JP4142676B2 - 建物の出隅部構造および室内の堀壁構造 - Google Patents

建物の出隅部構造および室内の堀壁構造 Download PDF

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Description

本発明は、例えば住宅などの建物の複数の縦柱などによって室内側に形成される出隅部構造および堀壁構造の改良に関する。
周知のように、住宅などの建物の室内の4隅などは、縦柱と内装材によって内方へ突出した出隅部(コーナー部)が形成されており、この出隅部の従来の構造としては、例えば以下の特許文献1などに記載されているものがある。
概略を説明すれば、この従来の出隅部構造は、縦柱がリップ山形鋼と、該リップ山形鋼の直交する2つの面に接するように設けられた2本のリップ溝形鋼とから構成されており、前記リップ山形鋼の内部には隙間断熱材が、リップ山形鋼の内部の空間を充填するように設けられている。
また、この出隅部の内側には、枠体に支持された防湿シートがほぼ直交状態に配置されていると共に、この互いに直交して対向する枠体の間に断面四角形の補助柱が配置されている。したがって、前記出隅部は、その横断面形状がほぼ直角状に形成されている。
特開2001−49763号公報(図1)
従来における建物の縦柱や補助柱及び断熱材などによって出隅部構造は、前述のように横断面形状がほぼ直角状に形成されている。
このように、出隅部が直角状になっていると、例えば身障者や老人、子供などが室内を歩行中に出隅部の直角な先端縁に接触し易く、また例えば室内を掃除するときに掃除機のT字状先端部が出隅部の直角な先端縁に当たって掃除がしにくくなったり、場合によっては掃除機の先端部が破損してしまうおそれがある。
また、出隅部の直角な先端縁によって室内スペースが制約されたり、外観上も硬い感じを受けて品質の低下を招く、といった種々の課題がある。
そこで、前記出隅部を円弧状に形成することも考えられているが、この施工方法の一つとしては、例えば下地材としてのボードにアールを付けて円弧状に形成する方法や、複数のランナーの組み合わせによって円弧状に形成する方法などがある。
しかし、ボードにアールを付けて円弧状に形成する方法は、円弧用の特別なボードが必要になるため、コストの高騰が余儀なくされてしまう。
また、複数のランナーを組み合わせて円弧状に形成する方法では、その都度各ランナーの位置決めが必要になることから、施工作業が煩雑になって、この点でコストが高くなってしまう。
本発明は、前記従来の出隅部構造の技術的課題に鑑みて案出されたもので、汎用性のあるコーナー用縦柱を利用して各縦柱などとの組み合わせにより、施工精度や加工作業能率の向上が図れると共に、コストの低減化が図ることのできる出隅部構造を提供することを目的としている。
請求項1に記載の発明は、横断面ほぼ矩形状の少なくとも2本の縦柱をほぼ対角線上に近接配置すると共に、該両縦柱の間の外側に形成された横断面ほぼ三角形状の隙間内に、外面が円弧状に形成されたコーナー用縦柱を嵌合状態に立設固定し、かつ、前記各縦柱の外面に沿って下地材を設けると共に、前記コーナー用縦柱の両側に、前記下地材の端末と突き合わせて、表面が前記各下地材の表面と連続する突出部を設けたことを特徴としている。
請求項2に記載の発明は、いわゆる下り壁に適用したもので、横断面ほぼ矩形状の少なくとも2本の横柱をほぼ対角線上に近接配置すると共に、該両横柱の間の外側に形成された横断面ほぼ三角形状の隙間内に、外面がほぼ円弧状に形成されたコーナー用横柱を嵌合状態に横設固定したことを特徴としている。
請求項3に記載の発明は、前記コーナー用縦柱を硬質な合成樹脂材によって形成したことを特徴としている。
請求項4に記載の発明は、前記コーナー用横柱を硬質な合成樹脂材によって形成したことを特徴としている。
請求項5に記載の発明は、前記各横柱の外面に沿って下地材を設けると共に、前記コーナー用横柱の上下側に、前記下地材の端末と突き合わせて、表面が前記各下地材の表面と連続する突出部を設けたことを特徴としている。
