JP4141753B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は液晶パネルを複数継ぎ合わせて用いた液晶表示装置に関し、特に液晶パネルを継ぎ合わせた際の継ぎ目を目立たなくしたものである。
【0002】
【従来の技術】
近年大型の表示装置に対する需要がますます拡大している。その中にあって、薄型化可能、低消費電力等様々な利点を有する液晶パネルを用いた大型の液晶表示装置に対する期待が特に高まっている。この大型の液晶表示装置に用いられている液晶パネルには、1枚の大型のガラス基板を用いて造られているものもある。しかし歩留まり等の点から、小型あるいは中型の液晶パネルを複数枚用いて、これらの液晶パネルを継ぎ合わせることにより1枚の大型液晶パネルが造られているものも多い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
図4は大型液晶パネル1を構成する4枚の液晶パネル2の内、とくに左下に位置する液晶パネル2を中心に拡大した平面図である。大型液晶パネル1は例えば対角40インチの液晶パネル2を4枚継ぎ合わせてなる対角80インチのパネルである。
【0004】
図4に示すように液晶パネル2における隣り合う画素4との遮光領域の幅d1、d2、・・・、dnは液晶パネル2全体にわたり常に等しく形成されている。すなわちd1=d2=・・・=dnとなっている。
【0005】
一方、液晶パネル2の継ぎ合わせ側に位置する側面を接続側面2aとし、最も接続側面2aに近い画素4から接続側面2aまでの幅をgとすると、大型液晶パネル1における液晶パネル2の継ぎ目部分での画素4間の幅だけがgの2倍になる。ここでd1=d2=・・・=dn=2gであれば大型パネル1全体において違和感のない表示が可能となる。
【0006】
しかし、一対の透明基板を貼り合せて造る液晶パネル2においては、複数の画素4を囲むようにして、基板を貼り合せるためのシール材が塗布されている等の理由があり、継ぎ目部分における幅gを短くするのにも限界があり、通常gはd1、d2、・・・、dnより大きくなってしまう。
【0007】
したがって、継ぎ目部分での画素4間の幅2gが画素4同士の間隔に比べると著しく大きくなってしまい、図5に示すように、大型液晶パネル1上に黒い十字のような感じで継ぎ目部分だけが認識され、非常に目立ってしまうという問題が生じる。
【0008】
なお、継ぎ目部分での違和感を抑えるものとして、たとえば特開平8−184850が知られている。しかしこれは継ぎ目付近において画素自体の大きさを調整するものであるため、画素の大きさはパネル全体において均一ではない。
【0009】
そこで、本発明は同じ大きさをした画素を有する液晶パネルを複数継ぎ合わせた液晶表示装置を造ったとしても、液晶パネル同士の継ぎ目が目立たず表示品位の高い液晶表示装置を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】
本発明は、複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは同じ大きさの画素によって縦方向に伸びる画素列X1、X2、・・・、Xnと横方向に伸びる画素行Y1、Y2、・・・、Ymを形成しており、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素列をX1、最も遠い前記画素列をXnとし、画素列X1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をgとすると、前記画素列X1と隣り合う画素列X2との幅は略2gとなっていると共に、前記画素列X1から前記画素列Xnに向かうにつれて画素列間の幅が短くなっていくことを特徴とするものである。
【0011】
また本発明は、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素列間の幅は前記画素列X1から前記画素列Xi(1<i<n)に向かうにつれて短くなっており、前記画素列Xiから画素列Xnまでは一定であることを特徴とする液晶表示装置である。
【0012】
また本発明は、前記画素列Xiはn/2の画素列よりも前記画素列X1寄りに位置していることを特徴とする液晶表示装置である。
【0013】
