JP4073805B2 - 移動農機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、走行機体の後進操作により作業機を所定高さに自動的に上昇させる自動上昇機構を設けた移動農機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来車体後進時における対地作業装置(植付作業機)の損傷を未然に防止するために、車体後進に連動して自動的に対地作業装置を所定位置まで上昇させる移動農機のための技術が公知となっている(例えば特許文献1の〔従来の技術〕参照)。
【0003】
また車体後進に連動して自動的に作業機部分を上昇させ、作業機部分の上昇後に自動上昇機能を解除し、作業機部分を下降させ、作業機部分の下降状態で走行機体を後進させる移動農機のための技術が公知となっている(例えば特許文献2参照)。
【0004】
【特許文献1】
特開平02−128607号公報
【特許文献2】
特開平08−154436号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし例えば、走行機体の旋回時に自動上昇機構によって植え付け作業機を最上高さに自動的に上昇させて旋回した後、後方の視界を確保するために後方視界を妨げない程度の高さに作業機を下降させて位置決めし、後方確認後、作業開始位置まで走行機体を後進させるケースを考える。
【0006】
この場合、作業機の自動上昇機能が作動すると、後方確認後の後進時にも植え付け作業機が最上高さに自動上昇させられるため、作業開始時に、再度植え付け作業機を最上高さから下降させて、作業高さに位置決めする必要があり、作業機を素早く作業高さに下降させて、円滑に次工程を開始することができないという欠点があった。
【0007】
また作業機の上昇後に自動上昇機能を解除し、作業機を下降させ、作業機の下降状態で走行機体を後進させることができる場合は、旋回直前に作業機が自動上昇され、その後旋回時に走行機体が前進されるため、この走行機体の旋回時の前進で、自動上昇機能が復帰する。これにより後方確認後、作業開始位置まで走行機体を後進させる際は、再び作業機が上昇し、この上昇後にしか、作業機を下降させて後進することができないという欠点があった。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の移動農機は、昇降自在に作業機6を連結した走行機体1側に、走行機体1を後進させる後進操作により上記作業機6を所定高さに自動的に上昇させる自動上昇機構を設けた移動農機において、作業機6をオペレータの手動操作によって前記所定高さ以外の任意の高さに固定させることにより、自動上昇機構の作動を停止させる自動上昇規制手段を設けるとともに、作業機6をオペレータの手動操作によって任意の高さに固定させた後、予め設定された所定の時間以内は自動上昇機構の作動を停止させる自動上昇時間規制手段を設けたことを第1の特徴としている。
【0009】
また油圧により作業機6の昇降機構を構成し、油圧状態が作業機6の位置固定状態の際に自動上昇規制手段を作動させることを第2の特徴としている。
【0010】
【発明の実施の形態】
図1,図2は、本発明を採用した移動農機である乗用田植機の側面図及び平面図である。走行機体1には、前後輪2,3が備えられており、該走行機体1におけるボンネット7の後方には、運転席8が設けらている。また走行機体1の後方には、アッパーリンク及びロアリンクを備えた昇降リンク機構4を介して植付作業機6が連結されている。
【0011】
このとき上記昇降リンク機構4は油圧シリンダ5(図6参照)の伸縮によって昇降せしめられ、すなわち植付作業機6が油圧による油圧シリンダ5の伸縮によって昇降せしめられる。
【0012】
そして図3,図4に示されるように、運転席8にはステアリングコラム11から一方の(本実施形態においては右)側方に突出して昇降操作レバー12が設けられており、オペレータは昇降操作レバー12を上下方向に揺動操作することによって、油圧シリンダ5を伸縮させ、植付作業機6を上下昇降させることができる。
【0013】
また昇降操作レバー12のステアリングハンドル13を挟んだ反対側には、図5(a),(b)に示されるように、前後及び左右揺動自在に主変速レバー14が設けられており、オペレータは主変速レバー14を揺動操作することによって、走行機体1の前進及び後進を切り換え、且つ変速して走行機体1を走行させることができる。
【0014】
