JP4076586B2 - マルチレイヤ・ネットワーク要素用のシステムおよび方法 - Google Patents
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Description
本発明は、全般的にはネットワーク内でのパケット中継に関し、詳細には、マルチレイヤ情報を使用してパケットを中継するシステムおよび方法に関する。
発明の背景
コンピュータ同士の間の通信は、私的な環境と仕事上の環境の両方で日常生活の重要な要素になっている。ネットワークは、このような通信用の媒体、さらに、ネットワークに接続された様々な種類の要素の間の通信用の媒体を形成する。それらの要素には、サーバや、パーソナル・コンピュータや、ワークステーションや、メモリ記憶システムや、ネットワークへデータを送信するか、あるいはネットワークからデータを受け取ることのできる他の構成要素などが含まれる。これらの要素は、情報の規則正しい送信と受信を決めている定義されたプロトコルを使用して互いに通信する。一般に、これらの要素は、ネットワークを、各要素が接続された雲とみなし、ネットワークがどのように動作するかや、ネットワークがどのように実現されるかなどネットワーク・アーキテクチャの詳細をこれらの要素が知る必要はない。理想的には、ネットワーク・アーキテクチャは、広範囲のアプリケーションをサポートし、広範囲の基礎技術を許容すべきである。ネットワーク・アーキテクチャはまた、非常に大規模なネットワークに対してうまく働き、小規模なネットワークに対して効率的であるべきであり、かつ変化するネットワーク条件に適合すべきである。
ネットワークは一般に、その規模に基づいて区別することができる。小規模なネットワークとして、ローカル・エリア・ネットワーク(LAN)は、共用媒体に接続された複数のシステム、高い総帯域幅、短い遅延、低い誤り率、ブロードキャスト機能、限られた地理的範囲、限られた局数を含む特性を有するネットワークを表わし、一般に、郵便、テレグラフ、および電話に関する規制を受けない。大規模なネットワークとして、企業ネットワークは、地理的に離散した企業内の離散したビジネス単位を接続するワイド・エリア・ネットワークおよびLANを接続したネットワークを表わす。
大規模なネットワーク内の通信を容易にするために、ネットワークは通常、たとえば地理的位置や機能目的などある種の共通の特性を共有するサブネットワークに区画される。この区画は、ネットワーク全体をいくつかの管理可能な部分に分割することと、ネットワークのユーザを論理的に(あるいは物理的に)グループ分けすることの2つの主要な目的を果たす。ネットワーク・アドレス指定方式ではこのような区画を考慮に入れることができ、したがって、アドレスは、ネットワークがどのように区画されているかと、このアドレスがネットワーク層のどこに適合するかに関する情報を含むであろう。
説明および実施形態の都合上、ネットワークは、複数の層を有し、端末装置が接続され、ピア・ツー・ピア・プロトコルを使用して互いに通信するものとして説明することができる。よく知られている開放型システム間相互接続(OSI)参照モデルは、7つの層を使用してネットワークを考えるための一般化された方法を構成するモデルであり、他のモデルおよび実際の実施態様の機能をマッピングする場合の好都合な基準である。所与のモデル内の層同士の間の違いは明確であるが、所与のモデルの実施態様や、様々なモデルの間の層のマッピングは明確ではない。たとえば、米国電気電子技術者協会(IEEE)によってその802プロトコルで発表された標準は、LANの標準を定義しており、その定義はOSIモデルの1番下の層および下から2番目の層と重複している。
このようなモデルでは、所与の層は、ネットワークを横切る同じ層のピア端末局と通信するか、あるいはネットワーク自体内の同じ層のネットワーク要素と通信する。層は、通常は論理的に関係付けられ1つ上の層の動作を可能にする1組の機能を実施する。
本発明を説明するための関連する層には、OSI層1ないし4が含まれる。層1、すなわち物理層は、非構造化ビット・パターンを物理リンクを介して送受信する機能を実現する。物理層は、コネクタの寸法および形状、ビットの電気信号への変換、ビット・レベル同期などの問題に関する。ネットワーク内には複数の種類の物理層が存在することができる。IEEE標準802.3およびFDDI(光ファイバ配信データ・インタフェース)内には、共通する2種類の層1が存在する。
層2、すなわちデータ・リンク層は、フレーミング、誤り検出、トランスポート媒体へのアクセス、層2またはそれよりも下の層で相互接続された端末局同士の間のアドレス指定をサポートする。データ・リンク層は通常、単一のホップを横切って、すなわち同じサブネットまたはLAN内の1つの端末局から他の端末局へ情報パケットを搬送するように設計される。
層3、すなわちネットワーク層は、端末間アドレス指定、ネットワーク・トポロジ情報、経路指定、パケット分割などの機能をサポートする。この層は、送信元から最終的な宛先までの最良の「経路」に沿ってパケットを送信するように構成することができる。この層の他の特徴として、条件が満たされている場合に、ネットワークの輻輳に関する情報を送信元から宛先に伝える機能がある。
層4、すなわちトランスポート層は、アプリケーションがデータ・リンク層とのインタフェースをとるために使用することのできる「ポート・アドレス」を有する電子メール・プログラムなどのアプリケーション・プログラムを実現する。トランスポート層とそれよりも下の層との間の主要な違いは、送信元端末局のアプリケーションが、ネットワーク内の任意の場所にある宛先端末局の同様なアプリケーションと対話を行うことができ、それに対して、トランスポート層よりも下の層は、ネットワーク内の、アプリケーションのすぐ近くの端末局と通信することである。層4プロトコルは、確実接続指向サービスもサポートし、このようなサービスを実現する層4プロトコルの例にはトランスポート制御プロトコル(TCP)がある。
これらの層で動作するネットワークを実現するための様々な構成単位が存在する。端末局は、ネットワークの終点であり、送信元、宛先、送信元から受信したデータを宛先へ中継するためのネットワーク要素または他の中間点として機能することができる。
最も簡単なレベルには、リピータ、すなわち、層1で単にビットを中継する物理層リレーがある。
ブリッジは、リピータの1つ上のレベルを表わし、参照テーブルを使用して単一のLAN内でパケットを中継するデータ・リンク層エンティティである。ブリッジは、パケットを修正せず、宛先に基づいてパケットを中継するに過ぎない。大部分のブリッジは学習ブリッジである。このようなブリッジは、すでに送信元を学習している場合、このパケットをどのポートに中継すべきかがすでにわかっている。ブリッジは、まだ宛先へパケットを中継していない場合、宛先のポート位置がわからず、着信ポートを除くブロックされていないすべての出力ポートへパケットを中継する。ブリッジは、送信元がパケットをどのポートへ送信するかについての知識を得ることを除いて、ネットワーク・トポロジの知識を有しない。多くのLANは、ブリッジのみを使用して実装することができる。
ルータは、LAN同士の間でパケットを中継することのできるネットワーク層エンティティである。ルータは、ルータがネットワークのトポロジについての知識を有する、他のルータと交換される情報に基づいて、送信元と宛先の間に存在する最良のパスを使用することができる。「最良の」パスに寄与する因子には、コスト、速度、トラフィック、帯域幅などを含めることができる。
ブルータ(brouter)は、ブリッジとして実行することのできるルータである。ブルータが知っている層3プロトコルの場合、ブルータはそのソフトウェアを使用して、そのパケットを中継するにはどうすべきかを判定する。他のすべてのパケットの場合、ブルータはブリッジとして働く。
スイッチは、パケットを中継するための一般化されたネットワーク要素であり、スイッチの構成と、スイッチが層2を実現するか、それとも層3を実現するかとは本発明と無関係である。
