JP4081055B2 - 遊技機 - Google Patents

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Description

本発明は、遊技機に関し、特に遊技機の外枠と前面枠との取り付け構造に関する。
一般に、パチンコ遊技機、スロットマシン等の遊技機においては、その外枠が遊施設の遊技島に固定され、この外枠に対して前面枠がヒンジ部により開閉可能に軸支されている。そして、遊技機の交換、保守・点検時等の必要に応じて遊技機の前面枠の軸支は解除され、外枠から前面枠は外される。
しかしながら、従前のヒンジ部の構成によると、作業者は前面枠の重量(遊技機の大半の重量)を受けながら、前面枠と外枠のヒンジ部同士の接合箇所を合わせなければならず、前面枠を外枠に取り付ける場合、かなりの困難を伴っていた。また、いったん前面枠を外枠に取り付けた後も、容易に前面枠を外枠から取り外すことができた。
そこで、前面枠と外枠との取り付けを簡単にすると共に、前面枠を外枠から外れにくくする構造として、図9及び図10に開示する遊技機の通り、前面枠のヒンジ構造が提案されている(特許文献1参照)。
遊技者(図示せず)側から見て外枠201の左上の角(一側)に支軸挿入部材221が備えらる。そして、この支軸挿入部材のガイド片222の上部に支軸保持片231が鍔部240を介してビスVによる螺着により被せられる。ちょうど、規制片233がガイド片222の側部を抱えるようにして、ビスVを中心とする回動を規制している。
また、遊技者(図示せず)側から見て前面枠202の左上の角(一側)に上部支軸211が備えられ、該上部支軸はガイド片の支軸挿入溝223内に挿入される。こうして、上部支軸211は、ガイド片上に被さる支軸保持片231の支軸保持孔232により保持される。
なお、上部支軸211の支軸挿入溝223内への挿入を容易にするため、支軸保持片231には略上向きの誘導部234が配され、上部支軸211は誘導部234の下方に当接しながら支軸挿入溝223内に収まる。さらに、図10の断面図から理解されるように、誘導部234は上動阻止片215により固定され、結果として支軸保持片231は上部支軸211を保持することとなる。
ところで、特許文献1にて提案されている構造においては、各部材の位置関係から自明なように、外枠201の支軸保持片231(特には誘導部234)を前面枠202の上動阻止片215が押さえ込む構造である。
従って、誘導部234と上動阻止片215とを係合させる位置関係には、当然に正確な位置関係を要し、僅かなずれ(歪み)が生じたとすると、両者は係合しなくなるおそれがある。現実には、各部材は金属から形成され微妙な変形が生じることもある。また、上部支軸211と図示しない下部支軸との軸線の歪みも考えられる。以上を踏まえると、外枠と前面枠の双方において、生じたずれ(歪み)の補正を図りながら均衡を保つことは極めて困難とされる。
特開2004−8265号公報
本発明は前記の点に鑑みなされたものであり、支軸保持片の移動を、当該支軸保持片が取り付けられる外枠もしくは前面枠のいずれか一方のみで規制する構造を有する遊技機を提供するものである。
すなわち、請求項1の発明は、外枠と、前記外枠の前面側に取り付けられる前面枠とを有し、前記外枠の一側もしくは前記前面枠の一側にあって、前記外枠もしくは前記前面枠のいずれか一方の一側に支軸を備えると共に、他方の一側に前記支軸を該支軸の突出方向に対して直交方向から挿入移動可能とする支軸挿入溝を形成する支軸挿入部材とを備える遊技機において、前記他方の一側に、前記支軸挿入部材に挿入された前記支軸の突出方向に対して直交方向の移動を規制して前記支軸を保持可能とする支軸保持孔を備える支軸保持片と、前記支軸保持片が取り付けられる支軸保持片取付部を備える支軸保持片取付部材と、