JP4014854B2 - トランスポート形式の組み合わせを選択できるワイヤレス・ネットワーク - Google Patents

トランスポート形式の組み合わせを選択できるワイヤレス・ネットワーク Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線ネットワーク制御局と、それぞれちょうど1つのトランスポート・チャネルにマッピングされる異なる論理チャネルを通じて、有益データを送信する割り当てられた複数の端末と、を有するワイヤレス・ネットワークに関する。
【0002】
【従来の技術】
rd Generation Partnership Project(3GPP);Technical Specification Group(TSG) RAN:Working Group 2(WG2);Radio Interface Protocol Architecture:TS 25.302 V.3.6.0から、MAC(Medium Access Control;媒体アクセス制御)レイヤの機能を説明するワイヤレス・ネットワークが知られている。RLC(Radio Link Control;無線リンク制御)レイヤにおいて形成されたパケット・データ・ユニットは、MACレイヤによってトランスポートブロック内へパッキングされ、このトランスポートブロックは物理レイヤによって、無線ネットワーク制御局から端末へ又は端末から無線ネットワーク制御局へ、物理チャネルを通じて送信される。このような多重化若しくは逆多重化機能以外に、MACレイヤは、適切なトランスポート形式の組み合わせ(TFC)を選択する機能を有する。トランスポート形式の組み合わせは、各トランスポートチャネルに対するトランスポート形式の組み合わせを表す。このトランスポート形式の組み合わせは、特に、物理レイヤにおけるトランスポートチャネルがいかに物理チャネル内へ多重化されるかを示す。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、トランスポート・ブロックの送信を決定する適切なトランスポート形式の組み合わせを見つけるための選択工程を示すワイヤレス・ネットワークを提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明によれば、上記目的は、無線ネットワーク制御局と複数の割り当てられた端末とを有するワイヤレス・ネットワークであって、前記無線ネットワーク制御局及び前記端末は、
それぞれが、論理チャネルのパケット・データ・ユニットによって形成されたトランスポート・ブロックを、少なくとも一無線フレームを含む送信時間インターバルに割り当てられ、その送信時間インターバル及び対応する無線フレームの先頭において稼動中であるトランスポート・チャネルを通じて送信し、
各トランスポート・チャネルを通じて送信されるトランスポート・ブロックを示すトランスポート形式の組み合わせを少なくとも形成し、
各論理チャネルに、継続的に、有効パケット・データ・ユニットの最大数若しくはそれを超える数が送信されることを許可する複数のトランスポート形式を選択させると共に、記録されたパケット・データ・ユニットを同じトランスポート・チャネル上にマッピングされた考慮済の論理チャネルとして考慮させ、
削減されたトランスポート形式の組み合わせの数から、既に割り当てられた非稼動状態のトランスポート・チャネルを考慮した際に、最も少ないトランスポート・ブロック数を含むトランスポート形式の組み合わせを選択する、ワイヤレス・ネットワークによって実現される。
【0005】
本発明は、様々なトランスポート・チャネルに対して設けられたトランスポート・ブロックの送信に適した再帰手順におけるトランスポート形式の組み合わせが最初に選択される、適切なトランスポート形式の組み合わせを見つける選択処理を提案する。ここでは、記録されたパケット・データ・ユニットを同じトランスポート・チャネル上にマッピングされた考慮済の論理チャネルとして考慮しつつ、最大数若しくはそれ以上の有効なパケット・データ・ユニットの送信を許可するトランスポート形式の組み合わせが選択されることが基準である。次いで、第二の基準は、第一の基準によって削減された数から最も少ないトランスポート・ブロック総数の送信を可能にするトランスポート形式の組み合わせを選択することである。次いで、非稼動状態のトランスポート・チャネルに対して割当を与えることができないように考慮される。この場合、既に予め選択されたトランスポート・ブロック数は選択されなければならない。
【0006】
異なる優先度を有する論理チャネルは、ちょうど1つのトランスポート・チャネル上にマッピングされる。無線ネットワーク制御局若しくは一端末は、該論理チャネルの優先度の順に、複数のトランスポート形式の組み合わせから選択を実行する。無線ネットワーク制御局若しくは一端末は、論理チャネルの優先度に従って、送信開始時に論理チャネルを並び替える。同じ優先度を有する論理チャネルが存在する場合、潜在的な送信時間インターバルの長さに応じて並び替えられる。各無線フレームの先頭において、送信時間インターバルの持続時間を考慮せずに、論理チャネルのバッファにおいて待機中のブロック数に応じて並び替えが実行される。
【0007】
無線ネットワーク制御局若しくは一端末のMACレイヤ(Medium Access Control;媒体アクセス制御)は、トランスポート形式の組み合わせを選択し、無線ネットワーク制御局若しくは一端末のRLC(RadioLink Control;無線リンク制御)レイヤは、送信パケット・データ・ユニットを記録する。次いで、MACレイヤは、論理チャネルを通じて伝送されたパケット・データ・ユニットからトランスポート・ブロックを形成する。
【0008】
本発明は、更に、上記ワイヤレス・ネットワークの無線ネットワーク制御局及び端末にも関する。
