JP3982273B2 - ナビゲーション装置 - Google Patents

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    • G01C21/26Navigation; Navigational instruments not provided for in groups G01C1/00 - G01C19/00 specially adapted for navigation in a road network
    • G01C21/34Route searching; Route guidance
    • G01C21/36Input/output arrangements for on-board computers
    • G01C21/3626Details of the output of route guidance instructions
    • G01C21/3647Guidance involving output of stored or live camera images or video streams

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、限定されたエリアをナビゲーションするナビゲーション装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来のナビゲーション装置は、例えば、特開平11−296074号公報に記載されている。
【0003】
このナビゲーション装置は、データベースから検索された所望の地域の地図データによる地図画像上において、指定された出発地点と目的地点とを結ぶ最短のルートを表示するルート情報提供システムの提案である。このルート情報提供システムは、あらかじめルート計算データベースにルート情報を蓄積しておいて、地図画像上において出発地点Sおよび目的地点Gが指定されると、ルート計算データベースから検索されたルート情報に基づいてルート計算を行って、出発地点Sと目的地点Gとを結ぶ主要道路を優先した最短のルートを、その総距離を示す文字データなどとともに、色塗り(道塗り)等の手法によって表示して、人をナビゲーションするものである。
【0004】
また、従来のナビゲーション装置は、例えば、特開2001−91292号公報に記載されている。このナビゲーション装置は、地図表示手段によって表示された地図画像上に、地点指定手段によって任意に指定された第1地点と第2地点すなわち出発地点と目的地点とを結ぶルートのうち、条件設定手段によって設定された条件に基づいてルート設定手段が設定を行ったルートが、ルート表示手段によって表示される。
【0005】
例えば、条件設定手段がユーザの性別および年齢,性格,趣味,嗜好を含むユーザ情報に基づいてルート設定条件を設定する場合には、ルート設定手段がユーザの趣味等に合致した店舗の前を通過するようにルートの設定を行うものである。
【0006】
そして、ユーザは、ルート設定条件に対応して設定されたルートを、端末機などのディスプレイに表示されている地図画像上に表示させることによって、その表示されたルートを見ながらナビゲーションを受けることが出来る。
【0007】
その為、その都度、ユーザの要望に応じたルートを設定してナビゲーションすることが出来るとともに、例えば、ルート設定条件として特定の施設などが設定される場合に、その施設を広告提供者の施設に特定することによって、広告媒体としても利用が可能になる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のナビゲーション装置は、2次元の地図上に最短のルートやユーザの要望に応じたルートを表示しているために、実際に街の中を歩く際に見える風景を想像することができなかった。その為、ユーザが2次元の地図上のルートを確認した後に街中を歩いたとしても、ユーザは実際に見える風景に惑わされてしまい、ルートを的確に把握することができず、ナビゲーションとして十分機能を果たしていなかった。
【0009】
また、ユーザの要望する条件に基づくお店を2次元の地図上にアイコンとして表示しているだけなので、お店の外見を把握することができず、実際に街の中を歩いても見逃してしまうことがあった。その為、地図上のアイコンをクリックするとお店の写真を表示することが行われている。しかしながら、ユーザがお店の写真を見た上で実際に街の中を歩いたとしても、実際のお店は周囲の風景と一体化しているために、ユーザは周囲の風景に惑わされてお店を見逃してしまうことがあり、広告媒体として十分に機能していなかった。
【0010】
また、大型のショッピングモールのような多くのテナントが入っているビルの場合、ビル内の店舗までナビゲーションすることができず、また、ビルのみが地図上に表示されるのでビル内にテナントとして入っている店舗の広告媒体としては利用できなかった。
【0011】
この発明は、上述のような問題点を解決するためになされたもので、ユーザにとってルートの把握がしやすいナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0012】
また、1つのビルに複数のテナントとして入っている店舗に対しても、ナビゲーションを行うことができるナビゲーション装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】
この発明のナビゲーション装置は、通信網を介してアクセスするユーザに対して、エリア内における所定のルートを提供するナビゲーション装置であって、前記エリアの地図の地図情報が記憶された地図情報記憶部と、前記エリア内を予め撮影した画像の画像情報、この画像情報が撮影された位置の位置情報、前記画像が撮影された方角の方向情報が記憶されたナビゲーション情報記憶部と、このナビゲーション情報記憶部から各情報を取り出し、前記通信網を介して前記ユーザの端末に情報を提供する主制御部と、前記画像の撮影された位置及び方角を前記地図上であらわすための現在位置アイコンを記憶するアイコン情報記憶部とを備え、前記画像情報は、動画像とパノラマ画像とから構成され、前記主制御部は、前記ルートを前記地図と合成して前記ユーザの端末に表示させ、前記アイコン情報記憶部から現在位置アイコンを取得し、表示させた前記地図上にこの現在位置アイコンを前記所定のルートに沿って軌跡を移動させるとともに、前記地図における前記ルートの分岐点と分岐点との間においては現在位置アイコンの示す位置情報及び方向情報に対応した前記動画像を表示させ、前記地図における前記ルートの分岐点においてはこの分岐点における動画像に対応する方向情報に基づいて切り出した前記パノラマ画像を表示させるものである。
【0014】
また、前記所定のルートが、予め登録され、決められたテーマに添ってエリア内を通過するルートであるものである。
【0015】
また、前記所定のルートが、前記地図における前記ルートの分岐点毎に前記ユーザが決定するルートであるものである。
【0016】
また、前記画像情報が、前記エリアを示す実空間または仮想立体空間を予め撮影したものであるものである。
【0017】
また、前記所定のルートの出発地において、この出発地の位置情報に対応するパノラマ画像を表示させ、このパノラマ画像の切り出し方向を変化させることによりパン動作の画像表示を行うものである。
【0018】
また、前記エリア内に存在する施設に関する施設情報が記憶された施設情報記憶部を備え、前記主制御部は、前記ユーザの端末に対して前記施設の前記画像情報を表示するとともにユーザが前記施設情報を選択可能なアイコンを表示し、前記ユーザによってこのアイコンが選択されたことを検知すると、選択されたアイコンに対応する施設情報を前記施設情報記憶部から取り出し、取り出された前記施設情報を前記ユーザの端末に表示するものである。
【0019】
また、施設情報を選択可能なアイコンとして、画像表示領域に表示された施設に対して付される画像用施設アイコンと、この画像用施設アイコンが表示された施設に対応して画像表示領域外に表示されるバナー用施設アイコンとを有するものである。
【0020】
また、前記施設情報が、施設に固有の情報であって、画像情報、音声情報、文字情報の少なくとも1つの情報より構成されているものである。
【0021】
また、前記分岐点が、前記エリア内における道路の交差点、施設内の通路の交差点、及び施設内外への出入り口のすくなくともいずれかから構成される内容情報を有するものである。
【0022】
【発明の実施の形態】
実施の形態1.
