JP3952704B2 - 自動車のサスペンションクロスメンバ構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は、ダブルウイッシュボーン形式のリヤサスペンションにおけるサスペンションアームの車体内方側の端部を揺動自在に支持するサスペンションクロスメンバを備えたような自動車のサスペンションクロスメンバ構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、上述例の自動車のサスペンションクロスメンバ構造としてはドイツ登録明細書第19615207号(DE19615207C1)に記載の構造がある。
すなわち、図8、図9にその構造の片側のみを示すように、リヤサスペンションフレーム91に前端弾性マウント92、中間弾性マウント93、後端弾性マウント94の合計3個の弾性マウントを配置し、これら片側3個の弾性マウント92,93,94を図8に示すように平面視で車両前後方向に延びるライン95上に一直線上に配列させると共に、図9に示すように側面視で各弾性マウント92,93,94を結ぶ直線96,97,98が三角形を構成するように配列したものである。
【0003】
従前の両側で4個の弾性マウントを用いてサスペンションクロスメンバを車体に支持すると、付勢される入力荷重を4点で支えるので、弾性マウントには、ある程度のバネ定数が必要となり、バネ定数が高くなるが、図8、図9に示すように、片側3個、すなわち、両側で6個の弾性マウントを用いると、これら弾性マウント92,93,94のバネ定数を低くすることができて、乗り心地を向上させることができると共に、マウント数の増加により図9に示すように三角形の面で荷重を受けることができるので、横剛性の向上を図ることができる。
【0004】
特に、弾性マウント92,93,94を図8に示す如くライン95上に一直線に配列すると、上下荷重入力時に弾性中心がライン95上に位置し、不要なモーメントが発生しないので剛性が良好となる。要するに、図8、図9に示す従来構造のものは乗り心地の向上と、操縦安定性との両立を図ることができる。
【0005】
ところで、上述のサスペンションクロスメンバ構造を備えた車両において、リヤデファレンシャルのワインドアップ振動を防止し、発進、加速性能を向上させる目的で、エンジンおよびトランスミッションからなるパワーユニット、リヤデファレンシャルとの間を、リジットに連結するパワープラントフレーム(いわゆるPPF)を設けた場合には、次のような問題点が発生する。
【0006】
すなわち、上述のパワープラントフレームはワインドアップを防止することができる反面、このパワープラントフレームの作用によりエンジンのロール力がリヤデファレンシャルに伝達され、リヤデファレンシャルを中心としてリヤサスペンションフレーム91が上下方向に動かされるという問題がある。
【0007】
また、上述のパワープラントフレームの採用に伴うエンジンロールがサスペンションクロスメンバに作用した場合の振動は、左右のライン95,95間のスパンつまりデファレンシャルの中心から左右のそれぞれの弾性マウントまでのスパンが長い程、弾性マウント位置での上下変位が大きくなるため、この問題は顕著となる。一方で、この振動力を抑制するためにスパンを小さくすると、サスペンションから入力される力に対して変位量が大きくなって、振動の増大、横剛性の低下にともなう操安性の低下が生じる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
この発明は、パワーユニットとデファレンシャルとの間にパワープラントフレームを設ける一方、サスペンションクロスメンバを車体に対して支持する両側にそれぞれ前後方向に3点づつ配置された弾性マウントを設け、片側3個の弾性マウントを平面視で前端および後端に配設された各弾性マウント間を結ぶ直線に対して、中間の弾性マウントを車体内方側に配設することで、パワープラントフレームの作用に伴うエンジンロールがサスペンションクロスメンバに作用した際の振動を低減することができると共に、操安性の低下を抑制することができ、しかも、上記中間および後端の弾性マウントを側面視でほぼ同一水平面上に設ける一方、前端の弾性マウントを、上記水平面より車体下方側に位置するように設けたことで、ほぼ同一水平面上に位置する中間および後端の弾性マウントでエンジンからの振動を受け、上記水平面より車体下方側に位置する前端の弾性マウントが配設された部分のねじれを許容して、この前端の弾性マウントのバネ定数低下を図って、乗り心地の向上を図ることができ、また前端の弾性マウントのバネ定数低下によりロードノイズの伝達を良好に防止することができる自動車のサスペンションクロスメンバ構造の提供を目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
