JP3956019B2 - 包装体 - Google Patents

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    • B65D85/00Containers, packaging elements or packages, specially adapted for particular articles or materials
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶葉やコーヒー粉等の嗜好用加工品の粉、鰹節の削り粉や煮干し等のだし原料、その他の抽出用原料が封入された包装体に関する。
【0002】
【従来の技術】
上述のような抽出用原料(以下、内容物と記する)からの抽出を行う包装体としては、内容物を収納する袋体を四角形で、且つ、扁平とし、この袋体を垂直状に吊り下げるティーバッグが多用されている。これに対し、特開平1−99975号公報及び特開平3−98870号公報には、抽出効率を向上させる包装体が記載されている。
【0003】
図17及び図18は特開平1−99975号公報に記載された包装体100を示し、四角形に裁断された2枚の包材の周囲をシールすることにより扁平状に成形された袋体110と、袋体110に取り付けられた吊り糸120とを備えている。吊り糸120は一端130が袋体110の一方の面の中央部分に固着されて他端が他方の面まで巻回されている。この吊り糸120の他端には、紙片等からなるタグ140が取り付けられており、この紙片140が袋体110の他方の面に軽く接着されている。
【0004】
使用時には、図18に示すように、タグ140を袋体110から剥離し、吊り糸120によって袋体110を水平状に吊り下げ、袋体110に対して湯を注ぐ。注がれた湯は内容物からの抽出を行い、下方の容器150に落下する。このとき、袋体110の下側の面が垂れ下がるため、湯と内容物との接触度合いが多くなり、良好な抽出を行うことができる。
【0005】
図19〜図20は、特開平3−98870号公報に記載された包装体200を示す。この包装体200はテトラ状に成形された袋体210と、袋体210に取り付けられた吊り糸220とからなり、吊り糸220はその一端が、袋体210の一の頂点又は、一の面の略中央部分に固着されている。230は吊り糸220の他端に取り付けられたタグである。
【0006】
図19はこの包装体200を外袋(図示省略)内に収納する形態を示し、テトラ状の袋体210が適宜、折り畳まれ、この折り畳み状態に対して、吊り糸220を巻回する。そして、タグ230を袋体210の外面に軽く接着することにより、吊り糸220が袋体210の折り畳み状態を保持し、外袋内への投入が行われる。
【0007】
抽出時においては、図20及び図21に示すように、タグ230を把持し、吊り糸220によって袋体210を吊り下げ、容器150内の湯に浸漬する。図20は袋体210の一頂点に吊り糸220の一端が固着された場合であり、三角形状の面が下側に位置している。図21は袋体210の一の面に吊り糸220の一端が固着された場合であり、一頂点が下側に位置している。これらのいずれの場合も、袋体210がテトラ状のため、内部空間が広くなって、内容物と湯との接触度合いが多くなり、良好な抽出を行うことができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
図17及び図18に示す従来の包装体100は、袋体110が扁平のため、外袋内への収納を円滑に行うことができる。しかしながら、この包装体100は、袋体110が上下の2面によって形成されているため、袋体110内の空間が狭くなっている。このため袋体110内への内容物の充填量に限界があると共に、内容箱が袋体110内で移動できる量が充分ではなく、抽出時に内容物と湯の接触が不充分となる。これらにより、この包装体100は依然として、充分な抽出ができない問題を有している。
【0009】