図1はこの発明の実施の形態1に示すナビゲーション装置の構成を示すブロック図である。図において、1は通信網としてのインターネット2に接続され、ユーザからの要望により地図情報やナビゲーション情報を提供するナビゲーション情報サーバ、3は公共の場所に設置されてインターネット2に接続され、このインターネット2を介してナビゲーション情報サーバ1から地図情報やナビゲーション情報を取得する公共用端末、4は個人のユーザによってインターネット2に接続され、このインターネット2を介してナビゲーション情報サーバ1から地図情報やナビゲーション情報を取得する個人端末である。尚、公共用端末3や個人端末4にはブラウザを表示するための表示部(図示せず)を有している。尚、通信網とは、有線のみを指しているのではなく、無線や、有線と無線を組み合わせた場合も指している。
【0023】
また、図2(a)はこの実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバ1の構成を示すブロック図である。この図において、5はインターネット2に対してデータの入出力を制御する入出力制御部、6は接続されている各部の制御や、各部とのデータの転送、後述する主記憶部7に記憶されているプログラムを読み出して実行を行う主制御部、7は主制御部6に接続されナビゲーション動作に必要な動作プログラムが記憶されている主記憶部、8はナビゲーションを行うエリア(ナビゲーションエリア)の地図の画像データを位置情報(経度、緯度)に対応させた地図情報が記憶されている地図情報記憶部、9は地図情報とともに表示される各種アイコンの画像情報としてのアイコン情報が記憶されているアイコン情報記憶部であり、後述される各種のアイコンはこのアイコン情報記憶部9に記憶されている。
【0024】
10はナビゲーションエリア内の道路や建物を予め撮影された各種の画像としてのナビゲーション情報が記憶されているナビゲーション情報記憶部、11はナビゲーション動作において地図情報とともに表示される施設に関する施設情報が記憶されている施設情報記憶部である。この施設情報記憶部11には、更に記憶されている施設名の一覧が施設名テーブルとして記憶されている。尚、施設情報とは、地図上における施設の位置を示す位置情報、この位置情報に基づいて地図上に表示され施設の位置を示す施設アイコン、この施設の内容に関する内容情報を意味する。尚、施設とは、お店、映画館、ホテル等の商業を行っている店舗が主であるが、美術館や博物館のような公共的な施設、役所、郵便局や警察署のような公共施設、駅の入り口やバス停などの交通機関、企業の事業所等も含まれる。また、施設アイコンはジャンル毎に視覚的な違いをつけている。尚、施設名テーブルには、施設名に、更にこの施設名の分類されるジャンルが対応付けられている。
【0025】
また、図2(b)はこの実施の形態1におけるナビゲーション情報記憶部10の構成を示すブロック図である。この図において、12はナビゲーション情報のうち道路に関する情報を記憶している道路用ナビゲーション情報記憶部であり、動画像を記憶している動画像記憶部12a、パノラマ画像を記憶しているパノラマ画像記憶部12b、静止画像を記憶している静止画像記憶部12c、固定カメラ(図示せず)が接続され、この固定カメラで随時映像を撮影されたリアルタイム画像を取り込み記憶しているリアルタイム画像記憶部12dから構成されている。
【0026】
ここで、先に述べた動画像、パノラマ画像、静止画像、リアルタイム画像について説明する。
【0027】
まず、動画像とは、ナビゲーションエリア内の道路や店舗内の通路における実空間を、起点となる分岐点から終点となる分岐点までの間の道路や通路に沿って実際にビデオカメラ等の撮影装置によって移動しながら撮影された画像情報のことである。動画像の作成の仕方としては、先の出願(特開2001−290820号)に記載されている通りである。即ち、撮影の際には、GPS(Global Positioning System)用人工衛星から送られる情報を受信するGPS受信機、及び、地球の地磁気を判断して方位を検知する地磁気方位センサを用いて、撮影手段で撮影された画像情報にGPS受信機で取得された位置情報(経度、緯度)と撮影された方向情報(方角)が一定の時間間隔、例えば1秒ずつの間で対応付けられている。即ち、動画像記憶部12aには動画像と位置情報と方向情報が対応つけて記録されている。
尚、上述の方向情報は、地磁気方位センサを用いずに、GPS受信機で得られた過去数秒間の緯度・経度の差分をとることでも取得できる。
尚、前述した実空間を撮影して作成した画像を仮想立体空間に配置し、その一部を切出して画像として表示した画像としても構わない。
尚、分岐点とは、ナビゲーションエリア内における道路の交差点が主であるが、後述するように、施設内の通路の交差点や施設内外への出入り口等も含まれる。
【0028】
他の撮影方法としては、撮影装置の移動速度を一定にしておき、また、カメラに備えられているテープカウンタやタイマカウンタを利用して、撮影者が自分で撮影地点とそのカウント値とを対応付けて記憶しておき、再生時に移動速度と最盛時間から移動距離を求め、記憶した記録データとを参考にして、動画像と位置情報と方向情報が対応つけて記録しても良い。また、動画像と位置情報と方向情報が対応つけて記録されていれば、上述の方法に限定されるものではない。
【0029】
また、動画像とは、ユーザが動画として認識できれば、動画でなくても良い。即ち、静止画を複数枚集めて、アニメーションのようにして、疑似的な動画像としても良い。
【0030】
また、図3は動画像の他の一例を説明する図であり、図3に示すように、所定の間隔で撮影された静止画を拡大させることにより擬似的に動画としても良い。以下に、その説明をする。図3に示すように、所定の間隔で静止画α、β、γを道なりに沿って撮影しておく。次に、表示するときに、まず、静止画αを表示する。次に、静止画αを領域αまで拡大しながら表示する。ここで、領域αは静止画βと同じ範囲が撮影されているとする。画面に領域αが表示されると、次に、静止画βに切り替える。領域αと静止画βは同じ範囲が撮影されているので、切り替えても違和感が無い。同様にして、静止画γと同じ範囲が撮影されている領域βが表示されるまで静止画βを拡大して、静止画γに切り替える。この動作を繰り返すことにより、所定の間隔で撮影した静止画を動画のように表示することができる。このようにすることで、動画像に使用する記憶容量を抑えることができる。
【0031】
次に、パノラマ画像とは、実空間を撮影して作成した画像、ないし、実空間を撮影して作成した画像を仮想立体空間に配置し、その一部を切出して画像として表示した画像で、且つ通常よりも水平方向に長い画像のことである。例えば、垂直な軸を中心に水平に360度連続して撮影された一枚の横長の画像であり、図4はその概念を示した図であり、図において13はパノラマ画像である。この画像は、全方位型のカメラで撮影して画像処理することにより作成したり、カメラを垂直方向の回転軸を中心に一回転パン動作させて撮影することにより作成したりする。もちろん、複数枚の写真を合成して作成しても構わない。また、360度全ての方角を撮影しなくても必要に応じて、角度を変更してもよい。即ち、パノラマ画像13とは、作成された結果が繋ぎめが無く水平方向に長い画像であって、ユーザの視点の向きに対応してシームレスに見える画像であればよい。尚、パノラマ画像13の長手方向が水平方向に対応している。
また、パノラマ画像記憶部12bにはパノラマ画像13とその時撮影された垂直な軸の位置情報が対応つけて記録されている。
【0032】
後述するが、このパノラマ画像は、主にナビゲーションエリア内の道路や施設内の通路の分岐点で使用されるが、ユーザに対して進行方向を選択させる地点、ユーザに対してゆっくりと周囲を見渡してもらいたい地点、例えば、施設前や出発地等でも構わない。
【0033】
次に、静止画像とはナビゲーション動作には直接関係せず、ユーザに対してピンポイントに提供したい画像のことである。例えば、ナビゲーション動作が終了して目的の店舗に到着した際に、その店舗の正面入り口の画像やお勧め商品の画像としての情報を画像として提供する場合などである。
【0034】
次に、リアルタイム画像とは、ライブ放送や、店舗の前に固定された固定カメラ(図示せず)で随時撮影され、リアルタイムで通信される画像のことである。尚、後述する動作の説明において、リアルタイム画像は、パノラマ画像や静止画像に置き換えることができる。
【0035】
次に、動作の一例について説明する。
図5はナビゲーション情報サーバ1の動作を示すフローチャートであり、更に、図6は出発地入力時の動作を示すフローチャート、図7は目的地入力時の動作を示すフローチャート、図8は最適ルート検索時の動作を示すフローチャート、図9はナビゲーション動作時の動作を示すフローチャートである。
【0036】
