JP3930599B2 - 亜音速及び/又は超音速航空機のラムジェット - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えばマッハ数1〜2と15〜20との間の広範囲の速度にわたり動作するように構成された亜音速及び/又は超音速航空機のためのラムジェットに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
フランス特許願第95 08417号明細書には、最高効率を維持しながら上述した程度の速度範囲にわたり動作できるラムジェットが記載されている。この目的から、同ラムジェットは、
−燃焼支持ガスのための入口と、
−燃料噴射装置と、
−前記燃焼支持ガスを燃焼すべき燃料と混合させる燃焼室と、ガスを前記燃焼室を去るように方向付ける排気ノズルとを備えると共に、前記燃焼室と前記排気ノズルとの間の過渡領域において、低マッハ数に対応する速度のために一旦先細になってから漸開する長手方向断面から、高マッハ数に対応する速度のためにほぼ一定から漸開する長手方向断面まで漸次変化する可変の幾何学的形状を有するラムジェット本体部とを含んでいる。
【0003】
上述したフランス特許願明細書に記載の実施形態においては、プレートの形をした本体部の横壁体のうちの1つを、少なくとも過渡領域(ノズルスロート部)においてラムジェットの長手方向を横断する軸心回りに互いにヒンジ結合することによって、本体部の長手方向断面の幾何学的形状を制御可能としている。従って、選択された対気速度に依存して、プレートを徐々に適切な位置に移動させることにより特に過渡領域において、本体部の長手方向断面の幾何学的形状を変更することができる。これにより、指示された速度範囲について、外部条件(燃料消費量、空力圧力、対応する入口における燃焼支持ガスの流れのパターン)に関係なく最大のスラスト値のような最適の飛行条件を保持することが可能となる。換言すれば、これは、排気ノズルの漸開断面が続く燃焼室の一定断面を(約7に等しいか約7よりも大きいマッハ数で)最終的に得るように“低”速度で存在するノズルスロート部(先細ー漸開の幾何学的形状)を排除することになる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
本体部の可変の幾何学的形状の実施形態は、技術的には作動可能であるが、極限条件、特に極限温度下での信頼性の観点から、プレートのヒンジのところでの適正な動作に問題がある。この問題を解消するために、送風機を設けることが考えられる。更に、ヒンジ結合のプレートと送風機の組み合わせが使用されると、ラムジェットの質量の増加が助長されるが、これは望ましいことではない。
【0005】
従って、本発明の目的は、本体部の可変の幾何学的形状が上述した問題を解決しうるように設計されているラムジェットを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
この目的から、上述のように定義される形式のラムジェットは、本発明によると、ラムジェット本体部が、可変の幾何学的形状を生じるように、外部空気流を前記過渡領域に流入可能とすると共に前記燃焼室と外部との間に連通を確保するようになっている少なくとも1つの制御可能な開口を有し、開口は、ラムジェット本体部の底部壁体に設けられていることを特徴としている。
【0007】
従って、本発明によると、先行技術におけるような機械的要素を用いることなく、ラムジェットの過渡領域に外部空気流を導入することにより、本体部の可変の幾何学的形状が得られる。低温度及び低圧力での空気流を形成するこの外部空気流は、燃焼支持ガス及び燃料ガスの混合物が構造本体部内に導入されるときに、構造本体部内を流れる高温及び高圧の燃焼支持ガス及び燃料ガスの混合物の長手方向流れ断面を、特に過渡領域(ノズルスロート部)のところで、変更するのに用いられる。このようにして、外部空気流は燃焼支持ガス及び燃料ガスの混合物を適切に順応させることにより、該ガス混合物の長手方向流れ断面を減少させる。ラムジェットの本体部に導入される外部空気の量は、航空機の対気速度に依存して制御可能な開口により変更され、最適の飛行条件を確保する。
【0008】
更に、空気流を用いるこの可変の幾何学的形状による解決策は、先行技術の解決策と比較して、特にノズルのレベルで生ずる熱応力の軽減を助長し、かつラムジェットの質量の軽減を助長する。
【0009】
例えば、制御可能なフラップは、該フラップが閉位置を占めているときに前記開口を閉め切り、該フラップが開位置を占めているときに前記外部空気流が前記開口を通って前記ラムジェット本体部の内部に流入するのを可能にするように、軸心回りに前記底部壁体にヒンジ結合されている。
