JP3954851B2 - 受信装置及び受信方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、音声信号又はオーディオ信号を符号化してパケットに格納しこのパケットを伝送するパケット通信システムにおける受信装置及び受信方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
音声信号を低レートで圧縮する音声符号化技術は、移動体通信における電波等の伝送路容量及び記録媒体の有効利用のために重要である。音声符号化技術の適用例として、ディジタル移動体通信における音声通話サービスがある。日本では、PDC(Personal DiGital Cellular)規格に基づいた移動体通信サービスが提供されている。また、欧州などではGSM(Global System For Mobile Communications)規格に基づいた移動体通信サービスが提供されている。これらは、基本的には有線系の回線交換方式と同様に送信側と受信側とで通信回線を確立し通話を成立させるものである。このため、音声データは、予め定められた時間間隔で同期がとれた状態で送受信が行われることになる。
【0003】
これに対し、音声信号を音声符号化により圧縮して得られたデータを小さなまとまりに分割して一つ一つを送受信して通信を成立させるパケット通信が存在する。パケットには、一般的には、音声データのほかに送信先のアドレス、データ全体の位置を表す位置情報及び制御情報などが付加されている。
【0004】
パケット通信においては、送信側と受信側で通信回線を成立させることがなく柔軟に経路選択が行なえるため、通信回線全体の効率化が行え、また、一装置に障害が出てもそこを迂回できるという利点もある。最近では、IP(Internet Protocol)によるパケット通信を用いて音声通話を行うVoIP(Voice over IP)が注目されてきている。この技術を利用すればインターネット上での音声通話が可能になる。
【0005】
パケット通信では、それぞれのパケットが辿る通信経路は必ずしも同一ではない。そのため、パケットは非同期に受信側に到着することになる。一方、音声を復号する音声復号装置は予め定められた時間間隔(これをフレーム周期と呼ぶ)にてデータを処理する。このため、非同期に到着するパケットをフレーム周期に同期させて音声復号装置にデータを送る処理が必要となる。一般的には、十分大きなサイズの受信バッファを用い、受信されたパケットを受信バッファで保持しつつ適切なタイミングでパケットの内のデータを復号化装置に与えられる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、パケット通信システムにおいては、パケットが辿る通信経路によっては時間が掛かり過ぎ、本来到着していなければならない時間までにパケットが到着しないことが起こりえる(これをパケットロスと呼ぶ)。このような時に、受信バッファのデータ(不定データ)を復号化装置に送ってしまうと、復号化装置の動作が不安定になりバースト的な異音が生じてしまう。一般的には、不定データを送るようなことはせずに、例えば1フレーム前のデータを保存しておきこれを復号化装置に送ることにより異音の発生を防ぐなどの方法が用いられる。しかし、このような方法を用いてもフレームの置き換えによるフレーム間の不連続が生じ、結果として信号品質を大きく損なう音声又は音が復号されてしまうという問題がある。
【0007】
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、パケット通信システムにおいて信号品質の劣化を防止することができる受信装置及び受信方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の受信装置は、非同期に入力されるパケットを一時的に記憶し予め定められたフレーム周期で前記パケットに含まれるデータを出力する受信装置において、非同期に入力される前記パケットを記憶し所定の時間間隔でデータを出力する受信バッファと、前記受信バッファから出力されるデータが有音を表すときに該データを一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記データが出力される度に1増加し、前記受信バッファの無音を表すパケットが廃棄される度に1減少するカウンタと、前記受信バッファにパケットが記憶されていない場合に前記記憶手段からデータを出力させて前記カウンタの値を1増加させ、前記受信バッファに無音を表すパケットが記憶されている場合に前記カウンタの値が0になるまで前記無音を表すパケットを廃棄させて前記廃棄させたパケットの数だけ前記カウンタの値を減少させる制御手段と、を具備する構成を採る。
【0009】