また、図10はナビゲーション開始時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図11は出発地入力時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図12は目的地入力の仕方をユーザに選択させる時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図13は50音に基づき目的地入力時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図14はジャンルに基づき目的地入力時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図15はナビゲーション開始時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図16は動画像によるナビゲーション動作時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図17はパノラマ画像によるナビゲーション動作時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図18は目的地でのナビゲーション動作時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図19はパノラマ画像による目的地の施設内の情報提供時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図20は静止画像による目的地の施設内の情報提供時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図21はパノラマ画像から画像の切り出しについての説明図である。
【0037】
各図において、14はナビゲーション動作の開始を意味する開始アイコン、15はユーザに対して出発地の入力を促す出発地入力画面、16はナビゲーションエリアの全体地図、17は出発地として選択可能な出発地アイコン、18はユーザに対して出発地の入力を促す目的地入力画面、19は目的地の入力方法をユーザに選択させるための目的地入力アイコン、20はユーザによって施設名が入力される入力欄、21は入力欄20への入力を補助をする文字アイコン、22は目的地として選択可能な施設アイコン、23は施設アイコン22のジャンルをユーザに認識させるための凡例、24はナビゲーション動作時の動画像の表示をしているナビゲーション動作画面、25はユーザの表示部おいて地図を表示する地図表示領域、26はユーザの表示部おいて画像を表示する画像表示領域、27は画像表示領域26に表示されている画像の撮影地点を示す点27aと撮影方向を示す矢印27bから構成され、地図表示領域25に表示されている地図上に表示される現在位置アイコン、28は出発地と目的地とから検索されて地図上に表示される最適ルート、29はナビゲーション動作時のパノラマ画像の表示をしているナビゲーション動作画面、30はナビゲーション動作時のパ目的地の表示をしているナビゲーション動作画面(目的地)、31は内容情報を表示させるための内容情報アイコン、32はパノラマ画像のうち画像表示領域26で表示される範囲を示す表示枠である。
【0038】
尚、公共用端末3や個人端末4(以下、「ユーザ端末」と称す)からインターネット2を介してナビゲーション情報サーバ1に接続されて、双方で通信が行われる状態にあるとしている。
【0039】
(1)開始:
まず、ナビゲーション情報サーバ1の主制御部6は、ユーザ端末からアクセスされると、ユーザ端末の表示部に対して図10に示すようにメイン画面を表示させる。メイン画面にはナビゲーション動作の開始を意味する開始アイコン14を表示させておき、ユーザ端末を使用しているユーザに対してナビゲーション動作の開始を促す。
【0040】
ここで、ユーザは、ポインタをマウスで操作して開始アイコン14の位置にあわせた後、クリック操作を行うことによりナビゲーション動作の開始を選択する。このようなユーザによる画面上のアイコンを選択する仕方は、以後、ユーザによって画面上のアイコンを選択する場合も適用される。尚、上述のマウスはポインティングデバイスの一例としてあげたにすぎず、タッチパネルのような、他のポインティングデバイスでも構わない。
次に、主制御部6はユーザによって開始アイコン14が選択されたことを検知する。
【0041】
(2)出発地入力(S1):
主制御部6は、開始アイコン14の検知後、ユーザ端末の表示部に対して出発地入力画面15を表示させる。出発地入力画面15には、ナビゲーションエリアの全体地図16を表示し、更に、この地図上に出発地として選択可能な地点の候補が出発地アイコン17として表示されており、この画面によりユーザに対していずれかの出発地を選択するように促される(S11)。出発地としては、例えば、「心斎橋7番出口付近」、「三角公園付近」、「四ツ橋5番出口付近」と表示させる。この出発地は公共端末が設置されてある地点や、ナビゲーションエリア内外への人の出入りが多い地点(駅、バス停、駐車場等)が適している。ここで、ユーザは、所望の出発地を選択する。
【0042】
次に、主制御部6はユーザによって所望の出発地アイコン17が選択されたことを検知する(S12)。
【0043】
(3)目的地入力(S2):
主制御部6は、出発地アイコン17の検知後、ユーザ端末の表示部に対して目的地入力画面18を表示させる。目的地入力画面18には、目的地として選択可能な地点の候補を施設アイコン22として表示されており、この画面によりユーザに対していずれかの目的地を選択するように促される(S201)。ここでは、よりユーザに対して、選択を容易にするために「50音で施設を探す」、「ジャンルで施設を探す」の目的地入力アイコン19を表示させる。ここで、ユーザは、所望の目的地を選択する。
【0044】
次に、主制御部6はユーザによって所望の施設アイコン22が選択されたことを検知すると(S202)、選択された施設アイコン22に対応する検索画面をユーザ端末の表示部に対して目的地入力画面18を表示させる。
【0045】
もし、「50音で施設を探す」のアイコンが選択されると(S203)、施設名を入力させる入力欄20と、入力欄20への文字の入力を補助する文字アイコン21を表示させる(S204)。ユーザは入力画面に従って入力欄20に施設名を入力するが、ユーザ端末に付随するキーボード(図示せず)によって入力欄20に直接入力しても構わないし、文字アイコン21をポインタで選択して1文字ずつ入力しても構わない。ユーザは入力欄20に施設名を入力し終わると、入力の終了と入力の決定を意味する「決定」のアイコンを選択する。
【0046】
次に、主制御部6は入力された施設名を検知すると(S205)、施設情報記憶部11内の施設名テーブルを参照して、検知された施設名が施設情報記憶部11内に記憶されているか確認する(S206)。もし、入力された施設名が施設名テーブル内になければ、その旨をユーザ端末の画面に表示し、再度、入力画面を表示させユーザに対して施設名を入力するように促し、あれば目的地を決定する(S207)。
【0047】
一方、「ジャンルで施設を探す」のアイコンが選択されると(S203)、主制御部6は地図情報記憶部8からナビゲーションエリアの地図情報を呼び出すとともに呼び出した地図の範囲内の位置にある施設情報を呼び出し、地図情報の位置情報に施設情報の位置情報を対比させて地図情報の画像データに施設アイコン22を合成して、合成した地図情報の画像データをユーザ端末の表示部に表示させる(S208)。また、ユーザに対して表示部に表示された種々の施設アイコン22が意味するジャンルが分かるように、施設アイコン22の凡例23についても同時に表示させる(S208)。
【0048】
ここで、ユーザは地図上の施設アイコン22の凡例23の中から目的地として所望する施設アイコン22をポインタで選択する。一方、主制御部6は選択された施設名を検知すると(S209)、施設の施設情報の位置情報と施設名を目的地の位置情報と目的地名として記憶する。一方、主制御部6は選択された施設名を検知すると、目的地を決定し(S207)、施設の施設情報の位置情報と施設名を目的地の位置情報と目的地名として記憶する。
【0049】
尚、例えば施設アイコン22が多い場合には、施設アイコン22を地図上に表示させる前に、ユーザにジャンルを選択させても構わない。即ち、まず、地図と凡例23とを表示させ、ユーザに地図上の施設アイコン22の凡例23の中から目的地として所望するジャンルをポインタで選択させる。次に、主制御部6は、選択されたジャンルを検知した後に、検知したジャンルに該当する施設名を施設名テーブルから取り出し、更に、取り出された施設名に対応する施設情報内の位置情報と施設アイコン22とを取り出す。次に、取り出された施設アイコン22を対応する位置情報に基づき地図情報の画像データに施設アイコン22を合成して、合成した地図情報の画像データをユーザ端末の表示部に表示させる。
【0050】
このようにすることにより、施設アイコン22の表示させる個数を削減でき、ユーザにとって施設アイコン22が見やすく、且つ選択しやすくなる。
【0051】
(4)最適ルート検索(S3):
主制御部6は、ユーザによって選択、あるいは入力された出発地と目的地とを、画面上に表示して、ユーザに対して確認を促す(S301)。ユーザは間違えが無ければ、「OK」のアイコンを選択する。
【0052】
次に、主制御部6は、ユーザによって「OK」のアイコンが押されたことを検知すると、出発地と目的地に基づき最適ルート28を検索する(S302)。検索が終了すると、検索された最適ルート28を画像データに変換し、この最適ルート28の画像データを地図情報の画像データに合成させる(S303)。
【0053】
尚、最適ルート28とは、通常は最短ルートのことを指すが、これに限定されるものではない。例えば、ナビゲーションを対象としているユーザは徒歩を前提としているので、最短ルートでは車の交通量が多い道を通ることになる場合は、その道を避けて、多少遠回りになっても、車の交通量が少ない歩行者にとって歩きやすい道を選択しても構わない。また、他の一例として、ユーザの趣向に基づき、趣向にそった施設の前を通るように道を選択しても構わない。
【0054】
(5)ナビゲーション動作(S4):
