JP3946650B2

JP3946650B2 - Service providing apparatus, service providing program, and service providing method

Info

Publication number: JP3946650B2
Application number: JP2003058905A
Authority: JP
Inventors: 上史彦池; 村卓也川
Original assignee: Toshiba Corp
Current assignee: Toshiba Corp
Priority date: 2003-03-05
Filing date: 2003-03-05
Publication date: 2007-07-18
Anticipated expiration: 2023-03-05
Also published as: JP2004272376A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、無線通信により各種サービスを提供可能なサービス提供装置、サービス提供プログラム及びサービス提供方法に関する。
【０００２】
【従来の技術】
Bluetooth（TM） SIG(Special Interest Group)によって規格化されているBluetoothと呼ばれる無線通信方式の仕様（http://www.Bluetooth.org/より取得可能）では、無線デバイス、通信プロトコル、アプリケーションモデルまでを規定している。アプリケーションモデルの仕様はプロファイルと呼ばれている。プロファイルの例としては、ファイル転送方法を規定したFile Transfer Profile、電子名刺情報の交換方法を規定した Object Push Profile、写真電子画像の交換方法を規定した Basic Imaging Profile、プリントアウトする電子情報をプリンタに送信する方法を規定した Basic Printing Profileなどがある。
【０００３】
Bluetooth機器がデータ交換を行う場合、まず、周囲に存在するBluetooth機器の発見処理を行う。発見処理により、周囲に存在する機器のデバイスアドレスを取得することができる。Bluetooth機器は、周辺機器を発見すると、周辺機器からサービス情報の取得を行う。サービス情報とは、その機器が提供可能なサービス、すなわち、その機器がサポートしているプロファイル情報であり、そのサービスに接続するためのパラメータが含まれている。
【０００４】
Bluetooth機器は、周辺機器を発見し、サービス情報の取得を行った結果、自装置がサポートしているプロファイルと同一のプロファイルをサポートしていることが判明した機器に接続して情報交換を行うことができる。
【０００５】
Bluetooth機器は、相手機器と接続するために先に述べたサービス情報の取得という処理が重要であるが、この処理は SDP (Service Discovery Protocol) としてBluetooth SIGにより規定されている。SDPによる処理は周辺機器と接続するための非常に重要な手順であり、SDPの処理や相手機器に提供するサービス情報を工夫することで、周辺機器との接続を制御することができる。サービス情報の取得や交換に関する発明のうち、とくにBluetoothに関連するものとしては、特許文献１及び２に記載されている。
【０００６】
【特許文献１】
特開2002-196990公報
【特許文献２】
特開2002-99473公報
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】
Bluetoothは、相互接続性を重視する観点から、複数のプロファイルを規定しているが、その弊害として共通のプロファイルをサポートしていない機器同士で接続しても、データの交換を行えないという問題がある。
【０００８】
また、Bluetooth 機器間であれば、同一のプロファイルを使用する限り、相互にデータの交換を行えるが、例えばイーサネット（登録商標）を介してLAN に接続された機器のように、Bluetooth 以外のインタフェースを有する機器は一般に Bluetooth のプロファイルをサポートしていないため、これらの機器と Bluetooth 機器との間でデータの交換を行うことは不可能である。
【０００９】
この問題を解決するために、異なるプロファイルを持ち、相互に直接データを交換することが不可能な複数のBluetooth機器間、またはBluetooth機器と例えばイーサネットのようにBluetooth以外のインタフェースをもった機器との間に介在し、各機器が有するサービスを自由に相互利用可能とする装置
を提供することを目的とする。
【００１０】
本発明は、このような点に鑑みてなされたものであり、その目的は、通信インタフェースの異なる他の通信装置が提供するサービスをあたかも自己のサービスのように見せかけるようにしたサービス提供装置、サービス提供プログラム及びサービス提供方法を提供することにある。
【００１１】
本発明の一態様によれば、通信可能な他の通信装置が提供するBluetoothのプロファイルで定めるサービスに接続するためのサービス情報を記憶するサービス情報記憶手段と、
前記サービス情報記憶手段に記憶したサービス情報に従って、通信可能な他の通信装置が提供するサービスをBluetoothのプロファイルで定める他のサービスに変換するサービス変換手段と、
前記サービス変換手段で変換されるサービスに対して、サービスを行う必要があるか否かを判断し、サービスを行う必要がないと判断されるサービスを除いたサービスについて、自身が提供するサービスであると他の通信装置に認識させるためのサービス情報を生成するサービス情報生成手段と、を備えることを特徴とするサービス提供装置が提供される。
【００１２】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係るサービス提供装置について、図面を参照しながら具体的に説明する。
【００１３】
(第１の実施形態）
図１は本発明に係るサービス提供装置の第１の実施形態の概略構成を示すブロック図である。図１のサービス提供装置は、他の通信装置との間でBluetoothの通信プロトコルで近距離無線通信を行う。より具体的には、サービス提供装置は、File Transfer Profile（以後、FTPと表記）、Object Push Profile（以後、OPPと表記）、Basic Imaging Profile（以後、BIPと表記）、Basic Printing Profile（以後、BPPと表記）の４つのサービスをサポートしており、それぞれに対応したデータの送受信を行う。
【００１４】
図１のサービス提供装置は、自装置と通信可能な周辺機器が提供するサービス情報を記憶する周辺機器管理部１００と、周辺機器が提供するサービスを別種類のサービスに変換するサービス変換部３００と、周辺機器が提供するサービスを自装置が提供するサービスとして見せかけるためのサービス情報を生成するサービス情報生成部２００と、周辺機器との間でBluetoothの規格で近距離無線通信を行うための通信制御を行うBluetooth管理部９００とを備えている。
【００１５】
Bluetooth管理部９００は、Bluetoothプロトコルスタックとして、SDP(Service Discovery Protocol)とOBEX(Object Exchange Protocol)をサポートする。Bluetooth管理部９００の内部には、SDPの処理を行うSDP処理部９０１と、SDPデータベース９０２と、OBEXの処理を行うOBEX処理部９０３とが設けられている。
【００１６】
なお、図１では、本発明の特徴的な部分以外の構成要素（例えばＣＰＵ等）は省略している。
【００１７】
周辺機器管理部１００は、Bluetooth管理部９００を利用してBluetoothの機器発見処理とサービス発見処理を行い、周辺機器がFTP,OPP,BIP,BPPをサポートしていた場合は、それらの全サービス情報を取得して記憶する。サービス情報生成部２００は、周辺機器管理部１００の記憶したサービス情報に基づいて、自装置の提供するサービス情報を生成し、Bluetooth 管理部に登録する。
【００１８】
Bluetoothで互いに通信を行う周辺機器（Bluetooth機器）は、各々が提供可能なサービスをサービスレコードとして各機器内のデータベースに登録しており、相手機器からサービス取得要求を受けた場合にサービスレコード情報を提供する。先に述べたサービス発見処理とは、周辺機器に対してサービス取得要求を送り、相手が有するサービスレコードに記載されている情報を取得することを示している。図１では、サービスレコードを登録するデータベースをSDPデータベース９０２と表記している。
【００１９】
図２は、図１のサービス提供装置１と周辺機器１１，１２，１３との通信の様子を示す図である。機器１１，１２，１３はいずれもBluetooth機器であり、機器１１はFTPとOPPをサポートしたＰＣ、機器１２はBIPをサポートしたデジタルカメラ、機器１３はBPPをサポートしたプリンタであるとする。
【００２０】
図１の周辺機器管理部１００は、機器発見処理とサービス発見処理を行い、発見した機器情報を内部に記憶する。図２の場合、周辺機器管理部１００は内部に図３に示すサービス情報テーブルを作成する。図３のサービス情報テーブルは、機器名とその機器が有するサービス名（プロファイル名）と、各サービスに接続するためのパラメータであるサーバチャンネルナンバー（SCN）と、サービスネーム（SN）との対応関係を記憶している。
【００２１】
なお、図３のサービス情報テーブルは、機器名としては機器１１、機器１２、機器１３としか表記していないが、これらは機器の識別情報であり、Bluetooth機器の場合はデバイスアドレス、フレンドリーネームも併せて記憶しているものとする。
【００２２】
以下、FTPの場合を一例とし、サービス情報テーブルの作成に関する具体例を説明する。機器１１はFTPをサポートしていることから、図４に示すサービス情報の内容を電子情報の形式でサービスレコードとして機器１１の内部に登録している。
【００２３】
図４に示すサービス情報は、Bluetoothの仕様書におけるサービス記述形式に従っている。図４にSCNの値が２として記述されているが、この値は機器１１内で割り当てられた値である。サービス提供装置１は、サービス発見処理の結果、機器１１からFTPに関する情報を取得することで、図４に記述された全情報を知ることが可能である。
【００２４】
サービス提供装置１は、図４の内容を確認した上で、図３のサービス情報テーブルを作成する。なお、相手機器から取得したサービス情報の中で、SCN及びSN以外の情報についてもサービス情報テーブルに記憶してもよい。但し、図４に示したSCN及びSN以外の値は、機器に依存する値でないため、相手機器から取得しなくても知ることができ、例えば予めデフォルト値として所持することも可能である。
【００２５】
以後、図４に示したサービス情報をFTP（”Obex File Transfer”,2）と表記することにする。また、便宜上、図４に対応するサービスレコードもFTP（”Obex File Transfer”,2）と表記する。また、サービス提供装置１が機器１１のFTPサービスを検出した場合、「サービス提供装置１１はFTP（”Obex File Transfer”,2）を所持している」というような表現を用いる。
【００２６】
周辺機器管理部１００は、自装置の周囲に存在する機器のアドレスや名前などの情報を周辺機器情報として取得し、それらの機器のうち自装置と通信可能なものからサービス情報を取得し、図３に示したサービス情報テーブルが完成すると、サービス情報生成部２００に対してサービス情報取得完了通知を送る。
【００２７】
サービス情報生成部２００は、サービス情報取得完了通知を受け取ると、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルの内容を確認し、その情報を利用して新たなサービスレコードを作成し、作成したサービスレコードを自装置のSDPデータベース９０２に登録する。
【００２８】
以下、サービス情報生成部２００がSDPデータベース９０２に登録するサービスレコードの作成方法を説明する。
【００２９】
＜サービスレコード作成例１＞
サービス情報生成部２００は、サービス情報テーブルに登録されているサービスを自装置のサービスレコードとして登録する。各サービスレコードに記述されるSCNを除くパラメータについては、周辺機器から取得してサービス情報テーブルに記述されている情報をそのまま記述するか、または、デフォルト値として用いられる値を記述する。サービス情報生成部２００は、SCNについては、Bluetooth管理部９００が設定した値を取得し、取得した値をサービスレコードに記述する。
【００３０】
例えば、サービス情報テーブルが図３の場合、サービス情報生成部２００は、FTP（”OBEX File Transfer”,１）、OPP（”OBEX Object Push”,２）、BIP（”OBEX Basic Imaging”３）、BPP（”OBEX Basic Printing”４）の４つをサービスレコードとしてBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録する。ここで、各サービスのSCNの値１，２，３，４はBluetooth管理部９００から取得した値である。
【００３１】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対してサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１はサービスとしてFTP（”OBEX File Transfer”,１）、OPP（”OBEX Object Push”,２）、BIP（”OBEX Basic Imaging”３）、BPP（”OBEX Basic Printing”４）を所持しているように認識される。
【００３２】
＜サービスレコード作成例２＞
サービスレコード作成例１において、登録する各サービスレコードのSNの値をサービス情報生成部２００が独自に作成するとする。例えば、サービス情報生成部２００は、FTP（”サービス提供装置１のFile Transfer”,１）、OPP（” サービス提供装置１の Object Push”,２）、BIP（” サービス提供装置１の Basic Imaging”３）、BPP（” サービス提供装置１のBasic Printing”４）の４つをサービスレコードとしてBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録する。
【００３３】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１はサービスとしてFTP（” サービス提供装置１の File Transfer”，１）、OPP（” サービス提供装置１のObject Push”,２）、BIP（” サービス提供装置１のBasic Imaging”，３）、BPP（” サービス提供装置１のBasic Printing”４）を所持しているように認識される。
【００３４】
＜サービスレコード作成例３＞
サービス情報生成部２００は、サービス情報テーブルに登録されている一つのサービスに対し、それを自装置がサポートしている全サービスへ複製および変換作成して登録する。各サービスレコードに登録するSCNは、Bluetooth管理部９００が設定した値を取得し、その値を採用する。SNについてはサービス情報生成部２００が独自に作成する。SCN，SN以外の値はサービス情報生成部２００で設定されているデフォルト値を利用する。
【００３５】
例えば、図３の機器１１のFTPサービスに対して、FTP(“ftp1”,1)、OPP(“opp1”,1)、BIP(“bip1”,1)、BPP(“bpp1”,1)の４つのサービスレコードを複製および変換作成する。機器１１のOPP，機器１２のBIP，機器１３のBPPについても同様にそれぞれ４つのサービスレコードを生成する。この場合、例えば、一例として示すが、サービス情報生成部２００は、以下の１６個のサービスレコードをBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録することになる。
FTP(“ftp1”,1)、OPP(“opp1”,1)、
BIP(“bip1”,1)、BPP(“bpp1”,1)、
FTP(“ftp2”,2)、OPP(“opp2”,2)、
BIP(“bip2”,2)、BPP(“bpp2”,2)、
FTP(“ftp3”,3)、OPP(“opp3”,3)、
BIP(“bip3”,3)、BPP(“bpp3”,3)、
FTP(“ftp4”,4)、OPP(“opp4”,4)、
BIP(“bip4”,4)、BPP(“bpp4”,4)
【００３６】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１は合計１６個のサービスを所持しているように認識される。
【００３７】
＜サービスレコード作成例４＞
サービスレコード作成例３において、サービス情報生成部２００は、SNを生成する場合に、対応する機器名を付加する。この場合、例えば、サービス情報生成部２００は、以下の１６個のサービスレコードをBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録することになる。
FTP(“ftp_機器11”,1)、OPP(“opp_機器11”,1)、
BIP(“bip_機器11”,1)、BPP(“bpp_機器11”,1)、
FTP(“ftp_機器11”,2)、OPP(“opp_機器11”,2)、
BIP(“bip_機器11”,2)、BPP(“bpp_機器11”,2)、
FTP(“ftp_機器12”,3)、OPP(“opp_機器12”,3)、
BIP(“bip_機器12”,3)、BPP(“bpp_機器12”,3)、
FTP(“ftp_機器13”,4)、OPP(“opp_機器13”,4)、
BIP(“bip_機器13”,4)、BPP(“bpp_機器13”,4)
【００３８】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１は合計１６個のサービスを所持しているように認識される。
【００３９】
＜サービスレコード作成例５＞
上述したサービスレコード作成例３において、サービス情報生成部２００は、SNを生成する場合にサービスの変換情報を付加する。この場合、例えば、サービス情報生成部２００は、以下の１６個のサービスレコードをBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録することになる。
FTP(“ftp→ftp”,1)、OPP(“opp→ftp”,1)、
BIP(“bip→ftp”,1)、BPP(“bpp→ftp”,1)、
FTP(“ftp→opp”,2)、OPP(“opp→opp”,2)、
BIP(“bip→opp”,2)、BPP(“bpp→opp”,2)、
FTP(“ftp→bip”,3)、OPP(“opp→bip”,3)、
BIP(“bip→bip”,3)、BPP(“bpp→bip”,3)、
FTP(“ftp→bpp”,4)、OPP(“opp→bpp”,4)、
BIP(“bip→bpp”,4)、BPP(“bpp→bpp”,4)
【００４０】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１は合計１６個のサービスを所持しているように認識される。
【００４１】
＜サービスレコード作成例６＞
上述したサービスレコード作成例３において、サービス情報生成部２００は、SNを生成する場合に対応する機器名とサービスの変換情報を付加する。この場合、例えば、サービス情報生成部２００は、以下の１６個のサービスレコードをBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録することになる。
FTP(“機器11_ftp→ftp”,1)、OPP(“機器11_opp→ftp”,1)、
BIP(“機器11_bip→ftp”,1)、BPP(“機器11_bpp→ftp”,1)、
FTP(“機器11_ftp→opp”,2)、OPP(“機器11_opp→opp”,2)、
BIP(“機器11_bip→opp”,2)、BPP(“機器11_bpp→opp”,2)、
FTP(“機器12_ftp→bip”,3)、OPP(“機器12_opp→bip”,3)、
BIP(“機器12_bip→bip”,3)、BPP(“機器12_bpp→bip”,3)、
FTP(“機器13_ftp→bpp”,4)、OPP(“機器13_opp→bpp”,4)、
BIP(“機器13_bip→bpp”,4)、BPP(“機器13_bpp→bpp”,4)
【００４２】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１は合計１６個のサービスを所持しているように認識される。
【００４３】
＜サービスレコード作成例７＞
上述したサービスレコード作成例３に示したように、サービス情報テーブルに登録されている一つのサービスに対し、それを自装置がサポートしている全サービスに複製および変換作成して登録する場合、非常に多くのサービスレコードが登録されることになる。サービスレコード作成例７では、サービスレコード作成例３の方式を拡張し、不必要と判断した登録するサービスレコードは登録しないようにする。
【００４４】
サービス情報生成部２００は、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを確認し、そこに登録されている機器とサービスの対応関係を考慮し、各機器は対応しているサービスのみサポートし、その他のサービスでサービス提供装置１に対して接続を行うことはないと仮定する。図３の場合、機器１１はFTPとOPP，機器１２はBIP，機器１３はBPPのみサポートと仮定し、機器１１がサービス提供装置１に対してBIPやBPPのための接続を行うことはないと仮定する。
【００４５】
例えば、図３の機器１１のFTPサービスに対して、FTP(“ftp1”,1)、OPP(“opp1”,1)、BIP(“bip1”,1)、BPP(“bpp1”,1)の４つのサービスレコードを作成するが、それぞれのサービスレコードは図５に示す手順で登録される。
【００４６】
まず、機器ＡがサービスとしてプロファイルＡをサポートしていることを認識する（ステップＳ１）。ここで、プロファイルＡは、FTP,OPP,BIP,BPPのいずれかを取りうるとする。
【００４７】
次に、機器Ａ以外にFTPをサポートしている機器が存在するか否かを判断し（ステップＳ２）、存在する場合には、サービスレコードとしてFTP("ftp n", n)が未登録であれば登録する（ステップＳ３）。
【００４８】
ステップＳ２で存在しないと判断された場合、あるいはステップＳ３の処理が終了した場合には、機器Ａ以外にOPPをサポートしている機器が存在するか否かを判断する（ステップＳ４）。存在する場合には、サービスレコードとしてOPP("opp n", n)が未登録であれば登録する（ステップＳ５）。
【００４９】
ステップＳ４で存在しないと判断された場合、あるいはステップＳ５の処理が終了した場合には、機器Ａ以外にBIPをサポートしている機器が存在するか否かを判断する（ステップＳ６）。存在する場合には、サービスレコードとしてBIP("bip n", n)が未登録であれば登録する（ステップＳ７）。
【００５０】
ステップＳ６で存在しないと判断された場合、あるいはステップＳ７の処理が終了した場合には、機器Ａ以外にBPPをサポートしている機器が存在するか否かを判断する（ステップＳ８）。存在する場合には、サービスレコードとしてBPP("bpp n", n)が未登録であれば登録する（ステップＳ９）。
【００５１】
例えば、図５の手順によれば、機器Ａを機器１１、プロファイルＡをFTP、ｎの値を１とすると、機器１２はBIP，機器１３はBPPのみをサポートしていることから、サービスレコード作成例３では、FTP(“ftp1”,1)、OPP(“opp1”,1)、BIP(“bip1”,1)、BPP(“bpp1”,1)の４つが登録されるのに対し、本例ではBIP(“bip1”,1)、BPP(“bpp1”,1)のみが登録される。同様に、図３にある機器１１のOPPサービスに対して、機器Ａを機器１１、プロファイルＡをOPP、ｎの値を２とすると、BIP(“bip2”,2)、BPP(“bpp2”,2)のみが登録される。
【００５２】
同様に、図３の機器１２のBIPサービスに対して、機器Ａを機器１２、プロファイルＡをBIP、ｎの値を３とすると、FTP(“機器12_ftp→bip”,3)、OPP(“機器12_opp→bip”,3)、BPP(“機器12_bpp→bip”,3)のみが登録される。
【００５３】
同様に、図３にある機器１３のBPPサービスに対して、機器Ａを機器１３、プロファイルＡをBPP、ｎの値を４とすると、FTP(“ftp4”,4)、OPP(“opp4”,4)、BIP(“bip4”,4)のみが登録される。
【００５４】
不要なサービスレコードを登録しないことで、サービスレコード作成例3では１６個のサービスレコードが登録されるのに対し、本例ではサービス情報生成部２００は、以下の１０個のサービスレコードをBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録することになる。
BIP(“bip1”,1)、BPP(“bpp1”,1)、
BIP(“bip2”,2)、BPP(“bpp2”,2)、
FTP(“ftp3”,3)、OPP(“opp3”,3)、BPP(“bpp3”,3)、
FTP(“ftp4”,4)、OPP(“opp4”,4)、BIP(“bip4”,4)
【００５５】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１は合計１０個のサービスを所持しているように認識される。
【００５６】
なお、サービスレコード作成例７においては、サービスレコード作成例３の拡張という形で説明したが、サービスレコード作成例４、サービスレコード作成例５についても同様の拡張により不必要なサービスレコードを登録しないようにすることが可能である。
【００５７】
＜サービスレコード作成例８＞
上述したサービスレコード作成例３に示したように、サービス情報テーブルに登録されている一つのサービスに対し、それを自装置がサポートしている全サービスへ複製および変換作成して登録する場合、非常に多くのサービスレコードが登録されることになる。サービスレコード作成例８では、サービスレコード作成例３の方式を拡張し、不必要と判断したサービスレコードは登録しないようにする。
【００５８】
サービスを提供する機器をサーバ機器、サーバ機器のサービスを利用する機器をクライアント機器と呼ぶとすると、クライアント機器とサーバ機器の両方の機能を備えたBluetooth機器だけでなく、どちらか一方の機能のみを備えたBluetooth機器も存在する。
【００５９】
また、クライアントとサーバの両機能を備えた機器においても、サーバとして提供するサービスと、クライアントとして利用できるサービスが異なる場合もある。例えば、サーバとしてFTPサービスが提供可能であっても、クライアントとしてはFTPサービスの利用が不可能な機器、または、サーバとしてFTPサービスが提供不可能であってもクライアントとしてはFTPサービスの利用が可能な機器などが存在する可能性がある。
【００６０】
サービス情報生成部２００は、それぞれの周辺機器がクライアントとしてどのようなサービスをサポートしているのかを検出する機能を有する。サービス情報生成部２００は、Bluetooth管理部９００のSDP処理部９０１が受信した周辺機器からのサービス検索要求の内容を確認する。
【００６１】
例えば、機器Ａから「FTPとBIPのサービスに対応する情報を取得したい」という内容のサービス検索要求を受信したとすると、サービス情報生成部２００は、機器ＡはクライアントとしてFTPとBIPをサポートしていると判断する。サービス情報生成部２００は、クライアントとして周辺機器がとしてどのようなサービスをサポートしているのかを一定時間検出した結果、クライアントとしてサポートしていないと判断したサービスレコードを削除する。
【００６２】
例えば、サービスレコード作成例３の場合において、プリンタである機器１３からサービス検索要求を受けなかったとすると、機器１３はクライアントとしてBPPをサポートしていないと判断する。サービス情報生成部２００は、不要なサービスレコードを図６に示す手順で削除する。
【００６３】
図６において、まず、各種のフラグFTPFlag,OPPFlag,BIPFlag,BPPFlagをゼロに初期化する（ステップＳ１１）。次に、サービス検索要求を受信したか否かを判断し（ステップＳ１２）、受信した場合には、サービス検索要求の内容を確認する（ステップＳ１３）。ここでは、FTP,OPP,BIP,BPPのいずれかのサービス検索要求が含まれている場合には、対応するFlagを「１」にセットする。
【００６４】
ステップＳ１２で受信しなかった判断された場合、あるいはステップＳ１３の処理が終了した場合には、タイムアウトしたか否かを判断する（ステップＳ１４）。タイムアウトしていない場合はステップＳ１２に戻り、タイムアウトした場合には、FTPFlagが「１」か否かを判断し（ステップＳ１５）、「１」の場合には、登録されている全FTPサービスを削除する（ステップＳ１６）。
【００６５】
ステップＳ１５で「１」でないと判断された場合、あるいはステップＳ１６の処理が終了した場合には、OPPFlagが「１」か否かを判断し（ステップＳ１７）、「１」の場合には、登録されている全OPPサービスを削除する（ステップＳ１８）。
【００６６】
ステップＳ１７で「１」でないと判断された場合、あるいはステップＳ１８の処理が終了した場合には、BIPFlagが「１」か否かを判断し（ステップＳ１９）、「１」の場合には、登録されている全BIPサービスを削除する（ステップＳ２０）。
【００６７】
ステップＳ１９で「１」でないと判断された場合、あるいはステップＳ２０の処理が終了した場合には、BPPFlagが「１」か否かを判断し（ステップＳ２１）、「１」の場合には、登録されている全BPPサービスを削除する（ステップＳ２２）。
【００６８】
このように、不要なサービスレコードを削除することで、サービスレコード作成例3では１６個のサービスレコードが登録されるのに対し、本例では以下の１２個のサービスレコードのみがBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録されていることになる。
FTP(“ftp1”,1)、OPP(“opp1”,1)、BIP(“bip1”,1)、
FTP(“ftp2”,2)、OPP(“opp2”,2)、BIP(“bip2”,2)、
FTP(“ftp3”,3)、OPP(“opp3”,3)、BIP(“bip3”,3)、
FTP(“ftp4”,4)、OPP(“opp4”,4)、BIP(“bip4”,4)
【００６９】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１は合計１２個のサービスを所持しているように認識される。
【００７０】
なお、サービスレコード作成例８においては、サービスレコード作成例３の拡張という形で説明したが、サービスレコード作成例４、サービスレコード作成例５についても同様の拡張により不必要なサービスレコードを登録しないようにすることが可能である。
【００７１】
＜サービスレコード作成例９＞
サービスレコード作成例３に示したように、サービス情報テーブルに登録されている一つのサービスに対し、それを自装置がサポートしている全サービスへ変換して登録する場合、非常に多くのサービスレコードが登録されることになる。
【００７２】
サービスレコード作成例９では、サービスレコード作成例３の方式を拡張し、不必要と判断したサービスレコードは登録しないようにする。
【００７３】
サービスレコード作成例６とサービスレコード作成例７で示した方式を組み合わせることで、サービスレコード作成例3では１６個のサービスレコードが登録されるのに対し、本例では以下の７個のサービスレコードのみがBluetooth管理部９００のSDPデータベース９０２に登録されていることになる。
BIP(“bip1”,1)、
BIP(“bip2”,2)、
FTP(“ftp3”,3)、OPP(“opp3”,3)、
FTP(“ftp4”,4)、OPP(“opp4”,4)、BIP(“bip4”,4)
【００７４】
その結果、他機器からサービス提供装置１に対しサービス発見処理を行い、サービス情報を取得した場合、サービス提供装置１は合計７個のサービスを所持しているように認識される。
【００７５】
なお、サービスレコード作成例９においては、サービスレコード作成例３の拡張という形で説明したが、サービスレコード作成例４、サービスレコード作成例５についても同様の拡張により不必要なサービスレコードを登録しないようにすることが可能である。
【００７６】
以上に説明したサービスレコード作成例１〜９が、サービス情報生成部２００によるサービスレコードの作成および登録方法の一例である。
【００７７】
サービス情報生成部２００は、サービスレコードの登録または削除を行うたびに、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを変更する。例えば、サービス情報生成部２００が、サービスレコード作成例３に示したサービスレコードを登録していたとすると、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルは図７のように書き換えられる。また、サービスレコード作成例８の場合であれば、サービス情報テーブルは図８のように書き換えられる。
【００７８】
次に、サービス変換部３００の動作について説明する。サービス情報生成部２００がサービスレコードを登録することで、周辺機器からはサービス提供装置１が種々のサービスを所持しているように見え、それらのサービスを利用するためにサービス提供装置１に対して接続要求を行うことができるようになる。Bluetooth管理部９００は、これらの接続要求を受け入れ、他機器との間でOBEXのプロトコルに従ったコネクションを設定し、そのOBEXコネクションによってデータの送受信が可能であるとする。
【００７９】
