JP4014091B2 - Information distribution management method and information distribution management program - Google Patents

Information distribution management method and information distribution management program Download PDF

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【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、イベントの発生に伴う更新情報について、利用者に関する情報を管理するサーバの負荷を軽減しながら効率よく情報を配信することができる情報配信管理方法及び情報配信管理プログラムに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】
証券の取引においては、迅速な情報の入手が必須である。特に株式等の有価証券取引の場合、実時間性が極めて大切であるため、ネットワークで情報を提供することが有効である。通常、証券情報等、逐次更新される情報を配信するために情報提供システムが用いられている。この情報提供システムは、まず、証券取引所等からネットワークを介して証券情報が配信された証券情報を蓄積する。そして、情報提供システムは、インターネットを介して利用者から受信した要求に応じて各種情報を提供する。
【０００３】
しかし、通常、インターネット上で利用されているプル型技術では、利用者端末において画面更新が行なわれた場合に、最新の情報が表示される。このため、利用者が画面更新要求を行なうタイミングと、情報更新のタイミングとに「ずれ」が生じた場合、情報取得に遅れが生じる。そこで、利用者は最新の情報を取得するために連続して画面更新を行なうことがある。この場合、情報提供システム側はその度にウェブページデータを送信する必要があるが、情報が更新されていない場合もある。この場合、情報提供システムには必要以上の負荷が掛けられることになる。
【０００４】
そこで、情報提供システムの負荷を軽減しながら最新の情報を提供するため、プッシュ型技術を用いた自動更新方法がある（例えば、特許文献１参照。）。ここでは、端末から受け付けた情報について、そのデータが更新されると、その更新されたデータを前記端末に対しコンピュータネットワークを通じてプッシュ方式で配信する。この場合、コンピュータのＯＳ層に格納された非同期型通信プロトコルによって複数の端末に対する送受信処理を司る送受信手段を構築する。さらに、プッシュ方式の配信処理を該送受信手段に非同期で実行させるように指示するようにし、端末から受け付けた情報についてそのデータが更新されたことをコンピュータの更新検出手段が検出する。そして、コンピュータの配信手段が、前記更新が検出された前記情報の配信待ち状態にある複数の端末のうち送信可能状態にある端末に該更新データを配信するための配信処理を前記送受信手段にシリアライズ処理で指示する。その際に前記送受信手段が送信中の端末に対しては送信せず該更新データを一時保管する。そして、当該送信中の端末が送信可能状態になったことを知ると、それまでに保管されて溜まったデータをまとめて該端末に送信する送信処理を前記送受信手段に指示する。これにより、例えば秒単位や分単位で更新されたデータを、サーバからインターネット等のネットワークを通して端末にリアルプッシュ方式で、効率的に配信することができる。
【０００５】
【特許文献１】
特開２００２−２７８８６２号公報（第１頁）
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】
利用者が保有する証券等を管理する証券会社が、上記情報提供システムを利用して、各利用者の保有証券に応じた更新情報を提供すれば、利用者にとって便利である。また、証券会社も情報提供の負荷を軽減できる。しかし、証券会社は、利用者の保有する証券等の管理を主な業務としており、上記のような自動更新を実行する情報提供システムを有していなかった。このため、システム構築には時間と費用が必要になり、またシステム維持管理の負荷も必要になる。
【０００７】
一方、各利用者の保有証券に応じた自動更新業務を、情報提供を専門とする会社に委託することも可能であるが、一般的な証券情報とは異なり、証券会社が提供する情報には、各利用者固有の情報が含まれるため、顧客情報の流出を抑制する必要がある。
【０００８】
本発明は、上記問題点を解決するためになされたものであり、イベントの発生に伴う更新情報について、利用者に関する情報を管理するサーバの負荷を軽減しながら効率よく情報を配信することができる情報配信管理方法及び情報配信管理プログラムを提供することである。
【０００９】
【課題を解決するための手段】
上記問題点を解決するために、請求項１に記載の発明は、利用者毎の管理識別子を管理する第１のサーバと、利用者端末に自動提供型コネクションで接続される第２のサーバとを用いて情報配信の管理を行なう方法であって、前記第１のサーバが、ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する段階と、前記第２のサーバが、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけてアドレス記憶手段に記録する段階と、前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記第１のサーバが、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供する段階と、前記第２のサーバが、前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに画面更新トリガを送信する段階とを有することを要旨とする。
【００１０】
請求項２に記載の発明は、利用者端末に自動提供型コネクションで接続される第２のサーバに接続され、利用者毎の管理識別子を管理する第１のサーバを用いて情報配信の管理を行なう方法であって、前記第１のサーバが、ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する段階と、前記第２のサーバのアドレス記憶手段に、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけて記録させるために、前記第２のサーバに前記仮想識別子を提供する段階と、前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供して、前記第２のサーバに前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに画面更新トリガを送信させる段階とを有することを要旨とする。
【００１１】
請求項３に記載の発明は、請求項１又は２に記載の情報配信管理方法において、前記第１のサーバから前記第２のサーバへの前記仮想識別子の提供は、前記利用者端末を介して行なうことを要旨とする。
【００１２】
請求項４に記載の発明は、請求項１〜３のいずれか１項に記載の情報配信管理方法において、前記第１のサーバは、イベント毎に影響を与える画面の更新画面識別子を記録した更新データ記憶手段をさらに有し、前記第１のサーバが、前記管理識別子に関するイベントに基づいて更新画面識別子を抽出し、前記更新トリガに、抽出した更新画面識別子を含める段階をさらに有することを要旨とする。
【００１３】
請求項５に記載の発明は、請求項１〜４のいずれか１項に記載の情報配信管理方法において、第１のサーバは、イベント毎に、更新トリガ密度に対応させた優先順位に関するデータを記録した更新データ記憶手段をさらに有し、前記第１のサーバは、更新トリガ密度を計算し、前記更新トリガ密度に基づいて優先順位を決定し、前記優先順位に基づいて更新トリガを送信することを要旨とする。
【００１５】
請求項６に記載の発明は、請求項１に記載の情報配信管理方法において、前記利用者端末は、第２のサーバから受信した画面更新トリガに含まれる更新画面識別子と、前記利用者端末に表示されている画面の識別子とを照合し、前記照合の結果に基づいて、前記第１のサーバに前記画面の更新を要求する段階をさらに有することを要旨とする。
【００１６】
請求項７に記載の発明は、請求項１〜６のいずれか１項に記載の情報配信管理方法において、前記イベントは証券取引に関するイベントであることを要旨とする。
【００１７】
請求項８に記載の発明は、利用者毎の管理識別子を管理する第１のサーバと、利用者端末に自動提供型コネクションで接続される第２のサーバとを用いて情報配信の管理を行なうプログラムであって、前記第１のサーバを、ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する手段と、前記第２のサーバのアドレス記憶手段に、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけて記録させるために、前記第２のサーバに前記仮想識別子を提供する手段と、前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供して、前記第２のサーバに前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに画面更新トリガを送信させる手段として機能させることを要旨とする。
【００１８】
請求項９に記載の発明は、請求項８に記載の情報配信管理プログラムにおいて、前記第１のサーバから前記第２のサーバへの前記仮想識別子の提供は、前記利用者端末を介して行なうことを要旨とする。
【００１９】
請求項１０に記載の発明は、請求項８または９に記載の情報配信管理プログラムにおいて、前記第１のサーバは、イベント毎に影響を与える画面の更新画面識別子を記録した更新データ記憶手段をさらに有し、前記第１のサーバを、前記管理識別子に関するイベントに基づいて更新画面識別子を抽出し、前記更新トリガに、抽出した更新画面識別子を含める手段としてさらに機能させることを要旨とする。
【００２０】
請求項１１に記載の発明は、請求項８〜１０のいずれか１項に記載の情報配信管理プログラムにおいて、第１のサーバは、イベント毎に、更新トリガ密度に対応させた優先順位に関するデータを記録した更新データ記憶手段をさらに有し、前記第１のサーバを、更新トリガ密度を計算し、前記更新トリガ密度に基づいて優先順位を決定し、前記優先順位に基づいて更新トリガを送信する手段としてさらに機能させることを要旨とする。
【００２２】
請求項１２に記載の発明は、請求項８〜１１のいずれか１項に記載の情報配信管理プログラムにおいて、前記イベントは証券取引に関するイベントであることを要旨とする。
【００２３】
（作用）
請求項１に記載の発明によれば、利用者毎の管理識別子を管理する第１のサーバと、利用者端末に自動提供型コネクションで接続される第２のサーバとを用いる。そして、前記第１のサーバが、ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する。次に、前記第２のサーバが、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけてアドレス記憶手段に記録する。そして、前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記第１のサーバが、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供する。次に、前記第２のサーバが、前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに画面更新トリガを送信する。画面更新トリガを利用する場合、利用者端末と自動提供型コネクションで接続する必要がある。第２のサーバが利用者端末に自動提供型コネクションで接続されるため、第１のサーバと利用者端末とが自動提供型コネクションで接続されていない場合でも更新トリガを提供できる。
【００２４】
この場合、第２のサーバは仮想識別子を用いて利用者アドレスを特定する。このため、第１のサーバは第２のサーバに顧客情報（管理識別子）を提供する必要がない。従って、顧客情報の流出を抑制しながら、更新トリガを提供することができる。
【００２５】
請求項２又は８に記載の発明によれば、第１のサーバが、ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する。そして、第２のサーバのアドレス記憶手段に、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけて記録させるために、前記第２のサーバに前記仮想識別子を提供する。さらに、前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供する。第２のサーバに仮想識別子を提供することにより、第１のサーバは最終的に画面更新トリガを利用者端末に提供することができる。
【００２６】
請求項３又は９に記載の発明によれば、前記第１のサーバから前記第２のサーバへの前記仮想識別子の提供は、前記利用者端末を介して行なう。この場合においても第２のサーバは、第１のサーバが割り当てた仮想識別子を受け取ることができる。
【００２７】
請求項４又は１０に記載の発明によれば、前記第１のサーバは、イベント毎に影響を与える画面の更新画面識別子を記録した更新データ記憶手段をさらに有する。そして、前記第１のサーバが、前記管理識別子に関するイベントに基づいて更新画面識別子を抽出し、抽出した更新画面識別子を含めた前記更新トリガを送信する。このため、利用者端末は更新された画面を把握することができる。従って、この画面の更新要求を行なうことによる最新情報を取得することができる。
【００２８】
