JP4124663B2

JP4124663B2 - Sports shoes with inner shoes

Info

Publication number: JP4124663B2
Application number: JP2003014029A
Authority: JP
Inventors: 夏樹佐藤; 吉英柴原
Original assignee: Mizuno Corp
Current assignee: Mizuno Corp
Priority date: 2003-01-22
Filing date: 2003-01-22
Publication date: 2008-07-23
Anticipated expiration: 2023-01-22
Also published as: JP2004222949A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明はシューズ本体内に簡単に装着でき、かつ履用時にずれにくいインナーシューズと中敷とシューズ本体とを備えたスポーツシューズに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
従来より、シューズの内部を衛生的に保つため、インナー部材をシューズと別体に設けることにより、足または靴下と接触するインナー部材だけを取り外して洗うことが出来るシューズが知られている。
【０００３】
例えば、特開平５−７６４０４号にはフィルムないしシートで形成され、履物の内面に沿って着脱自在に装着されるインナーシューズ（衛生内張り体）が開示されている。
【０００４】
また、登録実用新案第３０４０８６４号には、インナーシューズ（インナーソックス）をシューズ本体（長靴本体）に挿入して、インナーシューズ（インナーソックス）の履口部両側でインナーシューズ（インナーソックス）に取り付けられた帯状片を履口部上端縁部に沿って外側に折り返して、上辺部に取り付けられた係合片をシューズ本体（長靴本体）に取り付けられた係合片と係合するだけで、簡単に位置決めしてインナーシューズ（インナーソックス）をシューズ本体（長靴本体）に挿入固定することが出来るインナーシューズが開示されている。
【従来技術の開示】
【特許文献１】
特開平５−７６４０４号
【特許文献２】
登録実用新案公報第３０４０８６４号
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、シューズを履用して動作するに際には、足裏にはせん断の力が加わる。
例えば、図４は走行動作の際に足裏から接地面に作用する足圧分布と摩擦応力分布を示したものである。すなわち、色の濃いところほど、足裏から接地面に対し鉛直な方向に大きな荷重が加えられていることを示している（足圧分布）。また、矢印は、足裏から接地面に対し水平方向に加えられる力を示している（摩擦応力分布）。
足圧分布からは、走行動作において、足の第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ領域４１、及び踵部分に対応する領域４５において、接地面に大きな荷重が加わっていることが分かる。この領域に関しては図５に示す。
また、摩擦応力分布においては、接地面に各方向に摩擦応力、すなわちせん断力が加わっていることが分かる。このせん断力によって、インナーシューズがシューズ本体内で動いてしまうという問題が発生する。
【０００６】
しかしながら、特開平５−７６４０４号に記載されたインナーシューズ（衛生内張り体）は、シューズ本体（履物）に固着されておらず、せん断力が加わった場合に、シューズ本体（履物）内でインナーシューズ（衛生内張り体）が動いてしまい、足とシューズとの一体感が保たれないという問題点があった。
【０００７】
一方、登録実用新案公報第３０４０８６４号の考案では、履口部分にインナーシューズ（インナーソックス）とシューズ本体（長靴本体）を係合する為の帯状片が設けられているため、インナーシューズ（インナーソックス）とシューズ本体（長靴本体）とを固定する事が出来る。しかし、せん断力はインナーシューズ底面部分に加わる為、インナーシューズ（インナーソックス）とシューズ本体（長靴本体）が履口部分で固定されていてもインナーシューズ底面部分では固定されていない為、インナーシューズ（インナーソックス）がシューズ本体（長靴本体）内でずれてしまうという問題は解決されなかった。
【０００８】
また、インナーシューズをシューズ本体内に固定するために、インナーシューズ底面とシューズ本体の内底面とに、対となる面ファスナーを設けたシューズもあったが、シューズ本体内にインナーシューズを挿入する際に、インナーシューズ底面の面ファスナーが甲被の履口部分に引っかかったり、またインナーシューズをシューズ本体内の所定の位置まで挿入する前にお互いの面ファスナーが引っかかって固定されてしまい、好ましい位置に装着することが簡単には出来なかった。
本発明は、以上のような従来の問題点を解決するために、確実にインナーシューズをシューズ本体内の所定の位置に装着できて、かつ激しい動きに際してもずれないインナーシューズを提供することを目的とする。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
本発明のインナーシューズ、中敷、シューズ本体は、
シューズ本体と、前記シューズ本体の内面に沿った形状で前記シューズ本体に着脱自在に装着されるインナーシューズと、前記インナーシューズの中にさらに中敷を有するシューズにおいて、
前記中敷底面および前記シューズ本体の内底面の、履用して動作した際に足裏から荷重が加わる領域に対となる係合手段を設け、前記シューズ本体と前記中敷との間に前記インナーシューズ底面を挟み込むことにより、前記シューズ本体内に前記インナーシューズを固定させるようにしたスポーツシューズ
である。
【００１０】
履用して動作した際に足裏から荷重が加わる領域に対となる係合手段を設けたので、前記シューズ本体と前記中敷との間に前記インナーシューズ底面を挟み込むことができ、インナーシューズ底面にせん断の力が加わっても、シューズ本体と中敷とに挟み込まれたインナーシューズがシューズ内でずれない構造となっている。
【００１１】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態について、添付図面に基づいて説明する。
【００１２】
本発明は図２、図３、図1９、図２０に示すように、中敷底面２２とシューズ本体の内底面１２の、履用して動作した際に足裏から荷重が加わる領域に対となる係合手段を設け、足裏から荷重が加わる領域には着脱用孔３３を設けて、着脱用孔３３を介して係合手段を係合する事によって、シューズ本体１１と中敷２１とでインナーシューズ３１を挟み込む構造となっている。
【００１３】
係合手段としては、互いに係合する凸状部と凹状部を中敷底面とシューズ本体の内底面に設ける方法や、中敷底面の一部もしくは全面と、シューズ本体の内底面の一部もしくは全面とに面ファスナーを設ける方法が考えられる。
【００１４】
係合手段として互いに係合する凸状部２３と凹状部１３を中敷底面２２とシューズ本体の内底面１２に設けた場合、インナーシューズ３１の対応する領域に着脱用孔３３を設けず、図１０のように、インナーシューズ底面３２を凸状部２３と凹状部１３の形状に沿わせることによって、係合することも出来る。
【００１５】
図８は係合手段として凸状部２３と凹状部１３を設ける場合において、インナーシューズ３１をシューズ本体内に挿入する時、すなわち荷重を加えない場合の図１のＡ−Ａ部分のソール部分の断面図である。インナーシューズ底面には凸状部２３と凹状部１３に対応する部分に着脱用孔３３を設けた。
足から荷重が加わっていない場合には、インナーシューズ底面３２の材料の厚みによって、中敷の凸状部２３とシューズ本体１１の凹状部１３は接触しない構造となっているため、互いの係合手段同士が引っかからず挿入しやすい。
【００１６】
図９は、インナーシューズと中敷を挿入した後、履用して荷重を加えた場合の図１のソール部分の断面図で、凸状部２３と凹状部１３による係合部分を拡大したものである。
荷重を加える事によって、インナーシューズ底面３２の材料が圧縮され、着脱用孔３３を通して中敷２１の底面２２及びシューズ本体１１の内底面１２に設けられた凸状部２３と凹状部１３が係合し、インナーシューズ底面３２は中敷２１の底面２２とシューズ本体１１の内底面１２に挟み込まれて固定される。
【００１７】
インナーシューズ底面３２に着脱用孔を設けない場合は、荷重領域対応部分に伸びのある材料を用いて、図１０の様にインナーシューズ底面３２を係合部分の凹凸に沿わせ凸状部２３と凹状部１３を係合させることによって、インナーシューズ底面３２は、中敷２１の底面２２とシューズ本体１１の内底面１２に挟み込まれて、固定される。
【００１８】
