JP3920493B2 - 充電器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パック電池や電気機器を装着して二次電池を充電する充電器に関し、とくに、電池から漏液した電解液や、外部から浸入する水で、ケース内の電子部品が故障するのを防止する充電器に関する。
【0002】
【従来の技術】
充電器は、パック電池や二次電池を内蔵している電気機器を装着して、これ等に内蔵される二次電池を充電するために、パック電池等を脱着できるように装着する装着部を設けている。装着部には、パック電池等に設けた充電端子に対向する位置に接点窓を設けて、この接点窓に充電用の接点を表出させている。この接点がパック電池の充電端子に接続されて、二次電池が充電される。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
充電器は、接点を装着部に表出させるための接点窓を開口している。接点窓が開口しているケースは、使用状態において、水や電解液がケース内に浸入するのを皆無にできない。ケースの装着部に、パック電池等を装着して充電するとき、電池から電解液が漏れて、ケース内に浸入することがある。二次電池は過充電するときに、電解液が漏れることがある。過充電すると、電池の内圧が異常に高くなって安全弁が開くからである。漏れた電解液は、接点窓から充電器のケース内に浸入することがある。ケース内に浸入した電解液は、漏電等の原因となるばかりでなく、電子パーツをショートさせ、あるいは、電気パーツを腐食させて故障の原因となる。とくに、浸入した電解液は導電性のある液体であるから、電子パーツは極めてショートしやすい状態になる。この弊害は、接点窓と充電接点との隙間を狭くして少なくできる。ただ、充電接点は、弾性的に変形して、装着部にセットされる電池等の充電端子に押圧して接続されるので、充電接点と接点窓との間には、充電接点を無理なく弾性的に移動できる隙間を設ける必要がある。充電接点が接点窓に接触して摺動すると、動きがスムーズでなくなり、充電端子と接点との接触不良の原因となる。このため、接点は、電池等の充電端子に確実に弾性的に押圧されるように、接点窓に接触しないようにする必要がある。このため、接点窓は、ここから電解液が浸入しないように小さくできない。
【0004】
さらに、充電器は、電解液のみでなく、接点窓から水等が浸入することもある。水は導電性があるので、電解液と同じように、漏電等の原因となるばかりでなく、電子パーツをショートさせ、あるいは、電気パーツを腐食させて故障の原因となる。
【0005】
ケースに浸入する電解液や水を、スムーズに排水する充電器は、たとえば特開平10−21966号公報に記載される。この公報に記載される充電器は、図1に示すように、接点支持台20を、ホッパー部20Aと排水路20Bのある形状に成形している。接点窓4から流入する水は、上方開口のホッパー部20Aに流入し、ホッパー部20Aに流入する水は排水路20Bを通過してケース1外に排水される。この構造の充電器は、接点支持台20に設けたホッパー部20Aと排水路20Bで、ケース1内に浸入する水等をスムーズに排水できる。しかしながら、浸入する水等を排水するために、接点支持台20を複雑で特別な形状に成形する必要があって、成形コストが高くなる。また、接点支持台20にホッパー部20Aと排水路20Bとを設けるために、接点5とケース1の底面との間に相当な間隔を必要とする。このため、接点5がケース1の底面に接近して配設される充電器では、接点支持台20を、浸入する水をスムーズに排水できる形状に成形するのが難しい。また、特別な形状に成形している接点支持台20は、ケース1の底に開口している排水口21に正確に位置を合わせて組み立てる必要があって、組み立てに手間がかかる欠点がある。
【0006】
本発明は、さらにこの欠点を解消することを目的として開発されたものである。本発明の重要な目的は、ケースを極めて簡単な構造として、接点窓からケース内に浸入する電解液等の弊害を有効に防止して、内部ショートや腐食等を確実に防止できる充電器を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】
