JP4044620B2 - 粉末状薬剤の吸入による投与のためのシステム - Google Patents
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Description
吸入による粉末薬剤の投与は、広く定着している。この目的に用いられる導出装置の一形態として、与圧エアロゾル、すなわち計量された服用量の吸入器(MDI)が挙げられる。しかしながら、MDIは、全ての患者(例えば、幼少の子供など)による利用、又は全ての薬剤の導出に好適でない。MDIに用いられる推進剤によってもたらされる環境被害もまた、心配である。広く利用されている代替物は、カプセルを回転及び/又は振動させることにより、長尺状のゼラチンのカプセルから患者によって吸入される空気流に薬剤の粉末が分配される、いわゆる乾燥粉末吸入器である。カプセルは、通常、各端部に穴が開けられる。穿設は、好適な穿刺機構によった装置で行われ、更に、カプセルからの粉末の損失と水分の侵入を阻止するパッケージングの中で、あらかじめ穿設された形態で供給されるカプセルが提案された。
吸入用のゼラチンカプセル、及び知られている薬剤導出装置には、多くの難点がある。MDIの難点は、先に述べられた。乾燥粉末吸入器について考慮する限り、ゼラチンのカプセルは不透水性でない。そのため、(カプセルの)大気への露出により、水分が吸収され、薬剤粉末粒子の凝集を引き起こし得る。よくあることであるが、薬剤が吸湿性である場合、このような問題は、特に深刻である。結果として、カプセルは、ブリスターパッケージなどの第2のパッケージに包装されなければならない。
もう1つの難点は、ゼラチンが脆く、その結果、穿設作業が、患者によって吸入される破片または断片を発生させうる。これは、明らかに所望されないことである。また、ゼラチンは、生化学素性の物質であるため、一定量の微生物学的有機体を常に含有し、薬剤を汚染する可能性がある視点から、これも所望されない。
カプセルの第2のパッケージからの離脱及び装置への装着は、ある患者が所有する器用さを越えるほどの器用さを必要としうる。更に、装置内の長尺状のゼラチンカプセルの運動は不規則で、不完全な、又はばらつきのある粉末状薬剤の分配をもたらしうる。
上述の問題点を克服するか又は実質的に緩和する、吸入用薬剤の投与のための新型の薬剤導出装置、及びこのような薬剤のパッケージングの新型の形状が、今や考案された。
本発明の第1の態様に従って、吸入による粉末薬剤の投与のためのシステムが提供され、このシステムが、粉末状の薬剤の1ユニットの投与量を含む容器を有し、該容器は、分配開口を少なくとも1つ有し、また、システムが前記容器を収容するよう調節されたチャンバを持つ装置を有し、該装置は、エアがチャンバに引入れられるエアインレット(引入れ)手段と、エア及び同伴される薬剤を実質的に円形又は環状形(の形状である)チャンバ外に吐出させるマウスピース手段とを有し、使用の際、前記容器は、チャンバ内の軌道通路に従って移動する。
本発明に従ったシステムは、主に、システムから分配される薬剤の分散、すなわち、患者の気道に深く浸透するために十分に細かく粉砕された粒子の形状の薬剤の割合、に関し、改良された性能を提供できることが有益である。薬剤容器の装置への装着は、容易に行われる。薬剤容器の吐出完了度は、他の知られている装置によったものよりも優れており、正確で再現可能な投与をもたらす。装置内の容器の運動を生じさせるために必要とされる空気流は比較的低速で、装置が、虚弱な肺機能を有する患者により、信頼して用いられることを可能とする。更に、小型で単純な装置の構造は、生産コストの削減と使用寿命の延長をもたらす。同じ装置と組合せて、種々の大きさの広範囲の薬剤容器が利用されることもまた、可能となり得る。
エアインレット手段は、チャンバ内の容器の軌道運動を容易にするために、実質的に接線に沿ってエアがチャンバに流入するように配備されるのが好ましい。複数のエアインレットが設けられるのが好ましく、実質的に等角に離間された位置でチャンバに対して開通するのが最も好ましい。このエアインレットは、ベンチュリ管として作用する狭められた部分を含み、それにより、空気流の流速を上昇させることができる。
エアインレットが開通するチャンバの壁の部分が連続的で、切れ目がないのが特に好ましい。これは、エアインレットの開口部のエッジによって容器の運動が悪影響を受ける、あらゆる傾向を抑制する。好ましい実施形態において、エアインレットは、チャンバの周囲(通常、円形)の壁に開通するが、その壁の高さよりも低い縦深を有するため、壁の少なくとも一部、例えば、壁の下部及び/又は上部部分は、断続的でない環状面を形成する。