前記支軸保持片が前記支軸保持片取付部材に対し第1位置と第2位置との間を変位自在となるように、前記支軸保持片と前記支軸保持片取付部材とを連結する連結部材とを有し、前記支軸保持片が前記第2位置である場合、前記支軸が前記支軸挿入溝内を移動可能となり、前記支軸が前記支軸挿入溝の所定位置で前記支軸保持片の支軸保持孔に入ることにより前記支軸保持片は前記第1位置となって前記支軸が前記支軸挿入溝内を移動不可能に構成し、前記支軸保持片に前記連結部材が挿通する連結部材挿通孔と、前記支軸保持片取付部材に前記連結部材が挿通する取付部材挿通孔を設けると共に、前記連結部材は該連結部材の一端側と他端側に前記連結部材挿通孔及び前記取付部材挿通孔からの脱落を防止する一端側凸片及び他端側凸片を備え、前記連結部材は、前記支軸保持片が第1位置の状態時において前記支軸保持片取付部材と前記連結部材の一端側凸片との間に一端側隙間を有する長さが含まれる全長とし、前記一端側隙間に付勢手段を備えることを特徴とする遊技機に係る。
請求項の発明は、前記付勢手段が弾性部材であることを特徴とする請求項1に記載の遊技機に係る。
本発明に係る遊技機によると、支軸挿入部材に挿入された支軸の突出方向に対して直交方向の移動を規制して前記支軸を保持可能とする支軸保持孔を備える支軸保持片と、前記支軸保持片が取り付けられる支軸保持片取付部を備える支軸保持片取付部材と、前記支軸保持片が前記支軸保持片取付部材に対し第1位置と第2位置との間を変位自在となるように、前記支軸保持片と前記支軸保持片取付部材とを連結する連結部材とを有し、前記支軸保持片が前記第2位置である場合、前記支軸が前記支軸挿入溝内を移動可能となり、前記支軸が前記支軸挿入溝の所定位置で前記支軸保持片の支軸保持孔に入ることにより前記支軸保持片は前記第1位置となって前記支軸が前記支軸挿入溝内を移動不可能に構成し、前記支軸保持片に前記連結部材が挿通する連結部材挿通孔と、前記支軸保持片取付部材に前記連結部材が挿通する取付部材挿通孔を設けると共に、前記連結部材は該連結部材の一端側と他端側に前記連結部材挿通孔及び前記取付部材挿通孔からの脱落を防止する一端側凸片及び他端側凸片を備え、前記連結部材は、前記支軸保持片が第1位置の状態時において前記支軸保持片取付部材と前記連結部材の一端側凸片との間に一端側隙間を有する長さが含まれる全長とし、前記一端側隙間に付勢手段を備えるため、支軸保持片の第1位置から第2位置への移動を簡易な構造により規制することができる。
とりわけ、支軸保持片が取り付けられる外枠もしくは前面枠のいずれか一方の一側のみに、上記支軸保持片の第1位置の状態に付勢する付勢手段を備えるため、支軸保持片の第1位置の状態への付勢の調整が容易となると共に、所要の力を加えるだけで、支軸保持片を第2位置として支軸を支軸保持孔より出し入れすることが可能となる。
また付勢手段の変形により、支軸保持片が移動できる範囲は、大きくなる。従って、外枠に対する前面枠の取り付け、及び外枠から前面枠の取り外しは可能となる。
さらに、請求項の発明に係る遊技機によると、付勢手段が弾性部材であるため、単純な構造としながら付勢力を得ることができる。
以下添付の図面に従ってこの発明を詳細に説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図、図2は外枠と前面枠の全体斜視図、図3は外枠に前面枠を取り付けた状態の全体斜視図、図4は支軸挿入部材の分解斜視図、図5は支軸保持片の全体斜視図、図6は第1状態の支軸挿入部材と支軸保持片の構造断面図、図7は第2状態の支軸挿入部材と支軸保持片の構造断面図、図8は外枠に前面枠を取り付ける際の状態の位置関係を示す部分斜視図ある。
