JP3942172B2 - メダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラム - Google Patents

メダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP3942172B2
JP3942172B2 JP2002267722A JP2002267722A JP3942172B2 JP 3942172 B2 JP3942172 B2 JP 3942172B2 JP 2002267722 A JP2002267722 A JP 2002267722A JP 2002267722 A JP2002267722 A JP 2002267722A JP 3942172 B2 JP3942172 B2 JP 3942172B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
medal
medals
discharge
rail
feeding device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2002267722A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2003181128A (ja
Inventor
義宗 関根
Original Assignee
株式会社オリンピア
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社オリンピア filed Critical 株式会社オリンピア
Priority to JP2002267722A priority Critical patent/JP3942172B2/ja
Publication of JP2003181128A publication Critical patent/JP2003181128A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3942172B2 publication Critical patent/JP3942172B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Slot Machines And Peripheral Devices (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、遊技機等で用いられるメダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラムに関する。
【0002】
【従来の技術】
スロットマシン等の遊技機にはメダルの投入口が設けられている。遊技者は所定の枚数の専用のメダルを投入してゲームを楽しむことができる。
【0003】
このような遊技機には、複数枚のメダルを同時に投入することができるようにするため、その投入口から本体との間に、複数枚のメダルを貯留しつつ、その中から少しずつメダルを本体に排出するメダル自動送り出し装置を設けたものもある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来のメダル自動送り出し装置には、そのタンクからスライダによって送られてくるメダルの枚数が一定しないという問題があった。例えば、1回の行程におけるコイン送り出し枚数が1〜3枚の間で不確定であり、1枚ベット等のゲームが不可能であった。
【0005】
本発明はかかる問題点に鑑みてなされたものであって、枚数を指定してメダルを送り出すことができるメダル送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この発明は、投入されたメダルを受けるメダル受け部と、メダル受け部の上側に位置し所定枚数のメダルを立設した状態で水平方向に1枚ずつ並列させて載置可能であるとともに、隣接するメダルセレクターにメダルを排出するための排出部に向かって下り傾斜する排出レールと、前記排出レールよりも下側に設けられ上下動により前記メダル受け部にあるメダルのうち少なくとも1枚を受けて前記排出レールまで持ち上げるスライダとを少なくとも備え、前記スライダにより持ち上げられ前記排出レール上に載置されたメダルが、前記排出レール上を転動して前記排出部から送り出されるようにしたメダル自動送り出し装置の制御方法であって、
【0007】
前記メダルの転動を抑止するストッパと、このストッパに抑止されたメダルがあるか否かを検出するセンサと、前記レールの少なくとも一部にメダルが乗らないようにする排除手段とが設けられており、
【0008】
排出枚数の指定があるときに、指定された枚数より多くのメダルが前記レール上に乗らないように前記排除手段を駆動するステップと、
【0009】
メダルの送り出しが要求された場合に、前記センサにより少なくとも1枚のメダルが前記ストッパに抑止されているかどうかを判断するステップと、
【0010】
この判断の結果メダルの抑止が検出されたときに前記ストッパを開放して前記メダルを排出させるステップと、を備えるものである。
【0011】
この発明に係るメダル自動送り出し装置は、投入されたメダルを受けるメダル受け部と、メダル受け部の上側に位置し所定枚数のメダルを立設した状態で水平方向に1枚ずつ並列させて載置可能であるとともに、隣接するメダルセレクターにメダルを排出するための排出部に向かって下り傾斜する排出レールと、前記排出レールよりも下側に設けられ上下動により前記メダル受け部にあるメダルのうち少なくとも1枚を受けて前記排出レールまで持ち上げるスライダとを少なくとも備え、前記スライダにより持ち上げられ前記排出レール上に載置されたメダルが、前記排出レール上を転動して前記排出部から送り出されるようにしたメダル自動送り出し装置であって、前記排出レール上のメダルの転動を抑止するストッパと、このストッパに抑止されたメダルがあるか否かを検出するセンサと、メダルを載置可能な前記排出レール上の載置空間に突出部を突出させて前記排出レール上に最大可能載置枚数のメダルが載置可能な載置空間を無くすことにより、前記排出レール上に載置されるメダル数を最大可能載置枚数以下に制限するための排除手段とを備えるものである。