例えば、サービス提供装置１がサービスレコード作成例８で示したサービス情報を登録していたとすると、機器１１はサービス提供装置１のFTP("ftp3",3)サービスを検出し、そのサービスを利用するために接続要求を送信すると、機器１１とサービス提供装置１のOBEX処理部９０３の間にOBEXコネクションが設定される。OBEX処理部９０３は、設定されたコネクションにより受信したデータをサービス変換部３００へ出力する。サービス変換部３００は入力されたデータをファイルとして保存する。Bluetooth管理部９００は機器１１との通信が終了し接続が切断されると、サービス変換部３００に切断されたことを通知する。
【００８０】
サービス変換部３００は切断が通知されると、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを参照し、FTP("ftp3",3)に対応する機器とサービス（プロファイル）とSCNを確認する。
【００８１】
例えば、図８の場合、対応する機器は機器１２、サービスはBIP、SCNは１となる。サービス変換部３００は、これらの相手機器情報をパラメータとしてBluetooth管理部９００に機器１２のBIPサービスとの接続要求を行うように指示する。OBEX処理部９０３と機器１２とのBIPサービスのコネクションが設定されると、サービス変換部３００は保存していたファイルをBIPサービスで利用されるフォーマットに変換した後、機器１２へ送信するようにBluetooth管理部９００に指示する。
【００８２】
以上に説明したサービス変換部３００の動作例では、機器１１からのデータの受信が完了し、機器１１とのコネクションが切断された後に機器１２や機器１３への接続を開始し、データ転送を行うという動作例を示した。
【００８３】
しかし、サービス提供装置３のBluetooth管理部９００が機器１１から接続されている状態において、別の機器である機器１２や機器１３への接続が可能であるなら、機器１１からの切断を待つことなく別機器との接続を行っても良い。
【００８４】
周辺機器ごとに、サポートするサービス（プロファイル）が異なる場合には、各周辺機器間で直接データ交換を行うことが不可能であるが、本実施形態で示したサービス提供装置１を用いることで、直接データ交換を行うことが不可能な機器間でのデータ交換を行うことができる。
【００８５】
図１のサービス提供装置は、周辺機器管理部１００が機器発見処理とサービス発見処理を予め行い、サービス情報テーブルの内容が適切に設定されていることを前提とした。実際には、機器発見処理とサービス発見処理は、さまざまな方法によって起動することができ、これによりサービス情報テーブルを適切な状態に設定することができる。
【００８６】
例えば、図９は図１の構成にアプリケーション部１０００を追加したものであり、サービス情報の収集をユーザの指示によって行えるようにしている。図９のアプリケーション部１０００はユーザからの操作が可能なインタフェースを備えており、ユーザからの周辺機器の探索の指示を受け付け、指示があると周辺機器管理部１００に対して周辺機器の探索及びサービス情報の取得を命令する。
【００８７】
サービス情報の収集は、タイマーにより自動的に行うことが可能である。この場合のサービス提供装置の構成は図１０のようになる。図１０のサービス提供装置は、図１の構成にタイマー部４００を追加したものである。タイマー部４００は予め設定された時間が経過するごとに周辺機器管理部１００に対して周辺機器の探索及びサービス情報の取得を命令する。
【００８８】
サービス発見処理は、他の機器からの要求によっても起動可能である。周囲の Bluetooth機器からの要求によって収集する場合の構成は図１と同様である。この場合は、周囲の Bluetooth 機器が Bluetooth 管理部に接続し、サービス情報更新要求を送信する。
【００８９】
Bluetooth 管理部９００は、受信した更新要求を周辺機器管理部１００に通知する。周辺機器管理部１００は、更新要求を受け取ると、 Bluetooth 管理部９００に周辺機器の探索およびサービス情報の取得を命令する。このとき、サービス情報テーブルに以前と同様の指示を受けた時刻を記憶しておき、その時刻から予め定めた期間が経過していないときは、周辺機器管理部１００は、周辺機器の探索およびサービス情報の取得を行わずに、以前に取得しておいた情報を代わりに用いる。
【００９０】
また、イーサネットなどの他のインタフェースを経由してサービス発見処理の起動要求を受け取ることもできる。この場合の本発明のサービス提供装置の構成は図１１のようになる。
【００９１】
図１１では、図１に新たにネットワーク管理部５００を追加している。ネットワーク管理部５００は、インターネットを介して接続された外部の機器から起動要求を受け取ると、その要求を周辺機器管理部１００に通知する。以後の処理は周囲の Bluetooth 機器から要求を受けた場合と同様である。
【００９２】
収集要求の受け取り方は、例えばネットワーク管理部５００において Web サーバを動作させておき、HTTP プロトコルに則ったリクエストとして行うことができる。この場合、収集された情報は、上記リクエストに対するレスポンスとして、たとえば html 形式のデータでネットワーク管理部を介してリクエストを行った機器へと返送される。
【００９３】
サービス情報の収集は、周辺機器から何らかの要求があったことをきっかけとして行ってもよい。例えば、Bluetooth 管理部９００が、他の機器が機器発見処理を行っていることを INQUIRY メッセージを受信して知った場合には、Bluetooth 管理部９００から周辺機器管理部１００にイベントを発行し、このイベントを受けた周辺機器管理部１００が Bluetooth 管理部９００に周辺機器の探索およびサービス情報の収集を指示する。
【００９４】
INQUIRY メッセージを発行して機器発見処理を行っている機器はこれまで周囲にいなかった新しい機器である可能性が高いので、INQUIRY メッセージを受けたときにサービス情報の収集処理を起動すると、新しく来た機器の発見やサービス情報の取得を速やかに行える可能性が高くなる。
【００９５】
また、INQUIRY メッセージではなく、周囲の Bluetooth 機器から自装置に対してサービス発見手順SDP (Service Discovery Protocol)のコネクションが張られたときにその機器のみのサービス情報の取得、またはその機器を含めたすべての機器の発見とサービス情報の取得を行うようにしてもよい。
【００９６】
この場合は、サービス発見手順においてどのような種別のサービスに関する情報が要求されたかの情報を Bluetooth 管理部９００から周辺機器管理部１００に伝えることにより、周辺機器管理部がより適切な指示を Bluetooth 管理部に出すことが可能となる。
【００９７】
例えば、周辺機器が FTP のサービスに関する情報を要求してきた場合には、周辺機器管理部１００は、FTP および自装置のサービス変換部３００により FTPに変換することが可能なプロファイルに関するサービス情報のみを取得するよう Bluetooth 管理部９００に指示を出すことができる。特に必要のない、他のプロファイルに関する情報を収集しないので、処理の効率が向上する。
【００９８】
また、どのような種別のサービスに関する情報が要求されたかの情報は、＜サービスレコード作成例７＞において説明したようにBluetooth 管理部に登録するサービスレコードを限定するためにも用いることができる。
【００９９】
以上に説明したサービス情報の収集手順は、複数を組み合わせて使うことも可能である。例えば、普段はタイマーによって定期的にサービス情報収集処理が起動され周辺機器管理部の保持するテーブルが自動的に更新されるが、アプリケーション部１０００を介してユーザからの要求があったときにもサービス情報収集処理が起動され、これにより前記テーブルを強制的に更新させるといったことが可能である。
【０１００】
このように、第１の実施形態では、他の機器が提供する各種サービスに関するサービスレコードを生成するため、これらサービスをあたかも自装置が提供するかのように見せかけることができ、本来自装置が提供するサービスよりも広範なサービスを他の機器に対して提供できる。
【０１０１】
また、Bluetooth機器間の通信では、各機器がサポートするサービス（プロファイル）が異なると、各機器間で直接データ交換を行うことが不可能であるが、第１の実施形態で示したサービス提供装置１を用いることで、直接データ交換を行うことが不可能な機器間でのデータ交換が可能になる。
【０１０２】
(第２の実施形態)
第２の実施形態のサービス提供装置は、周囲のBluetooth機器が提供するサービスだけでなく、ファイルサーバやWebサーバが管理するサービスも自己のサービスとして見せかけて提供するものである。
【０１０３】
第１の実施形態では、周囲のBluetooth 機器の持つサービスを、サービス変換部３００で変換して得られるサービスを自装置の提供するサービスとしてBluetooth管理部９００に登録したが、このように変換されてBluetooth管理部に登録されるサービスは必ずしも周囲の Bluetooth 機器が提供するものに限らない。
【０１０４】
第２の実施形態のサービス情報生成部２００は、Bluetooth 以外の通信インタフェースを介して利用可能なサービスも自装置の提供するサービスとして Bluetooth 管理部９００に登録することが可能である。
【０１０５】
第２の実施形態のサービス提供装置は図１１と同様に構成されている。周辺機器管理部１００は、ネットワーク管理部５００を介して、Bluetooth 以外の通信インタフェースを介して利用可能なサービスを調べ、サービス情報テーブルに登録する。
【０１０６】
通信インタフェースとして、例えばイーサネットを用いてインターネットに接続する。このとき利用可能なサービスとしては、電子メールの送受信、ファイルサーバを介したファイルの共有、Web サーバとの間のデータのダウンロードおよびアップロードなどが挙げられる。周辺機器管理部１００は、これらのサービスをサービス情報テーブルに格納する。
【０１０７】
図１２はサービス提供装置とファイルサーバとがイーサネットに接続されている例を示すネットワーク配置図、図１３は図１２のように配置された場合のサービス情報テーブルの一例を示す図である。図１２では、Bluetooth機器である機器１１および機器１２と、イーサネットに接続されたファイルサーバである機器２１が本発明のサービス提供装置１と通信可能である。
【０１０８】
図１３のサービス情報テーブルは、第１の実施形態において説明に用いた図３のテーブルとほぼ同様であるが、サービスの種別が Bluetooth のプロファイルに限らないこと、サービスを利用するためのパラメータがサーバチャネル番号に限らないことなどが異なるため、テーブルの構成を若干変更している。
【０１０９】
図１２の例では、イーサネットを介して LAN 側から利用可能なサービスとして、ファイル共有サービスであるNFS(Network File System)が利用可能であり、そのパラメータとして共有されるフォルダへのパスが記述されている。これらのサービスは、サービス情報生成部において Bluetooth のプロファイルへと変換されて、Bluetooth 管理部９００に登録される。
【０１１０】
例えば、ファイルの共有サービスであればBluetooth のプロファイルである FTP として登録される。変換された後のサービスレコードの作成方法は、第1の実施形態において説明したのと同様である。
【０１１１】
このとき、第1の実施形態においてサービスネームに付加したサービスの変換情報は、NFS から FTP に変換されたことを示すものであり、例えば、第１の実施形態における＜サービスレコード作成例４＞では“ftp→NFS” のようになり、＜サービスレコード作成例５＞では “機器２１＿ftp→NFS” のようになる。
【０１１２】
Bluetooth のサービスとして登録されるサービスの種別は、必ずしもネットワーク管理部５００を介して利用可能なサービスの種別と直接関連するものでなくてもよい。
【０１１３】
例えば、メール送信サービスを本来はファイルやフォルダを扱うプロファイルである FTP として登録することも可能である。この場合は、FTP に従って周囲の Bluetooth機器から Bluetooth管理部９００へ送信されたファイルがサービス変換部によりネットワーク管理部９００を介してインターネット上の他の機器へメールとして送信される。
【０１１４】
複数のあて先が考えられる場合は、どのあて先に向けてメールが送信されるかは、複数の宛先のそれぞれに対応するFTP サービスをそれぞれ登録してもよいし、単一のFTP サービスにおいてどのフォルダの中にファイルが格納されたかによって区別してもよい。
【０１１５】
また、Web サーバへのアップロードサービスを Bluetooth の Imaging Profile サービスとして登録することもできる。このときは、周囲の Bluetooth 機器から Imaging Profile に従って送信された画像データがネットワーク管理部を介して Web サーバにアップロードされ、例えば他の機器からブラウザなどのソフトウェアを用いてその画像データを見ることができる。
【０１１６】
このように、第２の実施形態では、周囲のBluetooth機器だけでなく、ファイルサーバやWebサーバが提供する各種サービスも自己のサービスとして見せかけて提供できるため、第１の実施形態よりもさらに広範なサービス提供が行える。
【０１１７】
(第３の実施形態)
第３の実施形態は、周囲の複数の機器が提供する各サービスをまとめて単一のサービスとして周囲の他の機器に提供するものである。
【０１１８】
第３の実施形態のサービス提供装置のブロック構成は図１と同じであるが、周辺機器管理部１００、サービス情報生成部２００及びサービス変換部３００の処理内容が図１の装置と異なっている。
【０１１９】
図１４は、第３の実施形態のサービス提供装置５と周辺機器１１，１２，１３との通信の様子を示す図である。機器１１，１２，１３はそれぞれBluetooth機器であり、第1の実施形態と同様に、例えば、機器１１はFTPとOPPをサポートしたＰＣ、機器１２はBIPをサポートしたデジタルカメラ、機器１３はBPPをサポートしたプリンタである。
【０１２０】
周辺機器管理部１００は、定期的に機器発見処理とサービス発見処理を行い、発見した機器情報を内部に記憶する。サービス提供装置５内の周辺機器管理部１００は、第１の実施形態と同様に、図３に示すサービス情報テーブルを作成する。
【０１２１】
なお、本実施形態では、サービス情報やサービスレコードの表記方法を第１の実施形態と同様にする。
【０１２２】
周辺機器管理部１００は、周辺機器情報を取得し、周囲に存在するすべての通信可能な機器からサービス情報を取得し、図３に示したサービス情報テーブルが完成すると、サービス情報生成部２００に対してサービス情報取得完了通知を送る。サービス情報生成部２００は、サービス情報取得完了通知を受け取ると、新たなサービスレコードを作成し、作成したサービスレコードを自装置のSDPデータベース９０２に登録する。
【０１２３】
サービス情報生成部２００は、FTPサービスのサービスレコードを一つ作成してSDPデータベース９０２に登録する。サービスレコードに登録するSCNは、Bluetooth管理部９００より設定可能かつその値を利用することで他機器と通信可能となるSCNの値を取得し、その値を採用する。SNについてはサービス情報生成部２００が独自に作成する。SCN，SN以外の値はサービス情報生成部２００で設定されているデフォルト値を利用する。例えば、サービス情報生成部２００が作成して登録するサービスレコードは、FTP（“サービス提供装置５の複合サービス”，１）となる。
【０１２４】
図１５は第３の実施形態のサービス提供装置５のサービス情報テーブルの一例を示す図である。図示のように、図１５のテーブルは、図３のテーブルに変換サービスの項目を追加したものである。図１５のテーブルでは、変換サービスの項目のそれぞれにFTP（“サービス提供装置５の複合サービス”，１）が記述されている。これらはすべて同一のものを参照するために複数の項目に記述したものであり、実際にSDPデータベース９０２に登録されているサービスレコードは一つである。
【０１２５】
次に、サービス変換部３００の動作について説明する。サービス情報生成部２００がサービスレコードを登録することで、周辺機器からはサービス提供装置５がFTP（“サービス提供装置５の複合サービス”，５）という一つのサービスを所持しているように見え、そのFTPサービスを利用するためにサービス提供装置５に対して接続要求を行うことができる。Bluetooth管理部９００は、これらの接続要求を受け入れ、他機器との間でOBEXのプロトコルに従ったコネクションを設定し、そのOBEXコネクションによってFTPに従ったデータの送受信が可能となる。
【０１２６】
例えば、機器１１はサービス提供装置５のFTP（“サービス提供装置５の複合サービス”，５）サービスを検出し、そのサービスを利用するために接続要求を送信すると、機器１１とサービス提供装置５のOBEX処理部９０３の間にFTP用のOBEXコネクションが設定される。
【０１２７】
FTP用のOBEXコネクションでは、フォルダやファイルの送受信が可能であることから、サービス提供装置１１はサービス提供装置５に対してフォルダやファイルの送信を試みることが可能である。
【０１２８】
このとき、サービス提供装置１１からは、サービス提供装置５がFTP（“サービス提供装置５の複合サービス”，５）という一つのサービスのみを提供しているように見えるため、たとえばサービス提供装置５を経由してサービス提供装置１２にファイルを送りたい場合と、サービス提供装置５を経由してサービス提供装置１３にファイルを送りたい場合との区別をつけるための工夫が必要となる。これは、送信したいファイルを格納したフォルダの名前に、ファイルの宛先となる機器の名前などの情報を含めることでなされる。これについて以下に説明する。
【０１２９】
OBEX処理部９０３は、設定されたコネクションにより受信したデータをすべてサービス変換部３００へ出力する。サービス変換部３００は入力されたデータの種類、つまり、機器１１が送信したデータ（ファイルやフォルダ）に応じて、以下の処理を行う。
【０１３０】
＜機器１１がフォルダ名に一つの機器名が含まれるフォルダを一つ送信した場合＞
機器名を含めるフォルダ名の書式を“To_機器名”とする。例えば、フォルダ名が“To_機器１２”というフォルダを機器１１がサービス提供装置５へ送信したとすると、OBEX処理部９０３は、機器１１からOBEXプロトコルの命令要求として、SetPath要求を受信する。このSetPath要求には“To_機器１２”という情報が含まれている。
【０１３１】
サービス変換部３００は、OBEX処理部９０３からSetPath要求が入力されると、フォルダ名の書式を調べ、“To_機器名”であった場合は、フォルダ名から機器名情報を検出する。機器名情報を検出すると、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを確認し、検出した機器名に対応するサービス（プロファイル）を調べる。
【０１３２】
例えば、サービス情報テーブルが図３の場合は、対応する機器１２がBIPをサポートしていることがわかる。対応する機器とプロファイルの情報がサービス情報テーブルに存在することを確認すると、サービス変換部３００は、内部に“To_機器１２”というフォルダを作成し、以後OBEX処理部９０３が受信しサービス変換部３００へ出力したデータを作成したフォルダの下に記憶する。一方、サービス情報テーブルに機器名が検出できなかった場合、サービス変換部３００は受信拒否をOBEX処理部９０３へ通知する。
【０１３３】
また、サービス情報テーブルに機器名が存在したとしても、その機器がサポートしているプロファイルがサービス提供装置５のサポートしているプロファイル（本実施形態ではFTP，OPP，BIP，BPPとする）のいずれでもない場合は、サービス変換部３００は受信拒否をOBEX処理部９０３へ通知する。OBEX処理部９０３は受信拒否がサービス変換部３００から通知されると、相手機器に対してエラーを通知する。
【０１３４】
Bluetooth管理部９００は機器１１との通信が終了し接続が切断されるとサービス変換部３００に切断されたことを通知する。
【０１３５】
サービス変換部３００は切断が通知されると、フォルダ（本例においてはTo_機器１２”）を作成し、フォルダ下に機器１１から受信したデータを記憶していた場合、Bluetooth管理部９００に、フォルダ名に含まれている機器１２のBIPサービスとの接続要求を行うように指示する。
【０１３６】
ここで、サービス変換部３００は、機器１２との接続パラメータは、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを参照し取得するとする。OBEX処理部９０３と機器１２とのBIPサービスのコネクションが設定されると、サービス変換部３００は記憶していたデータをBIPサービスで利用されるフォーマットに変換した後、機器１２への送信をBluetooth管理部９００に指示する。
【０１３７】
＜機器１１がフォルダ名に複数の機器名が含まれるフォルダを一つ送信した場合＞
機器名を含めるフォルダ名の書式を“To_機器名＿機器名”とする。例えば、フォルダ名が“To_機器１２＿機器１３”というフォルダを機器１１がサービス提供装置５へ送信したとすると、OBEX処理部９０３は、機器１１からOBEXプロトコルの命令要求として、SetPath要求を受信する。このSetPath要求には“To_機器１２＿機器１３”という情報が含まれている。
【０１３８】
サービス変換部３００は、OBEX処理部９０３からSetPath要求が入力されると、フォルダ名の書式を調べ、“To_機器名＿機器名”であった場合は、フォルダ名から機器名情報を検出する。機器名情報を検出すると、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを確認し、検出した機器名に対応するサービス（プロファイル）を調べる。
【０１３９】
例えば、サービス情報テーブルが図３の場合は、対応する機器１２がBIPをサポートしており、また、機器１３がBPPをサポートしていることがわかる。対応する機器とプロファイルの情報がサービス情報テーブルに存在することを確認すると、サービス変換部３００は、内部に“To_機器１２＿機器１３”というフォルダを作成し以後OBEX処理部９０３が受信しサービス変換部３００へ出力したデータを作成したフォルダの下に記憶する。
【０１４０】
一方、サービス情報テーブルに機器１２と機器１３の両機器とも対応する機器名が検出できなかった場合、サービス変換部３００は受信拒否をOBEX処理部９０３へ通知する。
【０１４１】
また、サービス情報テーブルに機器１２、機器１３の機器名が存在したとしても、両機器ともサポートしているプロファイルがサービス提供装置５のサポートしているプロファイル（本実施形態ではFTP，OPP，BIP，BPPとする）のいずれでもない場合は、サービス変換部３００は受信拒否をOBEX処理部９０３へ通知する。OBEX処理部９０３は受信拒否がサービス変換部３００から通知されると、相手機器に対してエラーを通知する。
【０１４２】
Bluetooth管理部９００は機器１１との通信が終了し接続が切断されるとサービス変換部３００に切断されたことを通知する。サービス変換部３００は切断が通知されると、フォルダ（本例においてはTo_機器１２＿機器１３”）を作成し、フォルダ下に機器１１から受信したデータを記憶していた場合、Bluetooth管理部９００に、フォルダ名に含まれている機器１２のBIPサービス、および機器１３のBPPサービスそれぞれに対して接続要求を行うように指示する。
【０１４３】
ここで、サービス変換部３００は、機器１２および機器１３との接続パラメータは、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを参照して取得するとする。OBEX処理部９０３と機器１２とのBIPサービスのコネクションが設定されると、サービス変換部３００は記憶していたデータをBIPサービスで利用されるフォーマットに変換した後、機器１２への送信をBluetooth管理部９００に指示する。OBEX処理部９０３と機器１３とのBPPサービスのコネクションが設定されると、サービス変換部３００は記憶していたデータをBPPサービスで利用されるフォーマットに変換した後、機器１３への送信をBluetooth管理部９００に指示する。
【０１４４】
＜機器１１がフォルダ名に異なる機器名が一つ含まれるフォルダを複数送信した場合＞
機器名を含めるフォルダ名の書式を“To_機器名”とする。例えば、フォルダ名が“To_機器１２”というフォルダと“To_機器１３”というフォルダを機器１１がサービス提供装置５へ送信したとする。
【０１４５】
この場合、OBEX処理部９０３は最初に“To_機器１２”という情報が含まれたSetPath要求を受信する。サービス変換部３００は、OBEX処理部９０３からSetPath要求が入力されると、フォルダ名の書式を調べ、フォルダ名から機器名情報“機器１２”を検出する。機器名情報を検出すると、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを確認し、“機器１２”に対応するサービス（プロファイル）を調べる。
【０１４６】
例えば、サービス情報テーブルが図３の場合は、機器１２がBIPをサポートしていることがわかる。機器１２のプロファイルの情報（この場合はBIP）がサービス情報テーブルに存在することを確認すると、サービス変換部３００は内部に“To_機器１２”というフォルダを作成する。以後、OBEX処理部９０３が受信したデータはサービス変換部３００へと出力されるが、機器１１が送信したフォルダ名“To_機器１２”に含まれる全ファイルは、サービス変換部３００が作成した“To_機器１２”に保存されるとする。
【０１４７】
機器１１からフォルダ“To_機器１２”の送信が完了すると、OBEX処理部９０３は次に“To_機器１３”という情報が含まれたSetPath要求を受信する。
【０１４８】
サービス変換部３００は、OBEX処理部９０３からSetPath要求が入力されると、フォルダ名の書式を調べ、フォルダ名から機器名情報“機器１３”を検出する。機器名情報を検出すると、周辺機器管理部１００のサービス情報テーブルを確認し、“機器１３”に対応するサービス（プロファイル）を調べる。
【０１４９】
例えば、サービス情報テーブルが図３の場合は、機器１３がBPPをサポートしていることがわかる。機器１３のプロファイルの情報（この場合はBPP）がサービス情報テーブルに存在することを確認すると、サービス変換部３００は内部に“To_機器１３”というフォルダを作成する。以後、OBEX処理部９０３が受信したデータはサービス変換部３００へと出力されるが、機器１１が送信したフォルダ名“To_機器１３”に含まれる全ファイルは、サービス変換部３００が作成した“To_機器１３”に保存されるとする。
【０１５０】
なお、サービス情報テーブルに機器名が検出できなかった場合、サービス変換部３００は受信拒否をOBEX処理部９０３へ通知する。また、サービス情報テーブルに機器名が存在したとしても、その機器がサポートしているプロファイルがサービス提供装置５のサポートしているプロファイル（本実施形態ではFTP，OPP，BIP，BPPとする）のいずれでもない場合は、サービス変換部３００は受信拒否をOBEX処理部９０３へ通知する。
【０１５１】
OBEX処理部９０３は受信拒否がサービス変換部３００から通知されると、相手機器に対してエラーを通知する。例えば、機器１２、機器１３ともにサービス情報テーブルで検出できなかったとすると、フォルダ“To_機器１２”とフォルダ“To_機器１３”に含まれるファイルなどのデータは、サービス変換部３００には全く保存されない。また、例えば、機器１２はサービス情報テーブルで検出できなかったが、機器１３は検出できた場合は、フォルダ“To_機器１３”に含まれるファイルなどのデータは、サービス変換部３００に保存されるが、フォルダ“To_機器１２”に含まれるファイルなどのデータは、サービス変換部３００には保存されない。
【０１５２】
Bluetooth管理部９００は機器１１との通信が終了し接続が切断されるとサービス変換部３００に切断されたことを通知する。
【０１５３】
サービス変換部３００は切断が通知されると、内部に作成しているフォルダを確認する。“To_機器１２”というフォルダを作成していた場合、Bluetooth管理部９００を利用して機器１２のBIPサービスに対して接続要求を行う。
【０１５４】
また、“To_機器１３”というフォルダを作成していた場合、Bluetooth管理部９００を利用して機器１３のBPPサーに対して接続要求を行う。OBEX処理部９０３と機器１２とのBIPサービスのコネクションが設定されると、サービス変換部３００は記憶していたデータをBIPサービスで利用されるフォーマットに変換した後、機器１２へ送信する。OBEX処理部９０３と機器１３とのBPPサービスのコネクションが設定されると、サービス変換部３００は記憶していたデータをBPPサービスで利用されるフォーマットに変換した後、機器１３へ送信する。
【０１５５】
以上のサービス変換部３００の動作例では、機器１１からのデータの受信が完了し、機器１１とのコネクションが切断された後に機器１２や機器１３への接続を開始し、データ転送を行うという動作例を示した。しかし、サービス提供装置４のBluetooth管理部９００が機器１１から接続されている状態において、別の機器である機器１２や機器１３への接続が可能であるなら、機器１１からの切断を待つことなく別機器との接続を行っても良い。
【０１５６】
上述した第１の実施形態のサービス提供装置１によれば、サービス種別（プロファイル）の異なる機器間でのデータ交換も可能になるが、サービス提供装置１を介してＮ台の機器へデータを送信する場合には、サービス提供装置１とＮ回コネクションを設定し、データを繰り返し送信する必要がある。
【０１５７】
これに対して、第３の実施形態で示したサービス提供装置５では、サービス提供装置５を介してＮ台の機器へデータを送信する場合にも、サービス提供装置５と一つのコネクションを設定するだけでＮ台に自動的にデータを送信でき、サービス提供装置１を用いる場合よりも効率的なデータ交換が可能となる。
【０１５８】
(第４の実施形態)
第４の実施形態は、複数の機器が提供するそれぞれ種類の異なる複数のサービスを組み合わせることにより、そのいずれとも異なる新たな種別のサービスを提供するものである。
【０１５９】
周辺機器管理部の記憶するサービス情報テーブルに Basic Imaging Profile をサポートし静止画像を映し出すことができる第一のBluetooth 機器と、Headset Profile をサポートし、音声を出力できる第二の Bluetooth 機器があった場合、サービス情報生成部はこれらを組み合わせたサービスをBluetooth における AV(Audio/Video) Profile として Bluetooth 管理部に登録する。この場合も、第1の実施形態において説明したのと同様に、サービス情報生成部はサービスネームにサービスの変換情報を付加することができる。たとえば、第1の実施形態における＜サービスレコード作成例４＞ではサービスネームは “BIP+Headset → AV” としてAV(“BIP+Headset → AV”) というようなサービスレコードを Bluetooth 管理部に登録する。
【０１６０】
図１６は、本実施の形態におけるサービス情報テーブルの例である。この例においては、機器１１はHeadset Profile のサービスを、機器１２は Basic Imaging Profile のサービスをそれぞれ提供している。本実施の形態においては、これらを組み合わせることにより新たに AV Profile のサービスが生成され他の機器に対して提供される。機器１１の持つサービスもしくは機器１２の持つサービスのいずれかのみではAV Profile のサービスを生成することができないので、サービスを組み合わせる相手の機器を記憶する必要がある。このために、サービスを組み合わる相手機器を記載するフィールドを新たに設けた点が、図７や図８に示したサービス情報テーブルと異なっている。
【０１６１】
機器１２の持つ Basic Imaging Profile のサービスは、Headset Profileと組み合わせて AV Profile として提供する他にも、これまでの実施の形態において説明してきたのと同様に、他の機器のサービスと組み合わせることなく単独で FTP, OPP などのサービスに変換して提供することができる。このようなサービスもテーブルに併せて記載する。なお、プロファイルによってはサーバチャネル番号を必要としないものもあるので、そのようなプロファイルに対してはサーバチャネル番号の項目は空白としている。
【０１６２】
AV Profile をサポートしビデオ画像の出力を希望する第三のBluetooth 機器は、Bluetooth 管理部９００に登録されたAV Profile サービスに対して画像および音声を送出する。Bluetooth 管理部９００は、これを受信すると画像と音声を分割し、画像は第一の Bluetooth 機器へ、音声は第二の Bluetooth 機器へ出力する。このとき、AV Profile では動画像がサポートされているが、Imaging Profile では静止画像のみをサポートしているので、サービス変換部において動画像から静止画像へ、たとえばコマ落としなどによる変換処理を行う。
【０１６３】
サービスを組み合わせる相手は、Bluetooth 機器に限定されるものではない。例えば、周辺機器管理部１００の記憶するサービス情報テーブルに Bluetooth ヘッドセット機器と、LAN で接続されたプロジェクタ機器が登録されている場合、サービス変換部はこれらを組み合わせたサービスを Bluetooth AV Profile として Bluetooth 管理部９００に登録することができる。これにより、音声の出力、画像の出力というそれぞれ単一の機能しか持たず単独ではビデオ信号の出力ができない２つの機器を組み合わせて、一つの Bluetooth AV Profile に準拠した機器として見せることができ、Bluetooth AV Profile に準拠した他の機器からビデオ信号の出力が可能となる。
【０１６４】
このように、第４の実施形態では、複数の機器がそれぞれ提供するサービスを組み合わせて、新規なサービスを生成して提供するため、個々のサービスよりも付加価値の高いサービスを提供できる。
【０１６５】
