JP4024328B2 - 遊技媒体容器 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技媒体容器に係り、特に、遊技場において遊技者が遊技により獲得した遊技媒体を一時的に貯えるために用いることに適した遊技媒体容器に関する。
【0002】
【従来の技術】
遊技場に設置された遊技機、例えば、パチンコ機には、遊技の実行に伴って払い出される遊技媒体(パチンコの場合、パチンコ玉)を一時的に保持するため、および、遊技機に遊技媒体を取り込むための、玉皿と称される遊技媒体保持用のトレーが設けられている。ところが、遊技により、多くの遊技媒体を獲得した場合、玉皿が収容できる媒体の量が限られているため、遊技媒体がオーバーフローすることが起こり得る。また、遊技を終了した際に、玉皿に残った遊技媒体を、遊技媒体の個数を計数する計数機まで運ぶ必要がある。そのため、玉皿に保持されている遊技媒体を格納するための容器として、玉箱と称される遊技媒体容器が用いられている。
【0003】
従来用いられている、この種の遊技媒体容器としては、例えば、図16に示すようなものがある。すなわち、従来の遊技媒体容器は、例えば、合成樹脂製の包囲部材1410により、箱型形状に形成されている。この遊技媒体容器は、図16に示すように、その上面部分が、覆いが全くない、開口状態に形成されている。この上面の開口1401は、遊技媒体の出し入れに用いられる。
【0004】
この種の遊技媒体容器は、上述したように、玉皿における遊技媒体のオーバーフローと、遊技媒体の搬送のために用いられていた。従って、そのために用いられる限りにおいては、図16に示す形態は、十分機能していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、最近、遊技場では、顧客を引き付けるための手段として、種々の試みが検討されている。その一つとして、本発明者らは、遊技者が獲得した遊技媒体と景品との交換単価(遊技媒体の引き取り単価)を、種々の事情、例えば、遊技機の種類、遊技の難易度、遊技場内での遊技機の配置、重要な顧客であるかどうか等に応じて変えることを検討している。例えば、同じ遊技場内に、賞が出やすいが交換単価が低く設定される第1の遊技機群と、賞は出にくいが交換単価が高く設定される第2の遊技機群とを混在させることがあり得る。
【0006】
ところが、この場合、第1の遊技機群に属する遊技機において遊技することによって獲得した遊技媒体を用いて、第2の遊技機群に属する遊技機で遊技することが起こり得る。しかし、上述した高い交換単価の設定は、各遊技機で獲得した遊技媒体が他の遊技機での遊技に流用されずに、そのまま景品交換されることを前提としている。特に、低い交換単価を設定した遊技媒体で獲得した遊技媒体を、交換単価を高く設定した遊技機での遊技に流用されないことを前提としている。従って、このような状況での遊技媒体の流用がなされると、遊技場にとって損害が発生することが予想される。そこで、遊技によって獲得した遊技媒体を流用する行為を阻止するため、何らかの対策を講ずる必要がある。
【0007】
本発明者らの検討によれば、上記のような事態が生じないようにするためには、一旦収容した遊技媒体を遊技者が容易に取り出せないようにすることが、少なくとも必要である。しかし、従来の遊技場では、これらの対策については、何ら考慮されていなかった。
【0008】
本発明の目的は、一旦収容した遊技媒体を遊技者が容易に取り出せないようにすることができる遊技媒体容器を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の第1の態様によれば、
遊技媒体を収容するための媒体収容空間を構成する包囲部材を有し、
上記包囲部材は、遊技媒体容器の外部と、上記媒体収容空間とを連通する連通部を少なくとも1つ有し、
上記連通部は、遊技媒体が通過可能である開口構造を有すること
を特徴とする遊技媒体容器が提供される。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について、図面を参照して説明する。説明に先立って、本発明の遊技媒体容器が用いられる遊技場について説明する。
【0011】
遊技場では、一般に、複数台の遊技機と、複数台の遊技媒体貸出機とが、いわゆる遊技島を構成している。通常は、その遊技島が、複数、設置されている。また、島に配置される遊技機としては、遊び方が異なるもの、賞の出方が異なるもの等の種々の形式の遊技機が用いられる。図6は、その遊技島の一部を示す。