通常、LANがトポロジ層を含むので、ブリッジは、端末局による協力なしにフラット・ネットワークでパケットを中継する。LANがたとえば、層3機能をサポートするように設計されている場合、ルータはパケットをLAN内で相互接続し中継するために使用される。
ブリッジは、トポロジに関する意味を含まない媒体アクセス制御(MAC)アドレスに基づいて宛先を判定するので、層経路指定アドレスを使用することができない。通常、MACアドレスは製造時にデバイスに割り当てられる。端末局の数が増加するにつれて、トラフィック分離、帯域幅、障害検出、および管理が極めて困難または厄介になるので、ブリッジを介して相互接続できる局の数は限られる。
学習ブリッジは自己構成して、セットアップのための人間の対話をほとんど必要としない「プラグ・アンド・プレイ」エンティティになることができる。しかし、ルータは大規模な構成を必要とし、場合によっては端末ノードでの構成活動を必要とする。たとえば、ネットワークが伝送制御プロトコル/インタネット・プロトコル(TCP/IP)を使用する際、各端末ノードはそのアドレスおよびサブネット・マスクをオペレータから手動で受信しなければならず、このような情報はルータに入力しなければならない。
一般に、ネットワークの規模および複雑さが増大するにつれて、ネットワークはより高い層でのより多くの機能を必要とする。たとえば、比較的小規模のLANは、リピータやブリッジなどの層1要素を使用することによって実施することができ、それに対して、非常に大規模なネットワークはルータなど層3までの要素を使用する。
(1)物理層セグメントに接続できる端末局の数、(2)物理層セグメント・サイズ、および(3)接続されたすべての端末局の間でセグメントの帯域幅を共用しなければならないために制限されるトラフィック量に関する固有の各制限のために、企業の要件を満たすには通常、単一のLANでは不十分である。これらの制約を解消するには、他のネットワーク構成単位が必要である。
上記で簡単に説明したように、ネットワーク内の端末局の数が増加するときはネットワークをサブネットワークに区画することができる。区画されたネットワーク内の典型的なアドレスには2つの部分、すなわち、サブネットワークを示す第1の部分と、サブネットワーク内のアドレスを示す第2の部分とが含まれる。アドレスの第1の部分がネットワークの地理的部分または論理的部分を定義し、第2の部分がサブネットワーク部分内の端末局を定義するので、これらの種類のアドレスはトポロジ情報を伝達する。層アドレス指定を用いた経路指定では、第1のパケットを宛先のサブネットワークに経路指定するステップと、第2のパケットをサブネットワーク内の宛先に中継するステップの2つのステップが使用される。
端末局は、製造時に固有のデータ・リンク・アドレス、すなわちMACアドレスを受け取り、それによって、アドレスの重複を懸念することなしにブリッジ・ネットワーク内の任意のLANに接続することができる。したがって、データ・リンク・アドレスはトポロジ情報を伝達することができない。ブリッジは、ルータとは異なり、データ・リンク・アドレスに基づいてパケットを中継し、したがって、層アドレスを解釈することができない。
現行のインタネットは、ユーザ数の増加およびマルチメディア・アプリケーションの需要の増大に対処しなければならない。将来のネットワークは、現在よりもずっと高い帯域幅、より多くのユーザ、およびネットワークごとのトラフィック分類要件をサポートする必要がある。統計研究は、ネットワーク・ドメインと、ネットワークに接続されたワークステーションの数が将来、現在よりも高速に成長することを示している。様々な特性を有する複数のトラフィック・タイプを同じ物理リンク上でサポートする傾向もある。このため、より大きなネットワーク帯域幅と、より効率的な資源利用が必要である。帯域幅要件を満たすために、ネットワーク上の速度は上昇傾向にあり、ギガビット速度に達している。
インタネットが普及しており、インタネットを使用した製品およびネットワークの数が増加しているので、ネットワーク設計者はしばしば、ISO層2および層3のある特定の組合せを使用する。具体的には、典型的なインタネット関連ネットワークで、設計者は、(ISOの層1および層2と重複する)IEEE802標準による実施態様と、インタネット・プロトコル(IP)を組み合わせている。この組合せは、イントラネットなどの企業ネットワーク内でも普及しつつある。
層2ネットワーク要素でネットワークを構築することによってこの組合せをサポートすると、パケットが高速に中継されるが、トラフィック分離、冗長トポロジ、ならびに待機および管理に関する端末間方式(アクセス制御)に関する融通性はほとんどなくなる。層3要素のみでこのようなネットワークを構築すると性能が犠牲になり、したがって、この方法は、層3ヘッダを解析し、必要に応じてパケットを修正する必要に伴うオーバヘッドのために層上の観点から実際的ではない。さらに、層3要素のみを使用すると、サブネット当たり1つの端末局を有し、端末局同士の間の層2接続性のないアドレス指定モデルを使用せざるを得なくなる。
現在、層2デバイスと層3デバイスの組合せで構築されたネットワークが使用されているが、このようなネットワークには性能および融通性に関する欠点がある。具体的には、トラフィック分布の変動が増大しているので(ブラウザ・ベースのアプリケーションによって「サーバ」の役割が増大している)、ルータを高速に横切ることが重要である。
ブリッジを選択するか、それともルータを選択するかによって、通常、顕著な兼合い(ブリッジを使用する際には機能、ルータを使用する際には速度)がとられる。さらに、トラフィック・パターンにルータが含まれるかどうかにかかわらず、ネットワーク内の優先順位などのサービス特性は一般に、もはや均質ではない。このようなネットワークには、様々なトラフィック・タイプが存在し、帯域幅、遅延など様々なサービス特性を必要とする。
アプリケーションのトラフィック要件を満たすために、ブリッジング・デバイスは、回線速度で動作し、すなわち、パケットがデバイスに着信する速度以上の速度で動作すべきであるが、ドメイン/サブネットワークを横切ってパケットを中継することもできなければならない。現行の混成ブリッジ/ルータ設計は、正しいネットワーク供給機能を実現することができるが、現在の増大する速度要件を満たすことはできない。
層2パケットと層3パケットの両方を、あるサブネットワーク内で高速にかつ効率的に中継し、かつ他のネットワークへ高速にかつ効率的に中継するスイッチまたはネットワーク要素が必要である。さらに、層3パケットをワイヤ速度、すなわち、パケットがネットワーク要素に入るときと同じ速度で中継できるネットワーク要素が必要である。また、サブネットワーク内の層2中継が、層3経路指定で利用できる追加の機能を有し、優先順位や帯域幅予約など、ある種のアプリケーション用サービス特性をサブネットワーク内で実現することを可能にするネットワーク要素が必要である。
発明の概要
本発明は、受け取ったパケットを1つまたは複数の適切な出力ポートへ中継するマルチレイヤ・ネットワーク要素用のシステムおよび方法を提供することによって、上記の問題をほぼ解消することを可能にする。
本発明の実施態様には、各層についての連想メモリの1回のサーチに基づいて、入力ポートから入力されたパケットを1つまたは複数の適切な出力ポートへ中継する方法が含まれる。
パケットは入力ポートで受け、このパケットから第1のパケット情報と第2のパケット情報の両方が判定される。第1のパケット情報に対して連想メモリ参照が行われ、その結果、2つの可能な中継決定が下される。第1のパケット情報中の宛先アドレスが既知のアドレスである場合、すなわち、連想メモリ内で一致するエントリが見つかった場合、可能な出力ポートは連想メモリ内で見つかった宛先アドレスに関連するポートである。宛先アドレスが連想メモリ内のどのエントリとも一致しない場合、着信ポートを除くすべてのポートが可能な出力ポートの候補になる。
第2の情報についても連想メモリ参照が行われる。サービス特性問題を含め、第2の情報の結果として様々な処置がとられる。第1のサーチの結果と第2のサーチの結果が組み合わされ、2回のサーチによって示された可能な出力ポートのうちのどれがこのパケットにより適切であるかが判定される。次いで、パケットが適切な出力ポートへ中継される。
