JP4126488B2 - マグネット式コンセントアダプタ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、既設のコンセントとそのコンセントに接続可能なプラグとの間に介装されて商用電源を供給するマグネット式コンセントアダプタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
既設のコンセントとそのコンセントに接続可能なプラグとの間に介装されて商用電源を供給する従来のマグネット式コンセントアダプタは、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とから構成されており、第2のアダプタ半体は第1のアダプタ半体に対して着脱可能に結合されるものである。
【0003】
第1のアダプタ半体は、平行に配置した平板状の一対の栓刃が突設された第1のプラグ部を備えて既設のコンセントに挿抜可能であるとともに、第1のプラグ部に電気的に接続された端子部を備える。第2のアダプタ半体は、第1のアダプタ半体の端子部に電気的に接続可能な端子ピンが突設されるとともに、端子ピンに電気的に接続され、かつ既設のコンセントに挿抜可能なプラグに平行に配置された平板状の一対のプラグ栓刃を受ける刃受け部を備える。そして、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とは、第1のアダプタ半体に設けたマグネットと、第2のアダプタ半体に設けた磁性体よりなる磁着片との間に作用する磁着力によって結合されるものである。(例えば、特許文献1参照。)
【0004】
【特許文献1】
特開平10−134918号公報(3頁右欄第28行〜第45行、4頁左欄第39行〜右欄第18行、図1,図3)
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、上記従来のマグネット式コンセントアダプタは、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体との結合部は外から見えないため正常に結合しているか否かを確認することができず、使用者にとっては接続した機器の動作によってしか結合状態の確認を行うことができなくて、使い勝手の悪いものであった。
【0006】
本発明は、上記事由に鑑みてなされたものであり、その目的は、互いに磁着力によって結合される既設のコンセント側のアダプタと機器側のアダプタとの結合状態が容易に確認できるマグネット式コンセントアダプタを提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、函体に形成された器体を具備し、当該器体には既設のコンセントに挿抜可能な栓刃が突設されるとともに複数のガイド凹所が器体の同一面に形成されて、該栓刃に電気的に接続された端子部を各ガイド凹所に備えるとともに、隣り合うガイド凹所間にリブを立設した第1のアダプタ半体と、第1のアダプタ半体のガイド凹所に嵌合する形状に形成されてガイド凹所の開口端に係止する段部を周縁に設け、第1のアダプタ半体のガイド凹所に対して着脱可能に結合され、第1のアダプタ半体の端子部に電気的に接続可能な端子ピンが突設されるとともに該端子ピンに電気的に接続されかつ前記コンセントに挿抜可能なプラグに設けたプラグ栓刃を受ける刃受け部を備える第2のアダプタ半体とからなり、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とは一方に設けたマグネットと他方に設けた磁性体よりなる磁着片との間に作用する磁着力によって結合され、該結合状態を示す表示手段を第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とのいずれか一方に設けたことを特徴とする。
【0008】
請求項2の発明は、請求項1において、第2のアダプタ半体は、前記結合状態の表示手段として、第1のアダプタ半体から供給される電源によって点灯する点灯手段を備えることを特徴とする。
【0009】
請求項3の発明は、請求項1において、前記結合状態の表示手段は、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とが正常に結合した場合に突出する突起であることを特徴とする。
【0010】
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、第1のアダプタ半体は既設のコンセントの取り付け枠に固定される固定手段を備えることを特徴とする。
【0011】
請求項5の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、第1のアダプタ半体の栓刃は、電源コードを介して端子部に接続されることを特徴とする。
【0012】