請求項6に記載の発明は、前記各縦柱とコーナー用縦柱を、固定手段によって結合したことを特徴としている。
請求項7に記載の発明は、前記各横柱とコーナー用横柱を、固定手段によって結合したことを特徴としている。
請求項8に記載の発明は、出隅部のコーナー部を構成する柱を、ほぼL字形状に折曲形成された主柱部と、該主柱部の外端側に一体に設けられて、外面がコーナーに沿ってほぼ円弧状に形成されたほぼ扇状の円弧柱とによって構成し、前記主柱部の横断面ほぼコ字形状の各端部を、それぞれ上下のランナーに嵌合固定したことを特徴としている。
請求項9に記載の発明は、室内の天井面や内壁面にほぼ矩形状に堀り込まれた堀壁の開口部を構成する堀壁構造であって、前記開口部の周囲を構成する横断面ほぼ矩形状の少なくとも2本の横梁部材を、ほぼ対角線上に近接配置すると共に、該両横梁部材の間の外側に形成された横断面ほぼ三角形上の隙間内に、外面がほぼ円弧状に形成されたコーナー用横梁部材を嵌合固定したことを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、2本の縦柱の間に、コーナー用縦柱を嵌合固定することによって、出隅部に円弧状のコーナー部を形成できることは勿論のこと、少なくとも3本の縦柱によって出隅部を構成するため、該出隅部の強度が十分に確保される。
しかも、単に各縦柱を組み合わせるだけであるから、施工作業が簡単であると共に、コーナー用縦柱を予め規格にあった汎用性のあるものを使用することによって、コストの高騰を十分に抑制することができる。
また、出隅部のコーナー部を円弧状に形成したことによって、居住空間の広がりや柔らかさなど、快適な居住空間が得られると共に、身障者などの歩行中の安全性も高めることができる。
また、前記各突出部の肉厚を、規格品の各ボードの肉厚とほぼ同じ大きさに設定しておけば、コーナー用縦柱との円弧状外面と各ボードの外面が滑らかに連続した外面になることから、その後、各外面に施されるビニールクロスなどの内装材の仕上がり性が向上する。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1と同様の作用効果が得られる。
請求項3と請求項4に記載の発明によれば、コーナー用縦柱コーナー用横柱をそれぞれ例えば押出成形によって連続的に成形することができるので、その成形作業能率の向上が図れると共に、材料の点でもコストの低減化が図れる。
請求項5に記載の発明によれば、各突出部の肉厚を、規格品の各ボードの肉厚とほぼ同じ大きさに設定しておけば、コーナー用横柱との円弧状外面と各ボードの外面が滑らかに連続した外面になることから、その後、各外面に施されるビニールクロスなどの内装材の仕上がり性が向上する。
請求項6及び請求項7に記載の発明によれば、固定手段によって各縦柱とコーナー用縦柱並びに各横柱とコーナー用横柱との結合剛性が高くなることから、各出隅部の強度がさらに向上する。
請求項8に記載の発明によれば、請求項1及び2に記載の発明と同じく、円弧柱部の円弧状外面によって出隅部に円弧状のコーナー部を形成できることは勿論のこと、出隅部の柱を、一体に形成された主柱部と円弧柱部によって構成したことにより、該出隅部の強度が十分に確保される。
また、主柱部の各端部をランナーに嵌合固定したことにより、出隅部全体の強度が一層向上する。
しかも、主柱部と円弧柱部を一体に形成したことから、施工作業が簡単であり、また、コーナー用縦柱を予め規格にあった汎用性のあるものを使用することによって、コストの高騰を十分に抑制することができる。
請求項9に記載の発明によれば、例えば、室内の壁や天井面に間接照明用のほぼ四角形状の堀壁を形成する際に、この堀壁の開口部を、2本の横梁部材の間に、コーナー用横梁部材を嵌合固定することによって構成し、該コーナー用横梁部材によって堀壁の開口部のコーナー部を円弧面に形成できるため、該堀壁の開口部付近の強度が十分に確保されることは勿論のこと、直角面に比べて室内の雰囲気が柔らかくなって、外観品質の向上が図れる。