請求項５又は１１に記載の発明によれば、第１のサーバは、イベント毎に、更新トリガ密度に対応させた優先順位に関するデータを記録した更新データ記憶手段をさらに有する。そして、前記第１のサーバは、更新トリガ密度を計算し、前記更新トリガ密度に基づいて優先順位を決定し、前記優先順位に基づいて更新トリガを送信する。このため、第１のサーバに負荷がかかっているときは、優先度の高い情報を利用者に提供することができる。従って、負荷分散を図り、効率的に情報配信を行なうことができる。
【００２９】
本発明によれば、前記第２のサーバが、第１のサーバにおいてユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけてアドレス記憶手段に記録する。そして、管理識別子に関するイベントがあった場合、前記第１のサーバにおいて前記管理識別子から変換された仮想識別子を含む更新トリガを受信し、前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに、画面更新トリガを送信する。このため、第２のサーバは、利用者の管理識別子を知らない場合であっても、仮想識別子により利用者アドレスを特定でき、画面更新トリガを利用者端末に送信することができる。
【００３０】
請求項６に記載の発明によれば、前記利用者端末は、第２のサーバから受信した画面更新トリガに含まれる更新画面識別子と、前記利用者端末に表示されている画面の識別子とを照合する。そして、前記照合の結果に基づいて、前記第１のサーバに前記画面の更新を要求する。このため、利用者端末は表示されている画面のみの更新要求を行なう。表示されていない画面の更新要求は行なわれないため、第１のサーバにおける不必要な負荷を軽減することができる。
【００３１】
請求項７又は１２に記載の発明によれば、前記イベントは証券取引に関するイベントである。証券取引に関する情報は変動が多く、また迅速な情報提供が取引に大きな影響を与えるため、利用者に有効な証券取引の機会を提供することができる。
【００３２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を具体化した実施形態を図１〜図１０に従って説明する。本実施形態では、ネットワークを介して株式等の証券取引に関する情報を提供するサービスを行なう場合に用いる情報配信管理方法及び情報配信管理プログラムとして説明する。このサービスは、利用者として、会員登録された顧客（会員顧客）に対して提供される。
【００３３】
本実施形態では、会員顧客が本サービスを利用する場合、図１に示すように、利用者端末１０を用いて証券に関する各種情報の閲覧等を行なう。この利用者端末１０は、ネットワークを介してデータを送信する機能や、受信したデータを表示する機能等を有するコンピュータ端末である。具体的には、ＴＣＰ／ＩＰ（Transmission Control Protocol/Internet Protocol ）上のＨＴＴＰＳ（Hypertext Transfer Protocol Security）を用いて、各種サーバ等と通信を行なう。ここで、ＨＴＴＰＳとは、ウェブサーバとクライアント（ブラウザ等）がデータを送受信するために使われるプロトコルであるＨＴＴＰに、ＳＳＬ（Secure Sockets Layer）によるデータの暗号化機能を付加したプロトコルである。ＨＴＴＰＳを用いることにより、サーバとブラウザの間の通信を暗号化し、プライバシーに関わる情報等を安全に通信することができる。
【００３４】
また、利用者端末１０に格納されたブラウザを用いて、ＨＴＭＬ（Hypertext Markup Language ）形式のデータファイルとして提供された各種情報を表示させることができる。このため、利用者端末１０は、図示しないＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭの他、キーボード、マウス等の入力手段、ディスプレイ等の出力手段、モデム等の通信手段等を有する。
【００３５】
また、利用者端末１０は、図１に示すように、ネットワークとしてのインターネットＩを介して、第１のサーバとしての証券会社システム２０及び第２のサーバとしての情報管理システム３０に接続されている。
【００３６】
証券会社システム２０は、会員顧客が行なった株式売買の注文処理、顧客が保有する株式等の取引を行なうための証券口座の管理に関する各種データ処理を行なうコンピュータシステムである。この証券会社システム２０は証券会社が管理するコンピュータシステムである。
【００３７】
この証券会社システム２０は、利用者端末１０や情報管理システム３０等との間でのデータ送受信や、顧客が保有する株式管理を実行するための各種データの管理処理等を行なう。この証券会社システム２０は、図示しないＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭ等を有し、後述する処理（仮想識別子記憶手段に記録する段階、更新トリガを前記第２のサーバに提供する段階等を含む処理）を行なう。そのための情報配信を行なうための情報配信管理プログラムを実行することにより、証券会社システム２０は仮想識別子記憶手段に記録する手段、更新トリガを第２のサーバに提供する手段等として機能する。
【００３８】
さらに証券会社システム２０は、顧客データ記憶部２２、更新データ記憶手段としての更新画面データ記憶部２３、仮想識別子記憶手段としてのセッション管理データ記憶部２４及び取引注文データ記憶部２５を備えている。
【００３９】
顧客データ記憶部２２には、図２に示すように、本サービスを利用できる会員に関して顧客データ２２０が記録されている。この顧客データ２２０は、本サービスを利用するための会員申請が行なわれた場合に設定される。そして、会員顧客の取引毎に更新記録される。顧客データ２２０は、会員顧客毎に、顧客識別子、認証コード、管理識別子としての口座コード、取引余力及び口座残高に関するデータを含んで構成される。
【００４０】
顧客識別子データ領域には、各々の会員顧客を特定するための識別子に関するデータが記録される。この顧客識別子を用いることにより、図示しないデータ記憶部に格納された顧客の属性情報（氏名、住所、連絡先電話番号等）を取得することができる。
【００４１】
認証コードデータ領域には、本サービスを利用するためのログイン時のユーザ認証に用いるパスワード等に関するデータが記録される。
口座コードデータ領域には、この会員顧客が名義人になっている証券口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。
【００４２】
取引余力データ領域には、会員顧客の取引余力（取引可能額）に関するデータが記録される。この取引余力には、現金引出可能額、現物買付余力（現物買注文発注可能額）、信用新規建て余力（信用取引の新規注文発注可能額）等が含まれる。
【００４３】
口座残高データ領域には、会員顧客の株式や預り金等の管理を行なう証券口座の残高に関するデータが記録される。この口座残高データ領域には、会員顧客が購入した株式について情報（銘柄、数量）や預かり金額等に関するデータが記録される。
【００４４】
更新画面データ記憶部２３には、図３に示すように、利用者端末１０に送信するトリガに関して更新画面データ２３０が記録されている。この更新画面データ２３０は、各イベントに対して更新画面を決定するのために用いる変換表として機能する。更新画面データ２３０は、本サービス提供に先立って、イベントに対応させて更新させる画面を決めた場合に準備される。更新画面データ２３０には、イベント毎に、イベント識別子及び更新画面識別子としての更新画面ＩＤに関するデータを含んで構成される。
【００４５】
イベント識別子データ領域には、利用者端末１０や証券取引所システム５０から受信した各種通知についてのイベントを識別するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、このイベントには、例えば、注文発注に関しては、利用者端末１０から証券会社システム２０への注文受付や、証券取引所システム５０からの注文受付結果通知がある。また、注文訂正に関しては、利用者端末１０から証券会社システム２０への訂正受付、証券取引所システム５０からの訂正受付結果通知や訂正結果通知がある。また、注文取消に関しては、利用者端末１０から証券会社システム２０への取消受付、証券取引所システム５０からの取消受付結果通知や取消訂正結果通知がある。また、入出金に関するイベントとしては入金受付や出金受付がある。
【００４６】
更新画面ＩＤデータ領域には、イベントに対応して更新させる画面を特定するための識別子に関するデータが記録される。本実施形態では、これらのイベントに対して、注文一覧表示、余力情報表示、注文・約定照会表示等に関する画面の更新を行なうために、それぞれ画面更新ＩＤが関連づけられている。
【００４７】
例えば、注文受付、注文受付結果通知に関しては、注文一覧表示及び余力情報表示の画面を更新するための画面更新ＩＤが関連づけられて記録されている。訂正受付、取消受付に対しては注文・約定照会表示の画面を更新するための画面更新ＩＤが関連づけられて記録されている。訂正受付結果通知、取消受付結果通知に対しても注文・約定照会表示の画面を更新するための画面更新ＩＤが関連づけられて記録されている。訂正結果通知、取消結果通知に対して、余力情報表示及び注文・約定照会表示の画面を更新するための画面更新ＩＤが関連づけられて記録されている。入金受付や出金受付に関するイベントに対しては、余力情報表示の画面を更新するための画面更新ＩＤが関連づけられて記録されている。
【００４８】
セッション管理データ記憶部２４には、図４に示すように、本サービスを利用するために通信を行っている会員顧客の利用者端末１０とのセッションを管理するためのセッション管理データ２４０が記録されている。このセッション管理データ２４０は、利用者端末１０からのログイン要求に対してユーザ認証が完了した場合に設定される。セッション管理データ２４０には、ログインした利用者端末１０毎に、口座コード識別子及びセッションＩＤに関するデータが相互に関連づけられて記録される。
【００４９】
口座コードデータ領域には、ログインを完了した会員顧客の証券口座を特定するための識別子に関するデータが記録される。この口座コードには、ユーザ認証に基づいて特定された顧客データ２２０に含まれる口座コードを用いる。
【００５０】
セッションＩＤデータ領域には、ログインを完了した会員顧客が使用している利用者端末１０を特定するための識別子に関するデータが記録される。このセッションＩＤは、ログイン時に他のセッションにおいて使用されていない値を用いる。本実施形態では、このセッションＩＤは、利用者端末１０に提供される取引ウェブページに含めて提供される。
【００５１】
取引注文データ記憶部２５には、図５に示すように、本サービスを利用して行なわれた取引の注文に関する取引注文データ２５０が記録されている。この取引注文データ２５０は、会員顧客が利用する利用者端末１０から発注を受信した場合に設定される。取引注文データ２５０には、取引注文毎に、取引識別子、口座コード、売買識別子、銘柄識別子、数量、注文形態識別子、注文単価、注文受付時刻、状況及び約定フラグに関するデータが相互に関連づけられて記録される。
【００５２】
取引識別子データ領域には、各取引注文を特定するための識別子に関するデータが記録される。この取引識別子は、利用者端末１０から発注を受信した場合に証券会社システム２０が付与する。
【００５３】
口座コードデータ領域には、取引注文の発注を行なった会員顧客の口座を特定するための識別子（口座コード）に関するデータが記録される。
売買識別子データ領域には、売注文と買注文とを識別するための識別子（売買フラグ）に関するデータが記録される。
【００５４】
銘柄識別子データ領域には、取引注文の対象である株式の銘柄を特定るための識別子に関するデータが記録される。この銘柄識別子は、銘柄毎に標準化された固有の銘柄コードと、銘柄の名称とから構成されている。
【００５５】
数量データ領域には、取引対象の数量（株式数）に関するデータが記録される。
注文形態識別子データ領域には、注文形態を識別するためのフラグに関するデータが記録される。本実施形態では、このフラグには成行注文フラグと指値注文フラグとがある。ここで、「成行注文」とは値段に制限のない注文であり、「指値注文」とは、買値または売値を指定した注文である。
【００５６】
注文単価データ領域には、指値注文の場合の単価に関するデータが記録される。
注文受付時刻データ領域には、利用者端末１０から発注を受信した時刻に関するデータが記録される。
【００５７】
状況データ領域には、取引注文の状況に関するデータが記録される。この状況データ領域には、各イベントに対応して「注文中」、「取消中」、「訂正完了」等の状態を示すフラグが記録される。
【００５８】
約定フラグデータ領域には、取引注文に関する約定状況を特定するためのフラグが記録される。このデータ領域には、約定された場合に約定フラグが記録される。
【００５９】
さらに、証券会社システム２０は、インターネットＩを介して図１に示すように情報管理システム３０との間でデータ通信を行なう。この情報管理システム３０は、利用者端末１０との間で自動提供型コネクションが行なわれ、逐次株式情報を提供するコンピュータシステムである。この情報管理システム３０は、利用者端末１０に対して各種株式に関する情報を含むウェブページデータを送信する。このウェブページデータは、ブラウザを介して利用者端末１０のディスプレイに表示される。また、株式情報等に変化があった場合、利用者端末１０に表示された画面を更新するための処理を行なう。また、利用者端末１０に証券会社システム２０に対しての画面更新要求を行なわせるために画面更新トリガを送信する。
【００６０】
この情報管理システム３０は、利用者端末１０や証券会社システム２０との間でのデータ送受信や証券情報の管理を実行するための各種データの管理処理等を行なう。この情報管理システム３０は、図示しないＣＰＵ、ＲＡＭ、ＲＯＭ等を有し、後述する処理（アドレス記憶手段に記録する段階、画面更新トリガを送信する段階等を含む処理）を行なう。そのための情報配信を行なうための情報配信管理プログラムを実行することにより、情報管理システム３０は、アドレス記憶手段に記録する手段、画面更新トリガを送信する手段等として機能する。
【００６１】