請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかにおいて、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とのいずれか一方に設けたマグネットは、電磁石であることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】
(基本構成1)
本基本構成は、図1、図2(a)〜(c)、図3、図4に示すように、着脱自在に結合される第1のアダプタ半体1(商用電源接続器)と第2のアダプタ半体2とからなる。第1のアダプタ半体1の器体11は絶縁材料である合成樹脂により函体に形成され、器体11の後面からは一対の栓刃12が突出している。両栓刃12は平板状であって平行に配置される。つまり、多く用いられている既設のコンセントに接続可能となるように栓刃12が配置される。
【0015】
また器体11の前面には2つのガイド凹所13aが両端方向に並設され、各ガイド凹所13aの底面には略円形に開口する一対のピン受孔13bが貫設され、各ピン受孔13bを介した器体11の内部には、各栓刃12に結合した端子板(図示なし)が配されており、端子部13を形成している。各ピン受孔13bの両側方には磁化されているマグネット(磁極板)14の一部が露出している。器体11の一端面にはコンセント15が設けられている。
【0016】
次に、第2のアダプタ半体2は、第1のアダプタ半体1のガイド凹所13aに各々着脱自在に結合されるもので、その器体21の後端部は、第1のアダプタ半体1に設けたガイド凹所13aに嵌合する形状に形成され、ガイド凹所13aの開口端に係止する段部21aをその周縁に設ける。そして後面にはピン受孔13bに挿入される一対の端子ピン22を備える。したがって、第1のアダプタ半体1に第2のアダプタ半体2を結合する際に端子ピン22とピン受孔13bとの位置合わせが容易になり、かつ端子ピン22をピン受け孔13bに対して傾きなく滑らかに挿入することができる。
【0017】
マグネット14と対向する器体21の後面には磁性体よりなる吸引板23が取り付けられており、端子ピン22をピン受孔13bに挿入した状態で、吸引板23とマグネット14との間に磁着力が作用することによって、第1のアダプタ半体1と第2のアダプタ半体2とが互いに結合されるようになっている。
【0018】
また器体21の内部には、端子ピン22に電気的に接続され、かつ機器等に一端を接続したプラグ3の他端に設けた一対のプラグ栓刃31が挿入される刃受け部(図示なし)が配されており、前面に形成した弧状に形成された一対の栓刃挿入口24にプラグ栓刃31を挿入することで、プラグ栓刃31は刃受け部に挿入される。そして、プラグ栓刃31を弧状の栓刃挿入口24に沿って回動させることで、プラグ栓刃31の抜け止めを施すことができる。
【0019】
実際の使用状態は図4に示すように、構造体、例えば壁に取り付けられた既設の壁コンセント6に第1のアダプタ半体1の栓刃12を挿入すると、壁コンセント6からの交流電源が、栓刃12、端子部13、端子ピン22、プラグ栓刃31を介して、機器等へ供給される。
【0020】
ここで、器体21の前面の角部には、ネオンランプ25が設けられており、ネオンランプ25は、第1のアダプタ半体1に第2のアダプタ半体2が正常に装着され、端子ピン22がピン受孔13bに正常に挿入されると、第1のアダプタ半体1から第2のアダプタ半体2に供給される電源によって点灯する。このようにネオンランプ25の点灯状態によって、第1のアダプタ半体1に第2のアダプタ半体2が正常に装着されたか否かを確認することができ、中途半端な装着状態を防ぐことができるとともに、通電表示の機能も果たすことができる。
【0021】
また、第1のアダプタ半体1と第2のアダプタ半体2とは磁着力によって結合しているので、第2のアダプタ半体2を横方向に倒せば簡単に外すことができ、第2のアダプタ半体2の抜き差しを容易に行うことができる。したがって、力の弱い高齢者、子供、身障者、女性でも操作可能である。
【0022】
さらに、既設のコンセントをマグネット式のコンセントに取り換えるには電気工事士の資格が必要であるが、本基本構成では、現状のコンセントに第1のアダプタ半体1、第2のアダプタ半体2を装着するだけで、着脱容易なコンセントに簡単に変更することができる。
【0023】
なお、上記本基本構成は、壁コンセント6に取り付けた状態では、第2のアダプタ半体2を第1のアダプタ半体1の前面に装着する前面装着タイプであるが、栓刃12及び端子部13を設ける各面を互いに垂直方向の面とすることで、図5に示す第2のアダプタ半体2を第1のアダプタ半体1の側面に装着する側面装着タイプ、図6に示すように第2のアダプタ半体2を第1のアダプタ半体1の下面に装着する下面装着タイプを構成することができる。
【0024】
また、第1のアダプタ半体1に吸引板を設け、第2のアダプタ半体2にマグネットを設けてもよい。
【0025】
(基本構成2)