チャンバは、容器の動作をその軌道通路内に抑制する目的を果たす形状で設けられてもよい。例えば、スピガットなどがチャンバの中央に形成されてもよい。しかしながら、実際には、このような形状は通常必要でないこと、すなわち、例えば、チャンバのベースの中央のわずかな突出などの単なる痕跡形状が効果的であることが分かった。
本発明のもう1つの態様に従って、粉末状薬剤の1ユニットの投与量を含む容器を収容するよう調節されたチャンバと、エアがチャンバに引入れられるエアインレット手段と、エア及び同伴される薬剤がチャンバ外に吐出されるマウスピース手段とを有する装置が提供され、ここでチャンバは実質的に円形、又は環状形(の形状)で、また、使用の際は、容器をチャンバ内の軌道経路に抑制するために効果的な1つ又はそれ以上の形状が設けられる。
エアは、チャンバの壁の一部に形成されるメッシュ又はグリッドを通ってチャンバ外のマウスピースへと流出するのが好ましい。メッシュ又はグリッドは、容器が移動する平面に平行する平面に位置するのが最も好ましい。例えば、メッシュ又はグリッドは、チャンバの平底又は屋根に形成されることができる。メッシュ又はグリッドは、使用の際、容器をチャンバ内に保持すると共に、エア及び同伴される薬剤がチャンバ外に流出することを可能にする目的を果たすように設けられるあらゆる好適な形状をとることができる。
特に、グリッド又はメッシュは、チャンバのベースの一部のみを覆って延在するのが好ましく、ベースの中央部分に延在するのが最も好ましく、すなわちベースの半径方向の外側部分は、中実状であるのが好ましい。この配置が、装置から分配された薬剤のチャンバ内での残留時間を延長させ、薬剤粒子の分散度を高めることが分かった。円形又は実質的に円形のベースを有するチャンバの、ベースの最も外側の部分が、ベースの半径の少なくとも15%、更に好ましくは少なくとも20%に対応する幅を有する環帯を形成するのが最も好ましい。
マウスピースは、該マウスピースにチャンバをつなぐ通路又は導管の開放端に形成されるのが好ましい。通路又は導管がチャンバ内の容器の回転軸に実質的に垂直に配置される場合、特に小型の装置が提供される。他の実施形態において、通路又は導管はその(容器の回転)軸に平行に配向される。
装置は、吸入薬剤導出装置に従来用いられた材料から生産されてもよい。例として、ポリカーボネイト、ポリプロピレン又はポリエチレンなどのポリオレフィン、及びその他のプラスチック材料が挙げられる。使用されうる他の材料として、例えば、アルミニウム、ステンレス鋼などの金属が挙げられる。材料の組合せが用いられ、個々の構成部品がそれぞれの場合において最も好適な材料から形成されることができる。
本発明に従った装置は、繰り返し使用されるように構成されることができ、この場合、容器をチャンバに嵌挿し、使用後に該容器を取外すための手段が備えられる。例えば、チャンバは、装置の残りの部分に、例えば、スナップ嵌め又はヒンジ接合され、容器を挿入するために開放され、装置の使用中は閉鎖され、その後、使用済の容器の取外しのために再度開放されることができる、取外し可能なカバーを有しうる。
他の実施形態において、装置は、単一投与量用であってもよい。このような場合において、装置は、分配開口が密閉され、容器が装置からはずされることにより、分配開口が使用の直前に患者によって開放される方法で、装置に組み込まれた薬剤の容器と共に供給されうる。
本発明に従った薬剤容器は、チャンバ内の容器の軌道運動を可能にするあらゆる形状を有することができる。しかしながら、容器は円形、又は実質的に円形、すなわち全般的にドラム缶、円盤又は短い円筒形の形状によるものが好ましい。このような容器の形状は、新型であり、従って、円形又は実質的に円形の容器内に含まれる粉末状吸入薬剤の1ユニットの投与量を提供する本発明の更なる態様を表す。円筒の直径は、その縦深よりも長いのが一般的で、縦深の約2倍又はそれ以上が最も好ましい。
薬剤容器は、円筒形又は実質的に円筒形であるのが最も好ましい。容器は、、例えば、密接な嵌合又はスナップ嵌めによって相嵌する2つの共働する構成部品から形成される。前述の構成部品のうちの1つは、一般に円筒形の構造で片側端部が開放しているのが好ましい。他方の構成部品は、第1の(構成部品の)開放端内又は開放端の周囲に密接して嵌合することにより、円筒形の容器を完成させるであろう。2つの構成部品のうちの1つ、又は2つの構成部品は、分配開口と共に形成されうる。代替的に、少なくとも1つの分配開口が2つの構成部品の間に画定されてもよい。好ましくは4つ又はそれ以上(例えば、6つ又は8つ)の複数の分配開口が設けられるのが最も好ましい。開口は、円筒形の容器の周縁周囲に有益に配置されることができる。他の実施形態において、代わりに又は付加的に、分配開口は、円筒の片端面又は両端面に設けられる。