また本発明は、複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは同じ大きさの画素によって縦方向に伸びる画素列X1、X2、・・・、Xnと横方向に伸びる画素行Y1、Y2、・・・、Ymを形成しており、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素行をY1、最も遠い前記画素行をYmとし、前記画素行Y1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をg´とすると、前記画素行Y1と隣り合う画素行Y2との幅は略2g´となっていると共に、前記画素行Y1から前記画素行Ymに向かうにつれて画素行間の幅が短くなっていくことを特徴とするものである。
【0014】
また本発明は、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素行間の幅は前記画素行Y1から前記画素行Yj(1<j<m)に向かうにつれて短くなっており、前記画素行Yjから画素行Ymまでは一定であることを特徴とする液晶表示装置である。
【0015】
また本発明は、T前記画素行Yjはm/2の画素行よりも前記画素行Y1寄りに位置していることを特徴とする液晶表示装置である。
【0016】
また本発明は、複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せて、同じ大きさの画素を複数有している前記液晶パネルは、隣り合う前記画素を寄せ集め、それぞれ前記画素の数が同じとなっている画素群を形成すると共に、縦方向に伸びる画素群列X´1、X´2、・・・、X´nと横方向に伸びる画素群行Y´1、Y´2、・・・、Y´mを形成しており、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素群列をX´1、最も遠い前記画素群列をX´nとし、前記画素群列X´1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をgとすると、前記画素群列X´1と隣り合う画素群列X´2との幅は略2gとなっていると共に、前記画素群列X´1から前記画素群列X´nに向かうにつれて画素群列間の幅が短くなっていくことを特徴とするものである。
【0017】
また本発明は、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素群列間の幅は前記画素群列X´1から前記画素群列X´i(1<i<n)に向かうにつれて短くなっており、前記画素群列X´iから前記画素群列X´nまでは一定であることを特徴とする液晶表示装置である。
【0018】
また本発明は、前記画素群列Xiはn/2の画素群列よりも前記画素群列X1寄りに位置していることを特徴とする液晶表示装置である。
【0019】
また本発明は、複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せて、同じ大きさの画素を複数有している前記液晶パネルは、隣り合う前記画素を寄せ集め、それぞれ前記画素の数が同じとなっている画素群を形成すると共に、縦方向に伸びる画素群列X´1、X´2、・・・、X´nと横方向に伸びる画素群行Y´1、Y´2、・・・、Y´mを形成しており、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素群行をY´1、最も遠い前記画素群行をY´mとし、前記画素群行Y´1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をg´とすると、前記画素群行Y´1と隣り合う画素群行Y´2との幅は略2g´となっていると共に、前記画素群行Y´1から前記画素群行Y´mに向かうにつれて画素群行間の幅が短くなっていくことを特徴とするものである。
【0020】
また本発明は、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素群行間の幅は前記画素群行Y´1から前記画素群行Y´j(1<j<m)に向かうにつれて短くなっており、前記画素群行Y´jから画素群行Y´mまでは一定であることを特徴とする液晶表示装置である。
【0021】
また本発明は、前記画素群行Yjはm/2の画素群行よりも前記画素群行Y1寄りに位置していることを特徴とする液晶表示装置である。
【0022】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態について図面を用いて説明する。図1は本発明の液晶表示装置に用いられる大型液晶パネル10を構成する4枚の液晶パネル11の内、左下に位置する液晶パネル11を中心に示した平面図である。大型液晶パネル10は具体的には対角80インチのものであり、液晶パネル11を継ぎ合わせて造られている。
【0023】