【0012】
好ましくは、前記排除手段は、メダル面の略垂直な方向に進退自在な突出部と、この突出部を駆動する駆動機構とを備え、
【0013】
排出枚数の指定がないとき、前記突出部は前記排出レール上になく、
【0014】
排出枚数の指定があるとき、前記突出部は前記排出レール上に突出される。
【0015】
好ましくは、前記排除手段は、メダル面と略平行な方向にスライド可能な突出部と、この突出部を駆動する駆動機構とを備え、
【0016】
排出枚数の指定がないとき、前記突出部は前記排出レール上になく、
【0017】
排出枚数の指定があるとき、前記突出部は前記排出レール上に移動される。
【0018】
好ましくは、前記突出部は、メダルの大きさごとに複数に分割され、前記駆動機構は分割された前記突出部をそれぞれ駆動する。
【0019】
好ましくは、前記突出部は前記レールに沿ってスライド可能であり、前記駆動機構は指定された排出枚数に対応して所定のスライド量だけ前記突出部をスライドさせる。
【0020】
好ましくは、前記排除手段は、メダル面の略垂直な方向に進退自在な突出部と、この突出部を駆動する駆動機構とを備え、
【0021】
排出枚数の指定がないとき、前記突出部は前記排出レール上になく、
【0022】
排出枚数の指定があるとき、前記突出部は不要なメダルに対して前記排出レール上に突出され、これにより前記メダルを突き落とす。
【0023】
好ましくは、メダル面の略垂直な方向に進退自在であって、前記排出レールを構成するレール部材と、進退に応じて前記レール部材を収納する収納部と、前記レール部材を進退させる駆動機構とを備え、
【0024】
排出枚数の指定がないとき、前記レール部材は前記収納部に収納されず、
【0025】
排出枚数の指定があるとき、前記レール部材は前記収納部に収納される。
【0026】
好ましくは、前記レール部材は、メダルの大きさごとに複数に分割され、前記駆動機構は分割された前記レール部材をそれぞれ駆動する。
【0027】
この発明は、投入されたメダルを受けるメダル受け部と、メダル受け部の上側に位置し所定枚数のメダルをメダルの直径方向が水平方向となるよう1枚ずつ並列させて載置可能であるとともに、隣接するメダルセレクターにメダルを排出するための排出部に向かって下り傾斜する排出レールと、前記排出レールよりも下側に設けられ上下動により前記メダル受け部にあるメダルのうち少なくとも1枚を受けて前記排出レールまで持ち上げるスライダとを少なくとも備え、前記スライダにより持ち上げられ前記排出レール上に載置されたメダルが、前記排出レール上を転動して前記排出部から送り出されるようにしたメダル自動送り出し装置であって、前記排出レール上のメダルの転動を抑止するストッパと、このストッパに抑止されたメダルがあるか否かを検出するセンサと、メダルを載置可能な前記排出レール上の載置空間に突出部を突出させて前記排出レール上に最大可能載置枚数のメダルが載置可能な載置空間を無くすことにより、前記排出レール上に載置されるメダル数を最大可能載置枚数以下に制限するための排除手段とを備えるメダル自動送り出し装置の制御方法をプロセッサに実行させるためのプログラムであって、
【0028】
排出枚数の指定があるときに、指定された枚数より多くのメダルが前記レール上に乗らないように前記排除手段を駆動するステップと、
【0029】
メダルの送り出しが要求された場合に、前記センサにより少なくとも1枚のメダルが前記ストッパに抑止されているかどうかを判断するステップと、
【0030】
この判断の結果メダルの抑止が検出されたときに前記ストッパを開放して前記メダルを排出させるステップと、を実行させるためのものである。
【0031】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
【0032】
以下、本発明の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置及びその制御方法について、添付の図面を参照して具体的に説明する。
【0033】
図1は本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。第1の実施の形態は、例えばスロットマシンのメダル投入部に適用されるものである。第1の実施の形態においては、メダル送り出し部1のメダル受け部(タンク)11の底部にセンサ12が設けられている。このセンサ12は、メダル受け部11内にメダルが存在しているか否かを認識する。また、メダル送り出し部1には、排出部に向かって下り傾斜する排出レール13上までメダル受け部11内のメダルを持ち上げるスライダ14が設けられている。このスライダ14は、図示しないモータ等により鉛直方向に移動する。更に、メダル送り出し部1には、スライダ14が所定の位置に存在するか否かを検出するセンサ15及び排出レール13上にメダルが存在するか否かを検出するセンサ16が設けられている。また、排出レール13の排出部には、排出レール13上のメダルの排出を抑止するストッパ17が設けられている。排出レール13は、その厚さ方向においても傾斜しており、この傾斜の下側の側方に側板18が配置されている。従って、メダルは側板18に倣って排出レール13上を転動する。
【0034】
メダル送り出し部1の排出側には、メダルセレクタ2が配置されている。メダルセレクタ2には、排出レール13から続くレール21が設けられている。レール21は、レール21の幅方向においても傾斜しており、この傾斜の下側の側方に側板22が配置されている。従って、メダルは側板22に倣ってレール21上を転動する。側板22には、その遊技機で使用されるメダルの直径よりも小さい高さのメダル選別穴23が開口されている。そして、メダル選別穴23よりも排出側において、レール21の上方にメダルの排出を抑止するブロッカ24が設けられ、その更に排出側にメダル投入検出センサ25が設けられている。