このとき上記主変速レバー14は、走行機体1のトランスミッション16側に設けられている油圧無段変速装置(HST)17を操作し、ニュートラル位置Nから前方への揺動に伴い前進速度を増速させ、ニュートラル位置Nから後方への揺動に伴い後進速度を増速させる。
【0015】
なお主変速レバー14の前方側への揺動を許容する前進側のレバーガイドと、後方側への揺動を許容する後進側のレバーガイドとは、従来公知のように左右にオフセットされて設けられており、両レバーガイドは左右方向のニュートラル位置のレバーガイドによりニュートラル位置で連結されている。
【0016】
上記構造により、昇降操作レバー12の操作によってフロート18が圃場面上に接地するように植付作業機6を下降させ、該植付作業機6を植付位置に制御して植付クラッチを入り作動させ、植付部19を駆動させて、主変速レバー14の操作により走行機体1を圃場内で走行させることによって、走行機体1の走行に伴い植付部19が苗載せ台21から苗を掻き取り、圃場に植え付ける植付作業を行わせることができる。
【0017】
なお植付作業機6は、上記フロート12が圃場面上に接地する高さ位置から、を所定の最上昇高さまでの範囲で昇降し、後述するようにオペレータは昇降操作レバー12の操作によって、昇降範囲内の任意の高さで植付作業機6の位置固定を行うことができる。
【0018】
一方上記植付作業機6は、前述のように油圧シリンダ5の伸縮による昇降リンク機構4の昇降作動により昇降が制御される。このため図6に示される上記油圧シリンダ5の昇降を制御する油圧回路内には、エンジン20からの駆動力によって駆動される油圧ポンプ22からの圧油の流れを制御して油圧シリンダ5の伸縮ロッドの伸縮をコントロールするコントロールバルブ23が設けられている。
【0019】
上記コントロールバルブ23には、回動してコントロールバルブ23の状態を切り替える操作軸が設けられており、操作軸の回動角度の範囲に応じて、コントロールバルブ23が複数のポジションに切り換えられ、油圧シリンダ5の状態を切り換える
【0020】
そして上記操作軸は、図7に示されるように、後述するコントローラ29(図8参照)に接続された操作モータ26によりアーム27を介して回動が制御されており、すなわち前記操作モータ26によって、植付作業機6の昇降が制御される構成となっている。
【0021】
なお上記植付クラッチは、操作モータ26の近傍に設けられた操作アーム27の揺動により入り切りが制御されるように構成されており、該操作モータ26はリフタカム28を介して上記操作アーム27を揺動させることにより、植付クラッチの入り切りの操作も行う。
【0022】
そしてコントロールバルブ23は、油圧ポンプ22からの圧油を油圧シリンダ5側に送る上昇ポジションで、油圧状態を油圧シリンダ5を伸び作動させる上げ状態とし、これにより植付作業機6を上昇状態とする。また油圧シリンダ5からの圧油をオイルタンクに戻すコントロールバルブ23の下降ポジションで、油圧状態を植付作業機6の自重により、油圧シリンダ5を縮作動させる下げ状態とし、植付作業機6を下降状態とする。
【0023】
さらにコントロールバルブ23は、油圧シリンダ5への圧油の流れ及び油圧シリンダ5からオイルタンクへの圧油の流れを止めるコントロールバルブ23の固定ポジションで、油圧状態を油圧シリンダ5の伸縮ロッドの位置を固定する固定状態とし、植付作業機6を高さが固定される固定状態とする。
【0024】
そして植付作業機6が圃場面上に追従して上下するように、油圧シリンダ5を自動伸縮させるコントロールバルブ23の自動ポジションで、油圧状態を植付作業機6を圃場面に追従制御可能な自動状態とし、植付作業機6を植付け待ち状態とする。
【0025】
なお植付作業機6は植付クラッチを入り状態とすることによって、前記のように植付部19側の駆動が開始され、植付け作業が可能となるため、植付け待ち状態から操作モータ26を駆動して植付クラッチを入り状態とすることによって、植付作業機6は植付作業状態となる。
【0026】
一方前述の操作モータ26は、図8に示されるように、マイコンユニットからなるコントローラ29の出力側に接続されており、また該コントローラ29の入力側には、上記リフタカム28の揺動角度を検出するリフタカムポテンショメータ31,昇降操作レバー12の上方又は下方側への揺動を検出する昇降レバースイッチ32,植付作業機6の昇降高さ位置を検出するリフト角ポテンショメータ33,植付け作業時にオンする作業スイッチ34等が接続されている。
【0027】