図19〜図21に示す従来の包装体200は、袋体210がテトラ状空間であり、広い空間のため、充分な量の内容物を充填することができる。ところが、この包装体200は、折り畳み状態が嵩張っているため、外袋と引っ掛かり易く、外袋内への収納が難しい問題がある。又、折り畳み状態では図19に示すように、吊り糸220によって単に丸められた不規則な外形となっている。このため外観が劣化し、外袋からの取り出し時に見苦しく、商品価値が低下している。
【0010】
さらに、従来の包装体100、200はいずれも、吊り糸120、220が袋体110、210の外面に巻回されているため、吊り糸120,220が袋体110、210の外形寸法に応じた長さとなり、充分に長くすることができない。このため抽出時に吊り糸120、220が容器150内に落ち込み易い不都合を有している。この場合、吊り糸を袋体に2重、3重に巻回して充分な長さを確保することが考えられるが、包装体としての外観が劣化するばかりでなく、外袋への収納時に吊り糸が外袋と引っ掛かり易く、さらには包装体の製造ラインで2重、3重に巻回することが難しく、実用的ではない。
【0011】
本発明はこのような従来の問題点を考慮してなされたものであり、充分量の内容物を充填できると共に、内容物からの抽出効率も良好であり、しかも嵩張ることなく外袋への収納を円滑に行うことができ、さらには外観も向上した包装体を提供することを目的とする。
【0012】
又、本発明はこれに加えて、吊り糸の長さを充分に確保できる包装体を提供することを目的とする。
【0018】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明の包装体は、上面及び下面を連設する側面に折曲部が形成されて側面が折り畳まれた通液性及び可撓性を有した袋体と、この袋体の上面又は下面に一端が固着され、他端が袋体の上面又は下面に剥離可能に係着された少なくとも一の吊り糸とを備えており、前記吊り糸の中間部分は、袋体の側面の前記折り畳み部分に沿うように折り畳み部分に折り込まれながら袋体の外面に巻回されていることを特徴とする。
【0019】
この構造では、吊り糸が袋体の側面の折曲部に沿って袋体に巻回されている。すなわち、吊り糸は袋体の上面及び下面のみならず、袋体の側面の折り畳み部分に沿って巻回されるものである。このため吊り糸の全長が長くなり、吊り下げ時に容器内に落ち込むことがなくなると共に、袋体に2重、3重に対して巻回する必要がなくなる。
【0020】
以上の包装体においては、側面を袋体の上面及び下面の面内の方向に折り畳んでも良く、上面及び下面の面外の方向に折り畳んでも良い。
【0021】
又、袋体の上面及び下面を多角形としても良く、曲線状のコーナー部を有した多角形としても良く、さらには曲線で囲まれた外形々状としても良い。後者二つの形状とすることにより、袋体内での内容物の引っ掛かりがなくなり、滞留することがないため、内容物が袋体内で円滑に移動し、抽出効率が向上する。
【0022】
【発明の実施の形態】
図1〜図5は本発明の第1の実施形態を示す。この包装体1は袋体2と、袋体2内に封入された内容物3(図3参照)とを有している。
【0023】
袋体2は液体が通過可能な通液性及び折り畳みや展開が可能な可撓性を有した材質の包材が使用される。この通液性及び可撓性を有した包材としては、合成樹脂糸編成の網目体、不織布、ナイロン紗、その他のものを選択できる。この包材は長尺なシート状で供給され、折り込み、シール、切断することにより、図示の形状に成形される。
【0024】
袋体2は図3に示すように、上面4及び下面5が対向すると共に、上面4及び下面5を左右の側面6、6によって連設することによって形成されている。この実施形態では、上面4及び下面5が横長の六角形状に成形されており、左右の側面6、6はこの上面4及び下面5を袋体2の長さ方向で連設している。すなわち、図1及び図2に示すように、袋体2の長さ方向の両端部2a、2bにおいては、上面4、下面5及び側面6が一体となっているが、この両端部2a、2bの間では、側面6が上面4及び下面5の面内の方向に折り込まれた状態となっている。
【0025】
図1〜図3において、7は側面6を折り込むための折曲部である。この折曲部7は各側面6のそれぞれの略中央部分に位置すると共に、袋体2の長さ方向に沿って直線状に形成されている。左右の側面6はかかる折曲部7を境として上下に折り畳まれる。15は側面6に形成された折り畳み部である。このような折り畳みによって、上面4及び下面5が側面6を介して重なり合い、これにより袋体2が薄い扁平状となることができる。