液晶パネル11は一対の透明基板をシール材によって貼り合わせ、両基板間に液晶を注入して造られたものである。液晶パネル11にはR(赤)、G(緑)、B(青)のカラーフィルターを備えた3つのサブ画素(図示せず)により構成されている画素12が、一定の間隔を空けて複数形成されている。液晶パネル11に形成されている画素12は皆同じ大きさをしている。画素12の周りはブラックマトリクスからなる遮光領域が形成されており、この遮光領域により液晶パネル11の背後に配置されるバックライト(図示せず)からの光は遮光される。また液晶パネル11の大きさは対角40インチをしており、縦方向の画素12の数384、横方向の画素12の数640となっている。この液晶パネル11の継ぎ合わせ側に位置する接続側面11aにおいて、隣り合う液晶パネル11と接着剤等により継ぎ合わせる。
【0024】
縦の方向に伸びる画素12の画素列をX1、X2、・・・、X640(n=640)とし、この画素列と平行な接続側面11aに最も近い画素列をX1、その反対側に位置する最もその接続側面11aから遠い画素列をX640とする。また隣り合う画素列間の幅、つまり画素12の一辺から隣り合う画素12の一辺までの遮光領域の幅をdx1、dx2、・・・、dx639とすると、画素列X1と隣り合う画素列X2間の幅はdx1、画素列X640と隣り合う画素列X639間の幅はdx639となる。また画素列X1と接続側面11aまでの遮光領域の幅をgとする。
【0025】
本実施形態において、隣り合う液晶パネル11における両X1間の幅はgの2倍となり、これが液晶パネル11同士を継ぎ合わせた際の継ぎ目部分における遮光領域の幅となる。またdx1は継ぎ目部分の2gより若干短いか又は略同じになっている。またdx1とdx639とはdx1>dx639となっている。そして画素列間の幅dx1、dx2、・・・、dx639はdx1>dx2>・・・>dx639となっており、画素列X1からX640の方向に向かうにつれて、徐々にその幅を縮めていくように変化している。
【0026】
このように、継ぎ目部分の幅2gとその隣における画素列間の幅dx1とが略等しいと共に、画素列間の幅dx1、dx2、・・・、dx639が徐々に縮まっていくことにより、大型液晶パネル10において十字状に生じる継ぎ目部分の内、縦方向に伸びる継ぎ目は徐々に変化して行く画素列間の幅により目立たなくなる。
【0027】
また、横の方向に伸びる画素12の画素行をY1、Y2、・・・、Y384(m=384)とし、この画素行に平行な接続側面11aに最も近い画素行をY1、その反対側に位置する最もその接続側面11aから遠い外側の画素行をY384とする。また隣り合う画素行間の幅、つまり画素12の一辺から隣り合う画素12の一辺までの遮光領域の幅をdy1、dy2、・・・、dy383とすると、画素行Y1と隣り合う画素行Y2間の幅はdy1、画素行Y384と隣り合う画素行Y383間の幅はdy383となる。また画素行Y1と接続側面11aまでの遮光領域の幅をg´とする。
【0028】
本実施形態において、隣り合う液晶パネル11における両Y1間の幅はg´の2倍となり、これが液晶パネル11同士を継ぎ合わせた際の継ぎ目部分における遮光領域の幅となる。またdy1は継ぎ目部分の2g´より若干短いか又は略同じになっている。またdy1とdy383とはdy1>dy383となっている。そして画素行間の幅dy1、dy2、・・・、dy383はdy1>dy2>・・・>dy383となっており、画素行Y1からY384の方向に向かうにつれて、徐々にその幅を縮めていくように変化している。
【0029】
このように、継ぎ目部分の幅2g´とその隣における画素行間の幅dy1とが略等しいと共に、画素行間の幅dy1、dy2、・・・、dy383が徐々に縮まっていくことにより、大型液晶パネル10において十字状に生じる継ぎ目部分の内、横方向に伸びる継ぎ目は徐々に変化して行く画素行間の幅により目立たなくなる。
【0030】
図1の実施形態において、具体的にはg、g´が約0.5mmであり、dx1、dy1が約1.0mmであり、dx639、dy383が約0.5mmとなっている。したがって画素列間の幅dx1、dx2、・・・、dx639はX1からX640に向かうにつれて1.0mmから0.5mmへとその幅を徐々に縮めて、また画素行間の幅dy1、dy2、・・・、dy383は画素行Y1からY384に向かうにつれて1.0mmから0.5mmへとその幅を徐々に縮めている。
【0031】
なお、本実施形態おいては画素列間、画素行間の幅は徐々に短くなっているが、これは例えば画素列、画素行をいくつかに区切り、その区間の間においては画素列間、画素行間の幅を等しくし、区切りとなるところで画素列間、画素行間の幅を縮めるような場合も含まれる。またdx639、dy383がg、g´と等しくなっているが、dx639、dy383はg、g´より短くても構わない。
【0032】
