JP4140082B2 - サーボモータ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、反負荷側に検出器を有するサーボモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のサーボモータの構造は図2に示すようになっている。
図において、サーボモータ1は、モータ部2と前記モータ部2の反負荷側に配設された検出器部3とからなっている。
前記モータ部2は、図示しない電機子鉄心に電機子巻線を巻装した後樹脂でモールド成形した電機子4と、前記電機子4の軸方向端部に取付けられた負荷側ブラケット5および反負荷側ブラケット6と、これらのブラケット5、6に負荷側軸受7および反負荷側軸受8を介して回転自在に支承された回転子9とからなっている。なお、前記回転子9は、回転軸10と、この回転軸10の外周面に固定された永久磁石11とで構成されている。
前記検出器部3は、前記反負荷側ブラケット6に取付けられた検出器12と、同じく反負荷側ブラケット6に取付けられた検出器カバー13とで構成されている。
このような構成のサーボモータ1においては、モータ部2の回転を検出器12で検出することによって、高い回転精度を確保している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、このような構造の従来のサーボモータには、次のような問題があった。
(1) 電機子4と反負荷側ブラケット6とが全面接触しているので、電機子4で発生した熱が容易に反負荷側ブラケット6、および検出器カバー13に伝わり、その結果、反負荷側ブラケット6から検出器に直接熱が伝わるとともに、検出器カバー13と検出器カバー13内の内気を介して検出器12に間接的に熱が伝わっていた。そのため、検出器12の温度が大きく上昇し、検出器12の動作の信頼性が低下するとともに、また検出器12を構成している部品の寿命が短くなっていた。
(2) 上記(1) の問題から、従来は、サーボモータ1の能力が、モータ側の能力でなく、検出器側の温度による能力で決まってしまい、サーボモータの能力が十分に生かされなかった。
そこで本発明は、電機子で発生した熱が反負荷側ブラケットに伝わりにくく、さらに、反負荷側ブラケットの熱が検出器カバーに伝わりにくい構造を有するサーボモータを提供することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記問題を解決するために、本発明は、モータ部と前記モータ部の反負荷側に配設された検出器部とからなり、前記モータ部は、電機子鉄心に電機子巻線を巻装した後樹脂でモールド成形した電機子と、前記電機子の軸方向端部に取付けられた負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、これらのブラケットに軸受を介して回転自在に支承された回転子とで構成され、前記検出器部は、前記反負荷側ブラケットに取付けられた検出器と、同じく反負荷側ブラケットに取付けられた検出器カバーとで構成されているサーボモータにおいて、前記反負荷側ブラケットの電機子側端面の外周側を前記電機子と接触させるとともに、外周側より内側の面と電機子との間に空隙部を設け、かつ、前記反負荷側ブラケットと検出器カバーとの間に熱絶縁材を介挿するようにしたものである。
また、前記反負荷側ブラケットの電機子側端面に凹部を設けて前記空隙部を形成し、前記空隙部に熱絶縁材を介挿するようにしたものである。
このため、電機子で発生した高熱が多量に反負荷側ブラケットに伝わるのを防ぐことができるだけでなく、電機子の熱が反負荷側ブラケットに伝わる経路が、外気と接して放熱しやすい電機子および反負荷側ブラケットの外周側になり、さらにこの部分で効率よく放熱するので、電機子から反負荷側ブラケットへの熱伝達をさらに効率よく防ぐことができる。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図に基づいて説明する。
図1は本発明の実施例を示すサーボモータの側断面図である。図1において、図2と同一符号は同一または相当する部材を示している。
図1に示すように、本発明は、前記反負荷側ブラケット6の電機子側端面6aの外周側を前記電機子4と接触させ、外周側より内側の面と電機子4との間には凹部を設けて、空隙部14を形成している。また、前記空隙部14には、ゴムシートなどの熱絶縁材15を介在させている。
また、前記反負荷側ブラケット5の反電機子側端面6bと検出器カバー13との間に同じくゴムシートなどの熱絶縁材16を介挿している。
このような構成において、前記電機子4で発生した損失熱は、電機子4と接触している負荷側ブラケット5と反負荷側ブラケット6の両方に伝達されるが、電機子4との接触面積が狭い反負荷側ブラケット6に伝わる熱量は、負荷側ブラケット5に伝わる熱量よりもはるかに少ない。