この構成によれば、受信バッファのパケット及び記憶手段のデータの状態の判定結果に基づいて前記データの出力、前記記憶手段の前記データの更新又は前記パケットの廃棄の処理をするから、パケット通信システムにおいて信号品質の劣化を防止することができる。
【0024】
本発明の受信方法は、非同期に入力されるパケットを一時的に記憶し予め定められたフレーム周期で前記パケットに含まれるデータを出力する受信装置の受信方法であって、非同期に入力される前記パケットを受信バッファに記憶し所定の時間間隔でデータを出力するステップと、前記受信バッファから出力されるデータが有音を表すときに該データを一時的に記憶手段に記憶するステップと、前記受信バッファにパケットが記憶されていない場合に前記記憶手段からデータを出力させてカウンタの値を1増加させ、前記受信バッファに無音を表すパケットが記憶されている場合に前記カウンタの値が0になるまで前記無音を表すパケットを廃棄させて前記廃棄させたパケットの数だけ前記カウンタの値を減少させるステップと、を具備するようにした。
【0025】
この方法によれば、受信バッファのパケット及び記憶手段のデータの状態の判定結果に基づいて前記データの出力、前記記憶手段の前記データの更新又は前記パケットの廃棄の処理をするから、パケット通信システムにおいて信号品質の劣化を防止することができる。
【0026】
【発明の実施の形態】
本発明の骨子は、非同期に入力されるパケットを保持する受信バッファと、出力されるデータを一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記データが出力された回数をカウントするカウンタと、前記受信バッファの状態と前記カウンタの値に基づいて前記受信バッファの前記パケット及び前記記憶手段の前記データの状態を判定する状態判定手段と、前記状態判定手段の判定結果に基づいて前記データの出力、前記記憶手段の前記データの更新又は前記パケットの廃棄の処理をする制御手段と、を具備することである。
【0027】
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
【0028】
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図である。
【0029】
受信装置100は、非同期に入力されるパケットを一時的に記憶し予め定められたフレーム周期で前記パケットに含まれるデータを出力するものである。受信装置100は、入力端子101、受信バッファ102、記憶装置103、カウンタ104、状態判定装置105、制御装置106、スイッチ装置107、108、廃棄装置109及び出力端子110を具備している。
【0030】
受信バッファ102は、入力端子101に接続されている。記憶装置103は、受信バッファ102に接続されている。カウンタ104は、記憶装置103に接続されている。状態判定装置105は、受信バッファ102及びカウンタ104に接続されている。制御装置106は、受信バッファ102、記憶装置103及び状態判定装置105に接続されている。スイッチ装置107の1つの入力端子107aは、受信バッファ102の出力端子に接続されている。スイッチ装置107の他の入力端子107bは、記憶装置103の出力端子に接続されている。スイッチ装置107の出力端子107cは、出力端子110に接続されている。また、スイッチ装置107は、制御装置106の出力端子に接続されている。スイッチ装置108の入力端子は、記憶装置103の出力端子に接続されている。スイッチ装置108の出力端子は、廃棄装置109の入力端子に接続されている。また、スイッチ装置108は、制御装置106の出力端子に接続されている。
【0031】
音声符号化装置(図示せず)は、音声信号を符号化してパケットに入れてこのパケットを伝送路を通じて伝送する。入力端子101は、音声符号化装置から送信されるパケットをアンテナ及びRF復調装置(図示せず)を介して受けて受信バッファ102に与える。
【0032】
受信バッファ102は、非同期に入力されるパケットを保持する。記憶装置103は、一定の条件の下に受信バッファ102に保持されたパケットに含まれるデータを一時的に記憶する。カウンタ104は、記憶装置103からデータが出力された回数をカウントする。
【0033】
状態判定装置105は、受信バッファ102の状態とカウンタ104の値に基づいて受信バッファ102の前記パケット及び記憶装置103のデータの状態を判定する。制御装置106は、状態判定装置105の判定結果に基づいてデータの出力、記憶装置103のデータの更新又はパケットの廃棄の処理をする。
【0034】
スイッチ装置107は、制御装置106からの制御信号を受けて受信バッファ102又は記憶装置103のデータを選択して出力端子110に与える。スイッチ装置108は、制御装置106からの制御信号を受けて記憶装置103のデータを廃棄装置109に与える。廃棄装置109は、記憶装置103のデータを廃棄する。
【0035】
