JP3919278B2 - 架橋剤入りテープの製造方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、架橋剤入りテープの製造方法関する。
【0002】
【従来の技術】
従来より、電力ケーブルの中間接続における補強絶縁層の形成にテープを使用するものがある。そのテープの材料には、電力ケーブルの絶縁体と同じ材質のポリエチレンあるいはエチレン−プロピレンゴム(EPR)等が主に用いられている。
【0003】
ポリエチレンテープを用いた接続方法としては、テープジョイント(TJ)とテープモールドジョイント(TMJ)とが知られている。TJによる接続方法は、テープを電力ケーブルの接続部に単に巻いただけのものであり、一方、TMJによる接続方法は、テープを巻いた後にモールド処理を施すものである。また、EPR等のゴムテープを補強絶縁層の形成に用いる場合も同様に、架橋剤入りのゴムテープをケーブル接続部に巻いた後、モールド処理を施してケーブル絶縁体と一体化する。
【0004】
前記TMJの場合およびゴムテープによる場合、使用されるテープは、予め架橋剤を添加した未架橋のテープである。このテープの製造方法は、ポリエチレンテープの場合、材料ペレットに架橋剤を添加した架橋剤入りペレットを押出し機等の成形機を用いて所定の厚さのシートを成形した後、これを裁断によって所定の幅のテープに加工することが多い。また、ゴムテープの場合、架橋剤(加硫剤)を混練時に他の添加剤と同様に添加し、カレンダーロールやローラーヘッド押出し機などの成形機を用いてシートを成形し、該シートを裁断によってテープに加工するのが一般的である。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
架橋剤は、高温下において分解して分子鎖を架橋する。そして、架橋反応が進行すると樹脂の粘度が上昇し、あるところで樹脂は流動しなくなる。したがって、架橋剤入りのポリエチレンやEPRを成形材料として用いる場合、材料の流動性を確保できる条件で成形を行う必要がある。そのため、押出し成形機等によるテープの成形に際しては、架橋剤の分解をなるべく低く抑えるために成形温度を下げるなどの制約が多く、製造効率を上げることは難しい。また、粘度の高い材料では、加工性が悪くなったり、加工時の発熱が大きくなってスコーチしたりする恐れがある。
【0006】
特にゴムテープなどは、様々な添加剤を添加・混錬する工程を経て、シート加工するのが一般的であるため、架橋剤が添加された状態では、混錬工程においても発熱を抑える必要があり条件の制約が多い。
【0007】
例えば、材料の混錬後にスクリーニングのために押出し機を用いて、メッシュで凝集した添加剤や異物等を除去する場合、より小さな異物等を除去するためには、より細かいスクリーンメッシュを用いることが望ましいが、メッシュを細かくすると、同じ温度ではメッシュを通過する樹脂の抵抗が増えて押出し機の負荷が高くなる。よって、温度を上げて樹脂の粘度を低くし、メッシュ通過時の抵抗を下げる必要がある。ところが、架橋剤が添加された材料では、上記の理由から温度を上げるのにも限界があり、温度を低く設定せざるを得ない。しかし、温度を低く設定しても、メッシュ通過時の抵抗が大きくなって発熱が生ずるため、架橋反応が進行しやすくなることから、結局は細かいメッシュの使用が制限されてしまう。この現象は、特に粘度の高いゴムにおいて顕著に生ずる。
【0008】
本発明は、前記従来の問題点に鑑みてなされたものであって、テープの成形時の生産性を飛躍的に向上させると共に、ゴムテープの製造に係る材料混錬時のスクリーニング効果を向上させた、架橋剤入りテープの製造方法提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記目的を達成するため、次のような構成を有する。
本発明は、樹脂に架橋剤を添加してなる架橋剤入りテープの製造方法において、
ベース樹脂に架橋剤以外の添加剤を添加しかつ架橋剤を添加しない状態樹脂を、成形温度の制約なく押出し成形によって、所定の厚さのシートまたはテープに成形加工する工程と、液状の架橋剤の浴槽の中に上記成形加工したシートまたはテープを一定温度下で一定時間くぐらせて所定量の架橋剤をシートまたはテープに含浸する工程と、架橋剤を含浸した未架橋のシートまたはテープを、一定温度に管理された恒温槽内で一定時間保管して、架橋剤をシートまたはテープの表面から内部に拡散させる工程とを含んで未架橋の架橋剤入りテープを製造することを特徴とする架橋剤入りテープの製造方法である。
