JP3964620B2 - 固定回線網およびセルラー回線網における呼の確立ならびに進行中の呼の処理 - Google Patents
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Description
(発明の分野)
本発明は、一般に通信サービスに関し、より具体的に言えば、セルラー固定呼の完了および転送サービスを、従来のセルラー回線網と組み合わせて従来の公衆交換電話回線網に組み入れることに関する。
【0002】
(発明の背景)
現在または近い将来、個人が少なくとも2つの電話番号を持ち、これを使って日常的に呼を送受信することになる。これら電話番号の1つは通常固定回線網に関連付けられ、もう1つは通常セルラー回線網に関連付けられる。ローカルアクセスプロバイダは、従来の固定電話回線網(fixed telephone network)(公衆交換電話回線網(PSTN:Public Switched Telephone Network)と呼ばれることが多い)に接続され、セルラーサービスプロバイダは、セルラー回線網(CN:Cellular Network)に接続される。さらに、ローカルアクセスプロバイダはセルラーサービスプロバイダであり、その逆もまた同様である。その結果、多くの通信ユーザが、自分の固定およびセルラーサービスに同じサービスプロバイダを有することが予想される。以下で説明するために、NfおよびNcを使用して、それぞれ特定ユーザの固定回線網およびセルラー回線網への電話番号を表す。
【0003】
Nfから実行される呼は、呼が固定回線網を介して送られ、限定無線帯域幅(limited wireless bandwidth)を使用しないため、通常はNcから送受信される呼よりも安価である。ただし、固定回線網でいったん呼が開始されると、ユーザの移動性はかなり減少し、コードレス電話の場合は、音声品質を極端に低下させずにユーザが親機(電話機のベース:base of phone)から離れることのできる距離は50〜100メートルである。ただし、ユーザーが固定回線網を介して発信し進行中の呼をセルラー回線網に転送できれば、広範囲な地理的領域内を移動することができる。本発明により、従来技術から脱却している点は、進行呼転送サービス(Forwarding On-going Call Service)(FOCS)と呼ばれる新しい呼転送サービスであり、このサービスはユーザの要求に応じて、ユーザが自分の固定電話番号とセルラー電話番号との間で進行中の呼を完了した後に転送できるようにするものである。
【0004】
FOCSサービスは、ユーザとサービスプロバイダ双方に恩恵をもたらす。ユーザは、可能であれば必ず、移動性を犠牲にすることなく、固定回線網を介した低コストの呼を使用することができるので恩恵を受ける。ユーザは可能であれば必ずセルラー電話から固定回線網に交換するので、容量が限られたセルラー回線網で他のユーザをサポートできるため、サービスプロバイダも恩恵を受ける。さらに多くの顧客が、移動性をフルにサポートしたこの低コストサービスに魅力を感じることになろう。
【0005】
(発見例(Heuristic Example)1)
ユーザが仕事に出ようとしたそのときに、家のNfで呼を受け取るものと仮定する。現時点では、ユーザには次の2つのオプションしかない。仕事のために出勤するまでに呼を完了するか、または通話を打ち切ってからセルラー電話を使用して再開するかのどちらかである。通話を打ち切ってからセルラー電話を使用して再開するには、呼のすべての関係当事者が電話を切り、必要な接続を再確立する必要がある。これは明らかに面倒である。
【0006】
ただし、ユーザが自分のセルラー電話を介して通話を中断せずに呼を転送できれば、ユーザの通勤中も呼は継続できる。したがってユーザは、低コストの固定回線網をできる限り長い間使用しながら、移動性も手に入れることができるため、恩恵を受ける。
【0007】
(発見例2)
ユーザは家から離れた場所で自分のセルラー電話を使用して電話をかけ、その呼を進行させながら家に戻ってくる。音声品質はまったく低下することなく、家に着いても高価なセルラー回線網の使用を続けることができる。ただし、ユーザがこの呼を自分の固定電話に転送することができれば、それ以降の呼のコストは低くなる。サービスプロバイダも、ユーザが固定回線網に交換すれば、セルラー回線網の限られた容量を他のユーザのサポートに使用できることから恩恵を受ける。
【0008】
従来技術では、固定回線網からセルラー回線網あるいはその逆へ進行中の呼を転送することはできない。サービスプロバイダの中には、呼を確立する前に、従来の呼転送などを使用して、固定からセルラーの回線網への呼の転送を提供するものもある。同様に、固定回線網サービスプロバイダの中には、典型的には被呼者の要求/介入で、1つの固定電話番号から他の番号へ進行している呼の転送を提供するものがある。
【0009】
(発明の概要)
従来技術のこれらの短所ならびに他の制限および欠点は、固定セルラー移動エージェント(FCMA: Fixed-Cellular Mobility Agent)をセルラー回線網に導入することによって実施される方法および付随回路(methdology and concomitant circuitry)により、本発明に従って未然に防がれるものであって、前記FCMAは少なくとも、CNまたはPSTNへの発信呼/着信呼としてのMSCへの着信呼/発信呼(incoming/outgoing calls)を相互接続するための、PSTN電話局の機能を有し、さらに、CNとPSTNとの間で呼転送(call transfer)を実行するための各呼接続を監視する。
【0010】
本発明の広範な呼完了(call completion)の態様によれば、共に同じサービスプロバイダによってローカルに提供される、公衆交換電話回線網(PSTN)およびセルラー回線網(CN)の機能を使用して、被呼者の固定電話番号で、発呼者から被呼者への呼経路を確立する方法であって、PSTNが被呼者を取り扱う電話局(CO:Central Office)を含み、CNは被呼者を取り扱う移動交換局(MSC:Mobile Switching Center)を含み、前記方法は、(a)被呼者(called party)への着信呼(incoming call)を特別扱いするために、取扱いCOにルーティングテーブルを格納すること、(b)発呼者(calling party)が被呼者への着信呼を開始するときに、その着信呼を、ルーティングテーブルからの決定に従って特別扱いされた呼として、MSCに向けて送ること、(c)固定電話番号を使用し、取扱いCOを介してMSCから被呼者への特別扱いされた発信呼(outgoing call)を開始すること、(d)発信呼を、取扱いCOにより特別扱いされた呼として処理すること、および(e)被呼者が発信呼に応答するときに、着信呼と発信呼とを相互接続して呼経路(コールパス:call path)を確立するためにMSCを切り換えることを含む。
【0011】
本発明の広範な呼転送(call forwarding)の態様によれば、確立された呼経路をさらに転送する方法であって、確立された呼経路は、発呼者とMSCとの間の第1の呼接続(call connection)と、被呼者とMSCとの間の第2の接続とを含み、前記方法は、(a)被呼者からの呼転送要求を検出するために第2の呼接続を監視すること、(b)MSCによって、呼転送要求に応じて被呼者に割り当てられたセルラー電話番号Ncへの発信呼を開始すること、(c)Ncが割り当てられたセルラー電話への発信呼が応答されると必ず、MSCとセルラー電話との間に第3の呼接続を確立すること、ならびに(d)第1の呼接続と第3の呼接続とをブリッジ(bridging)し、第2の呼接続を終了することを含む。
【0012】
大まかには、本発明のシステム態様に従えば、付随の回路網が上記の方法論を実現する。
【0013】