また主変速レバー14側には、図5に示されるように、主変速レバー14を後進側のレバーガイドに位置させることによって入り作動せしめられる後進スイッチ36が設けられており、該後進スイッチ36もコントローラ29の入力側に接続されている。
【0028】
そしてコントローラ29は、昇降操作レバー12の上方又は下方への揺動操作を昇降レバースイッチ32のON,OFFにより検知して所定の昇降操作レバー制御フローに基づき操作モータ26を制御し、コントロールバルブ23のポジションを切り換え、植付作業機6の昇降及び植付クラッチの入り切り等の制御を行い、植付作業機6の挙動を後述するように制御する。
【0029】
なお上記作業スイッチ34は、運転席8の前方のフロント操作パネル37内に設けられ、植付作業時に必要となるセンサの入切り等を切換えるスイッチであり、オペレータは植付作業を行う際には、必ずこの作業スイッチ34をオンにする必要があり、逆に作業スイッチ34がオフの場合は、植付作業機6が植付位置に制御されることがなく、植付作業を行うことはできない。
【0030】
次に前述の昇降操作レバー12について詳細に説明する。該昇降操作レバー12は、上方又は下方への揺動後、昇降操作レバー12から手を離すと初期位置に復帰するように取り付けられており、昇降操作レバー12の上方又は下方への1往復揺動操作によって、植付作業機6の昇降や植付クラッチの入り切りが行われる。
【0031】
ただし昇降操作レバー12の操作に対する植付作業機6の挙動は、作業スイッチ34のON,OFFに応じて異なり、作業スイッチ34がOFFの場合は、植付作業機6の停止状態から昇降操作レバー12の上方への1往復揺動操作で、植付作業機6が上昇状態に切り換えられ上昇を開始し、また植付作業機6の上昇中に昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作することにより植付作業機6の上昇が停止され、固定状態に切り換えられ、植付作業機6は手動で所定の高さに位置決めされる。
【0032】
また作業スイッチ34がOFFの場合は、植付作業機6の停止状態から昇降操作レバー12の下方への1往復揺動操作で、植付作業機6が下降状態に切り換えられ下降を開始し、また植付作業機6の下降中に昇降操作レバー12を上方に1往復揺動操作することにより植付作業機6の下降が停止され、固定状態に切り換えられ、植付作業機6は手動で所定の高さに位置決めされる。
【0033】
一方作業スイッチ34がONの場合は、植付作業機6の停止状態から昇降操作レバー12の下方への1往復揺動操作で、植付作業機6が下降状態に切り換えられ下降を開始し、フロート18が圃場に接地すると、植付作業機6が植付け待ち状態となる。ただし植付作業機6の下降中に昇降操作レバー12を上方に1往復揺動操作することにより植付作業機6の下降が停止され、固定状態に切り換えられ、植付作業機6は手動で所定の高さに位置決めされる。
【0034】
そして作業スイッチ34がONの場合は、植付作業機6の植付け待ち状態から、昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作することによって、植付クラッチが入り作動せしめられ、植付作業機6は植付作業状態に切り換えられ、植付け作業が開始される。
【0035】
また作業スイッチ34がONの場合は、植付作業機6の植付け状態から昇降操作レバー12を上方に1往復揺動操作することによって、植付クラッチが停止せしめられ植付作業機6は植付け待ち状態に切り換えられ、さらに植付作業機6の植付け待ち状態から、昇降操作レバー12を上方に1往復揺動操作することによって、植付作業機6は上昇状態に切り換えられ上昇を開始する。
【0036】
そして上記植付作業機6の上昇中に、昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作することによって、植付作業機6の上昇が停止され、固定状態に切り換えられ植付作業機6は手動で所定の高さに位置決めされる。
【0037】
なお本乗用田植機には、主変速レバー14を後進側に切り換えることに起因して植付作業機6を最上昇位置(上限高さ)に自動的に上昇させる自動上昇機構が設けられており、コントローラ29側では、昇降操作レバー制御フローとともに、自動上昇機構の作動フローが走っており、上記自動上昇を実現している。
【0038】