実施例における遊技機(パチンコ遊技機を例示する)1は、図1ないし図4に示す通り、外枠10と、前面枠20とを備えている。この外枠10は、遊技店のいわゆる遊技島あるいは島設備(図示せず)の所定位置に設置、固定される。そして、この外枠10に対して前面枠20が取り付けられる(図3参照)。図中、符号10a,10b,10c,10dは外枠10の四隅、20a,20b,20c,20dは前面枠20の四隅である。
ここで、遊技機1に配置されている主な部材を説明する。図1において、遊技機1の遊技盤3の縁に遊技球の外側誘導レール4及び内側誘導レール5が略円形に立設され、内側誘導レール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に表示装置9、始動入賞口7、特別電動役物である大入賞口8、アウト口2が配設され、表示装置9の左右に各種の入賞口が配置される。遊技盤3の前面側には、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿32、該上側球受け皿32を取り付けるための取付板33、上側球受け皿32の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿34、遊技状態を報知するランプ表示器35,36及び飾りランプ39L,39Rを備えたガラス枠500、音声や効果音を発して遊技状態を遊技者に報知するスピーカ37、発射ハンドルHがそれぞれ組み付けられている。符号10は遊技機1の外枠、20は前面枠であり、当該前面枠20にガラス枠500、上側球受け皿32、下側球受け皿34が組み付けられる。また、前面枠20には遊技盤3が取り付けられている。この遊技盤3と同遊技盤に設けられた始動入賞口7、大入賞口8、表示装置9等、及びこれらの入賞口、装置を制御する制御回路は、新しいゲームとなると、交換される。
実施例の遊技機1にあっては、図2に示すとおり外枠10と前面枠20の一方である外枠10の一側(10a−10b側)に、支軸(第1支軸11,第2支軸18)を備える。同時に、外枠10と前面枠20の他方である前面枠20の一側(20a−20b側)に、支軸挿入溝41を形成した支軸挿入部材40と、第2支軸挿入孔28を有する第2支軸挿入部材29とを備える。図2中、符号13は第1支軸を外枠10に取り付ける第1支軸取付部材、19は第2支軸を外枠10に取り付ける第2支軸取付部材である。また、上記構造によると、外枠10における他側は10d−10c側となり、前面枠20における他側は20d−20c側となる。
そこで、図3に示すように、外枠10と前面枠20のうち、その他方である前面枠20の一側には、支軸(第1支軸11,第2支軸18)を該支軸の突出方向(第2支軸18から第1支軸11へ向かう方向)に対し、後に図8を用い詳述する略直交方向から挿入移動可能とする支軸挿入溝41を形成した支軸挿入部材40が備えられる。図示の通り、第1支軸11は当該支軸挿入部材40の支軸挿入溝41内(図4参照)で回動可能とされ、併せて第2支軸18も第2支軸挿入部材29の第2支軸挿入孔28内(図2参照)で回動可能とされる。
前記前面枠20の四隅の一つである20a部分に位置する支軸挿入部材40について、図4を用い詳述する。支軸挿入部材40の支軸保持片取付部47には、当該支軸挿入部材40に挿入された第1支軸11の突出方向(図示では軸台12に垂直方向)に対して略直交方向(軸台12と平行方向)の移動を規制し、前記第1支軸11を保持可能とする支軸保持孔51を備える支軸保持片50が配置されている。
前記支軸挿入部材40は、第1支軸が略L字状の支軸挿入溝41への挿入を可能とする略C字状のガイド部43,43を備えると共に、実施例のように、支軸保持片50が取り付けられる支軸保持片取付部47を有する支軸保持片取付部材44としても機能している。実施例の支軸挿入部材40は、支軸保持片取付部材44とガイド部43,43とを一体に形成している。符号41hは挿入溝奥部である。なお、図示を省略するが支軸保持片取付部材44と支軸挿入部材40を別々の部材とすることもできる。