次に、本発明の実施の形態1に係る受信信装置100の動作について、図1と共に図2を参照して詳細に説明する。図2は、本発明の実施の形態1に係る受信信装置100の動作を説明するためのフロー図である。
【0036】
図2において、nは図1における同期信号生成装置(図示せず)で生成される同期信号の番号を表す。同期信号は復号化装置装置(図示せず)の処理の時間単位(フレーム)に相当するので、同期信号の番号をフレーム番号と呼ぶことにする。また、Cntはカウンタ104の値を表すものとする。Cntは、記憶装置103に記憶されている過去のデータを出力した回数から受信バッファ102の内の無音をあらわすパケットを廃棄した回数を減じたものを表す。また、ここでいう同期信号の長さ(フレームの長さ又はフレーム長)を20msに想定して説明を行うが、この数値が本発明の範囲を限定するものでない。
【0037】
まず、フレーム番号nとカウンタ104の値Cntをゼロに設定し(ステップST201)、次に、受信バッファ102の状態とカウンタ104の値を参照し、受信バッファ102にn×Cnt(nとCntとの積)より時間的に古いパケットが存在するかを状態判定装置105により判定を行う(ステップST202)。受信バッファ102に該当するパケットが存在する場合に、パケットの全てを廃棄するようにスイッチ装置108をオンにして受信バッファ102のパケットを廃棄装置109に送って廃棄装置109においてパケットの廃棄を行う(ステップST203)。次に、状態判定装置105は、受信バッファ102にパケットが存在するかを判定する(ステップST204)。
【0038】
受信バッファ102にパケットが存在しないと判定された時、記憶装置103に記憶されている過去に出力されているデータを出力端子110から出力されるようにスイッチ装置107を接続し(ステップST205)、状態判定装置105からその情報を受けたカウンタ104はCntの値を1だけ加算し (ステップST206)、ステップST213に進む。ステップST204において受信バッファにパケットが存在すると判定された時、状態判定装置105はカウンタ104の値Cntを参照し、その値が0より大きいかどうかを判定する(ステップST207)。Cntが0より大きいと判定した時、状態判定装置105は受信バッファ102を参照し、受信バッファ102の内の時間的に一番古いパケットが有音を表すか無音を表すかを判定する(ステップST208)。一番古いパケットが無音を表すと判定された場合に状態判定装置105は受信バッファ102の最古のパケットを廃棄するようにスイッチ装置108を接続して当該パケットを廃棄装置109により廃棄を行う(ステップST209)。
【0039】
次に、状態判定装置105は、その情報をカウンタ104に送り、カウンタ104ではカウンタCntの値を1だけ減じ(ステップST210)、その後にステップST202に戻る。
【0040】
ステップST207でカウンタ値Cntが0の場合又はステップST208で受信バッファ102の最古のパケットが有音を表すと状態判定装置105が判定した場合、状態判定装置105は受信バッファ102の最古のパケットのデータを出力端子110から出力するようにスイッチ装置107を接続し(ステップST211)、記憶装置103に記憶されている過去のデータを当該データに更新する(ステップST212)。
【0041】
ステップST213では、フレーム番号nに1だけ加算して次のフレームの処理を行う準備をして、ステップST214で入力端子101から受信パケットが送られてきているかを判定し、送られてきている場合にはステップST202に進んで処理を継続する。ステップST214で入力端子102から受信パケットが送られてこない時に通信が終了したと判断され処理を終了する。
【0042】
次に、本発明の実施の形態1の動作及び効果について、図1及び図2と共に図3乃至図7を参照して説明する。
【0043】
受信バッファ102の状態と受信バッファ102に入力されるパケットの様子が図3に示されている。パケットは、時間に対する依存関係があり、アルファベットの順に出力されることが品質の良い音声を復号するために望ましい。ここで、フレーム番号nは同期信号で区切られる時間長(フレーム)の番号を表し、例えばフレーム長を20msとした時0〜20msはフレーム1と表し、20ms〜40msはフレーム2と表すものとする。受信バッファ102にはパケットAが保持された状態から開始し、フレーム番号nに応じて入力パケット、受信パケット及び出力データの処理の様子を説明するものとする。入力パケットでNPはそのフレーム時にパケットが到着しないこと(No Packet)を表し、同一フレームの番号に複数のパケットが存在する場合には、そのフレームで複数のパケットが到着した場合を表すものとする。また、パケットA〜Eは音声の存在する(有音)区間の符号化データを内在するパケットを表し、パケットF〜Hは音声信号の存在しない(無音)区間の符号化データを内在するパケットを表すものとする。