本発明の充電器は、ケース1に開口している接点窓4から接点5を外部に表出させると共に、この接点窓4から浸入する水を排水する水抜穴13をケース1の底部に配設している。さらに、本発明の請求項1の充電器は、水抜穴13を囲むようにケース1の底にリブ14を設けて、リブ14の内側に接点窓4から浸入する水を受け止める水プール部15を設けている。水プール部15は、+側の接点窓4と−側の接点窓4との間に隔壁16を設けて、この隔壁16でもって、水プール部15を+側水プール部15Aと−側水プール部15Bとに区画している。さらに、+側水プール部15Aと−側水プール部15には、反対側に位置するように水抜穴13を開口している。+側水プール部15Aと−側水プール部15Bの反対側に開口している水抜穴13は、ケース1を傾斜させたときに、いずれかの水抜穴13から、+側水プール部15Aと−側水プール部15Bのいずれかの水を確実に排水する。
【0008】
本発明の充電器は、接点窓4をケース1の垂直壁7に開口している。さらに、この接点窓4と対向する位置に、接点5を固定してなる接点支持プレート2を垂直に配設している。接点窓4を開口している垂直壁7と接点支持プレート2との間にできるスペースの下方に、水プール部15を配設している。この構造の充電器は、接点窓4から内部に浸入する水が、ケース1の垂直壁7と接点支持プレート2との間を流下して、水プール部15に流入する。水プール部15の水は、水抜穴13からスムーズに排出される。
【0009】
本発明の充電器は、反対側に開口している水抜穴13は、水抜穴13を、+側水プール部15Aと−側水プール部15Bの両端部に開口し、あるいは、隔壁16の両側に開口している。
つまり、水プール部15においては、隔壁16の両側に+側水プール部15Aと−側水プール部15Bとが配置されて、一方の側に+側水プール部15A、他方の側に−側水プール部15Bが位置することになり、+側水プール部15Aに+側水抜穴13を設けると共に、−側水プール部15Bに−側水抜穴13を設けられる。+側水抜穴13が、一方の側の+側水プール部15Aにおける一方の端部に、−側水抜穴13が、他方の側の−側水プール部15Bにおける他方の端部に開口している。
あるいは、+側水抜穴13が、一方の側の+側水プール部15Aにおいて、一方とは反対の端部に、−側水抜穴13が、他方の側の−側水プール部15Bにおいて、他方とは反対の端部に開口している。
【0010】
本発明の充電器は、ケース1に取手6を設け、取手6を形成している貫通孔9を開口している部分を装着部3としている。この構造の充電器は、装着部3を取手6に併用するので、便利に持ち運びできる特長がある。
【0011】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施例は、本発明の技術思想を具体化するための充電器を例示するものであって、本発明は充電器を以下のものに特定しない。
【0012】
さらに、この明細書は、特許請求の範囲を理解しやすいように、実施例に示される部材に対応する番号を、「特許請求の範囲の欄」、および「課題を解決するための手段の欄」に示される部材に付記している。ただ、特許請求の範囲に示される部材を、実施例の部材に特定するものでは決してない。
【0013】
図2の平面図と図3の断面図に示す充電器は、プラスチック製のケース1の底部に水平にプリント基板10を配設し、このプリント基板10に垂直に接点支持プレート2を固定し、接点支持プレート2に接点5を固定している。
【0014】
ケース1は上ケース1Aと下ケース1Bからなり、上ケース1Aと下ケース1Bとを連結して、閉鎖構造のケース1を構成している。ケース1は、パック電池の装着部3を成形している。装着部3は、パック電池を垂直に立てる姿勢で装着できるように、ケース1の端部に設けている。図の充電器は、装着部3を取手6に併用している。図2においてケース1の上端を、図3においてケース1の左上端を取手6としている。取手6を手で握ることができるように、取手6の下方であって装着部3の底部となる部分に、手を入れることができる貫通孔9を開口している。このケース1は、装着部3の貫通孔9に手を入れて、取手6を手で持って便利に持ち運びできる。
【0015】
図2と図3に示す充電器は、ケース1に対して垂直にパック電池を装着する装着部3を設けている。装着部3は、パック電池をスムーズに脱着できる大きさに開口している。図3に示すケース1は、取手6と垂直壁7の間を装着部3としている。取手6の内面、すなわち装着部3となる面には、パック電池の挿入方向に延長して、複数列のリブ8を突出させている。このリブ8は、取手6をグリップするときに滑り止めとなり、パック電池を挿入するときには、パック電池と装着部3とのクリアランスを少なくできる。
【0016】
