JP3940777B2 - Wooden shaft joint - Google Patents
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は木軸の接合具に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、家屋の土台や柱、梁などの木軸用に各種木材が使用され、多種類の寸法のものが用意されている。このため、それらに見合う大きさの樹木が必要となり、その資源には限界がある。木軸のうち、とくに梁はとばし幅により大きさが異なり、3640mm以上のスパンに対しては問題があるとされている。そして、これらの軸組は高価な設備により、予め切込みがなされたものを使用しておこなわれ、工法が複雑であり、多くの手間を要する。また、複雑な軸組部の形状に対する断熱措置が煩雑である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は複雑な軸組とこれに要する高価な設備をともに使用することなく、できるだけ単純な軸組により、その種類を少なくし、作業を省力化したい。また、大断面や接続強化を容易にして、3640mm以上のスパン取りをしたい。したがって、本発明はこれらを可能にする木軸の接合具を提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
ここにおいて本発明者は、第1に断面が四角形で直立する木軸の1組の交差する側面の3個所の角部から所定の上下幅で2等辺三角柱を切取った部分およびこの側面を同じ上下幅で所定深さ切取った部分を被覆する被覆部と、被覆部の下端を直角方向に延長した直交部および直交部に直立する直立部とからなり、被覆部中央の角部と直立部にボルト孔を有する、直立する木軸に直交する木軸を接合する金属板よりなる木軸の接合具を見出した。
【0005】
また、第2に断面が四角形で水平位置にある木軸の両側面および上面を所定幅で所定深さ切取った部分を被覆するコの字状をなす被覆部と、被覆部の直立面の下端から直角方向に延長した直交部、および直交部に直立する直立部とからなり、被覆部の両直立面はそれらの延長方向に突出した突出部を有し、突出部には有孔突出片を接合してあり、直立部および突出部にボルト孔を有するものと、直交部の両端に直立する直交両片にボルト孔を有するL字形片との組合わせからなる、水平位置で直交する木軸を接合する金属板よりなる木軸の接合具を見出した。
【0006】
そして、第3にその開口側を上にしたC形鋼に対し、その頂面と同じ高さで2個の所定長さの直交する直立片をC形鋼の中心において交差するようC形鋼と平行直角に固定し、一方の直立片の頂部中央を所定幅で所定長さ延長してあり、これらそれぞれにボルト孔を有し、C形鋼の頂面角部に有孔突出片を接合してあることからなる、土台の木軸と直立する木軸を接合するC形鋼および金属板よりなる木軸の接合具を見出すにいたった。
【0007】
【発明の実施の形態】
本発明において使用する木軸の接合具は、パネル等の接合の際、障害とならぬように、接合された木軸の面に突出物が生じないように留意されたものである。また、金属板は亜鉛メッキ等により防錆処理をほどこした鉄鋼を使用するのが望ましい。
【0008】
〔直立する木軸に直交する木軸を接合する場合〕
直立する木軸に直交する木軸を接合するため、まず、直立する木軸に接合具を固定するには、あらかじめ、直立する木軸の1組の交差する側面の3個所の角部から所定の上下幅で2等辺三角柱を切取った部分、およびこの側面を同じ上下幅で接合具の金属板の厚さに相当する深さに切取った部分を被覆する被覆部と、被覆部の下端を直角方向に延長した直交部および直交部に直立する直立部とからなり、被覆部中央の角部と直立部にボルト孔を有する接合具を所定に切取った木軸にあて、被覆部中央の角部にあるボルト孔から木軸の対向角部に貫通孔を開け、ボルトを通してナットで締めつける。
【0009】
直立する木軸に直交する木軸を接合具の直立部に差し込むため、その木軸に切り溝を入れる。木軸を直立部に差し込んでから、直立部のボルト孔に木軸の両側面からボルトを通し、ナットで締めつける。
【0010】
仕上げに、直立する木軸に直交する木軸間に火打ち梁をあててボルトで固定するが、火打ち梁に対しても中心位置にボルト孔を設けておき、直立する木軸の対向角部に向けて通したボルトの頭部に設けてあるフックに連結したボルトを通し、ナットをあてて締めつけ、直立する木軸に直交する木軸を継続して引き寄せ、接合を強固にする。このため、木軸に切り溝を入れる際は木軸が移動しやすく余裕をもたせる。なお、ナットにはいずれもスプリング座金を入れ,締めつけを継続させる。
【0011】