【0044】
この条件の下での従来方法による受信パケットと出力パケットの様子が図4に示されている。フレームn=1である時にパケットBが入力され、受信バッファ102に保持されているパケットAのデータが出力される。フレームn=2である時にパケットが到着せず(NP)、受信バッファ102に保持されているパケットBのデータが出力され、受信バッファ102は空になる。
【0045】
フレームn=3である時にもNPであり、受信バッファ102が空であるため前フレームで出力したデータを出力する。これは、パケットロスによる品質劣化を防ぐための基本的な補償法である。
【0046】
次に、フレームn=4である時にパケットCが到着するが、当該パケットCは出力されるべき時間に間に合わずに到着したものであるため廃棄され、前フレームで出力したデータを出力する。
【0047】
フレームn=5である時にパケットE、Dが到着し、パケットDが出力されるべき時間に間に合わずに到着したものであるため廃棄され、パケットEのデータが出力される。フレームn=6である時にNPとなり、受信バッファ102が空であるため前フレームで出力したデータを出力する。フレームn=7である時にはパケットG、F、Hが到着するため、時間的に間に合わなかったパケットFが廃棄され、パケットGのデータが出力される。
【0048】
従来方法による出力データと本来望ましい理想的な出力データが図5に対比されている。図5を用いて理想的な出力データと従来法による出力データを比較すると、フレームn=3、4、6で誤り補償が動作し前フレームで出力したデータを出力しているため復号音声に品質劣化が生じる。また、フレームn=4とn=5の間、フレームn=6とn=7の間でデータ同士に時間的な不連続が生じており、これも品質劣化の要因となる。
【0049】
これに対し、本発明の実施の形態1における処理の様子が図6に示されている。フレームn=1である時にパケットBが入力され、受信バッファ102に保持されているパケットAのデータが出力され記憶装置103がパケットAのデータで更新される(ステップST204、ST207、ST211及びST212)。
【0050】
フレームn=2である時にNPとなり、受信バッファ102に保持されているパケットBのデータが出力され記憶装置103のデータがパケットBであるデータに更新される (ステップST204、ST207、ST211、ST212)。この時に、受信バッファ102は空になる。フレームn=3である時もNPとなり、受信バッファ102が空であるため記憶装置103に記憶されているデータBが出力されカウンタ104の値Cntに1だけ加算されCnt=1となる(ステップST204〜ST206)。
【0051】
フレームn=4である時にパケットCが到着する。パケットCは本来出力されるべき時間に間に合わず廃棄されるべきものであるが、本実施の形態1ではCnt>0であり当該パケットCが有音を表すため、当該パケットCを廃棄せずに当該パケットCのデータを出力し記憶装置103のデータを当該パケットCのデータに更新する(ステップST204、ST207、ST208、ST211、ST212)。フレームn=5である時にパケットD、Eが到着する。パケットDは廃棄されるべきものであるが、本実施の形態1ではCnt>0であり当該パケットDが有音を表すため、当該パケットDを廃棄せずにパケットDのデータを出力し記憶装置103のデータをパケットDのデータに更新する(ステップST204、ST207、ST208、ST211、ST212)。
【0052】
フレームn=6である時にNPであるが、受信バッファ102にパケットEが存在しCnt>0であり、かつ、パケットEは有音を表すためパケットEのデータを出力し記憶装置103のデータをパケットEのデータ更新する(ステップST204、ST207、ST208、ST211、ST212)。フレームn=7である時にパケットG、F、Hが到着し、Cnt>0であり、かつ、受信バッファ102の最古のパケットFが無音を表すため、パケットFを廃棄しCntから1を減じ(ステップST204、ST207、ST208、ST209、ST210)、その後に新たに受信バッファ102とカウンタ104の値Cntに基づきパケットGのデータを出力し、記憶装置103のデータをパケットGのデータに更新する(ステップST204、ST207、ST211、ST212)。ステップST202〜ST203は、本実施の形態1における前記処理を有効に機能させるために必要な前処理である。
【0053】