(第５の実施形態)
第５の実施形態は、周辺機器が提供する単一のサービスを、複数のサービスとして周囲の他の機器に提供するものである。単一のサービスを直接利用できない Bluetooth 機器が、本発明の通信機器の提供する複数のサービスを組み合わせて利用することにより、前記単一のサービスを利用することができるようになる。
【０１６６】
本実施形態における機器の構成は第２の実施形態における図１１と同様である。ネットワーク管理部５００を介してインターネットにメールを送信することが可能である場合、サービス変換部３００はこれを Bluetooth におけるObject Push Profile と File Transfer Profile の２つのプロファイルに分割して Bluetooth 管理部に登録する。周囲の Bluetooth 機器は、メールのあて先情報を vCard に記載して Object Push Profile に従って送り、同時にメールの本文をファイルとして送信すると、メールがインターネットを介して送信される。
【０１６７】
このようにサービスを分割したときは、登録するサービスの名称をObject Push Profile については “メール(アドレス)” 、File Transfer Profile については “メール(本文)” とするなど、相互の対応がわかりやすいものにしておくことが望ましい。このとき、サービス情報生成部によって Bluetooth 管理部に登録されるサービスレコードは、たとえば OPP(“メール送信(アドレス)”,1) と FTP(“メール送信(本文)”,2) のようになる。
【０１６８】
メールを送ろうとする Bluetooth 機器は、サービスレコードに記載のサービスネームから、これらがメールの送信サービスに対応するものであることを知り、これらの２つのサービスのそれぞれに対してコネクションを張り、OPP に対してはメールアドレスを記載した vCard を、FTP に対してはメールの本文をそれぞれ送信する。これらのデータはBluetooth管理部９００によって受信されて、サービス変換部３００に格納される。受信が完了し前記のコネクションが両方とも切断されたことが Bluetooth 管理部９００によって検出されサービス変換部３００に通知されると、サービス変換部３００は格納したメールアドレスと本文とを組み合わせ、ネットワーク管理部５００を介して宛先へと送信する。
【０１６９】
このように、第５の実施形態では、周辺機器が提供する単一のサービスを複数のサービスとして他の機器に提供できるため、そのままでは単一のサービスを利用できない他の機器が、複数のサービスに分けて提供を受けることにより、結果的に元の単一のサービスを受けられるようになる。これにより、プロファイル等の異なる種々のサービスの提供を受けられるようになる。
【０１７０】
上述した実施形態で説明したサービス提供装置は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、サービス提供装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフロッピーディスクやＣＤ−ＲＯＭ等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の携帯可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
【０１７１】
また、サービス提供装置の少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線（無線通信も含む）を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
【０１７２】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明によれば、周辺機器が提供するサービスも、自己のサービスと同様に提供できるため、サービス種別が異なる各種サービスを提供でき、サービスの利用価値が高まる。
【０１７３】
また、他の通信装置がサポートするサービス（プロファイル）が異なると、各通信装置間で直接データ交換を行うことが不可能であるが、本発明によれば、直接データ交換を行うことが不可能な通信装置間でのデータ交換が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係るサービス提供装置の第１の実施形態の概略構成を示すブロック図。
【図２】図１のサービス提供装置１と周辺機器１１，１２，１３との通信の様子を示す図。
【図３】サービス情報テーブルの一例を示す図。
【図４】サービス情報の一例を示す図。
【図５】サービスレコードの登録手順の一例を示すフローチャート。
【図６】サービスレコードの削除手順の一例を示すフローチャート。
【図７】サービス情報テーブルの一例を示す図。
【図８】サービス情報テーブルの一例を示す図。
【図９】図１の構成にアプリケーション部を追加したサービス提供装置のブロック図。
【図１０】図１の構成にタイマーを追加したサービス提供装置のブロック図。
【図１１】図１の構成にネットワーク管理部を追加したサービス提供装置のブロック図。
【図１２】サービス提供装置とファイルサーバとがイーサネットに接続されている例を示すネットワーク配置図。
【図１３】図１２のように配置された場合のサービス情報テーブルの一例を示す図。
【図１４】第３の実施形態のサービス提供装置５と周辺機器１１，１２，１３との通信の様子を示す図。
【図１５】第３の実施形態のサービス提供装置５のサービス情報テーブルの一例を示す図。
【図１６】本実施の形態におけるサービス情報テーブルの例を示す図。
【符号の説明】
１００周辺機器管理部
２００サービス情報生成部
３００サービス変換部
４００タイマー部
５００ネットワーク管理部
９００ Bluetooth管理部
９０１ SDP処理部
９０２ SDPデータベース
９０３ OBEX処理部
１０００アプリケーション部[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a service providing apparatus, a service providing program, and a service providing method capable of providing various services by wireless communication.
[0002]
[Prior art]
Bluetooth (TM) The specification of a wireless communication method called Bluetooth (available from http://www.Bluetooth.org/) standardized by SIG (Special Interest Group), including wireless devices, communication protocols, and application models Is stipulated. The application model specification is called a profile. Examples of profiles include File Transfer Profile that specifies file transfer methods, Object Push Profile that specifies how to exchange electronic business card information, Basic Imaging Profile that specifies how to exchange electronic photo images, and electronic information to be printed out to the printer. There is a Basic Printing Profile that defines the transmission method.
[0003]
When a Bluetooth device exchanges data, first, a discovery process for Bluetooth devices existing in the vicinity is performed. By the discovery process, it is possible to acquire the device addresses of the devices existing around. When a Bluetooth device finds a peripheral device, it acquires service information from the peripheral device. The service information is a service that the device can provide, that is, profile information supported by the device, and includes parameters for connecting to the service.
[0004]
A Bluetooth device discovers peripheral devices and acquires service information, and as a result, it connects to a device that has been found to support the same profile supported by its own device, and exchanges information. Can do.
[0005]
For Bluetooth devices, the process of acquiring service information described above is important in order to connect to a counterpart device, but this process is defined by the Bluetooth SIG as SDP (Service Discovery Protocol). The processing by SDP is a very important procedure for connecting to a peripheral device, and the connection to the peripheral device can be controlled by devising the SDP processing and service information provided to the counterpart device. Among inventions related to acquisition and exchange of service information, those particularly related to Bluetooth are described in Patent Documents 1 and 2.
[0006]
[Patent Document 1]
Japanese Patent Laid-Open No. 2002-196990
[Patent Document 2]
JP 2002-99473 A
[0007]
[Problems to be solved by the invention]
Bluetooth defines multiple profiles from the perspective of emphasizing interoperability, but the problem is that even if devices that do not support a common profile are connected, data cannot be exchanged. is there.
[0008]
As long as the same profile is used between Bluetooth devices, data can be exchanged between them. For example, an interface other than Bluetooth can be used, such as a device connected to a LAN via Ethernet (registered trademark). Since the devices that do not generally support Bluetooth profiles, it is impossible to exchange data between these devices and Bluetooth devices.
[0009]
To solve this problem, multiple Bluetooth devices that have different profiles and cannot exchange data directly with each other, or between a Bluetooth device and a device with a non-Bluetooth interface such as Ethernet Devices that intervene between each other and allow each device to freely use each other's services
The purpose is to provide.
[0010]
The present invention has been made in view of the above points, and an object of the present invention is to provide a service providing apparatus and a service that make it appear as if the service provided by another communication apparatus having a different communication interface looks like its own service. It is to provide a providing program and a service providing method.
[0011]
According to one aspect of the present invention, service information storage means for storing service information for connecting to a service defined by a Bluetooth profile provided by another communication device capable of communication;
According to the service information stored in the service information storage means, service conversion means for converting a service provided by another communicable communication device into another service defined by a Bluetooth profile;
It is a service provided by itself for services other than those determined to determine whether or not the service converted by the service conversion means needs to be performed. And a service information generating means for generating service information for causing other communication apparatuses to recognize the service providing apparatus.
[0012]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, a service providing apparatus according to the present invention will be specifically described with reference to the drawings.
[0013]
(First embodiment)
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a first embodiment of a service providing apparatus according to the present invention. The service providing apparatus in FIG. 1 performs short-range wireless communication with another communication apparatus using a Bluetooth communication protocol. More specifically, the service providing apparatus includes File Transfer Profile (hereinafter referred to as FTP), Object Push Profile (hereinafter referred to as OPP), Basic Imaging Profile (hereinafter referred to as BIP), Basic Printing Profile (hereinafter referred to as 4 services) (BPP) and supports sending and receiving data corresponding to each service.
[0014]
The service providing apparatus in FIG. 1 includes a peripheral device management unit 100 that stores service information provided by a peripheral device that can communicate with its own device, a service conversion unit 300 that converts a service provided by the peripheral device into another type of service, and the like. Communication control for performing near field communication between the service information generation unit 200 that generates service information for making the service provided by the peripheral device appear as the service provided by the own device and the peripheral device according to the Bluetooth standard And a Bluetooth management unit 900 for performing the above.
[0015]
The Bluetooth management unit 900 supports SDP (Service Discovery Protocol) and OBEX (Object Exchange Protocol) as a Bluetooth protocol stack. Inside the Bluetooth management unit 900, an SDP processing unit 901 that performs SDP processing, an SDP database 902, and an OBEX processing unit 903 that performs OBEX processing are provided.
[0016]
In FIG. 1, constituent elements (for example, a CPU) other than the characteristic portions of the present invention are omitted.
[0017]
The peripheral device management unit 100 uses the Bluetooth management unit 900 to perform Bluetooth device discovery processing and service discovery processing. If the peripheral device supports FTP, OPP, BIP, and BPP, all the service information about them Is acquired and memorized. The service information generation unit 200 generates service information provided by the own device based on the service information stored in the peripheral device management unit 100 and registers the service information in the Bluetooth management unit.
[0018]
Peripheral devices that communicate with each other via Bluetooth (Bluetooth devices) register the services they can provide as service records in the database in each device, and receive service record information when receiving a service acquisition request from the other device. provide. The service discovery process described above indicates that a service acquisition request is sent to a peripheral device, and information described in a service record possessed by the other party is acquired. In FIG. 1, a database for registering service records is represented as an SDP database 902.
[0019]
FIG. 2 is a diagram illustrating a state of communication between the service providing apparatus 1 of FIG. 1 and the peripheral devices 11, 12, and 13. Assume that the devices 11, 12, and 13 are all Bluetooth devices, the device 11 is a PC that supports FTP and OPP, the device 12 is a digital camera that supports BIP, and the device 13 is a printer that supports BPP.
[0020]
The peripheral device management unit 100 in FIG. 1 performs device discovery processing and service discovery processing, and stores the discovered device information therein. In the case of FIG. 2, the peripheral device management unit 100 creates a service information table shown in FIG. The service information table in FIG. 3 is a correspondence relationship between a device name, a service name (profile name) that the device has, a server channel number (SCN) that is a parameter for connecting to each service, and a service name (SN). Is remembered.
[0021]
In the service information table of FIG. 3, only the device 11, the device 12, and the device 13 are described as device names. However, these are device identification information, and in the case of a Bluetooth device, a device address and a friendly name are also included. It is also memorized.
[0022]
Hereinafter, a specific example relating to creation of a service information table will be described by taking FTP as an example. Since the device 11 supports FTP, the contents of the service information shown in FIG. 4 are registered in the device 11 as a service record in the form of electronic information.
[0023]
The service information shown in FIG. 4 follows the service description format in the Bluetooth specification. Although the value of SCN is described as 2 in FIG. 4, this value is a value assigned in the device 11. As a result of the service discovery process, the service providing apparatus 1 can acquire all the information described in FIG. 4 by acquiring information related to FTP from the device 11.
[0024]
The service providing apparatus 1 creates the service information table of FIG. 3 after confirming the contents of FIG. Of the service information acquired from the counterpart device, information other than SCN and SN may be stored in the service information table. However, since values other than the SCN and SN shown in FIG. 4 are not device-dependent values, they can be known without being acquired from the counterpart device, and can be held in advance as default values, for example.
[0025]
Hereinafter, the service information shown in FIG. 4 is expressed as FTP (“Obex File Transfer”, 2). For convenience, the service record corresponding to FIG. 4 is also expressed as FTP (“Obex File Transfer”, 2). When the service providing apparatus 1 detects the FTP service of the device 11, the expression “the service providing apparatus 11 possesses FTP (“ Obex File Transfer ”, 2)” is used.
[0026]
The peripheral device management unit 100 acquires information such as addresses and names of devices existing around the device as peripheral device information, acquires service information from those devices that can communicate with the device, When the service information table shown in FIG. 3 is completed, a service information acquisition completion notification is sent to the service information generation unit 200.
[0027]
Upon receiving the service information acquisition completion notification, the service information generation unit 200 confirms the contents of the service information table of the peripheral device management unit 100, creates a new service record using the information, and creates the created service record. It registers in the SDP database 902 of its own device.
[0028]
Hereinafter, a method of creating a service record that the service information generation unit 200 registers in the SDP database 902 will be described.
[0029]
<Service record creation example 1>
The service information generation unit 200 registers the service registered in the service information table as a service record of the own device. For the parameters other than the SCN described in each service record, the information acquired from the peripheral device and described in the service information table is described as it is, or a value used as a default value is described. For the SCN, the service information generation unit 200 acquires the value set by the Bluetooth management unit 900 and describes the acquired value in the service record.
[0030]
For example, when the service information table is shown in FIG. 3, the service information generation unit 200 performs FTP (“OBEX File Transfer”, 1), OPP (“OBEX Object Push”, 2), BIP (“OBEX Basic Imaging” 3), Four BPPs (“OBEX Basic Printing” 4) are registered in the SDP database 902 of the Bluetooth management unit 900 as service records. Here, the SCN values 1, 2, 3, and 4 of each service are values acquired from the Bluetooth management unit 900.