このため、情報管理システム３０は、アドレス記憶手段としてのアドレス管理データ記憶手段３１を備えている。このアドレス管理データ記憶手段３１には、図６に示すように、本サービスを利用するため通信を行っている会員顧客の利用者端末１０とのセッションを管理するためのアドレス管理データ３１０が記録されている。このアドレス管理データ３１０は、証券会社システム２０へのログインが許可された利用者端末１０に関するセッションＩＤを受信した場合に記録される。アドレス管理データ３１０には、接続されている利用者端末１０毎に、セッションＩＤ及びＩＰアドレスに関するデータが相互に関連づけられて記録される。
【００６２】
セッションＩＤデータ領域には、ログインを完了した会員顧客が使用している利用者端末１０を特定するための識別子に関するデータが記録される。このセッションＩＤは、証券会社システム２０から提供され、利用者端末１０のブラウザに一時的に格納された識別子を用いる。
【００６３】
ＩＰアドレスデータ領域には、接続を行なっている利用者端末１０をＩＰネットワーク上で特定するための識別子（アドレス）に関するデータが記録される。
さらに、証券会社システム２０、情報管理システム３０は、図１に示すように、ネットワークを介して、証券取引所システム５０との間でデータ通信を行なう。この証券取引所システム５０は、株式市場における株式取引を管理するコンピュータシステムである。そして、証券取引所システム５０は株式取引に関する各種情報（各種指標や株価等に関する情報）の発信源として機能する。証券会社システム２０は顧客からの注文を証券取引所システム５０に転送する。そして、証券取引所システム５０はこの注文を受け付けた場合、受付情報（注文受付、訂正受付、取消受付等）を証券会社システム２０に返送する。また、取引注文について取引が成立した場合、証券会社システム２０に約定通知を送信する。さらに、証券取引所システム５０は、証券市場の各種情報を情報管理システム３０に提供する。
【００６４】
上記のように構成されたシステムにおいて、本サービスに関する株式情報の提供を行なう場合の処理手順を説明する。ここで、本サービスを利用する場合のログイン段階、ログイン後に各種画面の更新段階、ログアウト段階の順に説明する。
【００６５】
（ログイン段階）
まず、本サービスを利用する場合のログイン段階の処理を、図７を用いて説明する。本実施形態では、本サービスを利用する場合、まず、会員は、利用者端末１０を用いて証券会社システム２０へのアクセスを行なう。この場合、会員顧客は利用者端末１０のブラウザを起動し、ログイン画面を表示させる。このログイン画面には、顧客識別子入力欄及び認証コード入力欄が含まれる。これらの入力欄には、利用者端末１０のキーボード等を用いて文字や数字等を入力することができる。そして、ログイン画面に表示された送信ボタンが押された場合、利用者端末１０は、インターネットＩを介して、ログイン要求を証券会社システム２０に送信する（Ｓ１−１）。このログイン要求は、各欄に入力された顧客識別子や認証コードに関するデータを含む。
【００６６】
このログイン要求を受信した証券会社システム２０はユーザ認証を行なう（Ｓ１−２）。具体的には、証券会社システム２０は、ログイン要求に含まれる顧客識別子や認証コードが、顧客データ記憶部２２に記録された顧客識別子や認証コードと一致するかどうかを確認する。ユーザ認証ができない場合は、証券会社システム２０はその旨を利用者端末１０に通知する。
【００６７】
ユーザ認証が完了した場合には、証券会社システム２０は、このログインに対してセッションＩＤを付与する（Ｓ１−３）。具体的には、まず、証券会社システム２０は他の利用者端末１０からのログインに利用されていないセッションＩＤを選択する。そして、証券会社システム２０は、ログインした顧客の口座コードを顧客データ記憶部２２から抽出し、この口座コードと、選択されたセッションＩＤとを関連づけてセッション管理データ記憶部２４に記録する。
【００６８】
次に、証券会社システム２０は、取引画面を表示させるための取引ウェブページのデータを、インターネットＩを介して、利用者端末１０に送信する（Ｓ１−４）。この取引ウェブページには、情報管理システム３０にアクセスするためのＵＲＬ（Uniform Resource Locator）データを含む。そして、このＵＲＬには、証券会社システム２０が付与したセッションＩＤを含められている。
【００６９】
このウェブページデータを受信した利用者端末１０のディスプレイには、後述する取引画面が表示される（Ｓ１−５）。さらに、利用者端末１０は、ブラウザを介して受信したセッションＩＤ（情報管理システム３０にアクセスするためのＵＲＬ）を、利用者端末１０内の所定の記憶部に記録する（Ｓ１−６）。
【００７０】
セッションＩＤを受信した利用者端末１０は、情報管理システム３０に対してアクセス要求を行なう（Ｓ１−７）。このアクセス要求には、利用者端末１０内の所定の記憶部に記録した「情報管理システム３０にアクセスするためのＵＲＬ」を用いる。この結果、情報管理システム３０に対してアクセス要求にはセッションＩＤが含められることになる。
【００７１】
このアクセス要求を受けた情報管理システム３０は、利用者端末１０から受信したアクセス要求からセッションＩＤを抽出し、この利用者端末１０のＩＰアドレスに関連づけてアドレス管理データ記憶手段３１に記録する（Ｓ１−８）。この場合、情報管理システム３０は、ＩＰアドレスをアクセス要求の送信元アドレスデータ領域から抽出する。
【００７２】
そして、情報管理システム３０は情報画面を表示させるためのウェブページデータを、利用者端末１０に送信する（Ｓ１−９）。
このウェブページデータを受信した利用者端末１０のディスプレイには情報画面が表示される（Ｓ１−１０）。
【００７３】
ここで、利用者端末１０のディスプレイに表示される画面について、図１０を用いて説明する。この段階で、利用者端末１０のディスプレイには、図１０に示す表示画面５００が出力される。この表示画面５００は、約定メッセージ表示エリア５０５、取引画面表示エリア５１０及び情報画面表示エリア５２０とから構成されている。
【００７４】
この約定メッセージ表示エリア５０５には、情報管理システム３０から受信した約定通知が表示される。具体的には、証券取引所システム５０は取引注文が約定された場合、証券会社システム２０に約定通知を送信する。約定通知を受信した証券会社システム２０が、この通知を情報管理システム３０に転送する。この約定通知には、約定された取引内容（約定内容）の他に、口座コードから変換されたセッションＩＤが含まれる。そして、情報管理システム３０はセッションＩＤに基づいてアドレス管理データ記憶手段３１からＩＰアドレスを抽出し、約定通知を利用者端末１０に転送する。約定通知を受信した利用者端末１０は、約定通知の内容を約定メッセージ表示エリア５０５に表示する。
【００７５】
この取引画面表示エリア５１０は、ステップ（Ｓ１−４）において、証券会社システム２０から提供された取引ウェブページに関するデータを表示した画面である。この取引画面表示エリア５１０には、選択ボタン５１１及び取引情報表示エリア５１２を含む。この選択ボタン５１１は証券会社システム２０に対して各種要求を行なうためのボタンである。例えば、証券会社システム２０に対して取引注文の発注を行なう場合には「買注文入力」や「売注文入力」の選択ボタン５１１をクリックする。また、既に発注した取引注文の訂正や取消を行なう場合には、「訂正・取消」の選択ボタン５１１をクリックする。これらの選択ボタン５１１がクリックされた場合、取引注文や訂正・取消を行なうための入力画面が取引情報表示エリア５１２に表示される。
【００７６】
また、「余力情報表示」や「注文一覧表示」の選択ボタン５１１は、それぞれ余力情報や注文一覧を取引情報表示エリア５１２に表示させるためのボタンである。これらの選択ボタン５１１がクリックされた場合、利用者端末１０は証券会社システム２０に対して余力情報表示要求や注文一覧表示要求を送信する。これらの要求を受信した証券会社システム２０は、顧客データ記憶部２２や取引注文データ記憶部２５から、この会員顧客に関する情報を抽出して生成した取引ウェブページを利用者端末１０に提供する。この取引ウェブページは、利用している会員顧客の識別子を含む表示画面ＩＤに関連づけられて提供される。本実施形態では、表示画面ＩＤとしてＵＲＬ（Uniform Resource Locator）を用いる。そして、この取引ウェブページは、上述のように表示画面５００の取引情報表示エリア５１２に出力される。
【００７７】
一方、情報画面表示エリア５２０は、ステップ（Ｓ１−７）において情報管理システム３０から提供される情報ウェブページに関するデータを表示した画面である。また、情報画面表示エリア５２０内は、インデックス表示エリア５２１、銘柄表示エリア５２２やマーケットニュース表示エリア５２３を含む。このインデックス表示エリア５２１には、日経平均、東証二部指数、ＴＯＰＩＸ、ニューヨークダウ（ＮＹダウ）、通貨レート等、各種指標が表示される。銘柄表示エリア５２２は、銘柄毎に、始値、高値、安値、現在値、出来高、売買気配価格等の各項目が表示される。マーケットニュース表示エリア５２３には、株価に影響を与える可能性があるニュースが表示される。情報画面表示エリア５２０に含まれる各表示エリア（５２１〜５２３）に出力させる情報が変更された場合、情報管理システム３０は新たなウェブページデータを生成し、インターネットＩを介して利用者端末１０に送信する。ここでは、自動提供型コネクションとして公知のプッシュ技術を用いる。具体的には、情報管理システム３０は利用者端末１０との接続を維持してデータに変化があった更新時のみデータを送信するリアルプッシュ方式を用いる。この場合、この各表示エリア（５２１〜５２３）には、情報管理システム３０から受信した更新情報が表示される。
【００７８】
（各種画面の更新段階）
次に、本サービスを利用する場合の画面更新段階の処理を、図８を用いて説明する。この画面更新は、証券取引所システム５０からの通知や利用者端末１０からの取引注文を証券会社システム２０が受信した場合に行なわれる（Ｓ２−１）。例えば、証券取引所システム５０から注文受付結果、注文訂正結果通知、注文取消結果を受信した場合や、利用者端末１０から取引注文や注文の訂正・取消要求を受け付けた場合等の各イベント時に以下の処理が実行される。
【００７９】
利用者端末１０や証券取引所システム５０から各種通知や注文発注を受けた証券会社システム２０は、それぞれの内容に対応してイベントに関するデータを更新する（Ｓ２−２）。例えば、利用者端末１０から取引注文の発注を受けた場合は、この取引注文に関する取引注文データ２５０を生成し、取引注文データ記憶部２５に記録する。また、注文訂正や注文取消に関する要求を受け付けた場合には、取引注文データ記憶部２５に記録された取引注文データ２５０の状況を変更する。そして、これらの要求を証券取引所システム５０に送信する。また、証券取引所システム５０から取消受付や訂正受付を受信した場合には、取引注文データ記憶部２５に記録された取引注文データ２５０の状況を変更する。
【００８０】
次に、証券会社システム２０は、このイベントに対応した更新トリガを情報管理システム３０に送信する（Ｓ２−３）。この場合、証券会社システム２０は、イベントに対応した更新画面ＩＤを更新画面データ記憶部２３から抽出する。具体的には、更新画面データ記憶部２３に記録された更新画面データ２３０を用いて、このイベントのイベント識別子を更新画面ＩＤに変換する。
【００８１】
さらに、証券会社システム２０は、イベントの対象になる口座コードに基づいて、セッション管理データ記憶部２４からセッションＩＤを抽出する。そして、証券会社システム２０は、抽出した更新画面ＩＤとセッションＩＤに関するデータを含む更新トリガを情報管理システム３０に送信する。この更新トリガはインターネットＩを介して情報管理システム３０に送信される。
【００８２】
この更新トリガを受信した情報管理システム３０は、更新トリガに含まれるセッションＩＤに基づいて、アドレス管理データ記憶手段３１からＩＰアドレスを抽出する（Ｓ２−４）。このＩＰアドレスは、更新すべき情報を提供すべき会員顧客が用いている利用者端末１０の送信先アドレスである。
【００８３】
そして、情報管理システム３０は、抽出したＩＰアドレスを用いて、更新トリガ（画面更新トリガ）を利用者端末１０に送信する（Ｓ２−５）。この更新トリガには更新画面ＩＤに関するデータが含まれる。
【００８４】
この更新トリガを受信した利用者端末１０は、情報が更新された画面が利用者端末１０のディスプレイに表示されているかどうかを照合する（Ｓ２−６）。具体的には、更新トリガに含まれる更新画面ＩＤと、利用者端末１０のディスプレイに表示されている画面の表示画面ＩＤとを照合する。本実施形態では、更新画面のＵＲＬと、表示画面５００の各領域のＵＲＬとを照合することにより行なう。
【００８５】
この更新画面ＩＤに関する画面表示が利用者端末１０のディスプレイに出力されている場合（ステップ（Ｓ２−７）において「Ｙｅｓ」の場合）、利用者端末１０のブラウザはその画面の更新要求を行なう（Ｓ２−８）。具体的には、利用者端末１０は証券会社システム２０に対して、ＵＲＬを再送信することにより、この画面に関するウェブページデータの送信要求を行なう。
【００８６】
この送信要求を受信した証券会社システム２０は、受信したＵＲＬに基づいて、この画面に関するウェブページデータを送信する（Ｓ２−９）。この結果、利用者端末１０のディスプレイに表示されている表示画面５００が更新される（Ｓ２−１０）。
【００８７】
なお、この更新画面ＩＤに関する画面表示が利用者端末１０のディスプレイに出力されていない場合（ステップ（Ｓ２−７）において「Ｎｏ」の場合）、ステップ（Ｓ２−８）〜（Ｓ２−１０）の処理は実行されない。以上の処理は、利用者端末１０がログアウトするまで繰り返し行なわれる。
【００８８】
（ログアウト段階）
次に、本サービスのログアウト段階の処理を、図９を用いて説明する。本サービスからログアウトする場合、表示画面５００に表示された「ログアウト」の選択ボタン５１１をクリックする。この場合、利用者端末１０は、インターネットＩを介して証券会社システム２０及び情報管理システム３０にログアウト要求を送信する（Ｓ３−１）。このログアウト要求にはセッションＩＤに関するデータが含まれる。
