JP4122276B2 - アスファルト乳剤散布装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アスファルト合材を敷く直前に、下層路面にアスファルト乳剤を散布する為のアスファルト乳剤散布装置に関するものである。
従来、アスファルト合材を未舗装の路盤や舗装体の下層面上に敷き均す前に、アスファルト乳剤を散布する装置が種々提案されている。
しかし、アスファルト乳剤を散布する幅が施工現場によって、種々変化するため散布幅を自由に変更できる装置が望まれていた。アスファルト乳剤の散布幅を変更できるものとして、例えば、特開平10−72806号公報に開示されているように、2列の散布ノズル群1a、1bを平行に配置し、散布ノズル群1a、1bの重なり部分を調整することにより、散布幅を調整するものが存在した(図11参照)。この実施例では、重複してノズルが散布するのを防止するために、散布ノズル群1bに沿ってアスファルト乳剤受け2を備えている。アスファルト乳剤受け2で受けた乳剤は、循環させて再使用する。また、別の装置では、重複する散布ノズルの一方を閉鎖して使用している。
特開平10−72806号公報
しかし、特開平10−72806号公報等に開示されたアスファルト乳剤を散布する装置では、アスファルト乳剤の付着性および粘性が高く、散布ノズルが非常に詰まり易く、散布ノズルの脱着、洗浄、交換作業が不可欠であった。これに対し、従来の構成の散布ノズルは、その取り付け位置が地面に近く、散布ノズルの脱着、洗浄、交換作業が煩雑であった。
また、重複したノズルが散布した乳剤を路面に到達する前にアスファルト乳剤受け2で受けて回収する方法では、乳剤成分中の揮発成分が蒸発して粘度が更に増すため、散布ノズルが一層詰まり易くなるとともに、その交換作業の為に工事を中断しなければならなかった。更に、通常の配管系統の他に別の回収ポンプを始めとする配管系統が必要となり、装置が複雑かつ大型化、高額化すると云う問題点が存在した。更に、重複する散布ノズルの一方を閉鎖して使用する装置にあっては、閉鎖した散布ノズルが詰まり易くなると云う問題があった。
前記目的を達成するために、請求項1に記載の発明は、移動車輌に取り付けられ、路面上にアスファルト乳剤を散布手段から散布するアスファルト乳剤散布装置であって、前記散布手段は、直線状に配置された複数の散布ノズルを有するとともに、前記散布ノズルの間隔を任意に変更する間隔変更手段を備え、前記間隔変更手段は、駆動シリンダと、一端に連結された前記駆動シリンダによって駆動されるリンク機構と、該リンク機構の適宜位置に取り付けられ、散布ノズルの固定される移動ブラケットと、前記移動ブラケットを案内する伸縮可能なレール部材と、両端の伸縮可能なフレーム部材とから成り、前記レール部材とフレーム部材は、一端で連結されるとともに他端がロック機構により着脱可能に構成され、前記駆動シリンダを操作することにより、散布ノズルの間隔を変更するとともに、前記ロック機構を解除し前記散布ノズルをフレーム部材の端部に集合可能であることを特徴とするものである。
また、請求項2に記載の発明において、前記リンク機構は、パンタグラフ状に複数のリンクがピン結合されており、駆動シリンダに第1番目の回動支点41aで連結された左端のパンタグラフの第2番目の回動支点41bが固定ブラケット40によって、駆動シリンダ18の左端を固定し、レール部材21とフレーム部材22の端部を連結するカバーブラケットに固定支持されると共に、適宜位置の回動支点は、移動ブラケットによって摺動可能にレール部材に支えられたことを特徴とするものである。
また、請求項3に記載の発明において、前記散布手段は、水平方向位置を変更する位置変更手段を備え、前記間隔変更手段によって端部に集合された散布ノズルは、前記位置変更手段によって装置本体の側面から突出可能であることを特徴とするものである。
また、請求項4に記載の発明において、前記リンク機構の自由端側に取り付けられた係合環は、ロック機構と係脱可能に構成され、前記リンク機構の伸縮に伴って、移動カバーを伸縮移動させるとともに、リンク機構が所定量以上収縮した場合にロック機構から係合環が開放されることを特徴とするものである。
この発明は前記した構成からなるので、以下に説明するような効果を奏することができる。
