JP4077019B2 - 入力装置、入力方法及び入力制御用プログラム並びに情報記録媒体 - Google Patents
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Description
【0001】
本願は、入力装置、入力方法及び入力制御用プログラム並びに情報記録媒体の技術分野に属し、より詳細には、一つの文字、一つの記号、一つの数字又は一つの図形のいずれか一つ(以下、単にキャラクタと称する)が、少なくとも一つずつ夫々に割り当てられる複数の操作ボタンを備え、当該各操作ボタンが操作されることにより情報が入力される入力装置及び当該入力装置において実行されるキャラクタの入力方法、並びに当該入力装置における入力操作を制御するための入力制御用プログラム及び当該入力制御用プログラムが記録された情報記録媒体の技術分野に属する。
【背景技術】
【0002】
近年、例えば携帯型の無線電話機(以下、単に携帯電話と称する。)やPDA(Personal Data Assist)と称される携帯型の情報端末装置等、情報入力用の複数の操作ボタンを含んだ入力装置を備えた電子機器が広く一般化している。
【0003】
このとき、上述した従来の入力装置においては、一つの操作ボタンに複数のキャラクタが割り当てられており、所望のキャラクタを入力するためには、一つの操作ボタンを複数回操作して当該所望のキャラクタに到達した後、これを確定するための操作が行われることが通常であった。より具体的には、例えば日本語の五十音における「お」を入力する場合には、通常、「あ」と表示(又は刻印)されている操作ボタンを五回押して「お」に到達し、その後にその「お」を入力として確定させる操作が更に必要であった。従って、上述した従来の入力装置では、文字によっては操作ボタンを操作する回数が多くなり、使い難い場合があるという問題点があった。
【0004】
そこで、この問題点に鑑み、例えば下記特許文献1及び2に開示されているような技術が開発されている。
【特許文献1】
特開2002−229721号公報
【特許文献2】
特開2002−287881号公報
【0005】
このとき、上記特許文献1に開示されている技術では、複数の操作ボタンの夫々に対して、「あ」、「い」、「う」、「え」及び「お」の五つの母音行文字のいずれか一つ、及び、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」及び「わ」の九つの子音行文字のいずれか一つ、のいずれかを一対一に割り当て、例えば「つ」を入力するときは、「う」の操作ボタンと「た」の操作ボタンを操作するというように、最大二回の操作で所望の日本語文字を入力することが可能とされている。
【0006】
また、上記特許文献2に開示されている技術では、液晶ディスプレイとその表面に設けられたタッチパネルとにより操作ボタンを構成し、五十音における各行の先頭の文字が各操作ボタンに一つずつ割り当てられている状態の表示と、五十音における一つの行に属する五つの文字のみが各操作ボタンに一つずつ割り当てられている状態の表示と、を切り替えることで所望の文字を入力する構成とされている。より具体的には、初期画面として「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」及び「わ」が割り当てられている状態を表示し、例えば「つ」を入力するときは、「た」が割り当てられている操作ボタンを操作することで液晶ディスプレイ上の表示を「た」、「ち」、「つ」、「て」及び「と」が割り当てられている操作ボタンを含むものに切り替え、その後「つ」が割り当てられている操作ボタンを操作することで、最終的に「つ」が入力される構成とされている。そして、この場合も二回の操作で五十音の全ての文字を入力することが可能となる。
【発明の開示】
【発明が解決しようとする課題】
【0007】
しかしながら、上述した従来の入力装置の一般的な構成においては、基本的に異なる操作ボタンには異なるキャラクタが割り当てられることとなっており、この場合に近年の電子機器の小型化に伴う操作ボタン自体の小型化に起因して、指が大きな使用者が操作する場合や子供或いは高齢者が操作する場合に打ち間違い(誤入力)が多くなり、上記各特許文献に開示された技術が用いられたとしても打ち間違いが多くなって結局入力操作に不要な時間がかかってしまうという問題点があった。
【0008】
そこで、本願は上記の問題点に鑑みて為されたもので、その目的の一例は、特に子供や高齢者、或いは指の大きな使用者であっても打ち間違いを低減してより素早く正確な入力操作が可能な入力装置及び当該入力装置において実行されるキャラクタの入力方法、並びに当該入力装置における入力操作を制御するための入力制御用プログラム及び当該入力制御用プログラムが記録された情報記録媒体を提供することにある。
【課題を解決するための手段】
【0009】
上記の課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、一つの文字、一つの記号、一つの数字又は一つの図形のいずれか一つであるキャラクタが、少なくとも一つずつ夫々に割り当てられる複数の操作ボタンを備え、当該各操作ボタンが操作されることにより情報が入力される入力装置において、一の前記操作ボタンが操作されたとき、当該操作されたタイミングにおいて当該操作された操作ボタンに割り当てられていた前記キャラクタに関連する複数のキャラクタを、個別に各前記操作ボタンに夫々割り当て直す割当変更手段であって、相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直す割当変更手段を備え、当該割当変更手段は、割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち前記操作ボタンの総数以下の当該キャラクタを、第1のタイミングにおいて各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当てる第1割当手段と、割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち既に割り当てられた前記キャラクタを除く残りの前記キャラクタを割り当てる旨の操作を実行するために用いられる操作手段と、前記第1のタイミングより後のタイミングにおいて前記操作が実行されたとき、既に割り当てられた前記キャラクタに代えて前記残りのキャラクタを各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当て直す第2割当手段と、により構成されている。
【0010】
