JP4089168B2

JP4089168B2 - connector

Info

Publication number: JP4089168B2
Application number: JP2001104787A
Authority: JP
Inventors: 和彦二村; 直哉栗本
Original assignee: Sumitomo Wiring Systems Ltd
Current assignee: Sumitomo Wiring Systems Ltd
Priority date: 2001-04-03
Filing date: 2001-04-03
Publication date: 2008-05-28
Anticipated expiration: 2021-04-03
Also published as: JP2002305055A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、リテーナを備えたコネクタに関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、この種のコネクタとして、例えば特開平６−１７６８１５号公報に開示されたもののように、ハウジングの側方からリテーナを差し込んでキャビティ内の端子金具に直接係止するようにしたコネクタが知られている。この種のコネクタでは、ハウジングに対してリテーナを仮係止位置に組付けた状態で端子金具の組付け現場へ搬入され、同現場で端子金具をキャビティ内に挿入し、その後にリテーナを本係止位置に押し込んで端子金具を抜け止めするようになっている。ところで、現場への搬送中等において仮係止位置にあるリテーナに他の部材が当接して誤って本係止位置まで押し込まれてしまうと、現場では本係止位置から仮係止位置へ戻す作業が必要となってしまう。このため、こうした不用意な仮係止位置から本係止位置への移動を防ぐために、仮係止位置では、リテーナの押し込み面がハウジングの側面と面一にすることが考えられた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述のコネクタでは、リテーナを本係止位置に押し込んだ場合に押し込み量が不足してリテーナが本係止位置に至っていない場合でも、それを明確に識別する方法が無かった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、リテーナの半装着を即座に識別することを可能とするコネクタの提供を目的とする。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するための手段として、請求項１の発明は、端子金具を収容するキャビティを形成したハウジングと、前記ハウジングに対し前記端子金具の挿入方向と交差する方向に押し込み操作されて前記キャビティへの前記端子金具の挿抜を許容する仮係止位置と前記端子金具に係合して抜止め状態とする本係止位置とに組付けられるリテーナとを備え、前記仮係止位置における前記リテーナの押込み操作面と前記ハウジングの側面とが面一になるように形成したコネクタにおいて、前記ハウジングの下面には、指標突部が突出形成され、前記リテーナは、前記ハウジングの前方に臨んで前記キャビティの前面に配される前面板を有し、前記前面板の下端縁には、前面が前記前面板と面一であって左右幅が前記指標突部と同幅である指標リブが、下向きに突出する形態で形成され、前記リテーナが仮係止位置にある状態では、前記指標リブが前記指標突部と不整合であることが嵌合面側から目視可能とされ、前記リテーナが本係止位置にある状態では、前記指標リブが前記指標突部と重なり合って整合するようになっており、前記指標リブは、前記リテーナが本係止位置に至ると前記ハウジングの当接部に当接することで、前記リテーナのそれ以上の移動を規制するようになっており、前記ハウジングの上面には、相手側ハウジングに対して係合することで前記相手側ハウジングとの嵌合状態にロックするロックアームが設けられているところに特徴を有する。
【０００５】
請求項２の発明は、請求項１に記載のものにおいて、前記指標リブと前記指標突部は、前記リテーナが前記本係止位置に移動したときに、当該コネクタの嵌合相手となる相手側コネクタに対する嵌合案内手段となっているところに特徴を有する。
【０００７】
請求項３の発明は、請求項１または請求項２に記載のものにおいて、前記指標リブは、当該指標リブと同等あるいはそれ以上の高さを備えた保護壁で取り囲まれているところに特徴を有する。
【０００８】
【発明の作用及び効果】
＜請求項１の発明＞
リテーナが本係止位置に至るとリテーナに設けた指標リブとハウジングに設けた指標突部とが整合し、この指標リブと指標突部の整合を嵌合面側から視認できるので、リテーナが本係止位置に至ったか否かを明確に識別できる。
また、キャビティの前面にあるリテーナに指標リブが設けられているので、指標リブと指標突部の整合を視認し易い。
【０００９】
＜請求項２の発明＞
指標リブと指標突部は、リテーナが本係止位置に至ったときに相手側コネクタとの嵌合案内手段をすることができる。即ち、指標リブと指標突部はリテーナが本係止位置に至ったか否かの識別機能とハウジング同士の嵌合動作の案内機能とを併せ持つため、これらの機能を別個の部位で発揮させる場合に比べて構成が簡単になる。
【００１１】
＜請求項３の発明＞
保護壁に取り囲まれているので、指標リブに他の部材等が引っ掛かることを防止できる。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図１ないし図１３に基づいて説明する。
コネクタ１０（雌型）は、ハウジング１１と、このハウジング１１内に収容される複数の端子金具４０と、これらの端子金具４０を抜止するリテーナ２０とを備える。また、本実施形態のリテーナ２０は、ハウジング１１への端子金具４０の挿入方向に対して交差する方向にスライドさせて組付けられるいわゆるサイドリテーナタイプのものである。
