JP4117007B2 - 扁平状物品の積載装置 - Google Patents

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本発明は、例えば救急絆創膏を包装袋に密封した商品のような扁平状物品をバケット内に集積するための扁平状物品の積載装置に関し、詳しくは、水平方向に搬送されている扁平状物品を下方に配置されたバケット内に叩き落すようにした扁平状物品の積載装置に関する。
扁平状物品の一種である救急絆創膏は、粘着性被覆体の製造装置によって製造されてから一旦、バケット内に集積され、そして箱詰めされる。粘着性被覆体の製造装置は、図4に示すように上流側から下流側に粘着テープ原反供給手段A、剥離手段B、メインドラムC、傷当て部材供給手段D、製品用剥離紙供給手段E、被覆体本体切断手段F、包装手段G、カッター手段Hが配置されている(例えば、特許文献1参照)。
このような粘着性被覆体の製造装置によって、ロール状に巻かれた各原反が切断され、包装袋に密封された扁平状物品である商品が製造される。商品は、カッター手段Hから搬送ラインの下流端に配置された扁平状物品の積載装置(図示せず)の方へ排出される。扁平状物品の積載装置は、粘着性被覆体の製造装置から排出された商品を下方に配置されたバケット(図示せず)内に連続して集積する。
特開2003−180732号公報
粘着性被覆体の製造装置は、1分間に600枚もの商品を生産する能力を備えているものが提供されている。このような粘着性被覆体の製造装置は、商品がカッター手段Hから連続して高速に排出される。
しかし、扁平状物品の積載装置は、水平方向に排出された商品を下方に配置されたバケット内に集積するため、連続して高速に排出された商品をバケット内に確実に集積することができない。また、各原反がロール状に巻かれた状態から繰り出されるため、商品は巻き癖が付いてカールしていることがある。そうすると、排出された商品は、上方に飛んでいったり、バケット内に傾いた姿勢で落下したりする。
このような商品を正常にバケット内に集積しなおす作業は面倒であり、高速に商品を製造することができるようにした粘着性被覆体の製造装置の性能を十分に発揮することができないばかりか、商品のコストアップの一因にもなる。
そこで、本発明は、商品が連続して高速に排出されても、またカールしていても、バケット内に確実に集積することができるようにした扁平状物品の積載装置を提供することを課題とする。
本発明に係る扁平状物品の積載装置は、水平方向に搬送される扁平状物品の搬送ラインの下流端で昇降動し、扁平状物品が搬送ラインの下流端に位置するタイミングで下降するプッシャが備えられている扁平状物品の積載装置であって、前記搬送ラインから排出される扁平状物品を加速して、前記下降しているプッシャの方へ飛ばす蹴り出しローラが備えられていることを特徴としている。
この扁平状物品の積載装置によれば、水平方向に搬送される扁平状物品の搬送ラインの下流端に、昇降動するプッシャが備えられ、扁平状物品が搬送ラインの下流端に位置するタイミングでプッシャが下降することにより、扁平状物品が連続して高速に排出されても、またカールしていても、プッシャが扁平状物品を叩き落し、この扁平状物品は下方に配置されたバケット内に確実に集積される。
そして、搬送ラインがコンベアやガイドレールなどで構成され、プッシャとの間にスペースが設けられても、蹴り出しローラが備えられていることにより、扁平状物品は、蹴り出しローラからプッシャの昇降動する位置の方へ加速されて飛ばされ、確実にプッシャに叩き落されるようにすることができる。
また、前記本発明に係る扁平状物品の積載装置において、搬送ラインの下流に位置した扁平状物品を検知するセンサが備えられ、前記プッシャは、該センサに検知された扁平状物品の位置と前記プッシャが昇降動する位置との間隔と、扁平状物品の排出速度から算出された時間に基づいて下降することが好ましい。
この扁平状物品の積載装置によれば、搬送ラインの下流に位置した扁平状物品を検知するセンサが備えられたことにより、扁平状物品がセンサに検知されてから所定のタイミングでプッシャが下降するようにすることができる。すなわち、センサによって検知された扁平状物品の位置からプッシャが昇降動する位置までの距離と、扁平状物品の速度とが既知であることにより、その距離を速度を距離で除算して、扁平状物品がセンサに検知されてからプッシャが昇降動する位置に到達する時間を算出することができる。したがって、センサが扁平状物品を検知した後、この時間経過後にプッシャが下降することにより、扁平状物品は、プッシャに確実に叩き落とされる。
