JP4157345B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ハードディスクドライブ等の大容量記憶装置が不正に取り外されることを防止する記憶装置保護システムを有する情報機器の画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
複写機等の情報機器における文書管理において、セキュリティはデータの暗号化をすることにより、管理することができる。更に、記憶装置を取り外してデータ取得するような場合には、暗号化されたデータにマシンコードを付加することと、マシンコードと暗号復号装置との対応をとることにより、記憶装置を取り外して他の情報機器に装着してデータ取得することが困難となる。
【0003】
また、HDD等の記憶装置の不正脱着を監視する装置における、不正脱着を検知したときの内部データの保護動作について、特許文献1に開示されている。
【0004】
【特許文献1】
特開平11−175406号公報(第4−10頁)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、記憶装置あるいは監視装置のメンテナンス等を行う場合には、監視装置による監視動作を解除させることが必要となるが、容易に監視動作を解除できる機構を設けたのではセキュリティ管理上意味がない。
【0006】
また、記憶装置が装備されている情報機器本体の主電源遮断時や省エネモード時についても、監視装置への電源供給を考慮しなければならない。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決し、脱着監視装置による監視状態の解除方法をより複雑化し、作業者のみが容易に監視状態を解除できるようにした記憶装置保護システムを有する画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
前記目的を達成するため、請求項1に係る発明は、装置本体内の一部に電源を供給する省エネモードを備えた画像形成装置において、入力した情報を蓄積するとともに、蓄積した情報の中から所望の情報を出力する記憶手段と、記憶手段の取り外しを監視し、該監視の解除が行われていないにも関わらず取り外しを検知した場合には、前記記憶手段に入力されている情報の加工を行う脱着監視手段と、前記脱着監視手段及び前記画像形成装置内の各ユニットに電源を供給するメイン電源部と、前記脱着監視手段に電源を供給する二次電池と、前記二次電池の電圧を検知する電圧検知手段と、前記画像形成装置が前記省エネモードの場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給をオフにし、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行い、前記画像形成装置が省エネモードかつ前記電圧検知手段の検知した電圧が所定の基準電圧以下になった場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給及び前記メイン電源部から前記二次電池への充電を行い、前記画像形成装置が省エネモードかつ前記二次電池が満充電になった場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給をオフにし、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行う制御手段と、備え、前記画像形成装置の省エネモードが解除されない限り、二次電池の充放電を繰り返すようになり、前記脱着監視手段による取り外しの監視は継続されることを特徴とする。このように構成したことにより、セキュリティ管理が可能になり、脱着監視手段に電源を供給し続けることができ、画像形成装置の省エネモード時に、脱着監視手段の電源を二次電池より供給することで画像形成装置の省エネモード時の電力を低減させること、さらに、二次電池の残容量を監視し、残量が少なくなったら、メイン電源より電源供給することで、脱着監視手段に電源供給され、供給電源をスイッチング可能にすることによって記憶手段保護システムを効率的に安定動作させることが可能になる。
【0014】