本発明によるマルチレイヤ・ネットワーク要素は、層2パケットと層3パケットの両方をサブネットワーク内で高速にかつ効率的に中継し、かつ他のネットワークへ高速にかつ効率的に中継する。このネットワーク要素は、層2と層3の両方でパケットを認識し、この両方について中継決定を下す。いくつかの例では、マルチレイヤ・ネットワーク要素は層4からの情報も使用する。
連想メモリは、層2と層3の両方での中継決定をハードウェア・レベルで下すことができる。層3中継決定をハードウェア・レベルで下すことによって、ワイヤ速度、すなわち、パケットがネットワーク要素に入るときと同じ速度での層3の中継が可能になる。新しい層3フローまたは経路を学習する際には、通常は層3中継に関連するソフトウェアが使用される。
本発明は、層2トラフィック用のデフォルト処置を定義する機構も含む。このデフォルト処置は特に、ネットワーク要素が層2で中継を行う際にQoSを与えるようにQoSを定義することができる。QoSの例には優先順位および帯域幅予約が含まれる。
当業者には、以下の詳細な説明から、本発明の他の実施形態が容易に明白になろう。この説明では、本発明を実施するために企図された最良の態様を例示することによって本発明の実施形態のみを示し説明する。当然のことながら、本発明では、その趣旨および範囲から逸脱せずに、他の異なる実施形態が可能であり、本発明の詳細のうちのいくつかは様々な自明の点で修正することができる。したがって、図面および詳細な説明は、例示的なものとみなすべきであり、制限的なものとみなすべきではない。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明によるマルチレイヤ・ネットワーク要素を組み込んだシステムを示す図である。
第2図は、第1図のマルチレイヤ・ネットワーキング要素を示す図である。
第3図は、マルチレイヤ・ネットワーク要素の切換え要素を詳しく示す図である。
第4図は、切換え要素の中継論理を詳しく示す図である。
第5図は、第4図のクラス論理を詳しく示す図である。
第6図は、マルチレイヤ・ネットワーク要素を通るパケットのパスをどの情報が指示しているかを判定する際に使用されるプロセスを示す図である。
第7図は、ネットワーク要素からパケットをどのように中継すべきかを判定する際の情報依存性を示す図である。
詳細な説明
第1図は、本発明によるマルチレイヤ・ネットワーク要素を組み込んだシステムを示す。このシステムは、マルチレイヤ・ネットワーク要素、様々なネットワーク、端末局、ルータ、およびブリッジを含む。一例を挙げると、本明細書で広義に実施し、説明するように、本明細書によるマルチレイヤ・ネットワーク要素12を組み込んだシステム10は、ネットワーク14および16、端末局18、ルータ24、ブリッジ26、およびローカル・エリア・ネットワーク(LAN)28を含む。
ブリッジ26は、いくつかのLAN28および端末局18をネットワーク14に接続すると共に互いに接続し合う。ブリッジ26は従来型の学習ブリッジでよい。ブリッジ26は、ブリッジ26の1つのポート30上に現れるパケットを送信する端末局18のアドレスを追跡する。端末局18は、情報パケットを送受信することのできる任意のデバイスでよい。通常、端末局18はパーソナル・コンピュータ、ワークステーション、プリンタ、サーバ、および/またはネットワークに接続できる他のデバイスである。
ブリッジ26は最初、パケット宛先がそのポートのどれであるかを知らず、パケットを適切に中継するために着信パケットをすべてのポートへ送らなければならない。ブリッジ26は、ブリッジ26がすでに認識しているアドレス宛てのパケットを受け取ると、宛先がどのポート上にあるかを知り、したがって、すべてのポートにパケットを送る必要がなくなる。ついには、ブリッジ26は、十分なアドレスを学習し、すでに学習したアドレスのポートへの不要な送りをなくすことができる。もちろん、端末局18がブリッジ26上のポートを変更すると、ブリッジ26は端末局18のポートを再学習しなければならない。
ブリッジ26は通常、パケットを修正せず、ネットワーク14のトポロジに関する情報を含まず、パケット・ヘッダのほとんどの部分を調べない。ブリッジ26は、パケットを修正せず、かつ送信元について学習し宛先へ中継することにしか関与しないので、高速に動作する。通常、ブリッジ26は参照テーブルを使用して送信元および宛先をサーチする。
ルータ24はネットワーク14をネットワーク16に接続する。一例として1つのルータ24しか図示されていないが、他のネットワークまたは端末局18を接続する多数のルータが存在してよい。ルータ24は、ネットワーク14とネットワーク16の間で必要な通信を行う従来型のルータでよい。このようなルータは、経路計算、パケット分割、および輻輳制御を含め、パケットを適切な宛先へ中継するための層3機能を含む。この種のルータは、たとえば、「Interconnections:Bridges and Routers」(Radia Perlman、Addison−Wesley発行)に記載されている。ルータ24は、パケット用の最適な経路を判定するためにネットワークのトポロジについての知識を有さなければならない。ルータ24のネットワークについての知識は、ネットワーク14に接続された複数のこのようなルータ24の間で渡されるトポロジ情報を介して得られる。
ルータ24で実行されるソフトウェアは、着信パケットを解析し、使用されるプロトコルの種類や、送信元および宛先を含め、パケットに関する様々な特性を判定する。優先順位因子や、帯域幅予約などのサービス特性(QoS)因子など、パケットの調査に基づく他の判定が必要になることもある。この場合、ルータ24は、抽出された情報を使用して、ルータ24のメモリに記憶されているトポロジ情報および経路情報に基づいてパケットの次の宛先を算出する。ルータ24はまた、QoS規則およびQoS処置を適用する。
次の宛先を算出するルータ24のプロセスは、メモリへの多数のアクセスと、この情報からの経路の算出が必要になることがある。さらに、パケットは通常、処理が行われている間に受信され記憶される。ルータ24がパケットに対してどんな処置が必要であるかを判定した後、メモリに記憶されている状態のパケットを修正するか、あるいはルータ24から出力される途中のパケットを修正する。ルータ24は通常、パケットの層2送信元および宛先を置き換え、パケットのチェックサムを更新し、かつパケットの寿命に関する問題を処理することが要求される。
従来型のルータ24が実行する機能を実施するために、ソフトウェアは、メモリ位置を調べ、パケットを修正し、いくつかのフィールド用の新しい値を算出する。このような処置は、パケットの最良の経路を判定することや、QoS機能を実現することなど、ブリッジ26で見られるような簡単なパケット中継以外の拡張された機能を実現する。しかし、従来型のルータ24では、このような処置は貴重な時間を費やす。
ネットワーク14は、それに接続されたすべての要素の通信経路を形成する。第1図の例では、これらの要素には、マルチレイヤ・ネットワーク要素12、ルータ24、およびブリッジ26が含まれる。任意の数の要素を多数の方法でネットワーク14に接続することができる。第1図は、1つの可能な組合せのみを示している。ネットワーク14に接続される要素は、ネットワーク14が特定のサイズや構成のネットワークであることを必要としない。端末局18およびブリッジ26の場合、ネットワーク14についての詳細なトポロジ知識は必要とされない。
本発明によるマルチレイヤ・ネットワーク要素12は、様々な要素をネットワーク14に接続すると共に互いに接続し合う。一例として示すように、マルチレイヤ・ネットワーク要素12はLAN28、端末局18、およびネットワーク14を接続する。マルチレイヤ・ネットワーク要素12はブリッジの機能とルータの機能を組み合わせる。マルチレイヤ・ネットワーク要素12は、ルータとして機能する場合、ネットワーク14に関するトポロジ情報を含み、パケットをその宛先にインテリジェントに経路指定し、同時に、通常はルータ24で行われる機能を、関連する層3で実現する。マルチレイヤ・ネットワーク要素12は、ブリッジとして機能する場合、送信元/ポートの組合せを学習し、層2パケットを中継する。マルチレイヤ・ネットワーク要素12は、ある種の層3処理が、ブリッジ26で行われる層2切換えと同程度に高速に動作するという点で、従来型のブリッジ/ルータの組合せと異なる。