(詳細な説明)
第1に、例示的シナリオ、すなわち、(1)発呼者(「遠隔(remote)」としてRで表される)から被呼者(「固定ユーザ(fixed user)」としてUfで表される)への電話呼をPSTNのみを介して処理する場合、および(2)発呼者Rから被呼者(「セルラーユーザ(cellular user)」としてUcで表される)への電話呼をCN上で処理する場合に、セルラー回線網(CN)と共に作動する公衆交換電話回線網(PSTN)の従来の動作について考えてみるとよい。この従来の動作を解明する主な目的は、本発明の様々な態様に従って使用されるPSTNおよびCNの機能に焦点を当てることである。
【0014】
図1は、PSTN 110およびCN 150からなる例示的回線網の基礎構造100を示す、高水準ブロック図である。
【0015】
(公衆交換電話回線網:Public Switched Telephone Network)
例示的PSTN 110は、(a)ユーザ101の取扱い局である終端電話局(CO)121、およびユーザ103の取扱い局である終端電話局122、ならびに終端電話局123と、(b)CO 121〜123に接続されたアクセスタンデム(AT)局131と、(c)それぞれチャネル142、144、145、および143を介してCO 121〜123ならびにAT 131に接続され、呼のセットアップおよび呼の完了信号メッセージに使用される、信号方式7(SS7)回線網141からなる。従来のSS7プロトコルが、SS7回線網141によって処理および生成される信号メッセージに使用される。
【0016】
CO 121からAT 131へのトランク126を介した相互接続は、ローカル通信事業者(市内電話会社:local exchange carrier)(LEC)サービスプロバイダと呼ばれることの多い、いわゆる2段階層の現代のローカルアクセスプロバイダを例示するものである。CO 121は、所定の地理的区域内にいるPSTN 110のユーザに基本的アクセスを提供するものであり、これはたとえば、所与のサービスプロバイダの加入者/ユーザに基本的な「ダイヤルトーン」を提供するCO 121である。CO 121は、「市内通話(local call)」を処理するために、同じ市内通話区域内にある他の終端電話局(図示せず)に直接リンクしてもよい。他方で、「市外(toll)」通話(call)は、呼の宛先に応じてLECまたは市外通信事業者(長距離電話会社:Interexchange Carrier)(IC)へ移送するために、AT 131を介して送られる。図1の例示的回線網では、(概略を失うことなく説明を簡単にするために)CO 122および123がCO 121と同じLEC内にあると想定される。(一般に、CO 122および123は、市内から世界中へ、PSTN 110内のどこにでも配置可能である。)
【0017】
AT 131は、履歴上および技術上の両方の理由から存在する。履歴上から言えば、いわゆる市内交換および搬送区域(LATA)として知られるサービス区域が確立され、LECの業務がLATA内の動作に限られているために、ICによるLATA内のエントリポイントとして処理するためにアクセスタンデムが作成された。この階層をセルラー回線網150に取り入れることについては、下記で論じる。さらに、AT 131は、「長距離」型通話に必要とされる、より厳格な伝送特性を提供する。
【0018】
CO 121〜123がラインサイドおよびトランクサイド両方の接続を提供するのに対し、AT 131は電話局および交換搬送局の両方に対するトランクサイド接続のみを提供する。簡単に言えば、ラインサイド接続(たとえばワイヤペア(wire pairs)124および125)が、CO 121および122によって提供された電話サービスの加入者と直接インターフェースする。トランクサイド接続(たとえばトランク126〜128)は、交換施設を相互に結合する。各トランク126〜128が、必要に応じて「通話経路(トーキングパス:talking path)」に使用されるトランクと信号伝送(signaling)に使用されるトランクの両方からなる。これらのタイプの接続を取り入れることについては、CN 150を紹介するときにさらに詳しく説明する。
【0019】
PSTN 110での信号方式(signaling)は、主に、信号方式がラインサイドであるかトランクサイドであるかに依存する。ラインサイドでの信号は、典型的には回路自体に関連付けられるものであり、すなわち、加入者ワイヤペア124がCO 121をユーザ101に結合するか、またはワイヤペア127がCO 122をユーザ103に結合する。こうした信号方式は、通常帯域内周波であって、つまり関連付けられたワイヤペアを使用する。帯域内周波信号方式の例には、電話の受話器を取る「オフフック」、受話器を置く「オンフック」、「ダイヤリング」(たとえば、DTMFトーンを使用して電話のキーパッドで数字をキー入力する)、ユーザに着信呼を知らせる「リンギング」、確立された接続上で電話に供給される直流が瞬間的に途絶される「フラッシング」、および「帯域内周波トーン信号方式」(たとえばDTMFトーン)が含まれる。これらのタイプの機能は、本発明の発明態様に従って使用される。一般に、信号要素にはいくつかの基本タイプがあり、アドレス指定、監視、着信(警報:alert)、呼の進行(call progress)、および制御が含まれる。
【0020】
電話局とアクセスタンデム局との間の信号方式タイプは、ワイヤペア/音声経路とは異なる経路を使用し、こうした信号方式の構成が共通チャネル信号方式(CCS)として知られており、CCSを代表する1つのよく知られた信号方式がSS7信号方式である。CCSの有用性は、被呼者の可用性がCCSを介して確立できる、被呼者のワイヤペア上の「話中信号(busy signal)」または被呼者からの「無応答(no answer)」によって提供されるなどといった情報を、被呼者が入手できない場合に、PSTN 110を介して回路経路を確立する必要がない(すなわち他の呼接続に回路施設を解放する)ことである。本発明に従って使用されるCCSの不可欠な特性については、CCSについて説明する時点で詳細に論じる。
【0021】
標準的な動作シナリオについて述べるには、PSTN対PSTN呼について考えてみる。遠隔の発呼者R(この例ではユーザ101)が被呼者Uf(この例ではユーザ103)に対して電話呼を開始すると想定され、ここでUfには固定電話番号908−555−1111が割り当てられる。この呼を確立するには、発呼者Rの呼開始アクション(受話器を取りUfの電話番号をダイヤルする)によって生成される信号メッセージは、CO 121によって信号チャネル142を介してSS7 141に発信される。次に、SS7 141がこの信号メッセージを処理し、呼に関するルート指定情報および信号情報を、信号チャネル142〜144を介してCO 121、AT 131、およびCO 122に提供した結果、被呼者Ufがワイヤペア127に加えられた着信呼の呼出し信号に応答すると必ず、順にワイヤペア124、CO 121、トランク126、AT 131、トランク127、CO 122、およびワイヤペア127を介して、被呼者Ufまでの呼接続経路を確立することができる。呼が確立されたと想定すると、次いでCO 121および122は確立された呼の呼完了を監視し、(たとえば両方の当事者が受話器を置く(on-hook)ことによって)呼の完了を検出すると、確立された通話経路(established talking path)はテークダウン(taken down)される。
【0022】
(セルラー回線網150)