図１１は係合手段として中敷底面の一部とシューズ本体の内底面の一部とに面ファスナー１４、２４を設ける場合において、インナーシューズ３１をシューズ本体に挿入する時、すなわち荷重を加えない場合の図１のＡ−Ａ部分のソール部分の断面図であり、係合部分を拡大したものである。インナーシューズの底面には面ファスナーに対応する領域に着脱用孔３３を設けた。
足から荷重が加わっていない場合には、インナーシューズ底面３２の材料の厚みを利用して、互いの面ファスナーを接触させずに挿入できるので、面ファスナー同士が引っかかることがない。
【００１９】
図１２は、インナーシューズと中敷を挿入した後、履用後荷重を加えた場合の図１のＡ−Ａ部分のソール部分の断面図であり、係合部分を拡大したものである。
荷重を加える事によって、インナーシューズ底面３２の材料が圧縮され、中敷底面２２及びシューズ本体の内底面１２に設けられた面ファスナー２４,１４が着脱用孔３３部分で係合され、インナーシューズ底面３２は中敷２１の底面２２とシューズ本体１１の内底面１２に挟み込まれ固定される。
【００２０】
中敷底面２２とシューズ本体の内底面１２とに面ファスナーを設ける場合、図１３に示すように中敷底面２２全面とシューズ本体の内底面１２全面とに面ファスナーを設けることも出来る。この場合、履用後荷重を加えると、図１４に示す様に、インナーシューズ底面３２の材料が圧縮され、中敷底面２２全面及びシューズ本体の内底面１２全面に設けられた面ファスナー２４、１４が着脱用孔３３部分で係合され、インナーシューズ底面３２は中敷２１の底面２２とシューズ本体１１の内底面１２に挟み込まれ固定される。
この場合、係合していない部分の面ファスナーは圧縮された形のまま履用される。
【００２１】
また、同じく、図１５に示すように中敷底面２２の一部とシューズ本体の内底面１２の全面、もしくは図示はしないが、中敷底面２２の全面とシューズ本体の内底面１２の一部とに面ファスナーを設けることも出来る。この場合、履用後荷重を加えると、図１６に示す様に、インナーシューズ底面３２の材料が圧縮され、中敷底面２２の一部及びシューズ本体の内底面１２全面に設けられた面ファスナー２４、１４が着脱用孔３３部分で係合され、インナーシューズ底面３２は中敷２１の底面２２とシューズ本体１１の内底面１２に挟み込まれ固定される。
この場合、係合していない部分の面ファスナーは圧縮された形のまま履用される。
【００２２】
互いに係合する凸状部と凹状部を設ける場合、凸状部と凹状部の形状は係合しやすい形状であればその形状を問わないが、円柱形状や半円柱形状、三角柱形状、四角柱形状等の単純な形状が好ましい。
【００２３】
凸状部と凹状部の高さ及び深さが２mm未満であるとせん断の力が加わった際に係合がはずれやすくなる。また、凸状部と凹状部の高さ及び深さが１０mm以上であると、挿入時に凸状部と凹状部が互いに接触しないようにする為に、インナーシューズ底面の厚みを厚くする必要があり、インナーシューズの重量増加につながる。よって、凸状部と凹状部の高さ及び深さは２mm以上１０mm以下程度が適当である。
【００２４】
凹状部の深さを凸状部の高さより１mm程度大きくする事によって、凹状部の深さや凸状部の高さが生産条件のばらつきにより不均一になった場合にも、凸状部の高さが凹状部の深さ内に収まり、安定した状態で中敷をシューズ本体内に固定することができる。
また、凹状部の断面形状の外周を凸状部の断面形状の外周より一回り、すなわち径を１mm程度大きくすることによって、装着する際に係合がしやすくなる。
【００２５】
図１７の様に凸状部の側壁に５度程度の勾配をつけることによって、より係合がスムーズになる。
【００２６】
係合手段として凸状部と凹状部を設ける場合、中敷本体の材料は、シューズ本体内に挿入しやすいよう、ある程度剛性のある材料であれば特に限定されるものではない。また、凸状部および凹状部の材料はせん断の力が加わった際に凸状部および凹状部が変形しない程度の硬さを有したものが良い。
【００２７】
具体的には、中敷本体の材料としては、ＡＳＫＥＲ硬度計で４０〜６５（Ｃ）程度の発泡体が望ましい。
硬度が４０（Ｃ）未満の場合は、中敷自体の剛性が低くなりインナーシューズ内、及びシューズ本体内に挿入しにくくなる。
硬度が６５（Ｃ）より大きい場合は、クッション性が悪くなり、また履用した際の足当たり感も悪くなってしまう。
【００２８】
中敷底面に設ける凸状部および凹状部の材料としては、ＡＳＫＥＲ硬度計で４０〜７５（Ｃ）程度の材料が望ましい。
硬度が４０（Ｃ）未満の場合、せん断の力が加わった際に凸状部および凹状部が変形してしまい、係合力が低下してしまう。
硬度が７５（Ｃ）より大きい場合、履用時に凸状部および凹状部による突き上げ感が生じてしまう。
また、中敷本体部分の硬度を４０〜６５（Ｃ）とし、凸状部および凹状部のみを硬度６５〜７５（Ｃ）程度にすることによって、中敷本体は硬すぎずかつより強固な係合が期待できる。
【００２９】
係合手段として中敷底面の一部もしくは全面とシューズ本体の内底面の一部もしくは全面に面ファスナーを設ける場合、中敷の材料は特に限定されるものでないが、シューズ本体内に挿入しやすいようある程度剛性のある材料がよい。
【００３０】
具体的にはＡＳＫＥＲ硬度計で４０〜６５（Ｃ）程度の発泡体が望ましい。
硬度が４０（Ｃ）未満の場合、中敷自体の剛性が低くなり、インナーシューズ内、及びシューズ本体内に挿入しにくくなる。
硬度が６５（Ｃ）以上の場合、クッション性が悪くなり、また履用した際の足当たり感も悪くなってしまう。
【００３１】
その場合、面ファスナーの中敷底面への固着方法は接着でも構わないし、直接中敷に縫い付けることも可能である。
接着することによって、より簡単に面ファスナーを中敷に固着することが出来る。
また、縫い付けることによって、面ファスナーを中敷により強固に固着することが出来る。
【００３２】
係合手段として凸状部と凹状部を設ける場合、シューズ本体の内底面の材料は、上面に凸状部および凹状部が形成できるものであれば特に問わないが、せん断の力が加わった際に凸状部および凹状部が変形しない程度の硬さは必要である。
具体的にはＡＳＫＥＲ硬度計で４０〜６５（Ｃ）程度の発泡体が望ましい。
硬度が４０（Ｃ）未満の場合、せん断の力が加わった際に凸状部および凹状部が変形してしまい、強固に係合することができない。また、繰り返し使用した際のヘタリが大きくなり、係合力が低下してしまう。
硬度が６５（Ｃ）以上の場合、クッション性が悪くなる。
また、図１８の様にシューズ本体の内底面に中底１５を設ける場合は、中底１５にも着脱用孔を設ける必要がある。
【００３３】
係合手段として中敷底面の一部もしくは全面とシューズ本体の内底面の一部もしくは全面に面ファスナーを設ける場合、シューズ本体の内底面の材料は、面ファスナーを固着できるものであれば特に問わない。
【００３４】
また、面ファスナーのシューズ本体の内底面への固着方法は接着でも構わないし、縫い付けることも可能である。
接着することによって、より簡単に面ファスナーをシューズ本体の内底面に固着することが出来る。
また、縫い付けることによって、面ファスナーをシューズ本体の内底面により強固に固着することが出来る。
【００３５】
インナーシューズ底面３２の材料は、インナーシューズ底面３２の厚みと中敷底面２２の凸状部２３の高さとの差が０mm〜３mmで、２０ｋｇ程度の荷重で１mm程度に押しつぶす事の出来る材料が良い。
インナーシューズ底面３２の厚みと凸状部２３の高さとの差が０mm以下、すなわち、インナーシューズ底面３２の材料の厚みが凸状部２３の高さより小さい場合は、挿入時に中敷底面２２の凸状部２３とシューズ本体の内底面１２の凹状部１３が互いに接触してしまうため、挿入しにくくなる。
また凸状部２３の高さとインナーシューズ底面３２の材料の厚みとの差が３mmより大きい場合は、インナーシューズ底面３２の材料の厚みによって係合手段が遠ざけられ、履用時に係合力が低下するという問題が発生する。
【００３６】
子供が本発明のシューズを履用した場合も考慮して、子供の体重でも凸状部と凹状部が係合される様、２０Ｋｇ程度の荷重で、１mm程度に圧縮されるものが良い。圧縮された時の厚みが１mmより大きい場合、凸状部と凹状部が遠ざけられ、係合力が低下するという問題が発生する。
具体的には、ＡＳＫＥＲ硬度２０（Ｃ）程度の発泡体に生地を貼り付けたもの、もしくはダブルラッセルメッシュ等が良い。
発泡体に生地を貼り付けたものを用いることによって良好なクッション性が得られる。またダブルラッセルメッシュを用いることによって足裏の通気が良くなり、インナーシューズ内の蒸れを防ぐ事が出来る
【００３７】
インナーシューズの着脱用孔３３の形状は、図２、図３の様に足裏から荷重が加わる領域の形状に設けても良いし、さらに係合手段として凸状部２３と凹状部１３を設ける場合には、図示はしないが中敷底面２２の凸状部２３に対応する位置にのみ着脱用孔３３を設けても良い。
【００３８】
中敷底面２２の凸状部２３に対応する位置に着脱用孔３３を設けた場合、インナーシューズ３１がシューズ本体内でさらにずれにくくなる。また、その際には凸状部２３の形状よりも、着脱用孔３３の形状をひとまわりすなわち１mm程度大きい形状にすると、装着時に係合がしやすくなる。