上記昇降操作レバー制御は、図9のフローチャートに示されるように、まずステップS1において、昇降操作レバー12の操作状態をチェックし、上げ操作(上方揺動操作)がなかった場合には、ステップS2に進み、再度昇降操作レバー12の操作状態をチェックし、下げ操作(下方揺動操作)があった場合は、ステップS3に進み、前述の作業スイッチ34のON,OFFをチェックする。そして作業スイッチ34がONの場合に、ステップS4に進み、植付作業機6の状態をチェックする。
【0039】
このとき植付作業機6が上昇状態であった場合は、ステップS5に進み、植付作業機6を固定状態に切り換え、リターンする。つまり植付作業機6の上昇中に昇降レバーを下方に1往復揺動操作すると植付作業機6が、昇降操作レバー12の操作時点での高さに固定される。
【0040】
一方ステップS4において植付作業機6が上昇状態以外であった場合は、ステップS6に進み、再度植付作業機6の状態をチェックし、植付作業状態であった場合は、ステップS6からリターンし、植付作業状態以外であった場合は、ステップS7に進み、再度植付作業機6の状態をチェックする。
【0041】
そして植付作業機6が固定状態であった場合は、ステップS8に進み、植付作業機6を下降状態に切り換え、植付作業機6の下降を開始させてリターンする。すなわち植付作業機6の固定状態から昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作すると植付作業機6の下降が開始される。
【0042】
またステップS7において植付作業機6が下降状態(作業待ち状態を含む)である場合は、ステップS9に進み、主変速レバー14を後進側に操作したか否かを後進スイッチ36のON,OFFによりチェックし、後進スイッチ36がOFFで、主変速レバー14を後進側のレバーガイドに位置させていない(後進方向への変速操作が無い)場合は、ステップS10に進み、変速状態をチェックする。
【0043】
そして変速状態が後進状態であったステップS10からリターンし、変速状態が後進状態以外であった場合は、ステップS11に進み、作業クラッチ待ちフラグをチェックし、作業クラッチ待ちフラグがOFFの場合は、ステップS12に進み、作業クラッチ待ちフラグをセットしてリターンする。またステップS9において後進操作があった場合はステップS9から直接ステップS11に進む。
【0044】
一方ステップS11において、作業クラッチ待ちフラグがONの場合は、ステップS13に進み、植付作業機6が下降停止しているか否か、すなわち植付待ち状態であるか否かをチェックし、下降停止している(植付待ち状態である)場合は、ステップS14に進み、植付クラッチを入り作動させ、植付作業機6を植付作業状態としてステップS15に進み、作業クラッチ待ちフラグをリセットする。なおステップS13において下降が停止していない場合は、ステップS13からリターンする。
【0045】
またステップS2において昇降操作レバー12の下げ操作が無かった場合は、ステップS16に進み、作業クラッチ待ちフラグをチェックし、作業クラッチ待ちフラグがONの場合は、ステップS16からステップS13に進み、作業クラッチ待ちフラグがOFFの場合は、ステップS16からリターンする。
【0046】
すなわち植付作業機6の作業待ち状態において、主変速レバー14の後進側への操作がなく、且つ走行機体6が後進していないと、昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作すると、作業スイッチ34がONである場合、植付クラッチが入り作動せしめられ、植付作業機6が植付作業状態に切り換えられる。
【0047】
また植付作業機6の下降中に、昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作すると、主変速レバー14の後進側への操作がなく、且つ走行機体6が後進していないと、作業スイッチ34がONである場合は、植付作業機6が接地する(植付待ち状態となる)までは、植付クラッチが入り作動せず、植付作業機6が接地する(植付待ち状態となる)と、植付クラッチが自動的に入り作動し、植付作業機6が自動的に植付作業状態となる。
【0048】
なお植付作業機6が作業待ち状態で主変速レバー14を後進側に操作すると、前述の自動上昇機構により植付作業機6が自動上昇するため、再度下降停止を待たなければ、植付作業機6が植付作業状態となることはない。
【0049】
また植付作業機6の下降中に主変速レバー14を後進側に操作すると、ステップS10によって、走行機体1の後進停止後に、植付作業機6の接地を待って植付クラッチが自動的に入り作動し、植付作業機6が自動的に植付作業状態となる。