例示的CN 150は、(a)移動端末(MT)151および152ならびにMT 151の取扱いユーザ(Uc)102、(b)基地局(BS)161、162、163、および164、(c)基地局制御装置(BSC)171および172、(d)移動交換局(MSC)181、ならびに(e)SS7回線網141に結合されたホームロケーションレジスタ(home location register)(HLR)191、およびMSC 181に結合されたビジターロケーションレジスタ(VLR)192からなる。MT 151に焦点を当ててみると、無線チャネル165を介して、ホーム基地局としての基地局164により処理され、MT 151のユーザ102は自由に「移動(roam)」できるため、この例では、ユーザを他の基地局161〜163が取り扱うこともできる。基地局161〜164はトランクを介してBSC 171に接続されており、基地局164とBSC 171とを接続するものとしてトランク173が示されている。BSC 171または172それぞれの主な目的は、無線チャネルの割振りまたはハンドオフの実行などによって、関連付けられた基地局の無線リソースを管理することである。BSC 171および172は、それぞれトランク183および184を介してMSC181に向かう。MSC 181は典型的な交換機能を提供し、基地局161〜164のロケーション登録および呼送達を調整する。MSC 181は、トランク132を介してAT 131に接続され、トランク129を介してCO 123への、およびSS7回線網141への基幹通信網として働き、これが信号チャネル182を介してCN 150への信号網として働く。
【0023】
典型的には、MSC 181は移動アプリケーション用に調整された特定用途交換器であり、2つの部分、すなわち「有線回線網(wireline network)」サイドおよび「無線回線網(wireless network)」サイドを有するものとして表示できる。有線サイドでは、T1トランクグループなどの従来のトランク施設(trunking facilities)132および129によって、MSC 181がPSTN 110に接続される。CN 150とPSTN 110との間の呼セットアップ(call set-up)、呼接続(call connection)、および呼完了(call completion)は、有線サイドにあるMSC 181をたとえばPSTNのような終端電話局とみなすことによって、従来の有線方式で処理される。無線サイドでは、CN 150だけが関与する無線対無線接続、ならびにPSTN 110が関与する無線対有線接続を実行するために、MSC 181が基地局制御装置へのインターフェースを提供する。
【0024】
したがって、MSC 181は、セルラー移動電話操作に必要な電話機能を提供し、移動端末とPSTN 110とをインターフェースさせる。反復すると、これらの機能には、(1)固定対セルラー、セルラー対固定、およびセルラー対セルラー用に2地点間通話を実現するための音声チャネル交換用交換施設を含み、さらにこの交換施設が、移動端末がセルサイト間を移動するときに連続した通話を可能にするためのハンドオフプロセスを発生させるものであって、さらに前記機能が(2)PSTN 110との相互間での信号の制御および検出と、(3)情報の制御および調整ならびに移動端末への信号の監視と、(4)移動交換局およびセルサイトに関する呼処理アクティビティの制御および調整と、(5)移動交換局と基地局との間のリンクの制御と、(6)ホームロケーションレジスタとの通信および任意の関連付けられたビジターロケーションレジスタの制御とを含む。
【0025】
以下の例は、発呼者R(ユーザ101)から被呼者Uc(ユーザ102)への、PSTNを発信元とする呼の、呼のセットアップ、呼の確立(call establishment)、および呼の解体(call teardown)をカバーしており、Ucは自分のホーム基地局164の取扱い区域内に位置しているため、UcはHLR 191およびVLR 192両方に同じ情報で登録され、さらにUcはセルラー番号908−555−2222によって処理されると想定される。発呼者Rは、オフフックの実行およびUcの電話番号をダイヤルすることによって呼を開始する。CO 121は信号メッセージを処理するためにSS7回線網141に送り、次にSS7回線網が経路を確立するために、ワイヤペア124、CO 121、トランク126、AT 131、トランク132、MSC 181、トランク183、BSC 171、トランク173、基地局(base station)164、無線経路(radio path)165、および移動端末(mobile terminal)151を順に含む着信呼の呼出し信号(incoming ringing signal)にUcが応答すると必ず、信号メッセージをCO 121、AT 131、およびMSC 181に戻す。
【0026】
(PSTN−CN相互接続)
図1を参照すると、AT 131とMSC 181は接続132を介して結合される。本工学技術では、この接続は「タイプ2A」接続として知られ、CO 121〜123などの任意の他の電話局と同様に、MSC 181をPSTN 110に接続することができる。タイプ2A接続は、トランク信号方式プロトコルを使用する真のトランクサイド接続である。
【0027】
MSC 181は、接続129を介してCO 123にも接続され、このタイプの接続が、ラインサイド接続およびトランクサイド接続の両方の特性を備えた、いわゆるタイプ1接続である。本質において、タイプ1接続は、一般に「ライン処理を有するトランク(trunk with line treatment)」(TWLT)と呼ばれる機能と共にトランク信号方式プロトコルを使用する、電話局へのトランクサイド接続である。基本的には、TWLT機能とは、終端局が一部のラインサイドとトランクサイド機能とを組み合わせることができるようにするものであり、たとえば、トランクサイドの信号方式プロトコルが使用されると、呼は、ラインサイド接続によって実行されたかのように、接続課金目的で記録される。さらに、TWLTを使用すると、電話局交換器は、応答監視をMSC 181に戻すことができる。MSC 181はタイプ1接続を使用して、どんな有効電話番号にもアクセスできる。タイプ1接続によってMSC 181に接続されているように図示されたCO 123を完全に取り入れる方法について、簡単に説明する。
【0028】
典型的には、タイプ2A接続またはタイプ1接続が、双方向通信すなわち送受信用、ならびに当分野でよく知られたE&M監視用に、4ワイヤ回路を使用する。
【0029】
(CN 150の回線網管理機能)
前述の固定対セルラー電話の例では、Ucは自分のホーム取扱い地域内にいると想定された。MSC 181の主要機能の1つが、ユーザがCN 150全域を移動し、これを超えて他のセルラー回線網プロバイダにまで移動するときに、ユーザの追跡を制御することである。呼処理およびロケーション登録などの、CN 150の回線網管理機能は、SS7回線網141を介した信号メッセージの交換によって達成される。
【0030】
そのホーム地域内にいる場合およびMT 151のユーザが移動する場合の両方で、MT 151を登録するための、標準的なロケーション管理技法の1つは、移動端末を追跡する際にHLR 191およびVLR 192という2タイプのデータベースが呼び出されるような、2段データ階層に基づくものである。この例では、MT 151のユーザは永続的にHLR 191に関連付けられると想定される(他のセルラープロバイダのサービス対象ユーザによってアクセスされる場合、SS7回線網141に向かう他のHLRがあってもよい)。加入しているサービスのタイプ、課金情報、およびロケーション情報などの、各ユーザに関する情報は、HLR 191に配置されたユーザプロファイルに格納される。一般に、複数のビジターロケーションレジスタがあってもよく、その配置はサービスプロバイダによって異なってもよい。この例では、VLR 192がMSC 181に関連付けられて示されている。VLR 192は、MT 151および152、ならびに、VLR 192が取り扱う地理的地域を訪れる(HLR 191からダウンロードされるような)図示されていない他の移動端末に関する情報を格納する。