さらに、反負荷側ブラケット6は、電機子側端面6aの外周側のみ前記電機子4と接触させるようにしているので、電機子4の熱が反負荷側ブラケット6に伝わる経路を、外気と接して放熱しやすい電機子4および反負荷側ブラケット6の外周側にすることができる。したがって、さらにこの部分で効率よく放熱するので、電機子4から反負荷側ブラケット6への熱伝達の量をさらに減少させることができる。
加えて、前記反負荷側ブラケット6と検出器カバー13との間に熱絶縁材16を介挿しているので、電機子4から反負荷側ブラケット6熱が伝わっても、その熱は、ほとんど検出器カバー13に伝わることはない。
そのため、反負荷側ブラケット6から直接検出器12に伝わる熱量と、反負荷側ブラケット5と検出器カバー13に接している検出器カバー13内の内気を介して検出器12に間接的に伝わる熱量とが大きく減少する。
その結果、検出器12の温度上昇は大きく抑えられ、検出器12の動作の信頼性が向上するとともに、また検出器12を構成している部品の寿命も長くなる。
また、検出器12の温度上昇が抑えられるので、サーボモータ1の能力をモータ側の能力で決めることができ、サーボモータ1の能力を十分に生かすことができる。したがって、サーボモータ1を従来に比べて小型化することができる。
さらにまた、反負荷側ブラケット6の電機子4への取付けにおいて、電機子4と反負荷側ブラケット6との間の全面に熱絶縁材15を介挿するのではなく、電機子4の面と反負荷側ブラケット6の面をわずかでも接触させているので、反負荷側ブラケット6は回転軸10に対して直角度を精度よく出すことができ組立精度を損なうことがない。
なお、本発明においては、前記反負荷側ブラケット6の電機子4側端面に凹部を設ける代わりに、電機子の端面に凹部を設けるようにしてもよい。
【0006】
【発明の効果】
以上述べたように、本発明によれば、次のような効果がある。
(1) 反負荷側ブラケットの電機子と接する面の面積を極力少なくするとともに、反負荷側ブラケットの電機子と接する面を外周側にし、かつ、電機子との非接触部分に熱絶縁材を介在させているので、電機子で発生した高熱が多量に反負荷側ブラケットに伝わるのを防ぐことができるだけでなく、電機子の熱が反負荷側ブラケットに伝わる経路が、外気と接して放熱しやすい電機子および反負荷側ブラケットの外周側になり、さらにこの部分で効率よく放熱するので、電機子から反負荷側ブラケットへの熱伝達をさらに効率よく防ぐことができる。
(2) また、反負荷側ブラケットの電機子への取付けにおいて、互いの面をわずかでも接触させているので、反負荷側ブラケットは回転軸に対して直角度を精度よく出すことができ組立精度を損なうことがない。
(3) 反負荷側ブラケットと検出器カバーとの間に熱絶縁材を介在させているので、電機子から反負荷側ブラケットに熱が伝わっても、その熱は、ほとんど検出器カバーに伝わることはなく、そのため、検出器カバー内の内気温度の上昇を大きく抑えることができる。したがって、検出器の動作の信頼性が向上し、また検出器を構成している部品の寿命も伸ばすことができる。
(4) また、検出器の温度上昇が抑えられるので、サーボモータの能力をモータ側の能力で決めることができ、サーボモータの能力を十分に生かすことができる。それにより、サーボモータを小型化することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示すサーボモータの側断面図である。
【図2】従来技術を示すサーボモータの側断面図である。
【符号の説明】
1 サーボモータ、
2 モータ部、
3 検出器部、
4 電機子、
5 負荷側ブラケット、
6 反負荷側ブラケット、
7 負荷側軸受、
8 反負荷側軸受、
9 回転子、
10 回転軸、
11 永久磁石、
12 検出器、
13 検出器カバー、
14 空隙部、
15、16 熱絶縁材

Claims (2)

  1. モータ部と前記モータ部の反負荷側に配設された検出器部とからなり、前記モータ部は、電機子鉄心に電機子巻線を巻装した後樹脂でモールド成形した電機子と、前記電機子の軸方向端部に取付けられた負荷側ブラケットおよび反負荷側ブラケットと、これらのブラケットに軸受を介して回転自在に支承された回転子とで構成され、前記検出器部は、前記反負荷側ブラケットに取付けられた検出器と、同じく反負荷側ブラケットに取付けられた検出器カバーとで構成されているサーボモータにおいて、
    前記反負荷側ブラケットの電機子側端面の外周側を前記電機子と接触させるとともに、外周側より内側の面と電機子との間に空隙部を設け、かつ、前記反負荷側ブラケットと検出器カバーとの間に熱絶縁材を介挿したことを特徴とするサーボモータ。
  2. 前記反負荷側ブラケットの電機子側端面に凹部を設けて前記空隙部を形成し、前記空隙部に熱絶縁材を介挿したことを特徴とする請求項1記載のサーボモータ。
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