【００８９】
このログアウト要求を受信した証券会社システム２０は、セッション管理データ記憶部２４から、このセッションＩＤを含むセッション管理データ２４０を削除する（Ｓ３−２）。これにより、証券会社システム２０は、会員顧客のログアウトを行なう。
【００９０】
また、利用者端末１０からのログアウト要求を受信した情報管理システム３０は、アドレス管理データ記憶手段３１から、このセッションＩＤを含むアドレス管理データ３１０を削除する。これにより、情報管理システム３０は、この利用者端末１０とのセッションを終了する（Ｓ３−３）。本サービスに関する株式情報の提供を行なう場合の処理手順の説明を終わる。
【００９１】
以上、本実施形態によれば、以下に示す効果を得ることができる。
・ 上記実施形態では、情報管理システム３０からの更新トリガにより利用者端末１０の表示画面が更新される。会員顧客に更新を委ねると、情報が更新されていない場合にも、画面更新要求を行なう場合がある。このため、証券会社システム２０の負荷が大きくなる。ここでは、会員顧客は更新トリガを待てばよく、証券会社システム２０に対しての不必要な更新要求を抑制できる。すなわち、情報管理システム３０から更新トリガを受信した場合のみ、画面更新要求を行なうため、必要情報のみを提供することになり、証券会社システム２０の負荷を軽減することができる。
【００９２】
・ 上記実施形態では、証券会社システム２０から更新トリガを受信した情報管理システム３０は、更新トリガに含まれるセッションＩＤに基づいて、アドレス管理データ記憶手段３１からＩＰアドレスを抽出する。そして、情報管理システム３０が、抽出したＩＰアドレスを用いて、更新トリガを利用者端末１０に送信する。通常、証券会社システム２０は利用者端末１０との間で特殊なコネクション（自動提供型コネクション）のためのシステムを持っていないことが多い。一方、情報管理システム３０は恒常的に更新される情報を提供する自動更新サービスを提供している。従って、証券会社システム２０は情報管理システム３０に対して更新トリガを送信すればよく、効率的に自動更新のサービスを提供することができる。
【００９３】
・ 上記実施形態では、ユーザ認証が完了した場合には、証券会社システム２０は、このログインに対してセッションＩＤを付与する。そして、証券会社システム２０は、ログインした顧客の口座コードを顧客データ記憶部２２から抽出し、この口座コードと、選択されたセッションＩＤとを関連づけてセッション管理データ記憶部２４に記録する。さらに、利用者端末１０からアクセス要求を受けた情報管理システム３０は、アクセス要求に含まれるセッションＩＤと、アクセス要求の送信元アドレスデータ領域から抽出したＩＰアドレスに関連づけてアドレス管理データ記憶手段３１に記録する。これにより、セッションＩＤを介して口座コードをＩＰアドレスに変換することができる。従って、情報管理システム３０は、証券会社システム２０からの指示に従って、更新すべき情報を提供すべき会員顧客が用いている利用者端末１０に提供することができる。
【００９４】
・ 上記実施形態では、情報管理システム３０が更新トリガを利用者端末１０に送信する。要求毎にコネクションを終了するセッションでは、更新トリガを送信することは困難である。ここでは、第１のサーバとしての証券会社システム２０と、第２のサーバとしての情報管理システム３０とが連携して、更新トリガを利用者端末１０に送信することができる。
【００９５】
通常、利用者が保有する証券等に関する情報は証券会社が管理する。一方、一般的な証券情報の提供は、証券会社と異なる会社（例えば、情報提供会社）が行なっている場合がある。そこで、各利用者の保有証券に応じた自動更新業務を、情報提供会社への委託を希望する場合もある。上記実施形態では、セッションＩＤは一時的に付与された識別子であるため、恒久的な会員顧客の情報（ここでは、口座コード）を情報管理システム３０に提供する必要がない。従って、顧客情報の流出を抑制ながら更新トリガを利用者端末１０に提供することができる。
【００９６】
・ 上記実施形態では、更新画面データ記憶部２３には、画面更新のために利用者端末１０に送信するトリガに関する更新画面データ２３０が記録されている。この更新画面データ２３０には、イベント毎に、イベント識別子及び更新画面ＩＤに関するデータを含んで構成される。そして、イベントに対応した更新トリガを証券会社システム２０に送信する場合、証券会社システム２０は、イベントに対応した更新画面ＩＤを更新画面データ記憶部２３から抽出し、この更新画面ＩＤに関するデータを含む更新トリガを情報管理システム３０に送信する。このため、情報管理システム３０は更新対象の画面を特定できたとしても、実際にどのようなイベントが生じたかを把握することは困難である。従って、顧客情報の流出を抑制することができる。
【００９７】
・ 上記実施形態では、利用者端末１０や証券取引所システム５０から各種通知や注文発注を受けた証券会社システム２０は、このイベントに対応した更新トリガを証券会社システム２０に送信する。この場合、証券会社システム２０は、イベントに対応した更新画面ＩＤを更新画面データ記憶部２３から抽出する。そして、証券会社システム２０は、更新画面ＩＤに関するデータを含む更新トリガを情報管理システム３０に送信する。イベントの影響を受ける画面は異なるが、この更新画面ＩＤに基づいて、更新させるべき画面を特定することができる。
【００９８】
・ 上記実施形態では、利用者端末１０や証券取引所システム５０から各種通知や注文発注を受けた証券会社システム２０は、このイベントに対応した更新トリガを証券会社システム２０に送信する。情報管理システム３０は、更新画面ＩＤに関するデータを含む更新トリガを利用者端末１０に送信する。この更新トリガを受信した利用者端末１０は、情報が更新された画面が利用者端末１０のディスプレイに表示されているかどうかを照合する。この更新画面ＩＤに関する画面表示が利用者端末１０のディスプレイに出力されている場合、利用者端末１０のブラウザはその画面の更新要求を行なう。この場合、情報が更新された場合でも、表示されていない場合には、画面更新の要求が行なわれない。このため、証券会社システム２０の負荷を軽減することができる。
【００９９】
なお、上記実施形態は、以下の態様に変更してもよい。
・ 上記実施例では、ネットワークを介して株式等の証券取引に関する情報を提供するサービスを行なう場合に用いる。本発明はこれに限られるものではなく、その他のリアルタイムでの情報提供に応用することが可能である。例えば、オークション型、マーケットメイク型を問わずリアルタイムの市場取引へ参加する場合に利用できる。金融、商品取引分野の具体例としては、為替証拠金取引、債券（店頭）取引、金融派生商品（デリバティブ）取引（先物、オプションなど）、商品取引、商品先物取引等がある。
【０１００】
また、その他の分野の具体例としては、中古車等のオークション（業務システム）、美術品、蒐集品等のインターネットリアルタイムオークションがある。この場合、オークション主催者のシステムとは別に、画面更新トリガを参加者に送信する情報提供システムを設ける。これにより、オークション参加者は、自身の入札状況や落札状況を迅速に確認できる。
【０１０１】
また、参加型のイベントにおいて、リアルタイムに参加者毎に異なる結果の通知、表示が必要な情報提供にも応用できる。例えば、オンラインでのチケット購入、視聴者参加型クイズ番組等がある。このような場合には、チケット提供者や番組主催者のシステムとは別に、画面更新トリガを参加者に送信する情報提供システムを設ける。これにより、受付後の購入確認や、クイズ回答の結果確認等のリロードを抑制し、効率的かつリアルタイム性を維持しながら情報提供することができる。
【０１０２】
・ 上記実施例では、利用者端末１０からのログイン要求についてユーザ認証が完了した場合、証券会社システム２０は、このログインに対してセッションＩＤを付与する。このセッションＩＤは、証券会社システム２０と利用者端末１０との間でセッションを管理するための識別子を共用してもよいし、また、この識別子とは別に証券会社システム２０と情報管理システム３０との連携のために専用に識別子を付与してもよい。セッションＩＤとして連携専用の識別子を付与することにより、さらに安全に情報提供を行なうことができる。
【０１０３】
・ 上記実施例では、取引ウェブページに含めたＵＲＬを介して、証券会社システム２０から情報管理システム３０にセッションＩＤが引き渡される。そして、利用者端末１０からアクセス要求を受けた情報管理システム３０は、利用者端末１０から受信したセッションＩＤを、アクセス要求の送信元アドレスデータ領域から抽出したＩＰアドレスと関連づけてアドレス管理データ記憶手段３１に記録する。セッションＩＤが引渡方法は、これに限られるものではない。例えば、情報管理システム３０は、証券会社システム２０からセッションＩＤと関連付けられたＩＰアドレスに関するデータを受け取り、アドレス管理データ記憶手段３１に記録するように構成してもよい。この場合、証券会社システム２０がログイン時に利用者端末１０のＩＰアドレスを取得し、セッションＩＤとともに情報管理システム３０に提供する。これにより、利用者端末１０から情報管理システム３０にセッションＩＤを提供することなく、情報管理システム３０はアドレス管理データ３１０を生成することができる。
【０１０４】
・ 上記実施例では、証券会社システム２０と情報管理システム３０とを協働させて、注文受付、入出金受付等の各種受付や注文受付結果通知等の各種通知に関する各イベントに対して、各種画面を更新するための更新トリガを利用者端末１０に送信する。これらのイベントに限定されるものではない。この場合、証券会社等が会員顧客に提供したい情報に関するイベント識別子に関するデータを更新画面データ記憶部２３に記録しておく。
【０１０５】
・ 上記実施例では、証券会社システム２０と情報管理システム３０とを協働させて、注文一覧表示、注文・約定照会表示、余力情報表示を更新させるが、これらの表示に限られるものではない。この場合、証券会社等が会員顧客に提供したい情報に関するイベントと画面更新ＩＤとに関するデータを関連づけて更新画面データ記憶部２３に記録しておく。
【０１０６】
・ 上記実施形態では、証券会社システム２０から更新トリガを受信した情報管理システム３０は、更新トリガに含まれるセッションＩＤに基づいて、アドレス管理データ記憶手段３１からＩＰアドレスを抽出する。そして、情報管理システム３０が、抽出したＩＰアドレスを用いて、更新トリガを利用者端末１０に送信する。これに代えて、証券会社システム２０が利用者端末１０に送信する更新トリガを制御してもよい。例えば、証券会社システム２０にイベント識別子毎に優先順位を定めた優先度フラグを更新画面データ記憶部２３に記録しておく。この場合、会員顧客に提供すべき必要性の高いイベントに対して、優先順位の高い優先フラグを関連づけて記録しておく。そして、証券会社システム２０は利用者端末１０に対して送信する単位時間毎の更新トリガ数（更新トリガ密度）を計算する。そして、この更新トリガ密度に応じて、情報管理システム３０を介して利用者端末１０に送信する更新トリガ数を制御する。具体的には、更新トリガ密度が低い場合には、更新画面データ記憶部２３に記録された全イベントについての更新トリガを送信する。一方、更新トリガ密度が高い場合には、優先順位の高い更新画面ＩＤに関する更新トリガのみを送信する。時間帯によって取引注文や情報更新が集中することがある。この場合、証券会社システム２０の画面更新のための負荷が大きくなる場合がある。また、イベントによって重要性は異なる。このため、証券会社システム２０の負荷軽減を図りながら、必要な情報を利用者端末１０に提供することができる。
【０１０７】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、イベントの発生に伴う更新情報について、利用者に関する情報を管理するサーバの負荷を軽減しながら効率よく情報を配信することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】 本発明の実施形態のシステム概略図。
【図２】 顧客データ記憶部に記録されたデータの説明図。
【図３】 更新画面データ記憶部に記録されたデータの説明図。
【図４】 セッション管理データ記憶部に記録されたデータの説明図。
【図５】 取引注文データ記憶部に記録されたデータの説明図。
【図６】 アドレス管理データ記憶手段に記録されたデータの説明図。
【図７】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図８】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図９】 本実施形態の処理手順の説明図。
【図１０】 利用者端末に表示された表示画面の説明図。
【符号の説明】
１０…利用者端末、２０…第１のサーバとしての証券会社システム、２３…更新データ記憶手段としての更新画面データ記憶部、２４…仮想識別子記憶手段としてのセッション管理データ記憶部、３０…第２のサーバとしての情報管理システム、３１…アドレス記憶手段としてのアドレス管理データ記憶手段、５０…証券取引所システム、Ｉ…ネットワークとしてのインターネット。[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to an information distribution management method and an information distribution management program capable of efficiently distributing information while reducing the load on a server that manages information related to a user with respect to update information accompanying the occurrence of an event.