図7〜図9に示す本基本構成では第1のアダプタ半体1に第2のアダプタ半体2が正常に装着されたか否かを確認するため、基本構成1のネオンランプ25の代わりに、第2のアダプタ半体2の前後面を挿通する棒体26を前面に突出させるものであり、基本構成1と同様の構成には同一の記号を付して説明は省略する。
【0026】
第2のアダプタ半体2を第1のアダプタ半体1から取り外したときは、図8(a),(b)に示すように、一端を第2のアダプタ半体2の内底面に、他端を棒体26の側面に設けた凸部28に接続したコイルばね27のばね力によって、棒体26はその後端を器体21の後面に突出させる。
【0027】
第2のアダプタ半体2を第1のアダプタ半体1に正常に装着したときは、図9(a),(b)に示すように、第1のアダプタ半体1のガイド凹所13aの底面に棒体26の後端が当接して押圧されることで、コイルばね27のばね力に抗して棒体26はその前端を器体21の前面に突出させる。このように棒体26の突出状態によって、第1のアダプタ半体1に第2のアダプタ半体2が正常に装着されたか否かを確認することができる。
【0028】
(基本構成3)
図10、図11に示す本基本構成では第1のアダプタ半体1に第2のアダプタ半体2が正常に装着されたか否かを確認するため、基本構成1のネオンランプ25の代わりに、第1のアダプタ半体1の前面を挿通する棒体17を前面に突出させるものであり、基本構成1と同様の構成には同一の記号を付して説明は省略する。
【0029】
図11(a),(b)に示すように第1のアダプタ半体1は、断面が台形状の当接片16を備えており、当接片16の一端側斜面はガイド凹所13aの上壁面からガイド凹所13a内に突出し、両端方向に摺動可能としている。棒体17の後端は、第2のアダプタ半体2を第1のアダプタ半体1から取り外しているときに当接片16の他端側斜面と当接する斜面を設けており、図11(a)に示すように棒体17の前端は器体11の前面に少しだけ突出した状態となる。
【0030】
第2のアダプタ半体2を第1のアダプタ半体1に正常に装着したときは、図11(b)に示すように、第2のアダプタ半体2の器体21の後端がガイド凹所13a内に突出した当接片16の一端側斜面に当接した状態で、当接片16を器体11内に押し込む方向に摺動させる。押し込まれた当接片16の他端側斜面上を棒体17の後端側の斜面が前面方向に摺動し、棒体17の前端は器体11の前面に完全に突出した状態となる。このように棒体17の突出状態によって、第1のアダプタ半体1に第2のアダプタ半体2が正常に装着されたか否かを確認することができる。
【0031】
(基本構成4)
図12に示す本基本構成では、第1のアダプタ半体1を壁コンセント6に差し込む際に、第1のアダプタ半体1と壁コンセント6とを仮固定するために、第1のアダプタ半体1を壁コンセント6の取付枠5に固定するものであり、基本構成1と同様の構成には同一の記号を付して説明は省略する。
【0032】
まず、上下に2つ連設された壁コンセント6の取付枠5の前面に覆設するコンセントプレートを、その上下端にネジ孔42を設けたコンセントプレート4に変更し、コンセントプレート4は略中央の開口41に壁コンセント6が露出するように嵌めて、ネジA1を上端側のネジ孔42に挿通して取付枠5のネジ孔51に螺合させる。第1のアダプタ半体1はその器体11の略中央にネジ孔19を穿設しており、例えば栓刃12を下側の壁コンセント6に差し込んだ後、長めのネジA2をネジ孔19及び下端側のネジ孔42に挿通して取付枠5のネジ孔51に螺合させることで、取付枠5に固定することができる。
【0033】
また、図13に示すように第1のアダプタ半体1の器体11をコンセントプレート4と一体に形成した器体11’とすれば、ネジA3を器体11’の上下端に設けたネジ孔18を各々挿通して取付枠5のネジ孔51に螺合させることで、取付枠5に固定することができる。
【0034】
(基本構成5)
図14(a),(b),(c)、図15、図16に示す本基本構成は、壁コンセント6に差し込む栓刃12を電源プラグ7bに設け、電源コード7aを介して器体1内の端子板に接続したテーブルタップ形状としたもので、第1のアダプタ半体1の設置場所の制限が無くなり、設置範囲が広がるものである。さらに本基本構成では第1のアダプタ半体1を装着する端子部13を2つ設けているが、設置場所の制限が無くなることで端子部13の数をさらに増やすこともできる。なお、基本構成1と同様の構成には同一の記号を付して説明は省略する。
【0035】
(基本構成6)
本基本構成は、第1のアダプタ半体1のマグネット14を電磁石としたもので、基本構成1と同様の構成には同一の記号を付して説明は省略する。
【0036】
図17は本基本構成の第1のアダプタ半体1の回路構成を示すもので、栓刃12間はコイルL、端子部13、コイルLの並列回路が2組接続され、終端にはコンセント15が接続されており、コイルLを固定鉄心14aに巻回してマグネット14を構成している。そして、栓刃12を壁コンセント6に差し込むことで、商用電源ACからの電流がコイルLに供給されて、固定鉄心14’とともに電磁石となって、第2のアダプタ半体2の吸引板23が吸着する。