また、前記本発明に係る扁平状物品の積載装置において、前記プッシャは、回転するクランクに連結されたロッドに取り付けられていることが好ましい。
この扁平状物品の積載装置によれば、回転するクランクにロッドの一端部が連結され、このロッドの他端部にプッシャが取り付けられていることにより、クランクが回転するだけで、プッシャを昇降動させることができる。したがって、プッシャが昇降動する速度をクランクの回転速度によって制御することができる。
また、前記本発明に係る扁平状物品の積載装置において、前記プッシャは、扁平状物品の上面を叩く平板状の当板部と、扁平状物品の進行側端縁を衝止する衝止部が設けられていることが好ましい。
この扁平状物品の積載装置によれば、プッシャが当板部と衝止部とを設けたものとされていることにより、水平方向に高速に排出された扁平状物品は、進行側端縁が衝止部に衝止されて行き過ぎることがなく、当板部によって確実に叩き落される。そして、当板部が平板状とされることにより、扁平状物品は変形することなく叩き落される。
また、前記本発明に係る扁平状物品の積載装置において、前記プッシャの下方に、落下してくる扁平状物品を一旦受け止める水平姿勢と、所定枚数集積された扁平状物品を落下させる下向き鉛直姿勢とに方向転換する羽根板が備えられていることが好ましい。
この扁平状物品の積載装置によれば、プッシャの下方に水平姿勢と下向き鉛直姿勢とに方向転換する羽根板が備えられていることにより、プッシャによって叩き落された扁平状物品は、水平姿勢の羽根板上に一旦受け止められる。そして、羽根板上に所定枚数の扁平状物品が集積されると、羽根板が下向き鉛直姿勢となり、この扁平状物品を所定枚数ごとに落下させることができる。このように、羽根板が扁平状物品を所定枚数ごとに落下させることにより、扁平状物品をバケット内に所定枚数ごとに集積することができる。
また、前記本発明に係る扁平状物品の積載装置において、前記羽根板の下方に、落下してくる所定枚数の扁平状物品を一旦受け止めてから落下させるように開閉する上段シャッタと、該上段シャッタから落下する所定枚数の扁平状物品を一旦受け止めてから落下させるように開閉する下段シャッタとが備えられていることが好ましい。
この扁平状物品の積載装置によれば、上段シャッタと下段シャッタとが備えられていることにより、断続的に搬送されてくるバケットがプッシャの下方に位置したときに、所定枚数の扁平状物品をバケット内に確実に集積させることができる。すなわち、前記羽根板が下向き鉛直姿勢となって、所定枚数の扁平状物品が落下する時に、上段シャッタが閉じられており、所定枚数の扁平状物品は一旦、上段シャッタ上に受け止められる。そして、下段シャッタが閉じられている時に、上段シャッタが開けられ、所定枚数の扁平状物品が一旦、下段シャッタに受け止められる。そして、下段シャッタの下側にバケットが位置している時に、下段シャッタが開けられることにより、所定枚数の扁平状物品がバケット内に集積される。このようにして、バケットがプッシャの下方に位置している時にのみ、所定枚数の扁平状物品がバケット内に落下するようにすることができる。
本発明によれば、扁平状物品の搬送ラインの下流端にプッシャが備えられ、このプッシャが下降して搬送ラインの下流端に排出された扁平状物品を叩き落すことにより、扁平状物品が連続して高速に、またカールして搬送されても、確実にバケット内に集積するようにすることができる。したがって、この扁平状物品の製造装置は、高速に大量生産された扁平状物品を確実にバケット内に集積することができ、作業性を向上させることができる。
本発明に係る扁平状物品の積載装置の一実施形態について図1から図3を参照しながら説明する。この扁平状物品の積載装置は、水平方向に搬送される扁平状物品(以下、「ワーク」という。また、各ワークは、見やすくするため、離隔して描いてある。)Wの搬送ラインLの下流端Mで昇降動し、下方で断続的に搬送されてくるバケットXの方へワークWを叩き落すプッシャ10を備えていることを特徴としている。なお、ワークWは、背景技術において説明したような救急絆創膏を包装シートで包装した商品のほか、チューインガムや袋に密封された海苔のような食品、各種カードのような日用品など対象を限定するものではない。
そして、ワークWの搬送ラインLは、図1に示すように、ローラ1に掛けられたベルト2やガイドレールなどによって構成され、あるいは、図示しないが多数のローラを並列に配列することによって構成される。このような搬送ラインLの下流側のローラ1からスペースを空けてプッシャ10が配置されている。