[0002]
[Prior art]
In securities transactions, it is essential to obtain information promptly. In particular, in the case of securities transactions such as stocks, real-time performance is extremely important, so it is effective to provide information via a network. Usually, an information providing system is used to distribute information that is sequentially updated, such as securities information. This information providing system first accumulates securities information in which securities information is distributed from a securities exchange or the like via a network. The information providing system provides various types of information in response to requests received from users via the Internet.
[0003]
However, in the pull type technology normally used on the Internet, the latest information is displayed when the screen is updated on the user terminal. For this reason, when a “deviation” occurs between the timing when the user makes a screen update request and the information update timing, information acquisition is delayed. Therefore, the user may continuously update the screen to obtain the latest information. In this case, the information providing system side needs to transmit web page data each time, but the information may not be updated. In this case, the information providing system is overloaded.
[0004]
In order to provide the latest information while reducing the load on the information providing system, there is an automatic update method using a push-type technology (see, for example, Patent Document 1). Here, when the data received from the terminal is updated, the updated data is distributed to the terminal through a computer network by a push method. In this case, a transmission / reception means for performing transmission / reception processing for a plurality of terminals is constructed by an asynchronous communication protocol stored in the OS layer of the computer. Further, the transmission / reception means is instructed to execute the push-type distribution processing asynchronously, and the computer update detection means detects that the data of the information received from the terminal has been updated. Then, the distribution means of the computer serializes a distribution process for distributing the update data to a terminal in a transmittable state among a plurality of terminals waiting to distribute the information for which the update has been detected, to the transmission / reception means Instruct in the process. At that time, the transmission / reception means does not transmit to the transmitting terminal, but temporarily stores the update data. When the transmitting terminal knows that the terminal is ready to transmit, it instructs the transmitting / receiving means to transmit the collected data stored so far to the terminal. Thereby, for example, data updated in units of seconds or minutes can be efficiently distributed from a server to a terminal through a network such as the Internet in a real push manner.
[0005]
[Patent Document 1]
JP 2002-278862 A (first page)
[0006]
[Problems to be solved by the invention]
It is convenient for the user if a securities company that manages securities held by the user provides update information according to the securities held by each user using the information providing system. Securities companies can also reduce the burden of providing information. However, securities companies mainly manage users' securities, etc., and did not have an information provision system that performs automatic updating as described above. For this reason, system construction requires time and cost, and a load of system maintenance management is also required.
[0007]
On the other hand, it is possible to entrust an automatic renewal operation according to the securities owned by each user to a company specializing in information provision, but unlike general securities information, the information provided by securities companies Since information unique to each user is included, it is necessary to suppress the outflow of customer information.
[0008]
The present invention has been made to solve the above-described problems, and can efficiently distribute update information associated with the occurrence of an event while reducing the load on a server that manages information related to a user. An information distribution management method and an information distribution management program are provided.
[0009]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above problems, the invention described in claim 1 includes a first server that manages a management identifier for each user, and a second server that is connected to the user terminal through an automatically provided connection. For managing information distribution using the first server, wherein the first server records a virtual identifier assigned to a user-authenticated management identifier in a virtual identifier storage means; and the second server The first server converts the management identifier when there is an event relating to the management identifier, and the step of associating the virtual identifier with the user address of the user terminal and recording it in the address storage means Providing an update trigger including the virtual identifier to the second server, and sending a screen update trigger to the user address specified by the second server based on the virtual identifier. And summarized in that with the steps of.
[0010]
According to the second aspect of the present invention, management of information distribution is performed using a first server that is connected to a second terminal that is connected to a user terminal through an automatically provided connection and manages a management identifier for each user. A method in which the first server records a virtual identifier assigned to a user-authenticated management identifier in a virtual identifier storage unit; and the virtual server stores the virtual identifier in the address storage unit of the second server. Providing the virtual identifier to the second server to record the identifier and the user address of the user terminal in association with each other, and if there is an event related to the management identifier, the management identifier is converted. Providing the second server with an update trigger including the virtual identifier And causing the second server to transmit a screen update trigger to the user address specified based on the virtual identifier. And having a stage.
[0011]
The invention according to claim 3 is the information distribution management method according to claim 1 or 2, wherein the provision of the virtual identifier from the first server to the second server is performed via the user terminal. The gist is to do.
[0012]
According to a fourth aspect of the present invention, in the information distribution management method according to any one of the first to third aspects, the first server is an update in which an update screen identifier of a screen that affects each event is recorded. Further comprising data storage means, wherein the first server further includes a step of extracting an update screen identifier based on an event relating to the management identifier, and including the extracted update screen identifier in the update trigger. To do.
[0013]
According to a fifth aspect of the present invention, in the information delivery management method according to any one of the first to fourth aspects, the first server stores data related to the priority order corresponding to the update trigger density for each event. The update server further includes recorded update data storage means, wherein the first server calculates an update trigger density, determines a priority order based on the update trigger density, and transmits an update trigger based on the priority order. Is the gist.
[0015]
Claim 6 The invention described in claim 1 In the information distribution management method according to claim 1, the user terminal collates the update screen identifier included in the screen update trigger received from the second server with the identifier of the screen displayed on the user terminal, The gist further includes a step of requesting the first server to update the screen based on the result of the collation.
[0016]
Claim 7 The invention described in claim 1-6 In the information delivery management method according to any one of the above, the gist is that the event is an event relating to a securities transaction.
[0017]
Claim 8 The invention described in 1 is a program for managing information distribution using a first server that manages a management identifier for each user and a second server that is connected to a user terminal through an automatic provision connection. Means for recording the virtual identifier assigned to the user-authenticated management identifier in the virtual identifier storage means, the virtual server in the address storage means of the second server, Means for providing the virtual identifier to the second server in order to record the user address of the user terminal in association with each other, and if there is an event related to the management identifier, a virtual identifier obtained by converting the management identifier Including an update trigger including the second server And causing the second server to transmit a screen update trigger to the user address specified based on the virtual identifier. The gist is to make it function as a means.
[0018]
Claim 9 The invention described in claim 8 In the information distribution management program described in the item 1, the provision of the virtual identifier from the first server to the second server is performed via the user terminal.
[0019]
Claim 10 The invention described in claim 8 Or 9 In the information distribution management program according to claim 1, the first server further includes an update data storage unit that records an update screen identifier of a screen that affects each event, and the first server relates to the management identifier. The gist is to extract an update screen identifier based on an event, and to further function as means for including the extracted update screen identifier in the update trigger.
[0020]
Claim 11 The invention described in claim 8-10 In the information distribution management program according to any one of the above, the first server further includes an update data storage unit that records data related to the priority order corresponding to the update trigger density for each event, The server is further made to function as means for calculating an update trigger density, determining a priority order based on the update trigger density, and transmitting an update trigger based on the priority order.
[0022]
Claim 12 The invention described in claim 8-11 In the information distribution management program according to any one of the above, the gist is that the event is an event related to securities trading.
[0023]
(Function)
According to the first aspect of the present invention, the first server that manages the management identifier for each user and the second server that is connected to the user terminal through the automatic provision type connection are used. The first server records the virtual identifier assigned to the user-authenticated management identifier in the virtual identifier storage means. Next, the second server records the virtual identifier in association with the user address of the user terminal in the address storage means. When there is an event related to the management identifier, the first server provides an update trigger including a virtual identifier obtained by converting the management identifier to the second server. Next, the second server transmits a screen update trigger to the user address specified based on the virtual identifier. When using the screen update trigger, it is necessary to connect to the user terminal with an automatic provision type connection. Since the second server is connected to the user terminal by the automatic provision connection, the update trigger can be provided even when the first server and the user terminal are not connected by the automatic provision connection.
[0024]
In this case, the second server specifies the user address using the virtual identifier. For this reason, it is not necessary for the first server to provide customer information (management identifier) to the second server. Therefore, an update trigger can be provided while suppressing the outflow of customer information.
[0025]
Claim 2 or 8 The first server records the virtual identifier assigned to the user-authenticated management identifier in the virtual identifier storage means. Then, the virtual identifier is provided to the second server so that the address storage means of the second server records the virtual identifier and the user address of the user terminal in association with each other. Further, when there is an event related to the management identifier, an update trigger including a virtual identifier obtained by converting the management identifier is provided to the second server. By providing the virtual identifier to the second server, the first server can finally provide a screen update trigger to the user terminal.
[0026]
Claim 3 or 9 According to the invention described in the above, provision of the virtual identifier from the first server to the second server is performed via the user terminal. Even in this case, the second server can receive the virtual identifier assigned by the first server.
[0027]
Claim 4 or 10 According to the invention described in (1), the first server further includes an update data storage unit that records an update screen identifier of a screen that affects each event. Then, the first server extracts an update screen identifier based on an event related to the management identifier, and transmits the update trigger including the extracted update screen identifier. For this reason, the user terminal can grasp the updated screen. Accordingly, the latest information can be acquired by making an update request for this screen.
[0028]
Claim 5 or 11 According to the invention described in (1), the first server further includes update data storage means for recording data relating to the priority order corresponding to the update trigger density for each event. The first server calculates an update trigger density, determines a priority order based on the update trigger density, and transmits an update trigger based on the priority order. For this reason, when the load is applied to the first server, high priority information can be provided to the user. Therefore, load distribution can be achieved and information can be distributed efficiently.
[0029]
Book According to the invention, the second server records the virtual identifier assigned to the management identifier authenticated by the first server in association with the user address of the user terminal in the address storage means. . When there is an event related to the management identifier, an update trigger including a virtual identifier converted from the management identifier is received in the first server, and a screen update trigger is sent to the user address specified based on the virtual identifier. Send. For this reason, even when the second server does not know the management identifier of the user, the user address can be specified by the virtual identifier, and the screen update trigger can be transmitted to the user terminal.
[0030]
Claim 6 According to the invention described above, the user terminal collates the update screen identifier included in the screen update trigger received from the second server with the identifier of the screen displayed on the user terminal. Based on the result of the collation, the first server is requested to update the screen. For this reason, the user terminal makes an update request for only the displayed screen. Since an update request for a screen that is not displayed is not made, an unnecessary load on the first server can be reduced.
[0031]
Claim 7 Or 12 According to the invention described above, the event is an event related to securities trading. Information related to securities trading is subject to many fluctuations, and prompt provision of information has a great impact on transactions, so it is possible to provide users with effective securities trading opportunities.
[0032]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
DESCRIPTION OF EMBODIMENTS Hereinafter, embodiments embodying the present invention will be described with reference to FIGS. The present embodiment will be described as an information distribution management method and an information distribution management program used when performing a service for providing information related to stock transactions such as stocks via a network. This service is provided as a user to a customer (member customer) registered as a member.
[0033]
In this embodiment, when a member customer uses this service, as shown in FIG. 1, various information related to securities is browsed using a user terminal 10. The user terminal 10 is a computer terminal having a function of transmitting data via a network, a function of displaying received data, and the like. Specifically, it communicates with various servers using HTTPS (Hypertext Transfer Protocol Security) over TCP / IP (Transmission Control Protocol / Internet Protocol). Here, HTTPS is a protocol in which a data encryption function by SSL (Secure Sockets Layer) is added to HTTP which is a protocol used for transmitting and receiving data between a web server and a client (browser or the like). By using HTTPS, communication between the server and the browser can be encrypted, and information related to privacy can be safely communicated.
[0034]
Various information provided as data files in HTML (Hypertext Markup Language) format can be displayed using a browser stored in the user terminal 10. Therefore, the user terminal 10 includes not only a CPU, RAM, and ROM (not shown) but also input means such as a keyboard and a mouse, output means such as a display, communication means such as a modem, and the like.
