JP3998753B2 - 画像読取装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、CCDリニアイメージセンサが用いられる画像読取装置に関し、一層詳細には、前記CCDリニアイメージセンサに必要とされる高精度低雑音の直流電源を効率的な配置構成で生成・供給することにより、コストを低減することを可能とした画像読取装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の技術に係わる直流電源の基本的な配分構成を含む画像読取装置2の概略的な構成を示している。
【0003】
画像読取装置2は、例えば、図示していない原稿台上に載せられた原稿Fに照明光を照射することにより、原稿Fに担持された画像情報を含む光Lを、反射光または透過光として結像光学系4に導いた後、CCDリニアイメージセンサ(以下、CCDイメージセンサともいう。)6により光電的に読み取るように構成されている。
【0004】
この場合、CCDイメージセンサ6により原稿Fを主走査方向Xに読み取るととともに、原稿Fを主走査方向Xと略直交する副走査方向Yに相対的に搬送することで2次元的な画像情報を得ることができる。
【0005】
この画像情報は、アナログ信号であり、CCDイメージセンサ6から出力される。CCDイメージセンサ6から出力されるアナログ信号には、いわゆるリセット雑音が存在し、このリセット雑音を除去するために、アナログ信号は、相関二重サンプリング回路8に供給される。
【0006】
相関二重サンプリング回路8によりリセット雑音の除去されたアナログ信号は、階調変換処理等の画像信号処理の容易化のために、A/D変換器10に供給され、デジタル信号に変換される。
【0007】
CCDイメージセンサ6を有する画像読取装置2において、光学系の変動(ずれ)を回避するため、通常、CCDイメージセンサ6は、結像光学系4と一体的に配置される。そのため、IC(集積回路)であるCCDイメージセンサ6が、独立して第1の回路基板(CCD回路基板ともいう。)12に搭載され、前記結像光学系4と一体的に組み込まれる。
【0008】
実際上、CCDイメージセンサ6は、信号検出手段としての初段増幅器とも考えられ、小さいレベルの外部雑音が混入しても、画像品質に大きく影響するため、他の回路素子とは物理的に離す必要がある。その意味からもCCDイメージセンサ6は、特に、高画質が要求される画像読取装置2においては、独立の回路基板上に配置されることが好ましい。
【0009】
そして、CCD回路基板12からの出力信号が、線路を通じて相関二重サンプリング回路8を有する第2の回路基板(CDS回路基板ともいう。)14に供給される。
【0010】
さらに、CDS回路基板14からの出力信号が線路を通じてA/D変換器10を含む第3の回路基板(A/D回路基板ともいう。)16に供給される。
【0011】
入力側が図示していないAC電源に接続されるアナログ用電源ユニット18は、これら第1〜第3の回路基板12、14、16に直流電源を供給する。図4では、繁雑となるので、代表的な直流電源のみを示しているが、その代表的なアナログ用直流電源は、電源+Va1(例えば、+12V)、電源+Va2(例えば、+5V)、電源+Va3(例えば、+15V)、電源−Va3(例えば、−15V)である。これらアナログ用直流電源は、いわゆるシリーズレギュレータにより構成されている。なお、実際上、正電源である電源+Va1(=+12V)、電源+Va2(=+5V)は、より高い電圧の正電源である電源+Va3(=+15V)を降圧して生成している。
【0012】
また、スイッチングレギュレータにより構成されるデジタル用電源ユニット20は、第2および第3の回路基板14、16に、デジタル用直流電源+Vd1(例えば、+5V)を供給する。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、CCDイメージセンサ6は、電源の電圧変動や、電源に混入した雑音に対して非常に敏感であり、例えば、電圧変動あるいは混入雑音の半分のレベルから全部のレベルが、出力される画素信号にのってしまう。そのため、CCDイメージセンサ6に供給される電源+Va1(=+12V)、電源+Va2(=+5V)に対する要求仕様(例えば、雑音抑制比、電源インピーダンス等)はきわめて厳しく、実際上、電源に許容される変動を、例えば、100μVp−p以下の変動(雑音)に抑制することが必要とされている。