【００３９】
係合手段として凸状部と凹状部を設ける場合、インナーシューズ底面３２の荷重領域対応部分に伸びのある材料を用いることで、図１０の様にインナーシューズ底面３２を係合部分の凹凸に沿わす事が出来、着脱用孔を設けずに凸状部と凹状部を係合させることも出来る。また、より生産を簡略化する為に底面全体を伸びのある材料としても良い。
伸びのある材料としては、具体的にはポリウレタン繊維等を用いると良い。
【００４０】
インナーシューズ３１の甲被部分を構成する材料は袋状に形成できるものであれば、特に限定されるものではない。
インナーシューズ３１の甲被部分をエチレンビニルアルコール繊維を用いた材料で構成することによって、材料が足に触れたときの冷感が得られ、夏場等暑い環境下で使用する際にも快適なものとなる。
また、インナーシューズ３１の甲被部分をアクリレート系吸放湿吸水性繊維を用いた材料で構成することによって、シューズ内の水分を吸湿する事が出来、シューズ内の湿度を下げ、蒸れを防ぐ事が出来る。
【００４１】
また、甲被部分を底面部分と同様のダブルラッセルメッシュで構成することによって、生産においてインナーシューズ３１の材料の管理が容易となり、生産が簡略化される。
その場合、甲被部分から底面部分までを一体となった袋形状に構成でき、より製造工程が簡略化される。
【００４２】
対となる係合手段を設ける領域および着脱用孔を設ける領域は以下の様に決定する。
走行動作においては、図４に示す様に、第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ領域４１.及び踵部分に対応する領域４５において、鉛直方向に大きな荷重が足裏から接地面に加わっている。
【００４３】
そこで、中敷底面２２とシューズ本体の内底面１２において、足裏に対し鉛直方向に荷重が加わる領域、すなわち図５に示す様に第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ領域４１、及び踵部分に対応する領域４５とに、前記した凸状部と凹状部とからなる係合手段や面ファスナーによる係合手段を設けることができる。
このように構成することにより、中敷底面２２とシューズ本体の内底面１２の全面に係合手段を設けなくても、係合手段を設ける位置が最小領域で済むので、加工の手間がかからず、しかも、中敷とシューズ本体で挟み込みこまれたインナーシューズはシューズ本体内に強固に固定され、せん断力に対してもずれにくい構造となる。
【００４４】
また、図６はバスケットボールのサイドステップ動作の際に足裏に作用する足圧分布と摩擦応力分布を示したものである。
図６に示すようにバスケットボールでのサイドステップ動作では第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ領域４１、第５中足骨骨頭４７から子趾先端４８を結ぶ領域４６、踵外側に対応する領域４９に鉛直方向に大きな荷重が加わる。よって、図７に示す様に第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ領域４１、第５中足骨骨頭４７から子趾先端４８を結ぶ領域４６、踵外側に対応する領域４９に係合手段を設けると良い。
【００４５】
いずれの係合手段、材料を用いた場合にも、動作中に鉛直方向の荷重が加わる部分に係合手段が設けられていることにより、動作中に加わる荷重が大きいほど中敷とシューズ本体が強固に固着され、インナーシューズがシューズ本体中でよりずれにくくなる。
【００４６】
【実施例】
図２は本発明の一実施様態によるシューズ1を甲被側から見た図、図３は本発明の一実施様態によるシューズ1を底面側から見た図である。
【００４７】
中敷本体２１の材料には厚さ３mmでＡＳＫＥＲ硬度計で硬度６０（C）のＥＶＡの発泡体とポリエステル繊維で構成された生地とを貼りあわせたものを用いた。これは中敷本体２１に剛性を持たせ、かつ足裏と接触する面の感触を良くするためである。また、中敷本体２１を圧縮成型する際に用いる金型に、凸状部２３の形状を彫り込むことにより、中敷本体２１を熱成型する際に同時に凸状部２３を中敷本体と一体として成型した。中敷本体と凸状部を同時に一体として成型することによって、より工程が簡略化された。
【００４８】
また、凸状部以外の中敷の厚みを薄くし、シューズ全体を軽量にする為に、中敷底面に凸状部、シューズ本体の内面に凹状部を設ける構造とした。
【００４９】
２６.０cmの靴において、中敷底面２２の第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ辺長さ３５mm、７０mm、７５mmの略三角形の領域４１中に高さ５mm、直径１０mmの円柱状の凸状部２３を６個配置した。同じく、中敷底面２２の踵下の直径４０mmの略円形の領域４５に高さ５mm直径１０mmの円柱状凸状部２３を４個配置した。なお、上記は、２６.０ｃｍのサイズの靴においての値である。
凸状部を円柱状に形成することにより、凸状部側面に角が生じず、より凸状部の耐久性が上がった。
【００５０】
シューズ本体１１の内底面１２はＡＳＫＥＲ硬度６０（Ｃ）のＥＶＡの発泡体で構成した。
また、上記中敷の凸状部２３に対応する位置に、深さ６mm直径１２mmの凹状部１３を設けた。
凹状部の断面形状を凸状部より１mm大きくすることにより、より係合がしやすくなった。
【００５１】
インナーシューズ３１の材料には底面、甲被部分共に厚さ３mmのダブルラッセルメッシュを用いた。これは、足あたりが柔らかく、洗濯した際に乾燥が早く、かつ通気性を良くする為である。
インナーシューズ底面３２の第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ辺長さ３５mm、７０mm、７５mmの略三角形の領域４１、中敷底面２２の踵下の直径４０mmの略円形の領域４５には、係合部分を着脱するための着脱用孔３３を設けた。これは、より係合をしやすくするためである。
【００５２】
次に第２の実施例について説明する。
図１９は第２の実施例によるシューズ２を甲被側から見た図である。
【００５３】
中敷本体２１には、厚さ３mmのＡＳＫＥＲ硬度係で６０（C）のＥＶＡの発泡体にポリエステル繊維で構成された生地を貼りあわせたものを用いた。
中敷底面２２には全面に面ファスナー２４の雄側を中敷外周で縫い合わせることにより固着した。一般に雄側の面ファスナーはほこり等を絡み取りやすいので、取り外して洗濯をする事が出来る中敷本体２１に固着することによって、常に面ファスナー２４の係合力を保てるようにした。
【００５４】
シューズ本体１１の内底面はＡＳＫＥＲ硬度６０（Ｃ）のＥＶＡの発泡体で構成し、その上面に厚さ１mmの中底１５を設けた。
また、中底の上面全面に面ファスナー１４の雌側を接着により固着した。
【００５５】
インナーシューズ３１は底面、甲被共に厚さ３mmのダブルラッセルメッシュで構成した。
【００５６】
また、インナーシューズ底面３２の第１中足骨骨頭４２と第２中足骨骨頭４３と拇趾先端４４とを結ぶ辺長さ３５mm、７０mm、７５mmの略三角形の領域４１、第５中足骨骨頭４７から子趾先端４８を結ぶ長径７０mm短径２０mmの略だ円形状の領域４６、踵外側の長径３０mm短径２０mmの略だ円形の領域４９に、面ファスナー１４、２４を着脱するための着脱用孔３３を設けた。この形状は、足裏により大きなせん断の力が生じるバスケットボールシューズにおいて、インナーシューズがずれないようにするための形状であり、バスケットボールのサイドステップ動作時に、鉛直方向に荷重が加わる領域に対応している。
【００５７】
中敷底面２２に設けられた雄側の面ファスナー２４とシューズ本体１１の内底面１２に設けられた雌側の面ファスナー１４は、インナーシューズ底面３２の上記着脱用孔３３部分でのみ互いに係合される。インナーシューズ３１を中敷本体２１の底面２２とシューズ本体１１の内底面１２で挟み込み、着脱用孔３３部分で固定することによって、インナーシューズ３１をシューズ本体１１内に固着することが出来た。
【００５８】
また、中敷底面全面及びシューズ本体の内底面全面に面ファスナーを設けることによって、サイズ毎の面ファスナーの位置の調整が不要となり、生産を簡略化出来た。
【００５９】
【発明の効果】
以上のように本発明は、中敷とシューズ本体に設けられた係合手段を係合する事によって、走行やバスケットボール等の激しい動作においてもインナーシューズがシューズ本体内でずれないという効果を奏する。
また、いずれの係合手段、材料を用いた場合にも、動作中に足裏から鉛直方向の荷重が加わる部分に係合手段が設けられていることにより、動作中に加わる荷重が大きいほど中敷とシューズ本体が強固に固着され、インナーシューズがシューズ本体中でよりずれにくくなる。
【図面の簡単な説明】
【図１】図１は本発明のシューズを外甲側から見た図である。
【図２】図２は本発明のシューズ本体、インナーシューズ、中敷を甲被側から見た図である。