主制御部6は、ユーザ端末に開始アイコン14を表示させて、ユーザ端末を使用しているユーザに対してナビゲーション動作の開始を促し、ユーザによって開始アイコン14が選択されたことを検知すると、ナビゲーション画面を表示させる。ナビゲーション画面は、ナビゲーションエリアの地図を表示する地図表示領域25とナビゲーション動作の際に画像が表示される画像表示領域26から構成されている。また、地図上には画像表示領域26に表示されている画像を撮影された場所(位置情報)と撮影された方角(方向情報)が現在位置アイコン27として表示されている。例えば、現在位置アイコン27として、位置情報を点27aで表し、この点27aを始点とする矢印27bで方向情報を表す。この現在位置アイコン27は常に画像表示領域26に表示されている画像と対応しており、この画像が変更されると現在位置アイコン27も変更される。即ち、表示されている画像の撮影位置の軌跡が現在位置アイコン27で表示されることになる。
【0055】
(5−1)出発地周辺:
まず、上述したように、出発地は駅となるころが多く、駅周辺はバスターミナルやロータリ等があるため、複雑であることが多く、ユーザが迷いやすい場所である。その為、ユーザのうち、特に、ナビゲーションエリアに詳しくない人、はじめて訪れる人にとっては、十分に出発地周辺の雰囲気を把握させる必要がある。
【0056】
主制御部6は、出発地に対するパノラマ画像をパノラマ画像記憶部12bと、このパノラマ画像に対応する位置情報を取り出す(S401)。また、主制御部6は、アイコン情報記憶部9から現在位置アイコン27を取り出す。
【0057】
次に、主制御部6は、取り出したパノラマ画像をユーザ端末の表示部に表示させる(S402)。このとき、まずパノラマ画像のうち表示枠32に該当する箇所の画像(A画像)のみ切り出してA画像をユーザ端末の表示部に表示させる。その後、表示枠32を左方向(あるいは、右方向)に若干移動させて、移動後の表示枠32内に該当する画像(B画像)を切り出して、ユーザ端末の表示部に表示されているA画像の代わりにB画像を表示させる。この動作を繰り返しを行うことにより、ユーザ端末の表示部にはカメラの水平方向のパン動作に該当する画像が見かけの動画像として表示されることになる。
【0058】
この時、同時に、主制御部6は、取り出した位置情報に基づき、地図上に現在位置アイコンの点27aを表示させる。更に、パノラマ画像のうち、表示部に表示されている画像に対応する方角を演算し、現在位置アイコンの矢印27bを表示させる。尚、この現在位置アイコンの点27a及び矢印27bは、表示部に表示されている画像の変更に伴い、随時、更新される。
【0059】
上述のように、ユーザ端末の表示部にカメラのパン動作の画像の表示を行わせることにより、ユーザに対して、出発地の周囲の雰囲気を認識させることができる。その為、ユーザが実際にナビゲーションエリア内に訪れて目的地へ向かうとき、戸惑いや不安をなくすことができる。
【0060】
次に、最適ルート28である道が画像表示領域26の中心に表示されるように、再度、カメラのパン動作の表示を行い、所望の道が画像表示領域26の中心に表示されるとパノラマ画像の表示を終了させる。
【0061】
(5−2)出発地〜目的地:
主制御部6は、次に、出発地から目的地までのナビゲーションを行う。
【0062】
まず、所望の道における、出発地(起点)から最初の分岐点(終点)までの区間(A区間)についてナビゲーションを行う。主制御部6はA区間に対応する動画像、この動画像に対応する位置情報と方向情報を動画像記憶部12aから取り出す(S403)。
【0063】
次に、出発地のパノラマ画像の表示を終了させるとともに、動画像を起点から表示する(S404)。
尚、パノラマ画像から動画像に切り替える際に、パノラマ画像の被写体の大きさと動画像の被写体の大きさとを合わせておく。このようにすることにより、パノラマ画像から動画像への切り替え時に、画像表示領域26に表示されている被写体が大きくなったり、小さくなったりすることが無いので、ユーザにとって違和感が無い。
【0064】
上述したように、動画には一定の時間間隔で位置情報と方向情報が対応付けられているので、主制御部6は、動画の表示の際に位置情報及び方向情報に基づいて地図上に表示されている現在位置アイコン27を変更して表示し直す。即ち、表示されている動画像の撮影された位置と撮影された方角が現在位置アイコンの点27aと矢印27bで表示されることになる。ユーザにとっては、あたかも現在位置アイコン27の位置から矢印27bの方角に向かって眺めているような仮想的な体験をすることができる。
【0065】
このように動作させることにより、地図表示領域25に表示されている地図上の現在位置アイコン27の移動と画像表示領域26に表示されている動画像とが連動されることとなる。
【0066】
ここで、主制御部6はナビゲーション動作を行っている間は、常に現在位置アイコン27の位置情報と目的地の位置情報とを比較し、現在位置アイコン27の位置情報と目的地の位置情報と差が同じ、あるいは、所定の範囲内に入るまで、ナビゲーション動作を続ける(S405)。
【0067】
もし、現在位置アイコン27の位置情報と目的地の位置情報と差が同じ、あるいは、所定の範囲内に入ると主制御部6は目的地に到着と判断して動画像の表示を終了させ、所定の範囲内に入らなければ動画像の表示を続ける。
【0068】
次に、主制御部6は、動画を最初の分起点(終点)まで表示させたことを検知すると(S406)、終点であるこの最初の分岐点に対応するパノラマ画像、即ち、最初の分岐点の位置情報と同じ位置情報に対応するパノラマ画像をパノラマ画像記憶部12bから取得する(S407)。
【0069】
更に、主制御部6は、ユーザ端末の表示部の画像表示領域26に表示されている動画像を取得してきたパノラマ画像に取り替える(S408)。パノラマ画像の表示の仕方は、上述した「(5−1)出発地周辺」の場合と同様であるので説明は省略する。但し、動画像の終点において表示されている画像の方角と、パノラマ画像のから切り出した画像の方角とを揃えておく必要がある。その為、パノラマ画像から表示する画像を切り出す際には、終点時の動画像に対応する方向情報を読み出し、この方向情報に基づいて方角を計算し、計算された方角が中心となるようにパノラマ画像を上述した方法によって切り出す。
【0070】
次に、主制御部6はパノラマ画像に切り替えた後、最適ルート28のある道が中心に表示されるようにパノラマ画像を上述したようなカメラのパン動作の表示をさせる。所望の道が中心に表示されたらカメラのパン動作の表示を終了させる。
【0071】
次に、所望の道に関して、次の分岐点までの区間についてナビゲーションを行う。この区間のナビゲーション動作はA区間と同様にして行う。
以後、分岐点の無い区間に関しては動画像を表示させ、分岐点に関してはパノラマ画像を表示させることを繰り返すことにより、ユーザに対してナビゲーション動作を行う。
【0072】
(5−3)目的地:
主制御部6は、地図表示領域25の表示を中止し、空いたスペースに画像表示領域26の領域を拡大する。次に、目的地のパノラマ画像をパノラマ画像記憶部12bから取り出し(S409)、このパノラマ画像によりカメラのパン動作の拡大された画像表示領域26に表示させ(S410)、ユーザに目的地周辺の雰囲気を伝え、目的地の施設が正面に表示されるようにしてカメラのパン動作の表示を終了させる。尚、上述したように、パノラマ画像をリアルタイム画像に置き換えてもよい。特に、施設のパノラマ画像は、施設の宣伝の効果もあるので、タイムリーな情報をユーザに提供するのが良く、リアルタイム画像に置き換えることが良い。また、施設は私有であるため、固定カメラを設置しやすいという面においても有効である。
【0073】
次に、主制御部6は、目的地の施設の施設情報に内容情報があるか否かを判断する。もし、内容情報が無ければ、ナビゲーション動作を終了させる。一方、内容情報があれば、主制御部6は、内容情報アイコン31をアイコン情報記憶部9から取り出し、内容情報アイコン31を画像表示領域26に表示させ、ユーザに対してこのアイコンを選択するように促す。
【0074】
主制御部6は、ユーザによって内容情報アイコン31が選択されたことを検知すると、施設情報記憶部11から内容情報を取り出す。ここで、内容情報は施設内のパノラマ画像である。
【0075】
主制御部6は、画像表示領域26にパノラマ画像をカメラのパン動作の表示をさせる。ユーザは画像を見ることにより施設内の様子を把握することができる。次に、主制御部6は、更に、施設情報を確認し、内容情報アイコン31を表示させる。以後は、上述の動作を繰り返すため、説明は省略する。
【0076】
このように、内容情報をパノラマ画像として、適宜、内容情報から別の内容情報へリンクさせる構成としているので、特に、テナントビルのような、複数の店舗が入っている場合に有効である。即ち、テナントビルまではナビゲーション動作によってナビゲーションを行い、テナントビル内は、まず、各テナントが見渡せるような位置から撮影されたパノラマ画像をカメラのパン動作表示をさせ、更に、各テナントに対して、内容情報アイコン31を表示させ、ユーザが所望するテナントの内容情報アイコン31を選択すると、更に、所望のテナントに対する内容情報が表示される。勿論、複数階のテナントビルの場合は各階毎に上述の動作を行えば良い。その場合は、各階に移行する為のアイコンを表示させておく必要がある。
【0077】
尚、施設内はパノラマ画像を、適宜、階層状に表示していくことにより施設内の内容情報をユーザに提供してきた。しかし、内容情報はパノラマ画像に限らず、静止画像でも構わない。即ち、パノラマ画像にするまでも無い情報に関しては静止画像で置き換えても構わない。例えば、施設内のまずパノラマ画像で様子をユーザに伝えた後、ユーザに対して特に伝えたい情報、商品(飲食店であればメニューなどであり、ブティックであれば洋服など)は静止画像で撮影しておき、内容情報アイコン31が選択されると、主制御部6は静止画像記憶部33cから対応する静止画像を取り出し、ユーザ端末の表示部の画像表示領域26に表示させる。