【0009】
【発明の実施の形態】
本発明のこれら及び他の態様は、以下の実施形態を参照して明らかにされる。
【0010】
図1は、例えば、無線ネットワーク制御局(RNC)1と、複数の端末2〜9とを有する無線ネットワークを示す。無線ネットワーク制御局1は、無線トラフィックに参加するすべての要素(例えば、端末2〜9)の制御を担う。制御データ及び有益データの交換は、少なくとも、無線ネットワーク制御局1と端末2〜9との間で起こる。
【0011】
原則として、端末2〜9は移動局であり、無線ネットワーク制御局1は固定的に導入される。しかし、無線ネットワーク制御局1は、場合によっては、移動可能なものでもよく、移動式なものでもよい。
【0012】
このワイヤレス・ネットワークにおいて、無線信号は、例えばFDMA、TDMA、若しくはCDMA方式(FDMA=周波数分割多重接続、TDMA=時分割多重接続、CDMA=符号分割多重接続)、又は、これら方式の組み合わせに従って送信される。
【0013】
特殊な符号拡散方式であるCDMA方式によれば、ユーザから発せられたバイナリ情報(データ信号)は、毎回異なるコード・シーケンスで変調される。このようなコード・シーケンスは、擬似ランダム方形波信号(PNコード)を含む。PNコードのレートは、チップレートと呼ばれ、通常はバイナリ情報のレートよりもはるかに高い。擬似ランダム方形波信号の方形波パルスの持続時間は、チップインターバルTと呼ばれる。1/Tがチップレートである。擬似ランダム方形波信号によるデータ信号の個別の操作若しくは変調によって、拡散係数N=T/Tでスペクトラムを拡散することができる。ここで、Tはそのデータ信号の方形波パルスの持続時間である。
【0014】
有益データ及び制御データは、無線ネットワーク制御局1によって予め規定されたチャネルを通じて、少なくとも1つの端末(2〜9)と無線ネットワーク制御局1との間で送信される。チャネルは、周波数レンジ、タイム・レンジ、例えばCDMA方式では拡散コード、などによって決定される。無線ネットワーク制御局1から端末2〜9への無線リンクは、ダウンリンクと呼ばれ、端末から基地局への無線リンクは、アップリンクと呼ばれる。このように、基地局から端末へのデータはダウンリンク・チャネルを通じて送信され、端末から基地局へのデータはアップリンク・チャネルを通じて送信される。
【0015】
例えば、コネクション確立前に、無線ネットワーク制御局1からの制御データを全端末2〜9へブロードキャストするのに用いられるダウンリンク制御チャネルが設けられてもよい。このようなチャネルは、ダウンリンク報知制御チャネルと呼ばれる。コネクション確立前に、端末2〜9から無線ネットワーク制御局1へ制御データを送信するために、例えば、無線ネットワーク制御局1によって割り当てられたアップリンク制御チャネルが、他の端末2〜9によってもアクセスされ得るように用いられ得る。複数の若しくはすべての端末2〜9によって用いられ得るアップリンク・チャネルは、共通アップリンク・チャネルと呼ばれる。例えば端末2〜9と無線ネットワーク制御局1との間でコネクションが確立された後、有益データはダウンリンク及びアップリンク・ユーザ・チャネルを通じて、送信される。一送信器と一受信器との間のみにセットアップされたチャネルは専用チャネルと呼ばれる。原則として、ユーザ・チャネルは、専用チャネルであり、この専用チャネルは、リンク固有の制御データを送信するための専用制御チャネルを伴うことが可能である。
【0016】
無線ネットワーク制御局1と端末との間で有益データを交換するためには、端末2〜9が無線ネットワーク制御局1と同期されていることが必要である。例えば、FDMA及びTDMA方式の組み合わせが用いられるGSMシステム(GSM=Global System for Mobile communications)から、所定のパラメータに基づいて適切な周波数レンジが決定された後、フレームの時間位置が決定される(フレーム同期)ことが知られている。フレーム同期は、データの送信時間の順序を決定するのに役立つ。このようなフレームは、TDMA、FDMA、及びCDMA方式の場合、端末及び基地局のデータ同期のために常に必要である。このようなフレームは、複数のサブフレームを含んでもよく、複数の他の連続フレームと共にハイパーフレームを構成してもよい。
【0017】
無線ネットワーク制御局1と端末2〜9との間の、無線インターフェースと経由した制御データ及び有益データの交換は、図2に例示として示すレイヤ・モデル若しくはプロトコル構造を参照して説明することができる(「3rd Generation Partnership Project(3GPP);Technical Specification Group(TSG) RAN:Working Group 2(WG2);Radio Interface Protocol Architecture:TS 25.301 V.3.6.0」と比較せよ)。このレイヤ・モデルは、3つのプロトコル・レイヤ:物理レイヤPHY、サブレイヤMAC及びRLCを有するデータリンク・レイヤ(図2では、サブレイヤRLCの様々な形状が示されている)、及び、RRCレイヤ、を有する。サブレイヤMACは、媒体アクセス制御のために備えられ、サブレイヤRLCは無線リンク制御のために備えられ、レイヤRRCは無線リソース制御のために備えられる。レイヤRRCは、端末2〜9と無線ネットワーク制御局1との間での信号送受信を担う。サブレイヤRLCは、端末2〜9と無線ネットワーク制御局1との間の無線リンクを制御するのに用いられる。RRCは、制御リンク10及び11を通じて、レイヤMAC及びPHYを制御する。これにより、レイヤRRCはレイヤMAC及びPHYの構成を制御し得る。物理レイヤPHYは、MACレイヤへのトランスポート・リンク12を提供する。MACレイヤは、レイヤRLCに対して、論理コネクション13を使用可能にする。RLCレイヤは、アクセス・ポイント14を通じて、アプリケーションによってアクセスされ得る。