本実施の形態1による出力パケットと本来望ましい理想的な出力パケットが図7に対比されている。図7に示すように、本実施の形態1による出力データはフレームn=4〜6で1フレームだけ遅れて出力される(遅延が生じる)。これは、本実施の形態1の特徴であり、本来廃棄されるパケットC、Dのデータが1フレーム分の時間的な猶予を与えることにより廃棄されることなく有効に利用されることを意味する。これにより、誤り補償を動作させる必要がなく品質の高い復号信号を得ることができる。また、誤り補償が動作しているフレームn=3とn=4の間のデータ同士の時間的な不連続が軽減されており、この効果も復号信号の品質改善の一因となる。その一方で、フレームn=4〜6で1フレームだけ遅延の生じる問題は信号の品質に大きな影響を与えることがなく、また,フレームn=7で無音パケットを廃棄することにより遅延を無くしているので信号の品質に大きな影響を与えることがない。
【0054】
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図面を参照して説明する。図8は、本発明の実施の形態2に係る受信装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態2においては、本発明の実施の形態1と同じ構成要素及び動作のステップには同じ参照符号が付されている。
【0055】
本発明の実施の形態2に係る受信装置800は、本発明の実施の形態1に係る受信装置100において、最大値制限装置801を追加してなる。すなわち、受信装置800は、入力端子101、受信バッファ102、記憶装置103、カウンタ104、状態判定装置105、制御装置106、スイッチ装置107、108、廃棄装置109、出力端子110及び最大値制限装置801を具備している。最大値制限装置801は、カウンタ104に接続されている。最大値制限装置801は、カウンタ104の値が予め定められた最大値Cnt_maxより大きくならないよう制限するものである。
【0056】
次に、本発明の実施の形態2に係る受信装置800の動作について、図2及び図8と共に図9を参照して説明する。図9は、本発明の実施の形態2に係る受信装置800の動作を説明するためのフロー図である。
【0057】
図9に示すように、本発明の実施の形態2に係る受信装置800の動作は、本発明の実施の形態1に係る受信装置100の動作を説明するためのフローにおいて、ステップST205とステップST206との間にステップST901を追加してなる。
【0058】
すなわち、受信バッファ102にパケットが存在しない時に(ステップST204)に記憶装置103に保持されているデータを出力し(ステップST205)、カウンタ104の値Cntが予め定められた最大値Cnt_maxを超えない時に限り値Cntに1を加算される(ステップST901、ステップST206)。このような制限を行うことにより、カウンタ104の値CntがCnt_maxを超えることがなくなる。
【0059】
本実施の形態2によれば、本実施の形態1の効果に加えて、カウンタ104の値CntがCnt_max以下になるよう制限されるため、音声復号化装置(図示せず)で復号される音声データの最大遅延がCnt_max×フレーム長以下になり、過度な遅延による音声通話の違和感を避けることができる。
【0060】
(実施の形態3)
次に、本発明の実施の形態3について、図面を参照して説明する。図10は、本発明の実施の形態3に係る受信装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態3においては、本発明の実施の形態1と同じ構成要素及び動作のステップには同じ参照符号が付されている。
【0061】
本発明の実施の形態3に係る受信装置1000は、本発明の実施の形態1に係る受信装置100において、修正装置1001を追加してなる。すなわち、受信装置1000は、入力端子101、受信バッファ102、記憶装置103、カウンタ104、状態判定装置105、制御装置106、スイッチ装置107、108、廃棄装置109、出力端子110及び修正装置1001を具備している。修正装置1001は、記憶装置103の出力端子とスイッチ装置107の入力端子107bとの間に接続されている。
【0062】
修正装置1001は、記憶装置103に記憶されているデータをそのまま出力するのではなく、データの全て又は一部を修正して出力端子110に与える。修正装置1001は、乱数を利用した周知の修正方法、又は、データの強さを示すパラメータを減衰する周知の修正方法等によりデータを修正する。
【0063】
次に、本発明の実施の形態3に係る受信装置1000の動作について、図2及び図10と共に図11を参照して説明する。図11は、本発明の実施の形態3に係る受信装置1000の動作を説明するためのフロー図である。
【0064】
図11に示すように、本発明の実施の形態3に係る受信装置1000の動作は、本発明の実施の形態1に係る受信装置100の動作を説明するためのフローにおいて、ステップST205の代わりにステップST1101を有するものである。
【0065】
すなわち、受信バッファ102にパケットが存在しない時に(ステップST204)記憶装置103に保持されているデータを修正して出力する(ステップST1101)。
【0066】
なお、本発明の実施の形態3は、本発明の実施の形態2に適用することができる。