しかも、単に各横梁部材を組み合わせるだけであるから、施工作業が簡単であるとと共に、コーナー用横梁部材を予め規格にあった汎用性のあるものを使用することによって、コストの高騰を十分に抑制することができる。
以下、本発明に係る建物の出隅部構造の実施形態を図面に基づいて詳述する。
図1は請求項1の発明に対応する第1の実施形態における出隅部構造を示し、例えば通常の家屋の縦柱側に適用したものである。
すなわち、この出隅部構造は、図1〜図3に示すように、例えば室内を隔成する四隅の床側と天井側に直交状態に配置された長尺な直線状のランナー1,2と、該各ランナー1,2の突き合わせ対向端部にそれぞれ立設された2本の縦柱3、4と、該両縦柱3,4間の室内側に配置固定されたコーナー用縦柱5と、前記縦柱3,4間の室外側の入隅に配置固定された横断面ほぼL字形状の入隅コーナー用縦柱6とを備えている。
前記各ランナー1,2は、図3に示すように、薄肉な金属板をプレスによってほぼコ字形状に折曲形成されて上端側に開口形成されていると共に、その幅Wが約45mmに設定されている。また、該各ランナー1,2は、四隅間に渡って直線状に配設され、その対向端部1a、2aがほぼ90°の角度で互いの端縁が突き合わされた状態に配置されていると共に、それぞれが複数のコンクリートビス50によってコンクリート床面に固定されている。
前記各縦柱3,4は、薄肉な金属板を横断面ほぼ長方形に折曲して形成され、一辺の長さ(幅長さ)が約45mmよりも僅かに小さく設定されて、上下方向に直線状に延設されていると共に、各下端部が前記各ランナー1,2の内部に上方からほぼ垂直に嵌入配置されている。また、各縦柱3,4は、出隅部の位置に対角線状に近接配置されて、対向する各1つの角縁が互いに接触するように配置形成されている。したがって、この両縦柱3,4の内側(室内側)には、ほぼ三角形状の隙間Cが形成されている。
また、前記各ランナー1,2の室内側外面には、それぞれ下地材である石膏ボード7,8が配置固定されている。この石膏ボード7,8は、対向端部7a、8aが各縦柱3,4の室内側の一側面のほぼ中央部に位置して、内面が前記各一側面と各ランナー1,2の外側面にそれぞれ当接していると共に、その肉厚W1が一般的な仕様である約12.5mmに設定されている。
前記コーナー用縦柱5は、例えば押出成形機により連続的に一体に成形された硬質の合成樹脂材によって長尺に形成されていると共に、横断面形状がほぼ扇状に形成されて、要側の基部5aが前記隙間C内に嵌合状態保持されている。また、この基部5aから室内側に位置する外端部5bが、前記各縦柱3,4の一側面よりも前記石膏ボード7,8のほぼ肉厚W1分だけ室内側へ突出形成されていると共に、この外端部5bの両側部には、矩形板状の突出部9,10が一体に設けられている。
この各突出部9,10は、コーナー用縦柱5の一部として構成されて上下方向へ延設されていると共に、その肉厚W1が前記各石膏ボード7,8の肉厚W1とほぼ同一に設定されており、各外端面が各石膏ボード7,8の対向端部7a、8aの各端面に当接配置されている。
そして、前記外端部5bは、前記各突出部9,10に基端縁までの外面5cが円弧状に形成されており、この外面5cの曲率半径rは、前記各石膏ボード7,8の各外面7b、8bから各突出9,10の外面を介して連続的な曲面となるように、各石膏ボード7,8の肉厚W1との関係で求められ、本実施形態では約57.5mmに設定されている。
また、前記コーナー用縦柱5は、前記各突出部9,10に外方から水平にねじ込まれた固定手段である複数の皿ビス11,12と、該縦柱3,4の他の縦柱13,14側の各外面からねじ込まれた長尺な複数の皿ビス51、52によって各縦柱3,4に強固に結合されている。
なお、前記石膏ボード7,8は、前記ビス11、12と平行にねじ込まれた他のビス53,54によって各縦柱3,4に結合されている。