[0031]
As a result, when service discovery processing is performed for the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, the service providing apparatus 1 uses FTP ("OBEX File Transfer", 1), OPP ("OBEX Object Push") as services. ", 2), BIP (" OBEX Basic Imaging "3), and BPP (" OBEX Basic Printing "4) are recognized.
[0032]
<Service record creation example 2>
In the service record creation example 1, it is assumed that the service information generation unit 200 independently creates the SN value of each service record to be registered. For example, the service information generation unit 200 includes FTP (“File Transfer of the service providing apparatus 1”, 1), OPP (“Object Push of the service providing apparatus 1”, 2), BIP (“Basic Imaging of the service providing apparatus 1”). 3) Four BPPs ("Basic Printing of the service providing apparatus 1" 4) are registered in the SDP database 902 of the Bluetooth management unit 900 as service records.
[0033]
As a result, when service discovery processing is performed for the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, the service providing apparatus 1 uses FTP (“File Transfer” of the service providing apparatus 1 ”, 1), OPP (“ The service providing device 1 is recognized as possessing “Object Push”, 2), BIP (“Basic Imaging of the service providing device 1”, 3), and BPP (“Basic Printing of the service providing device 1” 4). .
[0034]
<Service record creation example 3>
The service information generation unit 200 copies, converts, creates, and registers one service registered in the service information table to all the services supported by the own device. The SCN registered in each service record acquires a value set by the Bluetooth management unit 900 and adopts the value. The SN is created by the service information generation unit 200 independently. For values other than SCN and SN, default values set in the service information generation unit 200 are used.
[0035]
For example, for the FTP service of the device 11 in FIG. 3, FTP (“ftp1”, 1), OPP (“opp1”, 1), BIP (“bip1”, 1), BPP (“bpp1”, 1) Duplicate and convert four service records. Similarly, four service records are generated for the OPP of the device 11, the BIP of the device 12, and the BPP of the device 13, respectively. In this case, for example, as shown as an example, the service information generation unit 200 registers the following 16 service records in the SDP database 902 of the Bluetooth management unit 900.
FTP (“ftp1”, 1), OPP (“opp1”, 1),
BIP (“bip1”, 1), BPP (“bpp1”, 1),
FTP (“ftp2”, 2), OPP (“opp2”, 2),
BIP (“bip2”, 2), BPP (“bpp2”, 2),
FTP (“ftp3”, 3), OPP (“opp3”, 3),
BIP (“bip3”, 3), BPP (“bpp3”, 3),
FTP (“ftp4”, 4), OPP (“opp4”, 4),
BIP (“bip4”, 4), BPP (“bpp4”, 4)
[0036]
As a result, when service discovery processing is performed on the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, it is recognized that the service providing apparatus 1 possesses a total of 16 services.
[0037]
<Service record creation example 4>
In the service record creation example 3, the service information generation unit 200 adds a corresponding device name when generating an SN. In this case, for example, the service information generation unit 200 registers the following 16 service records in the SDP database 902 of the Bluetooth management unit 900.
FTP (“ftp_device 11”, 1), OPP (“opp_device 11”, 1),
BIP (“bip_device 11”, 1), BPP (“bpp_device 11”, 1),
FTP (“ftp_device 11”, 2), OPP (“opp_device 11”, 2),
BIP (“bip_device 11”, 2), BPP (“bpp_device 11”, 2),
FTP (“ftp_device 12”, 3), OPP (“opp_device 12”, 3),
BIP (“bip_device 12”, 3), BPP (“bpp_device 12”, 3),
FTP (“ftp_device 13”, 4), OPP (“opp_device 13”, 4),
BIP (“bip_device 13”, 4), BPP (“bpp_device 13”, 4)
[0038]
As a result, when service discovery processing is performed on the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, the service providing apparatus 1 is recognized as possessing a total of 16 services.
[0039]
<Service record creation example 5>
In the service record creation example 3 described above, the service information generation unit 200 adds service conversion information when generating an SN. In this case, for example, the service information generation unit 200 registers the following 16 service records in the SDP database 902 of the Bluetooth management unit 900.
FTP (“ftp → ftp”, 1), OPP (“opp → ftp”, 1),
BIP (“bip → ftp”, 1), BPP (“bpp → ftp”, 1),
FTP (“ftp → opp”, 2), OPP (“opp → opp”, 2),
BIP (“bip → opp”, 2), BPP (“bpp → opp”, 2),
FTP (“ftp → bip”, 3), OPP (“opp → bip”, 3),
BIP (“bip → bip”, 3), BPP (“bpp → bip”, 3),
FTP (“ftp → bpp”, 4), OPP (“opp → bpp”, 4),
BIP (“bip → bpp”, 4), BPP (“bpp → bpp”, 4)
[0040]
As a result, when service discovery processing is performed on the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, it is recognized that the service providing apparatus 1 possesses a total of 16 services.
[0041]
<Service record creation example 6>
In the service record creation example 3 described above, the service information generation unit 200 adds a device name and service conversion information corresponding to the case of generating an SN. In this case, for example, the service information generation unit 200 registers the following 16 service records in the SDP database 902 of the Bluetooth management unit 900.
FTP (“Device 11_ftp → ftp”, 1), OPP (“Device 11_opp → ftp”, 1),
BIP (“Device 11_bip → ftp”, 1), BPP (“Device 11_bpp → ftp”, 1),
FTP (“Device 11_ftp → opp”, 2), OPP (“Device 11_opp → opp”, 2),
BIP (“Device 11_bip → opp”, 2), BPP (“Device 11_bpp → opp”, 2),
FTP (“Device 12_ftp → bip”, 3), OPP (“Device 12_opp → bip”, 3),
BIP (“Device 12_bip → bip”, 3), BPP (“Device 12_bpp → bip”, 3),
FTP (“Device 13_ftp → bpp”, 4), OPP (“Device 13_opp → bpp”, 4),
BIP (“Device 13_bip → bpp”, 4), BPP (“Device 13_bpp → bpp”, 4)
[0042]
As a result, when service discovery processing is performed on the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, the service providing apparatus 1 is recognized as possessing a total of 16 services.
[0043]
<Service record creation example 7>
As shown in the service record creation example 3 described above, when one service registered in the service information table is copied, converted and created in all services supported by the own device, Many service records will be registered. In service record creation example 7, the method of service record creation example 3 is extended so that service records to be registered that are judged unnecessary are not registered.
[0044]
The service information generation unit 200 confirms the service information table of the peripheral device management unit 100, considers the correspondence relationship between the device and service registered there, and each device supports only the supported service. It is assumed that the service does not connect to the service providing apparatus 1. In the case of FIG. 3, it is assumed that the device 11 supports FTP and OPP, the device 12 supports BIP, and the device 13 supports only BPP, and the device 11 does not connect to the service providing apparatus 1 for BIP or BPP. Assume.
[0045]
For example, for the FTP service of the device 11 in FIG. 3, FTP (“ftp1”, 1), OPP (“opp1”, 1), BIP (“bip1”, 1), BPP (“bpp1”, 1) Four service records are created. Each service record is registered according to the procedure shown in FIG.
[0046]
First, it is recognized that the device A supports the profile A as a service (step S1). Here, it is assumed that the profile A can be any of FTP, OPP, BIP, and BPP.
[0047]
Next, it is determined whether there is a device that supports FTP other than the device A (step S2). If there is, FTP ("ftp n", n) is not registered as a service record. If there is, it is registered (step S3).
[0048]
If it is determined in step S2 that it does not exist, or if the processing in step S3 ends, it is determined whether there is a device that supports OPP other than device A (step S4). If it exists, if OPP ("opp n", n) is not registered as a service record, it is registered (step S5).
[0049]
If it is determined in step S4 that it does not exist, or if the processing in step S5 is completed, it is determined whether there is a device supporting BIP other than device A (step S6). If it exists, if BIP ("bip n", n) is not registered as a service record, it is registered (step S7).
[0050]
If it is determined in step S6 that it does not exist, or if the processing in step S7 is completed, it is determined whether there is a device supporting BPP other than device A (step S8). If it exists, if BPP ("bpp n", n) is not registered as a service record, it is registered (step S9).
[0051]
For example, according to the procedure shown in FIG. 5, if device A is device 11, profile A is FTP, and n is 1, device 12 supports BIP and device 13 supports only BPP. In example 3, FTP (“ftp1”, 1), OPP (“opp1”, 1), BIP (“bip1”, 1), and BPP (“bpp1”, 1) are registered. In the example, only BIP (“bip1”, 1) and BPP (“bpp1”, 1) are registered. Similarly, if the device A is the device 11, the profile A is OPP, and the value of n is 2 for the OPP service of the device 11 in FIG. 3, BIP (“bip2”, 2), BPP (“bpp2”, Only 2) is registered.
[0052]
Similarly, if the device A is B12, the profile A is BIP, and the value of n is 3 for the BIP service of the device 12 in FIG. 3, FTP (“device 12_ftp → bip”, 3), OPP (“device” Only 12_opp → bip ”, 3) and BPP (“ device 12_bpp → bip ”, 3) are registered.
[0053]
Similarly, assuming that the device A is the device 13, the profile A is BPP, and the value of n is 4 for the BPP service of the device 13 in FIG. 3, FTP (“ftp4”, 4), OPP (“opp4”, 4) Only BIP (“bip4”, 4) is registered.
[0054]
By not registering unnecessary service records, in the service record creation example 3, 16 service records are registered, whereas in this example, the service information generation unit 200 stores the following 10 service records in the Bluetooth management unit. It is registered in the 900 SDP database 902.
BIP (“bip1”, 1), BPP (“bpp1”, 1),
BIP (“bip2”, 2), BPP (“bpp2”, 2),
FTP (“ftp3”, 3), OPP (“opp3”, 3), BPP (“bpp3”, 3),
FTP (“ftp4”, 4), OPP (“opp4”, 4), BIP (“bip4”, 4)
[0055]
As a result, when service discovery processing is performed on the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, the service providing apparatus 1 is recognized as possessing a total of 10 services.
[0056]
The service record creation example 7 has been described as an extension of the service record creation example 3. However, in the service record creation example 4 and the service record creation example 5, unnecessary service records are not registered by the same extension. It is possible to
[0057]
<Service record creation example 8>
As shown in the service record creation example 3 described above, when one service registered in the service information table is copied and converted to all services supported by the own device and registered, Many service records will be registered. In service record creation example 8, the method of service record creation example 3 is expanded so that service records determined to be unnecessary are not registered.
[0058]
If a device that provides a service is called a server device, and a device that uses a service of a server device is called a client device, not only a Bluetooth device that has both the client device and server device functions, but only one of the functions. There are also Bluetooth devices provided.
[0059]
Even in a device having both client and server functions, a service provided as a server and a service available as a client may be different. For example, even if the FTP service can be provided as a server, the FTP service cannot be used as a client, or the FTP service can be used as a client even if the FTP service cannot be provided as a server There is a possibility that there is a device.
[0060]
The service information generation unit 200 has a function of detecting what service each peripheral device supports as a client. The service information generation unit 200 confirms the content of the service search request from the peripheral device received by the SDP processing unit 901 of the Bluetooth management unit 900.
[0061]
For example, if a service search request with the content “I want to obtain information corresponding to FTP and BIP services” is received from the device A, the service information generation unit 200 supports FTP and BIP as a client. Judge that The service information generation unit 200 deletes a service record that is determined not to be supported as a client as a result of detecting for a certain time what kind of service the peripheral device supports as a client.
[0062]
For example, in the case of service record creation example 3, if a service search request is not received from the printer 13, it is determined that the device 13 does not support BPP as a client. The service information generation unit 200 deletes unnecessary service records in the procedure shown in FIG.
[0063]
In FIG. 6, first, various flags FTPFlag, OPPFlag, BIPFlag, and BPPFlag are initialized to zero (step S11). Next, it is determined whether or not a service search request has been received (step S12). If received, the contents of the service search request are confirmed (step S13). Here, if any service search request of FTP, OPP, BIP, or BPP is included, the corresponding Flag is set to “1”.
[0064]
If it is determined in step S12 that it has not been received, or if the processing in step S13 is completed, it is determined whether or not a timeout has occurred (step S14). If not timed out, the process returns to step S12. If timed out, it is determined whether FTPFlag is “1” (step S15). If it is “1”, all registered FTP services are deleted. (Step S16).
[0065]
If it is determined in step S15 that it is not “1”, or if the processing in step S16 is completed, it is determined whether OPPFlag is “1” (step S17). If it is “1”, registration is performed. All the OPP services that have been deleted are deleted (step S18).
[0066]
If it is determined in step S17 that it is not “1”, or if the processing in step S18 is completed, it is determined whether or not BIPFlag is “1” (step S19). All the BIP services that have been deleted are deleted (step S20).
[0067]
If it is determined in step S19 that it is not “1”, or if the processing in step S20 is completed, it is determined whether or not BPPFlag is “1” (step S21). All the BPP services that have been deleted are deleted (step S22).
[0068]
In this way, by deleting unnecessary service records, 16 service records are registered in the service record creation example 3, whereas in the present example, only the following 12 service records are stored in the Bluetooth management unit 900. It is registered in the SDP database 902.
FTP (“ftp1”, 1), OPP (“opp1”, 1), BIP (“bip1”, 1),
FTP (“ftp2”, 2), OPP (“opp2”, 2), BIP (“bip2”, 2),
FTP (“ftp3”, 3), OPP (“opp3”, 3), BIP (“bip3”, 3),
FTP (“ftp4”, 4), OPP (“opp4”, 4), BIP (“bip4”, 4)
[0069]
As a result, when service discovery processing is performed on the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, the service providing apparatus 1 is recognized as possessing a total of 12 services.