【００１３】
端子金具４０は雌型のものであり、前部には図示しない相手側端子金具のタブを内側に嵌合させる角筒状の接続部４１を備えていると共に、後部には電線Ｗの端末部をバレルで圧着する圧着部４２が設けられている（図１２参照）。また、接続部４１の前部には、被係止溝４３が全幅に亘って穿設されており、後述するようにリテーナ２０の係止突部２５が係止可能となっている。また、端子金具４０は天井壁４１Ａの後端縁をランス１３でもって係止されるようになっており、リテーナ２０による係止と併せて二重に係止される（図１３参照）。
【００１４】
ハウジング１１は合成樹脂製で略角柱形状をなし、その前後両端面に開口する複数のキャビティ１２が上下２段に設けられている。キャビティ１２は上下で背中合わせの対称に形成されており（図１、１２参照）、上段のキャビティ１２では天井面に、下段のキャビティ１２では底面に、撓み可能なランス１３が設けられている。
【００１５】
また、ハウジング１１の下面には図示しない相手側ハウジングとの嵌合方向に沿って延びる指標突部１５（本発明のハウジング側の「指標部」に相当する）が突設されている（図３参照）。指標突部１５は幅方向の中央部よりも僅かに片側（図３の右側）に寄せて配されており、相手側ハウジング１１に設けられた溝部（図示なし）との凹凸嵌合を行うことで相手側ハウジング１１への嵌合案内を行い、円滑な嵌合を可能とする。
加えて、ハウジング１１の下面には、後端縁及び両側縁の周縁部に沿って周縁リブ１６が突設されている。周縁リブ１６は、指標突部１５と等しい高さで設けられている。本実施形態では、周縁リブ１６のうちハウジング１１の両側縁に配されたものも相手側ハウジング１１との凹凸の嵌め合いによりハウジング全体の嵌合案内を行うようになっている。
尚、ハウジング１１の上面には、図示しない相手側ハウジング１１に対して係合することでハウジング１１同士の嵌合状態をロックするロックアーム１７が設けられている。
【００１６】
図４に示すように、ハウジング１１の前端部には、リテーナ装着部３０が凹み形成されている。リテーナ装着部３０はキャビティ１２の前面壁、キャビティ１２の前端部の上方壁と下方壁、及びハウジング１１前端部の一方側（図１の右側）の側壁を除肉して形成した領域で構成される。リテーナ装着部３０は図１の左側の開口がリテーナ２０を挿入するリテーナ挿入口３１となっており、このリテーナ挿入口３１からリテーナ２０を挿入させると、リテーナ２０をハウジング１１の前方に臨ませるようにして装着させる（図１２参照）。
【００１７】
さらに、ハウジング装着部３０は、キャビティ１２の上方壁及び下方壁の除肉部を左右両側方に開口させており、この箇所に後述するリテーナ２０の上面板２２及び下面板２３を挿通させる（図１２参照）。また、図４又は図１２に示すように、リテーナ装着部３０における上段のキャビティ１２の側面の上端縁と、下段のキャビティ１２の側面の下端縁との所定位置、すなわち端子金具４０が正規挿入された場合の被係止溝４３と対応する位置には、リテーナ２０の係止突部２５（後述）を側方から挿通可能とする挿通溝１４が幅方向に沿って形成されている。
【００１８】
また、リテーナ装着部３０の天井面と底面とにはリテーナ２０の挿入方向に沿うようにしてハウジング１１の全幅に亘るスライド凹部３２が形成されている（図４参照）。さらに、図１に示すように、リテーナ装着部３０の天井面のリテーナ挿入口２１側の端部付近には前後方向に延びる第１係止溝３３と第２係止溝３４とが形成されている。
【００１９】
続いて、リテーナ２０について説明する。
リテーナ２０はキャビティ１２の前面に配される前面板２１と前面板２１の上端縁及び後端縁から後方へ延設された上面板２２及び下面板２３とを備えると共に幅方向の一端側（リテーナ挿入口３１と対向する側）を側面板２４で閉じた構成である。
前面板２１は、キャビティ１２の前面を覆って端子金具４０の前方への移動を規制すると共に、相手側端子金具のタブ（図示なし）を挿入可能とする端子挿入孔２１Ａが穿設されている。
【００２０】
上面板２２及び下面板２３は、リテーナ装着部３０におけるキャビティ１２の前端部の上壁又は下壁をなす（図１２参照）と共に、図８に示すように、それぞれの内面側における奥行き方向の中央部には、各キャビティ１２に対応させて係止突部２５が形成されている。各係止突部２５は、端子金具４０の被係止溝４３に側方から進入して被係止溝４３の開口縁に当接することで端子金具４０を係止（二次係止）するようになっている（図１３参照）。
また、図６に示すように、上面板２２と下面板２３とのそれぞれの外面の前部側には、スライド凸部２６がほぼ全幅に亘って形成されており、リテーナ装着部３０のスライド凹部３２と嵌め合わされてリテーナ２０のスライド動作を円滑なものとする。さらに、リテーナ２０の上面板２２の外面における側板２４寄りの位置には、リテーナ２０の挿入方向と垂直をなす方向に延びる仮係止突条２７と本係止突条２８とが所定間隔をおいて並列して突設されている。
【００２１】
リテーナ２０がリテーナ挿入口３１から挿入されると、まず図１０に示すように、仮係止突条２７が第１係止溝３３に嵌まって保持され、これがリテーナ２０の仮係止位置となる。さらにリテーナ２０が押し込まれると、図１１に示すように本係止突条２８が第１係止溝３３に嵌まると共に仮係止突条２７が第２係止溝３４に嵌って保持され、これが本係止位置となる。
【００２２】
ここで、リテーナ２０が仮係止位置にあるときには、図１０に示すように、側板２４の外面２０Ｌがハウジング１１の側面１１Ｌと面一になっていると共に、各係止突部２５は端子金具４０の挿抜を許容する退避位置にある。
【００２３】
一方、リテーナ２０が本係止位置にあるときには、図１１に示すように、リテーナ２０の挿入方向奥方の端面２０Ｒがハウジング１１の側面１１Ｒと面一となっていると共に、各係止突部２５が対応するキャビティ１２内に進入して端子金具４０の被係止溝４３へ係合するようになっている。