【0012】
図6に示すように、遊技島においては、通常、複数台の遊技機1100で構成される遊技機列と、この遊技機列の各遊技機1100の間に配置される遊技媒体貸出機1200とが天板1010上に設置されて、全体として遊技島を構成している。なお、図6では、遊技機列を1列のみ示している。このような遊技機列が一列の遊技島の他に、遊技機を背中合わせにした状態で、2列配置した構造の遊技島が存在する。遊技場では、それぞれのレイアウトに応じて、これらの遊技島を適宜配置している。
【0013】
図6に示す遊技機1100は、パチンコ機である。この遊技機1100の場合、その前面下方に、遊技の実行に用いられる遊技媒体を保持すると共に、当該遊技機が賞として排出する遊技媒体を一時保持するための第1の遊技媒体保持部(上皿)1161、および、遊技媒体保持部1161からフローされた遊技媒体の受け皿となる第2の遊技媒体保持部1162(下皿)が設けられている。
【0014】
上記第1の遊技媒体保持部1161には、賞として遊技媒体1001が払い出される賞媒体出口1161aと、いずれも図示していないが、保持している遊技媒体1001を排出するための開口(上皿排球開口)と、その開口を開閉するためのシャッタと、シャッタを操作するための操作部(上皿玉抜きレバー)と、保持している遊技媒体1001が保持可能な量を越えたときに、遊技媒体1001を上記第2の遊技媒体保持部1162にフローさせるためのフロー経路とが設けられている。
【0015】
上記第2の遊技媒体保持部1162には、上記フロー経路から遊技媒体がフローされる1162aと、いずれも図示していないが、保持している遊技媒体1001を排出するための開口(下皿排球開口)と、その開口を開閉するためのシャッタと、シャッタを操作するための操作部(下皿玉抜きレバー)とが設けられている。また、この遊技機では、第2の遊技媒体保持部1162に灰皿1162bが設けられている。
【0016】
上記第2の遊技媒体保持部1162の下方は、天板1010との間に、遊技媒体容器1400を配置することができるように、空き空間となっている。図7に、上記空き空間に遊技媒体容器1400が配置された状態を示す。上記第2の遊技媒体保持部1162に設けられている開口(下皿排球開口)と、遊技媒体容器1400の上部の開口1401とが対応する相対位置関係になるように、遊技媒体容器1400を配置することができる。
【0017】
図6に示す遊技媒体貸出機1200は、その本体の前面に、紙幣投入口1222、コイン投入口1224、遊技媒体排出部1240、および、識別子1210を有する。紙幣投入口1222およびコイン投入口1224は、それぞれ紙幣およびコインを投入するための開口である。この部分から、紙幣またはコインを投入して、予め定められた賃借単価で、遊技媒体の貸し出しを受ける。なお、これらの他に、また、これらの両者または一方に代えて、カード挿入器を設けてもよい。そのようにすれば、プリペイドカード、クレジットカード等が使用可能となる。遊技媒体排出部1240は、貸し出される遊技媒体1001を、遊技媒体貸出機1200から排出する。この遊技媒体排出部1240は、遊技媒体案内管1241を有する。この遊技媒体案内管1241は、その先端の開口1242が、遊技媒体1001を投入すべき遊技媒体保持部1160の上方に位置するように設定されている。従って、遊技媒体貸出機1200から貸し出される遊技媒体1001は、対応する遊技媒体保持部1161に排出される。
【0018】
図1、および、図3から図14を参照して、本発明の第1の実施形態について説明する。
【0019】
図1に示すように、本実施形態における遊技媒体容器1400は、遊技媒体1001を収容するための媒体収容空間1402を構成する包囲部材1410により容器本体が構成される。包囲部材1410は、上部部材1415、底部部材1416、および、側部部材1417を有して構成され、媒体収容空間1402を閉じる形状に形成される。そして、包囲部材1410の一部に、上記媒体収容空間1402と、その外部とを連通させるための連通部1420が形成される。連通部1420は、上部部材1415および底部部材1416の少なくとも一方に形成される。図1は、上部部材1415に連通部1420を設けた例である。なお、連通部1420は、複数形成されてもよい。
【0020】
上記包囲部材1410を構成する各部材は、材質は、特に問わないが、例えば、合成樹脂材で形成することができる。合成樹脂材を用いると、軽量であり、かつ、安価に製造でき、しかも、製造が容易である。これらの部材は、その全部または一部を一体的に形成してもよい。