第2図は、第1図のマルチレイヤ・ネットワーク要素12を詳しく示す図である。本発明の一実施形態によるマルチレイヤ・ネットワーク要素12は、プロセッサ32、プロセッサ・メモリ34、切換え要素36、複数のネットワーク要素ポート38、中継メモリ40、連想メモリ42、およびパケット・バッファ・メモリ44を含む。端末局18、LAN28、およびネットワーク14は、複数のネットワーク要素ポート38を使用してマルチレイヤ・ネットワーク要素12に接続される。他のマルチレイヤ・ネットワーク要素12をマルチレイヤ・ネットワーク要素12に接続することもできる。
切換え要素36は、プロセッサ32、中継メモリ40、連想メモリ42、およびパケット・バッファ・メモリ44にも接続される。プロセッサ32はメモリ34にも接続される。中継メモリ40と連想メモリ42は、互いに接続されると共に、切換え要素36にも接続される。
切換え要素36は、経路を算出するか、あるいはあらゆるパケットに対する適切な処置を決定するためにプロセッサ32に依存する必要なしに、層2情報と層3情報の両方を使用し、場合によっては中継メモリ40および連想メモリ42に記憶されたある種の層4情報も使用して大部分のパケット中継機能を実行する。
プロセッサ32は、切換え要素36が処理できないタスクを実行する。たとえば、新しい層3経路を算出しなければならないとき、プロセッサ32は、マルチレイヤ・ネットワーク要素12からアクセスできるネットワークのトポロジに関する詳細な情報を含むプロセッサ・メモリ34を使用する。プロセッサ32は、主としてソフトウェア・プログラミング・ユニットをメモリ34へのアクセスと共に使用して計算を行う。切換え要素36は、中継メモリ40および連想メモリ42を使用して、主としてハードウェアで決定を下す。中継メモリ40および連想メモリ42は、メモリ34に含まれる情報の一部のみを含み、高速のアクセスおよび検索ができるように構成される。
第3図は、切換え要素36および切換え要素36のプロセッサ32との接続、複数のネットワーク要素ポート38aないし38n、中継メモリ40、連想メモリ42、パケット・バッファ・メモリ44を詳しく示す図である。切換え要素36は、入力ポート50aないし50n、中継論理52、パケット・メモリ・マネージャ54、および出力ポート56aないし56nを含む。各入力ポート50iおよび出力ポート56iはネットワーク要素ポート38iに対応する。各入力ポート50は、中継論理52およびパケット・メモリ・マネージャ54の両方にも接続される。
所与のiの場合、入力ポート50iは、それぞれのマルチレイヤ・ネットワーク要素ポート38iからパケットを受け取り、パケットが正しいかどうかを試験する。パケットは、不適切に形成されている場合は破棄される。この初期スクリーニングを通過したパケットは、入力ポート50iによって一時的にバッファされる。入力ポート50iは、受け取ったパケットの少なくとも最初の64バイトをバッファした後、ヘッダを中継論理52に渡す。
中継論理52は、プロセッサ32、中継メモリ40、および連想メモリ42に接続されている。中継論理52はいくつかの機能を実行する。中継論理52は最初、パケットをスクリーニングし、このパケットがたとえばサブネットワーク・アクセス・プロトコル(SNAP)によってカプセル化されているかどうか、あるいはたとえば仮想LAN(VLAN)識別子によってタグ付けされているかどうかを判定する。パケットがこの2種類のうちのどちらかである場合、中継論理52はオフセット情報を使用して、次の処理に必要な適切な層ヘッダ情報を見つける。
中継論理52はまた、中継メモリ40をサーチし層2および/または層3での一致を見つける。このサーチには、層4でのある種の情報を含めることもできる。好ましい実施形態では、中継メモリ40は、層2切換えと層3切換えの両方に関する情報を記憶する内容アドレス可能メモリ(CAM)であり、ある種の層4情報を含むことができる。一致が見つかった場合、連想メモリ42に記憶されており中継メモリ40内の一致するエントリが指し示すデータは、パケットを適切な宛先へ中継するために切換え要素36が行わなければならない処置を定義する働きをする。
他の実施形態では、順次アクセス・ランダム・アクセス・メモリを使用して中継メモリ40を実装することができる。この実施形態では、特定のキーに対してハッシュ関数が実行される。結果として得られるハッシュ値は、事前にハッシュされたキーに関連するメモリ42へのアドレスである。
他の実施形態では、中継メモリ40および連想メモリ42を単一のランダム・アクセス・メモリに含めることができる。この単一ランダム・アクセス・メモリのある実施形態では、エントリに順次アクセスすることができ、ハッシュ・フロント・エンドが必要である。この単一ランダム・アクセス・メモリの他の実施形態はCAMでよい。
パケット・メモリ・マネージャ54は、パケット・バッファ・メモリ44、入力ポート50i、および出力ポート56iに接続される。上記で指摘したように、各出力ポート56iは複数のマルチレイヤ・ネットワーク要素ポート38iのうちの1つに対応する。特定のマルチレイヤ・ネットワーク要素ポート38iに対応する入力ポート50iと出力ポート56iは、別々のユニットとして示されているが、情報はネットワーク要素ポート38を介して両方向に流れるので密に結合される。
中継論理52は、パケットをどのように処理するかを判定した後、この情報を入力ポート50iに渡す。入力ポート50iは、パケットをフィルタしない場合、パケット・バッファ・メモリ44内のメモリ位置をパケット・メモリ・マネージャ54から解放することをポインタに要求する。パケット・メモリ・マネージャ54は、パケット・バッファ・メモリ44内の空きメモリ空間の位置アドレスを示すことによって応答する。次いで、入力ポート50iは、パケット・メモリ・マネージャ54による書込みアクセスを要求し、ポインタおよびデータをパケット・メモリ・マネージャ54へ送信する。
いくつかの例では、入力ポート50iは、中継論理52からの指示に応じてパケットを修正しなければならない。入力ポート50iは、パケットがパケット・バッファ・メモリ44に記憶される前にこのような修正を施す。パケット・メモリ・マネージャ54は、入力ポート50iから要求を受けると、入力ポート50iによって指定された適切なアドレス位置にパケットを配置する。次いで、入力ポート50iは、中継論理52から入力ポートで受け取った情報による判定に応じて、パケットがどこに記憶されるかに関する情報を適切な出力ポート56に渡す。
好ましい実施形態では、適切な出力ポートに出力ポートをまったく含めなくてもよく、あるいは1つまたは複数の出力ポートを含めることもできる。出力ポート56iは、パケット・マネージャ54にパケットを要求してそれを受け取り、送信条件が満たされたときに、関連するネットワーク要素38iへ送信する。いくつかの例では、出力ポート56iはそのMACアドレスを送り出すパケットの送信元アドレスとして置かなければならない。入力ポート50iに渡される中継論理52からの結果によってこの状況が示された場合、入力ポート50iはこのような表示をパケット・バッファ・メモリ44内に配置する。出力ポート56iは、この表示を検出し、パケットが出力ポート56iから離れる際にそのアドレスを置き換える。したがって、切換え要素36の出力側で必要になるパケットに対する修正はささいなものに過ぎない。
上記の実施形態によれば、中継メモリ40が層2切換えまたは層3経路指定に関する一致するエントリを含むとき、マルチレイヤ・ネットワーク要素12はワイヤ速度で動作する。ワイヤ速度は、層1と層2の所与の組合せがパケットを中継できる最大パケット・レートでの速度によって定義される。ネットワークに接続された要素が、パケットがこの要素に入るときの速度以上の速度でこのパケットを処理できる場合、この要素はワイヤ速度で動作する。