【００２４】
さて、リテーナ２０の前面板２１の下端縁には、下向きに指標リブ（本発明のリテーナ側の「指標部」に相当する）２９が突設されている。指標リブ２９は前面板２１の幅方向に関する中央部よりも僅かに片側（図５の右側）に配設されていると共に、前面は前面板２１と面一となっている。この指標リブ２９は、左右幅及び下方への突出幅を指標突部１５と同幅となるように形成されており、リテーナが２０が仮係止位置においては指標突部１５と不整合となっていると共に、リテーナ２０が本係止位置に至った際に指標突部１５と重なり合って整合するようになっている。また、指標リブ２９と指標突部１５との前後方向にも隙間が生じないようになっている。
また、指標リブ２９は、リテーナ２０が本係止位置に至るとリテーナ装着部３０の下側の前端部の当接部３５に左側面を当接させることで、リテーナ２０がそれ以上の押し込みを規制する（図１１参照）。
【００２５】
本係止位置に至った指標リブ２９は、指標突部１５と整合することによって相手側ハウジングへの嵌合案内が可能となる。本実施形態では、整合した指標リブ２９と指標突部１５に加えてハウジング１１の左右両側部に配された周縁リブ１６の合計３箇所でもって嵌合案内を行うようになっている。このため、指標リブ２９が本係止位置に至っていない指標突部１５と不整合の状態では、周縁リブ１６を対応する相手側ハウジングの凹部に合わせても、指標リブ２９は対応する相手側ハウジングの凹部と位置ずれしてしまうので、コネクタ同士の嵌合が不可能となる。
【００２６】
続いて本実施形態の作用を説明する。リテーナ２０のスライド凸部２６とリテーナ装着部３０のスライド凹部３２とを嵌め合わせつつ、リテーナ挿入口３１からリテーナ２０をリテーナ装着部３０に対して挿入すると、図１０に示すように仮係止突条２７と第１係止溝３３とが嵌合して、リテーナ２０は仮係止位置に組み付けられる。この状態では、リテーナ２０の各係止突部２５は端子金具４０の挿入に干渉しない位置に退避している。また、リテーナ２０の前面板２１は、キャビティ１２と端子挿入孔２１Ａとの軸心がずれた状態でキャビティ１２の前面を塞いでいる。
【００２７】
ここで、図１０に示すように、仮係止位置におけるリテーナ２０の側板２４とリテーナ挿入口３１側のハウジング１１の側面とは面一になっている。
このため、他の部材によってリテーナ２０が押し込まれにくいため、誤って本係止位置に押し込まれてしまう可能性は低い。
【００２８】
さらに、仮係止位置においては、リブがハウジング１１のリブよりも左側に位置しているのでリブ同士が不整合となっている。これにより、リテーナ２０が本係止位置に至っていないことが一目瞭然である。
【００２９】
この状態で図１２に示すように、雌側端子金具４０を上下で背中合わせの姿勢として、対応するキャビティ１２内に挿入する。雌側端子金具４０は、ランス１３を撓み変形させつつ、またリテーナ２０の係止突部２５に邪魔されることなく押し込まれる。正規位置まで挿入されると、ランス１３が復元変形して天井壁４１Ａの後端縁に引っ掛かることで抜け止め状態に一次係止される（図１３参照）。
【００３０】
すべての雌側端子金具４０がキャビティ１２内に挿入されたら、リテーナ２０を本係止位置に向けて押し込む。すると、図１１に示すように本係止突条２８と第１係止溝３３とが嵌合し、仮係止突条２７と第２係止溝３４とが嵌合することでリテーナ２０は本係止位置に係止される。リテーナ２０が本係止位置に押し込まれると、リテーナ２０の係止突部２５がキャビティ１２内に進入して、雌側端子金具４０の被係止溝４３に側方から嵌まり、端子金具４０が引き抜かれることが防止される。
すなわち、端子金具４０は、ランス１３に加えて、リテーナ２０により二重に抜け止め状態に係止されることになる。また、前面板２１の端子挿入口２１Ａは各キャビティ１２の前面で同心に整合した状態となる。
【００３１】
ここで、リテーナ２０が本係止位置に至っていない場合、リテーナ２０の指標リブ２９とハウジング１１の指標突部１５とは位置ずれし整合していない。作業者は、嵌合面側からこの状態を視認することによりリテーナ２０が本係止位置に至っていない、すなわち、リテーナ２０が半装着の状態にあることを認識することができる。これにより、作業者は再度リテーナ２０を本係止位置まで押し込み操作を行って、確実にリテーナ２０を本係止位置に至らしめることができる。
仮に、作業者がリテーナ２０が本係止位置に至っていないことを見落とした場合でも、本係止位置に至っていないリテーナ２０は指標リブ２９と指標突部１５とがずれており、コネクタ１０と相手側コネクタとの嵌合が不可能となるから、これをもって、リテーナ２０の半装着を認識することができる。
【００３２】
尚、メンテナンス等で、端子金具４０を雌ハウジング１１から抜き取る場合は、リテーナ２０を本係止位置から仮係止位置を経てハウジング１１から抜き取る。これによりランス１３の前面が開放されるから、ランス１３を治具等で強制的に撓み変形させることで係止を解除し、端子金具４０をキャビティ１２の後方に抜き出せばよい。
【００３３】
このように、本実施形態のコネクタ１０では、仮係止位置における指標リブ２９とスライド凸部２６とは不整合であり、リテーナ２０が本係止位置に至って初めて整合状態となる。そして、指標リブ２９とスライド凸部２６とが整合したか否かをコネクタ１０の嵌合面側から容易に確認できる。従って、仮係止位置のリテーナ２０の側板とリテーナ挿入口３１側のハウジング１１の側面とが面一になるようにしてリテーナ２０の誤挿入を防止するものであっても、コネクタ同士の嵌合前にリテーナ２０が本係止位置に至ったか否かを明確に視認できる。
【００３４】