【0010】
また、本発明は、樹脂に架橋剤を添加してなる架橋剤入りテープの製造方法において、ベース樹脂に架橋剤以外の添加剤を添加しかつ架橋剤を添加しない状態樹脂を、成形温度の制約なく押出し成形によって、所定の厚さのシートまたはテープに成形加工する工程と、上記成形加工したシートまたはテープを、液体状態または気体状態の架橋剤を塗布または印刷の技術によって所定量の架橋剤をシートまたはテープに含浸する工程と、架橋剤を含浸した未架橋のシートまたはテープを一定温度に管理された恒温槽内で一定時間保管して、架橋剤をシートまたはテープの表面から内部に拡散させる工程とを含んで未架橋の架橋剤入りテープを製造することを特徴とする架橋剤入りテープの製造方法である。
【0011】
本発明によれば、架橋剤を含まない材料でシートを成形し、このシートまたは該シートを加工してなるテープに架橋剤を添加するので、シートの成形に際しては成形機における成形温度の制約がなくなり、シートの製造効率を上げることができる。
【0012】
特にゴム材料の場合は、材料混錬後のスクリーニング工程で温度を上げることができ、樹脂の粘度を下げてメッシュ通過時の抵抗を軽減することができる。したがって、メッシュの目開きを従来よりも細かくして、より小さい異物等も除去することが可能となると同時に、生産性をより一層向上させることもできる。
【0013】
本発明において、架橋剤はシートに添加しても、あるいは、シートをテープ加工した後に該テープに添加しても、最終的に得られる製品に特性上差が生ずるものではなく、要はシートを成形した後に架橋剤の添加を行えばよい。
【0014】
また、架橋剤を添加する具体的な方法について、架橋剤を液体状態あるいは気体状態とし、これをシートまたはテープに浸漬して含浸し熟成する。より具体的には、次の(1)または(2)の含浸工程後に、(3)の拡散工程を行う方法が挙げられる。
【0015】
(1) 液状の架橋剤(常温で固体の架橋剤については融点以上の融液)の浴槽を用意し、その浴槽の中にシートまたはテープを一定時間くぐらせて、架橋剤をシートまたはテープに含浸させる。なお、架橋剤の含浸量は、温度および時間によって管理する。
(2) シートまたはテープに対し、塗布あるいは印刷等の技術によって所定量の架橋剤を含浸させる。
(3) (1)または(2)の含浸工程によって架橋剤を含浸したシートまたはテープを一定温度に管理された場所で一定時間保管することにより、架橋剤をシートまたはテープの表面から内部へ拡散させる。なお、テープ加工前に架橋剤をシートに添加した場合は、この拡散工程の後にテープ加工を行う。また、この(1)〜(3)の工程は好適な一例であり、含浸工程および拡散工程についても特に制約はない。
【0016】
このように架橋剤が添加された未架橋テープをテープモールドジョイントによる電力ケーブルの接続部に使用することができる。その場合、架橋反応が進行していないテープで補強絶縁層を形成できるので、電力ケーブルの接続工程における加熱時に補強絶縁層とケーブル絶縁体との溶融着が容易になり、その加熱時間を短縮することができる。また、補強絶縁層中の架橋剤がほとんど消費していないため、従来よりも多くの架橋点が補強絶縁層とケーブル絶縁体との界面を通じて形成されるようになり、融点以上での該界面における機械的強度も向上する。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態(第1実施形態および第2実施形態)を説明する。第1実施形態は、架橋剤入りポリエチレンテープの製造方法に本発明を適用した例であり、第2実施形態は、架橋剤入りEPRテープの製造方法に本発明を適用した例である。
【0018】
〔第1実施形態の製造方法〕
(工程1)低密度ポリエチレンからなるベース樹脂に、架橋剤以外の添加剤を添加後、インフレーション成形機によってシートを成形する。
(工程2)成形されたシートを液状の架橋剤の浴槽に一定温度下で一定時間くぐらせ、所定量の架橋剤を含浸する。
(工程3)架橋剤を含浸したシートを恒温層内で一定時間保管し、架橋剤をシート内で均一に拡散させる。
(工程4)架橋剤が拡散したシートを裁断でテープ加工し、架橋剤入りポリエチレンテープを製造する。
【0019】
〔第2実施形態の製造方法〕
(工程1)EPRからなるベース樹脂に架橋剤(加硫剤)以外の添加剤を添加・混錬する。