【0050】
これにより走行機体1の後進停止後、植付作業機6が接地すると瞬時に植付作業を開始することができる他、走行機体1の後進中は植付クラッチが入り作動しないため、植付作業機の逆転駆動が防止され、ユーザの違和感や部品の破損等を防止することができ、且つ逆転防止用のワンウェイクラッチ等の高価な部品等を使用する必要がなく、コストダウンを図ることができる。
【0051】
なおステップS1において昇降操作レバー12の上げ操作があった場合は、ステップS17に進み、植付作業機6を各条件に応じて上昇させる作業機上昇処理を行わせるが、前述のように昇降操作レバー12の操作に応じて植付作業機6の昇降等を行わせる従来公知の処理であるため、詳細な説明は割愛する。
【0052】
またステップS3において作業スイッチ34がOFFの場合は、ステップS18に進み、作業スイッチ34がOFFの場合の植付作業機6を各条件に応じて下降させる作業機下降処理を行わせるが、前述のように昇降操作レバー12の操作に応じて植付作業機6の下降等を行わせる従来公知の処理であるため、詳細な説明は割愛する。
【0053】
以上のような昇降操作レバー制御フローにより、昇降操作レバー12の上下揺動操作に基づき、前述のように植付作業機6が昇降等せしめられる。
【0054】
一方前述の自動上昇機構の作動は、図10のフローチャートに示されるように、まずステップS1で植付作業機6の状態をチェックし、下降状態(植付け待ち状態を含む)及び植付作業状態の場合に、ステップS2に進み、主変速レバー14を後進側に操作したか否かを後進スイッチ36のON,OFFによりチェックする。
【0055】
そして走行機体1を後進させるべく、主変速レバー14を後進側のレバーガイドに位置させ、後進スイッチ36がONとなっている場合は、ステップS3に進み、植付作業機6の状態を上昇状態に切り換え、リターンする。
【0056】
一方ステップS1で、植付作業機6が上昇状態又は固定状態の場合、及びステップS2において主変速レバー14が後進側のレバーガイドに位置していない場合は、ステップS1又はステップS2から直接リターンする。すなわち植付作業機6が上昇状態及び固定状態の場合、例えばオペレータが植付作業機6を任意の高さで位置固定した場合等は、走行機体1を後進させるべく、主変速レバー14を後進側のレバーガイドに位置させても植付作業機6が自動的に上昇することはない。
【0057】
つまり上記自動上昇機構の作動フローにおけるステップS1が、植付作業機6を自動上昇機構によって上昇させられる所定高さ(本実施形態においては最上昇高さ)以外の任意の高さに位置させることにより、自動上昇機構の作動を停止させる自動上昇規制手段となっている。
【0058】
なお上記自動上昇機構及び自動上昇規制手段ともに、植付作業機6の状態チェックは、上記コントロールバルブ23のポジションをリフタカムポテンショメータ31からのデータによりチェックすることで行うことができ、少なくとも自動上昇規制手段においては、このコントロールバルブ23のポジション、すなわち油圧状態により植付作業機6の状態を検出する構成となっている。
【0059】
上記のような自動上昇機構によって、本乗用田植機は後進時に植付作業機6が自動的に上昇するため、植付作業機6を下降状態のまま(植付け待ち状態や植え付け状態のまま)後進させて、植付作業機6を破損する等の不具合を未然に防止することができる。ただし自動上昇規制手段によって手動で植付作業機6の高さを設定した後は、自動上昇機構がキャンセルされ、植付作業機6の自動上昇は行われない。
【0060】
なお上記自動上昇規制手段は、コントロールバルブ23のポジション(固定ポジション又は上昇ポジション)をリフタカムポテンショメータ31からのデータにより検出し、植付作業機6が上昇状態又は固定状態である場合に作動するように構成されているため、自動上昇規制手段を確実に且つ容易に作動させることができる。
【0061】
一方昇降操作レバー制御を図11のフローチャートに示されるように構成することもできる。ただし図11のフローチャートは、作業スイッチ34の入り状態が前提となっている。
【0062】
まずステップS1において、昇降操作レバー12の操作状態をチェックし、上げ操作があった場合にステップS2に進み、植付作業機6の状態をチェックする。このとき植付作業機6が上昇状態であった場合は、そのままリターンする。つまり植付作業機6の上昇状態において昇降操作レバー12を上昇側に1往復揺動操作しても、植付作業機6は上昇を継続するのみであり、特に昇降状態に変化は発生せず、最上昇位置にまで上昇する。