【0067】
本発明の実施の形態3によれば、本発明の実施の形態1又は実施の形態2の効果に加えて、修正装置1001が、記憶装置103に記憶されているデータをそのまま出力するのではなく、データを修正するから、信号の品質の劣化を防止することができる。
【0068】
(実施の形態4)
次に、本発明の実施の形態4について、図面を参照して説明する。図12は、本発明の実施の形態4に係る受信復号化装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態4においては、本発明の実施の形態1と同じ構成要素及び動作のステップには同じ参照符号が付されている。
【0069】
本発明の実施の形態4に係る受信復号化装置1200は、本発明の実施の形態1に係る受信装置100において、復号化装置1201及び有音無音判定装置1202を追加してなる。すなわち、受信復号化装置1200は、入力端子101、受信バッファ102、記憶装置103、カウンタ104、状態判定装置105、制御装置106、スイッチ装置107、108、廃棄装置109、出力端子110、復号化装置1201及び有音無音判定装置1202を具備している。
【0070】
復号化装置1201の入力端子は、受信装置100の出力端子110に接続されている。復号化装置1201の出力端子は、出力端子1203に接続されている。有音無音判定装置1202は、復号化装置1201と状態判定装置105との間に接続されている。
【0071】
有音無音判定装置1202は、復号化装置1201からの復号化信号の情報を受けて復号化信号が有音信号であるか無音信号であるかを判定し判定結果を状態判定装置105に与える。制御装置106は、状態判定装置105の判定結果を次フレームの処理に利用する。
【0072】
次に、本発明の実施の形態4に係る受信復号化装置1200の動作について、図2及び図12と共に図13を参照して説明する。図13は、本発明の実施の形態4に係る受信復号化装置1200の動作を説明するためのフロー図である。
【0073】
図13に示すように、本発明の実施の形態4に係る受信復号化装置1200の動作は、本発明の実施の形態1に係る受信装置100の動作を説明するためのフローにおいて、ステップST208の代わりにステップST1301を有するものである。
【0074】
すなわち、受信バッファ102にパケットが存在する時に(ステップST204)、カウンタ104の値CntがCnt>0である時に(ステップST207)、(n−1)フレームで処理したデータが無音かを判断する(ステップST1301)。ステップST1301において(n−1)フレームで処理したデータが無音である時にステップST209において受信バッファ102の最古のパケットを廃棄する。また、ステップST1301において(n−1)フレームで処理したデータが無音でない時にステップST211において受信バッファ102の最古のパケットのデータを出力する。
【0075】
この場合に、これまでの実施の形態1〜3であれば受信バッファ102の最古のパケットが無音を表すかどうかで次の処理を決定していた。このような実施の形態1〜3では、パケットに含まれる情報から直接的に有音と無音を判定することができる時には有効である。例えば、パケットのヘッダにDTX情報が含まれる場合に、ここでは図示されない音声符号化装置が動作しないモードの時には無音を表すと考えることができる。また、パケットに含まれるデータからゲイン又はパワー情報が抽出できれば、当該ゲイン又はパワー値を基に有音信号又は無音の判定が行える。
【0076】
しかし、パケット情報から有音信号又は無音信号の判定が行えるとは限らず、そのような場合には本実施の形態4が有効である。
【0077】
なお、本発明の実施の形態4は、本発明の実施の形態2又は実施の形態3に適用することができる。
【0078】
本実施の形態4は、復号化装置1201で音声を復号する時のパラメータ又は復号化信号などを用いて有音信号又は無音信号の判定を有音無音判定装置1202で行い、その判定結果を次のパケット処理で用いる。
【0079】
このため、本実施の形態4によれば、本発明の実施の形態1、実施の形態2又は実施の形態3の効果に加えて、パケットから直接に有音信号又は無音信号の判定が行えない場合でも、パケットロスによる品質の劣化を防止することができる。
【0080】
(実施の形態5)
次に、本発明の実施の形態5について、図面を参照して説明する。図14は、本発明の実施の形態5に係る音声信号受信復号化装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態5においては、本発明の実施の形態1と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。
【0081】
図14に示すように、本発明の実施の形態5に係る音声信号受信復号化装置1400は、ネットワーク1401に接続されている受信装置100、音声復号化装置1402、及びDA変換装置1403及び出力装置1404を具備している。