【図３】図３は本発明のシューズ本体、インナーシューズ、中敷を接地面側から見た図である。
【図４】図４は走行動作の際に足裏に作用する足圧分布と摩擦応力分布を示したものである。
【図５】図５は走行動作の際に足裏に作用する足圧分布が特に大きい領域を示したものである。
【図６】図６はバスケットボールのサイドステップ時の着地動作の際に足裏に作用する足圧分布と摩擦応力分布を示したものである。
【図７】図７はバスケットボールのサイドステップ時の着地動作の際に足裏に作用する足圧分布が特に大きい領域を示したものである。
【図８】図８はインナーシューズをシューズ本体に挿入する時、すなわち荷重を加えない場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、凸状部と凹状部による係合部分を拡大したものである。
【図９】図９はインナーシューズを挿入後、履用して荷重を加えた場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、凸状部と凹状部による係合部分を拡大したものである。
【図１０】図１０はインナーシューズ底面の荷重領域対応部分に伸びのある材料をもちいた場合のＡ−Ａの断面図の断面図である。
【図１１】図１１は係合手段として面ファスナーを設ける場合の、インナーシューズをシューズ本体に挿入する時、すなわち荷重を加えない場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、面ファスナーによる係合部分を拡大したものである。
【図１２】図１２は係合手段として面ファスナーを設ける場合の、インナーシューズを挿入後、履用して荷重を加えた場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、面ファスナーによる係合部分を拡大したものである。
【図１３】図１３は係合手段として面ファスナーを設ける場合において、中底底面及びシューズ本体の内底面全面に面ファスナーを設けた場合の、インナーシューズをシューズ本体に挿入する時、すなわち荷重を加えない場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、面ファスナーによる係合部分を拡大したものである。
【図１４】図１４は係合手段として面ファスナーを設ける場合において、中底底面及びシューズ本体の内底面全面に面ファスナーを設けた場合の、インナーシューズを挿入後、履用して荷重を加えた場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、面ファスナーによる係合部分を拡大したものである。
【図１５】図１５は係合手段として面ファスナーを設ける場合において、中底底面の一部とシューズ本体の内底面全面に面ファスナーを設けた場合の、インナーシューズをシューズ本体に挿入する時、すなわち荷重を加えない場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、面ファスナーによる係合部分を拡大したものである。
【図１６】図１６は係合手段として面ファスナーを設ける場合において、中底底面の一部とシューズ本体の内底面全面に面ファスナーを設けた場合の、インナーシューズを挿入後、履用して荷重を加えた場合の図１のＡ−Ａの断面図であり、面ファスナーによる係合部分を拡大したものである。
【図１７】図１７は凸状部の側壁に５度程度の勾配を設けた場合の凸状部の断面図である。
【図１８】図１８はシューズ本体の内底面上に中底を設けた場合のＡ−Ａの断面図の断面図であり、係合部分を拡大したものである。
【図１９】図１９は第２の実施例のシューズ本体、インナーシューズ、中敷を甲被側から見た図である。
【図２０】図２０は本発明のシューズ本体、インナーシューズ、中敷を接地面側から見た図である。
【符号の説明】
１シューズ
１１シューズ本体
１２シューズ本体の内底面
１３凹状部
１４面ファスナー
１５中底
２１中敷本体
２２中敷底面
２３凸状部
２４面ファスナー
３１インナーシューズ
３２インナーシューズ底面
３３着脱用孔
４１足の第１中足骨骨頭と第２中足骨骨頭と拇趾先端とを結ぶ領域
４２第１中足骨骨頭
４３第２中足骨骨頭
４４拇趾先端
４５踵部分に対応する領域
４６第５中足骨骨頭から子趾先端をつないだ領域
４７第５中足骨骨頭
４８子趾先端
４９踵外側に対応する領域[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a sports shoe that includes an inner shoe, an insole, and a shoe body that can be easily mounted in a shoe body and are difficult to slip when worn.
[0002]
[Prior art]
2. Description of the Related Art Conventionally, in order to keep the inside of a shoe hygienic, a shoe is known in which an inner member is provided separately from the shoe so that only the inner member in contact with a foot or a sock can be removed and washed.
[0003]
For example, Japanese Patent Laid-Open No. 5-76404 discloses an inner shoe (sanitary lining body) that is formed of a film or sheet and is detachably mounted along the inner surface of footwear.
[0004]
Also, in registered utility model No. 3040864, inner shoes (inner socks) were inserted into the shoe body (boots body) and attached to the inner shoes (inner socks) on both sides of the mouth part of the inner shoes (inner socks). Simply fold the belt-shaped piece outward along the upper edge of the cuff and engage the engagement piece attached to the upper side with the engagement piece attached to the shoe body (boots boot body) for easy positioning. An inner shoe capable of inserting and fixing an inner shoe (inner socks) to a shoe main body (boots main body) is disclosed.
[Disclosure of Prior Art]
[Patent Document 1]
JP-A-5-76404
[Patent Document 2]
Registered Utility Model Publication No. 3040864
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
However, when the shoe is worn and operated, a shearing force is applied to the sole.
For example, FIG. 4 shows a foot pressure distribution and a frictional stress distribution acting on the ground contact surface from the sole during the running operation. That is, the darker the color, the greater the load applied in the direction perpendicular to the ground contact surface from the sole (foot pressure distribution). Moreover, the arrow has shown the force applied to a horizontal direction with respect to a ground-contact plane from a sole (friction stress distribution).