【0021】
包囲部材1410は、遊技媒体容器1400の形を決めるものであると共に、遊技媒体1001を、遊技媒体収容空間1402に保持する機能を持つ。従って、一般的には、板状の部材で構成される。この板状の部材には、遊技媒体1001が通過させないことを条件に、貫通孔が設けられていてもよい。以下に、図8から図10を参照して、貫通孔を有して形成される包囲部材1410について説明する。
【0022】
貫通孔としては、例えば、図8に示されるスリット1416s、図9に示される孔1416c等がある。また、図10に示すように、この貫通孔を設けた包囲部材1410として、同じ条件の下に、メッシュ状の部材1416mを用いることができる。なお、貫通孔を設けること(メッシュ状の部材1416mを用いる場合を含む)は、図1に示す上部部材1415以外の面を構成する部材についてすることがよい。特に、底部部材1416とすることが好ましい。上部部材1415に、貫通孔を設けないようにすることによって、塵埃、特に、たばこの灰が、遊技媒体収容空間1402内に侵入し難くすることができる。一方、底部部材1416に、貫通孔を設けることにより、侵入した塵埃の排出を容易にして、遊技媒体収容空間1402内に塵埃が溜まりにくい構造とすることができる。また、洗浄剤を用いて内部を洗浄する際に、洗浄剤の導入および排出が容易に、かつ、速やかに行うことが可能になる。これによって、遊技媒体容器1400を洗浄するための作業が簡易になる。洗浄剤としては、例えば、水や洗剤など、または、研磨用の粉体などを用いることができる。
【0023】
側部部材1417は、遊技媒体収容空間1420を四方から囲む。そして、その上部には、枠部1418が設けられている。この枠部1418は、側部部材1417の上部を外側に折り返した構造となっている。また、枠部1418の長手方向の両端には、持ち手1419がそれぞれ設けられている。枠部1418は、側部部材1416と一体に設けることができる。枠部1418は、遊技媒体容器1400自体の構造的強度を向上させると共に、その長手方向の両端に設けられた持ち手1419で、当該遊技媒体容器1400が持ち上げられた時、内部の遊技媒体の重量に耐えて、当該容器1400を支持できる強度を保持している。
【0024】
側部部材1417は、上部部材1415が、枠部1418の最上部より少し下部側に後退した位置に設けられる。これにより、上部部材1412の上方に、枠部1418で囲まれる空間(上部空間1404)が形成される。一方、側部部材1417は、それを囲む外周の断面積が、上部1417a側で広く、下部1417b側で狭くなるように、わずかにテーパを持たせて形成される。このテーパは、上記上部空間1404に側部部材1417の下部側1417bが嵌まり込むことができるように設定される。
【0025】
遊技媒体容器1400をこのような構造とすることにより、複数の容器1400を、順次積み重ねることが容易となる。すなわち、図3に示すように、遊技媒体容器1400を積み重ねた場合に、上部部材1415の上に、側部部材1417の下端1417bが載るので、遊技媒体1001の収容状態の如何によらず、安定に、かつ、傾かずに置くことができる。また、複数の遊技媒体容器1400を積み重ねる際、相対的に上に位置する遊技媒体容器1400の側部部材1417の下端1417bを、その下側に位置する遊技媒体容器の上部空間1404に嵌合させることができて、上に位置する遊技媒体容器1400の横ずれを防止することができる。
【0026】
これに対して、図4に示すように、仮に、遊技媒体容器1400の上部が開放されている場合には、側部部材1417の下端1417bまたは底部部材1416が、遊技媒体容器1400内に収容されている遊技媒体1001の群の上に直接載る状態となる。そのため、遊技媒体1001の収容状態に応じて、上に載る容器1400が傾いたり、不安定な状態で置かれる状態となり得る。本実施形態では、上部部材1415が存在するため、上述したように、安定に、かつ、傾かずに、遊技媒体容器1400の積み重ねが行える。
【0027】
なお、遊技媒体容器1400の上部が開放されている場合には、遊技媒体1001が収容されていない遊技媒体容器1400が積み重ねられる場合であっても、図5に示すように、上に載る容器1400が傾いたり、不安定な状態で置かれる状態となり得る。
【0028】