【0082】
音声復号化装置1402の入力端子は、受信装置100の出力端子に接続されている。DA変換装置1403の入力端子は、音声復号化装置1402の出力端子に接続されている。出力装置1404の入力端子は、DA変換装置1403の出力端子に接続されている。
【0083】
受信装置100は、ネットワーク1401から符号化されたディジタルの符号化音声信号を受けてディジタルの受信音声信号を生成して音声復号化装置1402に与える。音声復号化装置1402は、受信装置100からのディジタルの受信音声信号を受けてこの受信音声信号に復号化処理を行ってディジタルの復号化音声信号を生成してDA変換装置1403に与える。DA変換装置1403は、音声復号化装置1402からのディジタルの復号化音声信号を変換してアナログの復号化音声信号を生成して出力装置1404に与える。出力装置1404は、電気的信号であるアナログの復号化音声信号を空気の振動に変換して音波1405として人間の耳に聴こえるように出力する。
【0084】
なお、本発明の実施の形態5は、受信装置100の代わりに受信装置800又は受信装置1000を有するように構成してもよい。また、本発明の実施の形態5は、受信装置100及び音声復号化装置1402の代わりに受信復号化装置1200を有するように構成してもよい。
【0085】
本発明の実施の形態5によれば、信号の品質の劣化を防止することができるから、良好な音声を出力することができる。
【0086】
(実施の形態6)
次に、本発明の実施の形態6について、図面を参照して説明する。図15は、本発明の実施の形態6に係る音声信号受信復号化装置の構成を示すブロック図である。本発明の実施の形態5においては、本発明の実施の形態1と同じ構成要素には同じ参照符号が付されている。
【0087】
図15に示すように、本発明の実施の形態6に係る音声信号受信復号化装置1500は、アンテナ1501、RF復調装置1502、受信装置100、音声復号化装置1503、DA変換装置1504及び出力装置1505を具備している。
【0088】
アンテナ1501は、電波1506としてのディジタルの符号化音声信号を受けて電気信号のディジタルの受信符号化音声信号を生成してRF復調装置1502に与える。RF復調装置1502は、アンテナ1501からの受信符号化音声信号を復調して復調符号化音声信号を生成して受信装置100に与える。
【0089】
受信装置100は、RF復調装置1502からの復調符号化音声信号を受けてディジタルの受信音声信号を生成して音声復号化装置1503に与える。音声復号化装置1503は、受信装置100からのディジタルの受信音声信号を受けてこの受信音声信号に復号化処理を行ってディジタルの復号化音声信号を生成してDA変換装置1504に与える。DA変換装置1504は、音声復号化装置1503からのディジタルの復号化音声信号を変換してアナログの復号化音声信号を生成して出力装置1505に与える。出力装置1505は、電気的信号であるアナログの復号化音声信号を空気の振動に変換して音波1507として人間の耳に聴こえるように出力する。
【0090】
なお、本発明の実施の形態6は、受信装置100の代わりに受信装置800又は受信装置1000を有するように構成してもよい。また、本発明の実施の形態6は、受信装置100及び音声復号化装置1503の代わりに受信復号化装置1200を有するように構成してもよい。
【0091】
本発明の実施の形態6によれば、信号の品質の劣化を防止することができるから、良好な音声を出力することができる。
【0092】
なお、本発明は、オーディオ信号を用いる受信装置、受信復号化装置又は音声信号復号化装置に適用することができる。また、本発明は、移動局装置又は基地局装置にも適用することができる。
【0093】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、受信バッファのパケット及び記憶手段のデータの状態の判定結果に基づいて前記データの出力、前記記憶手段の前記データの更新又は前記パケットの廃棄の処理をするから、パケット通信システムにおいて信号品質の劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図2】本発明の実施の形態1に係る受信装置の動作を説明するためのフロー図
【図3】本発明の実施の形態1の動作を説明するための図
【図4】従来の受信方法の動作を説明するための図
【図5】従来の受信方法による受信バッファのデータの状態と受信バッファのデータの理想的な状態を対比して示す図
【図6】本発明の実施の形態1に係る受信装置の動作を説明するための図
【図7】本発明の実施の形態1に係る受信装置の受信バッファのデータの状態と受信バッファのデータの理想的な状態を対比して示す図