この発明による自動車のサスペンションクロスメンバ構造は、ダブルウイッシュボーン形式のサスペンションにおけるサスペンションアームの車体内方側の端部を揺動自在に支持するサスペンションクロスメンバを備えた自動車のサスペンションクロスメンバ構造であって、パワーユニットとデファレンシャルとの間にパワープラントフレームが張架される一方、上記サスペンションクロスメンバを車体に対して支持する両側にそれぞれ前後方向に3点づつ配置された弾性マウントを備え、上記弾性マウントは平面視で前端および後端に配設された各弾性マウント間を結ぶ直線に対して、中間の弾性マウントが車体内方側に配設され、上記中間および後端の弾性マウントは側面視でほぼ同一水平面上に設けられる一方、前端の弾性マウントは上記水平面より車体下方側に位置するように設けられたものである。
【0010】
上記構成のサスペンションアームは、アッパアームとロアアームとで構成することができる。また上記構成のサスペンションクロスメンバはフロントクロスメンバと、リヤクロスメンバと、左右のサイドクロスメンバとを組合わせて構成してもよい。
【0011】
上記構成によれば、弾性マウントを片側3点、両側で6点化することにより、弾性マウントのバネ定数を低くすることができて、乗り心地の向上を図ることができると共に、マウント数の増加により、横剛性の向上を図ることができる。
また前端、中間、後端の各弾性マウントが平面視で三角形状に配設されるので、固有振動数が向上し、デフ振動の軽減、クロスメンバの軽量化が図れる。
【0012】
さらに、中間の弾性マウントが車体内方側に配設されているので、左右の中間弾性マウント間のスパンが短くなり、この結果、パワープラントフレームの作用にともなうエンジンロールがサスペンションクロスメンバに作用した際のショック、振動を軽減することができると共に、操安性の低下を抑制することができる。
【0013】
しかも、上記中間および後端の弾性マウントは側面視でほぼ同一水平面上に設けられる一方、前端の弾性マウントは上記水平面より車体下方側に位置するように設けられたものであるから、ほぼ同一水平面上に位置する中間および後端の弾性マウントでエンジンからの振動を受け、上記水平面より車体下方側に位置する前端の弾性マウントが配設された部分のねじれを許容して、この前端の弾性マウントのバネ定数低下を図って、乗り心地の向上を図ることができる。また前端の弾性マウントのバネ定数低下によりロードノイズの伝達を良好に防止することができる。
【0014】
この発明の一実施態様においては、上記前端の弾性マウントの下部には、該下部から車外方向前方に向けて延びるブラケットが設けられたものである。
【0015】
【実施例】
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面は自動車のサスペンションクロスメンバ構造を示し、図1において、車両前部にエンジン1と変速機2とを備えたパワーユニット3を配設し、車両後部に減速装置としてのリヤデファレンシャル装置4を配設し、変速機2の出力軸5とリヤデファレンシャル装置4のドライブピニオン等の入力軸との間を、プロペラシャフト6で連結している。
【0016】
つまり、FR(フロントエンジン・リヤドライブ、前部機関後輪駆動)方式の駆動系を構成し、エンジン1の回転力を、変速機2、プロペラシャフト6、リヤデファレンシャル装置4に伝達して、アクスルシャフト7,7を介して後輪を駆動すべく構成している。なお、図中、8,9はユニバーサルジョイントである。
【0017】