さらに、リテーナ２０が本係止位置に至って初めて指標リブ２９とスライド凸部２６とが嵌合案内可能となるので、リテーナ２０が本係止位置に至っていない場合には相手側コネクタ１０との嵌合が不可能であるから、リテーナ２０の半装着を認識することができる。従って、本実施形態のコネクタ１０によればリテーナ２０の半装着をより確実に防止することが可能となる。
【００３５】
また、本係止位置へ移動させる場合に、指標リブ２９と指標突部１５との双方指等で触りながら嵌合操作を行えば、直接視認しなくても、指標リブ２９と指標突部１５とが整合しているか否かを作業者の触覚で認識できるので、確認作業が容易である。
さらに、指標リブ２９の周囲を周縁リブ１６で包囲して、他の部材等が仮係止位置における指標リブ２９に引っ掛かることを規制しているから、誤ってリテーナ２０が本係止位置へ移動することを回避できる。
【００３６】
＜他の実施形態＞
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれ、さらに、下記以外にも要旨を逸脱しない範囲内で種々変更して実施することができる。
（１）リテーナ２０はハウジング１１の左側から挿入するものであったが、例えばハウジングの下面から挿入する構造のものであっても良い。
（２）指標部は突出させて形成した指標リブ２９とスライド凸部２６とであったが、例えば、溝状のような凹部によって構成するものであっても良い。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の一実施形態に係るハウジングの正面図
【図２】ハウジングの平面図
【図３】ハウジングの底面図
【図４】ハウジングの右側面図
【図５】リテーナの正面図
【図６】リテーナの平面図
【図７】リテーナの底面図
【図８】リテーナの右側面図
【図９】リテーナの左側面図
【図１０】リテーナが仮係止位置に装着された状態の正面図
【図１１】リテーナが本係止位置に装着された状態の正面図
【図１２】端子金具の挿入動作を示す縦断面図
【図１３】端子金具の挿入後の縦断面図
【符号の説明】
１０…コネクタ
１１…ハウジング
１２…キャビティ
１５…指標突部（指標部）
１６…周縁リブ（保護壁）
２０…リテーナ
２１…前面板（前面壁）
２９…指標リブ（指標部）
４０…端子金具[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connector provided with a retainer.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, as this type of connector, there has been known a connector in which a retainer is inserted from the side of a housing and directly locked to a terminal fitting in a cavity, for example, as disclosed in JP-A-6-176815. ing. With this type of connector, the retainer is assembled to the housing in a temporarily locked position, and then loaded into the terminal fitting assembly site, where the terminal fitting is inserted into the cavity, and then the retainer is connected to the main assembly. It is pushed into the stop position to prevent the terminal fitting from coming off. By the way, when other members come into contact with the retainer at the temporary locking position during transportation to the site and are accidentally pushed to the final locking position, the work is returned from the final locking position to the temporary locking position at the site. Will be necessary. For this reason, in order to prevent the inadvertent movement from the temporary locking position to the final locking position, it has been considered that the pushing surface of the retainer is flush with the side surface of the housing at the temporary locking position.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
However, in the above-described connector, there is no method for clearly identifying the retainer when the retainer is pushed into the full locking position, even when the amount of pushing is insufficient and the retainer has not reached the full locking position.
