JP3947934B2 - 椅子、特に事務用椅子 - Google Patents

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Description

(技術分野)
本発明は椅子に関し、特に、垂直支柱上に保持されるキャリア本体と、このキャリア本体のひざ側に配置されて座る向きに対して横方向の旋回軸を形成するように配置される第1ジョイント部と、少なくとも1つのばね要素の復帰力に抗して前記第1ジョイント部の回りに旋回可能な座席キャリアと、第2ジョイント部によって座席キャリアと連結して作動する背もたれキャリアとを備え、さらにこの背もたれキャリアが、キャリア本体に対して着席方向へ向けられる旋回運動のために、第3ジョイント部によってキャリア本体に連結するようにした、高さおよび傾きを調整可能な事務用の椅子に関する。
(背景技術)
上記の種類の事務用椅子は、ヨーロッパ特許第539,733号によって公知であり、この特許では、背もたれキャリアと一体の座席キャリアが、伸長アーム形状のキャリア本体に対して、背もたれキャリアと共に調整できるようになっており、この背もたれキャリアは、下側に位置する角形状の一部材を用いて、座席座席キャリアの下側で係合し、かつ旋回運動の際に巻上げ及び巻戻される帯状連結部材によって座席キャリアと連結している。そして、椅子の後方への傾斜動作により、背もたれキャリアが低くなり、同時に、座席キャリアがひざ側の長孔を案内にして前方に移動すると共にその後方が低くなる。
また、背もたれ側のキャリア本体の一部に第1走路が設けられており、この第1走路は波形状に配置され、座席キャリアがこの第1走路上を案内されて移動すると、これとは独立して、背もたれキャリアは、キャリア本体から互いに離れて配置された2つのジャーナル軸受の内側でほぼ円弧状の1つの案内手段によって案内されて移動する。
この事務用椅子における姿勢を変える動作を達成させるためには、一方では、座席キャリアが背もたれ側の領域に配置され、波形に形成された前記走路を垂直支柱の領域まで立ち上がるローラによって転動し、他方、角形状の一部材とともに背もたれキャリアが膝側の領域まで、ほぼまっすくに押し上げられなければならない。
ドイツ特許第2,642,091号から次のように構成された別の事務用椅子が知られている。すなわち、垂直支柱と、背もたれと共に座板のためのベアリング部品とを含み、背もたれは、第2弓形部片に案内される背もたれキャリアのほぼ垂直な第1部分に配置され、例えば、背もたれキャリア要素上の座板の下方で弓形状に設けられるベアリング部材の凹部内にローラを備えて、背もたれが傾斜するときに背もたれのスライド動作が生じるようになっており、これとともに、背もたれキャリアが仮想軸、即ち使用者の股関節にほぼ対応する軸回りに旋回可能となる。
(発明の目的)
本発明は、コンパクトで単純な構成とし、かつその機能要素を経済的に配置した、請求項1の前提部分に従って製造される形式の事務用椅子を提供することを目的とし、座席キャリアに作用的に連結される背もたれキャリアの動きを、互いに関連する個々の機能要素の比較的小さな相対運動により、人間工学的なシーケンスで達成できるようにするものである。
本発明によれば、この目的は、背もたれキャリアが、ほぼ円弧状に湾曲した経路を形成する少なくとも1つのリンクガイド手段によって、キャリア本体に対して旋回可能に支持されることにより達成される。このリンクガイド手段は、ひざ側のジョイント部と垂直支柱との間に配置され、かつ座る方向に対して後側及び前側に旋回運動を伴う旋回方向に指向するもので、キャリア本体上に配置されて、背もたれキャリアと係合することができるスナップ−イン・ロック機構(asnap-in locking mechanism)によって、いくつかの任意の位置に選択可能に固定及び離脱できる。
さらなる特徴は、請求の範囲および図面と一緒に以下の説明から発生する。
【図面の簡単な説明】
本発明の実施の形態を、図を参照しつつ以下に詳細に説明する。
図1は、第1の実施の形態における事務用椅子の、着席して作業を行う場合の位置を示す概要側面図である。
図2は、図1に示した事務用椅子を後方に傾斜させた休息位置にあり、水平旋回軸の回りに旋回された状態を示したものである。
図3は、図1に示した事務用椅子の、最も重要な機能要素の拡大平面図である。
図4は、第1の実施の形態として図1に示した事務用椅子の旋回運動のためのリンクガイド手段を示したもので、キャリア本体に取付けられている。
図5は、図1に示した事務用椅子のためのスナップ−イン・ロック機構の、第1の実施の形態としての固定位置にある状態を示したものである。
図6は、図5に示したスナップ−イン・ロック機構の、自由走行位置にあるときの状態を示したものである。
図7は、図5に示したスナップ−イン・ロック機構の、予備選択位置にあるときの状態を示したものである。
図8は、図1に示した事務用椅子の旋回運動のための連結機構の実施の形態を示したものである。
図9は、図1に示した事務用椅子のためのひざ側の水平旋回軸の部分を示した拡大平面図である。
図10は、水平旋回軸の部分を示した図9のA−A線に沿った断面図である。
図11は、第2の実施の形態における事務用椅子の、着席して作業を行う場合の位置を示す概要側面図である。
図12は、図11に示した事務用椅子の、重要な機能要素の拡大平面図である。
図13は、ブラケットキャリアに取付けられたリンクガイド手段およびスナップ−イン・ロック機構を有する事務用椅子の部分を示したもので、図11におけるB−B線に沿った断面図である。
図14は、旋回運動のために背もたれキャリアに取付けられたリンクガイド手段を有する作業を行う位置にある図11に示した事務用椅子の部分を示したもので、図13のC−C線に沿った断面図である。
図15は、図14の部分がひざ側の水平旋回軸回りに旋回されて傾斜位置にある状態を示したものである。
図16aは、着席して作業を行う位置に固定された図11に示した事務用椅子のスナップ−イン・ロック機構の部分断面である。
図16bは、自由走行位置にある状態の、図16aに示したスナップ−イン・ロック機構を示す図である。
図16cは、後方に傾斜された位置にあるときの図11に示した事務用椅子の、ロック位置にあるスナップ−イン・ロック機構を示す図である。
(好ましい実施形態の詳細な説明)
図は、椅子、特に、高さや傾きを調整することが可能な事務用椅子を示したものであり、調整運動およびこの動きの固定を達成するための機能ユニットの連結関係を以下に詳細に説明するとともに、さらに、個々の機能ユニットの協動を詳細を説明する。