請求項1に記載の発明において、移動車輌に取り付けられ、路面上にアスファルト乳剤を散布手段から散布するアスファルト乳剤散布装置であって、前記散布手段は、直線状に配置された複数の散布ノズルを有するとともに、前記散布ノズルの間隔を任意に変更する間隔変更手段を備え、前記間隔変更手段は、駆動シリンダと、一端に連結された前記駆動シリンダによって駆動されるリンク機構と、該リンク機構の適宜位置に取り付けられ、散布ノズルの固定される移動ブラケットと、前記移動ブラケットを案内する伸縮可能なレール部材と、両端の伸縮可能なフレーム部材とから成り、前記レール部材とフレーム部材は、一端で連結されるとともに他端がロック機構により着脱可能に構成され、前記駆動シリンダを操作することにより、散布ノズルの間隔を変更するとともに、前記ロック機構を解除し前記散布ノズルをフレーム部材の端部に集合可能であるので、駆動シリンダを操作することによりリンク機構を変形させて移動ブラケットに固定された散布ノズルの間隔を自由に変更することができる。また、ロック機構を解除し散布ノズルをフレーム部材の端部に集合させれば、散布ノズルが装置本体の側面から突出するので、散布ノズルの修理、洗浄、交換作業が極めて容易である。
また、請求項2に記載の発明において、前記リンク機構は、パンタグラフ状に複数のリンクがピン結合されており、駆動シリンダに第1番目の回動支点41aで連結された左端のパンタグラフの第2番目の回動支点41bが固定ブラケット40によって、駆動シリンダ18の左端を固定し、レール部材21とフレーム部材22の端部を連結するカバーブラケットに固定支持されると共に、適宜位置の回動支点は、移動ブラケットによって摺動可能にレール部材に支えられたので、駆動シリンダのストロークを短くすることができる。したがって、小型のシリンダとすることができる。
また、請求項3に記載の発明において、前記散布手段は、水平方向位置を変更する位置変更手段を備え、前記間隔変更手段によって端部に集合された散布ノズルは、前記位置変更手段によって装置本体の側面から突出可能であるので、散布ノズルが装置本体の側面から露出するため、修理、洗浄、交換作業を容易に実施することができる。
また、請求項4に記載の発明において、前記リンク機構の自由端側に取り付けられた係合環は、ロック機構と係脱可能に構成され、前記リンク機構の伸縮に伴って、移動カバーを伸縮移動させるとともに、リンク機構が所定量以上収縮した場合にロック機構から係合環が開放されるので、移動カバーを散布幅に合わせることができるとともに、駆動シリンダの操作のみで散布ノズルを装置本体の側面から突出させることができる。
本発明は、幅可変式等ピッチノズルによってアスファルト乳剤の散布幅の変更に対応して自由に散布幅を変更することができるとともに、均一な散布量を可能とするアスファルト乳剤散布装置を実現した。
以下、一実施の形態を示す図面に基づいて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係るアスファルト乳剤散布装置の一例を示す側面図、図2は本発明のアスファルト乳剤散布装置に使用する散布手段を示す縦断面図、図3は図2におけるA−A線縦断面図、図4は、図3の左端部を拡大した平面図である。ここで、アスファルト乳剤散布装置10は、アスファルト乳剤を散布した後に、アスファルト合材を均等に敷き均すアスファルトフィニッシャ或いは乳剤散布専用のアスファルトディストリビュータ等に適用することができる。アスファルト乳剤散布装置10は、自走機構11にアスファルト合材を収容するホッパ12と、アスファルト合材の搬送機構13と、複数の散布ノズルを直線状に配置したアスファルト乳剤の散布手段14と、前記散布ノズルの間隔を任意に変更する間隔変更手段15と、アスファルト合材を敷き均すスクリード16を備えている。
搬送機構13は、加熱機構、例えば電気ヒーター等によって保温しつつアスファルト合材をホッパ12から搬送する。
