JP3908582B2 - 水栓の取付構造 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
この発明は水栓の取付構造に関し、詳しくは被取付体から横向きに突き出す状態で水栓のケースを取付固定する構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来、被取付体から横向きに突き出す状態で水栓のケースを取付固定することが行われている。図13はその取付構造の従来の例を示している。
【0003】
図13において、200は被取付体(ここでは縦の取付壁)202の前面に配置された筒状の台座部材であって、被取付体202の裏面に配置されたホルダ204にねじ式の締結部206にて締結され、その締結力に基づいてホルダ204とともに被取付体202を内外両側から挟み込む状態に被取付体202に固定されている。
【0004】
208は吐止水弁を内蔵し、またその吐止水弁を操作するハンドル210及び吐水口212の設けられた水栓のケースで、その基端部が上記台座部材200を介して被取付体202に取付固定されている。
詳しくはこのケース208は、台座部材200に対し外嵌された上、その台座部材200の下面の雌ねじ孔214に、ケース208側の開口216を通じて下側からビス218をねじ込むことにより台座部材200に、即ち被取付体202に固定されている。
尚、220は台座部材200とケース208との嵌合部分を水密にシールするOリングである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながらこの取付構造の場合、下側からビス218をねじ込んでケース208と台座部材200との嵌合部分を固定する構造であるため、ケース208と台座部材200との嵌合クリアランスに基づいて上側に隙間が生じてしまい、このためケース208を上から押えると、ねじ固定された部分だけでケース208を含む水栓を支持することとなるため、充分な固定強度が得られ難く、またガタツキを発生し易い問題があった。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の水栓の取付構造はこのような課題を解決するために案出されたものである。
而して請求項1のものは、水栓のケースを被取付体に固定した筒状の台座部材に嵌合した状態で、該台座部材を介して該被取付体に固定する水栓の取付構造であって、前記台座部材における前記ケースとの嵌合部の上部を所定周長に亘り切り欠いて、該切欠部の両端面を軸方向に所定長さで延びる支持面となす一方、該ケースの内面には一対の該支持面に対応する位置において該支持面に当接し支持される被支持面を軸方向に延設し、且つ該台座部材に嵌合させた該ケースを軸方向に抜け止めする抜止手段を設けたことを特徴とする。
【0007】
請求項2のものは、請求項1において、前記ケースが吐水口の設けてある吐水部のケースであることを特徴とする。
【0008】
請求項3のものは、請求項2において、前記吐水部が人体検知センサの設けられた自動水栓の吐水部であることを特徴とする。
【0009】
請求項4のものは、請求項1〜3の何れかにおいて、前記抜止手段が、前記台座部材の嵌合部の外周面に沿って周方向に形成された係合溝と、前記ケースの嵌合部に設けられた貫通の、抜止クリップの嵌込開口を兼ねた係合凹部と、該係合凹部を通じて且つ該係合凹部と前記係合溝とに跨って軸直角方向に弾性的に嵌め込まれた前記抜止クリップとを有していることを特徴とする。
【0010】
【作用及び発明の効果】
上記のように本発明の水栓の取付構造は、台座部材の上部を切り欠いて両端面を軸方向に延びる一対の支持面となす一方、ケースの内面にはその支持面に当接する被支持面を設けて、それら一対の支持面により水栓のケースを支持するようになし、且つ抜止手段にてケースを台座部材から抜け止めしたもので、この水栓の取付構造によれば、図13に示す従来の取付構造、即ち下側のビスによる固定部分だけでケースを支持する構造のものと異なって、軸方向に所定長さで延びる台座部材の支持面及びケースの被支持面の当接で軸方向所定長さに亘って支持するため、それら支持面と被支持面に沿って軸方向に支持力が分散することとなって強い支持強度、即ち固定強度が得られる。
またそれら支持面と被支持面との当接に基づいて台座部材周りのケースの回転も防止することができる。
【0011】
本発明は、吐水口の設けてある吐水部のケースの取付けに適用して好適である(請求項2)。