From the foot pressure distribution, in the running motion, in the region 41 connecting the first metatarsal head 42, the second metatarsal head 43 and the heel tip 44 of the foot, and the region 45 corresponding to the heel portion, the ground contact surface It can be seen that a large load is applied to. This region is shown in FIG.
In the friction stress distribution, it can be seen that a friction stress, that is, a shearing force is applied to the ground contact surface in each direction. This shearing force causes a problem that the inner shoe moves within the shoe body.
[0006]
However, the inner shoe (sanitary lining) described in Japanese Patent Laid-Open No. 5-76404 is not fixed to the shoe body (footwear), and when a shearing force is applied, the inner shoe in the shoe body (footwear). There was a problem that the (hygienic lining body) moved and the sense of unity between the foot and the shoe could not be maintained.
[0007]
On the other hand, in the idea of the registered utility model publication No. 3040864, a belt-like piece for engaging the inner shoe (inner socks) and the shoe main body (boots main body) is provided in the mouth portion, so that the inner shoes (inner socks) are provided. And the shoe body (boots body) can be fixed. However, since the shear force is applied to the bottom part of the inner shoe, even if the inner shoe (inner socks) and the shoe body (boots body) are fixed at the mouth part, they are not fixed at the bottom part of the inner shoe. The problem that the socks slipped within the shoe body (boots body) has not been solved.
[0008]
In addition, there was a shoe with a pair of hook-and-loop fasteners on the bottom of the inner shoe and the inner bottom of the shoe body to fix the inner shoe inside the shoe body, but when inserting the inner shoe into the shoe body In addition, the hook-and-loop fastener on the bottom of the inner shoe gets caught in the mouth part of the upper, and each hook-and-loop fastener gets caught and fixed before inserting the inner shoe to the predetermined position in the shoe body, so it is attached in the preferred position It wasn't easy to do.
In order to solve the conventional problems as described above, an object of the present invention is to provide an inner shoe in which the inner shoe can be securely mounted at a predetermined position in the shoe main body and does not slip even during intense movement. And
[0009]
[Means for Solving the Problems]
The inner shoes, insole, and shoe body of the present invention are:
In a shoe body, an inner shoe that is detachably attached to the shoe body in a shape along the inner surface of the shoe body, and a shoe further having an insole in the inner shoe,
Provided is a pair of engagement means on the bottom surface of the insole and the inner bottom surface of the shoe main body when a load is applied to the region where a load is applied from the sole, between the shoe main body and the insole Sports shoes in which the inner shoes are fixed in the shoe body by sandwiching the bottom of the inner shoes
It is.
[0010]
Since a pair of engaging means is provided in a region where a load is applied from the sole when operated while worn, the bottom of the inner shoe can be sandwiched between the shoe body and the insole, and the inner shoe Even if shearing force is applied to the bottom, the inner shoe sandwiched between the shoe body and the insole has a structure that does not slip within the shoe.
[0011]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described with reference to the accompanying drawings.
[0012]
As shown in FIGS. 2, 3, 19, and 20, the present invention is applied to the insole bottom surface 22 and the inner bottom surface 12 of the shoe main body in a region where a load is applied from the sole when the shoe is worn and operated. In the region where the load is applied from the sole, an attachment / detachment hole 33 is provided, and the engagement means is engaged through the attachment / detachment hole 33, whereby the shoe body 11 and the insole 21 are engaged. The inner shoe 31 is sandwiched.
[0013]
As the engaging means, a method of providing a convex portion and a concave portion to be engaged with each other on the bottom surface of the insole and the inner bottom surface of the shoe body, a part or the whole surface of the insole bottom, and a part of the inner bottom surface of the shoe body or A method of providing a hook-and-loop fastener on the entire surface is conceivable.
[0014]
When the convex portion 23 and the concave portion 13 that are engaged with each other as the engaging means are provided on the insole bottom surface 22 and the inner bottom surface 12 of the shoe body, the attachment / detachment hole 33 is not provided in the corresponding region of the inner shoe 31, As shown in FIG. 10, the inner shoe bottom surface 32 can be engaged by following the shapes of the convex portion 23 and the concave portion 13.
[0015]
FIG. 8 shows a case where the inner shoe 31 is inserted into the shoe body when the convex portion 23 and the concave portion 13 are provided as engaging means, that is, the sole portion of the A-A portion in FIG. 1 when no load is applied. It is sectional drawing. An attachment / detachment hole 33 is provided in a portion corresponding to the convex portion 23 and the concave portion 13 on the bottom surface of the inner shoe.
When no load is applied from the foot, the insole convex portion 23 and the concave portion 13 of the shoe main body 11 are not in contact with each other depending on the thickness of the material of the bottom surface 32 of the inner shoe. Easy to insert without catching each other.
[0016]
FIG. 9 is a cross-sectional view of the sole portion of FIG. 1 when an inner shoe and an insole are inserted and then loaded and a load is applied, and an engagement portion by the convex portion 23 and the concave portion 13 is enlarged. It is.
By applying a load, the material of the inner shoe bottom surface 32 is compressed, and the convex portion 23 and the concave portion 13 provided on the bottom surface 22 of the insole 21 and the inner bottom surface 12 of the shoe body 11 are engaged through the attachment / detachment hole 33. The inner shoe bottom surface 32 is sandwiched and fixed between the bottom surface 22 of the insole 21 and the inner bottom surface 12 of the shoe body 11.
[0017]
In the case where the inner shoe bottom surface 32 is not provided with a detachable hole, a material having an extension in the load region corresponding portion is used, and the inner shoe bottom surface 32 is aligned with the unevenness of the engaging portion as shown in FIG. By engaging the recessed portion 13, the inner shoe bottom surface 32 is sandwiched and fixed between the bottom surface 22 of the insole 21 and the inner bottom surface 12 of the shoe body 11.
[0018]
FIG. 11 shows a case where hook fasteners 14 and 24 are provided on a part of the bottom surface of the insole and a part of the inner bottom surface of the shoe body as the engaging means, when the inner shoe 31 is inserted into the shoe body, that is, no load is applied. It is sectional drawing of the sole part of the AA part of FIG. 1 in the case, and expands an engaging part. An attachment / detachment hole 33 is provided in the area corresponding to the hook-and-loop fastener on the bottom surface of the inner shoe.
When no load is applied from the foot, the surface fasteners can be inserted without contacting each other using the thickness of the material of the bottom surface 32 of the inner shoe, so that the surface fasteners are not caught.
[0019]
12 is a cross-sectional view of the sole portion of the AA portion of FIG. 1 when a load after application is applied after inserting the inner shoe and the insole, and is an enlarged view of the engaging portion.
By applying a load, the material of the inner shoe bottom surface 32 is compressed, and the hook-and-loop fasteners 24 and 14 provided on the bottom surface 22 of the insole and the inner bottom surface 12 of the shoe body are engaged with each other by the attaching / detaching hole 33 portion. 32 is sandwiched and fixed between the bottom surface 22 of the insole 21 and the inner bottom surface 12 of the shoe body 11.
[0020]
When surface fasteners are provided on the insole bottom surface 22 and the inner bottom surface 12 of the shoe body, surface fasteners may be provided on the entire surface of the insole bottom surface 22 and the entire inner bottom surface 12 of the shoe body as shown in FIG. In this case, when a post-wearing load is applied, as shown in FIG. 14, the material of the inner shoe bottom surface 32 is compressed, and the hook-and-loop fasteners 24, 14 provided on the entire bottom surface 22 of the insole and the entire inner bottom surface 12 of the shoe body. Are engaged at the attachment / detachment hole 33 portion, and the inner shoe bottom surface 32 is sandwiched and fixed between the bottom surface 22 of the insole 21 and the inner bottom surface 12 of the shoe body 11.