また、内容情報は、上述のようにパノラマ画像や静止画像のみに限定されるものではなく、例えば、パノラマ画像、静止画像の画像情報に加えて、動画、CG、アニメーションのようの画像情報でも構わない。また、画像情報以外として、人の声、音声合成による声や音楽のような音情報、文章による文字情報でも構わない。一例としては、ファッションのお店におけるファッションショーを撮影した動画、ゲームソフトの販売店におけるゲームソフトのCGなどである。勿論、上述した内容情報のうちから、例えば、動画と音声、パノラマ画像とアニメーションのように2つ以上から構成してもよい。
即ち、内容情報とは、施設に固有の情報であって、ユーザの視聴覚にうったえる情報のことであり、固有の情報は主に施設の広告に関するものである。
【0078】
尚、上述では、施設内はパノラマ画像、静止画像をユーザ端末の表示部に表示させていた。しかしながら、施設内が非常に広くパノラマ画像だけでは全てを映し出すことが不可能な場合は、施設内を上述したナビゲーションエリアと見立てて、再度、施設内を上述のナビゲーション動作を行えば良い。図22はこの場合に用いられるナビゲーション情報記憶部10のブロック図であり、図において33はナビゲーション情報のうち店舗に関する情報を記憶している施設内用ナビゲーション情報記憶部33であり、動画像を記憶している動画像記憶部33a、パノラマ画像と記憶しているパノラマ画像記憶部33b、静止画像を記憶している静止画像記憶部33c、固定カメラ(図示せず)が接続され、この固定カメラで随時映像を撮影されたリアルタイム画像を取り込み記憶しているリアルタイム画像記憶部33dから構成されている。
【0079】
この際は、施設内がナビゲーションエリアであるので、図22に示すように、予め動画像、パノラマ画像、静止画像、リアルタイム画像を撮影しそれぞれ、動画像記憶部33a、パノラマ画像記憶部33b、静止画像記憶部33c、リアルタイム画像記憶部33dに記憶させておく。
【0080】
即ち、施設の出入り口を出発地、所望のテナントを目的地としてナビゲーション動作を行う。このとき、施設内に入った段階で、上述のナビゲーション動作をはじめからやり直す。
【0081】
一方、施設に入った段階は、単に上述の分岐点の一つと見なすことも可能である。この場合、目的地を入れる段階で、施設内のテナントを選択可能にしておくことが必要である。
【0082】
次に、ユーザがこのテナントを選択した場合、まず、主制御部6は、テナントが入っている施設まで上述のナビゲーションを行う。次に、施設の前までナビゲーション動作が終了すると、施設の前を分岐点の一種と見なし、上述の分岐点のパノラマ画像をカメラのパン動作の表示を行うことにより、施設の出入り口が画像の中心に来るようにする。次に、施設の出入り口が最適ルート28の道であるので、画像を施設の出入り口の内部に変更させる。
施設内のナビゲーション動作は、通路(道)と分岐点との組み合わせであるので、上述のナビゲーション動作と同様に進めて行くことができる。
【0083】
尚、本実施の形態では、現在位置アイコン27は、表示部に表示されている画像の変更に伴い随時更新していたが、分岐点と分岐点との区間で動画像を表示しているときには道なりにしか進行しないため、ユーザには動画像を表示している区間のみを知らせるだけで十分である。即ち、表示されている画像に対応する区間を塗りつぶすなどの視覚的な差異をつけて現在位置アイコン27の代わりとして用いても良い。即ち、表示されている画像の撮影位置の軌跡を分岐点間毎に表示させることである。
【0084】
このように、本実施の形態では、2次元の地図上の現在位置アイコン27の位置と方角に対応づけられた画像をユーザ端末の表示部に表示させて、2次元の地図上で最適ルート28が現在位置アイコン27が辿っていくとともに、現在位置アイコン27に対応づけられた画像を変更していくことにより、出発地から目的地までナビゲーションを行うので、ユーザにとって出発地から目的地まで一連の映像として見ることができ、最適ルート28を把握しやすいという効果がある。
【0085】
また、ユーザがみる画像は実際に撮影された映像であるので、ユーザが始めて訪れるにもかかわらず、初めての道を見覚えのある道にすることができ、ユーザが道に迷う可能性を抑えることができる。
【0086】
このように、施設の前を分岐点の1つと見なすことにより、出発地から施設内の目的地まで一貫したナビゲーションを行うことができる。
【0087】
実施の形態2.
本実施の形態において、実施の形態1と同一の符号を付した箇所は同一または相当部分を示す。
【0088】
図23は、実施の形態2におけるユーザ端末の表示部の表示内容(動画像によるナビゲーション動作時)を示す図である。図において、34は画像表示領域26に表示された所望の施設に対して付される画像用施設アイコン、35は画像用施設アイコン34が表示された施設に対応して画像表示領域26の下部に表示されるバナー用施設アイコンである。
【0089】
実施の形態1では、ユーザによって入力された出発地と目的地とから最適ルート28を検索し、この最適ルート28を出発地から目的地まで軌跡を辿っていくことにより、ユーザに対してナビゲーション動作を行っていた。即ち、ユーザが出発地と目的地とを入力すると、後はすべてナビゲーション提供装置が主体となってナビゲーション動作を行っていた。その為、ユーザには目的地のみの施設情報しか提供することができなかった。
【0090】
本実施の形態では、目的地以外の施設情報についてもユーザが得ることのできるナビゲーション装置を説明する。
【0091】
尚、この発明の実施の形態2に示すナビゲーション装置の構成を示すブロック図は、図1と同様である。
【0092】
但し、施設情報記憶部11に記憶されている施設情報は、地図上における施設の位置を示す位置情報、この位置情報に基づいて地図上に表示され施設の位置を示す施設アイコン22、この施設の内容に関する内容情報の他に、この実施の形態では、画像上に施設を特定する画像用位置情報、この画像位置情報に基づいて画像上に表示され施設を特定する画像用施設アイコン34から構成されている。
【0093】
次に、動作の一例について説明する。
主制御部6が、実施の形態1におけるナビゲーション動作を行っているとする。即ち、主制御部6は、ユーザ端末の表示部の地図表示領域25に地図及び現在位置アイコン27を表示させ、画像表示領域26に動画像あるいはパノラマ画像を表示させている。
【0094】
ここで、主制御部6はナビゲーション動作を行っている間は、常に現在位置アイコン27の位置情報と目的地の位置情報とを比較しているが、目的地の位置情報以外のナビゲーションエリア内の登録されている施設の位置情報についても常に比較している。
【0095】
もし、ナビゲーション動作中に、進行方向で所定の範囲内に、施設の位置情報が入ったとする。
【0096】
主制御部6は、このことを検知し、次に、この施設の画像用位置情報に基づき、現在表示されている画像内に、この施設が表示されているか否かを判定する。もし、表示されていなければ、ナビゲーション動作を続行する。
【0097】
一方、表示されていると判定すると、主制御部6は、判定された施設の画像用施設アイコン34とバナー用施設アイコン35を取り出す。画像用施設アイコン34は、画像用位置情報に基づいて該当する箇所、即ち、表示されている画像のうち、施設が表示されている箇所に画像用施設アイコン34が表示される。勿論、前記の条件に当てはまる施設が複数個存在する場合は、複数個の画像用施設アイコン34が画像上に表示される。一方、バナー用施設アイコン35は、画像表示領域26の下部に表示される。尚、この画像用施設アイコン34とバナー用施設アイコン35とはユーザによって選択可能になっている。
【0098】
ユーザが、ナビゲーション動作中に、ある画像用施設アイコン34或いはバナー用施設アイコン35を選択したとする。主制御部6は、ユーザが画像用施設アイコン34或いはバナー用施設アイコン35を選択したことを検知すると、現在位置アイコン27の位置情報と方向情報を記憶し、ナビゲーション動作を一時中断する。
次に、選択された画像用施設アイコン34或いはバナー用施設アイコン35から、施設を特定し、特定された施設の内容情報を施設情報記憶部11から取り出し、ユーザ端末の画像表示領域26に表示させる。尚、内容情報の表示の動作は、実施の形態1の「(5−3)目的地」の目的地における内容情報の表示と同様であるので説明は省略する。
【0099】
次に、主制御部6は、一通り内容情報の表示が終了すると、記憶していた位置情報及び方向情報に基づき中断前のナビゲーション動作の状態を再現し、再びナビゲーション動作を再開する。
【0100】
尚、画像用施設アイコン34やバナー用施設アイコン35はパノラマ画像の表示時にも適用することができる。
【0101】
このように、本実施の形態のおけるナビゲーション装置は、ナビゲーション動作の途中、ユーザ端末の表示部に表示されている画像内に表示されている施設に関する画像用施設アイコン34或いはバナー用施設アイコン35も表示し、この画像施設用アイコンをユーザが選択可能としたので、実施の形態1の効果に加えて、ユーザは目的地までのナビゲーションの途中に興味のある施設に立ち寄ることが可能である。その為、目的地の施設の施設情報以外にも最適ルート28の途中に存在する施設の施設情報をも得ることが可能となる。
【0102】
また、目的地に選択されなかった施設も、ユーザに対して情報を提供できる可能性がある。
【0103】
実施の形態3.