【0035】
図1においては、側板18のストッパ17により3枚のメダルが抑止されたときの左から2枚目及び3枚目のメダルが倣う部分が刳り抜かれており、そこに突起部19a及び19bが設けられている。突起部19a及び19bは、図示しない駆動部により側板18の厚さ方向、即ち略水平方向に排出レール13上まで移動可能である(図4参照)。突起部19a及び19bが側板18内に退避している状態(この状態において突起部19a及び19bの表面は側板18の表面と同じ位置にある)では、ストッパ17により3枚のメダルが抑止されたときの左から2枚目及び3枚目のメダルが夫々に倣うが、突起部19a及び19bが排出レール13上まで移動しているとき(この状態において突起部19a及び19bが排出レール13上の載置空間に突出し、排出レール13の段差が覆われている)には、そこにはメダルは乗ることができず、したがって排出レール13上に乗ることができるメダルの枚数は1枚に制御される。
【0036】
図2はメダル自動送り出し装置(一例)の斜視図を示す。この図においてセンサ12、15,16、ストッパ17、メダルセレクタ2及び突起部19a,19bの表示を省略している。このメダル自動送り出し装置において、上下動するスライダ14が下方に位置するときに、スライダ14はメダル受け部11にあるメダルの少なくとも一部(1枚あるいは複数枚)を受けるとともに、受けたメダルを排出レール13まで持ち上げる。そして、メダルを排出レール13に移動させることにより、メダルを排出部から送り出す。このメダル自動送り出し装置によれば、メダルを一度に投入することを可能にするとともに、メダルを確実に送り出すことができる。また、投入されたメダルをスライダ14の上下運動によりかき混ぜる。メダルを(縦方向の)整列させる複数のリブをスライダ14の前面に設けたので、メダルを効果的にかき混ぜるとともに(縦方向の)整列させることができ、溜まったメダルを全て排出することができる。
【0037】
この第1の実施の形態は、非貯留モード時及びレギュラーボーナス(RB)時に排出レール13上に乗ることが可能なメダルの枚数を制御するものである。図1からわかるように、メダルを排出する排出レール13は、排出効率を考えて3枚分の横幅がある。すなわち、レール上には最大3枚のメダルを乗せることができる。しかし、その反面に1回の行程でのメダル排出枚数が1枚〜3枚の間になり不確定である。本発明の実施の形態1に係る装置は、排出レール13に乗るメダルの数を3枚以下に限定することにより、行程1回でのメダル排出枚数を制御する(例えば1枚)。排出レール13に乗るメダルの枚数を限定するには、突起部19a,19bによりレール側面の側板18のうちメダル2枚分に相当する部分を突出させ、当該部分において排出レール13を実質消滅させ、スライダ14によりメダルが持ち上げられてもこれが排出レール13に乗らないようにする。レール側面の壁を突出させる手段として、例えば、ソレノイドコイル、リニアモータあるいはモータと回転−往復運動変換機構を用いたスライド機構を用いることができる。もっともこれらの手段に限定されない。
【0038】
次に、上述のように構成された第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法及び動作について説明する。図3は本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。第1の実施の形態においては、スライダ14が定位置にある場合、非貯留モード時及びレギュラーボーナス(RB)等により排出枚数が指定されているか判断し(ステップS35)、指定されているときには、その指定枚数に応じて突起部19a及び19bを突出させた後(ステップS36)、指定されていないときには、突起部19a及び19bを退避させた状態で、センサ12によりメダル受け部(タンク)11内にメダルが存在するか否かを検出する(ステップS28)。
【0039】
なお、上記以外の処理及び装置全体の処理について発明の実施の形態2において詳細に説明する。
【0040】
このような第1の実施の形態によれば、非貯留モード時及びRB中には、突起部19a及び19bを突出させることにより、1枚だけを排出レール13上に残して1枚ずつ本体に投入することが可能となる。
【0041】
また、後述の発明の実施の形態2の装置では、例えばクレジットが50枚になっていることにより、自動投入動作中にブロッカ24が動作すると、その瞬間にストッパ17とブロッカ24との間にある2乃至3枚程度のメダルがキャンセルされる虞があるが、第1の実施の形態では、1枚のメダルのみが投入されるので、そのような誤動作の虞がない。
【0042】
なお、第1の実施の形態に対して、第2の実施の形態と同様に、ストッパ17とブロッカ24とを同時に動作させる制御方法を採用してもよい。
【0043】
この発明の実施の形態によれば、1枚又は2枚ベットゲームの場合にコイン1枚づつの排出も可能であるとともに、大量にメダルを排出したい場合は最大3枚を排出することができる。
発明の実施の形態1の変形例1.
【0044】
図4は変形例1を示す。図1において突起部を19aと19bの2つ備えていたが、図4に示すように突起部19はひとつ(一体)であってもよい。この場合、メダル排出枚数は1枚と3枚の2種類しか選択できないが突起部19の駆動機構は1つで済む.
発明の実施の形態1の変形例2.
【0045】
図5は変形例2を示す。図1において突起部19a及び19bを側面18の内部から押し出していたが、これに代えて突起部19をスライドさせるようにしてもよい。図5において、突起部19を排出レール13の下側に設け、メダルの枚数を制限するときに突起部19を上にスライドさせる。なお、突起部19が上にスライドした後の空間部が開口したままだと、この空間がメダルを噛んでしまうおそれがある。そこで蓋19cを設けることが好ましい。あるいは突起部19の幅を斜面13よりも狭くしておき、突起部19が斜面13下の部分に完全に収納されるようにしてもよい。この場合、いわば「斜面の中身が飛び出してくる」ことになる。斜面13は固定されているので、突起部19が飛び出る機構として、例えば突起部19の最下部にソレノイド駆動によるピストンを設けることが考えられる。