In this case, the hook-and-loop fastener at the non-engaged portion is worn in a compressed form.
[0021]
Similarly, as shown in FIG. 15, a part of the insole bottom surface 22 and the entire inner bottom surface 12 of the shoe body, or a whole surface of the insole bottom surface 22 and a part of the inner bottom surface 12 of the shoe body, although not shown, A hook-and-loop fastener can also be provided. In this case, when a load is applied after wearing, as shown in FIG. 16, the material of the inner shoe bottom surface 32 is compressed, and the hook-and-loop fastener 24 provided on a part of the insole bottom surface 22 and the entire inner bottom surface 12 of the shoe body. , 14 are engaged in the attaching / detaching hole 33, and the inner shoe bottom surface 32 is sandwiched and fixed between the bottom surface 22 of the insole 21 and the inner bottom surface 12 of the shoe body 11.
In this case, the hook-and-loop fastener at the non-engaged portion is worn in a compressed form.
[0022]
When providing the convex part and the concave part that engage with each other, the shape of the convex part and the concave part may be any shape as long as it is easy to engage, but a cylindrical shape, a semi-cylindrical shape, a triangular prism shape, a square prism shape, etc. A simple shape such as a shape is preferred.
[0023]
When the height and depth of the convex portion and the concave portion are less than 2 mm, the engagement is easily released when a shearing force is applied. Also, if the height and depth of the convex and concave portions are 10 mm or more, it is necessary to increase the thickness of the bottom surface of the inner shoe so that the convex and concave portions do not contact each other during insertion. , Leading to an increase in the weight of inner shoes. Therefore, the height and depth of the convex portion and the concave portion are suitably about 2 mm to 10 mm.
[0024]
Even if the depth of the concave part or the height of the convex part becomes uneven due to variations in production conditions by making the depth of the concave part about 1 mm larger than the height of the convex part, the height of the convex part The inner insole can be fixed in the shoe body in a stable state.
Further, by making the outer periphery of the cross-sectional shape of the concave portion one round from the outer periphery of the cross-sectional shape of the convex portion, that is, by increasing the diameter by about 1 mm, it becomes easier to engage when mounting.
[0025]
As shown in FIG. 17, the engagement becomes smoother by providing a gradient of about 5 degrees on the side wall of the convex portion.
[0026]
In the case where the convex portion and the concave portion are provided as the engaging means, the material of the insole body is not particularly limited as long as it is a material that is somewhat rigid so that it can be easily inserted into the shoe body. Further, the material of the convex portion and the concave portion should have a hardness that does not deform the convex portion and the concave portion when a shearing force is applied.
[0027]
Specifically, the material of the insole body is desirably a foam of about 40 to 65 (C) with an ASKER hardness meter.
When the hardness is less than 40 (C), the rigidity of the insole itself is low, and it is difficult to insert the insole into the inner shoe and the shoe body.
When the hardness is greater than 65 (C), the cushioning property is deteriorated and the feeling of foot contact when worn is also deteriorated.
[0028]
As a material of the convex portion and the concave portion provided on the bottom surface of the insole, a material of about 40 to 75 (C) with an ASKER hardness meter is desirable.
When the hardness is less than 40 (C), the convex portion and the concave portion are deformed when a shearing force is applied, and the engaging force is reduced.
When the hardness is larger than 75 (C), a feeling of pushing up by the convex portion and the concave portion is caused during wearing.
Further, by setting the hardness of the insole body portion to 40 to 65 (C) and only the convex portion and the concave portion to a hardness of about 65 to 75 (C), the insole body is not too hard and has a stronger relationship. We can expect a match.
[0029]
When a hook-and-loop fastener is provided on a part or the entire bottom surface of the insole and a part or the entire inner bottom surface of the shoe body as an engaging means, the material of the insole is not particularly limited, but can be easily inserted into the shoe body. A material with some rigidity is preferable.
[0030]
Specifically, a foam of about 40 to 65 (C) with an ASKER hardness meter is desirable.
When the hardness is less than 40 (C), the insole itself has low rigidity, and is difficult to insert into the inner shoe and the shoe body.
When the hardness is 65 (C) or more, the cushioning property is deteriorated and the feeling of foot contact when worn is also deteriorated.
[0031]
In that case, the method of fixing the hook-and-loop fastener to the bottom of the insole may be adhesion, or can be sewn directly to the insole.
By bonding, the hook-and-loop fastener can be more easily fixed to the insole.
Moreover, the hook-and-loop fastener can be firmly fixed to the insole by sewing.
[0032]
In the case where a convex portion and a concave portion are provided as engaging means, the material of the inner bottom surface of the shoe body is not particularly limited as long as the convex portion and the concave portion can be formed on the upper surface, but when a shearing force is applied Further, it is necessary to have such a hardness that the convex portion and the concave portion are not deformed.
Specifically, a foam of about 40 to 65 (C) with an ASKER hardness meter is desirable.
When the hardness is less than 40 (C), the convex portion and the concave portion are deformed when a shearing force is applied, and cannot be firmly engaged. In addition, the settling when repeatedly used increases, and the engaging force decreases.
When the hardness is 65 (C) or more, the cushioning property is deteriorated.
Further, when the insole 15 is provided on the inner bottom surface of the shoe body as shown in FIG. 18, it is necessary to provide an attachment / detachment hole in the insole 15.
[0033]
When a hook-and-loop fastener is provided on part or the entire bottom surface of the insole and part or all of the inner bottom surface of the shoe body as an engaging means, the material of the inner bottom surface of the shoe body is not particularly limited as long as the hook-and-loop fastener can be fixed. Absent.
[0034]
The hooking method of the hook-and-loop fastener to the inner bottom surface of the shoe main body may be adhesion or sewing.
By bonding, the hook-and-loop fastener can be more easily fixed to the inner bottom surface of the shoe body.
Further, by sewing, the hook-and-loop fastener can be firmly fixed to the inner bottom surface of the shoe body.
[0035]
The material of the inner shoe bottom surface 32 is preferably a material that can be crushed to about 1 mm with a load of about 20 kg, with the difference between the thickness of the inner shoe bottom surface 32 and the height of the convex portion 23 of the insole bottom surface 22 being 0 mm to 3 mm. .
If the difference between the thickness of the bottom surface 32 of the inner shoe and the height of the convex portion 23 is 0 mm or less, that is, the thickness of the material of the bottom surface 32 of the inner shoe is smaller than the height of the convex portion 23, Since the concave portion 13 and the concave portion 13 of the inner bottom surface 12 of the shoe main body come into contact with each other, the insertion becomes difficult.
When the difference between the height of the convex portion 23 and the thickness of the material of the inner shoe bottom surface 32 is larger than 3 mm, the engagement means is moved away by the thickness of the material of the inner shoe bottom surface 32, and the engagement force is reduced during wearing. The problem occurs.
[0036]
Considering the case where the child wears the shoes of the present invention, it is preferable that the child is compressed to about 1 mm with a load of about 20 kg so that the convex portion and the concave portion are engaged even with the weight of the child. When the thickness when compressed is larger than 1 mm, the convex portion and the concave portion are moved away from each other, causing a problem that the engaging force is reduced.
Specifically, a material in which a fabric is pasted on a foam having an ASKER hardness of about 20 (C), or a double raschel mesh is preferable.
Good cushioning properties can be obtained by using a material in which a fabric is attached to a foam. In addition, the use of a double raschel mesh improves the ventilation of the soles and prevents stuffiness in the inner shoes.
[0037]
The inner shoe attaching / detaching hole 33 may be provided in the shape of a region to which a load is applied from the sole as shown in FIGS. 2 and 3, and further provided with a convex portion 23 and a concave portion 13 as engaging means. In this case, although not shown, the attachment / detachment hole 33 may be provided only at a position corresponding to the convex portion 23 of the bottom surface 22 of the insole.