【0018】
パケット・データ・ユニットは、RLCレイヤにおいて形成され、MACレイヤにおいてトランスポート・ブロックはパッキングされる。このトランスポート・ブロックは、物理レイヤによって、無線ネットワーク制御局から端末へ、又は、端末から無線ネットワーク制御局へ、物理チャネルを通じて送信される。このような多重化若しくは逆多重化機能それぞれに加えて、MACレイヤは、適切なトランスポート形式の組み合わせ(TFC)を選択する機能を有する。トランスポート形式の組み合わせは、各トランスポート・チャネルについてのトランスポート形式の組み合わせを表す。このトランスポート形式の組み合わせは、特に、トランスポート・チャネルが物理チャネルにおいていかに物理チャネル内へ多重化されるかについて示す。
【0019】
各トランスポート形式は、動的及び半静的部分を有する。動的部分は、送信時間インターバル(TTI)中にトランスポート・チャネルにおいて送信されるトランスポート・ブロック群(TBS)を示し、半静的部分は、例えば誤り訂正コードの種類に関する情報を含む。この半静的部分は、物理チャネルの再認識によってのみ、変化する。トランスポート・ブロック群は、物理レイヤとMACレイヤとの間で交換されるトランスポート・ブロック群として定義される。トランスポート・ブロックのサイズは、RLCレイヤのパケット・データ・ユニットのビット数と、MACレイヤの付加制御情報(ヘッダ)のビット数とによって決定される。
【0020】
トランスポート形式の動的部分のみが以下で述べるところのトランスポート形式であることは明らかである。
【0021】
送信時間インターバルは無線フレーム(RF)数に対応し、少なくとも一無線フレーム分である。これは、インターリーブ実行中の無線フレーム数を示す。インターリーブは、連続無線フレームからの情報ユニット(シンボル)の送信側時間依存ネスティングである。MACレイヤは、各送信時間インターバル中に、トランスポート・ブロック群を物理レイヤへ転送する。この送信時間インターバルは、トランスポート・チャネル毎に固有であり、トランスポート形式の半静的部分に属する。物理レイヤが送信時間インターバルの冒頭において、n個の無線フレームを含むトランスポート・ブロック群をMACレイヤから受信すると、このトランスポート・ブロック群は、トランスポート・チャネルを通じて送信されることが意図され、このトランスポート・ブロック群の各ブロックは、n個のセグメントに分割される(トランスポート・ブロックのセグメント化)。各トランスポート・ブロックのn個のセグメントは、送信時間インターバルのn個の連続した無線フレームにおいて送信される。送信時間インターバルのn個の無線フレームは、すべて同じセグメント順を有する。
【0022】
MACレイヤは、各トランスポート・チャネルに対する適切なトランスポート形式を選択するのに用いられる。この選択を用いて、MAC優先度(MAC論理優先度:MLP)、RLCレイヤにおけるバッファ占有度(BO)、及び、トランスポート形式の組み合わせと同様に論理チャネルに割り当てられたトランスポート・チャネルの送信時間インターバル(TTI)と呼ばれるRLC及びMACレイヤ間の論理チャネルの優先度が考慮される。RLCレイヤにおけるバッファ占有度は、RLCレイヤからMACレイヤを通じて物理レイヤへ送信されるパケット・データ・ユニットを含む。トランスポート形式の組み合わせのサブセットは、トランスポート形式の組み合わせの考えられる全セットの一部である。セブセットは考えられるトランスポート形式の組み合わせの数を制限するのに用いられる。なぜなら、いずれのトランスポート形式の組み合わせが送信に用いられたかを受信側に示すビット数が制限されるからである。
【0023】
トランスポート・チャネル(若しくはその上にマッピングされた論理チャネル)は、無線フレームの先頭がトランスポート・チャネルの送信時間インターバルの先頭に対応していない場合、無線フレーム内で非稼動状態を示す。それ以外の場合は、稼動状態と呼ばれる。無線フレーム長に応じた、例えば10msである、最短の送信時間インターバルを用いると、割り当てられたトランスポート・チャネルは決して非稼動状態とならない。なぜなら、トランスポート・ブロックはそのデータを送信するために少なくともこの最短送信時間インターバル掛かるからである。より長い送信時間インターバル(例えば、20ms)を用いると、トランスポート・チャネルは、この意味で非稼動状態となり得る。
【0024】
MACレイヤにおいて、各無線フレームに対して稼動中の論理チャネルを前述の基準に従って並び替える手順が、各無線フレームの先頭において実行される。
1. まず、MAC優先度の高い順に並び替える。
2. MAC優先度が同じ場合、最も多くのパケット・データ・ユニットを有するバッファが並び替えられたリストの先頭に見えている間、バッファ占有度に応じて並び替える。
3. バッファ占有度及びMAC優先度が同じ場合、送信時間インターバルの長い順に並び替える。
【0025】
この手順によって、送信データを有する論理チャネルを用いて、上記基準に応じて並び替えたリストが確立されると、このリストの先頭から、割り当てられたトランスポート・チャネルの送信時間インターバルに対する最高MAC優先度を用いて、適切なトランスポート形式を見つけるためのテストが為される。終了時点で選択されたトランスポート形式の組み合わせが予め規定された送信電力を用いて得ることができるトータルのデータレート(データレート状態と呼ばれる)を超えない合計データレートをもたらすことに注意。
【0026】