前記入隅コーナー用縦柱6は、コーナー用縦柱5と同じく押出成形によって硬質の合成樹脂材によりほぼL字形状に一体に形成されて、三角状の頂部が各縦柱3,4の各室内側の外側面間に形成されたほぼ三角形状の隙間C1に嵌合保持されていると共に、両端部6a、6bが前記各縦柱3,5に対して一柱分だけ隙間をもって配置された他の縦柱13,14の外側面のほぼ中央位置まで延設されている。
また、入隅コーナー用縦柱6は、肉厚が各端部6a、6bの端面に突き合わされた同じく下地材である石膏ボード15,15の肉厚W2と同じ厚さに設定されていると共に、各端部6a、6bの外側からねじ込まれた複数の皿ビス16,17によって他の縦柱13,14に結合されている。
なお、この入隅コーナー用縦柱6は、入隅の割れや揺れ建付のズレ予防の補強材としても兼ねており、また、その頂部の外側面を図2の二点鎖線で示すように、円弧状に形成することも可能であり、このようにすれば、入隅コーナー用縦柱6の強度が向上する。
したがって、この出隅部構造によれば、2本の縦柱3,4の間にコーナー用縦柱5を嵌合固定することによって、出隅部に円弧状のコーナー部を形成できることは勿論のこと、少なくとも3本の縦柱3,4、5によって出隅部を構成するため、該出隅部の強度を十分に確保することが可能になる。
しかも、単に各縦柱3〜5を組み合わせるだけであるから、施工作業が簡単であると共に、コーナー用縦柱5を予め規格にあった汎用性のあるものを使用することによって、コストの高騰を十分に抑制することができる。
また、各突出部9,10を設けることによって、コーナー用縦柱5の強度がさらに向上すると共に、該各突出部9,10の肉厚を、規格品の各石膏ボード7,8の肉厚とほぼ同じ大きさに設定しておけば、コーナー用縦柱5との円弧状外面と各石膏ボード7,8の外面が滑らかに連続した外面になることから、その後、各外面に施されるビニールクロスなどの内装材の仕上がり性を向上させることができる。
特に、各突出部9,10は、各縦柱3,4に跨った形で該各縦柱3,4に嵌合しているから、施工時におけるコーナー用縦柱5の正確な位置決めを行うことができると共に、各縦柱3,4との密着性が向上して全体の強度を向上させることができる。
また、コーナー用縦柱5を各縦柱3,4に対して各皿ビス11,12によって結合したことから、該各縦柱3〜5の結合剛性が高くなり、これによって、出隅部の強度をさらに向上させることが可能になる。
さらには、前記コーナー用縦柱5の他に、入隅コーナー用縦柱6を設けると共に、この入隅コーナー用縦柱6も同じく他の縦柱13,14に対して皿ビス16,17によって結合されていることから、各縦柱3,4、13,14と共同して出隅部全体の強度をさらに高くすることができる。
さらに、前記コーナー用縦柱5や入隅コーナー用縦柱6を、押出成形によって連続的に成形したため、その成形作業能率の向上が図れると共に、材料の点でもコストの低減化が図れる。
図4及び図5は第2の実施形態を示し、コーナー用縦柱5を、前記縦柱3,4と同じくスチールなどの金属板材をプレス成形によって形成したものであって、その横断面形状が前記三角形状の隙間Cに合わせて内部中空状のほぼ扇状に形成され、外面5cが前述と同じ曲率半径の円弧状に形成されている。
また、この実施形態では、突出部9,10が廃止されて、その分、各石膏ボード7,8の端部7a、8aがコーナー用縦柱5の外端部5bの両側面まで延出されている。
さらに、前記縦柱3,4とコーナー用縦柱5とは、長尺な複数の皿ビス55、56によって結合されていると共に、各縦柱3,4と石膏ボード7,8とは短尺な皿ビス53,54によって強固に結合されている。他の構成は前記第1の実施形態と同様である。
したがって、この実施形態によれば、第1の実施形態と同様な作用効果が得られると共に、各縦柱3〜5を金属板材によりプレス成形によって形成したため、その成形作業が容易であると共に、それぞれをビス55,56によって結合したため、結合剛性が高くなり、各縦柱3〜5全体の強度が向上する。