[0070]
The service record creation example 8 is described as an extension of the service record creation example 3. However, in the service record creation example 4 and the service record creation example 5, unnecessary service records are not registered by the same extension. It is possible to
[0071]
<Service record creation example 9>
As shown in service record creation example 3, when one service registered in the service information table is converted into all services supported by the own device and registered, a very large number of service records Will be registered.
[0072]
In service record creation example 9, the method of service record creation example 3 is expanded so that service records determined to be unnecessary are not registered.
[0073]
By combining the methods shown in service record creation example 6 and service record creation example 7, 16 service records are registered in service record creation example 3, whereas only the following 7 service records are registered in this example. Is registered in the SDP database 902 of the Bluetooth management unit 900.
BIP (“bip1”, 1),
BIP (“bip2”, 2),
FTP (“ftp3”, 3), OPP (“opp3”, 3),
FTP (“ftp4”, 4), OPP (“opp4”, 4), BIP (“bip4”, 4)
[0074]
As a result, when service discovery processing is performed on the service providing apparatus 1 from another device and service information is acquired, the service providing apparatus 1 is recognized as possessing a total of seven services.
[0075]
The service record creation example 9 is described as an extension of the service record creation example 3. However, in the service record creation example 4 and the service record creation example 5, unnecessary service records are not registered by the same extension. It is possible to
[0076]
The service record creation examples 1 to 9 described above are examples of service record creation and registration methods by the service information generation unit 200.
[0077]
The service information generation unit 200 changes the service information table of the peripheral device management unit 100 each time a service record is registered or deleted. For example, if the service information generation unit 200 has registered the service record shown in service record creation example 3, the service information table of the peripheral device management unit 100 is rewritten as shown in FIG. In the case of service record creation example 8, the service information table is rewritten as shown in FIG.
[0078]
Next, the operation of the service conversion unit 300 will be described. The service information generating unit 200 registers the service record, so that the service providing device 1 seems to have various services from the peripheral devices, and the service providing device 1 uses the services to use the services. A connection request can be made. It is assumed that the Bluetooth management unit 900 accepts these connection requests, sets a connection according to the OBEX protocol with another device, and can transmit and receive data through the OBEX connection.
[0079]
For example, if the service providing apparatus 1 has registered the service information shown in service record creation example 8, the device 11 detects the FTP ("ftp3", 3) service of the service providing apparatus 1 and uses that service. Therefore, when a connection request is transmitted, an OBEX connection is set between the device 11 and the OBEX processing unit 903 of the service providing apparatus 1. The OBEX processing unit 903 outputs the data received through the set connection to the service conversion unit 300. The service conversion unit 300 stores the input data as a file. When the communication with the device 11 ends and the connection is disconnected, the Bluetooth management unit 900 notifies the service conversion unit 300 that the connection has been disconnected.
[0080]
When the disconnection is notified, the service conversion unit 300 refers to the service information table of the peripheral device management unit 100 and confirms the device, service (profile), and SCN corresponding to FTP (“ftp3”, 3).
[0081]
For example, in the case of FIG. 8, the corresponding device is the device 12, the service is BIP, and the SCN is 1. The service conversion unit 300 instructs the Bluetooth management unit 900 to make a connection request with the BIP service of the device 12 using these partner device information as parameters. When the connection of the BIP service between the OBEX processing unit 903 and the device 12 is set, the service conversion unit 300 converts the stored file into a format used by the BIP service and then transmits the file to the device 12 via Bluetooth. The management unit 900 is instructed.
[0082]
In the operation example of the service conversion unit 300 described above, after reception of data from the device 11 is completed and the connection with the device 11 is disconnected, connection to the device 12 and the device 13 is started, and data transfer is performed. An example of operation was shown.
[0083]
However, in the state where the Bluetooth management unit 900 of the service providing device 3 is connected from the device 11, if connection to another device 12 or device 13 is possible, it is not necessary to wait for disconnection from the device 11. You may connect with another apparatus.
[0084]
When the supported service (profile) is different for each peripheral device, it is impossible to directly exchange data between the peripheral devices, but by using the service providing apparatus 1 shown in the present embodiment, Data can be exchanged between devices that cannot directly exchange data.
[0085]
The service providing apparatus in FIG. 1 is based on the assumption that the peripheral device management unit 100 performs device discovery processing and service discovery processing in advance, and the contents of the service information table are appropriately set. Actually, the device discovery process and the service discovery process can be activated by various methods, and the service information table can be set to an appropriate state.
[0086]
For example, FIG. 9 is obtained by adding an application unit 1000 to the configuration of FIG. 1 and enables collection of service information according to a user instruction. The application unit 1000 in FIG. 9 includes an interface that can be operated by the user, receives an instruction to search for a peripheral device from the user, and if there is an instruction, searches for peripheral devices and services to the peripheral device management unit 100. Command to get information.
[0087]
Collection of service information can be automatically performed by a timer. The configuration of the service providing apparatus in this case is as shown in FIG. The service providing apparatus in FIG. 10 is obtained by adding a timer unit 400 to the configuration in FIG. The timer unit 400 instructs the peripheral device management unit 100 to search for peripheral devices and acquire service information every time a preset time elapses.
[0088]
The service discovery process can be activated by a request from another device. The configuration in the case of collecting according to a request from a surrounding Bluetooth device is the same as that in FIG. In this case, neighboring Bluetooth devices connect to the Bluetooth management unit and send a service information update request.
[0089]
The Bluetooth management unit 900 notifies the peripheral device management unit 100 of the received update request. Upon receiving the update request, the peripheral device management unit 100 instructs the Bluetooth management unit 900 to search for peripheral devices and acquire service information. At this time, the time when the same instruction as before is stored in the service information table, and when the predetermined period has not elapsed since that time, the peripheral device management unit 100 searches for the peripheral device and performs the service. Instead of acquiring information, use previously acquired information instead.
[0090]
It is also possible to receive a service discovery process activation request via another interface such as Ethernet. The configuration of the service providing apparatus of the present invention in this case is as shown in FIG.
[0091]
In FIG. 11, a network management unit 500 is newly added to FIG. When the network management unit 500 receives an activation request from an external device connected via the Internet, the network management unit 500 notifies the peripheral device management unit 100 of the request. The subsequent processing is the same as when a request is received from a surrounding Bluetooth device.
[0092]
For example, the collection request can be received as a request conforming to the HTTP protocol by operating the Web server in the network management unit 500. In this case, the collected information is returned as a response to the request, for example, in html format data to the device that made the request via the network management unit.
[0093]
The collection of service information may be triggered by a request from a peripheral device. For example, when the Bluetooth management unit 900 receives an INQUIRY message and knows that another device is performing device discovery processing, it issues an event from the Bluetooth management unit 900 to the peripheral device management unit 100. Upon receiving the event, the peripheral device management unit 100 instructs the Bluetooth management unit 900 to search for peripheral devices and collect service information.
[0094]
A device that has issued an INQUIRY message and has performed device discovery processing is likely to be a new device that did not exist in the surroundings. This increases the possibility of quickly finding new devices and obtaining service information.
[0095]
Also, instead of the INQUIRY message, when a service discovery procedure SDP (Service Discovery Protocol) connection is established from the surrounding Bluetooth device to the device itself, acquisition of service information only for that device, or everything including that device The device may be discovered and service information may be acquired.
[0096]
In this case, by transmitting information about what type of service information is requested in the service discovery procedure from the Bluetooth management unit 900 to the peripheral device management unit 100, the peripheral device management unit gives a more appropriate instruction. It becomes possible to put out.
[0097]
For example, when a peripheral device requests information about an FTP service, the peripheral device management unit 100 acquires only service information about a profile that can be converted into FTP by the FTP and the service conversion unit 300 of the own device. The Bluetooth management unit 900 can be instructed to do so. Since information on other profiles that are not particularly necessary is not collected, the processing efficiency is improved.
[0098]
Further, the information regarding what type of service information is requested can also be used to limit the service records registered in the Bluetooth management unit as described in <Service Record Creation Example 7>.
[0099]
A plurality of service information collection procedures described above can be used in combination. For example, a service information collection process is usually started periodically by a timer, and a table held by the peripheral device management unit is automatically updated. However, when a request is received from the user via the application unit 1000, a service is also provided. An information collection process is activated, and it is possible to forcibly update the table.
[0100]
As described above, in the first embodiment, since service records relating to various services provided by other devices are generated, it is possible to make these services appear as if they are provided by the own device. It is possible to provide a wider range of services to other devices than the services to be performed.
[0101]
Also, in communication between Bluetooth devices, if the services (profiles) supported by each device are different, it is impossible to exchange data directly between the devices. However, the service providing apparatus described in the first embodiment By using 1, it becomes possible to exchange data between devices that cannot directly exchange data.
[0102]
(Second Embodiment)
The service providing apparatus of the second embodiment provides not only services provided by the surrounding Bluetooth devices but also services managed by the file server and the Web server as if they were their own services.
[0103]
In the first embodiment, a service obtained by converting a service of a surrounding Bluetooth device by the service conversion unit 300 is registered in the Bluetooth management unit 900 as a service provided by the own device. Services registered in the Bluetooth management unit are not necessarily provided by the surrounding Bluetooth devices.
[0104]
The service information generation unit 200 according to the second embodiment can also register a service that can be used via a communication interface other than Bluetooth in the Bluetooth management unit 900 as a service provided by the own device.
[0105]
The service providing apparatus according to the second embodiment is configured in the same manner as in FIG. The peripheral device management unit 100 checks the services available via the communication interface other than Bluetooth via the network management unit 500 and registers them in the service information table.
[0106]
As a communication interface, for example, Ethernet is used to connect to the Internet. Services available at this time include sending and receiving e-mails, sharing files via a file server, and downloading and uploading data to and from a web server. The peripheral device management unit 100 stores these services in the service information table.
[0107]
FIG. 12 is a network layout diagram showing an example in which a service providing device and a file server are connected to the Ethernet, and FIG. 13 is a diagram showing an example of a service information table in the case of layout as shown in FIG. In FIG. 12, the devices 11 and 12 that are Bluetooth devices and the device 21 that is a file server connected to the Ethernet can communicate with the service providing apparatus 1 of the present invention.
[0108]
The service information table of FIG. 13 is almost the same as the table of FIG. 3 used in the description of the first embodiment, but the service type is not limited to the Bluetooth profile, and the parameters for using the service are the server. Since the channel number is not limited, the table configuration is slightly changed.
[0109]
In the example of FIG. 12, NFS (Network File System), which is a file sharing service, can be used as a service that can be used from the LAN side via Ethernet, and the path to the shared folder is described as the parameter. Yes. These services are converted into Bluetooth profiles in the service information generation unit and registered in the Bluetooth management unit 900.
[0110]
