JP4052125B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、目的地までの経路案内を行なうナビゲーション装置に係り、特に交通情報を考慮した経路案内に関する。
【0002】
【従来技術】
近年、道路交通の円滑性、安全性の向上を目的とするVICS(Vehicle Information And Communication System)が渋滞情報や規制情報を始めとする交通情報の提供を開始した。これにより、VICSに対応したナビゲーション装置は光ビーコンや電波ビーコンあるいはFM多重放送を介して、受信ユニット等からVICS情報(交通情報)を受信し、取得した渋滞情報等に従って、渋滞箇所の位置及び距離等を特定することが可能となった。そして、事前に交通情報を地図画面に表示し、利用者に注意を促したり、渋滞路を迂回するような案内経路を設定することが可能となった。
【0003】
上記したVICSに対応したナビゲーション装置として、案内経路全体と共に渋滞情報を付加して表示することにより、予め経路全体の渋滞情報を通知し、利用者の操作又は自動で渋滞回避路の検索を行なうナビゲーション装置がある(例えば、特許文献1参照。)。
【0004】
【特許文献1】
特開2002−71365号公報([0038]、図2、図3)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところが上記文献1に記載されているナビゲーション装置では、表示装置の表示範囲外に存在する渋滞や規制地点周辺の詳細情報を得たい時、適宜地図画面をスクロールさせる必要があった。このようなスクロール操作は煩雑であり、運転を行なっている利用者が操作することは好ましくなかった。
【0006】
また、上記ナビゲーション装置では渋滞路を全て回避するか否かの選択しかない。即ち、経路によっては渋滞路の中に目的地がある場合や、橋、トンネル、一本道などその渋滞路を通過しなければ非常に遠回りになってしまう場合、あるいは目的地到着に時間的な制約があり全工程所要時間が短くなるならば一時的に渋滞路を通ってでも早く目的地に着く必要がある場合等、複数ある渋滞路を全て回避するとその後の経路設定や目的地への到着に関して不都合が生じる可能性があった。
【0007】
本発明は上記問題に鑑みたもので、案内経路上の交通情報(渋滞情報や規制情報等)を比較的認識し易い態様で表示可能としたナビゲーション装置を提供することを目的とする。また、所望の交通情報に係る対象部分が選択的に回避できるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、請求項1に記載の発明では、設定された経路を目的地まで案内するナビゲーション装置において、情報取得手段によって提供されている交通情報を取得し、設定した経路上に存在する交通情報を情報抽出手段によって抽出する。しかる後、抽出した複数の交通情報を現在地から各交通情報までの距離と共に一覧手段によって一覧リストに処理し、その一覧リストを表示手段によって表示することを特徴とする。従って、設定した案内経路上の複数の交通情報を現在地から各交通情報までの距離と共に一覧リストで比較的認識し易く表示することが可能となる。
【0009】
また一覧リストに処理された交通情報は所望の順序に並べ替えられることを特徴とする。ここで「所望の順序」としては、現在位置若しくは出発地若しくは目的地に近い順とすることができる。
これにより、経路上に存在する交通情報は、複数の交通情報が抽出された際にも、所望の順序に並んでいるため、比較的認識し易くなる。
【0010】
さらに、請求項に記載の発明では、表示された一覧リストから選択した交通情報の詳細を表示することを特徴とする。よって、利用者は、任意の交通情報を選択し、一覧リストに記載されていない詳細情報の入手が可能となる。
【0011】
また、請求項に記載の発明によれば、一覧リストに表示された交通情報のうち、回避すべき交通情報が選択されると、選択された交通情報に係る対象部分を回避するような経路を再探索することを特徴とする。
従って、利用者は所望の交通情報に係る対象部分を選択的に回避する経路を設定することが可能となる。