また、コーナー用縦柱5は、内部中空状に形成されていることから軽量化が図れる。また、コーナー用縦柱5は、汎用材料を用いることができると共に、在来施工法によって施工できるので、低コストや施工作業が容易になる。
図6は請求項2に記載した発明に対応する実施形態を示し、この実施形態では出隅部構造を下り壁に適用したもので、基本構造は先の第1の実施形態における縦柱に適用したものとほぼ同様である。
すなわち、この出隅部構造は、例えば室内の上方位置に直交状態に配置された長尺な直線状のランナー21,22と、該各ランナー21,22の突き合わせ対向端部にそれぞれ立設された2本の横柱23、24と、該両縦柱23,24間の室内側に配置固定されたコーナー用縦柱25とを備えている。
前記各ランナー21,22は、薄肉な金属板をプレスによってほぼコ字形状に折曲形成されて側方に開口形成されていると共に、その幅長さWが約45mmに設定されている。また、該各ランナー21,22は、四隅間に渡って直線状に配設され、その対向端部21a、22aがほぼ90°の角度で互いの端縁が突き合わされた状態に配置されている。
前記各横柱23,24は、薄肉な金属板を横断面ほぼ正方形状に折曲して形成され、一辺の長さが約45mmよりも僅かに小さく設定されて、水平方向へ直線状に延設されていると共に、各一端部が前記各ランナー21,22の内部に側方からほぼ水平に嵌入配置されている。また、各横柱23,24は、出隅部の位置に対角線状に近接配置されて、対向する各1つの角縁が互いに接触するように配置形成されている。したがって、この両横柱23,24の内側(室内側)には、ほぼ三角形状の隙間Cが形成されている。
また、前記各ランナー21,22の室内側外面には、それぞれ下地材である石膏ボード27,28が配置固定されている。この石膏ボード27,28は、一端部27a、28aが各横柱23,24の室内側の一側面23a、24aのほぼ中央部に位置して、内面が前記各一側面23a、24aと各ランナー21,22の外側面にそれぞれ当接していると共に、その肉厚Wが一般的な仕様である約12.5mmに設定されている。
前記コーナー用横柱25は、例えば押出成形機により連続的に一体に成形された硬質の合成樹脂材によって長尺に形成されていると共に、横断面形状がほぼ扇状に形成されて、要側の基部25aが前記隙間C内に嵌合状態保持されている。また、この基部25aから室内側に位置する外端部25bが、前記各横柱23,24の一側面23a、24aよりも前記石膏ボード27,28のほぼ肉厚W分だけ室内側へ突出形成されていると共に、この外端部25bの両側部には、矩形板状の突出部29,30が一体に設けられている。
この各突出部29,30は、コーナー用横柱25の一部として構成されて上下方向へ延設されていると共に、その肉厚W1が前記各石膏ボード27,28の肉厚Wほぼ同一に設定されており、各外端面が各石膏ボード27,28の対向端面に当接配置されている。
そして、前記外端部25aは、前記各突出部29,30に基端縁までの外面25cが円弧状に形成されており、この外面25cの曲率半径rは、前記各石膏ボード26,27の各外面26b、27bから各突出28,29の外面を介して連続的な曲面となるように、各石膏ボード26,27の肉厚Wとの関係で求められ、本実施形態では約57.5mmに設定されている。
また、前記コーナー用横柱25は、前記各突出部28,29に外方から水平にねじ込まれた固定手段である複数の皿ビス31,32と、各横柱23,24の外面からほぼ直角方向へねじ込まれた長尺な複数の皿ビス57,58によって前記各横柱23,24に強固に結合されている。
また、前記各石膏ボード27,28は、前記皿ビス31,32に平行にねじ込まれた皿ビス59,60によって各横柱23,24に結合されている。
なお、各縦柱23,24の側方には、前述と同じく他の縦柱33,34が配置されている。