【0063】
一方ステップS2において植付作業機6が上昇状態以外であった場合は、ステップS3に進み、再度植付作業機6の状態をチェックする。そして植付作業機6が植付作業状態であった場合は、ステップS4に進み、植付作業機6を植付け待ち状態に切り換える。
【0064】
これにより植え付け作業中に昇降操作レバー12を下方側に1往復揺動操作すると植付クラッチが切り作動せしめられ、植付作業機6は、植付け待ち状態に切り換えられる。
【0065】
またステップS3において、植付作業機6が植付作業状態以外であった場合は、ステップS5に進み、再度植付作業機6の状態をチェックする。そして植付作業機6が下降状態(植付待ち状態を含む)にある場合は、ステップS6に進み、植付作業機6が下降停止しているか否か、すなわち植付待ち状態であるか否かをチェックする。
【0066】
そして植付作業機6が下降停止している(植付待ち状態である)場合は、ステップS7に進み、植付クラッチを入り作動させ、植付作業機6を植付作業状態としてリターンする。
【0067】
またステップS6において下降が停止していない場合は、ステップS8に進み、植付作業機6を固定状態に切り換え、ステップS9に進み、作業クラッチ待ちフラグをリセットし、ステップS10に進み、バックアップ規制タイマに予め設定されている所定時間をセットし、リターンする。
【0068】
これにより植付作業機6の下降中に、昇降操作レバー12を上方側に1往復揺動操作すると、植付作業機6は下降が停止され、昇降操作レバー12を操作した時点での高さ位置で位置決め(固定状態)され、バックアップ規制タイマの作動が開始される。
【0069】
一方ステップS5のチェックにおいて、植付作業機6が固定状態であった場合は、ステップS11に進み、植付作業機6の高さをチェックする。そして植付作業機6が上限高さより低い高さに位置している場合は、前述のステップS7に進み、植付作業機6を上昇状態に切り換えリターンする。なおステップS11において植付作業機6が上限高さに位置している場合は、ステップS11からリターンする。
【0070】
これにより植付作業機6が所定の高さに固定されている場合に、昇降操作レバー12を上方側に1往復揺動操作すると、植付作業機6の上昇が開始される。ただし植付作業機6が上限位置に位置している場合は、上昇は行われない。
【0071】
一方ステップS1において、昇降操作レバー12の上げ操作が無かった場合は、ステップS12に進み、再度昇降操作レバー12の操作状態をチェックし、下げ操作があった場合にステップS13に進み、植付作業機6の状態をチェックする。
【0072】
そして植付作業機6が上昇状態にあるとステップS14に進み、植付作業機6を固定状態に切り換え、ステップS15に進み、バックアップ規制タイマに予め設定されている所定時間をセットし、リターンする。
【0073】
これにより植付作業機6の上昇中に、昇降操作レバー12を下方側に1往復揺動操作すると、植付作業機6は上昇が停止され、昇降操作レバー12を操作した時点での高さ位置で位置決め(固定状態)され、バックアップ規制タイマの作動が開始される。
【0074】
一方ステップS13において植付作業機6が上昇状態以外であった場合は、ステップS16に進み、再度植付作業機6の状態をチェックする。そして植付作業機6が植付作業状態であった場合は、そのままリターンする。すなわち植付作業機6の植付作業状態において昇降操作レバー12を下降側に1往復揺動操作させても植付作業機6の状態は変化しない。
【0075】
一方ステップS16において、植付作業機6が、植付作業状態以外であった場合は、ステップS17に進み、再度植付作業機6の昇降状態をチェックする。そして植付作業機6が固定状態であった場合は、ステップS18に進み、植付作業機6の下降を開始させリターンする。
【0076】
すなわち植付作業機6が所定の高さに固定されている場合に、昇降操作レバー12を下方側に1往復揺動操作すると、植付作業機6の下降が開始される。
【0077】
一方ステップS17において植付作業機6が下降状態(植付け待ち状態を含む)である場合は、ステップS19に進み、作業クラッチ待ちフラグのチェックを行い、作業待ちクラッチがセットされていない場合は、ステップS20に進み、作業クラッチ待ちフラグをセットし、リターンする。
【0078】