【0026】
このような包装体1は、内容物3の酸化や香りの揮散を防止するため、ガスバリヤ性の外袋8(図1参照)内に収納され、外気と遮断される。この外袋8内への収納は、図1に示すように、側面6が折り畳まれた状態で行われる。かかる側面6の折り畳み状態では、袋体2の全体が扁平となって、嵩張っていないため、外袋8との引っ掛かりがなくなり、外袋8への収納を円滑に行うことができる。
【0027】
又、側面6の折り畳み状態では、上面4及び下面5が完全に重なり合った整った形状となっている。このため袋体1の外観が向上しており、外袋8を開封して取り出したときの興趣性が向上し、商品価値も増大する。
【0028】
図4は、この実施形態の抽出状態を示す。コップ等の容器9に、折り畳み状態の袋体2を投入して湯10を注ぐか、あるいは湯10が入っている容器9に折り畳み状態の袋体2を投下する。これらの操作によって袋体2内に湯が侵入して、内部の内容物3に吸収され、内容物3が膨潤する。この膨潤した内容物3の重量及び袋体2が湯と接触することによる包材の熱膨張や弛みの相互作用あるいは一方の作用によって、折り畳み状態から側面6が伸び、上面4及び下面5が相互に離反した展開状態となる。
【0029】
かかる展開状態では、袋体2の内部が広い空間となり、この空間内で内容物3が湯と接触するため、抽出効率が良く、短時間で抽出することができる。また、このことは展開によって広くなる空間に内容物を予め、充填することであり、これにより袋体2への内容物の充填量を増大させることができ、充分な量の内容物の充填が可能となる。ここで、内容物3としては、緑茶、紅茶、ウーロン茶等の茶葉やコーヒー粉、削り節、だし昆布、煮干し等の原料、煎じ薬等の医薬品、その他の抽出用原料が使用されるものである。
【0030】
以上の抽出時には、スプーン等によって湯10を攪拌することもなされ、これにより、攪拌流が容器9内に発生する。この実施形態では、上述のように袋体2の内部空間が広がっているため、この広い内部空間内を内容物3が自由に移動できる。このため、内容物3と湯との接触度合が増え、抽出効率がさらに向上する。
【0031】
図5は攪拌流が及ぼす作用を示す。この実施形態では、袋体2が横長六角の多角形となっており、それぞれのコーナー部11が90度を超えた鈍角となっている。このためコーナー部11が内容物の移動を遮ることがなく、内容物3がコーナー部11に引っ掛かかたり、コーナー部11で停滞することなく、攪拌流12と共に、袋体2内を円滑に、回り運動することができる。従って、攪拌による抽出効率を、さらに確実に向上させることができる。
【0032】
図6〜図8は本発明の第2の実施形態を示す。この実施形態において、袋体2は第1の実施形態と同様に、横長六角形の上面4及び下面5と、これらを連設する側面6とを有している。又、側面6には折曲部7が形成されることにより、上面4及び下面5の面内の方向に折り畳まれており、第1の実施形態と同様な作用を有している。
【0033】
この実施形態では、これらに加えて、吊り糸20が配置されている。吊り糸20は、その一端21が超音波溶着、熱溶着等によって袋体2の上面4の略中央部分に固着されている。
【0034】
この吊り糸20の他端には、紙片、プラスチック片等からなるタグ22が取り付けられており、このタグ22が袋体2の上面4に剥離可能に係着されている。かかる係着は、タグ22の下面にホットメルト接着剤を塗布し、このホットメルト接着剤を感熱させて接着力を発現させることにより行うことができるが、他の手段であっても良い。
【0035】
これらの固定端21及びタグ22の間における吊り糸20の中間部分は、袋体2の外面に巻回されるが、単に外周部分に巻回されるだけでなく、側面6の折り畳み部分に沿って巻回されるものである。図6及び図7は、この吊り糸20の巻回状態を示す。袋体2の側面6は、折曲部7を介して上面4及び下面5の面内の方向に折り畳まれた折り畳み部15を有している。一端21が袋体2の上面4の略中央部分に固着された吊り糸20は、上面4に沿った後、片側(図7において右側)の側面6の折り畳み部15に沿って配置され、さらに、下面5に沿って伸びている。吊り糸20は、この下面5の終端から、他側(図7において左側)の側面の折り畳み部15に沿った後、上面4に回り込み、他端のタグ22が上面4に係着されている。