散布手段14は、複数の散布ノズル17を直線状に配置したものであって、散布ノズル17の間隔を任意に変更する間隔変更手段15を備えている。本実施例では、5個の散布ノズル17を備えた場合について説明するが、これに限らず複数の散布ノズルに適用することができる。また、各散布ノズル17は、連結ホース38によりそれぞれ連通されるとともに、図外のアスファルト乳剤圧送機構に接続されている。間隔変更手段15は、駆動シリンダ18と、一端に連結された前記駆動シリンダによって駆動されるリンク機構19と、該リンク機構19の適宜位置に取り付けられた移動ブラケット20と、該移動ブラケット20に固定された散布ノズル17と、前記移動ブラケット20を案内する伸縮可能なレール部材21と、両端の伸縮可能なフレーム部材22とから構成されている。駆動シリンダ18は、カバーブラケット23に固定されるとともに、駆動シリンダロッド18aの先端がリンク機構19の左端部に連結されている。駆動シリンダ18は、油圧等で伸縮自在に構成されている。
リンク機構19は、パンタグラフ状に複数のリンク19aがピン結合されており、図4に示すように駆動シリンダ18の駆動シリンダロッド18aに第1番目の回動支点41aで連結された左端のパンタグラフの第2番目の回動支点41bが固定ブラケット40によってカバーブラケット23に固定支持されると共に、適宜位置の回動支点41nは移動ブラケット20によって摺動可能にレール部材21に支えられている。移動ブラケット20は、環状部20aでレール部材21に挿通されており、自在に摺動可能である。移動ブラケット20から垂下された軸20bは、リンク機構19の回動軸を兼ねるとともに、リンク機構19の下に散布ノズル17が取り付けられている。レール部材21は、第1レール21aの内径に挿入配置された第2レール21bとから構成され、伸縮自在となっている。また、第2レール21bの左端部は、カバーブラケット23に固定されている。第1レール21aの右端部は、カバーブラケット24に固定されている。
フレーム部材22は、中央に太径の固定フレーム22aと左右にこの固定フレーム22aの挿入配置された移動フレーム22bを有していおり、長手方向に伸縮自在となっている。そして、移動フレーム22bの各端部は、それぞれカバーブラケット23,24に固定されている。したがって、リンク機構19の働きによってレール部材21が伸縮すると、フレーム部材22も同じように伸縮する。また、固定フレーム22aはハンガー部材34に固定されており、このハンガー部材34は上下位置変更手段である昇降シリンダ25に連結されており、自走機構11のフレームに吊り下げられている。
前述したようにレール部材21とフレーム部材22の左端は、カバーブラケット23に連結されるとともに右端がカバーブラケット24に連結されている。一方、リンク機構19の右端部には、基台26を介して係合環27が取り付けられている(図6、8参照)。そして、係合環27は、カバーブラケット24に固定されたスナッチロック機構28と着脱可能に構成されている。スナッチロック機構28は、錠前と同様な機構となっており、開口部に配置されたラッチ29は、挿入された係合環27を捉えてロックする。また、解除レーバ30を操作することにより、ラッチ29が係合環27を開放する。更に、解除レーバ30に対峙してアングル部材31がヒンジ32によって半回動可能に配置されている。また、スナッチロック機構28とアングル部材31は、取り付け板33上に固定されており、ハンガー部材24に取り付けられている。アングル部材31の起立した一辺31aは、所定量収縮すると固定カバーの一部と当接するよう配置されている。したがって、リンク機構19が所定量収縮すると、図8に示すようにアングル部材31が固定カバーの一部と当接することにより回動し、解除レーバ30を押し上げる。すると、ラッチ29が解除されて、係合環27が開放される。これによって、リンク機構19は、カバーブラケット24から開放されて、さらに収縮することができる。
また、図2,7に示すようにハンガー部材34には、散布ノズル17を覆う固定カバー35が取り付けられている。固定カバー35は、下端に可撓性部材35aを有するとともに、散布ノズル17の吐出口17aの臨む開口溝35bを有している。開口溝35bは、長手方向に沿って形成されている。
また、図7に示すように固定カバー35の両端には、それぞれ移動カバー36が配置されている。移動カバー36は、端部をそれぞれカバーブラケット23、24 に固定されるとともに、内側端を固定カバー35の開口溝35bにフランジ36aで係支されている。したがって、リンク機構19の伸縮に伴って、移動カバー36も伸縮移動する。また、移動カバー36の下端には、可撓性部材36bが取り付けられている。更に、図2に示すように移動カバー36は、散布ノズル17の吐出口17aより下のスプレイ範囲を囲蔽するよう構成されている(図2参照)。移動カバー36の天井部でフランジ36aの間に、散布ノズル17の吐出口17aの臨む開口溝36cが形成されている。開口溝36cは、移動カバー36の長手方向に沿って形成されている。