またステップS19において、作業クラッチ待ちフラグがONの場合は、ステップS21に進み、植付作業機6が下降停止しているか否か、すなわち植付待ち状態であるか否かをチェックし、下降停止している(植付待ち状態である)場合は、ステップS22に進み、植付クラッチを入り作動させ、植付作業機6を植付作業状態としてステップS23に進み、バックアップ規制タイマに予め設定されている所定時間をセットし、ステップS24に進み、作業クラッチ待ちフラグをリセットし、リターンする。
【0079】
なおステップS21において植付作業機6の下降が停止していない場合は、ステップ21からリターンする。さらにステップS12において、昇降操作レバーの下げ操作が無かった場合は、ステップS26に進み、作業クラッチ待ちフラグをチェックし、OFFの場合は、リターンし、ONの場合は、上記ステップS21に進み、ステップS21以降のフローに入る。
【0080】
以上により植付作業機6の作業待ち状態において、昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作すると、植付クラッチが入り作動せしめられ、植付作業機6が植付作業状態に切り換えられる。
【0081】
また植付作業機6の下降中に、昇降操作レバー12を下方に1往復揺動操作すると、植付作業機6が接地する(植付待ち状態となる)までは、植付クラッチが入り作動せず、植付作業機6が接地する(植付待ち状態となる)と、植付クラッチが自動的に入り作動し、植付作業機6が自動的に植付作業状態となり、バックアップ規制タイマが作動する。
【0082】
上記昇降操作レバー制御(図11のフローチャート)の場合は、自動上昇機構の作動を、図12のフローチャートに示されるように構成することができる。この場合の自動上昇機構は、ステップS1において植付作業機6の状態をチェックし、下降状態又は植付作業状態であった場合は、ステップS2に進み、主変速レバー14を後進側に操作したか否かを後進スイッチ36のON,OFFによりチェックする。
【0083】
そして走行機体1を後進させるべく、主変速レバー14を後進側のレバーガイドに位置させ、後進スイッチ36がONとなっている場合は、ステップS3に進み、バックアップ規制タイマをチェックする。
【0084】
そしてバックアップ規制タイマが0に達している場合は、ステップS4に進み、植付作業機6の上昇を開始させ、リターンする。またバックアップ規制タイマが0に達していない場合は、ステップS3からリターンし、植付作業機6を上昇させない。
【0085】
すなわち図12に示される自動上昇制御のステップS3が自動上昇機構の作動を停止させる自動上昇時間規制手段となり、植付作業機6は、オペレータが植付作業機6の高さを任意に固定した後及び植付作業機6による植付け作業開始後のバックアップ規制タイマの作動中(一定時間内)は、自動上昇機能がキャンセルされ、主変速レバー14を後進側に切り換え、走行機体1の後進操作を行っても、植付作業機6が自動的に上昇することはない。
【0086】
なお昇降操作レバー制御が図9及び図11のフローで行われる場合、又は従来公知のフローで行われる場合のいずれであっても、自動上昇の作動フローを図13に示されるようなものとすることもできる。
【0087】
図13のフローチャートの場合は、ステップS1において植付作業機6の昇降状態をチェックし、下降状態又は植付作業状態であった場合は、ステップS2に進み、変速操作が後進側に切り換えられているか否かをチェックする。そして後進側に切り換えられている場合に、ステップS3に進み、植付作業機6の昇降高さをチェックし、植付作業機6の高さが予め設定されている既定の高さ以下の場合に、ステップS4に進み、植付作業機6の上昇を開始させ、リターンし、植付作業機6の高さが既定の高さを超える場合に、ステップS3からリターンし、植付作業機6を上昇させない。
【0088】
以上により、図14に示される作業工程を説明する線図に示されるように、例えば畦際での植付け作業時に、前進しての植付け作業(▲1▼の作業工程)後、スペースをとるためにいったん後進し(▲2▼の作業工程)、その後90度旋回し(▲3▼の作業工程)、再度植付作業機6を畦際に位置させるために後進し(▲4▼の作業工程)、その後植付け作業を開始するケースにおける本乗用田植機の挙動とその効果について説明する。
【0089】
まず▲2▼の作業工程時に、植付作業機6が自動上昇するため、植付作業機6の破損等が未然に防止され、円滑に▲3▼の作業工程を行うことができる。そして▲4▼の作業工程においては、オペレータは後方視界の確保と、植付作業機6を畦高さに合わせるために、植付作業機6を下降させて、手動で所定の高さに合わせる。