したがって、この実施形態も入隅コーナー用縦柱の作用効果以外は、先の実施形態と同様に出隅部の十分な強度が確保されると共に、コストの低減化が図れるなどの作用効果が得られ、さらには、コーナー部の円弧面によって居住空間の柔らかさや広がりなどの環境空間の大きな変化が得られ、外観品質の向上が図れる。
図7は請求項8に記載された発明に対応した実施形態を示し、請求項1記載された出隅部に用いられるコーナー用縦柱40の構造を変更したものである。
すなわち、この出隅部構造は、横断面ほぼコ字形状の金属材のランナー1,2や横断面ほぼL字形状の入隅コーナー用縦柱6などの構造及び配置構成は第1の実施形態などと同じであるが、前記各ランナー1,2の突き合わせ対向端部に立設されたコーナー用縦柱40は、金属板材をプレス成形によって一体に異形状に折曲形成されたものであって、ほぼL字形状に折曲形成された主柱部41と、該主柱部41の外端側に一体に設けられたほぼ扇状の円弧柱部42とによって構成されている。
各縦柱13、14は、横断面ほぼ長方形状に形成されて、直角方向から対向する対向端面が前記主柱部41の後述する両端部41a、41bの外端面にそれぞれ当接している。
前記主柱部41は、直角に位置する両端部41a、41bが横断面ほぼコ字形状に形成されていると共に、この各端部41a、41bがそれぞれ前記ランナー1,2の対向端部内に嵌合固定されている。
また、前記各縦柱13,14とコーナー用縦柱40とは、各縦柱13,14の外端面側から主柱部41の両端部41a、41b内に螺入した長尺な皿ビス61,62によって結合されている。
一方、前記扇状の円弧柱部42は、主柱部41から各ランナー1,2の肉厚分及び石膏ボード7,8のほぼ肉厚W分だけ室内側へ突出形成されていると共に、外面42aがコーナーに沿ってほぼ円弧状に形成されていると共に、両端部42a、42bがほぼV字形状に折曲形成されて、それぞれの端縁が前記主柱部41の各外端縁に連続して結合されている。
また、前記外面42aの曲率半径rは、各石膏ボード7,8の各外面6b、7bと連続的な曲面となるように、各石膏ボード7,8の肉厚W1との関係で求められ、本実施形態でも約57.5mmに設定されている。
前記石膏ボード7,8は、各対向端部7a、8aが前記主柱部41の各端部41a、41bの室内側の一側面3a、4aのほぼ中央部に位置して、各端面が前記円弧柱部42の各端部42a、42bに対して一定の隙間S,Sを介して対峙している(目透かし工法)。
前記入隅コーナー用縦柱6は、第1の実施形態と同じ構造であって、硬質の合成樹脂材によりほぼL字形状に一体に形成されて、三角状の頂部が主柱41各端部の外側面間に形成されたほぼ三角形状の隙間C1に嵌合保持されていると共に、両端部6a、6bが他の縦柱13,14に皿ビス16、17によって結合されている。なお、この入隅コーナー用縦柱6の材料としては、他に金属材や木材その他の材料を用いることも可能である。
前記各石膏ボード7,8は、コーナー用縦柱40に皿ビス53、54によって結合されている一方、入隅コーナー用縦柱6側の石膏ボード15,15は、各縦柱13,14に短尺な皿ビス63,64によって結合されている。
したがって、この実施形態によれば、前記先の各実施形態と同様に、円弧柱部42の円弧状外面42aによって出隅部に円弧状のコーナー部を形成できることは勿論のこと、出隅部の縦柱40を、一体の主柱部41と円弧柱部42によって構成したことにより、該出隅部の強度が十分に確保される。
また、主柱部41の各端部41a、41bを各ランナー1,2に嵌合固定したことにより、出隅部全体の強度が一層向上する。
しかも、主柱部41と円弧柱部42を一体に形成したことから、施工作業が簡単であると共に、コーナー用縦柱を予め規格にあった汎用性のあるものを使用することによって、コストの高騰を十分に抑制することができる。また、縦柱40は、内部中空状に形成されていることから、軽量化が図れ、運搬作業や施工作業がさらに容易になる。