[0038]
When the attachment / detachment hole 33 is provided at a position corresponding to the convex portion 23 of the insole bottom surface 22, the inner shoe 31 is further less likely to be displaced within the shoe body. In this case, if the shape of the attaching / detaching hole 33 is larger than the shape of the convex portion 23 by one turn, that is, about 1 mm, the engagement becomes easy at the time of mounting.
[0039]
In the case where the convex portion and the concave portion are provided as the engaging means, the inner shoe bottom surface 32 is made to follow the unevenness of the engaging portion as shown in FIG. It is possible to engage the convex portion and the concave portion without providing a hole for attaching / detaching. In order to further simplify the production, the entire bottom surface may be made of an elongated material.
Specifically, polyurethane fiber or the like may be used as the material having elongation.
[0040]
The material constituting the upper portion of the inner shoe 31 is not particularly limited as long as it can be formed in a bag shape.
By making the upper part of the inner shoe 31 with a material using ethylene vinyl alcohol fiber, a feeling of cooling when the material touches the foot is obtained, and it is comfortable even when used in hot environments such as summer It becomes.
In addition, by configuring the upper part of the inner shoe 31 with a material using acrylate-based moisture-absorbing / releasing moisture-absorbing fibers, moisture in the shoe can be absorbed, and the humidity in the shoe can be lowered to prevent stuffiness. I can do it.
[0041]
Further, by configuring the upper portion with a double raschel mesh similar to the bottom portion, the material of the inner shoe 31 can be easily managed in the production, and the production is simplified.
In that case, it can comprise in the bag shape which integrated from the upper part to the bottom face part, and a manufacturing process is simplified more.
[0042]
The region where the engaging means to be paired and the region where the attachment / detachment hole is provided are determined as follows.
In the running operation, as shown in FIG. 4, in the region 41. connecting the first metatarsal head 42, the second metatarsal head 43 and the heel tip 44, and in the region 45 corresponding to the heel portion, the vertical direction A large load is applied from the sole to the ground plane.
[0043]
Therefore, in the insole bottom surface 22 and the inner bottom surface 12 of the shoe body, a region in which a load is applied in the vertical direction with respect to the sole, that is, the first metatarsal head 42 and the second metatarsal head 43 as shown in FIG. In the region 41 connecting the heel tip 44 and the region 45 corresponding to the heel portion, an engaging means composed of the convex portion and the concave portion or an engaging means using a hook-and-loop fastener can be provided.
By configuring in this way, the position where the engaging means is provided is a minimum area even if the engaging means is not provided on the entire surface of the insole bottom surface 22 and the inner bottom surface 12 of the shoe body, so that it takes time and effort for processing. In addition, the inner shoe sandwiched between the insole and the shoe body is firmly fixed in the shoe body and has a structure that is not easily displaced by shearing force.
[0044]
FIG. 6 shows the foot pressure distribution and the friction stress distribution acting on the sole during the side step operation of basketball.
As shown in FIG. 6, in the side step operation in basketball, the region 41 connecting the first metatarsal head 42, the second metatarsal head 43 and the heel tip 44, and the fifth metatarsal bone head 47 to the heel tip A large load is applied in the vertical direction to a region 46 connecting 48 and a region 49 corresponding to the outer side of the heel. Accordingly, as shown in FIG. 7, a region 41 connecting the first metatarsal head 42, the second metatarsal head 43 and the heel tip 44, and a region 46 connecting the fifth metatarsal head 47 to the heel tip 48. The engagement means may be provided in the region 49 corresponding to the outer side of the heel.
[0045]
Regardless of which engagement means and material is used, the insole and the shoe main body are larger as the load applied during operation increases as the engagement means is provided in the portion to which the load in the vertical direction is applied during operation. It is firmly fixed and the inner shoes are more difficult to slip in the shoe body.
[0046]
【Example】
FIG. 2 is a view of a shoe 1 according to an embodiment of the present invention as viewed from the upper side, and FIG. 3 is a view of the shoe 1 according to an embodiment of the present invention as viewed from the bottom side.
[0047]
The material of the insole body 21 was a laminate of EVA foam having a thickness of 3 mm and a hardness of 60 (C) with an ASKER hardness tester and a fabric made of polyester fibers. This is to provide the insole body 21 with rigidity and to improve the feel of the surface in contact with the sole. Further, by engraving the shape of the convex portion 23 in a mold used when the insole body 21 is compression-molded, the convex portion 23 is integrated with the insole body at the same time when the insole body 21 is thermoformed. As molded. The process was further simplified by molding the insole body and the convex part as a unit at the same time.
[0048]
In addition, in order to reduce the thickness of the insole other than the convex portion and reduce the weight of the entire shoe, a structure is provided in which the convex portion is provided on the bottom surface of the insole and the concave portion is provided on the inner surface of the shoe body.
[0049]
In a 26.0 cm shoe, in an approximately triangular region 41 having side lengths of 35 mm, 70 mm, and 75 mm connecting the first metatarsal head 42, the second metatarsal head 43, and the heel tip 44 of the insole bottom surface 22. 6 columnar convex portions 23 having a height of 5 mm and a diameter of 10 mm were arranged. Similarly, four columnar convex portions 23 having a height of 5 mm and a diameter of 10 mm were arranged in a substantially circular region 45 having a diameter of 40 mm below the insole bottom surface 22. The above values are for a shoe having a size of 26.0 cm.
By forming the convex portion in a cylindrical shape, no corners are formed on the side surface of the convex portion, and the durability of the convex portion is further improved.
[0050]
The inner bottom surface 12 of the shoe body 11 was made of an EVA foam having an ASKER hardness of 60 (C).
Further, a concave portion 13 having a depth of 6 mm and a diameter of 12 mm was provided at a position corresponding to the convex portion 23 of the insole.
By making the cross-sectional shape of the concave portion 1 mm larger than the convex portion, the engagement becomes easier.
[0051]
As a material for the inner shoe 31, a double raschel mesh having a thickness of 3 mm was used for both the bottom and the upper part. This is because the foot area is soft, the clothes dry quickly and the air permeability is improved.
A substantially triangular region 41 having side lengths of 35 mm, 70 mm, and 75 mm connecting the first metatarsal head 42, the second metatarsal head 43, and the heel tip 44 of the inner shoe bottom surface 32, and the armpit bottom 22 A substantially circular region 45 having a diameter of 40 mm was provided with an attaching / detaching hole 33 for attaching / detaching the engaging portion. This is for facilitating the engagement.
[0052]
Next, a second embodiment will be described.
FIG. 19 is a view of the shoe 2 according to the second embodiment as viewed from the upper side.
[0053]
The insole body 21 was made by bonding a fabric made of polyester fiber to an EVA foam having a thickness of 3 mm and an ASKER hardness of 60 (C).
The insole bottom surface 22 was fixed to the entire surface by sewing the male side of the hook-and-loop fastener 24 on the outer periphery of the insole. In general, male surface fasteners are easy to get entangled with dust and the like, so that the engaging force of the surface fastener 24 can always be maintained by fixing it to the insole body 21 that can be removed and washed.
[0054]
The inner bottom surface of the shoe body 11 is made of an EVA foam having an ASKER hardness of 60 (C), and an insole 15 having a thickness of 1 mm is provided on the upper surface.
Further, the female side of the hook-and-loop fastener 14 was fixed to the entire upper surface of the inner bottom by bonding.
[0055]
The inner shoe 31 is composed of a double raschel mesh with a thickness of 3 mm on the bottom and the upper.
[0056]
Further, a substantially triangular region 41 having side lengths of 35 mm, 70 mm, and 75 mm connecting the first metatarsal head 42, the second metatarsal bone head 43, and the heel tip 44 of the inner shoe bottom surface 32, and a fifth metatarsal bone For attaching and detaching the hook-and-loop fasteners 14 and 24 to a substantially circular region 46 having a major axis of 70 mm and a minor axis of 20 mm, and a substantially circular region 49 having a major axis of 30 mm and a minor axis of 20 mm on the outer side of the collar. An attachment / detachment hole 33 was provided. This shape is used to prevent the inner shoes from slipping in basketball shoes in which a large shear force is generated on the soles, and corresponds to a region where a load is applied in the vertical direction during a side step operation of the basketball. .