請求項に係る発明は、メインスイッチがオフであるオフモードを備えた画像形成装置において、入力した情報を蓄積するとともに、蓄積した情報の中から所望の情報を出力する記憶手段と、該記憶手段の取り外しを監視し、該監視の解除が行われていないにも関わらず取り外しを検知した場合には、前記記憶手段に入力されている情報の加工を行う脱着監視手段と、前記脱着監視手段及び前記画像形成装置内の各ユニットに電源を供給するメイン電源部と前記脱着監視手段に電源を供給する二次電池前記二次電池の電圧を検知する電圧検知手段と、前記画像形成装置のメインスイッチがオフの場合、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行い、前記画像形成装置のメインスイッチがオフかつ前記電圧検知手段の検知した電圧が所定の基準電圧以下になった場合、前記メイン電源部をから前記脱着監視手段への電力供給及び前記メイン電源部から前記二次電池への充電を行い、前記画像形成装置のメインスイッチがオフかつ前記二次電池が満充電になった場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給をオフにし、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行う制御手段と、を備え、前記画像形成装置の電源プラグがプラグインされていれば、該画像形成装置がいかなる状態モードであっても、前記脱着監視手段による取り外しの監視は継続されることを特徴とする。このように構成したことにより、セキュリティ管理が可能になり、脱着監視手段に電源を供給し続けることができ、メインスイッチがOFF状態において、脱着監視手段の電源が遮断されることなく、記憶手段保護システムが動作でき、さらに、二次電池の残容量を監視し、残量が少なくなったら、メイン電源より電源供給することで、電源プラグがプラグインされているときは、脱着監視手段に電源供給され、このように、供給電源をスイッチング可能にすることによって記憶手段保護システムを効率的に安定動作させることが可能になる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。
【0020】
図1は本発明の第1実施形態の記憶装置保護システムを導入したデジタル複写機のブロック図であり、1はデジタル複写機、2はホストコンピュータ、10は大容量記憶装置、11は不正脱着監視装置、12はハードキー部、13はメイン制御部、14は暗号復号装置、15は画像を光学的に読み取るスキャナユニット、16は画像を記録紙に書き込む書き込みユニット、17はメイン電源部、18はLAN I/F部を示す。
【0021】
大容量記憶装置10、不正脱着監視装置11およびハードキー部12は同一のケース内に収納されており、ユニット化されている(以下、このユニットを記憶装置ユニットと称する)。ハードキー部12は外部操作可能に設けられている。
【0022】
大容量記憶装置10には、スキャナユニット15より入力される管理画像データ、またはデジタル複写機1の外部にあるホストコンピュータ2より入力される画像データが蓄積され、文書管理がなされる。不正脱着監視装置11は、その大容量記憶装置10の取り外しを監視するものであり、ハードキー部12の操作によって不正脱着監視装置11の動作と解除の切り替え要求ができる。メイン制御部13はデジタル複写機1の全体を制御するものであり、スキャナユニット15、書き込みユニット16およびLAN I/F部18に接続された外部機器はメイン制御部13によって制御される。暗号復号装置14は、大容量記憶装置10に記憶されている蓄積データあるいは大容量記憶装置10に記憶する画像データを処理するものであり、この暗号復号装置14によって暗号化または復号化される。メイン電源部17はデジタル複写機1内の各ユニットに電源を供給するものであり、記憶装置ユニット、スキャナユニット15、書き込みユニット16等に電源供給が行われる。
【0023】
ホストコンピュータ2はLAN I/F部18を介してデジタル複写機1に接続可能であり、ホストコンピュータ2において作成した画像をデジタル複写機1で印刷するシステムが構成される。また、使用者の指示により、スキャナユニット15で読み取った画像あるいはホストコンピュータ2から送られた画像は暗号化して大容量記憶装置10に蓄積させておくことが可能であり、さらに、スキャナユニット15で読み取った画像あるいはホストコンピュータ2から送られた画像あるいは大容量記憶装置10から読み出して復号化した画像を書き込みユニット16に送り、印刷することも可能である。
【0024】