The present invention has been completed based on the above-described circumstances, and an object of the present invention is to provide a connector that can immediately identify the half-mounting of the retainer.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
As means for achieving the above object, the invention of claim 1 is characterized in that a housing in which a cavity for receiving a terminal fitting is formed, and the housing is pushed in a direction intersecting with the insertion direction of the terminal fitting, and A retainer that is assembled to a temporary locking position that allows insertion / extraction of the terminal fitting into / from a cavity and a final locking position that engages with the terminal fitting to make a locking state; In the connector formed so that the push-in operation surface of the retainer and the side surface of the housing are flush with each other, an index protrusion protrudes from the lower surface of the housing, and the retainer faces the front of the housing. A finger having a front plate disposed on the front surface of the cavity, the front plate being flush with the front plate and having a lateral width equal to that of the index protrusion at a lower edge of the front plate; The rib is formed in a form protruding downward, and in a state where the retainer is in the temporary locking position, it is possible to visually confirm from the fitting surface side that the index rib is not aligned with the index protrusion, In a state where the retainer is in the final locking position, the index rib overlaps and aligns with the index protrusion, and the index rib is in contact with the housing when the retainer reaches the final locking position. Further movement of the retainer is restricted by abutting on the portion, and the upper surface of the housing is engaged with the mating housing by being engaged with the mating housing. It is characterized in that a lock arm for locking is provided .
[0005]
According to a second aspect of the present invention, in the first aspect of the present invention, the index rib and the index protrusion are a mating side with which the connector is mated when the retainer moves to the main locking position. It is characterized in that it is a fitting guide means for the connector.
[0007]
The invention of claim 3 is characterized in that, in the invention of claim 1 or 2, the indicator rib is surrounded by a protective wall having a height equal to or higher than the indicator rib. Have.
[0008]
[Action and effect of the invention]
<Invention of Claim 1>
When the retainer reaches the final locking position, the index rib provided on the retainer is aligned with the index protrusion provided on the housing, and the alignment between the index rib and the index protrusion can be visually recognized from the fitting surface side. Whether or not the locking position has been reached can be clearly identified.
In addition, since the index rib is provided on the retainer on the front surface of the cavity, it is easy to visually recognize the alignment between the index rib and the index protrusion.
[0009]
<Invention of Claim 2>
The index rib and the index projection can serve as a fitting guide means with the mating connector when the retainer reaches the final locking position. In other words, since the index rib and the index protrusion have both a function for identifying whether the retainer has reached the final locking position and a function for guiding the fitting operation between the housings, these functions can be performed in separate parts. The configuration is simpler than that.
[0011]
< Invention of Claim 3 >
Since it is surrounded by the protective wall, it is possible to prevent other members and the like from being caught on the indicator rib .
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, an embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS.
The connector 10 (female type) includes a housing 11, a plurality of terminal fittings 40 accommodated in the housing 11, and a retainer 20 that prevents the terminal fittings 40 from being removed. The retainer 20 of this embodiment is of a so-called side retainer type that is assembled by sliding in a direction intersecting the insertion direction of the terminal fitting 40 into the housing 11.
[0013]
The terminal fitting 40 is of a female type, and includes a rectangular tube-like connecting portion 41 for fitting a tab of a mating terminal fitting (not shown) on the front, and a terminal portion of the electric wire W on the rear. A crimping part 42 is provided for crimping with a barrel (see FIG. 12). Further, a locked groove 43 is formed in the front portion of the connecting portion 41 over the entire width, and the locking protrusion 25 of the retainer 20 can be locked as will be described later. In addition, the terminal fitting 40 is locked by the lance 13 at the rear end edge of the ceiling wall 41A, and is double locked together with the retainer 20 (see FIG. 13).
[0014]
The housing 11 is made of a synthetic resin and has a substantially prismatic shape, and a plurality of cavities 12 that are open on both front and rear end surfaces are provided in two upper and lower stages. The cavities 12 are formed symmetrically back to back in the vertical direction (see FIGS. 1 and 12). A lance 13 which can be bent is provided on the ceiling surface in the upper cavity 12 and on the bottom surface in the lower cavity 12.