【0010】
前記構造本体部の全体形状は、対峙する複数対の壁体から形成される矩形断面ダクトの全体形状である。この場合、前記開口は、前記構造本体部の底部壁体に設けられる。その後、頂部壁体は航空機の胴体に取り付けられる。
【0011】
前記フラップのヒンジ結合の前記軸心は、前記構造本体部の長手方向に対して実質的に直交している。第1の実施形態においては、前記制御可能なフラップは、その前縁で前記軸心回りに前記壁体にヒンジ結合されて、前記構造本体部の内部に向かって揺動し、前記外部空気流が前記構造本体部に流入できるようにしている。第2の実施形態においては、前記制御可能なフラップは、その後縁で前記軸心回りに前記壁体にヒンジ結合されて、前記構造本体部の外部に向かって揺動し、前記外部空気流が前記構造本体部に流入できるようにしている。
【0012】
2つの制御可能な開口を前記構造本体部に設けることができ、第1の開口は前記燃焼室と連通し、第2の開口は前記過渡領域と連通する。前記フラップは、前記第1,第2の開口を制御すると共に、それぞれの軸心回りに前記構造本体部の壁体にヒンジ結合されている。このような仕方で第2の開口を用いて、低マッハ数の飛行のために空気流を過渡領域に導入する。第1の開口は高マッハ数で用いられ、前記構造本体部の長手方向断面の幾何学的形状を適切に順応させる。
【0013】
【発明の実施の形態】
添付図面は、本発明をどのようにして実施するかを明確に示しており、図中、同一の参照符号は類似の構成要素を表している。
【0014】
図1に示す航空機1は、この実施形態ではその胴体1Aの下側に、幾何学的形状が可変のラムジェット2を備えていて、航空機がマッハ数1〜2と15〜20との間の広範囲の速度で飛行することを可能にしている。
【0015】
ラムジェット2は、主として、構造本体部(ラムジェット本体部)3と、燃焼支持ガスの入口4と、燃料噴射装置5と、燃焼室6と、排気ノズル7とからなる。図2に示す実施形態においては、構造本体部3は、複数対の壁体から構成された矩形等の断面形状に近似する長手方向断面を有する。図示の実施形態においては、頂部壁体3Aは航空機の胴体1Aと関連せしめられ、底部壁体3Bはラムジェットの内部を構成する。他の2つの壁体、即ち側方壁体3Cは、図の面に対し平行である。
【0016】
矢印Fにより表されたガスジェットもしくは混合物の流れの方向において、長手方向のラムジェット本体部の上流端から下流端に、例えば空気入口である燃焼支持ガスの入口4と、この入口の後方にある燃料噴射装置5と、燃焼支持ガスが燃焼すべき燃料と内部で混合される燃焼室6と、この混合物により生成されたガスジェットを外部に方向付けるようになっている先細−漸開の幾何学的形状のスロート部8を有する排気ノズル7とが設けられている。
【0017】
更に、ラムジェット2の構造本体部3は、燃焼室6の一部とノズルの一部(スロート部)との間に画成された少なくとも過渡領域9に、可変の幾何学的形状を有していて、前述したように、構造本体部3の長手方向断面が、少なくともこの過渡領域9(スロート部8)において、航空機の対気速度に従って変更されることを可能にしている。
【0018】
また、燃焼室6は、超音速燃焼が始まる上流の拡散領域と、後退可能な火炎捕捉部材10の後方にあり超音速燃焼が起こる下流の燃焼室領域とに分割されていて、この燃焼室領域においては、また、超音速燃焼が終息する。複数のインゼクタからなる燃料噴射装置5は、燃料を燃焼室の容積の全てに分散させる。所要のマッハ数に適する使用燃料については、前述したフランス特許願明細書を参照されたい。
【0019】
本発明によれば、図2に示した実施形態においては、ラムジェット2の構造本体部3は、該構造本体部の底部壁体3Bに形成された制御可能な開口11を備えており、この開口11は、燃焼室6と外部との間に連通を確保するようになっていて、作動時には、外部空気流を構造本体部の過渡領域9に導入して、ガスジェットと同一の方向Fに流す。その後、この空気流Vは、特に過渡領域のレベルのところで、構造本体部の長手方向断面の幾何学的形状を変えると共に、後述するように、構造本体部の内部を通流するガスジェットの流れ断面を変更する結果になる。
【0020】
特に、引っ込み可能なトラップを形成するフラップ12は、開口11の覆いを徐々に無くすことができるように、該開口11を閉め切る。フラップ12は、ピン13の回りに構造本体部の底部壁体3Bにヒンジ結合されていて、図示しないが周知の形式のものであるアクチュエータにより揺動されるようになっている。この実施形態においては、ラムジェットの長手方向に直交するヒンジ用のピン13は、燃料噴射装置5に向かって臨むフラップの前縁12Aに設けられており、反対に、フラップの後縁12Bは過渡領域に臨んでいる。開口11が完全に閉め切られる、図2に実線で示されたフラップ12の閉位置においては、フラップ12は、途切れることなく底部壁体3Bに続き、従って、同壁体の一部を形成している。