【0046】
なお、この変形例2において、図1のように突起部を19aと19bの2つに分割し、それぞれ別個に駆動するようにしてもよい。
発明の実施の形態1の変形例3.
【0047】
図6は変形例3を示す。図6において、突起部19を排出レール13の上側に設け、メダルの枚数を制限するときに突起部19を下にスライドさせる。
発明の実施の形態1の変形例4.
【0048】
図7は変形例4を示す。図7において、突起部19を排出レール13の後ろ側に設け、メダルの枚数を制限するときに突起部19を排出方向側にスライドさせる。この変形例4によればスライド量を調整することにより排出枚数を任意に制御できる。
発明の実施の形態1の変形例5.
【0049】
図8(a)(b)は変形例5を示す。同図は装置の排出レール13部分の上面図である。同図において、突起部19a及び19bを可撓性を有する金属・合成樹脂等の薄い板で作成し、これらの周囲の全部あるいは一部を側板18に固定しておく。191a,191bは突起部19a,19bをそれぞれ内側から押すためのロッド、192a,192bはロッド191a,191bを駆動するソレノイドコイルである。突起部を突出させるときソレノイドコイル192a,192bに電流を流してロッド191a,191bで突起部19a,19bを内側から押す。すると、図8(b)に示すように突起部19a,19bが撓み、排出レール13上の載置空間に飛び出す。したがってこれら突起部19a及び19bは、上記例の突起部と同等の機能を果たす。このように、メダルを排出レール13から排除する排除手段たる突起部19a及び19bは、必ずしも排出レール13に設けられる必要はない。
発明の実施の形態1の変形例6.
【0050】
図8(c)(d)は変形例6を示す。変形例6は、変形例5における突起部19a及び19bを備えない。変形例6は、排出レール13に乗ったメダルのうち不要なものをロッド191a,191bで突いて排出レール13から落とすものである。上記例は突起部19によりメダルを排出レール13に乗せないというものであったが、変形例6は排出レール13に乗ったメダルを事後的に落とすことにより排出されるメダルの枚数を制御するのである。この変形例6も変形例5と同様に、メダルを排出レール13から排除する排除手段たるロッド191a,191bは、必ずしも排出レール13に設けられる必要はない。
発明の実施の形態1の変形例7.
【0051】
図9は変形例7を示す。図9は排出レール13、側板18の垂直断面を示す。変形例7において排出レール13を構成する部材13aはCを中心に回動する。部材13aは前述の突起部19a,19bあるいは突起部19に相当する。通常は図9(a)のようであるが、メダルを排出レール13に乗せないときは部材13aを回転させて図9(b)の状態にする。この状態では部材13aが収納部13bに収納されるので排出レール13は表面に現われない。変形例7も変形例1等と同等の作用効果を奏する。
発明の実施の形態2.
【0052】図10は本発明の第2の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。
【0053】
図10のように構成された第2の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法及び動作について説明する。図11乃至図13は本発明の第2の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。
【0054】
先ず、図11に示すように、リセットがされるか、又はエラーが解除されると、センサ15によりスライダ14が定位置にあるか否かを判断する(ステップS1)。スライダ14が定位置にない場合、モータを駆動する(ステップS2)。そして、再度センサ15によりスライダ14が定位置にあるか否かを判断し(ステップS3)、スライダ14が定位置にあればモータを停止する(ステップS5)。一方、スライダ14が定位置まで移動していない場合には、ある一定時間が経過しているか判断し(ステップS4)、経過していなければ、その後更にステップS3の検出を行い、経過していれば、そこでエラー処理を行う。
【0055】
スライダ14が定位置にある場合、図12に示すように、エラーE1〜E5が発生しているか判断し(ステップS6)、発生していなければ、その時点でモータが駆動しており、かつある一定時間だけメダル投入検出センサ25によりメダルの投入が検出されていないかを判断する(ステップS7)。ステップS6においてエラーE1〜E5が発生しているか、又はステップS7においてモータが駆動しており、かつある一定時間だけメダル投入検出センサ25によりメダルの投入が検出されていない場合には、ブロッカ24及びストッパ17を同時に閉じる(ステップS17)。
【0056】
一方、ステップS7において、モータが駆動していないか、又は一定時間内にメダルの投入が検出されている場合、貯留モードでは、本体のクレジットが上限値、例えば50枚に達しているか判断し(ステップS8)、非貯留モードでは、最大数だけベットされているか判断する(ステップS9)。そして、貯留モードでは、クレジットが上限値に達しておらず、非貯留モードでは、最大数だけベットされていない場合には、ゲーム中であるか、つまりスタートレバーがオンされてからリールが停止されていないかを判断する(ステップS10)。ゲーム中でない場合には、リプレイであるか判断し(ステップS11)、リプレイでなければ、ブロッカ24及びストッパ17を同時に開く(ステップS12)。この結果、排出レール13上に乗せられていたメダルが全て本体に送り出される。ステップS8においてクレジットが上限値に達しているか、ステップS9において最大数がベットされているか、ステップS10においてゲーム中であるか、又はステップS11においてリプレイとなっている場合には、図13に示すように、ブロッカ24及びストッパ17を同時に閉じる(ステップS18)。なお、リプレイでは、その直前にベットしたメダルがそのまま使用されるため、メダル自動送り出し装置からは排出されない状態である。
