JP4072014B2 - 硬貨処理機の金箱回収システム - Google Patents

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【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、硬貨を処理して複数の金箱に分類収納し、その硬貨を収納した金箱を回収して次工程へ送る硬貨処理機の金箱回収システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、現金処理センタでは、図6に示すように、金融機関や百貨店およびスーパーマーケットなどの各店舗から回収された多量の硬貨の計数確認や入金といった所定の処理をする硬貨処理機1が用いられている。この硬貨処理機1で処理した硬貨は金種別の金箱2へ分類収納し、硬貨処理機1の金種別の金箱2が満杯になると、その金箱2を取り出して次工程へ送り、例えば4000枚毎に袋へ収納するようにしている。
【0003】
硬貨処理機1から金箱2を回収する際には、硬貨処理機1から金箱2を搭載した台車3を引き出し、回収する金箱2を台車3から持ち上げ、金箱移送装置4の金箱挿入台5に予め配置しておいた搬送媒体6に持ち上げた金箱3を載せ、所定数の金箱2を載せた搬送媒体6を金箱移送装置4の主移送部7上に送り込み、主移送部7で次工程へ移送している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、硬貨が満杯状態の金箱2は、硬貨が4000枚以上収納されていて、質量が20kg程度もあり、この金箱2を台車3から持ち上げて搬送媒体6に載せかえる作業が重労働であり、金箱2の回収作業が容易でない問題がある。
【0005】
本発明は、このような点に鑑みなされたもので、金箱を持ち上げる作業が発生せず、金箱の回収作業を容易にできる硬貨処理機の金箱回収システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
請求項1記載の硬貨処理機の金箱回収システムは、硬貨を複数の金箱に分類収納する硬貨処理機と、この硬貨処理機から回収する硬貨を収納した金箱を移送する金箱移送装置とを備えた硬貨処理機の金箱回収システムであって、前記硬貨処理機は、硬貨を処理する硬貨処理機本体、複数の金箱が並んで搭載されこれら金箱の並設方向に硬貨処理機本体から引出可能とする台車、およびこの台車上に搭載される各金箱を並設方向と交差する一側面側へ送出可能に支持する送出手段を有し、前記金箱移送装置は、前記台車の引出領域の一側面側に臨んで設けられた導入口、およびこの導入口に前記台車の一側面側から送出される金箱を受入可能とする高さ位置に設けられ金箱を載せて移送する移送面を有しているものである。
【0007】
そして、この構成では、硬貨処理機本体から台車を引き出し、台車上の回収する金箱の位置をこの台車の引出領域の一側面側に臨んで設けられた金箱移送装置の導入口に合わせ、台車の送出手段で支持された金箱を一側面側から導入口に送出し、この導入口に台車の一側面側から送出される金箱を受入可能とする高さ位置に設けられた移送面に載り移らせ、移送面上の金箱を移送するため、金箱を持ち上げる作業が発生せず、金箱の回収作業が容易になる。
【0008】
請求項2記載の硬貨処理機の金箱回収システムは、請求項1記載の硬貨処理機の金箱回収システムにおいて、金箱移送装置は、金箱の並設方向と交差する一側面側を移送方向へ向けて移送し、かつ、この金箱の移送方向と交差する両側面をガイドする移送ガイドを有しているものである。
【0009】
そして、この構成では、金箱の並設方向と交差する一側面側を移送方向へ向けて移送し、この金箱の移送方向と交差する両側面を移送ガイドでガイドするため、金箱の単体での移送が可能となる。
【0010】
請求項3記載の硬貨処理機の金箱回収システムは、請求項1または2記載の硬貨処理機の金箱回収システムにおいて、金箱移送装置は、金箱を移送する主移送部と、金箱を導入口から主移送部に合流させる複数の導入移送部とを有しているものである。
【0011】
そして、この構成では、複数の導入移送部に対応して複数の硬貨処理機が設置可能で、処理能力の向上に対応可能となる。
【0012】
請求項4記載の硬貨処理機の金箱回収システムは、請求項3記載の硬貨処理機の金箱回収システムにおいて、導入移送部は、導入口から主移送部の移送方向に向かってカーブしたカーブコンベヤであるものである。