【0031】
(ロケーション登録:Location Registration)
呼を正しく送達するために、CN 150は各移動端末のロケーションを追跡しなければならない。MT 151のユーザがCN 150のサービス対象区域(coverage area)内のあちらこちらへ移動すると、HLR 191およびVLR 192に格納されたデータは、もはや正確でなくなる可能性がある。呼を首尾よく送達するためには、更新技術を適用する必要があり、このプロセスがロケーション登録と呼ばれる。ロケーション登録は、MT 151がその現在のロケーションをCN 150に報告するときに、MT 151によって開始される。解説目的で論じた従来のセルラー回線網の1配置構成では、CN 150のサービス対象区域が登録区域(RA)に分割され、各移動端末が新しいRAに入るとロケーション更新を実行する方法を採用する。各RAにはセルの番号が含まれ、一般に同じRAに属するすべての基地局は同じMSCに接続される。
【0032】
移動端末がRAに入ると、新しいRAが古いRAと同じVLRに属していれば、新しいRAの識別子(ID)を記録するようにVLRの記録が更新される。そうでない場合、新しいRAが異なるVLRに属していれば、(a)新しい取扱いVLRに移動端末を登録する、(b)新しい取扱いVLRのIDを記録するためにHLRを更新する、(c)古い取扱いVLRで移動端末を登録解除するという、いくつかの特別なステップが必要となる。
【0033】
このプロセスの完全な例を説明するために、ロケーション登録時に実行されるタスクのリストを以下に示す。
【0034】
(i)MT 151は新しいRAに入り、ロケーションメッセージを新しい基地局に伝送する。図1では、第1の登録区域がBS 161および162を含み、第2の登録区域がBS 163および164を含むものとする。したがって、MT 151が、BS 164がカバーするセルからBS 163がカバーするセルに移動すると、登録境界を横切ったことになる。
【0035】
(ii)新しいBS 162は、BSC 171を介してロケーション更新メッセージをMSC 181に転送し、これが関連付けられたVLR 192に登録照会を送る。
【0036】
(iii)VLR 192は、MT 151のロケーションに関する記録を更新してロケーション登録を完了する。
【0037】
(呼の送達:Call Delivery)
呼の送達には2つの主要なステップ、すなわち被呼側MTのVLRを決定すること、および被呼側MTが訪問しているセルのロケーションを特定することが含まれる。取扱いMTの取扱いVLRを特定することには、発呼側MTがMT 151であり被呼側MTがMT 152であると想定した、以下のルックアップ手順が含まれる。
【0038】
(i)発呼側(calling)MT 151が、BS 164およびBSC 171を介して、MSC 181に呼開始信号を送信する。
【0039】
(ii)MSC 181が、グローバルタイトル変換(global title translation)と呼ばれるテーブルルックアップ手順によって、被呼側(called)MT 152のHLRのアドレスを決定し、ロケーション要求メッセージをそのHLRに送信する。図1の回線網では、HLR 191が1つしかないので、HLR 191がMT 152に関連付けられたHLRのアドレスであると識別される。
【0040】
(iii)HLR 191が、被呼側MT 152の取扱いVLRを決定し、ルート要求メッセージをこの取扱いVLRに送信する。図1の回線網では、VLR 192が1つしかないので、次いでVLR 192がこのメッセージをMSC 181取扱いVLR 192に転送する。
【0041】
(iv)MSC 181が仮識別子をMT 152に割り振り、HLR 191に仮識別子と共に回答を送信する。
【0042】
(v)HLR 191が、この情報を発呼側MT 151のMSC 181に戻す。
【0043】
(vi)MSC 181が、被呼側MT 152のVLR情報に基づいて呼のセットアップを開始する。(注:図1に示されたものよりも複雑な回線網では、MT 151に関連付けられたMSCおよびMT 152に関連付けられた他のMSCがあり、2つのMSC間での呼のセットアップは、SS7回線網141を介して要求される。)
【0044】
(本発明による概要)
(ユーザ側から見た動作)
本発明に従った進行呼転送サービス(FOCS)に加入しているユーザは、ユーザへの着信呼またはユーザからの発信呼がFOCSの加入者への呼として識別されるという意味で、特別扱いされなければならない。したがって着信呼または発信呼は、従来の方法では完了されないが、被呼者を取り扱う電話局の動作を制御するプログラムの、ルーティングテーブルのエントリによってFOCS呼として第1に識別される。図1を参照すると、一般に別々の当事者を区別するために上記では参照番号102および103で識別されたFOCSのユーザが、ここでは同じ当事者(ユーザ102−3と呼ばれる)であり、すなわちユーザ102−3はPSTN 110(たとえばCO 122およびワイヤペア125)によって取り扱われる固定電話と、CN 150によって取り扱われるセルラー電話(たとえば無線チャネル165によってBS 164に結合されたMT 151)の両方を有すると想定される。Nfに対して実行された呼は、ユーザ102−3が自分の固定電話で受け取り、同様に実行されたNcは、依然として自分のセルラー電話で受け取られる。
【0045】
進行中の呼(on-going call)を、固定電話からセルラー電話へ、あるいはその逆へ転送するために、ユーザ102−3はタッチトーンキー、すなわちDTMFトーンを使用してトーンシーケンスでキー入力するなどの、呼転送信号アクションを開始する。近くにある他方の電話が鳴ると、ユーザ102−3は受話器を取って通話を再開する。
【0046】
発信呼を開始するために、ユーザは単に被呼者の電話番号をダイヤルする。FOCSに加入しているユーザからのすべての呼について、発呼者を取り扱う電話局は各発信呼を特別扱いするために転送(redirect)し、その結果被呼者への他の発信呼が開始され、被呼者が第2の発信呼に応答すると必ず発呼者と被呼者との間の呼経路が確立される。
【0047】
(実施の詳細)
以下の考察は、図2を参照するものであって、本来は図1の回線網配置構成であり、FOCSに関する機能を処理するために、MSC 181と協働するように配置された、固定セルラー移動エージェント(FCMA)210と呼ばれるインテリジェントエージェントが介在する。セルラー回線網にある各移動交換局が、関連付けられたFCMAを有する。
【0048】
簡単に論じる目的で、FCMA 210はPSTNタイプの電話局であると想定される。これを実際に達成するためには、図1のCO 123がCN 150に再配置され、FCMA 210と改名されたと考えてもらいたい。したがって、トランク212(以前はトランク129)はタイプ1接続であり、信号トランク213(以前はトランク145)はSS7回線網141に接続する。すべての点で、図2のFCMA 210はPSTN電話局と同様に機能し、交換および信号発信機能を完備している。
【0049】
さらに、各取扱い電話局121,122,・・・は、FOCSの加入者でもある加入者サブセットを識別するため、したがって着信呼と発信呼の両方を特別扱いするために、ルーティングテーブル212,212,・・・をデータ構造として維持する。好ましい実施の形態では、このルーティングテーブルを標準的な電話局内に格納されたルーティングテーブルと統合してもよい。
【0050】
以下のセクションでは、いくつかの異なるシナリオでFOCSを実施するのに必要なアクションについて説明する。この説明では、FOCSに加入している特定ユーザ(ユーザ102−3の代わりにUとする)に焦点が当てられる。
【0051】
