JP4158809B2 - 電子カメラ - Google Patents
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Description
近時、ビデオカメラ、ディジタルスチルカメラ等の電子カメラでは、撮影レンズ及び撮像素子の配置される撮像部41に対して、液晶表示器(LCD)を備えた表示部42が回動可能に連結されたものが開発されている。
操作者は、この電子カメラによって、前方のみならず上方や下方にある被写体を表示画面で視認しつつ撮像することや、撮像したその場で画像の確認を行うことが可能である。
斯かる観点から図6に示す従来の電子カメラを考察すると、表示部42は、画面が表示される上面が最も広い形状であるのに対し、撮像部41は、右の手のひらが当たる側面が最も広い形状をしている。したがって、表示部42と撮像部41とを相対的に回転していない状態であっても、簡単に収納できる形状とはならない。特に、ズーム機能を有した電子カメラでは、レンズユニットが光軸の方向に長いため、撮像部41にはさらに突出した部分が加わることがあった。
本発明は、斯かる従来の問題点を解決するためになされたもので、形状が簡素化され、かつ操作性が優れた電子カメラを提供することを目的とする。
請求項3に記載の電子カメラは、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、撮像部本体と表示部本体とは、略同形同大の略直方体状に形成されることを特徴とする。
請求項1に記載の電子カメラでは、撮像部本体と表示部本体とが、それぞれ第1の側面と第2の側面とにおいて相互に回動自在に連結され、撮像部本体は撮像素子を備え、表示部本体は第2の側面に垂直な第2の面に画像を表示する外部表示装置を備える。
一般に、操作者は、撮像部本体および表示部本体をそれぞれの手で支持して操作を行う。
このとき、回転操作部材の回転操作の方向は表示画面のスクロールの方向と一致しているので、操作者は、所望の方向へのスクロールを直感的に行うことができることとなる。
請求項3に記載の電子カメラでは、請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、撮像部本体と表示部本体とが略同形同大の略直方体状に形成されるので両者の均衡がとれ、撮像部本体の第1の面と表示部本体の第2の面とが相対的に回転していない状態では、全体の形状も略直方体状に簡素化される。
請求項3に記載の発明では、撮像部本体と表示部本体とが略同形同大の略直方体状に形成されるので両者の均衡がとれ、撮像部本体の第1の面と表示部本体の第2の面とが相対的に回転していない状態では、全体の形状も略直方体状に簡素化される。
図1は、本発明に係る電子カメラの外観構成図であり、図2〜図4は、それぞれ図1中(2)−(2)、(3)−(3)、(4)−(4)で示す切断線で切り欠き、矢印方向に見た要部を示す断面図である。
本実施形態の電子カメラは、図6に示す従来例と異なり、撮像部本体11と表示部本体12とを同形同大の直方体状に形成し、かつ撮像部本体11の側面51(第1の側面)と、撮像部本体11と同形同大の表示部本体12の側面52(第2の側面)とを対面させ、回転ジョイント部24によって両者をそれらの側面51、52に垂直な軸線の回りに回動自在に連結したものである。
さて、撮像部本体11内には、撮像にかかわる光学系やモータ等の機械が搭載される。主要な要素として、撮像光軸を揃えた柱状のレンズユニット13、光学ファインダユニット14、電子閃光ユニット15が、両端面をそれぞれ側面51に隣接する側面56、57に対面させて、回転ジョイント部24に近い位置から順に配置される。
ここに、レンズユニット13は、鏡筒および撮像素子と、後述するズーム釦19からの指示に応じて鏡筒内の撮影レンズの位置を適宜変更する制御機構等を備える。この撮影レンズは、側面56に形成されたレンズ開口部13aから外部に露出される。
電子閃光ユニット15は、側面56に形成された発光窓15aから外部の所定範囲へ閃光を出射する機構を備える。
ここに、LCD21は、撮像部本体11から送出される画像の表示や、撮影された画像の再生の他、電子カメラの設定メニューの表示や、電子カメラの機能の一覧表示をすることができる。操作者が選択を行い易くするために、複数の画像の再生や設定メニューの表示については、図2の上下方向のスクロールやコマ送りによって行われる。
なお、本実施形態では、回転ダイアル22の回転の速度と、表示画面のスクロールの速度を対応させてある。また、回転ダイアル22を、回転操作に加えて上面に垂直な方向にプッシュ操作が可能なものに形成し、プッシュ操作によって表示画面の確定を行うよう設定してある。
ここで、表示窓16には、例えばLCD等によって電子カメラの撮影モードの設定状態や撮影コマ数等の撮影情報が表示される。また、設定釦17は、電子カメラの撮影モードを設定あるいは解除するための釦群である。
以下、実際の撮影手順に即して上記説明した電子カメラの使用形態を説明する。
図5は、上記説明した電子カメラの操作方法を示す図である。図5は、操作者が前方を撮影している様子を示す。
次いで、撮影者は、電子カメラが横に広い形状をしているので、右手43で撮像部本体11を側面58から挟持し、左手44で表示部本体12を支えつつ、レンズ開口部13aを前方の被写体に向ける。このとき、操作者は、表示部本体12の上面53に表示された表示画面、あるいは撮像部本体11の紙表側の側面57に形成されたファインダ接眼窓14bから被写体の確認を行う。
このとき、操作者は、右手人差し指を緩く曲げた状態でレリーズ釦18に接触させ、レリーズ釦18を確実に操作できる状態でシャッターチャンスを窺う。
右手の他の指は、撮像部本体11の上面において何ら釦が配置されない位置におかれており、釦操作を行わないので自由に動かせる状態にある。