連通部1420は、上述したように、上部部材1415に設けられる。この連通部1420は、図7に示すように、技媒体容器1400を遊技機1100の遊技媒体保持部1160の下方の天板1010に載置した場合に、遊技媒体受け部1162の遊技媒体1001を排出するための開口(下皿排球開口)と連通して、第2の遊技媒体保持部1162から、それに保持されている遊技媒体1001を受け取ることができる位置に設けられる。なお、連通部1420は、上記開口と連通して、遊技媒体1001を受け取ることができる位置に設けられればよい。そのため、そのような位置であれば、それが設けられる位置は、上部部材1415に限られない。また、第2の遊技媒体保持部1162の遊技媒体1001を排出するための開口が複数箇所に存在する場合には、連通部1420も、それに対応させて、複数箇所に設けることができる。
【0029】
そして、遊技媒体容器1400が上記天板1010上に載置される際に、複数の置き方が可能であれば、それぞれの置き方に対応する連通部1420を設けることができる。例えば、図1に示す遊技媒体1400は、水平面内で、半回転した状態でも同様に載置することができる。従って、この対称性に応じて、対称な位置に、それぞれ連通部1400を設けることができる。
【0030】
連通部1420の機能の一つは、遊技媒体1001を通過させることにある。このため、連通部1420は、遊技媒体1001が通過可能な断面形状の開口を形成する構造とする。開口の断面形状は、遊技媒体1001が通過できればよく、例えば、円形、多角形、方形、三角形等が可能である。また、大きさは、遊技媒体1001が単独で通過できる大きさのみならず、複数個が同時に通過できる大きさであってもよい。
【0031】
連通部1420の全体の大きさは、上記第2の遊技媒体保持部1162の開口(下皿排球開口)に対応する部位を少なくとも含む大きさとすることができる。これによって、上記第2の遊技媒体保持部1162の開口から排出された遊技媒体1001が円滑に媒体収容空間1402に導入される。また、連通部1420の全体の大きさを、上記第2の遊技媒体保持部1162に対応する部位よりも小さく形成することができる。これにより、遊技中に塵埃、例えば、遊技者が喫煙する際の煙草の灰が侵入することが、より確実に防止される。
【0032】
上記第2の遊技媒体保持部1162に、灰皿1162bが設けられている場合には、連通部1420の全体の大きさを、上記第2の遊技媒体保持部1162よりも少なくとも小さく形成することは、特に効果的である。すなわち、このような遊技機1100の場合は、遊技者が、灰皿1162bに捨てる際に、灰が遊技媒体容器1400に降りかかり易い。さらに、遊技媒体容器1400が交換される際に、灰皿1162bに捨てられている煙草の吸殻、灰等が遊技媒体容器1400に降りかかることがある。従って、媒体収容空間1402に、連通部1420を第2の遊技媒体保持部1162よりも小さく形成することは、上記のように降りかかる灰の侵入が防止するための効果が顕著となる。
【0033】
一方、連通部1420の他の機能の一つは、遊技媒体容器1400の遊技媒体収容空間1402からの遊技者による遊技媒体1001の取り出しを阻止することにある。この観点からは、連通部1420の開口断面の大きさが、制限される場合がある。すなわち、遊技者の手、指などを差し込んで、遊技媒体1001を取り出せない大きさとする。例えば、大人の指2本で玉を摘まんだ状態では、指が容易には抜けない大きさとする。具体的には、パチンコ玉を例にすると、例えば、パチンコ玉2個が同時に通過できる程度の大きさとする。また、他の構造としては、遊技媒体1001が、1個ずつ通過できる程度の大きさとし、そのような開口を複数個、集合させる構造とすることもできる。例えば、図11に示すように、円形の断面の開口1420cを有する連通部1420としてもよいし、図12に示すように、スリット状の断面の開口1420sを有する連通部1420としてもよい。また、図13に示すように、連通部1420を複数の開口に分割するための部材1420aを設けてもよい。部材1420aの形態は、個々の開口から人の手、指が入らないように構成されればよく、例えば、図13に示すように、部材1420aは、棒状に形成され並列して設けてもよいし、格子状に構成されてもよい。
【0034】