直立する木軸に隣接して直交する木軸2個を接合する場合は、上記の接合具がそのまま使用できる。直立する木軸に十文字状に4個の直交する木軸を接合する場合は、上記の接合具を2個使用し、木軸の対角部に接する、そのボルト孔を有しない被覆部の角部間隔調整済みのものを重ねて用いる。また、直立する木軸に上から見てT字状に3個が直交する木軸を接合する場合は、2個目の接合具から直交部および直立部を1対省略すればよい。直立する木軸に対向して直交する木軸2個を十文字状に接合する場合は、1個の接合具から直交部および直立部を1対省略した接合具を2個使用し、木軸の対角部に接する、そのボルト孔を有しない被覆部の角部間隔調整済みのものを重ねて用いる。直立する木軸に1個の直交する木軸を接合する場合は、1個の接合具から直交部および直立部を1対省略すればよい。
【0012】
〔水平位置で直交する木軸を接合する場合〕
水平位置で直交する木軸を接合するため、まず、水平にある木軸に接合具を固定するには、水平にある木軸の両側面および上面を所定幅で接合具の金属板の厚さに相当する深さ、およびこれにボルトの頭部を加えた厚さに相当する深さにそれぞれ切取った部分を被覆するコの字状をなす被覆部と、被覆部の直立面の下端から直角方向に延長した直交部、および直交部に直立する直立部とからなり、被覆部の両直立面はそれらの延長方向に突出した突出部を有し、突出部には有孔突出片を接合してあり、直立部および突出部にボルト孔を有する接合具を所定に切取った木軸にあて、突出部のボルト孔間にボルトを通し、ナットで締めつける。
【0013】
水平にある木軸に対しT字状に直交する木軸を接合する場合は、直交部は被覆部の一方の直立面の下端から直角方向に延長したものだけで足りるが、水平にある木軸に対し両側から十文字状に直交する木軸を接合する場合は、被覆部の両方の直立面の下端から直角方向に延長した直交部を設ければよい。
【0014】
直交する側の木軸は切り溝を入れてから直立部に差し込み、同時に直交部の両端に直立する直交両片にボルト孔を有するL字形片にその対向側面をあて、L字形片のボルト孔と直立部のボルト孔間にボルトを通してナットで締めつける。L字形片の他方の孔には、さきに水平にある木軸に対し接合具を取り付けた際のボルトの延長を通し、ナットをあてて締めつけ、木軸の接合を強固にする。なお、以上のナットにはいずれもスプリング座金を入れ,締めつけを継続させる。木軸の乾燥等による変形に対応させるため、ナットの締めつけを継続させるが、そのため、直立部のボルト孔を長孔にしておき、木軸に切り溝を入れる際は木軸が移動しやすく余裕をもたせる。
【0015】
仕上げに、木軸相互間に火打ち梁をあててボルトで固定するが、火打ち梁に対しては中心位置にボルト孔を設けておき、突出部に接合してある有孔突出片の孔にフックを有するボルトを連結し、他端にナットをあてて締めつけ、水平にある木軸に直交する木軸を継続して引寄せ、両者の接合を強固にする。このナットにもスプリング座金を入れ,締めつけを継続させる。
【0016】
〔土台の木軸と直立する木軸を接合する場合〕
土台の木軸と直立する木軸を接合するため、まず、その開口側を上にしたC形鋼(形状を意味し、必ずしも規格のものをさすとは限らない)に対し、その頂面と同じ高さで2個の所定長さの直交する直立片をC形鋼の中心で交差するようC形鋼と平行直角に嵌合や溶接等により固定し、一方の直立片の頂部中央を所定幅で所定長さ延長してあり、これらそれぞれにボルト孔を有する接合具のC形鋼の底板を基礎に載せ、そのアンカ−ボルトにナットで締めつけ接合具を固定する。
【0017】
直立する木軸を接合具に固定するには、その切り溝を入れた下方をC形鋼上に突出している直立片に嵌合し、C形鋼の頂面上に載置する。これを固定するには、あらかじめ木軸の対向する角を切取りそれぞれ交差部を形成してある交差部間にボルトを通し、ナットで緊締する。したがって、介在する直立片のボルト孔は長孔としておき、ボルトが通過しやすくしておく。
【0018】
土台の木軸は基礎上で固定された上、C形鋼に接して載置し固定される。そのため、木軸にあらかじめ直立片と嵌合させる切り溝を設けておき、直立片のボルト孔に木軸の両面からボルトを通し、ナットで締めつける。
【0019】
仕上げに、土台の直交する木軸間に火打ち土台をあててボルトで固定するが、そのため、C形鋼の頂面角部に接合してある有孔突出片の孔に対し、ボルトに設けたフックを連結し、火打ち土台梁の中心位置に設けたボルト孔にボルトの他端を通し、ナットで締めつけ、土台の直交する木軸を直立する木軸に継続して引寄せ相互の接合を強固にする。このナットにはスプリング座金を入れ,締めつけを継続させる。そのため、直立片のボルト孔を長孔にしておき、木軸に切り溝を入れる際は木軸が移動しやすく余裕をもたせる。
【0020】
なお、土台の木軸の個数にしたがい、直立片のヨコ方向の長さを任意に調整して使用する。
【0021】
【実施例】
〔直立する木軸に隣接して直交する木軸2個を接合する場合〕
以下、図面にしたがい、本発明の各種接合具を用い木軸を接合する場合についてさらに具体的に説明する。図1には直立する木軸に隣接して直交する木軸2個を接合する場合の接合具を示してある。この接合具の構成は、あらかじめ直立する木軸から、図2に示すごとく、その角部から所定の上下幅で2等辺三角柱を切取り、2個の対角部1と1個の交差部2を形成し、かつ交差する位置関係にある側面を同じ上下幅で金属板の厚さ相当分切取り、これらを被覆する被覆部3と、被覆部3の下端を直角方向に延長した直交部4、および被覆部3と直交部4の両者に接合し、直交する木軸方向に直立する直立部5とからなり、これを図2に示す木軸にあて、木軸の交差部2に相当する被覆部3の部分にあるボルト孔6から木軸の対向位置にある切取られた角部に向けて開けてある貫通孔に対し、ボルトの頭部をボルト孔6にあてて通し、他端をナットで締めつける。