For example, a file sharing service is registered as FTP, which is a Bluetooth profile. The method of creating the service record after conversion is the same as that described in the first embodiment.
[0111]
At this time, the service conversion information added to the service name in the first embodiment indicates that the service has been converted from NFS to FTP. For example, in <Service Record Creation Example 4> in the first embodiment, “Ftp → NFS”, and in <Service Record Creation Example 5>, “Device 21_ftp → NFS”.
[0112]
The type of service registered as a Bluetooth service does not necessarily have to be directly related to the type of service that can be used via the network management unit 500.
[0113]
For example, it is possible to register the mail transmission service as FTP, which is a profile that handles files and folders. In this case, the file transmitted from the surrounding Bluetooth device to the Bluetooth management unit 900 according to FTP is transmitted as a mail to other devices on the Internet via the network management unit 900 by the service conversion unit.
[0114]
If multiple destinations are possible, you can register the FTP service corresponding to each of the multiple destinations to determine which destination the mail is sent to, and which folder in the single FTP service You may distinguish according to whether the file was stored in.
[0115]
You can also register the upload service to the Web server as a Bluetooth Imaging Profile service. At this time, the image data transmitted according to the Imaging Profile from the surrounding Bluetooth device is uploaded to the Web server via the network management unit, and the image data can be viewed from other devices using software such as a browser. .
[0116]
As described above, in the second embodiment, not only the surrounding Bluetooth devices but also various services provided by the file server and the web server can be provided as their own services, so that they are more extensive than the first embodiment. Service can be provided.
[0117]
(Third embodiment)
In the third embodiment, services provided by a plurality of peripheral devices are collectively provided to other peripheral devices as a single service.
[0118]
The block configuration of the service providing apparatus according to the third embodiment is the same as that of FIG. 1, but the processing contents of the peripheral device management unit 100, service information generation unit 200, and service conversion unit 300 are different from those of the apparatus of FIG.
[0119]
FIG. 14 is a diagram illustrating a state of communication between the service providing apparatus 5 and the peripheral devices 11, 12, and 13 according to the third embodiment. The devices 11, 12, and 13 are each a Bluetooth device. For example, the device 11 is a PC that supports FTP and OPP, the device 12 is a digital camera that supports BIP, and the device 13 is a BPP, as in the first embodiment. It is a supported printer.
[0120]
The peripheral device management unit 100 periodically performs device discovery processing and service discovery processing, and stores the discovered device information therein. The peripheral device management unit 100 in the service providing apparatus 5 creates the service information table shown in FIG. 3 as in the first embodiment.
[0121]
In the present embodiment, the service information and service record notation method is the same as in the first embodiment.
[0122]
The peripheral device management unit 100 acquires peripheral device information, acquires service information from all communicable devices existing in the vicinity, and when the service information table shown in FIG. Service information acquisition completion notification. Upon receiving the service information acquisition completion notification, the service information generation unit 200 creates a new service record and registers the created service record in the SDP database 902 of the own device.
[0123]
The service information generation unit 200 creates one service record for the FTP service and registers it in the SDP database 902. The SCN to be registered in the service record acquires the SCN value that can be set from the Bluetooth management unit 900 and can communicate with other devices by using the value, and adopts the value. The SN is created by the service information generation unit 200 independently. For values other than SCN and SN, default values set in the service information generation unit 200 are used. For example, the service record created and registered by the service information generation unit 200 is FTP (“the composite service of the service providing apparatus 5”, 1).
[0124]
FIG. 15 is a diagram illustrating an example of a service information table of the service providing apparatus 5 according to the third embodiment. As shown in the figure, the table of FIG. 15 is obtained by adding an item of conversion service to the table of FIG. In the table of FIG. 15, FTP (“composite service of service providing apparatus 5”, 1) is described in each item of the conversion service. These are all described in a plurality of items in order to refer to the same item, and there is actually one service record registered in the SDP database 902.
[0125]
Next, the operation of the service conversion unit 300 will be described. When the service information generation unit 200 registers the service record, it appears that the service providing device 5 possesses one service called FTP (“combined service of the service providing device 5”, 5) from the peripheral device, In order to use the FTP service, a connection request can be made to the service providing apparatus 5. The Bluetooth management unit 900 accepts these connection requests, sets up a connection according to the OBEX protocol with other devices, and enables data transmission / reception according to FTP through the OBEX connection.
[0126]
For example, when the device 11 detects the FTP service of the service providing device 5 (“combined service of the service providing device 5”, 5) and transmits a connection request to use the service, the device 11 and the service providing device 5 An OBEX connection for FTP is set between the OBEX processing unit 903.
[0127]
Since the OBEX connection for FTP can transmit and receive folders and files, the service providing apparatus 11 can attempt to transmit folders and files to the service providing apparatus 5.
[0128]
At this time, since the service providing apparatus 11 seems to provide only one service called FTP (“combined service of the service providing apparatus 5”, 5) from the service providing apparatus 11, for example, the service providing apparatus 5 is provided. It is necessary to devise a method for distinguishing between when a file is to be sent to the service providing apparatus 12 via the service provision apparatus and when a file is desired to be sent to the service providing apparatus 13 via the service providing apparatus 5. This is done by including information such as the name of the device that is the destination of the file in the name of the folder storing the file to be transmitted. This will be described below.
[0129]
The OBEX processing unit 903 outputs all the data received through the set connection to the service conversion unit 300. The service conversion unit 300 performs the following processing according to the type of input data, that is, the data (file or folder) transmitted by the device 11.
[0130]
<When the device 11 transmits one folder whose folder name includes one device name>
The format of the folder name including the device name is “To_device name”. For example, if the device 11 transmits a folder whose folder name is “To_device 12” to the service providing apparatus 5, the OBEX processing unit 903 receives a SetPath request from the device 11 as an OBEX protocol command request. This SetPath request includes information “To_device 12”.
[0131]
When a SetPath request is input from the OBEX processing unit 903, the service conversion unit 300 checks the format of the folder name, and if it is “To_device name”, detects the device name information from the folder name. When the device name information is detected, the service information table of the peripheral device management unit 100 is checked, and the service (profile) corresponding to the detected device name is checked.
[0132]
For example, when the service information table is shown in FIG. 3, it can be seen that the corresponding device 12 supports BIP. When it is confirmed that the corresponding device and profile information exist in the service information table, the service conversion unit 300 creates a folder “To_device 12” inside, and thereafter the OBEX processing unit 903 receives the service conversion unit. The data output to 300 is stored under the created folder. On the other hand, when the device name cannot be detected in the service information table, the service conversion unit 300 notifies the OBEX processing unit 903 of reception refusal.
[0133]
Even if the device name exists in the service information table, any profile supported by the device is any of the profiles supported by the service providing device 5 (in this embodiment, FTP, OPP, BIP, BPP). If not, the service conversion unit 300 notifies the OBEX processing unit 903 of reception refusal. When the reception rejection is notified from the service conversion unit 300, the OBEX processing unit 903 notifies the partner device of an error.
[0134]
When the communication with the device 11 ends and the connection is disconnected, the Bluetooth management unit 900 notifies the service conversion unit 300 that the connection has been disconnected.
[0135]
When the service conversion unit 300 is notified of disconnection, the service conversion unit 300 creates a folder (To_device 12 ″ in this example) and stores data received from the device 11 under the folder. An instruction to make a connection request with the BIP service of the device 12 included in the folder name is given.
[0136]
Here, it is assumed that the service conversion unit 300 acquires the connection parameter with the device 12 by referring to the service information table of the peripheral device management unit 100. When the BIP service connection between the OBEX processing unit 903 and the device 12 is set, the service conversion unit 300 converts the stored data into a format used by the BIP service, and then transmits the data to the device 12 via Bluetooth management. Instruct the unit 900.
[0137]
<When the device 11 transmits one folder whose folder name includes a plurality of device names>
The format of the folder name including the device name is “To_device name_device name”. For example, if the device 11 transmits a folder whose folder name is “To_device 12_device 13” to the service providing apparatus 5, the OBEX processing unit 903 receives a SetPath request from the device 11 as an OBEX protocol command request. . This SetPath request includes information “To_device 12_device 13”.
[0138]
When a SetPath request is input from the OBEX processing unit 903, the service conversion unit 300 checks the format of the folder name, and if “To_device name_device name”, detects the device name information from the folder name. . When the device name information is detected, the service information table of the peripheral device management unit 100 is checked, and the service (profile) corresponding to the detected device name is checked.
[0139]
For example, when the service information table is shown in FIG. 3, it can be seen that the corresponding device 12 supports BIP and the device 13 supports BPP. When it is confirmed that the corresponding device and profile information exist in the service information table, the service conversion unit 300 creates a folder “To_device 12_device 13” in the inside, and the OBEX processing unit 903 subsequently receives and converts the service. The data output to the unit 300 is stored under the created folder.
[0140]
On the other hand, when the device names corresponding to both the device 12 and the device 13 cannot be detected in the service information table, the service conversion unit 300 notifies the OBEX processing unit 903 of reception refusal.
[0141]
Even if the device names of the devices 12 and 13 exist in the service information table, the profiles supported by both devices are the profiles supported by the service providing device 5 (in this embodiment, FTP, OPP, BIP, Otherwise, the service conversion unit 300 notifies the OBEX processing unit 903 of reception refusal. When the reception rejection is notified from the service conversion unit 300, the OBEX processing unit 903 notifies the partner device of an error.
[0142]
When the communication with the device 11 ends and the connection is disconnected, the Bluetooth management unit 900 notifies the service conversion unit 300 that the connection has been disconnected. When the service conversion unit 300 is notified of the disconnection, the service conversion unit 300 creates a folder (To_device 12_device 13 ″ in this example) and stores the data received from the device 11 under the folder. To instruct the BIP service of the device 12 and the BPP service of the device 13 included in the folder name to make a connection request.
[0143]
Here, it is assumed that the service conversion unit 300 acquires the connection parameters for the devices 12 and 13 with reference to the service information table of the peripheral device management unit 100. When the BIP service connection between the OBEX processing unit 903 and the device 12 is set, the service conversion unit 300 converts the stored data into a format used by the BIP service, and then transmits the data to the device 12 via Bluetooth management. The unit 900 is instructed. When the connection of the BPP service between the OBEX processing unit 903 and the device 13 is set, the service conversion unit 300 converts the stored data into a format used in the BPP service, and then transmits the data to the device 13 via Bluetooth management. The unit 900 is instructed.
[0144]
<When the device 11 transmits a plurality of folders including one device name different in the folder name>
The format of the folder name including the device name is “To_device name”. For example, it is assumed that the device 11 transmits a folder named “To_device 12” and a folder named “To_device 13” to the service providing apparatus 5.
[0145]
In this case, the OBEX processing unit 903 first receives a SetPath request including information “To_device 12”. When the SetPath request is input from the OBEX processing unit 903, the service conversion unit 300 checks the format of the folder name and detects the device name information “device 12” from the folder name. When the device name information is detected, the service information table of the peripheral device management unit 100 is confirmed, and the service (profile) corresponding to “device 12” is checked.
[0146]