【0037】
栓刃12を壁コンセント6から抜く、あるいは第1のアダプタ半体1内の回路にスイッチを付加して電源をオフすることで、電磁石動作は停止し、第1のアダプタ半体1から第2のアダプタ半体2を簡単に取り外すことができる。
【0038】
(実施形態1)
図18、図19に示す本実施形態は、第1のアダプタ半体1において、同一面に形成されて隣り合う端子部13の間にリブ29を立設しており、隣り合って装着された第2のアダプタ半体2が互いに接触せず、1つの第2のアダプタ半体2を取り外すときに隣り合わせた第2のアダプタ半体2が接触しない構成となっている。基本構成1または5と同様の構成には同一の記号を付して説明は省略する。
【0039】
(参考例1)
図20に示す本参考例は、基本構成5の電源コード7aを備えたテーブルタップ形状とした第1のアダプタ半体1の前面、上端、両側面に1個ずつの端子部13を設けて、各面に1個の第2のアダプタ半体2を装着したもので、1つの第2のアダプタ半体2を取り外すときに隣り合わせた第2のアダプタ半体2が接触しない構成となっている。
【0040】
また、第2のアダプタ半体2の装着状態を示すネオンランプ25は器体21の前面だけでなく、側面にも設けられて、装着される面に関わらずネオンランプ25の点灯状態を確認できる。
【0041】
なお、上記基本構成4〜6、実施形態1、参考例1において、第1のアダプタ半体1と第2のアダプタ半体2との結合状態を示す表示手段として基本構成1で説明したネオンランプ25を備えているが、基本構成2で説明した第2のアダプタ半体2の前後面を挿通する棒体26を用いた表示手段、または基本構成3で説明した第1のアダプタ半体1の前面を挿通する棒体17を用いた表示手段を代わりに備えてもよい。
【0042】
【発明の効果】
請求項1の発明は、函体に形成された器体を具備し、当該器体には既設のコンセントに挿抜可能な栓刃が突設されるとともに複数のガイド凹所が器体の同一面に形成されて、該栓刃に電気的に接続された端子部を各ガイド凹所に備えるとともに、隣り合うガイド凹所間にリブを立設した第1のアダプタ半体と、第1のアダプタ半体のガイド凹所に嵌合する形状に形成されてガイド凹所の開口端に係止する段部を周縁に設け、第1のアダプタ半体のガイド凹所に対して着脱可能に結合され、第1のアダプタ半体の端子部に電気的に接続可能な端子ピンが突設されるとともに該端子ピンに電気的に接続されかつ前記コンセントに挿抜可能なプラグに設けたプラグ栓刃を受ける刃受け部を備える第2のアダプタ半体とからなり、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とは一方に設けたマグネットと他方に設けた磁性体よりなる磁着片との間に作用する磁着力によって結合され、該結合状態を示す表示手段を第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とのいずれか一方に設けたので、互いに磁着力によって結合される第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体との結合状態が容易に確認でき、使い勝手の向上を図ることができるという効果がある。さらに、隣り合って装着された第2のアダプタ半体同士の接触を防ぐことができ、1つの第2のアダプタ半体を取り外すときに隣り合わせた第2のアダプタ半体が接触しないという効果がある。
【0043】
請求項2の発明は、請求項1において、第2のアダプタ半体は、前記結合状態の表示手段として、第1のアダプタ半体から供給される電源によって点灯する点灯手段を備えるので、点灯手段の点灯状態で、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体との結合状態とを容易に確認することができるとともに、通電表示の機能も果たすことができるいう効果がある。
【0044】
請求項3の発明は、請求項1において、前記結合状態の表示手段は、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とが正常に結合した場合に突出する突起であるので、突起の状態で、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体との結合状態とを容易に確認することができるという効果がある。
【0045】
請求項4の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、第1のアダプタ半体は既設のコンセントの取り付け枠に固定される固定手段を備えるので、第1のアダプタ半体がコンセントから外れるという不具合がなくなるという効果がある。
【0046】
請求項5の発明は、請求項1乃至3いずれかにおいて、第1のアダプタ半体の栓刃は、電源コードを介して端子部に接続されるので、設置場所の制限が無くなり、設置範囲が広がるという効果がある。
【0047】