図1ないし図3は、本発明の事務用椅子の第1の実施の形態を示したもので、事務用椅子には参照符号100を付してある。そして、図1においては作業位置にあるときの側面を示し、図2においてはひざ側の水平のスイベル本体40内に配置された少なくとも1つのねじり要素に抗して、後方に傾斜した位置(リラックス位置)にあるときの側面を示し、図3においては頂部より見た概略平面を示している。図4ないし19は、調整運動およびこの運動のロッキングを達成するための個々の機能ユニットを示している。
事務用椅子100は、図1に示すように、実質的に座席10と、垂直支柱15と、これに保持されたキャリア本体20と、スイベル本体40とからなるもので、スイベル本体40は、キャリア本体20のひざ側の領域に保持され、ここには図示されていないねじり要素を備えている。座席キャリア45と、この座席キャリアに結合されかつキャリア本体20に保持されている背もたれキャリア75とは、共にスイベル本体40に取付けられている。
背もたれキャリア75は、全体的に参照符号90が付された背もたれを受けるために用いられるもので、キャリアアーム92に設けられたクッション要素91を有している。調整機構(図示していない)に作用可能に結合された押しボタン93が、座席10の背もたれ側の表面10”とクッション要素91の下端縁91’との間に配置されている。この押しボタン93を押すことによって、図に両矢印Hで示した方向に、クッション要素93の座席10に対する高さを調整することが可能となる。
押しボタン93を座席10とクッション要素91の下端縁91’との間のキャリアアーム92の下方側面に配置することにより、押しボタン93を事務用椅子100に座っている使用者が片手で右からあるいは左から容易に操作することができ、また他方では、必要に応じてクッション要素91の高さ調整ができるという利点がある。キャリアアーム92の中に好適な例としてスナップ−イン・ロック機構を組み込んだ特別な配置は、本発明の主要部ではなく、そのため、これ以上の詳細な説明は記述しない。
スイベル本体40に作動可能に連結される座席キャリア45は、第1ジョイント部1としてのスイベル本体40によって、キャリア本体20のひざ側に保持されている。背もたれ側の領域において座席キャリア45は、垂直支柱15に隣接してその背もたれ側に配置された第2ジョイント部2によって、背もたれキャリア75に保持されている。背もたれキャリア75は、2つのキャリアアーム77および77’からなるもので、それぞれひざ側のスイベル本体40の方向に向ってキャリア本体20の第3ジョイント部3によって保持されており、このジョイント部は垂直支柱15とひざ側のスイベル本体40との間に配置されている。
後述する一般的な要素、すなわち、座席10、垂直支柱15、キャリア本体20、スイベル本体40、座席キャリア45および背もたれキャリア75、及びこれらキャリアに連結して作動する機能機能要素並びにジョイント部1,2,3の特別な配置も、以下に詳細に説明されている。
図3に示すように、ひざ側のジョイント部1は、座席10のほぼ全幅にわたって延在する水平の旋回軸線X−Xを有するスイベル本体40と組み合わされている。
全体に参照符号10が付された座席は、座板14だけでなく、この座板に詳細が示されていない方法で取付けられているクッション11により構成されてなるものである。座席10は、座席キャリア45に対して、互いに所定間隔で配置されたピローブロック12および12’によって取付けられている。クッション11を備えた座板14の特別な形状および配置は、本発明の主要部ではなく、そのため、これ以上の詳細な説明は記述しない。
垂直支柱15は、図1には部分的にしか示されていないが、垂直に立ったパイプ17により構成されるもので、図に概略で示されているようにガス圧縮スプリング16が取付けられると共に作動機構60と作動可能に連結されている。垂直支柱15に保持された事務用椅子の各部材は、垂直軸線15’の回りに図に示した両矢印Yの方向に回転することができ、ガス圧縮スプリング16によって図に示した両矢印Zの方向に高さが調整され、そして、床から任意の高さに固定することができる。上述したようにガス圧縮スプリング16と作動可能に結合された作動機構60については、図4に基づいて以下に説明する。
図1および図2に概略で見られまた図3に上方から見られるように、キャリア本体20は、垂直支柱15を軸受するために設けられ、軸受ケーシング23(図4)を備えたヘッド要素25と、軸線S−Sに対して対称に互いに所定の間隔だけ離れて平行に配置され、ヘッド要素25から始ってひざ側のスイベル本体40の方向に指向するベース24によって連結された2つの側壁21および21’とから構成されている。
ベース24は、このベース24を貫通する凹部24’(図3)を備えた第3ジョイント部の領域に設けられている。スナップ−イン・ロック機構65は、凹部24’内に配置され、図示しない手段によって、すなわち、ねじ結合や同様のものによってキャリア本体20の一方の側壁21’に固定されている。キャリア本体20の前方のひざ側の領域には、両端部が上方に向いた壁面26を備えた取付支持ベアリング30が設けられている。この支持ベアリング30は、調整ホィール58に作動可能に結合されたテンション機構55の軸受けとして用いられている。テンション機構55は、以下に図8に関連して詳細に説明するように、軸線59’の回りに図に示した両矢印Y’の方向に回転可能な調整ホィール58(図1)によって作動される。
個々の要素における個々のジョイント部1,2および3の特別な配置および設計により、矢印P方向(図1)に向かう旋回運動、すなわち、背もたれ90が角度αの間で移動すると共に、背もたれキャリア75と座席キャリア45が作動可能に結合され、座席10が角度α’で休息および作業の位置から移動して傾斜して低くなったリラックス位置(図2)に移動することが確実なものとなる。個々の機能要素の特別な配置およびその設計の結果として、角度α’は、角度αのほぼ半分の角度となる。
作動可能に結合される個々の機能要素の配置および設計は、背もたれの角度αがほぼ24°で、座席10の座席キャリア45の俯角α’がほぼ12°であることが好ましい。実験の結果では、この後方への傾斜位置は、各使用者が快適であると思い、かつ主観的に安心できる座席位置であると感じている。