【0014】
図4例では、電源+Va1(=+12V)、電源+Va2(=+5V)は、アナログ用電源ユニット18の中で、正の比較的に高電圧の電源+Va3(=+15V)の出力側にそれぞれ3端子レギュレータを配置して発生するように構成している。この場合、電源+Va3(=+15V)がきわめて高精度低雑音のシリーズレギュレータ電源であるため、上記の仕様を満足することができている。
【0015】
しかしながら、高精度低雑音とするためにシリーズレギュレータを使用するアナログ用電源ユニット18は、スイッチングレギュレータ電源に比較して、電源の利用効率が低く、そのため大形状の電源トランスが必要とされ、また、出力トランジスタ等の半導体素子を放熱するためのコストが高くなり、アナログ用電源ユニット18のみで相当にコストがかかっていた。
【0016】
具体的価格について数値を挙げて説明すると、スイッチングレギュレータを利用するデジタル用電源ユニット20が数万円で製作できるのに対し、大電力が必要とされるアナログ用電源ユニット18は、製作するのに、約20万円程度かかっていた。結局、図4例に示す従来の技術によれば、電源ユニット全体で、約20数万円程度かかっていることになる。
【0017】
この発明は、このような課題を考慮してなされたものであって、電源ユニットのコストの低減が可能となり、その結果、画像読取装置自体のコストを低減することを可能とする画像読取装置を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
この発明に係る画像読取装置は、CCDリニアイメージセンサを搭載する第1回路基板と、この第1回路基板に第1線路を介して接続され相関二重サンプリング回路を搭載する第2回路基板と、さらにこの第2回路基板に第2線路を介して接続されA/D変換器を搭載する第3回路基板と、AC電源が供給され複数の直流電源を生成する電源ユニットとを備える画像読取装置であって、前記電源ユニットにおいて前記直流電源がスイッチングレギュレータ電源により構成され、前記CCDリニアイメージセンサに必要とされる高精度低雑音直流電源の電源容量分を、前記スイッチングレギュレータ電源の電圧を3端子レギュレータにより降圧し、さらにシリーズレギュレータにより降圧して生成するようにした、ことを特徴とする。
【0019】
この発明によれば、CCDリニアイメージセンサに必要とされる高精度低雑音直流電源の電源容量分(通常、数10mA程度以下)だけをシリーズレギュレータにより生成するようにしているので、電源ユニット全体としてコストを大幅に低減することができる。
【0020】
この場合、電源ユニットで生成される複数の直流電源は、スイッチングレギュレータの出力に基づいて生成される電源とすることで、電源ユニットのAC電源利用効率が上がり、電源ユニットの放熱構造が簡易になり、コストをより低減することが可能となるとともに、電源ユニットの容積を小さくすることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の一実施の形態について図面を参照して説明する。
【0022】
図1は、この発明の一実施の形態が適用されたカラー画像読取装置30の画像信号処理系の概略的な構成を示している。
【0023】
図1において、カラー画像読取装置30は、基本的には、第1の回路基板(CCD回路基板またはフレキシブルプリント配線基板ともいう。)41が配置される画像読取部32と、相関二重サンプリング(CDS)処理を行う第2の回路基板(CDS回路基板)42と、A/D変換処理を行う第3の回路基板(A/D回路基板)43とから構成されている。
【0024】
画像読取部32には、画像情報が担持された原稿(透過原稿または反射原稿)Fが配置されている。原稿Fは、副走査方向Yとこれに直交する主走査方向(紙面と直交する方向)Xに広がりを有しており、2次元的なカラー画像情報が担持されている。原稿Fが透過原稿である場合には、主走査方向Xに延びる光源50が点灯され、画像情報を有する透過光Lが得られる。一方、原稿Fが反射原稿である場合には、主走査方向Xに延びる光源51、52が点灯され、画像情報を有する反射光Lが得られる。