また、前記円弧柱部42の外面42aに、二点鎖線で示すように、塩化ビニル製のカバー部材43を嵌着固定することも可能であり、これによって、この外面にビニールクロスを張り付ける場合に強固な結合を得ることができる。
なお、前記各石膏ボード7、8の各端部7a、8aを、円弧柱部42の両端部42a、42bとすることも可能である。
また、この実施形態における出隅部構造を、図6に示した下がり壁に適用することも可能である。
図8と図9は請求項9に記載された室内の堀壁構造の発明の一実施形態を示し、この実施形態では天井面に形成された間接照明用の堀壁を構成する枠体70に適用したものである。
すなわち、前記枠体70は、ほぼ正方形の矩形枠状に形成されて、天井面の堀天凹部内に固定される矩形状の内壁部71と、該内壁部71の外周面上部から外方へ突設されて、図外の照明器具を保持する台座部72と、該台座部72の下部内側に互いにほぼ対角線上に近接配置された横断面ほぼ矩形状の2本の横梁部材74,75と、該両横梁部材74,75の間の外側に形成された横断面ほぼ三角形上の隙間C内に嵌合固定されて、外面76cがほぼ円弧状に形成されたコーナー用横梁部材76と、該コーナー用横梁部材76の下部に連続してほぼ水平に延びる外壁部77とから主として構成され、前記両横梁部材74,75とコーナー用横梁部材76によって、枠体70の開口部73の周囲を構成するようになっている。
前記内壁部71は、所定幅を有する例えば石膏ボードによって構成されて、天井凹部の深さに応じた所定の高さに設定されている。
前記台座部72は、金属板材をプレス成形によって横断面ほぼ横コ字形状に形成されて、内側の小幅の基端部72aが前記本体71に当接配置されていると共に、中央の平坦な台座面72bに電球などの照明器具が取付られるようになっている。また、台座面72bの外端側の縦片部72cには、それぞれの長手方向のほぼ中央に4つの細長い突起片72dが一体に設けられ、該各突起片72dを介して枠体70全体が天井凹部内に支持されている。
前記各横梁部材74,75は、図6に示す実施形態と同様に、それぞれが薄肉な金属板を横断面ほぼ正方形状に折曲して形成され、四角枠状に配置されていると共に、対角線状で対向する角縁が当接している。
前記コーナー用横梁部材76は、合成樹脂材によって一体に形成され、図8に示すように、前記各横梁部材74,75の矩形状に沿って矩形枠状に連続して形成されていると共に、横断面ほぼ扇状に形成されている。また、要部側の基部76aが前記三角形状の隙間C内に嵌合状態に配置されていると共に、外端部76bの外面76cが滑らかな円弧状に形成されており、この外面76cは、四隅部S側も連続した円弧面に形成されている。
前記外端部76bの両端側には、前記内壁部71と外壁部77側へ延出した突出部78、79が一体に設けられており、該各突出部78,79の外端面が、前記内壁部71と外壁部77の対向端部71a、77aの各端面に当接している。
前記外壁部77は、内壁部71同じく石膏ボードによって形成されて、ほぼ水平に延設されて所定の延出長さに設定されている。
また、前記各横梁部材74,75とコーナー用横梁部材76とは、複数の長尺な皿ビス80、81によって結合されていると共に、前記コーナー用横梁部材76の各突出部78,79も複数の短尺な皿ビス82,83によって各横梁部材74,75に結合されている。
さらに、前記内壁部71と一方の横梁部材75並びに外壁部77と他方の横梁部材74もそれぞれ短尺な皿ビス84,85によって結合されている。また、内壁部71と台座部72は、短尺な皿ビス86によって結合されている。
したがって、この実施形態では、各横梁部材74,75とコーナー用横梁部材76との相互の強固な嵌合固定によって構造の強度が向上することは勿論のこと、コーナー用横梁部材76の円弧状の外面76cによって天井空間が柔らかな雰囲気になり、良好な居住空間が得られる。