上記の課題を解決するために、請求項12に記載の発明は、一つの文字、一つの記号、一つの数字又は一つの図形のいずれか一つであるキャラクタが、少なくとも一つずつ夫々に割り当てられる複数の操作ボタンを備え、当該各操作ボタンが操作されることにより情報が入力される入力装置において実行される入力方法であって、一の前記操作ボタンが操作されたとき、当該操作されたタイミングにおいて当該操作された操作ボタンに割り当てられていた前記キャラクタに関連する複数のキャラクタを、個別に各前記操作ボタンに夫々割り当て直す割当変更工程であって、相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直す割当変更工程を含み、当該割当変更工程は、割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち前記操作ボタンの総数以下の当該キャラクタを、第1のタイミングにおいて各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当てる第1割当工程と、割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち既に割り当てられた前記キャラクタを除く残りの前記キャラクタを割り当てる旨の操作が、前記第1のタイミングより後のタイミングにおいて操作手段において実行されたことを認識したとき、既に割り当てられた前記キャラクタに代えて前記残りのキャラクタを各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当て直す第2割当工程と、により構成されている。
【0011】
上記の課題を解決するために、請求項13に記載の発明は、請求項1から11のいずれか一項に記載の入力装置に含まれ、各前記操作ボタンに対する前記キャラクタの割当直しを制御するコンピュータを、前記割当変更手段として機能させる。
【0012】
上記の課題を解決するために、請求項14に記載の発明は、請求項13に記載の入力制御用プログラムが、前記コンピュータにより読取可能に記録されている。
【図面の簡単な説明】
[0013]
[図1]第1実施形態に係る携帯電話の外観を示す正面図である。
[図2]第1実施形態に係る携帯電話の概要構成を示すブロック図である。
【図3】第1実施形態に係る入力方法を例示する図であり、(a)は初期段階の操作ボタンの表示例を示す図であり、(b)は第二段階の操作ボタンの表示例を示す図である。
【図4】第1実施形態の第1変形形態に係る入力方法を例示する図であり、(a)は初期段階の操作ボタンの表示例を示す図であり、(b)は第二段階の操作ボタンの表示例を示す図である。
【図5】第1実施形態の第2変形形態に係る入力方法を例示する図であり、(a)は初期段階の操作ボタンの表示例を示す図であり、(b)は第二段階の操作ボタンの表示例を示す図であり、(c)は第三段階の操作ボタンの表示例を示す図である。
【図6】第2実施形態に係る入力方法を例示する図であり、(a)は初期段階の操作ボタンの表示例を示す図であり、(b)は第二段階の操作ボタンの表示例を示す図である。
【図7】第3実施形態に係る入力方法を例示する図であり、(a)は初期段階の操作ボタンの表示例を示す図であり、(b)は第二段階の操作ボタンの表示例を示す図である。
【符号の説明】
【0014】
1 表示部
2 操作部
3 マイク
4 スピーカ
5 アンテナ
6 ボタン操作部
7 文字入力部
7A タッチパネル
7B 液晶ディスプレイ
8、9、10、11、D1、D2、D3、D4、D5、D6、D7、D8、D9、D10、D11、D12、D13、D14、D15、D16、D17、D18、D19、D20、D21、D22、D23、D24 操作ボタン
12 矢印ボタン
15 送受信部
16 メモリ
17 CPU
18 表示制御部
M 携帯電話
B 筐体
C1、C2、C3、C4、C5、C6、C7、C8、C9、C10、C11、C12、C13、C14、C15、C16、C17、C18、C19、C20、C21、C22、C23、C24 表示画素
【発明を実施するための最良の形態】
【0015】
次に、本願を実施するための最良の形態について、図面に基づいて説明する。なお、以下に説明する実施形態は、携帯電話に搭載されて電子メール作成時の文字入力等に用いられる入力装置に対して本願を適用した場合の実施の形態である。
【0016】
(I)第1実施形態
はじめに、本願に係る第1実施形態について、図1乃至図5を用いて説明する。
【0017】
なお、図1は第1実施形態に係る携帯電話の外観を示す正面図であり、図2は当該携帯電話の概要構成を示すブロック図であり、図3乃至図5は第1実施形態に係る入力方法を例示する図である。
【0018】
図1に示すように、第1実施形態に係る携帯電話Mは、外観上、筐体Bに、液晶ディスプレイ等よりなる表示部1と、液晶ディスプレイ上に透明なタッチパネルが貼り付けられた構成を備える操作部2と、マイク3と、スピーカ4と、アンテナ5と、を備えて構成されている。
【0019】
また、操作部2は、例えば電話を掛ける際に必要なメニュー選択等の操作を行うためのボタン操作部6と、合計24個の操作ボタンD1乃至D24から構成されている文字入力部7と、により構成されている。
【0020】
更に、ボタン操作部6は、表示部1内に表示されているカーソルを移動して必要な入力操作を行うための矢印ボタン12並びに操作ボタン8乃至11が設けられている。
【0021】
次に、携帯電話Mの内部構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、携帯電話Mにおける文字入力部7は、上記操作ボタンD1乃至D24を供える透明なタッチパネル7Aと、当該タッチパネル7Aの裏面に貼り付けられ且つ各操作ボタンD1乃至D24に対応した内容及び大きさの画像を夫々に表示する表示画素C1乃至C24を備える液晶ディスプレイ7Bと、により構成されている。
【0022】
これらに加えて、携帯電話Mは、アンテナ5に接続された送受信部15と、メモリ16と、割当変更手段としてのCPU17と、表示制御部18と、により構成されている。
【0023】
次に、全体的な動作を説明する。
実施形態に係る携帯電話Mにおいては、通常の無線通信に通話の他に、電子メールの送受信が可能とされている。
【0024】
そして、電子メールとして送受信される情報並びに通話の内容としての情報は、送信時においては夫々に送受信信号SantとしてCPU17から送受信部15に送信され、当該送受信部15において必要な変調処理が施された後にアンテナ5を介して必要な送信先に送信される。
【0025】