【0025】
画像情報を有する光Lは、ズームレンズを含む結像光学系55を介し、3色分解プリズム56r(rは赤色の意味)、56g(gは緑色の意味)、56b(bは青色の意味)を通じて、その3色分解プリズム56r、56g、56bの光出射面に貼られたCCDリニアイメージセンサ(CCDイメージセンサまたは単にイメージセンサともいう。)6r、6g、6b(代表して示すときには、符号を6とする。)に入射する。
【0026】
イメージセンサ6は、周知のように、基本的には、主走査方向Xに多数の光電変換画素(単に画素ともいう。)が直線状に連結された受光部と、この受光部に沿って両側に配設された奇数画素転送部と偶数画素転送部と、出力電荷蓄積手段としても機能するFDA(フローティング ディフュージョン アンプ)等の奇数画素出力部と偶数画素出力部とから構成されている。
【0027】
したがって、図示しない搬送機構により副走査方向Yに搬送される原稿Fに対してイメージセンサ6r、6g、6bにより主走査方向Xに画素が電気的に主走査されることで、原稿Fに担持されたカラー画像を色分解して、2次元的に読み取ることができる。
【0028】
イメージセンサ6r、6g、6bは、各々第1の回路基板41r、41g、41b(代表するときには、上述の符号41を用いる。)に搭載されている図示していないICソケットを介して取り付けられている。第1の回路基板41r、41g、41bは、線路としても共用され、各々ポリイミド材からなるフレキシブルプリント配線基板で構成されている。
【0029】
イメージセンサ6r、6g、6bから各色毎に対応して出力される光電変換出力信号である奇数画素信号Soと偶数画素信号Seとが、第1の回路基板41r、41g、41bの線路部分を介して、第2の回路基板42を構成するCDS回路58a〜58f(代表するときには、符号58を用いる。)に供給される。
【0030】
CDS回路58では、CCDリニアイメージセンサ6に係わるいわゆるリセット雑音が除去された後、それぞれ平衡信号としての画像信号に変換され、これらの画像信号が平衡信号伝送路を通じて第3の回路基板43を構成する差動増幅器60a〜60f(代表するときには、符号60を用いる。)に入力される。
【0031】
差動増幅器60a〜60fにより、入力された平衡信号が不平衡信号である画像信号に変換されて、各々、A/D変換器61a〜61f(代表するときには、符号61を用いる。)に供給され、A/D変換器61によりデジタル信号の画像信号に変換される。
【0032】
図2は、図1例のカラー画像読取装置30の電源配分系統の概略的かつ模式的な構成を示している。
【0033】
電源ユニット70は、スイッチングレギュレータ電源により構成され、このスイッチングレギュレータ電源は、デジタル用電源である電源+Vd1(=+5V)と、アナログ用の電源±18V、±8Vを発生し、それぞれ、A/D回路基板43に供給する。
【0034】
デジタル用電源+Vd1(=+5V)は、A/D回路基板43で利用されるとともに、A/D回路基板43を介してCDS回路基板42に供給され、このCDS回路基板42でも利用に供される。
【0035】
A/D回路基板43に供給されたアナログ用の電源±18V、±8Vは、それぞれ、ICである3端子レギュレータ71〜74に供給される。
【0036】
3端子レギュレータ71〜74によりアナログ用電源+Va3(=+15V)、−Va3(=−15V)、+5V、−5Vが生成される。アナログ用電源+5V、−5Vは、A/D回路基板43で利用される。
【0037】
アナログ用電源+Va3(=+15V)、−Va3(=−15V)は、A/D回路基板43で利用されるとともに、A/D回路基板43を介してCDS回路基板42に供給され、このCDS回路基板42でも利用に供される。
【0038】
CDS回路基板42に供給されたアナログ用電源+Va3(=+15V)は、CCD専用高精度低雑音電源回路(高精度低雑音直流電源)81に供給される。
【0039】
