JP4068772B2 - 自動分析装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、自動分析装置に関し、特に、制御部に設けられたプログラムにしたがって多数の検体が分析部において順次分析され、その分析結果が表示部の表示画面上に表示されるように構成された自動分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
前記自動分析装置の一つに、血液などの検体を分析するための化学発光酵素免疫測定装置がある。そして、この化学発光酵素免疫測定装置においては、その分析に際して、標識試薬や基質試薬や発光試薬など測定項目に応じて各種の試薬を、検体を収容した固相チューブ(サンプル容器)内に分注することが行われるが、例えば特開平10−311837号公報に開示されるように、試薬を収容した複数の試薬容器を保持する試薬ストッカーが、試薬の種類別に装置本体上に搭載されている。
【0003】
また、前記化学発光酵素免疫測定装置においては、検体はそれぞれ独立した複数の固相チューブに分注され、例えば2ステップサンドイッチ法による酵素免疫測定は次のようにして行われる。
【0004】
すなわち、
(1)まず、測定項目に応じた抗体が内壁に塗布された固相チューブをインキュベータにセットし、この固相チューブ内に検体を分注し、体温程度の恒温下で所定時間振とうを行って免疫第1反応を起こさせる。
(2)次に、前記固相チューブにバッファ液を注入してB/F分離を行った後に、測定項目に応じた一定量の標識試薬を添加して、所定時間振とうを行って免疫第2反応を起こさせる。
(3)そして、前記固相チューブにバッファ液を注入してB/F分離を行った後に、測定項目に応じた一定量の基質試薬を添加し、所定時間振とうを行って酵素反応を起こさせる。
(4)前記酵素反応によって固相チューブ内に生成した酵素反応液を、発光試薬が分注された化学発光検出部の測光セル内に供給し、発光反応を起こさせて、この発光反応時の発光量を電気的に測定し、その測定によって得られる電気信号をコンピュータで演算処理することにより酵素免疫の分析が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上記従来の化学発光酵素免疫測定装置においては、上記酵素免疫の分析に用いる各種の試薬の有無や試薬の残量などの在庫確認を、メニュー方式を用い、キーボード操作によって行ったり、あるいは、試薬容器の蓋の開閉動作によって試薬の交換を行ったものと擬制し、在庫確認のシーケンスを行うなどしていた。しかし、上記前者の手法では在庫確認に時間がかかり、また、後者の手法では必要ではないときにも在庫確認を行うといった問題があった。
【0006】
そして、上記従来の化学発光酵素免疫測定装置においては、検体登録を行った後、反応が開始すると、測定状態の情報は、測定結果が出るまで全く知ることができなかった。そして、検体を分注した後、必要のない検体容器を取り出そうとする場合、全ての検体容器についてサンプリングが完了した後でないと、当該不要の検体容器を除去することができず、このため、緊急測定など飛び込みに即座に対応することができなかった。
【0007】
なお、上述のような問題は、独り化学発光酵素免疫測定装置のみならず、制御部に設けられたプログラムにしたがって多数の検体が分析部において順次分析され、その分析結果が表示部の表示画面上に表示されるように構成された他の自動分析装置においても同様に生じているところである。
【0008】
この発明は、上述の事柄に留意してなされたもので、その第1の目的は、試験員などオペレータにとって必要なときに、試薬の在庫確認を簡単に行うことができるようにした自動分析装置を提供することであり、その第2の目的は、検体の測定の進行状況を、オペレータが常に容易に把握することができるようにした自動分析装置を提供することである。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記第1の目的を達成するため、この出願の第1の発明は、装置本体に、複数種の試薬を収容する試薬容器の複数個を収容する試薬ストッカー及び前記複数種の試薬を貯蔵する試薬貯蔵ボトルが搭載されており、制御部に設けられたプログラムにしたがって検体が分析部に順次供給されて分析され、その分析結果が表示部の表示画面上に表示されるように構成された自動分析装置において、前記表示部の表示画面上に、装置本体に搭載の前記試薬ストッカー及び複数種の試薬貯蔵ボトルとそれぞれ相似形の図形が表わされるとともに、試薬ストッカー内における各試薬の配置情報、管理番号、残数、及び、試薬貯蔵ボトル内の残量が模式的に表わされた在庫画面が表示され、かつ、その表示された在庫画面上において状態確認したい試薬を指定することにより、当該試薬の在庫確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるように構成されていることを特徴としている(請求項1)。
