JP4154011B2 - 自動車のマフラーカバー - Google Patents

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Description

【0001】
【産業上の利用分野】
この発明は、自動車のマフラーの排気筒に被せるように取り付けるステンレス等の耐食性金属からなるマフラーカバーに関する。
【0002】
【従来の技術】
自動車の後部にはエンジンからの排気に伴う騒音を消す目的でマフラーが設けられ、そのマフラーには排気筒が突出されているが、その排気筒が煤けて黒くなったり、排気ガスや風雨に曝されて錆付いたりして見苦しくなるので、体裁を維持する目的で、排気筒に装飾的にステンレス製のマフラーカバーが取り付けられる。
【0003】
従来のマフラーカバーは、排気筒よりも余裕を持って大きな筒形であって、排気筒に嵌めて取り付けるために、実施例の図面にも示すように、押ねじ7で固定するようにしたもので、そのため、基端部に押ねじを螺入する雌ねじ13が形成され、また、雌ねじ13に対向する壁に一対の溝15,15とともにその抜きにより受け17,17が形成されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
上記のような従来の自動車のマフラーカバーによれば、それによりマフラーの排気筒が煤けたり錆付いたりしても、当初は新品のために奇麗に自動車の品位を保ち得るが、次第にマフラーカバーの内側に煤が付着して黒く変色することから、自動車の後ろから見て体裁が悪くなり装飾の目的から外れることになるという問題があった。
【0005】
また、エンジンの排気ガスが後ろへ筒抜けに放出されるため、後続する車両に直接排気を吹きつけることになり、その排気により迷惑をかけることになるという問題もあった。
【0006】
この発明は、上記のような実情に鑑みて、マフラーの排気筒に被せておけば、いつまでも美しく品位を保ち得るばかりか、排気が分散されるために後続車両に親切となる自動車のマフラーカバーを提供することを目的とした。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するために、この発明は、マフラーの排気筒に被せるように挿入し押ねじで固定するカバー本体1を、該排気筒の外周との間に排気が逆流する後端口が生じるよう大径の筒形に形成し、且つ、カバー本体には、後端口へ排気が反転しやすい空間を置いて先端に排気筒からの排気が当たる封壁を一体に嵌着し、前記後端口の開口のための間隔を保持してカバー本体を押ねじで固定するために、基端部の上端壁に排気筒の内面に当たる左右一対の受けを突設し、その反対の下端壁に押ねじを螺入する雌ねじが穿設され、 カバー本体の先端側のほゞ半部に、多数の排気穴を散在して設け、封壁を外側から凹となるよう内側へ凸面に湾曲して形成した自動車のマフラーカバーを構成した。
【0008】
【作用】
自動車のマフラーカバーを上記のように構成したから、これをマフラーの排気筒に取り付けてあると、先端の口が封壁により閉じられているため、排気は多数の排気穴から抜けたり、後端側で排気筒との間から抜けたりして排出される(図2の矢印参照)。そして、カバーの内部が煤けても、外からは見えなく、いつまでも装飾的に品位を保つことができる。
【0009】
また、封壁が内側へ凸に湾曲してあるので、カバー本体内における排気の流れがその凸面に沿って内周面に変向され、その周壁に沿って反転するために、周壁に設けられている排気穴や後端口から排気されやすい。
【0010】
【実施例】
次に、この発明の実施例を図面に基づいて説明する。
【0011】
図面は、一実施例を示したもので、その自動車のマフラーカバーCは、円筒形のカバー本体1に、その先端を閉じる封壁3を一体化したもので、マフラーMの排気筒5に取り付けるための押ねじ7を備えている。なお、カバー本体1および封壁3は、ステンレスで成形されている。
【0012】
カバー本体1は、排気口となっていた先端面が封壁3により封じられているので、その代わりとして先端側の半部に多数の排気穴9,9,・・が散在して設けられ、その部分が網目状になっている。この排気穴9は、全周に設けても良いが、上面11には雨水やごみが入らないように設けなかった。
【0013】
排気筒5に対するマフラーカバーCの取付けについては、カバー本体1の基端部において、下端壁に押ねじ7を螺入する雌ねじ13が穿設され、上端部壁には、排気筒5を押し当てる左右一対の受け17,17が内側へ突設される。その形成のために、長手方向に沿って左右一対の溝15,15を内側へ抜き出し、抜き出した片を受け17,17としてある。