【0013】
そして、この構成では、カーブコンベヤに沿って金箱を移送するだけで主移送部に合流させることが可能となる。
【0014】
請求項5記載の硬貨処理機の金箱回収システムは、請求項1ないし4いずれか記載の硬貨処理機の金箱回収システムにおいて、送出手段は、金箱の送出方向に回転可能とする複数のローラを有しているものである。
【0015】
そして、この構成では、複数のローラが金箱の送出方向に回転し、金箱を容易に送出可能となる。
【0016】
請求項6記載の硬貨処理機の金箱回収システムは、請求項1ないし4いずれか記載の硬貨処理機の金箱回収システムにおいて、送出手段は、台車の上面に設けられた低摩擦シートを有しているものである。
【0017】
そして、この構成では、金箱が低摩擦シート上を滑り、金箱を容易に送出可能となる。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施の形態を図1ないし図5を参照して説明する。
【0019】
図5に硬貨処理機の金箱回収システムを適用した現金処理センタの平面図を示し、開封エリア11、精算エリア12、および袋取りエリア13を有している。
【0020】
開封エリア11では、金融機関や百貨店およびスーパーマーケットなどの各店舗から回収される硬貨や紙幣を収納する現金容器を搬送台車14で運び込み、その現金容器を開封した後にコンベヤ15に載せて精算エリア12に搬送する。
【0021】
精算エリア12では、コンベヤ15の両側に沿って複数台の処理装置16が設置されており、コンベヤ15で搬送されてくる現金容器を各処理装置16の位置で取り出し、硬貨を処理装置16の硬貨処理機17に投入して識別計数し、紙幣を処理装置16の紙幣処理機18に投入して識別計数し、識別計数した硬貨および紙幣と伝票との一致を確認する。硬貨処理機17で識別計数した硬貨は、金種別に分類し、金種別の金箱に収納する。満杯になった金箱は、硬貨処理機17から取り出し、コンベヤ15の下側に沿って設置された金箱移送装置19によって袋取りエリア13に移送する。また、精算エリア12には、コンベヤ15や金箱移送装置19を制御する制御盤20、および各処理装置16のデータを集計するターミナル21なども設置されている。
【0022】
袋取りエリア13では、金種別の硬貨計数袋取機22が並設され、金箱移送装置19で搬送されてきた金箱を対応する金種の硬貨計数袋取機22のリフト23に投入し、このリフト23によって投入された硬貨を上昇させて硬貨計数袋取機22に投入し、この硬貨計数袋取機22で硬貨を識別計数して例えば4000枚毎に袋取りする。袋取りした硬貨はパレット24に移載し、空の金箱は運搬台車25に載せて各硬貨処理機17に戻す。
【0023】
そして、硬貨処理機17、金箱移送装置19および硬貨計数袋取機22などで金箱回収システム26が構成されている。
【0024】
次に、図1に硬貨処理機の金箱回収システム26の一部の斜視図、図2に硬貨処理機の金箱回収システム26の一部の平面図を示す。
【0025】
硬貨処理機17は、硬貨処理機本体31を有し、この硬貨処理機本体31の上面に硬貨を投入する投入口32が形成され、硬貨処理機本体31の下部側に台車33が引出可能に装填される台車装填部34が形成され、台車33には金種別の金箱35が並列に搭載されている。そして、投入口32に投入された硬貨が、硬貨処理機本体31内で識別計数されて金種別に分類され、金種別の金箱35に収納される。
【0026】
台車33に搭載される金種別の金箱35は台車33の引出方向に並設され、言い換えれば金箱35の並設方向に台車33を引出可能としている。各金箱35は、上面が開口し、台車33に並列に搭載される並設方向の幅が狭く、並設方向と交差する方向の幅が広い縦型の箱状に形成されている。
【0027】
台車33は、台部36を有し、この台部36の下面に床面を台車装填部34に対する挿入・引出方向に走行可能とする図示しない走行輪が取り付けられ、台部36の前面に台車装填部34の前面開口を閉塞する前面部37が取り付けられ、この前面部37には引出操作するための取手38などが取り付けられている。
【0028】
台車33の台部36上に金種別の金箱35を搭載する搭載面39が形成され、図3および図4に示すように、搭載面39の周囲には前面部37および台車33の引出方向と交差する一側面側を除いて金箱35を位置決め保持するガイド板40が立設されている。