[0015]
In addition, an indicator protrusion 15 (corresponding to an “indicator portion on the housing side of the present invention”) extending along the fitting direction with a mating housing (not shown) is provided on the lower surface of the housing 11 (FIG. 3). reference). The index protrusion 15 is arranged slightly closer to one side (the right side in FIG. 3) than the central portion in the width direction, and performs uneven fitting with a groove (not shown) provided in the counterpart housing 11. Thus, the fitting guidance to the mating housing 11 is performed to enable smooth fitting.
In addition, peripheral ribs 16 project from the lower surface of the housing 11 along the peripheral edges of the rear end edge and both side edges. The peripheral rib 16 is provided at the same height as the index protrusion 15. In the present embodiment, the peripheral ribs 16 arranged on both side edges of the housing 11 are adapted to perform fitting guidance for the entire housing by fitting irregularities with the counterpart housing 11.
A lock arm 17 is provided on the upper surface of the housing 11 to lock the fitting state between the housings 11 by engaging with a mating housing 11 (not shown).
[0016]
As shown in FIG. 4, a retainer mounting portion 30 is formed in a recessed manner at the front end portion of the housing 11. The retainer mounting portion 30 includes a region formed by removing the front wall of the cavity 12, the upper and lower walls of the front end portion of the cavity 12, and the side wall on one side (right side in FIG. 1) of the front end portion of the housing 11. The In the retainer mounting portion 30, the opening on the left side in FIG. 1 is a retainer insertion port 31 for inserting the retainer 20. When the retainer 20 is inserted through the retainer insertion port 31, the retainer 20 faces the front of the housing 11. (See FIG. 12).
[0017]
Further, the housing mounting portion 30 has the upper wall and lower wall removal portions of the cavity 12 opened to the left and right sides, and an upper surface plate 22 and a lower surface plate 23 of the retainer 20 described later are inserted through these portions (see FIG. 12). Also, as shown in FIG. 4 or FIG. 12, a predetermined position between the upper edge of the side surface of the upper cavity 12 and the lower edge of the side surface of the lower cavity 12 in the retainer mounting portion 30, that is, the terminal fitting 40 is properly inserted. The insertion groove 14 is formed along the width direction at a position corresponding to the to-be-latched groove 43 in this case so that a locking projection 25 (described later) of the retainer 20 can be inserted from the side.
[0018]
A slide recess 32 is formed on the ceiling surface and the bottom surface of the retainer mounting portion 30 so as to extend along the entire width of the housing 11 along the insertion direction of the retainer 20 (see FIG. 4). Further, as shown in FIG. 1, a first locking groove 33 and a second locking groove 34 extending in the front-rear direction are formed in the vicinity of the end of the retainer mounting portion 30 on the side of the retainer insertion port 21 on the ceiling surface. Yes.
[0019]
Next, the retainer 20 will be described.
The retainer 20 includes a front plate 21 disposed on the front surface of the cavity 12, an upper surface plate 22 and a lower surface plate 23 extending rearward from the upper end edge and the rear end edge of the front plate 21, and one end side in the width direction (retainer). The side facing the insertion port 31 is closed by the side plate 24.
The front plate 21 covers the front surface of the cavity 12 and restricts the forward movement of the terminal fitting 40, and has a terminal insertion hole 21A through which a tab (not shown) of the mating terminal fitting can be inserted. .
[0020]
The upper surface plate 22 and the lower surface plate 23 form an upper wall or a lower wall of the front end portion of the cavity 12 in the retainer mounting portion 30 (see FIG. 12), and as shown in FIG. A locking projection 25 is formed on the portion corresponding to each cavity 12. Each locking projection 25 enters the locked groove 43 of the terminal fitting 40 from the side and contacts the opening edge of the locked groove 43 to lock the terminal fitting 40 (secondary locking). (See FIG. 13).
Further, as shown in FIG. 6, a slide convex portion 26 is formed over the entire front side of the outer surface of each of the upper surface plate 22 and the lower surface plate 23, and the slide concave portion of the retainer mounting portion 30. 32 and the sliding movement of the retainer 20 is made smooth. Further, a temporary locking ridge 27 and a main locking ridge 28 extending in a direction perpendicular to the insertion direction of the retainer 20 have a predetermined interval at a position near the side plate 24 on the outer surface of the upper surface plate 22 of the retainer 20. And projecting in parallel.
[0021]
When the retainer 20 is inserted from the retainer insertion port 31, first, as shown in FIG. 10, the temporary locking ridge 27 is fitted and held in the first locking groove 33, and this is the temporary locking position of the retainer 20. Become. When the retainer 20 is further pushed in, as shown in FIG. 11, the main locking protrusion 28 is fitted in the first locking groove 33 and the temporary locking protrusion 27 is fitted in the second locking groove 34 and held. This is the final locking position.
[0022]
Here, when the retainer 20 is in the temporary locking position, the outer surface 20L of the side plate 24 is flush with the side surface 11L of the housing 11, as shown in FIG. It is in the retracted position allowing 40 insertion / extraction.