【0014】
また、カバー本体1の中間部には、排気筒5の先端に当たるストッパー19が設けられているので、マフラーカバーCを取り付けるときには、カバー本体1を排気筒5に挿入してストッパー19がそれに当たった箇所において、押ねじ7をねじ込むことにより、所定箇所において固定できる。つまり、差込み過ぎがストッパー19により防止できる。
【0015】
ストッパー19にはピンが用いられ、それをカバー本体1の周壁に外側から通して頭部を溶接してある。これが排気筒5に突き当たると、この状態で排気筒5と封壁3との間に、図2に矢印で示す如く排気が反転しやすい空間が保持される。
【0016】
封壁3は、外側から見ると、凹面鏡のように内側へ凹む湾曲形状であるため、その有無がはっきりしなく、たとえ汚れていたとしても目立つことはない。また、周縁には基端方向へ屈折してカバー本体1の内周面に接合する縁鍔21が形成され、先端からやゝ引っ込んだ箇所において、縁鍔21がカバー本体1に溶接してある。従って、縁鍔21が外側から見えなく体裁が良好である。
【0017】
封壁3は、内側へは凸面鏡であるので、排気筒5からの排気がこの封壁3に当たると、その凸面に沿って進路がカバー本体1の周囲に変向され、その内周面に沿って反転するために、その内周面に開けられている排気穴9,9,・・からの排気が促進され、また、後端口23から逆筒抜けにも排気が促進される。
【0018】
排気が直に後ろへ排出される従来の場合と比較すると、排気が適度に抑制されるために、エンジンの保温性がよくなり、その結果、エンジンの効率がよくなり、燃費が向上する。
【0019】
また、排気がこのようにカバー本体1の内周面に沿う勢いとともに排出されるから、内部に煤やごみが溜まることはなく、煤けても外からは見えることがない。また、外側が煤けたりごみで汚れたりしても、拭いて容易に奇麗にすることができる。
【0020】
カバー本体1は、円筒形に限らなく例えば六角形や八角形のように角形であっても良い。また、排気穴9は、先端側のほゞ半部に設けるが、中間部や後部というように他の箇所や全面的に設けても、この発明の趣旨に反するものではない。
【0021】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明の自動車のマフラーカバーによれば、マフラーの排気筒に被せておけば、単に装飾となるだけでなく、内部が煤けても外からは見えないため、いつまでも美しく品位を保ち得る。しかも、排気が分散されるために後続車両に親切となり、また、カバー本体の内部では、周壁に沿って排気ガスが反転する勢いにより、煤やごみが溜まり難く、さらに、エンジン音が減少し、燃費が向上する等の優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明による自動車のマフラーカバーを示す斜視図である。
【図2】 同自動車のマフラーカバーの取付け状態を示す縦断面図である。
【図3】 図2のA−A線矢視の断面図である。
【符号の説明】
C 自動車のマフラーカバー
M マフラー
1 カバー本体
3 封壁
5 排気筒
7 押ねじ
9 排気穴
23 後端口

Claims (1)

  1. マフラーの排気筒に被せるように挿入し押ねじで固定するカバー本体1を、該排気筒の外周との間に排気が逆流する後端口が生じるよう大径の筒形に形成し、且つ、カバー本体には、後端口へ排気が反転しやすい空間を置いて先端に排気筒からの排気が当たる封壁を一体に嵌着し、前記後端口の開口のための間隔を保持してカバー本体を押ねじで固定するために、基端部の上端壁に排気筒の内面に当たる左右一対の受けを突設し、その反対の下端壁に押ねじを螺入する雌ねじが穿設され、カバー本体の先端側のほゞ半部に、多数の排気穴を散在して設け、封壁を外側から凹となるよう内側へ凸面に湾曲して形成したことを特徴とする自動車のマフラーカバー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10718252B2 (en) 2016-03-18 2020-07-21 Ls Mtron Ltd. Exhaust gas dispersion device for agricultural working vehicle

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