[0035]
As shown in FIG. 1, the user terminal 10 is connected to a securities company system 20 as a first server and an information management system 30 as a second server via the Internet I as a network. .
[0036]
The securities company system 20 is a computer system that performs various data processing related to stock transaction order processing performed by member customers and management of securities accounts for transactions of stocks held by the customers. This securities company system 20 is a computer system managed by a securities company.
[0037]
The securities company system 20 performs data transmission / reception with the user terminal 10, the information management system 30 and the like, and various data management processing for executing stock management owned by the customer. This securities company system 20 has a CPU, RAM, ROM, etc., not shown, and performs later-described processing (processing including a step of recording in a virtual identifier storage means and a step of providing an update trigger to the second server). Do. By executing the information distribution management program for performing information distribution for that purpose, the securities company system 20 functions as means for recording in the virtual identifier storage means, means for providing the update trigger to the second server, and the like.
[0038]
Furthermore, the securities company system 20 includes a customer data storage unit 22, an update screen data storage unit 23 as an update data storage unit, a session management data storage unit 24 as a virtual identifier storage unit, and a transaction order data storage unit 25.
[0039]
As shown in FIG. 2, customer data 220 is recorded in the customer data storage unit 22 regarding members who can use this service. This customer data 220 is set when a membership application for using this service is made. And it is updated and recorded for every transaction of a member customer. The customer data 220 includes, for each member customer, data related to a customer identifier, an authentication code, an account code as a management identifier, a trading capacity, and an account balance.
[0040]
In the customer identifier data area, data relating to an identifier for specifying each member customer is recorded. By using this customer identifier, customer attribute information (name, address, contact telephone number, etc.) stored in a data storage unit (not shown) can be acquired.
[0041]
In the authentication code data area, data relating to a password or the like used for user authentication at the time of login for using this service is recorded.
In the account code data area, data relating to an identifier for specifying a securities account for which the member customer is a holder is recorded.
[0042]
In the transaction capacity data area, data relating to the transaction capacity (transaction possible amount) of the member customer is recorded. The surplus transaction capacity includes cash withdrawal capacity, cash purchase capacity (actual purchase order possible price), new credit surplus capacity (credit transaction new order possible price), and the like.
[0043]
In the account balance data area, data relating to the balance of a securities account for managing the stocks and deposits of member customers is recorded. In this account balance data area, information (stocks, quantity), data relating to the deposit amount, etc. is recorded for the stock purchased by the member customer.
[0044]
As shown in FIG. 3, update screen data 230 is recorded in the update screen data storage unit 23 regarding triggers to be transmitted to the user terminal 10. The update screen data 230 functions as a conversion table used for determining an update screen for each event. The update screen data 230 is prepared when a screen to be updated corresponding to an event is determined prior to provision of the service. The update screen data 230 is configured to include data relating to an event identifier and an update screen ID as an update screen identifier for each event.
[0045]
In the event identifier data area, data relating to an identifier for identifying an event regarding various notifications received from the user terminal 10 or the stock exchange system 50 is recorded. In the present embodiment, this event includes, for example, an order reception from the user terminal 10 to the securities company system 20 and an order reception result notification from the stock exchange system 50 regarding the order placement. Further, regarding order correction, there are correction reception from the user terminal 10 to the securities company system 20, notification of correction reception results from the stock exchange system 50, and notification of correction results. Regarding order cancellation, there are cancellation reception from the user terminal 10 to the securities company system 20, cancellation cancellation result notification and cancellation correction result notification from the stock exchange system 50. In addition, as for events related to deposits and withdrawals, there are deposit acceptance and withdrawal acceptance.
[0046]
In the update screen ID data area, data relating to an identifier for specifying a screen to be updated in response to an event is recorded. In the present embodiment, screen update IDs are associated with these events in order to update screens related to order list display, surplus information display, order / contract inquiry display, and the like.
[0047]
For example, regarding order reception and order reception result notification, screen update IDs for updating the screen of order list display and surplus information display are associated and recorded. A screen update ID for updating the order / contract inquiry display screen is recorded in association with the correction reception / cancellation reception. A screen update ID for updating the order / contract inquiry display screen is also recorded in association with the correction reception result notification and the cancellation reception result notification. A screen update ID for updating the screen of the surplus information display and the order / contract inquiry display is recorded in association with the correction result notification and the cancellation result notification. A screen update ID for updating the surplus information display screen is recorded in association with events related to receipt of money and withdrawal of money.
[0048]
As shown in FIG. 4, the session management data storage unit 24 stores session management data 240 for managing a session with the user terminal 10 of a member customer who is communicating to use this service. ing. This session management data 240 is set when user authentication is completed in response to a login request from the user terminal 10. In the session management data 240, for each logged-in user terminal 10, data relating to an account code identifier and a session ID is recorded in association with each other.
[0049]
In the account code data area, data relating to an identifier for specifying a securities account of a member customer who has completed login is recorded. As the account code, an account code included in the customer data 220 specified based on user authentication is used.
[0050]
In the session ID data area, data relating to an identifier for identifying the user terminal 10 used by the member customer who has completed login is recorded. As the session ID, a value that is not used in another session at the time of login is used. In the present embodiment, this session ID is provided in a transaction web page provided to the user terminal 10.
[0051]
As shown in FIG. 5, the transaction order data storage unit 25 records transaction order data 250 relating to orders for transactions made using this service. The transaction order data 250 is set when an order is received from the user terminal 10 used by a member customer. In the trade order data 250, for each trade order, data relating to a trade identifier, an account code, a trade identifier, a brand identifier, a quantity, an order form identifier, an order unit price, an order reception time, a situation, and a contract flag are recorded in association with each other. Is done.
[0052]
Data relating to an identifier for specifying each trading order is recorded in the trading identifier data area. This transaction identifier is given by the securities company system 20 when an order is received from the user terminal 10.
[0053]
In the account code data area, data relating to an identifier (account code) for specifying an account of a member customer who has placed a trade order is recorded.
In the trade identifier data area, data relating to an identifier (trade flag) for identifying a sell order and a buy order is recorded.
[0054]
In the brand identifier data area, data relating to an identifier for specifying the brand of a stock that is the target of a trade order is recorded. This brand identifier is composed of a unique brand code standardized for each brand and a brand name.
[0055]
In the quantity data area, data relating to the quantity (number of shares) to be traded is recorded.
Data relating to a flag for identifying an order form is recorded in the order form identifier data area. In the present embodiment, this flag includes a market order flag and a limit order flag. Here, the “market order” is an order with no limit on the price, and the “limit order” is an order specifying a buy price or a sell price.
[0056]
In the order unit price data area, data relating to unit prices in the case of limit orders is recorded.
In the order reception time data area, data relating to the time when an order is received from the user terminal 10 is recorded.
[0057]
In the status data area, data relating to the status of trading orders is recorded. In this status data area, flags indicating states such as “in order”, “cancelling”, “correction completed” and the like are recorded corresponding to each event.
[0058]
In the execution flag data area, a flag for specifying the execution status regarding the trade order is recorded. In this data area, a contract flag is recorded when a contract is made.
[0059]
Further, the securities company system 20 performs data communication with the information management system 30 as shown in FIG. The information management system 30 is a computer system that provides automatic stock connection information to the user terminal 10 and sequentially provides stock information. The information management system 30 transmits web page data including information on various stocks to the user terminal 10. This web page data is displayed on the display of the user terminal 10 via a browser. Further, when there is a change in stock information or the like, a process for updating the screen displayed on the user terminal 10 is performed. In addition, a screen update trigger is transmitted to cause the user terminal 10 to make a screen update request to the securities company system 20.
[0060]
The information management system 30 performs data transmission / reception between the user terminal 10 and the securities company system 20, management processing of various data for managing securities information, and the like. The information management system 30 includes a CPU, RAM, ROM, and the like (not shown), and performs processing described later (processing including a step of recording in an address storage unit and a step of transmitting a screen update trigger). By executing an information distribution management program for performing information distribution for that purpose, the information management system 30 functions as means for recording in an address storage means, means for transmitting a screen update trigger, and the like.
[0061]
For this reason, the information management system 30 includes address management data storage means 31 as address storage means. In this address management data storage means 31, as shown in FIG. 6, address management data 310 for managing a session with a user terminal 10 of a member customer who is communicating to use this service is recorded. ing. This address management data 310 is recorded when a session ID related to the user terminal 10 permitted to log in to the securities company system 20 is received. In the address management data 310, for each connected user terminal 10, data relating to a session ID and an IP address is recorded in association with each other.
[0062]
In the session ID data area, data relating to an identifier for identifying the user terminal 10 used by the member customer who has completed login is recorded. This session ID uses an identifier provided from the securities company system 20 and temporarily stored in the browser of the user terminal 10.
[0063]
In the IP address data area, data relating to an identifier (address) for specifying the connected user terminal 10 on the IP network is recorded.
Furthermore, as shown in FIG. 1, the securities company system 20 and the information management system 30 perform data communication with the stock exchange system 50 via a network. The stock exchange system 50 is a computer system that manages stock transactions in the stock market. The stock exchange system 50 functions as a transmission source of various information related to stock transactions (information related to various indices, stock prices, etc.). The securities company system 20 transfers orders from customers to the stock exchange system 50. When the stock exchange system 50 receives this order, it returns reception information (order reception, correction reception, cancellation reception, etc.) to the securities company system 20. In addition, when a transaction is established for a trading order, a contract notification is transmitted to the securities company system 20. Further, the stock exchange system 50 provides various information on the securities market to the information management system 30.
[0064]
A processing procedure in the case of providing stock information related to the service in the system configured as described above will be described. Here, a description will be given in the order of a login stage when using this service, an update stage of various screens after login, and a logout stage.
[0065]
(Login stage)
First, the process at the login stage when using this service will be described with reference to FIG. In the present embodiment, when using this service, first, the member uses the user terminal 10 to access the securities company system 20. In this case, the member customer activates the browser of the user terminal 10 and displays a login screen. This login screen includes a customer identifier input field and an authentication code input field. In these input fields, characters, numbers, and the like can be input using the keyboard of the user terminal 10 or the like. When the transmission button displayed on the login screen is pressed, the user terminal 10 transmits a login request to the securities company system 20 via the Internet I (S1-1). This login request includes data relating to the customer identifier and authentication code entered in each field.
[0066]
Having received this login request, the securities company system 20 performs user authentication (S1-2). Specifically, the securities company system 20 confirms whether or not the customer identifier and authentication code included in the login request match the customer identifier and authentication code recorded in the customer data storage unit 22. If user authentication is not possible, the securities company system 20 notifies the user terminal 10 to that effect.
[0067]
When the user authentication is completed, the securities company system 20 assigns a session ID to this login (S1-3). Specifically, first, the securities company system 20 selects a session ID that is not used for login from another user terminal 10. Then, the securities company system 20 extracts the account code of the logged-in customer from the customer data storage unit 22, and associates this account code with the selected session ID and records it in the session management data storage unit 24.
[0068]
Next, the securities company system 20 transmits data of a transaction web page for displaying a transaction screen to the user terminal 10 via the Internet I (S1-4). This transaction web page includes URL (Uniform Resource Locator) data for accessing the information management system 30. The URL includes the session ID assigned by the securities company system 20.
[0069]
A transaction screen described below is displayed on the display of the user terminal 10 that has received the web page data (S1-5). Furthermore, the user terminal 10 records the session ID (URL for accessing the information management system 30) received via the browser in a predetermined storage unit in the user terminal 10 (S1-6).
[0070]
The user terminal 10 that has received the session ID makes an access request to the information management system 30 (S1-7). For this access request, “URL for accessing the information management system 30” recorded in a predetermined storage unit in the user terminal 10 is used. As a result, the session ID is included in the access request to the information management system 30.
[0071]
Upon receiving this access request, the information management system 30 extracts the session ID from the access request received from the user terminal 10 and records it in the address management data storage means 31 in association with the IP address of this user terminal 10 (S1). -8). In this case, the information management system 30 extracts the IP address from the source address data area of the access request.
[0072]
And the information management system 30 transmits the web page data for displaying an information screen to the user terminal 10 (S1-9).
An information screen is displayed on the display of the user terminal 10 that has received the web page data (S1-10).