【0022】
図3に示すごとく、直立部5に対し、切り溝を入れた2個の木軸をそれぞれ嵌合し、ボルト孔6にボルトを通して固定する。2個の木軸間に火打ち梁7をあてて固定するが、火打ち梁7に対してもボルト孔を設けておき、被覆部3固定に使用したボルトの頭部にフックを接合して、これに連結したボルトを通してナットで締めつけ、相互の固定を強固にする。なお、ナットにはいずれもスプリング座金(図示省略、以下同様)を入れ,締めつけを継続させる。
【0023】
〔水平位置でT字状に直交する木軸を接合する場合〕
図4に示すごとく、水平位置でT字状に直交する木軸を接合する接合具は、その木軸の両側面および上面を所定幅で接合具の金属板の厚さに相当する深さ、およびこれにボルトの頭部を加えた厚さに相当する深さにそれぞれ切取った部分を被覆するコの字状をなす被覆部3と、被覆部3の一方の下端からこの木軸と接合する他の木軸側に直角方向に両側をそれぞれL字形片9の厚さ分拡大した幅で延長した直交部4、および被覆部3の直立部分に接合して、直交部4で直交する木軸方向に直立する直立部5とからなり、被覆部3の両直立面がその延長方向で、接合される木軸の側面よりも外方に突出した突出部8を有している。
【0024】
T字状の頭部にあたる木軸に接合具を固定するには、対向する突出部8のボルト孔6間にボルトを通し、ボルトの頭部を非接合面側にあててナットで締めつける。
【0025】
直交して接合する木軸は、切り溝を入れてから直立部5に嵌合し、直立部5のボルト孔6と、直交する両片にそれぞれボルト孔6を有するL字形片9の一方のボルト孔6にボルトを通し、ナットで締めつける。L字形片9は直交部4の両端に直立している。L字形片9の他方のボルト孔6には、さきに接合具を固定するために使用した突出部8のボルトを延長して通し、ナットをあてて締めつける。以上のナットにはいずれもスプリング座金を入れ,締めつけを継続させる。なお、木軸の乾燥等による変形に対応させるため、ナットの締めつけを継続させるが、そのため、直立部5のボルト孔を長孔にしておく。
【0026】
木軸間に火打ち梁7をあてて固定するが、その中心位置にボルト孔を設けておき、突出部8に接合してある有孔突出片10の孔に対し、ボルトに設けたフックを連結し、他端にナットをあてて締めつけ、嵌合した木軸を継続して引寄せ接合を強固にする。このナットにもスプリング座金を入れ,締めつけを継続させる。
【0027】
〔十文字に直交する土台と直立する木軸を接合する場合〕
接合具を固定するには、その開口側を上にした厚肉の特殊C形鋼11に対し、頂面位置を合わせて2個の所定長さの直交する直立片12を平行直角となるように交差させ、特殊C形鋼11と互いに嵌合させ、一部溶接をおこない固定し、一方の直立片12の頂部の中央を所定幅で所定長さ延長してある接合具の特殊C形鋼11を基礎に設けた複数のアンカ−ボルトにナットで緊締する。直立する木軸はその切り溝を入れた下方を直立片12に嵌合し、特殊C形鋼11の頂面上に載置する。この木軸を固定する際は、木軸の対向する角を切取りそれぞれ交差部2を形成してある交差部間にボルトを通し、ナットで緊締する。したがって、上方に延長部分のある直立片12のボルト孔6は長孔としておき、ボルトが通過しやすくしておく。
【0028】
十文字に直交する土台の木軸は、基礎上のボルトで固定されるほか、所定位置に切り溝を入れ直立片12に嵌合後、各直立片12のボルト孔6を介し、ボルトおよびナットで固定し、特殊C形鋼11に接して載置される。
【0029】
木軸間に火打ち土台13をあてて固定するが、その中心位置にボルト孔を設けておき、特殊C形鋼11の頂面角部に接合してある有孔突出片10の孔に対し、ボルト頭部に設けたフックを連結し、他端にナットをあてて締めつけ、土台の木軸を直立する木軸に継続して引寄せ、接合を強固にする。このナットにもスプリング座金を入れ,締めつけを継続させる。なお、以上における火打ち梁7や火打ち土台13の中心位置を引き寄せるため接合具に接合してある有孔突出片10、あるいは接合具に使用されるボルト端部のフックはブレ−ス受けも兼用させることができる。
【0030】
【発明の効果】
本発明の木軸の接合具は複雑な軸組とこれに要する高価な設備をともに使用することなく、接合を極めて経済的に単純におこなうことができ、作業を省力化する。また、かかる接合により凹凸が少なく、パネル類が入れやすく、したがって断熱が得られやすい。なお、寸法の精度が得られやすく、接合作業に格別の技能を要しない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 直立する木軸に隣接して直交する木軸2個を接合する場合の接合具を示す説明図である。
【図2】 図1の接合具を取付ける木軸の部分を示す説明図である。