このトランスポート・チャネル、及び、よってそのトランスポート・チャネル上にマッピングされた全論理チャネルが一無線フレームにおいて非稼動状態な場合、このトランスポート・チャネルに対するトランスポート形式は前の無線フレームに対して選択されたトランスポート形式の組み合わせを用いることができる。それ以外の場合、現論理チャネル(LC_X)が稼動状態のトランスポート・チャネル(TC_Y)上にマッピングされると、MACレイヤは、該トランスポート・チャネルTC_Yが該論理チャネル(LC_X)のバッファにおける送信パケット・データ・ユニットに対するトランスポート形式群に応じたRLCレシーバを提供することができるように、最良のトランスポート形式を決定する(但し、すべてのパケット・データ・ユニットが、より高い優先度を有する論理チャネルの照会中に既にトランスポート・チャネルに割り当てられ、この割り当てられたトランスポート・チャネルTC_Y上にマッピングされているものとする)。この最良のトランスポート形式は、割り当てられたトランスポート・チャネルTC_Y上の実際の有益データの最大ビット数を送信し得るトランスポート形式である。
【0027】
原則として、複数の論理チャネルがその上にマッピングされた複数のトランスポート・チャネルが存在するために、トランスポート形式の組み合わせが発見されなければならない。論理チャネルを通じた再帰手順において、考えられるトランスポート形式の組み合わせ群が連続的に減っていく。最も高い優先度を有する論理チャネルが照会された場合、データレート若しくは組み合わせられたトランスポート・チャネル又はそのサブセットが上記条件を満たすすべてのトランスポート形式の組み合わせ群が開始点となる。選択されたトランスポート形式に従って送信され得る論理チャネルのトランスポート・ブロックは、ここでは送信割当と呼ばれる。
【0028】
より低い優先度を有し、このように大幅に削減された考えられるすべてのトランスポート形式の組み合わせにおいてトランスポート・チャネルTC_Z上にマッピングされた論理チャネルLC_Zのすべての照会を用いて、少なくともM+N個のトランスポート・ブロックを送信させるトランスポート・チャネルTC_Zに対するトランスポート形式を含むトランスポート形式の組み合わせが選択される。Mはより高い優先度を有し、既にトランスポート・チャネルTC_Z上にマッピングされた(既に割り当てられた)トランスポート・ブロックの数である。Nは、トランスポート・チャネルLC_Z用のトランスポート形式に従った論値チャネルLC_Zによる送信のために割り当てられ得るトランスポート・ブロックの考えられる最大数、及び、論理チャネルLC_Zのバッファにおいて待機中のパケット・データ・ユニット数を示す。ここでは、ヘッダの完成を通じて、パケット・データ・ユニットをトランスポート・ブロック内へ待機させる。例えば、3つのパケット・データ・ユニットが論理チャネルLC_Zにおいて待機中であり、トランスポート・チャネルTC_Z用のトランスポート形式群は2及び4形式しか有しない場合、N=2である。
【0029】
以下の例は、最適なトランスポート形式を決定するのに、何故「ちょうどM+N個のトランスポート・ブロック」ではなく、「少なくともM+N個のトランスポート・ブロック」という条件が必要なのかを説明する。
【0030】
所定のチャネル構成内でのトランスポート・ブロックのサイズが固定されているため、トランスポート形式の組み合わせはトランスポート・チャネル毎に許容されるトランスポート・ブロックの数によってのみ示される。このトランスポート形式の組み合わせ(4、2、1)は、例えば(それぞれが1つのトランスポート・チャネルに対応した)3つのトランスポート形式;
トランスポート・チャネルTC1用の4つのトランスポート・ブロック
トランスポート・チャネルTC2用の2つのトランスポート・ブロック
トランスポート・チャネルTC3用の1つのトランスポート・ブロック
の組み合わせを示す。
【0031】
考えられるトランスポート形式の組み合わせが2つだけ与えられるとき、例えば、トランスポート形式の組み合わせTFC1は(4,2,1)であり、トランスポート形式の組み合わせTFC2は(2,3,2)であり、少なくとも2つの論理チャネルLC1が第一トランスポート・チャネルTC1に割り当てられる。ここで、論理チャネルLC1が最も高い優先度を有し、論理チャネルLC2は最も低い優先度を有する。これは、残りのすべての論理チャネルが2つの極端な優先度の間の優先度を有することを意味する。更に、論理チャネルLC1の現バッファ占有度(BO)はBO(LC1)=3に等しく、論理チャネルLC2のそれはBO(LC2)=1に等しい。
【0032】
トランスポート形式の組み合わせについての選択手順が、「少なくともM+N個のトランスポート・ブロック」という条件を用いずに、「ちょうどM+N個のトランスポート・ブロック」という条件を用いて実行され、且つ、最も優先度の高い論理チャネルLC1から開始されると、トランスポート・チャネルTC1用の2つのブロックのみを有するトランスポート形式が選択され、トランスポート形式の組み合わせTFC=(2,3,2)で終了することになる。これは、2つのトランスポート・ブロックが、M=0及びN=2下で、トランスポート・チャネルTC1によって送信され、3つのトランスポート・ブロックがトランスポート・チャネルTC2によって送信され、2つのトランスポート・ブロックがトランスポート・チャネルTC3によって送信される、ことを意味する。M=0及びN=2下では、2つのトランスポート・ブロックが論理チャネルLC1から発せられ、論理チャネルLC2からはトランスポート・ブロックが発せられない。なぜなら、論理チャネルLC2によるブロックの追加は妥当なトランスポート形式の組み合わせを生まないからである。
【0033】