図3は、事務用椅子100の概略拡大平面図である。S−S軸線に対称に配置されたキャリア本体20は、詳細には図示しない方法によって垂直支柱上のヘッド要素25に保持されており、概略で示された、互いに間隔を置いて配置された側壁21,21’に取りつけられた2つのベアリング27,27’のひざ側の領域を構成していることが認識できる。ベアリング27,27’は、スイベル本体40を受け入れるために取付けられており、スイベル本体40は、対称軸線S−Sを横切って実質的に旋回軸線X−Xを形成するように配置されている。
さらに図3には、背もたれキャリア75の軸受けとして、2つのリンクガイド手段35および35’も示されており、リンクガイド手段は、旋回軸線X−Xから離れたところに設けられ、図示した実施の形態においては、伸張アームのようなキャリア本体20の側壁21,21’に配置されている。このリンクガイド手段35は、図4に基づいて以下に詳細に説明されている。
キャリア本体20の両側の軸線S−Sに対称に配置されたリンクガイド手段35は、別体に形成して設けることができ、また、キャリア本体20の側壁21,21’に図示しない方法で取付けることもできる。この実施の形態では詳細に図示していないがリンクガイド手段35,35’は、各側壁21,21’に作用する凹部(詳細は図示していない)として、あるいは、側壁21,21’によって制限されるようなくぼみまたは同等のものを設けることができる。
さらに図3に示されている座席キャリア45は、ひざ側のスイベル本体40に配置され、図示しない手段によって固定されている。座席キャリア45は、例えば、部材49,49’および48,48’から形成された2つの長手方向キャリア45’および45”によって構成され、スイベル本体40に取付けられた2つの部材49,49’が対称軸線S−Sの方向に傾斜して指向している部材48,48’によって、対称軸線S−Sと平行に間隔をおいて配置された部材47,47’と共に連結されている。
背もたれキャリア75は、2つのキャリアアーム77および77’により構成されており、このキャリアアームは、対称軸線S−Sから離れたところに配置され、また、第1変位要素76によって背もたれ側の領域で互いに、そして、第2変位要素80によってほぼ第3ジョイント部3の領域において連結されている。第2変位要素80は、旋回運動に関してほぼ円弧状に形成されたスナップ−イン要素として設けられ、異なる着席位置でスナップ−イン・ロック機構65と係合することが可能となっており、スナップ−イン・ロック機構はキャリア本体29に取付けられている。スナップ−イン・ロック機構65の第1の実施の形態は、図5ないし図7に基づいて以下に説明されている。
互いに離れたところにヒンジボルト78,78’および79,79’として配置された2つのベアリング要素は、背もたれキャリア75の2つのキャリアアーム77および77’に配置されて、詳細には説明しない方法で取付けられている。第3ジョイント部3を形成する第1ヒンジボルト79,79’は、互いに対応して配置されて、それぞれリンクガイド手段35,35’内に保持されてその中に摺動ブロック85および85’が配置されている。
第2ジョイント部2を形成する2つの第2ヒンジボルト78,78’は、互いに対応して、支持フレーム45の部分47,47’を備えたピローブロック12’を介して座板14と結合されている。図1および図3に概略示されているように、アームレスト(図示しない)のための軸受けと固定のための横断バー13は、支持フレーム45に取付けることができる。作動機構60は、キャリア本体20のヘッド要素25の領域に配置することができ、この機構は、垂直支柱15(図1)に設けられたガス圧縮スプリング16を作動させるために用いることができる。この作動機構60は、キャリア本体20のヘッド要素25内の凹部に保持されており、図4を参照することによって以下に説明されている。
図4は、図3のIV−IV線における拡大断面図であり、作動機構60の断面図と同様に、伸長アームのようなキャリア本体20の片側壁21に配置された、リンクガイド手段35を示している。リンクガイド手段35は、距離を置いて並列に配置され、大きく弓形状をした二つのガイドフレーム36,37から構成されている。
図示されている実施形態において、ガイドフレーム36,37は、回転軸線X−X(図3)に対面する端部側にある第1制限停止部39とそれぞれ結合している。距離を置いて配置された二つのガイドフレーム36,37によって構成されている湾曲路38には、スライドブロック85が配置され、背もたれキャリア75(図3)の軸本体79に保持されている。
より詳細には説明していない変形例では、リンクブロックガイド85,85’を、背もたれキャリア75のキャリアアーム77,77’にそれぞれ形成することができ、組立時には、個々のリンクブロックガイド85,85’は、関連したリンクガイド手段35,35’と係合する。リンクブロックガイド85,85’の旋回動作は、両方向矢印Rで示す弧状の湾曲路に沿う方向に向き、理論的な中央線R’(図4)に沿う仮想中心点Dに関して運動する。
リンクガイド手段35,35’は、弧状の湾曲路38を形成するように背もたれキャリア75のキャリアアーム77,77’上に配置されている。仮想中心点Dは、図4に示されており、本実施形態では、リンクガイド手段35,35’の弧状の湾曲路38に対して、キャリア本体20の上部に配置されている。好ましくは、この仮想中心点Dは、椅子100の作動位置において、キャリア本体20の表面と、これに対面し、ほぼ水平に(図1)位置している座席キャリア45の下面9との間に配置される。
両方向矢印Rの向きに指向する背もたれキャリア75の旋回動作において、2つのリンクブロックガイド85,85’は、キャリアアーム77,77’の2つのヒンジボルト79、79’に保持され、二つのガイドフレーム36,37の内側スライド面36’,37’に沿ってスライドする。リンクガイド手段35は、キャリア本体20の反対側の側壁21’上に配置され、詳細な説明はしないが、前記と同様にリンクガイド手段35に配置される。
二つのリンクガイド手段35、35’において、両方向矢印Rの方向に指向する旋回動作を制限する停止部86を設けることが可能である。この停止部86は、所望の旋回動作に従うそれぞれのリンクガイド手段35、35’に自由に配置することができ、かつ図示していない手段を用いて固定できる。
