JP4101752B2 - 双方向通信および動的命令セットを実行するシステムおよび方法 - Google Patents

双方向通信および動的命令セットを実行するシステムおよび方法 Download PDF

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Description

(背景)
(1.発明の分野)
本発明は、概して、無線通信の分野に関し、より具体的には、ハンドセットと無線通信ネットワークとの間の動的命令の両方向通信に関する。
(2.関連技術)
従来の無線通信デバイスは、通常、一旦配布されると、すなわち、消費者に販売されると、隔離された計算プラットフォームになる。これらの従来の無線通信デバイスは、過度に制限されるか、または、演算データまたはメンテナンスデータ等のデータを親ネットワークで伝達する能力を有さなかった。このデータ通信能力の欠如は、デバイス上で実行するソフトウェアを更新すること、およびデバイスから演算データまたはメンテナンスデータを取得することに関して、無線通信デバイスの供給業者に重要な課題を提供する。例えば、携帯電話のオペレーティングシステムをアップグレードするために、消費者は、その電話を物理的にサービスセンターに運ばなければならず、そこで、技術者は、その電話を更新するためにコンピュータに接続しなければならない。携帯電話上で総合的または綿密な診断を実行することについても同じことがいえる。
無線通信デバイスを更新するか、またはこのようなデバイスから情報を取得するための従来の解決策は、通常、デバイスが、サービスステーションに運ばれ、そこで、このソフトウェアプログラムを更新するか、またはデバイスからデータを取得するために技術者がデバイスと双方向通信し得るサービスステーションをもたらすことが必要とされる。これは、デバイスの消費者および供給業者の両方に過大なコストがかかる。
さらに、無線通信デバイスを更新する、またはこのようなデバイスから情報を取得する従来の方法は、通常、デバイスとハードワイヤド接続することを必要とする。これは、無線通信デバイスの必要性を更新および維持する必要をさらに複雑にし、専用ケーブルを必要とし、かつ、デバイスそれ自体がハードワイヤドインターフェースを有することを必要とする。これらの必要性は、無線通信デバイスの製品およびメンテナンスコストの両方を跳ね上がらせる一方で、さらに、デバイスの寿命を短縮する。
最後に、無線通信デバイスとのデータ通信の従来の方法は、単向性である。従来のネットワークは、無線通信デバイスにアプリケーションソフトウェアおよびデータを提供する能力を有し得る。さらに、従来の無線通信デバイスは、制限されたコンフィギュレーションデータおよび状態情報のこのような通信に応答する能力を有し得る。しかしながら、従来システムに見出される制限されたマスタスレーブ通信能力は、無線デバイスが、ネットワークで通信を開始できないという影響を受ける。
従って、必要なのは、上述の従来システムに見出されるこれらの重要な問題を克服するシステムおよび方法である。
(要旨)
一旦配布されると、従来の無線通信デバイスは、過度に制限されたか、または親ネットワークでデータ通信を維持する能力がない隔離されたコンピューティングプラットフォームになる。データ通信能力のこの欠如は、無線通信デバイス上で実行するソフトウェアを更新すること、およびデバイスから演算データを導出することに関して、重要な課題を提供する。さらに、従来の無線通信デバイスは、通信デバイスがその環境と双方向通信する能力を向上し得る情報またはソフトウェアの更新のリクエストを開始する能力を欠く。
本発明は、ハンドセットと無線通信ネットワークとの間の動的命令セットを双方向通信するシステムおよび方法を提供する。動的命令セット、例えば、1つ以上のパッチマネージャランタイム命令(「PMRTI」)は、受信側デバイスによって実行されるべき別個の機能または別個のアクションを表す。無線通信ネットワークは、ハンドセットが状態のリポートをネットワークに戻すなどの特定の動作を実行するように命令するために、ハンドセットに動的命令セットを送信し得る。同様に、本発明は、動的命令セット、例えば、1つ以上のリバースパッチマネージャランタイム命令(「RPMRTI」)をコンパイルし、かつ実行するためにネットワークに命令セットを送信するハンドセットを提供する。この能力は、ハンドセットがリクエスト情報、ソフトウェア、または、ハンドセットが所望の機能を実行することを可能にする他のデータを提供またはリクエストすることを可能にする。
本発明の詳細は、その構造およびオペレーションの両方に関して、部分的に添付の図面を考察することによって収集され得、ここで、同じ参照符号は、同じ部位を指す。
(詳細な説明)
無線通信デバイスと無線通信ネットワークとの間の動的命令セットの双方向通信のシステムおよび方法が記載される。
例えば、本明細書中に記載されたある方法は、無線通信デバイスが命令セットを動的に構築し、かつその命令セットを実行および処理するためにネットワークに送信することを可能にする。
この説明を読んだ後、種々の実施形態および代替的アプリケーションで本発明を実現する態様が当業者に明らかになる。しかしながら、本発明の種々の実施形態が本明細書中に記載されるが、これらの実施形態は、例示にすぎず、限定されないことが理解される。従って、この種々の代替的実施形態の詳細な説明は、添付の請求項に記載される本発明の範囲または主旨を限定すると解釈されるべきでない。
以下の詳細な説明のいくつかの部分は、無線デバイスマイクロプロセッサまたはメモリ内のデータビットにおける動作の手順、ステップ、ロジックブロック、コード、処理、および、他のシンボリックな表現ついて示される。これらの記述および表現は、データ処理技術の当業者によって利用される手段であって、これらは、当該の別の技術者に仕事の実質を最も効果的に提供するためのものである。手順、マイクロプロセッサに実行されるステップ、アプリケーション、ロジックブロック、プロセス等は、本明細書中において、および一般的に、所望の結果を導くステップまたは命令の一貫したシーケンスであると考えられる。本ステップは、物理量(quantity)の物理的操作を要求するステップである。通常、必須ではないが、これらの量は、マイクロプロセッサに基づく無線デバイスにおいて、格納、伝達、結合、比較、およびそうでなければ操作され得る電気または磁気信号の形式を取り得る。これらの信号をビット、値、エレメント、シンボル、文字、用語、または数字等として示すことは、原則的に共通の用法で、時には便利であることが証明されている。メモリ等の物理的デバイスについて言及される場合、それらは、バスまたは他の電気接続を介して他の物理的デバイスに接続される。これらの物理的デバイスは、論理的プロセスまたはアプリケーションと相互作用し、従って、論理的演算に「接続される」と考えられ得る。例えば、メモリはさらなる論理演算に対するコードを格納またはアクセスし得るか、または、アプリケーションは、実行するためにメモリからコードセクションを呼び出し得る。
しかし、尚、全てのこれらおよび同様の用語は、適切な物理量に関連すべきであり、単にこれらの量に適用される便利なラベルにすぎない。他に特別に述べられない限り、以下の説明から明らかなように、本発明を通して、「処理」「接続」「翻訳」「表示」「プロンプト」「判定」「表示」または「認識」等の用語を利用した説明は、コンピュータシステムのレジスタおよびメモリ内の物理(電気的)量として示されるデータを無線デバイスメモリまたはレジスタまたは他のこのような情報格納デバイス、送信デバイスまたは表示デバイス内の物理量として同様に示される他のデータへ操作して変換する、無線デバイスマイクロプロセッサシステムのアクションおよびプロセスを示す。
図1は、無線デバイスソフトウェアメンテナンスシステム全体100の概略的なブロック図である。本発明のシステムソフトウェアの組織化は、以下に詳細に示され、ソフトウェアメンテナンスシステムの一般的概要100に従う。一般的なシステム100は、システムソフトウェア更新および命令セット(プログラム)を送達するステップ、および送達されたソフトウェアを無線デバイスにインストールするステップのプロセスについて記述する。より一般的には命令セットまたは動的命令セットとして知られるシステムソフトウェア更新およびパッチマネージャランタイム命令(PMISI)は、ハンドセットの製造業者によって作成される。システムソフトウェアは、シンボルライブラリに組織化される。シンボルライブラリは、コードセクション内に配置される。シンボルライブラリが更新される場合、ソフトウェア更新102は、1つ以上のコードセクションとしてトランスポートされる。ソフトウェア更新は、現場の無線デバイス(無線通信デバイス104はその代表である)にブロードキャストされるか、または、公知の従来の空中でかつ、データまたはメッセージトランスポートプロトコルを利用して基地局106から別々の通信で送信される。本発明は、無線通信デバイスが、システムソフトウェアおよびPMRTI更新を受信する目的のために、任意の利用可能な空中を介した(over−the−air)トランスポートプロトコルを処理するように容易に修正され得るので、任意の特定のトランスポーテーションフォーマットに制限されない。
システムソフトウェアは、異なるサブシステムのコレクションとみなされ得る。コードオブジェクトは、これらの抽象的なサブシステムの1つにしっかりと接続され得、結果のコレクションは、シンボルライブラリとしてラベル付けされ得る。これは、コードベースの論理的ブレークダウンを提供し、ソフトウェアパッチおよび修正は、これらのシンボルライブラリに関連し得る。多くの場合、単一の更新は、1つまたは多くとも2つのシンボルライブラリと関連する。残りのコードベース、すなわち他のシンボルライブラリは、変化しないままである。
シンボルライブラリの概念は、コードおよび定数を扱うためのメカニズムを提供する。一方、リードライト(RW)データは、全てのライブラリのためのRAMベースのデータを含む固有の個別RWライブラリへ適合する。
無線デバイス104によって受信されると、トランスポートされたコードセクションは、処理されなければならない。この無線デバイスは、不揮発性メモリ108の固有のコードセクションを上書きする。不揮発性メモリ108は、ファイルシステムセクション(FSS)110およびコード格納セクション112を含む。コードセクションは、通常、FSS110の占有率を最小化するためにトランスポートの前に圧縮される。多くの場合、更新されたコードセクションは、RWデータを伴い、RWデータは、各シンボルライブラリのための全RWデータを含む別の種類のシンボルライブラリである。システムソフトウェアは実行時にランダムアクセス揮発性リード−ライトメモリ114にロードされるが、RWデータは、常に不揮発性メモリ108に格納される必要があり、そのため、RWデータは、無線デバイスがリセットされる度に、ランダムアクセス揮発性リード−ライトメモリ114にロードされ得る。これは、初回のRWデータのランダムアクセス揮発性リード−ライトメモリへのロードを含む。以下により詳細に説明されるように、RWデータは、通常、パッチマネージャコードセクションに配置される。
システム100は、仮想テーブルの概念を含む。このようなテーブルを用いて、あるコードセクションのシンボルライブラリは、システムソフトウェアの他の部分(他のコードセクション)を壊す(置き換える)ことなく、パッチされる(置き換えられる)。仮想テーブルは、効率性のために、ランダムアクセス揮発性リード−ライトメモリ114から実行する。コードセクションアドレステーブルおよびシンボルオフセットアドレステーブルは、仮想テーブルである。
更新されたコードセクションは、無線デバイス104によって受信され、FSS110に格納される。無線デバイスユーザインターフェイス(UI)は、通常、新しいソフトウェアが利用可能であることをユーザに通知する。UIプロンプトに応答して、ユーザは、通知を確認し、かつ、パッチまたは更新動作をシグナリングする。もしくは、更新動作が自動的に実行される。無線デバイスは、更新プロセスが実行される時、標準的な通信タスクを実行不可能であり得る。パッチマネージャ更新セクションは、さらにランダムアクセス揮発性リード−ライトメモリ114へロードされる不揮発性リード−ライトドライバシンボルライブラリを含み得る。不揮発性リード−ライトドライバシンボルライブラリは、コードセクションを更新されるべきコードセクションで上書きさせる。図に示されるように、コードセクションnおよびパッチマネージャコードセクションは、更新されるコードセクションで上書きされる。パッチマネージャコードセクションは、リード−ライトデータ、コードセクションアドレステーブル、およびシンボルオフセットアドレステーブル、ならびに、シンボルアクセサコードおよびシンボルアクセサコードアドレス(以下に説明される)を含む。このデータの一部分は、更新されたコードセクションが導入される時に無効であり、更新されたパッチマネージャコードセクションは、更新されたコードセクションに対して有効なリード−ライトデータ、コードセクションアドレステーブル、およびシンボルオフセットアドレステーブルを含む。一旦、更新されたコードセクションが、コード格納媒体112内にロードされると、無線デバイスはリセットされる。リセット動作に続いて、無線デバイスは、更新されたシステムソフトウェアを実行し得る。尚、パッチマネージャコードセクションは、上述されていない他のシンボルライブラリを含み得る。これらの他のシンボルライブラリは、リード−ライト揮発性メモリ114へロードされる必要がない。
