JP3946053B2 - 心電図表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明が属する技術分野】
この発明は、心電波形を測定し、CRTなどの表示装置に心電波形を表示する心電図表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
心電波形を測定する測定機器と表示する表示機器がそれぞれ独立し、それぞれ機器がLANなどの通信手段により接続され、測定している場所と異なる場所で心電波形を表示し、観察するシステムが提供されている。
【0003】
図6に上記したシステムを構成した心電図表示装置の一例を示す。図6は、心電波形を心電測定装置で測定し、測定した心電波形をグラフ表示装置で表示する心電図表示装置の構成を示すブロック図である。
【0004】
図6に示すように、心電波形を測定する心電測定装置1と、グラフ表示装置4に測定データを表示させるための処理を行う端末装置2とがLANなどの通信ケーブル3により接続されている。このため、心電測定装置1には、心電波形を測定するための機能と測定した測定データをLANなどの通信プロトコルに則してデータを送信する送信機能を備えている。また、端末装置2は、心電測定装置1から送られてきた測定データを受信し、CRT、液晶表示パネルなどからなるグラフ表示装置4に表示するためのデータに処理し、所定の表示間隔でグラフ表示装置4に表示データを与えるものである。
【0005】
心電図測定器1が心電図を測定すると、測定して得られたデータを図示しない送信手段により、通信ケーブル3を介して端末装置2へ送る。端末装置2は心電測定装置1から送られてくる測定データを受信インターフェース21で受信する。受信インターフェース21は測定データの受信をこの端末装置2の動作を制御するコントローラ20に通知する。コントローラ20は、受信インターフェース21に測定データが与えられると、蓄積メモリ22のアドレス指定を行い、蓄積メモリ22に測定データを蓄積させる。コントローラ20は、蓄積メモリ22にある一定以上の測定データが蓄積された後に、測定データの読み出しを行う。
【0006】
コントローラ20は、心電図測定器1の測定間隔に対応した表示間隔に従い蓄積メモリ22より測定データを読み出し、変換部23に与える。変換部23では、測定データをグラフィック表示に対応したデータに変換し、画像メモリ24に与える。この画像メモリ24からグラフ表示装置4にそのグラフィックデータが与えられる。グラフ表示装置4は、与えられたデータに基づき、心電図波形をモニター上に表示する。
【0007】
図6のブロック図では、変換部23、コントローラ20と機能的ブロックで記載しているが、これら機能をCPUとこのCPUを動作させるソフトウェアを格納させたROMとで構成し実現させることができる。
【0008】
次に、上記した心電図表示装置において、心電波形を表示する場合の動作につき説明する。この例では、図7に示すように、グラフ表示装置4の心電図表示画面41に上下2段に心電波形を表示している。そして、上段の第1心電図42に左端から右側に順次心電図波形44が表示され、上段の第1心電図42の右端42eまで心電波形が表示されると、表示位置が下段の第2心電図43の左端に移動し、左端から右側に順次心電図波形44が表示される。そして、下段の第2心電図43の右端43eまで心電波形が表示されると、表示位置が上段の第1心電図42の左端に移動し、左端から右側に順次心電図波形44が表示される。この動作を繰り返して、グラフ表示装置4の表示画面41に心電測定装置1で測定した心電波形が表示される。
【0009】
上記動作を図8及び図9のフロー図に従い説明する。図8に示すように、測定動作を開始すると、まず、画像メモリ4を初期化し(ステップS1)、心電測定装置1から測定データが送られてくるまで待機する(ステップS2)。測定データが送られてくると蓄積メモリ22に測定データを保存し(ステップS3)、蓄積メモリ22に測定データが所定量蓄積されるまで、ステップS2に戻り上記動作を繰り返す(ステップS4)。蓄積メモリ22に測定データが所定量蓄積されると、表示開始動作にはいる。
【0010】