【図3】 直立する木軸に隣接して直交する木軸2個を接合し、火打ち梁を取付けた状態を示す説明図である。
【図4】 水平位置でT字状に直交する木軸1個を接合する場合の接合具を示す説明図である。
【図5】 水平位置でT字状に直交する木軸1個を接合し、火打ち梁を取付けた状態を示す説明図である。
【図6】 十文字に直交する土台と直立する木軸を接合する場合の接合具を示す説明図である。
【図7】 図6の接合具を拡大して示す説明図である。
【図8】 図6の接合具における特殊C形鋼の部分を示す説明図である。
【図9】 図6の接合具における上方に延長部分のある直立片を示す説明図である。
【図10】 図6の接合具おける他方の直立片を示す説明図である。
【図11】 十文字に直交する土台と直立する木軸を接合し、火打ち土台を取付けた状態を示す説明図である。
【図12】 図11における直立する木軸のボルト取付け部分を示す説明図でる。
【符号の説明】
1 対角部
2 交差部
3 被覆部
4 直交部
5 直立部
6 ボルト孔
7 火打ち梁
8 突出部
9 L字形片
10 有孔突出片
11 特殊C形鋼
12 直立片
13 火打ち土台[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a wood shaft connector.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, various timbers are used for wooden axes such as foundations, pillars, and beams of houses, and various sizes are prepared. For this reason, trees of a size suitable for them are required, and their resources are limited. Of the wooden shafts, the size of the beams in particular varies depending on the skip width, and there is a problem with spans of 3640 mm or more. These shaft assemblies are performed using expensive equipment that has been cut in advance, and the construction method is complicated and requires a lot of labor. Moreover, the heat insulation measure with respect to the shape of a complicated shaft assembly part is complicated.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
In the present invention, it is desired to reduce the number of types and save labor by using as simple a shaft set as possible without using a complicated shaft set and the expensive equipment required for this. In addition, we want to make a large cross-section and connection reinforcement easy and take a span of 3640 mm or more. Accordingly, the present invention is intended to provide a wood-axis joint that enables these.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
Here, the inventor firstly cuts an isosceles triangular prism with a predetermined vertical width from three corners of a set of intersecting side faces of a wooden shaft that has a square cross section and stands upright, and this side face is the same. It consists of a covering part that covers the part cut by a predetermined depth in the vertical direction, an orthogonal part that extends the lower end of the covering part in the perpendicular direction, and an upright part that stands upright to the orthogonal part. The present inventors have found a wood shaft joint made of a metal plate that joins a wood shaft perpendicular to an upright wood shaft, which has a bolt hole.