前記支軸保持片50には、支軸挿入部材40(支軸保持片取付部材44)に対し第1位置(図6参照)と第2位置(図7参照)との間を変位自在となるように、支軸保持片50と支軸保持片取付部材44とを連結する連結部材60が設けられる。さらに、この連結部材60に支軸保持片50を前記第1位置の状態に付勢する付勢手段として弾性部材であるゴム筒(ラバーブッシング)70が備えられている。
付勢手段として用いられる弾性部材には実施例のゴム筒に加えて弦巻ばね等(図示せず)を用いることもできる。従って、付勢手段は極めて簡単な構造としながら十分な付勢力を得ることができる。
ここで、図6に示す第1位置とは、支軸保持片50と支軸挿入部材40(支軸保持片取付部材44)が互いに平行となる位置関係である。このとき、第1支軸11が支軸挿入溝41内(特には挿入溝奥部41h内)及び支軸保持孔51内にはまり込む。つまり、外枠に前面枠を取り付け終えた状態となる。支軸保持片50は、支軸保持片取付部材44に対し、連結部材60及び後述する規制片58により回動することができなくなる。そのため、第1支軸11が支軸保持孔51にはまり込むことによって、第1支軸11は支軸挿入溝41内を移動することが規制される。
また、図7に示す第2位置とは、支軸保持片50が支軸挿入部材40(支軸保持片取付部材44)より浮き上がっている位置関係である。このとき、第1支軸11は支軸挿入溝41内にはまり込んでいるものの、第1支軸11は支軸保持孔51により保持されてはいない。従って、第1支軸11にあっては、軸台12が支軸挿入部材40のガイド部43,43に当接するため、その第1支軸の突出方向への移動は、規制されている。しかし、第1支軸11の突出方向に対して略直交方向(軸台12と平行方向)への移動は規制されていない。つまり、外枠に前面枠を取り付ける(もしくは取り外す)途中の状態となる。
図4及び図5から理解されるように、支軸保持片50には、略上向き角度の誘導部53が備えられる。誘導部53によって、第1支軸11は支軸保持片50の下方に誘導され、第1支軸11は支軸保持孔51内に容易に保持される。さらに、支軸保持片50には、略L字状に形成された規制片58が設けられ、さらに規制片58の先端に規制端部59が設けられている。規制片58は支軸挿入部材40(実施例では支軸保持片取付部材44)の規制片挿入溝49内に挿入されることにより、支軸保持片50の支軸挿入部材40上での回動移動は抑制される。すなわち、連結部材60を回動の軸とする支軸保持片50の回動の規制である。また、規制片58の先端の規制端部59が支軸保持片取付部材44の下側に入り込むことにより、第2位置(図7参照)における支軸保持片50の支軸挿入部材40からの浮き上がりの範囲(上動範囲)を規制している。
図4ないし図8に示す実施例においては、支軸保持片50に連結部材60が挿通する連結部材挿通孔52と、支軸保持片取付部材44に連結部材60が挿通する取付部材挿通孔45が設けられている。とりわけ、図6より理解されるように、連結部材60は、当該連結部材の一端側(図示の連結部材の下部)に、取付部材挿通孔45から引き抜かれることを防止するための一端側凸片61を備える。同時に当該連結部材の他端側(図示の連結部材の上部)に、連結部材挿通孔52からの脱落を防止するための他端側凸片62も備える。図中、符号63は連結部材の胴部である。