また、携帯電話Mにおいて受信すべき上記各情報は、アンテナ5を介して受信された後に送受信部15において復調され、送受信信号SantとしてCPU17に出力される。そしてその後、その情報が電子メールとして受信されたものであれば、その内容をディスプレイ1に表示させるように表示制御部18を制御するための制御信号ScdがCPU17から当該表示制御部18に出力される。これにより、当該表示制御部18から当該電子メールの内容を表示するための表示信号Sdpがディスプレイ1に出力され、その内容が表示される。
【0026】
一方、その受信した情報が通話用の音声情報である場合は、その内容が音声信号Sspとしてスピーカ4に出力されて放音される。
【0027】
これと並行して、通話として携帯電話Mから送信すべき音声は、マイク3において音声信号Smxに変換された後、CPU17及び送受信部15を介して必要な送信先に送信される。
【0028】
更に、当該電子メールの授受並びに通話に必要な操作の一部は、ボタン操作部6内の上記矢印ボタン12等を用いて実行され、その操作に対応する操作信号SswがCPU17に送信されることで、当該操作に対応する処理が実行される。
【0029】
一方、各表示画素C1乃至C24は、携帯電話Mとしての夫々の処理のタイミングにおいて、その時に文字入力部1として必要な操作ボタンD1乃至D24としてのキャラクタの画像としての表示を、各操作ボタンD1乃至D24毎に区別して行うものであり、夫々の表示画素C1乃至C24におけるキャラクタの表示内容に応じた表示制御部18からの各表示画素C1乃至C24毎の表示信号Scxに基づき、当該各表示画素C1乃至C24毎に必要な表示が実行される。
【0030】
次に、表示画素C1乃至C24の夫々におけるキャラクタの表示が透過されることで視認可能となっているタッチパネル7Aは、各操作ボタンD1乃至D24が押圧されたとき、当該押圧された操作ボタンD1乃至D24を示す操作信号Stpを生成してCPU17に出力する。
【0031】
これにより、CPU17は、当該操作信号Stpにより示される、押圧された操作ボタンD1乃至D24に対応する表示画素C1乃至C24に表示されているキャラクタに対応する処理を実行する。
【0032】
また、CPU17は、各表示画素C1乃至C24に夫々必要なキャラクタを表示させると共にディスプレイ1に必要な画像を表示させるべく、制御信号Scdを生成して表示制御部18へ出力する。
【0033】
そして、表示制御部18は、当該制御信号Scdに基づいて、各表示画素C1乃至C24並びにディスプレイ1に必要な画像を表示させるべく、上記表示信号Sdp及び表示制御信号Scxを夫々生成して各表示画素C1乃至C24及びディスプレイ1に出力する。
【0034】
また、CPU17は、ボタン操作部6からの操作信号Ssw及びタッチパネル7Aからの操作信号Stpに基づいて、携帯電話Mとして必要な処理が実行されるように上記各構成部材を制御すべく上記制御信号Scd、送受信信号Sant及び音声信号Sspを生成して当該各構成部材に出力する。
【0035】
これと並行して、当該CPU17として必要な処理を実行するための諸情報は、メモリ信号Smとしてメモリ16に記憶され、必要に応じて再度メモリ信号Smとして読み出され必要な処理に供される。なお、後述するように表示画素C1乃至C24の夫々において表示すべきキャラクタの内容は、予め表示パターンとしてメモリ16内の不揮発性領域に記憶されており、必要に応じてメモリ信号Smとして読み出され、当該読み出された表示パターンに対応する表示信号Sdpが表示制御部18から出力されることで、各表示画素C1乃至C24毎に必要なキャラクタ(の画像)が表示される。
【0036】
次に、上述した構成を備える携帯電話Mの文字入力部7において実行される第1実施形態に係る日本語の文字入力方法について、具体的に図3を用いて例示しつつ説明する。なお、図3は、第1実施形態に係る文字入力部7を正面から見た図であり、各操作ボタンD1乃至D24の背後には、液晶ディスプレイ7Bを構成する上記表示画素C1乃至C24が配置されている。
【0037】
先ず、具体的に「こんにちは」の文字を入力する場合について説明する。
最初に、「こ」を入力する場合について説明する。
【0038】
文字入力部7を用いて当該「こ」を入力する場合、初めに、図3(a)に示すように操作ボタンD1乃至D10に対応する表示画素C1乃至C10に、夫々、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」及び「わ」の文字(キャラクタとしての文字)が表示される。
【0039】
なおこのとき、他の操作ボタンD11乃至D24に対応する表示画素C11乃至C24には、例えば、数字が夫々一つずつ表示されていても良いし、「@」等の記号が夫々一つずつ表示されていても良いし、或いは「●」等の図形が夫々一つずつ表示されていても良い。また、キャラクタを何ら割り当てないものとしてもよいし、濁点と半濁点の切り替えを示すキャラクタ、句読点又は読点を示すキャラクタ、或いは全角と半角の切り替えを示すキャラクタや、スペースを示すキャラクタを割り当ててもよい。
【0040】
次に、図3(a)に示すキャラクタの表示がされている状態において、入力されるべきキャラクタである「こ」が五十音で属している行の先頭である「か」が表示されている操作ボタンD2を操作すると、その旨が操作信号StpとしてCPU17に出力され、これに対応して、次にCPU17は、図3(b)に示す表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24に対応するキャラクタを一つずつ表示させる。
【0041】
このとき、より具体的には、図3(b)に示す表示パターンにおいては、方形に配置される表示画素C1、C2、C5及びC6にはキャラクタ「か」が表示され、同じく表示画素C3、C4、C7及びC8にはキャラクタ「き」が表示され、同じく表示画素C9、C10、C13及びC14にはキャラクタ「く」が表示され、同じく表示画素C11、C12、C15及びC16にはキャラクタ「け」が表示され、同じく表示画素C18、C19、C22及びC23にはキャラクタ「こ」が表示されるように当該表示パターンが構成されている。
【0042】
これにより、結果として、図3(b)に示す表示が為されている状態で操作ボタンD1、D2、D5又はD6のいずれかが押圧されれば、キャラクタ「か」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。また同様に、操作ボタンD3、D4、D7又はD8のいずれかが押圧されればキャラクタ「き」を示す操作信号StpがCPU17に出力され、操作ボタンD9、D10、D13又はD14のいずれかが押圧されればキャラクタ「く」を示す操作信号StpがCPU17に出力され、操作ボタンD11、D12、D15又はD16のいずれかが押圧されればキャラクタ「け」を示す操作信号StpがCPU17に出力され、操作ボタンD18、D19、D22又はD23のいずれかが押圧されればキャラクタ「こ」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。