さらに、図3に示す充電器は、取手6を装着部3の開口部に設けている。この構造のケース1は図3の鎖線で示すように、手を入れる貫通孔9を大きくして、持ちやすくできる。さらに、開口部に設けた取手6は、装着部3にセットしたパック電池を安定して保持できる。パック電池を脱着できるように装着する装着部3は、パック電池を簡単に脱着できるようにするために、開口部を多少大きくする必要がある。しかしながら、開口部を大きくしている装着部3は、セットしたパック電池を安定して保持させるのが難しい。図に示す充電器は、装着部3の開口部に取手6を設け、さらに、この取手6にリブ8を設けているので、パック電池を脱着しやすく、また、安定して装着できる。
【0017】
ケース1は、接点5を装着部3に表出させる接点窓4を開口している。図3に示すケース1は、下ケース1Bの垂直壁7に接点窓4を開口している。垂直壁7は、図4の下ケース1Bの平面図に示すように、接点5を配設する部分を突出させて、突出部11に接点窓4を開口している。接点窓4の形状を、図5の断面図に示している。この図は下ケース1Bの横断面図である。この図に示す接点窓4は、スリット状で、パック電池を脱着する方向に延長して設けられる。スリット状の接点窓4は、それぞれ独立して、弾性線材である接点を案内する。図2と図5に示すケース1は、3本の接点5で−側接点を構成し、2本の接点5でその他の接点を構成している。したがって、−側の接点5を案内する接点窓4は3列に平行に開口し、他の接点5を案内する接点窓4は2列に平行に開口している。さらに、隣接して開口される接点窓4の間には、垂直壁7の内面に突出して、接点5を案内する縦リブ12を一体成形して設けている。
【0018】
図2に示す接点窓4は、+−の接点と、2つの信号接点からなる4組の接点5を装着部3に表出させるために、4組の接点窓4を開口している。各組の接点窓4は、複数に独立して開口し、それぞれの接点窓4に接点5を案内している。この構造は、接点窓4の開口面積を小さくして、接点窓4から水等が浸入するのを少なくできる特長がある。ただ、本発明の充電器は、各組にひとつの接点窓として開口することもできる。
【0019】
ケース1は、接点窓4から浸入する水を排水する水抜穴13を、ケース1の底部に開口している。図のケース1は、垂直壁7の接点窓4から浸入する水を排水するために、垂直壁7の近傍に水抜穴13を開口している。さらに、接点窓4から浸入した水がケース1の内部で拡散しないように、水抜穴13を囲むようにケース1の底にリブ14を設けて、リブ14の内側を、接点窓4から浸入する水を受け止める水プール部15としている。
【0020】
図4は、下ケース1Bを開いた状態を示す平面図である。この図のケース1は、垂直壁7とリブ14とで方形状の水プール部15を形成している。この図に示すケース1は、水プール部15の横幅を、垂直壁7に開口している両側の接点窓4よりも広くしている。水プール部15のケース縦方向の幅は、図3に示すように、垂直壁7と接点支持プレート2との間の隙間よりも十分に広くしている。この構造の水プール部15は、水プール部15からケース1内に浸入して、垂直壁7と接点支持プレート2の間を通って落下する水を、漏らさず流入できる特長がある。
【0021】
さらに、水プール部15は、+側の接点窓4と−側の接点窓4との間に隔壁16を設けて、隔壁16でもって、+側水プール部15Aと−側水プール部15Bとに区画している。図2と図4に示すケース1は、この図において、左端の接点5を+接点とし、右端の接点5を−接点としている。したがって、隔壁16は、右端の接点5と左端の接点5との間に設けている。隔壁16は、水プール部15を形成するリブ14に連通してケース1と一体成形して設けられる。隔壁16は、リブ14と同じ高さに形成され、あるいは、リブよりも高く、または低く形成することもできる。
【0022】
+側水プール部15Aと−側水プール部15Bには、それぞれ独立して反対側に水抜穴13を開口している。図4において、+側水プール部15Aの水抜穴13は左端に、−側水プール部15Bの水抜穴13は右端に開口して、水抜穴13を水プール部15の両端部に開口している。ただし、本発明の充電器は、水抜穴13を図4の反対側、すなわち、+側水プール部15Aの水抜穴13を右端に、−側水プール部15Bの水抜穴13を左端に開口して、隔壁16の両側に開口することもできる。
【0023】