[0057]
The male side fastener 24 provided on the bottom surface 22 of the insole and the female side fastener 14 provided on the inner bottom surface 12 of the shoe body 11 are engaged with each other only at the above-mentioned detachable hole 33 portion of the inner shoe bottom surface 32. Is done. The inner shoe 31 could be fixed in the shoe body 11 by sandwiching the inner shoe 31 between the bottom surface 22 of the insole body 21 and the inner bottom surface 12 of the shoe body 11 and fixing the inner shoe 31 at the attaching / detaching hole 33 portion.
[0058]
In addition, by providing hook-and-loop fasteners on the entire bottom surface of the insole and the entire inner bottom surface of the shoe body, it is not necessary to adjust the position of the hook-and-loop fastener for each size, and production can be simplified.
[0059]
【The invention's effect】
As described above, the present invention has an effect that the inner shoes are not displaced in the shoe body even in intense operations such as running and basketball by engaging the insole and the engaging means provided on the shoe body.
In addition, regardless of which engagement means or material is used, since the engagement means is provided in the portion where the load in the vertical direction is applied from the sole during operation, the larger the load applied during operation, the more The floor and the shoe body are firmly fixed, and the inner shoes are more difficult to slip in the shoe body.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a view of a shoe of the present invention as seen from the outer side.
FIG. 2 is a view of a shoe body, an inner shoe, and an insole according to the present invention as viewed from the upper side.
FIG. 3 is a view of a shoe body, an inner shoe, and an insole according to the present invention as viewed from the ground contact surface side.
FIG. 4 shows a foot pressure distribution and a frictional stress distribution acting on the sole during a running operation.
FIG. 5 shows a region where the foot pressure distribution acting on the sole during the running operation is particularly large.
FIG. 6 shows a foot pressure distribution and a frictional stress distribution acting on the sole during a landing operation during a side step of basketball.
FIG. 7 shows an area where the foot pressure distribution acting on the sole during landing at the side step of basketball is particularly large.
8 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 1 when the inner shoe is inserted into the shoe body, that is, when no load is applied, and is an enlarged view of the engaging portion formed by the convex portion and the concave portion. It is.
9 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 1 when a load is applied after the inner shoe is inserted after the inner shoe is inserted, and is an enlarged view of an engaging portion formed by a convex portion and a concave portion. is there.
FIG. 10 is a cross-sectional view taken along the line AA when a material having elongation is used for a portion corresponding to a load region on the bottom surface of the inner shoe.
11 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 1 when an inner shoe is inserted into a shoe body, that is, when no load is applied, when a hook-and-loop fastener is provided as an engaging means. The engagement portion is enlarged.
12 is a cross-sectional view taken along the line AA of FIG. 1 when a load is applied after inserting the inner shoe when a hook-and-loop fastener is provided as an engaging means. FIG. This is an enlargement of the joint part.
FIG. 13 is a diagram showing a case where a hook-and-loop fastener is provided as an engaging means, and when a hook-and-loop fastener is provided on the entire bottom surface of the insole and the inner bottom surface of the shoe body, that is, when the inner shoe is inserted into the shoe body; It is sectional drawing of AA of FIG. 1 at the time of not adding, and is an enlarged view of the engaging part by a hook-and-loop fastener.
FIG. 14 shows a case in which a hook-and-loop fastener is provided as an engaging means, and when a hook-and-loop fastener is provided on the bottom surface of the midsole and the entire inner bottom surface of the shoe body, the inner shoe is inserted and then applied and a load is applied. It is sectional drawing of AA of FIG. 1 at the time of a case, and is an enlarged view of the engaging part by a hook-and-loop fastener.
FIG. 15 shows a case where a hook-and-loop fastener is provided as an engaging means, and when the inner shoe is inserted into the shoe body when a hook-and-loop fastener is provided on a part of the bottom surface of the insole and the entire inner bottom surface of the shoe body; That is, FIG. 2 is a cross-sectional view taken along the line A-A in FIG.
FIG. 16 shows a case in which a hook-and-loop fastener is provided as an engagement means, and a hook-and-loop fastener is provided on a part of the bottom surface of the insole and the entire inner bottom surface of the shoe body, after the inner shoe is inserted and worn. It is sectional drawing of AA of FIG. 1 at the time of applying a load, and expands the engaging part by a hook-and-loop fastener.
FIG. 17 is a cross-sectional view of a convex portion when a gradient of about 5 degrees is provided on the side wall of the convex portion.
FIG. 18 is a cross-sectional view taken along the line AA in the case where an insole is provided on the inner bottom surface of the shoe main body, and is an enlarged view of an engagement portion.
FIG. 19 is a view of a shoe body, an inner shoe, and an insole according to a second embodiment as viewed from the upper side.
FIG. 20 is a view of the shoe body, inner shoes, and insole of the present invention as viewed from the ground contact surface side.
[Explanation of symbols]
1 shoes
11 Shoes body
12 Inner bottom of the shoe body
13 Concave part
14 hook and loop fasteners
15 Insole
21 insole body
22 Insole bottom
23 Convex part
24 hook-and-loop fastener
31 Inner shoes
32 Inner shoes bottom
33 Hole for attachment / detachment
41 Area connecting the first metatarsal head, the second metatarsal head and the heel tip of the foot
42 First metatarsal bone head
43 Second metatarsal bone head
44 拇趾 Tip
45 Area corresponding to the heel part
46 Region connecting the head of the fifth metatarsal bone to the tip of the eclampsia
47 5th metatarsal bone head
48 Eccentric tip
49 Area corresponding to the outer side

Claims

In a shoe body, an inner shoe that is detachably attached to the shoe body in a shape along the inner surface of the shoe body, and a shoe further having an insole in the inner shoe,
Provided is a pair of engagement means on the bottom surface of the insole and the inner bottom surface of the shoe main body when a load is applied to the region where a load is applied from the sole, between the shoe main body and the insole A sports shoe in which the inner shoe is fixed in the shoe body by sandwiching a bottom surface of the inner shoe.

In claim 1,
A sports shoe having an attachment / detachment hole in a region corresponding to a region to which a load is applied from the sole when the inner shoe is worn and operated.

In claim 1,
Engaging means paired with a region connecting the first metatarsal head, the second metatarsal head and the heel tip, and a region corresponding to the heel portion of the insole bottom surface and the inner bottom surface of the shoe body. Sports shoes provided.

In claim 1,
A region connecting the first metatarsal head, the second metatarsal head and the heel tip, and a region connecting the heel tip from the fifth metatarsal head on the bottom surface of the insole and the inner bottom surface of the shoe body; A sports shoe provided with a pair of engaging means in a region corresponding to the outer side of the heel.

In claim 2,
Sports provided with holes for attachment and detachment in the area connecting the first metatarsal head, the second metatarsal head and the heel tip of the foot when worn, and the area corresponding to the heel portion of the bottom of the inner shoe shoes.

In claim 2,
A region connecting the first metatarsal head, the second metatarsal head and the heel tip, and a region connecting the heel tip from the fifth metatarsal head on the bottom surface of the insole and the inner bottom surface of the shoe body; Sports shoes with a pair of holes for attachment and detachment in the area corresponding to the outer side.

In claim 1, 2, 3, 4, 5 or 6,
A sports shoe provided with a plurality of convex portions and concave portions that engage with each other on the bottom surface of the insole and the inner bottom surface of the shoe body as the engaging means.

In claim 2, 5 or 6,
As the engaging means, a pair of hook-and-loop fasteners are provided on a part or the entire surface of the bottom surface of the insole and a part or the entire surface of the inner bottom surface of the shoe body, and the bottom surface of the insole and the A sports shoe having a structure in which the inner shoe is fixed in the shoe body by engaging a hook-and-loop fastener provided on the inner bottom surface of the shoe body.