また、請求項4に記載の発明では、設定された経路を目的地まで案内するナビゲーション装置において、情報取得手段によって提供されている交通情報を取得し、設定した経路上に存在する交通情報を情報抽出手段によって抽出する。しかる後、抽出した複数の交通情報を現在地から各交通情報までの距離と共に一覧手段によって一覧リストに処理し、その一覧リストを表示手段によって表示することを特徴とする。
従って、設定した案内経路上の複数の交通情報を現在地から各交通情報までの距離と共に一覧リストで比較的認識し易く表示することが可能となる。
また、一覧リストに表示された交通情報のうち、回避すべき交通情報が選択されると、選択された交通情報に係る対象部分を回避するような経路を再探索することを特徴とする。
従って、利用者は所望の交通情報に係る対象部分を選択的に回避する経路を設定することが可能となる。
【0012】
尚、交通情報は変化するものであり、経路を変更すれば、当然経路上の交通情報は変わる。そこで、請求項5に記載の発明によれば、一覧リストは経路探索の際のみでなく、新たな交通情報を取得した際や、経路が変更された際、或いは前回更新時から所定の時間が経過した際に更新されることを特徴とする。これにより、一覧リストをたびたび更新することが可能となり、最新の交通情報に基づいた経路の走行が可能となる。
【0013】
請求項6に記載の発明によれば、請求項3に記載のナビゲーション装置において、選択された交通情報の詳細を表示する際に、交通情報周辺の地図も表示されることを特徴とする。よって、選択された交通情報のより詳細な情報を得ることが可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】
図1は本発明による一実施の形態に係るナビゲーション装置の構成を示す構成図である。ナビゲーション装置は、位置検出器1、地図データ入力器6、操作スイッチ群7、制御回路8、外部メモリ9、表示装置10、外部情報入出力装置11、リモコンセンサ12、リモートコントロール端末(以下リモコンと略す)13、外部記憶装置14より構成されている。位置検出器1は何れも周知の地磁気センサ2、ジャイロスコープ3、距離センサ4、及び衛星からの電波に基づいて車両の位置を検出するGPS(Global Positioning System)のためのGPS受信機5を有している。これらのセンサ等2、3、4、5は各々が性質の異なる誤差を持っているため、複数のセンサにより各々補間しながら使用するように構成されている。尚、精度によっては上述した内の一部で構成してもよく、さらにステアリングの回転センサ、各転動輪の車輪センサ等を用いてもよい。位置検出器1によって、表示装置10に現在位置を示す車両現在位置マークを付加して表示することが可能となる。
【0016】
地図データ入力器6は、位置検出の精度向上のためのマップマッチング用データ、地図データ及び目印データを含む各種地図を表示するためのデータを制御回路8に入力する装置である。そして、制御回路8はコンピュータ手段を有して構成されるものであり、内部には周知のCPU、ROM、RAM、I/O及びこれらの構成を接続するバスラインが備えられている。制御回路8で処理された情報は、表示装置10によって報知する。
【0017】
表示装置10は液晶表示装置やCRT表示装置等を用いることができ、本発明における表示手段に相当する機能も有する。そして、地図データ入力器6より入力された地図データと、位置検出器1からの位置情報を基に生成する車両現在位置マークと、更に地図上に表示される案内経路等の付加データとを重ねて表示することが出きる。
【0018】
外部情報入出力装置11は、外部(例えばVICS・情報通信センター等のインフラ)から提供される交通情報等を受信し、必要に応じて外部へ情報を発信する装置である。具体的にはVICSユニットや携帯電話がこれに該当する。外部情報入出力装置11から受信した情報は、制御回路8で処理される。
【0019】
また、本ナビゲーション装置は従来のナビゲーション装置と同様に、リモコン13を介したリモコンセンサ12から、或いは操作スイッチ群7から経路探索の際の目的地設定など各種情報入力をすることができる。そして、操作スイッチ群7は、例えば表示装置10と一体になったタッチスイッチもしくはメカニカルなスイッチ等によって構成してもよい。