請求項1や2に記載した発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、各石膏ボード7,8の肉厚を変更して、別規格である例えば9.5mmのものに変更することも可能であり、このようにした場合は、コーナー用縦柱5の外端部5bの突出量や各突出部9,10の肉厚を同じく9.5mmに設定する。これによって、連続した滑らかな外面を形成することが可能になる。
また、前記各コーナー用縦柱5や入隅コーナー用縦柱6及びコーナー用横柱25を、合成樹脂材や金属材以外の材質、例えば合成木材などで形成することも可能である。なお、前記金属材としては、スチール材の他、アルミニウム合金材などを用いることも可能である。
また、請求項9に記載した発明も、前記図8、図9に記載した実施形態に限定されるものではなく、天井面以外の室内の内壁に堀壁を形成する場合にも適用することが可能である。
請求項1の発明に係る出隅部構造の第1の実施形態を示す要部平面図である。 本実施形態を示す要部斜視図である。 本実施形態に供されるランナーと縦柱の一部を示す分解斜視図である。 出隅部構造の第2の実施形態を示す要部平面図である。 本実施形態を示す要部斜視図である。 請求項2の発明に係る出隅部構造の一実施形態を示す要部平面図である。 請求項8の発明に係る出隅部構造の一実施形態を示す要部平面図である。 請求項9の発明に係る室内の堀壁構造の実施形態を示す断面斜視図である。 図8のA−A線断面図である。
符号の説明
1・2…ランナー
3・4…縦柱
5…コーナー用縦柱
21・22…ランナー
23・24…コーナー用横柱
25…コーナー用横柱
40…縦柱

Claims (9)

  1. 横断面ほぼ矩形状の少なくとも2本の縦柱をほぼ対角線上に近接配置すると共に、該両縦柱の間の外側に形成された横断面ほぼ三角形状の隙間内に、外面が円弧状に形成されたコーナー用縦柱を嵌合状態に立設固定し、かつ、前記各縦柱の外面に沿って下地材を設けると共に、前記コーナー用縦柱の両側に、前記下地材の端末と突き合わせて、表面が前記各下地材の表面と連続する突出部を設けたことを特徴とする建物の出隅部構造。
  2. 横断面ほぼ矩形状の少なくとも2本の横柱をほぼ対角線上に近接配置すると共に、該両横柱の間の外側に形成された横断面ほぼ三角形状の隙間内に、外面がほぼ円弧状に形成されたコーナー用横柱を嵌合状態に横設固定したことを特徴とする建物の出隅部構造。
  3. 前記コーナー用縦柱を硬質な合成樹脂材によって形成したことを特徴とする請求項1に記載の建物の出隅部構造。
  4. 前記コーナー用横柱を硬質な合成樹脂材によって形成したことを特徴とする請求項2に記載の建物の出隅部構造。
  5. 前記各横柱の外面に沿って下地材を設けると共に、前記コーナー用横柱の上下側に、前記下地材の端末と突き合わせて、表面が前記各下地材の表面と連続する突出部を設けたことを特徴とする請求項2に記載の建物の出隅部構造。
  6. 前記各縦柱とコーナー用縦柱を、固定手段によって結合したことを特徴とする請求項1に記載の建物の出隅部構造。
  7. 前記各横柱とコーナー用横柱を、固定手段によって結合したことを特徴とする請求項2に記載の建物の出隅部構造。
  8. 出隅部のコーナー部を構成する柱を、ほぼL字形状に折曲形成された主柱部と、該主柱部の外端側に一体に設けられて、外面がコーナーに沿ってほぼ円弧状に形成されたほぼ扇状の円弧柱部とによって構成し、前記主柱部の横断面ほぼコ字形状の各端部を、それぞれ上下のランナーに嵌合固定したことを特徴とする建物の出隅部構造。
  9. 室内の天井面や内壁面にほぼ矩形状に堀り込まれた堀壁の開口部を構成する堀壁構造であって、
    前記開口部の周囲を構成する横断面ほぼ矩形状の少なくとも2本の横梁部材を、ほぼ対角線上に近接配置すると共に、該両横梁部材の間の外側に形成された横断面ほぼ三角形上の隙間内に、外面がほぼ円弧状に形成されたコーナー用横梁部材を嵌合固定したことを特徴とする室内の堀壁構造。
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