【0010】
上記第1の発明においては、装置本体に搭載されている試薬の配置情報、管理番号、在庫量が表示画面上に模式的に表示されるので、試験員などオペレータが確認したいと思う試薬を確実に指定することができ、その指定に基づいて試薬の在庫確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるので、試薬の在庫状況を一目で把握することができる。
【0011】
そして、上記第2の目的を達成するため、この出願の第2の発明は、装置本体に、複数種の試薬を収容する試薬容器の複数個を収容する試薬ストッカー及び前記複数種の試薬を貯蔵する試薬貯蔵ボトルが搭載されており、制御部に設けられたプログラムにしたがって検体が分析部に順次供給されて分析され、その分析結果が表示部の表示画面上に表示されるように構成された自動分析装置において、前記表示部の表示画面上に、装置本体に搭載の前記試薬ストッカー及び複数種の試薬貯蔵ボトルとそれぞれ相似形の図形が表わされるとともに、試薬ストッカー内における各試薬の配置情報、管理番号、残数、及び、試薬貯蔵ボトル内の残量が模式的に表わされた在庫画面が表示され、かつ、その表示された在庫画面上において状態確認したい試薬を指定することにより、当該試薬の在庫確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるように構成するとともに、試薬の在庫確認動作終了後の測定時には、装置本体に搭載されている検体の測定における進行状況が前記表示部の表示画面上に表示されるように構成されていることを特徴としている(請求項2)。
【0012】
上記第2の発明においては、試薬の在庫状況を表示画面上で一目で把握することができるだけでなく、測定時には装置本体に搭載されている検体の測定における進行状況が表示画面上に表示されるので、オペレータはどの検体が測定においてどの状態にあるのかを目視により容易に把握することができる。
【0013】
【0014】
さらに、前記制御部および表示部を装置本体内に組み込み、表示部の表示画面を装置本体の前面に形成した場合(請求項3)、装置全体がコンパクトになり、操作性および視認性がより向上する。
【0015】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。この出願の第1および第2の発明を説明する前に、自動分析装置としての化学発光酵素免疫測定装置の構成および動作について、図1〜図5を参照しながら説明する。図1は化学発光酵素免疫測定装置(以下、単に測定装置という)の外観を示す斜視図、図2はこの測定装置をその上部ケースを透視して示す斜視図、図3はこの測定装置の要部の概略構成を示す平面図、図4はインキュベータの一例を示す平面図、図5はインキュベータにおける固相チューブの流れを示す図である。
【0016】
まず、図1〜図3において、1は装置本体の下部ケースで、その前面側下部には、フルキーボード2が挿抜自在に収納されるとともに、外部メモリとしてのフロッピーディスクを装着するためのフロッピーディスク装着部3が形成されている一方、後部側には、出力装置としてのプリンタ4が設けられている。そして、この下部ケース1の前面には、入力操作およびカラー表示が可能な例えばタッチパネル方式の液晶パネルよりなる表示部5が形成されており、この表示部5の裏面側には、装置全体を制御し、各種の演算を行う制御部6が設けられ、この制御部6には、各種の測定項目に応じた測定の手順に関するプログラムが設けられるとともに、各種の演算プログラムが格納されている。なお、7は下部ケース1の後部において開閉可能に枢着された上部ケースである。
【0017】
そして、図2および図3において、8は下部ケース1の上面に形成される分析部で、大略、次のような各部からなる。すなわち、9は固相チューブストッカーで、例えばターンテーブルよりなり、図示していないステッピングモータによって回転駆動される。このターンテーブル9の上面には、平面形状方形の容器収容部9aと平面形状三角形の容器収容部9bとが交互にそれぞれ6個ずつ形成されており、容器収容部9aには、測定項目に応じた抗体が内壁に塗布されるとともにバッファ液を収容した複数種の固相チューブ10aが種類別に収容されている。また、容器収容部9bには、希釈時に用いる希釈チューブ10bが収容されている。そして、11はバーコードリーダで、容器収容部9aに付設されたバーコード部12を読み取るように構成されている。