図3は、CCD専用高精度低雑音電源回路81の基本的な構成を示している。図3において、CCD用のアナログ用電源(高精度低雑音電源)+Va1(=+12V)は、アナログ用電源+Va3(+15V)を入力電源として、シリーズレギュレータ82により生成される。なお、アナログ用電源+Va3(+15V)は、CCD用のアナログ用電源(高精度低雑音電源)+Va1(=+12V)ほどには高精度低雑音性が不要であり、上述したように電源ユニット70の内部でスイッチングレギュレータにより生成されている。換言すれば、シリーズレギュレータ82を利用して、さらに高精度低雑音とするために、このシリーズレギュレータ82の入力電源としてのアナログ用電源+Va3(+15V)には、それほどの高精度低雑音性が要求されない。
【0040】
図3から分かるように、シリーズレギュレータ82は、全体として、帰還型定電圧回路の構成とされ、増幅制御部用のトランジスタ84と、電圧検出用の抵抗分圧回路を構成する抵抗器85、86と、検出電圧と基準電圧源87の電圧を比較する演算増幅器88とからなるディスクリート部品により構成されている。残りの低電圧側のCCD用アナログ用電源(高精度低雑音電源)+Va2(=+5V)は、CCD用アナログ用電源+Va1(=+12V)を抵抗器91と抵抗器92により分圧して生成される。すなわち、抵抗器91と抵抗器92の接続点にバッファとして機能する演算増幅器93が接続され、その演算増幅器93の出力側にエミッタフォロワとしてのトランジスタ94が接続されるディスクリート部品により生成される。
【0041】
このシリーズレギュレータ82の電源容量は、トランジスタ84から供給される電流が約10数mAときわめて少なく、放熱フィン等を使用する必要がない。
【0042】
このようにして、CDS回路基板42上でCCD専用高精度低雑音電源回路81により生成されたアナログ用電源+Va1(=+12V)、+Va2(=+5V)、換言すれば、オンボード電源は、図2に示すように、フレキシブルプリント配線基板41r、41g、41bを通じてそれぞれCCDリニアイメージセンサ6r、6g、6bに供給され利用に供される。
【0043】
この場合、上述の実施の形態によれば、CCDリニアイメージセンサ6に必要とされる高精度低雑音直流電源の電源容量分(通常、10数mA程度以下)だけをCCD専用高精度低雑音電源回路81により生成するようにしているので、電源ユニット70全体としてコストを大幅に低減することができる。
【0044】
図4例と比較しながら、具体的に説明すると、図4例においては、CCD回路基板12とCDS回路基板14とA/D回路基板16に対して、シリーズレギュレータにより構成された容量が約1Aのアナログ用電源+Va3(=+15V)を共用していたため、非常に高価なアナログ用電源ユニット18を使用せざるを得なかった。このため、CDS回路基板14とA/D回路基板16に対しては、電源の仕様が、いわゆるオーバースペック(要求仕様に対して達成されている仕様がかなり高いレベル)になっていた。実際上、この仕様を達成するために、アナログ用電源ユニット18自体をシリーズレギュレータの構成としているので、スイッチングレギュレータ電源に比較して効率が低く、電源トランスの形状が大きくなり、しかも電力用トランジスタ等の半導体素子を放熱するための放熱フィン等を相当に大きいものにせざるを得なかった。
【0045】
これに対して、図2例の電源ユニット70で生成される複数の直流電源は、多少、精度や雑音抑圧性に劣るが、廉価で小型軽量となるスイッチングレギュレータの出力に基づいて生成される電源とし、容量が約1Aのアナログ用電源+Va3(=+15V)は、これを降圧して、廉価な3端子レギュレータ71を用いて生成することで、必要な精度と低雑音性を得ている。そして、CCDリニアイメージセンサ6で必要とされる容量が10数mA程度の高精度低雑音(超低雑音)の直流電源+Va1(+12V)、+Va2(+5V)のみを、アナログ用電源+Va3(=+15V)を入力電源とするシリーズレギュレータであるCCD専用高精度低雑音電源回路81で生成し、これをCCD回路基板41r、41g、41bに距離的に近いCDS回路基板42上で、いわゆるオンボード電源として配置するという効率的な配置構成としている。このため、電源ユニット70のAC電源の利用効率が飛躍的に上がって、電源トランスの形状を小さくでき、結果として、電源ユニット70の放熱構造も簡易となり、コストを相当に低減することが可能となるとともに、電源ユニット70自体の容積を相当程度小さくすることができる。