上述した背もたれキャリア75の旋回動作では、リンクブロックガイド85,85’は、図4にしたがって基本位置からスタートし、リンクガイド手段35、35’を20mm〜50mm間の範囲内で旋回する。背もたれ90の旋回動作において、図2に示す角度αが24°のとき、リンクブロックガイド85,85’は、基本位置からスタートして、好ましくは、比較的低い旋回軌道で、約20mm〜30mm間の範囲内で旋回する。
図4において一部分が示されている作動機構60は、スラスト部材63’を備えるリリースレバー63含み、このレバーは、二つの離れたブラケット62,64及び軸状ボルト61によってキャリア本体20に保持されている。ブラケット64は、図5において概略的に示されるように、第2の引張り・押出し部材6と連結して作動し、矢印8’(図5)の方向の引張り動作において、リリースレバー63は、表示されている位置から旋回し、スラスト部材63’がガススプリング16の突子16’に係合する。また、矢印8の方向の押出し動作中は、係合がはずれる。
図5は、スナップ−イン・ロック機構65の拡大断面図を示しており、この機構は、キャリア本体20の片側壁21’に配置され、詳細に説明しない手段を用いて取り付けられる。更に、図5では、垂直支柱15(図1)に設けられたガススプリング用の作動機構60の部分を認めることができ、この作動機構は、キャリア本体20上に配置され、部分的に示された第2の引張り・押出し部材6と連結して作動する。また同様に、背もたれキャリア75の一部分には、スナップ−イン要素として設けられる第2の変位要素80を備えている。
第2変位要素80は、詳細には示されていないが、互いに離れて平行に配置される、背もたれキャリア75の2つのキャリアアーム77,77’(図3)の間に配置され、そして、図示しない手段によって固定されている。
図5ないし図7の断面図で示される変位要素80は、旋回方向に相互に距離をおいて配置される二つの端部にブリッジ81,81’を備えている。床80’に設けた二つのブリッジ81と81’の間には、いくつかの凹部82、82’及び83、83’が配置されている。
これらの凹部は、背もたれキャリア75の移動方向に互いに間隔を置いて配置される。それぞれのブリッジ84,84’及び84”は、好ましくは、円錐状のテーパー形の凹部82,82’及び83,83’間に配置される。
図5に従うスナップ−イン・ロック機構は、背もたれキャリア75の、変位要素80に係合し、その全体を参照番号65で表示している。そしてこのロック機構65は、側方凹部66”を有するケーシング70と、その上に配置され、図示しない手段によって取付けられた蓋66と、ケーシング70内に保持されるスナップ−イン・ブラケット67と、これに連結して作動するスラスト部材74と、スナップ−イン・ヘッド71によって主に構成されている。スナップ−イン・ロック機構65の個々の機能的部材については、以下で詳細に説明をする。
ケーシング70は、第1,第2の凹部70’,70”を備え、これらは、ケーシング内で接続している。スナップ−イン・ブラケット67とスラスト部材74は、第1凹部70’内に配置され、スラスト部材74に連結して作動するスナップ−イン・ヘッド71が第2凹部70”内に配置されている。
スナップ−イン・ブラケット67は、詳細に説明していない方法で、ボルト67’上のケーシング70に保持されており、カム68’を有する第1ブラケット部材68と、カム69’を有する第2ブラケット部材69を含んでいる。第1ブラケット部材68は、ほぼ弧状の対向端縁68”を備え、蓋66の内側に設けた凹部66’内に配置されている。この凹部66’は、図示されていない、二つの円錐形に広がる側面領域と同様に、対向端縁68”に対応するような方法で配置される接点を有している。
第2ブラケット部材69もまた、ほぼ弧状の対向端縁69”を備えて、スラスト部材74の凹部74”内に配置されている。この凹部74”は、蓋66内に配置された凹部66’とほぼ同様に配置されている。スラスト部材74は、スナップ−イン・ヘッド71の盲穴72内に同軸配置された取付ガイド部材74’を備え、かつ凹部72内に配置された第1圧縮ばね73と連係して作動する。
スナップ−イン・ヘッド71は、ケーシング70の表示されていない1つの凹部内のオフセットガイド部材71’によって案内されており、ヘッドに取り付けられたスナップ−イン・ピン71”を備えるとともに円錐形に広がる構造を有している。
このスナップ−イン・ヘッド71は、盲孔72内に配置される第1圧縮ばね73の復帰力、及びガイド部材71’に配置されかつケーシング70の第2凹部70”内に支持されている第2圧縮ばね73’の復帰力の両方に抗して作動したスナップ−イン・ブラケット67によって軸方向に変位し、この変位によってスナップ−イン・ピン71”が、変位要素80に互いに一定の距離を置いて設けられた、凹部82,82’あるいは83,83’の1つにパチッとはまる。
図5において、詳細に上述されたスナップ−イン機構65のスナップ−イン・ブラケット67は、第1の引張り・押出し部材5によってボルト67’のまわりを旋回する。この部材5は、スナップ−イン・ブラケット67に連結して作動し、概略図示されるように、凹部66”を介してガイドされ、矢印7の方向に押し出される。このため、スナップ−イン・ヘッド71は、軸方向に伸びる二つの圧縮ばね73、73’の復帰力に抗して変位し、例えば、変位要素80の凹部82内に、付属のスナップ−イン・ピン71”をはめ込む。この位置では、背もたれキャリア75の相対移動はキャリア本体20に対して阻止されている。
図6において、スナップ−イン・ブラケット67は、矢印7’の方向に引っ張られる動作により、引張り・押出し部材5でボルト67’の回りを旋回する。その結果、スナップ−イン・ヘッド71は、二つの圧縮ばね73,73’の復帰力によって軸方向に変位し、スナップ−イン・ピン71”変位要素80との係合がはずれる。この位置において、背もたれキャリア75は、キャリア本体20に対して自由に旋回することができる。
図7において、スナップ−イン・ブラケット67は、矢印7の方向に押出す動作によって、引張り・押出し部材5でボルト67’の回りを旋回する。その結果、スナップ−イン・ピン71”は、凹部82,82’あるいは83,83’の1つにはめ込むことができ、あるいは、スナップ−イン・ピン71”が、背もたれキャリア75の旋回動作中に、圧縮ばね73,73’の復帰力及びその位置によって、凹部82,82’または83,83’のなかの1つにはまり込むようになるまで、図7に示すように、いわゆる予め設定した位置にある、凹部82,82’または83,83’の間に設けられた1つのブリッジ84,84’上にばね付勢されて留まる。