薬剤容器は、実質的に不透水性の材料からなるのが好ましい。これは、それにより、第2のパッケージングの必要性が、軽減される点又は省かれる点において有用である。これは、製造作業の複雑さを軽減し、更に薬剤の使用法を単純化する。
つまり、本発明のもう1つの態様に従って、粉末状吸入薬剤の1ユニットの投与量が提供され、該ユニット投与量は分配開口を少なくとも1つ有する容器内に含まれ、該容器は、実質的に不透水性の材料からなる。
容器は、少なくとも1つの分配開口を持つため、容器が使用前に穿設される必要がなく、そのため、従来のゼラチンカプセルの穿設に伴った問題がない。
容器からの粉末の損失を防ぐために、本発明に従ったユニット投与量は、使用前に、少なくとも1つの分配開口を閉鎖するために準備される密閉手段と提携する。そのため、本発明の更なる態様に従って、粉末状薬剤の少なくとも1ユニットの投与量を含む薬剤パッケージは、該ユニット投与量の薬剤を含み、少なくとも1つの分配開口を有する容器を有し、該容器は実質的に不透水性の材料から成り、また、少なくとも1つの分配開口を閉鎖するために密閉手段が配置される。
薬剤容器は、不透水性を要件としたあらゆる材料又は材料の組合せから形成されてもよい。1つの好ましい例として、軽金属のシート、例えば、容器を形成する構成部品を成形し、切断するアルミニウムなど、が挙げられる。他の金属として、ステンレス鋼及び合金が挙げられる。利用されうる他の材料として、プラスチック材料が挙げられる。低透水性のプラスチック材料の例として、高密度ポリエチレン(例えば、RIGIDEX HD6070EAの商標のもとで市販されているもの)、ポリカーボネイト、ポリビニルクロライド、ポリエチレンテレフタレート、及びポリプロピレンが挙げられる。好適であり得るある特定のプラスチック材料は、Hoechst社によりTOPASの商標のもとで市販されているオレフィン−シクロオレフィンコポリマーである。
「低透水性」とは、水蒸気に対する透水性が十分に低く、通常の容器の保管中及び使用中(及びブリスタパッケージなどの第2のパッケージの不在中)、水分の侵入が、薬剤に有意な度合の悪影響を及ぼすのに不十分であることを意味する。透水性は、ASTMF1249/90などの標準方式によって測定することができる。その方式により、温度38℃、相対湿度90%において測定された際、材料の透水性は、0.5gmm/m2デーバール未満であるのが好ましく、0.3未満、また特に0.1未満であるのが更に好ましい。
一般的に、容器に用いられる材料の透水性が低いほど、水分に対して有効なバリヤを形成するために必要とされる材料の厚さが減少する。これは、重量の軽減及び、それに従って、容器を移動させるのに必要な空気流の減少をもたらす。
密閉手段は、少なくとも1つの分配開口を覆い、閉鎖するように容器を包囲するエラストマー材料のリングを有してもよい。
代わりに、密閉手段は、薬剤容器を把持する支持体であってもよい。例えば、密閉手段は、開口部又は凹みを有する平面の支持体で、少なくとも1つの分配開口を支持体が覆い、閉鎖する密接な嵌合により、その中に容器が収容されてもよい。支持体は、例えば、厚紙又はプラスチック材料によるものでもよい。ある実施形態において、支持体は、プラスチック材料のシートから成り、該シートは、容器を収容するために、必要な大きさに、綿密に形成された開口部を有し、該開口部の周縁はエラストマー材料のリングによって構成される。好適なエラストマー材料として、天然ゴム及び合成ゴム、並びに、いわゆる熱可塑性エラストマー(例えば、SANTOPRENEとして知られるものなど)が挙げられる。エラストマー材料は、化学的又は物理的に支持体に結合又は固定されることができる。
本発明に従ったシステムは、粉末状での吸入による導出が好適なあらゆる薬剤を含む、多種の薬剤の導出に用いられることができる。吸入は、口頭による吸入が最も一般的であろうが、鼻による吸入であってもよく、この場合、用語、「マウスピース」は患者の口内よりもむしろ外鼻孔への挿入に好適な管を言及することが理解されるであろう。
本発明のシステムは、主に、必要とされる容器の運動と薬剤の容器からの分散を患者による吸気作用で導く使用法のためのものであると意図されるが、必要な空気流を作り出すために、エア又は他のガスの外部ソースが、かわりに用いられてもよい。