「少なくともM+N個のトランスポート・ブロック」という条件を考えると、トランスポート形式は、3以上のトランスポート・ブロック(M=0、N=3)の送信を許容するトランスポート形式がトランスポート・チャネルTC1から選択されることになる。しかし、3を超えるトランスポート・ブロックは論理チャネルLC1によって転送されることができない。以下、選択工程は、選択されたトランスポート形式の組み合わせTFC1=(4,2,1)に従って、ここではこれ以上説明されないトランスポート・チャネルTC2用の論理チャネル及びトランスポート・チャネルTC3用の一トランスポート・ブロックから2つのトランスポート・ブロックを受信するものとする。最後に、この選択工程は、BO=1を有する最後の論理チャネルLC2に到着する。依然として3つのトランスポート・ブロックのみがトランスポート・チャネルTC1に割り当てられるため、選択工程はトランスポート・チャネルTC1用の追加的トランスポート・ブロックの追加を論理チャネルLC2に許可する。これは、トランスポート形式の組み合わせTFC1が妥当なトランスポート形式の組み合わせであることを意味する。なぜなら、ここで、4つのトランスポート・ブロック(論理チャネルLC1から3つ、論理チャネルLC2から1つ)がトランスポート・チャネルTC1に対して提示され、2つのトランスポート・ブロックがトランスポート・チャネルTC2に対して提示され、1つのトランスポート・ブロックがトランスポート・チャネルTC3に対して提示される。これは、最も高い優先度を有する論理チャネルからなるべく多くのトランスポート・ブロックを受信しようとする選択基準を完全に満たすため、この選択基準は、「ちょうどM+N個のトランスポート・ブロック」という条件が用いられた場合には満たされない。
【0034】
「ちょうどM+N個のトランスポート・ブロック」という条件を用いると、同じトランスポート・チャネルに対して割り当てられた論理チャネルLC1と論理チャネルLC2との間の優先度に反転が生じ得る。例として、別のトランスポート形式の組み合わせTFC=(2,2,1)、TFC4=(0,2,1)、及び、TFC5=(0,1,1)を仮定する。更に、バッファ占有度がBO(LC1)=1及びBO(LC2)=2であり、よってBO(LC3)=2及びBO(LC4)=1であると仮定する。「ちょうどM+N個のトランスポート・ブロック」という条件を用いると、MACレイヤは論理チャネルLC1はトランスポート・ブロックを送信できないと判断する。なぜなら、M=0及びN=0を有する有効なトランスポート形式の組み合わせ(1、・・・)が無いからである。よって、トランスポート形式の組み合わせTFC4が選択され、よって最大データレートが可能となる。記録されたパケット・データ・ユニット数及び得られた論理チャネルLC3及びLC4のトランスポート・ブロック数は、この選択されたトランスポート形式の組み合わせにおいてはちょうど一致するため、この選択手順の間にそれ以上の変更は行われない。最後に、論理チャネルLC2が選択されると、このチャネルは、2つのトランスポート・ブロックを有効とすることができ、選択されたトランスポート形式の組み合わせはトランスポート形式の組み合わせTFC3となる。これによって、最も高い優先度を有する論理チャネルLC1はトランスポート・ブロックを送信することができなくなるため、最も低い優先度を有する論理チャネルLC2が2つのトランスポート・ブロックを送信することができる、という事実をもたらす。その結果、予め規定された優先度は無視される。他方、「少なくともM+N個のトランスポート・ブロック」という条件を用いると、論理チャネルLC1及び論理チャネルLC2がそれぞれトランスポート・ブロックを送信することができるという事実がもたらされるため、予め規定された優先度が考慮される。
【0035】
一無線フレームに対して完全なトランスポート形式の組み合わせが計算されると、MACレイヤは計算されたトランスポート・ブロックの数をMACレイヤに送信するようにRLCレイヤに要求する。次いで、生成されたトランスポート・ブロック群(各トランスポート・チャネルにつき一群)が物理レイヤに送信される。次いで、物理レイヤは、受信したトランスポート・ブロック群を選択されたトランスポート形式の組み合わせに従って無線フレーム内へ挿入する。ここで、送信時間インターバルが一より多い無線フレームを含む場合、トランスポート・ブロックはセグメント化される。次の無線フレームに対する最適なトランスポート形式の組み合わせを選択する上記手順は、まず、3つの基準に従って並べ替えられたリストを作成する。図示するように、第一の基準は、MAC優先度に応じた論理チャネルの並び替えである。複数の論理チャネルが同じ優先度を有する場合のみ、RLCレイヤにおけるバッファの大きさが考慮される。これら最初の2つのパラメータが同じであった場合、送信時間インターバルの長さが第三の基準となる。MACレイヤの優先度及び送信時間インターバルは半静的パラメータである(通常、このパラメータはトランスポート・チャネルの再構成によってのみ変更され得る)が、バッファのサイズは無線フレーム毎に変わってもよいため、上記並び替えは以下の方法によっても同じ結果を得ることができる。
【0036】
例えば別のトランスポート・チャネルの追加若しくは有効なトランスポート・チャネルの削除などによって起こり得るトランスポート・チャネルの再構成後、論理チャネルは、一旦、
1. MAC優先度(MLP)に従って並び替え
2. 同じMAC優先度(MLP)を有するすべての論理チャネルに対して、送信時間インターバル(TTI)の長い順に並び替え
が為される。
【0037】
各無線フレームの先頭において、MAC優先度に従って並べられたリストにおいて同じ優先度を有する稼動中の論理チャネルは、次いで、バッファ占有度(バッファの長い順)のみに従って再び並び替えられる。ここで、送信時間インターバル(TTI)の長さは無視される。この並び替えによれば、次いでMACレイヤは、個々の論理チャネルのRLCバッファに送信トランスポート・ブロック数を照会し、最も都合のよい有効トランスポート形式(すなわち、最大のデータレートを可能にする形式)を選択する。このように定義された並び替えは、次いで、各無線フレームの先頭において、2つの並び替え工程を省く。