【0043】
なお、この例において、例えば操作ボタンD3、D4、D7及びD8が全て同時に押圧されたときには、キャラクタ「き」を示す操作信号Stpが操作ボタン四つ分CPU17に出力されることとなるが、この場合、CPU17は、例えば予め設定されたゲート期間内に送信されてくる操作信号Stpであって同じキャラクタを示す操作信号Stpが複数あるときは、それらの操作信号Stpは当該キャラクタが一つのみ入力されたことを示すものとして当該各操作信号Stpを取り扱うように構成されている。
【0044】
そして、「こ」が選択された後には、再び図3(a)に示す表示状態に戻る。
次に、「ん」を入力する場合について説明する。
【0045】
文字入力部7を用いて当該「ん」を入力する場合、図3(a)に示す表示状態において、入力されるべきキャラクタである「ん」が五十音で属している行の先頭である「わ」が表示されている操作ボタンD10を操作すると、その旨が操作信号StpとしてCPU17に出力され、これに対応して、次にCPU17は、方形配置となるいずれか四つの操作ボタンにキャラクタ「を」が割り当てられており、且つ方形配置となる他の四つの操作ボタンにキャラクタ「ん」が割り当てられている表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24のいずれか八つに、上記方形配置となるように上記キャラクタ「を」及び「ん」を一つずつ表示させる。
【0046】
これにより、結果として、キャラクタ「を」を入力するための方形に配置された四つの操作ボタンと、キャラクタ「ん」を入力するための方形に配置された四つの操作ボタンと、が文字入力部7に形成されることとなる。そして、キャラクタ「を」が表示されている四つの操作ボタンのいずれかが押圧されれば、キャラクタ「を」を示す操作信号StpがCPU17に出力され、また同様に、キャラクタ「ん」が表示されている四つの操作ボタンのいずれかが押圧されればキャラクタ「ん」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。
【0047】
そして、「ん」が選択された後には、再び図3(a)に示す表示状態に戻る。
次に、「に」を入力する場合について説明する。
【0048】
文字入力部7を用いて当該「に」を入力する場合、図3(a)に示す表示状態において、入力されるべきキャラクタである「に」が五十音で属している行の先頭である「な」が表示されている操作ボタンD5を操作すると、その旨が操作信号StpとしてCPU17に出力される。次に、これに対応してCPU17は、方形配置となるいずれか四つの操作ボタンにキャラクタ「な」が割り当てられており、方形配置となる他の四つの操作ボタンにキャラクタ「に」が割り当てられており、方形配置となる更に他の四つの操作ボタンにキャラクタ「ぬ」が割り当てられており、方形配置となる他の四つの操作ボタンにキャラクタ「ね」が割り当てられており、方形配置となる更に他の四つの操作ボタンにキャラクタ「の」が割り当てられている表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24のいずれか20個に、夫々に上記方形配置となるように上記キャラクタ「な」乃至「の」を一つずつ表示させる。
【0049】
これにより、結果として、キャラクタ「な」を入力するための方形に配置された四つの操作ボタン、キャラクタ「に」を入力するための方形に配置された四つの操作ボタン、キャラクタ「ぬ」を入力するための方形に配置された四つの操作ボタン、キャラクタ「ね」を入力するための方形に配置された四つの操作ボタン並びにキャラクタ「の」を入力するための方形に配置された四つの操作ボタンが文字入力部7に形成されることとなる。そして、キャラクタ「に」が表示されている四つの操作ボタンのいずれかが押圧されれば、キャラクタ「に」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。
【0050】
そして、「に」が選択された後には、再び図3(a)に示す表示状態に戻る。
以下、上記したキャラクタ「こ」、「ん」及び「に」の場合と同様の表示切り替えにより、残りのキャラクタ「ち」及び「は」が入力され、対応する操作信号Stpが夫々にCPU17に出力されることとなる。
【0051】
なお、これらの例において、同じキャラクタに対応する操作ボタンが全て同時に押圧されたときのCPU17における処理は、上記したキャラクタ「こ」を入力する場合と同様な処理が実行される。
【0052】
以上説明したように、第1実施形態に係る文字入力部7を用いた文字入力処理によれば、一の操作ボタン(例えば上記キャラクタ「こ」の入力操作例における操作ボタンD2)の操作後においてその操作ボタンD2に関連するキャラクタ(例えば上記キャラクタ「こ」の入力操作例におけるキャラクタ「か」、「き」、「く」、「け」及び「こ」)を割り当て直すとき、相隣接する複数の操作ボタン(例えば上記キャラクタ「こ」の入力操作例における操作ボタンD18、D19、D22及びD23)に同一のキャラクタ(例えば上記キャラクタ「こ」の入力操作例におけるキャラクタ「こ」)を割り当て直すので、例えば大きな指の使用者が当該複数の操作ボタンのいずれかを押す動作をしたとしても、所望されるキャラクタの入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつ(従来では五回必要であったところ二回で入力が完了する)、誤った入力操作の発生を抑制することができる。
【0053】
従って、入力間違えを抑制しつつ日本語としての文章入力時間を全体的に短縮することができる。
【0054】
また、割り当てられているキャラクタが各操作ボタンD1乃至D24として表示されるので、視覚的に確認することで誤った入力操作の発生をより効果的に抑制することができる。
【0055】
更に、各操作ボタンD1乃至D24の配列における複数の方向に相隣接する複数の操作ボタンに同一のキャラクタを割り当て直すので、所望されるキャラクタの入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつ誤った入力操作の発生をより効果的に抑制することができる。
【0056】
更にまた、各操作ボタンD1乃至D24の配列における縦方向及び横方向に相隣接する四つの操作ボタンに同一のキャラクタを割り当て直すので、所望されるキャラクタの入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつなるべく多くのキャラクタを一度に表示し、且つ誤った入力操作の発生をより効果的に抑制することができる。