本発明のもう1つの態様に従って、吸入による粉末状薬剤の投与の方法が提供され、該方法は、実質的に円形又は環状形の形状のチャンバへの薬剤の1ユニット投与量を含む容器を嵌挿する工程を含み、該容器が、少なくとも1つの分配開口を有し、該容器をチャンバ内の軌道経路に従って移動させるようにチャンバ内に空気流を生じさせる工程を含む。
チャンバ内の容器の運動は、周転円的である、すなわちチャンバの中央の周囲を軌道に乗って周回し、更に容器自身の軸を中心に回転する、のが好ましい。
ここで、現時点における本発明の好ましい実施形態が、単に実例として、添付の図を参照して更に詳細にわたり説明される。
図1は、本発明に従った粉末状薬剤吸入器の、第1の、現在の好ましい実施形態の開放され、(容器)を抜き取った状態を示す平面図である。
図2は、図1の吸入器の側面図である。
図3は、図1の矢印IIIの位置における図1の吸入器の正面図である。
図4は、吸入器内での薬剤容器の運動を更に示唆する閉鎖、装着された状態での図1の吸入器の平面図である。
図5は、図1のラインV−Vにおける断面図である。
図6は、本発明に従った粉末状薬剤吸入器の第2の実施形態の縦断面図である。
図7は、図6のラインA−Aにおける断面図である。
図8は、本発明に従った粉末状薬剤吸入器の第3の実施形態の縦断面図である。
図9は、図8のラインB−Bにおける断面図である。
図10は、図6及び7の吸入器の変形された形状の、図7と同様の図である。
図11は、本発明に従った粉末状薬剤吸入器の第4の実施形態の側面図である。
図12は、本発明に従った薬剤パッケージの第1の実施形態の(a)側面図、(b)断面図、及び(c)分解図を示す。
図13は、本発明に従った薬剤パッケージの第2の実施形態の(a)側面図、(b)断面図及び(c)分解図を示す。
図14は、本発明に従った薬剤パッケージの第3の実施形態の(a)側面図、(b)断面図及び(c)分解図を示す。
図15は、本発明に従った薬剤パッケージの第4の実施形態の(a)側面図、(b)断面図及び(c)分解図を示す。
図16は、本発明に従った薬剤パッケージの第5の実施形態の断面図である。
図17は、第1の形状の支持体に装着された本発明に従った複数の薬剤容器を示す。
図18は、第2の形状の支持体に装着された本発明に従った薬剤容器の断面図を示す。
図19は、本発明に従った薬剤容器の第6の実施形態の斜視図を示す。
図20は、第3の形状の支持体に装着された、図19に示される形状の薬剤容器の断面図である。
図21は、本発明に従った薬剤容器の第7の実施形態の断面図である。
図22は、前出の図に示される実施形態のうちのいくつかに組み込まれることができるグリッドの代替的形状の平面図である。
図23は、図21のラインX−Xにおける部分断面である。
図24は、図21のラインY−Yにおける断面図である。
まず、図1〜図4を参照して、本発明の吸入器の第1の実施形態が全般的に10として示される。吸入器10は、共にプラスチック材料で成形され、ヒンジで一つに接合される、下部部分11と上部部分12を有する。下部部分11及び上部部分12は、図2に点線で示されるように開放され、図2に実線で示される位置に圧接される。2つの部分11、12を係合した状態に保持するために、下部部分11の上部表面は、上部部分12の裏面の凹み(可視されず)に対応して係合する一対の直立したラッチ構成13を有する。
対応する凹みは、下部部分11の上部表面と上部部分12の下部表面に、長手方向に延在し、共に吸入器10の前部からヒンジによる接合部に対して延在する通路14を、画定する。この通路14の開放端は、マウスピースとしての役割をする。
円状のチャンバ16が、上部部分12に形成される。チャンバ16は、チャンバ16のベースの中央の大体円形のグリッド17を構成する一連の開口部によって通路14と連通する。グリッド17によって包囲されるチャンバ16のベースの中央部は、中実状で、一般に半球形のバルジ22によって形成される。
透明のプラスチックのふた18は、上部部分12にヒンジで接合され、図1に示されるような開放位置から図2及び4に示される閉位置に移動可能である。
更に、図1の点線によって示されるそれぞれの導管19a、20aによって吸入器10の外部をチャンバ16の壁につなぐ、2つの前部エアインレット19及び2つの後部エアインレット20が上部部分12に形成される。導管19a、20aは、チャンバ16の壁に対して実質的に接線方向に位置合わせされ、実質的に等角に離間された位置でチャンバ16に連結する。