水抜穴13を反対側に開口すると共に、隔壁16で区画している+側水プール部15Aと−側水プール部15Bは、図5に示すように、ケース1を傾斜させたときに、いずれかの水プール部15に流入した水を確実に排出して、水プール部15に溜る水を介して+−がショートするのを確実に阻止できる。図5は、−側から+側に向かって下り勾配に傾斜するので、+側水プール部15Aの水を確実に排水できる。図5とは反対に、+側から−側に向かって下り勾配に傾斜すると、−側水プール部15Bの水が確実に排出される。
【0024】
さらに、図4に示す下ケース1Bは、+側水プール部15Aと−側水プール部15Bに配設される水抜穴13を、垂直壁7の近傍に開口しているが、水抜孔13は、垂直壁7から離して、リブ14のコーナー部の近傍に開口することもできる。この位置に配設される水抜孔は、充電器の取手を持って持ち上げるときに、水プール部に溜った水を、傾斜するケースの底に沿ってスムーズに水抜孔に流入させて排水できる特長がある。さらに、水抜孔は、一方を垂直壁の近傍に、他方を垂直壁から離して、すなわち、水プール部の対角の位置に設けることもできる。さらに、水抜孔は、水プール部の両側に沿って延長して設けることも、あるいは、3カ所以上に設けることもできる。
【0025】
図4に示す下ケース1Bは、水プール部15を形成するリブ14に連通して、下ケース1Bの内面に補強リブ17を一体成形している。この下ケース1Bは、補強リブ17と水プール部15のリブ14の両方で、下ケース1Bを補強できる特長がある。
【0026】
ケース1の底部には、水平にプリント基板10を固定している。プリント基板10は、ケース1に連結して定位置に固定されている。プリント基板10を挟着するために、ケース1は連結凸部18を一体成形している。図のケース1は、下ケース1Bの連結凸部18にプリント基板10を連結し、さらに、プリント基板10に連結している接点支持プレート2を上ケース1Aで保持して、プリント基板10を定位置に固定している。
【0027】
プリント基板10は、図示しないが、パック電池を充電するための電源を構成する部品を固定している。電源は、商用電源をパック電池を充電できる電圧と電流に変換して、接点5に出力する。
【0028】
プリント基板10は、接点支持プレート2を介して接点5を連結している。接点支持プレート2はプラスチックで成形されている。接点支持プレート2は、接点5を所定の位置に配設すると共に、接点窓4からケース1の内部に浸入する水を下方に流下させる。図3に示す接点支持プレート2は、接点窓4を設けている垂直壁7と対向する位置に垂直に配設している。この構造の充電器は、垂直壁7の接点窓4から浸入した水を、垂直壁7と接点支持プレート2との間にできるスペースで流下させる。この接点支持プレート2は、接点5を定位置に配設すると共に、接点窓4からケース1内に浸入した水が、ケース1内で広がって流れるのを防止する。
【0029】
接点支持プレート2は、垂直壁7との対向面に接点5を保持して、下端に設けた連結脚19をプリント基板10に挿入して、プリント基板10に垂直に連結している。さらに、接点支持プレート2は、上端を上ケース1Aに連結して、ケース1内の定位置に保持される。
【0030】
接点5は弾性変形できる金属線で、接点支持プレート2に保持されて、下端をプリント基板10に半田付して連結している。接点5は先端部を山形に折曲してこの部分を接点窓4から外部に突出させている。接点5の折曲片は、接点窓4の内側に引っかけられて、接点5の接点窓4からの突出量を制限している。
【0031】
【発明の効果】
本発明の充電器は、ケースを極めて簡単な構造として、接点窓からケース内に浸入する電解液等の弊害を有効に防止して、内部ショートや腐食等を確実に防止できる特長がある。それは、本発明の充電器が、接点窓から浸入する水を排水する水抜穴をケースの底部に配設すると共に、この水抜穴を囲むようにケースの底にリブを設けて、リブの内側に接点窓から浸入する水を受け止める水プール部を設けており、この水プール部を隔壁で+側水プール部と−側水プール部とに区画すると共に、+側水プール部と−側水プール部の反対側に位置するように水抜穴を開口しているからである。この構造の充電器は、接点窓から水が浸入しても、ケースを傾斜させることによって、+側水プール部と−側水プール部の反対側に開口されたいずれかの水抜穴から、+側水プール部と−側水プール部のいずれかの水を確実に排水できる。すなわち、+側水プール部と−側水プール部のどちらか一方は、必ず水がない状態にできる。しかも、+側水プール部と−側水プール部は、隔壁で区画されているので、+側水プール部と−側水プール部とが完全に分離されて、液体を介してショートするのを確実に阻止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の充電器の断面図