ここには示されていない更なる実施形形態においてもこのような連結を取ることが可能である点に注目すると、背もたれキャリア75の二つのキャリアアーム77,77’の間に配置される変位要素80の内側(表示されていない)に歯車付きホィール(表示されていない)を備えることができ、スナップ−イン・ピン71”は、対向する面側に歯付きホィールと類似のものを設けることができる。このような方法により、旋回移動の間にキャリア本体20に対して、背もたれキャリア75をいくつかのスナップ−イン位置に調整できることが達成される。
図8は、前側ジョイント部1(図1、2)の拡大断面図を示し、ここに変形したチューブ部材41’を有するスイベル本体40を見ることができる。このスイベル本体は、キャリア本体20のひざ側に配置されて保持され、さらに、そこに配置されて軸方向に伸びる受入れチューブ40を貫通するねじり要素46が配置されている。
この図示された実施形態において、ねじり要素46は、断面が矩形状となる二つの重なり合ったねじりロット46’、46”から成っている。二つのねじりロット46’、46”は、好ましくはこの実施形態において、スイベル本体40に互いにほぼ水平に置かれている長手方向側面を備えている。テンション要素50は、スイベル本体40の受入れチューブ41に取り付けられ、この本体がキャリア本体20の支持軸受30上に配置されているテンション機構55と連結して作動する。スイベル本体40の受入れチューブ41に配置して固定されている、テンション要素50は、図9において以下で説明する。
更に図8は、断面図で示された支持ベアリング30を示し、テンション機構55を受け入れて支持するために配置されている。支持ベアリング30は、対向壁26に取り付けられる当接壁31と、これに固定されかつキャリア本体20の床24に固定される床材32と、この床材から並列に距離を置いて配置されている変位要素32’とから構成されている。凹部33’を備えているブリッジ33が、床材32に固定されている。
テンション機構55は、概略ケーシングの形をして配置される支持軸受30に設けられており、その側面を保持されたローラ57,57’を備えるハブ部材56(詳細は図示していない)を有している。ハブ部材56は、止めねじ59が貫通しており、この止めねじ59は、その一端が隣接壁31の内側31’に当接する軸受部材29に支えられ、他端(詳細は図示していない)がブリッジ33の凹部33’に保持されている。止めねじ59は、軸線59’の周りの矢印Y’の方向の旋回運動の結果、2つのローラ57,57’を側面に保持したハブ部材56が、矢印Z’又はZ”のいずれかの方向に動作するように、調整ホイール58に動作接続されている。矢印Z’方向の移動によって、2つのローラ57,57’は、縦長の凹部51’を備えるテンション要素50のプレート51を押圧する。これにより、自在軸受本体40に備わるねじり要素46のばね弾性復帰力が加わる。矢印Z”の方向への移動の間は、ねじり要素46のばね弾性復帰力を減少、又は、なくすことができる。
図9は、スイベル本体40を拡大した上面図であり、実質上は、スイベル軸線X−Xの前方部分を示すものである。スイベル本体40は、椅子100の対称軸S−Sの部分的に表される領域(図3)において、2つのねじりロッド46’,46”の外形に合わせて形成された形状適合チューブ部材41’(図8)を備える受入れチューブ41を有する。
テンション要素50のブリッジ52,53は、変形チューブ41’の一端側に配置されている。2つのブリッジ52,53は、それぞれ受入れチューブ41に把持されており、受入れチューブ41の外形に適合されたほぼ半円部52’,53’を用いて図示されない方法によって取付けられている。プレート51はブリッジ52,53の間に配置され、該プレート51は、止めねじ59のための縦長の凹部51’を備えており、ブリッジ52,53及び受入れチューブ49に取り付けられている。
さらに、図9は、締結スリーブ42が示されており、この締結スリーブ42は、受入れチューブ41の一端に配置され、座席キャリア45に取付られた部分49を含んでいる(図3)。締結スリーブ42は、2つのねじりロッド46’,46”の外形に対応している部分42’を外方端部に備えている。受入れチューブ41の他端も同様であり、外形を対応させた部分43’を有する締結スリーブ43を備えている(図3)。
図10は、スイベル本体40の、図9中におけるA−A断面図であり、一つの締結スリーブ42に設けた受入れチューブ41と同様、その形状を2つのねじりロッド46’,46”に適合させたチューブ部材41’が示されている。スライドブッシュ44,44’は、好ましくは、受入れチューブ41の2つの端部に設けられ、当該スライドブッシュ44,44’上で締結スリーブ42,43は保持され、シートキャリア45に連結して作動する。
第2ジョイント部2によって座席キャリアに関節連結され、かつ第3ジョイント部3によって伸長アーム形状のキャリアアーム20に関節連結されている背もたれキャリア75と同様に、スイベル本体40の2つの締結スリーブ42,43に固定されている座席キャリア45は、スイベル本体40に設けられ、かつ、2つの締結スリーブ42,43同様、受入れチューブ41に形状が適合するように連結して作動するねじり要素46の調整可能なばね弾性復帰力に抗して第1ジョイント部1の水平スイベル軸線X−Xの回りに旋回することができる。
図11は、第二の実施形態として事務用椅子200の側面の一部を示す概略図であり、部分的に図示された垂直支柱115と、この垂直支柱上に保持され、膝の位置する側に第1ジョイント部1’を備えるキャリア本体120と、背もたれキャリア175と同様、第1ジョイント部1’に保持され、座部本体110を受け入れるために配置された座席キャリア145とが図示されている。
座席キャリア145は、2つの伸長アーム146,148で構成されており、該伸長アーム146,148は互いに平行に配置され、その上に、スリーブ本体147,149を、膝の位置する側にそれぞれ備えている。中空円筒軸受部材126(図12)を備えるキャリア本体120は、2つのスリーブ本体147,149の間に配置されている。図11に部分的に示される垂直支柱115は、その内部に備えられると共に、作動機構130に接続されるガス圧縮スプリング116だけでなく、直立パイプ117を有している。図1の事務用椅子100について既述したように、事務用椅子200の垂直支柱115上に保持された部材は、両矢印Zの方向に高さ調節が可能であり、水平面上において垂直支柱115の垂直軸115’の周りを両矢印Yの方向に旋回可能である。ガス圧縮スプリング116のタペット116’に噛み合うようにさせる作動機構130は、好ましくは、図4及び図5に基づいて説明した作動機構60と同様に配置される。