図2は記憶装置の不正脱着を監視する監視回路を含んだ記憶装置ユニットの内部構造の概略を示す斜視図であり、20は大容量記憶装置であるHDD、21は不正脱着監視装置11を構成する監視回路基板、22はBOX開閉センサ、23は、一部に開閉部を有し、記憶装置ユニットの外装となる金属製のハードBOXケース、24は監視回路基板21に設けられたキースロット、25はハードキーからなる監視解除キー、26は蝶番、27はハードBOXケース23の開閉部をロックするロック機構を示す。
【0025】
ハードBOXケース23内の所定位置に、HDD20,監視回路基板21,BOX開閉センサ22,ロック機構27が固定され、監視回路基板21に対してHDD20,BOX開閉センサ22,ロック機構27がケーブルを介して接続されている。
【0026】
キースロット24と監視解除キー25によりハードキー部12が構成されていおり、ハードBOXケース23におけるキースロット24との対向部位には小穴が設けてあるため、この小穴を介して監視解除キー25がキースロット24へ外部から挿入することが可能になる。ハードBOXケース23本体と開閉部とは蝶番26によって開閉可能に連結されており、開閉部を開くことにより、HDD20の着脱作業が可能になる。また、ハードBOXケース23には、HDD20および監視回路基板21と暗号復号装置14またはメイン電源部17とを接続するためのケーブルが通る小穴が形成されている。
【0027】
監視回路基板21に電源が供給されていれば、脱着回路がHDD20が取り外されたか否かを常時監視する状態となる。監視状態においてハードBOXケース23の開閉部が開かれたことをBOX開閉センサ22が検知した場合、監視回路基板21上の監視回路が不正検知動作を実行する。なお、不正検知動作については後述する。監視状態の解除はキースロット24に監視解除キー25が挿入されることにより可能となる。監視解除キー25にはIDチップが組み込まれた電子式が有効であるが、鍵と錠のようにメカニカルな回転方式でもよい。ここで、監視解除キー25がIDチップが組み込まれた電子式の場合には、キースロット24にIDチップのデータを読み取る手段を設ける必要があり、IDチップのデータに基づいて監視回路基板21上の監視回路が正しい監視解除キー25であると判断した場合にのみ監視状態が解除される。監視解除キー25がメカニカルな回転方式の場合には監視解除キー25を挿入して回転させた場合に監視状態が解除される。
【0028】
また、ロック機構27は、監視解除キー25がキースロット24に差し込まれ、かつ正しい監視解除キー25であることが認識された場合にのみロック状態を解除する構成である。ロック機構27には電磁石を利用した磁気ロック方式、バネとソレノイドを用いソレノイドを引いた時にロック解除になる方式、と多数あるが、省エネルギーの点では後者が有効な手段となる。ハードキーがメカニカルのものを用いた時は、キーの回転連動によるロック機構でもよい。
【0029】
図3は記憶装置ユニットの電源供給を示すブロック図であり、21aは監視回路、21bはデータバッファ、21cはアドレスバッファを示し、監視回路基板21には、監視回路21a、データバッファ21b、アドレスバッファ21cが搭載されている。また、30は二次電池を示し、二次電池30、BOX開閉センサ22は記憶装置ユニット内に設けられている。
【0030】
監視回路21aに供給する電源としては、メイン電源部17のSW1をONにすることによって供給する電源と、省エネモード等SW1がOFFの場合において、監視回路基板21上に搭載された二次電池から供給する電源とがある。SW1の動作は監視回路21a上のCPUによって制御される。SW1としてはリレー素子やDCコンバータ等が適用可能であるが、構成する部材は特に限定しない。二次電池30としては充放電が可能な電池が適用可能であるが、電気2重層コンデンサを用いても良い。
【0031】
次に、不正脱着監視装置11による大容量記憶装置10の監視動作および不正な取り外しを検知した場合の動作について、図3,図4を参照しながら説明する。
【0032】
図4は不正脱着監視装置による監視動作および不正検知動作を説明するフロー図である。監視回路21a上にあるCPUは、常時監視解除キー25のキースロット24への挿入およびBOX開閉センサ22の出力を監視する(S1−1,2,3)。監視解除キー25の挿入が検知されたら(S1−1)、HDD20の不正脱着の監視状態をOFFにする(S1−4)。監視状態がOFFになるとともにロック機構27によるロック状態が解除され、内部データを加工することなくHDD20の脱着が可能となる(S1−5)。