【0038】
この並び替え方法の一例を図3乃至5に示す。図3は、同じMACレイヤ優先度を有する並び替え前のリストを表す。ここで、IDとは、論理チャネルの識別番号であり、BOとは、割り当てられた論理チャネルを通じて送信されるパケット・データ・ユニットのバッファ占有度であり、TTIは、割り当てられたトランスポート・チャネルの送信時間インターバルである。並び替え前のリストは、ID=a,b,c,及びdである4つの論理チャネルを有する。ID=aの論理チャネルに対しては、BO=7及びTTI=10が割り当てられ、ID=bの論理チャネルに対しては、BO=3及びTTI=40が割り当てられ、ID=cの論理チャネルに対しては、BO=3及びTTI=20が割り当てられ、ID=dの論理チャネルに対しては、BO=7及びTTI=40が割り当てられる。図4は、送信時間インターバルTTIの長い順に並び替えられたリストを示す。次いで、論理チャネルは、バッファ占有度BOのサイズに従って並び替えられ、送信時間インターバルTTIが破棄される。このように並び替えられたリストを図5に示す。
【0039】
MACレイヤにおけるトランスポート形式の組み合わせの選択手順は、以下に正式に説明される。
【0040】
上記手順に従って並び替えられた関連無線フレームの先頭において稼動中の論理チャネルは1、・・・P1と呼ばれる。通し番号1を有する論理チャネルは、最も高い優先度Pを有し、通し番号P1を有する論理チャネルは最も低い優先度Pを有する。
【0041】
Sは、考慮している端末若しくはそのサブセットの最大送信電力で実現されることが可能なデータレートをもたらすすべてのトランスポート形式の組み合わせ群である。
【0042】
この手順は、以下のイベント・シーケンスを現無線フレームにおいて稼動中の論理チャネルに対して行う。
通し番号P=1から開始
1. S0をSと等しくなるようにセットする。
2. S0が単一のトランスポート形式の組み合わせを含む場合、このトランスポート形式の組み合わせが選択され、本手順は終了する。それ以外の場合は工程3に進む。
3. ここで、Sを、通し番号Pを有する論理チャネルの有効データビットの最大数若しくはこの最大数以上(同じトランスポート・チャネル上にマッピングされた既に検査された論理チャネルのバッファにおけるパケット・データ・ユニットを考える)の送信を可能にする、S0におけるすべてのトランスポート形式の組み合わせ群に等しくなるようにセットする。
4. P=P+1とする。
5. P>P1か
有益データビットの最も低い数の送信を可能にするトランスポート形式の組み合わせがS0において選択されると共に、現無線フレームにおいて非稼動状態のトランスポート・チャネルに既に割り当てられたトランスポート・ブロックの数が考慮される。これは、見つかったトランスポート形式の組み合わせがバッファに存在するパケット・データ・ユニットより多くのトランスポート・ブロックの送信のみを許容する場合、現在稼動中の論理チャネルは、フィルタ・パケット・データ・ユニット(すなわち、これらパケット・データ・ユニットは実際の有益なデータから展開しない)を生成しなければならないことを意味し得る。これは本手順を終了させる。それ以外の場合、工程1に戻る。
【0043】
以下は本手順の一例である。
【0044】
(MAC優先度MLPが低い順に)4つの論理チャネルLC1、LC2、LC3、及びLC4が与えられるものと仮定する。論理チャネルLC1及びLC3は、同じトランスポート・チャネルTC1(送信時間インターバルTTI=10ms)であり、論理チャネルLC2はTC2(送信時間インターバルTTI2=20ms)であり、論理チャネルLC4はTC3(送信時間インターバルTTI3=40ms)であるものと仮定する。トランスポート・チャネル用トランスポート形式は、予め定められた長さのビット・ブロック数として与えられるものと仮定する。トランスポート・チャネルのビット・ブロックは、それぞれ異なってもよい。
【0045】
トランスポート・チャネルTCのトランスポート形式群TF1は、TF1={0,1,2,3,4}であり、トランスポート・チャネルTC2のトランスポート形式群TF2はTF2={0,1,2}であり、トランスポート・チャネルTC3のそれはTF3={0,1}であるものと仮定する。得られた生成物群は、考えられるすべてのトランスポート形式の組み合わせ群を表す。
【0046】
更に、考えられるトランスポート形式の組み合わせ群として、生成物群の以下のサブセットのみが予め規定されるものと仮定する。
【0047】
【数1】
Figure 0004014854
ここで、(2,0,0)、(2,0,1)、(2,1,0)、(2,1,1)、(2,2,0)、及び(2,2,1)が欠けている。TFC+_STARTに含まれる形式の組み合わせは最大データレートでサポートされ得るデータレートをもたらすものと仮定する。
【0048】
無線フレームRF1を3つの異なる送信時間インターバルTTI1、TTI2、及びTTI3が開始する無線フレームとする。この無線フレームでは、3つのトランスポート・チャネルすべてが稼動中である。関連する論理チャネルのバッファの占有度BOは、この無線フレームの先頭において、
【0049】
【数2】
Figure 0004014854
であるものと仮定する。ここで、本手順は、論理チャネルを先頭から照会する。論理チャネルLC1の検査は、考えられるトランスポート形式の組み合わせ群を減らす。
【0050】
【数3】
Figure 0004014854