【0018】
13は検体ストッカーで、例えばターンテーブルよりなり、図示していないステッピングモータによって回転駆動される。このターンテーブル13の上面には、複数の収容部13aに区画され、これらの収容部13aに試料としての検体を収容した複数の検体容器14が収容されている。
【0019】
15は標識試薬ストッカーで、例えばターンテーブルよりなり、図示していないステッピングモータによって回転駆動される。このターンテーブル15には、複数(例えば8個)の収容部15aが回転軸を中心にして放射状に形成され、これらの収容部15aに各種の成分と反応する各種の標識試薬を収容した標識試薬容器16が収容されている。そして、17はバーコードリーダで、各収容部15aの外側面に付設された標識試薬の内容を表すバーコード部(図示していない)を読み取るように構成されている。なお、18は冷却装置を備えたハウジングである。
【0020】
19はインキュベータで、前記固相チューブストッカー9、検体ストッカー13、標識試薬ストッカー15および後述する化学発光検出部32のいずれにも近い位置に設けられている。このインキュベータ19は、図4および図5に示すように、例えば平面視矩形状の恒温ブロック20内の凹部内に、回転体21a,21b、22a,22bにそれぞれ掛け渡され、互いに同期して同方向に回転(移動)する2つのエンドレスの搬送ベルト23,24を設け、各搬送ベルト23,24に等間隔に複数の容器保持部25を設けるとともに、前記凹部の底面にヒータ(図示していない)を設けてインキュベータ19全体を所定の恒温下に置くように構成されている。
【0021】
そして、図4および図5において、26,27は隣り合う搬送ベルト23,24間に配置された容器受け渡し手段である。また、28,29は恒温ブロック20に形成された固相チューブ供給部、固相チューブ取り出し部であり、固相チューブ取り出し部29には容器排出部材30および容器廃棄部31が設けられている。
【0022】
再び図2および図3において、32は化学発光検出部で、図示は省略しているが、測光セルが積分球状に加工され、適宜温度に温調されたセルホルダに保持されるように設けられ、測光セルの左右両側にはそれぞれ低感度の光電子増倍管および高感度の光電子増倍管が設けられている。
【0023】
そして、図2および図3において、33は希釈用ロータ、34は後述する第2、第3ノズルユニット37,38用洗浄ポットで、これらは固相チューブストッカー9、検体ストッカー13、標識試薬ストッカー15およびインキュベータ19に囲まれた部分に設けられている。また、35は真空チャックを備えたハンドリングユニットで、固相チューブストッカー9にストックされた固相チューブ10aを、容器供給部28を経てインキュベータ19の容器保持部25に送り込むためのものである。
【0024】
また、図2および図3において、36は第1ノズルユニットで、容器保持部25に保持された固相チューブ10aのシールをブレークして内部のバッファ液を吸引するためのノズル(図示していない)を備えている。37,38は第2および第3のノズルユニットで、バッファ液吸引後の固相チューブ10aに検体を分注するためのノズル(図示していない)を備えている。39は標識試薬容器16内の標識試薬を固相チューブ10aに分注するためのノズル(図示していない)を備えた第4ノズルユニットである。
【0025】
さらに、図2および図3において、40,41は第1および第2の洗浄ノズルユニットで、それぞれのノズルユニット40,41には2連の洗浄ノズルが組み込まれ、いずれも洗浄用バッファ液の吸排液ノズル(図示していない)を備えており、第2洗浄ノズルユニット41は、基質試薬の分注ノズル(図示していない)を備えている。42は試料取り出しノズル(図示していない)を備えた第5ノズルユニットで、所定の酵素反応を完了した反応液を化学発光検出部32の測光セルに供給する。43は測光セル内に発光試薬と洗浄液とを順次に供給する第6ノズルユニットで、発光試薬供給用および洗浄液供給用のノズル(図示していない)を備えている。
【0026】
そして、図2において、44は基質液貯蔵ボトル、45は発光試薬貯蔵ボトル、46は緩衝液貯蔵ボトル、47は蒸留水貯蔵ボトル、48は洗浄用蒸留水貯蔵ボトル、49は洗浄水貯蔵ボトルである。また、50は定注器、51は切換え弁である。
【0027】