【0020】
外部記憶装置14は、HDDやフラッシュROM等の書き込み可能な記憶装置である。外部記憶装置14にはRAM等の外部メモリ9では記憶できない大量のデータや電源をOFFしても消去してはいけないデータを記憶したり、頻繁に使用するデータを地図データ入力器6からコピーして利用する等の用途がある。
【0021】
次に上記構成のナビゲーション装置を用いた一覧リストの表示に係るデータの流れについて、特に制御回路8内の構成を中心に、図2を用いて説明する。
【0022】
図2において、まず、外部インフラである情報通信センター15やVICSセンター16等から発信される交通情報を、外部情報入出力装置11(本発明における情報取得手段に相当)により受信する。ここで情報通信センター15は携帯電話網もしくは無線通信網を介して発信し、VICSセンター16はこの渋滞規制情報をFM多重放送、光ビーコン、もしくは電波ビーコン等を介して発信する。
【0023】
外部情報入出力装置11で受信した交通情報は制御回路8に出力され、制御回路8内の交通情報格納部17に格納される。この格納された交通情報は地図上のどの道路上に存在するのかを対応させるため、地図データ入力器6に記憶されている道路のリンク情報を用い、地図への対応づけを行なう。ここで言う「対応づけ」とは、例えば、渋滞規制の存在する道路に該当するVICSリンク情報が、地図データ内に格納される道路リンク情報のどれに該当するかを判定し、その結果をテーブル化して交通情報格納部17に格納する。
【0024】
一方、利用者から操作スイッチ群7またはリモコン13によって経路探索が指示されると、現在の自車位置、もしくは利用者から指定された任意の地点を出発地とし、利用者が指定した地点(例えば、自宅等)を目的地として経路計算が経路計算処理部18にて実行される。その結果は経路計算結果格納部19に格納される。なお、現在地の算出は位置検出器1から取得した信号をもとに自車位置検出部22にて行なう。
【0025】
経路計算処理部18では、地図データ入力器6からの道路データの幅員や走行制限速度、統計的な走行可能速度等を考慮し、周知のダイクストラ法及びそれに準ずる手法が利用され、経路計算が行われる。経路計算結果が経路計算結果格納部19に格納されると、制御回路8は、交通情報格納部17のデータから経路上に存在する交通情報を抽出し、これを現在地もしくは出発地もしくは目的地から近い順等に並べ替えて、一覧データ格納部21に格納する。尚、以降扱う交通情報の一例として渋滞及び規制情報を挙げて説明する。
【0026】
一覧データ格納部21に格納されるデータとしては、渋滞又は規制の概要があり、例えば、渋滞又は規制の開始地点と現在地(もしくは目的地・出発地)間の距離、渋滞規制の区間長、渋滞度、規制種別、規制開始終了時期等が格納される。なお一覧データの更新は新たな交通情報を受信した時、もしくは経路が変更された時、もしくは前回更新から一定時間経過した時点で行われる。
【0027】
一覧データ格納部21に格納されたデータは操作スイッチ群7を介して利用者からの指示を検出した際に画面に表示する。画面表示は一覧データ格納部21から画面出力処理部24が一覧データを読み出し、画面上に渋滞及び規制の概要をわかりやすく一覧リストにレイアウトして表示装置10へ出力する。また、表示装置10に表示された一覧リストから、任意の渋滞情報又は規制情報が選択され、当該渋滞規制を回避するよう指示が出た場合には、回避すべき渋滞又は規制情報を経路計算処理部18が一覧データ格納部21から読み出し、これを回避した経路計算結果を経路計算結果格納部19に格納する(本実施の形態では、この一連の処理が経路探索手段に相当する)。
【0028】
上記構成のナビゲーション装置を用いて交通情報の活用の際に制御回路8で実行される処理について図3の交通情報活用処理のフローチャート及び図4の表示画面例を参照して説明する。尚、本実施形態では、操作スイッチ群7として表示装置10の画面上に配置されたタッチスイッチを用いる例を説明するが、リモコン13による操作入力を可能としてもよい。
【0029】