図9に示すように、表示開始動作にはいると、まず、受信インターフェース21に測定データがあるか否か確認し(ステップS101)、測定データがあれば、蓄積メモリ22に測定データを保存し(ステップS102)する。そして、蓄積メモリ22の測定データを変換部23でグラフデータに変換する動作を行う(ステップS103)。ステップS101で測定データがない場合には、直ちにステップS103に進み、蓄積メモリ22の測定データをグラフデータに変換する動作を行う。この変換部23は、蓄積メモリ22から書き込まれた測定データ順序で測定データを読み出してグラフデータへの変換動作を行う。予め蓄積メモリ22には、図8に示すように、測定動作が開始されると、表示開始動作までに、所定量の測定データが蓄積されている。このため、受信インターフェース21に測定データが無くても、蓄積メモリ22に蓄積されている測定データを順次読み出し、グラフ表示装置4で心電波形を表示することができる。
【0011】
続いて、グラフ表示装置4における表示位置を計算し(ステップS104)、計算した表示位置が上段の第1心電図42の右端の位置か否か判断する(ステップS105)。ステップ105にて、上段の右端と判断されると、ステップS106に進み、表示位置を下段の第2心電図43の左端位置に設定し、ステップS107に進む。
【0012】
ステップ105にて、上段の右端でない判断されると、そのままステップS107に進む。
【0013】
ステップ107では、計算した表示位置が下段の第2心電図43の右端の位置か否か判断し、下段の右端と判断されると、ステップS108に進み、表示位置を上段の第1心電図42の左端位置に設定し、ステップS109に進む。ステップ107にて、下段の右端でない判断されると、そのままステップS109に進む。
【0014】
ステップ109では、1つの測定データをグラフデータに変換したドットデータを算出した表示位置に対応する画像メモリの領域に書き込み、グラフ表示装置4に1測定データを表示させる。
【0015】
続いて、グラフ表示装置4における消去位置、すなわち上記の表示位置より1つ先に位置するグラフ表示位置を計算して消去位置を求め(ステップS110)、計算した消去位置が上段の第1心電図42の右端の位置か否か判断する(ステップS111)。ステップ111にて、上段の右端と判断されると、ステップS112に進み、消去位置を下段の第2心電図43の左端位置に設定し、ステップS113に進む。
【0016】
ステップS111にて、上段の右端でない判断されると、そのままステップS113に進む。
【0017】
ステップ113では、計算した消去位置が下段の第2心電図43の右端の位置か否か判断し、下段の右端と判断されると、ステップS114に進み、消去位置を上段の第1心電図42の左端位置に設定し、ステップS115に進む。ステップ113にて、下段の右端でない判断されると、そのままステップS115に進む。
【0018】
ステップ115では、算出した消去位置に対応する画像メモリの領域から1データグラフ分を消去し、ステップS101に戻り、前述の動作を繰り返す。このようにして、逐次データを消去しつつ新たな測定データを表示し、図7に示すように、グラフ表示装置4の表示画面41に心電波形が表示される。
【0019】
【発明が解決すべき課題】
ところで、上記システムでは、処理速度の遅いCPUを使用した場合、1つのデータ表示に新しいデータの表示と、古いデータの消去を行うと、表示位置計算とドット単位のデータの表示、消去位置計算とドット単位消去処理が必要で、これらに掛かる時間が多くなり、表示が遅れる場合があった。また、一括消去した場合、過去のデータが一度に消えてしまうため、過去のデータを確認することが困難な場合があった。
【0020】
この発明は、心電波形を測定し表示する際に、表示が停止や遅れることなく心電波形を表示し、かつ、過去のデータも一定時間は消去されない装置を提供することを目的とする。
【0021】
【課題を解決すべき手段】
この発明は、心電波形を測定する心電測定装置で測定し、測定した心電波形をグラフ表示装置で表示する心電図表示装置において、測定データを蓄積する蓄積メモリと、この蓄積メモリに蓄積された測定データに基づき心電波形を時系列的に表示するためのグラフ表示データに変換する変換手段と、グラフデータに変換されたデータを格納する画像メモリと、この画像メモリから得られるグラフ表示データを表示する表示装置と、を備え、前記画像メモリは前記表示装置において3つ以上のグラフ表示が可能な画像領域を有し、1つの画像領域には、少なくとも2つ以上の他の画像領域に与える測定データに基づくグラフ表示データが格納されるように、前記変換手段が少なくとも連続する2つ以上の他の画像領域に与える測定データの波形ピッチを変換して 1 つの画像領域に表示するグラフ表示データに変換して当該画像領域に与えるとともに、測定データの過去の表示データを消去する際に、古いグラフ表示データが格納されている領域を一括で消去し、消去した領域に新しいグラフ表示データを格納することを特徴とする。