車両前後に離間して配設されたパワーユニット3とリヤデファレンシャル装置4との間に張架され、車両前後方向に延びるパワープラントフレーム10を設けている。
【0018】
このパワープラントフレーム10は、エンジン駆動系からのロール方向の動きを許容する一方、リヤデファレンシャル装置4のワインドアップを防止するフレームで、曲げ剛性が強く、ねじりに対して柔軟性を有するように構成されている。
【0019】
この実施例では、上述のパワープラントフレーム10における主要部は図2の(a)に示すように閉断面構造に形成され、ミッションケースおよびデフハウジングに対する前後の取付け部は図2の(b)に示すようにコの字状に形成されている。
【0020】
図3は図1の要部拡大平面図であって、左右の後輪を独立懸架するダブルウィッシュボーン形式のリヤサスペンション11は同図および図4、図5に示すように構成されている。
【0021】
すなわち、このリヤサスペンション11は左右ほぼ対称に構成されており、前後のロアアーム12,21と、このロアアーム12,21よりもアーム長が短い前後のアッパアーム13F,13Rとから成るサスペンションアームと、フロントクロスメンバ14(図6参照)と、リヤクロスメンバ(図7参照)15と、左右のサイドクロスメンバ16,16とを、平面視で方形枠状に組合わせたサスペンションクロスメンバとを備えている。
【0022】
上述のサスペンションクロスメンバは、ロアアーム12,21およびアッパアーム13F,13Rの車体内方側の端部を揺動自在に支持するメンバである。
アッパアーム13F,13Rよりもアーム長が長い後部のロアアーム12は、ホイールサポート17(車輪支持部材)の後方延長部17a(図 4 参照)とリヤクロスメンバ15の下部との間にロアアームブッシュを用いて枢支されている。一方、図4に底面図で示すようにホイールサポート17の下方延長部17cとサイドクロスメンバ16の前部下面との間には前部のロアアーム21を枢支している。
【0023】
また、上述のアッパアーム13F,13Rの車体外方側の端部はボールジョイント18を介してホイールサポート17の上方延長部17bに取付けられ、アッパアーム13F,13Rの車体内方側の端部は支持ブッシュ19(アッパアームブッシュ)およびブラケット20を介してサイドクロスメンバ16の前後に枢支されている。
【0024】
一方、ホイールサポート17の前方延長部17dと、サイドクロスメンバ16の前部上面との間にはコントロールリンク22を枢支している。
【0025】
また、リヤクロスメンバ15の背面部にブラケット23および保持具24を用いて、スタビライザ25を保持させている。このスタビライザ25は、ねじり剛性の抵抗により片輪のみのバンプ、リバウンド時にロール角を抑制するものである。
【0026】
さらに、ホイールサポート17の内方延長部17eとボディとの間には、図5に示すように、アッパシート26、ロアシート27、コイルスプリング28、ストラット29を備えたダンパ30を設けている。このダンパ30は図3に示すように平面視で前後のアッパアーム13F,13R間に位置する。
一方、図4に示すように、サイドクロスメンバ16の前部下面とリヤクロスメンバ15の前側の縦壁との間には補強メンバ31を斜交い状に張架している。
【0027】
ところで、図3に示すように左右のサイドクロスメンバ16,16にはサスペンションクロスメンバの全体を車体に対して支持する片側3点づつの弾性マウント32,33,34をそれぞれ前後方向に配置している。
【0028】
これらの弾性マウント32,33,34は、図3に平面図で示すように、平面から見て前端および後端に配設された各弾性マウント32,34間を結ぶ直線L1に対して、中間の弾性マウント33が車体内方側に位置するように配設され、左右の中間弾性マウント33,33間の車幅方向のスパン短縮を図っている。
【0029】
しかも、中間および後端に位置する弾性マウント33,34は車体前後方向に延びる車体中央線L2に対して略平行となるように車体前後方向に配設されている。
【0030】
ここで、上述のリヤクロスメンバ15、後部のロアアーム12、ダンパ30は中間の弾性マウント33と後端の弾性マウント34との間に位置するように設けられており、上述のリヤクロスメンバ15の前側の縦壁にはリヤデファレンシャル装置取付け用のブラケット35,35が設けられている。