[0073]
Here, the screen displayed on the display of the user terminal 10 will be described with reference to FIG. At this stage, the display screen 500 shown in FIG. 10 is output on the display of the user terminal 10. The display screen 500 includes a contract message display area 505, a transaction screen display area 510, and an information screen display area 520.
[0074]
In the contract message display area 505, the contract notice received from the information management system 30 is displayed. Specifically, the stock exchange system 50 transmits a contract notice to the securities company system 20 when a trade order is executed. The securities company system 20 that has received the contract notification transfers this notification to the information management system 30. The contract notification includes the session ID converted from the account code in addition to the contracted transaction contents (contract contents). Then, the information management system 30 extracts the IP address from the address management data storage unit 31 based on the session ID, and transfers the contract notification to the user terminal 10. The user terminal 10 that has received the contract notification displays the content of the contract notification in the contract message display area 505.
[0075]
This transaction screen display area 510 is a screen that displays data relating to the transaction web page provided from the securities company system 20 in step (S1-4). The transaction screen display area 510 includes a selection button 511 and a transaction information display area 512. This selection button 511 is a button for making various requests to the securities company system 20. For example, when placing a trade order with respect to the securities company system 20, a “buy order input” or “sell order input” selection button 511 is clicked. In order to correct or cancel a trade order that has already been ordered, a “correction / cancellation” selection button 511 is clicked. When these selection buttons 511 are clicked, an input screen for performing a trade order or correction / cancellation is displayed in the trade information display area 512.
[0076]
Also, selection buttons 511 for “remaining power information display” and “order list display” are buttons for displaying the remaining power information and the order list in the transaction information display area 512, respectively. When these selection buttons 511 are clicked, the user terminal 10 transmits a surplus information display request or an order list display request to the securities company system 20. Having received these requests, the securities company system 20 provides the user terminal 10 with a transaction web page generated by extracting information about the member customer from the customer data storage unit 22 and the transaction order data storage unit 25. This transaction web page is provided in association with the display screen ID including the identifier of the member customer who is using it. In the present embodiment, a URL (Uniform Resource Locator) is used as the display screen ID. The transaction web page is output to the transaction information display area 512 of the display screen 500 as described above.
[0077]
On the other hand, the information screen display area 520 is a screen that displays data related to the information web page provided from the information management system 30 in step (S1-7). The information screen display area 520 includes an index display area 521, a brand display area 522, and a market news display area 523. In this index display area 521, various indexes such as the Nikkei average, the TSE second section index, TOPIX, New York Dow (NY Dow), currency rate, and the like are displayed. In the brand display area 522, items such as an opening price, a high price, a low price, a current price, a trading volume, and a bid price are displayed for each brand. In the market news display area 523, news that may affect the stock price is displayed. When the information to be output to each display area (521 to 523) included in the information screen display area 520 is changed, the information management system 30 generates new web page data and sends it to the user terminal 10 via the Internet I. Send. Here, a well-known push technique is used as the automatic provision type connection. Specifically, the information management system 30 uses a real push method in which data is transmitted only at the time of update when data has changed while maintaining connection with the user terminal 10. In this case, the update information received from the information management system 30 is displayed in the display areas (521 to 523).
[0078]
(Update stage of various screens)
Next, the processing in the screen update stage when using this service will be described with reference to FIG. This screen update is performed when the securities company system 20 receives a notification from the stock exchange system 50 or a trade order from the user terminal 10 (S2-1). For example, at the time of each event such as when an order acceptance result, an order correction result notification, and an order cancellation result are received from the stock exchange system 50, or when a trade order or order correction / cancellation request is received from the user terminal 10 The process is executed.
[0079]
The securities company system 20 that has received various notifications and order orders from the user terminal 10 and the stock exchange system 50 updates the data related to the event in accordance with the respective contents (S2-2). For example, when a trade order is received from the user terminal 10, the trade order data 250 relating to the trade order is generated and recorded in the trade order data storage unit 25. When a request for order correction or order cancellation is received, the status of the transaction order data 250 recorded in the transaction order data storage unit 25 is changed. Then, these requests are transmitted to the stock exchange system 50. Further, when a cancellation reception or correction reception is received from the stock exchange system 50, the status of the transaction order data 250 recorded in the transaction order data storage unit 25 is changed.
[0080]
Next, the securities company system 20 transmits an update trigger corresponding to this event to the information management system 30 (S2-3). In this case, the securities company system 20 extracts the update screen ID corresponding to the event from the update screen data storage unit 23. Specifically, the event identifier of this event is converted into an update screen ID using the update screen data 230 recorded in the update screen data storage unit 23.
[0081]
Furthermore, the securities company system 20 extracts the session ID from the session management data storage unit 24 based on the account code that is the subject of the event. Then, the securities company system 20 transmits an update trigger including data regarding the extracted update screen ID and session ID to the information management system 30. This update trigger is transmitted to the information management system 30 via the Internet I.
[0082]
The information management system 30 that has received this update trigger extracts the IP address from the address management data storage unit 31 based on the session ID included in the update trigger (S2-4). This IP address is a transmission destination address of the user terminal 10 used by a member customer who should provide information to be updated.
[0083]
Then, the information management system 30 transmits an update trigger (screen update trigger) to the user terminal 10 using the extracted IP address (S2-5). This update trigger includes data related to the update screen ID.
[0084]
The user terminal 10 that has received this update trigger checks whether or not the screen with the updated information is displayed on the display of the user terminal 10 (S2-6). Specifically, the update screen ID included in the update trigger is collated with the display screen ID of the screen displayed on the display of the user terminal 10. In the present embodiment, the update screen URL and the URL of each area of the display screen 500 are collated.
[0085]
When the screen display related to the update screen ID is output on the display of the user terminal 10 (in the case of “Yes” in step (S2-7)), the browser of the user terminal 10 makes an update request for the screen ( S2-8). Specifically, the user terminal 10 requests the securities company system 20 to transmit web page data related to this screen by retransmitting the URL.
[0086]
The securities company system 20 that has received this transmission request transmits web page data related to this screen based on the received URL (S2-9). As a result, the display screen 500 displayed on the display of the user terminal 10 is updated (S2-10).
[0087]
In addition, when the screen display regarding this update screen ID is not output on the display of the user terminal 10 (in the case of “No” in step (S2-7)), the steps from (S2-8) to (S2-10) are performed. Processing is not performed. The above processing is repeated until the user terminal 10 logs out.
[0088]
(Logout stage)
Next, processing in the logout stage of this service will be described with reference to FIG. When logging out from the service, the user clicks the “Logout” selection button 511 displayed on the display screen 500. In this case, the user terminal 10 transmits a logout request to the securities company system 20 and the information management system 30 via the Internet I (S3-1). This logout request includes data related to the session ID.
[0089]
Having received this logout request, the securities company system 20 deletes the session management data 240 including the session ID from the session management data storage unit 24 (S3-2). Thereby, the securities company system 20 logs out the member customer.
[0090]
The information management system 30 that has received the logout request from the user terminal 10 deletes the address management data 310 including the session ID from the address management data storage unit 31. Thereby, the information management system 30 ends the session with the user terminal 10 (S3-3). This is the end of the description of the processing procedure for providing stock information related to this service.
[0091]
As described above, according to the present embodiment, the following effects can be obtained.
In the above embodiment, the display screen of the user terminal 10 is updated by an update trigger from the information management system 30. When the update is entrusted to a member customer, a screen update request may be made even if the information is not updated. For this reason, the load of the securities company system 20 increases. Here, the member customer only has to wait for an update trigger, and unnecessary update requests to the securities company system 20 can be suppressed. That is, the screen update request is made only when an update trigger is received from the information management system 30, so that only necessary information is provided, and the load on the securities company system 20 can be reduced.
[0092]
In the above embodiment, the information management system 30 that has received the update trigger from the securities company system 20 extracts the IP address from the address management data storage unit 31 based on the session ID included in the update trigger. Then, the information management system 30 transmits an update trigger to the user terminal 10 using the extracted IP address. Usually, the securities company system 20 often does not have a system for special connection (automatic connection type connection) with the user terminal 10. On the other hand, the information management system 30 provides an automatic update service that provides information that is constantly updated. Therefore, the securities company system 20 only needs to transmit an update trigger to the information management system 30 and can efficiently provide an automatic update service.
[0093]
-In above-mentioned embodiment, when user authentication is completed, the securities company system 20 provides session ID with respect to this login. Then, the securities company system 20 extracts the account code of the logged-in customer from the customer data storage unit 22 and records the account code and the selected session ID in the session management data storage unit 24 in association with each other. Further, the information management system 30 that receives the access request from the user terminal 10 stores the session ID included in the access request in the address management data storage unit 31 in association with the IP address extracted from the source address data area of the access request. Record. Thereby, the account code can be converted into an IP address via the session ID. Therefore, the information management system 30 can provide information to be updated to the user terminal 10 used by the member customer to be updated in accordance with an instruction from the securities company system 20.
[0094]
In the above embodiment, the information management system 30 transmits an update trigger to the user terminal 10. In a session that terminates the connection for each request, it is difficult to send an update trigger. Here, the securities company system 20 as the first server and the information management system 30 as the second server can cooperate to transmit the update trigger to the user terminal 10.
[0095]
Normally, securities companies manage information on securities held by users. On the other hand, provision of general securities information may be performed by a company (for example, an information provider) different from the securities company. Therefore, there is a case where it is desired to entrust an automatic update operation according to the securities owned by each user to an information provider. In the above embodiment, since the session ID is a temporarily assigned identifier, it is not necessary to provide permanent information (member account here) of the member customer to the information management system 30. Therefore, an update trigger can be provided to the user terminal 10 while suppressing outflow of customer information.
[0096]
In the above embodiment, the update screen data storage unit 23 stores the update screen data 230 related to the trigger to be transmitted to the user terminal 10 for screen update. The update screen data 230 includes data related to an event identifier and an update screen ID for each event. When transmitting an update trigger corresponding to the event to the securities company system 20, the securities company system 20 extracts the update screen ID corresponding to the event from the update screen data storage unit 23, and includes data related to the update screen ID. An update trigger is transmitted to the information management system 30. For this reason, even if the information management system 30 can identify the screen to be updated, it is difficult to grasp what event has actually occurred. Therefore, the outflow of customer information can be suppressed.
[0097]
In the above embodiment, the securities company system 20 that has received various notifications and ordering orders from the user terminal 10 or the stock exchange system 50 transmits an update trigger corresponding to this event to the securities company system 20. In this case, the securities company system 20 extracts the update screen ID corresponding to the event from the update screen data storage unit 23. Then, the securities company system 20 transmits an update trigger including data related to the update screen ID to the information management system 30. Although the screen affected by the event is different, the screen to be updated can be specified based on the update screen ID.
[0098]
In the above embodiment, the securities company system 20 that has received various notifications and ordering orders from the user terminal 10 or the stock exchange system 50 transmits an update trigger corresponding to this event to the securities company system 20. The information management system 30 transmits an update trigger including data related to the update screen ID to the user terminal 10. The user terminal 10 that has received this update trigger checks whether or not the screen with the updated information is displayed on the display of the user terminal 10. When the screen display regarding this update screen ID is output on the display of the user terminal 10, the browser of the user terminal 10 makes an update request for the screen. In this case, even if the information is updated, if it is not displayed, a screen update request is not made. For this reason, the load of the securities company system 20 can be reduced.
[0099]
In addition, you may change the said embodiment into the following aspects.
In the above embodiment, it is used when providing a service that provides information on stock transactions such as stocks via a network. The present invention is not limited to this, and can be applied to other real-time information provision. For example, it can be used when participating in real-time market transactions regardless of auction type or market make type. Specific examples of the financial and commodity trading fields include foreign exchange margin trading, bond (over-the-counter) trading, financial derivative (derivative) trading (futures, options, etc.), commodity trading, commodity futures trading, and the like.
[0100]
In addition, specific examples of other fields include auctions (business systems) for used cars, etc., and Internet real-time auctions for works of art and collections. In this case, an information providing system for transmitting a screen update trigger to the participant is provided separately from the system of the auction organizer. Thereby, the auction participant can quickly confirm his / her bid situation and successful bid situation.