上述のように構成された化学発光酵素免疫測定装置において、例えば2ステップサンドイッチ法の酵素免疫分析は次のようにして行われる。すなわち、ハンドリングユニット35によって、固相チューブストッカー9にストックされた固相チューブ10aを、容器供給部28を経て搬送ベルト23の容器保持部25に供給し、第1ノズルユニット36によって、この固相チューブ10aのシールをブレークし、内部のバッファ液を吸引させる。一方、第2または第3のノズルユニット37,38によってバッファ液吸引後の固相チューブ10aに検体を分注させる。
【0028】
以上の工程は、インキュベータ19の搬送ベルト23,24が所定の時間単位(例えば30秒)毎に間欠移動される度に、繰り返し行われ、最終的には、固相チューブ10aが容器取り出し部29にまで搬送されて、これが容器廃棄部31に押し出されて廃棄されるのであり、この間に、搬送ベルト23,24の往動移動によって固相チューブ10aが振動し、固相チューブ10a内の試料が振とうされるものであり、例えば30秒中5秒間搬送ベルト23,24を3mm幅程度で約10Hzで前後移動して振動し、恒温下での所定時間(例えば15分間)にわたる固相チューブ10aの振とうにより、この固相チューブ10a内の試料に免疫第1反応を起こさせる。
【0029】
前記免疫第1反応後、それぞれ搬送ベルト23,24による固相チューブ10aの1ピッチ当たりの間欠移動の間の時間内(例えば10秒間)で、B/F分離と標識試薬の分注を行わせるのであって、恒温下での所定時間(例えば15分間)にわたる振とうにより、固相チューブ10a内の試料に免疫第2反応を起こさせるのである。すなわち、第1洗浄ノズルユニット40によって洗浄用バッファ液を固相チューブ10aに供給しつつ、このバッファ液とともに固相チューブ10a内の未反応液を吸引廃棄させ、このB/F分離後に、測定項目に応じた一定量の標識試薬を、第4ノズルユニット39のノズルによって固相チューブ10aに分注させ、この免疫第2反応後に、第2洗浄ノズルユニット41によって洗浄用のバッファ液を固相チューブ10aに供給しつつ、このバッファ液とともに固相チューブ10a内の未反応液を吸引廃棄させる。
【0030】
次いで、前記B/F分離後に、一定量の基質試薬を、第2洗浄ノズルユニット41のノズルによって固相チューブ10aに分注させて、今度は、所定時間(例えば15分間)にわたる振とうにより、固相チューブ10a内の試料に酵素反応を起こさせ、この反応によって固相チューブ10a内には酵素反応による生成物(例えば過酸化水素)が発生する。この酵素反応液を第5ノズルユニット42によって一定量分取し、化学発光検出部32の測光セルに分注する。この測光セルには、第6ノズルユニット43の発光試薬供給ノズルによって発光試薬が予め分注されている。そして、測光セル内で発光試薬と酵素反応液とが混合し、化学発光反応を生ずる。このときの化学発光量は光電子増倍管で測定され、その出力値をコンピュータで演算処理することにより、酵素免疫反応を介して得られる抗原または抗体の濃度が得られる。なお、試料分取後の固相チューブ10aは、搬送ベルト23の容器取り出し部29から容器廃棄部31に押し出され、廃棄される。
【0031】
上述のように、この発明の化学発光酵素免疫測定装置において、例えば2ステップサンドイッチ法による酵素免疫の分析を行う場合、検体はそれぞれ独立した複数の固相チューブ10aに分注され、上述したような手順で測定工程が順次進むが、2ステップサンドイッチ法においては、一つの検体はその測定の終了に45分間かかる。つまり、固相チューブ10aをインキュベータ19に供給し、この固相チューブ10aに検体を分注してから、その固相チューブ10a内において、免疫第1反応、免疫第2反応、酵素反応が順次行われ、さらに、酵素反応による液を発光試薬が分注された測光セル内に供給して発光反応を起こさせるまでに、45分間を要する。したがって、インキュベータ19に1番目の固相チューブ10aを供給して以後、例えば30秒間隔で固相チューブ10aをインキュベータ19に供給し続けていくと、1番目の固相チューブ10a内の試料が測光セル内において発光反応が生ずる46.5分後には、93番目の固相チューブ10aがインキュベータ19に供給されることとなる。そして、前記1番目の発光反応について測光し、その発光量を測定する。
【0032】
そこで、測定の登録を行った検体について、その測定開始時点、上記の例では固相チューブ10aをインキュベータ19に供給した時点からの経過時間によって、各検体について「未測定」、「測定中」、「測定終了」に区別することができ、「未測定」は、測定登録されているが、インキュベータ19に供給されてない状態、「測定中」は、反応後の液が発光セルに供給されるまでの状態、「測定終了」は、発光セルにおいて、測光し、その発光量が測定された状態をいう。このように、検体の測定における進行状態は、時間の経過状態をみることによって把握することができる。
【0033】