【0022】
上記の構成によれば、心電図のグラフ表示を3つ以上行い、1つのグラフを描画する前に、過去に表示されているデータを一括で消去する。一括消去したほうが、消去位置計算の必要がなくなり、処理の累計時間が少なくてすむことから、CPUへの負担が少なくてすむ。また、1つのグラフのデータが消去されても、別のグラフにデータが表示されているため、過去のデータを参照することができる。そして、1つの画像領域には、少なくとも2つ以上の他の画像領域に与える測定データに基づくグラフ表示データが格納されるように、変換手段が少なくとも連続する2つ以上の他の画像領域に与える測定データの波形ピッチを変換して 1 つの画像領域に表示するグラフ表示データに変換することにより、連続した心電波形図を観察することができる。
【0027】
【発明の実施の形態】
以下、この発明の実施形態につき図面を参照して説明する。図1は、この発明実施形態に係る心電図表示装置の構成を示すブロック図である。なお、図6に示すものと同一構成のものは同一符号を付す。
【0028】
図1に示すように、心電波形を測定する心電測定装置1と、グラフ表示装置4に測定データを表示させるための処理を行う端末装置2とがLANなどの通信ケーブル3により接続されている。また、端末装置2は、心電測定装置1から送られてきた測定データを受信し、CRT、液晶表示パネルなどからなるグラフ表示装置4に表示するためのデータに処理し、所定の表示間隔でグラフ表示装置4に表示データを与える。そして、グラフ表示装置4では上下2段に分けて順次心電図波形が表示される。
【0029】
心電図測定器1が心電図を測定すると、測定して得られたデータを図示しない送信手段により、通信ケーブル3を介して端末装置2へ送る。端末装置2は心電測定装置1から送られてくる測定データを受信インターフェース21で受信する。受信インターフェース21は測定データの受信をこの端末装置2の動作を制御するコントローラ20に通知する。コントローラ20は、受信インターフェース21に測定データが与えられると、蓄積メモリ22のアドレス指定を行い、蓄積メモリ22に測定データを蓄積させる。コントローラ20は、蓄積メモリ22にある一定以上の測定データが蓄積された後に、測定データの読み出しを行う。
【0030】
コントローラ20は、心電図測定器1の測定間隔に対応した表示間隔に従い蓄積メモリ22より測定データを読み出し、変換部23に与える。変換部25では、測定データをグラフィック表示に対応したデータに変換し、画像メモリ24aの第1領域241または第2領域242に与える。そして、この画像メモリ24aからグラフ表示装置4にそのグラフィックデータが与えられる。グラフ表示装置4は、与えられたデータに基づき、心電図波形をモニター上に表示する。なお、画像メモリ24aの第1領域241は図2に示す表示画面41の第1心電図42に対応する領域であり、または第2領域242は、表示画面41の第2心電図43に対応する領域である。
【0031】
図1のブロック図においても、変換部23、コントローラ20と機能的ブロックで記載しているが、これら機能をCPUとこのCPUを動作させるソフトウェアを格納させたROMとで構成し実現させることができる。
【0032】
さて、この発明の実施形態では、図2に示すように、グラフ表示装置4の心電図表示画面41に上下2段に分割して心電波形44を表示している。そして、上段の第1心電図42に左端から右側に順次心電図波形44が表示され、上段の第1心電図42の右端42eまで心電波形が表示されると、表示位置が下段の第2心電図43の左端に移動する。このとき、この実施形態では、上段の第1心電図42の右端42eに達したとき、表示位置を下段の第2心電図43の左端に移動させる前に、第2心電図43を表示するための画像メモリ24aの第2領域242に格納しているグラフデータを一括消去する。
【0033】
続いて、下段の第2心電図43の左端から右側に順次心電図波形44が表示される。そして、下段の第2心電図43の右端43eまで心電波形が表示されると、表示位置が上段の第1心電図42の左端に移動する。このとき、下段の第2心電図43の右端43eに達したとき、表示位置を上段の第1心電図42の左端に移動させる前に、第1心電図42を表示するための画像メモリ24aの第1領域241に格納しているグラフデータを一括消去する。続いて、上段の第1心電図42の左端から右側に順次心電図波形44が表示される。この動作を繰り返して、グラフ表示装置4の表示画面41に心電測定装置1で測定した心電波形が表示される。