ここで、例えば、形式の組み合わせ:(1,0,0)、(1,0,1)、(1,1,0)、(1,1,1)、(1,2,0)、(1,2,1)は、論理チャネルLC1の有効データビットの最大数を送信することを可能にする(2つのトランスポート・ブロックが有効であることは真実であるが、2つのトランスポート・ブロックをTC1上で送信することを可能にする形式の組み合わせは存在しない)ため、残りの形式の組み合わせはこの有効データビットの最大数よりも多くを送信することができる。
【0051】
論理チャネルLC2の検査は、更に削減された考えられるトランスポート形式の組み合わせ群を生成する。
【0052】
【数4】
Figure 0004014854
なぜなら、ちょうど1つの、又は、1より大きい、すなわち2つのトランスポート・ブロックがトランスポート・チャネルTC2を通じて送信され得るからである。
【0053】
論理チャネルLC3の検査は、更に削減された考えられるトランスポート形式の組み合わせ群を生成する。
【0054】
【数5】
Figure 0004014854
なぜなら、論理チャネルLC3の一トランスポート・ブロック若しくはこれよりも多いトランスポート・ブロックが論理チャネルC1の2つのトランスポート・ブロックと共に送信され得るからである。
【0055】
最後に、論理チャネルLC4の検査は、更に削減された組み合わせ群:
【0056】
【数6】
Figure 0004014854
を生成する。
【0057】
トランスポート形式の組み合わせ(3,1,1)は、これら4つの組み合わせのうちで最も低い有益データレートを決定し、よって中止基準を満たす。
【0058】
次の無線フレームRF2においては、トランスポート・チャネルTC1のみが稼動中である。すなわち、論理チャネルLC1及びLC3のみが稼動中であり、検査される。この場合のバッファ占有度を
【0059】
【数7】
Figure 0004014854
と与える。
【0060】
論理チャネルLC1の検査は、削減された、TFC_STARTから考えられるトランスポート形式の組み合わせ群を生成する。
【0061】
【数8】
Figure 0004014854
論理チャネルLC3の検査は、同一の考えられるトランスポート形式の組み合わせ群を生成する。
【0062】
【数9】
Figure 0004014854
前の無線フレームRF1において送信割当されたTC2及びTC3用の個別の一トランスポート・ブロックが考慮される場合、中止条件は形式の組み合わせ(1,1,1)をもたらす。得られたデータレートが、同時に、考えられるすべてのトランスポート形式の組み合わせのうちの最低である場合、この形式の組み合わせのみがトランスポート・チャネルTC2及びTC3に既に割り当てられたトランスポート・ブロック(若しくはセグメント)の送信を可能にする。形式の組み合わせ(1,1,1)がTFC_STARTに含まれないとすると、トランスポート形式の組み合わせ(3,1,1)が代わりに選択されなければならないため、論理チャネルLC1は2つのパケット・データ・ユニットを送信することができ、論理チャネルLC1(若しくはLC3)は有益データを伝送しないフィルタ・パケット・データ・ユニットを生成しなければならない。
【0063】
【発明の効果】
本発明によれば、トランスポート・ブロックの送信を決定する適切なトランスポート形式の組み合わせを見つけるための選択工程を示すワイヤレス・ネットワークを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】無線ネットワーク制御局と複数の端末とを有するワイヤレス・ネットワークを示す図である。
【図2】端末若しくは無線ネットワーク制御局の様々な機能を説明するためのレイヤ・モデルを示す図である。
【図3】本発明に係る並び替え方法を説明するためのリストを示す図である。
【図4】本発明に係る並び替え方法を説明するためのリストを示す図である。
【図5】本発明に係る並び替え方法を説明するためのリストを示す図である。
【符号の説明】
1 無線ネットワーク制御局
2〜9 端末
10、11 制御リンク
12 トランスポート・リンク
13 論理コネクション
14 アクセス・ポイント

Claims (7)

  1. 無線ネットワーク制御局と複数の割り当てられた端末とを有するワイヤレス・ネットワークであって、
    前記無線ネットワーク制御局及び前記端末のそれぞれは、論理チャネルのプロトコル・データ・ユニットによって形成されたトランスポート・ブロックを、少なくとも1つの無線フレームを含む送信時間インターバル割り当てられ、その送信時間インターバルの先頭と無線フレームの先頭とが対応するときにアクティブであるトランスポート・チャネルを通じて送信し、
    各無線フレームの先頭において、最高の優先度に従って無線リンク制御レイヤ(以下、RLCレイヤと呼ぶ)と媒体アクセス制御レイヤ(以下、MACレイヤと呼ぶ)との間でアクティブな論理チャネルを並び替え、
    前記無線ネットワーク制御局及び前記端末は、既存の論理チャネルのそれぞれについて、最高の優先度を有する論理チャネルで始まり、少なくともM+N個のトランスポート・ブロックを送信できる全てのトランスポート形式の組み合わせを連続して選択し、Mは、関連するトランスポート・チャネル上にマッピングされた更に高い優先度の論理チャネルの既に割り当てられたトランスポート・ブロックの数であり、Nは、それぞれ考慮された論理チャネルの有効プロトコル・データ・ユニットの最大数であり、前記プロトコル・データ・ユニットは、未使用のままになっている関連するトランスポート・チャネルのトランスポート・ブロックのない関連するトランスポート・チャネルに割り当て可能であり、トランスポート形式の組み合わせは、各トランスポート・チャネルで送信されるトランスポート・ブロックを示し、
    削減された数のトランスポート形式の組み合わせから、最も少ない数のトランスポート・ブロックを含むトランスポート形式の組み合わせを選択する一方で、前の無線フレームで生じたアクティブでないトランスポート・チャネルの割り当てに変更がもたらされない、ことを特徴とするワイヤレス・ネットワーク。