【0057】
ステップS12においてブロッカ24及びストッパ17を同時に開いた後、センサ12によりメダル受け部(タンク)11内にメダルが存在するか否かを検出し(ステップS13)、メダルが存在する場合には、そのことを示す発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)を点灯させ(ステップS14)、その後モータを駆動させることにより(ステップS15)、メダル受け部(タンク)11内のメダルをスライダ14により排出レール13上まで搬送する。そして、ステップS6において、再度エラーE1〜E5が発生しているか判断する。一方、ステップS13においてメダルが存在しない場合には、LEDを消灯させ(ステップS16)、そのままステップS6において、再度エラーE1〜E5が発生しているか判断する。
【0058】
ステップS18においてブロッカ24及びストッパ17を同時に閉じた後には、センサ15によりスライダ14が定位置にあるか否かを判断する(ステップS19)。スライダ14が定位置にない場合、ある一定時間が経過しているか判断し(ステップS20)、経過していなければ、その後更にステップS19の検出を行い、経過していれば、そこでエラー処理を行う。ステップS19においてスライダ14が定位置にある場合、センサ12によりメダル受け部(タンク)11内にメダルが存在するか否かを検出し(ステップS21)、メダルが存在する場合には、センサ16により排出レール13上にメダルが乗っているか否かを検出する(ステップS22)。排出レール13上にメダルが乗っていない場合、ある一定時間が経過しているか判断し(ステップS23)、経過していなければ、その後更にステップS22の検出を行い、経過していれば、そこでエラー処理を行う。ステップS22において排出レール13上にメダルが乗っている場合、センサ15によりスライダ14が定位置にあるか否かを判断する(ステップS24)。スライダ14が定位置にない場合、ある一定時間が経過しているか判断し(ステップS25)、経過していなければ、その後更にステップS24の検出を行い、経過していれば、そこでエラー処理を行う。ステップS24においてスライダ14が定位置にある場合、そこでモータを停止する(ステップS26)。そして、メダルが投入可能であるか判断し(ステップS27)、投入可能となったことを条件として、ステップS6において、再度エラーE1〜E5が発生しているか判断する。なお、ステップS21において、メダル受け部(タンク)11内にメダルが存在しない場合にも、同様に、メダルが投入可能であるか判断し(ステップS27)、その後ステップS6におけるエラーの判断を行う。
【0059】
このような第2の実施の形態によれば、メダル受け部(タンク)11内にメダルが存在し、そのことがセンサ12により検出されていれば、ストッパ17によりメダルの排出が抑止されていることがセンサ16により検出されるまで、スライダ14によりそのメダルを排出レール13上まで搬送しようとする。従って、メダルの排出が要求された時には、その前にメダル受け部11内にメダルが投入されている限り、メダルが排出レール13上でストッパ17により抑止された状態となっているため、排出の要求によりストッパ17を解除すれば、即時にメダルをメダル送り出し部1から排出することが可能である。
【0060】
また、その制御に当たっても、ストッパ17とブロッカ24とを同時に開閉させているので、制御が簡素なものとなる。
【0061】
更に、遊技者が貯留(クレジット)したメダルを排出しようとする際に、メダルがメダル送り出し部1及びメダルセレクタ2のいずれにあるかを区別できる。
【0062】
更にまた、ストッパ17から排出されてからメダル投入検出センサ25を通過までにある程度加速されるため、メダルの速度が安定する。
発明の実施の形態3.
【0063】
次に、本発明の第3の実施形態について説明する。第3の実施の形態は、第2の実施の形態とその制御方法が相違している。図14は本発明の第3の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。
【0064】
第3の実施の形態においては、第2の実施の形態のステップS19においてスライダ14が定位置にある場合、センサ12によりメダル受け部(タンク)11内にメダルが存在するか否かを検出した後(ステップS28)、モータを駆動してスライダ14を上下動させることにより、排出レール13上にメダルを乗せる(ステップS29)。その後、ストッパ17を開いて排出レール13上のメダルを排出し(ステップS30)、ストッパ17を閉じる(ステップS31)。この状態ではブロッカ24が閉じているため、排出されたメダルはブロッカ24によりその転動が抑止される。続いて、メダル投入が可能か判断し(ステップS32)、投入可能になった後、ブロッカ24を開いてメダルを排出することにより(ステップS33)、本体にメダルを送り出す。そして、全てのメダルを排出した後、ブロッカ24を閉じ、ステップS6におけるエラーの判断を行う。
【0065】
このような第3の実施の形態によっても、第2の実施の形態と同様の効果が得られる。
発明の実施の形態4.
【0066】
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。第4の実施の形態は、誤ったキャンセルの防止を可能にするものである。図15は本発明の第4の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。第4の実施の形態においては、メダル送り出し部1にセンサ16及びストッパ17が設けられていない。また、メダルセレクタ2には、ブロッカ24の代わりにブロッカの機能を兼ねるストッパ27、及びこのストッパ27に転動が抑止されたメダルが存在するか否かを検出するセンサ26が設けられている。