【0031】
而して、上述のブラケット35,35にはデフマウント36,36を介してリヤデファレンシャル装置4が支持されている。一方、前述のエンジン1は図1に示すように、その左右両部から車幅方向外方に延びるブラケット37,37およびエンジンマウント38,38を介して車体に支持されている。
【0032】
上述のサイドクロスメンバ16は図3、図5に示すように平面から見て車幅方向内方側へ突出するように湾曲状に形成されると共に、その前部は車外方向に向けて斜め下方に延びるように形成されており、図5に側面図で示すように、中間弾性マウント33と後端弾性マウント34とは側面から見てほぼ同一水平面上に設けられる一方、前端の弾性マウント32は上述の水平面よりも車体下方側に位置するようにサイドクロスメンバ16の前端部に設けられている。
また、この前端の弾性マウント32の下部には該下部から車外方向前方に向けて延びるブラケット39が設けられている。
【0033】
このように、上記実施例の自動車のサスペンションクロスメンバ構造は、ダブルウイッシュボーン形式のサスペンションにおけるサスペンションアーム(ロアアーム12,21、アッパアーム13F,13R参照)の車体内方側の端部を揺動自在に支持するサスペンションクロスメンバ(クロスメンバ14,15,16,16参照)を備えた自動車のサスペンションクロスメンバ構造であって、パワーユニット3とリヤデファレンシャル装置4との間にパワープラントフレーム10が張架される一方、上記サスペンションクロスメンバ(クロスメンバ14,15,16,16参照)を車体に対して支持する両側にそれぞれ前後方向に3点づつ配置された弾性マウント32,33,34を備え、上記弾性マウントは平面視で前端および後端に配設された各弾性マウント33,34間を結ぶ直線L1に対して、中間の弾性マウント33が車体内方側に配設されたものである。
【0034】
この構成によれば、弾性マウント32,33,34を片側3点、両側で6点化することにより、弾性マウント32,33,34のバネ定数を低くすることができて、乗り心地の向上を図ることができる。
また前端、中間、後端の各弾性マウント32,33,34が平面視で三角形状に配設されるので、固有振動数が向上し、デフ振動の軽減、クロスメンバの軽量化が図れる。
【0035】
しかも、中間の弾性マウント33が車体内方側に配設されているので、左右の中間弾性マウント33,33間のスパンが短くなり、この結果、パワープラントフレーム10の作用にともなうエンジンロールがサスペンションクロスメンバ(クロスメンバ14,15,16,16参照)に作用した際の振動を軽減することができると共に、操安性の低下を抑制することができる。
【0036】
さらに、上記中間および後端の弾性マウント33,34は車体前後方向に延びる車体中央線L2に対して略平行となるよう車体前後方向に配設されたものである。
この構成によれば、特にエンジンロールがサスペンションクロスメンバ(クロスメンバ14,15,16,16参照)に作用した時、車体中央線L2と略平行に配設された中間弾性マウント33と後端弾性マウント34とで入力荷重を受けるので、ねじれの発生がなく、乗り心地の向上と、騒音低減とを図ることができる。
【0037】
そのうえ、上記中間の弾性マウント33と後端の弾性マウント34との間にリヤクロスメンバ15が設けられ、上記リヤクロスメンバ15にリヤデファレンシャル装置4が支持されたものである。
【0038】
この構成によれば、エンジン1からの振動力、特にエンジンロールがサスペンションクロスメンバ(クロスメンバ14,15,16,16参照)作用した時、この入力荷重を中間の弾性マウント33と後端の弾性マウント34との双方に分担させることができ、この結果、弾性マウント33,34のバネ定数を低くすることができ、乗り心地の向上と、操縦安定性の向上とを図ることができる。
【0039】
さらには、上記中間および後端の弾性マウント33,34は側面視でほぼ同一水平面上に設けられる一方、前端の弾性マウント32は上記水平面より車体下方側に位置するように設けられたものである。
【0040】