【0046】
コストの低減について実際の値で比較すると、図4例では、アナログ用電源ユニット18とデジタル用電源ユニット20を合わせて20数万円かかっていたものが、図2例の電源ユニット70では約10万円と、半分程度以下にコストを低減することができた。
【0047】
なお、この発明は、上述の実施の形態に限らず、この発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることはもちろんである。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、CCDリニアイメージセンサ用の高精度低雑音電源を効率的に配置生成するようにしたので、電源ユニットの低コスト化、小容積化が達成できる。その結果、その分、画像読取装置自体の低コスト化、小容積化を達成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施の形態が適用されたカラー画像読取装置の画像信号処理系の概略的な構成を示す回路図である。
【図2】図1例の電源配分系統の概略的な構成を示す模式図である。
【図3】図2例中、CCD専用高精度低雑音電源回路の基本的な構成を示す回路図である。
【図4】従来技術に係る電源分配系の概略的な構成を含む画像読取装置の模式図である。
【符号の説明】
6(6r、6g、6b)…CCDイメージセンサ
41(41r、41g、41b)…CCD回路基板(第1の回路基板)
42…CDS回路基板(第2の回路基板)
43…A/D回路基板(第3の回路基板)
58…(58a〜58f)…CDS回路
61(61a〜61f)…A/D変換器
70…電源ユニット
71〜74…3端子レギュレータ
81…CCD専用高精度低雑音電源回路
82…シリーズレギュレータ

Claims (3)

  1. CCDリニアイメージセンサを搭載する第1回路基板と、この第1回路基板に第1線路を介して接続され相関二重サンプリング回路を搭載する第2回路基板と、さらにこの第2回路基板に第2線路を介して接続されA/D変換器を搭載する第3回路基板と、AC電源が供給され複数の直流電源を生成する電源ユニットとを備える画像読取装置であって、
    前記電源ユニットにおいて前記直流電源がスイッチングレギュレータ電源により構成され、
    前記CCDリニアイメージセンサに必要とされる高精度低雑音直流電源の電源容量分を、前記スイッチングレギュレータ電源の電圧を3端子レギュレータにより降圧し、さらにシリーズレギュレータにより降圧して生成するようにした、
    ことを特徴とする画像読取装置。
  2. 請求項1記載の画像読取装置において、
    前記スイッチングレギュレータ電源がアナログ用電源とデジタル用電源とで構成され、
    前記アナログ用電源と前記デジタル用電源とが第3線路を介して前記第3回路基板に供給され、前記第3回路基板で、前記デジタル用電源が使用されるとともに、前記アナログ用電源が前記3端子レギュレータにより降圧された電源が使用され、
    前記3端子レギュレータにより降圧された電源と前記デジタル用電源とが前記第2線路を介して前記第2回路基板に供給され、前記第2回路基板で、前記デジタル用電源が使用されるとともに、前記3端子レギュレータにより降圧された電源がさらに前記シリーズレギュレータにより降圧され、前記シリーズレギュレータにより降圧された電源が、前記第1回路基板のCCDリニアイメージセンサに前記第1線路を介して供給されるように構成した
    ことを特徴とする画像読取装置。
  3. 請求項1又は2記載の画像読取装置において、
    前記シリーズレギュレータにより降圧された電源の変動が、100μVp−p以下の変動に抑制されている
    ことを特徴とする画像読取装置。
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