【0057】
また、五十音におけるいずれかの行の先頭の文字が割り当てられた一の操作ボタン(例えば上記キャラクタ「こ」の入力操作例における操作ボタンD2)の操作後において、その行に属する複数の文字(キャラクタ「か」、「き」、「く」、「け」及び「こ」)を一度に表示し、且つ相隣接する複数の操作ボタンに同一の文字を割り当て直すので、所望される日本語の文字の入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつ誤った入力操作の発生を抑制することができる。
【0058】
なお、上述した第1実施形態においては、通常の五十音に含まれるいずれかの文字を二回の操作で入力する場合について説明したが、以下に変形形態として説明するように、拗音を構成する文字又は濁音としての文字を入力する際に本実施形態を適用することも可能である。
【0059】
すなわち、先ず、第一の変形形態として、小文字のキャラクタ「ゅ」を入力する場合について、具体的に図4を用いて説明する。
【0060】
文字入力部7を用いてキャラクタ「ゅ」を入力する場合、図4(a)に示す表示状態(図3(a)に示す状態に同じ)において、入力されるべきキャラクタである「ゅ」が対応している五十音の行の先頭である「や」が表示されている操作ボタンD8を操作すると、その旨が操作信号StpとしてCPU17に出力され、これに対応して、次に、CPU17は、図4(b)に示す表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24に対応するキャラクタを一つずつ表示させる。
【0061】
このとき、より具体的には、図4(b)に示す表示パターンにおいては、方形に配置される表示画素C1、C2、C5及びC6にはキャラクタ「や」が表示され、同じく表示画素C3、C4、C7及びC8にはキャラクタ「ゆ」が表示され、同じく表示画素C9、C10、C13及びC14にはキャラクタ「よ」が表示され、同じく表示画素C11、C12、C15及びC16には小文字のキャラクタ「ゃ」が表示され、同じく表示画素C18、C19、C22及びC23には小文字のキャラクタ「ゅ」が表示され、同じく表示画素C19、C20、C23及びC24には小文字のキャラクタ「ょ」が表示されるように当該表示パターンが構成されている。
【0062】
これにより、結果として、図4(b)に示す表示が為されている状態で操作ボタンD17、D18、D21又はD22のいずれかが押圧されれば、キャラクタ「ゅ」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。
【0063】
そして、「ゅ」が選択された後には、再び図4(a)に示す表示状態に戻る。
次に、第二の変形形態として、濁音のキャラクタ「げ」を入力する場合について、具体的に図5を用いて説明する。
【0064】
文字入力部7を用いてキャラクタ「げ」を入力する場合、図5(a)に示す表示状態(図3(a)に示す状態に同じ)において、入力されるべきキャラクタである「げ」が対応している五十音の行の先頭である「か」が表示されている操作ボタンD2を操作すると、その旨が操作信号StpとしてCPU17に出力され、これに対応して、次に、CPU17は、図5(b)に示す表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24に対応するキャラクタを一つずつ表示させる。
【0065】
このとき、より具体的には、図5(b)に示す表示パターンにおいては、方形に配置される表示画素C1、C2、C5及びC6にはキャラクタ「か」が表示され、同じく表示画素C3、C4、C7及びC8にはキャラクタ「き」が表示され、同じく表示画素C9、C10、C13及びC14にはキャラクタ「く」が表示され、同じく表示画素C11、C12、C15及びC16にはキャラクタ「け」が表示され、同じく表示画素C17、C18、C21及びC22にはキャラクタ「こ」が表示され、同じく表示画素C19、C20、C23及びC24には小文字のキャラクタ「が」が表示されるように当該表示パターンが構成されている。
【0066】
ここで、第1実施形態に係る文字入力部7では、操作ボタン数が合計で24個である関係から入力されるべきキャラクタ「げ」を割り当てる操作ボタンが図5(b)に示す段階では存在しない。
【0067】
この場合、CPU17は、ボタン操作部6内の矢印ボタン12における、例えば右向き矢印の部分が押圧されたことを操作信号Sswにより検出したとき、これに対応してCPU17は、図5(c)に示す表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24に対応するキャラクタを一つずつ表示させる。
【0068】
このとき、より具体的には、図5(c)に示す表示パターンにおいては、方形に配置される表示画素C1、C2、C5及びC6にはキャラクタ「ぎ」が表示され、同じく表示画素C3、C4、C7及びC8にはキャラクタ「ぐ」が表示され、同じく表示画素C9、C10、C13及びC14にはキャラクタ「げ」が表示され、同じく表示画素C11、C12、C15及びC16にはキャラクタ「ご」が表示されるように当該表示パターンが構成されている。
【0069】
これにより、結果として、図5(c)に示す表示が為されている状態で操作ボタンD9、D10、D13又はD14のいずれかが押圧されれば、キャラクタ「げ」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。
【0070】
そして、「げ」が選択された後には、再び図5(a)に示す表示状態に戻る。
以上夫々の変形形態として説明したように、第1実施形態に係る文字入力部7における入力操作は、全てのキャラクタに適用可能であり、いずれのキャラクタに適用した場合でも、入力間違えを抑制しつつ日本語としての文章入力時間を全体的に短縮することができる効果をそうすることができる。
【0071】
なお、上述した第1実施形態においては、方形配置の四つの操作ボタンに夫々同じキャラクタを一つ割り当てたが、これ以外に、文字入力部7を構成する操作ボタンの数が多い場合には、方形配置の九つの操作ボタンの夫々に同じキャラクタを一つ割り当ててもよい。この場合は、文字入力部7における縦方向及び横方向に加えて、斜め方向にも同じキャラクタが割り当てられた操作ボタンが並んで配置されることとなる。
【0072】
(II)第2実施形態
次に、本願に係る他の実施形態である第2実施形態について、図6を用いて説明する。なお、図6は第2実施形態に係る入力方法を例示する図である。