プッシャ10は、ワークWの上面を叩く平板状の当板部10aと、この当板部10aの下流側の側縁から下向きに突出された衝止部10bとによって正面形状が下向きL字形に形成されている。ただし、プッシャ10は、ワークWの排出速度が遅い場合や、上面が滑りにくい材質で形成されている場合などにあっては、衝止部10bを突出しなくてもよい。
いずれにしても、プッシャ10は、回転するクランク11に連結されたロッド12に取り付けられることによって昇降動する。クランク11は、プレート13の上部に固定されたモータ14の回転軸に取り付けられる。そして、クランク11の先端部とロッド12の上端である一端部とが連結されている。また、ロッド12の下端である他端部に、プッシャ10の当板部10aが自在継手のような連結部材15によって連結され、ロッド12が傾斜姿勢となっても、プッシャ10の当板部10aが水平姿勢を維持しながら昇降動するようにされている。
なお、前記プレート13は、水平姿勢と鉛直姿勢とに方向転換する支持部材16に固定されている。支持部材16は、通常、水平姿勢とされ、クランク11、ロッド12そしてプッシャ10が鉛直方向に並ぶようにされているが、詰まったワークWを取り除きやすいように、あるいはメンテナンスしやすいようにするため、仮想線に示すような鉛直姿勢となって、クランク11、ロッド12そしてプッシャ10が水平方向に並ぶようにされている。
そして、搬送ラインLの下流側のローラ1に近接したスペースには、搬送されてきたワークWを検知するセンサ20と、ワークWをプッシャ10の方へ飛ばす蹴り出しローラ21とが配置されている。蹴り出しローラ21は、ワークWを上下から挟む上下のローラ21a,21bによって構成され、下のローラ21bとモータ22とがベルト23に掛けられている。そして、ワークWが蹴り出しローラ21、すなわち上下のローラ21a,21bに挟まれることによって、スペース内で落下することなく、プッシャ10の方へ飛ぶように加速が付けられる。
また、センサ20は、図示したように、搬送ラインLの上方と下方とに位置する投光素子20aと受光素子20bとを組み合わせたものとされる。ただし、投光素子20aと受光素子20bとを一体化したセンサ20を搬送ラインLの上側又は下側の一方に配置してもよい。
いずれにしても、このセンサ20に検知されるワークWの位置からプッシャ10が昇降動する位置までの距離と、蹴り出しローラ21によって加速して排出されたワークWの排出速度とが既知であることにより、ワークWがセンサ20に検知された位置からプッシャ10の昇降動する位置に到達する時間を算出することができる。すなわち、この距離をこの速度で除算することによって時間が算出され、センサ20がワークWを検知した後、算出された時間後にプッシャ10が下降し、ワークWが叩き落とされる。
そして、プッシャ10の下方には、図2に示すように、プッシャ10に叩き落されたワークWを一旦、受け止め、ワークWを所定枚数、集積したうえで強制的に落下させる一対の羽根車30,30が備えられている。各羽根車30は、水平姿勢に配置された回転軸31の各一端部に4組の羽根板32,32…を径方向、すなわち側面視で十字に固定したものである。一対の回転軸31,31の間隔は、ワークWの幅よりもわずかに広くされている。また、羽根板32は、水平姿勢と鉛直姿勢とに瞬時に方向転換するもので、フォーク状に複数(図面では3本)一組で回転軸31に固定され、各羽根板32,32間に間隔が設けられている。
そして、回転軸31の他端部には、図3にも示すように、傘歯車33が取り付けられている。また、回転軸31と直角方向に、90°ずつ回転するモータ34を連結した駆動軸35が配置されている。この駆動軸35にも回転軸31の傘歯車33と噛み合う一対の傘歯車36,36が反対向きに取り付けられている。駆動軸35の傘歯車36,36が反対向きに取り付けられることにより、駆動軸35が一定の方向に回転しても、一対の回転軸31,31と羽根板32,32とは、反対方向、すなわち時計方向と反時計方向に回転するようにされている。
そして、一対の回転軸31,31と羽根板32,32とは、水平向き及び鉛直向きに瞬時に90°ずつ回転するようにされている。この羽根板32は、水平姿勢でワークWを受け止め、鉛直下向きとなることによって所定枚数、集積されたワークWを落下させるが、この時、鉛直上向きの羽根板32が水平姿勢と方向転換されることによって、この羽根板32が、ワークWを強制的に落下させる。そして、水平姿勢となった羽根板32上に、プッシャ10から連続して叩き落されるワークWが次々と集積される。