【0033】
監視解除キー25が指し込まれていない状態では、ハードBOXケース23の開閉部がロック機構27によってロックされているため、通常は、BOX開閉センサ22の出力から開閉部が閉じていることが検知される(S1−3のいいえ)。ここで、ハードBOXケース23が開かれたことをBOX開閉センサ22が検知し、かつ監視解除キー25が挿入されていない場合には異常が発生したと判断し(S1−3のはい、S1−7)、監視回路21aの命令によりデータバッファ21bおよびアドレスバッファ21cからHDD20にデータが送られ、HDD20の内部データは直ちに加工されて復旧不可能となる(S1−7)。
【0034】
このように構成したことにより、HDD20の脱着作業者は監視解除キー25を所有している人に限定することができ、監視解除キー25を所有していない人による脱着作業はきわめて困難なものとすることができる。また、監視解除キー25を挿入することにより、監視状態の解除とロック状態の解除の両方が行われるため、作業者にとっては脱着作業を行いやすくなる。
【0035】
図5はIDチップを有するハードキーを用いた不正脱着監視装置による監視動作および不正検知動作を説明するフロー図である。
【0036】
監視解除キー25の挿入が検知されない場合には(S2−1のいいえ)、常時監視解除キー25のキースロット24への挿入およびBOX開閉センサ22の出力を監視する(S2−3)。監視解除キー25の挿入が検知された場合には(S2−1のはい)、固有情報と監視解除キー25のデータとを照合し、一致しない場合には(S2−2のいいえ)、監視状態の解除を拒否して監視状態を継続する(S2−3)。監視状態においてハードBOXケース23が開かれたことを検知した場合には異常が発生したと判断し(S2−4のはい、S2−5)、監視回路21aの命令によりデータバッファ21bおよびアドレスバッファ21cから大容量記憶装置10にデータが送られ、大容量記憶装置10の内部データは直ちに加工されて復旧不可能となる(S2−6)。固有情報と監視解除キー25のデータとを照合し、一致した場合には(S2−2のはい)、大容量記憶装置10の不正脱着監視状態を解除する(S2−7)。さらにロック機構27によるロック状態が解除され、内部データを加工することなく記憶装置の脱着が可能となる(S2−8)。
【0037】
このように、監視解除キー25に書込み可能なIDチップを埋め込み、記憶装置ユニット毎の固有情報、デジタル複写機1の固有情報を監視解除キー25に持たせることにより、監視解除キー25の偽造を防止することができる。
【0038】
図6はパスワードを用いて監視状態を解除する機能を有する不正脱着監視装置による監視動作および不正検知動作を説明するフロー図である。
【0039】
図6に示す動作は、プラグインの場合にのみ有効であり、電源プラグがはずれている場合にはIDチップからのパスワードの読み取りおよび複写機操作パネルによるキー入力ができないため、監視解除キー25を挿入してもロック機構が解除されない。
【0040】
監視解除キー25の挿入が検知されない場合には(S3−1のいいえ)、常時監視解除キー25のキースロット24への挿入およびBOX開閉センサ22の出力を監視する(S3−3)。監視解除キー25の挿入が検知された場合には(S3−1のはい)、監視解除キー25のIDチップからパスワードを読み取り、監視回路21aのメモリに予め記憶したパスワードとを照合し、一致しない場合には(S3−2のいいえ)、監視状態の解除を拒否して監視状態を継続する(S3−3)。監視状態においてハードBOXケース23が開かれたことを検知した場合には異常が発生したと判断し(S3−4のはい、S3−5)、監視回路21aの命令によりデータバッファ21bおよびアドレスバッファ21cからHDD20にデータが送られ、HDD20の内部データは直ちに加工されて復旧不可能となる(S3−6)。パスワードが一致した場合には(S3−2のはい)、パスワードを変更するか否かを選択させ(S3−7)、変更しない場合には(S3−7のいいえ)HDD20の監視状態を解除する(S3−8)。変更する場合には(S3−7のはい)複写機操作パネルのキー入力よって新たなパスワードを入力し(S3−10)、監視解除キー25のIDチップおよび監視回路21aのメモリに記憶されているパスワードを更新してから(S3−11)HDD20の監視状態を解除する(S3−8)。さらにロック機構27によるロック状態が解除され、内部データを加工することなく記憶装置の脱着が可能となる(S3−9)。