[0005]
Secondly, a U-shaped covering portion covering a portion obtained by cutting the both sides and the upper surface of the wooden shaft at a horizontal position and having a square cross section with a predetermined width and a predetermined depth, and an upright surface of the covering portion It consists of an orthogonal part that extends in a perpendicular direction from the lower end, and an upright part that stands upright on the orthogonal part, and both upright surfaces of the covering part have protrusions protruding in the extension direction, and the protruding part has a perforated protruding piece And a tree orthogonal to each other in a horizontal position, comprising a combination of an upright portion and a projecting portion having bolt holes and an L-shaped piece having bolt holes on both orthogonal pieces standing on both ends of the orthogonal portion. We found a wood-axis joint made of metal plates that join the shaft.
[0006]
Thirdly, with respect to the C-shaped steel with the opening side up, the C-shaped steel is formed such that two perpendicular upright pieces of the same height as the top surface intersect at the center of the C-shaped steel. The center of the top of one upright piece is extended by a predetermined width and a predetermined length, each has a bolt hole, and a perforated protruding piece is joined to the top corner of the C-shaped steel Thus, the present inventors have found a wood shaft joint made of a C-shaped steel and a metal plate that joins a base wood shaft and an upright wood shaft.
[0007]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
The wood-axis joint used in the present invention is designed so that no protrusions are generated on the surfaces of the joined wood-shafts so as not to be an obstacle when joining panels and the like. The metal plate is preferably made of steel that has been rust-proofed by galvanization or the like.