背もたれキャリア175は、2つのキャリアアーム177,178を有しており、該キャリアアーム177,178は、膝の位置する側にあるジョイント部1’の方向に向きを合わせられ、座席キャリア145の2つの伸長アーム146,148の第2ジョイント部2’によって動作し得るように連結され、第3ジョイント部3’によってキャリア本体120上に保持されている。
概略示される支持ベアリング123と同様、水平なスイベル軸線X’−X’を概略形成するスイベル装置140は、キャリア本体120上の、膝の位置する側に配置され、該ベアリングは、詳細を図示していないテンション機構153を受け入れるために配置されている。スイベル装置140に配置されているばね要素141,141’(図12)のばね弾性復帰力を得るためのテンション機構153は、止め螺子151だけでなくセッティングホイール152を含んでおり、テンション機構153は、軸152’を中心として両矢印Y’の方向に旋回できる。止め螺子151は、スイベル装置140の張力部材150に対して作動するように連結されている。
図12は、事務用椅子200の上面図であり、キャリア本体120が対称軸線S’−S’上に配置され、さらに垂直支柱115にヘッド部材125と共に保持されている(図11)。キャリア本体120は、2つの側壁121,121’を有しており、該側壁121,121’は、平板124によって相互に接続されると共に、互いに距離をおいて配置される。ベアリングピン122,122’は、2つの側壁121,121’のどちらにも配置され、図示省略した方法で固定されている。リンクブロックガイド136,136’は、ベアリングピン122,122’にそれぞれ保持され、図示省略した方法で固定されている。キャリア本体120の膝の位置する側の前方には、対称軸S’−S’を横断する方向にベアリング部材126が備えられている。
ベアリング部材126は凹部126’を備えており、該凹部126’には、その内部に図示省略された方法で固定されたスパナ150が備えられている。座席キャリア145の伸長アーム146,148は、対称軸S’−S’の両サイドに配置され、該アーム146,148は、それらに取付けられたスリーブ本体147,149を、それぞれ膝の位置する側に備えている。スリーブ本体147,149は、図12に概略示したねじりロッド141,141’を受けるために備えられている。
ねじりロッド141,141’の一端は、スパナ150に動作可能に接続されており、他端は締結ブッシュ142,142’内で旋回運動に対し固定されている。締結ブッシュ142,142’は、スリーブ本体147,149に図示省略した方法で配置されており(図12)、スリーブ本体147,149は、座席キャリア145の2つの伸長アーム146,148に固定されている。膝の位置する側の前端に位置する2つの伸長アーム146,148は、その上に当接して備わるスリーブ本体147,149によって、スイベル装置140のスイベル軸X’−X’上に互いに保持されている。ベアリングピン144,144’は、2つの伸長アーム146,148の他端側にそれぞれ設けられている。ベアリング174,174’をそれぞれ備える背もたれキャリア175のキャリアアーム177,178は、ベアリングピン144,144’上に関節連結されている。
図1ないし図4に従う第1の実施形態から離れて、図11及び図12に示される第2の実施形態において、リンクガイド手段135,135’は、対称軸線S’−S’から平行に所定距離をおいて、背もたれキャリア175の2つのキャリアアーム177,178上に配置されている。
リンクブロックガイド136,136’は、ヒンジピン122,122’によって、キャリア本体120上の弧状のリンクガイド手段135,135’に設けられている。この変更例では、リンクガイド手段135,135’は、固定のキャリア本体120に保持される2つのリンクブロックガイド136,136’に対して、座る方向に指向される背もたれキャリア175の旋回運動中、移動する。
図11に概略示されるように、リンクガイド手段135,135’の弧状の湾曲路のための仮想中心点D’は、背もたれキャリアの2つのキャリアアーム177,178の上端177’,178’の上方に配置されており、これらのキャリアアームは、第2ジョイント部から第3ジョイント部3’の方向に傾斜するように配置されている。
椅子200(図11)の作動位置において、この仮想中心点D’は、ほぼ水平に向いた2つの伸長アーム146,148の表面146’,148’と、背もたれキャリア175の傾斜したキャリアアーム177,178の上端177’,178’の間に配置されることが好ましい。背もたれキャリア側の領域において、2つのキャリアアーム177,178は、背もたれ要素176とこれに取り付けた床176’によって相互に連結されている。
図13は、図11に従うB−B線に沿って見た拡大断面図を示し、この図において、座部キャリア145の2つの伸長アーム146,148間に、背もたれキャリア175が設けられ、このキャリア175は、2つの伸長アーム146,148のベアリングピン144,144’上に、キャリアアーム177,178により支えられている。
床要素179によって相互連結された2つのキャリアアーム177,178の下方領域において、オフセット179’がキャリアアーム177の内側部177”に設けられ、このアーム内に、弧状の湾曲路として形成される凹部172がリンクガイド手段135のために配置されている。オフセット179”は、他方のキャリアアーム178の反対側内側部178”上に設けられ、このアーム178内にリンクガイド部材135’のための凹部173が、弧状の湾曲路として形成されている。
さらに、2つの凹部172,173に配置されているリンクブロックガイド136,136’が設けられ、ベアリングピン122,122’上に保持されている。リンクブロックガイド136,136’は、各々、リンクガイド手段135,135’の湾曲路内のオフセット179,179’上のねじ138,138’によって取付られたスライドプレート137によって保持される。