【0041】
ところで、複写機においては、直ちにコピー可能なスタンバイ状態、一部電源を遮断することによって電力を抑える省エネモード、メインスイッチが切られたOFFモード等の状態が存在する。
【0042】
図7は省エネモードにおける記憶装置ユニットへの電源供給を示すフロー図である。まず、複写機本体が省エネモードに移行したか否かを判断し(S4−1)、移行していなければ(S4−1のいいえ)、通常動作を継続する(S4−2)。複写機本体が省エネモードに移行すると(S4−1のはい)、メイン電源部17から監視回路21aへの電源供給がOFFになり(S4−3)、監視回路基板21上に搭載されている二次電池30から監視回路21aへ電源が供給されるように切り替えられる(S4−4)。省エネモードにおいては監視回路基板21上のCPUは二次電池30の残容量を監視しており(S4−5)、もし省エネモードから通常モードに復帰されずに二次電池30の電圧が基準電圧より降下し、残容量がわずかになったと判断した場合には(S4−6のはい)、CPUは残容量がゼロになる前にメイン電源部17からの電源供給を要求する信号を出力し(S4−7)、電源供給源をメイン電源部17に切り替える(S4−8)。同時に二次電池30の充電も開始となる(S4−9)。二次電池30が満充電となると(S4−10のはい)、CPUは再び供給電源を二次電池30に切り替えるように指令する(S4−1のはい、S4−3)。
【0043】
このように省エネモードが解除されない限り、二次電池の充放電を繰り返すようになり、大容量記憶装置10の取り外しの監視は継続される。
【0044】
図8はOFFモードにおける記憶装置ユニットへの電源供給を示すフロー図である。
【0045】
図8は、メインスイッチがOFF状態において、不正脱着監視回路の電源動作フローである。まず、複写機本体がOFFモードに移行したか否かを判断し(S5−1)、移行していなければ(S5−1のいいえ)、通常動作を継続する(S5−2)。複写機本体がOFFモードに移行すると(S5−1のはい)、メイン電源部17から監視回路21aへの電源供給がOFFになり(S5−3)、監視回路基板21上に搭載されている二次電池30から監視回路21aへ電源が供給される(S5−4)。OFFモードにおいては監視回路基板21上のCPUは二次電池30の残容量を監視しており(S5−5)、もしOFFモードから通常モードに復帰されずに二次電池30の電圧が基準電圧より降下し、残容量がわずかになったと判断した場合には(S5−6のはい)、CPUは残容量がゼロになる前にメイン電源部17からの電源供給を要求する信号を出力し(S5−7)、電源供給源をメイン電源部17に切り替える(S5−8)。同時に二次電池30の充電も開始となる(S5−9)。二次電池30が満充電となると(S5−10のはい)、CPUは再び供給電源を二次電池30に切り替えるように指令する(S5−1のはい、S5−3)。
【0046】
したがって、メイン電源部17のメインスイッチがONになってOFFモードが解除されない限り、二次電池の充放電を繰り返すようになり、HDD20の取り外しの監視は継続される。
【0047】
このように電源供給を行うことにより、デジタル複写機1の電源プラグがプラグインされていれば、本体複写機がいかなる状態モードであっても、監視回路21aはHDD20の不正着脱動作を監視し続けることができる。
【0048】
以上、実施形態について説明してきたが、本発明の実施形態は上述したものに限るものではない。例えば、本実施形態においては、情報機器としてデジタル複写機を例にして説明してきたが、それに限らず、プリンタ,ファクシミリ装置あるいは複合機であってもよい。
【0049】
【発明の効果】
以上、説明したように構成したことにより、本体複写機がいかなる状態モードであっても記憶装置の取り外しの際、脱着監視装置の動作のコントロールを可能として、脱着監視装置による監視状態となるため、記憶装置の脱着作業定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態の記憶装置保護システムを導入したデジタル複写機のブロック図
【図2】記憶装置の不正脱着を監視する監視回路を含んだ記憶装置ユニットの内部構造の概略を示す斜視図
【図3】記憶装置ユニットの電源供給を示すブロック図