図3において、まず、ステップ100では利用者によって目的地設定されたか否かが判定される。この時、表示装置10には通常表示画面としての「現在地画面A」(図4 a)が表示されている。「現在地画面A」(図4 a)は自車位置を中心とした地図画面であり、車両現在位置マーク28を走行中の道路に重ねて表示している。尚、以降の地図画面においても共通するが、表示画面上部の方位、縮尺マーク25は表示されている地図の方位と縮尺を表わし、表示画面下部に表示されている「広域」、「詳細」の各スイッチ26、27は、それぞれ表示地図の詳細表示機能、広域表示機能として設定されている。
【0030】
「現在地画面A」(図4 a)表示状態の時は、利用者によって地図がスクロールできたり、住所、郵便番号、電話番号、施設名称等から目的地として設定される施設を検索することが可能である。また、従来のナビゲーション装置同様、情報通信センター15又はVICSセンター16より受信した交通情報があれば、表示範囲内の地図上に表示される。
【0031】
目的地が利用者によって設定されたと判定した時(ステップ100:Yes)、経路計算処理部18にて、位置検出器1で検出した現在位置から、設定された目的地までの経路をダイクストラ法などによって算出し(ステップ101)、経路計算結果格納部19に格納する。ステップ102では、交通情報格納部17に格納されている交通情報より、経路計算結果格納部19に格納される経路上に存在する交通情報を抽出し、現在地から始点まで等の距離順に渋滞及び規制情報を並べ替えて記憶装置(図2の一覧データ格納部21に相当)に格納する。なお、ステップ102での処理は図2での交通情報抽出部20での処理に相当する。また、並び順は渋滞規制区間長順や現在地から渋滞規制の中間地点までの距離順等でもよい。
【0032】
ステップ102にて抽出された交通情報の格納が終了した時、ステップ103へ移行する。ステップ103では、自車位置を中心とした地図画面に計算した経路を強調表示し、「渋滞規制」スイッチ29を表示する(図4b:「現在地画面B」参照)。図4b中の「渋滞規制」スイッチ29は、一覧リストとしての「渋滞規制リスト画面A」(図4c)を呼び出すためのタッチスイッチである。もちろん、「渋滞規制」スイッチ29を表示せず抽出された交通情報の格納が終了した時点で、自動的に「渋滞規制リスト画面A」を表示しても構わない。
【0033】
「渋滞規制」スイッチ29が押下されたと判定した場合(ステップ104:Yes)、ナビゲーション装置は「渋滞規制リスト画面A」(図4 c)を表示する(ステップ105)。この画面には、渋滞や規制情報の概要30、渋滞規制地点に対応する「地図」スイッチ31、そして現在地から渋滞又は規制地点まで等の距離32を表示する。渋滞及び規制情報の概要30としては、例えば渋滞長や渋滞度、規制内容が規制の原因となった事象等を簡潔に表示する。また、渋滞又は規制のある地点の地図や詳細を表示させるための「地図」スイッチ31は各々の情報に対応して設けられる。さらに、現在地から渋滞又は規制地点までの距離32は距離の種類の切り替えスイッチ(図示せず)や順番を並べ替えるソートスイッチ(図示せず)を設け、利用者が所望する距離等と切り替えたり、並び替えることができてもよい。
【0034】
尚、渋滞規制地点が多く、表示画面に表示しきれない場合は、渋滞や規制情報の概要30を上下に移動させるスイッチ33、34を設け、一覧を上下に移動して情報を確認できるようにする。また、1つ前の操作状態に戻る機能として設定された「戻る」スイッチ35も表示される。
【0035】
「地図」スイッチ31が押されると(ステップ106:「地図」)、対応する渋滞又は規制地点の詳細地図を所定の縮尺で表示する(ステップ110)。図4eの「規制地点地図画面」及び図4 fの「渋滞地点地図画面」はこれに該当する。
【0036】