本実施の形態において、実施の形態1と同一の符号を付した箇所は同一または相当部分を示す。
【0104】
図24は実施の形態3におけるパノラマ画像によるナビゲーション動作時のユーザ端末の表示部における画面を示す図、図25はナビゲーション動作時の動作を示すフローチャートである。図において、36はパノラマ画像の表示を操作するための画像操作アイコン、37はパノラマ画像に表示されている道をルートとして決定するための進路決定アイコン、38はパノラマ画像の表示時にパノラマ画像上に表示され最適ルート28の道をユーザに知らせるための最適ルートアイコン、39はナビゲーションエリア内の施設うち主となる施設の方角を示す主施設アイコンである。尚、施設情報記憶部11に主となる施設を決めておく。
【0105】
実施の形態1及び実施の形態2では、ユーザによって入力された出発地と目的地とから最適ルート28を検索し、この最適ルート28を出発地から目的地まで軌跡を辿っていくことにより、ユーザに対してナビゲーション動作を行っていた。即ち、ユーザが出発地と目的地とを入力すると、最適ルート28に沿ってナビゲーション動作が行われていた。その為、ユーザには最適ルート28以外の道路については画像を見ることができなかった。本実施の形態では、最適ルート28以外のルートについてもユーザが選択できるナビゲーション装置を説明する。
【0106】
尚、この発明の実施の形態3に示すナビゲーション装置の構成を示すブロック図は、図1はと同様である。
【0107】
次に、動作の一例について説明する。
主制御部6が、実施の形態1におけるナビゲーション動作を行っているとする。即ち、主制御部6は、ユーザ端末の表示部の地図表示領域25に地図及び現在位置アイコン27と表示させ、画像表示領域26に動画像あるいはパノラマ画像を表示させている。
【0108】
ここで、ナビゲーション動作中に、出発地から出発する、あるいは分岐点に到着したとする。
このとき、実施の形態1においては、主制御部6によってこの分岐点に対応するパノラマ画像をカメラのパン動作の表示により最適ルート28のルートを中央に来るようにして、更に、このルートの動画像に切り替えナビゲーションを続行していた。
【0109】
本実施の形態においては、分岐点に到着すると、分岐点に対応するパノラマ画像を同様に表示するが、カメラのパン動作は行わない。
【0110】
ここで、主制御部6は画像操作アイコン36と、進路決定アイコン37をアイコン情報記憶部9から取り出し、ユーザの表示部に表示させる。この画像操作アイコン36は、例えば、「左を見る」、「右を見る」のようなアイコンであり、進路決定アイコン37は「前に進む」のようなアイコンである。
【0111】
同時に、主制御部6は主となる施設の位置情報を取り出しと現在位置アイコン27の位置情報とを比較し、現在位置アイコン27からみた主となる施設の方角を算出し、パノラマ画像の表示の際に、パノラマ画像の表示の方角と主となる施設の方角が一致した場合にはパノラマ画像の画面上に主施設アイコン39を表示させる。
【0112】
ユーザは、この画像操作アイコン36を選択することにより、パノラマ画像を左方向や右方向に移動させることができる。即ち、主制御部6は、ユーザが画像操作アイコン36を選択したことを検知すると、選択された方向にパノラマ画像をカメラのパン動作の表示をさせる。
【0113】
これにより、ユーザはあたかも自分で画像を動かしているように感じる。ユーザは、分岐点で画像を左右に動かして、自分の行きたいルートを画像の中心に持ってきて進路決定アイコン37を選択する。尚、ユーザは主施設アイコン39が画面に表示されているので、ルートを決定する際に参考にすることができる。
【0114】
一方、主制御部6は、進路決定アイコン37がユーザによって選択されたことを検知すると、現在表示させている画像から、中心付近に映し出されているルートを判断する。次に進むべきルートが判断されたら、判断されたルートが最適ルート28から進路変更されたか否かを判断する(S411、S412)。もし、進路変更されたと判断されると、この道を含みかつ目的地までの最適ルート28を再度検索し(S413)、検索されたら地図表示領域25に表示されている最適ルート28を表示し直す。一方、進路変更されていないと判断されたら、最適ルート28の変更は再検索は行わない。
【0115】
次に、ユーザによって選択された道に対する動画像を動画像記憶部12a、33aから取り出し、パノラマ画像の表示から動画像の表示へと変更する。
これ以降は、実施の形態1で説明したナビゲーション動作と同じである。
【0116】
尚、パノラマ画像の画像操作アイコン36による操作は、図19に示すような施設内のパノラマ画像による表示にも使用することができ、ユーザの意志により自由に施設内を見ることができる。
【0117】
尚、本実施の形態では、パノラマ画像を表示する際、画像の向きの変化に伴い現在位置アイコンの矢印27bを変更しているので、地図表示領域25に映し出された地図と最適ルート28と現在位置アイコンの矢印27bとでパノラマ画像に表示されている道のうちどの道が最適ルート28の道であるかを知ることができるが、その為にはユーザが地図表示領域25と画像表示領域26の双方を見なくてはならず、容易に把握できない。その為、パノラマ画像をカメラのパン動作で表示している際に、主制御部6は、画面に最適ルート28が表示されているか否かを判断し、表示されていると判断すると、画面上の道に、例えば「最適ルート」のような最適ルートアイコン38を表示させる。
【0118】
また、本実施の形態で説明した、最適ルートアイコン38は、実施の形態1及び2にも適応できる。実施の形態1及び2では、「出発地」、「目的地」を入力する(選択する)と、後は、自動的にナビゲーション動作が進行する。その為、分岐点において、ユーザにとって、パノラマ画像を見ているだけでは、次にどの道を進んでいくのかが分からない。つまり、パノラマ画像のパン動作の表示がされている際に、突然動画像へと切り替わってナビゲーション動作が進行するということになり、切り替わる際に、ユーザが現状を把握できなくなり、進行方向の認識ができなくなる可能性がある。
【0119】
その為、パノラマ画像の表示中に、次に進む道、即ち最適ルート28が画像表示領域26に表示されてると最適ルートアイコン38を同時に表示することにより、ユーザに予め次にどの道に進むのか知らせることにより、分岐点において、ユーザは進行方向を十分認識することができる。
【0120】
このように、ナビゲーション動作中の分岐点において、ユーザに進むべき道を選択させる構成をしたので、最適ルート28以外の道も選択することができる。ユーザはナビゲーション動作中に表示される画像をみて、最適ルート28以外の道に興味が湧いた場合などに、その道に切り替えることが可能となる。
【0121】
また、変更した道を含む最適ルート28を再度検索して、ユーザ端末の表示部に表示するので、最適ルート28から外れても、道に迷うことが無い。
【0122】
また、ユーザが分岐点において、パノラマ画像を操作している際に、最適ルート28の道が表示されると、画面上に最適ルート28である旨のアイコンを表示させるので、ユーザにとってどの道が最適ルート28であるのかを容易に把握することができる。
【0123】
実施の形態4.