For example, when the service information table is shown in FIG. 3, it can be seen that the device 12 supports BIP. When it is confirmed that the profile information (in this case, BIP) of the device 12 exists in the service information table, the service conversion unit 300 creates a folder “To_device 12” inside. Thereafter, the data received by the OBEX processing unit 903 is output to the service conversion unit 300, but all files included in the folder name “To_device 12” transmitted by the device 11 are created by the service conversion unit 300. It is assumed that it is stored in To_device 12 ″.
[0147]
When the transmission of the folder “To_device 12” from the device 11 is completed, the OBEX processing unit 903 next receives a SetPath request including the information “To_device 13”.
[0148]
When the SetPath request is input from the OBEX processing unit 903, the service conversion unit 300 checks the format of the folder name and detects the device name information “device 13” from the folder name. When the device name information is detected, the service information table of the peripheral device management unit 100 is confirmed, and the service (profile) corresponding to “device 13” is checked.
[0149]
For example, when the service information table is shown in FIG. 3, it can be seen that the device 13 supports BPP. Upon confirming that the profile information of the device 13 (in this case, BPP) exists in the service information table, the service conversion unit 300 creates a folder “To_device 13” inside. Thereafter, the data received by the OBEX processing unit 903 is output to the service conversion unit 300, but all files included in the folder name “To_device 13” transmitted by the device 11 are created by the service conversion unit 300. It is assumed that it is stored in To_device 13 ″.
[0150]
If the device name cannot be detected in the service information table, the service conversion unit 300 notifies the OBEX processing unit 903 of reception refusal. Even if the device name exists in the service information table, any profile supported by the device is any of the profiles supported by the service providing device 5 (in this embodiment, FTP, OPP, BIP, BPP). If not, the service conversion unit 300 notifies the OBEX processing unit 903 of reception refusal.
[0151]
When the reception rejection is notified from the service conversion unit 300, the OBEX processing unit 903 notifies the partner device of an error. For example, if neither the device 12 nor the device 13 can be detected in the service information table, data such as files included in the folder “To_device 12” and the folder “To_device 13” is stored in the service conversion unit 300 at all. Not. For example, if the device 12 cannot be detected in the service information table, but the device 13 can be detected, data such as a file included in the folder “To_device 13” is stored in the service conversion unit 300. However, data such as a file included in the folder “To_device 12” is not stored in the service conversion unit 300.
[0152]
When the communication with the device 11 ends and the connection is disconnected, the Bluetooth management unit 900 notifies the service conversion unit 300 that the connection has been disconnected.
[0153]
When the service conversion unit 300 is notified of the disconnection, the service conversion unit 300 confirms the folder created inside. When the folder “To_device 12” has been created, the Bluetooth management unit 900 is used to make a connection request to the BIP service of the device 12.
[0154]
When a folder “To_device 13” has been created, a connection request is made to the BPP server of the device 13 using the Bluetooth management unit 900. When the connection of the BIP service between the OBEX processing unit 903 and the device 12 is set, the service conversion unit 300 converts the stored data into a format used in the BIP service, and then transmits the data to the device 12. When the connection of the BPP service between the OBEX processing unit 903 and the device 13 is set, the service conversion unit 300 converts the stored data into a format used in the BPP service, and then transmits the data to the device 13.
[0155]
In the operation example of the service conversion unit 300 described above, the operation of starting the connection to the device 12 or the device 13 after data reception from the device 11 is completed and the connection with the device 11 is disconnected, and performing data transfer. An example is shown. However, in the state where the Bluetooth management unit 900 of the service providing apparatus 4 is connected from the device 11, if connection to the device 12 or the device 13 which is another device is possible, without waiting for disconnection from the device 11. You may connect with another apparatus.
[0156]
According to the service providing apparatus 1 of the first embodiment described above, data exchange between devices having different service types (profiles) is possible, but data is transmitted to N devices via the service providing apparatus 1. In this case, it is necessary to set the connection N times with the service providing apparatus 1 and repeatedly transmit data.
[0157]
On the other hand, the service providing apparatus 5 described in the third embodiment sets one connection with the service providing apparatus 5 even when data is transmitted to N devices via the service providing apparatus 5. As a result, data can be automatically transmitted to N units, and data can be exchanged more efficiently than when the service providing apparatus 1 is used.
[0158]
(Fourth embodiment)
In the fourth embodiment, a plurality of different types of services provided by a plurality of devices are combined to provide a new type of service different from any of them.
[0159]
When there is a first Bluetooth device that supports Basic Imaging Profile and can display still images in the service information table stored in the peripheral device management unit, and a second Bluetooth device that supports Headset Profile and can output audio The service information generation unit registers the combined service in the Bluetooth management unit as an AV (Audio / Video) Profile in Bluetooth. Also in this case, as described in the first embodiment, the service information generation unit can add service conversion information to the service name. For example, in <service record creation example 4> in the first embodiment, a service record such as AV (“BIP + Headset → AV”) is registered in the Bluetooth management unit with the service name “BIP + Headset → AV”.
[0160]
FIG. 16 is an example of a service information table in the present embodiment. In this example, the device 11 provides a Headset Profile service, and the device 12 provides a Basic Imaging Profile service. In the present embodiment, by combining these, a new AV Profile service is generated and provided to other devices. Since only the service of the device 11 or the service of the device 12 cannot generate the AV Profile service, it is necessary to store the partner device with which the service is combined. For this reason, the service information table shown in FIGS. 7 and 8 is different from the service information table shown in FIGS.
[0161]
In addition to providing the basic imaging profile service of the device 12 as an AV profile in combination with the Headset Profile, as described in the previous embodiments, the service of the Basic Imaging Profile is independent of the service of other devices. Can be converted into services such as FTP and OPP. Such services are also listed in the table. Since some profiles do not require a server channel number, the server channel number item is left blank for such a profile.
[0162]
A third Bluetooth device that supports AV Profile and desires to output a video image transmits an image and sound to the AV Profile service registered in the Bluetooth management unit 900. Upon receiving this, the Bluetooth management unit 900 divides the image and sound, and outputs the image to the first Bluetooth device and the sound to the second Bluetooth device. At this time, a moving image is supported in the AV Profile, but only a still image is supported in the Imaging Profile. Therefore, the service conversion unit performs conversion processing from a moving image to a still image, for example, by dropping frames.
[0163]
Partners who combine services are not limited to Bluetooth devices. For example, if a Bluetooth headset device and a projector device connected via a LAN are registered in the service information table stored in the peripheral device management unit 100, the service conversion unit uses the combined service as a Bluetooth AV Profile for Bluetooth management. It can be registered in the part 900. As a result, two devices that have only a single function for audio output and image output and cannot output video signals by themselves can be combined and viewed as one device compliant with Bluetooth AV Profile. Video signals can be output from other devices that comply with AV Profile.
[0164]
As described above, in the fourth embodiment, since services provided by a plurality of devices are combined to generate and provide a new service, it is possible to provide a service with higher added value than individual services.
[0165]
(Fifth embodiment)
In the fifth embodiment, a single service provided by a peripheral device is provided to other peripheral devices as a plurality of services. A Bluetooth device that cannot directly use a single service can use the single service by combining a plurality of services provided by the communication device of the present invention.
[0166]
The configuration of the device in the present embodiment is the same as that in FIG. 11 in the second embodiment. When it is possible to send mail to the Internet via the network management unit 500, the service conversion unit 300 divides this into two profiles of Object Push Profile and File Transfer Profile in Bluetooth and registers them in the Bluetooth management unit . The surrounding Bluetooth device writes the mail destination information in the vCard and sends it according to the Object Push Profile. At the same time, when the mail body is sent as a file, the mail is sent via the Internet.
[0167]
When the service is divided in this way, the name of the service to be registered will be “Mail (address)” for Object Push Profile and “Mail (Body)” for File Transfer Profile. It is desirable to keep it. At this time, the service records registered in the Bluetooth management unit by the service information generation unit are, for example, OPP (“mail transmission (address)”, 1) and FTP (“mail transmission (text)”, 2).
[0168]
The Bluetooth device that wants to send e-mail knows from the service name described in the service record that these correspond to the e-mail sending service, establishes a connection for each of these two services, and sends it to the OPP. For e-mail, the vCard with the e-mail address is sent, and for FTP, the e-mail body is sent. These data are received by the Bluetooth management unit 900 and stored in the service conversion unit 300. When the Bluetooth management unit 900 detects that the reception has been completed and both of the connections have been disconnected and is notified to the service conversion unit 300, the service conversion unit 300 combines the stored mail address and the text, and the network management unit Send to destination via 500.
[0169]
As described above, in the fifth embodiment, since a single service provided by a peripheral device can be provided to other devices as a plurality of services, other devices that cannot use a single service as they are are used as a plurality of services. As a result, the original single service can be received. As a result, various services such as profiles can be provided.
[0170]
The service providing apparatus described in the above-described embodiment may be configured by hardware or software. When configured by software, a program that realizes at least a part of the functions of the service providing apparatus may be stored in a recording medium such as a floppy disk or a CD-ROM, and read and executed by a computer. The recording medium is not limited to a portable medium such as a magnetic disk or an optical disk, but may be a fixed recording medium such as a hard disk device or a memory.
[0171]
Further, a program that realizes at least a part of the functions of the service providing apparatus may be distributed via a communication line (including wireless communication) such as the Internet. Further, the program may be distributed in a state where the program is encrypted, modulated or compressed, and stored in a recording medium via a wired line such as the Internet or a wireless line.
[0172]
【The invention's effect】
As described above in detail, according to the present invention, since the service provided by the peripheral device can be provided in the same manner as its own service, various services of different service types can be provided, and the utility value of the service is increased.
[0173]
Further, if services (profiles) supported by other communication devices are different, it is impossible to exchange data directly between the communication devices. However, according to the present invention, direct data exchange is not possible. Data exchange between various communication devices becomes possible.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a block diagram showing a schematic configuration of a first embodiment of a service providing apparatus according to the present invention.
2 is a diagram showing a state of communication between the service providing apparatus 1 of FIG. 1 and peripheral devices 11, 12, and 13. FIG.
FIG. 3 is a diagram showing an example of a service information table.
FIG. 4 is a diagram illustrating an example of service information.
FIG. 5 is a flowchart showing an example of a service record registration procedure;
FIG. 6 is a flowchart illustrating an example of a procedure for deleting a service record.
FIG. 7 is a diagram showing an example of a service information table.
FIG. 8 is a diagram showing an example of a service information table.
9 is a block diagram of a service providing apparatus in which an application unit is added to the configuration of FIG.
10 is a block diagram of a service providing apparatus in which a timer is added to the configuration of FIG.
11 is a block diagram of a service providing apparatus in which a network management unit is added to the configuration of FIG.
FIG. 12 is a network layout diagram showing an example in which a service providing apparatus and a file server are connected to an Ethernet.
FIG. 13 is a diagram showing an example of a service information table when arranged as shown in FIG. 12;
FIG. 14 is a diagram showing a state of communication between a service providing apparatus 5 and peripheral devices 11, 12, and 13 according to the third embodiment.
FIG. 15 is a diagram showing an example of a service information table of the service providing apparatus 5 according to the third embodiment.
FIG. 16 is a diagram showing an example of a service information table in the present embodiment.
[Explanation of symbols]
100 Peripheral equipment management department
200 Service information generator
300 Service Conversion Department
400 Timer part
500 Network Management Department
900 Bluetooth management unit
901 SDP processor
902 SDP database
903 OBEX processor
1000 Application Department