(1.1 Nfへの着信呼)
ここで図3を参照すると、発呼者101(R)から被呼者103(U)への呼を完了するFCMA 210の動作を説明するために、図2の適切な下位構成要素が詳細に示されている。RはUを呼び出すためにNf(たとえば908−555−1111)をキー入力する。本発明に従った回路構成では、CO 122は、そのルーティングテーブル211を介して、UをFOCS加入者として識別する。したがって、Rからの着信呼は、特別扱いするためにFCMA 210に向けて送られる。CO 121の信号メッセージを介したSS7 141への呼セットアップ要求は、順にワイヤペア124、CO 121、通話トランク(talking trunk)126、AT 131、通話トランク132−1、MSC 181(交換ポイント(switching point)181−Aを含む)、通話トランク212−1、およびFCMA 210(交換ポイント210−Aを含む)からなる呼接続経路用に配置構成するために処理され、この経路が最終的にCRとして表される。ユーザ103−1はU(ユーザ103)の代理であり、FCMA 210に接続された想像線で表されている。(FCMA 210内にユーザ103−1の機器ロケーションが割り当てられているかのようであるが、機器のラインサイドには呼を完了するためのワイヤペアは接続されていない。)
【0052】
FCMA 210は、CO 121によってルート指定されたNfへの着信呼を検出すると、Uへの呼を開始することにより、今度は発呼者として動作する。論理的感覚からすると、FCMA 210はNfへの呼を配置するためにRの代理として動作している。ユーザ101−1をNfへの呼の論理イニシエータ(logical initiator)として想像線で図示することによって、この呼開始アクション(call initiation action)が示される。FCMA 210は、UがNfへの呼に応答すると、呼の経路をセットアップするためにSS7 141への呼のセットアップメッセージを開始し、この経路は、順に、FCMA 210(交換ポイント210−Bを含む)、通話トランク212−2、MSC 181(交換ポイント181−Bを含む)、通話トランク132−2、AT 131(交換ポイント131−Bを含む)、トランク127、CO 122、およびワイヤペア125からなり、この経路が最終的にCUとして表される。SS7呼セットアップメッセージには、CO 122が、FCMA 210に呼が返送されることのないように、このFCMAが開始した呼を特別扱いするためのものであるという情報も含まれる。これは、呼のルート指定および完了に関する一般規則の例外であり、したがって一般に、FCMAが開始した呼を除き、CO 122に着信するすべてのUへの呼が、FCMA 210に転送される。
【0053】
UがNfへの着信呼に応答すると、Uが呼に応答したことが、代理の立場でユーザ101−1として動作しているFCMA 210によって検出される。次いでFCMA 210は、ユーザ103−1の呼応答代理としてNfで着信呼に応答する。ここでFCMAは、交換ポイント210−Aと210−Bとを相互接続するために、交換ポイント210−Cを閉じることによって、RとUをブリッジすることができる。実際には、このブリッジ機能を達成するための1つの方法は、代理103−1に関連付けられた機器のロケーションと、代理101−1に関連付けられた機器のロケーションとをブリッジすることである。
【0054】
Rの立場からすると、Uへの呼は、追加の呼のセットアップおよび通話経路のルート指定に関してトランスペアレントであり、Rは、UがFCMA 210によって取り扱われることに気付かない。
【0055】
前述の図3についての記述が、従来のPSTNおよびCN要素に関してUへの呼が完了する方法を思い描くのに役立つ一方で、トランク施設および交換ポイントの使用を減らすことによって効率を上げるために、FCMA 210とMSC 181を同じ場所に配置できることは明らかである。こうしたFCMAに関する同位置の配置構成が図4に示されており、固定セルラー移動エージェントの同位置に配置された性質を明示するために、ここでは参照番号410で表される。この実施形態では、FCMA 410は本来、MSC 181を実行する汎用プログラムのアプリケーション(applique)であってよいソフトウェアで実施される。基本的に、FCMA 410は埋め込み型電話局の特徴を有しており、すなわち、MSC 181の標準機能とインターフェースされたときにはトランクサイドの特性、発呼者および被呼者の代理とインターフェースされたときにはラインサイドの特性を有する。
【0056】
図4の配置構成から、不必要な交換ポイントをなくすためにMSC 181の交換アクションを制御できるように、FCMA 410がMSC 181と統合されると、より高い有効性が実現できることが明らかであるが、こうした配置構成が図5に示されており、ここでは追加機能を強調するために、FCMAが参照番号510で識別される。具体的に言えば、FCMA 510には、Rから着信する通話トランク132−1とUに発信する通話トランク132−2とを交差接続するために交換ポイント181−Cを制御する、制御機能511が配置される。
【0057】
(以下、「H−MSC」は、Uのホームロケーションに最も近い取扱い移動交換局を表す。)大まかに言えば、FCMA 510の動作特性を反復すると、ユーザUには、Uの固定電話で呼を受け取るために、PSTN回線網プロバイダによって電話番号Nfが割り当てられる。UのNfは、Uの取扱いCO内のルーティングテーブルに基づいて、PSTN 110が呼を特別扱いされた呼として発呼者RからH−MSCに送るためのものである。その後FCMA 510は、H−MSCを介してNfへの特別扱いされた発信呼を開始する。この呼は、特別扱いされた呼としてマークされるので、PSTN 110を介してユーザの固定電話に送られる。Uが電話に応答すると、事実上はFCMA 510がRからNfに対して実行された呼に応答し、それをH−MSCに向けて送り、今度はH−MSCの交換機能を介してUの固定電話までの呼経路を確立する。
【0058】
ここで、FCMA 510はさらに、Uが呼を自分のセルラー電話に転送したいかどうかを検出するために、CUも監視することに留意されたい。たとえば、ユーザはDTMFシーケンスをキー入力することによってこの意思を伝えられることを想起されたい。転送を完了するためにFCMA 510によって実行されるアクションについて、簡単に論じる。
【0059】
(RからUへのNfを介した呼の流れの概要)
図6の流れ図600を参照すると、FCMA 510によって実行されるプログラムの流れは、以下のようになる(FCMA 510が必要とする電話タイプの機能が、各ステップの後に括弧で囲んで示されていることに留意)。
【0060】
1)ブロック605 − Rが、RのCO 121を介してNf(908−582−1111)でUを呼び出す。
【0061】
2)ブロック610 − Nfへの呼出しに応答して、Uの取扱いCO 122が、ルーティングテーブル211のエントリからUをFOCSの加入者として識別する。
【0062】
3)ブロック615 − Rからの呼が、CO 121からのSS7信号を介して、FCMAに転送される。
【0063】
4)ブロック620 − FCMAが、CO 122からのSS7信号を介して、RからNfに向けて送られた着信呼に呼び出される。(信号発信)
【0064】
5)ブロック625 − FCMAが、Uへの呼を完了するためのCO 122に関する情報を使用して、SS7回線網への信号メッセージを介してNfへの呼セットアップを開始する。(呼を開始)
【0065】
6)ブロック630 − Uが、たとえば受話器を取ることによって、FCMAが開始した呼に応答する。
【0066】
7)ブロック635 − FCMAが、FCMAが開始した呼にUが答えたという情報を受け取る。(呼が応答される)