また、所定枚数のワークWが羽根板32上に集積された時に、ワークWを落下させるべく、回転軸31,31が回転するようにするため、羽根板32上に所定枚数のワークWが集積されたことを検知するためのセンサ(図示せず)が備えられている。
そして、ワークWが羽根板32からバケットXの方へ真下に落下するようにするため、羽根車30からバケットXの上側まで閉鎖空間40が設けられている。閉鎖空間40は、対向する一対のサイドサイドプレート41,41と、対向する取付板42およびエンドプレート43とによって鉛直姿勢の角筒状に形成されている。
一対のサイドサイドプレート41,41は、図2にも示すように、ワークWの幅よりもわずかに広い間隔で、各羽根車30,30の回転軸31,31に近接してワークWの搬送方向と平行に立設されている。各サイドサイドプレート41には、図1にも示すように、細長いスリット状の第1の通し穴41aが中間部から上部に複数(図面では3列)形成され、ほぼ正方形の第2の通し穴41bが前記第1の通し穴41a,41aに連続する下部に複数(図面では3列)形成されている。そして、前記各羽根車30の羽根板32が各第1の通し穴41a内を通って回転する。
また、取付板42およびエンドプレート43は、図1にも示すように、ワークWの長さよりもわずかに広い間隔で、ワークWの搬送方向と直角方向に立設されている。取付板42の上部には、前記各回転軸31を囲む筒体37の一端部が固定されている。また、エンドプレート43は、取付板42との間隔が上側を下側よりもわずかに広く傾斜されている。
そして、羽根車30の下方、すなわち閉鎖空間40の下部には、図2にも示すように、上段シャッタ50と下段シャッタ60とが対向して一対ずつ備えられている。上段シャッタ50と下段シャッタ60には、それぞれフォーク状の受け部51,61と、この受け部51,61を往復動させるエアシリンダ52,62とが備えられている。上段シャッタ50の受け部51は、サイドサイドプレート41に形成された第1の通し穴41aの下部内を往復動する。下段シャッタ60の受け部61は、第2の通し穴41b内を往復動する。対向している受け部51,51;61,61は、エアシリンダ52,62が作動することによって同期して、近接・離隔する。
この扁平状物品の積載装置は、以上のように構成され、次に使用方法について説明する。搬送ラインL上を搬送されているワークWは、ベルト2の下流側から突出すると、センサ20に検知される。そして、ワークWは、蹴り出しローラ21によって加速され、プッシャ10の方へ飛ばされるようにして排出される。このタイミングに合わせて、プッシャ10が下降する。プッシャ10は、モータ14が回転し、クランク11が回転し、ロッド12が昇降動することによって昇降動するため、センサ20がワークWを検出してから予め算出された所定時間後に、プッシャ10がワークWを叩き落すように、モータ14が回転する。
そして、ワークWが当板部10aに当接しつつも滑ってしまい、さらに進行したとしても、ワークWの先端縁が衝止部10bに衝突することにより、ワークWは行き過ぎることなく、プッシャ10によって確実に叩き落される。叩き落されたワークWは、水平姿勢の羽根板32上に集積される。ワークWは、ベルト2及び蹴り出しローラ21から次々と排出されるため、プッシャ10によって水平姿勢の羽根板32上に次々と叩き落される。
水平姿勢の羽根板32上に所定枚数のワークWが集積されると、そのことがセンサ20によって検知され、回転軸31を回転させるモータ34が回転する。すると、回転軸31が瞬時に90°回転し、水平姿勢の羽根板32がサイドサイドプレート41の第1の通し穴41aを通過して下向き鉛直姿勢となり、上向き鉛直姿勢の羽根板32がサイドサイドプレート41の第1の通し穴41aを通過して水平姿勢となる。上向き鉛直姿勢から水平姿勢となった羽根板32上には、連続して、プッシャ10によって叩き落されたワークWが次々と集積される。羽根板32は瞬時に回転するため、ワークWは、プッシャ10によって連続して叩き落されても、水平姿勢となった羽根板32上に確実に集積される。
また、ワークWは、羽根板32が水平姿勢から下向き鉛直姿勢となって自然に落下するだけでなく、上向き鉛直姿勢の羽根板32が水平姿勢となることによって強制的に上段シャッタ50の方へ落下させられる。このワークWは、閉鎖空間40内を落下するため、図2に示すように、確実に上段シャッタ50の受け部51上に集積される。
したがって、ワークWが羽根板32上から落下する時は、上段シャッタ50は閉じられている。すなわち、上段シャッタ50の対向している受け部51は、エアシリンダ52から突出し近接した状態で、落下してくる所定枚数のワークWを受け止める。