【0090】
その後後進させるため、自動上昇規制手段が備えられている場合は、植付作業機6の自動上昇が規制されるため、植付作業機6が上記のようにオペレータが手動で合わせた高さに維持された状態で走行機体1が後進し、オペレータは後方視界を確保することができるとともに、上記所定高さから植付作業機6を下降させて、素早く植付け待ち状態とし、円滑に次工程の植付け作業を開始することができる。
【0091】
また自動上昇時間規制手段を備えている場合は、▲4▼の工程においては後進距離はごく短いため、▲4▼の工程中に植付作業機6の自動上昇は発生せず、自動上昇規制手段を備えている場合と同様に、植付作業機6が上記のようにオペレータが手動で合わせた高さに維持された状態で走行機体1が後進し、オペレータは後方視界を確保することができるとともに、上記所定高さから植付作業機6を下降させて、素早く植付け待ち状態とし、円滑に次工程の植付け作業を開始することができる。
【0092】
つまり自動上昇時間規制手段における自動上昇の規制時間は、上記のような作業工程における▲4▼の後進時には植付作業機6が上昇しない程度の時間を設定する必要がある。
【0093】
【発明の効果】
以上のように構成される本発明の構成によると、後方の視界を確保するために後方視界を妨げない程度の高さに作業機の高さを位置決めし、後方確認後、作業開始位置まで走行機体の後進を行う際に、自動上昇規制手段によって自動上昇機構の作動が停止させられるため、上記のようなケースで後方確認後、走行機体の後進させても作業機が所定高さに上昇せず、作業開始位置合わせが容易であるとともに、作業機を素早く作業高さに下降させて、円滑に次工程を開始することができるという効果がある。
【0094】
そして油圧により作業機の昇降機構を構成することによって、作業機を所定高さ以外の任意の高さに位置させたことを、油圧状態が作業機の位置固定状態であることにより判別することができ、自動上昇規制手段を確実に且つ容易に作動させることができる。
【0095】
一方自動上昇時間規制手段によっても、所定の時間以内であれば、自動上昇機構の作動が停止されるため、走行機体の停止後、比較的早い時間内で、前述のようにいったん後進した後、次工程の作業を行うケースでは、後方確認後、走行機体を後進させても作業機が所定高さに上昇せず、作業開始位置合わせが容易であるとともに、作業機を素早く作業位置に下降させて、円滑に次工程を開始することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 乗用田植機の側面図である。
【図2】 乗用田植機の平面図である。
【図3】 昇降操作レバー部分の要部平面図である。
【図4】 昇降操作レバー部分の要部斜視図である。
【図5】 (a)は主変速レバーとHSTとの連結関係を示す側面概略図、(b)は主変速レバーの取り付け状態を示す背面概略図である。
【図6】 油圧シリンダの昇降を制御する油圧回路図である。
【図7】 コントロールバルブ部分の側面図である。
【図8】 コントローラ部分の配線概要図である。
【図9】 昇降操作レバー制御のフローチャート図である。
【図10】 自動上昇規制手段を備えた自動上昇機構のフローチャート図である。
【図11】 他の昇降操作レバー制御のフローチャート図である。
【図12】 自動上昇時間規制手段を備えた自動上昇機構のフローチャート図である。
【図13】 他の自動上昇機構のフローチャート図である。
【図14】 作業工程を説明する線図である。
【符号の説明】
1 走行機体
6 植付作業機(作業機)
Claims (2)
- 昇降自在に作業機(6)を連結した走行機体(1)側に、走行機体(1)を後進させる後進操作により上記作業機(6)を所定高さに自動的に上昇させる自動上昇機構を設けた移動農機において、作業機(6)をオペレータの手動操作によって前記所定高さ以外の任意の高さに固定させることにより、自動上昇機構の作動を停止させる自動上昇規制手段を設けるとともに、作業機(6)をオペレータの手動操作によって任意の高さに固定させた後、予め設定された所定の時間以内は自動上昇機構の作動を停止させる自動上昇時間規制手段を設けた移動農機。
- 油圧により作業機(6)の昇降機構を構成し、油圧状態が作業機(6)の位置固定状態の際に自動上昇規制手段を作動させる請求項1の移動農機。
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