[0008]
[When joining wooden axes perpendicular to an upright wooden axis]
In order to join a wooden shaft orthogonal to an upright wooden shaft, first, in order to fix the connector to the upright wooden shaft, a predetermined set of three corners on the intersecting side surface of the upright wooden shaft is preliminarily set. A covering portion that covers a portion obtained by cutting an isosceles triangular prism with a vertical width of 1 mm, and a portion of this side surface that has the same vertical width and is cut to a depth corresponding to the thickness of the metal plate, and a lower end of the covering portion A vertical portion extending perpendicularly and an upright portion standing upright to the orthogonal portion, and a joint having a bolt hole in the corner portion and the upright portion of the center portion of the covering portion is applied to a predetermined wood shaft, and the covering portion center A through hole is made in the opposite corner of the wood shaft from the bolt hole at the corner of the bolt and tightened with a nut through the bolt.
[0009]
In order to insert a wooden shaft perpendicular to the upright wooden shaft into the upright portion of the connector, a cut groove is made in the wooden shaft. After inserting the wooden shaft into the upright part, pass bolts from both sides of the wooden shaft into the bolt hole of the upright part and tighten with nuts.
[0010]
For finishing, a fire beam is placed between the wooden shafts perpendicular to the upright wood shaft and fixed with bolts, but a bolt hole is also provided at the center of the fire beam, at the opposite corner of the upright wood shaft. A bolt connected to a hook provided on the head of the bolt passed through is passed, tightened by applying a nut, and the wooden shaft perpendicular to the upright wooden shaft is continuously drawn to strengthen the connection. For this reason, when putting a kerf into a wooden shaft, the wooden shaft is easy to move and a margin is provided. In addition, put a spring washer in each nut and continue tightening.
[0011]
In the case of joining two orthogonal wood shafts adjacent to an upright wood shaft, the above-described joint tool can be used as it is. When joining four orthogonal wooden shafts in a cross shape to an upright wooden shaft, use two of the above-mentioned joints and contact the diagonal portion of the wooden shaft. Use the parts that have already been adjusted. In addition, when joining three wooden axes that are orthogonal to each other in a T-shape when viewed from above, a pair of orthogonal parts and upright parts may be omitted from the second joining tool. When joining two wooden shafts that are orthogonal to each other while facing an upright wooden shaft, use two joints in which one pair of the orthogonal portion and the upright portion is omitted from one joint. The covering portions that do not have the bolt holes that are in contact with the diagonal portions and that have been adjusted for the corner interval are used in an overlapping manner. When one orthogonal wooden shaft is joined to the upright wooden shaft, a pair of the orthogonal portion and the upright portion may be omitted from one connector.
[0012]
[When joining orthogonal wooden axes in a horizontal position]
In order to join the wooden axes that are orthogonal to each other in the horizontal position, first, in order to fix the joint to the horizontal wooden shaft, the thickness of the metal plate of the joint with a predetermined width on both sides and the upper surface of the horizontal wooden shaft From the lower end of the upright surface of the covering portion, and a covering portion having a U-shape covering the portion cut out to a depth corresponding to the thickness obtained by adding the bolt head to this depth It consists of an orthogonal part that extends in a perpendicular direction and an upright part that stands upright on the orthogonal part. Both upright surfaces of the covering part have protrusions that protrude in the extension direction, and a perforated protruding piece is joined to the protrusion. Then, a connector having a bolt hole in the upright part and the projecting part is applied to a wood shaft which is cut out in a predetermined manner, and a bolt is passed between the bolt holes of the projecting part and tightened with a nut.
[0013]
When joining a wooden shaft that is perpendicular to the T-shape to a horizontal wooden shaft, it is sufficient that the orthogonal portion extends in a perpendicular direction from the lower end of one upright surface of the covering portion. On the other hand, when joining crossed crossed wooden axes from both sides, it is only necessary to provide an orthogonal part extending in a perpendicular direction from the lower ends of both upright surfaces of the covering part.