【0034】
ドット単位の消去を使用して全ての消去を行う時間は、バイトやワード単位で消去を行う一括消去のほうが、処理時間が少ないことが知られている。上記のように、この実施形態では、第1心電図42を表示するための画像メモリ24aの第1領域241または第2心電図43を表示するための画像メモリ24aの第2領域242一括消去を行っている。一括消去したほうが、消去位置計算の必要がなくなり、処理の累計時間が少なくてすむことから、CPUへの負担が少なくてすむ。この結果、処理速度が遅いCPUを用いても表示を遅らせることなく心電図の表示が行える。また、1つの心電図のグラフのデータが消去されても、別の心電図のグラフにデータが表示されているため、過去のデータを参照することができる。
【0035】
上記動作を図3のフロー図に従い説明する。この実施形態においても、上述した例と同じく測定動作を開始すると、まず、画像メモリ4を初期化し、心電測定装置1から測定データが送られてくるまで待機する。測定データが送られてくると蓄積メモリ22に測定データを保存し、蓄積メモリ22に測定データが所定量蓄積されるまで待機した後、表示開始動作にはいる(図8参照)。
【0036】
表示開始動作にはいると、まず、受信インターフェース21に測定データがあるか否か確認し(ステップS11)、測定データがあれば、蓄積メモリ22に測定データを保存し(ステップS12)する。そして、蓄積メモリ22の測定データを変換部23でグラフデータに変換する動作を行う(ステップS13)。ステップS11で測定データがない場合には、直ちにステップS13に進み、蓄積メモリ22の測定データをグラフデータに変換する動作を行う。この変換部23で蓄積メモリ22から書き込まれた測定データ順序で測定データを読み出してグラフデータに変換する動作を行う。予め蓄積メモリ22には、表示開始動作までに、所定量の測定データが蓄積されている。このため、受信インターフェース21に測定データが無くても、蓄積メモリ22に蓄積されている測定データを順次読み出し、グラフ表示装置4で心電波形を表示することができる。
【0037】
続いて、グラフ表示装置4における表示位置を計算し(ステップS14)、計算した表示位置が上段の第1心電図42の右端の位置か否か判断する(ステップS15)。ステップ15にて、上段の右端と判断されると、ステップS16に進み、表示位置を下段の第2心電図43の左端位置に設定し、ステップS17に進む。ステップS18では、第2心電図42を表示するための画像メモリ24aの第2領域242に格納しているグラフデータを一括消去し、ステップS18に進む。
【0038】
ステップ15にて、上段の右端でない判断されると、そのままステップS18に進む。
【0039】
ステップ18では、計算した表示位置が下段の第2心電図43の右端の位置か否か判断し、下段の右端と判断されると、ステップS19に進み、表示位置を上段の第1心電図42の左端位置に設定し、ステップS20に進む。ステップS20では、第1心電図42を表示するための画像メモリ24aの第1領域241に格納しているグラフデータを一括消去し、ステップS21に進む。
【0040】
ステップ18にて、下段の右端でない判断されると、そのままステップS21に進む。
【0041】
ステップ21では、1つの測定データをグラフデータに変換したドットデータを算出した表示位置に対応する画像メモリ24aの領域に書き込み、グラフ表示装置4に1測定データを表示する。そして、ステップS11に戻り、前述の動作を繰り返す。このようにして、図4に示すように、グラフ表示装置4の表示画面41に心電波形が表示される。
【0042】
図4は、上記したこの実施形態の動作によるグラフ表示装置4の表示画面41に表示される心電図波形を時系列的に示した模式図である。この図4に従い、この発明の実施形態の心電図表示につき更に説明する。上記したように、この実施形態では、グラフ表示装置4の心電図表示画面41に上下2段に分割して心電波形44を表示している。心電測定装置1により測定が開始されると、画像メモリ24が初期化されるので、心電図表示画面41には、心電波形が表示されていない状態となる。そして、測定データが蓄積メモリ22に所定量蓄積されると、まず、上段の第1心電図42に左端から右側に順次心電図波形44が表示される(図4(a)参照)。