[0023]
On the other hand, when the retainer 20 is in the final locking position, as shown in FIG. 11, the end surface 20 </ b> R at the back in the insertion direction of the retainer 20 is flush with the side surface 11 </ b> R of the housing 11. Enters the corresponding cavity 12 and engages with the locked groove 43 of the terminal fitting 40.
[0024]
Now, an indicator rib (corresponding to an “indicator portion” on the retainer side of the present invention) 29 protrudes downward from the lower end edge of the front plate 21 of the retainer 20. The indicator rib 29 is disposed slightly on one side (the right side in FIG. 5) from the central portion in the width direction of the front plate 21, and the front surface is flush with the front plate 21. The index rib 29 is formed so that the lateral width and the downward projecting width are the same as the index projecting portion 15, and the retainer 20 is not aligned with the index projecting portion 15 in the temporary locking position. In addition, when the retainer 20 reaches the final locking position, it overlaps with the index protrusion 15 to be aligned. Further, there is no gap in the front-rear direction between the index rib 29 and the index protrusion 15.
Further, when the retainer 20 reaches the full locking position, the index rib 29 causes the left side surface to abut on the abutting portion 35 of the lower front end of the retainer mounting portion 30 so that the retainer 20 does not push further. Restrict (see FIG. 11).
[0025]
When the index rib 29 that has reached the main locking position is aligned with the index protrusion 15, it is possible to guide fitting to the mating housing. In this embodiment, in addition to the aligned index ribs 29 and the index protrusions 15, fitting guidance is performed at a total of three locations of the peripheral ribs 16 disposed on the left and right sides of the housing 11. For this reason, in a state where the index rib 29 is not aligned with the index protrusion 15 that has not reached the final locking position, the index rib 29 is not affected by the corresponding mating housing even if the peripheral rib 16 is aligned with the recess of the corresponding mating housing. Since it is displaced from the concave portion of the connector, it is impossible to fit the connectors.
[0026]
Next, the operation of this embodiment will be described. When the retainer 20 is inserted into the retainer mounting portion 30 through the retainer insertion port 31 while the slide convex portion 26 of the retainer 20 and the slide concave portion 32 of the retainer mounting portion 30 are fitted together, a temporary locking protrusion is obtained as shown in FIG. The retainer 20 is assembled at the temporary locking position by fitting the strip 27 and the first locking groove 33. In this state, each locking projection 25 of the retainer 20 is retracted to a position that does not interfere with the insertion of the terminal fitting 40. Further, the front plate 21 of the retainer 20 closes the front surface of the cavity 12 in a state where the axial centers of the cavity 12 and the terminal insertion hole 21A are shifted.
[0027]
Here, as shown in FIG. 10, the side plate 24 of the retainer 20 and the side surface of the housing 11 on the retainer insertion port 31 side in the temporary locking position are flush with each other.
For this reason, the retainer 20 is difficult to be pushed in by another member, so that it is unlikely that the retainer 20 is accidentally pushed into the final locking position.
[0028]
Further, at the temporary locking position, the ribs are located on the left side of the ribs of the housing 11, so that the ribs are not aligned. Thereby, it is obvious that the retainer 20 has not reached the final locking position.
[0029]
In this state, as shown in FIG. 12, the female terminal fittings 40 are inserted into the corresponding cavities 12 in a back-to-back posture. The female terminal fitting 40 is pushed in without being obstructed by the locking projection 25 of the retainer 20 while bending and deforming the lance 13. When inserted to the normal position, the lance 13 is restored and deformed and hooked on the rear end edge of the ceiling wall 41A, thereby being primarily locked in the retaining state (see FIG. 13).
[0030]
When all the female terminal fittings 40 are inserted into the cavity 12, the retainer 20 is pushed toward the main locking position. Then, as shown in FIG. 11, the main locking projection 28 and the first locking groove 33 are fitted, and the temporary locking projection 27 and the second locking groove 34 are fitted, whereby the retainer 20 is It is locked at the main locking position. When the retainer 20 is pushed into the final locking position, the locking projection 25 of the retainer 20 enters the cavity 12 and fits into the locked groove 43 of the female terminal fitting 40 from the side, so that the terminal fitting 40 Is prevented from being pulled out.
That is, the terminal fitting 40 is double-locked by the retainer 20 in addition to the lance 13. Further, the terminal insertion port 21 </ b> A of the front plate 21 is concentrically aligned with the front surface of each cavity 12.
[0031]
Here, when the retainer 20 has not reached the final locking position, the index rib 29 of the retainer 20 and the index protrusion 15 of the housing 11 are misaligned and are not aligned. The operator can recognize that the retainer 20 has not reached the main locking position by visually recognizing this state from the fitting surface side, that is, the retainer 20 is in a semi-mounted state. As a result, the operator can push the retainer 20 to the final locking position again to reliably bring the retainer 20 to the final locking position.
Even if the operator overlooks that the retainer 20 has not reached the final locking position, the retainer 20 that has not reached the final locking position has the index rib 29 and the index projection 15 displaced, and the connector 10 and the counterpart Since the fitting with the side connector becomes impossible, the half-mounting of the retainer 20 can be recognized with this.