Claims

Service information storage means for storing service information for connecting to a service defined by a Bluetooth profile provided by another communication device capable of communication;
According to the service information stored in the service information storage means, service conversion means for converting a service provided by another communicable communication device into another service defined by a Bluetooth profile;
It is a service provided by itself for services other than those determined to determine whether or not the service converted by the service conversion means needs to be performed. And a service information generating means for generating service information for causing other communication devices to recognize the service information.

The service information generation unit generates service information including an identification name of another communication apparatus that actually performs a service, a service type, a communication channel number, and a service name. Service providing equipment.

The service providing apparatus according to claim 2, wherein the service information generating unit generates service information including information for specifying a conversion content of the service.

The service providing apparatus according to any one of claims 1 to 3, further comprising a communication unit for performing communication with a communication apparatus different from the other communication apparatus and performing communication different from Bluetooth.

5. The service providing apparatus according to claim 1, further comprising instruction means for instructing the service information generation means to generate service information.

Comprising communication means for communicating with a server that provides services to a plurality of communication devices and receiving services from the servers;
The service providing apparatus according to claim 1, wherein the service information storage unit stores service information related to a service provided from the server.

7. The service conversion unit according to claim 1, wherein the service conversion unit converts all of at least one service provided by each of the other communication devices into a service defined by a single Bluetooth profile that can be provided. A service providing apparatus according to claim 1.

2. The service conversion unit combines at least one service provided by each of a plurality of other communication apparatuses and converts the service into a new service defined by a Bluetooth profile different from any of these services. The service providing apparatus according to any one of 7 to 7.

8. The service providing apparatus according to claim 1, wherein the service converting means converts a service provided by another communication apparatus into a plurality of services defined by a Bluetooth profile.

Storing service information for connecting to a service defined by a Bluetooth profile provided by another communication device capable of communication;
Converting a service provided by another communicable communication device according to the stored service information into another service defined by a Bluetooth profile;
For services to be the conversion, it is determined whether it is necessary to perform the service, the service except the services determined that there is no need to perform the service, other when there in service to which it provides And a step of generating service information for causing the communication device to recognize .

Service information for connecting to a service defined by a Bluetooth profile provided by another communication device capable of communication is stored, and a service provided by another communication device capable of communication according to the stored service information is a Bluetooth profile. Converted into other services
It is determined whether or not it is necessary to perform a service for the service to be converted, and a service other than a service that is determined not to be serviced is a service provided by itself and other communication. And a step of generating service information for causing the device to recognize .