【0073】
上述した第1実施形態においては、方形に配置されている四つの操作ボタンに同一のキャラクタを割り当てることとしたが、以下に説明する第2実施形態では、文字入力部における相隣接して縦に並ぶ四つの操作ボタンに同一のキャラクタを割り当てる。
【0074】
また、第2実施形態に係る携帯電話の構成は、基本的には第1実施形態に係る携帯電話Mと同様の構成であるので、細部の説明は省略する。
【0075】
第2実施形態に係る携帯電話における文字入力部を用いてキャラクタ「き」を入力する場合、図6(a)に示すように操作ボタンD1乃至D10に対応する表示画素C1乃至C10に、夫々、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」及び「わ」の文字が表示される。
【0076】
次に、図6(a)に示すキャラクタの表示がされている状態において、入力されるべきキャラクタである「こ」が五十音で属している行の先頭である「か」が表示されている操作ボタンD2を操作すると、その旨が操作信号StpとしてCPU17に出力され、これに対応して、次に、CPU17は、図6(b)に示す表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24に対応するキャラクタを一つずつ表示させる。
【0077】
このとき、より具体的には、図6(b)に示す表示パターンにおいては、縦に配置される表示画素C1、C5、C9及びC13にはキャラクタ「か」が表示され、同じく表示画素C2、C6、C10及びC14にはキャラクタ「き」が表示され、同じく表示画素C3、C7、C11及びC15にはキャラクタ「く」が表示され、同じく表示画素C5、C8、C12及びC16にはキャラクタ「け」が表示されるように当該表示パターンが構成されている。
【0078】
これにより、結果として、図6(b)に示す表示が為されている状態で操作ボタンD2、D6、D10又はD14のいずれかが押圧されれば、キャラクタ「き」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。
【0079】
なお、この例において、操作ボタンD2、D6、D10及びD14が全て同時に押圧されたときには、キャラクタ「き」を示す操作信号Stpが操作ボタン四つ分CPU17に出力されることとなるが、この場合、CPU17は、例えば予め設定されたゲート期間内に送信されてくる操作信号Stpであって同じキャラクタを示す操作信号Stpが複数あるときは、それらの操作信号Stpは当該キャラクタが一つのみ入力されたことを示すものとして当該各操作信号Stpを取り扱うように構成されている。
【0080】
そして、「き」が選択された後には、再び図6(a)に示す表示状態に戻る。
以下、上述した第1実施形態の場合と同様にして所望のキャラクタが入力される。
【0081】
以上説明したように、第2実施形態に係る文字入力部7を用いた文字入力処理によれば、一の操作ボタン(操作ボタンD2)の操作後においてその操作ボタンD2に関連するキャラクタ「か」、「き」、「く」、「け」及び「こ」を割り当て直すとき、縦方向に相隣接する複数の操作ボタンD2、D6、D10及びD14に同一のキャラクタ「き」を割り当て直すので、例えば大きな指の使用者が当該複数の操作ボタンのいずれかを押す動作をしたとしても、所望されるキャラクタの入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつ、誤った入力操作の発生を抑制することができる。
【0082】
従って、入力間違えを抑制しつつ日本語としての文章入力時間を全体的に短縮することができる。
【0083】
また、割り当てられているキャラクタが各操作ボタンD1乃至D24として表示されるので、視覚的に確認することで誤った入力操作の発生をより効果的に抑制することができる。
【0084】
更に、各操作ボタンD1乃至D24の配列における縦方向に相隣接する複数の操作ボタンに同一のキャラクタを割り当て直すので、所望されるキャラクタの入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつなるべく多くのキャラクタを一度に表示し、且つ誤った入力操作の発生をより効果的に抑制することができる。
【0085】
また、五十音におけるいずれかの行の先頭の文字が割り当てられた一の操作ボタンD2の操作後において、その行に属する複数の文字(キャラクタ「か」、「き」、「く」、「け」及び「こ」)を一度に表示し、且つ縦方向に相隣接する複数の操作ボタンに同一の文字を割り当て直すので、所望される日本語の文字の入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつ誤った入力操作の発生を抑制することができる。
【0086】
なお、上述した第2実施形態を、上述した第1実施形態における二つの変形形態のように拗音の一部又は濁音を入力する場合に当該各変形形態の場合と同様にして適用可能であることは言うまでも無い。
【0087】
(III)第3実施形態
次に、本願に係る他の実施形態である第3実施形態について、図7を用いて説明する。なお、図7は第3実施形態に係る入力方法を例示する図である。
【0088】
上述した第1実施形態においては、方形に配置されている四つの操作ボタンに同一のキャラクタを割り当てることとしたが、以下に説明する第3実施形態では、文字入力部における相隣接して横に並ぶ四つの操作ボタンに同一のキャラクタを割り当てる。
【0089】
また、第3実施形態に係る携帯電話の構成は、基本的には第1実施形態に係る携帯電話Mと同様の構成であるので、細部の説明は省略する。
【0090】
例えば、第3実施形態に係る携帯電話における文字入力部を用いてキャラクタ「こ」を入力する場合、図7(a)に示すように操作ボタンD1乃至D10に対応する表示画素C1乃至C10に、夫々、「あ」、「か」、「さ」、「た」、「な」、「は」、「ま」、「や」、「ら」及び「わ」の文字が表示される。
【0091】
次に、図7(a)に示すキャラクタの表示がされている状態において、入力されるべきキャラクタである「こ」が五十音で属している行の先頭である「か」が表示されている操作ボタンD2を操作すると、その旨が操作信号StpとしてCPU17に出力され、これに対応して、次に、CPU17は、図7(b)に示す表示パターンをメモリ16から読み出し、これを表示制御部18へ出力して表示画素C1乃至C24に対応するキャラクタを一つずつ表示させる。
【0092】