(工程2)混錬後直ちに押出し機を通して所定のメッシュにより異物等のスクリーニングを行う。
(工程3)その後、カレンダーロール成形機によってシートを成形する。
(工程4)成形されたシートを液状の架橋剤の浴槽に一定温度下で一定時間くぐらせ、所定量の架橋剤を含浸する。
(工程5)架橋剤を含浸したシートを恒温層内で一定時間保管し、架橋剤をシート内で均一に拡散させる。
(工程6)架橋剤が拡散したシートを裁断でテープ加工し、架橋剤入りEPRテープを製造する。
【0020】
〔第1,第2実施形態に係る電力ケーブルの接続方法〕
続いて、前記第1,第2実施形態の製造方法によるポリエチレンテープおよびEPRテープを用いた電力ケーブルの接続方法を説明する。図1は、本実施形態に係る電力ケーブルの中間接続部の断面図である。図2は、本実施形態に係る加熱架橋工程における電力ケーブルの中間接続部の断面図である。
【0021】
図1に示すように、接続する電力ケーブル2,2は単心CVケーブルであって、それぞれの接続部は、導体2b、内部半導電層2c、テーパ状に削られた絶縁体2a、外部半導電層2d、クッション層2e、アルミシース2fが順次露出するようペンシリング処理されている。アルミシース2fの外側には防食層2gが被覆される。二本の電力ケーブル2,2の導体2b,2bの先端同士は、導体接続スリーブ4によって接続され、導体接続スリーブ4の外周には、内部半導電層6が形成される。そして、導体接続スリーブ4およびケーブル絶縁体2a,2aの周りには、前記ポリエチレンテープあるいはEPRテープを巻き付けて補強絶縁層8を形成する。
【0022】
次に、図2に示すごとく、補強絶縁層8の表面上に外部半導電層12をつけ、外部半導電層12の周りにフレキシブルヒータ14を配置する。このフレキシブルヒータ14には、温度コントローラ16が接続される。各電力ケーブル2のアルミシース2fの外面には座18を嵌着し、この座18に架橋用金型20を補強絶縁層8およびフレキシブルヒータ14を内包するようにセットする。なお、補強絶縁層8につけた外部半導電層12および座18は、ガスシール層22により被覆される。
【0023】
そして、ガスボンベ24から架橋用金型20内にガス圧コントローラ26で調整された窒素ガスを入れて架橋用金型20内を加圧し、この加圧状態でフレキシブルヒータ14により補強絶縁層8を加熱する。この加熱により、補強絶縁層8のテープ中の架橋剤が分解し、分解により発生したラジカルによって分子鎖が架橋される。また、これと同時に、この加熱によって補強絶縁層8と電力ケーブル2の絶縁体2aとが溶融着される。
【0024】
以上のように製造・使用される第1実施形態のポリエチレンテープ,第2実施形態のEPRテープと、従来の製造方法で得た第1比較例のポリエチレンテープ,第2比較例のEPRテープとを比較評価する。
〔第1比較例の製造方法〕
(工程1)低密度ポリエチレンのベース樹脂に架橋剤を含む全ての添加剤を添加後、T−ダイ押出し機によってシートを成形する。
(工程2)成形したシートを裁断によってテープ加工し、架橋剤入りポリエチレンテープを製造する。
〔第2比較例の製造方法〕
(工程1)EPRのベース樹脂に架橋剤を含む全ての添加剤を添加・混錬する。
(工程2)混錬後直ちに押出し機を通して所定のメッシュにより異物等のスクリーニングを行う。
(工程3)その後、カレンダーロール成形機によってシートを成形する。
(工程4)成形したシートを裁断によってテープ加工し、架橋剤入りEPRテープを製造する。
【0025】
上記第1実施形態および第1比較例については、生産性(シート成形効率)を評価し、上記第2実施形態および第2比較例については、スクリーニング効果(混錬時のスクリーンメッシュの目開き(細かさ))と生産性とを評価した。
【0026】
その評価結果を表1,2に示す。なお、表1,2において第1,第2比較例に係る値は、第1,第2実施形態を100に規格化したときの相対値である。
【0027】
【表1】
Figure 0003919278
【0028】
【表2】
Figure 0003919278
【0029】
〔第1,第2実施形態の作用・効果〕