また、散布手段14は、水平方向に位置を変更する位置変更手段であるサイドシフトシリンダ37を備えている(図7、9参照)。サイドシフトシリンダ37は、シリンダ本体が固定カバー35等に固定されるとともに、作動端がカバーブラケット23に連結されている。したがって、サイドシフトシリンダ37を操作することにより、幅寸法を変更した散布手段14の横方向の位置を調整することができる。また、図9、10に示すように駆動シリンダ18を伸ばしてリンク機構19を左端に寄せたものを、更にサイドシフトシリンダ37で押し出すことで、散布ノズル17を装置本体の側面Lから突出させることができる。
次に、以上のように構成された本発明に係るアスファルト乳剤散布装置10の使用方法について説明する。先ず、アスファルト乳剤を散布する幅に合わせて散布手段14の散布幅を調整する。調整は、駆動シリンダ18を操作し、リンク機構19を伸縮させる。駆動シリンダロッド18aを伸ばすと、リンク機構19が収縮し、駆動シリンダロッド18aを収縮すると、リンク機構19が伸展する。散布ノズル17は、リンク機構19と共に摺動する移動ブラケット20に取り付けられている為、リンク機構19の伸縮に伴って集合、拡散する。また、リンク機構19の伸縮に伴って両端がカバーブラケット23、24で規制されたレール部材21、フレーム部材22、移動カバー36も伸縮する。レール部材21は、第1レール21aの中に細径の第2レール21bが進入することにより収縮する。フレーム部材22は、中央の固定フレーム22aの中に両端の移動フレーム22bが進入することにより収縮する。また、カバー部材は、中央の固定カバー35に両端の移動カバー36が進入することにより収縮する。図2に示すように移動カバー36は、内側端上部に形成されたフランジ36aが固定カバー35の開口溝35bに遊嵌されており、この開口溝35bに沿って移動する。
また、散布手段14の水平方向(横方向)の位置調整は、サイドシフトシリンダ37によって行う。サイドシフトシリンダ37は、カバーブラケット23を介してレール部材21、フレーム部材22、移動カバー36を水平方向に移動することができる。
散布手段14の上下位置は、昇降シリンダ25によって行う。散布ノズル17の間隔を狭くした場合、ノズルの散布範囲の重複を少なくするべく散布手段14の位置を低くし、散布ノズル17の間隔を広くした場合、ノズルの散布範囲の隙間を無くす為に散布手段14の位置を高くする。
また、散布ノズル17を日常施工後の洗浄作業をしたり、修理、交換する場合は、サイドシフトシリンダ37を伸長してカバーブラケット23を左端に移動するとともに、駆動シリンダ18を操作してリンク機構19を最大限収縮させる。すると、図8に示すように固定カバー35或いはハンガー部材34に取り付けられた作動部材39が矢印X方向に近づいて来るアングル部材31の起立した一辺31aに当接し、ヒンジ32を中心として矢印R方向に回動する。アングル部材31が回動すると、スナッチロック機構28の解除レーバ30が引き起こされ、ラッチ29が解除される。ラッチ29が解除されると、係合環27がスナッチロック機構28から開放され、リンク機構19とカバーブラケット24との縁が切れ、図9、10に示すように各散布ノズル17が装置本体の側面Lから突出する。このように散布ノズル17が装置本体の側面Lから突出すると、散布ノズル17は移動カバー36の上に配置されているので、日常施工後の洗浄作業をしたり、修理、交換作業が極めて容易である。したがって、日常の施工後の洗浄作業時間を従来に比較して、極めて短縮することができる。また、施工中にノズルが詰まった際にも、短時間で修理できる。
装置本体の側面Lから突出した散布ノズル17を元に戻すには、サイドシフトシリンダ37によってカバーブラケット23を右方向へ移動するとともに、駆動シリンダ18を操作して図4に示すように、駆動シリンダロッド18aを収縮させると図6に示すようにリンク機構19が伸展するとともに、係合環27が前進してスナッチロック機構28に係合する。すると、リンク機構19とカバーブラケット24とが連結され、リンク機構19の伸縮に伴って、レール部材21、フレーム部材22,移動カバー36が伸縮する。