【0021】
このフラップ12の閉位置(実線で示す)は、燃焼室6の容積(又は高さ)が最大(最大流れ断面)であるマッハ数1〜2の範囲の対気速度に対応しており、ラムジェット1は先細ー漸開形状の開放スロート部を有するノズル7で終端している。
【0022】
マッハ数2.5程度の対気速度については、フラップ12は、図2に太い鎖線で示す位置を占め、前記アクチュエータにより、また、ヒンジ用のピン13により、構造本体部3の燃焼室6の内部に引っ込められる。フラップ12は、空気入口を構成する開口11を覆っておらず、この開口11を通って外部空気流Vが導入される。外部空気流は、このフラップ12により方向付けられて、過渡領域9に向かって流れ、燃焼支持ガス及び燃料の混合物から得られたガスジェットがフラップ12からの長手方向断面に沿ってより小さな横断面形状をとることを余儀なくさせる。この太い鎖線位置においては、燃焼室6の幾何学的形状は僅かに変化し、燃焼室6の横断面が減少し、そして、特に過渡領域9のレベルのところでは、ノズル7の横断面が先細ー漸開スロート部8を保持する。従って、低温及び低圧である外部空気流Vは、高温及び高圧のガスジェット、即ち構造本体部の幾何学的形状を変更するための“自然境界”として作用する。
【0023】
例えば、マッハ数6の対気速度については、フラップ12は、図2に点線で示した位置を占める。該フラップは構造本体部の更に内側に移動しているので、燃焼室6の横断面はそれに応じて減少し、殆ど一定になる傾向を示すが、一方、ノズル8は、先細ー漸開スロート部形状を保持しているが、構造本体部に導入されるより多量の空気流Vの流れのため、明らかにもっと平らである。
【0024】
上述した種々の速度及びその他の速度での燃料噴射装置5や火炎捕捉部材10の動作の詳細については、前述したフランス特許願明細書を参照されたい。
【0025】
例えば、マッハ数7よりも大きい対気速度については、フラップ12は、図2に細い鎖線で示した位置を占める。この位置では、構造本体部3の長手方向断面の幾何学的形状は、純粋に漸開するノズル7のスロート部8に関する限り、燃焼室6から実質的に一定の横断面を有する。フラップ12は構造本体部の頂部壁体3Aに対して実質的に平行であり、また、最大寸法の開口11は、かなりの空気流Vが過渡領域9に入ることを許容する。該空気流は、フラップ12の平面に広がり、ノズル7の後部で僅かに漸開する部位まで、長手方向断面を一定に維持する。このような配置が用いられると、超音速条件下で燃焼による熱のインプットが行われるような運転条件であるときに、実質的に一定の長手方向断面に熱遮断現象が起きない利点がある(これにより、マッハ数7とするかその前後とするかを決定する)。
【0026】
空気流の導入によってラムジェットの構造本体部3を可変の幾何学的形状とすることにより、広範囲のマッハ数及び飛行条件(高度、入射角、加速度又は巡航速度)にわたり航空機の種々の飛行フェーズを最適化することができるが、他の利点もある。
【0027】
この付加的な空気流は運動量の増加を表しており、構造本体部内の流量を増大する。これは、燃料消費を必ずしも増大することなくラムジェットのスラストに有効になりうる。また、ラムジェットの抗力が減少するので、構造本体部の底部壁体にかかる摩擦が減少する。この摩擦は、マッハ数が増大するときの特性に重要な影響を有する。加うるに、ノズルの下方部分もしくは底部部分は、頂部壁体のみが強い熱移動を受けるように、低温空気流の流れによって冷却するのが有利である。また、ノズルからの出口で得られるガスジェットの希薄は、レーダ識別特性の低減に有益でことに注意されたい。
【0028】
図3の実施形態においては、構造本体部3の幾何学的形状は、同構造本体部の底部壁体3Bに直列に形成され、それぞれの制御可能なフラップ23,24によって閉め切られるようになっている2つの開口21,22により変更される。更に正確に述べると、第1の開口21は燃焼室6と連通し、第2の開口22は、ノズル7のスロート部8のレベルのところで、その幾何学的形状の先細部において過渡領域9に直接に開口している。
【0029】
この点について前述した実施形態と異なるのは、第1の開口21のフラップ23が、その後縁23Aにより、ヒンジピン13回りに底部壁体3Bにヒンジ結合されていて、前縁23Bが揺動し、第1の開口21の覆いを徐々に無くしていることである。同じことが第2の開口22のフラップ24についても当てはまり、同フラップは後縁24Aにより、ピン13回りにノズルスロート部の壁体にヒンジ結合されている。2つのフラップは、図示しないアクチュエータにより作動される。ヒンジピン13,13は互いに平行であり、また、ラムジェットの長手方向に対して直交している。