表1,2からわかるように、第1,第2実施形態では、架橋剤を含まない材料でシートを成形するため、シートの成形に際しては押出し機における成形温度の制約がなくなり、第1,第2比較例に対して高い生産性を得ることができる。特に第1実施形態のポリエチレンテープの場合は、第1比較例のポリエチレンテープの場合に比べて、飛躍的に生産性を向上できることがわかる。また、第2実施形態のEPRテープの場合は、混錬後のスクリーニング工程において樹脂の温度を上げてメッシュ通過時の抵抗を軽減することができるため、表2に示すように、メッシュの目開きを細かくしてより小さい異物等も除去し、スクリーニング効果を第2比較例に比べ大幅に向上させることができる。
【0030】
また、第1,第2実施形態の未架橋テープを電力ケーブル2の接続部に使用した場合は、架橋反応が進行していないテープで補強絶縁層8を形成できるので、電力ケーブル2の接続工程における加熱時に補強絶縁層8とケーブル絶縁体2aとの溶融着が容易になり、その加熱時間を短縮することができる。また、補強絶縁層8中の架橋剤がほとんど消費していないため、より多くの架橋点が補強絶縁層8とケーブル絶縁体2aとの界面A(図1参照)を通じて形成されるようになり、融点以上での界面Aにおける機械的強度が向上する。
【0031】
なお、本実施形態は本発明の好適な実施の態様であり、本発明の技術的範囲は本実施形態に限定されない。例えば、前記第1,第2実施形態では、成形したシートに架橋剤を添加した後にテープ加工を行ったが、いずれの実施形態においても、シートをテープ加工した後に該テープに架橋剤を添加してもよい。
【0032】
【発明の効果】
以上の説明の通り、本発明によれば、架橋剤入りテープの製造方法おいて、架橋剤を含まない材料でシートを成形し、このシートまたは該シートを加工してなるテープに架橋剤を添加するので、シートの成形に際しては成形機における成形温度の制約がなくなり、シートの製造効率を上げることができる。
特にゴム材料の場合は、材料混錬後のスクリーニング工程で温度を上げることができ、樹脂の粘度を下げてメッシュ通過時の抵抗を軽減することができる。したがって、メッシュの目開きを従来よりも細かくして、より小さい異物等も除去することが可能となると同時に、テープ成形時の生産性を飛躍的に向上させることができる。
また、ゴムテープの製造に係る材料混錬時のスクリーニング効果を大幅に向上させることができる。また、電力ケーブルの接続部において、補強絶縁層とケーブル絶縁体との溶融着にかかる加熱時間を短縮することができる。また、より多くの架橋点を補強絶縁層とケーブル絶縁体との界面を通じて形成し、融点以上での界面における機械的強度を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施形態に係る電力ケーブルの中間接続部の分解図である。
【図2】本実施形態に係る加熱架橋工程における電力ケーブルの中間接続部の断面図である。
【符号の説明】
2 電力ケーブル
2a ケーブル絶縁体
2b ケーブル導体
8 補強絶縁層

Claims (2)

  1. 樹脂に架橋剤を添加してなる架橋剤入りテープの製造方法において、
    ベース樹脂に架橋剤以外の添加剤を添加しかつ架橋剤を添加しない状態樹脂を、成形温度の制約なく押出し成形によって、所定の厚さのシートまたはテープに成形加工する工程と、
    液状の架橋剤の浴槽の中に上記成形加工したシートまたはテープを一定温度下で一定時間くぐらせて所定量の架橋剤をシートまたはテープに含浸する工程と、
    架橋剤を含浸した未架橋のシートまたはテープを、一定温度に管理された恒温槽内で一定時間保管して、架橋剤をシートまたはテープの表面から内部に拡散させる工程とを含んで未架橋の架橋剤入りテープを製造することを特徴とする架橋剤入りテープの製造方法。
  2. 樹脂に架橋剤を添加してなる架橋剤入りテープの製造方法において、
    ベース樹脂に架橋剤以外の添加剤を添加しかつ架橋剤を添加しない状態樹脂を、成形温度の制約なく押出し成形によって、所定の厚さのシートまたはテープに成形加工する工程と、
    上記成形加工したシートまたはテープを、液体状態または気体状態の架橋剤を塗布または印刷の技術によって所定量の架橋剤をシートまたはテープに含浸する工程と、
    架橋剤を含浸した未架橋のシートまたはテープを一定温度に管理された恒温槽内で一定時間保管して、架橋剤をシートまたはテープの表面から内部に拡散させる工程とを含んで未架橋の架橋剤入りテープを製造することを特徴とする架橋剤入りテープの製造方法。
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