【図8】本発明の実施の形態2に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図9】本発明の実施の形態2に係る受信装置の動作を説明するためのフロー図
【図10】本発明の実施の形態3に係る受信装置の構成を示すブロック図
【図11】本発明の実施の形態3に係る受信装置の動作を説明するためのフロー図
【図12】本発明の実施の形態4に係る受信復号化装置の構成を示すブロック図
【図13】本発明の実施の形態4に係る受信復号化装置の動作を説明するためのフロー図
【図14】本発明の実施の形態5に係る音声信号受信復号化装置の構成を示すブロック図
【図15】本発明の実施の形態6に係る音声信号受信復号化装置の構成を示すブロック図
【符号の説明】
100 受信装置
101 入力端子
102 受信バッファ
103 記憶装置
104 カウンタ
105 状態判定装置
106 制御装置
107、108 スイッチ装置
109 廃棄装置
110 出力端子
800 受信装置
801 最大値制限装置
1000 受信装置
1001 修正装置
1200 受信復号化装置
1201 復号化装置
1202 有音無音判定装置
1400 音声信号受信復号化装置
1401 ネットワーク
1402 音声復号化装置
1403 DA変換装置
1404 出力装置
1500 音声信号受信復号化装置
1501 アンテナ
1502 RF復調装置
1503 音声復号化装置
1504 DA変換装置
1505 出力装置

Claims (8)

  1. 非同期に入力されるパケットを一時的に記憶し予め定められたフレーム周期で前記パケットに含まれるデータを出力する受信装置において、非同期に入力される前記パケットを記憶し所定の時間間隔でデータを出力する受信バッファと、前記受信バッファから出力されるデータが有音を表すときに該データを一時的に記憶する記憶手段と、前記記憶手段から前記データが出力される度に1増加し、前記受信バッファの無音を表すパケットが廃棄される度に1減少するカウンタと、前記受信バッファにパケットが記憶されていない場合に前記記憶手段からデータを出力させて前記カウンタの値を1増加させ、前記受信バッファに無音を表すパケットが記憶されている場合に前記カウンタの値が0になるまで前記無音を表すパケットを廃棄させて前記廃棄させたパケットの数だけ前記カウンタの値を減少させる制御手段と、を具備することを特徴とする受信装置。
  2. 前記カウンタの値が予め定められた最大値より大きくならないように制限する最大値制限手段を有することを特徴とする請求項1に記載の受信装置。
  3. 前記記憶手段から前記データを出力する時に前記データの強さを示すパラメータを減衰させるように前記データを修正する修正手段を有することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の受信装置。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の受信装置と、前記受信装置から出力されたデータを復号して復号化信号を得る復号化装置と、前記カウンタの値が1以上の時に前記復号化信号が有音か無音かを判定する有音無音判定装置と、を具備し、前記制御手段は、前記復号化信号が無音である場合に前記受信バッファに記憶されている最古のパケットを廃棄させることを特徴とする受信復号化装置。
  5. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の受信装置又は請求項4に記載の受信復号化装置を具備することを特徴とする音声信号受信復号化装置。
  6. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の受信装置又は請求項4に記載の受信復号化装置を具備することを特徴とする移動局装置。
  7. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の受信装置又は請求項4に記載の受信復号化装置を具備することを特徴とする基地局装置。
  8. 非同期に入力されるパケットを一時的に記憶し予め定められたフレーム周期で前記パケットに含まれるデータを出力する受信装置の受信方法であって、非同期に入力される前記パケットを受信バッファに記憶し所定の時間間隔でデータを出力するステップと、前記受信バッファから出力されるデータが有音を表すときに該データを一時的に記憶手段に記憶するステップと、前記受信バッファにパケットが記憶されていない場合に前記記憶手段からデータを出力させてカウンタの値を1増加させ、前記受信バッファに無音を表すパケットが記憶されている場合に前記カウンタの値が0になるまで前記無音を表すパケットを廃棄させて前記廃棄させたパケットの数だけ前記カウンタの値を減少させるステップと、を具備することを特徴とする受信方法。
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