【0036】
このように、吊り糸20が袋体2の上面4及び下面5のみならず、側面6の折り畳み部15に沿って配置された構造では、袋体の外面に単に巻回された場合と比べて、折り畳み部15に相当した分だけ、長くなる。従って、吊り糸20を充分に長くでき、抽出時に容器9内に落ち込むことがなく、振盪等の抽出操作を確実に行うことができる。又、このように長くした場合であっても、吊り糸20が折り畳み部15に沿っているため、袋体2から離れることがないコンパクトの状態となっている。このため、外袋への収納の際に、吊り糸20が外袋に絡むことがなく、円滑な収納ができると共に、吊り糸20の冗長感がなく、まとまりのあるデザインとすることができる。
【0037】
図8はこの実施形態の抽出状態を示す。タグ22を袋体2から引き剥がして、袋体2を吊り下げ、容器9内の湯10に浸漬するか、湯を袋体2に注ぐ。これにより、袋体2内の内容物3が膨潤するため、その重量が大きくなり、折り畳まれている側面6が伸びて、袋体2が立体的に膨張し、袋体2の内部空間が広がる。従って、第1の実施の形態と同様に、内容物3と湯10との接触度合いが多くなると共に、袋体2内での内容物の移動が円滑となり、抽出効率が向上する。
【0038】
図9及び図10は袋体2を吊り下げる吊り下げ用部材の各例を示す。図9においては、プラスチック棒等の硬質のステッィク25を使用するものであり、スティック25の一端26が袋体2の上面4の略中央部分に固着されている。この硬質のスティック26を使用することにより、袋体2とスティック26とが強く連結され、振盪を袋体2に直かに伝達することができる。このため、袋体2の振盪を効率良く行うことができるメリットがある。
【0039】
図10は、タグ22を有した2本の吊り糸20を袋体2に取り付けたものであり、2本の吊り糸のため、袋体2を安定、且つ確実に吊り下げることができる。従って、内容物を多く充填した大容量の袋体2に使用することにより、その吊り下げ及び振盪を無理なく行うことができる。なお、吊り糸20を1本とし、その両端を袋体2に固着しても、図10と同様に作用することができ、吊り糸20を3本以上、取り付けても良い。
【0040】
図11は、袋体2の折り畳みの別例を示す。袋体2の上面4及びと下面5が正方形又は長方形からなる四角形となっており、この上面4及び下面5の左右両側が側面6によって連設されている。各側面6は折曲部7を有しており、折曲部7によって二つ折りに折り畳まれている。この折り畳みは上面4及び下面5が重なるようになされるが、側面6はこれらが重なり合う面よりも外方の方向に向かって折り畳まれている。
【0041】
すなわち、この折り畳みは側面6がフラップ状となって上面4及び下面5の面外の方向に突出するようになっている。このように面外の方向に折り畳まれた場合でも、折り畳み時の袋体2の幅が広くなるだけであって、嵩張ることのない薄い扁平状であり、しかも整った外形とすることができ、外袋への収納の邪魔となることがない。また、抽出時においては、折り畳まれている側面6が円滑に伸びるため、袋体2内の空間が大きくなり、抽出効率を増大させることができる。
【0042】
図12〜図16は袋体2の平面形状、すなわち上面4(又は下面5)の、さらに別の変形例をそれぞれ示す。なお、これらの場合にも、上述と同様に上面4と及び下面5は折り畳み状の側面6によって連設されるものである。
図12及び図13は袋体2の上面4(及び下面5)が四角形となっているが、4隅のコーナー部30が曲線によって切除された形状となっている。より具体的には、図12では、上面4の外側からの円弧によって切除された内側弧状の曲線となっており、図13では、上面4の内側からの円弧によって切除された外側弧状の曲線となっている。このように、コーナー部30を曲線状とすることにより、袋体2の内の内容物3がコーナー部30に引っ掛かって停滞することなく、円滑に移動することができる。このため、内容物3との接触度合いが多くなり、抽出効率を増大させることができる。
【0043】