吸入器10は、以下に更に詳細が述べられるような薬剤容器から、薬剤を導出するために用いられる。このような容器は、その周縁の周囲に配置された一連の開口部を有する、アルミニウム又は他の実質的に不透水性の材料から成る円形のドラムを有するのが典型である。使用中、ふた18は、開放状態に動かされ、このような容器21(図4参照)がチャンバ16に嵌挿される。次に、ふた18が閉められる。続いて、患者は、通路14の開放端を口に位置づけし、吸入する。エアがエアインレット19、20を通り、導管19a、20aに沿って、また、実質的に接線に沿ってチャンバ16に引入れられる。空気流は、グリッド17を通り、通路14に沿って患者の口に流出する。
チャンバ16に接線に沿って流入するエアのストリームにより、容器21がチャンバ16の中央周辺を周回し、容器21の運動はチャンバ16の側壁によって限定され、容器21の開口部を通って容器21中から薬剤が分配される。薬剤はグリッド17を通ってチャンバ16外に流出する空気流に同伴され、患者に吸入される。
図4に示されるように、容器21によってなされる運動は、周転円運動、すなわち、チャンバ16の壁によって限定されたチャンバ16の中央周辺を周回すると共に、容器21自身の軸を中心に同時に回転するというものである。チャンバ16の中心部のバルジ22もまた、容器21の軌道経路を維持することを援助する。分かり易くするため、グリッド17は図4から省略されている。
更に、図4において短い矢印で示されるように、遠心力の影響のもとで、薬剤の粉末は、容器21から実質的に全ての方向に、すなわちチャンバの中心部に向かって並びにその周囲に向かって、分配される。これは、回転するゼラチンのカプセルの端部からの薬剤の分散と対照的である。このような場合、薬剤はチャンバの側壁のみに向けて放出される。
回転し、周囲を周回するため、容器21の運動は、容器21とチャンバ16の側壁との間で粉砕作用を引き起こすことにより、薬剤の分散を更に増進させる。この動作は、更に、チャンバ16内で薬剤の堆積も抑制しうる、すなわち、「自己クリーニング」作用があり得る。
図5に見られるように、導管19a、20aは、チャンバ16のベースからわずかに離間した位置でチャンバ16の壁に開通している。そのため、チャンバ16の壁の下部部分は、連続的で、切れ目がない。これは、導管19a、20aの端部がチャンバ16内で容器21の運動を妨害するあらゆる傾向を阻止し、それにより、その動作の均一性及び平滑性を向上させて、容器21からの薬剤の分散度を高めるため、有益である。
グリッド17が、チャンバ16のベースの中央部分にのみ形成される事実もまた、有益であることが分かる。これは、容器21から分配される薬剤粒子のチャンバ16における残留時間を延長させ、患者に吸入される空気流の中の薬剤の分散度を向上させる。
小型で、実質的に平たんな吸入器10の形状は、通路14が、チャンバ16内の容器21の運動の軸と同軸でも、それに平行するでもなく、かわりに、容器21の運動の軸に実質的に直角に配向することによるものである。
ここで、図6及び7に移行し、本発明に従った粉末状薬剤吸入器(一般に、50で示される)の第2の実施形態は、一般に中央通路52を有する成形されたプラスチック本体51を有する。本体51の(図6に見られるような)上端部は、マウスピースを形成するよう成形される。
通路52は、円形の中央スピガット54が垂下する成形されたプラスチックのグリッド53によって仕切られる。透明なプラスチックの栓55が本体51にヒンジで接合される。グリッド53、本体51の壁、栓55及び中央スピガット54の間の空間は、環状チャンバ56を構成する。栓55は、閉鎖位置(図6に示される)と、薬剤容器58がチャンバ56に嵌挿される開放位置とを移動することができる。
図7から見ることができるように、等角に離間され、接線に沿った4つのインレット59が、チャンバ56の側壁に設けられる。インレット59は、狭められた部分60を含む。図6に見ることができるように、インレット59は、(図6に見られるように)グリッド54に達するほど垂直方向には延在しない。むしろ、チャンバ56の側壁のグリッド54のすぐ下の部分は、連続している。
使用の際、栓55が開放位置に開かれ、チャンバ56に容器58が嵌挿される。次に、栓55が閉められる。容器58は、使用中に露出される1つ又はそれ以上の分配開口を含む。そのため、これらの開口を通って薬剤が容器58から漏出することができる。