そして、下段シャッタ60の受け部61がエアシリンダ62から突出し、図2仮想線に示すように、閉じられた状態で、上段シャッタ50が開けられる。すなわち、上段シャッタ50の受け部51がサイドサイドプレート41の第1の通し穴41a内をエアシリンダ52内の方へ退入することにより、ワークWを下段シャッタ60の受け部61上に落下させる。
下段シャッタ60は、図2実線に示すように、断続的に搬送されてくるバケットXが下方に位置しているときに開けられる。すなわち、受け部61がサイドプレート41,41の第2の通し穴41b内をエアシリンダ62の方へ退入することによって、ワークWが落下し、バケットX内に集積させる。この下段シャッタ60が開けられている間、上段シャッタ50は閉じられた状態を維持し、ワークWが下段シャッタ60の方へ落下しないようされている。
このようにして所定枚数のワークWを集積した下段シャッタ60が開かれることにより、バケットX内には所定の枚数のワークWが集積される。バケットX内に集積されたワークWは、搬送され、所定の箱内に移し替えられ、すなわち、箱詰めされて出荷される。
なお、本発明は、前記の実施形態に限定することなく、特許請求の範囲に記載された発明特定事項の範囲内において種々変更することができる。例えば、この扁平状物品の移載装置は、ワークWを断続的に搬送されるバケットXに集積することなく、別のコンベアなどに移載するときは、羽根車30や、上段シャッタ50、下段シャッタ60を備えなくてもよい。
また、排出されるワークWが、高速でない場合は、羽根車30に替えて、上段シャッタ50や下段シャッタ60と同じようなシャッタを備えてもよい。あるいは、羽根板32は、回転軸31に4枚固定されたものではなく、1枚又は一対の羽根板32が水平方向と下向き鉛直方向とに90°往復動するようにすることもできる。
本発明の扁平状物品の移載装置の一実施形態を示す正面図である。 本発明の扁平状物品の移載装置の一実施形態を示す図1のI−I線断面側面図である。 本発明の扁平状物品の移載装置の一実施形態を示す平面図である。 粘着性被覆体の製造装置の一例を示す概略図である。
符号の説明
10……プッシャ
10a…当板部
10b…衝止部
20……センサ
21……蹴り出しローラ
32……羽根板
50……上段シャッタ
60……下段シャッタ
L………搬送ライン
M………下流端
W………扁平状物品(ワーク)
X………バケット

Claims (6)

  1. 水平方向に搬送される扁平状物品の搬送ラインの下流端で昇降動し、扁平状物品が搬送ラインの下流端に位置するタイミングで下降するプッシャが備えられている扁平状物品の積載装置であって、
    前記搬送ラインから排出される扁平状物品を加速して、前記下降しているプッシャの方へ飛ばす蹴り出しローラが備えられていることを特徴とする扁平状物品の積載装置。
  2. 搬送ラインの下流に位置した扁平状物品を検知するセンサが備えられ、前記プッシャは、該センサに検知された扁平状物品の位置と前記プッシャが昇降動する位置との間隔と、扁平状物品の排出速度から算出された時間に基づいて下降することを特徴とする請求項1に記載の扁平状物品の積載装置。
  3. 前記プッシャは、回転するクランクに連結されたロッドに取り付けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載の扁平状物品の積載装置。
  4. 前記プッシャは、扁平状物品の上面を叩く平板状の当板部と、扁平状物品の進行側端縁を衝止する衝止部が設けられていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記
    載の扁平状物品の積載装置。
  5. 前記プッシャの下方に、落下してくる扁平状物品を一旦受け止める水平姿勢と、所定枚
    数集積された扁平状物品を落下させる下向き鉛直姿勢とに方向転換する羽根板が備えられ
    ていることを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載の扁平状物品の積載装置。
  6. 前記羽根板の下方に、落下してくる所定枚数の扁平状物品を一旦受け止めてから落下さ
    せるように開閉する上段シャッタと、該上段シャッタから落下する所定枚数の扁平状物品
    を一旦受け止めてから落下させるように開閉する下段シャッタとが備えられていることを
    特徴とする請求項5に記載の扁平状物品の積載装置。
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