リンクブロックガイド136,136’は、各々、リンクガイド手段135,135’の湾曲路内のスライドプレート137,137’によって保持される。これらのスライドプレートは、オフセット179,179’上のねじ138,138’によって取付られる。2つのスライドプレート137,137’は、好ましくは、図14,図15において示すように、弧状の湾曲路に合うように凹面形に配置される。
図13は、図11に従うB−B線に沿って見た拡大断面図を示し、この図において、座部キャリア145の2つの伸長アーム146,148間に、背もたれキャリア175が設けられ、このキャリア175は、2つの伸長アーム146,148の軸受ピン144,144’上に、キャリアアーム177,178により支えられている。
床要素179によって相互連結された2つのキャリアアーム177,178の下方領域において、オフセット179’がキャリアアーム177の内側部177”に設けられ、このアーム内に、弧状の湾曲路として形成される凹部172がリンクガイド手段135のために配置されている。オフセット179”は、他方のキャリアアーム178の反対側内側部178”上に設けられ、このアーム178内にリンクガイド部材135’のための凹部173が、弧状の湾曲路として形成されている。
さらに、2つの凹部172,173に配置されているリンクブロックガイド136,136’が設けられ、軸受ピン122,122’上に保持されている。リンクブロックガイド136,136’は、各々、リンクガイド手段135,135’の湾曲路内のオフセット179,179’上のねじ138,138’によって取付られたスライドプレート137によって保持される。
リンクブロックガイド136,136’は、各々、リンクガイド手段135,135’の湾曲路内のスライドプレート137,137’によって保持される。これらのスライドプレートは、オフセット179,179’上のねじ138,138’によって取付られる。2つのスライドプレート137,137’は、好ましくは、図14,図15において示すように、弧状の湾曲路に合うように凹面形に配置される。
さらに、図13において、スナップ−イン・ロック機構155が示され、このロック機構は、キャリア本体120の2つの側壁121,121’間に配置され、キャリア本体に連結されるスナップイン・ヘッド170によって係合でき、背もたれキャリア175の床要素179上に配置されるスナップ−イン要素181を含んでいる。スナップ−イン要素181は、歯付きホィール(図16a、図16b参照)を備え、背もたれキャリア175の床要素179内に設けた凹部180に設けられている。また、スナップ−イン要素181は、床要素179上の横方向ブリッジ180’,180”によって固定されている。スナップ−イン機構155の作動およびその詳細は、図16aないし図16cに関連して後述する。
図14は、図13のC−C線に沿って見た断面図を示し、図11に基づく事務用椅子200の作動位置における断面図である。この椅子は、背もたれキャリア175の1つのキャリアアーム178に配置されたリンクガイド手段135’と共に、キャリアアーム178の軸受174’で関節連結された座部キャリア145のテンションアーム148を備えている。
リンクガイド手段135’のための弧状の凹部173は、2つの相対する側壁173’,173”により制限されている。1つの軸受ピン122’に配置されるリンクブロックガイド136’は、この凹部173内に保持され、このガイドは、凹形状に配置されるスライドプレート137’とねじ138’によって固定される。
図14に示す作動位置において、キャリアアーム178の旋回移動は、凹部173の側壁173”によって制限される。さらに、リンクガイド手段135’の弧状の凹部173に対する理論的中心点は、キャリアアーム178の上端の上方に位置する。背もたれキャリア175の床要素179は、リンクガイド手段135’の下方に配置される。
図15は、事務用椅子200の後方に傾斜した位置における断面を示し、傾斜した伸長アーム148と背もたれキャリア175のキャリアアーム178が示され、背もたれキャリアが、固定位置のリンクブロックガイド136’に関して軸受174’の回りに旋回する。図15に示す傾斜位置(リラックス位置)において、キャリアアーム178の旋回移動は、凹部173の一端側の側壁173’によって制限される。
ここで、背もたれキャリア175の対向するキャリアアーム177に配置されるリンクガイド手段135は、図14に関連して説明したように、リンクガイド手段135’と同様な形式で配置されていることに注目してほしい。背もたれキャリアの移動手順は、固定の直立支柱115上に配置されたキャリア本体120に対して方向付けられ、関節連結されている座部キャリア145の伸長アーム146,148とともに一体に同期して起こる。さらに、図14,図15において、湾曲路の理論的中心線R”に対する想像中心点D’が示されており、この中心点は、キャリアアーム178の上端178’の上方に配置されている。
図16aないし図16cは、背もたれキャリア175の所定位置に基づく異なる位置におけるスナップ−イン機構155を示す。この機構155は、背もたれキャリアと係合できるように、固定のキャリア本体120上に配置されている。図16aでは、背もたれキャリア175が、キャリア本体120に関して座る位置(ワーキング位置)に固定され、図16bでは、いわゆる自由に動ける位置となり、また図16cでは、後方に傾いた、即ち、リラックス位置に固定される。
スナップ−イン要素181は、背もたれキャリア175の前側にある床要素179に配置されており、2つの端部要素182,182’間に配置された歯付きホィール183を備えている。この歯付きホィールは、図16aに従う係合位置から移動して矢印P’の方向に向けて、背もたれキャリア175が旋回する動作時にさらに中間位置に係合でき、そして図16cの係合位置にまで動く。
このスナップ−イン要素181の実施形態では、背もたれキャリア175は、キャリア本体120に対して旋回でき、全体で6つの位置に係合できる。また、このスナップ−イン要素181は、旋回方向に向いた歯付きホィール183の歯の数よりも多く、あるいは少なく配置することもできる。
図16aないし図16cで側面からまたは部分的に断面で示したスナップ−イン機構155は、軸受プレート156、この上に旋回可能に保持される第1スナップ−イン・レバー160、関節連結で軸受プレートに同様に連結される第2スナップ−イン・レバー165、及びガイドブッシュ171内に配置されたスナップ−インヘッド170を含んでいる。ガイドブッシュ171は、フランジ171’を備え、床部124に設けられ、例えばそこに取付られた連結部材128内に配置されている。