チャンバ56を薬剤容器58で装填し、ユーザは装置50を口まで持上げ、マウスピースを介して吸入する。エアがインレット59を通ってチャンバ56に引入れられ、狭められた部分60が、ベンチュリ管として作用し、エアの流速を高める。エアの流入により、容器58は、中央スピガット54の周囲を惑星運動で周回し、同時にそれ自身の軸を中心に、図7に曲線の矢印で示唆されるように回転する。容器58内に含まれる薬剤に、実質的な遠心力が作用し、それにより、容器58から薬剤が放出される。容器58の運動は、容器58を空にすることを効果的に完了させる。チャンバ56の側壁の断続的でない部分は、容器58の惑星運動を容易にし、容器58の運動に不規則性を生じさせうる、容器58のインレット59の端部との衝突を防止する。
容器58は、(例えば、従来のゼラチンカプセルに比べて)軽量となりえるため、容器の内容物を分配するために十分な効力をもつ運動を生じさせるのに、比較的弱い空気流のみが必要となる。これは、その受容者が本質的に虚弱な肺機能を有し得る、可逆性気道閉塞症(例えば、喘息など)の治療用の薬剤を投与する場合には、特に重要な利点である。
容器58から分配される際の薬剤の分散は、回転する容器58のチャンバ56の壁に対する粉砕動作、すなわち回転する容器58と壁との間での薬剤の擦砕、により更に促進されることができる。
図8及び9に示される実施形態(全般的に80で示される)は、チャンバ82の(図8に見られるような)上部壁81が中実状で、エア(及び同伴される薬剤)がチャンバ82の側壁として形成されるグリッド83を通ってチャンバ82外に流出すること以外は、全面的に図6及び7のデザインと同様である。エアインレット84は、栓85に形成される。曲線の矢印で再度示されるように、使用の際、チャンバ82内の容器86の運動は、前出の実施形態に関して述べられた運動と同様である。
図10は、グリッド91がチャンバの上部壁全体を覆って延在しない、図7と同様の実施形態の図である。かわりに、上部壁の周囲部分92は中実状である。上述のように、これが容器94から分配された薬剤の分散度を改善できることが分かった。
図11の実施形態(全般的に70で示される)は、単一投与量の使い捨て装置である。同様に、成形されたプラスチックのマウスピース71は、中央スピガット73を有するグリッド72を所有する。可塑性のプラスチックのキャップ74が、マウスピース71の下端部を覆って嵌合され、グリッド72と共に環状チャンバ75を形成する。キャップ74には、エアインレット76と、装置70の組立てに先立って容器78が装填される容器ウェル77が更に形成される。容器78は、ウェル77内に密接して収容され、ウェル77は、容器78の複数の分配開口79を密閉する。
使用の際、容器78は、ウェル77からチャンバ75へと押出される。次に、患者は、マウスピース71を吸引し、薬剤が容器78から分配され、同伴され、実質的に前述のように吸入される。
このような一使用の使い捨て吸入器の1つの新しい用途は、災害や戦場の状況における痛み止め(例えば、モルヒネなど)の投与であってもよい。
上述の全ての実施形態において、本発明の本質から逸脱せずに、様々な変更がなされることができる。例えば、一定の実施形態に述べられた中央スピガットは、容器の軌道運動を維持するために不可欠でない場合もあるため、省略されてもよい。同様に、中央スピガットが存在しない上述の実施形態に中央スピガットが組み込まれてもよい。代わって、スピガットは、チャンバのベースにおけるわずかに浮出した形状、例えば、一般的に半球状に置き換えられてもよい。
ここで、図12を参照して、本発明に従った薬剤容器の第1の実施形態が、全般的に110で示され、これは、薄いアルミニウムのシートから成形され、(図12に見られるように)その下端部で開放される概括的に円筒形のカップ111と、カップ111の開放する下端部内に密接に収容される直立したリムを有するプラスチックの栓112とを有する。
カップ111の湾曲した表面に、周縁溝113が形成され、一連の長尺状のせん孔114が溝113上に間隔をおいて形成される。このアッセンブリは、溝113の部分でカップ111の周囲に密接に嵌合することにより、せん孔114を密閉する、エラストマー材料のo−リング115によって完成される。o−リング115は、(例えば、上述のタイプの装置などの)薬剤導出装置への容器10の嵌挿直前にカップ111から外される。
図13の実施形態は、全般的に120で示され、カップ121の下部部分が、対応する形状にされた第2のカップ123の上部部分とスナップ嵌合する第2の溝122と共に形成されること以外は、図12の態様と同様である。第2のカップ123は、カップ121の下部部分に密接に嵌合し、第1の実施形態110の栓112と同様の機能を果たす。