【0067】
8)ブロック640 − Uが着信呼に応答することにより、UとMSCとの間で、AT 131およびCO 122を介して、標準の呼接続CUが確立される。
【0068】
9)ブロック645 − FCMAが開始した呼にいったんUが応答すると、FCMAはRからFCMAへの着信呼を使用して、RとMSCとの間にAT 131およびCO 121を介して呼接続CRを確立する。(呼に応答)
【0069】
10)ブロック650 − FCMAは標準の交換を介してCUとCRとを接続し、RとUとの間の経路全体を完了する。(交換)
【0070】
11)ブロック655 − FCMAはCUを監視して、Uが要求した呼転送があればこれを検出する。(たとえばDTMFディジットのパターンによる呼の監視)
【0071】
(1.2 Nfへの着信呼の転送)
ここで、ユーザUがすでに確立された当事者RからNfへの着信呼を、その固定電話103からそのセルラー電話/移動端末151に転送することを望むと仮定する。所望の転送を達成するための配置構成が、図7に示されている。図7の記述は、図3の配置構成で呼が完了した時点から開始されており、図7では、所望の転送を実行するのに必要なオーバレイを加えて描き直されている。具体的に言えば、元の通話経路CRおよびCUが、FCMA 710を介して接続されている。ここでさらに、FCMA 710には、Uの固定およびセルラー電話番号(NfおよびNc)がリストされているルックアップテーブル713(FOCSルックアップテーブルと呼ぶ)、FCMA710から出ている通話経路のCU部分、すなわち経路212−2を監視するためのモニタ回路712、および着信/発信通話経路への交換ポイントを開閉するための交換ポイント制御装置711が含まれる。モニタ回路712が、たとえば経路212−2上でDTMFトーンのシーケンス(たとえば*1#1)を検出することによって、Uが確立された着信呼の転送を望んでいることを検出すると、FCMA 710は、従来のセルラー回線網タイプの呼としてUの電話番号Ncをダイヤルすることで、代理の呼イニシエータ(surrogate call initiator)として動作する。これが図7に示されており、代理ユーザ(surrogate user)701は、制御装置711によって閉じられた交換ポイント710−Dを介してNcをダイヤルする。Uが、ユーザUと物理的に同じ位置にあると想定されるセルラー電話151に応答すると、新しい通話経路がFCMA 710からMT 151に確立され、この新しい経路は、通話経路212−3、交換ポイント181−Cを介するMSC 181、トランク183、基地局制御装置171、通話経路173、基地局164、および無線経路165からなり、この接続はCcとして表される。いったん通話経路Ccが確立されると、次いで(a)制御装置711は、通話経路Ccと通話経路CRとをブリッジするために交換ポイント710−Eを閉じ、(b)通話経路CUが通常の呼終了手順によって解体できるように、交換ポイント210−Bおよび210−Cを開く。
【0072】
これにより、Uの固定電話103がNfで他の着信呼を受け取るために再度使用可能であり、さらにモニタ回路712が通話経路212−3を監視しているので、ユーザUの固定電話とUのセルラー電話との間の呼が再転送できることに留意されたい。
【0073】
(CUからCCへの呼の転送流れの概要)
図8の流れ図800を参照すると、FCMA 710によって実行されるプログラム流れは、次のようになる(FCMA 710が必要とする電話タイプの機能が、各ステップの後に括弧で囲んで示されていることに留意)。
【0074】
1)ブロック805 − Uがセルラー電話への呼の転送を要求する。(監視:monitoring)
【0075】
2)ブロック810 − FCMAが、モニタ回路712による呼転送要求に呼び出される。
【0076】
3)ブロック815 − FCMAが、FOCSルックアップテーブルにあるUのセルラー番号NC(例:908−555−2222)を取得する。
【0077】
4)ブロック820 − FCMAが、SS7回線網への信号メッセージを介して、NCへの呼のセットアップを開始する。(呼を開始:call initiation)
【0078】
5)ブロック825 − Uが、セルラー電話に応答することによって、FCMAが開始した呼に応答する。
【0079】
6)ブロック830 − FCMAが、FCMAが開始した呼にUが応答したという情報を受け取る(呼が応答される:call answered)
【0080】
7)ブロック835 − Uが着信呼に応答することによって、MSCを介してFCMAとBSとの間に標準的な呼接続CCが確立される。
【0081】
8)ブロック840 − FCMAが、Rからセルラー電話まで呼をブリッジするために、CCとCRを接続する。(交換:switching)
【0082】
9)ブロック845 − FCMAが、固定回線網のRとUの間に確立された接続を解体するために、交換を介してCUとCRを切り離す。(交換:switching)
【0083】
(2.1 NCへの着信呼)
図1の当事者101などの固定回線網にいる第3者(再度遠隔の当事者Rとして表す)が、自分のセルラー電話/移動端末151でユーザ102を呼び出す場合、当事者Rは電話番号NC(例:908−555−2222)を使用する。ユーザ102がFOCSの加入者で「ない」場合、この着信呼は、図1に関して上記で論じたように、公衆交換電話回線網110およびセルラー回線網150によって、従来の方法でセルラー電話151に送られる。ユーザ102が自分のホーム登録区域内にいる場合、この呼は、HLR 191によって実行される呼登録および呼送達プロセスを介して、ユーザ102のH−MSC(図1の181)を通過する。ユーザ102が、呼を進行させながら、自分のホーム区域外の登録区域から自分のホーム登録区域内に移動すると、呼は、セルラー回線網での通常のハンドオーバ(handover)の一部としてすなわち、HLR 191とVLR 192の相互作用で実行される呼の登録、送達、およびハンドオフ手順によって、H−MSCに引き渡される。
【0084】
ただし、ユーザ102(ここではU)がFOCSの加入者である場合、セルラー回線網150のセルラーサービスプロバイダは、(FOCSテーブルのコンテンツによって)Uが加入者であることを知り、例示的配置構成では、第1に図3に関して論じ、次に図7に関して論じ、ここでさらに図9に関して論じる、FCMAによって実行される処理を開始することによって、NCへの着信呼を処理する。図9の配置構成では、RがUを呼び出すと、図3の呼のセットアップおよび呼の完了手順と同様の呼のセットアップおよび呼の完了手順が実行されるが、ここでは、RがNfではなくNCでUを呼び出す点が異なる。したがって、図9のFMCA 710は、Rによる着信呼を処理する被呼者代理として、ならびに自分のセルラー電話151にいるUへの発信呼を開始する発呼者代理として動作する。図9の構成要素は、Rが2つの通話経路を介してUに接続される、最終的な呼接続の結果を示すものである。第1の経路(ここでもCRと呼ぶ)には、順に、通話経路124、CO 121、通話トランク126、交換ポイント131−Cを含むAT 131、通話トランク132−3、交換ポイント181−Dを含むMSC 181、および通話トランク212−4が含まれる。第2の経路(ここでもCCと呼ぶ)には、順に、通話トランク212−5、交換ポイント181−Eを含むMSC 181、トランク183、BSC 171、トランク173、BS 164、および無線経路165が含まれる。FCMA 710では、2つの通話経路が交換ポイント710−F、710−G、および710−Hを介してブリッジされる。
【0085】
(NCを介したRからUへの呼の流れの概要)