【0030】
この実施形態の動作は図2に関して述べた前の実施形態の動作に類似している。
マッハ数2.5程度の対気速度については、フラップ24のみが作動されて、この対気速度に適する程度まで第2の開口22の覆いを無くして、太い鎖線で表された外部空気流Vをノズル7のスロート部8内に直接に流入させ、過渡領域9におけるこの部位で燃焼により生成されたガスジェットを変更する。フラップ23は第1の開口21を閉め切る。
【0031】
マッハ数6の程度及びマッハ数7よりも大きい程度の対気速度については、例えば、フラップ23は点線と細い鎖線で示された位置までそれぞれ開き、外部空気流が第1の開口を介して流入し、燃焼室6及び過渡領域9を通流して、ノズル7から流出する。少なくともマッハ数7の対気速度については、構造本体部3の可変の幾何学的形状は、ノズル7のスロート部8に関する限り実質的に一定であり、その後、僅かに漸開する。速度が増大するときに、燃焼室の容積及び過渡領域の容積は、占められている容積が、例えば、7よりも大きいマッハ数で最小になるまで、減少する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明のラムジェットを備えた航空機の概略図である。
【図2】 幾何学的形状が変化する本発明のラムジェットの一実施形態の長手方向断面を概略的に示す図である。
【図3】 幾何学的形状が変化する本発明のラムジェットの別の実施形態の長手方向断面を概略的に示す図である。
【符号の説明】
1…航空機、2…ラムジェット、3…ラムジェット本体部(構造本体部)、3A…頂部壁体、3B…底部壁体、3C…側部壁体、4…燃焼支持ガスの入口、5…燃料噴射装置、6…燃焼室、7…排気ノズル、8…スロート部、11…開口、12,23,24…フラップ、12A,23B…前縁、12B,23A,24A…後縁、13…ピン、21…第1の開口、22…第2の開口、V…外部空気流。
Claims (7)
- 広範囲の速度にわたり動作するように構成された亜音速及び/又は超音速航空機のラムジェットであって、
燃焼支持ガスのための入口と、
燃料噴射装置と、
対峙する複数対の壁体から形成される矩形断面ダクトの全体形状を有するラムジェット本体部であって、前記燃焼支持ガスを燃焼すべき燃料と混合させる燃焼室と、ガスを前記燃焼室を去るように方向付ける排気ノズルとを備えると共に、前記燃焼室と前記排気ノズルとの間の過渡領域において、低マッハ数に対応する速度のために一旦先細になってから漸開する長手方向断面から、高マッハ数に対応する速度のためにほぼ一定から漸開する長手方向断面まで漸次変化する可変の幾何学的形状を有するラムジェット本体部と
を含み、
該ラムジェット本体部は、前記可変の幾何学的形状を生じるように、外部空気流を前記過渡領域に流入可能とすると共に前記燃焼室と外部との間に連通を確保するようになっている少なくとも1つの制御可能な開口を有し、該開口は、前記ラムジェット本体部の底部壁体に設けられている、亜音速及び/又は超音速航空機のラムジェット。 - 制御可能なフラップは、該フラップが閉位置を占めているときに前記開口を閉め切り、該フラップが開位置を占めているときに前記外部空気流が前記開口を通って前記ラムジェット本体部の内部に流入するのを可能にするように、軸心回りに前記底部壁体にヒンジ結合されている、請求項1に記載のラムジェット。
- 前記フラップのヒンジ結合の前記軸心は、前記ラムジェット本体部の長手方向に対して実質的に直交している、請求項2に記載のラムジェット。
- 前記制御可能なフラップは、その前縁で前記軸心回りに前記壁体にヒンジ結合されて、前記ラムジェット本体部の内部に向かって揺動し、前記外部空気流が前記本体部に流入できるようにしている、請求項2に記載のラムジェット。
- 前記制御可能なフラップは、その後縁で前記軸心回りに前記壁体にヒンジ結合されて、前記ラムジェット本体部の外部に向かって揺動し、前記外部空気流が前記ラムジェット本体部に流入できるようにしている、請求項2に記載のラムジェット。
- 2つの制御可能な開口が前記ラムジェット本体部に形成されていて、第1の開口が前記燃焼室と連通し、第2の開口が前記過渡領域と連通する、請求項1に記載のラムジェット。
- 前記フラップは、前記第1,第2の開口を制御すると共に、それぞれの軸心回りに前記ラムジェット本体部の壁体にヒンジ結合されている、請求項6に記載のラムジェット。
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