図14の実施形態130では、カップ131の下端部は、ベースプレート132の周縁の溝に収容され、2つの構成部品は密着を成すよう圧着される。
図15の容器140は、下部カップ142が、メインキャップ141の下部の開放端付近に外側から嵌合することを除き、図13の態様120と同様である。
図16は、本発明に従った薬剤容器の更なる実施形態150の断面図を示し、この態様もまた、軽量のアルミニウムシートから成形される一対の相嵌(相互に嵌合)するカップ構成部品(ベースカップ151及び上部カップ152)から成る。この場合、上部カップ152は、間隔をあけて穿設され、開口154を画定する環状溝153と共に形成される。上部カップ152の開放端は、上方に溝153まで延出するベースカップ151内に密接して収容され、ベースカップ151の上部リムは内側に変形され、ベースカップ151と上部カップ152を係合させるよう、溝153と協働するリップ155を形成する。上述の他の実施形態のためと同様、o−リング156は溝153の周囲に密接に嵌合するため、開口154だけでなく、ベースカップ151と上部カップ152の接合部も密閉する役割をする。
ここで、図17に移行し、本発明に従った容器のもう1つの形態を示す。容器160は、図16で概略的に矩形として表されるが、上述の何れの容器と同様であってもよい。この場合、容器160は、シーリングリングによって密閉されず、容器160が密接な締り嵌めで圧入される円形の開口162を有するプラスチックのシート161によって密閉される。シート161の厚さは、各容器160の開口を覆う(また、従って密閉する)のに十分である。更に、シート161は、容器160の支持体としての役割をし、また、薬剤に関する印刷事項(例えば、使用上の注意、服用量の案内など)を掲載することができる。シート161は、プラスチック材料に代わって、例えば、厚紙(プラスチック材料でコーティングされていてもよい)など、他のどの好適な材料によって形成されてもよい。容器160は、例えば、容器160をじかに取外し、分配装置に移すなど、容器160の露出面のうちの1つにかける手動の圧力(図17に矢印で示唆される)によって単純にパッケージから外されることができる。
図18は、直前に説明されたパッケージと概ね同様の、変更されたパッケージの一部の詳細図を示す。これは、図18で再度概略的に表されるが、プラスチック材料のシート171の円形の開口に収容される上述のどの容器とも同様であり得る、薬剤容器170を有する。本実施形態は、円形開口部の周囲が、シート171の残りの部分に接合されるエラストマー材料のリング172によって形成される、付加的な特徴を表す。
図19は、2つの相嵌するカップ181、182から形成される円状容器180の更なる形状を示す。しかしながら、本実施形態では、周囲に分配開口が1つも存在しない。かわりに、上部カップ182の上面が、中央開口183を有する。図20は、このような容器180を含むパッケージの部分断面図を示す。パッケージは、容器180が圧入される円形の凹みを有する弾性プラスチック又はエラストマー材料のシート184から成る。そのため、このシート184は、容器180の露出面を包囲し、密閉する。なお、容器180は、シート184への手動圧力の適用(図20に再度矢印で示唆される)によって単純にパッケージから外されることができる。
上述の容器が、アルミニウムに代わり、プラスチック材料などの他の不透水性の好適な材料によって形成されてもよいことが理解されるであろう。
図21は、あるこのようなプラスチック材料の容器190の断面図である。容器190は、ベースカップ191と上部カップ192とを有する。2つの構成部品191、192は、上部カップ192の対応する凹み194に係合する、ベースカップ191上に形成された直立したクリップ構造193によってスナップ嵌めされる。クリップ構造193は、組立てられた容器190に分配開口195を構成する開口部により断続的にされる。容器190の周囲に複数のこのような開口195が設けられ、図21の断面図は、あるこのような開口195からみて描かれている。
カップ191、192は、開口195からの薬剤の分配を援助する湾曲した内表面を有するモールドによって形成される。更に、容器190の半径方向に外側に向かう部分のより増大した厚み(また、従ってより増加した質量)は、容器190の回転を援助するはずみ車効果を促進させる。
