at that time, and the data acquisition means For the data collected and stored at the memory address of the storage block, the time stamp information that is the collection time of the data and the function of adding the comment,
The information monitoring support apparatus according to claim 1 , wherein the transmitting means transmits time stamp information and commented data .

An information monitoring support device according to claim 1,
An information monitoring system comprising: a monitoring device that acquires the commented data sent from the information monitoring support device and displays the monitoring data in association with the comment .

The information monitoring support device according to any one of claims 2 to 3,
An information monitoring system comprising: a monitoring device that acquires the data with comments sent from the information monitoring support device and displays the monitoring data in association with time stamp information and comments .