また、同じ目的を達成するための他の構造としては、連通部1420を、実質的に屈曲させる構造とすることができる。例えば、図14(a)および(b)に示すように、連通部1420の開口の内側に、その開口に面して、侵入防止用の板1420bを配置して、遊技媒体1001は、その板1420bの外周に回り込んで通過する構造とすることができる。このようにすることにより、外部から、指などを差し込めない構造とすることができる。この場合には、断面の大きさを大きくすることが可能となる。また、図14(b)に示すように、板1420bを湾曲させることによって、遊技媒体1001が板1420bの外側に回り込み易くなり、遊技媒体1001の導入を円滑にすることができる。板1420bを平板状に形成し、これを傾斜させて設けてもよいのは勿論である。
【0035】
ところで、連通部1420について、例えば、その開口断面形状を選ぶことにより、遊技媒体1001と、それより大きい異物とを分別することができる。遊技場においては、異物、特に、遊技客が硬貨を誤って遊技媒体1001と混在させてしまうことが起こり得る。遊技媒体中1001に硬貨が混在すると、後に、遊技媒体1001を計数する際に、詰まりが生じる原因となる。そして、それによって、計数装置を故障させることがある。このような事態を防ぐため、連通部1420は、特に、遊技媒体1001と硬貨との分別ができる構造とすることが好ましい。
【0036】
そのような構造として、例えば、遊技媒体1001の最大の断面を含み、かつ、最も小さい硬貨の、最小の断面を含まない形状とすることにより、硬貨を通さず、遊技媒体1001を通すことができる。
【0037】
具体的には、例えば、直径11mmの球形の遊技媒体1001を通過させ、一円硬貨を通過させないために、直径11mmの円を含み、かつ、20mm×1mmの長方形を含まない形状の断面を有する連通部1420とすることができる。より具体的には、連通部1420の内断面が円形であり、その内径が11mm以上、20mm未満となるように構成することができる。勿論、内断面の形状は、これに限らない。例えば、菱形、方形、六角形等の形状の開口を有する形状とすることができる。次に、上記分別を実現する他の手段として、連通部1420に、フィルタを設ける構造とすることができる。フィルタは、遊技媒体1001のみを通過し、これより大きい異物、例えば、硬貨の通過を阻止する。具体的には、遊技媒体1001は通過でき、硬貨は通過できない形態に形成した孔を1以上有する部材で構成することができる。例えば、メッシュ、多孔板等で構成することができる。フィルタは、連通部1420のどこに設けてもよい。ただし、外部空間側の開口端ないしその外側に設けることにより、通過を阻止された異物を取り除きやすくすることができる。また、連通部1420の途中で異物による詰まりが発生することも防げる。
【0038】
以上に述べた本発明の第1の実施形態は、上部部材1415を設けたことにより、複数の遊技媒体容器1400を、安定に、かつ、傾かずに積み重ねることができる。また、連通部1420を設け、その部分を通して、遊技媒体1001を受け取るようにすることができ、しかも、連通部1420の構造および大きさを適当に設定することにより、取り込んだ遊技媒体1001の取り出しを阻止することができる。
【0039】
次に、図2および図15(a)〜(c)を参照して、本発明の第2の実施形態について説明する。本実施形態は、連通部1420における遊技媒体1001の通過を制限するための通過制限機構1530が設けられる遊技媒体容器1400の例である。なお、本実施形態の遊技媒体容器1400は、その基本的構造は、上述した第1の実施形態の遊技媒体容器1400と同様である。従って、ここでは、相違点を中心として説明する。
【0040】
本実施形態の遊技媒体容器1400は、図2に示すように、包囲部材1410により、その内部に遊技媒体1001を収容する遊技媒体収容空間1402を構成する容器本体が形成される。包囲部材1410は、上述した第1の実施形態の容器と同様に、上部部材1415、底部部材1416および側部部材1417を有する。また、上部部材1415には、遊技媒体収容空間1402と外部とを連通して、遊技媒体1001を通過させる連通部1420を有する。この連通部1420の位置および構造は、上述した第1の実施態様の場合と同様である。
【0041】
一方、本実施形態の遊技媒体容器1400は、上記連通部1420に付随して、その連通部1420を通過する遊技媒体の通過を制限するための通過制限機構1530を有する。
【0042】
通過制限機構1530は、本実施形態では、連通部1420における遊技媒体1001の通過を阻止するための閉塞部材1531を有する。閉塞部材1531は、上記連通部1420における遊技媒体1001の通過を実質的に遮断する第1の状態(閉状態)と、遊技媒体1001を通過可能に連通部1420の開口を確保する第2の状態(開状態)との二つの状態を実現できる構造となっている。