この構成によれば、ほぼ同一水平面上に位置する中間および後端の弾性マウント33,34でエンジン1からの振動を受け、上記水平面より車体下方側に位置する前端の弾性マウント32が配設された部分のねじれを許容して、この前端の弾性マウント32のバネ定数低下を図って、乗り心地の向上を図ることができる。また前端の弾性マウント32のバネ定数低下により、ロードノイズの伝達を良好に防止することができる。
【0041】
この発明の構成と、上述の実施例との対応において、
この発明のサスペンションアームは、実施例のロアアーム12,21およびアッパアーム13F,13Rに対応し、
以下同様に、
サスペンションクロスメンバは、各クロスメンバ14,15,16,16に対応し、
デファレンシャルは、リヤデファレンシャル装置4に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
【0042】
【発明の効果】
この発明によれば、パワーユニットとデファレンシャルとの間にパワープラントフレームを設ける一方、サスペンションクロスメンバを車体に対して支持する両側にそれぞれ前後方向に3点づつ配置された弾性マウントを設け、片側3個の弾性マウントを平面視で前端および後端に配設された各弾性マウント間を結ぶ直線に対して、中間の弾性マウントを車体内方側に配設するので、パワープラントフレームの作用に伴うエンジンロールが、サスペンションクロスメンバに作用した際の振動を低減することができると共に、操安性の低下を抑制することができる効果があり、しかも、上記中間および後端の弾性マウントを、側面視でほぼ同一水平面上に設ける一方、前端の弾性マウントを、上記水平面より車体下方側に位置するように設けたので、ほぼ同一水平面上に位置する中間および後端の弾性マウントでエンジンからの振動を受け、上記水平面より車体下方側に位置する前端の弾性マウントが配設された部分のねじれを許容して、この前端の弾性マウントのバネ定数低下を図って、乗り心地の向上を図ることができ、また前端の弾性マウントのバネ定数低下によりロードノイズの伝達を良好に防止することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のサスペンションクロスメンバ構造を備えた駆動系の平面図。
【図2】 パワープラントフレームの断面図。
【図3】 本発明の自動車のサスペンションクロスメンバ構造を示す平面図。
【図4】 サスペンションクロスメンバ構造の要部の底面図。
【図5】 サスペンションクロスメンバ構造の要部の側面図。
【図6】 フロントクロスメンバの正面図。
【図7】 リヤクロスメンバの背面図。
【図8】 従来のサスペンションクロスメンバ構造を示す部分平面図。
【図9】 従来のサスペンションクロスメンバ構造を示す側面図。
【符号の説明】
3…パワーユニット
4…リヤデファレンシャル装置
10…パワープラントフレーム
11…リヤサスペンション
12,21…ロアアーム(サスペンションアーム)
13F,13R…アッパアーム(サスペンションアーム)
14〜16…クロスメンバ(サスペンションクロスメンバ)
32〜34…弾性マウント
L1…直線
L2…車体中央線
Claims (2)
- ダブルウイッシュボーン形式のサスペンションにおけるサスペンションアームの車体内方側の端部を揺動自在に支持するサスペンションクロスメンバを備えた自動車のサスペンションクロスメンバ構造であって、
パワーユニットとデファレンシャルとの間にパワープラントフレームが張架される一方、上記サスペンションクロスメンバを車体に対して支持する両側にそれぞれ前後方向に3点づつ配置された弾性マウントを備え、
上記弾性マウントは平面視で前端および後端に配設された各弾性マウント間を結ぶ直線に対して、中間の弾性マウントが車体内方側に配設され、
上記中間および後端の弾性マウントは側面視でほぼ同一水平面上に設けられる一方、
前端の弾性マウントは上記水平面より車体下方側に位置するように設けられた
自動車のサスペンションクロスメンバ構造。 - 上記前端の弾性マウントの下部には、該下部から車外方向前方に向けて延びるブラケットが設けられた
請求項1記載の自動車のサスペンションクロスメンバ構造。
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