連結部材60は、支軸保持片50が第1位置の状態時において支軸保持片取付部材44と連結部材60の一端側凸片61との間に一端側隙間G1を有する長さを含む全長60tとして形成される(連結部材の全長60t>他端側凸片62の厚さ+連結部材挿通孔52の長さ+取付部材挿通孔45の長さ+一端側凸片61の厚さ)。そして、連結部材60、特には一端側凸片61と支軸保持片取付部材44の間である一端側隙間G1に支軸保持片50を第1位置に付勢する付勢手段(弾性部材であるゴム筒70)が備えられる。連結部材60と支軸保持片50との固定は、連結部材60の他端側を支軸保持片50の連結部材挿通孔52に挿通後、連結部材の他端側をハンマー等で押しつぶすことにより他端側凸片62を形成して固定するものである。また、実施例の支軸保持片取付部材44では、第2位置(図7参照)における支軸保持片50の支軸挿入部材40からの浮き上がりの範囲を調整するため、凹部46が設けられている。
図6ないし図8を用い、支軸保持片50の位置関係を踏まえて外枠10と前面枠20との取り付け動作を説明する。まず、第2支軸18の上に第2支軸挿入部材29を被せるようにして、第2支軸18を第2支軸挿入孔28内に挿入する。次に、図8に示すように、外枠10の一側(10a側)に位置する支軸(第1支軸11)の突出方向d1に対し、略直交方向d2から挿入移動可能とするように支軸挿入部材40を近接させる(角度Rは概ね直角である)。
図4より明らかなように、支軸挿入部材40のガイド部43,43が開口している方向を第1支軸11に向けるため、前面枠20は外枠10に向けて上面視において略L字状となりながら近接する(図3の位置関係参照)。
続いて、図7に示す通り、第1支軸11の先端は、支軸保持片50の誘導部53に当接することによって、支軸保持片50の下方に誘導されると同時に、支軸保持片50自体は支軸挿入部材40から浮き上がる(矢印D方向を参照)。すなわち、この状態が第2状態である。当該第2状態においては、支軸挿入溝41の形状から自明なように(図4参照)、第1支軸11は支軸挿入溝41内を前後左右に移動することができる。第2状態においては、連結部材60と支軸保持片取付部材44との傾き(支軸保持片50が移動できる範囲)から判るように、弾性部材であるゴム筒70(付勢手段)が変形し、その付勢力が蓄積される。
さらに、第1支軸11は支軸挿入溝41の所定位置(挿入溝奥部41h)まで進む。挿入溝奥部41hの直上に支軸保持孔51が位置するため、この支軸保持孔51内に第1支軸11ははまり込む。また、ゴム筒70に蓄積された付勢力が開放され、ゴム筒70は元の円筒形状に復帰し、支軸保持片50の支軸挿入部材40からの浮き上がりは解消される。こうして、図6に示すような第1位置となり、第1支軸11は支軸保持孔51によりその周囲を保持される。しかも、支軸保持片50は支軸保持片取付部材44に対して規制片58により支軸保持片の水平方向への移動が規制されているため、第1支軸11は、ガイド部43により囲まれた支軸挿入溝41内での移動不可能となる。そして、軸台12の上にガイド部43(支軸挿入部材40)及び支軸保持片50が順に積み重なる。
既に詳述したように、実施例の支軸挿入部材は前面枠に配置され(図2等の位置20a参照)、併せて支軸保持片と支軸保持片取付部材とを連結する連結部材に付勢手段が備えられていることにより、運搬時や取り付け時の衝撃が発生した場合であっても、付勢手段の付勢力が衝撃の強さよりも大きく設定されているため、安易に支軸保持片が第1位置から第2位置に移動しなくなる。よって、外枠に前面枠をいったん取り付けた後は外れにくくなる。
この結果、図3に示す通り、外枠10の一側(10a−10b側)の支軸(第1支軸11,第2支軸18)に前面枠20の一側(20a−20b側)に支軸挿入溝41、第2支軸挿入孔28が取り付けられる。実施例の遊技機1においては、正面から見て左側{(10a−10b側):(20a−20b側)}を回動軸として前面枠20は左右方向に回動する。
また、支軸挿入部材を前面枠の四隅の一つである20aとするのみならず、20bとすることも当然に可能である。この場合、外枠と前面枠の取り付け方は、予め、第1支軸をはめ合わせた後(10a−20aで合わせる)、第2支軸と支軸挿入部材とをはめ合わせることとなる(10b−20bで合わせる)。