吐水部のケースの場合、そこに通水管が接続されてその通水管を通じ吐水部に水が導かれるが、そのような通水管として可撓性のチューブを用いた場合、予め吐水部にチューブを接続した状態でこれを被取付体に取り付けると好適である。
【0012】
この場合、予め吐水部に接続してある通水用のチューブを、筒状をなす台座部材に挿通する必要が生じるが、本発明ではその筒状をなす台座部材の上部が切り欠かれているため、通水用のチューブを台座部材に通すための開口部分が大きく広がっており、従ってその台座部材への通水用のチューブの挿通作業が極めて容易となり、ひいては吐水部の被取付体への取付作業が容易となる。
【0013】
本発明は、特に人体検知センサの設けられた自動水栓の吐水部を取付壁に取り付けるに際し適用して好適である(請求項3)。
このような自動水栓の吐水部の場合、通水用のチューブに加えて人体検知センサからの信号を、別に離れた部位の制御部に接続するための電気配線が吐水部に接続されることとなり、この場合において台座部材に切欠部が設けてあることによって、その電気配線を通水用のチューブとともに容易に筒状をなす台座部材に挿通作業することができる。
【0014】
本発明において上記抜止手段は、台座部材の外周面に沿って形成した係合溝と、ケースに設けた貫通の嵌込開口を兼ねた係合凹部と、その係合凹部と係合溝とに跨って軸直角方向に弾性的に嵌め込まれる抜止クリップとを含んで構成しておくことができる(請求項4)。
このようになした場合、単にケースと台座部材とを軸方向に嵌め合せた上、抜止クリップを差し込むだけで簡単に水栓のケースの取付作業を行うことができる。
【0015】
【実施例】
次に本発明の実施例を図面に基づいて詳しく説明する。
図1及び図2において、10はキャビネットで一対の側板12,12、天板14,底板16及び図2に示す取手18を備えた前面の扉20を備えており、それらの内部に収納空間22が形成されている。
ここで底板16は、室の床24から所定距離上側の位置に設けられている。また天板14の上面から上向きに立ち上がるようにしてパネル(被取付体としての縦の取付壁)26が設けられている。
【0016】
天板14の上面にはまた、パネル26の前部において手洗鉢28が設置されている。この手洗鉢28の底部の排水口からは排水管30が下向きに延び出している。
【0017】
図1及び図2において、32は自動手洗水栓で、パネル26に取り付けられた吐水部34と、キャビネット10内部において側板12に取り付けられた本体部36と、キャビネット10の底板16の下側に配設され、給水元管に接続された電磁弁38とを有している。
【0018】
本体部36はボックス40を有しており、図5に示すようにその内部に基板39が収容されている。この基板39上には商用電源を降圧して直流化する直流電源回路43と、吐水部34からの吐水と吐水停止,後述する発光部54(図3,図4参照)における発光と発光停止等を制御する制御回路45とが設けられている。
即ちこの本体部36のボックス40は、電源ボックスと制御ボックスとを兼ねたものとして構成されている。
尚、図5において47は後述の電気配線44,46の接続部を覆蓋する蓋体である。
【0019】
この本体部36からは電源コード41が延び出しており、その先端の差込プラグが図1に示しているように壁に設けられたコンセント42に差込接続されている。
尚本例において、本体部36のボックス40内部に電池を収容し、これを電源として自動手洗水栓32を作動させるようになすこともできる。
【0020】
本体部36からは、電気配線44,46が下向き及び上向きに延び出しており、それぞれが上記電磁弁38及び吐水部34に接続されている。
図1に示しているように、電磁弁38からはまた可撓性チューブから成る給水管48が上向きに延び出していてその先端部が吐水部34に接続され、給水元管から給水された水が、この給水管48を通じて吐水部34へと導かれるようになっている。
【0021】
図3及び図4に示しているように、吐水部34はパネル26から横向きに突き出しており、その前端近傍位置に吐水口50が下向きに設けられている。
また吐水口50の前部に、差し出された手や顔等を検知する人体検知センサ52が設けられ、また吐水口50の後部に、LEDにて構成した発光部54が設けられている。発光部54は、照射光が角度α(ここではα=50°)の広がりとなるように指向性が持たせてある。
【0022】