【0043】
上記閉塞部材1531は、例えば、外部から作用する力(外力)を受けて、上記二つの状態間を遷移するように変位する構成とすることができる。例えば、連通部1420の開口面と平行な面において、閉塞部材1531が、回動、または、平行移動することにより、上記二つの状態を実現する構造とすることができる。また、閉塞部材1531を、連通部1420の開口面に平行な軸の廻りに回動可能とする構造として、上記2つの状態を実現する構造とすることもできる。図2は、閉塞部材1531を平板状に形成して、外力を利用して平行移動して、連通部1420を開閉する構造の例を示す。
【0044】
なお、上記閉塞部材1531は、その剛性が変更可能に構成されることによっても、上記2つの状態を実現することができる。例えば、連通部1420を通過しようとする遊技媒体1001に押圧されて閉塞部材1531が変形可能な状態を上記第1の状態とし、閉塞部材1531がその形状を維持して遊技媒体1001の通過を阻止する状態を上記第2の状態として実現することができる。
【0045】
なお、本実施形態では、通過制限機構1530は、常時閉となるように、閉塞部材1531の第1の状態を安定状態とする構造としてある。すなわち、外部からの外力が作用しない場合、閉塞部材1531は、上記第2の状態から第1の状態へ自発的に復帰し、連通部1420を閉状態とする。例えば、閉塞部材1531が上記第1の位置に位置するとき、力学的エネルギーのポテンシャルが最小となるように構成して、上記第1の状態を安定状態とし、自発的に復帰させることができる。具体的には、例えば、弾性を有する部材で閉塞部材1531を拘束し、上記第1の位置に閉塞部材1531があるとき、弾性エネルギが最小となるように、予め弾性力を働かせておくことができる。より具体的は、図2に示すように、引っ張りバネ1531bにより閉塞部材1531を拘束する構造とすることができる。また、上記閉塞部材1531が上記第1の状態にある状態で、その状態を維持するように、弾性体により予圧をかけておくことができる。このように、予圧をかけることによって、閉塞部材1531がより確実に第1の状態に安定する構造とすることができる。
【0046】
なお、復元力として重力を利用してもよい。すなわち、閉塞部材1531が変位する軌道が、唯一つの安定点を有するように、閉塞部材1531を拘束し、上記安定点が上記第1の位置となるように軌道を選ぶことができる。
【0047】
閉塞部材1531を変位させるための外力としては、例えば、遊技者が、遊技媒体容器1400を、遊技媒体保持部1162(図6参照)の下方の天板1010上に載置しようとする力を利用すること、下皿玉抜きレバー(第2の遊技媒体保持部1162に設けられた下皿排球開口のシャッタを操作するための操作部)を操作する力を利用することなどができる。より具体的な例として、遊技媒体容器1400を載置しようとする力を利用するための構成を有する通過規制機構1530の一例を図2に示す。図2において、遊技機1100の下方に、突起1181を形成し、この突起に閉塞部材1531が押し当てられることにより、閉塞部材1531を変位させることができる。図2において、遊技媒体容器1400の側部部材1417には、上記突起1181に対応する位置に貫通孔1417dが形成される。閉塞部材1531は、上記側部部材1417の上記貫通孔1417dが形成された部位に対向する立面となる当接面1531aが形成される。また、図2の例では、側部部材1417と、当接面1531aとにそれぞれ引っ張りバネ1531bの端部が取り付けられ、閉塞部材1531が上記第1の状態(閉状態)を安定状態とするように、側部部材1417と閉塞部材1531との相対位置関係を拘束している。そして、側部部材1417の引っ張りバネ1431bが取り付けられる部位には、上記第1の状態となるとき、引っ張りバネを収容するためのバネ収容部1417cが形成される。バネ収容部は、本例では、側部部材1417側に形成されているが、閉塞部材1531側に形成されてもよく、勿論、両者に形成されてもよい。
【0048】
また、本例では、外部に露出して、閉塞部材1531が設けられる場合について、説明したが、遊技媒体収容空間1402の内部に設けることができる。閉塞部材1531を媒体収容空間1402の内部に設けることにより、閉塞部材1531を遊技者が開けて、遊技媒体1001を取り出すことを防止することができる。
【0049】