図14は袋体2の上面4が円形となっており、図15は円形が連設されたダルマ形となっている。又、図16は上面4が長円となってる。これらの形状は、上面4が曲線で囲まれた外形となるものであり、袋体2内の内容物3が引っ掛かることなく、円滑に移動できる。このため、これらの形状によっても、抽出効率を増大させることができる。
【0044】
以上の実施形態では、側面6を折り畳むための折曲部7を1本としたが、各側面に2本以上形成して、側面6を蛇腹状に折り畳んでも良い。
【0045】
【発明の効果】
本発明は、袋体の上面及び下面を側面によって連設すると共に、側面に折曲部を形成して袋体を折り畳み状態とするため、袋体が扁平となって嵩張ることがなく、外袋への収納を円滑に行うことができると共に、整った外形となって外観が向上する。又、袋体の収容々積を大きくできるため、内容物の充填量を増加させることができる。さらには、内容物が袋体内で円滑に移動でき、抽出効率が向上する。
【0046】
本発明では、上述した袋体に吊り下げ用部材を取り付けることにより、袋体を吊り下げることができる。このため抽出操作を簡単に行うことができる。
さらに、本発明では、側面の折り畳み部分に沿って吊り糸を袋体の外面に巻回することにより、吊り糸を充分に長くでき、抽出時に吊り糸が容器内に落ち込むことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の折り畳み状態の斜視図である。
【図2】第1の実施形態の展開途中の斜視図である。
【図3】第1の実施形態の折り畳み状態の断面図である。
【図4】第1の実施形態の抽出状態の斜視図である。
【図5】第1の実施形態の内容物移動を示す平面図である。
【図6】本発明の第2の実施形態の折り畳み状態の斜視図である。
【図7】第2の実施形態の折り畳み状態の断面図である。
【図8】第2の実施形態の抽出状態の斜視図である。
【図9】吊り下げ用部材を取り付けた袋体の一例の斜視図である。
【図10】吊り糸を複数設けた袋体の斜視図てある。
【図11】袋体の折り畳みの別例を示す斜視図である。
【図12】袋体の平面形状の別例の平面図である。
【図13】袋体の平面形状の別例の平面図である。
【図14】袋体の平面形状の別例の平面図である。
【図15】袋体の平面形状の別例の平面図である。
【図16】袋体の平面形状の別例の平面図である。
【図17】従来の包装体の平面図である。
【図18】従来の包装体の抽出状態の斜視図である。
【図19】別の従来の包装体の斜視図である。
【図20】別の従来の包装体の抽出状態の斜視図である。
【図21】別の従来の包装体の他の抽出状態の斜視図である。
【符号の説明】
1 包装体
2 袋体
3 内容物
4 上面
5 下面
6 側面
7 折曲部
15 折り畳み部

Claims (6)

  1. 上面及び下面を連設する側面に折曲部が形成されて側面が折り畳まれた通液性及び可撓性を有した袋体と、
    この袋体の上面又は下面に一端が固着され、他端が袋体の上面又は下面に剥離可能に係着された少なくとも一の吊り糸とを備えており、
    前記吊り糸の中間部分は、袋体の側面の前記折り畳み部分に沿うように折り畳み部分に折り込まれながら袋体の外面に巻回されていることを特徴とする包装体。
  2. 前記側面が上面及び下面の面内の方向に折り畳まれていることを特徴とする請求項1記載の包装体。
  3. 前記側面が上面及び下面の面外の方向に折り畳まれていることを特徴とする請求項1記載の包装体。
  4. 前記袋体の上面及び下面が多角形の外形々状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の包装体。
  5. 前記袋体の上面及び下面が曲線状のコーナー部を有した多角形の外形々状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項記載の包装体。
  6. 前記袋体の上面及び下面が曲線からなる外形々状に形成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の包装体。
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