ここで人体検知センサ52は、差し出された手が吐水口50の下方、厳密には吐水口50からの吐水流に当る位置に到達する前に、手を検知できるようにその位置及び向きが定められている。
【0023】
また発光部54は、吐水口50からの下向きの吐水流を後側から照射し、また照射された光の全体が図3中1点鎖線で示しているように手洗鉢28内部に収まるように、その取付位置及び向きが定めてある。
【0024】
この自動手洗水栓32の場合、使用者が例えば手を洗うべく手洗鉢28に手を差し出すと、人体検知センサ52による検知に基づいて発光部54の発光即ち照明が行われ、また吐水口50からの吐水が行われる。
また手洗いを終えた後において手を引き戻すと、人体検知センサ52による人体非検知に基づいて吐水口50からの吐水停止、更にこれに遅れて発光部54の発光停止、即ち照明停止が行われる。
【0025】
この自動手洗水栓32においては、発光部54からの照明光により吐水流を後側から照らし出し、また併せて手洗鉢28内面を明るく照らした状態の下で手洗いを行うことができる。
【0026】
水栓使用者はその照明の下に吐水流を明確に視認でき、明るく照らし出された手洗鉢28内部において、照明光の下に手洗い行為を行うことができる。このとき、手洗鉢28内面に向けて発光部54から照射された光によって手が明るく照らし出されるため、手の汚れの落ち具合も明確に分り、良好に手洗い行為を行うことができる。
【0027】
図6に示しているように、上記吐水部34は先端が閉鎖された形態の有底筒状のケース56を有している。
ここでケース56は、図7,図9及び図10に示しているように上ケース68と下ケース70とに分割されており、その下ケース70の下面に上記吐水口50が設けられている。
【0028】
図10に示しているように、上ケース68は下面側に開口72を有している。
一方下ケース70は略プレート状をなしていて平面形状が開口72に対応した形状をなしており、かかる下ケース70が上ケース68の開口72に嵌め合わされた状態で両者が上下に締結固定されている。
即ち下ケース70には切欠形状の一対のねじ締結部74が設けられる一方、上ケース68には対応する位置において筒状のねじ締結部76が設けられており、上ケース68の開口72に下ケース70が嵌め合わされた状態で、それらねじ締結部74,76において上ケース68と下ケース70とがねじ78により上下に締結固定されている。
【0029】
上記吐水部34のケース56は、図中右側の開口側の端部が台座部材58を介してパネル26に取付固定されている。
図6,図7,図8(ア)及び図12にそのケース56のパネル26への取付構造が具体的に示してある。
先ず図6及び図7において、台座部材58は全体として筒状をなしていて中心部に軸方向の挿通孔102を有し、そこに上記の給水管48及び電気配線46が挿通されている。
【0030】
この台座部材58は、大径の着座部104と雄ねじ管62とを有しており、その雄ねじ管62がパネル26を貫通して裏側に突き出している。
そしてそこに固定ナット64がねじ込まれ、その固定ナット64と着座部104とが、パネル26をシール用の三角パッキン66を介してパネル26を内外両側から挟み込んでいる。
即ち着座部104と固定ナット64とでパネル26を三角パッキン66を介し挟持する状態で、台座部材58がパネル26の前面(内面)に固定状態とされている。
【0031】
図6,図7,図12に示しているように台座部材58はまた、吐水部34のケース56に対し内嵌状態に嵌合する嵌合部106を有している。
嵌合部106はその上部が所定周長に亘り切り欠かれており、その切欠部の両端面が軸方向に所定長さを有する支持面108とされている。ここで一対の支持面108は、図8(ア),(イ)にも示しているように斜めに傾斜した面とされている。
【0032】
この嵌合部106には、その外周面に沿って周方向の係合溝109が設けられている。
尚この嵌合部106には、係合溝109よりも着座部104側の位置にシール用の弾性を有するOリング122が装着されている。
【0033】
一方ケース56(具体的には上ケース68)には、上記一対の支持面108に対応する位置において、ケース56を部分的に内方に突出させて成る一対の突出部110が軸方向に所定長さで設けられており、それら突出部110の下面が、台座部材58における嵌合部106の一対の支持面108のそれぞれに当接する被支持面112とされている。
これら一対の被支持面112もまた、支持面108の傾斜角度に対応した角度の傾斜面とされている。
【0034】
このケース56(上ケース68)には、台座部材58の上記係合溝109に対応する軸方向位置において、後述する抜止クリップ60の嵌込開口を兼ねた貫通の係合凹部114が設けられている。
抜止クリップ60は、一対の弾性脚118とそれらを連結する連結部120とを有しており、全体として略U字状をなしている。
【0035】
本例において、吐水部34をパネル26に取付固定するには、予め吐水部34に給水管48及び電気配線46を接続しておき、そしてそれらを台座部材58の挿通孔102に挿通した上で、吐水部34のケース56の開口側の軸方向端部を台座部材58の嵌合部106に対し外嵌状態に嵌合させる。
【0036】
このときケース56は、台座部材58の嵌合部106に装着されたOリング122により水密にシールされるとともに、軸方向に延びる一対の被支持面112において、台座部材58側の一対の支持面108により所定軸方向長に亘り下側から支持された状態となる。
そこで抜止クリップ60をケース56の下面側の係合凹所114を通じて下側から嵌め込む。
【0037】
すると図8(ア)に示しているように、抜止クリップ60の一対の弾性脚118が台座部材58における嵌合部106の係合溝109に係合し、また連結部120がケース56側の係合凹部114に係合した状態となり、ここにおいてケース56が台座部材58から軸方向に抜止めされる。
即ち吐水部34が台座部材58を介しパネル26に取付固定された状態となる。
【0038】
図11にも示しているように、下ケース70には上面と下面とが開口形状をなす筒状の嵌込部80が一体に形成されており、そこに人体検知センサ52が上から下向きに嵌め込まれている。尚嵌め込まれた人体検知センサ52は、嵌込部80の下面の開口部で外部に露出した状態にある。
【0039】
この人体検知センサ52の上端部には、外向きに環状に突き出した鍔部82が設けられており、その鍔部82の下面の被当接面84が筒状の嵌込部80の上面の当接面86に当接し、それら被当接面84と当接面86との当接作用によって、人体検知センサ52の嵌込部80への嵌込量が規定されている。
【0040】
一方図8(ウ)及び図10に示しているように、上ケース68には人体検知センサ52に対応する位置において、その上側に段付形状の押え部88が一体に形成してあり、その押え部88が人体検知センサ52を下向きに押え付けている。
即ちこの例において人体検知センサ52は、下ケース70の嵌込部80に嵌め込まれた状態で、下ケース70と上ケース68とによって上下から挟持されることで吐水部34に固定状態とされている。
【0041】
下ケース70にはまた、図10及び図11に示しているように外周縁で開口する切欠形状の嵌込部90が設けられており、そこにLEDにて構成した発光部54が横向きに、詳しくは後方から前方に向けて嵌め込まれている。
【0042】
図11に示しているように、嵌込部90には下ケース70の裏側、即ち上側において一対のアーム92と、当接部94と、被係止部96とが設けられている。
他方発光部54には、頭部97から上側に離れた位置において被当接部100と、先端に係止爪を有するばねクリップ98とが設けられている。
【0043】
而して発光部54を切欠形状の嵌込部90に横向きに嵌め込むと、このとき一対のアーム92が発光部54における頭部97と被当接部100,ばねクリップ98との間に入り込み、また一方発光部54における被当接部100が、嵌込部90の当接部94に当接して横方向の嵌込量が規定される一方、ばねクリップ98の先端の係止爪が、嵌込部90側の被係止部96に係止した状態となり(図11(A)参照)、ここにおいて発光部54が上下方向に拘束された状態となる。またばねクリップ98の弾性係止力に基づいて抜止め状態に仮固定される。
【0044】
而してこの状態で下ケース70と上ケース68とを嵌め合せると、ここにおいて切欠形状の嵌込部90の開口が、上ケース68の開口72縁部で閉じられた状態となって、ここに発光部54が完全に嵌込部90から横方向に抜止め状態となる。
【0045】
以上のような本例の取付構造では、軸方向に所定長さで延びる台座部材58の支持面108及び上ケース68の被支持面112の当接に基づいて、ケース56を所定軸方向長に亘って支持する。
従ってそれら支持面108及び被支持面112に沿って軸方向に支持力が分散することとなり、強い支持強度、即ち固定強度が得られる。
またそれら支持面108と被支持面112との当接に基づいて、台座部材58周りのケース56の回転も防止することができる。
【0046】
また本例において台座部材58には切欠部が設けてあって、給水管48及び電気配線46を通すための開口部分が大きく広がっており、従ってそれらを容易に挿通作業でき、ひいては吐水部34をパネル26に容易に取付作業できる。
【0047】
また本例においては、単にケース56と台座部材58とを軸方向に嵌め合せた上、その係合凹部114と係合溝109とに跨って抜止クリップ60を差し込むだけで、簡単に自動手洗水栓32のケース56の取付作業を行うことができる。
【0048】
以上本発明の実施例を詳述したが、これはあくまで一例示である。
例えば上例では抜止クリップ60にてケース56を台座部材58から軸方向に抜止めしているが他の抜止手段によってこれをなすことも可能である。
例えば台座部材58における嵌合部106の下面にピン孔を設けておき、対応する位置においてケース56の下面に設けたねじ孔に雄ねじを有する抜止ピンをねじ込んで、その先端を台座部材58のピン孔に係合させ、或いは逆に台座部材58の側にねじ孔を設けてそこに抜止ピンのねじをねじ込み、そしてその下端側の部分をケース56の下面に設けたピン孔に係合させるなどして、ケース56の台座部材58からの抜止めをなすことも可能である。
【0049】
また上例は自動水栓における吐水部を縦の取付壁に取付固定する場合の例であるが、本発明は図13に示す水栓のケースを縦の取付壁に取り付けるに際して、或いはその他の形態の水栓ケースを縦の取付壁に取り付けるに際し、またカウンターや吐水管基部等を被取付体として取り付けるに際して適用することも可能であるなど、本発明はその主旨を逸脱しない範囲において種々変更を加えた形態で構成可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施例である自動手洗水栓を手洗鉢及びキャビネットとともに示す正面断面図である。
【図2】 同実施例の自動手洗水栓を手洗鉢及びキャビネットとともに示す側面断面図である。
【図3】 同実施例の吐水部とその周辺部を示す図である。
【図4】 同実施例の吐水部の底面図である。
【図5】 同実施例の自動手洗水栓の本体部を拡大して示す図である。
【図6】 同実施例の吐水部の内部構造を取付構造とともに示す縦断面図である。
【図7】 図6の各部材を分解して示す図である。
【図8】 図6におけるアーア断面図,イーイ断面図及びウーウ断面図である。
【図9】 図6の吐水部を斜め下方から見た斜視図である。
【図10】 図9に示す各部材を分解して示す斜視図である。
【図11】 図10に示す人体検知センサと発光部の取付構造を示す斜視図である。
【図12】 同実施例の吐水部の取付構造を示す斜視図である。
【図13】 従来の水栓の取付構造の例を示す図である。
【符号の説明】
26 パネル(被取付体)
32 自動手洗水栓
34 吐水部
50 吐水口
52 人体検知センサ
56 ケース
58 台座部材
60 抜止クリップ
106 嵌合部
108 支持面
109 係合溝
112 被支持面
114 係合凹部
Claims (4)
- 水栓のケースを被取付体に固定した筒状の台座部材に嵌合した状態で、該台座部材を介して該被取付体に固定する水栓の取付構造であって、
前記台座部材における前記ケースとの嵌合部の上部を所定周長に亘り切り欠いて、該切欠部の両端面を軸方向に所定長さで延びる支持面となす一方、該ケースの内面には一対の該支持面に対応する位置において該支持面に当接し支持される被支持面を軸方向に延設し、且つ該台座部材に嵌合させた該ケースを軸方向に抜け止めする抜止手段を設けたことを特徴とする水栓の取付構造。 - 請求項1において、前記ケースが吐水口の設けてある吐水部のケースであることを特徴とする水栓の取付構造。
- 請求項2において、前記吐水部が人体検知センサの設けられた自動水栓の吐水部であることを特徴とする水栓の取付構造。
- 請求項1〜3の何れかにおいて、前記抜止手段が、前記台座部材の嵌合部の外周面に沿って周方向に形成された係合溝と、前記ケースの嵌合部に設けられた貫通の、抜止クリップの嵌込開口を兼ねた係合凹部と、該係合凹部を通じて且つ該係合凹部と前記係合溝とに跨って軸直角方向に弾性的に嵌め込まれた前記抜止クリップとを有していることを特徴とする水栓の取付構造。
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