なお、下皿玉抜きレバーを操作する力を利用するためには、例えば、下皿玉抜きレバー変位に応じて変位する爪部材1182が遊技機110に設けられる場合、図15に示すように通過規制機構1530を構成することができる。図15に示す通過規制機構1530は、遊技媒体容器1400の長手方向に沿う方向に平行移動することができる閉塞部材1531を備える通過規制機構1530が構成される遊技媒体容器1400の例である。ここで、遊技機1100には、変位下皿玉抜きレバーが、遊技機1100の面に沿う方向に変位するように操作され、下皿玉抜きレバーと共に、同じ方向に変位する爪部材1182が設けられるとする。通過制限機構1530は、連通部1420が、開状態と閉状態とになる状態を実現するための閉塞部材1531と、閉塞部材1531を変位可能に支持するための支持部材1532とを有して構成される。閉塞部材1531は、閉状態のとき、連通部1420の開口と一致する開口を有し、かつ、閉状態のとき、連通部1420の開口を覆う形状に形成される。また、遊技媒体容器1400が天板1010の空き空間に載置されたとき、上記爪部材1182と対応する位置に突設される突起1531cが形成される。上記閉塞部材1531が媒体収容空間1402に設けられる場合には、突起1531を上部部材1415から上部空間1404に挿通させるための開口部1451cが、上部部材1415に形成される。
【0050】
例えば、図15(a)に示すように、連通部1420を複数のスリット状の開口1420sを有する形状に形成し、図15(b)に示すように閉塞部材1531を、開状態とのとき、上記スリット状の開口1420sに対応する開口1531sを有する形状に形成することができる。このように、連通部1420を複数の開口に分割することにより、閉塞部材1531の移動量を小さくすることができる。また、閉塞部材1531に突設された突起1531が、上部空間1404の周辺部に位置するように構成することにより、遊技媒体容器1400を複数積み重ねる場合の安定性を向上させることができる。
【0051】
上記突起1531cは、図15(c)に示すように、上記遊技機1100の下皿玉抜きレバーと連動する上記爪部材1182が変位することによって、閉塞部材1531を開方向に変位させる外力をうける。なお、図15(a)〜(c)に示した例では、爪部材11182と、突起1531cとの関係は、閉塞部材15331を開く方向に力を与える関係となっているが、外力を利用する向きはこれに限らない。例えば、突起1531cが爪部材1182を挟む形状に形成してもよい。これによって、上記下皿玉抜きレバーに連動して、上記閉塞部材1531を、閉状態から開状態に、および、開状態から閉状態に変位させることができる。
【0052】
また、図15(a)に示されるように、連通部1420および通過規制機構1530を、遊技媒体容器1400の対称性に対応して、複数設けることにより、遊技媒体容器1400が載置される、それぞれの置き方に対応することが可能になる。
【0053】
このように、連通部1420に、通過規制機構1530を設けることにより、遊技媒体収容空間1402に収容された遊技媒体1001が遊技者により取り出されることを、より確実に阻止することが可能になる。また、遊技媒体収容空間1402に塵埃が進入することを防止する効果も向上する。
【0054】
なお、遊技媒体1001の取り出しは、連通部1420が遊技媒体容器1400の上面側にのみ設けられている場合には、遊技媒体容器1400の天地を反転して排出する。また、連通部1420が、上面のほかに、底面側にも設けられている場合には、底面側の連通部1420を開放して、遊技媒体1001を遊技媒体容器1400から排出させる。
【0055】
連通部1420を底面側にも設けることにより、遊技媒体容器1400を反転せずに、収容される遊技媒体1001を取り出すことができる。特に、多くの遊技媒体1001が収容された重い遊技媒体容器1400を反転することは面倒であり、連通部1420を底面側にも設けることによって、遊技媒体1001を排出するための作業は簡易になる効果は大きい。
【0056】
【発明の効果】
本発明によれば、遊技媒体容器の枠部の最上部より少し下部側に後退した位置に上部部材を設けたことにより、複数の遊技媒体容器を、安定に、かつ、傾かずに積み重ねることができる。
また、遊技者が獲得した遊技媒体と景品との交換単位(遊技媒体の引き取り単価)を、遊技機の種類などに応じて変更した場合であっても、遊技場にとって損害の発生を防止するために、事前に遊技客が獲得した景品球を一旦収容する遊技媒体容器から遊技者が容易に取り出すことを阻止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施形態における遊技媒体容器を示す説明図であって、(a)斜視図、(b)断面図である。