このとき、より具体的には、図7(b)に示す表示パターンにおいては、横に配置される表示画素C1、C2、C3及びC4にはキャラクタ「か」が表示され、同じく表示画素C5、C6、C7及びC8にはキャラクタ「き」が表示され、同じく表示画素C9、C10、C11及びC12にはキャラクタ「く」が表示され、同じく表示画素C13、C14、C15及びC16にはキャラクタ「け」が表示され、同じく表示画素C17、C18、C19及びC20にはキャラクタ「こ」が表示されるように当該表示パターンが構成されている。
【0093】
これにより、結果として、図7(b)に示す表示が為されている状態で操作ボタンD17、D18、D19又はD20のいずれかが押圧されれば、キャラクタ「こ」を示す操作信号StpがCPU17に出力される。
【0094】
なお、この例において、操作ボタンD17又はD18等が全て同時に押圧されたときには、キャラクタ「こ」を示す操作信号Stpが操作ボタン二つ分CPU17に出力されることとなるが、この場合、CPU17は、例えば予め設定されたゲート期間内に送信されてくる操作信号Stpであって同じキャラクタを示す操作信号Stpが複数あるときは、それらの操作信号Stpは当該キャラクタが一つのみ入力されたことを示すものとして当該各操作信号Stpを取り扱うように構成されている。
【0095】
そして、「こ」が選択された後には、再び図7(a)に示す表示状態に戻る。
以下、上述した第1実施形態の場合と同様にして所望のキャラクタが入力される。
【0096】
以上説明したように、第3実施形態に係る文字入力部7を用いた文字入力処理によれば、一の操作ボタンD2の操作後においてその操作ボタンD2に関連するキャラクタ「か」、「き」、「く」、「け」及び「こ」を割り当て直すとき、横方向に相隣接する複数の操作ボタンD17、D18、D19及びD20に同一のキャラクタ「こ」を割り当て直すので、例えば大きな指の使用者が当該複数の操作ボタンのいずれかを押す動作をしたとしても、所望されるキャラクタの入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつ、誤った入力操作の発生を抑制することができる。
【0097】
従って、入力間違いを抑制しつつ日本語としての文章入力時間を全体的に短縮することができる。
【0098】
また、割り当てられているキャラクタが各操作ボタンD1乃至D24として表示されるので、視覚的に確認することで誤った入力操作の発生をより効果的に抑制することができる。
【0099】
更に、各操作ボタンD1乃至D24の配列における横方向に相隣接する複数の操作ボタンに同一のキャラクタを割り当て直すので、所望されるキャラクタの入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつなるべく多くのキャラクタを一度に表示し、且つ誤った入力操作の発生をより効果的に抑制することができる。
【0100】
また、五十音におけるいずれかの行の先頭の文字が割り当てられた一の操作ボタン(操作ボタンD2)の操作後において、その行に属する複数の文字(キャラクタ「か」、「き」、「く」、「け」及び「こ」)を一度に表示し、且つ横方向に相隣接する複数の操作ボタンに同一の文字を割り当て直すので、所望される日本語の文字の入力操作が完了するまでの操作回数を低減させつつ誤った入力操作の発生を抑制することができる。
【0101】
なお、上述した第3実施形態を、上述した第1実施形態における二つの変形形態のように拗音の一部又は濁音を入力する場合に当該各変形形態の場合と同様にして適用可能であることは言うまでも無い。
【0102】
更に、上述した各実施形態及び変形形態においては、文字入力部7の構成が縦4列×横6行であったが、これ以外に、例えば縦5列×横6行としてもよい。
【0103】
また、上述した各実施形態及び変形形態においては、各操作ボタンD1乃至D24の操作に従って変化する表示画素C1乃至C24の表示パターンを予めメモリ16に不揮発的に記憶させておく構成としたが、これ以外に、使用者の好み等により、相隣接する操作ボタンに同一のキャラクタが割り当てる任意に変更するように構成することも可能である。
【0104】
更に、上述した各実施形態及び変形形態においては、携帯電話M等に本願を適用した場合について説明したが、これ以外に、例えば、光ディスクプレーヤ等内の文字入力部における文字入力方法に本願を適用することも可能である。
【0105】
更にまた、子供又は高齢者が使用する際に表示態様を切り替えるための操作ボタンを別途設けておき、子供又は高齢者が操作するときのみ本願に係る表示態様で各キャラクタを表示するように構成することができる。そして、子供又は高齢者以外の者が使用する際には上述した従来と同様の操作ボタンの表示態様とすることで、多くの一般使用者を広く対象とした入力方法を実現することができる。
【0106】
また、誤入力されたキャラクタの数(又は入力が取り消されたキャラクタの数)を計数しておき、その数が予め設定された閾値以上となった以降、本願に係る操作ボタンに表示態様に切り替えるように構成しても良い。更に、入力の速度が極端に遅い場合に本願に係る操作ボタンに表示態様に切り替えるように構成しても良い。
【0107】
更に、タッチパネル7Aにおける操作ボタンとしての区分をより細かくすると共に、文字入力操作における各段階において操作ボタンとして機能する部分の数を増減するように液晶パネル7Bにおける表示画素数及び表示画素としての大きさを制御すれば、例えば上述した第1実施形態における第2変形形態の場合において、第一段階及び第二段階での操作ボタン数を増大させることで、二回の操作で必要なキャラクタ「げ」の入力を完了させることも可能である。
【0108】
上述した第1実施形態によれば、五十音におけるいずれかの行の先頭の文字が割り当てられた一の操作ボタン(例えば「か」)の操作の操作後に、その行に属する複数の文字(キャラクタ「か」、「き」、「く」、「け」及び「こ」)を表示し、且つ相隣接する複数の操作ボタンに同一の文字を割り当て直すものである。これによれば、二度目の操作時に誤った入力操作の発生を抑制することができるが、操作者が二度目の操作時においてもなお、同一のキャラクタ(例えば「か」)が割り当てられた操作ボタンと他のキャラクタ(例えば「き」)が割り当てられた操作ボタンとを同時に操作してしまうことが考えられるが、その時には、より数多く操作された操作ボタンを操作されたと認識するようにすると良い。例えば、「か」が割り当てられた二つの操作ボタンと「き」が割り当てられた一の操作ボタンが操作された時、「か」が割り当てられた操作ボタンが操作されたと認識する。
【0109】
なお、各実施形態又は変形形態に係る表示切替処理をCPU17に実行させるためのプログラムをフレキシブルディスク又はハードディスク等の情報記録媒体に記録しておき、又はインターネット等のネットワークを介して取得して記録しておき、これらを汎用のコンピュータで読み出して実行することにより、当該コンピュータを実施形態に係るCPU17として活用することも可能である。