[0101]
In addition, in a participation type event, the present invention can also be applied to providing information that requires notification and display of different results for each participant in real time. For example, online ticket purchase, audience participation quiz program, and the like. In such a case, an information providing system for transmitting a screen update trigger to the participant is provided separately from the system of the ticket provider or the program organizer. Thereby, it is possible to suppress reloading such as confirmation of purchase after acceptance and confirmation of the result of a quiz answer, and provide information while maintaining efficient and real-time performance.
[0102]
In the above embodiment, when user authentication is completed for a login request from the user terminal 10, the securities company system 20 assigns a session ID to this login. The session ID may share an identifier for managing a session between the securities company system 20 and the user terminal 10, and apart from this identifier, the securities company system 20 and the information management system 30 An identifier may be given exclusively for cooperation. Information can be provided more safely by giving an identifier dedicated to cooperation as a session ID.
[0103]
In the above embodiment, the session ID is delivered from the securities company system 20 to the information management system 30 via the URL included in the transaction web page. The information management system 30 that has received the access request from the user terminal 10 associates the session ID received from the user terminal 10 with the IP address extracted from the source address data area of the access request, and stores address management data. 31. The method for delivering the session ID is not limited to this. For example, the information management system 30 may be configured to receive data relating to the IP address associated with the session ID from the securities company system 20 and record the data in the address management data storage unit 31. In this case, the securities company system 20 acquires the IP address of the user terminal 10 at the time of login, and provides it to the information management system 30 together with the session ID. Thereby, the information management system 30 can generate the address management data 310 without providing a session ID from the user terminal 10 to the information management system 30.
[0104]
In the above embodiment, the securities company system 20 and the information management system 30 cooperate with each other to display various screens for various notifications such as various receptions such as order reception and deposit / withdrawal and notifications such as order reception result notifications. An update trigger for updating is transmitted to the user terminal 10. It is not limited to these events. In this case, data relating to an event identifier relating to information that a securities company or the like wants to provide to a member customer is recorded in the update screen data storage unit 23.
[0105]
In the above embodiment, the securities company system 20 and the information management system 30 cooperate to update the order list display, the order / contract inquiry display, and the surplus information display. However, the display is not limited to these displays. In this case, an event relating to information that a securities company or the like wants to provide to a member customer and data relating to the screen update ID are associated and recorded in the update screen data storage unit 23.
[0106]
In the above embodiment, the information management system 30 that has received the update trigger from the securities company system 20 extracts the IP address from the address management data storage unit 31 based on the session ID included in the update trigger. Then, the information management system 30 transmits an update trigger to the user terminal 10 using the extracted IP address. Instead of this, an update trigger that the securities company system 20 transmits to the user terminal 10 may be controlled. For example, a priority flag that sets a priority for each event identifier is recorded in the update screen data storage unit 23 in the securities company system 20. In this case, a high priority flag is recorded in association with a highly necessary event to be provided to the member customer. Then, the securities company system 20 calculates the number of update triggers (update trigger density) per unit time transmitted to the user terminal 10. Then, the number of update triggers transmitted to the user terminal 10 via the information management system 30 is controlled according to the update trigger density. Specifically, when the update trigger density is low, update triggers for all events recorded in the update screen data storage unit 23 are transmitted. On the other hand, when the update trigger density is high, only the update trigger related to the update screen ID having a high priority is transmitted. Depending on the time of day, trade orders and information updates may be concentrated. In this case, the load for updating the screen of the securities company system 20 may increase. Also, the importance varies depending on the event. Therefore, necessary information can be provided to the user terminal 10 while reducing the load on the securities company system 20.
[0107]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, it is possible to efficiently distribute update information associated with the occurrence of an event while reducing the load on the server that manages information related to the user.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a system schematic diagram of an embodiment of the present invention.
FIG. 2 is an explanatory diagram of data recorded in a customer data storage unit.
FIG. 3 is an explanatory diagram of data recorded in an update screen data storage unit.
FIG. 4 is an explanatory diagram of data recorded in a session management data storage unit.
FIG. 5 is an explanatory diagram of data recorded in a trading order data storage unit.
FIG. 6 is an explanatory diagram of data recorded in an address management data storage unit.
FIG. 7 is an explanatory diagram of a processing procedure of the present embodiment.
FIG. 8 is an explanatory diagram of a processing procedure of the present embodiment.
FIG. 9 is an explanatory diagram of a processing procedure of the present embodiment.
FIG. 10 is an explanatory diagram of a display screen displayed on the user terminal.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF SYMBOLS 10 ... User terminal, 20 ... Securities company system as 1st server, 23 ... Update screen data storage part as update data storage means, 24 ... Session management data storage part as virtual identifier storage means, 30 ... 2nd Information management system as a server, 31 ... Address management data storage means as address storage means, 50 ... Stock exchange system, I ... Internet as network.

Claims (12)

利用者毎の管理識別子を管理する第１のサーバと、利用者端末に自動提供型コネクションで接続される第２のサーバとを用いて情報配信の管理を行なう方法であって、
前記第１のサーバが、ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する段階と、
前記第２のサーバが、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけてアドレス記憶手段に記録する段階と、
前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記第１のサーバが、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供する段階と、
前記第２のサーバが、前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに画面更新トリガを送信する段階と
を有することを特徴とする情報配信管理方法。A method for managing information distribution using a first server that manages a management identifier for each user and a second server that is connected to a user terminal through an automatically provided connection,
Recording the virtual identifier assigned to the user-authenticated management identifier in the virtual identifier storage means by the first server;
The second server records the virtual identifier in association with the user address of the user terminal in an address storage means;
When there is an event related to the management identifier, the first server provides an update trigger including a virtual identifier obtained by converting the management identifier to the second server;
The second server includes a step of transmitting a screen update trigger to a user address specified based on the virtual identifier. 利用者端末に自動提供型コネクションで接続される第２のサーバに接続され、利用者毎の管理識別子を管理する第１のサーバを用いて情報配信の管理を行なう方法であって、
前記第１のサーバが、
ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する段階と、
前記第２のサーバのアドレス記憶手段に、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけて記録させるために、前記第２のサーバに前記仮想識別子を提供する段階と、
前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供して、前記第２のサーバに前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに画面更新トリガを送信させる段階と
を有することを特徴とする情報配信管理方法。A method of managing information distribution using a first server connected to a second server connected to a user terminal by an automatic provision type connection and managing a management identifier for each user,
The first server is
Recording the virtual identifier assigned to the user-authenticated management identifier in the virtual identifier storage means;
Providing the virtual identifier to the second server in order to cause the address storage means of the second server to record the virtual identifier in association with the user address of the user terminal;
When there is an event related to the management identifier, an update trigger including a virtual identifier obtained by converting the management identifier is provided to the second server, and the user address specified to the second server based on the virtual identifier information distribution management method characterized in that it comprises a step of Ru to send a screen update trigger. 前記第１のサーバから前記第２のサーバへの前記仮想識別子の提供は、前記利用者端末を介して行なうことを特徴とする請求項１又は２に記載の情報配信管理方法。  The information delivery management method according to claim 1 or 2, wherein the provision of the virtual identifier from the first server to the second server is performed via the user terminal. 前記第１のサーバは、イベント毎に影響を与える画面の更新画面識別子を記録した更新データ記憶手段をさらに有し、
前記第１のサーバが、
前記管理識別子に関するイベントに基づいて更新画面識別子を抽出し、
前記更新トリガに、抽出した更新画面識別子を含める段階
をさらに有することを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の情報配信管理方法。The first server further includes update data storage means that records an update screen identifier of a screen that affects each event,
The first server is
An update screen identifier is extracted based on the event related to the management identifier,
The information distribution management method according to claim 1, further comprising a step of including the extracted update screen identifier in the update trigger. 第１のサーバは、イベント毎に、更新トリガ密度に対応させた優先順位に関するデータを記録した更新データ記憶手段をさらに有し、
前記第１のサーバは、
更新トリガ密度を計算し、前記更新トリガ密度に基づいて優先順位を決定し、前記優先順位に基づいて更新トリガを送信することを特徴とする請求項１〜４のいずれか１項に記載の情報配信管理方法。The first server further includes update data storage means for recording data related to the priority order corresponding to the update trigger density for each event,
The first server is
The information according to claim 1, wherein an update trigger density is calculated, a priority order is determined based on the update trigger density, and an update trigger is transmitted based on the priority order. Delivery management method. 前記利用者端末は、The user terminal is
第２のサーバから受信した画面更新トリガに含まれる更新画面識別子と、前記利用者端末に表示されている画面の識別子とを照合し、  Collating the update screen identifier included in the screen update trigger received from the second server with the identifier of the screen displayed on the user terminal;
前記照合の結果に基づいて、前記第１のサーバに前記画面の更新を要求する段階をさらに有することを特徴とする請求項１に記載の情報配信管理方法。  The information distribution management method according to claim 1, further comprising a step of requesting the first server to update the screen based on the result of the collation. 前記イベントは証券取引に関するイベントであることを特徴とする請求項１〜６のいずれか１項に記載の情報配信管理方法。The information delivery management method according to claim 1, wherein the event is an event related to a securities transaction. 利用者毎の管理識別子を管理する第１のサーバと、利用者端末に自動First server that manages the management identifier for each user, and automatically on the user terminal 提供型コネクションで接続される第２のサーバとを用いて情報配信の管理を行なうプログラムであって、A program for managing information distribution using a second server connected by a provision type connection,
前記第１のサーバを、  The first server;
ユーザ認証された管理識別子に対して割り当てた仮想識別子を仮想識別子記憶手段に記録する手段と、  Means for recording a virtual identifier assigned to a user-authenticated management identifier in a virtual identifier storage means;
前記第２のサーバのアドレス記憶手段に、前記仮想識別子と、前記利用者端末の利用者アドレスとを関連づけて記録させるために、前記第２のサーバに前記仮想識別子を提供する手段と、  Means for providing the virtual identifier to the second server to cause the address storage means of the second server to record the virtual identifier in association with the user address of the user terminal;
前記管理識別子に関するイベントがあった場合、前記管理識別子を変換した仮想識別子を含む更新トリガを前記第２のサーバに提供して、前記第２のサーバに前記仮想識別子に基づいて特定した利用者アドレスに画面更新トリガを送信させる手段  When there is an event related to the management identifier, an update trigger including a virtual identifier obtained by converting the management identifier is provided to the second server, and the user address specified to the second server based on the virtual identifier To send a screen update trigger to the user
として機能させることを特徴とする情報配信管理プログラム。An information distribution management program characterized in that it functions as 前記第１のサーバから前記第２のサーバへの前記仮想識別子の提供は、前記利用者端末を介して行なうことを特徴とする請求項８に記載の情報配信管理プログラム。9. The information distribution management program according to claim 8, wherein the provision of the virtual identifier from the first server to the second server is performed via the user terminal. 前記第１のサーバは、イベント毎に影響を与える画面の更新画面識別子を記録した更新データ記憶手段をさらに有し、The first server further includes update data storage means for recording an update screen identifier of a screen that affects each event,
前記第１のサーバを、  The first server;
前記管理識別子に関するイベントに基づいて更新画面識別子を抽出し、  An update screen identifier is extracted based on the event related to the management identifier,
前記更新トリガに、抽出した更新画面識別子を含める手段  Means for including the extracted update screen identifier in the update trigger
としてさらに機能させることを特徴とする請求項８または９に記載の情報配信管理プログラム。The information distribution management program according to claim 8 or 9, further functioning as: 第１のサーバは、イベント毎に、更新トリガ密度に対応させた優先順位に関するデータを記録した更新データ記憶手段をさらに有し、The first server further includes update data storage means for recording data related to the priority order corresponding to the update trigger density for each event,
前記第１のサーバを、  The first server;
更新トリガ密度を計算し、前記更新トリガ密度に基づいて優先順位を決定し、前記優先順位に基づいて更新トリガを送信する手段  Means for calculating an update trigger density, determining a priority based on the update trigger density, and transmitting an update trigger based on the priority
としてさらに機能させることを特徴とする請求項８〜１０のいずれか１項に記載の情報配信管理プログラム。The information distribution management program according to any one of claims 8 to 10, further functioning as: 前記イベントは証券取引に関するイベントであることを特徴とする請求項８〜１１のいずれか１項に記載の情報配信管理プログラム。The information delivery management program according to any one of claims 8 to 11, wherein the event is an event relating to a securities transaction.
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