【0029】
台車33の搭載面39には、台車33上に搭載される各金箱35を並設方向と交差する一側面側へ送出可能に支持する送出手段41が配設されている。この送出手段41は、図4に示すように、金箱35の送出方向に回転可能とする複数のローラ42で構成されたり、また、図5に示すように、例えば樹脂シートなどの表面の摩擦係数が小さくて滑りやすい低摩擦シート43で構成されている。なお、ローラ42の場合には、各金箱35の搭載位置に毎に個別に回転可能に分割されているか、あるいは幅の狭いコロを複数用いたコロコンベヤで構成され、1つの金箱35の送出を可能とするとともに金箱35の送出につられて他の金箱35が移動するのを防止している。
【0030】
台車装填部34は、硬貨処理機本体31の前面側および下面が開口され、前面開口の一側面側には台車33から一側面側に飛び出している金箱35を台車33上の所定の搭載位置に押し込むガイド部44が形成されている。
【0031】
また、金箱移送装置19は、コンベヤ15の下方に設置されて精算エリア12から袋取りエリア13まで金箱35を移送する主移送部51、およびこの主移送部51の両側の各硬貨処理機17の位置に対応して設けられ各硬貨処理機17から回収する金箱35を受け入れて主移送部51に合流させる複数の導入移送部52を有している。これら主移送部51および導入移送部52の金箱35を載せて移送する移送面53は、台車33から送出手段41によって送出される金箱35を受入可能とする高さ位置であって、台車33の金箱35を搭載する搭載面39と略同一の高さに設定されている。
【0032】
主移送部51は、直線状のローラコンベヤで構成され、両側のフレーム54およびこれらフレーム54間に沿ってそれぞれ回転可能に並設された複数のローラ55を有し、これら複数のローラ55の上面で金箱35を載せて移送する移送面53が形成されている。複数のローラ55は、金箱35を移送する移送方向に対応して回転駆動される。
【0033】
各導入移送部52は、一端が硬貨処理機本体31からの台車33の引出領域56の一側面側に臨んで配置されるとともに他端が主移送部51に合流され、その台車33の引出領域56の一側面側に臨む一端部に台車33上の金箱35を受け入れる導入口57が形成され、この導入口57から主移送部51の移送方向に向かってカーブするカーブコンベヤで構成されている。両側の湾曲したフレーム58およびこれらフレーム58間に沿ってそれぞれ回転可能に並設された複数のローラ59を有し、これら複数のローラ59の上面で金箱35を載せて移送する移送面53が形成されている。複数のローラ59は、駆動せず、フリーに回転自在としている。
【0034】
主移送部51および導入移送部52の上方には、台車33から送出された金箱35をその並設方向と交差する一側面側を移送方向へ向けて移送するようにガイドするものであって、金箱35の移送方向と交差する両側面をガイドする両側の移送ガイド60,61を有している。主移送部51の両側の移送ガイド60は、主移送部51に沿って直線状に配設され、これら両側の移送ガイド60間の間隔が移送する金箱35の幅よりわずかに広い幅に設定されている。導入移送部52の両側の移送ガイド61は、導入移送部52に沿ってカーブされて配設され、両側の移送ガイド61間の間隔が導入移送部52のカーブに沿った金箱35の方向変換を伴う移動を許容するために主移送部51の両側の移送ガイド60間の間隔よりわずかに広い幅に設定されている。
【0035】
次に、本実施の形態の金箱回収システム26の作用を説明する。
【0036】
硬貨処理機本体31の台車装填部34には、金種別の金箱35が搭載された台車33が挿入配置されている。
【0037】
硬貨処理機本体31の投入口32に投入された硬貨は、硬貨処理機本体31内で識別計数されて金種別に分類され、台車33に搭載されている金種別の金箱35に収納される。
【0038】
そして、ある金種の金箱35が満杯になれば、硬貨処理機本体31内で識別計数および分類の処理を一時中止する。
【0039】
硬貨処理機本体31から台車33を引き出し、台車33上の回収する金箱35の位置をこの台車33の引出領域56の一側面側に臨んで設けられた導入移送部52の導入口57に合わせる。
【0040】