請求項6の発明は、請求項1乃至5いずれかにおいて、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とのいずれか一方に設けたマグネットは、電磁石であるので、電磁石の電源をオフにすれば、第1のアダプタ半体から第2のアダプタ半体を簡単に取り外すことができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の基本構成1の構成を示す斜視図である。
【図2】 (a)同上の構成を示す前面図である。
(b)同上の構成を示す側面図である。
(a)同上の構成を示す下端図である。
【図3】 同上の第2のアダプタ半体の後面図である。
【図4】 同上の使用状態を示す斜視図である。
【図5】 同上の側面装着タイプの構成を示す斜視図である。
【図6】 同上の下面装着タイプの構成を示す斜視図である。
【図7】 本発明の基本構成2の構成を示す斜視図である。
【図8】(a)第2のアダプタ半体を第1のアダプタ半体から取り外したときの同上の概略断面図である。
(b)同上のスプリングコイルを示す拡大図である。
【図9】(a)第2のアダプタ半体を第1のアダプタ半体に装着したときの同上の概略断面図である。
(b)同上のスプリングコイルを示す拡大図である。
【図10】 本発明の基本構成3の構成を示す斜視図である。
【図11】(a)第2のアダプタ半体を第1のアダプタ半体から取り外したときの同上の側面図である。
(b)第2のアダプタ半体を第1のアダプタ半体に装着したときの同上の側面図である。
【図12】 本発明の基本構成4の取付枠への第1の取付構成を示す斜視図である。
【図13】 本発明の基本構成4の取付枠への第2の取付構成を示す斜視図である。
【図14】 (a)本発明の基本構成5の構成を示す前面図である。
(b)同上の構成を示す側面図である。
(a)同上の構成を示す下端図である。
【図15】 同上の構成を示す斜視図である。
【図16】 同上の概略分解斜視図である。
【図17】 本発明の基本構成6の第1のアダプタ半体の回路構成図である。
【図18】 本発明の実施形態1の第1の構成を示す斜視図である。
【図19】 本発明の実施形態1の第2の構成を示す斜視図である。
【図20】 本発明の参考例1の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 第1のアダプタ半体
2 第2のアダプタ半体
11 器体
12 栓刃
13 端子部
13a ガイド凹所
13b ピン受孔
14 マグネット
21 器体
24 栓刃挿入口
25 ネオンランプ
Claims (6)
- 函体に形成された器体を具備し、当該器体には既設のコンセントに挿抜可能な栓刃が突設されるとともに複数のガイド凹所が器体の同一面に形成されて、該栓刃に電気的に接続された端子部を各ガイド凹所に備えるとともに、隣り合うガイド凹所間にリブを立設した第1のアダプタ半体と、
第1のアダプタ半体のガイド凹所に嵌合する形状に形成されてガイド凹所の開口端に係止する段部を周縁に設け、第1のアダプタ半体のガイド凹所に対して着脱可能に結合され、第1のアダプタ半体の端子部に電気的に接続可能な端子ピンが突設されるとともに該端子ピンに電気的に接続されかつ前記コンセントに挿抜可能なプラグに設けたプラグ栓刃を受ける刃受け部を備える第2のアダプタ半体とからなり、
第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とは一方に設けたマグネットと他方に設けた磁性体よりなる磁着片との間に作用する磁着力によって結合され、該結合状態を示す表示手段を第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とのいずれか一方に設けたことを特徴とするマグネット式コンセントアダプタ。 - 第2のアダプタ半体は、前記結合状態の表示手段として、第1のアダプタ半体から供給される電源によって点灯する点灯手段を備えることを特徴とする請求項1記載のマグネット式コンセントアダプタ。
- 前記結合状態の表示手段は、第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とが正常に結合した場合に突出する突起であることを特徴とする請求項1記載のマグネット式コンセントアダプタ。
- 第1のアダプタ半体は既設のコンセントの取り付け枠に固定される固定手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のマグネット式コンセントアダプタ。
- 第1のアダプタ半体の栓刃は、電源コードを介して端子部に接続されることを特徴とする請求項1乃至3いずれか記載のマグネット式コンセントアダプタ。
- 第1のアダプタ半体と第2のアダプタ半体とのいずれか一方に設けたマグネットは、電磁石であることを特徴とする請求項1乃至5いずれか記載のマグネット式コンセントアダプタ。
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