好ましい実施形態では、ネットワーク要素12は、64バイト・パケットの定常ストリームがすべての入力ポート50に同時に入る最悪ケース・シナリオでパケットを処理する。層3情報が中継メモリ40に含まれていない場合、パケットは、層2情報を使用して中継され、次いでプロセッサ32内のソフトウェアによって従来型の層3処理に従って処理される。
従来型の層3処理とは異なり、プロセッサ32は、学習され作成された新しい層3エンティティを配置することによって中継メモリ40を更新することができる。新しいエンティティと一致するパケットはワイヤ速度で中継され、すなわち、パケットに関する中継決定は、次のパケットが着信する前に下される。
第4図は、中継論理52を詳しく示す図である。中継論理52は、クラス論理60、層2(L2)論理62、層3(L3)論理64、およびマージ論理66を含む。入力ポート50iは、クラス論理60、L2論理62、L3論理64、およびマージ論理66に接続されている。図を簡単にするために1つの入力ポート50iしか示されていないが、すべての入力ポート50が同様に接続されている。中継論理52は各入力ポート50iごとに重複されないことが好ましい。その代わりに、すべての入力ポート50が中継論理52へのアクセスに関して調停する。
L2論理62は、中継メモリ40に接続され、層2中継決定のために、中継メモリ40に記憶されているエントリと突き合わされるキーを作成する責任を負う。中継メモリ40の構成に応じて、中継メモリ40のすべてのエントリまたはいくつかのエントリにこのキーを適用することができる。
L3論理64は、中継メモリ40に接続され、層3中継決定のために、中継メモリ40に記憶されているエントリと突き合わされるキーを作成する責任を負う。L2サーチキーの場合と同様に、中継メモリ40のすべてのエントリまたはいくつかのエントリにL3キーを適用することができる。
本発明の議論は、層2と、層3と層4の組合せとを使用して行われているが、当業者には、中継メモリ40におけるパケットの任意の部分またはそのヘッダ、あるいはそれらの組合せのサーチと、中継メモリ40のエントリの作成とが、上記の説明から容易に導かれることが認識されよう。したがって、本発明はISO標準による層の特定の実施形態に限らない。
L3論理64は、キーを作成するとき、パケット・ヘッダおよび入力ポート50i識別子を含む入力ポート50iからの情報と、クラス論理60からの情報を使用する。マージ論理66は、クラス論理60、連想メモリ42、パケット・メモリ・マネージャ54、およびプロセッサ32に接続される。マージ論理66は、クラス論理60からの情報と、連想メモリ42から出力された情報とを使用して、パケットをその適切な宛先へ中継するにはどうすればよいかを入力ポート50iに指示する。いくつかの例では、適切な宛先がなく、パケットは破棄される。他の例では、マージ論理66が、プロセッサ32に、受け取ったパケットに応答してある種のタスクを実行しなければならないことを示す。
動作中に、入力ポート50iは、マルチレイヤ・ネットワーク要素ポート38iからパケットを受け取り、ヘッダおよび入力ポート50i識別子を中継論理52へ送信する。中継論理52はまず、中継メモリ40をサーチし、パケットを送信する層2送信元に関するエントリが中継メモリ40に含まれているかどうかを判定する。マルチレイヤ・ネットワーク要素12がすでに同じ層2送信元からパケットを受け取っており、そのパケットがどのポートに接続されるかを学習している場合、一致するエントリが存在する。一致するエントリが存在しない場合、中継論理52は、送信元アドレスを含むエントリを中継メモリ40内に配置することによって学習機能を実行する。中継論理52は、新しい送信元アドレスを学習したことをプロセッサ32に示す。いくつかの例では、層2送信元は、中継メモリ40に存在するが、着信パケットの入力ポート50iとは異なる入力ポート50iに関連付けられる。この例では、一致が層2送信元と入力ポート50iの両方に依存するので、中継メモリ40には一致するエントリが存在しない。
中継論理52はまた、中継メモリ40で宛先アドレスのポートを示すエントリをサーチする。一致が見つからない場合、中継論理52は、すべてのアクティブ出力ポート56へパケットを中継するよう入力ポート50iに指示する。
上記の好ましい実施形態で説明した層2情報の場合、中継メモリ40は、送信元のMACアドレスの値と、連想メモリ42内の対応するエントリを指し示すポインタとを含む。タグ付きパケットを使用する場合、中継メモリ40には、VLAN識別子など追加の層2情報を含めることもできる。連想メモリ42は、中継メモリ40内の対応するエントリに関する他の情報を含む。中継メモリ40内の層2情報は好ましくは、層2サーチを行うのに必要な最小量の情報に限られる。層2サーチでは、この情報は好ましくはMACアドレスおよび入力ポート50iのみであるが、CAMには、タグ付きアドレス指定に関する情報を含めることもできる。
好ましい実施形態では、中継メモリ40は層2サーチに関する複数の一致を可能にする。プロセッサ32は、エントリの順序が、中継メモリにアドレス/ポートの組合せが存在する場合にこのエントリが選択されるような順序になるようにする。この特定の送信元/ポートの組合せが見つからない場合、層2宛先サーチにより、共にそれぞれのエントリにおいてパケットが中継される出力ポート56を定義する既知のVLANエントリまたは未知のVLANエントリが少なくとも一致するように、VLAN情報を含む突合せを行うことができる。
層3切換えは、より複雑であるが、層2切換えに類似している。中継論理52は、中継メモリ40で、L3論理64によって作成された層3サーチキーと一致するエントリをサーチする。一致が存在する場合、連想メモリ42内のこの情報は、このパケットをどのように処理すべきかを入力ポート50iに指示するためにマージ論理66によって使用される。サーチにおいて一致が見つからなかった場合、切換え要素36は、ブリッジとしてパケットを中継し、パケットのすべてまたは一部を、さらに処理するためにプロセッサ32に渡すことができる。L3論理64は、パケット・ヘッダ、入力ポート50i、およびクラス論理60から得た情報を使用してサーチキーを作成する。
クラス論理60はパケット・ヘッダ中の情報を調べ、カプセル化情報を判定し、かつ層3情報に関するクラスを判定する。クラス論理60は第5図に詳しく示されている。クラス論理60はカプセル化論理セット68およびクラス処置論理70を含む。各入力ポート50iはカプセル化論理68とクラス処置論理70の両方に接続される。クラス処置論理70はカプセル化論理68、L3論理64、およびマージ論理66に接続される。
カプセル化論理セット68は、パケット・ヘッダを調べ、必要に応じて、層3情報と層4情報用のヘッダへのオフセットを判定することに責任を負う。
クラス論理60の出力は、クラスだけでなく、層3キーを作成する際にL3キー論理によってパケット・ヘッダのどのフィールドを使用すべきかと、優先順位情報と、このクラスのパケットに関して中継メモリ40内に一致が存在しない場合にマージ論理がどうすべきかとを識別する。クラスは、少なくともフロー、優先順位、トラフィック分類、およびハードウェア経路指定を識別するのを助ける。
好ましい実施形態では、一致が起こらないとき、4つの可能な結果がある。第1に、ヘッダをプロセッサ32へ送信することができる。これは、層3フローを識別する可能性が存在するときに企図される。第2に、パケット全体をプロセッサ32にコピーすることができる。これは、最初にユニキャスト経路を設定するとき、あるいは最初にある経路またはフローを調べることによってファイアウォール保護を形成するとき、あるいはサーチキーを作成するのに必要な情報がパケット内のどこに存在するのか不明なときに企図される。第3に、層2結果を中継することができる。第4に、パケットを破棄することができる。ネットワークの構成または使用中の特定のプロトコルに応じて他の処置も可能であり、このような処置は、当業者には容易に明らかになろう。