【図2】本発明の実施例の充電器の平面図
【図3】図2に示す充電器の拡大断面図
【図4】図3に示す充電器の下ケースの平面図
【図5】図4に示す下ケースを傾けた状態を示す横断面図
【符号の説明】
1…ケース 1A…上ケース 1B…下ケース
2…接点支持プレート
3…装着部
4…接点窓
5…接点
6…取手
7…垂直壁
8…リブ
9…貫通孔
10…プリント基板
11…突出部
12…縦リブ
13…水抜穴
14…リブ
15…水プール部 15A…+側水プール部 15B…−側水プール部
16…隔壁
17…補強リブ
18…連結凸部
19…連結脚
20…接点支持台 20A…ホッパー部 20B…排水路
21…排水口

Claims (5)

  1. ケース(1)に開口している接点窓(4)から接点(5)を外部に表出させると共に、この接点窓(4)から浸入する水を排水する+側及び−側水抜穴(13)をケース(1)の底部に配設してなる充電器において、
    水抜穴(13)を囲むようにケース(1)の底にリブ(14)を設けて、リブ(14)の内側には、接点窓(4)から浸入する水を受け止める水プール部(15)を設けており、
    水プール部(15)は、+側の接点窓(4)と−側の接点窓(4)との間に隔壁(16)を設けて、隔壁(16)でもって水プール部(15)を+側水プール部(15A)と、−側水プール部(15B)とに区画しており、
    水プール部 (15) においては、隔壁 (16) の両側に+側水プール部 (15A) と−側水プール部 (15B) とが配置されて、一方の側に+側水プール部 (15A) 、他方の側に−側水プール部 (15B) が位置し、
    +側水プール部 (15A) に+側水抜穴 (13) を設けると共に、−側水プール部 (15B) に−側水抜穴 (13) を設け、
    +側水抜穴 (13) が、一方の側の+側水プール部 (15A) における一方の端部に、−側水抜穴 (13) が、他方の側の−側水プール部 (15B) における他方の端部に開口してなることを特徴とする充電器。
  2. ケース(1)に開口している接点窓(4)から接点(5)を外部に表出させると共に、この接点窓(4)から浸入する水を排水する+側及び−側水抜穴(13)をケース(1)の底部に配設してなる充電器において、
    水抜穴(13)を囲むようにケース(1)の底にリブ(14)を設けて、リブ(14)の内側には、接点窓(4)から浸入する水を受け止める水プール部(15)を設けており、
    水プール部(15)は、+側の接点窓(4)と−側の接点窓(4)との間に隔壁(16)を設けて、隔壁(16)でもって水プール部(15)を+側水プール部(15A)と、−側水プール部(15B)とに区画しており、
    水プール部 (15) においては、隔壁 (16) の両側に+側水プール部 (15A) と−側水プール部 (15B) とが配置されて、一方の側に+側水プール部 (15A) 、他方の側に−側水プール部 (15B) が位置し、
    +側水プール部 (15A) に+側水抜穴 (13) を設けると共に、−側水プール部 (15B) に−側水抜穴 (13) を設け、
    +側水抜穴 (13) が、一方の側の+側水プール部 (15A) において、一方とは反対の端部に、−側水抜穴 (13) が、他方の側の−側水プール部 (15B) において、他方とは反対の端部に開口してなることを特徴とする充電器。
  3. 接点窓(4)がケース(1)の垂直壁(7)に開口されると共に、この接点窓(4)と対向する位置に、接点(5)を固定してなる接点支持プレート(2)を垂直に配設して、接点窓(4)を開口している垂直壁(7)と接点支持プレート(2)との間にできるスペースの下方に水プール部(15)を配設している請求項1または2に記載される充電器。
  4. 水抜穴(13)が、+側水プール部(15A)と−側水プール部(15B)の両端部、または、隔壁(16)の両側に開口してなる請求項1または2に記載される充電器。
  5. ケース(1)が取手(6)を有し、この取手(6)を形成している貫通孔(9)を開口している部分を装着部(3)としている請求項1または2に記載される充電器。
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