2つのスナップ−イン・レバー160,165は、引張り・押出し部材5’により相互に連結して作動する。軸受プレート156上には、互いに距離を置いて配置された2つのカム156’,156”と、互いに距離を置いて配置されかつ各々に凹部157”を有する2つのフランジ157,157’が設けられている。
凹形状に配置されたリーフばね154が、2つのフランジ157,157’間に配置され、このばね154は、その両端が、軸受プレート156上にあるカム156’,156”上にあって、2つのロッド158,158’の下側(指定されていないが)置かれている。2つのロッドは、フランジ157,157’間に接触して配置されている。
第1スナップ−イン・レバー160は、円板162’,162”を各々の両端に設けた円筒状の軸本体162を含んでいる。この第1スナップ−イン・レバー160は、2つのフランジ157,157’の凹部157”内の軸本体162で保持される。互いに離れた2つの第1ブラケット161,161’は、軸方向162に配置されている。これらは、軸受ジャーナル163を介して中間に配置された第2スナップ−イン・レバー165の第2ブラケット164,164’に連結されて作動する。
第2スナップ−イン・レバー165は、このレバー上に配置された配置された円筒状の軸本体166を介してスナップ−イン・ヘッド170の軸受プレート167内に保持されている。引張り・押出し部材5’は、2つのスナップ−イン・レバー160,165を相互に連結する軸受ジャーナル163上に配置され、これによって、スナップ−イン・レバー160,165は、引張り・押出し部材5’の移動方向によって旋回できる。
スナップ−イン・ヘッド170は、第2スナップ−イン・レバー165に面する側の軸受プレート167を備えている。この軸受プレートは、円筒状の軸本体166を軸受するために設けた凹部(図示されていない)とともにストップ167’を備えている。スナップ−イン・ヘッド170の他端には、2つのスナップ−イン・ピン168が互いに間隔を置いて配置され、スナップ−イン要素181の歯付きホィール183と係合離脱する。ガイドブッシュ171内に配置されたスナップ−イン・ヘッド170は、第2スナップ−イン・レバー165に対して圧縮ばね169で押圧されている。このバネは、一端がスナップ−イン・ヘッド170の軸受プレート167に、また他端がキャリア本体120の床124側に載っている。
図16aに示す固定された着座位置(作業位置)に基づいて、2つのレバーは、引張り・押出し部材5’に作用する牽引力により軸受ジャーナルの回りに回動して、いわゆる自由に移動できる位置(図16b)にすることができる。
この自由移動位置において、スナップ−イン・ヘッド170は、これに設けられたスナップ−イン・ピン168に対して、圧縮バネ169のばね力によってスナップ−イン要素181の歯付きホィール183から離れる。その後、2つのスナップ−イン・レバー160,165は、引張り・押出し部材5’によってスナップ−イン・ピン168が歯付きホィール183の上方に配置される、予め設定された位置(詳細には示されていない)に旋回する。所望の中間位置または完全に後方の傾斜位置(リラックス位置)において、スナップ−イン・ピン168は、リーフばね154(図16c)の復帰力によってスナップ−イン要素181の歯付きホィール183と再び係合する。

Claims (4)

  1. 垂直支柱上に保持されるキャリア本体と、このひざ側に配置されかつ座る向きに対して横方向の旋回軸上にある第1ジョイント部と、少なくとも1つのばね要素の復帰力に抗して前記第1ジョイント部の回りに旋回可能な座席キャリアと、第2ジョイント部によって前記座席キャリアに連結して作動しかつ前記キャリア本体に対して座る姿勢を変える旋回動作のために第3ジョイント部で前記キャリア本体と連結している背もたれキャリアとを備える、椅子の高さ及び傾きを調整できる椅子、特に事務用椅子において、
    背もたれキャリア(75;175)は、弧状の湾曲路を形成する少なくとも1つのリンクガイド手段(35,35';135;135')によってキャリア本体(20;120)に対して旋回可能に保持され、
    前記リンクガイド手段は、ひざ側の第1ジョイント部(1;1')と垂直支柱(15;115')の間に配置されかつ旋回運動の方向に指向しており、この旋回運動により座る姿勢を前側と後側に起倒し、背もたれキャリア(75;175)と係合するキャリア本体(20;120)上に配置されるスナップ−イン機構(65;155)によって段階的にかつ任意の選択可能な位置に固定及び開放可能であり、
    キャリア本体(20;120)のひざ側に配置され、かつ旋回軸線(X−X;X−X')を有する旋回本体(40;140)は、テンション機構(55;153)に連結して作動するテンション要素(50;150)を備え、そのばね弾性復帰力が、テンション機構(55;153)によって旋回本体(40;140)内に配置されたねじり要素(46;146)で調整可能であることを特徴とする椅子。
  2. 座席キャリア(45;145)は、旋回本体(40;140)とひざ側で連結しかつ背もたれキャリア(75;175)と第2ジョイント部(2;2')によって背もたれ側で連結して作動し、さらに、座席キャリア(45;145)は、キャリア本体(20;120)に対して水平な旋回軸線(X−X;X−X')の回りにねじり要素(46;146)の調整可能な復帰力に対して旋回可能であることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  3. 旋回本体(40;140)内に配置されたねじり要素(46;146)は、少なくとも2つの重ねられたねじりバー(46',46";141,141')からなり、これらのねじりバーは、断面形状が矩形で、テンション要素(50;150)を用いて中央領域に連結して作動することを特徴とする請求項1に記載の椅子。
  4. テンション機構(55;153)が、キャリア本体(20;120)の支持ベアリング軸受(30;123)内に配置され、かつねじり要素(46;146)のばね弾性復帰力を調整するのに用いられる止めねじ(59;151)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の椅子。
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