クラスが考慮する基準には、クラスをアドレスに依存するクラスとみなすか、それともアドレスに依存しないクラスとみなすかがある。クラス識別子を追加することによって、切換え要素36は、様々なネットワーク状況に応答することができ、中継メモリ40内の情報の構成および記憶が簡略化される。
クラス論理60によって識別することのできるアドレス独立クラスの代表的な例には、アドレス・レゾリューション・プロトコル(ARP)、インタネット・グループ管理プロトコル(IGMP)、逆ARP(RARP)、グループ・アドレス登録プロトコル(GARP)、プロトコル独立プロトコル(PIM)、および予約プロトコル(RSVP)が含まれる。アドレス依存クラスの代表的な例には、TCPフロー、非分割UDPフロー、分割UDPフロー、ハードウェア経路指定可能IP、およびIPバージョン6が含まれる。もちろん、他のプロトコルを同様に認識することができる。
クラス論理60は、あらゆる着信パケットに関して明確なクラス結果を生成する。認識されていないプロトコルの場合、クラス論理60は依然としてクラス結果を生成するが、このクラス結果は、認識されていないプロトコルと、この種のクラスのパケットに対してどんな処置をとるべきかとを示す。
一般に、層3フローは、アドレスに依存し、単なるトラフィック・クラス以上の情報を含む。プロセッサ32によって中継メモリ40内に追加の情報が配置されている例では、特定のクラスに関する複数のエントリが中継メモリ40内にある可能性がある。プロセッサ32は、一致するエントリのうちで、使用されるエントリが最も適切なエントリであるようにする。様々なクラスは、特定のクラス内で実現されるパケットの種類に応じて、最も適切な一致エントリはどんなエントリかに関するそれぞれの基準を有することができる。中継メモリ40内に一致する複数のエントリを有することによって得られる融通性は、特定のフローについて最良の一致が実現されるようにすることによってさらに高められ、この特徴のために、同じ種類のクラス内のパケットに対して様々な処置が可能である。
好ましい実施形態では、プロセッサ32は、新しい層3を配置するとき、特定のサーチ基準に関する最良の一致がメモリ内で最も早く見つかるように、層3エンティティを再順序付けする。当業者には、同じ結果を実現する多数の異なる実施形態が認識されよう。好ましい一実施形態では、プロセッサ32は、特定のクラス内の一致する可能性のある最も長いキーを有するエントリがメモリ内の1番上の位置または最も早い位置に来るようにする。しかし、プロセッサ32は、特定のトラフィック・パターンについて、最も重要な一致が多数のキーと一致する一致になるように、一致する最も長いエントリの上にエントリを配置することもできる。たとえば、特定のクラスについて、「http」などのアプリケーション・ポートに関する情報のみに基づいて一致するエントリが、層4アプリケーション以外のアプリケーションにも一致する可能性のあるエントリよりも優先される。他の例では、クラス・タイプ内で特定の送信元に一致を強いることがある。これは、オペレータが、宛先や層4アプリケーションに関わらずに、特定のサーバから来るパケットに高い優先順位を与える必要があるときに行うことができる。
好ましい実施形態では、マージ論理66は、パケットの除去、パケットの層2での中継、パケットの層3フローとしての中継、パケットの層3経路としての処理、およびパケットのマルチキャスト経路としての中継の、パケットに対する各処置のうちの1つを講じるよう入力ポート50iに命令する。マージ論理66が入力ポート50iに除去するよう命令するパケットは、サポートされない情報として判定されるある種のヘッダ情報を含むパケットである。パケットが層2で中継されるクラスの例には、分割UDPフローと、ヘッダ情報が未知の情報であることを示すクラスが含まれる。第1のパケットの後に続く分割パケットは、たとえばUDPポートなど層4ヘッダ情報のすべての関連情報を含むわけではないので、分割UDPは層2情報を使用して動作する。層2中継は、特定のクラスに依存するアドレス独立クラスに対して任意選択である。
マージ論理66は、入力ポート50iに、TCPフローまたは非分割UDPフローに層3フロー情報を使用するよう指示する。フローは、マルチレイヤ・ネットワーク要素12が接続されたサブネット内で中継されるパケットであり、中継時にヘッダの修正を必要としない。一方、経路は、ヘッダ情報をマルチレイヤ・ネットワーク要素12によって中継する前に修正しておかなければならないように、サブネットの外部の供給源から来るか、あるいはサブネットを超えたアドレスへ送られるパケットである。好ましい実施形態では、パケットを層3経路として中継する命令は、このパケットがハードウェア経路指定可能IPクラスのパケットであることをクラスが示すときにマージ論理66から来る。言いかえれば、着信パケットの宛先がマルチレイヤ・ネットワーク要素12のクラス論理60によって認識され、次いで、マルチレイヤ・ネットワーク要素12がパケットを次のホップ宛先へ中継する。このホップ宛先は経路指定プロトコルによって決定される。当業者には、このような種類の結果が必要とされる他の状況が本発明から容易に認識されよう。
本発明の1つの特徴は、フローをブリッジし、すなわち、中継メモリを使用し、ネットワーク要素12を介して層3機能を使用して層2パケットを高速に中継する能力である。ある種のフローはこの種の活動に特に適しており、このようなフローには静的フロー、自己検出フロー、RSVPなどの予約プロトコルによってセットアップされるフローが含まれる。静的フローとは、ネットワーク要素12のオペレータによって事前にセットアップされるフローであり、選択された層2ネットワーク・トラフィック用の層3機能を定義し、エージングを受けない。自己検出フローは、アプリケーションの種類の関数である。
最初、どの層3エントリも一致しないので、これらのフローは層3機能なしでブリッジされる。パケット・ヘッダはプロセッサ32へ送信され調べられる。プロセッサ32は、パケットを分析し、プログラムされたヒューリスティクスに基づいて、このパケット・タイプに関して中継メモリ42内に層3エントリを作成するかどうかと、どのように作成するかを判定する。たとえば、「ping」パケットは、せいぜい過渡パケットであるので、層3フロー・エントリを保証しない。
RSVPなどのプロトコルは、ネットワークと信号のある種のサービス機能を予約し、いくつかのパケットがこの同じパスに従うことを示す働きをする。この場合、このことは、予約プロトコルを使用して層2での中継を行うが、優先順位など層3以上の機能を追加してマルチレイヤ・ネットワーク要素12を介した必要なサービス・クラスを確保するアプリケーションに有用である。
第6図は、クラス論理60および連想メモリ42から得た情報を使用してマージ論理66によって生成された好ましい結果を示す。現在好ましい結果は、(1)層2中継結果を使用すること、(2)層3中継結果を使用すること、および(3)層3結果を使用し、同時に層2トポロジを使用することの3つである。いくつかの例では、識別されたクラスがあるが、中継メモリ40内に一致するエントリがなく、この例では、このクラス用のデフォルト処置が使用される。層3デフォルト結果の使用を層3中継結果の使用のサブセットとみることができることに留意されたい。
ファイアウォール技術によって実現されるような保護を実現するために、あるクラス・タイプのパケット用にデフォルト結果を設定することができる。ファイアウォール・アプリケーションでは、マルチレイヤ・ネットワーク要素12は、定義されたクラスのパケットを、後で処理するためにプロセッサ32に送るようにプログラムされる。
第6図を参照するとわかるように、パケットを、認識されていないクラスのパケットであるとクラス論理60が判定した場合(ステップ112)、このパケットは、層2結果を使用して処理される(ステップ114)。パケットのクラスが認識されており(ステップ112)、層2結果を強制すべきであることを連想メモリ42またはクラス論理60が示す場合(ステップ116)、他の情報に関わらず、層2結果が使用される(ステップ118)。