Claims (14)
- 一つの文字、一つの記号、一つの数字又は一つの図形のいずれか一つであるキャラクタが、少なくとも一つずつ夫々に割り当てられる複数の操作ボタンを備え、当該各操作ボタンが操作されることにより情報が入力される入力装置において、
一の前記操作ボタンが操作されたとき、当該操作されたタイミングにおいて当該操作された操作ボタンに割り当てられていた前記キャラクタに関連する複数のキャラクタを、個別に各前記操作ボタンに夫々割り当て直す割当変更手段であって、相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直す割当変更手段を備え、
当該割当変更手段は、
割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち前記操作ボタンの総数以下の当該キャラクタを、第1のタイミングにおいて各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当てる第1割当手段と、
割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち既に割り当てられた前記キャラクタを除く残りの前記キャラクタを割り当てる旨の操作を実行するために用いられる操作手段と、
前記第1のタイミングより後のタイミングにおいて前記操作が実行されたとき、既に割り当てられた前記キャラクタに代えて前記残りのキャラクタを各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当て直す第2割当手段と、
により構成されていることを特徴とする入力装置。 - 請求項1に記載の入力装置において、
各前記操作ボタンは、当該操作ボタンに割り当てられている前記キャラクタを表示する表示手段を夫々に備えることを特徴とする入力装置。 - 請求項1又は2に記載の入力装置において、
前記表示手段は、前記割当変更手段によって前記各操作ボタンに割り当てられた前記キャラクタが、当該各操作ボタン上に配置されるよう表示することを特徴とする入力装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の入力装置において、
前記割当変更手段は、各前記操作ボタンの配列における一つの方向に相隣接する複数の前記操作ボタンに、相互に関連する前記キャラクタを割り当て直すことを特徴とする入力装置。 - 請求項1から4のいずれか一項に記載の入力装置において、
前記割当変更手段は、各前記操作ボタンの配列における一つの方向に相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直すことを特徴とする入力装置。 - 請求項5に記載の入力装置において、
前記割当変更手段は、各前記操作ボタンの配列における縦方向に相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直すことを特徴とする入力装置。 - 請求項5に記載の入力装置において、
前記割当変更手段は、各前記操作ボタンの配列における横方向に相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直すことを特徴とする入力装置。 - 請求項1から3のいずれか一項に記載の入力装置において、
前記割当変更手段は、各前記操作ボタンの配列における複数の方向に相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直すことを特徴とする入力装置。 - 請求項8に記載の入力装置において、
前記割当変更手段は、各前記操作ボタンの配列における縦方向及び横方向に相隣接する四つの前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直すことを特徴とする入力装置。 - 請求項1から9のいずれか一項に記載の入力装置において、
五十音におけるいずれかの行の先頭の文字が割り当てられているいずれか一の前記操作ボタンが操作されたとき、
前記割当変更手段は、前記先頭の文字に続いて前記行を構成する四つの文字のいずれか及び当該先頭の文字を前記関連する複数のキャラクタとして当該割り当て直しを行うことを特徴とする入力装置。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載の入力装置において、
前記第1割当手段は、当該第1割当手段による割り当て直し前に操作された前記一の操作ボタンに対して当該操作時に割り当てられていた前記キャラクタを、相隣接する複数の前記操作ボタンに割り当て直すことを特徴とする入力装置。 - 一つの文字、一つの記号、一つの数字又は一つの図形のいずれか一つであるキャラクタが、少なくとも一つずつ夫々に割り当てられる複数の操作ボタンを備え、当該各操作ボタンが操作されることにより情報が入力される入力装置において実行される入力方法であって、
一の前記操作ボタンが操作されたとき、当該操作されたタイミングにおいて当該操作された操作ボタンに割り当てられていた前記キャラクタに関連する複数のキャラクタを、個別に各前記操作ボタンに夫々割り当て直す割当変更工程であって、相隣接する複数の前記操作ボタンに同一の前記キャラクタを割り当て直す割当変更工程を含み、
当該割当変更工程は、
割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち前記操作ボタンの総数以下の当該キャラクタを、第1のタイミングにおいて各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当てる第1割当工程と、
割り当て直すべき前記複数のキャラクタのうち既に割り当てられた前記キャラクタを除く残りの前記キャラクタを割り当てる旨の操作が、前記第1のタイミングより後のタイミングにおいて操作手段において実行されたことを認識したとき、既に割り当てられた前記キャラクタに代えて前記残りのキャラクタを各前記操作ボタンのいずれかに夫々割り当て直す第2割当工程と、
により構成されていることを特徴とする入力方法。 - 請求項1から11のいずれか一項に記載の入力装置に含まれ、各前記操作ボタンに対する前記キャラクタの割当直しを制御するコンピュータを、前記割当変更手段として機能させることを特徴とする入力制御用プログラム。
- 請求項13に記載の入力制御用プログラムが、前記コンピュータにより読取可能に記録されていることを特徴とする情報記録媒体。
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