台車33上の回収する金箱35を、台車33の一側面側から導入口57に向けて押し出し、導入移送部52の移送面53に載り移らせる。このとき、台車33の搭載面39に搭載されている金箱35は送出手段41のローラ42または低摩擦シート43で支持されているため、ローラ42であればこのローラ42の回転によって金箱35を移動でき、低摩擦シート43であればこの低摩擦シート43上を滑らせて金箱35を移動でき、硬貨が満杯に収納された金箱35でも容易に押し出すことができる。また、導入移送部52の移送面53が台車33の搭載面39と略同一高さに位置しているため、台車33から押し出される金箱35を導入移送部52の移送面53に載り移らせることができる。
【0041】
なお、台車33から複数の金箱35を回収する場合には、次に回収する金箱35の位置をこの台車33の引出領域56の一側面側に臨んで設けられた導入移送部52の導入口57に合わせ、上述したように、台車33の一側面側から導入口57に向けて押し出し、導入移送部52の移送面53に載り移らせる。
【0042】
導入移送部52の移送面53に載り移った金箱35を、この金箱35の一側面側を先頭として導入移送部52内を押しながら移動させて主移送部51に合流させる。このとき、導入移送部52がカーブコンベヤであるとともに金箱35の移送方向と交差する両側面を移送ガイド60でガイドするため、この導入移送部52のカーブに沿って金箱35を移動させるだけで、主移送部51に合流させる方向に向けて方向変換し、主移送部51に合流させることができる。
【0043】
主移送部51に合流した金箱35は、金箱35の一側面側を移送方向へ向け、主移送部51の駆動によって下流の袋取りエリア13に移送する。このとき、金箱35の移送方向と交差する両側面を移送ガイド61でガイドする。
【0044】
また、台車33上の空いたスペースには空の金箱35を搭載し、台車33を硬貨処理機本体31の台車装填部34に挿入し、硬貨処理機本体31での識別計数および分類の処理を再開する。
【0045】
このように、金箱35の回収時には、硬貨処理機本体31から台車33を引き出し、台車33上の回収する金箱35の位置をこの台車33の引出領域36の一側面側に臨んで設けられた金箱移送装置19の導入口57に合わせ、台車33の送出手段41で支持された金箱35を一側面側から導入口57に送出し、この導入口57に台車33の一側面側から送出される金箱35を受入可能とする高さ位置に設けられた移送面53に載り移らせ、移送面53上の金箱35を移送するため、金箱35を持ち上げる作業が発生せず、金箱35の回収作業を容易にできる。
【0046】
また、金箱移送装置19では、金箱35の移送方向と交差する両側面を移送ガイド60,61でガイドするため、金箱35を単体で移送でき、従来のように搬送媒体を用いる必要がなく、そのため、搬送媒体の準備および保管や、袋取りエリア13に移動した搬送媒体の精算エリア12への返却といった取り扱いが必要なく、この点でも金箱35の回収作業を容易にできる。
【0047】
また、金箱移送装置19では、主移送部51に対して金箱35を合流させる複数の導入移送部52を有しているため、複数の導入移送部52に対応して複数の硬貨処理機17が設置可能で、処理能力の向上に対応できる。
【0048】
なお、金箱移送装置19の導入移送部52は、カーブコンベヤに限らず、金箱35の向きを方向変換して主移送部51で移送できれば、どのような形式のコンベヤでも用いることができる。
【0049】
【発明の効果】
請求項1記載の硬貨処理機の金箱回収システムによれば、硬貨処理機本体から台車を引き出し、台車上の回収する金箱の位置をこの台車の引出領域の一側面側に臨んで設けられた金箱移送装置の導入口に合わせ、台車の送出手段で支持された金箱を一側面側から導入口に送出し、この導入口に台車の一側面側から送出される金箱を受入可能とする高さ位置に設けられた移送面に載り移らせ、移送面上の金箱を移送するため、金箱を持ち上げる作業が発生せず、金箱の回収作業を容易にできる。
【0050】
請求項2記載の硬貨処理機の金箱回収システムによれば、請求項1記載の硬貨処理機の金箱回収システムの効果に加えて、金箱移送装置では、金箱の並設方向と交差する一側面側を移送方向へ向けて移送し、この金箱の移送方向と交差する両側面を移送ガイドでガイドするため、金箱を単体で移送できる。
【0051】