層2サーチの結果として層2結果が強制されることがなく(ステップ116)、かつ層3キーが一致する場合(ステップ120)、層3情報が検査され、層3情報が層2ポート決定を強制するかどうかが判定される(ステップ122)。層3情報が層2中継結果を強制する場合、層2サーチの結果によって出力ポートが決定されるが、QoS因子など、層3サーチの結果に含まれる他の情報が適用される(ステップ124)。層3結果が層2中継結果の強制を要求しない場合、層3結果は入力ポート50iに渡される(ステップ126)。ステップ120で層3の一致がない場合、クラス論理66によって生成されたこのクラス用のデフォルト処置が入力ポート50iに渡される(ステップ128)。L3クラス・デフォルト処置を使用する際に、パケットを入力ポート50iによって出力ポート56に中継せずにプロセッサ32に送信することも企図される。
したがって、クラスが認識されており、層3サーチであるエントリが一致した場合、層2出力ポート結果を使用することを意味するかどうかにかかわらず、層3サーチによって定義された処置が、入力ポート50iへの指示を支配する。層3サーチでどのエントリも一致しない場合は、層2結果を使用してパケットが処理され、必要に応じて、パケットまたはパケットのヘッダをプロセッサ32へ送信し、後で層3情報を処理することができる。
層3の一致に関して連想メモリ42から得られた情報が、層2結果の強制を示す場合、層2結果を使用してパケット中継が行われるが、サービス特性に関する情報は依然として層2中継決定時に実現することができる。このように、マルチレイヤ・ネットワーク要素12は、同じサブネットまたはVLAN内の層2ブリッジングまたは経路指定にサービス特性因子を適用することができることによって、通常の層2ブリッジの上または下に追加の機能を追加することができる。
したがって、入力ポート50iは、受け取ったパケットのヘッダおよびそのポート指定を中継論理52に与える。中継論理52の出力は、ヘッダ情報と着信ポートの関数であり、入力ポート50iがパケット・メモリ・マネージャ54と協働してパケット・バッファ・メモリ44にパケットを記憶すべきかどうかと、特定の出力ポート56i上でパケットに優先順位を関連付けるべきかどうかと、入力ポート50iが、パケットをパケット・バッファ・メモリ44に渡す前にヘッダ置換などの修正をパケットに加えるべきかどうかを示す。したがって、たとえば、ユニキャスト・パケットやマルチキャスト・アドレスを経路指定する際にMACアドレスを挿入し新しいパケット・チェックサムを算出することを除いて、出力ポート56iがヘッダを修正する必要はない。
中継メモリ40内の層2情報および層3情報は、サーチに利用される際に互いに独立して利用される。ただし、層2エントリに含まれるある種の情報は層3エントリで重複することができる。また、層3エントリは、UDPポートやTCPポートなどある種の層4情報を含むこともできる。当業者には、他のヘッダ層またはパケット本体から得られる他の情報を含めることによって追加することのできる他の機能が容易に認識されよう。このようなことは、本発明の範囲内であるものとみなされる。層2サーチと層3サーチの両方が完了した後、マージ論理66は、入力ポート50iがこのパケットにどんな処置を講じるべきかを判定する。
層2で学習された送信元アドレス、またはトポロジ変更の結果として生じる可能性のある変化は、層2送信元サーチ結果の一部としてプロセッサ32に伝達される。前述のように、層2情報には、仮想LAN(VLAN)情報をサポートするために使用されるようなタグ付き情報を含めることができる。VLAN情報を使用すると、層2中継を、特定のVLANまたは特定のタグ付けに関連するポートのみに制限する助けとなる。
連想メモリ42内の各エントリは、以下の結果に関する情報を含むことができる。エントリは、パケットのすべてをプロセッサ32へ送信すべきか、それともパケットの一部をプロセッサ32へ送信すべきかを含む、このパケットの出力ポート56の表示を含む。エントリは、必要に応じて、たとえばマルチキャスト・アドレス指定をサポートするために、複数のポート56iを指定することができる。エントリは、出力ポート56上に存在する可能性のある出力待ち行列の数にマップされるパケットの優先順位も含む。エントリは、パケットを送信する際にどの出力ポート56にBest Effortを使用すべきかのインディケータも含む。Best Effortとは、パケットの送信やQoSが保証されないことを意味する。当業者には、本発明が他のQoSにも同様に適用されることが容易に認識されよう。
エントリは、発信パケットに新しいタグを付与すべきかどうかと、VLAN同士の間の経路指定において着信タグと異なる発信タグが必要とされるかどうかも示し、必要に応じて、このタグがどんなタグであるべきかを示す。
エントリは、送信元および宛先のエージングに関する情報も含む。送信元エージング情報は、送信元がアクティブであるか否かを示す。好ましい実施形態では、層2送信元アドレスが一致するたびに中継論理52によってこの情報が更新される。この情報は、IEEE標準802.1d型アドレス・エージングに従って実施される。ネットワーク要素12における宛先エージングは、どの層2エントリおよび層3エントリがアクティブであるかを示す。エントリに関するこの情報は、エントリが一致するたびに、このエントリに関する層2宛先サーチまたは層3一致サイクルによって更新される。
エントリは、層2結果を入力ポート50iによる中継に使用すべきかどうかも示す。前述のように、層2情報を層3エントリに対して強制することができるが、層2中継情報と共に、層3機能を層2中継に付加することができる。
エントリは静的エントリを定義することもできる。静的エントリは、層2学習を受けず、エージングも受けない。
層3に関するエントリは追加の情報を含むことができる。このエントリは、パケットの最初の64バイトのみを後で処理するためにプロセッサ32へ送信すべきであることを示すことができる。このエントリは、パケットがマルチキャスト経路指定の一部であるかどうかを示すことができる。パケットがマルチキャスト経路指定の一部である場合、出力ポート50iは、ヘッダ・チェックサムを減分し、指示された出力ポート56へパケットを中継し、出力ポート56iがパケットの層2送信元アドレスを出力ポート56iのMACアドレスで置き換える必要があることを示す必要がある。当業者には、適切な経路指定を実現するための他の種類のヘッダ修正が容易に明らかになろう。
連想メモリ42内のエントリは、ユニキャスト経路指定で着信宛先を置き換えるために使用される次のホップ宛先アドレスを含むこともできる。ユニキャスト経路では、着信パケットは、その層2宛先アドレスをマルチレイヤ・ネットワーク要素12として有する。
マージ論理66は、L2論理62およびL3論理64によって行われる中継メモリ40のサーチの結果を待たなければならない。好ましい実施形態では、層2情報および層3情報は同じ中継メモリ40に記憶されるが、別々のメモリに記憶することができる。前述のように、好ましい実施形態では、中継メモリ40は、そのサイズを縮小するために、キーのフィールドと一致するL2論理およびL3論理によって使用される情報の記憶に制限される。このため、連想メモリ42はエントリに関する追加の情報を記憶する。中継メモリ40内の各エントリは、連想メモリ42内の対応するエントリを指し示し、連想メモリ42は、このエントリの内容をマージ論理66に与え、中継決定を下す。
第7図は、中継論理52で実行されるステップを示す。第7図は、中継論理52の動作の好ましい実施形態を示しているが、当業者には、同じタスクを実現する他の同様な方法がただちに認識されよう。情報は入力ポート50から中継論理52で受け取られる(ステップ200)。一方の経路では、L2論理62が、層2に必要な情報を判定し、中継メモリ40に対してそのサーチを実行する(ステップ202)。L2論理62および中継メモリ40は、ステップ204で、パケットの送信元に関する一致するエントリがあったかどうかを判定する(ステップ204)。送信元アドレスが中継メモリ40内にない場合、送信元アドレスが学習される(ステップ206)。送信元アドレスを学習するために、L2論理62および中継メモリ40は、中継メモリ内にエントリが配置されるようにする。プロセッサ32に信号が送信され、この新しい情報が調べられる。