実施の形態3のナビゲーション装置では、分岐点においてユーザがパノラマ画像を画像操作アイコン36によって移動させて、ユーザが希望する道を選択することについて説明した。しかしながら、あくまでもナビゲーション動作をはじめるにあたり、出発地と目的地を入力する必要があった。そのため、なんとなくナビゲーションエリアを散策することができなかった。特に、ナビゲーションエリアについて詳しい人は、あえて目的地を入力してナビゲーション動作をしてもらう必要がなかった。
【0124】
本実施の形態は、目的地を入力することなくナビゲーション動作を行うナビゲーション装置について説明する。
【0125】
まず、実施の形態1と同様にして、ユーザに対して出発地を入力させる。
次に、出発地のパノラマ画像をカメラのパン動作のように表示するが、このとき、実施の形態3で説明した分岐点での動作と同様に表示する。即ち、ユーザに出発地から道を選択させる。ユーザは、画像操作アイコン36と進路決定アイコン37とによって、ユーザが希望する道を選択する。
【0126】
一方、主制御部6は、進路決定アイコン37がユーザによって選択されたことを検知すると、現在表示させている画像から、中心付近に映し出されている道を判断する。次に進むべき道が判断されたら、選択された道に対する動画像を動画像記憶部動画像記憶部12a、33aから取り出し、パノラマ画像の表示から動画像の表示へと変更する。
次に、主制御部6は、次の分岐点まで動画像を表示させる。次の分岐点に到着すると、この分岐点に対応するパノラマ画像を上述のようにユーザによって操作可能なようにカメラのパン動作の表示をさせる。
【0127】
これ以降は、分岐点における道の選択、分岐点間の道の動画像の表示を繰り返すことによりユーザはナビゲーションエリア内を自由に散策することができる。尚、実施の形態2で説明したナビゲーション動作、即ち、ユーザ端末の表示部に表示されている画像内に表示されている施設に関する画像用施設アイコン34或いはバナー用施設アイコン35も表示し、この画像施設用アイコンをユーザが選択可能とし、ユーザが画像施設用アイコンを選択した際に、選択した施設の内容情報の表示する構成を本実施の形態のナビゲーション装置に適用することにより、ユーザはナビゲーションエリア内を自由に散策しながら、興味のある施設に立ち寄っていることが可能である。その為、ナビゲーションエリアを十分知っている人にとっても、ナビゲーションエリア内にある施設の内容情報を収集する目的で使用することができる。また、特に行き先が決まっていない人にとっても、目的地を見つけるためにナビゲーションエリア内を散策することができる。
【0128】
このように、目的地を必要とせず、単にナビゲーションエリア内を散策する構成としたので、ナビゲーションを目的としないユーザにとっても有用である。
また、ナビゲーションエリア内の施設に対して、これらの施設が画像に表示された際に、ユーザに選択することのできる画像用施設アイコン34或いはバナー用施設アイコン35を表示し、ユーザが選択した際に、この施設に関する内容情報を表示する構成としたので、ナビゲーションエリア内を施設の情報を収集するだけの目的でも使用することができる。
【0129】
実施の形態5.
本実施の形態において、実施の形態1と同一の符号を付した箇所は同一または相当部分を示す。この実施の形態に示すナビゲーション装置の構成を示すブロック図は、図1と同様であり、説明は省略する。
【0130】
実施の形態4では、ユーザに目的地を入力させずに、ユーザに自由に散策することができるナビゲーション装置について説明した。しかしながら、ただ目的も無く自由に散策するだけでは、ユーザーにとってあまりにも漠然であり、使い勝手が悪い場合がある。
【0131】
本実施の形態では、ナビゲーション情報サーバ1からユーザに対してお勧めルートを提供するナビゲーション装置について説明する。
図12に示す目的地入力の仕方をユーザに選択させる時のユーザ端末の表示部における画面に「50音で施設を探す」、「ジャンルで施設を探す」のアイコンの他に「お勧めコース」のアイコンを追加する。尚、お勧めコースとは、予め主記憶部7に記憶されたナビゲーションエリア内を通る幾つかのコースのことである。例えば、「和食グルメコース」のように、ナビゲーションエリア内に登録された和食の施設のみを通るコースや、「史跡コース」のように、ナビゲーションエリア内に登録されている史跡、博物館などを回るコースなどであり、即ち、決められたテーマに添った施設を通るように設定されたコースのことである。
【0132】
もし、ユーザが「お勧めコース」のアイコンを選択すると、主制御部6はそれを検知し、主記憶部7から予め登録されているお勧めコースの一覧を取得し、それをユーザ端末の表示部に表示させる。
ユーザが一覧から所望のコースを選択すると、主制御部6は、選択されたお勧めコースに基づきナビゲーション動作を開始する。これ以降の動作は、上述の実施の形態において、最適ルート28が選択されたお勧めコースに置き換えた場合に等しい。即ち、上述の実施の形態を、本実施の形態の違いは、目的地を入力させ最適ルート28を検索するか、お勧めコースを表示して選択させるかの違いであり、他の動作について同様である。
【0133】
【発明の効果】
この発明のナビゲーション装置は、通信網を介してアクセスするユーザに対して、エリア内における所定のルートを提供するナビゲーション装置であって、前記エリアの地図の地図情報が記憶された地図情報記憶部と、前記エリア内を予め撮影した画像の画像情報、この画像情報が撮影された位置の位置情報、前記画像が撮影された方角の方向情報が記憶されたナビゲーション情報記憶部と、このナビゲーション情報記憶部から各情報を取り出し、前記通信網を介して前記ユーザの端末に情報を提供する主制御部と、前記画像の撮影された位置及び方角を前記地図上であらわすための現在位置アイコンを記憶するアイコン情報記憶部とを備え、前記画像情報は、動画像とパノラマ画像とから構成され、前記主制御部は、前記ルートを前記地図と合成して前記ユーザの端末に表示させ、前記アイコン情報記憶部から現在位置アイコンを取得し、表示させた前記地図上にこの現在位置アイコンを前記所定のルートに沿って軌跡を移動させるとともに、前記地図における前記ルートの分岐点と分岐点との間においては現在位置アイコンの示す位置情報及び方向情報に対応した前記動画像を表示させ、前記地図における前記ルートの分岐点においてはこの分岐点における動画像に対応する方向情報に基づいて切り出した前記パノラマ画像を表示させるものなので、ユーザにとってルートを一連の映像として見ることができ、ルートを把握しやすいという効果がある。
【0134】
また、前記所定のルートが、予め登録され、決められたテーマに添ってエリア内を通過するルートであるものなので、目的地が無くてもエリア内を散策することができる。
【0135】
また、前記所定のルートが、前記地図における前記ルートの分岐点毎に前記ユーザが決定するルートであるので、ユーザにとってルートを一連の映像として見ることができ、ルートを把握しやすいとともに、ユーザにとってナビゲーションエリア内を自由に散策することができる。
【0136】
また、前記画像情報が、前記エリアを示す実空間または仮想立体空間を予め撮影したものであるものなので、ユーザにとって出発地から目的地まで一連の映像として見ることができ、ルートを把握しやすいという効果がある。
【0137】
また、前記所定のルートの出発地において、この出発地の位置情報に対応するパノラマ画像を表示させ、このパノラマ画像の切り出し方向を変化させることによりパン動作の画像表示を行うものであるので、ユーザにとってルートを一連の映像として見ることができ、ルートを把握しやすいとともに、出発地の周囲の雰囲気を認識させることができ、ユーザが実際にナビゲーションエリア内に訪れて目的地へ向かうとき、戸惑いや不安をなくすことができる。
【0139】
また、前記エリア内に存在する施設に関する施設情報が記憶された施設情報記憶部を備え、前記主制御部は、前記ユーザの端末に対して前記施設の前記画像情報を表示するとともにユーザが前記施設情報を選択可能なアイコンを表示し、前記ユーザによってこのアイコンが選択されたことを検知すると、選択されたアイコンに対応する施設情報を前記施設情報記憶部から取り出し、取り出された前記施設情報を前記ユーザの端末に表示するものなので、ルート添った施設に関しても情報を得ることができる。
【0140】
また、前記施設情報が、施設に固有の情報であって、画像情報、音声情報、文字情報の少なくとも1つの情報より構成されているものなので、ユーザにとって施設の内容を把握することができる。
【0141】
また、前記分岐点が、前記エリア内における道路の交差点、施設内の通路の交差点、及び施設内外への出入り口のすくなくともいずれかから構成される内容情報を有するものなので、ユーザにとって出発地から目的地まで、特に施設内外問わず一連の映像として見ることができ、ルートを把握しやすいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に示すナビゲーション装置を示すブロック図である。