また、上記化学発光酵素免疫測定装置において用いられる試薬は、その測定項目に応じて、一つの検体の測定に使用される量は定められている。したがって、この使用量に使用回数を乗ずることにより、同一測定項目の測定を複数の検体について測定した場合における試薬の消費量が求められる。そして、ある検体グループの複数の検体について測定を開始する前には、どの検体がどの測定項目について測定を行うかは制御部6のRAM内に登録される。したがって、一つのロットにおいて、多種の測定項目について測定が行われるような場合にも、前記(使用量)×(使用回数)といった演算を行うことにより、試薬ごとに消費量を求めることができる。
【0034】
今、ある測定項目の測定に用いられる試薬が測定開始前に、容器に満杯収容されていたとし、これを当初値とする。この当初値から前記消費量を差し引くことにより、前記測定項目の測定を所定量の検体について測定した後の試薬残量が得られ、これを次の測定開始前における新しい当初値となる。以下、この手順を全ての試薬について行うことにより、各試薬の残量確認を行うことができる。
【0035】
そこで、主として図6以下の図面を参照しながら、第1および第2の発明についてそれぞれ詳細に説明する。図6以下の図面は、入力操作およびカラー表示が可能な例えばタッチパネル方式の液晶パネルよりなる表示部5における画面を示している。
【0036】
まず、第1の発明について説明すると、図6はシステムレディー画面(メイン画面)60の一例を示し、このメイン画面60には、装置本体に搭載されている試薬の項目名と、その項目の測定情報が表示される。すなわち、項目名、ロット番号、測定可能数、検量線の有無、標識試薬の総残量および固相チューブの総残量をそれぞれ表す欄が設けられる、この図において示される測定項目は、FER(フェリチン)、TBG(サイロキシン結合グロブリン)、T4(総サイロキシン)、AFP(α−フェトプロテイン)、CEA(癌胎児性抗原)である。そして、この画面には、基質液、発光液、緩衝液、洗浄液、蒸留水、廃液の各タンクの残量アラームのインジケータ61や、在庫、モニタ、登録、較正、設定、メンテナンス、データ、終了、ポーズ、プリントなどの各操作キー62が設けられている。
【0037】
そして、測定を行う前には、試薬の在庫状況を確認し、不足している場合には不足分を追加する必要があるが、前記図6に示したメイン画面において、在庫キーを操作することにより、図7に示すような在庫画面63が表示される。そして、この在庫画面63において符号64,65を付した図形は、図2および、図3に示した装置本体における固相チューブストッカー9および標識試薬ストッカー15を模式的に表すものであるが、実際のストッカー9,15とそれぞれ相似形に表されている。また、在庫画面63において符号66,67を付した図形は、それぞれ基質液、発光液を収容するボトルと相似形に表されている。
【0038】
そして、前記在庫画面63においては、固相チューブ10a、希釈チューブ10b、標識試薬、各種の基質液、各種の発光液の詳しい在庫状況を見ることができる。すなわち、
・固相チューブ10aについては、項目名、有効期限(1ヵ月前から日付が赤色反転表示される)、残チューブ数(実際に使用された時点で減る)、ロット番号、シリアル番号が表示される。
・希釈チューブ10bについては、総残数が表示される。
・標識試薬については、設置されている各ボトルの項目名、検量線情報(標準/多点)、残量(回数)(実際に使用された時点で減る)、ロット番号、シリアル番号がそれぞれ表示される。
・基質液については、残量(回数)(実際に使用された時点で減る)、ロット番号、シリアル番号、有効期限(1ヵ月前から日付が赤色反転表示される)が表示される。
・発光液については、残量(回数)(実際に使用された時点で減る)、ロット番号、シリアル番号、有効期限(1ヵ月前から日付が赤色反転表示される)が表示される。
【0039】
そして、前記在庫画面63を見て、固相チューブ10aや希釈チューブ10bあるいは、各種の基質液、各種の発光液を追加したり、取り除いたりする場合には、在庫画面63において、以下の手順で在庫の更新を行う。すなわち、
(1)チューブや試薬を追加したり取り除く。
(2)更新するチューブや試薬を画面において選ぶ。
(3)自動的に在庫センス(在庫有無や個数の確認動作)が始まり、在庫数が更新される。
【0040】
図8(A),(B)は、それぞれ、固相・希釈チューブのセンスレディー画面、標識試薬のセンスレディー画面を示し、同図(C)は、基質液貯蔵ボトルAのセンス中画面を示している。
【0041】