[0032]
When the terminal fitting 40 is extracted from the female housing 11 for maintenance or the like, the retainer 20 is extracted from the housing 11 through the temporary locking position from the final locking position. As a result, the front surface of the lance 13 is opened, so that the lance 13 is forcibly bent and deformed with a jig or the like to release the lock, and the terminal fitting 40 can be extracted to the rear of the cavity 12.
[0033]
Thus, in the connector 10 of the present embodiment, the index rib 29 and the slide convex portion 26 at the temporary locking position are not aligned, and the aligned state is not reached until the retainer 20 reaches the final locking position. Then, it can be easily confirmed from the fitting surface side of the connector 10 whether or not the index rib 29 and the slide convex portion 26 are aligned. Therefore, even if the side plate of the retainer 20 in the temporary locking position and the side surface of the housing 11 on the retainer insertion port 31 side are flush with each other to prevent erroneous insertion of the retainer 20, the connectors can be fitted together. It can be clearly seen whether the retainer 20 has reached the final locking position before.
[0034]
Further, the index rib 29 and the slide projection 26 can be fitted and guided only after the retainer 20 reaches the final locking position. Therefore, when the retainer 20 has not reached the final locking position, the fitting with the mating connector 10 is possible. Since the combination is impossible, it is possible to recognize the half-mounting of the retainer 20. Therefore, according to the connector 10 of the present embodiment, it is possible to more reliably prevent the retainer 20 from being half-mounted.
[0035]
Further, when moving to the final locking position, if the fitting operation is performed while touching with both fingers of the index rib 29 and the index projection 15, the index rib 29 and the index projection 15 are not directly visible. Can be recognized by the operator's tactile sense, so that the confirmation work is easy.
Further, since the periphery of the index rib 29 is surrounded by the peripheral rib 16 and other members are restricted from being caught by the index rib 29 in the temporary locking position, the retainer 20 is erroneously moved to the main locking position. Can be avoided.
[0036]
<Other embodiments>
The present invention is not limited to the embodiments described with reference to the above description and drawings. For example, the following embodiments are also included in the technical scope of the present invention, and further, within the scope not departing from the gist of the invention other than the following. Various modifications can be made.
(1) Although the retainer 20 is inserted from the left side of the housing 11, for example, the retainer 20 may be inserted from the lower surface of the housing.
(2) The indicator portion is the indicator rib 29 and the slide convex portion 26 formed by projecting, but may be constituted by a concave portion such as a groove shape, for example.
[Brief description of the drawings]
1 is a front view of a housing according to an embodiment of the present invention. FIG. 2 is a plan view of the housing. FIG. 3 is a bottom view of the housing. FIG. 4 is a right side view of the housing. FIG. 6 is a plan view of the retainer. FIG. 7 is a bottom view of the retainer. FIG. 8 is a right side view of the retainer. FIG. 9 is a left side view of the retainer. [Fig. 11] Front view of the retainer mounted in the final locking position. [Fig. 12] Longitudinal sectional view showing the operation of inserting the terminal fitting. [Fig. 13] Longitudinal sectional view after inserting the terminal fitting. ]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... Connector 11 ... Housing 12 ... Cavity 15 ... Index protrusion (index part)
16 ... peripheral rib (protective wall)
20 ... Retainer 21 ... Front plate (front wall)
29 ... Indicator rib (indicator part)
40 ... Terminal fitting

Claims

A housing in which a cavity for housing the terminal fitting is formed;
A temporary locking position that allows the terminal fitting to be inserted into and removed from the cavity by being pushed into the housing in a direction that intersects the insertion direction of the terminal fitting, and a locking state by engaging the terminal fitting. A retainer assembled to the locking position;
In the connector formed so that the pushing operation surface of the retainer and the side surface of the housing are flush with each other at the temporary locking position,
On the lower surface of the housing, an index protrusion is formed to protrude,
The retainer has a front plate disposed in front of the cavity facing the front of the housing,
On the lower end edge of the front plate, an index rib having a front surface that is flush with the front plate and having a left-right width that is the same width as the index protrusion is formed in a form protruding downward.
In a state where the retainer is in the temporary locking position, it is possible to see from the fitting surface side that the index rib is inconsistent with the index protrusion,
In the state where the retainer is in the final locking position, the index rib overlaps and aligns with the index protrusion,
The indicator rib is adapted to restrict further movement of the retainer by contacting the contact portion of the housing when the retainer reaches the final locking position.
The connector is characterized in that a lock arm is provided on the upper surface of the housing to lock the mating housing with the mating housing by engaging with the mating housing .

The index rib and the index protrusion serve as fitting guide means for a mating connector to be mated with the connector when the retainer moves to the final locking position. Item 1. The connector according to item 1.

The connector according to claim 1 , wherein the index rib is surrounded by a protective wall having a height equal to or higher than the index rib .