図10の流れ図1000を参照すると、FCMA 710によって実行されるプログラム流れは、次のようになる(FCMA 710が必要とする電話タイプの機能が、各ステップの後に括弧で囲んで示されていることに留意)。
【0086】
1)ブロック1005 − RがRのCO 121を介して、NC(例:908−555−2222)でUを呼び出す。
【0087】
2)ブロック1010 − FCMAが、標準のSS7信号を介してNCに向けて送られたRからの着信呼に呼び出される。(信号発信:signaling)
【0088】
3)ブロック1015 − FCMAが、SS7回線網への信号メッセージを介して、NCへの呼のセットアップを開始する。(呼を開始:call initiation)
【0089】
4)ブロック1020 − Uが、たとえばセルラー電話の「ON」を押すことによって、FCMAが開始した呼に応答する。
【0090】
5)ブロック1025 − FCMAが、FCMAが開始した呼にUが応答したという情報を受け取る。(呼が応答される:call answered)
【0091】
6)ブロック1030 − Uが着信呼に応答することによって、BS 164、BSC 171、およびMSC 181を介して、UとFCMAとの間に標準的な呼接続CCが確立される。
【0092】
7)ブロック1035 − FMCAが開始した呼にいったんUが応答すると、FCMAはRからFCMAへの着信呼を使用して、MSC 181、AT 131、およびCO 121を介してRとFCMAとの間に確立された呼接続CRを確立する。(呼に応答:call answering)
【0093】
8)ブロック1040 − FCMAが、標準的な交換を介してCCとCRを接続し、RとUの間の経路全体を完了する。(交換:switching)
【0094】
9)ブロック1045 − FCMAはCCを監視して、Uが要求した呼転送があればこれを検出する。(たとえばDTMFディジットのパターンによる呼の監視:call monitoring)
【0095】
(他の例示的実施の形態では、図4および図5に関して述べたのと同じ方法で、FCMA 710とMSC 181を組み合わせてもよいことに留意されたい。図9の配置構成の一利点は、展開という面から見ると、FCMA 710が独立型の電話局に似た施設であって、与える影響を最小限にしながら、すなわち、MSC 181などの従来の回線網の構成要素を修正する必要がなく、従来の回線網の付属物として展開できる点である。)
【0096】
(2.2 NCへの着信呼の転送)
ユーザUが、すでに確立された当事者RからNCへの着信呼を、自分のセルラー電話/移動端末151から自分の固定電話103に転送したいとする。この所望の転送を達成するための配置構成が、図11に示される。図11の記述は、図9の配置構成で呼が完了した時点から開始され、図11では所望の転送を実行するのに必要なオーバレイを加えて描き直されている。具体的に言えば、元の通話経路CRおよびCCが、FCMA 710を介して接続されている。ここでモニタ回路712は、FCMA 710から出ている通話経路CCの部分、すなわち経路212−5を監視する。モニタ回路712が、たとえば経路212−5上でDTMFトーンのシーケンス(たとえば*1#1)を検出することによって、Uが確立された着信呼の転送を望んでいることを検出すると、FCMA 710は、固定回線網タイプの呼としてUの電話番号Nfをダイヤルすることで、代理の呼イニシエータとして動作する。CO 122がこの呼をFCMA 710に返送しないようにするために、この呼には、たとえば、FCMA 710によって呼Uに発信されるSS7信号メッセージ内の情報などを含むことによって、返送を迂回するための特別扱いの呼であるというマークを付けなければならない。代理ユーザ1101は、制御装置711によって閉じられた交換ポイント710−Iを介してNfをダイヤルする。Uが、ユーザUと物理的に同じ位置にあると想定される電話103に応答すると、新しい通話経路がFCMA 710から電話103に確立され、この新しい経路は、通話経路214−5、交換ポイント181−Fを介するMSC 181、トランク132−4、交換ポイント131−Dを含むAT 131、トランク127、CO 122、および通話経路125からなり、この接続はCUとして表される。いったん通話経路CUが確立されると、次いで(a)制御装置711は、通話経路CUと通話経路CRとをブリッジするために交換ポイント710−Jを閉じ、(b)通話経路CCが通常の呼終了手順によって解体できるように、交換ポイント710−F、710−G、および710−Hを開く。
【0097】
これで、Uのセルラー電話151が他の着信呼を受け取るために再度使用可能であり、さらにモニタ回路712が通話経路214−5を監視しているので、ユーザUのセルラー電話とUの固定電話との間の呼を再転送できることに留意されたい。
【0098】
(CCからCUへの転送流れの概要)
図12の流れ図1200を参照すると、呼を転送するためにFCMA 710によって実行されるプログラム流れは、次のようになる(FCMA 710が必要とする電話タイプの機能が、各ステップの後に括弧で囲んで示されていることに留意)。
【0099】
1)ブロック1205 − Uが、固定電話への呼の転送を要求する。(監視:monitoring)
【0100】
2)ブロック1210 − FCMAが、モニタ回路712による呼転送要求に呼び出される。
【0101】
3)ブロック1215 − FCMAが、FOCSルックアップテーブルにあるUの固定番号Nf(908−555−1111)を取得する。
【0102】
4)ブロック1220 − FCMAが、SS7回線網への信号メッセージを介して、Nfへの呼のセットアップを開始する。(呼を開始:call initiation)
【0103】
5)ブロック1225 − CO 122が、Nfへの呼を特別扱いするために、再転送をFCMAに迂回するようにという信号メッセージを受け取る。
【0104】
6)ブロック1230 − Uが、固定電話に応答することによって、FCMAが開始した呼に応答する。
【0105】
7)ブロック1235 − FCMAが、FCMAが開始した呼にUが応答したという情報を受け取る。(呼が応答される:call answered)
【0106】
8)ブロック1240 − Uが着信呼に応答することによって、FCMAとCO 122との間に標準的な呼接続CUが確立される。
【0107】
9)ブロック1245 − FCMAが、Rから固定電話まで呼をブリッジするために、CUとCRを接続する。(交換:switching)
【0108】
10)ブロック1250 − FCMAが、セルラー回線網のRとUの間に確立された接続を解体するために、交換を介してCCとCRを切り離す。(交換:switching)
【0109】
(3.1 FCMAによって処理される発信呼)
特定ユーザ(ここでもUと呼ぶ)によって識別された固定電話103または移動端末151のいずれかから、遠隔の当事者(すなわち遠隔電話101にいる当事者R)へ呼を発信するために、Uは所望の被呼者の番号、すなわちNaをダイヤルする。UがNaにダイヤルすると、その呼はFCMAに送られる。たとえば、Uによるその固定電話102からRへの発信呼を処理するための配置構成を示した図13を参照すると、Uによる呼は、交換ポイント710−Kを介してRの代理である被呼者、すなわち図13に破線で示された電話101−1によって応答される。この呼は、ワイヤペア125、CO 122、トランク127、交換ポイント131−Eを含むAT 131、トランク経路132−5、交換ポイント181−Gを含むMSC 181、およびトランク214−6を含む、呼接続経路CUを介して完了する。次にFCMA 710は、呼を開始するための代理としての立場から、Naを使用する交換ポイント710−Lを通り、代理電話103−1を介してNaを使用する当事者Rへの呼を開始する。当事者Rが電話101に応答すると必ず、FCMA 710と当事者Rとの間に他の呼接続経路CRが確立され、この呼には、トランク214−7、交換ポイント181−Hを含むMSC 181、トランク132−6、交換ポイント131−Fを含むAT 131、トランク126、CO 121、およびワイヤペア124が含まれる。次いでFCMA 710はCUとCRをブリッジする。