【0043】
心電波形が上段の第1心電図42の右端まで心電波形が表示されると第2心電図43を表示するための画像メモリ24aの第2領域242に格納しているグラフデータを一括消去する。ただし、測定開始直後は第2心電図43の領域にはデータが何も表示されていないので、心電図表示画面41上の第2心電図43には、変化がない(同図(b)参照)。そして、下段の第2心電図43の左端から右側に順次心電図波形44が表示される(同図(c)(d)参照)。
【0044】
下段の第2心電図43の右端まで心電波形が表示されると(同図(e)参照)、表示位置を上段の第1心電図42の左端に移動させる。このとき、表示位置を上段の第1心電図42の左端に移動させる前に、第1心電図42を表示するための画像メモリ24の第1領域241に格納しているグラフデータを一括消去する(同図(f)参照)。
【0045】
続いて、上段の第1心電図42に左端から右側に順次心電図波形44が表示される(同図(g)参照)。心電波形が上段の第1心電図42の右端まで心電波形が表示されると(同図(h)参照)、表示位置を下段の第2心電図43の左端に移動させる。このとき、表示位置を下段の第2心電図43の左端に移動させる前に、第2心電図43を表示するための画像メモリ24の第2領域242に格納しているグラフデータを一括消去する(同図(i)参照)。その後、同図(c)の状態に戻り、順次上記動作及び表示が繰り返されることになる。
【0046】
なお、観察者が心電図波形の異常等を観察するために、心電波形の表示を停止させるように構成することができる。この場合、心電図波形を停止させるように端末装置2に図示しないキーボードなどにより命令を与えると、命令が与えられた状態で、第1心電図42、第2心電図43とも心電波形が停止した状態となる。そして、測定データの表示を再開させると、一旦画像メモリ24aを初期化し、図4(a)の状態から表示が再開される。
【0047】
次に、この発明の実施形態につき説明する。図5は、この発明の実施形態の動作によるグラフ表示装置4の表示画面41に表示される心電図波形を時系列的に示した模式図である。図5に従い実施形態につき説明する。
【0048】
上記した実施形態においては、グラフ表示装置4の心電図表示画面41に上下2段に分割して心電波形44を表示しているのに対して、この実施形態は、心電図表示画面41を3つの表示領域に分割している。そして、下の2つの領域42、43は、上記した実施形態と同じく、第1心電図42、第2心電図43として、心電測定装置1から送られてくる測定データに基づき交互に心電波形44を表示する。すなわち、中段の第1心電図42の右端まで心電波形が表示されると、表示位置が下段の第2心電図43の左端に移動する。このとき、この上記実施形態と同様に、中段の第1心電図42の右端に達したとき、表示位置を下段の第2心電図43の左端に移動させる前に、第2心電図43を表示するための画像メモリ24aの第2領域242に格納しているグラフデータを一括消去する。
【0049】
続いて、下段の第2心電図43の左端から右側に順次心電図波形44が表示される。そして、下段の第2心電図43の右端まで心電波形が表示されると、表示位置が中段の第1心電図42の左端に移動する。このとき、下段の第2心電図43の右端に達したとき、表示位置を中段の第1心電図42の左端に移動させる前に、第1心電図42を表示するための画像メモリ24aの第1領域241に格納しているグラフデータを一括消去する。続いて、中段の第1心電図42の左端から右側に順次心電図波形44が表示される。この動作を繰り返して、グラフ表示装置4の表示画面41に心電測定装置1で測定した心電波形が表示される。
【0050】
そして、最上段の第3心電図45は、第1心電図42、第2心電図43の2つの表示データが表示できるように構成されている。すなわち、第3心電図45に表示される心電波形44aのピッチがこの実施形態では、第1心電図42、第2心電図43の波形の1/2に構成されている。このように、構成することで第1心電図42と第2心電図43との境界になる部分を第3心電図45により連続して表示させることができる。尚、上段の第3心電図45の右端43eまで心電波形が表示されると、表示位置が第3心電図45の左端に移動させる(図5(e)参照)。このとき、第3心電図45を表示するための画像メモリ24の対応する領域に格納しているグラフデータを一括消去する(図5(f)参照)。この結果、第3心電図45に表示される過去のデータは消去されることになるが、この場合の過去のデータは第1心電図42、第2心電図43のどちらかに表示されているので、その心電図を参考にすればよい。