請求項3記載の硬貨処理機の金箱回収システムによれば、請求項1または2記載の硬貨処理機の金箱回収システムの効果に加えて、金箱移送装置では、金箱を移送する主移送部と、金箱を導入口から主移送部に合流させる複数の導入移送部とを有しているため、複数の導入移送部に対応して複数の硬貨処理機が設置可能で、処理能力の向上に対応できる。
【0052】
請求項4記載の硬貨処理機の金箱回収システムによれば、請求項3記載の硬貨処理機の金箱回収システムの効果に加えて、導入移送部が導入口から主移送部の移送方向に向かってカーブしたカーブコンベヤであり、カーブコンベヤに沿って金箱を移送するだけで主移送部に合流させることができる。
【0053】
請求項5記載の硬貨処理機の金箱回収システムによれば、請求項1ないし4いずれか記載の硬貨処理機の金箱回収システムの効果に加えて、送出手段が金箱の送出方向に回転可能とする複数のローラであり、このローラの回転によって金箱を容易に送出できる。
【0054】
請求項6記載の硬貨処理機の金箱回収システムによれば、請求項1ないし4いずれか記載の硬貨処理機の金箱回収システムの効果に加えて、送出手段が台車の上面に設けられた低摩擦シートであり、この低摩擦シート上を滑らせて金箱を容易に送出できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示す硬貨処理機の金箱回収システムの一部の斜視図である。
【図2】同上硬貨処理機の金箱回収システムの一部の平面図である。
【図3】同上硬貨処理機の金箱回収システムの送出手段としてローラを用いた台車の斜視図である。
【図4】同上硬貨処理機の金箱回収システムの送出手段として低摩擦シートを用いた台車の斜視図である。
【図5】同上硬貨処理機の金箱回収システムを適用した現金処理センタの平面図である。
【図6】従来の硬貨処理機の金箱回収システムの斜視図である。
【符号の説明】
17 硬貨処理機
19 金箱移送装置
26 金箱回収システム
31 硬貨処理機本体
33 台車
35 金箱
41 送出手段
42 ローラ
43 低摩擦シート
51 主移送部
52 導入移送部
53 移送面
57 導入口
60,61 移送ガイド

Claims (6)

  1. 硬貨を複数の金箱に分類収納する硬貨処理機と、この硬貨処理機から回収する硬貨を収納した金箱を移送する金箱移送装置とを備えた硬貨処理機の金箱回収システムであって、
    前記硬貨処理機は、硬貨を処理する硬貨処理機本体、複数の金箱が並んで搭載されこれら金箱の並設方向に硬貨処理機本体から引出可能とする台車、およびこの台車上に搭載される各金箱を並設方向と交差する一側面側へ送出可能に支持する送出手段を有し、
    前記金箱移送装置は、前記台車の引出領域の一側面側に臨んで設けられた導入口、およびこの導入口に前記台車の一側面側から送出される金箱を受入可能とする高さ位置に設けられ金箱を載せて移送する移送面を有している
    ことを特徴とする硬貨処理機の金箱回収システム。
  2. 金箱移送装置は、金箱の並設方向と交差する一側面側を移送方向へ向けて移送し、かつ、この金箱の移送方向と交差する両側面をガイドする移送ガイドを有している
    ことを特徴とする請求項1記載の硬貨処理機の金箱回収システム。
  3. 金箱移送装置は、金箱を移送する主移送部と、金箱を導入口から主移送部に合流させる複数の導入移送部とを有している
    ことを特徴とする請求項1または2記載の硬貨処理機の金箱回収システム。
  4. 導入移送部は、導入口から主移送部の移送方向に向かってカーブしたカーブコンベヤである
    ことを特徴とする請求項3記載の硬貨処理機の金箱回収システム。
  5. 送出手段は、金箱の送出方向に回転可能とする複数のローラを有している
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の硬貨処理機の金箱回収システム。
  6. 送出手段は、台車の上面に設けられた低摩擦シートを有している
    ことを特徴とする請求項1ないし4いずれか記載の硬貨処理機の金箱回収システム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2010231468A (ja) * 2009-03-27 2010-10-14 Laurel Precision Machines Co Ltd 硬貨収納箱回収システム
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