【図2】 本発明の第2の実施形態における遊技媒体容器を示す断面図である。
【図3】 本発明を適用した遊技媒体容器を積み重ねた状態を示す断面図である。
【図4】 遊技媒体を収容した状態で積み重ねられた従来の遊技媒体容器を示す断面図である。
【図5】 空の状態で積み重ねられた従来の遊技媒体容器を示す断面図である。
【図6】 遊技機および遊技媒体貸出機を示す説明図である。
【図7】 図6において、遊技媒体容器が設置された状態を示す説明図である。
【図8】 底部にスリットが設けられた遊技媒体容器を示す斜視図である。
【図9】 底部に丸孔が設けられた遊技媒体容器を示す斜視図である。
【図10】 底部にメッシュ状の部材を用いた遊技媒体容器を示す斜視図である。
【図11】 丸孔状に形成された連通部を有する遊技媒体容器を示す斜視図である。
【図12】 スリット状に形成された連通部を有する遊技媒体容器を示す斜視図である。
【図13】 開口を分割するための部材が設けられた連通部を有する遊技媒体容器を示す斜視図である。
【図14】 手、指などの進入を防ぐ部材が設けられた連通部を有する遊技媒体容器を示す斜視図である。
【図15】 通過規制機構を備える遊技媒体容器を示す説明図であって、(a)遊技媒体容器の上面図、(b)遮蔽部材の上面図、(c)通過規制機構を模式的に示す断面図である。
【図16】 従来の遊技媒体容器を示す説明図であって、(a)斜視図、(b)断面図である。
【符号の説明】
1001…遊技媒体、1010…天板、1050…遊技媒体補給器、1052…補給経路、1100…遊技機、1110…識別子、1160…、1161…第1の遊技媒体保持部(上皿)、1161a…賞媒体出口、1161b…開口、1162…第2の遊技媒体保持部(下皿)、1162a…フロー媒体出口、1162b…灰皿、1181…突起、1182…爪部材、1200…遊技媒体貸出機、1210…識別子、1220…遊技媒体貸出機、1222…紙幣投入口、1224…硬貨投入口、1240…遊技媒体排出部、1242…遊技媒体案内管、1243…開口、1400…遊技媒体容器、1401…開口、1402…媒体収容空間、1204…上部空間、1410…包囲部材、1415…上部部材、1415c…開口、1416…底部部材、1416c…丸孔、1416s…スリット、1416m…網目、1417…側部部材、1417a…上端、1417b…下端、1417c…バネ収容部、1414d…貫通孔、1418…枠部、1419…持ち手、1420…連通部、1420s…スリット、1530…通過制限機構、1531…閉塞部材、1531a…当接面、1531b…引っ張りバネ、1531c…突起。
Claims (2)
- 遊技機から賞として排出された遊技媒体を一時保持するための上皿からフローされた遊技媒体の受け皿となる下皿内の遊技媒体を排出するための下皿排球開口から遊技媒体を受け入れる遊技媒体容器において、
前記遊技媒体容器は、遊技媒体を収容するための媒体収容空間を構成する包囲部材により構成され、該包囲部材は、上部部材、底部部材、および、側部部材にて構成するとともに、該媒体収容空間を閉じる形状に形成し、
前記遊技媒体が1個ずつ通過できる程度の大きさの開口部を、前記下皿排球開口の直下に位置する前記遊技媒体容器の枠部の最上部より少し下部側に後退した位置に配設された前記上部部材の略中央部に、複数の前記開口部を集合させたことを特徴とする遊技媒体容器。 - 遊技機から賞として排出された遊技媒体を一時保持するための上皿からフローされた遊技媒体の受け皿となる下皿内の遊技媒体を排出するための下皿排球開口から遊技媒体を受け入れる遊技媒体容器において、
前記遊技媒体容器は、遊技媒体を収容するための媒体収容空間を構成する包囲部材により構成され、包囲部材は、上部部材、底部部材、および、側部部材にて構成するとともに、媒体収容空間を閉じる形状に形成され、
前記遊技媒体が1個ずつ通過できる程度の大きさの開口部は、前記下皿排球開口の直下に位置する前記遊技媒体容器の枠部の最上部より少し下部側に後退した位置に配設された前記上部部材の略中央部に配置され、前記開口部の下に前記遊技媒体の直進を妨げるための部材を、上記遊技媒体収容空間内部に設けたことを特徴とする遊技媒体容器。
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