送信元アドレスがすでに中継メモリ40内にあり、着信した入力ポート50と一致している場合、L2論理62は宛先アドレスと中継メモリ40との突合せを試みる(ステップ208)。送信元アドレスが中継メモリ40内にないか、あるいは送信元アドレスがメモリ内にあるが、異なるポートにある場合、ステップ208で宛先サーチを試みる前に、ステップ206で送信元アドレスとポートの組合せが学習される。
ステップ200からの他方の経路では、ステップ210でクラス論理60がクラスを判定する。クラス論理60がクラスを判定しこれをL3論理62に渡した後、L3論理は層3エントリについて中継メモリとの突合せを試みる(ステップ212)。
ステップ214で、マージ論理66は、ステップ208のL2サーチで得られた情報を使用し、一致が存在する場合は、ステップ210で得られたクラス論理結果、およびステップ212で得られた層3サーチ結果を使用し、第6図の基準に基づいて適切な中継決定を下す。マージ論理66がステップ214で適切な中継決定を下した後、結果が出力ポート50iに渡される(ステップ216)。
第7図は、2つの経路に沿って進むフローを示す。層2サーチと層3サーチは互いに独立しているので、メモリサーチを除くあらゆる処理をパイプライン式にするか、あるいは並列に実行することができる。好ましい実施態様では、従属性によって妨げられないかぎり、クラス論理60による処理、L2論理62による処理、およびL3論理64による処理は、並列にあるいはパイプライン式に進行することができる。たとえば、L3論理64が層3用のサーチキーを作成するときにはクラス論理60の出力が必要であり、マージ論理66が第6図による結果をマージするときには層2サーチおよび層3サーチを終了しておく必要がある。
しかし、他の実施形態では、L2情報とL3情報を別々のメモリに格納することができる。この場合、L2サーチとL3サーチを同時に行うことができる。
マージ論理66がパケットに対する処置を決定した後、入力ポート50iは、パケットを除去または破棄しない場合、パケット・マネージャ54に書込み要求を出す。入力ポート50iがパケット・マネージャ54に書込み要求を出す前にパケット全体を受け取る必要はない。入力ポート50iは、パケットの着信部分が記憶されるアドレスと、パケットが出力される出力ポート56の数と、パケットの優先順位とをパケット・マネージャ54に渡し、次いでこれらのポインタを適切な出力ポート56に供給する。入力ポート50iは、パケットを配置することのできるパケット・バッファ・メモリ44内の空きメモリ位置を指し示すポインタを受け取る。好ましくは、入力ポート50iは、書込み要求を出す前にパケット・バッファ・マネージャ54からポインタを得ている。
出力ポート56iは、パケット送信用の出力待ち行列にポインタを記憶する。待ち行列が送信用のポインタを有する場合、出力ポート56iは、ポインタ・アドレスに記憶されている内容をパケット・マネージャ54に要求し、対応するネットワーク要素ポート38上のマルチレイヤ・ネットワーク要素12から内容を送信する。パケット・マネージャ54は、特定のポインタを使用するすべての出力ポート56が、このポインタに関連する内容を送信したかどうかを追跡し、そうである場合、メモリ空間が、将来使用出来るように解放される。
高速の層2ブリッジ型中継の各機能を組み合わせ、得られた機能を層3経路指定およびQoSサポートの追加の機能と組み合わせて、次のパケットを受け取る前に層2中継決定と大部分の層3中継決定を下しておく装置およびそのような装置が使用する方法を実現するマルチレイヤ・ネットワーク要素について説明した。
マルチレイヤ・ネットワーク要素の好ましい実施形態の上記の説明は、例示および説明のために与えられている。この説明は、網羅的なものでも、あるいは開示された厳密な形態に本発明を制限することを所期したものでもなく、上記の教示に照らして修正例および変形例が可能であり、あるいは開示された本発明の実施形態から修正例および変形例を得ることができる。実施形態は、当業者が本発明を様々な実施形態で使用し、かつ企図される特定の用途に適した修正と共に使用することを可能にするように、本発明の原則を説明するために選択され記載されている。本発明の範囲は、本明細書に添付の請求の範囲とその均等物によって定義される。
Claims (7)
- 少なくとも1つの入力ポートと少なくとも1つの出力ポートとを有するネットワーク要素において、入力ポートに入ったパケットを中継する方法であって、
(a)ヘッダを有するパケットをネットワークから入力ポートで受け取るステップと、
(b)第1のプロトコル層に関連するヘッダの第1の部分から第1のサーチキーを判定するステップと、
(c)第2のプロトコル層に関連するヘッダの第2の部分から第2のサーチキーを判定するステップと、
(d)第1のサーチキーと一致するエントリについてメモリ内のエントリを同時にサーチするステップと、
(e)ステップ(d)で見つかった少なくとも1つのエントリがあれば、そのエントリを使用して、第1のポート結果を決定するステップと、
(f)第2のサーチキーに関連するエントリについてメモリ内のエントリを同時にサーチするステップと、
(g)第2のサーチキーに関連するエントリから1つのエントリを選択するステップと、
(h)ステップ(g)の結果を使用して、中継情報を決定するステップと、
(i)ステップ(e)およびステップ(h)の結果に基づいて、適切な出力ポートがもしあれば、その出力ポートを決定するステップと、
(j)パケットを適切な出力ポートへ中継するステップと
を含み、
メモリは連想メモリ及び中継メモリを備え、
連想メモリはその内容の少なくとも一部が同時にサーチされ、そして
連想メモリの少なくとも1つのエントリが中継メモリ内の対応するエントリを指し示すようになされる、
方法。 - ステップ(g)が、最も適切であると判定された所定の重要性基準に基づく層3情報に基づいてメモリ内のエントリを選択することを含む請求項1に記載の方法。
- ステップ(g)で一致するエントリがない場合、ステップ(i)が適切な出力ポートを第1のポート結果として指定することを含む請求項2に記載の方法。
- ステップ(i)が、ステップ(e)の結果を適切な出力ポートとして選択するステップを含む請求項1に記載の方法。
- ステップ(j)が、ステップ(h)の結果の一部を使用するステップを含む請求項1に記載の方法。
- ステップ(j)が、ステップ(h)の結果に従ってパケット・ヘッダを修正することを含む請求項1に記載の方法。
- ネットワーク上でパケットを中継するネットワーク要素であって、
(a)パケットを受け取る少なくとも1つの入力ポートと、
(b)パケットを調べ、第1のプロトコル層および第2のプロトコル層のそれぞれに関連する第1のサーチキーおよび第2のサーチキーを判定する処理論理と、
(c)内容の少なくとも一部が同時にサーチされ、サーチに基づく結果を出力するメモリと、
(d)第1のサーチキーを使用してメモリをサーチし、メモリに第1のサーチ結果を出力させるように構成された第1のサーチ回路と、
(d)第2のサーチキーを使用してメモリをサーチし、メモリに第2のサーチ結果を出力させるように構成された第2のサーチ回路と、
(e)少なくとも1つの出力ポートと、
(f)第1のサーチ結果および第2のサーチ結果に基づく少なくとも1つの出力ポートがもしあれば、そのうちの適切な出力ポートへパケットを中継するように構成されたマージ回路と
を備え、
メモリは連想メモリ及び中継メモリを備え、
連想メモリはその内容の少なくとも一部が同時にサーチされ、そして
連想メモリの少なくとも1つのエントリが中継メモリ内の対応するエントリを指し示すようになされる、
ネットワーク要素。
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