上述したように、第1の発明においては、装置本体に搭載されている固相チューブストッカー9、標識試薬ストッカー15及び基質液、発光液など試薬を収容するボトルと相似形の図形とともに、試薬の配置情報、管理番号、在庫量が表示画面上に模式的に表示されるので、試験員などオペレータが確認したいと思う試薬を確実に指定することができ、その指定に基づいて試薬の確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるので、試薬(チューブをも含む)の在庫状況を一目で把握することができる。したがって、第1の発明によれば、在庫確認を短時間で行えるとともに、必要なときに確実に在庫確認を行うことができる。
【0042】
次に、第2の発明について説明する。前記試薬等の確認が終了すると、測定に入るわけであるが、この測定の前準備として、測定の登録を行う必要がある。図9は登録画面70の一例を示し、この画面70には測定の登録および登録情報が表示される。この画面70には、登録入力したデータの送信、測定の開始を行うための開始キー、至急測定の登録を入力するための至急キー、測定登録の入力モードを設定するための入力キーを始めとして各種のキーが設けられている。また、画面70の左側の表71には、登録される検体が、検体の識別コードを表すID、検体がターンテーブル8において収容されている位置、測定項目名などとともに表示できるように構成されている。
【0043】
そして、測定の登録は、前記入力キーによって開始され、位置や項目名などが図10において符号72で表される仮想キーを用いて入力される。図11は登録中を表示する画面の例を示している。なお、図10の登録画面70において、送信前の登録は反転無しであるが、送信登録済のものは青色反転で表示される。
【0044】
そして、前記開始キーで入力した登録が正式に受け付けられ、装置の機構部の初期化に続いて測定が開始される。図12は測定開始直後の画面73を表しており、サンプリングが終了した検体については、表71の番号1,2の横に示すように、○印74が表示される。そして、それ以外のサンプリングが終了していない検体については、前記○印が表示されることはない。
【0045】
そして、時間が経過して、測定が終了し、結果が出た検体については、図13におけるモニター画面(結果表示画面)75に示すように、◎印76が付される。なお、この他、図示してないが、エラーが発生し、サンプリングは終了したが結果が出なかった検体には、例えば●印を付したり、あるいは、エラーが発生し、サンプリングもせずに測定が終了した検体には−を付すようにしてもよい。
【0046】
上述したように、第2の発明においては、装置本体に搭載されている検体の測定における進行状況が表示画面上に表示されるので、オペレータはどの検体が測定においてどの状態にあるのかを目視により容易に把握することができる。したがって、検体の測定状態が各検体ごとに確実に把握できるとともに、緊急測定など飛び込みに即座に対応することも可能になり、効率のよい測定を行うことができる。
【0047】
そして、上記化学発光酵素免疫測定装置において、表示画面上に、装置本体に搭載されている試薬の配置情報、管理番号、在庫量が模式的に表示され、状態確認したい試薬が表示画面上において指定されると、当該試薬の確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるように構成するとともに、前記表示画面上に、装置本体に搭載されている検体の測定における進行状況が表示されるように構成してあってもよく、このようにした場合、使い勝手がより向上する。
【0048】
また、上記化学発光酵素免疫測定装置において、制御部6および表示部5を装置本体内に組み込み、表示部5の表示画面を装置本体の前面に形成した場合、装置全体がコンパクトになり、操作性および視認性がより向上する。
【0049】
さらに、上記化学発光酵素免疫測定装置においては、表示部5の表示画面が入力操作が可能なタッチパネル方式であったが、これに限られるものではなく、マウスやトラックボールなど適宜のポインティング装置によって、表示画面上を指示できるようにしてあってもよい。
【0050】
上述の実施の形態においては、自動分析装置として化学発光酵素免疫測定装置を例に挙げてこれについて詳しく説明しているが、この発明は、他の自動分析装置においても同様に適用できることはいうまでもない。
【0051】
【発明の効果】
以上説明したように、請求項1に記載の自動分析装置によれば、装置本体に搭載の試薬ストッカー及び複数種の試薬貯蔵ボトルとそれぞれ相似形の図形とともに、試薬ストッカー内における各試薬の配置情報、管理番号、残数、及び、試薬貯蔵ボトル内の残量が模式的に表わされた在庫画面が表示されるので、試験員などオペレータが確認したいと思う試薬を確実に指定することができ、その指定に基づいて試薬の在庫確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるので、試薬やチューブなどの在庫状況を一目で把握することができる。したがって、この発明の自動分析装置によれば、在庫確認を短時間で行えるとともに、必要なときに確実に在庫確認を行うことができる。