【0051】
図5(g)以降、第3心電図45に心電波形44aが順次表示されてゆく。尚、第1心電図42、第2心電図43の動作、表示状態は上記した図4に示すものと実質的に同じであるので、ここでは説明を省略する。
【0052】
尚、この実施形態においても、観察者が心電図波形の異常等を観察するためなどに、心電波形の表示を停止させるように構成することができる。この場合、心電図波形を停止させるように端末装置2に図示しないキーボードなどにより命令を与えると、命令が与えられた状態で、第1心電図42、第2心電図43とも心電波形が停止した状態となる。ただし、第3心電図45のみは測定データに基づく表示を継続するように構成する。このように構成することで、注意深く観察する部分と連続した心電波形の状態を同時に観察することができる。
【0053】
の実施形態においても測定データの表示を再開させると、一旦画像メモリ24aを初期化し、図5(a)の状態から表示が再開される。
【0054】
尚、上記した実施形態においては、心電測定装置1と端末装置2とをLANなどの通信ケーブル3で接続した例について述べたが、心電測定装置1と端末装置2とを別々の機器で構成し、両者をIEEE1394のシリアルケーブルやSCSIケーブルなどに接続する構成においてもこの発明は適用することができる。
【0055】
【発明の効果】
以上説明したように、この発明によれば、処理能力が劣るCPUを用いても心電波形が遅れることなく表示することができる。また、表示されているデータを一括で消去しても、過去のデータは他のグラフに表示されているため、過去のデータを一定時間は参照することができる。更に、連続した心電波形図を観察することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明実施形態に係る心電図表示装置の構成を示すブロック図である。
【図2】 心電図表示の構成を示す模式図である。
【図3】 この発明の実施形態に係る表示動作のフロー図である。
【図4】 この発明の実施形態の動作によるグラフ表示装置4の表示画面41に表示される心電図波形を時系列的に示した模式図である。
【図5】 この発明の実施形態の動作によるグラフ表示装置4の表示画面41に表示される心電図波形を時系列的に示した模式図である。
【図6】 心電波形を心電測定装置で測定し、測定した心電波形をグラフ表示装置で表示する心電図表示装置の構成を示すブロック図である。
【図7】 心電図表示の構成を示す模式図である。
【図8】 測定を開始してから表示開始するまでの動作を示すフロー図である。
【図9】 表示開始動作を示すフロー図である。
【符号の説明】
1 心電測定装置
2 端末装置
3 通信ケーブル
4 グラフ表示装置
20 コントローラ
21 受信インターフェース
22 蓄積メモリ
23 変換部
24a 画像メモリ
241 第1領域
242 第2領域
41 心電図表示画面
42 第1心電図
43 第2心電図
44 心電波形

Claims (1)

  1. 心電波形を測定する心電測定装置で測定し、測定した心電波形をグラフ表示装置で表示する心電図表示装置において、測定データを蓄積する蓄積メモリと、この蓄積メモリに蓄積された測定データに基づき心電波形を時系列的に表示するためのグラフ表示データに変換する変換手段と、グラフデータに変換されたデータを格納する画像メモリと、この画像メモリから得られるグラフ表示データを表示する表示装置と、を備え、前記画像メモリは前記表示装置において3つ以上のグラフ表示が可能な画像領域を有し、1つの画像領域には、少なくとも2つ以上の他の画像領域に与える測定データに基づくグラフ表示データが格納されるように、前記変換手段が少なくとも連続する2つ以上の他の画像領域に与える測定データの波形ピッチを変換して 1 つの画像領域に表示するグラフ表示データに変換して当該画像領域に与えるとともに、測定データの過去の表示データを消去する際に、古いグラフ表示データが格納されている領域を一括で消去し、消去した領域に新しいグラフ表示データを格納することを特徴とする心電図表示装置。
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