【図4】不正脱着監視装置による監視動作および不正検知動作を説明するフロー図
【図5】IDチップを有するハードキーを用いた不正脱着監視装置による監視動作および不正検知動作を説明するフロー図
【図6】パスワードを用いて監視状態を解除する機能を有する不正脱着監視装置による監視動作および不正検知動作を説明するフロー図
【図7】省エネモードにおける記憶装置ユニットの電源供給を示すフロー図
【図8】OFFモードにおける記憶装置ユニットの電源供給を示すフロー図
【符号の説明】
1 デジタル複写機
2 ホストコンピュータ
10 大容量記憶装置
11 不正脱着監視装置
12 ハードキー部
13 メイン制御部
14 暗号復号装置
15 スキャナユニット
16 書き込みユニット
17 メイン電源部
18 LAN I/F部
20 HDD
21 監視回路基板
22 BOX開閉センサ
23 ハードBOXケース
24 キースロット
25 監視解除キー
26 蝶番
27 ロック機構
30 二次電池

Claims (2)

  1. 装置本体内の一部に電源を供給する省エネモードを備えた画像形成装置において、
    入力した情報を蓄積するとともに、蓄積した情報の中から所望の情報を出力する記憶手段と、
    記憶手段の取り外しを監視し、該監視の解除が行われていないにも関わらず取り外しを検知した場合には、前記記憶手段に入力されている情報の加工を行う脱着監視手段と
    前記脱着監視手段及び前記画像形成装置内の各ユニットに電源を供給するメイン電源部と、
    前記脱着監視手段に電源を供給する二次電池と、
    前記二次電池の電圧を検知する電圧検知手段と、
    前記画像形成装置が前記省エネモードの場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給をオフにし、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行い、前記画像形成装置が省エネモードかつ前記電圧検知手段の検知した電圧が所定の基準電圧以下になった場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給及び前記メイン電源部から前記二次電池への充電を行い、前記画像形成装置が省エネモードかつ前記二次電池が満充電になった場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給をオフにし、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行う制御手段と、
    備え、
    前記画像形成装置の省エネモードが解除されない限り、二次電池の充放電を繰り返すようになり、前記脱着監視手段による取り外しの監視は継続されることを特徴とする画像形成装置
  2. メインスイッチがオフであるオフモードを備えた画像形成装置において、
    入力した情報を蓄積するとともに、蓄積した情報の中から所望の情報を出力する記憶手段と、
    該記憶手段の取り外しを監視し、該監視の解除が行われていないにも関わらず取り外しを検知した場合には、前記記憶手段に入力されている情報の加工を行う脱着監視手段と、
    前記脱着監視手段及び前記画像形成装置内の各ユニットに電源を供給するメイン電源部と、
    前記脱着監視手段に電源を供給する二次電池と、
    前記二次電池の電圧を検知する電圧検知手段と、
    前記画像形成装置のメインスイッチがオフの場合、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行い、前記画像形成装置のメインスイッチがオフかつ前記電圧検知手段の検知した電圧が所定の基準電圧以下になった場合、前記メイン電源部をから前記脱着監視手段への電力供給及び前記メイン電源部から前記二次電池への充電を行い、前記画像形成装置のメインスイッチがオフかつ前記二次電池が満充電になった場合、前記メイン電源部から前記脱着監視手段への電力供給をオフにし、前記二次電池から前記脱着監視手段への電力供給を行う制御手段と、
    を備え、
    前記画像形成装置の電源プラグがプラグインされていれば、該画像形成装置がいかなる状態モードであっても、前記脱着監視手段による取り外しの監視は継続されることを特徴とする画像形成装置
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