ここで、撮影時に使用することのない設定釦17はレンズユニット13の上部の連結部近傍に配置されており、この位置は自由に動く指が最も届きにくく、人差し指や中指も不自然に伸ばさない限り届かない位置である。よって、撮影途中に手指が不用意に触れて、電子カメラの撮影モードが変更されてしまうというミスを防ぐことができる。
その他、操作者が回避すべきこととして、レンズ開口部13aに対して、右手の小指または薬指が接触することによる汚れや、指で覆うことによる撮影のミスがある。この点に関しても、レンズ開口部13aは最も連結部分に近い位置に形成されることから、発光窓15aやファインダ対物窓14aと比べてレンズ開口部13aが覆われる可能性は少ないので回避できる。
なお、望遠撮影やワイド撮影を行う場合には、レリーズ釦18に人差し指をかけた状態で電子カメラを支持しながら、中指でズーム釦19のスライド操作を行うことができる。
さらに、この電子カメラは電子閃光ユニット15を備えるため、フラッシュ撮影も可能である。
また、フラッシュ撮影の際には、電子閃光ユニット15から発生する電磁波の一部が、画像信号の伝送路に雑音として混入し、画像に悪影響を与える可能性がある。しかし、この雑音の混入に関しても、電子閃光ユニット15が光学ファインダユニットを挟んで隔離されるので抑えることができる。
表示画面の切り替えを行う回転ダイアル22は、LCD表示窓21aより左側に配置されているので、LCD表示窓21aに接触することなく、左手の親指によって回転操作することができる。しかも、この方向の回転操作は、表示部本体12を支持した状態の左手にとって最も自然な動きである。特に、画面のスクロールを行う場合には、親指の動きと表示画面の動きとが一致するため、操作者がスクロールの方向を直感的に決定することができ、画面表示の選択が容易になる。さらに、回転操作の速度が自在であり、かつその速度がスクロールの速度に対応しているので、操作者の所望の速度で選択を行うことができる。
なお、上述した実施形態では、ディジタルスチルカメラを想定した説明を行ったが、本発明はビデオカメラにも適用でき、その場合には、レリーズ釦18に代えて、撮影の開始や終了の操作を行う撮像釦を配置し、ズーム釦については、ズームアップ、ズームバック、ニュートラル等の切り替え釦として利用するとよい。
上述した実施形態では、ズーム釦を、ズーム方法の切り替えを行う釦としているが、ズームの量やズームの速度を連続的に可変するものとしてもよい。
上述した実施形態では、撮影した画像をスクロール表示しているが、設定メニューをスクロール表示し、回転ダイアルによってこのスクロール操作や設定メニューからの選択を行ってもよい。
上述した実施形態では、撮像部本体11と表示部本体12とを同形同大の直方体状に形成したが、撮像部本体11については上面と下面との間隔をレンズユニット等の径に応じた値とした薄型、表示部本体12については画面を表示する面を広くとった薄型であれば如何なる形状としてもよい。
12、42 表示部
13 レンズユニット
14 光学ファインダユニット
15 電子閃光ユニット
16 表示窓
17 設定釦
18 レリーズ釦
19 ズーム釦
21 LCD
22 回転ダイアル
23 表示釦
24 回転ジョイント部
31 基板
33 電源端子
34 電池
35 メモリカード
43 右手
44 左手
51、52、55、56、57、58 側面
53、54 上面
Claims (3)
- 第1の面とそれに垂直な第1の側面とを有しかつ撮像素子を備える撮像部本体と、第2の面とそれに垂直な第2の側面とを有しかつ前記第2の面に画像を表示する外部表示装置を備える表示部本体とを、前記第1および第2の側面において相互に回動自在に連結してなる電子カメラであって、
前記第2の面において前記第2の側面の対向面の近傍には、
前記外部表示装置の表示画面のスクロール方向に回転操作が可能であり、かつ画面表示の切り替えをする回転操作部材が配置される
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1に記載の電子カメラにおいて、
前記回転操作部材の配置位置は、
前記第2の面における前記対向面の近傍、かつ前記表示画面の前記スクロール方向の長さを二等分する直線上である
ことを特徴とする電子カメラ。 - 請求項1又は請求項2に記載の電子カメラにおいて、
前記撮像部本体と前記表示部本体とは、
略同形同大の略直方体状に形成される
ことを特徴とする電子カメラ。
Priority Applications (1)
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JP2006122363A JP4158809B2 (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 電子カメラ |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2006122363A JP4158809B2 (ja) | 2006-04-26 | 2006-04-26 | 電子カメラ |
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Publications (2)
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Country Status (1)
Country | Link |
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2006
- 2006-04-26 JP JP2006122363A patent/JP4158809B2/ja not_active Expired - Lifetime
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