[0014]
The wooden shaft on the orthogonal side is cut into a groove and then inserted into an upright part, and at the same time, the opposite side faces are perpendicular to both ends of the orthogonal part, the L-shaped piece having bolt holes is applied to the opposite side, and the bolt hole of the L-shaped piece Tighten the bolt between the bolt hole of the upright part and the nut. The other hole of the L-shaped piece is passed through the extension of the bolt when the fixture is attached to the horizontal wooden shaft, and is tightened with a nut to tighten the wooden shaft. In addition, put a spring washer in each of the above nuts and continue tightening. Tightening of the nut is continued to cope with deformation caused by drying of the wooden shaft, etc. However, the bolt hole in the upright part is made a long hole, and the wooden shaft is easy to move when making a cut groove in the wooden shaft. Give it.
[0015]
For finishing, a fire beam is placed between the wooden shafts and fixed with bolts. For the fire beam, a bolt hole is provided at the center and hooked into the hole of the perforated protruding piece joined to the protruding part. The bolt which has, is connected, a nut is applied to the other end and tightened, and the wooden shaft perpendicular to the horizontal wooden shaft is continuously drawn, thereby strengthening the joint between the two. Place a spring washer on this nut and continue tightening.
[0016]
[When joining the base wooden shaft and the upright wooden shaft]
In order to join the base wooden shaft and the upright wooden shaft, first, the top surface of the C-shaped steel with its opening side up (meaning a shape, not necessarily a standard one) Two perpendicular upright pieces of the same height and intersecting with each other at the same height are fixed by fitting or welding at a right angle parallel to the C shape steel so that they intersect at the center of the C shape steel, and the center of the top of one upright piece is predetermined. The base plate of the C-shaped steel of the joint that has a predetermined length in width and has a bolt hole in each of these is mounted on the foundation, and the joint is fastened with a nut to the anchor bolt.
[0017]
In order to fix the upright wooden shaft to the joint, the lower part with the cut groove is fitted to an upright piece protruding on the C-shaped steel and placed on the top surface of the C-shaped steel. In order to fix this, the opposite corners of the wood shaft are cut in advance, and bolts are passed between the intersections where the intersections are formed, and tightened with nuts. Therefore, the bolt hole of the intervening upright piece is a long hole so that the bolt can easily pass therethrough.
[0018]
The base wooden shaft is fixed on the foundation and then placed and fixed in contact with the C-shaped steel. Therefore, a cut groove to be fitted to the upright piece is provided in advance on the wooden shaft, and bolts are passed through the bolt holes of the upright piece from both sides of the wooden shaft and tightened with nuts.
[0019]
For finishing, a fire foundation is applied between the orthogonal wooden axes of the foundation and fixed with bolts. Therefore, the bolt is provided for the hole of the perforated protruding piece joined to the top corner of the C-shaped steel. Connect the hook, pass the other end of the bolt through the bolt hole provided at the center position of the fire-placed foundation beam, tighten it with a nut, and continue to draw the wooden axis perpendicular to the base to the upright wooden axis to strengthen the mutual connection To. Place a spring washer on this nut and continue tightening. Therefore, the bolt hole of the upright piece is made a long hole, and when the cut groove is made in the wooden shaft, the wooden shaft is easy to move and a margin is provided.
[0020]
The length of the upright piece in the horizontal direction is arbitrarily adjusted according to the number of wooden axes of the base.
[0021]
【Example】
[When joining two orthogonal wooden shafts adjacent to an upright wooden shaft]
Hereinafter, according to the drawings, the case where wood axes are joined using the various joints of the present invention will be described in more detail. FIG. 1 shows a joint tool in the case of joining two orthogonal wood shafts adjacent to an upright wood shaft. As shown in FIG. 2, the structure of this connector is obtained by cutting an isosceles triangular prism with a predetermined vertical width from a corner of the wooden shaft upright in advance, so that two
[0022]
As shown in FIG. 3, two wood shafts with cut grooves are fitted into the upright portion 5, and are fixed to the bolt holes 6 through bolts. A
[0023]
[When joining wooden axes perpendicular to the T-shape in a horizontal position]
As shown in FIG. 4, the joint for joining the wooden axes orthogonal to the T shape in the horizontal position has a depth corresponding to the thickness of the metal plate of the joint with a predetermined width on both side surfaces and the upper surface of the wooden shaft, And a covering portion 3 having a U-shape covering a portion cut to a depth corresponding to a thickness obtained by adding a head portion of the bolt to this, and joining to the wooden shaft from one lower end of the covering portion 3 A tree that is orthogonal to the
[0024]
In order to fix the joint to the wooden shaft corresponding to the T-shaped head, a bolt is passed between the bolt holes 6 of the opposing projecting portions 8, the head of the bolt is applied to the non-joint surface side, and tightened with a nut.