次に、本発明の他の実施形態について図2を用いて説明する。図2は図1と同様大型液晶パネル10を構成する4枚の液晶パネル11の内、左下に位置する液晶パネル11を中心に示した平面図である。なお図1と同様のものについては説明を省略すると共に同じ符号を付している。
【0033】
図2の実施形態が図1の実施形態と異なっているのは、画素列X1からX640に向かうにつれて画素列間の幅dx1、dx2、・・・、dx639は短くなっているが、画素列間の幅が変化するのは画素列X1からX640の間総てにわたっているのではなく、画素列X1から途中のX30(i=30)の間までである。したがって画素列の幅dx1、dx2、・・・、dx30、・・・、dx639はdx1>dx2>・・・>dx30=・・・=dx639となっており、画素列X30からX640までは、隣り合う画素列の幅dx30、dx31、・・・、dx639が一定となっている。
【0034】
また、画素行Y1からY384に向かうにつれて画素行間の幅dy1、dy2、・・・、dy383は短くなっているが、画素行間の幅が変化するのは画素行Y1(j=30)からY384の間総てにわたっているのではなく、画素行Y1から途中のY30の間までである。したがって画素行の幅dy1、dy2、・・・、dy30、・・・、dy383はdy1>dy2>・・・>dy30=・・・=dy383となっており、画素行Y30からY384までは、隣り合う画素行の幅dy30、dy31、・・・、dy383が一定となっている。
【0035】
このように、液晶パネル11の継ぎ目付近では画素列間の幅と、画素行間の幅を徐々に縮めていき、継ぎ目から十分に離れたところではその幅を一定のままにすることによって、大型液晶パネル10全体における開口率の変化を抑えることが出来る。
【0036】
つまり、画素列間の幅dx1、dx2、・・・、dx639と画素行間の幅dy1、dy2、・・・、dy383を液晶パネル11全体にわたって変えていく図1の実施形態の場合には、大型液晶パネル10の中心から4隅に向かって画素12同士の間隔は狭くなり遮光領域が減少するため、一定範囲内の画素12の数は4隅に向かうほど増えることになる。したがって大型液晶パネル10の中心から4隅に渡って一定範囲内における開口率が変化していく。
【0037】
一方、図2の実施形態の場合には、大型液晶パネル10の継ぎ目付近においては開口率が変化するが、継ぎ目付近から離れ画素列の幅と画素行の幅が一定となったところでは、一定範囲内の画素の数は同じままなのでそこでは開口率は変化しない。
【0038】
図2に示す実施形態において、具体的には画素列X1、画素行Y1から画素列X30、画素行Y30までの画素列間、画素行間の幅を1.0mmから0.5mmへと徐々に短くして、そこから画素列X640、画素行Y384までは画素列間、画素行間の幅を約0.5mmのままとしている。特に画素列、画素行共に画素列間、画素行間の幅が変化するのは真ん中の画素列X320、真ん中の画素行Y192よりも接続側面11a寄りであるため、大型液晶パネル10における開口率の変化は少ない。
【0039】
なお、本実施形態おいては画素列X30、画素行Y30までの画素列、画素行間の幅は徐々に短くなっているが、これは例えば画素列X30、画素行Y30までをいくつかに区切り、その区間の間においては画素列間、画素行間の幅を等しくし、区切りとなるところで画素列間、画素行間の幅を縮めるような場合も含まれる。
【0040】
次に、本発明の他の実施形態について図3を用いて説明する。図3は図1、図2と同様大型液晶パネル10を構成する4枚の液晶パネル11の内、左下に位置する液晶パネル11を中心に示した平面図である。なお図1、図2と同様のものについては説明を省略すると共に同じ符号を付している。
【0041】
図3は液晶パネル11において画素群120を形成している。画素群120はそれぞれにおける画素12の数を同じにして、隣り合う画素12を寄せたものであり、画素群120においては画素12同士の間隔が狭くなっている。本実施形態において1つの画素群120は隣り合った縦方向の2つの画素12、横方向の2つの画素12の計4つの画素からなっているが、これに限定されるものではなく、たとえば縦に1つ、横に2つからなる2つの画素12の画素群120であっても良い。画素群120自体は液晶パネル11全体において総て同じ大きさをしている。
【0042】
縦の方向に伸びる画素群120の画素群列はX´1、X´2、・・・、X´320(n=320)であり、この画素群列と平行な接続側面11aに最も近い画素群列をX´1、最も遠い画素群列をX´320とする。また隣り合う画素群列間の幅はdx´1、dx´2、・・・、dx´319である。本実施形態において画素群列間の幅dx´1、dx´2、・・・、dx´319を画素群列X´1からX´320の方向に向かうにつれて、徐々にその幅を縮めていくように変化している。