さらには、実施例の遊技機のように、正面から見て左側{(10a−10b側):(20a−20b側)}を回動軸として、前面枠を左右方向に回動させる他、例えば、正面から見て上側{(10a−10d側):(20a−20d側)}を回動軸としたり、下側{(10b−10c側):(20b−20c側))}を回動軸として前面枠を上下方向に回動させることもできる。ちなみに、上下方向の回動の場合、支軸保持片の第1位置と第2位置の移動は左右方向となる。
以上の通り、パチンコ遊技機を用いて発明を開示し、かつ説明をしてきたが、本発明はこれに限定されず、コイン遊技機、アレンジボール機、スロットマシン等に用いてもよい。
本発明の一実施例に係る遊技機全体の正面図である。 外枠と前面枠の全体斜視図である。 外枠に前面枠を取り付けた状態の全体斜視図である。 支軸挿入部材の分解斜視図である。 支軸保持片の全体斜視図である。 第1状態の支軸挿入部材と支軸保持片の構造断面図である。 第2状態の支軸挿入部材と支軸保持片の構造断面図である。 外枠に前面枠を取り付ける際の状態の位置関係を示す部分斜視図である。 従来の遊技機におけるヒンジ部の分解斜視図である。 図9の部分断面図である。
符号の説明
1 遊技機
10 外枠
11 第1支軸
12 軸台
13 第1支軸取付部材
18 第2支軸
20 前面枠
28 第2支軸挿入孔
29 第2支軸挿入部材
40 支軸挿入部材
41 支軸挿入溝
43 ガイド部
44 支軸保持片取付部材
45 取付部材挿通孔
47 支軸保持片取付部
50 支軸保持片
51 支軸保持孔
52 連結部材挿通孔
53 誘導部
60,60A 連結部材
61,61A 一端側凸片
62,62A 他端側凸片
70 付勢手段
G1 一端側隙間
G2 他端側隙間

Claims (2)

  1. 外枠と、前記外枠の前面側に取り付けられる前面枠とを有し、前記外枠の一側もしくは前記前面枠の一側にあって、前記外枠もしくは前記前面枠のいずれか一方の一側に支軸を備えると共に、他方の一側に前記支軸を該支軸の突出方向に対して直交方向から挿入移動可能とする支軸挿入溝を形成する支軸挿入部材とを備える遊技機において、
    前記他方の一側に、前記支軸挿入部材に挿入された前記支軸の突出方向に対して直交方向の移動を規制して前記支軸を保持可能とする支軸保持孔を備える支軸保持片と、
    前記支軸保持片が取り付けられる支軸保持片取付部を備える支軸保持片取付部材と、
    前記支軸保持片が前記支軸保持片取付部材に対し第1位置と第2位置との間を変位自在となるように、前記支軸保持片と前記支軸保持片取付部材とを連結する連結部材とを有し、
    前記支軸保持片が前記第2位置である場合、前記支軸が前記支軸挿入溝内を移動可能となり、前記支軸が前記支軸挿入溝の所定位置で前記支軸保持片の支軸保持孔に入ることにより前記支軸保持片は前記第1位置となって前記支軸が前記支軸挿入溝内を移動不可能に構成し、
    前記支軸保持片に前記連結部材が挿通する連結部材挿通孔と、前記支軸保持片取付部材に前記連結部材が挿通する取付部材挿通孔を設けると共に、前記連結部材は該連結部材の一端側と他端側に前記連結部材挿通孔及び前記取付部材挿通孔からの脱落を防止する一端側凸片及び他端側凸片を備え、
    前記連結部材は、前記支軸保持片が第1位置の状態時において前記支軸保持片取付部材と前記連結部材の一端側凸片との間に一端側隙間を有する長さが含まれる全長とし、
    前記一端側隙間に付勢手段を備えることを特徴とする遊技機。
  2. 前記付勢手段が弾性部材であることを特徴とする請求項に記載の遊技機。
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