[0025]
The wood shafts to be joined at right angles are fitted with the upright portion 5 after inserting a kerf, and one of the
[0026]
The
[0027]
[When joining a base that is perpendicular to the cross and an upright wooden shaft]
In order to fix the joining tool, two vertical upright pieces 12 having a predetermined length are aligned at a parallel right angle with respect to the thick special C-shaped steel 11 with the opening side up. The special C-shaped steel of the joint, which is fitted with the special C-shaped steel 11 and partially welded and fixed, and the center of the top of one upright piece 12 is extended by a predetermined width and a predetermined length. 11 is fastened with nuts to a plurality of anchor bolts provided on the foundation. The upright wooden shaft is fitted on the upright piece 12 at the lower side with the cut groove and placed on the top surface of the special C-shaped steel 11. When fixing this wooden shaft, the opposite corners of the wooden shaft are cut out, bolts are passed between the intersecting portions forming the intersecting
[0028]
In addition to being fixed with bolts on the foundation, the base wooden shaft perpendicular to the cross is inserted into the upright pieces 12 with a cut groove at a predetermined position, and then with bolts and nuts through the bolt holes 6 of each upright piece 12. It is fixed and placed in contact with the special C-shaped steel 11.
[0029]
A fire-cracking base 13 is applied between the wooden shafts and fixed, but a bolt hole is provided at the center position of the hole and the hole of the perforated protruding
[0030]
【The invention's effect】
The wood-axis joint tool of the present invention can be joined very economically and economically without using a complicated shaft set and the expensive equipment required for this, saving labor. In addition, such joining has less unevenness, makes it easy to put panels, and thus heat insulation is easily obtained. Note that dimensional accuracy can be easily obtained, and no special skill is required for the joining operation.
[Brief description of the drawings]
BRIEF DESCRIPTION OF DRAWINGS FIG. 1 is an explanatory diagram showing a joint tool when two orthogonal wood shafts are joined adjacent to an upright wood shaft.
FIG. 2 is an explanatory view showing a portion of a wooden shaft to which the connector of FIG. 1 is attached.
FIG. 3 is an explanatory diagram showing a state in which two orthogonal wood shafts are joined adjacent to an upright wood shaft and a fire beam is attached.
FIG. 4 is an explanatory view showing a connector when one wooden shaft orthogonal to a T-shape is joined at a horizontal position.
FIG. 5 is an explanatory diagram showing a state in which one wooden shaft orthogonal to a T shape is joined at a horizontal position and a fire beam is attached.
FIG. 6 is an explanatory view showing a connector when joining a base perpendicular to a cross and a tree shaft upright.
7 is an explanatory view showing an enlargement of the connector of FIG. 6. FIG.
8 is an explanatory view showing a portion of special C-shaped steel in the connector of FIG. 6. FIG.
FIG. 9 is an explanatory view showing an upright piece having an extended portion on the upper side in the connector of FIG. 6;
10 is an explanatory view showing the other upright piece in the connector of FIG. 6. FIG.
FIG. 11 is an explanatory view showing a state in which a foundation perpendicular to a cross character and an upright wooden shaft are joined and a fire-founding base is attached.
12 is an explanatory view showing a bolt mounting portion of an upright wooden shaft in FIG. 11. FIG.
[Explanation of symbols]
DESCRIPTION OF
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