【0043】
このように、隣り合う画素12を一定数ずつ寄せ集めた画素群120を形成すると共に、画素群列間の幅dx´1、dx´2、・・・、dx´319が徐々に縮まっていくことにより、大型液晶パネル10において十字状に生じる継ぎ目部分の内、縦方向に伸びる継ぎ目は徐々に変化して行く画素群列間の幅により目立たなくなると共に、図1、図2に示す実施形態に比べ液晶パネル10全体における開口率の低下を抑えることが出来る。
【0044】
また、横の方向に伸びる画素群120の画素群行はY´1、Y´2、・・・、Y´192であり、この画素群行に平行な接続側面11aに最も近い画素群行をY´1、最も遠い画素群行をY´192とする。また隣り合う画素群行間の幅はdy´1、dy´2、・・・、dy´191である。本実施形態において画素群行間の幅dy´1、dy´2、・・・、dy´191を画素群行Y´1からY´192の方向に向かうにつれて、徐々にその幅を縮めていくように変化している。
【0045】
このように、隣り合う画素12を一定数ずつ寄せ集めた画素群120を形成すると共に、画素群行間の幅dy´1、dy´2、・・・、dy´191が徐々に縮まっていくことにより、大型液晶パネル10において十字状に生じる継ぎ目部分の内、横方向に伸びる継ぎ目は徐々に変化して行く画素群行間の幅により目立たなくなると共に、図1、図2に示す実施形態に比べ液晶パネル10全体における開口率の低下を抑えることが出来る。
【0046】
なお、本発明の要旨を逸脱しない範囲であれば上記実施形態以外の形態も可能である。上記実施形態では、液晶パネル11の縦方向と横方向において画素列と画素行の幅を共に変えているが、どちらか一方だけを変えて、他方は変えないようにしてもよい。大型の液晶表示装置の場合にはその用途により、たとえば視聴者が下から見上げるようにして使われることも有り、この場合縦方向の継ぎ目は目立つが横方向はあまり気にならないこともあり得る。そのような時には縦方向における画素列間の幅だけを変えて、横方向における画素行間の幅は変えないようにしてもよい。
【0047】
また、上記実施形態では画素12をR(赤)、G(緑)、B(青)の3つのサブ画素により構成しているが、画素12を例えばR(赤)、G(緑)、B(青)、R(赤)、G(緑)、B(青)と3つのサブ画素を繰り返した6つのサブ画素から構成されるように、もっと多くのサブ画素により構成したものでもよい。
【0048】
【発明の効果】
以上のように本発明によれば、接続端面に最も近い画素列と隣り合う画素列との間の幅を液晶パネルを継ぎ合わせた際の継ぎ目部分の幅と略等しくすると共に、接続端面から離れるにしたがって画素列間の幅を短くしていくため、従来の液晶表示装置のように継ぎ目部分だけが目立ってしまうようなことはなく、継ぎ目による違和感の発生を抑えた液晶表示装置を提供することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態を示した液晶パネルの平面図である。
【図2】本発明の第2の実施形態を示した液晶パネルの平面図である。
【図3】本発明の第3の実施形態を示した液晶パネルの平面図である。
【図4】従来の液晶パネルを継ぎ合わせてなる大型液晶パネルの平面図である。
【図5】従来の液晶パネルの平面図である。
【符号の説明】
10 大型液晶パネル
11 液晶パネル
11a 接続側面
12 画素
Xn 画素列
Ym 画素行

Claims (12)

  1. 複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、
    一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは同じ大きさの画素によって縦方向に伸びる画素列X1、X2、・・・、Xnと横方向に伸びる画素行Y1、Y2、・・・、Ymを形成しており、
    前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素列をX1、最も遠い前記画素列をXnとし、画素列X1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をgとすると、
    前記画素列X1と隣り合う画素列X2との幅は略2gとなっていると共に、前記画素列X1から前記画素列Xnに向かうにつれて画素列間の幅が短くなっていくことを特徴とする液晶表示装置。
  2. 前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素列間の幅は前記画素列X1から前記画素列Xi(1<i<n)に向かうにつれて短くなっており、前記画素列Xiから画素列Xnまでは一定であることを特徴とする請求項1記載の液晶表示装置。
  3. 前記画素列Xiはn/2の画素列よりも前記画素列X1寄りに位置していることを特徴とする請求項2記載の液晶表示装置。
  4. 複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、
    一対の基板を貼り合せてなる前記液晶パネルは同じ大きさの画素によって縦方向に伸びる画素列X1、X2、・・・、Xnと横方向に伸びる画素行Y1、Y2、・・・、Ymを形成しており、
    前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素行をY1、最も遠い前記画素行をYmとし、前記画素行Y1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をg´とすると、
    前記画素行Y1と隣り合う画素行Y2との幅は略2g´となっていると共に、前記画素行Y1から前記画素行Ymに向かうにつれて画素行間の幅が短くなっていくことを特徴とする液晶表示装置。
  5. 前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素行間の幅は前記画素行Y1から前記画素行Yj(1<j<m)に向かうにつれて短くなっており、前記画素行Yjから画素行Ymまでは一定であることを特徴とする請求項4記載の液晶表示装置。
  6. 前記画素行Yjはm/2の画素行よりも前記画素行Y1寄りに位置していることを特徴とする請求項5記載の液晶表示装置。
  7. 複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、
    一対の基板を貼り合せて、同じ大きさの画素を複数有している前記液晶パネルは、隣り合う前記画素を寄せ集め、それぞれ前記画素の数が同じとなっている画素群を形成すると共に、縦方向に伸びる画素群列X´1、X´2、・・・、X´nと横方向に伸びる画素群行Y´1、Y´2、・・・、Y´mを形成しており、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素群列をX´1、最も遠い前記画素群列をX´nとし、前記画素群列X´1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をgとすると、
    前記画素群列X´1と隣り合う画素群列X´2との幅は略2gとなっていると共に、前記画素群列X´1から前記画素群列X´nに向かうにつれて画素群列間の幅が短くなっていくことを特徴とする液晶表示装置。
  8. 前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素群列間の幅は前記画素群列X´1から前記画素群列X´i(1<i<n)に向かうにつれて短くなっており、前記画素群列X´iから前記画素群列X´nまでは一定であることを特徴とする請求項7記載の液晶表示装置。
  9. 前記画素群列Xiはn/2の画素群列よりも前記画素群列X1寄りに位置していることを特徴とする請求項8記載の液晶表示装置。
  10. 複数の液晶パネルを継ぎ合わせた液晶表示装置において、一対の基板を貼り合せて、同じ大きさの画素を複数有している前記液晶パネルは、隣り合う前記画素を寄せ集め、それぞれ前記画素の数が同じとなっている画素群を形成すると共に、縦方向に伸びる画素群列X´1、X´2、・・・、X´nと横方向に伸びる画素群行Y´1、Y´2、・・・、Y´mを形成しており、前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面に最も近い前記画素群行をY´1、最も遠い前記画素群行をY´mとし、前記画素群行Y´1から継ぎ合わせる側の側面までの幅をg´とすると、
    前記画素群行Y´1と隣り合う画素群行Y´2との幅は略2g´となっていると共に、前記画素群行Y´1から前記画素群行Y´mに向かうにつれて画素群行間の幅が短くなっていくことを特徴とする液晶表示装置。
  11. 前記液晶パネルを継ぎ合わせる側の側面付近において、前記画素群行間の幅は前記画素群行Y´1から前記画素群行Y´j(1<j<m)に向かうにつれて短くなっており、前記画素群行Y´jから画素群行Y´mまでは一定であることを特徴とする請求項10記載の液晶表示装置。
  12. 前記画素群行Yjはm/2の画素群行よりも前記画素群行Y1寄りに位置していることを特徴とする請求項11記載の液晶表示装置。
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