【図2】 (a)は実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバの構成を示すブロック図であり、(b)はナビゲーション情報サーバのナビゲーション情報記憶部の内部のブロック図である。
【図3】 実施の形態1における動画像としての一例の説明図である。
【図4】 実施の形態1におけるパノラマ画像の説明図である。
【図5】 実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバの動作を示すフローチャートである。
【図6】 実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバのユーザに出発地を入力させる動作を示すフローチャートである。
【図7】 実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバのユーザに目的地を入力させる動作を示すフローチャートである。
【図8】 実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバの最適ルートを検索する動作を示すフローチャートである。
【図9】 実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバのナビゲーション動作を示すフローチャートである。
【図10】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(ナビゲーション開始時)を示す図である。
【図11】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(出発地入力時)を示す図である。
【図12】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(目的地入力時)を示す図である。
【図13】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(目的地入力時)を示す図である。
【図14】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(目的地入力時)を示す図である。
【図15】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(ナビゲーション開始時)を示す図である。
【図16】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(動画像によるナビゲーション動作時)を示す図である。
【図17】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(パノラマ画像によるナビゲーション動作時)を示す図である。
【図18】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(目的地でのナビゲーション動作時)を示す図である。
【図19】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(パノラマ画像による目的地の施設内の情報提供時)を示す図である。
【図20】 実施の形態1におけるユーザ端末の表示部の表示内容(静止画像による目的地の施設内の情報提供時)を示す図である。
【図21】 パノラマ画像の表示の仕方を説明した図である。
【図22】 実施の形態1におけるナビゲーション情報サーバのナビゲーション情報記憶部の内部のブロック図である。
【図23】 実施の形態2におけるユーザ端末の表示部の表示内容(動画像によるナビゲーション動作時)を示す図である。
【図24】 実施の形態3におけるユーザ端末の表示部の表示内容(パノラマ画像によるナビゲーション動作時)を示す図である。
【図25】 実施の形態3におけるナビゲーション情報サーバのナビゲーション動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1 ナビゲーション情報サーバ、2 インターネット、3 公共用端末、4 個人端末、5 入出力制御部、6 主制御部、7 主記憶部、8 地図情報記憶部、9 アイコン情報記憶部、10 ナビゲーション情報記憶部、11 施設情報記憶部、12 道路用ナビゲーション情報記憶部、12a 動画像記憶部、12b パノラマ画像記憶部、12c 静止画像記憶部、12d リアルタイム画像記憶部、13 パノラマ画像、14 開始アイコン、15 出発地入力画面、16 ナビゲーションエリアの全体地図、17 出発地アイコン、18 目的地入力画面、19 目的地入力アイコン、20 入力欄、21 文字アイコン、22施設アイコン(目的地アイコン)、23 凡例、24 ナビゲーション動作画面(動画像)、25 地図表示領域、26 画像表示領域、27 現在位置アイコン、27a 現在位置アイコンの点、27b 現在位置アイコンの矢印、28最適ルート、29 ナビゲーション動作画面(パノラマ画像)、30 ナビゲーション動作画面(目的地)、31 内容情報アイコン、32 表示枠、33 施設内用ナビゲーション情報記憶部、33a 動画像記憶部、33b パノラマ画像記憶部、33c 静止画像記憶部、33d リアルタイム画像記憶部、34画像用施設アイコン、35 バナー用施設アイコン、36 画像操作アイコン、37 進路決定アイコン、38 最適ルートアイコン、39 主施設アイコン。

Claims (9)

  1. 通信網を介してアクセスするユーザに対して、エリア内における所定のルートを提供するナビゲーション装置であって、
    前記エリアの地図の地図情報が記憶された地図情報記憶部と、
    前記エリア内を予め撮影した画像の画像情報、この画像情報が撮影された位置の位置情報、前記画像が撮影された方角の方向情報が記憶されたナビゲーション情報記憶部と、
    このナビゲーション情報記憶部から各情報を取り出し、前記通信網を介して前記ユーザの端末に情報を提供する主制御部と、
    前記画像の撮影された位置及び方角を前記地図上であらわすための現在位置アイコンを記憶するアイコン情報記憶部とを備え、
    前記画像情報は、動画像とパノラマ画像とから構成され、
    前記主制御部は、
    前記ルートを前記地図と合成して前記ユーザの端末に表示させ、
    前記アイコン情報記憶部から現在位置アイコンを取得し、
    表示させた前記地図上にこの現在位置アイコンを前記所定のルートに沿って軌跡を移動させるとともに、前記地図における前記ルートの分岐点と分岐点との間においては現在位置アイコンの示す位置情報及び方向情報に対応した前記動画像を表示させ、前記地図における前記ルートの分岐点においてはこの分岐点における動画像に対応する方向情報に基づいて切り出した前記パノラマ画像を表示させることを特徴とするナビゲーション装置。
  2. 前記所定のルートは、予め登録され、決められたテーマに添ってエリア内を通過するルートであることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  3. 前記所定のルートは、前記地図における前記ルートの分岐点毎に前記ユーザが決定するルートであることを特徴とする請求項1記載のナビゲーション装置。
  4. 前記画像情報は、前記エリアを示す実空間または仮想立体空間を予め撮影したものであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  5. 前記所定のルートの出発地において、この出発地の位置情報に対応するパノラマ画像を表示させ、このパノラマ画像の切り出し方向を変化させることによりパン動作の画像表示を行うことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のナビゲーション装置。
  6. 前記エリア内に存在する施設に関する施設情報が記憶された施設情報記憶部を備え、
    前記主制御部は、前記ユーザの端末に対して前記施設の前記画像情報を表示するとともにユーザが前記施設情報を選択可能なアイコンを表示し、
    前記ユーザによってこのアイコンが選択されたことを検知すると、選択されたアイコンに対応する施設情報を前記施設情報記憶部から取り出し、
    取り出された前記施設情報を前記ユーザの端末に表示することを特徴とする請求項1乃至請求項3いずれかに記載のナビゲーション装置。
  7. 前記施設情報を選択可能なアイコンとして、画像表示領域に表示された施設に対して付される画像用施設アイコンと、この画像用施設アイコンが表示された施設に対応して画像表示領域外に表示されるバナー用施設アイコンとを有することを特徴とする請求項6記載のナビゲーション装置。
  8. 前記施設情報は、施設に固有の情報であって、画像情報、音声情報、文字情報の少なくとも1つの情報より構成される内容情報を有することを特徴とする請求項記載のナビゲーション装置。
  9. 前記分岐点は、前記エリア内における道路の交差点、施設内の通路の交差点、及び施設内外への出入り口のすくなくともいずれかから構成されていることを特徴とする請求項8記載のナビゲーション装置。
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