例えば、規制情報37に対応する「地図」スイッチ31が押下された場合、「規制地点地図画面」(図4e)が表示される。「規制地点地図画面」では選択された規制地点の周辺地図の表示を行なうと同時に規制箇所を強調表示し、規制情報の詳細メッセージ39(図4eでは「清掃作業のため1車線規制中 規制区間:2km 10:00〜20:00」)を表示する。ここで、規制情報の詳細情報が詳細メッセージ39の所定枠内に表示しきれない場合にはスクロールバー(図示せず)を表示し、リモコン13や操作スイッチ群7によってスクロールを可能としてもよい。また、上記で説明した「詳細」、「広域」、「戻る」の各スイッチ26、27、35及び方位、縮尺マーク25を表示し、規制情報のマーク40を表示するようにしてもよい。ここで、「戻る」スイッチ35が押下されると、「渋滞規制リスト画面A」(図4c)に戻る(ステップ105)。
【0037】
一方、渋滞情報36に対応する「地図」スイッチ31が押下された場合、「渋滞地点地図画面」(図4f)が表示される。「渋滞地点地図画面」も上記の「規制地点地図画面」同様に、渋滞地点周辺の地図表示を行い、渋滞箇所を強調表示する。そして、渋滞情報の詳細メッセージ39(図4fでは「混雑区間:2km速度10km/h以下」)を表示する。この画面においても、上記「規制地点地図画面」同様、詳細メッセージ39が所定の枠内に表示しきれない場合にはスクロール可能とする。また、渋滞情報全体が一目で確認できるよう渋滞長に応じて地図の表示縮尺を自動で調節し、当該渋滞情報が全て収まるようにするとよい。更に、「詳細」、「広域」、「戻る」の各スイッチ26、27、35及び方位、縮尺マーク25を表示し、「戻る」スイッチ35が押下されると、「渋滞規制リスト画面A」(図4c)を再表示する(ステップ105)。
【0038】
交通情報活用処理フローにおいて、「戻る」スイッチ35が押下され、「渋滞規制リスト画面A」が表示される動作は、ステップ110よりステップ105へ戻り、処理を続行することとなる。利用者が渋滞又は規制情報を確認した後、回避したい渋滞及び規制地点を自由に選択できるよう「渋滞規制リスト画面A」に各々の渋滞及び規制情報に対応したスイッチを設ける。図4cでは、「渋滞規制リスト画面A」内の渋滞又は規制情報の概要30の表示枠を該スイッチとして割り振る。
【0039】
例えば、一覧リストの中から渋滞情報36を回避対象とし、スイッチが押下されると(ステップ106:「選択」)、ステップ107へ移行する。ステップ107では、渋滞情報36が回避対象となったことが分かるよう、スイッチの色を選択色に変更し、且つ「回避探索開始」スイッチ38を画面上に表示させる(図4d「渋滞規制リスト場面B」参照))。尚、回避対象とする渋滞又は規制情報は複数選択されてもよく、その場合は複数のスイッチが選択色に変更される。
【0040】
「回避探索開始」スイッチ38が押下されると、ナビゲーション装置は利用者が選択した渋滞及び規制情報が存在する道路を経路対象から除外し(ステップ109)、経路を再探索する(ステップ101)。この際、経路探索は、回避すべき渋滞及び規制情報が存在する道路のリンクに対するコストを増加させ、探索時に選択され難くすることで実現される。
【0041】
経路再探索後は、経路上に存在する交通情報が変化するので再度経路上に存在する交通情報を再抽出し(ステップ102)、所定順に抽出した渋滞及び規制情報を並べ替え、一覧リストを更新する。また、経路を変更しなくても、外部インフラ(図2の情報通信センター15及びVICSセンター16)から提供される交通情報が変化した場合には経路上に存在する交通情報も変化するため、経路上の交通情報を再抽出し(ステップ102)、一覧リストを更新する。
【0042】
以上、説明した本実施形態によれば、案内経路上の交通情報(渋滞情報や規制情報等)を一覧リストとして、比較的認識し易い態様で表示可能とする。そして、所望の渋滞又は規制地点周辺の地図を表示し、交通情報の詳細を提供することが可能となる。また、所望の渋滞または規制地点を選択的に回避するような経路を探索可能とする。
【0043】
本実施形態では、VICS等より受信した交通情報から、利用者が設定した経路上の交通情報を抽出し、所望の順番に並べ替えた一覧リストを生成することによって、一目で経路上の渋滞及び規制情報の有無を確認可能とする。また、表示装置10における一覧リスト表示画面(図4c及び図4dが該当)、及び詳細表示画面(図4e及び図4fが該当)が互いにスイッチ一つで行き来できるよう構成した。よって、利用者は、従来、地図をスクロールしながら確認していた交通情報の詳細を非常に簡単な操作で確認することが可能となる。また、回避したい渋滞や規制箇所を任意に一覧から選択することができるため、より利用者の都合に応じた経路の設定が可能となる。