【0067】
このように構成された第4の実施の形態の動作は、第1の実施の形態と同様であるが、第1の実施の形態でのセンサ16による検出がセンサ26により行われ、ストッパ17の代わりにストッパ27が動作する。
【0068】
このような第4の実施の形態によれば、ストッパ27が第1乃至第3の実施の形態におけるブロッカ24としても作用するので、その制御及び機構が簡素化されると共に、ストッパ27の動作に伴うキャンセルされるメダルの発生が防止される。
発明の実施の形態5.
【0069】
次に、本発明の第5の実施の形態について説明する。第4の実施の形態では、1枚投入時にはその1枚がキャンセルされる虞があるが、第5の実施の形態は、これらの不都合を解消するものである。図16は本発明の第5の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。第5の実施の形態は、ストッパ27の下方にブロッカ24が設けられている点で、第4の実施の形態と構成上相違し、他の構成は第4の実施の形態と同一である。
【0070】
次に、上述のように構成された第5の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法及び動作について説明する。図17は本発明の第5の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。第5の実施の形態においては、第2の実施の形態のステップS29において排出レール13上にメダルを乗せた後、ストッパ27のみを開く(ステップS37)。この状態ではブロッカ24が閉じているため、メダルはブロッカ24によりその転動が抑止される。続いて、メダル投入が可能か判断し(ステップS38)、投入可能になった後、ブロッカ24を開いてメダルを排出することにより(ステップS39)、本体にメダルを送り出す。そして、全てのメダルを排出した後、ブロッカ24及びストッパ27を閉じ、ステップS6におけるエラーの判断を行う。また、第2の実施の形態でのセンサ16による検出はセンサ26により行われる。
【0071】
このような第5の実施の形態によれば、1枚投入時の不要なキャンセルが防止される。
【0072】
なお、これらの実施の形態は、本発明を遊技機(スロットマシン)に適用した例であるが、本発明の適用はこれに限定されるものではない。例えば、自動販売機の硬貨の投入及び/又は返却用、金融機関の現金自動預け払い機等にも適用することが可能である。
【0073】
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
【0074】
【発明の効果】
以上詳述したように、本発明によれば、突起部を設けたことにより、枚数を指定してメダルを送り出すことができる
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。
【図2】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の斜視図である。
【図3】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。
【図4】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の突起部の例である。
【図5】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の突起部の他の例である。
【図6】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の突起部の他の例である。
【図7】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の突起部の他の例である。
【図8】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の突起部の他の例である。
【図9】 本発明の第1の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置のレール部を一時的になくすための構成の例である。
【図10】 本発明の第2の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。
【図11】 本発明の第2の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。
【図12】 本発明の第2の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートであり、図11の後工程を示す。
【図13】 本発明の第2の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートであり、図12の後工程を示す。
【図14】 本発明の第3の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。
【図15】 本発明の第4の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。
【図16】 本発明の第5の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の構成を示す模式図である。
【図17】 本発明の第5の実施の形態に係るメダル自動送り出し装置の制御方法を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1;メダル送り出し部
2;メダルセレクタ
11;メダル受け部(タンク)
12;センサ
13;排出レール
14;スライダ
15;センサ
16;センサ
17;ストッパ
18;側板
19、19a、19b;突起
21;レール
22;側板
23;メダル選別穴
24;ブロッカ
25;メダル検出センサ
26;センサ
27;ストッパ
191;ロッド
192;ソレノイドコイル