図2は、エアリンクインターフェイスを介する命令セットのインストールをハイライトする、ソフトウェアメンテナンスシステム100の概略的なブロック図である。更新システムソフトウェアコードセクションに加えて、メンテナンスシステム100は、本明細書中でパッチマネージャランタイム命令(PMRTI)と呼ばれる、動的命令セット、プログラム、またはパッチマネージャ命令セット(PMIS)をダウンロードおよびインストールし得る。PMISコードセクション200は、上述のシステムソフトウェアコードセクションと同一の態様で無線デバイス104にトランスポートされる。PMISコードセクションは、最初にFSS110に格納される。PMRTIコードセクションは、通常、コンパイルされたハンドセットへの命令として可視化され得るバイナリフィアルである。PMRTIコードセクションは、基本数学的演算の性能および条件付きで実行される演算の性能を提供するのに十分に包括的である。例えば、RF調整PMRTIは、以下の動作を実行し得る。
Figure 0004101752
PMRTIは、加算、減算、乗算、および除算等の基本数学的演算をサポートし得る。システムソフトウェアコードセクションと共に、PMRTIコードセクションは、UIプロンプトに応答してロードされ得、無線デバイスは、PMRTIがコード格納セクション112へロードされた後、リセットされなくてはならない。その後、PMRTIセクションは、実行され得る。PMRTIコードセクションが任意の仮想テーブルまたはリード−ライトデータと関連する場合、更新されたパッチマネージャコードセクションは、コード格納セクション112におけるインストールのためにPMISと共にトランスポートされる。もしくは、PMRTIは、保持されて、FSS110から処理され得る。ハンドセット104は、PMRTIセクションにおける全ての命令を実行した後、PMRTIセクションは、FSS110から削除され得る。あるいは、PMRTIは、さらなる動作のために維持される。例えば、PMRTIは、無線デバイスが電力供給(energized)されるたびに実行され得る。
PMISは、非常に強力なランタイム命令エンジンである。ハンドセットは、PMIS環境を介してハンドセットに送達される任意の命令を実行し得る。このメカニズムは、RF調整およびPRI更新をサポートするために利用され得る。より一般的には、PMISが利用され、典型的にはユーザの不満の結果等のソフトウェア問題が製造業者またはサービスプロバイダによって認識される場合、無線デバイスソフトウェアをリモートデバックし得る。PMISはまた、ソフトウェアの問題を診断するために必要なデータを記録できる。PMISは、データ解析、デバック、および修正用の新しくダウンロードされたシステムアプリケーションを起動し得る。PMISは、更新されたシステムソフトウェアコードセクションの代わりに、ある問題に対する解析およびできる限り短い時間での修正のためのRWデータをベースにした更新を提供し得る。PMISは、無線デバイスによる利用のためにメモリ圧縮アルゴリズムを提供し得る。
本発明のいくつかの局面において、システムソフトウェアのシンボルライブラリへの組織化が、実行のために必要とされる揮発性メモリ114および不揮発性メモリ108のサイズに影響を及ぼし得る。これは、コードセクションが、通常、コードセクション内に配置される、シンボルライブラリよりも大きいという事実による。これらのより大きいコードセクションは、更新コードセクションを収容するために存在する。システムソフトウェアをライブラリのコレクションとして組織化することにより、不揮発性メモリのサイズ要件に影響が及ぼされる。コードセクションは、中に配置されるシンボルライブラリよりも大きいサイズであり得るという事実により、同じコードサイズに対して用いられる不揮発性メモリの量が多くなる。
一旦、ソフトウェア更新が、無線デバイスに送達されると、ソフトウェアメンテナンスシステム100は、メモリ圧縮をサポートする。メモリ圧縮は、デスクトップコンピュータのディスクデフラグアプリケーションと同様である。圧縮メカニズムは、メモリが最適に利用され、将来のコードセクション更新のために良好にバランスされることを保証し、ここで、更新されるコードセクションのサイズは、予測できない。システム100は、パッチがあてられる(更新される)コード格納セクションを解析する。システム100は、更新されたコードセクションを、置換されるコードセクションにより占有されるメモリスペースへ適応させることを試みる。更新されたコードセクションが置換されるコードセクションよりも大きい場合、システム100は、メモリ112のコードセクションを圧縮する。もしくは、圧縮は、製造業者またはサービスプロバイダによって計算され得、圧縮命令は、無線デバイス104へトランポートされ得る。
圧縮は、アルゴリズムの複雑性および膨大な量のデータ移動により、時間消費プロセスになり得る。圧縮アルゴリズムは、任意の処理が開始する前に、実行可能性を予測する。UIプロンプトは、圧縮が試みられる前に、ユーザからの許可を適用するために利用され得る。
本発明のある局面では、全システムソフトウェアコードセクションは、同時に更新され得る。しかしながら、完全なシステムソフトウェア更新は、より大きなFSS110を要求する。
図3は、無線通信デバイスにおける本発明の動的命令セットの実行を示す模式的ブロック図である。システム300は、複数の現在のコードセクションに区分された実行可能な無線デバイスシステムソフトウェアを含むメモリ108内にコード格納セクション112を備える。コードセクション1(302)、2(304)、およびn(306)、ならびにパッチマネージャコードセクション308が示される。しかしながら、本発明は、コードセクションの任意の特定の数に制限されない。システム300はさらに、第2の複数のコードセクション内に配置される第1の複数のシンボルライブラリを含む。示されるのは、コードセクション1(302)に配置されるシンボルライブラリ1(310)、コードセクション2(304)に配置されるシンボルライブラリ2(312)および3(314)、ならびにコードセクションn(306)に配置されるシンボルライブラリm(316)である。各ライブラリは、関連する機能性を有するシンボルを含む。例えば、シンボルライブラリ1(310)は、無線デバイス液晶ディスプレイ(LCD)の動作に関与し得る。そして、シンボルは、ディスプレイ機能に関連する。以下に詳細に示されるように、さらなるシンボルライブラリは、パッチマネージャコードセクション308に配置される。
図4は、無線デバイスメモリの概略的なブロック図である。示されるように、メモリは、図1のコード格納セクション112である。メモリは、フラッシュメモリのような書き込み可能な不揮発性メモリである。尚、コードセクションは、必ずしもFSS110と同一のメモリに格納される必要はないことが理解される。尚、本発明のシステムソフトウェア構造は、複数の協働するメモリに格納されるコードセクションにより有効にされることも理解される。コード格納セクション112は、第2の複数の連続してアドレスされるメモリブロックを含み、ここで、各メモリブロックは、第2の複数のコードセクションに対応するコードセクションを格納する。従って、コードセクション1(302)は、第1のメモリブロック400に格納され、コードセクション2(304)は、第2のメモリブロック402に格納され、コードセクションn(306)は、第nのメモリブロック404に格納され、そしてパッチマネージャコードセクション(308)は、第pのメモリブロック406に格納される。
図3および4と対照的に、各コードセクションの開始点は、メモリの対応する開始アドレスに格納され、シンボルライブラリは、コードセクションの開始点で開始するように配置される。すなわち、各シンボルライブラリは、第1のアドレスで開始し、第1のアドレスから連続してある範囲のアドレスを通って走行する。例えば、コードセクション1(302)は、コード格納セクションメモリ112の第1の開始アドレス408(「S」でマークされる)で開始する。図3では、シンボルライブラリ1(310)は、第1のコードセクションの開始点318で開始する。コードセクション2(304)が第2の開始アドレス410(図4)で開始するのと同様に、シンボルライブラリ2は、コードセクション2(図3)の開始点320で開始する。コードセクションn(306)は、コード格納セクションメモリ112の第3の開始アドレス412(図4)で開始し、シンボルライブラリm(316)は、コードセクションn322(図3)の開始点で開始する。パッチマネージャコードセクションは、コード格納セクションメモリ112の第pの開始アドレス414で開始し、そしてパッチマネージャコードセクション308の第1のシンボルライブラリは、パッチマネージャコードセクションの開始点324で開始する。従って、シンボルライブラリ1(310)は、最終的に、第1のメモリブロック400に格納される。コードセクションが、コードセクション2(304)のような複数のシンボルライブラリを含む場合、複数のシンボルライブラリは、対応するメモリブロック(この場合、第2のメモリブロック402)に格納される。
図3では、システムソフトウェア構造300は、パッチマネージャコードセクション308に配置されるシンボルライブラリに含まれるシンボルのあるタイプとして、コードセクションアドレステーブル326をさらに含む。コードセクションアドレステーブルは、コードセクション識別子をメモリの対応するコードセクション開始アドレスと相互参照する。
図5は、図3のコードセクションアドレステーブル326を示すテーブルである。コードセクションアドレステーブル326は、シンボルライブラリに対するコードセクション開始アドレスを見つけ出すために参照される。例えば、システム300は、シンボルライブラリ1のシンボルが実行に必要とされる時、コードセクション1を検索する。コードセクション1の開始アドレスを見つけ出し、従って、シンボルをシンボルライブラリ1に位置付けるために、コードセクションアドレステーブル326は、参照される。コードセクションのシンボルライブラリの配置、およびテーブルによるコードセクションのトラッキングは、コードセクションが移動され、かつ拡張されることを可能にする。拡張または移動動作は、アップグレードされたコードセクション(アップグレードされたシンボルライブラリを含む)をインストールするために必要とされ得る。
尚、図3に戻って、全てのシンボルライブラリは、必ずしもコードセクションの開始点で開始するわけではない。示されるように、シンボルライブラリ3(314)は、コードセクション2(304)に配置されるが、コードセクション開始アドレス320で開始しない。従って、シンボルライブラリ3(314)のシンボルが実行のために必要とされる場合、システム300は、コードセクション2(304)の開始アドレスに対してコードセクションアドレステーブル326を参照する。以下に説明されるように、シンボルオフセットアドレステーブルは、シンボルライブラリ3(314)のシンボルが位置付けられることを可能にする。シンボルが、複数のライブラリにわたって広がることは、同一のコードセクションに保持されない限り、問題ではない。
上述されたように、各シンボルライブラリは、機能的に関連したシンボルを含む。シンボルは、空中を介した通信本体、変数、またはデータ構造を位置付け、かつ利用するための、プログラマ定義の名前である。従って、シンボルは、アドレスまたは値であり得る。シンボルは、内部または外部であり得る。内部シンボルは、現在のコードセクションの範囲を超えて、可視ではない。より詳細には、内部シンボルは、他のコードセクションにおいて、他のシンボルライブラリによって検索されない。外部シンボルは、コードセクション間で利用および呼び出しされ、かつ、異なるコードセクションのライブラリによって検索される。シンボルオフセットアドレステーブルは、通常、全ての外部シンボルのリストを含む。
例えば、シンボルライブラリ1は、無線デバイスディスプレイ上に文字を生成する。このライブラリのシンボルは、電話番号、名前、時刻、または他のディスプレイ機能を生成する。各機能は、本明細書中でシンボルとして参照する、空中を介した通信によって生成される。例えば、シンボルライブラリ1(310)の1つのシンボルは、ディスプレイ上に電話番号を生成する。このシンボルは、「X」で表わされ、外部である。無線デバイスがフォンコールを受け、呼び出し側IDサービスが起動される場合、システムは、「X」シンボルを実行させたい場合、ディスプレイ上に番号を生成しなければならない。従って、システムは、「X」シンボルを位置付けなければならない。
図6は、シンボルを有する、図3のシンボルライブラリ1(310)の詳細な図である。シンボルは、各コードセクション開始アドレスからオフセットされるように配置される。多くの状況では、シンボルライブラリの開始点は、コードセクションの開始点であるが、これは、コードセクションが1つより多いシンボルライブラリを含む場合に当てはまらない。シンボルライブラリ1は、コードセクション1(図3を参照されたい)の開始点で開始する。図6に示されるように、「X」シンボルは、シンボルライブラリの開始点からの(03)のオフセットに位置付けられ、「Y」シンボルは、(15)のオフセットに位置付けられる。シンボルオフセットアドレスは、パッチマネージャコードセクションのシンボルオフセットアドレステーブル328に格納される(図3)。
図7は、図3のシンボルオフセットアドレステーブル328を示すテーブルである。シンボルオフセットアドレステーブル328は、対応するオフセットアドレス、およびメモリの対応するコードセクション識別子によってシンボル識別子を相互参照する。従って、システムは、シンボルライブラリ1において「X」シンボルを実行させるために検索し、シンボルオフセットアドレステーブル328は、それが配置されるコードセクションについて、シンボルの正確なアドレスを位置付けるために参照される。
図3に戻って、第1の複数のシンボルライブラリは全て、通常、これらのシンボルライブラリの実行時に参照される、または設定されなければならないリード−ライトデータを含む。例えば、シンボルライブラリは、条件付きステートメントに依存する動作を含み得る。リード−ライトデータセクションを参照して、条件付きステートメントを完了させるために必要なステータスを判定する。本発明は、全てのシンボルライブラリから共有されるリード−ライトセクションへリード−ライトデータをグループ化する。本発明のある局面では、リード−ライトデータ330は、パッチマネージャコードセクション308に配置される。もしくは(示されない)、リード−ライトデータは、異なるコードセクション、例えば、コードセクションn(306)に配置され得る。
第1の複数のシンボルライブラリはまた、検索されるシンボルのアドレスを計算するために、コードセクションに配置されるシンボルアクセサコードを含む。シンボルアクセサコードは、別々のコードセクション、例えば、コードセクション2(304)のアドレスに配置され、かつ格納され得る。しかし、示されるように、シンボルアクセサコード332は、パッチマネージャコードセクション308のアドレスに配置され、格納される。システムソフトウェア構造300は、さらに、シンボルアクセサコードアドレスを格納する第1の位置を含む。第1の位置は、コード格納セクション112、または無線デバイス(示されない)の別々のメモリセクションにおけるコードセクションであり得る。第1の位置はまた、リード−ライトデータと同一のコードセクションにも配置され得る。示されるように、第1の位置334は、リード−ライトデータ330、シンボルオフセットアドレステーブル328、コードセクションアドレステーブル326、シンボルアクセサコード332、およびパッチライブラリ(パッチシンボルライブラリ)336を有するパッチマネージャコードセクション308に格納される。
シンボルアクセサコードは、コードセクションアドレステーブルおよびシンボルオフセットアドレステーブルを利用して、メモリにおいて検索されるべきシンボルの正確なアドレスを検索する。すなわち、シンボルアクセサコードは、対応するシンボル識別子および対応するコードセクション識別子を用いて検索されるシンボルのアドレスを計算する。例えば、シンボルライブラリ1の「X」シンボルが検索される場合、シンボルアクセサは、「X」シンボルに対応して(図7を参照されたい)、シンボル識別子(シンボルID)X_1を検索するために呼び出される。シンボルアクセサコードは、シンボルオフセットアドレスを参照して、X_1シンボル識別子がコードセクション1の開始点から(03)のオフセットを有することを判定する(図6を参照されたい)。シンボルアクセサコードは、コードセクション1に対応して、コードセクション識別子CS_1を検索するために呼び出される。シンボルアクセサコードは、コードセクションテーブルを参照して、コードセクション識別子(コードセクションID)CS_1と関連する開始アドレスを決定する。この方法では、シンボルアクセサコードは、シンボル識別子X_1が、(00100)のアドレスからの(03)のオフセットであるか、または、アドレス(00103)に位置付けられるかを決定する。
シンボル「X」は、実際のコードの一部であるので、予約された名前である。言い換えると、シンボル「X」は、それに関連する絶対値データである。データは、アドレスまたは値であり得る。シンボル識別子は、シンボルをトラックするために生成されるエイリアスである。シンボルオフセットアドレステーブルおよびコードセクションアドレステーブルの両方が識別子と共に作用して、予約されたシンボルおよびコードセクション名との混乱を避ける。また、同一のシンボル名を多くのシンボルライブラリにわたって利用することが可能である。識別子の利用は、これらのシンボル間の混乱を避ける。
図1に戻って、システムソフトウェア構造300はさらに、リード−ライト揮発性メモリ114、典型的にはランダムアクセスメモリ(RAM)を含む。リード−ライトデータ330、コードセクションアドレステーブル326、シンボルオフセットアドレステーブル328、シンボルアクセサコード332、およびシンボルアクセサコードアドレス334は、システムソフトウェアの実行中のアクセスのために、パッチメネージャセクションからリード−ライト揮発性メモリ114へロードされる。周知のように、RAMに格納されるコードのアクセス時間は、Flashのような不揮発性メモリへのアクセスよりもはるかに短い。
図3に戻って、尚、シンボルライブラリは、それらが配置されるコードセクションを必ずしも満たす必要はないが、メモリブロックが内部に格納される対応のコードセクションを正確に収容するようにサイズ合わせされる。代わりに述べられるのは、第2の複数のコードセクションの各々は、配置されるシンボルライブラリを収容するバイトサイズを有し、連続してアドレスされるメモリブロックの各々は、対応するコードセクションを収容するバイトサイズを有する。例えば、コードセクション1(302)は、100バイトの長さを有するシンボルライブラリを収容する100バイトのセクションであり得る。第1のメモリブロックは、コードセクション1のバイトサイズに一致する100バイトである。しかし、コードセクション1にロードされるシンボルライブラリは、100バイトよりも小さくなってもよい。図3に示されるように、コードセクション1(302)は、シンボルライブラリ1(310)が100バイトよりも小さい場合、未使用セクション340を有する。従って、第2の複数のコードセクションの各々は、配置されるシンボルライブラリを収容するのに必要となるサイズよりも大きいサイズを有する。「過剰なサイズ」のコードセクションにより、より大きな更新されたシンボルライブラリが収容され得る。
連続的にアドレスされるメモリブロックは、物理的メモリ空間を種々のサイズのロジックブロックに区切ることである。コードセクションおよびメモリブロックは、コードセクションがメモリに格納された場合に実質的に交換可能である用語である。コードセクションという概念は、コードセクションにおけるシンボルライブラリ、またはシンボルライブラリのコレクションよりもおそらく大きいコードのセクションが移動および操作される場合に識別するために用いられる。
図3に見出されるように、現在のコードセクションを有するコード格納セクションに新しいコードセクションを配置するために、システム300は、本明細書中でパッチライブラリ336と呼ばれるパッチシンボルライブラリを含む。コード格納セクションにおける現在のコードセクションと共に新しいコードセクションの配置は、更新される実行可能なシステムソフトウェアを形成する。パッチマネージャ336は、現在のコードセクションと共に新しいコードセクションを配置するだけでなく、コードセクションを更新されるコードセクションとも置換する。
図4に戻って、メモリ108のファイルシステムセクション110は、新しいコードセクション450および更新されるパッチマネージャコードセクション452等の新しいコードセクションを受信する。ファイルシステムセクションは、さらに、現在のコードセクションと共に新しいコードセクションを配置するための命令を含む第1のパッチマネージャランタイム命令(PMRTI)454を受信する。図1に見出されるように、エアリンクインターフェイス150は、新しいか、または更新されるコードセクション、ならびに第1のPMRTIを受信する。エアリンクインターフェイス150は、アンテナによって表されるが、エアリンクインターフェイス150は、さらに、RFトランシーバ、ベースバンド回路および復調回路(図示せず)を含むことに留意されたい。ファイルシステムセクション110は、エアリンクインターフェイス150を介して受信された新しいコードセクションを格納する。パッチライブラリ336は、リード−ライト揮発性メモリ114から実行し、コード格納セクションの第1のコードセクション、例えば、コードセクションn(306)を、第1のPMRTI454に応答して、新しいか、または更新されるコードセクション450と置換する。通常、パッチマネージャコードセクション308は、更新されるパッチマネージャコードセクション452と置換される。コードセクションが置換された場合、パッチライブラリ336は、コード格納セクション112における第1のコードセクション、例えば、コードセクションn(306)を、ファイルシステムセクション112における、更新されたコードセクション、例えば、コードセクション450に上書きする。極端な場合、コード格納セクション112におけるすべてのコードセクションは、更新されるコードセクションと置換される。すなわち、FSS110は、第2の複数の更新されたコードセクション(図示せず)を受信し、パッチライブラリ336は、コード格納セクション112における第2の複数のコードセクションを第2の複数の更新されるコードセクションと置換する。当然、FSS110は、エアリンクインターフェイスを介して受信された第2の複数の更新されるコードセクションを収容するように十分に大きくしなければならない。
上述のように、受信された更新されるコードは、リード−ライトデータコードセクション、コードセクションアドレステーブルコードセクション、シンボルライブラリ、シンボルオフセットアドレステーブルコードセクション、シンボルアクセサコードセクション、または新しいパッチライブラリを有するコードセクションを含み得る。これらのすべてのコードセクションは、関連するシンボルライブラリおよびシンボルと共に、別個かつ独立したコードセクションとして格納され得る。その後、これらのコードセクションの各々は、一意的に更新されるコードセクションと置換される。すなわち、更新されるリード−ライトコードセクションは、受信されて、コード格納セクションにおけるリード−ライトコードセクションを置換する。更新されたコードセクションアドレステーブルコードセクションは、受信されて、コード格納セクションにおけるコードセクションアドレステーブルコードセクションを置換する。更新されたシンボルオフセットアドレステーブルコードセクションは、受信されて、コード格納セクションにおけるシンボルオフセットアドレステーブルコードセクションを置換する。更新されるシンボルアクセサコードセクションは、受信されて、コード格納セクションにおけるシンボルアクセサコードセクションと置換する。同様に、更新されるパッチマネージャコードセクション(パッチライブラリを有する)は、受信されて、コード格納セクションにおけるパッチマネージャコードセクションと置換する。
しかしながら、上述のコードセクションは、通常、パッチマネージャコードセクションの中でバンドルされる。従って、コード格納セクションにおけるリード−ライトコードセクションは、パッチマネージャコードセクション308が、更新されるパッチマネージャコードセクション450と置換された場合、ファイルシステムセクション110からの更新されるリード−ライトコードセクションと置換される。同様に、更新されるパッチマネージャコードセクション450がインストールされた場合、コードセクションアドレステーブル、シンボルオフセットアドレステーブル、シンボルアクセサコードセクション、およびパッチライブラリが置換される。新しいリード−ライトデータ、新しいコードセクションアドレステーブル、新しいシンボルオフセットアドレステーブル、新しいシンボルアクセサコード、および更新されるパッチマネージャコードセクションとしての新しいパッチライブラリの、コード格納セクションにおける現在のコードセクションと共に配置されることが更新される実行可能なシステムソフトウェアを形成する。
ファイルシステムセクション110が更新されたシンボルアクセサコードアドレスを受信した場合、パッチマネージャは、メモリ内の第1のロケーションにおけるシンボルアクセサコードアドレスを更新されるシンボルアクセサコードアドレスと置換する。上述のように、メモリ内334の第1のロケーションは、通常、パッチマネージャコードセクションにある(図3を参照)。
図3に見出されるように、パッチライブラリ308は、さらに、圧縮器、または圧縮器シンボルライブラリ342を含み得る。圧縮器342は、さらに、別個および独立したコードセクションとしてイネーブルされ得るが、上述のように、システムソフトウェアアップグレードと関連した機能を単一のパッチマネージャコードセクションにバンドルすることは有用かつ効率的である。通常、圧縮器342は、コードセクションのサイズを変更すると考えられることができ、これにより、新しいセクションは、コード格納セクション112における現在のコードセクションと共に配置され得る。
ここで確立された組織、ダウンロード、および圧縮の本発明の局面に関して、以下の説明は、無線通信デバイス動的命令セット実行システム300に集中させる。システム300は、詳細に上述されたように、実行可能なシステムソフトウェア、およびコードセクションと区分されたシステムデータを含む。さらに、システム300は、システムデータおよびシステムソフトウェア上で演算し、かつ、システムソフトウェアの実行を制御するための動的命令セットを含む。図4に示されるように、動的命令セット470は、第1のPMRTI454に組織化される。図3に見出されるように、システムは、さらに、ランタイムライブラリ370によってイネーブルされる動的命令セットを処理するためのランタイムエンジンを含む。圧縮器ライブラリ342およびパッチライブラリ336に関して述べられたように、ランタイムライブラリ370は、通常、パッチマネージャコードセクション308に配置される。しかしながら、ランタイムライブラリ370は、代替的に、別のコードセクション、例えば、第1のコードセクション304において配置され得る。
動的命令セットは、条件付きオペレーションコードを含み、かつ、通常、データアイテムを含む命令の1つまたは複数のセットである。ランタイムエンジンは、オペレーションコードを読み出し、かつ、どの演算が実行されることが必要かを決定する。オペレーションコードは、条件的、数学的、プロシージャ的または論理的であり得る。ランタイムエンジン、またはランタイムライブラリ370は、数学的または論理演算等の演算を実行するために動的命令セットを処理する。すなわち、ランタイムエンジンは、動的命令セット470を読み出し、かつ、このオペレーションコードに応答して、演算のシーケンスを実行する。動的命令セットは任意の特定の言語に限定されないが、オペレーションコードは、通常、マシンコードの形態であり、これは、無線デバイスメモリが限定され、実行速度が重要だからである。オペコードは、データアイテムを解析し、かつ、解析の結果として決定を下すという点で条件的であると考えられる。ランタイムエンジンは、さらに、解析される前に、データに関する演算が実行されることを決定し得る。
例えば、オペレーションコードは、無線デバイスメモリからのデータが所定の値と比較されるように規定し得る。データアイテムが所定の値よりも小さい場合、データアイテムは、そのままにされ、データアイテムが所定の値よりも大きい場合、これは所定の値と置換される。あるいは、オペレーションコードは、上述の比較演算が実行される前に、第2の所定の値を無線デバイスメモリからのデータアイテムに追加し得る。
上述のように、ファイルシステムセクション不揮発性メモリ110は、エアリンク150等のインターフェイスを通じて動的命令セットを受信する。図1に示されるように、インターフェイスは、さらに、無線周波数の(RF)ハードライン160であり得る。その後、PMRTIは、システムソフトウェアが工場での調整環境等のように動作状態ではなく、FSS110によって受信され得る。PMRTIは、さらに、論理ポートインターフェイス162、またはインストール可能メモリモジュール164を介して受信され得る。メモリモジュール164は、初期調整で無線デバイス104にインストールされるか、または工場での再調整中にインストールされ得る。特に記載はないが、PMRTIは、赤外線またはBluetoothインターフェイスを介して受信され得る。
図8は、ランタイムエンジン370によってアクセスされる命令を示す。示されるのは、第1の命令800、第2の命令802、およびj番目の命令804であるが、動的命令セットは任意の特定の数の命令に限定されない。各命令におけるオペレーションコードの長さは固定される。ランタイムエンジン370は、バイトまたはビットの測定のように、命令の長さをキャプチャし、命令がデータアイテムを含むか否かを決定する。オペレーションコードが減算された後の命令の残りの長さは、データアイテムを含む。ランタイムエンジンは命令からデータアイテムを抽出する。示されるように、第1の命令800の長さ806が測定され、かつデータアイテム808が抽出される。すべての命令が抽出されるべきデータアイテムを必ずしも含まないことに留意されたい。ランタイムエンジン370は、命令800におけるオペレーションコード810に応答する演算のシーケンスを実行する際に、この抽出されたデータ808を用いる。
図9は、図8の第1の命令800のより詳細な図である。第1の命令800を例として用いて、命令は、オペレーションコード810およびデータ808を含む。命令、および、より具体的には、データアイテムセクション808は、シンボル識別子を含み、これは、無線デバイスコードセクションにおけるシンボルへのリンクとして機能する。すでに詳細に説明されたように、シンボル識別子は、シンボル識別子に対応するシンボルを配置するために、コードセクションアドレステーブル326(図5を参照)およびシンボルオフセットアドレステーブル328(図7を参照)と共に用いられる。示されるように、シンボル識別子「X_1」は、第1の命令800において示される。シンボルオフセットアドレステーブル328は、「CS_1」識別子および「3」のオフセットを有するコードセクションにおいて対応するシンボルを配置する。コードセクションアドレステーブル326は、コードセクション1の開始アドレス(302)を与える。このようにして、シンボル「X」が見出される(図6を参照)。
ランタイムエンジンが、コードセクションアドレステーブルおよびシンボルオフセットアドレステーブルを用いて、受信されたシンボル識別子に対応するシンボルを配置した後、これは、配置されたシンボルがデータアイテムである場合データを抽出する。例えば、シンボル「X」がシンボルライブラリ1(310)におけるデータアイテムである場合、ランタイムエンジンはこれを抽出する。あるいは、「X」シンボルは、オペレーションコードであり得、ランタイムエンジンは、これが配置されると、シンボル「X」を実行させる。
PMRTIがシステムデータまたはシステムデータアイテムを更新するために用いられ得る。本発明のいくつかの局面において、システムデータが、ファイルシステムセクション110、例えば、コードセクション472におけるコードセクションに格納される(図4を参照)。ランタイムエンジンはコードセクション472からのシステムデータにアクセスし、かつ、このシステムデータを解析する。ランタイムエンジンは、上述のように、データアイテムに関する数学的、または論理的演算を実行するために、動的命令のオペレーションコードを処理する。演算の後、ランタイムエンジンは、更新されるシステムデータを生成する命令を処理する。更新されるシステムデータは、いくつかの状況において、変更されないデータアイテムを含み得ることに留意されたい。第2のコードセクション472におけるシステムデータは、オペレーションコードに応答して、更新されるシステムデータと置換される。従って、ランタイムエンジンによる命令の処理によって、システムソフトウェアは、コードセクション472における更新されたシステムデータを用いて実行するように制御される。このようにして、システムソフトウェアにおける、特定のターゲットとされたシンボルが更新され得るが、コードセクション全体は置換されない。同じプロセスによって、システムデータは、コード格納セクション112におけるコードセクションにおいて置換され得る。例えば、システムデータは、第3のコードセクション344に格納され得、ランタイムエンジンは、第3のコードセクションにおけるシステムデータを、オペレーションコードに応答して、更新されるシステムデータと置換し得る。
PMRTIは、さらに、揮発性メモリ114内のデータを更新するために用いられ得る。1例として、揮発性メモリ114は、リード−ライトデータ330を受取る(図1を参照)。リード−ライトデータは、コード格納セクション112および/またはFSS110における1つまたは複数のコードセクションから出力され得る。ランタイムエンジンは、リード−ライトデータにアクセスし、リード−ライトデータ330を解析し、更新されるリード−ライトデータを生成し、かつ揮発性メモリ114におけるリード−ライトデータ330を、オペレーションコードに応答して、更新されるリード−ライトデータ330と置換する。その後、システムソフトウェアは、揮発性メモリ114内の更新されたリード−ライトデータを用いて実行するように制御される。
本発明のいくつかの局面において、ランタイムエンジンは、システムソフトウェアの実行をモニタリングする。性能モニタリングは、多数の無線デバイスアクティビティを含むように広く規定される。例えば、チャネルパラメータ、チャネル特性、システムスタック、エラー状態、または、特定の故障状態または性能低下状態に至る演算のシーケンスを通じてのRAMにおけるデータアイテムのレコード等のデータが収集され得る。収集された性能データを解析するために動的命令セットを用い、更新されるデータの変形を提供し、かつ問題に対する可能な解決策を検討するためにデータを再キャプチャすることも可能である。PMRTIプロセスを用いて一次的な修理も提供され得る。
より具体的には、ランタイムエンジンは性能データを収集し、かつ、オペレーションコードに応答して、性能データをファイルシステムセクションに格納する。その後、システムソフトウェアは、システムソフトウェアの評価のために性能データを収集することによって実行するように制御される。評価は、動的命令セットオペレーションコードによって実行される解析の形態として行われ得るか、または、評価は、無線デバイスの外部で実行され得る。本発明のいくつかの局面において、ランタイムエンジンは、ファイルシステムセクションから収集された性能データをアクセスし、かつ、オペレーションコードに応答して、エアリンクインターフェイスを介して性能データを送信する。現場の無線デバイスから性能データを収集することによって、製造業者が、デバイスをリコールすることなく、地域的または地球規模で問題を徹底的に解析することが可能になる。
本発明のいくつかの局面において、ファイルシステムセクション110は、新しいコードセクションを含むパッチマネージャランタイム命令を受信する。例えば、新しいコードセクション474は、図4に示される。あるいは、新しいコードセクションn(450)等の新しいコードセクションは、PMRTIに依存し得ない。例えば、新しいコードセクションn(450)は、以前のエアリンク通信で受信され得るか、または、工場調整中にインストールされ得る。ランタイムエンジンは、オペレーションコードに応答して、新しいコードセクション474(450)をコード格納セクションに追加する。本発明のいくつかの局面において、新しいコードセクションは、コード格納セクション112における未使用のブロックに追加される。あるいは、圧縮演算が必要とされる。その後、システムソフトウェアは、新しいコードセクション474(450)を用いて実行するように制御される。本発明の他の局面において、PMRTI454は、更新されたコードセクション474を含む。あるいは、新しいコードセクション450は、PMRTIに依存しない更新されたコードセクションである。ランタイムエンジンは、コード格納セクションにおけるコードセクション、例えば、コードセクション2(304)を、オペレーションコードに応答して、更新されるコードセクション474(450)と置換する。システムソフトウェアは、更新されたコードセクション474(450)を用いて実行するように制御される。本発明のいくつかの局面において、圧縮演算は、更新されるコードセクションを収容するために必要とされる。あるいは、更新されるコードセクションは、コード格納セクションの未使用または空のセクションに追加される。
上述のように、新しいコードセクションの追加、またはコードセクションの更新は、通常、新しいコードセクションアドレステーブルの生成を必要とし、これは、これらの演算は、新しいおよび/または変更されたコードセクション開始アドレステーブルを含むからである。さらに、圧縮演算はまた、新しいコードセクションアドレステーブルを必要とする。圧縮演算は、上述の圧縮器342の演算の結果か、または、圧縮方法関する詳細を供給するPMRTI命令の結果であり得る。PMRTIがダウンロードおよび圧縮命令を含む場合、PMRTIは、通常、ダウンロードおよび圧縮が完了された後に有効になる新しいコードセクションアドレステーブルをさらに含む。
図10aおよび図10bは、無線通信デバイスにおいて動的命令セットを実行する本発明の方法を示すフローチャートである。明瞭にするために、ナンバリングされたステップのシーケンスとして示されるが、特に明示なき場合、ナンバリング(および後述される方法におけるナンバリング)から順序が推論されるべきでない。方法は、ステップ1000で開始する。ステップ1001aは、システムソフトウェアをシンボルライブラリに形成し、各シンボルライブラリは、関連する機能を有するシンボルを含む。ステップ1001bは、シンボルライブラリをコードセクションに配置する。ステップ1002は、システムソフトウェアを実行する。ステップ1003は、動的命令セットを受信する。ステップ1003の動的命令セットを受信するステップは、エアリンク、無線周波数の(RF)ハードライン、インストール可能メモリモジュール、赤外線および論理ポートインターフェイスを含む群より選択されたインターフェイスを通じて動的命令セットを受信することを含む。本発明のいくつかの局面において、ステップ1003において動的命令セットを受信するステップは、ファイルシステムセクション不揮発性メモリにおけるパッチマネージャランタイム命令(PMRTI)を受信することを含む。
ステップ1004は、ランタイムエンジンを起動する。通常、ランタイムエンジンを起動するステップは、第1のコードセクションからランタイムライブラリを呼出すことを含む。ランタイムエンジンは、揮発性または不揮発性メモリから起動され得る。ステップ1006は、動的命令セットを処理する。動的命令を処理するステップは、数学的および論理的演算に応答して、命令を処理することを含む。本発明のいくつかの局面において、ステップ1007(図示せず)は、動的命令セットの処理に続いて、動的命令セットを削除する。ステップ1008は、システムデータおよびシステムソフトウェア上で演算する。ステップ1010は、システムデータおよびシステムソフトウェア上での演算に応答して、システムソフトウェアの実行を制御する。
通常、ステップ1003におけるパッチマネージャランタイム命令を受信するステップは、条件付きオペレーションコードおよびデータアイテムを受信することを含む。その後、ステップ1006における動的命令セットを処理するステップは、サブステップを包含する。ステップ1006a1は、パッチマネージャランタイム命令オペレーションコードを読み出すために、ランタイムエンジンを用いる。ステップ1006bは、オペレーションコードに応答して、演算のシーケンスを実行する。
いくつかの局面において、ステップ1001bにおいてシンボルライブラリをコードセクションに配置するステップは、コードセクションの開始点でシンボルライブラリを開始すること、およびシンボルをそれぞれのコードセクションスタートアドレスからオフセットされるように配置することを包含する。その後、この方法は、さらなるステップを包含する。ステップ1001cは、対応する開始アドレスにコードセクションの開始を格納する。ステップ1001dは、コードセクション識別子を対応する開始アドレスと相互参照するコードセクションアドレステーブル(CSAT)を維持する。ステップ1001eは、シンボル識別子を対応するオフセットアドレスおよび対応するコードセクション識別子と相互参照するシンボルオフセットアドレステーブル(SOAT)を維持する。
本発明のいくつかの局面において、ステップ1003においてパッチマネージャランタイム命令を受信するステップは、シンボル識別子を受信することを包含する。その後、この方法は、さらなるステップを包含する。ステップ1006a2は、コードセクションアドレステーブルおよびシンボルオフセットアドレステーブルを用いることによって受信されたシンボル識別子に対応するシンボルを配置する。ステップ1006bにおけるオペレーションコードに応答して、演算のシーケンスを実行するステップは、サブステップを包含する。ステップ1006b1は、配置されたシンボルがデータアイテムである場合、データを抽出する。ステップ1006b2は、配置されたシンボルが命令であると、このシンボルを実行する。
本発明のいくつかの局面において、ステップ1006b1において動的命令を処理するステップは、さらなるサブステップを包含する。ステップ1006b1a、パッチマネージャランタイム命令の長さをキャプチャするために、ランタイムエンジンを用いる。ステップ1006bは、オペレーションコードに応答して、パッチマネージャランタイム命令からデータアイテムを抽出する。ステップ1006b1cは、オペレーションコードを応答して、演算のシーケンスを実行する際に抽出されたデータを用いる。
図11は、例示的動的命令セット演算を示すフローチャートである。図11におけるステップのいくつかは、図10におけるものと同じであり、簡潔にするために、ここでは繰返されない。ステップ1106において動的命令セットを処理するステップは、サブステップを包含する。ステップ1106aは、ファイルシステムセクションにおける第2のコードセクションに格納されたシステムデータにアクセスする。ステップ1106bは、システムデータを解析する。ステップ1106cは、更新されるシステムデータを生成する。その後、ステップ1108のシステムデータおよびシステムソフトウェア上で演算するステップは、第2のセクションにおけるシステムデータを更新されるシステムデータと置換するステップを包含し、ステップ1010のシステムソフトウェアの実行を制御するステップは、システムソフトウェアの実行において更新されたシステムデータを用いるステップを包含する。
図12は、別の例示的動的命令セット演算を示すフローチャートである。図12におけるステップのいくつかは、図10におけるものと同じであり、簡潔にするために、ここでは繰返されない。ステップ1201cは、コード格納セクション不揮発性メモリに複数のコードセクションを格納する。ステップ1206の動的命令セットを処理するステップは、サブステップを包含する。ステップ1206aは、コード格納セクション(CSS)における第3のコードセクションに格納されたシステムデータにアクセスする。ステップ1206bは、システムデータを解析する。ステップ1206cは、更新されるシステムデータを生成する。ステップ1208のシステムデータおよびシステムソフトウェア上で演算するステップは、第3のコードセクションにおけるシステムデータを更新されるシステムデータと置換するステップを包含する。ステップ1210のシステムソフトウェアの実行を制御するステップは、システムソフトウェアの実行において更新されたシステムデータを用いるステップを包含する。
図13は、第3の例示的動的命令セット演算を示すフローチャートである。図13におけるステップのいくつかは、図10におけるものと同じであり、簡潔にするために、ここでは繰返されない。ステップ1301cは、コード格納セクション不揮発性メモリに複数のコードセクションを格納する。ステップ1301dは、リード−ライトデータを揮発性メモリにロードする。ステップ1306の動的命令セットを処理するステップは、サブステップを包含する。ステップ1306aは、揮発性メモリにおけるリード−ライトデータにアクセスする。ステップ1306bは、リード−ライトデータを解析する。ステップ1306cは、更新されるリード−ライトデータを生成する。ステップ1308のシステムデータおよびシステムソフトウェア上で演算するステップは、揮発性メモリ内のリード−ライトデータを更新されるリード−ライトデータと置換するステップを包含する。システムソフトウェアの実行を制御するステップは、システムソフトウェアの実行において更新されたリード−ライトデータを用いるステップを包含する。
図14は、第4の例示的動的命令セット演算を示すフローチャートである。図14におけるステップのいくつかは、図10におけるものと同じであり、簡潔にするために、ここでは繰返されない。動的命令セットを処理するステップは、サブステップを包含する。ステップ1406aは、オペレーションコードに応答して、システムソフトウェアの実行をモニタリングする。ステップ1406bは、性能データを収集する。ステップ1406cは、性能データを格納する。ステップ1406dは、エアリンクインターフェイスを介して、格納されたデータを送信する。ステップ1408のシステムデータおよびシステムソフトウェア上で演算するステップは、システムソフトウェアの評価において性能データを用いるステップを包含する。
図15は、第5の例示的動的命令セット演算を示すフローチャートである。図14におけるステップのいくつかは、図10におけるものと同じであり、簡潔にするために、ここでは繰返されない。ステップ1501cは、コード格納セクション不揮発性メモリに複数のコードセクションを格納する。ステップ1503のパッチマネージャランタイム命令を受信するステップは、新しいコードセクションを受信するステップを包含する。ステップ1508のシステムデータおよびシステムソフトウェア上で演算するステップは、コード格納セクションに新しいコードセクションを追加するステップを包含し、ステップ1510のシステムソフトウェアの実行を制御するステップは、システムソフトウェアの実行において新しいコードセクションを用いるステップを包含する。
あるいは、ステップ1503の新しいコードセクションを受信するステップは、更新されるコードセクションを受信するステップを包含する。その後、ステップ1508のシステムデータおよびシステムソフトウェア上で演算するステップは、コード格納セクションにおける第4のコードセクションを更新されるコードセクションと置換するステップを包含する。
無線通信デバイスにおける動的命令セットを実行するシステムおよび方法が提供され、これにより、ソフトウェアを更新する、およびソフトウェアの性能をモニタリングするプロセスを支援する。システムは、コードセクションにシンボルライブラリが配置されるために、容易に更新可能であり、テーブルを用いてメモリ内のコードセクションの開始アドレスおよびシンボルライブラリにおけるシンボルのオフセットアドレスにアクセスする。動的命令セットの使用は、カスタム変更が、そのデバイスの特定の特性に基づいて、各無線デバイスに実行されることを可能にする。動的命令セットの可能な使用を示すいくつかの一般的な例が与えられた。しかしながら、本発明は、これらの例だけに限定されない。本発明の他の変形および実施形態が当業者に思い浮かぶ。
図16は、例示的無線通信ネットワークを示すハイレベルネットワーク図である。示された無線通信ネットワークは、複数の無線通信デバイス10、12および14、複数の基地局20および22、ならびに無線通信デバイス10、12および14とネットワーク40を介して接続されるPMRTIサーバ30を備える。
無線通信デバイス10は、無線通信ネットワーク100内で通信する能力を有する任意の種類のデバイスであり得る。例えば、無線通信デバイス10は、セル電話、パーソナルデジタルアシスタント(「PDA」)、ラップトップコンピュータ、腕時計、または、無線通信のために構成された任意の他のデバイスであり得る。無線通信デバイスは、本明細書中で、「ハンドセット」または「モバイル電話」または「モバイルデバイス」とも呼ばれ得る。
基地局20は、好適には、空中を介して複数の無線通信デバイスと通信するように構成され、かつ、この空中を介した通信を、ネットワーク40を介して移動するワイヤド通信に変換するトランシーバ(図示せず)を備える。好適には、ネットワーク40は、無線通信事業者によってオペレートされるプライベートネットワークである。ネットワーク40は、好適には、基地局20および22等の基地局間にハンドオフするためのインフラストラクチャを提供する。さらに、ネットワーク40は、好適には、種々のアプリケーションサーバと、PMRTIサーバ30等の他のコンピュータベースサーバとの間に通信リンクを提供する。
ネットワーク40は、さらに、サービス総合デジタル通信網(「ISDN」)、加入電話網(「PLMN」)、公衆陸上移動網(Public Land Mobile Network(「PLMN」))、パケット交換公衆データ網(Packet Switched Public Data Network(「PSPDN」))、およびインターネット(いくつかのみを挙げる)等の他のネットワーク(図示せず)に接続するためのパイプ役として利用され得る。
図17Aは、例示的無線通信デバイス10を示す。そのように機能することを可能にする無線通信デバイスの一般的特徴は当業者に周知であり、従って、本明細書中に示されず、かつ説明されない。
無線通信デバイス10は、ランタイムエンジン50、リモートオペレーションコード(「オペコード」)ライブラリ60、サーバオペコードライブラリ70およびリモートランタイム命令コードセクション80を備える。ランタイムエンジン50は、好適には、動的命令セットを処理するように構成される。動的命令セットの1例は、PMRTI命令セットである。動的命令セットの別の例は、RPMRTI命令セットである。これらの2つの命令セット間の相違は、PMRTIセットが、無線デバイスによって実行され得る機能を備える一方で、RPMRTI命令セットは、ネットワーク40上に常駐するPMRTIサーバ30によって実行され得る機能を備えることである。
動的命令セットの処理は、PMRTIサーバ30から受信されたRPMRTIセットの実行、およびPMRTIサーバ30への伝達のPMRTIセットと対応するデータのコンパイルを含む。好適には、ランタイムエンジン50は、必要に応じて無線通信デバイス10によって起動され得、これにより、デバイス10上で必要な場合のみ演算し、かつ最小量のシステムリソース(例えば、メモリ、CPUサイクル等)を消費する。
リモートオペコードライブラリ60は、好適には、各PMRTI機能または実行可能なコードセグメントを表すオペコードの母集団を含む。有利にも、リモートオペコードライブラリ60は、実際に実行可能なマシンコード機能またはコードセグメントのプレースホルダとして利用されるオペレーションコードを含む。従って、リモートオペコードライブラリ60は、無線通信デバイス10によって実行され得る各およびすべてのPMRTI機能に対応するすべての利用可能なオペレーションコードのリストを含む。
同様に、サーバオペコードライブラリ70は、好適には、各PRMRTI機能または実行可能コードセグメントを表すオペレーションコードの母集団を含む。有利にも、サーバオペコードライブラリ70は、無線通信デバイス10上に常駐しない現在実行可能なマシンコード機能またはコードセグメントのオペレーションコードのみを含む。従って、サーバオペコードライブラリ70は、無線通信デバイス10に代わってPMRTIサーバ30によって実行され得る各利用可能なRPMRTI機能のすべてのオペレーションコードのリストを含む。
好適な実施形態において、利用可能なRPMRTI機能の数は、利用可能なPMRTI機能の数を十分に超過し得る。なぜなら、PMRTIサーバ30は、セル電話およびPDA等のモバイルデバイス上に通常見出される最小リソースに苦慮しないからである。
さらに、無線通信デバイス10は、リモートランタイム命令コードセクション80を含む。コードセクション80は、実際のマシンコードまたは実行可能な命令がデバイス10上の永久メモリに常駐する場所である。これらの実行可能な命令またはコードセグメントは、好適には、リモートオペコードライブラリ60に含まれるオプコードと1対1の関係で対応する。図17Bは、例示的コードセクション80を示すブロック図である。示されるように、命令01〜命令nの任意の数のPMRTI機能がコードセクション80に含まれ得る。最適には、コードセクション80において多数の機能が利用可能であり、さらに、デバイス10の非常にわずかなリソース(例えば、永久メモリ)しか消費しない。
有利にも、サーバオペコードライブラリ70、リモートオペコードライブラリ60、および対応するコードセクション80は、デバイス10の製造中、および、現場で展開される前(すなわち、顧客に購買される前)に無線通信デバイス10上の永久メモリにインストールされ得る。ライブラリに含まれるオペコードのセットまたはコードセクション80における実行可能な命令のセットの将来の更新が、図22に関して後述されるプロセスを実現するPMRTIサーバ30によって提供され得る。
最後に、示された実施形態において、無線通信デバイスは、空中を介した通信リンク90を含む。通信リンク90の実現は、当業者に周知であり、無線通信デバイス10に、無線または他の空中接続を介して無線通信ネットワーク100内で通信する能力を提供する。有利にも、空中通信リンク90は、PMRTIサーバがリモートオペコードライブラリ60、サーバオペコードライブラリ70およびリモートランタイム命令コードセクション80を更新する手段を提供し得る。
図18Aは、例示的PMRTIサーバ30を示すブロック図である。PMRTIサーバを実現し得る汎用コンピュータの機能が図23に関して後述される。
示された実施形態において、PMRTIサーバ30は、制御モジュール95、リモートオペコードライブラリ60、サーバオペコードライブラリ70、およびサーバランタイム命令コードセクション82を含む。リモートオペコードライブラリ60およびサーバオペコードライブラリ70は、好適には、無線通信デバイス10に存在するライブラリと同じオペレーションコードのリストを含む。制御モジュール95は、好適には、動的命令セットを処理し、かつ、PMRTIサーバ30と、無線通信ネットワークを介して利用可能な複数の無線通信デバイスとの間のPMRTI通信のネットワークを管理するように構成される。
例えば、制御モジュール95は、種々のダイナミックPMRTIセットをコンパイルし、かつ、これらの命令セットを、種々の別個の無線通信デバイスに送信し得る。同様に、制御モジュール95は、さらに、複数のダイナミックRPMRTIセットを受信し、かつ、無線通信デバイスを送信する代わりにこれらの命令セットを実行し得る。
リモートオペコードライブラリ60は、好適には、各利用可能なPMRTI機能または実行可能なコードセグメントに対応するオペレーションコードの母集団を含む。有利にも、リモートオペコードライブラリ60は、リモートランタイム命令コードセクション80における(無線通信デバイス上の)実際の実現可能なマシンコード機能またはコードセグメントのプレースホルダとして利用されるオペレーションコードのリストを含む。従って、リモートオペコードライブラリ60は、無線通信デバイスによって実行され得るすべての利用可能なPMRTI機能のすべての利用可能なオペコードのリストを含む。
同様に、サーバオペコードライブラリ70は、好適には、各RPMRTI機能または実行可能なコードセグメントに対応するオペレーションコードの母集団を含む。有利にも、サーバオペコードライブラリ70は、実際に実行可能なマシンコード機能のオペレーションコード、またはPMRTIサーバ30で実行し得るコードセグメントをのみを含む。好適には、利用可能なRPMRTI機能の数は、利用可能なPMRTI機能の数をかなり越える。なぜなら、PMRTIサーバ30は、例えば、携帯電話およびPDA等の等のモバイルデバイス上に通常見出されるリソースが最小であることの影響を受けないからである。
さらに、PMRTIサーバ30は、サーバランタイム命令コードセクション82を含む。コードセクション82は、実際のマシンコードまたは実行可能な命令がサーバ30上の永久メモリに常駐する場所である。これらの実行可能な命令またはコードセグメントは、好適には、サーバオペコードライブラリ70に含まれるオペレーションコードと1対1の関係で対応し、これは、サーバ30と無線通信デバイス10の両方に常駐する。図18Bは、例示的サーバランタイム命令コードセクションを示すブロック図である。
図19は、動的命令セットを無線通信デバイス上で実行するための例示的プロセスを示すフローチャートである。最初に、ステップ500において、無線通信デバイスは、リモートオペコードを受信する。リモートオペコードのセットは、例えば、無線通信ネットワークとのリンク等の空中を介する通信リンクを介して受信され得る。好適には、オペコードは、空中を介して送信されるデータの量を最小化するように最適化される。さらに、データペイロードには、無線デバイスによって受信されるオペコードのセットが含まれ得る。
ステップ502において、無線デバイスは、ランタイムエンジンを起動して、リモートオペコードセットを処理する。ステップ504に示されるように、ランタイムエンジンは、リモートオペコードセットを構文解析し、その後、ステップ506にてペイロードデータを抽出する。データペイロードが存在しない場合、このステップは省略され得る。データベイロードが存在する場合、結果として生じたデータは後で用いるために揮発性メモリの利用可能な部分に格納され得る。次に、ランタイムエンジンは、ステップ508に示されるように、リモートオペコードセットにおけるオペコードに対応する実行可能な命令を取得する。これらの命令は、無線デバイスのリモートランタイム命令コードセクションから取得され得る。
一旦リモートオペコードセットにおけるオペコードに対応する実行可能な命令が取得されると、ステップ510に示されるように、ランタイムエンジンが命令を実行する。命令が実行される場合、演算される任意の必要なデータは、データペイロードが格納される揮発性メモリから取得され得る。あるいは、またはさらに、演算される任意の必要なデータが実行された命令の結果として取得され得る。
例えば、データペイロードは、無線デバイスの更新されるソフトウェアモジュールを含み得る。さらに、リモートオペコードセットにおけるオペコードの1つは、永久メモリのセクションをデータペイロードの部分と置換するという実行可能命令に対応し得る。この例において、置換される永久メモリの部分は、古くなったソフトウェアモジュールであり、その結果、更新されたソフトウェアモジュールが命令によって永久メモリにロードされる。従って、リモートオペコードセットおよびデータペイロードは、無線デバイス上で演算してソフトウェアモジュールを更新する。
一旦命令セットがランタイムエンジンによって完全に実行されると、ステップ512に示されるように、ランタイムエンジンは終了し得る。有利にも、ランタイムエンジンは、起動かつ終了され得、これにより、ランタイムエンジンは、必要に応じてのみ走行し得る。これは、無線デバイス上のシステムリソースを節約し、例えば、揮発性メモリ空間およびCPUサイクルを節約し得る。
図20は、無線通信デバイス上に動的命令セットをコンパイルするための例示的プロセスを示すフローチャートである。最初に、ステップ520に示されるように、ランタイムエンジンが起動される。一旦ランタイムエンジンが動作すると、ステップ522に示されるように、エンジンは、サーバのオペコードのセットをコンパイルし得る。サーバオペコードのセットは、無線デバイス上で走行するバックグラウンドプロセスから取得され得る。あるいは、サーバオペコードセットは、ユーザの指示下で、無線デバイス上で走行するプロセスから取得され得る。
例えば、無線デバイスは、システムメンテナンスまたは他の所望の機能を実行するために、オペレーティングシステムによって周期的および自動的に走行されるルーティンセットを含み得る。これらのプロシージャは、それらを実行した結果として、ランタイムエンジンによってサーバオペコードセットが生成され得る。あるいは、ユーザは、ユーザによってリクエストされた場合にのみ実行されるルーティンの複数のセットを開始する。ルーティンの複数のセットは、さらに、サーバオペコードセットがランタイムエンジンによって生成されるようにし得る。両方の場合において、結果は、ステップ522に示されるように、ランタイムエンジンによって生成される。
一旦サーバオペコードセットが生成されると、ランタイムエンジンは、ステップ524において、データペイロードがサーバオペコードセットに付随するか否かを決定する。サーバオペコードセットと共に付随する必要のデータがある場合、ステップ526において、ランタイムエンジンは、永久または揮発性メモリからそのデータをフェッチするか、または、必要とされるデータを戻すという命令を実行する。一旦データが取得されると、ステップ528に示されるように、ランタイムエンジンは、次に、データをサーバオペコードセットに挿入する。これを達成する1つの簡単な方法は、単一のデータパケットにおけるサーバオペコードセットにデータペイロードを添付することである。
一旦データペイロードがサーバオペコードセットと組み合わされると、または、データペイロードが必要とされない場合、ステップ530に示されるように、ランタイムエンジンは、サーバオペコードセット(データペイロードをともなうか、またはともなわない)をサーバに送信する。サーバオペコードセットが送信された後、ランタイムエンジンは、ステップ532に示されるように、終了されて、無線デバイス上のリソースを解放し得る。
図21は、PMRTIサーバ上で動的命令セットを実行するための例示的プロセスを示すフローチャートである。最初に、ステップ540において、サーバは、サーバオペコードセットを受信する。オペコードセットは、好適には、一連の実行可能な命令を表す名前(moniker)のリストであり、各オペコードは、別個の実行可能な命令または実行可能な命令の別個のセットを表す。一旦サーバオペコードのセットが受信されると、ステップ542において、サーバはサーバオペコードセットを構文解析し、ステップ544に示されるように、サーバオペコードセットと共に含まれる任意のデータペイロードを抽出する。データペイロードが抽出された場合、これは、後で用いるために、サーバ上の揮発性メモリに一時的に格納され得る。
次に、サーバは、ステップ546に示されるように、対応する命令セットを取得する。好適には、対応する命令セットは、PMRTIサーバマシン上の永久メモリ内に常駐するサーバランタイム命令コードセクションに格納される。一旦命令セットが取得されると、ステップ548に見出されるように、サーバは、命令セットを実行する。命令セットが実行される場合、実行するルーティンは、サーバオプコードセットと共に来たデータペイロードを用い得る。好適には、データペイロードは、この目的で、サーバ上のメモリ内に格納される。あるいは、実行するルーティンは、命令セットがこの機能を実行するために必要なデータを生成する命令を含み得る。
図22は、オペコードライブラリを同期化するための例示的プロセスを示すフローチャートである。最初に、ステップ580において、無線デバイスは、サーバオペコードのリストを取得する。これは、サーバオペコードライブラリを参照することによって最も容易に行われ得る。あるいは、ルーティンが呼出され得るか、またはプログラムが実行され得、これにより、サーバオペコードの所望のリストがもたらされる。一般的意味で、オペコードライブラリを同期化するためのプロセスは、無線デバイスによって周期的かつ自動的に開始されるか、または、ユーザからの入力によって開始され得る。
ステップ582に示されるように一旦サーバオペコードのリストが取得されると、このリストはデータペイロードとしてサーバオペコードセットに含まれ、処理するためにサーバに送信される。サーバは、オペコードに対応する命令を実行し、これにより、データペイロードを処理する。このデータペイロードは、無線デバイスにより利用可能なすべてのサーバオペコードのリストである。これに対して、ステップ584に示されるように、無線デバイスは、リモートオペコードセットおよびデータペイロードを受信する。サーバによって受信されたデータペイロードは、有利にも、任意の更新または修正されたオペコードおよび対応する実行可能な命令を含む。さらに、データペイロードは、任意の新しいオペコードおよび対応する実行可能な命令も含む。
無線デバイスは、次に、ステップ586にて、このデータペイロードを抽出し、かつ、好適には、このデータペイロードを、例えば、揮発性メモリの空いたセグメント等、無線デバイスの利用可能なメモリに格納する。一旦データペイロードが抽出されると、ステップ588に示されるように、無線デバイスは、リモートオペコードセットに対応する実行可能な命令を取得する。リモートオペコードセットに対応する実行可能な命令のセットが取得されると、ステップ590において、無線デバイスは、これらの命令を実行する。命令が実行された場合、データペイロードからのデータは、無線デバイス内の一時的格納ロケーションからアクセスされ得る。
例えば、第1の実行可能命令は、無線デバイスに永久メモリの第1の部分をデータペイロードの第1の部分と置換させ得る。これが行われた後、好適には、サーバオペコードライブラリに更新されたサーバオペコードがもたらされる。従って、第2の実行可能な命令は、無線デバイスに、永久メモリの第2の部分をデータペイロードの第2の部分と置換させ得る。これが行われた後、好適には、サーバランタイム命令コードセクションに更新された実行可能な命令がもたらされる。これは、有利にも、無線デバイスがその機能性スイートへの更新に関してPMRTIサーバに周期的に照会することを可能にする。
ハンドセットが、サーバオペコードセットおよび対応するデータペイロードを処理するために構築し、かつこれらをPMRTIサーバ30に送信する能力のさらなる適用は、ロケーション更新を提供するステップ(例えば、GPS情報)と、ボイスメモをネットワーク上に保存するステップと、ネットワークまたは他のユーザにファイルを送信するステップとを包含する。一般的意味で、ネットワークまたは他のユーザにファイルを送信するステップは、友人または家族構成員に顧客信号発信(custom rings)を送信するステップと、無線デバイスによってキャプチャされた写真またはデジタルイメージを送信するステップと、eメール、ドキュメント、またはネットワーク上に格納されるか、または別のユーザに送信されるべき任意の他の所望のデータを送信するステップ等の極めて広範囲の所望の適用を包含する。
図23は、本明細書中に記載された種々の実施例と共に用いられ得る例示的コンピュータシステム550を示すブロック図である。例えば、コンピュータシステム550は、無線通信ネットワーク内に常駐するPMRTIサーバとして用いられ得る。コンピュータシステム550は、さらに、無線通信ネットワークおよびその構成要素を含む種々の他の一般的または汎用のコンピュータシステムのいずれかとして用いられ得る。しかしながら、当業者に明らかなように、他のコンピュータシステムおよびアーキテクチャが用いられ得る。
コンピュータシステム550は、好適には、プロセッサ552などの1つ以上のプロセッサを備える。入力および出力を管理する補助プロセッサ、浮動少数点数演算を実行する補助プロセッサ、信号処理アルゴリズムを高速で実行するために適切なアーキテクチャを有する専用マイクロプロセッサ(例えば、デジタル信号プロセッサ)、メイン処理システムに従属するスレーブプロセッサ(例えば、バックエンドプロセッサ)、デュアルまたはマルチプロセッサシステム用のさらなるマイクロプロセッサまたはコントローラ、あるいはコプロセッサ等のさらなるプロセッサが提供され得る。このような補助プロセッサは、個別のプロセッサであり得るか、またはプロセッサ552と統合され得る。
プロセッサ552は、好適には、通信バス554に接続される。通信バス554は、ストレージと、コンピュータシステム550の他の周辺コンポーネントとの間の情報伝達を容易にするためのデータチャネルを含み得る。通信バス554は、データバス、アドレスバス、およびコントロールバス(図示せず)を含む、プロセッサ552との通信のために用いられる信号のセットを提供し得る。通信バス554は、例えば、ISA(Industry Standard Architecture)、EISA(Extended industry Standard Architecture)、MCA(Micro Channel Architecture)、PCI(Peripheral Component Interconnect)、ローカルバス、または、IEEE488GPIB(General−Purpose Interface Bus)、IEEE696/S−100等を含む米国電気電子学会(「IEEE」)によって公布される標準規格等に準じるバスアーキテクチャ等の任意の標準規格、または非標準規格のバスアーキテクチャを備え得る。
コンピュータシステム550は、好適には、メインメモリ556を備え得、かつ、2次メモリ558も備え得る。メインメモリ556は、プロセッサ552上で実行するプログラムの命令およびデータの格納を提供する。メインメモリ556は、通常、ダイナミックアクセスメモリ(「DRAM」および/またはスタティックランダムアクセスメモリ(「SRAM」)等の半導体ベースのメモリである。他の半導体ベースのメモリタイプは、読み出し専用メモリ(「ROM」)を含む、例えば、同期ダイナミックランダムアクセスメモリ(「SDRM」)、ラムバスダイナミックランダムアクセスメモリ(「RDRAM」)、強誘電体ランダムアクセスメモリ(「FRAM」)等を含む。
2次メモリ558は、選択的に、ハードディスクドライブ560および/または、例えば、フロッピー(R)ディスクドライブ、磁気テープドライブ、コンパクトディスク(「CD」)ドライブ、デジタルバーサタイルディスク(「DVD」)ドライブ等の取り外し可能格納ドライブ562を含み得る。取り外し可能格納ドライブ562は、周知の態様で、取り外し可能格納媒体564から読み出しおよび/またはこれに書き込みする。取り外し可能格納媒体564は、例えば、フロッピー(R)ディスク、磁気テープ、CD、DVD等であり得る。
取り外し可能格納媒体564は、好適には、コンピュータによって実行可能なコード(すなわち、ソフトウェア)および/またはデータを格納したコンピュータによって読み出し可能な媒体である。取り外し可能な格納媒体564に格納されたコンピュータソフトウェアまたはデータは、電気通信信号578としてコンピュータシステム550に読み込まれる。
これに代わる実施形態において、2次メモリ558は、コンピュータプログラム、または他のデータまたは命令が、コンピュータシステム550にロードされることを可能にする、他の同様の手段を含み得る。このような手段は、例えば、外部格納媒体572およびインターフェイス570を含み得る。外部格納媒体572の例は、外部ハードディスクドライブまたは外部光学ドライブ、または、外部磁気光学ドライブを含み得る。
2次メモリ558の他の例は、プログラム可能読み出し専用メモリ)「PROM」)、消去可能プログラム可能読み出し専用メモリ(「EPROM」、電気的消去可能読み出し専用メモリ(「EEPROM」)、またはフラッシュメモリ(EEPROMと同様のブロック指向型メモリ)等の半導体ベースのメモリを含み得る。さらに、ソフトウェアおよびデータが取り外し可能格納ユニット572からコンピュータシステム550に伝送されることを可能にする、任意の他の取り外し可能格納ユニット572およびインターフェイス570が含まれる。
コンピュータシステム550は、さらに、通信インターフェイス574を含み得る。通信インターフェイス574は、ソフトウェアおよびデータが通信システム550と外部デバイス(例えば、プリンタ)、ネットワーク、または情報ソース間で伝送されることを可能にする。例えば、コンピュータソフトウェアまたは実行可能なコードは、通信インターフェイス574を介してネットワークサーバからコンピュータシステム550に転送され得る。通信インターフェイス574の例は、ほんの少しを挙げても、モデム、ネットワークインターフェイスカード(「NIC」)、通信ポート、PCMCIAスロットおよびカード、赤外線インターフェイス、およびIEEE1394ファイヤワイヤを含む。
通信インターフェイス574は、好適には、Ethernet(R) IEEE 802標準規格、ファイバチャネル、デジタル加入者線(「DSL」)、非同期デジタル加入者線(「ADSL」)、フレームリレー、非同期転送モード(「ATM」)、サービス総合デジタル通信網(「ISDN」)、パーソナルコミュニケーションサービス(「PCS」)、トランスミッションコントロールプロトコル/インターネットプロトコル(「TCP/IP」)、シリアルラインインターネットプロトコル/ポイントツーポイントプロトコル(「SLIP/PPP」)等の業界で普及しているプロトコル標準規格を実装するが、カスタマイズされたか、または非標準規格のインターフェイスプロトコルも実装され得る。
通信インターフェイス574を介して伝送されたソフトウェアおよびデータは、通常、電気通信信号578の形態である。これらの信号578は、好適には、通信チャネル576を介して通信インターフェイス574に提供される。通信チャネル576は、信号578を搬送し、ほんの少しを挙げても、ワイヤまたはケーブル、光ファイバ、従来の電話回線、セルラー電話リンク、無線周波数(RF)リンク、または赤外線リンクを含む種々の通信手段を用いて実装され得る。
コンピュータによって実行可能なコード(すなわち、コンピュータプログラムまたはソフトウェア)は、メインメモリ556および/または2次メモリ558に格納される。コンピュータプログラムは、さらに、通信インターフェイス574を介して受信され、かつメインメモリ556に格納され、および/または2次メモリ558に格納され得る。このようなコンピュータプログラムは、実行されると、上述のように、コンピュータシステム550が種々の機能を実行することを可能にする。
この記載において、用語「コンピュータ読み出し可能媒体」は、コンピュータによって実行可能なコード(例えば、ソフトウェアおよびコンピュータプログラム)をコンピュータシステム550に提供するために用いられる任意のメディアに対して用いられる。これらの媒体の例は、メインメモリ556、2次メモリ558(ハードディスクドライブ560、取り外し可能格納媒体564、および外部格納媒体572を含む)、および通信インターフェイス574(ネットワーク情報サーバまたは他のネットワークデバイスを含む)と通信可能に接続された任意の周辺デバイスを含む。コンピュータ読み出し可能媒体は、実行可能コード、プログラム命令、およびソフトウェアをコンピュータシステム550に提供する手段である。
ソフトウェアを用いて実装される実施形態において、ソフトウェアは、取り外し可能格納ドライブ562、インターフェイス570、または通信インターフェイス574を用いてコンピュータによって読み出し可能な媒体に格納され、かつコンピュータシステムに550にロードされる。このような実施形態において、ソフトウェアは、電気通信信号578の形態でコンピュータシステム550にロードされる。ソフトウェアは、プロセッサ552によって実行されると、好適には、プロセッサ552に上述の発明の特徴および機能を実行させる。
種々の実施例はまた、例えば、応用専用向け集積回路(「ASIC」)、またはフィールドプログラマブルゲートアレイ(「FPGA」)等のコンポーネントを用いるハードウェアにおいて主に実装される。本明細書中に記載される機能を実行することができるハードウェア状態マシンのインプリメンテーションはまた、当業者には明らかである。ハードウェアおよびソフトウェアの両方の組み合わせを用いて、さらに、種々の実施例が実現され得る。
本明細書中において詳細に示され、かつ記載された特定のシステムおよび方法は、本発明の上述の目的を完全に達成することができ、本明細書中に提供された記載および図面は、本発明の、現在好適な実施形態を表し、従って、本発明により広く考察された主題を表すことが理解されるべきである。本発明の範囲は、当業者に明らかになり得る他の実施形態を完全に含み、従って、本発明範囲が添付の請求項以外の何物によっても限定されないことがさらに理解され得る。
図1は、無線デバイスソフトウェアメンテナンスシステム全体の模式的ブロック図である。 図2は、エアリンクインターフェイスを介して命令セットのインストールをハイライトする、ソフトウェアメンテナンスシステムの模式的ブロック図である。 図3は、無線通信デバイスにおいて動的命令セットを実行するための、本発明のシステムを示す模式的ブロック図である。 図4は、無線デバイスメモリの模式的ブロック図である。 図5は、図3のコードセクションアドレステーブルを示すテーブルである。 図6は、シンボルを有する、図3のシンボルライブラリの詳細な図である。 図7は、図3のシンボルオフセットアドレステーブルを示すテーブルである。 図8は、ランタイムエンジンによりアクセスされるオペレーションコード(「opcode」)の図である。 図9は、図8の第1のオペレーションコードのより詳細な図である。 図10は、無線通信デバイスにおいて動的命令セットを実行する本発明の方法を示すフローチャートである。 図11は、例示的動的命令セットオペレーションを示すフローチャートである。 図12は、別の例示的動的命令セットオペレーションを示すフローチャートである。 図13は、第3の例示的動的命令セットオペレーションを示すフローチャートである。 図14は、第4の例示的動的命令セットオペレーションを示すフローチャートである。 図15は、第5の例示的動的命令セットオペレーションを示すフローチャートである。 図16は、例示的無線通信ネットワークを示すハイレベルネットワークの図である。 図17Aは、例示的無線通信デバイスを示すブロック図である。 図17Bは、例示的リモートランタイム命令コードセクションを示すブロック図である。 図18Aは、例示的PMRTIサーバを示すブロック図である。 図18Bは、例示的サーバランタイム命令コードセクションを示すブロック図である。 図19は、動的命令セットを無線通信デバイス上で実行するための例示的プロセスを示すフローチャートである。 図20は、動的命令セットを無線通信デバイス上にコンパイルするための例示的プロセスを示すフローチャートである。 図21は、動的命令セットをPMRTIサーバ上で実行するための例示的プロセスを示すフローチャートである。 図22は、オペレーションコードライブラリを同期化するための例示的プロセスを示すフローチャートである。 図23は、本明細書中に記載される種々の実施形態との関連で用いられ得る例示的コンピュータシステムを示すブロック図である。

Claims (20)

  1. 複数のサーバオペレーションコードのライブラリと、
    複数のリモートオペレーションコードのライブラリと、
    ランタイムモジュールと
    を備えている、無線通信デバイスであって、
    該複数のサーバオペレーションコードの各々は、無線通信ネットワークを介して該無線通信デバイスと通信可能に結合されたサーバコンピュータにおいて実行可能な複数の命令のうちの対応する1つの命令を表し、
    該複数のリモートオペレーションコードの各々は、該無線通信デバイスにおいて実行可能な複数の命令のうちの対応する1つの命令を表し、
    該ランタイムモジュールは該複数のサーバオペレーションコードの一部処理し、該複数のサーバオペレーションコードの該一部を該サーバコンピュータに送信するように構成されており
    該ランタイムモジュールは、該複数のリモートオペレーションコードの一部を受信し、該無線通信デバイスにおいて実行可能な該複数の命令の一部を実行するようにさらに構成されており、
    該無線通信デバイスにおいて実行可能な該複数の命令の該一部の各々は、該受信された複数のリモートオペレーションコードの該一部におけるオペレーションコードに対応する無線通信デバイス。
  2. 前記複数のサーバオペレーションコードの処理された一部は、後に使用するためにメモリに格納される情報を有しているデータペイロードをさらに備える、請求項1に記載の無線通信デバイス。
  3. 前記ランタイムモジュールは、所定の時間に、前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部自動的に処理および送信するように構成されている、請求項1に記載の無線通信デバイス。
  4. 前記ランタイムモジュールは、前記無線通信デバイスのユーザからの入力に応答して、前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部処理および送信するように構成されている、請求項1に記載の無線通信デバイス。
  5. 無線通信デバイスとサーバコンピュータとの間に演算命令を送信する双方向システムであって、該無線通信デバイスおよび該サーバコンピュータは、無線通信ネットワークを介して通信可能に結合されており、
    該システムは、無線通信デバイスと、サーバコンピュータとを備えており、
    該無線通信デバイスは、ランタイムモジュールと複数のサーバオペレーションコードのライブラリ複数のリモートオペレーションコードのライブラリと、該無線通信デバイスにおいて実行可能な複数の命令とを有しており、該複数のサーバオペレーションコードの各々は、該サーバコンピュータにおいて実行可能な複数の命令のうちの対応する1つの命令を表し、該複数のリモートオペレーションコードの各々は、該無線通信デバイスにおいて実行可能な該複数の命令のうちの対応する1つの命令を表し、
    該サーバコンピュータは、制御モジュール、該複数のサーバオペレーションコードのライブラリ、該複数のリモートオペレーションコードのライブラリ該サーバコンピュータにおいて実行可能な該複数の命令とを有しており
    該ランタイムモジュールは、該複数のサーバオペレーションコードの一部処理し、複数のサーバオペレーションコードの該一部を該サーバコンピュータに送信するように構成されており、
    該サーバコンピュータは、該複数のサーバオペレーションコードの該一部を受信し、該サーバコンピュータにおいて実行可能な該複数の命令の一部を実行するように構成されており、
    該サーバコンピュータにおいて実行可能な該複数の命令の該一部の各々は、該複数のサーバオペレーションコードの該一部におけるオペレーションコードに対応するシステム。
  6. 前記複数のサーバオペレーションコードの処理された一部は、後に使用するためにメモリに格納される情報を有しているデータペイロードをさらに備える、請求項5に記載のシステム。
  7. 前記ランタイムモジュールは、所定の時間に、前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部を自動的に処理および送信するように構成されている、請求項5に記載のシステム。
  8. 前記ランタイムモジュールは、前記無線通信デバイスのユーザからの入力に応答して、前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部処理および送信するように構成されている、請求項5に記載のシステム。
  9. 無線通信デバイスとサーバコンピュータとの間に演算命令を送信する方法であって、該無線通信デバイスおよび該サーバコンピュータは、無線通信ネットワークを介して通信可能に結合されており、該方法は、
    複数のサーバオペレーションコードのライブラリからの該複数のサーバオペレーションコードの一部処理するステップであって、該複数のサーバオペレーションコードの各々は、該サーバコンピュータにおいて実行可能な複数の命令のうちの対応する1つの命令を表す、ステップと、
    複数のサーバオペレーションコードの該一部に、後に使用するためにメモリに格納される情報を有しているデータペイロードアタッチするステップであって、該データペイロードは、該複数のサーバオペレーションコードの該一部に対応する、ステップと、
    複数のサーバオペレーションコードの該一部およびデータペイロードを該サーバコンピュータ上で実行するために該サーバコンピュータに送信するステップと
    を包含する、方法。
  10. 前記アタッチするステップは、
    複数のオペレーションコードの前記一部に含まれる各オペレーションコードのために対応するデータが必要とされるか否かを決定するステップと、
    オペレーションコードについて該必要とされる対応するデータをフェッチするステップと、
    オペレーションコードについて該対応するデータを処理して該データペイロードにするステップと
    をさらに包含する、請求項9に記載の方法。
  11. 前記処理するステップは、
    複数のオペレーションコードのライブラリからオペレーションコードをフェッチするステップと、
    オペレーションコードを、前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部を収容する一時的メモリロケーションに格納するステップと
    をさらに包含する、請求項9に記載の方法。
  12. 前記データペイロードは、診断情報を含む、請求項9に記載の方法。
  13. 無線通信ネットワークを介して無線通信デバイスと通信可能に結合されたサーバコンピュータに演算命令を送信するステップを1つ以上のマイクロプロセッサに実行させるための1つ以上の命令のシーケンスが格納されたコンピュータ読み出し可能媒体であって
    ステップは、
    複数のサーバオペレーションコードのライブラリからの該複数のサーバオペレーションコードの一部処理するステップであって、該複数のサーバオペレーションコードの各々は、該サーバコンピュータにおいて実行可能な複数の命令のうちの対応する1つの命令を表す、ステップと、
    複数のサーバオペレーションコードの該一部、後に使用するためにメモリに格納される情報を有しているデータペイロードをアタッチするステップであって、該データペイロードは、該複数のサーバオペレーションコードの該一部に対応する、ステップと、
    複数のサーバオペレーションコードの該一部およびデータペイロードを、該サーバコンピュータ上で実行するために該サーバコンピュータに送信するステップと
    を包含する、コンピュータ読み出し可能媒体。
  14. 前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部の各々のために対応するデータが必要とされるか否かを決定するステップと、
    該複数のサーバオペレーションコードの該一部の各々について該必要とされる対応するデータをフェッチするステップと、
    該複数のサーバオペレーションコードの該一部の各々について該対応するデータ処理して該データペイロードにするステップと
    実行するための1つ以上の命令のシーケンスをさらに備える、請求項13に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  15. 前記複数のオペレーションコードのライブラリからオペレーションコードをフェッチするステップと、
    前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部を収容する一時的メモリロケーションに該オペレーションコードを格納するステップと
    を実行するための1つ以上の命令シーケンスをさらに備える、請求項13に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  16. 前記データペイロードは、診断情報を含む、請求項13に記載のコンピュータ読み出し可能媒体。
  17. マイクロプロセッサと、永久格納領域と、揮発性格納領域と、無線通信手段とを備えている無線通信デバイスであって、該無線通信デバイスは、無線通信ネットワークを介して該無線通信デバイスと通信可能に結合されたサーバコンピュータに演算命令を送信するように構成されており、該無線通信デバイスは、実行領域であって、複数のサーバオペレーションコードのライブラリからの該複数のサーバオペレーションコードの一部処理し、かつ、無線通信手段を介して該複数のサーバオペレーションコードの該一部を該サーバコンピュータに送信するように構成されている実行領域をさらに備えており、該複数のサーバオペレーションコードの各々は、該サーバコンピュータにおいて実行可能な複数の命令のうちの対応する1つの命令を表す、無線通信デバイス。
  18. 前記複数のサーバオペレーションコードの処理された一部は、後に使用するために前記揮発性格納領域に格納される情報を有しているデータペイロードをさらに含む、請求項17に記載のデバイス。
  19. ンタイムモジュールは、所定の時間に、前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部を自動的に処理および送信するように構成されている、請求項17に記載のデバイス。
  20. ンタイムモジュールは、前記無線通信デバイスのユーザからの入力に応答して、前記複数のサーバオペレーションコードの前記一部を処理および送信するように構成されている、請求項17に記載のデバイス。
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