尚、以上の実施例では、スナッチロック機構28を機械式のもので説明したが、磁石式のものであってもよい。
図1は、本発明に係るアスファルト乳剤散布装置の一例を示す側面図である。 図2は、同アスファルト乳剤散布装置に使用する散布手段を示す縦断面図である。 図3は、図2におけるフレーム部とリンク機構のみを示すA−A線縦断面図である。 図4は、図3の左端部を拡大した平面図である。 図5は、図3の中央部を拡大した平面図である。 図6は、図3の右端部を拡大した平面図である。 図7は、散布ノズルを拡開した状態を示す背面図である。 図8は、リンク機構先端のロック機構の一例を示す背面図である。 図9は、リンク機構を収縮させ装置本体の左端に寄せた状態を示す平面図である。 図10は、リンク機構を収縮させ装置本体の左端に寄せた状態を示す背面図である。 図11は、従来のアスファルト乳剤散布装置の要部を示す斜視図である。
符号の説明
10 アスファルト乳剤散布装置
11 自走機構
12 ホッパ
13 搬送機構
14 散布手段
15 間隔変更手段
16 スクリード
17 散布ノズル
17a 吐出口
18 駆動シリンダ
18a 駆動シリンダロッド
19 リンク機構
20 移動ブラケット
21 レール部材
21a 第1レール
21b 第2レール
22 フレーム部材
22a 固定フレーム
22b 移動フレーム
23 カバーブラケット
24 カバーブラケット
25 昇降シリンダ
26 基台
27 係合環
28 スナッチロック機構
29 ラッチ
30 解除レーバ
31 アングル部材
32 ヒンジ
33 取り付け板
34 ハンガー部材
35 固定カバー
35a 可撓性部材
35b 開口溝
36 移動カバー
36a フランジ
36b 可撓性部材
36c 開口溝
37 サイドシフトシリンダ
38 連結ホース
39 作動部材

Claims (4)

  1. 移動車輌に取り付けられ、路面上にアスファルト乳剤を散布手段から散布するアスファルト乳剤散布装置であって、
    前記散布手段は、直線状に配置された複数の散布ノズルを有するとともに、前記散布ノズルの間隔を任意に変更する間隔変更手段を備え、
    前記間隔変更手段は、駆動シリンダと、一端に連結された前記駆動シリンダによって駆動されるリンク機構と、該リンク機構の適宜位置に取り付けられ、散布ノズルの固定される移動ブラケットと、前記移動ブラケットを案内する伸縮可能なレール部材と、両端の伸縮可能なフレーム部材とから成り、
    前記レール部材とフレーム部材は、一端で連結されるとともに他端がロック機構により着脱可能に構成され、前記駆動シリンダを操作することにより、散布ノズルの間隔を変更するとともに、前記ロック機構を解除し前記散布ノズルをフレーム部材の端部に集合可能であることを特徴とするアスファルト乳剤散布装置。
  2. 前記リンク機構は、パンタグラフ状に複数のリンクがピン結合されており、駆動シリンダに第1番目の回動支点(41a)で連結された左端のパンタグラフの第2番目の回動支点(41b)が固定ブラケット(40)によって、駆動シリンダ(18)の左端を固定し、レール部材(21)とフレーム部材(22)の端部を連結するカバーブラケットに固定支持されると共に、適宜位置の回動支点は、移動ブラケットによって摺動可能にレール部材に支えられたことを特徴とする請求項1に記載のアスファルト乳剤散布装置。
  3. 前記散布手段は、水平方向位置を変更する位置変更手段を備え、前記間隔変更手段によって端部に集合された散布ノズルは、前記位置変更手段によって装置本体の側面から突出可能であることを特徴とする請求項1に記載のアスファルト乳剤散布装置。
  4. 前記リンク機構の自由端側に取り付けられた係合環は、ロック機構と係脱可能に構成され、
    前記リンク機構の伸縮に伴って、移動カバーを伸縮移動させるとともに、リンク機構が所定量以上収縮した場合にロック機構から係合環が開放されることを特徴とする請求項1または2に記載のアスファルト乳剤散布装置。
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