Claims (10)

  1. 投入されたメダルを受けるメダル受け部と、メダル受け部の上側に位置し所定枚数のメダルを立設した状態で水平方向に1枚ずつ並列させて載置可能であるとともに、隣接するメダルセレクターにメダルを排出するための排出部に向かって下り傾斜する排出レールと、前記排出レールよりも下側に設けられ上下動により前記メダル受け部にあるメダルのうち少なくとも1枚を受けて前記排出レールまで持ち上げるスライダとを少なくとも備え、前記スライダにより持ち上げられ前記排出レール上に載置されたメダルが、前記排出レール上を転動して前記排出部から送り出されるようにしたメダル自動送り出し装置であって、前記排出レール上のメダルの転動を抑止するストッパと、このストッパに抑止されたメダルがあるか否かを検出するセンサと、メダルを載置可能な前記排出レール上の載置空間に突出部を突出させて前記排出レール上に最大可能載置枚数のメダルが載置可能な載置空間を無くすことにより、前記排出レール上に載置されるメダル数を最大可能載置枚数以下に制限するための排除手段とを備えるメダル自動送り出し装置、の制御方法であって、
    排出枚数の指定があるときに、指定された枚数より多くのメダルが前記排出レール上に乗らないように前記排除手段を駆動するステップと、
    メダルの送り出しが要求された場合に、前記センサにより少なくとも1枚のメダルが前記ストッパに抑止されているかどうかを判断するステップと、
    この判断の結果メダルの抑止が検出されたときに前記ストッパを開放して前記メダルを排出させるステップと、を備えるメダル自動送り出し装置の制御方法。
  2. 投入されたメダルを受けるメダル受け部と、
    メダル受け部の上側に位置し所定枚数のメダルを立設した状態で水平方向に1枚ずつ並列させて載置可能であるとともに、隣接するメダルセレクターにメダルを排出するための排出部に向かって下り傾斜する排出レールと、
    前記排出レールよりも下側に設けられ上下動により前記メダル受け部にあるメダルのうち少なくとも1枚を受けて前記排出レールまで持ち上げるスライダとを少なくとも備え、前記スライダにより持ち上げられ前記排出レール上に載置されたメダルが、前記排出レール上を転動して前記排出部から送り出されるようにしたメダル自動送り出し装置であって、
    前記排出レール上のメダルの転動を抑止するストッパと、
    このストッパに抑止されたメダルがあるか否かを検出するセンサと、
    メダルを載置可能な前記排出レール上の載置空間に突出部を突出させて前記排出レール上に最大可能載置枚数のメダルが載置可能な載置空間を無くすことにより、前記排出レール上に載置されるメダル数を最大可能載置枚数以下に制限するための排除手段とを備えるメダル自動送り出し装置。
  3. 前記排除手段は、メダル面の略垂直な方向に進退自在な突出部と、この突出部を駆動する駆動機構とを備え、排出枚数の指定がないとき、前記突出部は前記排出レール上になく、排出枚数の指定があるとき、前記突出部は前記排出レール上に突出されることを特徴とする請求項2記載のメダル自動送り出し装置。
  4. 前記排除手段は、メダル面と略平行な方向にスライド可能な突出部と、この突出部を駆動する駆動機構とを備え、排出枚数の指定がないとき、前記突出部は前記排出レール上になく、排出枚数の指定があるとき、前記突出部は前記排出レール上に移動されることを特徴とする請求項2記載のメダル自動送り出し装置。
  5. 前記突出部は、メダルの大きさごとに複数に分割され、前記駆動機構は分割された前記突出部をそれぞれ駆動することを特徴とする請求項3又は請求項4記載のメダル自動送り出し装置。
  6. 前記突出部は前記排出レールに沿ってスライド可能であり、前記駆動機構は指定された排出枚数に対応して所定のスライド量だけ前記突出部をスライドさせることを特徴とする請求項4記載のメダル自動送り出し装置。
  7. 前記排除手段は、メダル面の略垂直な方向に進退自在な突出部と、この突出部を駆動する駆動機構とを備え、排出枚数の指定がないとき、前記突出部は前記排出レール上になく、排出枚数の指定があるとき、前記突出部は不要なメダルに対して前記排出レール上に突出され、これにより前記メダルを突き落とすことを特徴とする請求項2記載のメダル自動送り出し装置。
  8. メダル面の略垂直な方向に進退自在であって、前記排出レールを構成するレール部材と、進退に応じて前記レール部材を収納する収納部と、前記レール部材を進退させる駆動機構とを備え、排出枚数の指定がないとき、前記レール部材は前記収納部に収納されず、排出枚数の指定があるとき、前記レール部材は前記収納部に収納されることを特徴とする請求項2記載のメダル自動送り出し装置。
  9. 前記レール部材は、メダルの大きさごとに複数に分割され、前記駆動機構は分割された前記レール部材をそれぞれ駆動することを特徴とする請求項8記載のメダル自動送り出し装置。
  10. 投入されたメダルを受けるメダル受け部と、メダル受け部の上側に位置し所定枚数のメダルを立設した状態で水平方向に1枚ずつ並列させて載置可能であるとともに、隣接するメダルセレクターにメダルを排出するための排出部に向かって下り傾斜する排出レールと、前記排出レールよりも下側に設けられ上下動により前記メダル受け部にあるメダルのうち少なくとも1枚を受けて前記排出レールまで持ち上げるスライダとを少なくとも備え、前記スライダにより持ち上げられ前記排出レール上に載置されたメダルが、前記排出レール上を転動して前記排出部から送り出されるようにしたメダル自動送り出し装置であって、前記排出レール上のメダルの転動を抑止するストッパと、このストッパに抑止されたメダルがあるか否かを検出するセンサと、メダルを載置可能な前記排出レール上の載置空間に突出部を突出させて前記排出レール上に最大可能載置枚数のメダルが載置可能な載置空間を無くすことにより、前記排出レール上に載置されるメダル数を最大可能載置枚数以下に制限するための排除手段とを備えるメダル自動送り出し装置の制御方法をプロセッサに実行させるためのプログラムであって、
    排出枚数の指定があるときに、指定された枚数より多くのメダルが前記レール上に乗らないように前記排除手段を駆動するステップと、
    メダルの送り出しが要求された場合に、前記センサにより少なくとも1枚のメダルが前記ストッパに抑止されているかどうかを判断するステップと、
    この判断の結果メダルの抑止が検出されたときに前記ストッパを開放して前記メダルを排出させるステップと、を実行させるための制御プログラム。
JP2002267722A 2001-10-11 2002-09-13 メダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラム Expired - Fee Related JP3942172B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002267722A JP3942172B2 (ja) 2001-10-11 2002-09-13 メダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラム

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001-313762 2001-10-11
JP2001313762 2001-10-11
JP2002267722A JP3942172B2 (ja) 2001-10-11 2002-09-13 メダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003181128A JP2003181128A (ja) 2003-07-02
JP3942172B2 true JP3942172B2 (ja) 2007-07-11

Family

ID=27615330

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002267722A Expired - Fee Related JP3942172B2 (ja) 2001-10-11 2002-09-13 メダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3942172B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005304636A (ja) * 2004-04-19 2005-11-04 Daito Giken:Kk 遊技台
JP4611063B2 (ja) * 2005-03-09 2011-01-12 株式会社大都技研 遊技台及びこれに用いられるメダルセレクタ
JP2007029613A (ja) * 2005-07-29 2007-02-08 Heiwa Corp 遊技機
JP5063876B2 (ja) * 2005-07-29 2012-10-31 株式会社平和 遊技機
JP4864386B2 (ja) * 2005-08-31 2012-02-01 株式会社平和 遊技機
JP4970913B2 (ja) * 2006-11-29 2012-07-11 山佐株式会社 メダルセレクタ

Also Published As

Publication number Publication date
JP2003181128A (ja) 2003-07-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3967391B2 (ja) プッシャーゲーム装置
US7537217B2 (en) Article acquisition game apparatus
JP3942172B2 (ja) メダル自動送り出し装置の制御方法、メダル自動送り出し装置及びその制御プログラム
JPH0445100Y2 (ja)
JP4407792B2 (ja) メダルゲーム機
EP0759601B1 (en) Medal game machine
JP2004062420A (ja) 硬貨処理装置およびその制御方法
JP5078191B1 (ja) 硬貨処置装置
JP3936162B2 (ja) メダル自動送り出し装置
JP5135635B2 (ja) 硬貨処理装置の制御方法
JPH0610459Y2 (ja) 棒金の放出制御装置
JP2008079699A (ja) 投入メダルセレクタ
JP2009050642A (ja) パチンコ機
JP4157776B2 (ja) 箱体排出装置及び遊戯装置
JP5268035B2 (ja) メダルゲーム機
JP2002060071A (ja) カード繰出装置
JP4908354B2 (ja) メダル放出装置及びゲーム機
JPH0110681Y2 (ja)
JP4444899B2 (ja) 遊技機用台間機
JPH0242311Y2 (ja)
JP3662537B2 (ja) メダルゲーム機
JPH0239503Y2 (ja)
JP4735748B2 (ja) メダルゲーム機
JP5277450B1 (ja) 硬貨払出装置
JP2003290431A (ja) 遊技球を媒体とするスロットマシン

Legal Events

Date Code Title Description
RD02 Notification of acceptance of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422

Effective date: 20040316

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20041227

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060622

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20060801

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061130

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20061219

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20070329

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20070402

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110413

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120413

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130413

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140413

Year of fee payment: 7

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees