JP3911458B2 - ホームシアターシステム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ホームシアターシステムに関し、特に、ホームシアターシステムを設置するために構成した部屋の内装に関する。
【0002】
【従来の技術】
AV(オーディオビジュアル)機器の低価格化、コンパクト化が急速に進み、かつてはマニアだけの楽しみであったホームシアターが、今や誰でも手軽に楽しめるものとなりつつある。映像や音楽は殆どの人が気軽に家庭で楽しめるものであるため、その楽しみ方をより一層広げるものとして、ホームシアターは今後ますます普及していくことが見込まれる。
【0003】
一方、かつては家族の団欒といえば、お茶の間でテレビを見るという光景が一般的なスタイルであった。しかし、時代と共に家族の生活も個人化が進んでいる。このような背景の中で、リビングルームに、その家庭の生活スタイルに沿った機能を積極的に装備しようとする考え方が広がり始めており、ホームシアターもその機能の一つに位置づけられる。
【0004】
上述のような家庭でのホームシアター構築ための補助的手段として、複数のAV機器をまとめて収納するためのユニット家具が提案されている。例えば、特開平5−168537号公報や、特開平5−123226号公報に記載の技術である。これらの技術では、AV機器を繋ぐ配線を外観よく隠蔽することを可能としたり、一つのユニット家具にホームシアターを構成する複数のAV機器を一体感や高級感を持たせるように収納したりするための構成が提案されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
上述のAV機器を収納するための家具は、リビングルームとしての機能と、ホームシアターとしての機能を両立させるために、インテリアとして部屋に美しく調和するものであることが好ましいため、AV機器収納のための機能、特に、美麗に配線させるための機能と、インテリアとしての意匠性を備えている。しかし、機器の収納機能が備えられていても、ホームシアタールームとして必要な、音響設計、照明設計等が考慮されていないケースが多く、ホームシアターとしての楽しみを十分に生かすことができていないことが多い。
【0006】
また、AV機器を使用可能な状態で収納する際に問題となるのが配線の処理である。AV機器は記録媒体の種類や、放送媒体の増加に伴い、再生装置及び受信装置等の種類が増加する傾向にある。従って、一般の家庭においても多種多数のAV機器を備えられるようになり、各AV機器の電気配線と、前記再生装置及び受信装置をセレクターや増幅器やディスプレイに繋ぐ接続用配線とをどう処理するかが問題になっている。特に、近年ではサラウンドスピーカシステムを備えるホームシアターも多く見られ、この場合、AV機器から離して配置されるスピーカへの接続用配線を隠蔽したり美しく配線したりすることは困難である。
【0007】
そこで、本発明では、リビングとしての設えを整えながらも、大画面と立体音響によって三次元的な広がりをもつオーディオシステムを備えた住空間を構築することが可能なホームシアターシステムを提案する。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
【0009】
AV機器を収納する収納家具(1)と、配線機能付き天井(50)とを、AV機器収納用及び配線用の内装として構築し、該収納家具(1)は壁面に沿って設置し、該収納家具(1)の高さを壁面の上下高さと略同等とし、該配線機能付き天井(50)は、部屋の壁の上縁に連続する上層天井(51)と、該上層天井(51)の下方に設けられ、上層天井(51)より面積の小さい下層天井(52)との二層の天井で構成され、下方から見れば、下層天井(52)の外方であって壁との間には上層天井(51)が見えるように構成し、該下層天井(52)の四周に、見切縁(53)を取り付け、該見切縁(53)は、横断面略L字状に形成し、垂直部(56)と水平部(55)を有し、該垂直部(56)の上面は、前記上層天井(51)の下面に接し、該水平部(55)の内周側は垂直部(56)より内周側へ突出し、前記下層天井(52)の天井板支持部(62)を形成し、該水平部(55)の外周側は、該垂直部(56)より外周側へ突出し、周縁部には上方へ突出する起立部(63)が形成されて配線棚(54)を形成したものである。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に、発明の実施の形態を説明する。
【0011】
図1は本発明の一実施例に係るホームシアターシステムの全体的な構成を示した斜視図である。図2は収納家具を示す正面図、図3は収納家具の内部を示す正面図、図4は収納家具の内部を示す側断面図、図5は収納家具の構成を示す斜視図、図6は収納家具の別実施例を示す正面図、図7は収納家具のバリエーションを示す図である。図8はホームシアターシステムの全体的な構成を示した正面図、図9は新設した配線機能付き天井を示す断面図、図10は既存の天井に設けた配線機能付き天井を示す断面図、図11は見切縁を示す側断面図、図12は配線機能付き天井を用いた配線の様子を示す図である。図13はホームシアターシステムの全体的な構成を示した平面図、図14は収納家具の設置壁面と配線機能付き天井の設置範囲の空間サイズバリエーションを示す図である。
【0012】
本発明に係るホームシアターシステムは、リビングルームに備えることのできるようインテリア性を備えたものであるとともに、本格的なホームシアターを構成するために必要な機器を備え、また、ホームシアタールームとして適した環境を構成するためのものである。
【0013】
リビングルームは生活の場であり、従って、ホームシアタールームと併用するためには、ホームシアタールームとするため備えられるAV(オーディオビジュアル)機器のケーブルや電気ケーブル等を、露出して足で引っ掛けたりすることのないように、また、リビングルームの美観を損ねることのないように、隠蔽して配線する必要がある。さらに、リビングルームとしての機能のみを備えた空間では、遮光性や吸音(遮音)性をそれほど重視していないために、ホームシアターの機能を十分に生かし切れない。そこで、ホームシアターシステムとして、ホームシアターに必要なAV機器を収納する収納家具と、ホームシアタールームとして適した内装をユニットとして提供することで、統一感を出してインテリア性を高め、また、ホームシアターとしての機能を高めるようにしている。
【0014】
本実施例に係るホームシアターシステムは、図1に示す如く、収納家具1と、配線機能付き天井50と、遮光可動壁70とで構成されている。収納家具1には、ホームシアターを構築するために必要な、AV機器や、その接続配線、ソフト等が収納されている。配線機能付き天井50では、天井が上下二層に構成されて、下層の天井の周囲に設けられた見切縁53に配線のための構造が備えられている。遮光可動壁70は、部屋の窓等の外部への開口部71の室内側に設けられた、遮光壁であり、カーテンより高い遮光性を実現している。
【0015】
まず、図2乃至図5を用いて収納家具1の構成について説明する。収納家具1には、ホームシアターシステムを備えるために必要な各AV機器の電気ケーブルと、各AV機器を繋ぐ接続用ケーブルを収納家具1に形成した配線空間に配線することで、外観から隠蔽し、室内の美観を損ねることなく、また、埃が積もらないようにしている。さらに、収納家具1では、配線ルートの変更や、新規のAV機器の増設におけるケーブルの増加にも容易に対応できるようにして、収納家具1を移動させることなく配線作業を行うことができるようにしている。
【0016】
また、一連の意匠に基づいて製作されたAV機器を揃えることは、統一感があり美観に優れるという利点があるものの、AV機器は機能やその購入時期等により意匠は刻々と変化するため難しい。そこで、収納家具1に収納されるAV機器が様々な意匠を有していても、統一感を出すことができるようにしている。
【0017】
収納家具1は、ローボード型家具を並列して組み合わせたベースユニット76と、該ベースユニット76の上部に載置固定され、ラック型家具を正面視門状に組み合わせたトップユニット75で構成されている。収納家具1は、ホームシアターシステムを構築する部屋の一壁面に沿って配設され、該壁面を殆ど覆う大きさとされている。すなわち、収納家具1の左右幅は収納家具設置壁面の左右幅にほぼ等しく、同じく上下幅は、床から天井までの高さにほぼ等しい。収納家具が部屋の一壁面を占めることにより、配線機能付き天井50と連続する配線空間を形成することを可能とし、また、インテリアとしても重厚感を与えている。但し、ドアが配置されていたり、部屋間に亘って連続したりする壁に収納家具が設置されるときには、収納家具の左右幅は収納家具設置壁面の左右幅より小さくするようにして、適宜部屋の形態に適合させる。
【0018】
そして、本実施例においては、この収納家具1に、5.1chスピーカシステム採用したホームシアターシステムを備えるための機器が収納されている。5.1chスピーカシステムでは、左右のフロントスピーカ21L・21Rと、センタースピーカ29と、左右のリアスピーカ77L・77Rと、ウーファー33の、合計六個のスピーカが必要とされる。但し、ホームシアターシステムに備えられるスピーカシステムはこれに限定されるものではなく、例えば、3WAYスピーカシステムや7.1chスピーカシステムを採用することもできる。
【0019】
前記ベースユニット76では、図2の正面左側から、ローボード3、AVボード2、ウーファー収納ボード4の、三つのローボード型家具が連続して配置されている。ベースユニット76を構成する各ボード3・2・4は高さ及び奥行きが統一され、全体として略直方体となるようにされて、その上面が略平面を形成している。さらに、これらのベースユニット76を構成する各ボード3・2・4は、材質や色が統一されて、一体感を感じることができるように図られている。
【0020】
ベースユニット76の左右略中央に配設されたAVボード2の左右略中央部には、スピーカ収納部30が形成されセンタースピーカ29が収納されている。さらに、スピーカ収納部30の左右にはAV機器収納部が形成され、ビデオデッキ31、DVDプレーヤー36、PDPチューナ32及びAVアンプ35等のAV機器が使用可能な状態で収納されている。すなわち、AV機器を収納するAV機器収納部に取り付けられた扉14・14は透明であり赤外線を通す素材で構成され、扉14・14を閉めた状態で赤外線式リモートコントローラにより操作することができるように収納されているのである。また、ウーファー収納ボード4のスピーカ収納部34には、ウーファー33が収納されている。センタースピーカ29及びウーファー33を収納するスピーカ収納部30・34には、略矩形状に組んだ枠体にメッシュクロス等の音を通過する布材を張設して構成したカバー15・12が着脱自在に取り付けられ、センタースピーカ29及びウーファー33は収納家具1の外観に露出しない構成とされている。
【0021】
前記AVボード2の背面は少なくとも一部開放された状態とされており、AVボード2の背面を通ってAV機器同士の接続配線を行うことができるようにされている。また、AVボード2の天板は二枚の固定板17・19と一枚の可動板18で構成されて、正面側から、前固定板17、可動板18、後固定板19の順に配設されている。後固定板19には、AVボード2の背面から上方への配線ルートを形成するための配線用切欠19aが形成されている。そして、AVボード2の天板を構成する可動板18を回動又は取り外すことにより、AVボード2の天板を一部開放して上方からAV機器収納部の内部を見ることができるように、また、配線作業できるように構成されている。上述の如く構成したAVボード2のAV機器収納部にAV機器を収納する際には、AVボード2の正面からAV機器を挿入し、AVボード2の天板の開放された部分からAVボード2の内部を確認しながらAV機器を設置することができる。さらに、AVボード2の天板の開放された部分からAV機器の配線作業を行うことができ、AVボード2を移動させることなく配線作業を行うことができる。
【0022】
前記トップユニット75は、ローボード3及びウーファー収納ボード4の上部にそれぞれトールラック5L・5Rが載置固定され、これら左右のトールラック5L・5R間にスクリーンラック7が架設され、正面視門状に構成されている。
【0023】
前記スクリーンラック7には、左右方向に連続する配線空間26が設けられ、該配線空間26の下方には、スクリーン25を巻き取った状態で収納したスクリーンアセンブリ24が取り付けられている。従って、プロジェクタ使用時に、巻き取られ収納されたスクリーン25を引き出して使用することができる。
【0024】
左右のトールラック5L・5Rには、それぞれスピーカ収納部20・20が設けられ、該スピーカ収納部20・20には左右のフロントスピーカ21L・21Rがそれぞれ収納されている。スピーカ収納部20・20には略矩形状に組んだ枠体にメッシュクロス等の音を通過する布材を張設して構成したカバー10・10が着脱自在に取り付けられ、左右のフロントスピーカ21L・21Rは収納家具1の外観に露出しない構成とされている。また、左右のトールラック5L・5Rおよびスクリーンラック7には、開閉可能な扉37・37・・・39・39が設けられている。扉37・37・・・39・39は、振動を抑えるために中実に構成され、その表面は波状に形成されて音の反射が抑制されている。
【0025】
上述の如く、左右のフロントスピーカ21L・21R、センタースピーカ29及びウーファー33を収納するスピーカ収納部20・20・30・34は全てカバー10・10・15・12で覆われており、外観からは直接スピーカが見えないようにされている。従って、スピーカの大きさや種類、意匠等が異なっていても、統一感を出すことができ、インテリアとしての収納家具1の意匠性を損ねることのないようにされている。さらに、スピーカには埃が付着しやすいが、スピーカ収納部20・20・30・34はカバー10・10・15・12で覆われているためスピーカに埃が付着しにくくなり、さらに、カバー10・10・15・12は脱着可能であるので容易に洗浄することができる。
【0026】
そして、正面視門状に組まれたトップユニット75の外周縁部において、内部に正面視門状の配線空間が形成されている。トールラック5L・5Rには上下方向に連続する配線空間27h・28hと、左右方向に連続する配線空間27w・28wがそれぞれ設けられ、これらの配線空間27h・27w・28h・28wは連通孔により連通されている。また、スクリーンラック7に設けられた配線空間26と、トールラック5L・5Rに形成された左右方向の配線空間27w・28wは連通孔により連通されている。すなわち、左右のトールラック5L・5R及びスクリーンラック7に設けられた配線空間27h・27w・26・28w・28hは全て連通され、正面視門状の連通した配線空間が形成されているのである。さらに、トールラック5L・5Rに形成された上下方向の配線空間27h・28hの底部及び天部には、それぞれ連通孔が設けられており、底部の連通孔より、ベースユニット76の背面に配線されたケーブルをトールラック5L・5R内に導くことができ、また、天部の連通孔よりトールラック5L・5R内に配線されたケーブルをトールラック5L・5Rの上方に導出可能とされている。
【0027】
そして、ベースユニット76及び門状のトップユニット75で囲まれた空間には、センターパネル8が設けられている。センターパネル8は、既存の壁に離間して固定された上下方向に長尺な板材であるセンターパネル用下地材40・40・・・を介して固定されている。従って、センターパネル8と壁には間隙が形成されることとなり、該間隙がベースユニット76背面からセンターパネル8に取り付けられるPDP(プラズマディスプレイパネル)9への接続用ケーブルの配線ルートとなる。
【0028】
なお、センターパネル8は、上中下の三枚のパネル8a・8b・8cにより構成されており、最下部に位置するパネル8cはセンターパネル用下地材40・40・・・にマグネットにより固定されており、簡単に着脱できるように構成されて、配線作業時には最下部のパネル8cを外して作業を行うことができるように構成されている。さらに、センターパネル8はベースユニット76を構成するAVボード2の、後固定板19に形成された配線用切欠19aより手前側に位置し、該配線用切欠19aはセンターパネル8により隠蔽されている。
【0029】
前記センターパネル8には、PDP取付金具42を介してPDP9が吊設される。センターパネル8は、既存の壁にセンターパネル用下地材40・40・・・を介して固定され、該センターパネル8にPDP9が吊設されることにより、既存の壁に直接PDP9を吊設するときと比較して、安定した状態で吊設できるようにしている。なお、センターパネル8にはPDP9とAVボード2に収納されたPDP9チューナとを接続するケーブルを通すための配線孔41が設けられており、PDP9の接続端子に接続されたケーブルは、配線孔41→センターパネル8と壁との間隙→AVボード2の配線用切欠19a→AVボード2の背面、というルートでPDP9チューナの接続端子まで配線される。
【0030】
上述の如く構成された収納家具1において、AVアンプ35と各AV機器及びスピーカが接続用ケーブルにより接続される。そして、これらのケーブルは収納家具1に形成された配線空間を利用して配線されて、該収納家具1の外観に露出しないように構成されている。図3に示す如く、AVボード2に収納される、PDPチューナ32やビデオデッキ31、DVDプレーヤー36の各AV機器はケーブルによってAVアンプ35に接続されている。これらのケーブルは、AVボード2の背面の空間を利用して配線されている。
【0031】
そして、前記AVアンプ35には左右のフロントスピーカ21L・21R、センタースピーカ29、ウーファー33、左右のリアスピーカ77L・77R及びプロジェクタ78がケーブルによって接続されている。AVアンプ35からセンタースピーカ29及びウーファー33までのケーブルは、ベースユニット76の背面の空間を利用して配線されている。
【0032】
また、AVアンプ35とフロントスピーカ21L・21R及びプロジェクタ78を接続するケーブルは、先ず、AVアンプ35の背面から出て、ベースユニット76の背面を通り、ローボード3の上方に配設されたトールラック5Lの内部において上下方向に設けられた配線空間27hの底面に穿設された配線用孔から、配線空間27hへ導かれる。そして、ケーブルは配線空間27hの上下中途部において左側のフロントスピーカ21Lへのケーブルが分岐され、同じく上部において右側のフロントスピーカ21R及びリアスピーカ77L・77Rへのケーブルが分岐される。残りの、左側のリアスピーカ77L・77Rとプロジェクタ78へのケーブルは、配線空間27hの上面に穿設された配線孔よりトールラック5L・5Rの上方へ延出されて、左側のリアスピーカ77L・77Rとプロジェクタ78へ導かれる。
【0033】
一方、図12にも示す如く、前記配線空間27h内で分岐した右側のフロントスピーカ21R及びリアスピーカ77L・77Rへのケーブルは、配線孔を通ってトールラック5Lの左右方向に連続する配線空間27wまで至り、さらに、スクリーンラック7の配線空間26を通って、右側のトールラック5Rに設けられた左右方向の配線空間28wまで導かれ、上下方向の配線空間28まで至る。この上下方向の配線空間28において右側のリアスピーカ77Rへのケーブルと右側のフロントスピーカ21Rへのケーブルとに分岐され、右側のリアスピーカ77Rへのケーブルは配線空間28hの上面に穿設された配線用孔を通って右側のリアスピーカ77Rへ導かれる。
【0034】
上述の如く配線されたケーブルは、扉37・37・・・39・39を開けて配線空間27h・27w・26・28w・28hを開放した状態で、或いは、AVボード2の可動板18を回動又は取り外して上部を開放した状態で、配線することができるため、配線のために、家具自身を移動させる必要がなく、配線作業が非常に簡易となる。従って、AV機器のメンテナンスや増設、修理等が容易にでき、AV機器を変更したり増設したりしても長期にわたってAV機器を収納するとともに、美麗に配線することができる。
【0035】
なお、PDP9ではなくテレビ79を採用するときには、ベースユニット76の構成家具としてテレビ79を載置可能なテレビボード80が採用される。図6に示す如く、テレビボード80はベースユニット76の左端又は右端に配置され、コーナー家具として構成されることによって、奥行きのあるテレビ79がベースユニット76から大幅に突出することなく、また、美麗に配置される。そして、テレビボード80の上方に配置されるトールラック5Lの底面は、ベースユニット76の上面からテレビ79を配置するために十分な間隔をあけて配置される。
【0036】
このように、収納家具1に配置するAV機器に応じて、収納家具1を構成する家具を変更することにより対応することができ、また、図7に示す如く、収納する家具を設置するスペースに応じて収納家具1を構成する家具を変更して、より、ホームシアターを備えようとする部屋の壁面の面積、形状及びホームシアターシステムの設置状態に適する収納家具1を構成することができる。
【0037】
次に、配線機能付き天井50の構成について説明する。前記配線機能付き天井50には、部屋内又は天井に配設する音響機器や電気機器等のコードやケーブルのための配線空間が形成されていることを特徴としている。配線機能付き天井50は、図8に示す如く、部屋の壁の上縁に連続する上層天井51と、該上層天井51の下方に設けられ、上層天井51より面積の小さい下層天井との二層の天井で構成され、下方から見れば、下層天井52の外方であって壁との間には上層天井51が見える。
【0038】
この配線機能付き天井50は、図9に示す如く、住宅施工時に天井に備えることができるだけでなく、図10に示す如く、既存の天井に備えて部屋の内装のリフォーム要素として設置することができる。住宅の施工時に配線機能付き天井50を備えるときには、矩形枠状の上層天井51の下方に矩形状の下層天井52を設け、また、既存の天井に配線機能付き天井50を備えるときには、既存の天井を上層天井51とし、該上層天井51の下方に矩形状の下層天井52を設ける。
【0039】
そして下層天井52の四周には見切縁53が取り付けられている。
図11に示す如く、前記見切縁53は、横断面略L字状に形成されており、垂直部56と水平部55を有している。垂直部56の上面は上層天井51の下面に接している。また、水平部55の内周側は垂直部56より内周側へ突出して下層天井52の天井板支持部62を形成しており、水平部55の外周側は、垂直部56より外周側へ突出し、周縁部には上方へ突出する起立部63が形成されて配線棚54を形成している。
【0040】
前記見切縁53は、上層天井51を介して上層天井51の天井板61を支持している天井野縁に固定されている。また、下層天井52の天井板57を支持する天井野縁58は見切縁53に支持され、該天井野縁58に石膏ボード59を介して天井板57が取り付けられている。天井板57は、吸音性を備えた長尺の板状部材を合決り接続し、略矩形状に組んだものであり、その四周縁は見切縁53に形成された天井板支持部62に載置された状態に固定されている。天井板57の四周縁を見切縁53で支持することで、天井板57の周囲の収まりを美麗とするとともに、天井板57の撓みを防止している。なお、下層天井52に吸音性を備えるために、石膏ボード59は吸音性を有するものとし、天井板57は、木製としている。但し、天井板57に吸音性を備えるために、発泡材料で構成したり、スポンジや発泡材を下面に貼設したり、下面に無数の突起を設けたりすることもできる。
【0041】
そして、下層天井52の天井板57には、埋め込み式の照明機器60・60・・・が取り付けられている。該照明機器60・60・・・の本体は、上層天井51と下層天井52及び見切縁53で包囲された空間に収納されて、室内側へ突出しない構成としている。従って、上層と下層の二層に天井を構成することにより、実際の天井高は低くなるが、下層天井52より下方には照明機器60・60・・・を突出することがないようにして、圧迫感を低減しているのである。また、上層天井51と下層天井52の間に照明機器60・60・・・を収納することで、照明機器60・60・・・の数、配置が限定されず、容易に照明機器60・60・・・の追加をすることができ、例えば、手元ライトの追加等、ホームシアタールームとして効果的な照明環境を整えることができる。
【0042】
上述の如く構成した配線機能付き天井50において、前述の収納家具1より上方へ延出された、プロジェクタ78とAVアンプ35及び左右のリアスピーカ77L・77RとAVアンプ35を接続するケーブルが、配線機能付き天井50の見切縁53に形成された配線棚54に載せて配線され、部屋の後方に配置されたプロジェクタ78及び左右のリアスピーカ77L・77Rに導かれている。従って、図12に示す如く、AV機器を収納している収納家具1と離れた位置に配置されるリアスピーカ77L・77Rやプロジェクタ78に接続されたケーブルを、見切縁53の上方に隠して配線することができ、室内側にケーブルが露出しない状態とすることができる。
【0043】
このように、見切縁53を利用した配線作業は、下方から見切縁53に形成された配線棚54にケーブルを載せるだけの簡単な作業であり、機器の変更や、部屋のレイアウトの変更等にも容易に対応することができる。
【0044】
次に、遮光可動壁70について説明する。図8及び図13に示す如く、遮光可動壁70は、開口部71の直ぐ室内側に設けられ、特に、スクリーン25使用時に、室内の遮光性を高めるために用いられる。遮光可動壁70は、開口部71の大きさに合わせて、複数の引き戸72・72・・・が摺動可能に備えられ、各引き戸72・72・・・は上層天井51に設けられたレール(図示せず)に吊設され、床にはレールのない構造とされている。各引き戸72・72・・・は上層天井51から床までの高さを有し、戸を広げた状態では、開口部71は遮光可動壁70に覆われて、あたかも壁が連続していて開口部71が塞がれた状態となる。引き戸72・72・・・の表面は吸音素材が採用されて、ホームシアタールームとして適した環境を提供できるようにしている。
【0045】
そして、遮光可動壁70を構成する複数の引き戸72・72・・・のうち最も室内側に位置する引き戸72aは、平面視略L字状に形成されており、収納時の他の引き戸72・72・・・の戸当たりの役割を果たすとともに、戸を広げた状態で遮光可動壁70と開口部71との隙間から光が漏れることを防止して遮光性が高められている。上述の如く構成した遮光可動壁70は、遮光性及び吸音性を高め、ホームシアタールームとしての環境を整えるために設けられるものであり、ホームシアターシステムを使用しないときには、部屋の一隅に重ねた状態で収納される。
【0046】
ホームシアターシステムでは、部屋内部に面する四の壁面と天井面及び床面を合わせた六面のうち、収納家具1を設置する壁面と、配線機能付き天井50を構築する天井面の二面が合わせて提案・提供される。すなわち、収納家具1と配線機能付き天井50の、ホームシアターシステムに必要なAV機器を収納及び配線する内装がパッケージ化されて提供され、リビングルームにホームシアターが空間ごと組み込まれることになる。従って、収納家具1と配線機能付き天井50は近接して配設され配線ができるだけ見えないようにしている。つまり、配線棚54と配線空間27h・27wまたは28h・28wは連通され、隙間が生じる部分はカバー等で下方より覆われる。
【0047】
ホームシアターシステムをリビングルームに空間ごと組み込むことで、ホームシアタールームとして適した環境を整えるとともに、リビングルームとしての機能を損なうことのないようにしている。すなわち、ホームシアターシステムを空間として提供することで、生活の場としての利便性を失わず、統一感があり、ホームシアターシステムを備えるに機能的な、環境を提供しているのである。つまり、配線機能付き天井50は、ホームシアターとして適した音響構造、照明構造により空間を演出している。また、遮光可動壁70は、遮光性や吸音性を高め、ホームシアターとして適した音響構造、遮光構造により空間を演出している。
【0048】
そして、ホームシアターシステムは、新築時に構築することができるだけでなく、リフォーム要素として構築することもできる。
【0049】
ホームシアターシステムを構築するときには、予め設定された空間サイズバリエーションから、ホームシアターシステムを構築するための部屋に適したサイズを選択し、収納家具1の設置壁面と配線機能付き天井50の設置範囲を計画する。なお、図14に示す収納家具1の設置壁面と配線機能付き天井50の設置範囲の空間サイズバリエーションは、大画面を見るうえで好ましくない、または、空間バランスの悪いものは除外されたうえで、顧客に示される。また、必要に応じて、遮光可動壁70の設置も検討される。
【0050】
顧客及び設計者は、予め、ホームシアターシステムのサイズを決定した上で、収納家具1に具備する家具を決定する。すなわち、例えば図7に示すような、収納家具1バリエーションを目安として、設置するAV機器や収納家具1の設置壁面の大きさにより、適した家具が決定され、プランが立てられる。このように、予め収納家具1のバリエーションの目安を作成し、これらから選択することで、収納家具1を個別設計するよりも大幅にコストを削減することができる。そして、配線機能付き天井50のサイズを予め決定することにより、天井を構成する部材を施工現場に運ぶ前に選択し調整することができるため、施工現場での作業が簡易となり、また、施工現場での廃棄物を削減することができる。
【0051】
さらに、収納家具1と配線機能付き天井50のホームシアターシステムに必要なAV機器を収納及び配線する内装に加え、ホームシアターに必要なAV機器をパッケージ化して顧客に提供することにより、様々なプランに対応する汎用性を備えることができる。また、専門の知識を有さない顧客でも、気軽にホームシアターシステムを利用することができるようになり、ホームシアターシステムを楽しもうとする年齢層も広がることが期待される。
【0052】
【発明の効果】
本発明は、以上のように構成したので、以下に示すような効果を奏する。
【0053】
AV機器を収納する収納家具(1)と、配線機能付き天井(50)とを、AV機器収納用及び配線用の内装として構築し、該収納家具(1)は壁面に沿って設置し、該収納家具(1)の高さを壁面の上下高さと略同等とし、該配線機能付き天井(50)は、部屋の壁の上縁に連続する上層天井(51)と、該上層天井(51)の下方に設けられ、上層天井(51)より面積の小さい下層天井(52)との二層の天井で構成され、下方から見れば、下層天井(52)の外方であって壁との間には上層天井(51)が見えるように構成し、該下層天井(52)の四周に、見切縁(53)を取り付け、該見切縁(53)は、横断面略L字状に形成し、垂直部(56)と水平部(55)を有し、該垂直部(56)の上面は、前記上層天井(51)の下面に接し、該水平部(55)の内周側は垂直部(56)より内周側へ突出し、前記下層天井(52)の天井板支持部(62)を形成し、該水平部(55)の外周側は、該垂直部(56)より外周側へ突出し、周縁部には上方へ突出する起立部(63)が形成されて配線棚(54)を形成したので、ホームシアターシステムを空間として提供することができ、ホームシアターとしての機能とインテリア性を備えるよう設計することが容易となる。
また、前記収納家具は壁面に沿って設置し、該収納家具の高さを壁面の上下高さと略同等としたので、収納家具から天井に亘って連続した配線空間を確保することができ、ケーブル等の配線を隠蔽することができる。
【0054】
上述の如く構成した配線機能付き天井50において、前述の収納家具1より上方へ延出されたケーブルが、配線機能付き天井50の見切縁53に形成された配線棚54に載せて配線され、部屋の後方に配置されたプロジェクタ78及び左右のリアスピーカ77L・77Rに導かれている。
従って、図12に示す如く、AV機器を収納している収納家具1と離れた位置に配置されるリアスピーカ77L・77Rやプロジェクタ78に接続されたケーブルを、見切縁53の上方に隠して配線することができ、室内側にケーブルが露出しない状態とすることができる。
このように、見切縁53を利用した配線作業は、下方から見切縁53に形成された配線棚54にケーブルを載せるだけの簡単な作業であり、機器の変更や、部屋のレイアウトの変更等にも容易に対応することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例に係るホームシアターシステムの全体的な構成を示した斜視図。
【図2】 収納家具を示す正面図。
【図3】 収納家具の内部を示す正面図。
【図4】 収納家具の内部を示す側断面図。
【図5】 収納家具の構成を示す斜視図。
【図6】 収納家具の別実施例を示す正面図。
【図7】 収納家具のバリエーションを示す図。
【図8】 ホームシアターシステムの全体的な構成を示した正面図。
【図9】 新設した配線機能付き天井を示す断面図。
【図10】 既存の天井に設けた配線機能付き天井を示す断面図。
【図11】 見切縁を示す側断面図。
【図12】 配線機能付き天井を用いた配線の様子を示す図。
【図13】 ホームシアターシステムの全体的な構成を示した平面図。
【図14】 収納家具の設置壁面と配線機能付き天井の設置範囲の空間サイズバリエーションを示す図。
【符号の説明】
1 収納家具
2 AVボード
50 配線機能付き天井
51 上層天井
52 下層天井
53 見切縁
70 遮光可動壁
75 トップユニット
76 ベースユニット

Claims (1)

  1. AV機器を収納する収納家具(1)と、配線機能付き天井(50)とを、AV機器収納用及び配線用の内装として構築し、該収納家具(1)は壁面に沿って設置し、該収納家具(1)の高さを壁面の上下高さと略同等とし、該配線機能付き天井(50)は、部屋の壁の上縁に連続する上層天井(51)と、該上層天井(51)の下方に設けられ、上層天井(51)より面積の小さい下層天井(52)との二層の天井で構成され、下方から見れば、下層天井(52)の外方であって壁との間には上層天井(51)が見えるように構成し、該下層天井(52)の四周に、見切縁(53)を取り付け、該見切縁(53)は、横断面略L字状に形成し、垂直部(56)と水平部(55)を有し、該垂直部(56)の上面は、前記上層天井(51)の下面に接し、該水平部(55)の内周側は垂直部(56)より内周側へ突出し、前記下層天井(52)の天井板支持部(62)を形成し、該水平部(55)の外周側は、該垂直部(56)より外周側へ突出し、周縁部には上方へ突出する起立部(63)が形成されて配線棚(54)を形成したことを特徴とするホームシアターシステム。
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