【0052】
そして、請求項2に記載の自動分析装置によれば、請求項1による在庫確認動作後の測定時に装置本体に搭載されている検体の測定における進行状況が表示画面上に表示されるので、オペレータはどの検体が測定においてどの状態にあるのかを目視により容易に把握することができる。したがって、この発明の自動分析装置によれば、在庫確認とともに検体の測定状態が各検体ごとに確実に把握できるとともに、緊急測定など飛び込みに即座に対応することも可能になり、効率のよい測定を行うことができて、使い勝手の一層の向上を図ることができる。
【0053】
また、請求項3に記載の自動分析装置によれば、装置全体がコンパクトになり、操作性および視認性がより向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の自動分析装置の外観を示す斜視図である。
【図2】 前記自動分析装置をその上部ケースを透視して示す斜視図である。
【図3】 前記自動分析装置の要部の概略構成を示す平面図である。
【図4】 前記インキュベータの一例を示す平面図である。
【図5】 前記インキュベータにおける固相チューブの流れを示す図である。
【図6】 表示部におけるメイン画面の一例を示す図である。
【図7】 表示部における在庫画面の一例を示す図である。
【図8】 (A)は表示部における固相・希釈チューブのセンスレディ−画面の一例を示す図、(B)は表示部における標識試薬のセンスレディ−画面の一例を示す図、(C)は表示部における基質液ボトルのセンス中画面の一例を示す図である。
【図9】 表示部における登録画面の一例を示す図である。
【図10】 表示部における検体入力中画面の一例を示す図である。
【図11】 表示部における登録中を表示する画面の一例を示す図である。
【図12】 表示部における測定開始直後の画面の一例を示す図である。
【図13】 表示部におけるモニター画面の一例を示す図である。
【符号の説明】
5…表示部、6…制御部、8…分析部、15…標識試薬ストッカー、44〜49…試薬貯蔵ボトル。
Claims (3)
- 装置本体に、複数種の試薬を収容する試薬容器の複数個を収容する試薬ストッカー及び前記複数種の試薬を貯蔵する試薬貯蔵ボトルが搭載されており、制御部に設けられたプログラムにしたがって検体が分析部に順次供給されて分析され、その分析結果が表示部の表示画面上に表示されるように構成された自動分析装置において、
前記表示部の表示画面上に、装置本体に搭載の前記試薬ストッカー及び複数種の試薬貯蔵ボトルとそれぞれ相似形の図形が表わされるとともに、試薬ストッカー内における各試薬の配置情報、管理番号、残数、及び、試薬貯蔵ボトル内の残量が模式的に表わされた在庫画面が表示され、かつ、その表示された在庫画面上において状態確認したい試薬を指定することにより、当該試薬の在庫確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるように構成したことを特徴とする自動分析装置。 - 装置本体に、複数種の試薬を収容する試薬容器の複数個を収容する試薬ストッカー及び前記複数種の試薬を貯蔵する試薬貯蔵ボトルが搭載されており、制御部に設けられたプログラムにしたがって検体が分析部に順次供給されて分析され、その分析結果が表示部の表示画面上に表示されるように構成された自動分析装置において、
前記表示部の表示画面上に、装置本体に搭載の前記試薬ストッカー及び複数種の試薬貯蔵ボトルとそれぞれ相似形の図形が表わされるとともに、試薬ストッカー内における各試薬の配置情報、管理番号、残数、及び、試薬貯蔵ボトル内の残量が模式的に表わされた在庫画面が表示され、かつ、その表示された在庫画面上において状態確認したい試薬を指定することにより、当該試薬の在庫確認動作が開始され、その確認結果が前記表示画面上に表示されるように構成するとともに、試薬の在庫確認動作終了後の測定時には、装置本体に搭載されている検体の測定における進行状況が前記表示部の表示画面上に表示されるように構成したことを特徴とする自動分析装置。 - 前記制御部および表示部が装置本体内に組み込まれ、表示部の表示画面が装置本体の前面に形成されている請求項1または2に記載の自動分析装置。
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