ここで、図22から24を参照して、上述のような装置に組み込まれるグリッドの代替的な形状は、グリッドをまたいで円形の中心部分212と周囲の環帯213との間を直径に十字形に交差して延在する一対のクロスバー211によって支持される同心のリング210を有する。
図23に示されるように、グリッドを通る空気流に関して上流(吹出し口)の各クロスバー211のエッジ214は、それを横切る空気流を促進するために(図23の矢印で示されるように)傾斜している。この特徴は、クロスバー211上の薬剤のつまりと蓄積を軽減する重要な利点を有する。
図24は、薬剤容器を軌道通路に抑制する役割をする浮出した部分215を有する中央部分214を示す。このような形状は、必要がないこともあり、上述の実施形態のうちのいくつかのような他の実施形態において、省略されてもよい。
Claims (16)
- 粉末状薬剤の吸入による投与のためのシステムであって、該システムが、1ユニットの投与量の粉末状の薬剤を含む容器を有し、該容器は、円筒形であり、分配開口を少なくとも1つ有し、及び、該システムが、前記容器を収容するよう調節されたチャンバを持つ装置を有し、該装置は、エアがチャンバに引入れられるエアインレット手段と、エア及び同伴される薬剤がチャンバ外に吐出されるマウスピース手段とを更に有し、該チャンバは、実質的に円形又は環状形の形状であり、該容器の直径は該容器の高さより大きく、使用の際、該チャンバ内に流入した空気流が該容器を該チャンバの側壁によって規定される軌道経路に沿って移動させる上記システム。
- 前記エアインレット手段が、該チャンバの側壁内に開口し、該チャンバの側壁を通って該チャンバに流入するエアが、使用の際、前記容器の該チャンバ内での移動を容易にする、請求項1に記載のシステム。
- 前記エアインレット手段が前記チャンバの側壁に、該チャンバの底部より離間した位置に開通し、少なくとも側壁の一部が、断続的でない環状表面を形成する、請求項2に記載のシステム。
- 前記チャンバが、該チャンバの底部中央にある突出部分を備え、該突出部分が前記容器の該チャンバの側壁によって規定される軌道経路に沿った移動を助ける、請求項1〜3のいずれか1項に記載のシステム。
- エアが、前記チャンバの壁に形成されるメッシュ又はグリッドを通って前記チャンバからマウスピースへと流出する、請求項1〜4のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記メッシュ又はグリッドが前記チャンバの底部に形成され、該チャンバ底部の半径方向に外側の部分が中実状である、請求項5に記載のシステム。
- 前記マウスピースが、該マウスピースに前記チャンバをつなぐ通路又は導管の開放端に形成され、該通路又は導管が、使用の際、該通路又は導管を通る空気流が、該容器の軌道軸に実質的に直角であるように配置される、請求項1〜6のいずれか1項に記載のシステム。
- 装置が、繰り返し使用に備えて構成され、前記チャンバに容器を嵌挿し、該容器を使用後に取外すための手段が与えられる、請求項1〜7のいずれか1項に記載のシステム。
- 単一投与量の用途用で、分配開口が密封され、使用直前に患者によって該容器が装置からはずされ、それにより、前記分配開口が開放される方法で、装置に組み込まれる薬剤の容器と共に供給される、請求項1〜7のいずれか1項に記載されるシステム。
- 前記容器が、協働する2つの構成部品から形成される、請求項1〜9のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記2つの構成部品のうちの1つが、概括的に円筒形の構造で、且つ片側端部において開放され、他方の構成部品が、前記第1の構成部品の開放端内又は開放端周囲に密接して嵌合する、請求項10に記載のシステム。
- 前記容器が、複数の分配開口を持つ、請求項1〜11のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記容器が、実質的に不透水性の材料から成る、請求項1〜12のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記容器の少なくとも一部が、金属シートから形成される、請求項1〜13のいずれか1項に記載のシステム。
- 前記金属シートが、アルミニウムシートである、請求項14に記載のシステム。
- 使用中の前記容器の運動が周転円運動である、請求項1〜15のいずれか1項に記載のシステム。
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