【0110】
(CCからCUへの転送流れの概要)
図14の流れ図1400を参照すると、UによるRへの発信呼に関してFCMA 710によって実行されるプログラム流れは、次のようになる(FCMA 710が必要とする電話タイプの機能が、各ステップの後に括弧で囲んで示されていることに留意)。
【0111】
1)ブロック1405 − UがNaを呼び出して発信呼を開始する。
【0112】
2)ブロック1410 − UをFOCS加入者として識別し、発信呼がFCMAに送られる。
【0113】
3)ブロック1415 − FCMAがNaへの呼に応答することによって、FCMAとCO 122との間に標準的な呼接続CUが確立される。(呼に応答:call answer)
【0114】
4)ブロック1420 − FCMAが、Naを利用して、SS7への信号メッセージを介して当事者Rへの呼セットアップを開始する。(呼を開始:call initiation)
【0115】
5)ブロック1425 − Rが、FCMAが開始した呼に応答する。
【0116】
6)ブロック1430 − FCMAが、FCMAが開始した呼にRが応答したという情報を受け取る。(呼が応答される:call answered)
【0117】
7)ブロック1435 − Rが着信呼に応答することによって、FCMAとCO 121との間に標準的な呼接続CRが確立される。
【0118】
8)ブロック1440 − FCMAが、UからRへ呼をブリッジするために、CUとCRを接続する。(交換:switching)
【0119】
9)ブロック1445 − FCMAが呼転送についてCUを監視する。(監視:nonitoring)
【0120】
図13と図3とをそれぞれの説明を含めて比較すると、呼の完了経路は本質的に同じであることが明らかである。(方向は経路上に矢印で示されているが、この表示は呼を開始または受け取る当事者を示す目的のみで示されている。呼接続自体に方向性はない。)したがって、ここで図13に示された回路状態が与えられた呼転送を実行するには、図7の配置構成および考察も図13の配置構成に等しく適用される。さらに、図8の流れ図800も呼転送要求に適用される。
【0121】
ここで、Uのセルラー電話151を介した当事者Rへの発信呼を完了するUに関して、最終的な呼の完了経路が図9に示される。UからRへの発信呼の経路が図9のものであるため、呼転送要求に関する図11の配置構成の動作を説明した図12の流れ図1200で示したものと同じ方法で呼転送要求を実行することができる。
【0122】
以上、本発明の教示を組み込んだ様々な実施の形態について本明細書で詳細に図示および説明してきたが、当分野の技術者であれば、これらの教示を組み込みながらもさらに多くの様々な他の実施形態を数多く容易に考案できよう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 従来の公衆交換電話回線網の回線網配置構成ならびに公衆交換電話回線網に統合された従来のセルラー回線網を示す高水準ブロック図である。
【図2】 図1の配置構成に組み込まれた、本発明の回線網配置構成による固定セルラー移動エージェント(FCMA)を示す高水準ブロック図である。
【図3】 本発明により、固定回線網上の発呼者から固定回線網上の被呼者への呼を完了するための呼接続を含む、図2のより詳細な一定の要素を示す図である。
【図4】 FCMAが移動交換局と同じ場所に配置された、図3の配置構成と同等に動作する配置構成を示す図である。
【図5】 移動交換局の構造および動作に完全に統合されたFCMAの好ましい配置構成を示す図である。
【図6】 図2〜5に従ってFOCSサービスを使用し、固定回線網上の被呼者への呼を処理するための流れ図である。
【図7】 固定回線網からセルラー回線網への確立された着信呼を転送するための、例示的配置構成を示す図である。
【図8】 固定回線網からセルラー回線網への確立された着信呼の転送を処理するための流れ図である。
【図9】 遠隔発呼者からセルラー回線網への着信呼を完了させるための、例示的配置構成を示す図である。
【図10】 図9に従ってFCMAを使用し、セルラー回路網上の被呼者への呼を処理するための流れ図である。
【図11】 セルラー回線網から固定回線網への確立された着信呼を転送するための、例示的配置構成を示す図である。
【図12】 セルラー回線網から固定回線網への確立された着信呼の転送を処理するための流れ図である。
【図13】 FOCSの加入者/ユーザの固定電話からの発信呼を完了させるための、例示的配置構成を示す図である。
【図14】 FOCSの加入者/ユーザの固定電話からの発信呼を処理するための流れ図である。
複数の図に共通な同じ要素を表す場合、分かり易くするために同じ参照番号を使用する。
Claims (4)
- 電話加入者が、確立された電話呼を、有線サービスからセルラーサービスへ切替える方法であって、
前記有線サービスは、公衆電話回線網に含まれる電話局を介して与えられるサービスであり、前記セルラーサービスは、セルラー回線網に含まれる移動交換局により与えられるサービスであり、前記セルラー回線網は、前記加入者の転送を処理するために、交換機能およびシグナリング機能を有する固定−セルラー移動エージェントを含み、前記確立された電話呼は、前記固定−セルラー移動エージェントを介して最初に経路化されたものであり、前記方法は、
前記固定−セルラー移動エージェントにおいて前記確立された電話呼の呼接続を監視し、該電話呼の転送要求を検出する工程と、
前記加入者からの前記転送要求に応答して、前記移動交換局に接続された前記固定−セルラー移動エージェント内のルックアップテーブルから、前記電話呼において現在使用されていない該加入者の他の電話の電話番号を取得する工程と、
前記固定−セルラー移動エージェントから前記加入者の他の電話に対して、さらに別の呼接続を確立する工程と
を具えたことを特徴とする方法。 - 前記加入者の他の電話に対する前記別の呼接続を、前記最初に確立された電話呼の呼接続に対してブリッジする工程
をさらに具えた特徴とする請求項1記載の方法。 - 電話加入者が、確立された電話呼を、セルラーサービスから有線サービスへ切替える方法であって、
前記セルラーサービスは、セルラー回線網に含まれる移動交換局により与えられるサービスであり、前記有線サービスは、公衆電話回線網に含まれる電話局を介して与えられるサービスであり、前記セルラー回線網は、前記加入者の転送を処理するために、交換機能およびシグナリング機能と、当該加入者毎に複数の電話番号がリストされたルックアップテーブルとを有する固定−セルラー移動エージェントを含み、前記確立された電話呼は、前記固定−セルラー移動エージェントを介して最初に経路化されたものであり、前記方法は、
前記固定−セルラー移動エージェントにおいて、
前記確立された電話呼の呼接続を監視し、該電話呼の転送要求を検出する工程と、
前記加入者からの前記転送要求に応答して、前記移動交換局に接続された前記固定−セルラー移動エージェント内のルックアップテーブルから、前記電話呼において現在使用されていない該加入者の他の電話の電話番号を取得する工程と、
前記固定−セルラー移動エージェントから前記加入者の他の電話に対して、さらに別の呼接続を確立する工程と
を具えたことを特徴とする方法。 - 前記加入者の他の電話に対する前記別の呼接続を、前記最初に確立された電話呼の呼接続に対してブリッジする工程
をさらに具えた特徴とする請求項3記載の方法。
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