  2. 請求項1記載のワイヤレス・ネットワークであって、
    異なる優先度を有する論理チャネルがちょうど1つのトランスポート・チャネル上にマッピングされ、前記無線ネットワーク制御局又は端末は、該論理チャネルの優先度順に、複数のトランスポート形式の組み合わせの選択を行う、ことを特徴とするワイヤレス・ネットワーク。
  3. 請求項2記載のワイヤレス・ネットワークであって、
    前記無線ネットワーク制御局又は端末は、前記論理チャネルの優先度に従って、送信開始時に該論理チャネルの並び替えを実行し、該論理チャネルの優先度が等しいものに対しては、基礎として用いられる送信時間インターバルの長さに従って並び替え、該送信時間インターバルの持続時間は1つの無線フレームに少なくとも対応し、各無線フレームの先頭において、該送信時間インターバルの持続時間を考慮せずに、該論理チャネルのバッファにおいて待機中のブロック数に従って並び替えを行う、ことを特徴とするワイヤレス・ネットワーク。
  4. 請求項1記載のワイヤレス・ネットワークであって、
    無線ネットワーク制御局又は端末のMAC(Medium Access Control;媒体アクセス制御)レイヤがトランスポート形式の組み合わせを選択することを特徴とするワイヤレス・ネットワーク。
  5. 請求項4記載のワイヤレス・ネットワークであって、
    前記無線ネットワーク制御局又は端末のRLC(Radio Link Control;無線リンク制御)レイヤが送信用に提供されるプロトコル・データ・ユニットを記録し、前記MACレイヤが論理チャネルを通じて伝送されるプロトコル・データ・ユニットからトランスポート・ブロックを形成する、ことを特徴とするワイヤレス・ネットワーク。
  6. 複数の割り当てられた端末を有するワイヤレス・ネットワークの無線ネットワーク制御局であって、
    論理チャネルのプロトコル・データ・ユニットによって形成されたトランスポート・ブロックを、少なくとも1つの無線フレームを含む送信時間インターバル割り当てられ、その送信時間インターバルの先頭と無線フレームの先頭とが対応するときにアクティブであるトランスポート・チャネルを通じて送信し、
    媒体アクセス制御レイヤ(以下、MACレイヤと呼ぶ)は、各無線フレームの先頭において、最高の優先度に従って無線リンク制御レイヤ(以下、RLCレイヤと呼ぶ)と該MACレイヤとの間でアクティブな論理チャネルを並び替え、
    前記無線ネットワーク制御局は、論理チャネルのそれぞれについて、最高の優先度を有する論理チャネルで始まり、所定数のトランスポート形式の組み合わせから、少なくともM+N個のトランスポート・ブロックを送信できるトランスポート形式の組み合わせを連続して選択し、Mは、関連するトランスポート・チャネル上にマッピングされた更に高い優先度の論理チャネルの既に割り当てられたトランスポート・ブロックの数であり、Nは、それぞれ考慮された論理チャネルの有効プロトコル・データ・ユニットの最大数であり、前記プロトコル・データ・ユニットは、未使用のままになっている関連するトランスポート・チャネルのトランスポート・ブロックのない関連するトランスポート・チャネルに割り当て可能であり、トランスポート形式の組み合わせは、各トランスポート・チャネルで送信されるトランスポート・ブロックを示し、
    前記無線ネットワーク制御局は、削減された数のトランスポート形式の組み合わせから、最も少ない数のトランスポート・ブロックを含むトランスポート形式の組み合わせを選択する一方で、前の無線フレームで生じたアクティブでないトランスポート・チャネルの割り当てに変更がもたらされない、ことを特徴とする無線ネットワーク制御局。
  7. 無線ネットワーク制御局を有するワイヤレス・ネットワークの端末であって、
    論理チャネルのプロトコル・データ・ユニットによって形成されたトランスポート・ブロックを、少なくとも1つの無線フレームを含む送信時間インターバル割り当てられ、その送信時間インターバルの先頭と無線フレームの先頭とが対応するときにアクティブであるトランスポート・チャネルを通じて送信し、
    媒体アクセス制御レイヤ(以下、MACレイヤと呼ぶ)は、各無線フレームの先頭において、最高の優先度に従って無線リンク制御レイヤ(以下、RLCレイヤと呼ぶ)と該MACレイヤとの間でアクティブな論理チャネルを並び替え、
    前記端末は、論理チャネルのそれぞれについて、最高の優先度を有する論理チャネルで始まり、所定数のトランスポート形式の組み合わせから、少なくともM+N個のトランスポート・ブロックを送信できるトランスポート形式の組み合わせを連続して選択し、Mは、関連するトランスポート・チャネル上にマッピングされた更に高い優先度の論理チャネルの既に割り当てられたトランスポート・ブロックの数であり、Nは、それぞれ考慮された論理チャネルの有効プロトコル・データ・ユニットの最大数であり、前記プロトコル・データ・ユニットは、未使用のままになっている関連するトランスポート・チャネルのトランスポート・ブロックのない関連するトランスポート・チャネルに割り当て可能であり、トランスポート形式の組み合わせは、各トランスポート・チャネルで送信されるトランスポート・ブロックを示し、
    前記端末は、削減された数のトランスポート形式の組み合わせから、最も少ない数のトランスポート・ブロックを含むトランスポート形式の組み合わせを選択する一方で、前の無線フレームで生じたアクティブでないトランスポート・チャネルの割り当てに変更がもたらされない、ことを特徴とする端末。
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