【0044】
尚、一覧リストを表示する際に、渋滞度や距離によって象徴色を割り当て、利用者に視覚的に理解し易くしてもよい。また、本実施形態で示した「渋滞規制リスト画面」(図4c及び図4d)は一覧リストの表示方法の一例であり、本発明の主旨を逸脱しない範囲において種々なる形態で実施し得る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の構成図である。
【図2】本発明の一実施形態に係る情報の流れの構成図である。
【図3】図1中の制御回路が行なう交通情報活用の処理フローチャートである。
【図4】本発明の一実施形態に係るナビゲーション装置の表示画面例として、現在位置を表示する画面(a)と経路案内中の画面(b)、渋滞規制情報を表示する画面(c)と任意の渋滞規制情報を選択した場合の画面(d)、規制情報の詳細地図表示画面(e)と渋滞情報の詳細地図表示画面(f)である。
【符号の説明】
1・・・位置検出器
2・・・地磁気センサ
3・・・ジャイロスコープ
4・・・距離センサ
5・・・GPS受信機
6・・・地図データ入力器
7・・・操作スイッチ群
8・・・制御回路
9・・・外部メモリ
10・・・表示装置
11・・・外部情報入出力装置
12・・・リモコンセンサ
13・・・リモコン
14・・・外部記憶装置

Claims (6)

  1. 設定された経路に基づき目的地まで経路案内を行なうナビゲーション装置において、
    交通情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得した前記交通情報のうち、前記設定された経路上に存在する前記交通情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段により抽出された複数の交通情報を現在地から各交通情報までの距離と共に一覧リストに処理する一覧手段と、
    前記一覧リストに処理された一覧リストを表示する表示手段と
    を備え
    前記一覧リストは、前記抽出された交通情報を所望の順序に並べ替えられ、前記表示手段に表示されることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記一覧リストから選択された前記交通情報の詳細を前記表示手段に表示さることを特徴とする請求項1に記載のナビゲーション装置。
  3. 前記表示手段によって表示された前記一覧リストより回避すべき前記交通情報を選択可能とし、
    前記選択された交通情報に係る対象部分を回避するような経路を再探索することを特徴とする請求項1又は2に記載のナビゲーション装置。
  4. 設定された経路に基づき目的地まで経路案内を行なうナビゲーション装置において、
    交通情報を取得する情報取得手段と、
    前記情報取得手段によって取得した前記交通情報のうち、前記設定された経路上に存在する前記交通情報を抽出する情報抽出手段と、
    前記情報抽出手段により抽出された複数の交通情報を現在地から各交通情報までの距離と共に一覧リストに処理する一覧手段と、
    前記一覧リストに処理された一覧リストを表示する表示手段と
    を備え、
    前記表示手段によって表示された前記一覧リストより回避すべき前記交通情報を選択可能とし、
    前記選択された交通情報に係る対象部分を回避するような経路を再探索することを特徴とするナビゲーション装置。
  5. 前記一覧リストの更新は、少なくとも新たな交通情報を取得した時、或いは前記経路が変更された時、或いは前回更新時から所定時間を経過した時に行われることを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載のナビゲーション装置。
  6. 前記表示手段に表示される詳細には前記交通情報周辺の地図が含まれることを特徴とする請求項に記載のナビゲーション装置。
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